JP5951495B2 - 生体試料測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、血糖値や乳酸値などの生体試料を測定する生体試料測定装置に関する。
従来の生体試料測定装置は、例えば、本体ケースと、この本体ケースに設けられ、生体試料測定センサが装着されるコネクタと、バーコードリーダと、を有する構成とされていた(特許文献1を参照)。従来の生体試料測定装置は、バーコードリーダで、前記コネクタに接続された生体試料測定センサに表記されたバーコードを読み取り、生体試料測定センサの種別を判断し、生体試料測定センサ毎に設定された生体試料測定を行っていた。
特表2002−521692号公報
生体試料測定センサの種別を読み取るためのバーコードリーダには、光を走査させる機構、およびこのように走査された光情報を読み取るための機構が必要とされる。そのため、バーコードリーダを備える生体試料測定装置は、コストが高くなりがちであった。そこで本発明は、生体試料測定センサの種別を容易かつ確実に判断するための新たな手法を提供することで、生体試料測定装置のコストダウンを図ることを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、着色部を備える生体試料測定センサを挿入するためのセンサ挿入口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられ、前記生体試料測定センサを装着可能なコネクタと、前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着される生体試料測定センサの着色部に光を照射することが可能な発光素子と、前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着される生体試料測定センサの着色部からの反射光を受光する受光素子と、前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着された生体試料測定センサの接続端子部に接続可能なコネクタ端子と、前記受光素子の受光データに基づいて前記コネクタに装着された生体試料測定センサの種別を判定する判定部と、前記コネクタに装着された生体試料測定センサ内の生体試料の基質を測定する測定動作を行う測定部と、前記発光素子および前記受光素子の前記センサ挿入口側に配置された第1の遮光板と、前記発光素子と前記受光素子を覆う透明カバーと、を備え、前記発光素子と前記受光素子に対して前記透明カバーの反対側の面は、前記コネクタに装着される前記生体試料測定センサとの当接面とし、前記コネクタ端子は、前記センサ挿入口を通して挿入される前記生体試料測定センサを前記透明カバーに押しつけ、前記第1の遮光板は、前記センサ挿入口を通して挿入される前記生体試料測定センサが、前記透明カバーの当接面と前記コネクタ端子との間に差し込まれた状態において、前記生体試料測定センサから前記受光素子側に配置されて、前記センサ挿入口からの外光を遮断する構成とし、前記測定部は、前記判定部が、前記コネクタに装着された前記生体試料測定センサを、測定に適したものではないと判定したときには、前記測定動作を停止する、生体試料測定装置を提供する。
前述の通り、本発明の生体試料測定装置では、コネクタに装着された生体試料測定センサからの反射光または透過光を受光素子で受光することで、生体試料測定センサの種類を判別することができる。そのため、従来のような光の走査手段や走査された光の読取手段が不要となる。その結果、生体試料測定装置のコストダウンを図ることができる。
生体試料測定装置の外観斜視図 生体試料測定装置の分解斜視図 生体試料測定装置に装着される生体試料測定センサの展開図 生体試料測定装置に装着される生体試料測定センサの断面図 生体試料測定装置に装着される生体試料測定センサの平面図であるが、但し、カバーがない状態を示す図 生体試料測定装置に装着される生体試料測定センサの接続端子部のパターンの例を示す図 第1の実施形態の生体試料測定装置のコネクタ近傍の要部断面図 第1の実施形態の生体試料測定装置の電気ブロック図 第1の実施形態の生体試料測定装置による測定のフローチャート 第1の実施形態の生体試料測定装置に装着される、着色部を有する生体試料測定センサを示す図 第1の実施形態の変形例の生体試料測定装置のコネクタ近傍の要部断面図 第2の実施形態の生体試料測定装置のコネクタ近傍の要部断面図 第2の実施形態の生体試料測定装置の電気ブロック図 第2の実施形態の生体試料測定装置による測定のフローチャート 第2の実施形態の生体試料測定装置に装着される、光透過部を有する生体試料測定センサを示す図 第2の実施形態の変形例の生体試料測定装置のコネクタ近傍の要部断面図
[生体試料測定装置]
本発明の生体試料測定装置は、本体ケースと、センサ挿入口と、コネクタと、発光素子および受光素子と、コネクタ端子と、を備える。
図1は、一例としての生体試料測定装置の外観を示す上面斜視図である。図1に示されるように、生体試料測定装置100は、本体ケース1と、表示部4と、電源スイッチ5と、表示部4の表示内容をスクロールするスクロールスイッチ6と、センサ挿入口7と、を有する。表示部4は、測定結果などを表示する。電源スイッチ5は、装置の電源をON/OFFするためのスイッチである。センサ挿入口7を通して、生体試料測定センサを、本体ケース1の内部に挿入することができる。
図2は、生体試料測定装置100の分解斜視図である。本体ケース1は、上カバー2と、下カバー3とで構成されている。上面カバー2の上面に表示部4は設けられ、表示部4の前方側には電源スイッチ5と、表示部4の表示内容をスクロールするスクロールスイッチ6が設けられている。さらに、スクロールスイッチ6の前方にはセンサ挿入口7が設けられている。下カバー3の内部には、電源としての電池8が収納される。
上カバー2と下カバー3との間に、液晶表示素子9が配置され、液晶表示素子9は表示部4に情報を表示する。また、液晶表示素子9の前方には、制御基板10が配置されている。制御基板10の上にコネクタ11が配置されており、コネクタ11にはセンサ挿入口7を通して挿入される生体試料測定センサが装着される。
本体ケースに設けられたコネクタ11は、生体試料測定センサを生体試料測定装置100に装着するための装着部位である。コネクタ11に生体試料測定センサを装着すると、コネクタ11の内部にあるコネクタ端子と、生体試料測定センサの接続端子部とが電気接続する(図7および図12を参照)。
コネクタ11の近傍には、発光素子および受光素子が配置されている。発光素子は、特に制限されないが、LED発光素子などである。発光素子から発光された光は、コネクタ11に装着された生体試料測定センサに照射される。
受光素子は、1)発光素子からの光が、生体試料測定センサで反射した光を受光したり(図7を参照)、2)発光素子からの光が、生体試料測定センサを透過した光を受光したりする(図12参照)。本発明の生体試料測定装置は、受光素子が受光した光に基づいて、生体試料測定センサの種別を判断することを特徴とする。
具体的な第1の態様(実施の形態1を参照)では、生体試料測定センサの少なくとも一部を着色部としておき(図10参照)、発光素子からの光を着色部に照射し、着色部で反射した光をカラーセンサで受光する(図7)。具体的な第2の態様(実施の形態2を参照)では、生体試料測定センサに光透過部を設けておき(図15参照)、発光素子からの光に光透過部を透過させ、光透過部を透過した光をフォトダイオードで受光する(図12を参照)。
[生体試料測定センサ]
本発明の生体試料測定センサは、例えば電気化学的に生体試料の基質を測定するためのセンサである。例えば、生体試料測定センサは、血液中の血糖値や乳酸値を測定するためのセンサである。
図3〜図5には、生体試料測定センサ200の例が示される。図3は、生体試料測定センサ200の分解斜視図であり;図4は、生体試料測定センサ200の断面図であり;図5は、生体試料測定センサ200のカバー210が無い状態の平面図である。図3〜図5に示されるように、生体試料測定センサ200は、板状部材である。
図5に示されるように、生体試料測定センサ200は、一端部に配置された生体試料を点着させ、注入するための生体試料注入口30と、他端部に配置された接続端子部(電極端子が配置されている)40とを有する。図3に示されるように、生体試料測定センサ200は、カバー210と、スペーサ220と、センサ基材230とを有する。
センサ基材230にはパターニングされた金属膜が成膜されており、金属膜は、作用極41、対極42および検知極43を構成する。なお、検知極43は省略可能である。また、作用極41、対極42、検知極43以外に、ヘマトクリット値を測定する際に使用するHct(ヘマトクリット)電極をさらに設けて、4電極の構成をとることもできる。
具体的には、センサ基材230の表面に、導電層(図示せず)である金属膜が、略均一な厚みに形成されている。各電極は、導電性材料を用いた印刷法でセンサ基材230上にパターニング形成するか、又は、センサ基材230表面に成膜した導電性材料(金属膜)に、レーザアブレーションなどで非導電トラックを形成し、電極をパターニング形成してもよい。導電層を構成する材料としては、パラジウム、金、白金、炭素などが好ましく、パラジウムが特に好ましい。例えば、センサ基材230の表面にパラジウムをスパッタリング成膜することによって導電層を形成し、レーザアブレーションにより、非導電トラックを形成することで、各電極をパターニングする。非導電トラックの幅は、好ましくは0.01〜0.5mm、より好ましくは0.05mm〜0.3mmである。
センサ基材230の表面に形成される導電層の厚さは、その形成方法及び構成材料により変更可能である。例えば、スパッタリングによって導電層が形成された場合、導電層の厚さは、好ましくは0.1〜20nmであり、より好ましくは1〜10nmである。印刷により導電層が形成される場合、導電層の厚さは、好ましくは0.1〜50μmであり、より好ましくは1〜30μmである。
センサ基材230は絶縁性を有する材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ビニルポリマー、ポリイミド、ポリエステル、及びスチレニクス等の樹脂または、ガラス、並びにセラミックス等から形成されている。センサ基材230の寸法は、具体的な数値に限定されない。例えば、センサ基材230の幅は、好ましくは3〜20mm、より好ましくは5〜10mmである。また、センサ基材230の長さは、好ましくは20〜40mmである。さらに、センサ基材230の厚みは、好ましくは0.1〜1mmである。センサ基材230の幅、長さ及び厚みの全てが、上記範囲内にあることが好ましい。
センサ基材230とスペーサ220との間には試薬80が配置される。試薬80は、少なくとも作用極41、対極42の一部に接触するように配置されていればよい。また、試薬80は、さらに検知極43に接触するように配置されていてもよい。試薬80の組成は、測定対象である基質の種類に応じて適宜選択され、通常の試薬には酵素やメディエータなどが含まれる。
スペーサ220にはスリット225が形成されている。スリット225が、注入された生体試料の流路240となる。流路240は生体試料注入口30と連通しており、キャピラリ流路であることが好ましく、液体である生体試料にキャピラリアクションが生じることが好ましい。これにより、生体試料注入口30に点着された生体試料がスムーズに流路240に流入され、試薬80に到達することになる。
カバー210には空気孔215が形成されている。空気孔215は、スリット225の端部と連通している。空気孔215は、生体試料注入口30から離れた位置に、つまり、生体試料注入口30から見て流路240の奥に設けられることが好ましい。空気孔215がこのように配置されることで、空気孔215は、液体である生体試料が生体キャピラリ流路を流れるのを促進する。つまり、空気孔215は、生体試料注入口30に点着された生体試料が、流路240の奥に向ってスムーズに流入するように、上述のキャピラリアクション(毛細管現象)を助長する役割を有する。
液体である生体試料は、生体試料注入口30を介して注入され、スリット225が構成する流路240を通って、試薬80にまで進入し、試薬80を溶解する。
そして、作用極41と対極42とに電位差を設けて(作用極41と対極42間に電圧を印加して)、試薬80を溶解した試料溶液中を流れる電流を測定する。その測定値に基づいて、生体試料に含まれる基質(測定対象物)を検出したり、その濃度を求めたりする。
[生体試料測定センサの種類の区別について]
1つの生体試料測定装置で、複数の種類の生体試料測定センサを用いることができれば、ユーザーにとっての利便性が高まる。そのために、生体試料測定装置には、多数の種類の生体試料測定センサを区別できることが求められている。本発明の生体試料測定装置は発光素子と受光素子とを有し、発光素子と受光素子とで、多数の種類の生体試料測定センサを区別することを特徴とする。
本発明の生体試料測定センサは、着色部を有するか(図10,実施の形態1を参照)、または光透過部(図15,実施の形態2を参照)を有することが好ましい。カラーセンサを有する生体試料測定装置は、着色部を有するセンサの種類を判断することができる(図7参照)。フォトダイオードを有する生体試料測定装置は、光透過部を有する生体試料測定センサの種類を判断することができる(図12参照)。
図10(a)〜(c)には、着色部300を有する生体試料測定センサ200の例が示される。図10(a)は、生体試料測定センサ200の断面図である(図4参照)。着色部300は、センサ基材230の裏面235に設けられていることが好ましい。図10(b)と(c)は、センサ基材230の裏面235、具体的には接続端子部40が配置された面とは反対側のセンサ基材230の表面を示す。
図10(b)に示されるように、着色部300は、センサ基材230の裏面235の全面に設けられていてもよいが;生体試料測定装置の発光素子からの光が照射される領域に着色部300が設けられていればよい。例えば、図10(c)に示されるように、着色部300は、生体試料測定センサ200を装置本体1のセンサ挿入口7に装着したとき(図7参照)に、接続端子部40部分の裏面またはその周辺に設けられていればよい。
つまり、図7に示すセンサ挿入口7に生体試料測定センサ200が装着された状態において、着色部300は、装置本体1の内部に入っていればよい。例えば、センサ挿入口7から挿入された生体試料測定センサ200の全体の約2/3が、装置本体1の内部に配置される。その場合には、生体試料測定センサ200の裏面235の、接続端子部40側の端面から全体の約2/3を占める領域に着色部300があればよく、もちろんそれより狭い領域にのみ着色部300があってもよい。
本発明の第1の形態の生体試料測定装置は発光素子と受光素子を有し、発光素子は着色部に光を照射し、受光素子は着色部で反射した光を受光する。受光素子は、着色部の色を認識することで、生体試料測定センサの種類を区別することができる。
図15には、光透過部400を有する生体試料測定センサ200の例が示される。光透過部400は、生体試料測定センサ200の接続端子部40に設けられた貫通口でありうる。図15には、19種類((a)〜(s))の光透過部400の配置パターンが示されている。センサの接続端子部40に、最大9つの貫通口を配置している((l)を参照)。貫通口は、図15の(n)〜(s)に示されるように、切欠き状の半円などであってもよい。
また、図15の(p)〜(s)は、光透過部400が、接続端子部40以外に設けられている例を示している。光透過部400を接続端子部40以外に設けると、接続端子部40に接触するコネクタ端子17や屈曲部17aなどの干渉が少なくなり、発光素子12や受光素子14などの配置の自由度が増す。さらに、図15の(r)と(s)に示される生体試料測定センサ200は、切欠き状の半円からなる光透過部400と、円形状若しくは四角形状の貫通口からなる光透過部400とを有する。
また図15の(s)に示される生体試料測定センサ200は、他と異なり、接続端子部40が4つの電極(作用極、対極、検知極、Hct電極)を有している。
生体試料測定センサ200に設けられる光透過部400(貫通口)の数は、特に限定されないが、通常は1〜10個程度である。貫通口が接続端子部40に設けられる場合(図15(a)〜(l)の場合)は、貫通口の径は、接続端子部40の各電極に対応した端子部(導電部分)の幅より小さければよい。また貫通口が接続端子部40の部分以外に設けられる場合(図15(m)〜(s)の場合)は、上記の制約はない。通常、貫通口の径は、約0.05〜5mmであり、約0.1〜2mmであることが好ましい。
生体試料測定センサに設けられる光透過部400は、接続端子部40以外の部位に設けられていてもよい。
以上のように、光透過部400の形状は限定されず、円形状、多角形状、半円形状、凹形状、楔形形状などが可能である。また、光透過部400の配置は、接続端子部40及びその周辺、接続端子部40以外の生体試料測定センサ200の中央並びにその周辺、または生体試料測定センサ200の側面または端面などである。光透過部400の形状および配置は、必要に応じて、選択および組み合わせることができる。このように、本発明の生体試料測定センサの実用性は高い。
本発明の第2の形態の生体試料測定装置は発光素子と受光素子を有し、発光素子は貫通口からなる光透過部に光を照射し、受光素子は貫通口からなる光透過部を透過した光を受光する。受光素子は、貫通口の配置パターンを認識することで、生体試料測定センサの種類を区別することができる。
また、光透過部400のパターンを検出する方法として、発光素子12と受光素子14を使用した光学式の検出方法の例を示したが、これに限られない。例えば、光透過部400の穴に対応した検出用のピンを複数設けることで機械的に検出したり、生体試料測定センサ200の側面/端面に設けた半円形状や凹形状の切欠きを、側面からの検出用のピンで機械的に検出したりすることもできる。
このように、本発明の生体試料測定装置は、発光素子と受光素子とを組み合わせて、生体試料測定センサの種類を区別することができるが;さらに、これと他の手段とを組み合わせて、より多数の生体試料測定センサの種類を区別することもできる。他の手段の例には、生体試料測定センサの接続端子部のパターニングを、生体試料測定装置のコネクタ端子で読取ることが含まれる。この手法は、国際公開第2003/076918号に開示されている。
前述の通り、生体試料測定センサ200は接続端子部40を有する(図5参照)。接続端子部40のパターニングを生体試料測定センサ200の種類毎に変えることで、生体試料測定装置は、生体試料測定センサ200の種類を判別することができる。
図6には、生体試料測定センサ200の接続端子部40の3種類のパターニング例((a)〜(c))を示している。生体試料測定装置は、6つのコネクタ端子A〜Fを有しており、それぞれA〜Fの領域に接触する。
図6(a)のパターニングによれば、6つのコネクタ端子A〜Fのうち、AとB,AとDとは導通する。図6(b)のパターニングによれば、6つの接続端子部A〜Fのうち、AとB,AとD,EとFとは導通する。図6(c)のパターニングによれば、6つのコネクタ端子A〜Fのうち、AとB,CとD,EとFとは導通する。これらの結果を、下記表にまとめる。
Figure 0005951495
よって、6つのコネクタ端子A〜Fを有する生体試料測定装置は、図6(a)〜(c)のパターニングを区別することができる。すわなち、生体試料測定装置のコネクタ端子間の電気抵抗値を測定することで、3つのパターニングを区別する。
このように、図6(a)〜(c)のパターニングは、コネクタ端子間の導通の有無で区別されうる。さらに、コネクタ端子間の電気抵抗値が異なるように、各生体試料測定センサの接続端子部をパターニングしてもよい。つまり、電気抵抗値を3段階に分ければ、2つのコネクタ端子で3つのセンサを区別することができる。このようにして、さらに多数のセンサの種類を区別することができる。
また、コネクタ端子の数も6個に限定されず、コネクタ端子の数を増やせば、さらに多数のセンサの種類を区別することができる。
以上の通り、本発明の生体試料測定装置は、生体試料測定センサに着色部を設けたり(実施の形態1)、光透過部を設けたり(実施の形態2)することで、生体試料測定センサの種類を判別できる。さらには、本発明の生体試料測定装置は、生体試料測定センサの接続端子部をパターニングすることで、より多数の生体試料測定センサの種類を判別することができる。これにより、センサの種類が増加しても、生体試料測定装置は各センサを区別することができ、センサに応じた適切な測定を実施することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態1]
図7は、生体試料測定センサ200が装着された生体試料測定装置100(図1参照)において、コネクタ11の近傍の装置内部を図示している。液晶表示素子9などは省略されている。
前述の通り、生体試料測定センサ200は、カバー210と、スペーサ220と、板状のセンサ基材230とから構成されている(図3〜5参照)。また、センサ基材230の一端側(図7の左側)には、生体試料注入口30が設けられ;センサ基材230の他端側(図7の右側)には接続端子部40が設けられており(図5参照)、接続端子部40は、コネクタ端子17の屈曲部17aと対向するように、生体試料測定装置100に装着される。
さらに、図10に示されるように、生体試料測定センサ200のセンサ基材230の裏面235には、着色部300が設けられている。着色部300の色は任意であり、白色、青色、緑色などでありうる。裏面235の全面に着色300部を設けてもよいし、裏面235の一部にのみ設けてもよい。例えば、透明カバー16(図7参照)に当接する箇所にのみ、着色部300を設けてもよい。
さらに、裏面235の複数個所に着色部300を設けて、各着色部300を異なる色にしてもよい。複数の着色部300を設けた場合には、それらに対応する複数の受光素子14(カラーセンサ)を配置することが好ましい。
詳細は後述するが、着色部300の色毎に、異なる種類の生体試料測定センサ200とすることができる。例えば、着色部300の色が白色の生体試料測定センサは、血糖値の測定を5秒で行なうもの;青色の生体試料測定センサは、血糖値の測定を7秒で行なうもの;緑色の生体試料測定センサは、乳酸値を測定するものとすることができる。
発光素子12は、例えば、LEDで構成される。発光素子12の発光は、白色光であるか、または着色光であってもよい。受光素子14は、カラーセンサである。カラーセンサは、RGBの3色を検出可能であっても、単色(RGBのいずれか)を検出可能であってもよい。発光素子12と受光素子14との間に、遮光板15を配置しており、前記遮光板15は、例えば黒色系の無反射または低反射材料である。遮光板15によって、発光素子12からの光が、受光素子14側に漏れることが防止される。そのため、受光素子14の検出確度が向上し、結果的に生体試料測定センサ200の判別信頼性が高まる。
さらに、前記発光素子12と受光素子14を覆う透明カバー16を設けている。透明カバー16の前記発光素子12と受光素子14側の面は、遮光板15に当接している。透明カバー16を設けることで、生体試料測定センサ200が、センサ挿入口7に何度も挿入されたとしても、塵埃などが発光素子12や受光素子14(カラーセンサ)に付着することが防止される。よって、生体試料測定センサ200の判別信頼性が高まる。
透明カバー16の、発光素子12と受光素子14と反対側の面は、生体試料測定センサ200の当接面となる。さらに透明カバー16の、発光素子12と受光素子14とは反対側の面には、コネクタ端子17が配置されている。具体的に、複数のコネクタ端子17が、互いに所定間隔をおいて配置されている。
生体試料測定センサ200は、本体ケース1に配置されたセンサ挿入口7を通って測定装置内部に挿入され、前記透明カバー16の当接面とコネクタ端子17との間に設けた隙間に配置される。
コネクタ11には、コネクタ端子17が設けられている。コネクタ端子17の一部である屈曲部17aは、装着された生体試料測定センサ200の接続端子部40(図10参照)に接続することができる。コネクタ端子17の屈曲部17aは、生体試料測定センサ200の着色部300を、透明カバー16の当接面に押し付けることができる。そのため、発光素子12からの光が着色部に適切に到達することができる。よって、生体試料測定センサ200の判別信頼性が高まる。
屈曲部17aは、遮光板15よりもセンサ挿入口7の近くに配置することが好ましい。屈曲部17aから受けた応力によって、センサ挿入口7の近傍で生体試料測定センサ200が歪むことを防止するために、コネクタ端子17の屈曲部17aを、遮光板15よりもセンサ挿入口7側に配置することが好ましい。生体試料測定センサ200がセンサ挿入口7の近傍で歪むと、センサ挿入口7から外光が進入する。このように、屈曲部17aの配置位置によって、生体試料測定センサ200の判別信頼性を高めることができる。
図7に示すように、コネクタ11は、本体ケース1の内部の下方に配置した発光素子12と受光素子14とを備える。発光素子12は、コネクタ11に装着された生体試料測定センサ200の着色部300(図10参照)に向けて光を発光する。光は、透明カバー16を通過して、生体試料測定センサ200の着色部300に照射される。生体試料測定センサ200に照射された光は反射して、当該反射光を受光素子14(カラーセンサ)が受光する。当該反射光の色は、生体試料測定センサ200の着色部300の影響を受ける。
図8は、図7に示された生体試料測定装置の電気的制御ブロック図である。制御基板10に実装されたマイクロプロセッサによる制御部18には、表示部4、電源スイッチ5、スクロールスイッチ6、電池8、発光素子12、受光素子14、コネクタ端子17が接続されている。制御部18には、さらに、メモリ19と、ブザー20と、通信ポート21が接続されている。
コネクタ端子17には測定部22が接続され、受光素子14には受光部23が接続される。受光部23およびメモリ19は、補正部24に接続され、補正部24が判定部25に接続されている。
図9には、図7に示された生体試料測定装置による生体試料測定センサ200の色判定動作のフローが示される。電源スイッチ5(図1参照)をONすることで、色判定動作をスタートさせる(S1)。色判定動作がスタートすると、センサ挿入口7に生体試料測定センサ200が挿入されて、コネクタ11に装着されているかどうかの判定が行なわれる(S2)。
生体試料測定センサ200の装着の判定は、具体的には、コネクタ端子17の屈曲部17aと、生体試料測定センサ200の接続端子部40とが接続したか否かによって行われる。装着されていないと判定された場合には、待機状態となる(S3)。
装着されたと判断された場合には、発光素子12(LED)が発光する(S4)。すると、発光素子12からの光(例えば白色光)は、透明カバー16を介して、生体試料測定センサ200のセンサ基材230の裏面235に、斜めに照射する(図7参照)。照射光は、センサ基材230の裏面235で反射する。透明カバー16を介して受光素子14が、当該反射光を受光する(S5)。カラーセンサである受光素子14は、受光部23を経由して、受光した光の色データを補正部24に送信する(S6)。
一方、補正部24は、メモリ19に記録された補正データを読み込む(S7)。そして、補正部24は、読み込んだ補正データに基づいて、受光素子14(カラーセンサ)から受信した色データを補正する(S8)。カラーセンサの感度には分布がある(一定の幅がある)ので、色データを補正することで、予め設定している規格色データに変換することが好ましい。それにより、S9における判定(後述)がより正確になる。
補正された色データは判定部25に送信され、判定部25は生体試料測定センサ200の種別を判定する(S9)。具体的には、生体試料測定センサ200のセンサ基材230の裏面235にある着色部300の色を判定する。
S9において、判定部が着色部300の色を判定できない場合には、装着された生体試料測定センサが適切なセンサでないと判断して(S11)、測定動作を自動停止する(S12)。
S9における判定の結果、生体試料測定センサ200の種別を判定できる場合には、生体試料の測定動作へ移行し(S10)、測定部22が生体試料の基質の測定を行う。例えば、S9において、白色であると判定した場合には、測定部22における血糖値の測定時間を5秒とし;青色であると判定した場合には、測定部22における血糖値の測定時間を7秒とし;緑色であると判定した場合には、測定部22における乳酸値の測定を行なう。
以上のように、実施の形態1においては、発光素子12と受光素子14(カラーセンサ)により生体試料測定センサ200の色による種別を判定することができる。また、生体試料測定センサ200の着色部300の色は、人に視認されやすいので、使用者自身も生体試料測定センサ200の種類を区別しやすい。
また、実施の形態1において用いられる生体試料測定センサ200は、従来の生体試料測定センサに着色部を設けるだけで得られうる。そのため、低コストかつ容易に製造されうる。
さらには、実施の形態1のような着色部による生体試料測定センサ200の種類の区別とともに、図6に示されるような生体試料測定センサ200の接続端子部40のパターンを、生体試料測定装置100のコネクタ端子17で読取ることで、生体試料測定センサ200の種類を区別してもよい。つまり、上述の生体試料測定センサ200の色による識別と接続端子部40のパターンとの組合せにより、より多数の種類の生体試料測定センサを区別することができる。
[実施の形態1の変形例]
実施の形態1では、図7に示すように、生体試料測定センサ200の接続端子部40の裏面(コネクタ端子17が接触する面の反対側)の位置に着色部300を設けて(図10参照)、着色部300は、生体試料測定センサ200が装着されるとコネクタ11の内部に位置する。そのため、発光素子12および受光素子14(カラーセンサ)は、コネクタ11の内部に配置されている。
これに対して、本変形例では、図11に示すとおり、発光素子12および受光素子14(カラーセンサ)が、コネクタ11の外部に設けられている。この場合には、生体試料測定センサ200が有する着色部300は、生体試料測定センサ200が装着されたときに、コネクタ11の外部に位置する。それ以外は、上述の例と同等であり、同じものには同符号を記し、説明は省略する。
図11に示すように、発光素子12および受光素子14(カラーセンサ)をコネクタ11の外部に設けることで、発光素子12および受光素子14と、コネクタ11、コネクタ端子17及び屈曲部17aなどとの干渉が低減される。そのため、実施の形態1よりも、発光素子12、受光素子14などの配置の自由度が向上する。
図11に示すように、発光素子12および受光素子14(カラーセンサ)をコネクタ11の外部に設ける場合には、センサ挿入口7側に、第2の遮光板15aを新たに設けることで、装置本体1のセンサ挿入口7からの外光を遮断することができる。外光を遮断することで、受光素子14の検出確度が上がり、色判別の信頼性が向上する。
さらに、発光素子12や受光素子14などを、コネクタ11のセンサー挿入口7側に配置してもよいし(図11参照)、コネクタ11の横(図11において紙面奥側)に配置してもよい。
実施の形態1の変形例においても、図6に示されるように、生体試料測定センサ200の接続端子部40のパターンを、生体試料測定装置のコネクタ端子で読取ることで、生体試料測定センサ200の種類を区別することも可能である。つまり、上述の実施の形態1の変形例における生体試料測定センサ200の色による識別と接続端子部のパターンとの組合せにより、より多数の種類の生体試料測定センサを区別することができる。
[実施の形態2]
図12は、図7と同様に、生体試料測定センサ200が装着された生体試料測定装置において、コネクタ11の近傍の装置内部を図示している。図7と同一の部材については同符号を付し、説明は省略している場合がある。
実施の形態2における生体試料測定センサ200は、光透過部400を有する(図15参照)こと以外は、実施の形態1における生体試料測定センサ200と同様である。図15に示されるように、生体試料測定センサ200は、接続端子部40に貫通口からなる光透過部400を有する。
生体試料測定センサ200は、その接続端子部40(図15参照)が、コネクタ端子17の屈曲部17aと対向するように、生体試料測定装置に装着される。生体試料測定センサ200は、本体ケース1に配置された挿入口7を通って測定装置内部に挿入される。
図12に示すように、コネクタ11は、装着された生体試料測定センサ200の一方の面側に配置された発光素子12と、生体試料測定センサ200の他方の面側に配置された受光素子14とを備える。さらに、発光素子12および受光素子14は遮光部33に覆われている。特に、挿入口7からの光を遮断するように、遮光部33を配置することが好ましい。遮光部33は、例えば、黒色系の無反射または低反射材料を使用している。
コネクタ11には、コネクタ端子17が設けられている。具体的に、複数のコネクタ端子17が、互いに所定間隔をおいて配置されている。コネクタ端子17の一部である屈曲部17aは、装着された生体試料測定センサ200の接続端子部40に接続することができる。
発光素子12は、前記コネクタ11に装着された生体試料測定センサ200の光透過部400である貫通口に向けて光を発光する。光は、生体試料測定センサ200の貫通口を通過して、受光素子14(フォトダイオード)が当該通過光を受光する。受光素子14はフォトダイオードであり、回路基板10に搭載されており、制御部18と電気接続している。
受光素子14は、1個または複数個配置され;生体試料測定センサ200に配置されうる光透過部400の最大個数と同じ数の受光素子14が配置されることが好ましい。例えば、図15の(a)〜(l)のパターンを有する生体試料測定センサを全て区別するためには、生体試料測定装置に9個の受光素子14(フォトダイオード)を配置することが好ましい。
受光素子14が、光透過部400である貫通口の配置パターンを認識することで、装着された生体試料測定センサ200の種類を判別することができる。
また、図15の(p)〜(s)の生体試料測定センサ200は、接続端子部40には光透過部400を有さず、接続端子部40以外に光透過部400を有している。そのため、装着された生体試料測定センサ200の接続端子部40の近傍ではなく、それに離間して受光素子(フォトダイオード)が配置されている。そのため、受光素子(フォトダイオード)が受光すべき光が、コネクタ端子17や屈曲部17aなどとの干渉を受ける問題が非常に少なくなる。
さらに、図15の(n)、(o)、(q)〜(s)の生体試料測定センサ200は、貫通口からなる光透過部400ではなく、生体試料測定センサ200の側面または端面に設けられている半円形状、凹形状、楔形形状などの切欠け形状である光透過部400を有する。
生体試料測定センサ200の光透過部400のパターンが上記のような切欠け形状である場合には、発光素子12および受光素子14などを用いて光学的に検出されるほか;生体試料測定センサ200の側面から検出用のピンを当てることにより光透過部400のパターンを認識する方法やマイクロスイッチを使用する方法などで、機械的に検出することも可能である。
図13は、図12に示された生体試料測定装置の電気的制御ブロック図である。制御基板10に実装されたマイクロプロセッサによる制御部18には、表示部4、電源スイッチ5、スクロールスイッチ6、電池8、発光素子12、受光素子14(フォトダイオード)、コネクタ端子17が接続されている。制御部18には、さらに、ブザー20と、通信ポート21が接続されている。
コネクタ端子17には測定部22が接続され、受光素子14には受光部23が接続される。受光部23は、判定部25に接続されている。
図14には、図12に示された生体試料測定装置100(図1参照)による生体試料測定センサ200を識別する判定動作のフローが示される。電源スイッチ5(図1参照)をONすることで、判定動作をスタートさせる(S1)。判定動作がスタートすると、センサ挿入口7に生体試料測定センサ200が挿入され、生体試料測定装置に装着されたかどうかの判定が行なわれる(S2)。
生体試料測定センサ200の装着の判定は、具体的には、コネクタ端子17の屈曲部17aと、生体試料測定センサ200の接続端子部とが接続したか否かによって行われる。接続されていない場合には、待機状態となる(S3)。
生体試料測定センサ200が装着されていると判断された場合には、発光素子12(LED)が発光する(S4)。発光素子12からの光(例えば白色光)は、生体試料測定センサ200の光透過部400を通過する(図12参照)。受光素子14(フォトダイオード)が、当該通過光を受光する(S5)。複数の受光素子14がある場合には、全ての受光素子14が透過光を受光するとは限らず;光透過部400の配置に応じて、透過光を受光する受光素子14と、透過光を受光しない受光素子14とがある。
光を受光した受光素子14の信号が受光部23に入力され、判定部25に送信される(図13参照)。判定部25は、光透過部の配置パターン(光透過部の数と配置)を検出する(S6)。検出された配置パターンから、判定部25は生体試料測定センサ200の種別を判定する(S9)。
S9において、判定部25が生体試料測定センサ200の種別を判定できない場合には、装着されたセンサが適切なセンサでないと判断してエラー処理を行い(S11)、測定動作を自動停止する(S12)。このとき、表示部4にエラーコードまたはエラーメッセージを表示したり、ブザー20により警告音を発したりしてもよい。
S9における判定の結果、生体試料測定センサ200の種別を判定できる場合には、生体試料の測定動作に移行(S10)して、測定部22が生体試料の基質を測定する。
実施の形態2のようなフォトダイオードによる透過光の有無の検出精度は、実施の形態1のようなカラーセンサによる色情報の検出精度よりも高くなりやすい。そのため、実施の形態2の態様によれば、より正確に生体試料測定センサの種類を判断することができる場合がある。
さらに、実施の形態2による光透過部による生体試料測定センサ200の種類の区別とともに、図6に示されるように、生体試料測定センサ200の接続端子部40のパターンを、生体試料測定装置のコネクタ端子で読取ることで、生体試料測定センサ200の種類を区別してもよい。つまり、上述の生体試料測定センサ200の光透過部による識別と接続端子部のパターンとの組合せにより、より多数の種類の生体試料測定センサを区別することができる。
[実施の形態2の変形例]
実施の形態2では、図12に示すように、生体試料測定センサ200の接続端子部40の位置に光透過部400を設けて、光透過部400は、生体試料測定センサ200が装着されるとコネクタ11の内部に位置する。そのため、発光素子12および受光素子14(フォトダイオード)は、コネクタ11の内部に配置されている。
これに対して、本変形例では、図16に示される通り、発光素子12および受光素子14(フォトダイオード)が、コネクタ11の外部に設けられている。この場合には、生体試料測定センサ200が有する光透過部400は、生体試料測定センサ200が装着されたときに、コネクタ11の外部に位置する。それ以外は、上述の例と同等であり、同じものには同符号を記し、説明は省略する。
図16に示すように、発光素子12および受光素子14(フォトダイオード)をコネクタ11の外部に設けることで、発光素子12および受光素子14と、コネクタ11、コネクタ端子17および屈曲部17aなどとの干渉が低減される。そのため、実施の形態1よりも、発光素子12、受光素子14などの配置の自由度が向上する。
本変形例において用いられる生体試料測定センサ200の光透過部400のパターンの例が、図15の(p)〜(s)に示される。図15(p)の生体試料測定センサ200では、複数個の円形の貫通口からなる光透過部400が、接続端子部40以外の箇所に設けられている。この場合は、受光素子14も複数設けることが有効である。図15の(q)の生体試料測定センサ200では、切欠きからなる光透過部400が、接続端子部40以外の、生体試料測定センサ200の側面に設けられている。
図15の(r)の生体試料測定センサ200は、図15の(p)に示された貫通口からなる光透過部400と、図15の(q)に示された切欠きからなる光透過部400とを組合せた例を示している。図15の(s)の生体試料測定センサは、図15の(r)の生体試料測定センサと同様に、貫通口からなる光透過部400と切欠きからなる光透過部400とを含むが;貫通口からなる光透過部400の穴形状が四角形などの多角形状であり、また、接続端子部40の電極数が4つの場合を示している。この4つの電極は、作用極、対極、検知極とHct極である。
さらに、図16に示すように、装置本体1のセンサ挿入口7側に、外光を遮断するための第2の遮光部33aを設けてもよい。外光を遮断することで、光透過部400のパターンの受光素子14による検出確度が上がり、判別の信頼性が向上する。
実施の形態2の変形例においても、図6に示されるように、生体試料測定センサ200の接続端子部40のパターンを、生体試料測定装置のコネクタ端子で読取ることで、生体試料測定センサ200の種類を区別することも可能である。つまり、上述の実施の形態2の変形例における生体試料測定センサ200の光透過部400による識別と接続端子部のパターンとの組合せにより、より多数の種類の生体試料測定センサを区別することができる。
以上のように、実施の形態1に示す色によるセンサの識別システムと、実施の形態2に示す光透過部400によるセンサの識別システムを示した。こららは、それぞれ独立して使用することもよいし、双方を組み合わせて用いることも可能である。さらには、当該組み合わせに加えて、接続端子部40のパターンを、生体試料測定装置100のコネクタ端子17で読取ることで、生体試料測定センサ200の種類を区別することも可能である。
本発明の生体試料測定装置は、従来のようなバーコードリーダを使用したものとは異なり、光の走査手段や走査された光の読取手段を必要とすることなく、多数の生体試料測定センサの種類を判別することができる。それにより、将来の仕向け地の増加や機種の増加による生体試料測定センサの種類の増大に対しても、比較的容易に、且つ十分な対応が可能となる。よって、生体試料測定試料のコストダウンを図ることができる。したがって、例えば、生体試料測定装置の活用が期待される。
1 本体ケース
2 上カバー
3 下カバー
4 表示部
5 電源スイッチ
6 スクロールスイッチ
7 センサ挿入口
8 電池
9 液晶表示素子
10 制御基板
11 コネクタ
12 発光素子
14 受光素子
15 遮光板
16 透明カバー
17 コネクタ端子
17a 屈曲部
18 制御部
19 メモリ
20 ブザー
21 通信ポート
22 測定部
23 受光部
24 補正部
25 判定部
30 生体試料注入口
31 センサ判別部
33 遮光部
40 接続端子部
80 試薬
100 生体試料測定装置
200 生体試料測定センサ
210 カバー
215 空気孔
220 スペーサ
225 スリット
230 センサ基材
235 センサ基材の裏面
240 流路
300 着色部
400 光透過部

Claims (8)

  1. 着色部を備える生体試料測定センサを挿入するためのセンサ挿入口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられ、前記生体試料測定センサを装着可能なコネクタと、
    前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着される生体試料測定センサの着色部に光を照射することが可能な発光素子と、
    前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着される生体試料測定センサの着色部からの反射光を受光する受光素子と、
    前記本体ケース内に設けられ、前記コネクタに装着された生体試料測定センサの接続端子部に接続可能なコネクタ端子と、
    前記受光素子の受光データに基づいて前記コネクタに装着された生体試料測定センサの種別を判定する判定部と、
    前記コネクタに装着された生体試料測定センサ内の生体試料の基質を測定する測定動作を行う測定部と、
    前記発光素子および前記受光素子の前記センサ挿入口側に配置された第1の遮光板と、
    前記発光素子と前記受光素子を覆う透明カバーと、
    を備え、
    前記発光素子と前記受光素子に対して前記透明カバーの反対側の面は、前記コネクタに装着される前記生体試料測定センサとの当接面とし、
    前記コネクタ端子は、前記センサ挿入口を通して挿入される前記生体試料測定センサを前記透明カバーに押しつけ、
    前記第1の遮光板は、前記センサ挿入口を通して挿入される前記生体試料測定センサが、前記透明カバーの当接面と前記コネクタ端子との間に差し込まれた状態において、前記生体試料測定センサから前記受光素子側に配置されて、前記センサ挿入口からの外光を遮断する構成とし、
    前記測定部は、前記判定部が、前記コネクタに装着された前記生体試料測定センサを、測定に適したものではないと判定したときには、前記測定動作を停止する、
    生体試料測定装置。
  2. 前記受光素子はカラーセンサである、請求項1に記載の生体試料測定装置。
  3. 前記発光素子と前記受光素子との間に配置された第2の遮光板をさらに有する、請求項2に記載の生体試料測定装置。
  4. 前記コネクタ端子と前記生体試料測定センサの接続端子部との接続位置は、前記第2の遮光板よりも前記センサ挿入口側にある、請求項3に記載の生体試料測定装置。
  5. 前記受光素子から出力された色データを、予め設定している規格色データに補正する補正部を更に備え、
    前記判定部は、前記補正部にて補正された色データに基づいて前記生体試料測定センサを判定する、
    請求項1に記載の生体試料測定装置。
  6. 前記測定部は、前記判定部が前記生体試料測定センサの種別を判定できない場合には、測定動作を自動停止する、
    請求項1に記載の生体試料測定装置。
  7. 前記着色部は、生体試料測定センサの前記接続端子部の配置面とは反対側の全面または一部の面に、設けられており、
    前記発光素子及び受光素子は、前記生体試料測定センサが前記コネクタに装着された状態において、前記コネクタ端子が生体試料測定センサの接続端子部に接続する側とは反対側に、配置されている、
    請求項1に記載の生体試料測定装置。
  8. 前記受光素子が、複数個設けられている、
    請求項1に記載の生体試料測定装置。
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