JP5951075B1 - 据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 - Google Patents
据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5951075B1 JP5951075B1 JP2015111932A JP2015111932A JP5951075B1 JP 5951075 B1 JP5951075 B1 JP 5951075B1 JP 2015111932 A JP2015111932 A JP 2015111932A JP 2015111932 A JP2015111932 A JP 2015111932A JP 5951075 B1 JP5951075 B1 JP 5951075B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- installation
- height
- point cloud
- adjustment height
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 title claims abstract description 160
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000013461 design Methods 0.000 claims description 31
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 abstract 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 abstract 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
この発明は、据付け対象の機器と当該機器を据え付ける基礎体の表面との間の据付調整高さを算出するための据付調整高さ算出装置であって、前記基礎体の表面の複数の点を計測して得られた各点の3次元座標データの集合である点群データと、3次元キャドで生成された前記機器の配置設計データとが入力される入力部と、前記配置設計データに含まれる前記機器の据付位置に基づいて、前記点群データの中から、前記据付位置から一定範囲内にある点群データを選択する点群選択部と、前記点群選択部により選択された前記点群データに含まれる点の高さの値と前記配置設計データに含まれる前記据付位置の高さの値とを用いて、それらの高さの差を前記据付調整高さとして出力する据付け高さ算出部とを備えた据付調整高さ算出装置である。
以下、この発明の実施の形態1に係る据付調整高さ算出装置および据付調整高さ算出プログラムを図に基づいて説明する。
本実施の形態に係る据付調整高さ算出装置および据付調整高さ算出プログラムは、3次元キャドを用いて基礎体の表面上に据付ける機器の底面が全て同じレベルになるよう3次元にて配置設計を行い、基礎体の表面形状の3次元座標と配置設計上の機器の据付高さの相対的な位置関係をもとに、機器の据付に必要な調整高さを算出するものである。
据付調整高さ算出装置30は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータから構成される。据付調整高さ算出装置30は、入力部(図示省略)として、3次元キャド32からの信号を受信するインターフェース回路と、オペレータが入力操作するキーボードおよびマウス等の入力装置とを有している。また、据付調整高さ算出装置30は、出力部(図示省略)として、ディスプレイ装置を有している。
また、据付調整高さ算出装置30の点群選択部35、平均値算出部36、および、据付け高さ算出部37は、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPUまたはシステムLSI等の処理回路により実現される。あるいは、複数の処理回路が連携して上記機能を実行してもよい。
図6(a)において、白丸がすべて点群1である。
まず、図6(a)に示すように、配置設計データから機器2の据付位置3の3次元座標データを取り出し、当該据付位置3から水平方向に距離rの範囲を領域40として設定する。図2に、領域40を示す。領域40は、据付位置3を中心とする半径rの円形である。次に、当該領域40の垂直方向真下の領域に入る点群をすべて点群4として点群1の中から検出する。検出された点群4を、図6(b)及び図6(c)では、黒丸として示している。
次に、図6(b)に示すように、点群4のうち、最も高い位置にある点5を検出する。図6(b)においては、点5の高さ位置50を2点鎖線で示す。
次に、図6(c)に示すように、点5の高さ位置50から下方の一定の距離h内の領域に存在する点群4を、点群6として検出する。図6(c)において、色付けされている領域60が、点群6が存在する領域である。領域60は、半径rおよび高さhの円柱型の領域である。
以上のようにして、点群選択部35は、据付位置3から一定範囲内にある点群データ6を選択する。
上述したように、計測器31にて得られた点群1は、プラットホームの上下から計測して得ている。従って、点群1には、図5に示すように、プラットホーム床の裏面の点群データも含まれる場合がある。このような裏面の点群データは、機器2の据付け高さを求める際の演算には使用しない。そこで、そのような裏面の点群データは不要である。そのため、図6(a)〜(c)の処理により、不要な点群データを排除し、機器2の据付け高さを求める際の演算に使用する点群6のみを、点群1から検出し抽出している。
なお、点群6に、点5の3次元座標データを含めてもよく、あるいは、含めなくてもよい。また、点5の高さ位置50を特に求めなくても、据付位置3の高さ位置から下方の一定の距離h’内の領域に存在する点群4を、点群6として検出するようにしてもよい。
このようにして、点群選択部35により選択された点群6は、平均値算出部36に入力される。
図7は、本実施の形態に係る据付調整高さ算出プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。据付調整高さ算出プログラムは、据付調整高さ算出装置30によって実行される。据付調整高さ算出プログラムは、図7におけるステップS3〜S8の部分であり、上述した機器2の据付調整高さ70を算出するためのプログラムである。
次に、ステップS2で、配置設計部34により、3次元キャド32上で、機器2の配置設計を行う。
当該プログラムでは、まず、ステップS3で、点群選択部35により、図6(a)に示すように、点群1の各点について、当該点が、機器2の据付位置3から一定距離rの領域40の直下の領域内に存在するか否かを判定し、そうであれば当該点を点群4として検出して、ステップS4に進む。そうでなければ、ステップS8に進む。
次に、ステップS4で、点群選択部35により、図6(b)に示すように、点群4のうち、最も高い位置にある点5を検出する。
次に、ステップS5で、点群選択部35により、図6(c)に示すように、点群4の各点について、当該点が、点5の高さ位置50から下方の一定距離hの範囲内か否かを判定し、そうであれば当該点を点群6として検出してステップS6に進む。そうでなければ、ステップS8に進む。
ステップS6では、平均値算出部36により、点群6の個々の点が持つ高さの平均値を算出し、ステップS7に進む。
ステップS7では、据付け高さ算出部37により、ステップS6で算出した当該平均値と据付位置3の高さのデータとに基づいて、据付位置3と平均値との間の距離、すなわち、据付位置3の高さと平均値との差の絶対値を、据付調整高さ7として算出する。
なお、ステップS3〜S5の処理は、上述したように、点群1の中から、機器2を据付けする基礎体100の表面のデータを示す点群6を検出するための処理である。従って、ステップS3およびS5で選択されなかった点群は、機器2の据付高さの演算にとっては不要なデータであるため、ステップS8では、それらの点群を据付位置3と無関係の点として除外する。
この発明の実施の形態2に係る据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラムおよび据付方法について説明する。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、据付調整高さ算出装置および据付調整高さ算出プログラムにより、据付調整高さ70を算出する。
本実施の形態においては、こうして求めた据付調整高さ70を用いて、据付調整高さ70と同じ厚みを有する支持材7を用意する。そうして、図8に示すように、機器2の据付作業時に、機器2と基礎体100との間に支持材7を挿入することで高さ調整作業を不要とする。
なお、支持材7は、弾性を有していない鋼材などの材質から構成することがより望ましい。
また、本実施の形態に係る据付方法においては、据付調整高さ算出装置及び据付調整高さ算出プログラムにより、機器2と据付する基礎体100との間に介在する支持材7の厚みをあらかじめ決定することができるので、支持材7の準備も容易である。従来においては、据え付け時に、機器2の高さを確認しながら、支持材の厚さを変更していたため、複数種類の厚さの支持材を用意する必要があったが、本実施の形態では、支持材の厚さを事前に決定できるため、支持材7は1種類の厚さのものだけを準備すればよく、コストも低減でき、支持材7の準備も容易である。また、支持材7を介在させることで、容易に、且つ、安定させて、機器2を据え付けることができる。
このように、本実施の形態においても、据付作業における高さ調整作業を不要とすることができ、機器据え付け時の作業員の負荷を軽減することができ、且つ、作業時間を短縮することができ、コストを抑えることができる。
Claims (4)
- 据付け対象の機器と当該機器を据え付ける基礎体の表面との間の据付調整高さを算出するための据付調整高さ算出装置であって、
前記基礎体の表面の複数の点を計測して得られた各点の3次元座標データの集合である点群データと、3次元キャドで生成された前記機器の配置設計データとが入力される入力部と、
前記配置設計データに含まれる前記機器の据付位置に基づいて、前記点群データの中から、前記据付位置から一定範囲内にある点群データを選択する点群選択部と、
前記点群選択部により選択された前記点群データに含まれる点の高さの値と前記配置設計データに含まれる前記据付位置の高さの値とを用いて、それらの高さの差を前記据付調整高さとして出力する据付け高さ算出部と
を備えた据付調整高さ算出装置。 - 前記点群選択部が選択した前記点群データに含まれる各点の高さの値の平均値を算出する平均値算出部をさらに備え、
前記据付け高さ算出部は、前記平均値算出部で算出した前記平均値と前記配置設計データに含まれる前記据付位置の高さの値とを用いて、前記平均値と前記据付位置の高さとの差を前記据付調整高さとして算出する
請求項1に記載の据付調整高さ算出装置。 - 据付け対象の機器と当該機器を据え付ける基礎体の表面との間の据付調整高さを算出するための据付調整高さ算出プログラムであって、
前記基礎体の表面の複数の点を計測して得られた各点の3次元座標データの集合である点群データが入力されるステップと、
3次元キャドで生成された前記機器の配置設計データが入力されるステップと、
前記配置設計データに含まれる前記機器の据付位置に基づいて、前記点群データの中から、前記据付位置から一定範囲内にある点群データを選択するステップと、
選択された前記点群データに含まれる点の高さの値と前記配置設計データに含まれる前記据付位置の高さの値とを用いて、それらの高さの差を前記据付調整高さとして出力するステップと
をコンピュータに実行させるための据付調整高さ算出プログラム。 - 据付け対象の機器を基礎体の表面に据え付ける据付方法であって、
前記基礎体の表面の複数の点を計測して得られた各点の3次元座標データの集合である点群データが入力されるステップと、
3次元キャドで生成された前記機器の配置設計データが入力されるステップと、
前記配置設計データに含まれる前記機器の据付位置に基づいて、前記点群データの中から、前記据付位置から一定範囲内にある点群データを選択するステップと、
選択された前記点群データに含まれる点の高さの値と前記配置設計データに含まれる前記据付位置の高さの値とを用いて、それらの高さの差を前記据付調整高さとして出力するステップと、
前記機器と前記基礎体の表面との間に前記据付調整高さと同じ厚みを有する支持材を介在させて、前記機器を前記基礎体の表面に据え付けるステップと
を備えた据付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015111932A JP5951075B1 (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015111932A JP5951075B1 (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5951075B1 true JP5951075B1 (ja) | 2016-07-13 |
JP2016224786A JP2016224786A (ja) | 2016-12-28 |
Family
ID=56375203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015111932A Active JP5951075B1 (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5951075B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10650551B2 (en) | 2016-11-08 | 2020-05-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Work support system and work method |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09301699A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 重量物の3次元位置決め装置とその方法 |
JP2003019997A (ja) * | 2001-05-01 | 2003-01-21 | Hitachi Zosen Corp | 舶用推進装置における駆動軸系の位置検出方法および位置検出装置並びに位置検出用プログラム |
JP2012098182A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 架空設備用支持物の負荷応力推定方法及び柱状構造物の形状測定方法 |
-
2015
- 2015-06-02 JP JP2015111932A patent/JP5951075B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09301699A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 重量物の3次元位置決め装置とその方法 |
JP2003019997A (ja) * | 2001-05-01 | 2003-01-21 | Hitachi Zosen Corp | 舶用推進装置における駆動軸系の位置検出方法および位置検出装置並びに位置検出用プログラム |
JP2012098182A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 架空設備用支持物の負荷応力推定方法及び柱状構造物の形状測定方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10650551B2 (en) | 2016-11-08 | 2020-05-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Work support system and work method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016224786A (ja) | 2016-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9719779B2 (en) | Form measuring machine and form measuring method | |
JP5033572B2 (ja) | 位置座標の測量方法 | |
JP6954368B2 (ja) | 変位成分検出装置、変位成分検出方法、及びプログラム | |
KR101229129B1 (ko) | Gnss를 이용한 건물의 수직도 측정 방법 및 시스템 | |
JP2019214930A (ja) | 変位量を通じてトンネルの裏張りの応力変化を求める解析方法、及びその装置とシステム | |
CN109990761B (zh) | 水平度测量***及水平度测量方法 | |
AU2016363764B2 (en) | Monitoring and/or registering a position of a tool in an elevator shaft | |
CN106556388A (zh) | 物体运动轨迹的测量装置、测量方法及标定装置 | |
JP6056016B2 (ja) | 三次元モデル生成方法、システム及びプログラム | |
US11506565B2 (en) | Four-dimensional crane rail measurement | |
JP5951075B1 (ja) | 据付調整高さ算出装置、据付調整高さ算出プログラム、および、据付方法 | |
JP6685633B2 (ja) | 寸法測定装置 | |
US20190101390A1 (en) | Analysis system, analysis method, and storage medium in which analysis program is stored | |
JP6560547B2 (ja) | 境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法 | |
JP2022103025A (ja) | 情報処理方法、情報処理システム、プログラム | |
KR101924024B1 (ko) | 디지털 이미지 상관관계를 이용하는 응력 측정방법 및 그 장치 | |
KR101777615B1 (ko) | 벨마우스의 리프팅 러그 부착 위치 산출 방법 | |
CN108072353B (zh) | 测量方法以及测量装置 | |
JP2023129966A (ja) | 変位計測装置と損傷度評価システム | |
JP6454573B2 (ja) | トータルステーションを用いた測定方法および段差算出装置 | |
CN103776333B (zh) | 一种用于检测安装座共面度的辅具及检测校正方法 | |
KR101502062B1 (ko) | 지진 검출 방법 및 이를 이용한 지진계 | |
JP2022139432A (ja) | ボルト軸力評価システム、ボルト軸力評価方法、およびボルト軸力評価プログラム | |
JP6800049B2 (ja) | 建物の振動測定方法 | |
KR20170033142A (ko) | 선박 건조용 정반 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5951075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |