JP5947666B2 - 走行路上地物画像生成方法及び走行路上地物画像生成プログラム並びに走行路上地物画像生成装置 - Google Patents

走行路上地物画像生成方法及び走行路上地物画像生成プログラム並びに走行路上地物画像生成装置 Download PDF

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Description

本発明は、走行路の周囲及び真上に存在する所定の高さ以上の地物の画像を地図上に容易に定義できる形式で得られる走行路上地物画像生成方法に関する。
道路周囲には電柱で電線、電柱、通信ケーブル、街路樹が設置されていたり、或いは案内盤が設けられたりしている。また、道路周囲の建物には看板が設けられている。さらに、道路の両脇の電柱を跨いで電線、通信ケーブルを引いている場合もある。
このような、道路上地物は、道路管理者の作業員が車両上から目視で点検しているのがほとんどである。
しかし、目視による点検は時間と費用がかかるので、例えば電線に関しては特許文献1に示すように、レーザ計測によって電線の垂れ下がり具合を把握するものもある。
特許文献1は車両にレーザスキャナを搭載し、このレーザスキャナの反射パルスに基づくレーザデータを3次元空間に定義してZ−Y平面又はZ−X平面(横)における電線を定義して、電線を抽出している。このとき、電柱と電柱の間の全体に直方立体を生成し、この直方立体内の点群から電線を検出することが開示されている。
特開2009−68951号公報
しかしながら、電線というのは周囲だけではない。道路を跨いで両脇の電柱と接続する電線もある。
ところが、特許文献1は道路脇の電柱と電柱との間に直方立体を定義して、この直方立体を横方向から見て電線を検出するものであるから、この直方体では道路を跨ぐ電線は抽出することができない。
一方、地図を表示する地理情報システム(GIS)というのがある。この地理情報システムというのは二次元平面(X−Y平面)に地図を定義している。
これに対して特許文献1の電線はX−Y平面に定義したデータではないので、地図上に道路脇及び道路上の電線、通信ケーブル、街灯、樹木等(道路上の地物)を容易に定義できない。
また、道路面から所定の高さに存在する地物のみを抽出したいという要望もある。
しかし、特許文献1は、このような要望には対応できない。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたもので、道路の周囲、真上に存在する所定の高さ以上の地物の画像を地図上に容易に定義できる形式で得られる走行路上地物画像生成方法を得ることを目的とする。
本発明の走行路上地物画像生成方法は、車両にGPS受信器及び高密度レーザ器を搭載して走行路を走行しながら該高密度レーザ器から対象範囲にスキャニングしながら数センチ間隔でレーザを発射し、得られた高密度のレーザデータ(Li)の点群の出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)に基づく、前記車両の走行路面から所定高さの範囲に立体空間領域(JDBi)のレーザオルソフォト画像を表示部に得る走行路上地物画像生成方法であって、
表示用の画像メモリと、
前記出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)の点群を記憶した第1の記憶手段と、
前記GPS受信器の移動軌跡(Pi)を構成する前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を記憶した第2の記憶手段と、
前記GPS受信器の3次元位置(Pni)から前記走行路の面までの長( Hai)よりも長い検索下限値(hs1)及び前記3次元位置(Pni)より下方となるレーザ点群を検索しない範囲を決めるための検索不要長(hs2:hs2≧hs1)並びに前記立体空間領域(JDBi)までの前記走行路の面から所定高さ(hss1)を含む立体空間領域形成情報を記憶した第3の記憶手段と、
前記GPS受信器の3次元位置(Pni)直下の走行路の面のレーザデータ(CLpai)を決定するための検索領域(Ci)が生成される第4の記憶手段と、
前記立体空間領域(JDBi)が生成される第5の記憶手段と、
を用意し、
コンピュータが、
(A1).前記第2の記憶手段から前記出力範囲(Di)内の前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を順次、読み出して、これを前記第4の記憶手段に順次、定義する工程と、
(A2).前記第4の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni)毎に、垂線(Pzi)を定義し、この垂線(Pzi)から半径(Ri)の円柱を前記検索不要長(hs2)を除く高さ長Chi(Chi=hs1−hs2)の前記検索領域(Ci)を前記第4の記憶手段に生成する工程と、
(A3).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)内の三次元座標を有する前記レーザデータ(DLi)を前記1の記憶手段から読み込んで、これを検索領域(Ci)内のレーザデータ(CLi)として格納する工程と、
(A4).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)に格納された前記レーザデータ(CLi)の点群の内で前記道路面以外の点群を除去して、前記垂線(Pzi)に最も近傍のレーザデータを前記3次元位置(Pni)の前記直下のレーザデータ(CLpai)と決定する工程と、
(A5).前記第4の記憶手段に前記三次元位置(Pni)が定義される毎に、該三次元位置(Pni)の二次元座標(x、y)を有する前記直下のレーザデータ(CLpai)を検索し、該三次元位置(Pni)をこの検索した直下のレーザデータ(CLpai)に更新し、これを三次元位置(Pni´)として前記第5の記憶手段に定義する工程と、
(A6).前記第5の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni´)と次の三次元位置(Pni´+1)との間に、前記第3の記憶手段の前記立体空間領域形成情報の所定高さ(hss1)で前記立体空間領域(JDBi)を形成する工程と、
(A7).前記第5の記憶手段に生成された前記立体空間領域(JDBi)内の三次元位置(Pin´)を有する前記レーザデータ((DLi)を前記第1の記憶手段から読み込んで、これを立体空間領域(JDBi)内のレーザデータ(JDLai)として前記立体空間領域(JDBi)に格納する工程と、
(A8).前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)を順次指定し、該指定毎に、このピクセル(Gpi)に対応する領域を前記立体空間領域(JDBi)から検索し、この検索した領域内のレーザデータ(JDLai)の反射強度の平均を求める工程と、
(A9).この平均値に応じたグレースケール値を前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)に書き込みすることで前記レーザオルソフォト画像(RGai)を得る工程と
を行うことを要旨とする。
以上のように本発明によれば、走行路面から所定の高さに走行路を跨ぐ立体空間領域を生成し、この立体空間領域にレーザデータを格納して、表示用画像メモリのピクセルに対応する立体空間領域のピクセル内のレーザデータの反射強度に応じたグレースケール値を表示用画像メモリのピクセルに割り付けて正射投影したレーザオルソフォト画像を得ている。
このため、道路を跨ぐ電線、道路周囲の電線、樹木の樹冠、看板、街灯のみの写真のような画像を得ることができる。
さらに、元がレーザデータであっても、正射投影したようなレーザオルソフォト画像であるから地図に容易に関連付けられる。
本実施の形態1の高密度レーザデータを用いた走行路上地物画像生成装置1の概略構成図である。 レーザ計測車両に搭載された測定装置の概略構成図である。 データベース10のレーザ点群Liの説明図である。 各メッシュレイヤの関係を説明する説明図である。 視点を測定装置付近に下げて視点方向を前方にして見せたレーザ点群の画像の説明図である。 電線用の立体空間領域の生成の説明図である。 動軌跡下道路面点決定部610の動作を説明するフローチャートである。 動軌跡下道路面点決定部610の動作を説明するフローチャートである。 検索範囲Ciの生成を説明する説明図である。 電線立体空間領域生成部及び電線領域内点群切出部の処理を説明するフローチャートである。 電線立体空間領域生成部及び電線領域内点群切出部の処理を説明するフローチャートである。 道路幅Wiの定義を説明する説明図である。 電線立体空間領域の生成を説明する説明図である。 電線立体空間領域の生成を説明する説明図である。 電線立体空間領域のレーザオルソフォト画像を説明する説明図である。 道路面を含んだレーザオルソ画像の説明図である。 道路立体空間領域へレーザデータの格納を説明する説明図である。 道路を上から見たレーザオルソフォト画像の説明図である。 低解像度階層化部を設けた場合の走行路上地物画像生成装置の概略構成図である。 低解像度階層化部を設けた場合の走行路上地物画像生成装置を説明するフローチャートである。 元画像のピクセルと低解像度画像のピクセルの対応関係を説明する説明図である。 低解像度画像毎反射強度算出結果テーブル180iの説明図である。 低解像度画像階層化部220を用いない通常処理の道路面用のレーザオルソフォト画像RGbiの説明図である。 図23の1cm解像度の道路領域レーザオルソフォト画像RGbiを低解像度画像階層化部によって5cm解像度にした場合の説明図である。
以下に示す本実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構造、配置は下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
本実施の形態の高密度レーザデータを用いた走行路上地物画像生成方法(装置)は、航空機、鉄道車両等によって得た高密度レーザデータを用いてもかまわないが、本実施の形態においては、車両に高密度レーザ測定機を取り付けて得た高密度レーザデータを用いた装置として説明する。
図1は本実施の形態1の高密度レーザデータを用いた走行路上地物画像生成装置1の概略構成図である。本実施の形態では、走行路上とは走行路面から所定の高さの領域及び走行路周囲の所定の高さを含むとする。
また、走行路上の地物とは、道路面から所定高さにある電線、通信ケーブル、看板、建物、樹木の樹幹、街灯、信号、案内板等を含むとする。
図1に示すように、本実施の形態1の走行路上地物画像生成装置1(コンピュータシステム:表示部、キーボード、CPU、RAM、ROM、グラフィックアクセラレータ等から構成されている)は、高密度のレーザデータLi(x、y、z、反射強度in、発射時間、受信時間)を記憶したデータベース10を備えている。
また、プログラム構成は出力範囲レーザデータ抽出部20と、レーザデータ表示部40と、切出立体作成・点群読込部60と、レーザオルソ画像作成部90と、表示用画像メモリ70と、画像出力部80等からなっていてROMに記憶されてRAMに読み出されて実行される。
すなわち、これらのプログラムによって、車両にGPS受信器及び高密度レーザ器を搭載して走行路を走行しながら該高密度レーザ器から対象範囲にスキャニングしながら数センチ間隔でレーザを発射し、得られた高密度のレーザデータ(Li)の点群の出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)に基づく、車両の走行路面から所定高さの範囲に立体空間領域(JDBi)を正射投影したレーザオルソフォト画像を表示部に得る。
前述の高密度のレーザデータLiは、例えば図1に示すレーザ計測車両2によって計測する。
レーザ計測車両2は例えば図2に示すように、車両の上に高密度レーザースキャナ2a、2b、2c(単に高密度レーザ器ともいう)と、GPS受信機2d等を備えた測定装置を搭載している。また、カメラを複数備えてもよい。これらのレーザスキャナは、到達距離が80m〜100mの範囲であり、傾斜45度で周囲180度、270度又は360度の範囲を計測する。
そして、取得した高密度のレーザデータLiは、レーザを照射した対象物のスポット点の三次元座標(x,y,z)と、レーザデータLiの発射時間と、受信時間と、反射強度In等から構成されている。また、GPSデータ(移動軌跡ともいう)も取得する。これらはROM3に格納される。
なお、GPSデータは、レーザデータLiに対応させてもよい。また、レーザデータLiはデータ量が多いので複数ファイルに分けて保存している。
さらに、レーザ計測車両2には、取得したデータを記録する記録部(図示せず)と、ハイブリット慣性航法装置等(図示せず)を備えており、自動車の位置・姿勢を取得することができる。これらのハイブリット慣性航法装置で取得した位置、姿勢は移動軌跡Piの各三次元位置Pniに対応させて保存してもよい。
このハイブリット慣性航法装置の位置、姿勢と、GPS位置等を用いて前述の対象物のスポット点の三次元座標(x,y,z)を求めている。
また、前述のレーザスキャナ2a〜2cは、水平方向に45度傾けて配置され、各々ピッチ間隔は0,5cm、1cm、2cm、3cm、4cm又は5cmにされている。
すなわち、データベース10には、図3に示すように、レーザデータLi(L1、L2、・・)がその三次元座標(x、y、z)と、反射強度と、発射時間等が対応させられて記憶されている。
出力範囲レーザデータ抽出処理部20は、入力された最小メッシュサイズ(1cm×1cm、10cm×10cm又は1m×1m)を読み込み(本実施の形態では1m×1m)、この最小メッシュサイズ(1m×1m)をメモリ21aに生成し、これを基準にして、メッシュ(格子)が10倍、100倍・・の上位メッシュレイヤをメモリ21b、21c・・・に作成する(図4参照)。
そして、データベース10に記憶されている高密度のレーザデータLi((x、y、z)、反射強度in、)を最小メッシュレイヤ(上記座標系と同じ)の該当のメッシュに格納し、この最小メッシュに対して上位メッシュレイヤに最小メッシュレイヤの高密度のレーザデータを間引いて格納する(例えば、1/10)。
また、出力範囲レーザデータ抽出部20は、入力された出力範囲Diを読み込み、この出力範囲Diに対応するレーザデータLiの点群をメモリ21a(最小メッシュ)から読み出してメモリ30に格納する(これを出力範囲レーザデータDLiの点群という)。
レーザデータ表示部40は、入力した視点SCi(位置)、方向Hciを読み込みこの視点SCi(位置)に対応するメッシュレイヤ(21a又は21b・・・)を選択して、方向Hciで投影したレーザデータDLi(元データともいう)を読み込み、画像出力部50に出力させてレーザ点群を表示させる(図5参照)。
この出力範囲レーザデータ抽出処理部20については図面を用いて詳細に後述する。
切出立体作成・点群読込部60は、メモリ50の移動軌跡PiであるGPS受信器の移動軌跡Pai又はGPS受信器から車両高さを引いて、これを移動軌跡Pbiとして読み込む(例えば2.5m間隔)。本実施の形態では、GPS受信器の移動軌跡Paiとして説明する。
そして、移動軌跡Pi(Pai)の各三次元位置Pnaiの直下のレーザデータCDLpaiをメモリ30から検索する。
この検索されたレーザデータCDLpaiの三次元座標を、移動軌跡Paiを構成する三次元位置Pnai´としてメモリ680に定義する。つまり、移動軌跡Paiを構成する三次元位置Pai(x、y、z)をレーザデータCDLpaiの三次元座標に変更(更新)する。
そして、入力された道路幅Wi等を各Pnai´との間に順次、生成して立体空間領域Jiを生成する。本実施の形態では電線を一例とするので、立体空間領域Jiを電線立体空間領域JDBiと称する。
図6は電線用の立体生成の説明図である。
前述の電線立体空間領域JDBiは、図6に示すように、道路面から電線立体空間領域JDBiの下限端Zss1までの距離hss1(例えば4m)と、道路面から電線立体空間領域JDBiの最上端Zss2までの距離hss2(例えば6m)と、横幅Wiとで構成される。下限端Zss1(距離hss1)と、最上端Zss2(距離hss2)との差を厚みDBHiとしている。
なお、電線立体空間領域JDBiの下限端Zss1、最上端Zss2はメモリ680における座標系のZ値を示している。
そして、出力範囲レーザデータDLiの電線立体空間領域JDBi内に含まれる点群をメモリ30から読み出して格納する。この電線立体空間領域JDBiに格納された出力範囲レーザデータDLiを本実施の形態では、レーザデータJDLaiという。
前述の移動軌跡の三次元位置Pnai´の決定方法及び電線立体空間領域JDBiの作成方法については後述する。
レーザオルソ画像作成部90は、入力された解像度(5cm以下)で表示用画像メモリ70を定義(5cm以下の解像度)する。そして、メモリ680の電線立体空間領域JDBi(J1、J2・・・)を順に引き当て、引き当てる毎に前述の表示用画像メモリ70のピクセルを順に指定して、このピクセルに対応する電線立体空間領域JDBiの領域(メッシュともいう)に格納されているレーザデータJDLaiの反射強度Iniを読み込む。
そして、この反射強度に応じたグレースケール値を、そのピクセル(表示用画像メモリ70)に割り付けてレーザオルソフォト画像を得る。これを本実施の形態ではこれを元画像GDiともいう。つまり、表示用画像メモリ70のピクセルに対応する電線立体空間領域JDBiのピクセル内のレーザデータの反射強度に対応するグレースケール値を表示用画像メモリ70のピクセルに直接割り付けているから正射投影したような画像(レーザオルソフォト画像と称する)となる。
従って、このレーザオルソフォト画像のピクセルは二次元座標で示されることになるから地図上(二次元座標で定義)に容易に関連付けることができる。
元画像GDiは、例えば電線用は電線用のレーザオルソフォト画像GRgaiと称し、道路面用は道路用のレーザオルソフォト画像GRgbiと称する。
つまり、電線立体空間領域JDBi(J1、J2・・・)を順に引き当て、引き当てる毎に元画像GDiを生成しているので、結果として電線立体空間領域JDBiを連結した元画像GDi(出力範囲Di)を得ている。
画像出力部80は、レーザデータ表示部40(レーザ点群表示用画像メモリを含む)からのレーザ点群(図5参照)又は表示用画像メモリ70の元画像GDiを表示部100に出力して表示させる。
切出立体作成・点群読込部60は、移動軌跡下道路面点決定部610と、電線領域生成部650と、電線領域内点群切出部670とを備えて、図6に示すように電線立体空間領域JDBiを道路上から所定高さに跨ぐように生成し、この電線立体空間領域JDBiにメモリ30からレーザデータを読み出して格納する(JDLai)。
また、道路面点検索用パラメータが記憶されたメモリ620と、GPS受信器の移動軌跡Paiの三次元位置Pnaiの直下の道路面におけるレーザ点CDLpai(Pnai´)を求めるための検索範囲Ciが生成されるメモリ640(道路面点検索ボックス用メモリともいう)と、直下のレーザ点CDLpaiが記憶されるメモリ630と、電線領域用パラメータが記憶されるメモリ660と、電線立体空間領域JDBiが生成されるメモリ680(電線領域切出立体用メモリともいう)等を用いている。
前述の道路面点検索用パラメータは、検索範囲Ri(半径例えば半径15cm、12.5cm又は20cm・・:本実施の形態では15cm)と、GPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)と、GPS受信器からの下方検索不要距離hs2(1m)等からなる(図9参照)。
また、電線領域用パラメータは、道路面から電線立体空間領域JDBiの下限端Zss1までの距離hss1(例えば4m)と、道路面から電線立体空間領域JDBiの最上端Zss2までの距離hss2(例えば6m)と、横幅Wi等から構成されている(図13参照)。
以下に移動軌跡下道路面点決定部610を図7、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施の形態ではメモリ50には車両上に搭載されたGPS受信器の移動軌跡Paiが記憶されているとして説明する。
また、図7に示すように、移動軌跡直下道路面点決定部610は道路面点からの水平方向の検索範囲Riと、GPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)と、GPS受信器からの下方検索不要距離hs2(1m)とを入力するための画面(図示せず)を表示する(S61)。
前述のGPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)は、道路面からのGPS受信器の高さが2mの場合は、3mとして入力する。これは、GPSデータが高さ方向に±1m程度の誤差を有する可能性があるためであり、検索範囲Ciは道路面から±1mの円柱Ciとなるようにするためである。なお、道路面下からの1mの距離を下方検索距離hs3と称する。
次に、この検索範囲Ri(例えば15cm)と、GPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)と、GPS受信器からの下方検索不要距離hs2(例えば1m)とを読み込んでメモリ620に記憶する(S62:図9参照)。
この、検索範囲Ri(例えば15cm)とGPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)とGPS受信器からの下方検索不要距離hs2とを総称して道路面点検索用パラメータと称する。また、GPS受信器からの下方検索下限距離hs1(例えば3m)とGPS受信器からの下方検索不要距離hs2とを総称して垂直方向検索範囲と称する。
なお、道路面点検索用パラメータの各値は任意であり、移動軌跡直下道路面点直下決定部610が画面100に道路点検索用パラメータの入力画面(図示せず)を表示させて入力させる。
次に、移動軌跡直下道路面点直下決定部610はメモリ620に記憶されているGPS受信器の移動軌跡Piの各三次元位置Pai(x、y、z:2.5m毎))を読み込んで、道路面点検索ボックス用のメモリ640の順次、格納する(S63:図9参照)。図9に示すように、道路面点検索ボックス用のメモリ640は三次元座標系が定義されている。
次に、読み込んだ三次元位置Pnai(x、y、z)を中心にして道路面点水平検索範囲Riの円柱CCiを道路面点検索ボックス用のメモリ640に生成する(S65:図9参照)。
次に、メモリ620の道路面点検索用パラメータを読み込んで、三次元位置Pai(x、y、z)から垂直に下方検索下限距離hs1(例えば3m)をとる、道路面点検索ボックス用のメモリ640における三次元座標上のZ値を、下方の検索下限高ZS1として定義する(S66:図9参照)。このとき、三次元位置Paiのx、y座標も利用して定義している。
そして、GPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Paiから垂直に下方検索不要距離hs2(例えば1m)をとる、道路面点検索ボックス用のメモリ640における三次元座標上のZ値を道路面点検索ボックスCi(検索範囲Ciともいう)の検索上限高ZS2として定義する(S67a:図9参照)。このとき、三次元位置Paiのx、y座標も利用して定義している。
そして、下方検索下限距離hs1から下方検索不要距離hs2を減算した値Chiを求め、検索上限高ZS2からChiをとるメモリ640の座標系におけるZ値(検索下限高ZS1)を求めて、この三次元位置をメモリ640に定義する(S67b)。
次に、Chiの範囲(検索下限高ZS1、検索上限高ZS2)で検索範囲Riの円柱を検索範囲Ciとする(S67c)。
すなわち、図9に示すように、GPS受信器から1m下方に半径15cm(Ri)の2mの円柱上の検索範囲Ciが生成されたことになる。
次に、図8に示すように、移動軌跡直下道路面点直下決定部610はメモリ30からこの検索範囲Ci内に含まれるレーザデータDLiの点群(1個含む)をメモリ640の検索範囲Ciに全て読み込む(S71)。この検索範囲Ciに読み込まれたレーザデータDLiをCDLiと称する。
そして、この検索範囲Ciの全てのレーザデータCDLiに対してメディアンフィルタをかけてノイズを除去して三次元位置Pai直下の道路面のZ値を有するレーザデータCDLpiを決定する(S72)。つまり、Ci内の全てのレーザデータCDLiのZ値を取得して、高さの順番で並び替え(ソート)した上で全データのうちで中央値を三次元位置Pai直下の道路面のZ値を有するレーザデータCDLpiと決定する。
また、メディアンフィルタ以外に例えば、最頻値による処理で決定してもよい。これにより、道路面上のレーザ点群CDLpiのみとすることができる。
次に、GPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Pnaiから検索範囲Ciに垂線PZiを引き、これに交わるレーザ点群CDLi(1個含む)が存在しているかどうかを判定する(S73)。
ステップS73においてレーザデータCDLiが存在すると判定した場合(Yes)は、そのレーザデータCDLiをGPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Pnai直下の道路面上のレーザデータCDLpaiと決定して(S75)、メモリ630に対応させて記憶(Pi、Pnai、CDLpai)する(S76)。つまり、GPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置PnaiをCDLpaiの座標値に更新することになる。
また、ステップS73においてGPS受信器の移動軌跡Piを構成する三次元位置Pnaiの直下にレーザ点群CDLiが存在しないと判定した場合は(NO)、垂線PZiに最も近傍(水平距離)のレーザ点群CDLiを道路面上のレーザ点CDLpaiとして決定し(S74)、処理をステップS75に移す。
そして、GPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Pnaiが他にあるかどうかを判断する(S76)。ステップS76においてGPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Pnaiが他にある場合は、次の三次元位置(Pnai+1)に更新して処理を図8のステップS64に戻す(S77)。
次に、電線領域領域生成部650及び電線領域内点群切出部670の動作を図10及び図11のフローチャートを用いて以下に説明する。
電線領域内点群切出部92は、電線検索上限値hss2(例えば6m)と、電線検索下限値hss1(例えば4m:電線検索不要領域ともいう)と、道路幅Wi(例えば8m)とを(総称して電線領域用パラメータともいう)入力させるための画面を表示させてこれらを入力させる(S81)。
次に、この電線領域用パラメータ(hss1、hss2、Wi)を読み込んで、メモリ630に記憶する(S82)。
次に、メモリ630からGPS受信器の移動軌跡Piの三次元位置Pnaiの直下のレーザデータCDLpiのx、y、z座標値を順次読み込んで、これを三次元位置Pnaiの直下の道路面上(走行路ともいう)の三次元位置Pnai´として電線領域内切出用メモリ680(三次元座標系が定義されている)に定義する(S83)。
次に、これらの三次元位置(Pnai´−1、Pnai´、Pnai´+1、Pnai´+2、・・・)に道路幅Wiを定義する(S84)。
道路幅Wiの定義は、図12に示すように三次元位置Pnai´同士を直線Pnniで結び、この直線Pnniを直角に横切るようにして定義する。
そして、電線領域内切出用メモリ680に定義された道路面上移動軌跡の三次元位置Pnai´を設定する(S85)。
次に、この三次元位置Pnai´を基準にして垂線Fiを引いて、メモリ660の電線検索上限値hss2を電線領域内切出用メモリ680における座標値に変換し(検索上限高Zss2)、かつ電線検索下限値hss1を電線領域内切出用メモリ680における座標値に変換し(検索上限高Zss1)、これらの三次元位置をメモリ680に定義する(S86)。
次に、ステップS84で定義された道路幅Wiを垂線Fi上を平行移動させて検索上限高Zss2、検索上限高Zss1に定義する(S88)。図13においては検索上限高Zss1に定義された道路幅WiをWi´、検索上限高Zss2に定義された道路幅WiをWi´´と記載している。
次に、道路面上移動軌跡の三次元位置Pnai´の次の三次元位置Pnai´+1に対してWi´、Wi´´とを定義したかどうかを判断する(S89)。
ステップS89で次の三次元位置Pnai´+1に対してWi´、Wi´´を定義していないと判断した場合は、道路面上移動軌跡の三次元位置Pnai´を次の道路面上移動軌跡の三次元位置Pnai´+1に更新して処理をステップS85に戻して、次の三次元位置Pnai´+1の上にWi´、Wi´´を定義させる。
ステップS89において、次の三次元位置Pnai´+1に対してWi´、Wi´´とを定義したと判定した場合は、図11に示すように、三次元位置Pnai´の幅Wi´及び幅Wi´´と、次の三次元位置Pnai´+1のWi´、Wi´´とで囲まれる立体空間領域(Q1、Q2、・・・Q8)を電線立体空間領域JDBiとして定義する(S91:図14参照)。点Q1、Q2、・・・Q8は三次元座標値で定義される。
すなわち、図14に示すように、道路面上に例えば間隔4mの距離を有して厚み2m、幅8m、奥行き2.5mの電線立体空間領域JDBiがメモリ680に定義(生成)される。
次に、電線領域内点群切出部670は、メモリ680に生成された電線立体空間領域JDBi内の座標値を有する出力範囲レーザデータDLiをメモリ30からメモリ680に全て読み込んで(切り出し)格納する(S92a)。この点群を電線立体空間領域内レーザデータJDLaiと称する。
次に、電線領域内点群切出部670は、電線立体空間領域内にレーザデータJDLaiを全て読み込んだことを電線領域生成部650に知らせる(S92b)。
次に、電線領域生成部650は電線領域内点群切出部670から電線立体空間領域内にレーザデータJDLaiを全て読み込んだことが知らせられると、三次元位置Pnai´+1の他に三次元位置Pnai´+2があるかどうかを判断する(S93)。
ステップS93において、三次元位置Pnai´+1の他に三次元位置Pnai´+2があると判断した場合は、三次元位置Pnai´を三次元位置Pnai´+1に更新し、かつ三次元位置Pnai´+1を三次元位置Pnai´+2に更新し処理を図10のステップS85に戻して新たに電線立体空間領域JDBiがメモリ680を連結させて生成する(S94)。
この電線立体空間領域JDBiに格納された電線立体空間領域内のレーザデータJDLaiをレーザオルソ画像部70が読み込んで、表示用の画像メモリ70に電線立体空間領域内のレーザデータJDLaiの反射強度に応じたグレースケール値を割り当てて前述の元画像GDiを生成する(図15参照)。
より具体的には、レーザオルソ画像生成部90は、表示用の画像メモリ70のピクセルGpiを指定し、電線立体空間領域JDBiの最上面(X−Y平面)におけるピクセルGpiに対応する領域を指定し、この領域内を構成するピクセルgDmiの個数を求め、かつgDmi(最上面(X−Y平面)〜最下面(X−Y))に存在するレーザデータの各々の反射強度の合計を求め、この合計値を個数で平均化し、この平均値に対応したグレースケール値を表示用の画像メモリ70のピクセルGpiに割り付ける(書き込む)。そして、画像出力部80がこのレーザオルソフォト画像Rgbiを画面に表示させる。
前述の図15を説明するに当たって、図16を用いて説明する。図16は道路面を含んだレーザオルソ画像である。図15は道路面からZss1の高さにある電線立体空間領域のレーザオルソ画像(出力範囲Di)である。
図15に示すように電線立体空間領域内の地物(電線、樹冠・・)が抽出されている。
すなわち、道路上脇の電柱にかけられた電線、樹木上部のみがレーザオルソ画像GRgaiとして表示されるので、例えば高さを電線離隔距離(道路面から所定の高さ;安全を確保する高さ)とした場合は、電線離隔距離以上の電線のみがオルソ画像として表示されることになるから、容易に危険な電線があるエリアがあるかを目視判断できる。
ここで、道路面を含んだレーザオルソ画像の生成について説明する。
<実施の形態2>
道路面を含んだレーザオルソ画像を生成するには、メモリ620の道路面点検索パラメータの検索垂直範囲は、道路面の点h0から例えば下方1mをh1、上1mをh2として(総称してこの検索垂直範囲をhiと称する)記憶しておくのが好ましい。このような検索垂直範囲hiとするのは、道路は中央が盛り上がっていて、かつ垂直方向に1m程度のGPS誤差があるためである。また、高さhiが1mとされている場合は下方を20cm、上方を80cmとして定義する。また、50cmにしてもよい。
従って、移動軌跡下道路面点決定部610、電線領域決定部650は図17に示すように道路面の点hoを基準にした道路幅Wiの道路立体空間領域をメモリ680に生成し、電線領域内点群切出部670がメモリ30からこの道路立体空間領域内のレーザデータを読み込む。
そして、レーザオルソ画像作成部90が上記のようにして道路を上から見たレーザオルソフォト画像を生成して表示させる(図18参照)。
<実施の形態3>
上記の元画像は以下のように低解像度画像階層化部220を設けてもかまわない。
図19は低解像度階層化部を設けた場合の走行路上地物画像生成装置の概略構成図である。低解像度画像階層化部220は、複数種低解像度計算部110と、階層用メモリ確保部120と、対応元画像ピクセル領域決定部140と、領域内反射強度有りピクセル数算出部150と、領域毎反射強度算出部160と、低解像度毎レーザオルソ画像作成部170と、元画像更新部200等を備えている。
なお、本実施の形態は道路面を含むレーザオルソ画像を元画像として説明する
図20は低解像度階層化部を設けた場合の走行路上地物画像生成装置を説明するフローチャートである。
この低解像度画像階層化部220の各部の動作を図20のフローチャートを用いて説明する。
前述の表示用画像像メモリ80に生成される元画像GDiはn×mのピクセル群であり、これらのピクセルgDpiにはレーザデータの反射強度に対応したグレースケール値が割り付けられる。複数種低解像度計算部110は、オペレータによる低解像度画像生成指示が入力する毎に、元画像GDiの解像度giを算出する(S1)。例えば、表示用画像メモリ80の元画像GDiの解像度giは1cm解像度(例えばn×m:8000×6000))を求める。
そして、これらの画像サイズgkiを階層用メモリ確保部120に知らせ、
階層用メモリ確保部120は、複数種低解像度計算部110からの画像サイズgkiの低解像度画像メモリ領域(130a、130b、・・・:130i)を階層画像メモリ部130に確保する(図20のS2)。
すなわち、複数種低解像度計算部110は幅と高さが元画像の1/Kのサイズの低解像度画像メモリ領域を確保している。
対応元画像ピクセル領域決定部140は、階層用画像メモリ確保部120に低解像度メモリ領域(130a又は130b・・・)が生成される毎に、この低解像度メモリ領域のピクセルPgi(s、t)に対応する表示用画像メモリ70における元画像GDiのピクセル領域Gpiを順次、決定する(図20のS3:図21参照)。
領域毎反射強度有りピクセル数算出部150は、低解像度画像生成指示に伴って、メモリ180に後述する低解像度画像毎反射強度算出結果テーブル180i(1/2低解像度、1/4低解像度、・・)を生成する。
そして、決定した元画像GDiのピクセル領域Gpi内に含まれる反射強度ありの(グレースケール値)ピクセルgDpiの個数Niをカウンタ(図示せず)によって算出し、これを低解像度画像毎反射強度算出結果テーブル180iに記憶する(図22参照)。このとき、反射強度なしの(グレースケール値:「0」)ピクセルgDpiはカウントさせない(図20のS4)。
領域毎反射強度算出部160は、対応元画像ピクセル領域決定部140で決定した元画像GDiのピクセル領域Gpi内のピクセルgDpiのグレースケール値siを反射強度Iniとして読み込み、各反射強度を合計(ΣIn)する。
そして、元画像GDiのピクセル領域Gpiに対応するカウント値Pkiで合計反射強度(ΣIn)を割り、これを低解像度用画像メモリ領域130iのピクセルPgiの反射強度GPIniとして算出し(図20のS5a)、低解像度毎反射強度算出結果テーブル180iに記憶する(図20のS5b)。
次に、領域毎反射強度算出部160は、低解像度用画像メモリ領域130iの全ピクセルPgiの反射強度GPIniを求めたかどうかを判断し、求めていない場合はピクセルPgiを更新して処理をS4に戻す(図20のS6)低解像度毎レーザオルソ画像作成部170は、表示用画像メモリ130の全Pgiについて元画像に基づく反射強度を計算した場合は、その低解像度画像の低解像度画像毎反射強度算出結果テーブル180iを引き当て、対応する低解像度画像メモリ領域130i(130a又は130b、・・・)のピクセルPgi(s、t)にリンク付けされている反射強度PGIni(グレースケール値)を割り付けて低解像度画像TRgiを作成する(図20のS7)。
本実施の形態では、低解像度画像TRgiは、例えば電線用の低解像度レーザオルソフォト画像TRgaiと、道路面用の低解像度レーザオルソフォト画像TRgbi等がある。
元画像更新部200は、低解像度画像メモリ部130を監視し、低解像度画像TRgiが新たに作成されたかどうかを判定する(図20のS8)、低解像度画像TRgiが低解像度画像メモリ部130に生成された場合は、これを読み出して、表示用画像メモリ80の元画像GDiをこの低解像度画像TRgbiに更新する(図20のS9a)。
画像出力部80は表示用画像メモリ70の元画像を表示する(S9b)。
なお、画像選択部190は、オペレータが指定した低解像度画像TRgiを階層画像メモリ部130から選択して表示用画像メモリ70に記憶して画像出力部80により表示させる。
図23は低解像度画像階層化部220を用いない通常処理の道路面用のレーザオルソフォト画像RGbiの説明図であり、1cm解像度の元画像DGiを示している。
図24は図23の1cm解像度の道路領域レーザオルソフォト画像RGbiを低解像度画像階層化部によって5cm解像度にした場合の説明図である。
図23と図24とを比較すると、図24は全体的にあかるくなって、画像上部の点字ブロックが判別しやすい。
すなわち、本実施の形態の低解像度画像階層化部220が5cm解像度の道路面用の低解像度レーザオルソフォト画像TRgbiのピクセルPgiに対応する元画像のピクセル領域Gpiを構成するピクセルgDpiに反射強度(グレースケール値)が「0」のピクセルgDpiが存在する場合は、その反射強度(グレースケール値)なしピクセルgDpiの数を減算し、この減算値でピクセルPgiに対応する元画像のピクセル領域Gpiの合計反射強度を割り(平均化)、この値を5cm解像度の画像メモリ領域のピクセルPgiに割り付けて(書き込む)、低解像度画像TRgiを作成している。
このため、図24に示すように全体的にあかるくなり、画像上部の点字ブロックも判別しやすい画像となっている。
つまり、本実施の形態の処理を用いた場合は、出力範囲Diが広範囲であっても劣化がない。
なお、上記実施の形態では道路として説明したが、線路であってもかまわない。
また、画像メモリにレーザオルソ画像が生成される毎に、このビデオメモリに記憶して、後日、希望のレーザオルソ出力範囲Diを表示又は印刷してもよい。
なお、上記実施の形態では道路として説明したが、線路であってもかまわない。
また、画像メモリにレーザオルソ画像が生成される毎に、このビデオメモリに記憶して、後日、希望のレーザオルソ出力範囲Diを表示又は印刷してもよい。
なお、上記実施の形態の立体空間領域は、道路面からの高さに応じて色別表示してもかまわない。
10 データベース
20 出力範囲レーザデータ抽出部
40 レーザデータ表示部
60 切出立体生成・点群読込部
70 表示用画像メモリ
80 画像出力部
90 レーザオルソ画像作成部
130 画像メモリ部
220 低解像度画像階層化部

Claims (8)

  1. 車両にGPS受信器及び高密度レーザ器を搭載して走行路を走行しながら該高密度レーザ器から対象範囲にスキャニングしながら数センチ間隔でレーザを発射し、得られた高密度のレーザデータ(Li)の点群の出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)に基づく、前記車両の走行路面から所定高さの範囲に立体空間領域(JDBi)のレーザオルソフォト画像を表示部に得る走行路上地物画像生成方法であって、
    表示用の画像メモリと、
    前記出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)の点群を記憶した第1の記憶手段と、
    前記GPS受信器の移動軌跡(Pi)を構成する前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を記憶した第2の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)から前記走行路の面までの長( Hai)よりも長い検索下限値(hs1)及び前記3次元位置(Pni)より下方となるレーザ点群を検索しない範囲を決めるための検索不要長(hs2:hs2≧hs1)並びに前記立体空間領域(JDBi)までの前記走行路の面から所定高さ(hss1)を含む立体空間領域形成情報を記憶した第3の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)直下の走行路の面のレーザデータ(CLpai)を決定するための検索領域(Ci)が生成される第4の記憶手段と、
    前記立体空間領域(JDBi)が生成される第5の記憶手段と、
    を用意し、
    コンピュータが、
    (A1).前記第2の記憶手段から前記出力範囲(Di)内の前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を順次、読み出して、これを前記第4の記憶手段に順次、定義する工程と、
    (A2).前記第4の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni)毎に、垂線(Pzi)を定義し、この垂線(Pzi)から半径(Ri)の円柱を前記検索不要長(hs2)を除く高さ長Chi(Chi=hs1−hs2)の前記検索領域(Ci)を前記第4の記憶手段に生成する工程と、
    (A3).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)内の三次元座標を有する前記レーザデータ(DLi)を前記1の記憶手段から読み込んで、これを検索領域(Ci)内のレーザデータ(CLi)として格納する工程と、
    (A4).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)に格納された前記レーザデータ(CLi)の点群の内で前記道路面以外の点群を除去して、前記垂線(Pzi)に最も近傍のレーザデータを前記3次元位置(Pni)の前記直下のレーザデータ(CLpai)と決定する工程と、
    (A5).前記第4の記憶手段に前記三次元位置(Pni)が定義される毎に、該三次元位置(Pni)の二次元座標(x、y)を有する前記直下のレーザデータ(CLpai)を検索し、該三次元位置(Pni)をこの検索した直下のレーザデータ(CLpai)に更新し、これを三次元位置(Pni´)として前記第5の記憶手段に定義する工程と、
    (A6).前記第5の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni´)と次の三次元位置(Pni´+1)との間に、前記第3の記憶手段の前記立体空間領域形成情報の所定高さ(hss1)で前記立体空間領域(JDBi)を形成する工程と、
    (A7).前記第5の記憶手段に生成された前記立体空間領域(JDBi)内の三次元位置(Pin´)を有する前記レーザデータ((DLi)を前記第1の記憶手段から読み込んで、これを立体空間領域(JDBi)内のレーザデータ(JDLai)として前記立体空間領域(JDBi)に格納する工程と、
    (A8).前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)を順次指定し、該指定毎に、このピクセル(Gpi)に対応する領域を前記立体空間領域(JDBi)から検索し、この検索した領域内のレーザデータ(JDLai)の反射強度の平均を求める工程と、
    (A9).この平均値に応じたグレースケール値を前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)に書き込みすることで前記レーザオルソフォト画像(RGai)を得る工程と
    を行うことを特徴とする走行路上地物画像生成方法。
  2. 前記立体空間領域形成情報は、該立体空間領域(JDBi)の下端までの高さ(hss1)及び前記走行路の面から前記立体空間領域(JDBi)の上端までの高さ(hss2)並びに前記立体空間領域(JDBi)の横幅(Wi)とを含み、
    前記(A6)の工程は、
    前記立体空間領域(JDBi)の下端までの高さ(hss1)と前記走行路の面から前記立体空間領域(JDBi)の上端までの高さ(hss2)との差である厚み(DBHi)で、かつ前記横幅(Wi)で前記立体空間領域(JDBi)を生成することを特徴とする請求項1記載の走行路上地物画像生成方法。
  3. 前記コンピュータが、
    (A10).前記立体空間領域形成情報を入力させる画面を前記表示部に表示する工程と、
    (A11).前記入力された立体空間領域形成情報を前記第3の記憶手段に記憶する工程と
    を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の走行路上地物画像生成方法。
  4. 前記低解像度画像(TRgi)が生成される低解像度用の画像メモリを用意し、
    コンピュータが、
    (B1).前記レーザオルソフォト画像を元画像(GDi)とし、この元画像(GDi)の解像度(縦nピクセル×横mピクセル)を算出する工程と、
    (B2).前記算出された元画像(GDi)の解像度に対しての所定の低解像度を算出する工程と、
    (B3).前記算出された低解像度で前記低解像度用の画像メモリを定義する工程と、
    (B4).前記低解像度用の画像メモリに定義されたピクセル(Pgi)を順次、指定し、このピクセル(Pgi)に対応する前記元画像(GDi)のピクセル領域(Gpi)を順次、決定する工程と、
    (B5).前記元画像(GDi)のピクセル領域(Gpi)が決定される毎に、このピクセル領域(Gpi)を構成するピクセル(gDpi)のいずれかに反射強度に応じた値が「0」が割り付けられている場合は、そのピクセル(gDpi)を除いて、該決定された前記元画像(GDi)のピクセル領域(Gpi)を構成するピクセル(gDpi)の個数を計数(Pki)する工程と、
    (B6).前記元画像(GDi)のピクセル領域(Gpi)が決定される毎に、このピクセル領域(Gpi)を構成するピクセル(gDpi)の前記反射強度に応じた値の総計値を求め、この総計値を前記計数(Pki)で平均化した平均値を算出する工程と、
    (B7).前記元画像(GDi)のピクセル領域(Gpi)に対しての前記平均値が決定される毎に、前記指定された前記低解像度用の画像メモリのピクセル(Pgi)に、この平均値を前記反射強度に応じた前記画像値として割りつけることで前記低解像度画像(TRgi)を生成する工程と
    を行うことを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の走行路上地物画像生成方法。
  5. 前記元画像の解像度は、5cm以下の解像度にされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の走行路上地物画像生成方法。
  6. 前記立体空間領域は、走行路の上、周囲に設けられた人工物、樹木の枝の領域であることを特徴とする請求項3または4記載の低解像度画像生成方法。
  7. 車両にGPS受信器及び高密度レーザ器を搭載して走行路を走行しながら該高密度レーザ器から対象範囲にスキャニングしながら数センチ間隔でレーザを発射して、得られた高密度のレーザデータ(Li)の点群の出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)に基づく、前記車両の走行路面から所定高さの範囲に立体空間領域(JDBi)のレーザオルソフォト画像を表示部に得る走行路上地物画像生成プログラムであって、
    表示用の画像メモリと、
    前記出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)の点群を記憶した第1の記憶手段と、
    前記GPS受信器の移動軌跡(Pi)を構成する前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を記憶した第2の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)から前記走行路の面までの長( Hai)よりも長い検索下限値(hs1)及び前記3次元位置(Pni)より下方となるレーザ点群を検索しない範囲を決めるための検索不要長(hs2:hs2≧hs1)並びに前記立体空間領域(JDBi)までの前記走行路の面から所定高さ(hss1)を含む立体空間領域形成情報を記憶した第3の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)直下の走行路の面のレーザデータ(CLpai)を決定するための検索領域(Ci)が生成される第4の記憶手段と、
    前記立体空間領域(JDBi)が生成される第5の記憶手段と
    を用いて、
    コンピュータを、
    (C1).前記第2の記憶手段から前記出力範囲(Di)内の前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を順次、読み出して、これを前記第4の記憶手段に順次、定義する手段、
    (C2).前記第4の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni)毎に、垂線(Pzi)を定義し、この垂線(Pzi)から半径(Ri)の円柱を前記検索不要長(hs2)を除く高さ長Chi(Chi=hs1−hs2)の前記検索領域(Ci)を前記第4の記憶手段に生成する手段、
    (C3).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)内の三次元座標を有する前記レーザデータ(DLi)を前記1の記憶手段から読み込んで、これを検索領域(Ci)内のレーザデータ(CLi)として格納する手段、
    (C4).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)に格納された前記レーザデータ(CLi)の点群の内で前記道路面以外の点群を除去して、前記垂線(Pzi)に最も近傍のレーザデータを前記3次元位置(Pni)の前記直下のレーザデータ(CLpai)と決定する手段、
    (C5).前記第4の記憶手段に前記三次元位置(Pni)が定義される毎に、該三次元位置(Pni)の二次元座標(x、y)を有する前記直下のレーザデータ(CLpai)を検索し、該三次元位置(Pni)をこの検索した直下のレーザデータ(CLpai)に更新し、これを三次元位置(Pni´)として前記第5の記憶手段に定義する手段、
    (C6).前記第5の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni´)と次の三次元位置(Pni´+1)との間に、前記第3の記憶手段の前記立体空間領域形成情報の所定高さ(hss1)で前記立体空間領域(JDBi)を形成する手段、
    (C7).前記第5の記憶手段に生成された前記立体空間領域(JDBi)内の三次元位置(Pin´)を有する前記レーザデータ((DLi)を前記第1の記憶手段から読み込んで、これを立体空間領域(JDBi)内のレーザデータ(JDLai)として前記立体空間領域(JDBi)に格納する手段、
    (C8).前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)を順次指定し、該指定毎に、このピクセル(Gpi)に対応する領域を前記立体空間領域(JDBi)から検索し、この検索した領域内のレーザデータ(JDLai)の反射強度の平均を求める手段、
    (C9).この平均値に応じたグレースケール値を前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)に書き込みすることで前記レーザオルソフォト画像(RGai)を得る手段
    としての機能を実行させるための走行路上地物画像生成プログラム。
  8. 車両にGPS受信器及び高密度レーザ器を搭載して走行路を走行しながら該高密度レーザ器から対象範囲にスキャニングしながら数センチ間隔でレーザを発射して、得られた高密度のレーザデータ(Li)の点群の出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)に基づく、前記車両の走行路面から所定高さの範囲に立体空間領域(JDBi)のレーザオルソフォト画像を表示部に得る走行路上地物画像生成装置であって、
    表示用の画像メモリと、
    前記出力範囲(Di)のレーザデータ(DLi)の点群を記憶した第1の記憶手段と、
    前記GPS受信器の移動軌跡(Pi)を構成する前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を記憶した第2の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)から前記走行路の面までの長( Hai)よりも長い検索下限値(hs1)及び前記3次元位置(Pni)より下方となるレーザ点群を検索しない範囲を決めるための検索不要長(hs2:hs2≧hs1)並びに前記立体空間領域(JDBi)までの前記走行路の面から所定高さ(hss1)を含む立体空間領域形成情報を記憶した第3の記憶手段と、
    前記GPS受信器の3次元位置(Pni)直下の走行路の面のレーザデータ(CLpai)を決定するための検索領域(Ci)が生成される第4の記憶手段と、
    前記立体空間領域(JDBi)が生成される第5の記憶手段と、
    (D1).前記第2の記憶手段(50)から前記出力範囲(Di)内の前記GPS受信器の3次元位置(Pni)を順次、読み出して、これを前記第4の記憶手段に順次、定義する手段と、
    (D2).前記第4の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni)毎に、垂線(Pzi)を定義し、この垂線(Pzi)から半径(Ri)の円柱を前記検索不要長(hs2)を除く高さ長Chi(Chi=hs1−hs2)の前記検索領域(Ci)を前記第4の記憶手段に生成する手段と、
    (D3).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)内の三次元座標を有する前記レーザデータ(DLi)を前記1の記憶手段から読み込んで、これを検索領域(Ci)内のレーザデータ(CLi)として格納する手段と、
    (D4).前記検索領域(Ci)毎に、該検索領域(Ci)に格納された前記レーザデータ(CLi)の点群の内で前記道路面以外の点群を除去して、前記垂線(Pzi)に最も近傍のレーザデータを前記3次元位置(Pni)の前記直下のレーザデータ(CLpai)と決定する手段と、
    (D5).前記第4の記憶手段に前記三次元位置(Pni)が定義される毎に、該三次元位置(Pni)の二次元座標(x、y)を有する前記直下のレーザデータ(CLpai)を検索し、該三次元位置(Pni)をこの検索した直下のレーザデータ(CLpai)に更新し、これを三次元位置(Pni´)として前記第5の記憶手段に定義する手段と、
    (D6).前記第5の記憶手段に定義された前記三次元位置(Pni´)と次の三次元位置(Pni´+1)との間に、前記第3の記憶手段の前記立体空間領域形成情報の所定高さ(hss1)で前記立体空間領域(JDBi)を形成する手段と、
    (D7).前記第5の記憶手段に生成された前記立体空間領域(JDBi)内の三次元位置(Pin´)を有する前記レーザデータ((DLi)を前記第1の記憶手段から読み込んで、これを立体空間領域(JDBi)内のレーザデータ(JDLai)として前記立体空間領域(JDBi)に格納する手段と、
    (D8).前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)を順次指定し、該指定毎に、このピクセル(Gpi)に対応する領域を前記立体空間領域(JDBi)から検索し、この検索した領域内のレーザデータ(JDLai)の反射強度の平均を求める手段と、
    (D9).この平均値に応じたグレースケール値を前記表示用の画像メモリのピクセル(Gpi)に書き込みすることで前記レーザオルソフォト画像(RGai)を得る手段とを有することを特徴とする走行路上地物画像生成装置。
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