JP5944723B2 - 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム Download PDF

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Description

この発明は情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムに関し、特にたとえば、地図画像を表示する、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムに関する。
この種の情報処理装置の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1のナビゲーション装置は、地図情報を表示するのみではなく、施設、店舗、観光地、場所等のユーザが興味を抱くと思われる地点や施設等に関する情報も提供する。たとえば、代表施設の館内図画像が表示される。
特開2005−83941[G01C 21/00, G06F 3/00, G06F 17/30, G06F 17/60, G06T 11/60]
しかし、この背景技術では、2次元の館内図画像が表示され、拡大・縮小またはスライドさせるだけであり、ユーザは、現在位置において、地図上のどの方向を向いているのか、また地図上の行きたい場所はどの方向に進めば良いかを知るのが困難である。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムを提供することである。
また、この発明の他の目的は、分かり易い情報を提示することができる、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムを提供することである。
第1の発明の情報処理装置は、第1表示部、第2表示部、および表示変化部を備える。第1表示部は、パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を表示する。第2表示部は、所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を表示する。つまり、地図画像上の位置に対応する現実の位置における様子が画像で表示される。表示変化部は、所定の入力に応じて、地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、第2表示部によって表示されるパノラマ画像の一部を変化させる。
第1の発明によれば、地図画像上の所定の位置に対応する現実の位置におけるパノラマ画像の一部を表示するので、所定の位置の実際の様子を知ることができる。また、地図画像を回転させると、これに対応するように、表示されるパノラマ画像の一部が変化されるので、現在位置や所望の位置の周囲の様子を知ることができ、また、進行方向を容易に理解することもできる。つまり、分かり易い情報を提示することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、情報処理装置は、位置指示部をさらに備える。この位置指示部は、第1表示部によって表示された地図画像上の所定の位置を指示する。
第2の発明によれば、所定の位置を指示することにより、対応するパノラマ画像の一部が表示されるので、たとえば、ユーザが見たい位置についての画像を見ることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、パノラマ画像は、所定の位置に対応する現実の様子を撮影したパノラマ写真に基づいて生成された画像である。
第3の発明によれば、パノラマ画像は、実際に撮影したパノラマ写真から生成されるので、現実の位置や方向などの周囲の様子を容易に理解することができる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかに従属し、第2表示部は、所定の位置が視点となる場合のパノラマ画像の一部を表示する。たとえば、所定の位置に対応する現実の位置において撮影したパノラマ写真からパノラマ画像が生成される。
第4の発明によれば、地図上の所定の位置を視点として場合の現実の空間における様子をパノラマ画像で見ることができる。
第5の発明は、第1ないし第4の発明のいずれかに従属し、表示変化部は、地図画像を回転させる方向および角度に対応するように、第2表示部に表示されるパノラマ画像の一部を変化させる方向および距離を決定する。
第5の発明によれば、地図画像の方向とパノラマ画像の位置を対応づけておけば、地図画像を回転させることにより、見たい方向のパノラマ画像を簡単に見ることできる。
第6の発明は、第1ないし第5の発明のいずれかに従属し、表示変化部は、地図画像を90°区切りで回転させる。
第6の発明によれば、地図画像を90°区切りで回転させるので、これに応じて表示されるパノラマ画像の一部も90°分移動されるので、たとえば、進路や部屋毎の壁面についてのパノラマ画像を見易くすることができる。
第7の発明は、第1ないし第6の発明のいずれかに従属し、パノラマ画像は、立体視画像である。
第7の発明によれば、パノラマ画像は立体視画像であるため、より奥行きの分かり易い情報を提示することができる。
第8の発明は、第1ないし第7の発明のいずれかに従属し、第1表示部と第2表示部を、回動可能に配置する。たとえば、地図画像を水平面に表示し、パノラマ画像の一部を垂直面に表示する。
第8の発明によれば、地図画像およびパノラマ画像の一部の表示方向を現実空間の方向に合わせることができるので、より分かり易く情報を提供することができる。
第9の発明は、コンピュータにおいて実行される情報処理プログラムであって、コンピュータのプロセッサを、パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を第1表示装置に表示する第1表示手段、所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を第2表示装置に表示する第2表示手段、および所定の入力に応じて、地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、第2表示手段において表示されたパノラマ画像の一部を変化させる、表示変化手段として機能させる、情報処理プログラムである。
第10の発明は、情報処理装置の情報処理方法であって、情報処理装置のプロセッサは、(a)パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を第1表示装置に表示し、(b)所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を第2表示装置に表示し、そして(c)所定の入力に応じて、地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、ステップ(b)において表示されたパノラマ画像の一部を変化させる、情報処理方法である。
第11の発明は、パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を表示する第1表示部、所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を表示する第2表示部、および所定の入力に応じて、地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、第2表示部によって表示されるパノラマ画像の一部を変化させる、表示変化部を備える、情報処理システムである。
第9ないし第11の発明においても、第1の発明と同様に、分かり易い情報を提示することができる。
この発明によれば、地図画像上の指示した位置に対応する位置におけるパノラマ画像の一部を表示するので、指示した位置の実際の様子を知ることができる。つまり、分かり易い情報を提示することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例であるゲーム装置の外観図である。 図2はゲーム装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 図3は図2の電気的構成の要部を示すブロック図である。 図4は図1の下LCDに表示されるマップ画像の一例を示す図解図である。 図5は図1の立体LCDに表示されるパノラマ画像の一部の写真画像を示す図解図である。 図6はパノラマ写真の撮影方法およびマップ画像に設定される方向を説明するための図解図である。 図7は下LCDに表示されるマップ画像の向きに対応して図1の立体LCDに表示されるパノラマ画像の一部の写真画像を説明するための図解図である。 図8はパノラマ画像の一部の写真画像およびマップ画像の他の例を示す図解図である。 図9は図2に示すメインメモリのメモリマップの一例を示す図解図である。 図10は図2および図3に示すCPUの画像表示処理の一部を示すフロー図である。 図11は図2および図3に示すCPUの画像表示処理の他の一部であって、図10に後続するフロー図である。 図12は図2および図3に示すCPUの画像表示処理のその他の一部であって、図10に後続するフロー図である。
図1は、この実施例のゲーム装置10の外観を示す。ゲーム装置10は、折り畳み式のゲーム装置であり、図1は開状態におけるゲーム装置10の正面を示す。 ゲーム装置10は、図1に示されるように、互いに回動可能に連結された上側ハウジング10Aおよび下側ハウジング10Bを備え、上側ハウジング10Aの正面には、裸眼3D表示に対応した立体LCD12、内側カメラ18a、3D調整スイッチ20、3Dランプ20A、ならびに左右のスピーカ22aおよび22bなどが設けられる。下側ハウジング10Bの正面には、タッチパネル16付きの下LCD14、A,B,X,Yボタン24a−24d、十字キー(ボタン)24g、ホーム,セレクト,スタートボタン24h−24j、電源ボタン24k、アナログパッド26、およびマイク30が設けられる。図面を省略するが、ゲーム装置10の左側面から背面に跨ってLボタン24eが設けられ、右側面から背面に跨ってRボタン24fが設けられる。
立体LCD12は、視差バリア(パララックスバリア)方式による3D液晶であり、裸眼で立体視が可能な画像(裸眼立体視画像)を表示する。立体LCD12では、液晶による視差バリアをOFFすることで、平面画像の表示も可能である。なお、視差バリア方式に限らず、凹凸付のシート(レンチキュラレンズ)を利用するレンチキュラ方式や、その他の裸眼3D方式を採用してもよい。
内側カメラ18aは平面画像(2D画像)を撮影し、外側カメラ18bおよび18c(図2参照)は立体視画像(3D画像)を撮影する。プレイヤないしユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)を撮影した2Dまたは3Dの画像は、情報処理プログラムのようなアプリケーションプログラム(情報処理プログラム)への画像入力として利用可能である。内側カメラ18aによる2D画像はまた、下LCD14に表示可能であり、外側カメラ18bおよび18cによる3D画像はまた、立体LCD12に表示可能である。
3D調整スイッチ20は、立体LCD12の表示に関して、3Dおよび2Dの間の切り替えを手動で行い、さらには、3Dでの立体感の手動調整をも行うためのスライドスイッチである。
なお、詳細な説明は省略するが、このような3Dの立体感の変化は、仮想空間内に配置された左右の仮想カメラ(図示せず)の間の距離(カメラ間距離D)を変化させることによって実現される。つまり、3D調整スイッチ20の動作に応じて、カメラ間距離Dが調整される。そして、カメラ間距離Dは、手動調整されるだけでなく、情報処理プログラムによる自動調整も受ける。
3Dランプ20Aは、立体LCD12の表示状態を示すランプであり、3Dでは点灯し、2Dでは消灯する。なお、単に点灯よび消灯するだけでなく、3Dの程度(立体感の大小)に応じて輝度や色を変化させてもよい。
タッチパネル16や、A,B,X,Yボタン24a−24d、十字キー(ボタン)24g、ホーム,セレクト,スタートボタン24h−24j、あるいはアナログパッド26への操作は、情報処理プログラムへのタッチ/ボタン/パッド入力として利用される。電源ボタン24kは、ゲーム装置10の電源をオン/オフするために用いられる。電源ランプ42aは、電源のオン/オフと連動して点灯/消灯する。
マイク30は、ユーザの発話音声や環境音などを音声データに変換する。音声データは、情報処理プログラムへの音声入力として利用可能である。この場合、情報処理プログラムは、音声認識を行うことで、ユーザの発話音声を検出し、検出結果に応じた処理を実行する。マイク30による音声データはまた、NAND型フラッシュメモリ48(図2参照)などに記録可能である。
スピーカ22aおよび22bは、音楽(BGМ)、ゲーム音声やマイク音声などの音を出力する。ヘッドホン端子36には、図示しないヘッドホンが接続される。音量調整スイッチ32は、スピーカ22aおよび22bの音量またはヘッドホン端子36の出力を調整するためのスライドスイッチである。
図2には、ゲーム装置10の電気的構成が示される。ゲーム装置10は、CPU、GPU、VRAMおよびDSPなどで構成されたSoC(System-on-a-Chip)44を含む。SoC44には、上述した立体LCD12、下LCD14、内側カメラ(Inカメラ)18a、左右の外側カメラ(OCAM−LおよびOCAM−R)18bおよび18c、A,B,X,Y,L,Rボタン24a−24f、十字ボタン24g、SDカードスロット34、ゲームカードスロット38、および赤外線受発光部(IR)40が接続される。SoC44にはまた、マイコン56を介して、上述した3D調整スイッチ(3D Vol)20、3Dランプ20A、ホーム,セレクト,スタートボタン24h−24j、電源ボタン(Power)24k、無線スイッチ(WiFi)28、音量調整スイッチ(音量Vol)32,および電源,無線ランプ42a,42bが接続される。SoC44にはさらに、IF回路58を介して、上述したタッチパネル16、左右のスピーカ22aおよび22b、アナログパッド26、マイク(Mic)30およびヘッドホン端子36が接続される。
また、SoC44には、上述した以外の要素として、無線モジュール46、NAND型フラッシュメモリ48およびメインメモリ50が接続される。無線モジュール46は、無線LANに接続する機能を有する。したがって、図示は省略するが、ゲーム装置10は、他のゲーム装置10やコンピュータと直接またはネットワークを介して通信することができる。NAND型フラッシュメモリ48は、カメラ画像,マイク音声など保存用のデータを記憶する。メインメモリ50は、SoC44に作業領域を提供する。すなわち、メインメモリ50には、ゲームなどのアプリケーション(情報処理)で用いられる各種のデータやプログラムが記憶され、SoC44はメインメモリ50に記憶されたデータやプログラムを利用して作業を行う。
マイコン56には、電源管理IC52および加速度センサ54が接続される。電源管理IC52はゲーム装置10の電源管理を行い、加速度センサ54はゲーム装置10の3軸方向の加速度を検出する。加速度センサ54の検出結果は、情報処理プログラムへの動き入力として利用可能である。この場合、情報処理プログラムは、検出結果に基づいてゲーム装置10自体の動きを計算し、計算結果に応じた処理を実行する。また、マイコン56は、RTC(リアルタイムクロック)56aを含み、RTC56aで時間をカウントしてSoC44に供給する。
図3には、立体LCD12とSoC44の一部とで構成される立体LCD制御部12Aが示される。立体LCD12は、LCDコントローラ12a、バリア液晶12bおよび上LCD12cを含む。バリア液晶12bは、縦(列)方向に伸びる複数の液晶スリットを含み、バックライトからの光を複数の液晶スリットで交互に遮ることによって、右目および左目に上LCD12cの異なる列の画素を通過した光が見えるようにする。上LCD12cは、下LCD14と同様、普通の(2D表示用の)液晶でよい。LCDコントローラ12aは、GPU44bひいてはCPU44aの制御下で、上LCD12cに描画を行い、かつバリア液晶12b(への印加電圧)をON/OFFする。バリア液晶12bをOFFすると、右目および左目には、上LCD12cのどの列の画素を通過した光も見えるようになる。
なお、図3には、立体LCD12に対応して、LCDコントローラ12a、GPU44bおよびVRAM44cが設けられるように示してあるが、当然に、下LCD14に対応して、LCDコントローラ、GPUおよびVRAMが設けられている。図3を参照して分かるように、下LCD14に対応するGPUもまた、CPU44aと信号を送受信可能に接続され、下LCD14に対応するGPUとVRAMとは信号を送受信可能に接続される。そして、CPU44a、下LCD14に対応するGPU、およびVRAMのそれぞれが、下LCD14に対応するLCDコントローラと信号を送受信可能に接続され、このLCDコントローラに下LCD14が接続されるのである。
上述したようなゲーム装置10は、この実施例の情報処理プログラムを実行することにより、或る建物内の地図画像(マップ画像)などを表示し、建物内の経路や建物内の展示物(展示オブジェクト)を案内するガイド装置として機能する。この実施例では、ゲーム装置10が美術館のような建物内のガイド装置として機能する場合について説明するが、美術館に限定される必要はなく、水族館、ショッピングモール、駅構内またはビルなどの他の建物内のガイド装置として機能し得ることは言うまでも無い。また、屋内に限定される必要はなく、イベント会場やテーマパークなどの屋外の所定の場所におけるガイド装置や任意の場所ないし地域における建物や店舗を案内するとともに道案内するガイド装置として機能させることもできる。
図4は、ガイド装置として機能する場合のゲーム装置10の下LCD14に表示されるマップ画像100の一例を示す。マップ画像100は、背景画像100aを含むとともに、この背景画像100aの前面に表示されるアイコン画像102やアイコン画像104を含む。マップ画像100は、ガイドする場所ないし領域(ここでは、美術館)の全範囲(マップ全体)のうちの一部の範囲を下LCD14に表示したものであるため(図6(B)参照)、表示する範囲によっては、アイコン画像102およびアイコン画像104が表示されない場合もある。
背景画像100aは、ガイドする場所ないし範囲に固定的に存在する壁、柱、床、階段、トイレなどの背景オブジェクトで構成される。図4からも分かるように、背景画像100aは、ガイドする場所ないし範囲を俯瞰的に見た(より具体的には上方から鉛直下方向を見た)2次元画像である。この背景画像100a(マップ画像100)には、2次元の座標系(XY座標系)が固定的に設定されている(図6(B)参照)。これは、ガイドする場所ないし範囲における、マップ画像100上において、美術品(絵画や彫刻など)のような展示オブジェクトの位置や館内の様子を示すパノラマ画像を表示可能な位置を、アイコン画像(102、104など)によってユーザに正確に案内するためである。たとえば、2次元の座標系は、X軸方向がマップ画像100における東向きであり、Y軸方向がマップ画像100における北向きになるように設定される。ガイドの開始時には、マップ画像100のY軸方向が下LCD14の表示画面における上方向(下端から上端に向かう方向)を向くように設定される。
アイコン画像102は、美術品のような展示オブジェクトについての画像を表示するために設けられる。このアイコン画像102がタッチ(オン)されると、対応する美術品の画像が立体LCD12に表示される。この実施例では、美術品の画像は、当該美術品を描画した画像(2次元画像または3次元画像)または当該美術品を撮影した写真画像である。
アイコン画像104は、所定の機能を実行するために設けられる。この実施例では、所定の機能は、当該アイコン画像104が表示された位置に対応する実際(現実)の位置においてパノラマ写真を撮影して生成したパノラマ画像を表示する機能である。この実施例では、下LCD14に表示されたマップ画像100の向きに応じたパノラマ画像の一部の写真画像が立体LCD12に表示される。ただし、この実施例では、マップ画像100上においては、ユーザが下LCD14の表示画面における上方向を見ていると仮定してある。そして、この場合において、マップ画像100に対応する現実の空間において見える様子を示す画像(この実施例では、パノラマ画像の一部の画像)が立体LCD12に表示される。つまり、下LCD14には、ガイドする場所ないし範囲を上方から鉛直下方向を見たマップ画像100が表示され、立体LCD12には、そのガイドする場所ないし範囲のマップ画像100上の所定の位置(アイコン画像104の表示位置)から奥行き方向を見た場合の現実空間における様子を示す画像が表示される。したがって、たとえば、上側ハウジング10Aと下側ハウジング10Bを90°開いた状態では、下側ハウジング10B(下LCD14)を現実空間において水平面と並行になるように把持することにより、立体LCD12に表示される写真画像200の表示方向(奥行き方向)と、下LCD14に表示されるマップ画像100の表示方向(水平方向)とを、現実空間の方向(3次元の方向)に一致させることができる。
また、この実施例のゲーム装置10は、マップ画像100を回転表示させる機能を有している。マップ画像100が回転されると、それによって、ユーザが見ている方向が変化される。したがって、マップ画像100に対応する現実の空間において見える様子を示す画像も変化(更新)される。
ただし、この実施例では、所定角度(たとえば、90°)毎にマップ画像100が反時計周りまたは時計周りに回転表示される。これは、美術館のような建物では、通路や壁などが直角(90°)に交わるように形成されていることが多いからである。たとえば、Lボタン24eが1回押されると、マップ画像100は時計周りに90°回転される。また、Rボタン24fが1回押されると、マップ画像100は反時計周りに90°回転される。ただし、これは単なる一例であり、他のボタンが用いられても良く、また、タッチ操作によってマップ画像100が回転されてもよい。
なお、詳細な説明は省略するが、マップ画像100は、所定の操作を行うことにより、拡大(ズームイン)したり、縮小(ズームアウト)したり、スクロールしたりすることができる。
たとえば、図4に示すマップ画像100が表示されている場合に、アイコン画像104がタッチされると、図5に示すような写真画像が立体LCD12に表示される。この写真画像200は、上述したように、アイコン画像104の位置に対応する現実の美術館内の位置において、パノラマ写真を撮影して生成したパノラマ画像の一部の写真画像である。
この実施例では、図6(A)に示すように、パノラマ画像は、現実空間内の所定の位置を中心に所定角度(たとえば、30°、45°または60°)ずつ回転して、その都度撮影された複数の写真画像をつなぎ合わせることにより生成される。たとえば、パノラマ画像は、現実空間内の所定の位置における360°分の横長(帯状)の画像である。また、この実施例では、パノラマ画像を生成するためのパノラマ写真の撮影時においては、所定の方向(北向き)を0°(360°)とし、パノラマ写真の撮影用のカメラを時計周りに回転させる。ただし、所定の位置は、美術館内においてユーザにパノラマ画像で見せたい位置であり、開発者等によって選択される。また、通路が分岐している位置または階段やエレベータのような階を移動する手段が設けられる位置などの経路案内の要となるような位置が含まれてもよい。
なお、この実施例では、360°分のパノラマ画像を表示可能としてあるが、これに限定される必要はない。撮影する位置すなわちパノラマ画像を見せる位置によっては、たとえば、180°分や270°分のパノラマ画像を表示可能としてもよい。
また、この実施例では、マップ画像100の回転と連動するように、パノラマ画像のうちの表示する一部の写真画像を変化させるようにしてある。つまり、マップ画像100が回転表示されるときに、その回転方向に対応する方向であり、その回転角度に応じた距離だけ移動するように、パノラマ画像において立体LCD12に表示される一部の範囲が徐々に変化される。このため、マップ全体ないしマップ画像100には、方向が設定されるとともに、設定された方向と一致するパノラマ画像の角度(位置)に、当該方向が対応付けられている。ただし、パノラマ画像の角度は、パノラマ写真の撮影時に所定の方向を0°(360°)とした場合の角度を意味する。
図6(B)に示すように、この実施例では、所定の方向(北向き)が第1方向に設定され、第1方向を時計周りに90°回転した方向(東向き)が第2方向に設定される。また、所定の方向の反対方向(南向き)が第3方向に設定され、第3方向を時計周りに90°回転した方向(西向き)が第4方向に設定される。
上述したように、図6(A)に示す所定の位置は、マップ画像100上の所定の位置(アイコン画像104の表示位置)に対応するため、図6(A)および図6(B)から分かるように、撮影時の0°の方向と第1方向とが一致し、撮影時の90°の方向と第2方向とが一致し、撮影時の180°の方向と第3方向とが一致し、そして、撮影時の270°の方向と第4の方向とが一致する。
したがって、パノラマ画像の0°の位置にマップ画像100に設定された第1方向が対応づけられ、パノラマ画像の90°の位置にマップ画像100に設定された第2方向が対応づけられ、パノラマ画像の180°の位置にマップ画像100に設定された第3方向が対応づけられ、そして、パノラマ画像の270°の位置にマップ画像100に設定された第4方向が対応づけられる。
このため、図7(A)に示すように、マップ画像100の第1方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くときは、パノラマ画像の0°の位置を中心とする所定の範囲の写真画像200が立体LCD12に表示される。
ただし、所定の範囲は、立体LCD12の画面の大きさに応じて決定され、図7(A)−(D)では斜線を付した四角枠で示してある。また、図7(A)−図7(D)に示すパノラマ画像のデータは、メインメモリ50上では、左端と右端とが連続したリング状のデータとして扱われる。
また、図7(B)に示すように、マップ画像100の第2方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くときは、パノラマ画像の90°の位置を中心とする所定の範囲の写真画像200が立体LCD12に表示される。
さらに、図7(C)に示すように、マップ画像100の第3方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くときは、パノラマ画像の180°の位置を中心とする所定の範囲の写真画像200が立体LCD12に表示される。
そして、図7(D)に示すように、マップ画像100の第4方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くときは、パノラマ画像の270°の位置を中心とする所定の範囲の写真画像200が立体LCD12に表示される。
また、この実施例では、マップ画像100の回転に連動するように、パノラマ画像の一部の写真画像200を変化させるようにするため、パノラマ画像100の回転方向および回転角度に応じて、所定の範囲の移動方向および移動量(角度)が決定される。
たとえば、図4に示したように、マップ画像100の第1方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いている場合に、マップ画像100が反時計周りに90°回転されると、マップ画像100の第2方向が下LCD14の表示画面における上方向を向く。この場合、所定の範囲は、図7(A)に示す位置から図7(B)に示す位置に、角度が大きくなるように移動される。つまり、所定の範囲は、90°に相当する距離だけ、パノラマ画像の右方向に徐々に移動される。
また、たとえば、マップ画像100の第3方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いている場合に、マップ画像100が時計周りに90°回転されると、マップ画像100の第2方向が下LCD14の表示画面における上方向を向く。この場合には、所定の範囲は、図7(C)に示す位置から図7(B)に示す位置に、角度が小さくなるように移動される。つまり、所定の範囲は、90°に相当する距離だけ、パノラマ画像の左方向に徐々に移動される。
詳細な説明は省略するが、他の場合についても同様である。ただし、上述したように、パノラマ画像の左端と右端とは連続するように扱われるため、所定の範囲は、図7(A)に示す位置から図7(D)に示す位置に、角度が小さくなるように、パノラマ画像の左方向に移動したり、図7(D)に示す位置から図7(A)に示す位置に、角度が大きくなるように、パノラマ画像の右方向に移動したりする場合もある。これらの場合、パノラマ画像の0°(360°)の位置を跨ぐときに、所定の範囲の位置が0°−360°の範囲内となるように調整される。
図8は、Rボタン24fが2回押されたり、Lボタン24eが2回押されたりすることにより、図4に示したマップ画像100が時計周りまたは反時計周りに180°回転されたマップ画像100およびこのとき表示される写真画像200の一例を示す。
ただし、図8(A)に写真画像200を示し、図8(B)にマップ画像100を示すことにより、ゲーム装置10において、写真画像200とマップ画像100が縦に並んで表示されていることを表現してある。
この場合、図8(B)に示すように、マップ画像100の第3方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くため、図8(A)に示すように、この第3方向に対応する所定の範囲におけるパノラマ画像の一部の写真画像200が立体LCD12に表示される。
図示は省略するが、第2方向や第4方向が下LCD14の表示画面における上方向を向く場合には、各方向に対応する所定の範囲におけるパノラマ画像の一部の写真画像200が表示される。たとえば、第2方向が下LCD14の表示画面における上方向を向く場合には、壁の間の奥に美術品が見えるような写真画像200が立体LCD12に表示される。また、第4方向が下LCD14の表示画面における上方向を向く場合には、階段が画面全体に見えるような写真画像200が立体LCD12に表示される。
なお、図4、図5および図8に示したマップ画像100および写真画像200は一例であり、限定されるべきでないことは言うまでもない。
また、図面では表現できないが、立体LCD12に表示される写真画像などの画像は3Dで表示することも可能である。
図9は図2に示したメインメモリ50のメモリマップ500の一例を示す。図9に示すように、メインメモリ50は、プログラム記憶領域502およびデータ記憶領域504を含む。
プログラム記憶領域502は、この実施例の情報処理プログラムを記憶し、情報処理プログラムは、メイン処理プログラム502a、入力検出プログラム502bおよび画像表示プログラム502cなどを含む。
メイン処理プログラム502aは、美術館および美術品のガイドを実行するためのメインルーチンを処理するためのプログラムである。入力検出プログラム502bは、タッチパネル16、各種のボタンないしスイッチ(20、24a−24k、32)、アナログパッド26および加速度センサ54からの入力を検出し、検出した入力に対応するデータ(入力データ)を時系列に従って後述する入力データバッファ504aに記憶するためのプログラムである。
画像表示プログラム502cは、CPU44aからの指令ないしユーザからの指示に従って、立体LCD12および下LCD14に各種の画面ないし画像(100、200など)を表示したり、その表示を更新したりするためのプログラムである。
図示は省略するが、プログラム記憶領域502には、音出力プログラムなども記憶される。音出力プログラムは、音楽(BGM)を再生(出力)したり、音声ガイドを再生(出力)したりするためのプログラムである。
データ記憶領域504には、入力データバッファ504aが設けられる。また、データ記憶領域504には、マップ画像データ504b、オブジェクト画像データ504c、パノラマ画像データ504dおよび向きデータ504eが記憶される。
入力データバッファ504aは、上述したような入力データを一時記憶する。この入力データバッファ504aに一時記憶された入力データは、CPU44aの処理に使用された後に消去される。
マップ画像データ504bは、マップ画像100についての画像データである。ただし、マップ画像データ504bは、背景画像100aについてのデータ(背景画像データ)と、アイコン画像102やアイコン画像104などについてのデータ(アイコン画像データ)によって構成される。上述したように、背景画像100aに2次元の座標系が設定されており、各アイコン画像(104.102など)には、表示するべき座標が設定されている。具体的には、アイコン画像102には、対応する美術品が展示されている位置に対応する座標が設定されおり、アイコン画像104には、対応するパノラマ画像の一部の写真画像を表示可能な位置に対応する座標が設定されている。
オブジェクト画像データ504cは、各美術品についての画像データである。この実施例では、画像データ(説明の都合上、「第1画像データ」という。)は、美術品を描画した画像または美術品を撮影した写真画像についてのデータである。また、各第1画像データは、それぞれが示す美術品が展示されている位置に対応するマップ画像100上の位置に表示されるアイコン画像102に対応付けられている。
パノラマ画像データ504dは、各パノラマ画像についての画像データである。この実施例では、画像データ(説明の都合上、「第2画像データ」という。)は、美術館内の所定の位置におけるパノラマ画像のデータである。したがって、所定の位置毎に、対応するパノラマ画像のデータが記憶される。また、上述したように、各第2画像データでは、対応するパノラマ画像の所定の位置(0°、90°、180°、270°)に、マップ画像100に設定された方向(第1方向、第2方向、第3方向、第4方向)が対応づけられている。さらに、各第2画像データは、それぞれが示すパノラマ画像を生成するためにパノラマ写真を撮影した所定の位置に対応するマップ画像100上の位置に表示されるアイコン画像104に対応づけられている。
向きデータ504eは、マップ画像100(マップの全体)に設定された第1方向−第4方向のうち、いずれの方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いているかを示すデータである。この実施例では、マップ画像100は、90°単位で回転され、したがって、向きデータ504eは2ビットのレジスタで構成される。たとえば、レジスタの値が“00”である場合に、マップ画像100の第1方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いていることが示される。また、レジスタの値が“01”である場合に、マップ画像100の第2方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いていることが示される。さらに、レジスタの値が“10”である場合に、マップ画像100の第3方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いていることが示される。さらにまた、レジスタの値が“11”である場合に、マップ画像100の第4方向が下LCD14の表示画面における上方向を向いていることが示される。
図示は省略するが、データ記憶領域504には、情報処理プログラムの実行に必要な他のデータが記憶されたり、カウンタ(タイマ)やフラグが設けられたりする。
図10−図12は、図2および図3に示したCPU44aの画像表示処理のフロー図である。図10に示すように、画像表示処理を開始すると、ステップS1で、画像の向きを初期化する。つまり、CPU44aは、向きデータ504eを構成するレジスタにデータ値“00”を設定する。
次のステップS3では、マップ画像100を下LCD14に表示する。ここでは、予め決定されたマップ画像100が表示されても良いし、ユーザが指示した場所におけるマップ画像100が表示されてもよい。ただし、ここでは、マップ画像100に設定された第1方向が下LCD14の表示画面における上方向を向くように、当該マップ画像100が下LCD14に表示される。
続くステップS5では、入力が有るかどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データバッファ504aに、入力データが記憶されているかどうかを判断する。
ステップS5で“NO”であれば、つまり入力が無ければ、そのまま同じステップS5に戻る。一方、ステップS5で“YES”であれば、つまり入力が有れば、ステップS7で、終了かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データが終了を示すかどうかを判断する。
ステップS7で“YES”であれば、つまり終了であれば、画像表示処理を終了する。一方、ステップS7で“NO”であれば、つまり終了でなければ、ステップS9で、パノラマ画像の表示かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データが示すタッチ位置がアイコン画像104上であるかどうかを判断する。つまり、アイコン画像104がタッチされたかどうかを判断するのである。以下、アイコン画像(102、104)がタッチされたかどうかを判断する場合において同じである。
ステップS9で“YES”であれば、つまりパノラマ画像の表示であれば、ステップS11で、指示された位置および現在の向きについてのパノラマ画像の一部を表示して、図12に示すステップS31に進む。つまり、ステップS11では、CPU44aは、アイコン画像104に対応して記憶されたパノラマ画像のうち、現在の向きが対応付けられた一部の写真画像を表示する。ただし、現在の向きは、下LCD14の表示画面における上方向を向いているマップ画像100の向き(第1方向、第2方向、第3方向または第4方向)である。
一方、ステップS9で“NO”であれば、つまりパノラマ画像の表示でなければ、図11に示すステップS13で、拡大かどうかを判断する。図示等は省略したが、たとえば、CPU44aは、入力データに基づいて、拡大のアイコン画像がタッチされたり、拡大を示すボタンないしキーが操作されたりしたかどうかを判断する。
ステップS13で、“YES”であれば、つまり拡大であれば、ステップS15で、マップ画像100を拡大して、図11に示したステップS5に戻る。たとえば、CPU44aは、ステップS15で、マップ画像100を撮影する仮想カメラ(図示せず)をズームインさせる。
一方、ステップS13で“NO”であれば、つまり拡大でなければ、ステップS17で、縮小かどうかを判断する。図示等は省略したが、たとえば、CPU44aは、入力データに基づいて、縮小のアイコン画像がタッチされたり、拡大を示すボタンないしキーが操作されたりしたかどうかを判断する。
ステップS17で“YES”であれば、つまり縮小であれば、ステップS19で、マップ画像100を縮小して、ステップS5に戻る。たとえば、CPU44aは、ステップS19で、マップ画像100を撮影する仮想カメラをズームアウトさせる。
一方、ステップS17で“NO”であれば、つまり縮小でなければ、ステップS21で、スクロールかどうかを判断する。図示等は省略したが、たとえば、CPU44aは、入力データに基づいて、タッチ位置の座標が一定時間内に所定距離以上変化したかを判断する。つまり、スライド操作があるかどうかを判断するのである。
ステップS21で“YES”であれば、つまりスクロールであれば、ステップS23で、マップ画像100をスクロールして、ステップS5に戻る。ステップS23では、たとえば、CPU44aは、マップ画像100を撮影する仮想カメラを、スライド操作の方向とは逆向きであり、スライド操作の距離(移動量)に応じた距離だけ移動させる。
一方、ステップS21で“NO”であれば、つまりスクロールでなければ、ステップS25で、オブジェクト画像の表示かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データに基づいて、アイコン画像102がタッチされたかどうかを判断する。
ステップS25で“YES”であれば、つまりオブジェクト画像の表示であれば、ステップS27で、タッチされたアイコン画像102に対応して記憶されたオブジェクト画像データに対応するオブジェクト画像を立体LCD12に表示して、ステップS5に戻る。
一方、ステップS25で“NO”であれば、つまりオブジェクト画像の表示でなければ、ステップS29で、その他の処理を実行して、ステップS5に戻る。たとえば、その他の処理としては、音量の調整や3Dの立体感の調整などが該当する。
上述したように、パノラマ画像の表示が指示され、ステップS11で、対応するパノラマ画像の一部の写真画像が表示されると、図12に示すように、ステップS31で、入力があるかどうかを判断する。この処理は、ステップS5の処理と同じである。
ステップS31で“NO”であれば、つまり入力がなければ、同じステップS31に戻る。一方、ステップS31で“YES”であれば、つまり入力があれば、ステップS33で、終了かどうかを判断する。この処理は、ステップS7と同じである。
ステップS33で“YES”であれば、つまり終了であれば、そのまま画像表示処理を終了する。一方、ステップS33で“NO”であれば、つまり終了でなければ、ステップS35で、左回転かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データに基づいて、Lボタン24eが押されたかどうかを判断する。
ステップS35で“YES”であれば、つまりLボタン24eが押されれば、ステップS37で、マップ画像100の回転後の方向を現在の方向から時計周りに90°回転した方向に設定する。つまり、向きデータ504eを構成するレジスタのデータ値が1減算される。ただし、データ値が“00”の場合には、“11”が設定される。
次のステップS39で、マップ画像100を時計周りに90°回転する。ここでは、CPU44aは、仮想カメラを反時計周りに90°回転させる。そして、ステップS41で、現在の向きについての当該パノラマ画像の一部の写真画像200を立体LCD12に表示して、ステップS31に戻る。ただし、「当該パノラマ画像」とは、ステップS9およびS11で表示することが指示されたパノラマ画像を意味する。以下、同様である。また、マップ画像100を反時計周りに回転させるため、ステップS41では、CPU44aは、向きデータ504eが示す向きに対応するパノラマ画像の一部の写真画像を表示するように、その表示範囲(所定の範囲)を左方向に90°分移動するように変更(スライド)する。したがって、たとえばデジタルカメラやビデオカメラが左方向に90°パンされたときに撮影されるスルー画像ないし映像が変化されるように、立体LCD12に表示される写真画像が変化される。
一方、ステップS35で“NO”であれば、つまり左回転でなければ、ステップS43で、右回転かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データに基づいて、Rボタン24fが押されたかどうかを判断する。
ステップS43で“YES”であれば、つまり右回転であれば、ステップS45で、マップ画像100の回転後の方向を現在の方向から反時計周りに90°回転した方向に設定する。つまり、向きデータ504eを構成するレジスタのデータ値が1加算される。ただし、データ値が“11”の場合には、“00”が設定される。
次のステップS47で、マップ画像100を反時計周りに90°回転する。ここでは、CPU44aは、仮想カメラを時計周りに90°回転させる。そして、ステップS49で、現在の向きについての当該パノラマ画像の一部の写真画像200を立体LCD12に表示して、ステップS31に戻る。ただし、マップ画像100を反時計周りに回転させるため、ステップS49では、CPU44aは、向きデータ504eが示す向きに対応するパノラマ画像の一部の写真画像を表示するように、その表示範囲を右方向に90°分移動するように変更(スライド)する。したがって、デジタルカメラないしビデオカメラが右方向に90°パンされたときに撮影されるスルー画像ないし映像が変化されるように、立体LCD12に表示される写真画像が変化される。
一方、ステップS43で“NO”であれば、つまり右回転でなければ、ステップS51で、パノラマ画像の表示終了かどうかを判断する。ここでは、CPU44aは、入力データに基づいて、アイコン画像104がタッチされたかどうかを判断する。ステップS51で“NO”であれば、つまりパノラマ画像の表示終了でなければ、そのままステップS31に戻る。一方、ステップS51で“YES”であれば、つまりパノラマ画像の表示終了であれば、図10に示したステップS5に戻る。
この実施例によれば、マップ画像上の所定の位置に表示されるアイコン画像がタッチされると、それに対応して記憶された現実の様子を示すパノラマ画像の一部の写真画像が表示されるので、その写真画像を見ることにより、ユーザの現在位置の周囲の様子、進行すべき方向、または所望の位置の周囲の様子を写真画像で見ることができる。つまり、分かり易い情報を提示することができる。
また、この実施例によれば、マップ画像の回転と連動するように、パノラマ画像の一部の写真画像を変化させるので、マップ画像やパノラマ画像の一部の写真画像が表示されたゲーム装置を回転させたり、ユーザ自身が回転したりするなどの手間を省くことができる。
さらに、この実施例によれば、マップ画像に設定された方向と、パノラマ画像の位置(角度)を対応づけているので、マップ画像を回転させることにより、見たい方向のパノラマ画像の一部の写真画像を簡単に表示させることができる。つまり、所望の写真画像を簡単に見ることができる。
なお、この実施例では、マップ画像の回転角度やパノラマ画像の移動量(角度)を90°に設定したが、これに限定される必要はない。より細かいガイドを行う場合には、それらを30°、45°または60°に設定してもよい。一方、大雑把なガイドを行う場合には、それらを120°または180°に設定してもよい。
また、この実施例では、マップ全体ないしマップ画像に方向を設定するとともに、各方向に対応するパノラマ画像の位置を設定しておき、マップ画像の回転およびパノラマ画像の一部の写真画像の変化(所定の範囲の移動)を制御するようにしたが、これに限定される必要はない。マップ画像に1つの基準方向を設定し、それに対応するパノラマ画像の位置を設定しておき、マップ画像の回転方向および回転角度に対応する、パノラマ画像における所定の範囲の移動方向および移動量を決定するようにしてもよい。
つまり、マップ画像に設定される方向と、パノラマ画像の位置を対応づけておけば、任意の角度でマップ画像を回転させるとともに、それに応じたパノラマ画像の一部の写真画像を表示することができるのである。
なお、この実施例では、アイコン画像がタッチ(オン)されたことに応じて、パノラマ画像が表示されるようにしたが、これに限定される必要はない。たとえば、パノラマ画像の表示可能なマップ画像上の位置が下LCDに表示されたことに応じて、パノラマ画像が表示されてもよい。
また、この実施例では、下LCDに表示されたマップ画像を、表示されている当該マップ画像の中心を中心に回転させるようにしたが、パノラマ画像を表示するためのアイコン画像の表示位置を中心に回転させるようにしてよい。このようにすれば、ユーザ自身が現実空間の所定の位置で回転したときに見える様子をパノラマ画像で見せることができる。
なお、この実施例に示したゲーム装置の構成に限定される必要はない。たとえば、タッチパネルは設けなくてもよい。また、タッチパネルを2つのLCD上にそれぞれ設けるようにしてもよい。
10 …ゲーム装置
12 …立体LCD
12a …LCDコントローラ
12b …バリア液晶
12c …上LCD
14 …下LCD
16 …タッチパネル
18a−18c …カメラ(内側,外側左,外側右)
20 …3D調整スイッチ(3D Vol)
20A …3Dランプ
30 …マイク
24a−24k …ボタン(キー)
26 …アナログパッド
44 …SoC
44a …CPU
44b …GPU
44c …VRAM
50 …メインメモリ
54 …加速度センサ
Sd …スライダ
ICL,ICR …仮想カメラ(左,右)

Claims (11)

  1. パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を表示する第1表示部、
    前記所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を表示する第2表示部、および
    所定の入力に応じて、前記地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、前記第2表示部によって表示される前記パノラマ画像の一部を変化させる、表示変化部を備える、情報処理装置。
  2. 前記第1表示部によって表示された地図画像上の前記所定の位置を指示する位置指示部をさらに備える、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記パノラマ画像は、前記所定の位置に対応する現実の様子を撮影したパノラマ写真に基づいて生成された画像である、請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2表示部は、前記所定の位置が視点となる場合の前記パノラマ画像の一部を表示する、請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記表示変化部は、前記地図画像を回転させる方向および角度に対応するように、前記第2表示部に表示される前記パノラマ画像の一部を変化させる方向および距離を決定する、請求項1ないし4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記表示変化部は、前記地図画像を90°区切りで回転させる、請求項1ないし5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記パノラマ画像は、立体視画像である、請求項1ないし6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 第1表示部と前記第2表示部を、回動可能に配置する、請求項1ないし7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. コンピュータにおいて実行される情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータのプロセッサを、
    パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を第1表示装置に表示する第1表示手段、
    前記所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を第2表示装置に表示する第2表示手段、および
    所定の入力に応じて、前記地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、前記第2表示手段において表示された前記パノラマ画像の一部を変化させる、表示変化手段として機能させる、情報処理プログラム。
  10. 情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置のプロセッサは、
    (a)パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を第1表示装置に表示し、
    (b)前記所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を第2表示装置に表示し、そして
    (c)所定の入力に応じて、前記地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、前記ステップ(b)において表示された前記パノラマ画像の一部を変化させる、情報処理方法。
  11. パノラマ画像を表示可能な位置を示す所定の位置の情報を含む地図画像の一部の範囲を表示する第1表示部、
    前記所定の位置に対応するパノラマ画像の一部を表示する第2表示部、および
    所定の入力に応じて、前記地図画像を回転させるとともに、これに対応するように、前記第2表示部によって表示される前記パノラマ画像の一部を変化させる、表示変化部を備える、情報処理システム。
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