JP5944548B2 - サブフレーム依存の物理アップリンク制御チャネル(pucch)領域の設計 - Google Patents

サブフレーム依存の物理アップリンク制御チャネル(pucch)領域の設計 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2010年3月25日に出願された、「サブフレーム依存の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)領域の設計」と題する、米国仮出願シリアル番号第61/317,652号に対して優先権を主張している。この出願は、その全体の参照によりここに明確に組み込まれている。
背景
I.分野
本開示は、一般的に、通信に関連し、より詳細に述べると、送信電力を制御することによって干渉を管理する技術に関連する。
II.背景
音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような、さまざまな通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に配備されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる、多元接続ネットワークであってもよい。このような多元接続ネットワークの例は、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークや、時分割多元接続(TDMA)ネットワークや、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワークや、直交FDMA(OFDMA)ネットワークや、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)に対する通信をサポートし得る、多数の基地局を含んでいてもよい。UEは、ダウンリンクとアップリンクとを通して、基地局と通信することがある。ダウンリンク(すなわち、フォワードリンク)は、基地局からUEへの通信リンクのことを意味し、アップリンク(すなわち、リーバースリンク)は、UEから基地局への通信リンクのことを意味する。
基地局は、ダウンリンク上で1つ以上のUEにデータを送信することがあり、アップリンク上で1つ以上のUEからデータを受信することがある。ダウンリンク上では、基地局からのデータ送信が、隣接基地局からのデータ送信による干渉を観測することがある。アップリンク上では、UEからのデータ送信が、隣接基地局と通信している他のUEからのデータ送信による干渉を観測することがある。ダウンリンクおよびアップリンクの両方では、干渉基地局と干渉UEとによる干渉が、性能を低下させるかもしれない。
概要
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る方法を提供する。前記方法は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つが、サブフレームタイプに依存していることと、そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信することとを含み、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る方法を提供する。前記方法は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定することと、前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングすることとを含み、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つが、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置を提供する。前記装置は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つが、サブフレームタイプに依存している手段と、そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信する手段とを備え、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
いくつかの態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置を提供する。前記装置は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定する手段と、前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングする手段とを備え、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置を提供する。前記装置は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しているようにと、そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信するように構成されている少なくとも1つのプロセッサと;前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを備え、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置を提供する。前記装置は、一般的に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定するようにと、前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングするように構成されている少なくとも1つのプロセッサと;前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを備え、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定するための命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトを提供する。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しているためにと、そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信するために、前記命令は、一般的に、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
ある態様にしたがって、ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るための命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトを提供する。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定するためにと、前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングするために、前記命令は、一般的に、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。
本開示のさまざまな態様および特徴を、以下で、さらに詳細に記述する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークを示している。 図2は、基地局およびUEのブロック図を示している。 図3は、周波数分割デュプレクス(FDD)に対するフレーム構造を示している。 図4は、ダウンリンクに対する2つの例示的なサブフレームフォーマットを示している。 図5は、アップリンクに対する例示的なサブフレームフォーマットを示している。 図6は、時分割デュプレクス(TDD)に対するフレーム構造を示している。 図7は、本開示のある態様にしたがった、基地局およびUEの機能的コンポーネントの例を示している。 図8は、本開示のある態様にしたがった、UEによって実行される動作の例を図示している。 図9は、本開示のある態様にしたがった、BSによって実行される動作の例を図示している。 図10は、本開示のある態様にしたがった、サブフレームタイプ依存のPUCCH領域の異なる設計を図示している。 図11は、本開示のいくつかの態様にしたがった、サブフレームタイプ依存のPUCCH領域の異なる設計を図示している。 図12は、本開示のいくつかの態様にしたがった、サブフレームタイプ依存のPUCCH領域の異なる設計を図示している。
詳細な説明
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るための技術をここで記述する。ある態様にしたがうと、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対して割り振られるリソースの、位置またはサイズのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、そのサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。サブフレームタイプ依存のリソース割り振りは、第1のタイプのサブフレームによって提供される保護を活用してもよい。これにより、よりロバーストであり、かつ信頼性のある送信から利益を得るかもしれないPUCCH送信のために、より大きい領域を使用することが可能になり、これは、結果として、システム性能の改善につながる。第1のサブフレームタイプよりも保護が少ない(または、まったく保護されていない)サブフレームは、第1のサブフレームタイプのPUCCH領域と比べて、減少したPUCCH領域を有するかもしれない。
CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のネットワークのような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して、ここで記述する技術を使用してもよい。「ネットワーク」および「システム」という用語は、互換性があるように使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術を実現してもよい。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA)(登録商標)、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000や、IS−95や、IS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)(登録商標)のような無線技術を実現してもよい。OFDMAネットワークは、進化したUTRA(E−UTRA)や、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi)(登録商標)や、IEEE802.16(Wi−MAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDM等のような無線技術を実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。周波数分割デュプレクス(FDD)および時分割デュプレクス(TDD)の双方における、3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスド(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを、アップリンク上ではSC−FDMAを用いるE−UTRAを使用する、新しいリリースのUMTSである。UTRAや、E−UTRAや、UMTSや、LTEや、LTE−Aや、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられている機関による文書中に記述されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられている機関による文書中に記述されている。先に説明したワイヤレスネットワークおよび無線技術とともに、他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対して、ここで記述した技術を使用してもよい。明確にするために、技術のいくつかの態様をLTEについて以下で記述し、以下の記述の大部分ではLTEの専門用語を使用する。
図1は、ワイヤレス通信ネットワーク100を示しており、このワイヤレス通信ネットワーク100は、LTEネットワークまたは他の何らかのワイヤレスネットワークであってもよい。このようなシステムにおいて、ここで提示される干渉管理技術を使用してもよい。
ワイヤレスネットワーク100は、多数の進化したノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含んでいてもよい。eNBは、UEと通信するエンティティであってもよく、また、基地局、ノードB、アクセスポイント等と呼ばれることがある。それぞれのeNBが、特定の地理的エリアに対する通信カバレッジを提供してもよい。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されている文脈に応じて、eNBのカバレッジエリアのことを、および/または、このカバレッジエリアを担当しているeNBサブシステムのカバレッジエリアのことを意味することがある。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または、他のタイプのセルに対する通信カバレッジを提供してもよい。マクロセルは、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーしてもよく、サービス加入しているUEによる制限されていないアクセスを可能にしてもよい。ピコセルは、比較的狭い地理的エリアをカバーしてもよく、サービス加入しているUEによる制限されていないアクセスを可能にしてもよい。フェムトセルは、比較的狭い地理的エリア(例えば、ホーム)をカバーしてもよく、フェムトセルと関係を持つUE(例えば、閉じられた加入者グループ(CSG)におけるUE)による制限されているアクセスを可能にしてもよい。マクロセル用のeNBを、マクロeNBと呼ぶことがある。ピコセル用のeNBを、ピコeNBと呼ぶことがある。フェムトセル用のeNBを、ホームeNB(HeNB)またはフェムトeNBと呼ぶことがある。図1中で示されている例では、eNB110aが、マクロセル102a用のマクロeNBであり、eNB110bがピコセル102b用のピコeNBであり、eNB110cがフェムトセル102c用のフェムトeNBである。eNBは、1つまたは複数(例えば、3つ)のセルをサポートしてもよい。「eNB」や、「基地局」や、「セル」という用語を、ここで互換可能に使用することがある。
ワイヤレスネットワーク100は、中継器も含んでいてもよい。中継器は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からのデータの送信を受信し、データの送信をダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)に送り得る、エンティティであってもよい。中継器はまた、他のUEに対する送信を中継し得る、UEであってもよい。図1中で示されている例では、中継器110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を促進するために、バックホールリンクを通してマクロeNB110aと、そしてアクセスリンクを通してUE120dと通信してもよい。また、中継器は、中継eNB、中継局、中継基地局等と呼ばれることがある。
ワイヤレスネットワーク100は、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNB等のような、異なるタイプのeNBを含んでいるヘテロジニアスネットワークであってもよい。これらの異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジサイズ、および、ワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する異なる影響を有しているかもしれない。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、5から40ワット)を有しているかもしれず、これに対して、ピコeNBや、フェムトeNBや、中継器は、より低い送信電力レベル(例えば、0.1から2ワット)を有しているかもしれない。
ネットワーク制御装置130は、eNBのセットに結合させてもよく、これらのeNBに対する調整および制御を提供してもよい。ネットワーク制御装置130は、単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集まりを含んでいてもよい。ネットワーク制御装置130は、バックホールを通してeNBと通信してもよい。eNBはまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを通して、直接的にまたは間接的に、互いに通信してもよい。
UE120(例えば、UE120a、UE120b等)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散させてもよく、それぞれのUEは措置型のものであっても、または、移動型のものであってもよい。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局等と呼ばれることもある。UEは、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、スマートフォン、ノートブック、スマートブック、タブレット等であってもよい。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器等と通信することができてもよい。UEは、別のUEとピアツーピア(P2P)通信することもできてもよい。図1中で示されている例では、UE120eおよび120fは、ワイヤレスネットワーク100中のeNBと通信せずに、互いに直接的に通信するかもしれない。P2P通信は、UE間のローカル通信のために、ワイヤレスネットワーク100上での負荷を減少させることができる。UE間のP2P通信は、別のUEに対する中継器として1つのUEが機能することも可能にしてもよく、それにより、他のUEがeNBに接続することが可能になる。
図1では、両方向に矢印がある実線は、UEと担当eNBとの間の所望の送信を示しており、この担当eNBは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEを担当するように指定されているeNBである。両方向に矢印がある破線は、UEとeNBとの間の干渉送信を示している。
UEは、複数のeNBのカバレッジ内に位置付けられることがある。UEを担当するこれらのeNBのうちの1つが選択されてもよい。担当eNBは、受信信号強度、受信信号品質、パス損失等のような、さまざまな基準に基づいて選択されてもよい。受信信号品質は、信号対干渉プラスノイズ比(SINR)、または、基準信号受信品質(RSRQ)、または、他の何らかのメトリックによって定量化されてもよい。
UEは、支配的干渉のシナリオで動作することがあり、この支配的干渉のシナリオでは、UEは、1つ以上の干渉eNBからの高干渉を観測することがある。支配的干渉のシナリオは、制限された関係が原因で生じることがある。例えば、図1中では、UE120cが、フェムトeNB110cに近く、eNB110cに対する高い受信電力を有しているかもしれない。しかしながら、制限された関係が原因で、UE120cは、フェムトeNB110cにアクセスできないことがあり、その後、より低い受信電力を有するマクロeNB110aに接続するかもしれない。その後、UE120cは、ダウンリンク上で、フェムトeNB110cからの高干渉を観測するかもしれず、アップリンク上でもフェムトeNB110cに対して高干渉を生じさせるかもしれない。
支配的干渉のシナリオは、範囲拡大が原因でも生じることがある。これは、UEにより検出されたすべてのeNBの中で、より低いパス損失を有する、および場合によっては、より低いSINRを有するeNBにUEが接続するシナリオである。例えば、図1では、UE120bが、マクロeNB110aよりも、ピコeNB110bの近くに位置付けられており、UE120bは、ピコeNB110bに対する、より低いパス損失を有するかもしれない。しかしながら、マクロeNB110aと比較してピコeNB110bの送信電力レベルがより低いせいで、UE120bは、マクロeNB110aよりも、ピコeNB110bに対する、より低い受信電力を有するかもしれない。それにもかかわらず、より低いパス損失が原因で、UE120bは、ピコeNB110bに接続することが好ましいかもしれない。これは、結果として、UE120bに対する所定のデータレートのために、ワイヤレスネットワークへの干渉より少ない干渉となり得る。
支配的な干渉シナリオにおいて通信をサポートするために、さまざまな干渉管理技術を使用してもよい。これらの干渉管理技術は、(セル間干渉調整(ICIC)と呼ぶこともある)準静的リソース区分、動的リソース割り振り、干渉消去等を含んでいてもよい。準静的リソース区分は、(例えば、バックホールのネゴシエーションを通して)リソースを異なるセルに割り振るために実行してもよい。リソースは、サブフレーム、サブバンド、搬送波、リソースブロック、送信電力等を含んでいてもよい。それぞれのセルには、リソースのセットが割り振られてもよく、このリソースのセットは、他のセルまたはそれらのセルのUEから、少ない干渉を観測するかもしれない、または、干渉を観測しないかもしれない。ダウンリンクおよび/またはアップリンク上で強い干渉をUEが観測する通信をサポートするように必要に応じてリソースを割り振るために、(例えば、セルとUEとの間での、無線による、メッセージの交換を通して)動的リソース割り振りも実行してもよい。干渉セルからの干渉を緩和させるために、UEによって干渉消去も実行してもよい。
ワイヤレスネットワーク100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートしてもよい。HARQでは、パケットが受信機(例えば、UE)によって正確にデコードされるまで、または、他の何らかの送信条件に遭遇するまで、送信機(例えば、eNB)が、パケットの1つ以上の送信を送ってもよい。同期HARQでは、パケットのすべての送信は、単一のHARQインターレースのサブフレーム中で送られてもよく、この単一のHARQインターレースは、Q番目のサブフレームごとに含んでいてもよく、ここで、Qは、4、6、8、10、または他の何らかの値に等しくてもよい。同期HARQでは、パケットのそれぞれの送信は、任意のサブフレーム中で送られてもよい。
ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作では、eNBは、類似したフレームタイミングを持っていてもよく、異なるeNBからの送信は、近似的に、時間的に整列されてもよい。同期動作では、eNBは、異なるフレームタイミングを持っていてもよく、異なるeNBからの送信は、時間的に整列されていなくてもよい。
ワイヤレスネットワーク100は、FDDまたはTDDを利用してもよい。FDDでは、ダウンリンクおよびアップリンクに、別個の周波数チャネルが割り振られてもよく、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、2つの周波数チャネル上で同時に送られてもよい。TDDでは、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数チャネルを共有してもよく、ダウンリンクおよびアップリンク送信は、異なる時間期間中に、同じ周波数チャネル上で送られてもよい。
図2は、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示しており、この基地局/eNB110およびUE120は、図1中の、基地局/eNBのうちの1つ、および、UEのうちの1つであってもよい。図2中で示されているさまざまなコンポーネント(例えば、プロセッサ)を利用して、ここで記述する干渉管理技術を実行してもよい。図示されているように、基地局110は、PUCCHリソース割り振り情報202をUE120に送信してもよい。以下でさらにより詳細に記述されるように、PUCCHリソース割り振り情報202は、UE120が情報を基地局(BS)に送信し得る、サブフレームタイプ依存PUCCH領域を示していてもよい。
基地局110には、T本のアンテナ234aないし234tが備えられていてもよく、UE120にはR本のアンテナ252aないし252rが備えられていてもよい。ここで、一般的に、T≧1であり、R≧1である。
基地局110では、送信プロセッサ220が、1つ以上のUEに対するデータをデータソース212から、制御情報を制御装置/プロセッサ240から受け取ってもよい。プロセッサ220は、データと制御情報とを処理(例えば、エンコードおよび変調)し、データシンボルと制御シンボルとをそれぞれ取得してもよい。送信プロセッサ220は、同期信号、基準信号等に対する、基準シンボルも発生させてもよい。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ230は、適用できるならば、データシンボル上で、制御シンボル上で、および/または、基準シンボル上で、空間処理(例えば、プレコーディング)を実行してもよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232aないし232tに提供してもよい。それぞれの変調器232は、(例えば、OFDM等のために)各出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。それぞれの変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログコンバート、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得してもよい。変調器232aないし232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T本のアンテナ234aないし234tを通して送信されてもよい。
UE120では、アンテナ252aないし252rが、基地局110からのダウンリンク信号、他の基地局からのダウンリンク信号、および/または、他のUEからのP2P信号とを受信してもよく、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)254aないし254rに提供してもよい。それぞれの復調器254は、各受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。それぞれの復調器254は、(例えば、OFDM等のために)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器256は、受信シンボルをR個の復調器254aないし254rすべてから取得して、適用できるならば、受信シンボル上でMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供してもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調およびデコード)し、UE120に対するデコードされたデータをデータシンク260に提供し、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ280に提供してもよい。
アップリンク上で、UE120では、送信プロセッサ264が、データソース262からデータを、そして制御装置/プロセッサ280から制御情報を受け取ってもよい。プロセッサ264は、データと制御情報とを処理(例えば、エンコードおよび変調)し、データシンボルと制御シンボルとをそれぞれ取得してもよい。プロセッサ264は、1つ以上の基準信号等に対する基準シンボルも発生させてもよい。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用できるならば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされてもよく、(例えば、SC−FDM、OFDM等のために)変調器254aないし254rによってさらに処理され、基地局110に、他の局に、および/または、他のUEに送信されてもよい。基地局110では、UE120および他のUEからのアップリンク信号を、アンテナ234によって受信し、復調器232によって処理し、適用できるならば、MIMO検出器236によって検出し、受信プロセッサ238によってさらに処理し、デコードされたデータと、UE120および他のUEによって送られた制御情報とを取得してもよい。受信プロセッサ238は、デコードされたデータをデータシンク239に、そして、デコードされた制御情報を制御装置/プロセッサ240に提供してもよい。
制御装置/プロセッサ240および280は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を指示してもよい。基地局110における、プロセッサ240および/または他のプロセッサおよびモジュールは、ここで記述した技術に対する処理を実行または指示してもよい。UE120における、プロセッサ280および/または他のプロセッサおよびモジュールは、ここで記述した技術に対する処理を、実行または指示してもよい。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120に対する、データおよびプログラムコードを記憶してもよい。通信(Comm)ユニット244は、基地局110が、他のネットワークエンティティ(例えば、ネットワーク制御装置130)と通信することを可能にしてもよい。スケジューラ246は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジューリングしてもよい。
いくつかの態様にしたがって、制御装置/プロセッサ240は、PUCCHリソース割り振り情報202を決定して、(CQI、HARQ、ACK等のような)PUCCH送信のために使用するリソースを決定する際に使用するために、UEに送信するためのPUCCHリソース割り振り情報202を送信プロセッサ220に提供してもよい。次に、UE120の、受信プロセッサ258および/または制御装置/プロセッサ280は、PUCCHリソース割り振り情報202を抽出して、PUCCH情報を送信する際に使用するために、それを送信プロセッサ264に提供してもよく、PUCCH領域のサイズおよび/または位置は、サブフレームタイプに依存している。
図2は、図1中のネットワーク制御装置130の設計も示している。ネットワーク制御装置130内では、制御装置/プロセッサ290が、UEに対する通信をサポートするための、さまざまな機能を実行してもよい。制御装置/プロセッサ290は、ここで記述する技術に対する処理を実行してもよい。メモリ292は、ネットワーク制御装置130に対する、プログラムコードとデータとを記憶してもよい。通信ユニット294は、ネットワーク制御装置130が、他のネットワークエンティティと通信することを可能にしてもよい。
先に述べたように、BS110およびUE120は、FDDまたはTDDを利用してもよい。FDDでは、ダウンリンクおよびアップリンクには、別個の周波数チャネルが割り振られてもよく、ダウンリンク送信およびアップリンク送信は、2つの周波数チャネル上で同時に送られてもよい。
図3は、LTEにおけるFDDに対する、例示的なフレーム構造300を示している。ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれに対する送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分してもよい。それぞれの無線フレームは、予め定められた持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有していてもよく、0ないし9のインデックスを持つ10個のサブフレームに区分してもよい。それぞれのサブフレームは、2つのスロットを含んでいてもよい。したがって、それぞれの無線フレームは、0ないし19のインデックスを持つ20個のスロットを含んでいてもよい。それぞれのスロットは、Lシンボル期間を含んでいてもよく、例えば、(図3中で示されているように)通常のサイクリックプレフィックスに対する7シンボル期間を、または、拡張されたサイクリックプレフィックスに対する6シンボル期間を含んでいてもよい。それぞれのサブフレームにおける2Lシンボル期間に、0ないし2L−1のインデックスが割り当てられてもよい。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を、そしてアップリンク上では単一搬送波周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、周波数範囲を複数(NFFT)の直交副搬送波に区分し、この複数(NFFT)の直交副搬送波は、一般的に、トーン、ビン等とも呼ばれる。それぞれの副搬送波は、データにより変調されてもよい。一般的に、変調シンボルは、周波数ドメイン中ではOFDMにより送られ、時間ドメイン中ではSC−FDMにより送られる。隣接する副搬送波間の間隔は、固定されていてもよく、副搬送波の総数(NFFT)は、システム帯域幅に依存していてもよい。例えば、NFFTは、1.25、2.5、5、10、または20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅に対して、それぞれ、128、356、512、1024、または2048に等しくてもよい。システム帯域幅はまた、多数のサブバンドに区分してもよく、それぞれのサブバンドは、周波数の範囲を、例えば、1.08MHzをカバーしていてもよい。
ダウンリンクおよびアップリンクのそれぞれに対する利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分してもよい。それぞれのリソースブロックは、1つのスロット中で12個の副搬送波をカバーしていてもよく、多数のリソースエレメントを含んでいてもよい。それぞれのリソースエレメントは、1つのシンボル期間中に1つの副搬送波をカバーしていてもよく、1つの変調シンボルを送るために使用されてもよく、この1つの変調シンボルは、実数値または複素数値であってもよい。
LTEでは、eNBは、サブフレームの制御領域中で、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)と、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを送信してもよい。PCFICHは、制御領域のサイズを伝えてもよい。PHICHは、HARQによりアップリンク上で送られたデータ送信に対する、肯定応答(ACK)および否定応答(NACK)フィードバックを運んでもよい。PDCCHは、許可および/または他の制御情報を運んでもよい。eNBは、サブフレームのデータ領域中で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)も送信してもよい(図3中では示していない)。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジューリングされたUEに対するデータを運んでもよい。
LTEでは、eNBはまた、eNBによってサポートされるそれぞれのセルに対するシステム帯域幅の中心の1.08MHz中で、ダウンリンク上で、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送信してもよい。図3中に示されているように、PSSおよびSSSは、それぞれ、通常サイクリックプリフィックスを持つそれぞれの無線フレームのサブフレーム0および5における、シンボル期間6および5中で送信してもよい。PSSおよびSSSは、セルサーチおよび獲得のために、UEによって使用されてもよい。eNBは、eNBによってサポートされているそれぞれのセルに対するシステム帯域幅全体にわたって、セル特有基準信号(CRS)を送信してもよい。CRSは、それぞれのサブフレームのいくつかのシンボル期間中で送信されてもよく、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用されてもよい。eNBはまた、ある無線フレームのサブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0から3中で、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信してもよい。PBCHは、いくつかのシステム情報を運んでもよい。eNBは、いくつかのサブフレーム中のPDSCH上で、システム情報ブロック(SIB)のような他のシステム情報を送信してもよい。
図4は、LTEにおける通常のサイクリックプレフィックスを持つ、ダウンリンクに対する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示している。ダウンリンクに対するサブフレームは、データ領域が後続する制御領域を含んでいてもよく、これは、時分割多重化されてもよい。制御領域は、サブフレームの最初のMシンボル期間を含んでいてもよく、ここで、Mは、1、2、3、または4に等しくてもよい。Mは、サブフレーム毎に変化してもよく、サブフレームの第1のシンボル期間中でPCFICHによって伝えられてもよい。制御領域は、制御情報を運んでもよい。データ領域は、サブフレームの残りの2L−Mシンボル期間を含んでいてもよく、データおよび/または他の情報を運んでもよい。
2本のアンテナが備えられているeNBに対しては、サブフレームフォーマット410を使用してもよい。シンボル期間0、4、7、および11中に、アンテナ0とアンテナ1とからCRSを送信してもよい。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロットとも呼ばれることがある。CRSは、例えば、セル識別子(ID)に基づいて発生されるような、セルに対して特有である基準信号である。図4において、ラベルRaを持つ所定のリソースエレメントでは、変調シンボルが、そのリソースエレメント上でアンテナaから送信されてもよく、そのリソースエレメント上で他のアンテナからは、何の変調シンボルも送信されない。4本のアンテナが備えられているeNBに対しては、サブフレームフォーマット420を使用してもよい。シンボル期間0、4、7、および11中にアンテナ0と1とから、そして、シンボル期間1および8中にアンテナ2と3とから、CRSを送信してもよい。両方のサブフレームフォーマット410および420では、CRSは、均一に間隔が空けられた副搬送波上で送信されてもよく、この副搬送波は、セルIDに基づいて決定されてもよい。異なるeNBは、これらのセルのセルIDに応じて、同じ副搬送波上で、または、異なる副搬送波上で、これらのセルに対するCRSを送信してもよい。両方のサブフレームフォーマット410および420では、データまたは制御情報を送信するために、CRSに対して使用されないリソースエレメントを使用してもよい。
図5は、LTEにおけるアップリンクに対する例示的なサブフレームフォーマット500を示している。アップリンクに対するサブフレームは、制御領域とデータ領域とを含んでいてもよく、これらは、周波数分割多重化されてもよい。システム帯域幅の2つの端において、制御領域が形成されていてもよく、制御領域は、構成可能なサイズを有していてもよい。データ領域は、制御領域中に含まれていないすべてのリソースブロックを含んでいてもよい。
制御情報をeNBに送るために、UEに、制御領域中でリソースブロックが割り当てられてもよい。また、データをeNBに送るために、UEに、データ領域中でリソースブロックが割り当てられてもよい。UEは、制御領域中の割り当てられているリソースブロック510aおよび510b上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で制御情報を送ってもよい。UEは、データ領域中の割り当てられているリソースブロック520aおよび520b上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で、データだけを、または、データおよび制御情報の両方を送ってもよい。図5中で示されているように、アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットに及んでもよく、周波数にわたってホップしてもよい。
以下でさらに詳細に記述するように、PUCCH領域の位置および/またはサイズは、サブフレームタイプに依存して変動してもよい。結果として、いくつかのケースでは、(動的ACK/NACK領域および/またはPUSCH領域のような)他の領域も、サブフレームタイプに依存して変動してもよい。
図6は、LTEにおけるTDDに対する例示的なフレーム構造600を示している。LTEは、TDDのために、多数のダウンリンク−アップリンクコンフィギュレーションをサポートする。すべてのダウンリンク−アップリンクコンフィギュレーションでは、ダウンリンク(DL)に対しては、サブフレーム0および5が使用され、アップリンク(UL)に対しては、サブフレーム2が使用される。ダウンリンク−アップリンクコンフィギュレーションに依存して、ダウンリンクまたはアップリンクに対して、サブフレーム3、4、7、8、および9がそれぞれ使用されてもよい。サブフレーム1は、(i)ダウンリンク制御チャネルとともにデータ送信に対して使用される、ダウンリンクパイロット時間スロット(DwPTS)と、(ii)送信のないガード期間(GP)と、(iii)ランダムアクセスチャネル(RACH)またはサウンディング基準信号(SRS)のいずれかに対して使用される、アップリンクパイロット時間スロット(UpPTS)から構成される、3つの特別なフィールドを含む。サブフレーム6は、ダウンリンク−アップリンクコンフィギュレーションに依存している、DwPTSのみを、または、3つの特別なフィールドを、または、ダウンリンクサブフレームを含んでいてもよい。DwPTS、GP、およびUpPTSは、異なるサブフレームコンフィギュレーションに対して、異なる持続時間を持っていてもよい。
ダウンリンク上で、eNBは、サブフレーム1および6のシンボル期間2中でPSSを(図6中では示されていない)、そして、サブフレーム0および5の最後のシンボル期間中でSSSを送信してもよい。eNBは、それぞれのダウンリンクサブフレームのいくつかのシンボル期間中でCRSを送信してもよい。eNBは、いくつかの無線フレームのサブフレーム0中でPBCHも送信してもよい。
LTEにおける、さまざまなフレーム構造、サブフレームフォーマット、物理チャネル、および信号は、「進化したユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」と題する、3GPP TS 36.211中で記述されており、これは、公的に入手可能である。
ここで提示した干渉管理技術はまた、ハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントの何らかの適した組み合わせを使用して実現してもよいことを当業者は認識するだろう。いくつかの態様にしたがって、このような技術のさまざまな動作は、1つ以上の「ソフトウェア構成可能な」プログラマブルプロセッサを使用して実現してもよい。
本開示のいくつかの態様は、サブフレーム依存態様で、柔軟な、アップリンクリソースの割り振りのための技術を提供する。さらに詳細に記述するように、それぞれのサブフレームに対するPUCCH領域のサイズおよび/または位置は、サブフレームタイプに依存していてもよい。(潜在的に干渉しているセル中で、限定されている、または、送信されない)送信を保護するタイプのサブフレームは、保護が少ない、または、保護がないサブフレームよりも、より大きいPUCCH領域を持っていてもよい。
共有されている(例えば、X)サブフレームに対するUL送信をスケジューリングする前に、最初に、保護されている(例えば、U)サブフレームを通してのロバーストなPUCCH送信を持つことが好ましいので、これは、有利であるかもしれない。したがって、以下で記述されるように、新しい(付加的な)PUCCH領域は、保護されていない(例えば、X)サブフレーム中では相対的に小さいかもしれない。サブフレーム依存のPUCCH領域のさまざまなインプリメンテーションの例を以下で記述する。
図7は、本開示のある態様にしたがった、サブフレーム依存の、PUCCHリソースの割り振りを活用し得る、通信システム700の例を図示している。
図示されているように、ワイヤレス通信システム700は、BS702、722と、B702および722によって担当されているUE704、724とをそれぞれ含んでいてもよい。BS702、722は、互いに潜在的に干渉している異なるセル中に位置付けられている。ある態様にしたがうと、通信システム700は、ヘテロジニアスネットワークであってもよく、BS702、722は、例えば、マクロBS、フェムトBS、ピコBS、およびこれらに類するものを組み合わせたものであってもよい。ある態様にしたがうと、ワイヤレス通信システム700は、LTEまたはLTE−Aシステムであってもよい。
BS702、722は、システム、方法、装置および/またはコンピュータプログラムプロダクトのうちの任意のものを参照してここで記述した、データおよび/または制御情報および/または他の何らかのタイプの情報を、それぞれ、UE704、724に送信するようにと、UE704、724から受信するように構成されているトランシーバ706、726を備えていてもよい。例えば、トランシーバ706、726は、時間および/または周波数リソース区分情報と、データと、制御チャネルとを、送信および/または受信するように構成してもよい。
BS702、722はまた、さまざまなプロセッサ708、728と、メモリ710、730とを備えていてもよい。プロセッサ708、728は、ここで記述した干渉管理機能のうちの1つ以上を実行するように構成してもよい。BS702、722は、例えば、メモリ710、730を備えていてもよく、それぞれは、ここで記述したさまざまな動作を実行するための、プロセッサ708、728によって実行可能な命令を記憶する。
BS702、722は、干渉管理を達成するために、例えば、リソースを割り振るように構成されているBSリソース割り振りモジュール712、732も備えていてもよい。
割り振られたリソースは、時間および/または周波数送信リソースを含んでいてもよいが、これらに限定されない。例えば、リソース割り振りモジュール712、732は、BSの異なる電力クラス間でリソース区分情報を、送信、発生、および/または処理するように構成してもよい。ある態様にしたがうと、リソース割り振りモジュール712、732は、リソース区分情報中で識別されたサブフレームタイプに基づいて、例えば、サブフレーム依存態様でPUCCHリソースを割り振るように構成してもよい。
ワイヤレス通信システム700は、BS702、722によってそれぞれ担当されており、BS702、722によって管理されている対応セル中で位置付けられているUE704、724も含んでいてもよい。
UE704、724は、データおよび/または制御情報および/またはここで記述した他の何らかのタイプの情報を、それぞれ、BS702、722に送信するように、ならびに、BS702、722から受信するように構成されている、トランシーバ714、734を備えていてもよい。例えば、トランシーバ714、734は、時間および/または周波数リソース区分情報を送信および/または受信するように構成してもよい。ある態様にしたがうと、トランシーバ714、734は、使用可能な、使用不可能な、および柔軟に使用可能なサブフレームを含むが、これらに限定されない、異なるタイプのサブフレーム中で送信するように構成してもよい。トランシーバ714、734は、データおよび制御チャネルを受信するように構成してもよい。
UE704、724は、プロセッサ716、736およびメモリ718、738も備えていてもよい。プロセッサ716、736は、システム、方法、装置、および/または、コンピュータプログラムプロダクトのうちの任意のものを参照してここで記述した、機能のうちの1つ以上を実行するように構成してもよい。UE704、724は、例えば、メモリ718、738を備えていてもよく、それぞれは、ここで記述したさまざまな動作を実行するための、プロセッサ716、736によって実行可能な命令を記憶する。
UE704、724は、干渉管理のためにリソース割り振り情報を受信および処理するように構成されている、UEリソース割り振りモジュール720、740も備えていてもよい。例えば、UEリソース割り振りモジュール720、740は、BSの異なる電力クラス間のリソース区分情報を受信および処理するように構成してもよい。ある態様にしたがうと、リソース割り振りモジュール720、740は、PUCCHリソース割り振り情報を受信するようにと、PUCCH情報を送信するために、サブフレームタイプに基づいて、どのリソースが使用されるべきかを決定するようにも構成してもよい。
上で参照したリソース割り振りモジュールは、DLおよび/またはUL干渉からの制御および/またはデータ送信を保護するために、リソース区分を実行するように構成してもよい。上で述べたように、リソース割り振りは、時間および/または周波数ドメインにおけるものであってもよい。例えば、ULに対する時間ドメインのリソース区分のために、3つのタイプのサブフレームを規定してもよい。U、N、およびXサブフレームを規定してもよい。Uサブフレームは、所定のセルに対して使用可能であってもよく、典型的には、異なるクラスのセルからの干渉はないかもしれない。Nサブフレームは、典型的に、異なるクラスのセルへの過剰な干渉を回避するために所定のセルによって使用可能でない、使用不可能なサブフレームのことを意味する。Xサブフレームは、いくつかのケースでは、BSインプリメンテーションに基づいて、セルに対して使用可能であってもよい。それぞれのセルのUサブフレームは、そのセル中で割り振られているインターレース中のサブフレームに対応していてもよい。特定のタイプのセルのUサブフレームが他のタイプのセルのNサブフレームに対応するように、異なるタイプのセルの、UサブフレームおよびNサブフレームは相補的な態様で構成してもよい。特に、異なるタイプのセルが、隣接しているとき、および、互いに干渉しているとき、サブフレームのこの相補的な規定により、データおよび制御情報の信頼性のある送信が可能になる。
リソース区分は、例えば、バックホールを通しての、セル間のネゴシエーションを介して、準静的または静的な態様で実行してもよい。それぞれのセルは、リソース区分の結果を知ってもよく、そのセルに適用可能な異なるタイプのサブフレームを認識してもよい。それぞれのセルは、そのUサブフレームを使用してもよく、そのUサブフレームは、その割り振られたインターレース中のサブフレームに対応していてもよい。それぞれのセルは、そのNサブフレーム中で過剰な干渉を生じさせることを回避し得る。そのNサブフレームは、他のタイプのセルに割り振られた、インターレース中のサブフレームに対応していてもよい。例えば、セルは、そのセルの近くに位置付けられているUEに向けて、そのUサブフレーム中で、低い電力で送信するかもしれず、その後、隣接セルにおけるUEに対して、強い干渉を生じさせるのを回避するかもしれない。セルはまた、その隣接セル中のUEに対して何らかの干渉を生じさせるのを回避するために、そのUサブフレーム中で送信するのを回避してもよい。セルは、関与されるセルの負荷情報、UEチャネル情報、トラフィック情報、異なるセル間での情報の利用可能性等のような、さまざまなファクタに基づいて、セルによって/に対して行われた決定に依存して、そのXサブフレームを、使用してもよく、または、使用しなくてもよい。セルは、同様に、スケジューリングする際にそれ自体に何らかの自由を残すように、このようなXサブフレームを割り振ることを選んでもよい。セルは、そのUサブフレームを最も多く使用してもよく、そのXサブフレームを必要に応じて使用してもよく、そして、そのNサブフレームを最も少なく使用してもよい。
UE704、724は、典型的には、過剰な干渉を回避するために(少なくともベストエフォートベースで)Nサブフレーム中で送信するのを回避しつつ、(隣接セルにおける、これらのサブフレーム中での送信が制限されるような)最良の干渉保護のためにUサブフレーム中で送信してもよい。UE704、724は、オプション的に、例えば、所定のセルに対する、BS702、722による決定によって指示されたように、Xサブフレームを使用してもよい。このアプローチをサブフレームの使用に適用すると、一般的に、Uサブフレームは、UE704、724によって最も頻繁に使用されると予期されてもよく、Xサブフレームは、オプション的に使用されてもよく(すなわち、使用されないかもしれない)、(可能であれば、過剰な干渉を回避するために)Nサブフレームは少なく使用されると予期される。
マクロBSによって担当されているUEが、フェムトBSによって管理されているセルに地理的に近いとき、UEは、Nサブフレーム中で送信しないための命令を受信してもよい(そのようなものとして、フェムトセルに対して高干渉を生じさせる可能性がある)。UEは、上のサブフレームタイプを認識するかもしれないし、または、認識しないかもしれない。したがって、UEがアクセス可能でないフェムトセルは、マクロBSによって担当されているUEからの強い干渉を経験しないだろう。したがって、フェムトBSによって担当されているUEは、その後、UL送信のためにUサブフレーム中で送信してもよい。
マクロBSによって担当されているUEが上のサブフレームタイプを認識しないとき、マクロBSは、マクロBSによって担当されているUEが、Nサブフレーム中で、例えば、少なくともベストエフォートベースでスケジューリングされないように、依然としてULのスケジューリングを実行してもよい。
上のシナリオを適用し、あるセル中のBSによる適切なスケジューリングにより結合される、隣接セル中のUおよびNサブフレームの相補的な(例えば、1つのセル中でUサブフレームであると考慮されるサブフレームが、典型的に、干渉セル中ではNサブフレームであると考慮される)性質により、フェムトBSによって担当されているUEは、マクロBSによって担当されており、かつフェムトセルに地理的に近いUEからの強い干渉を受けることを回避することが可能になり得る。したがって、フェムトBSによって担当されているUEは、Uサブフレームを送信しつつ、この干渉を回避することができる。
しかしながら、(Uサブフレーム以外の)他のタイプのサブフレームを送信するときに干渉を減少させる他の方法が、好ましいこともある。ある態様にしたがうと、BSは、Uでないサブフレームの間にUEをスケジューリングするのを回避することができる。しかしながら、フェムトセルにおけるUサブフレームの数は限定されることがあるので、このような限定は、フェムトセルのUL性能に影響を与えることがある。
ここで提示した、ある態様にしたがって、保護されているサブフレームを活用するために、サブフレームタイプ依存のPUCCH領域を利用してもよい。例えば、より広いPUCCH領域は、より保護されているサブフレーム中で可能であり得る。言い換えると、増加した干渉の可能性のせいで、より狭いPUCCH領域が他のサブフレームタイプ(例えば、「N」および「X」サブフレーム)上で使用されてもよい一方で、「U」サブフレームの保護は、PUCCH送信に適したものであってもよい、よりロバーストで信頼のある送信を可能にすることができる。
すべてのサブフレームにわたった潜在的なUL送信を可能し、異なるサブフレームにわたった干渉変動を取り扱うために、例えば、フェムトセルのUL中で、このアプローチを用いてもよい。
異なるサブフレームタイプの上の規定は、サブフレームタイプに依存しているPUCCH領域のリソースを割り振ることを有益にするかもしれない。ここで使用されているような、PUCCH領域という用語は、一般的に、チャネル品質インジケータ(CQI)、スケジューリング要求(SR)、および半永続的なスケジューリング(SPS)肯定応答/否定応答(ACK/NAK)のような、さまざまなタイプの情報を送信するために使用し得る、(連続的または非連続的であり得る)アップリンクリソースのセットのことを意味する。PUCCH領域は、典型的には、動的ACK/NAK(動的A/N)を含まず、これらは、本開示の目的のために、PUCCH領域と別個のものであると考えられてもよい。
図8は、例えば、サブフレーム依存のPUCCHリソース割り振りを実行するために、基地局(例えば、eNB)によって実行される、動作の例800を図示している。動作800は、810において、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定することによって開始する。そのサブフレームに対して割り振られたPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、そのサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。820において、BSが、リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングする。
図9は、例えば、ワイヤレス通信ネットワーク中で、割り振られるアップリンクリソースを決定するためにUEによって実行される、動作の例900を図示している。動作900は、910において、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定することによって開始する。そのサブフレームに対して割り振られたPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、そのサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む。920において、UEが、そのサブフレームタイプに対して割り振られたPUCCHリソースを使用して、そのサブフレーム中で、第1のセルの基地局に情報を送信する。
基地局は、異なるタイプへのサブフレームの区分に基づいてUEをスケジューリングしようと試行するスケジューリング機能全体の一部として、リソースを割り振ってもよい。この例にしたがって、基地局は、アップリンク送信のために、Nサブフレームの使用を回避または限定しつつ、Uサブフレーム上で、または、オプション的にXサブフレーム上で、アップリンクを介して送信するようにUEをスケジューリングできる。
ある態様にしたがうと、サブフレーム依存のPUCCH領域の使用は、結果として、(例えば、LTE Rel−8のPUCCH設計のような)前のまたは既存の(「レガシー」)PUCCH領域設計とは異なるPUCCH領域になるかもしれない。ここでは、PUCCH領域が、いったん準静的ベースで上位レイヤによって構成されると、PUCCH領域に対して割り振られたリソースは、すべてのサブフレームにわたって常に同一である。
ある態様にしたがって、基地局が、サブフレーム依存のPUCCH領域に対して割り振られたリソースをシグナリングしてもよい。例えば、基地局は、サブフレーム依存のPUCCH領域を決定するための、1つ以上のパラメータをUEに送ってもよい。例えば、1つ以上のパラメータは、PUCCH、動的A/N、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のような、さまざまな領域に対して割り振られたリソースを示していてもよい。ある態様にしたがって、UEに提供される正確なパラメータは、特定のサブフレーム依存のPUCCH領域インプリメンテーションに依存していてもよい。
図10−図12は、サブフレーム依存のPUCCH領域に対する、インプリメンテーションのオプションの例を図示している。設計オプションのうちの1つ以上を実現できることを正しく認識すべきである。さらに、サブフレーム依存のPUCCH領域に対する他の設計オプションが、ここに添付した特許請求の範囲の範囲内にあると意図されることが企図される。ここで使用されているような、新しい、および、付加的な、といったような用語は、LTE Rel−8のような、標準規格の現在のまたは最新のバージョンによって規定されていない、例えば、構成または領域のことを意味する相対語である。
図10は、サブフレーム依存のPUCCH領域に対する、第1の例のインプリメンテーションを図示している。図示されているサブフレームは、サブフレームタイプU1000と、サブフレームタイプN1002と、サブフレームタイプX1004とを含む。
図示したように、サブフレームタイプU1000は、PUCCH領域1006と、PUCCH領域1008と、動的A/N領域1010と、動的A/N領域1012と、PUSCH領域1014とを含んでいてもよい。サブフレームタイプN1002は、PUCCH領域1016と、PUCCH領域1018と、動的A/N領域1020と、動的A/N領域1022と、PUSCH領域1204と、PUSCH領域1026と、PUSCH領域1028とを含んでいてもよい。サブフレームタイプX1004は、PUCCH領域1030と、PUCCH領域1032と、動的A/N領域1034と、動的A/N領域1036と、PUSCH領域1038と、PUSCH領域1040と、PUSCH領域1042とを含んでいてもよい。
ある態様にしたがうと、動的ACK/NAKの始点を規定する(例えば、Rel−8はNPUCCHを規定し得る)パラメータは、動的ACK/NACKをサポートするUE(例えば、LTE Rel−8のみサポートするレガシーUEのような、より古いUEとは対照的な、LTEの新しいUE)に対して、すべてのサブフレームにわたって動的ACK/NAKの最大に可能性ある始点を示すように構成してもよい。基地局は、このパラメータをUEに送信することによって、サブフレーム依存のPUCCH領域をシグナリングしてもよい。このパラメータに基づいて、UEは、動的A/N領域(例えば、動的A/N領域1010、動的A/N領域1012、動的A/N領域1020、動的A/N領域1022、動的A/N領域1034、動的A/N領域1036)に対して割り振られるリソースを決定してもよい。
図示したように、サブフレームタイプU1000では、UEは、動的A/N領域1010より前のリソースの全体的なセットをPUCCH領域として認識し得る一方で、NおよびXのタイプのサブフレームに対するPUCCH領域は、タイプUのサブフレームに対するPUCCH領域1006のリソースのサブセットしか使用しなくてもよい。他の目的のために、他のリソースを使用してもよい。例えば、UEは、サブフレームタイプN1002およびサブフレームタイプX1004が、それぞれ、それらのPUCCH領域と動的A/N領域との間で、(および、それらのPUCCH領域と動的A/N領域とオーバーラップしていない)、PUSCH領域1026および1040を含むことを認識してもよい。(例えば、サブフレームタイプN1002に対する、および、サブフレームタイプX1004に対する)実際のPUCCH領域と動的A/N領域との間の領域は、PUSCHに対して完全に使用することができ、または、例えば、スケジューラ選択のような他の何らかの目的のために使用してもよい。
図10中で示されている例のインプリメンテーションでは、UEは、単に、NPUCCHをシグナリングするだけであるかもしれないので、動的ACK/NACK領域をサポートするUE(例えば、新しいUE)に対して、何の付加的なシグナリングも必要とされないかもしれないことに留意すべきである。さらに、レガシーUE(例えば、Rel−8UE)として下位互換性を提供し得るこのアプローチは、(例えば、サブフレームタイプU1000に対して提供されるような)すべてのサブフレームに対する領域の同じ区分を仮定してもよい。
図11は、サブフレーム依存のPUCCH領域に対する、第2の例のインプリメンテーションを図示している。再び、図示されているサブフレームは、サブフレームタイプU1100と、サブフレームタイプN1102と、サブフレームタイプX1104とを含む。
この例のインプリメンテーションでは、サブフレームタイプU1100は、PUCCH領域1106と、PUCCH領域1108と、動的A/N領域1110と、動的A/N領域1112と、PUSCH領域1114と、付加的なPUCCH領域1116と、付加的なPUCCH領域1118とを含んでいてもよい。サブフレームタイプN1102は、PUCCH領域1120と、PUCCH領域1122と、動的A/N領域1124と、動的A/N領域1126と、PUSCH領域1128とを含んでいてもよい。サブフレームタイプX1104は、PUCCH領域1130と、PUCCH領域1132と、動的A/N領域1134と、動的A/N領域1136と、PUSCH領域1138と、付加的なPUCCH領域1140と、付加的なPUCCH領域1142とを含んでいてもよい。
この例のインプリメンテーションでは、(例えば、新しいUEに対する)すべてのサブフレーム全体にわたった動的ACK/NAK領域の最小の始点を示すために、動的ACK/NAK領域の始点を規定するパラメータ(例えば、NPUCCH)を設定してもよい。再び、BSは、最小値に設定した、このパラメータを送信することによって、サブフレーム依存のPUCCH領域をシグナリングしてもよい。このパラメータに基づいて、UEは、図11中に図示されているような、動的A/N領域に対して割り振られるリソースを決定してもよい。
この例のインプリメンテーションでは、基地局は、(例えば、サブフレームタイプU1100の、付加的なPUCCH領域1116および付加的なPUCCH領域1118に対する、ならびに、サブフレームタイプX1104の、付加的なPUCCH領域1140および付加的なPUCCH領域1142に対する)実際のPUCCH領域を示すための、1つ以上の付加的なパラメータも提供してもよい。付加的なPUCCH領域は、前の、または、既存の、レガシーPUCCH領域および動的A/N領域の外にあってもよい。レガシーUEがサブフレーム(例えば、サブフレームタイプN1102に提供されるような)すべてのサブフレーム全体にわたった領域の一致する区分を仮定し得るので、このアプローチは、下位互換性も可能にする。
動的A/N領域は、完全に使用されない場合、PUSCH送信のために再使用されてもよいことに留意すべきである。別の例として、第1の設計オプションを第2の設計オプションと比較したときに、第1の設計オプションは、結果として、Uサブフレームに対するPUSCHリソースフラグメンテーションが少なくなるとともに、第2の設計オプションは、結果として、Nサブフレームに対する、PUSCHリソースのフラグメンテーションが少なくなるかもしれない。
ある態様にしたがうと、複数のサブフレームに対するPUCCH領域の設計を組み合わせて、1つのタイプにしてもよい。例として、PUCCHリソース管理の点で、NおよびXサブフレームタイプのPUCCH領域を組み合わせて、1つのサブフレームにし(PUCCHリソースの共通セットを共有)てもよい。したがって、この例では、効率的に、2つのタイプのサブフレーム:上述した、PUCCH領域の設計のオプションのそれぞれに対する、UサブフレームとN/Xサブフレームと、が存在していてもよい。さらに、図11中で示されている例のインプリメンテーションでは、動的A/N領域および付加的なPUCCH領域の領域はまた、図12中で示されている例のインプリメンテーションと同様に、類似した態様でオーバーラップしていることがある。
図12は、サブフレーム依存のPUCCH領域に対する、第3の例のインプリメンテーションを図示している。再び、図示されているサブフレームは、サブフレームタイプU1200と、サブフレームタイプN1202と、サブフレームタイプX1204とを含む。この例のインプリメンテーションでは、サブフレームタイプU1200は、PUCCH領域1206と、PUCCH領域1208と、新しい動的A/N領域1210と、新しい動的A/N領域1212と、PUSCH領域1214と、付加的なPUCCH領域1216と、付加的なPUCCH領域1218と、レガシー(例えば、Rel−8)動的A/N領域1220と、レガシー(例えば、Rel−8)動的A/N領域1222とを含んでいてもよい。サブフレームタイプN1202は、PUCCH領域1224と、PUCCH領域1226と、UEのすべてのリリースに対する動的A/N領域1228と、UEのすべてのリリースに対する動的A/N領域1230と、PUSCH領域1232とを含んでいてもよい。サブフレームタイプX1204は、PUCCH領域1234と、PUCCH領域1236と、新しい動的A/N領域1238と、新しい動的A/N領域1240と、PUSCH領域1242と、付加的なPUCCH領域1244と、付加的なPUCCH領域1246と、レガシー(例えば、Rel−8)動的A/N領域1248と、レガシー(例えば、Rel−8)動的A/N領域1250とを含んでいてもよい。
図10および図11中で示されている例のインプリメンテーションにより、そのレガシー(例えば、Rel−8)UEは、UサブフレームおよびXサブフレーム中で送信するようにスケジューリングしてもよい。しかしながら、レガシーUEが、これらのタイプのサブフレーム中で、決してスケジューリングされない(または、まれに、スケジューリングされる)場合、さまざまな潜在的な最適化がサポートされてもよい。
例えば、レガシーUEが動的A/N、CQI、SR、およびSPS A/Nをサポートする場合、新しいUEは、同じリソースブロック(RB)を共有してもよい。示されているように、サブフレームタイプU1200中では、付加的なPUCCH領域1216およびRel−8動的A/N領域1220がRBを共有していてもよく、付加的なPUCCH領域1218およびRel−8動的A/N領域1222がRBを共有していてもよい。さらに、サブフレームタイプX1204中では、付加的なPUCCH領域1244およびRel−8動的A/N領域1248がRBを共有してもよく、付加的なPUCCH領域1246およびRel−8動的A/N領域1250がRBを共有していてもよい。
この共有は、同じRB中での、異なる制御情報に対するリソースの直交化を通して、例えば、異なるサイクリックシフトおよび/または直交カバーを使用して成し遂げることができる。さらに、(開始するCCEおよびNPUCCHに基づいて、UEがA/Nアップリンクリソースを導出する)暗黙に導出された動的A/Nアップリンクリソースが、新しいUEの、CQI、SR、およびSPS A/Nリソースに衝突しないように、スケジューリング機能は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の開始制御チャネルエレメント(CCE)が物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信をスケジューリングすることを選択してもよい。スケジューリングされることになるRel−8UEの数が非常に限定される場合、このようなスケジューリング制限が許容される。
別の例として、新しいUEに対する動的A/Nリソースは、Rel−8に対するものとは異なって開始してもよい。この態様では、新しいUEに対する動的A/Nリソースに対する領域は、Rel−8動的A/Nに対する領域と衝突するかもしれないし、または、衝突しないかもしれない。さらに、同じRBが、A/NとCQIとの間で共有されていてもよい。このような共有は、パラメータNCS(1)を通して、Rel−8中で規定されているような混合RBを使用して提供されてもよい。このパラメータNCS(1)は、混合RB上でA/N/SRに対して使用されるサイクリックシフトの数を示していてもよい。例えば、NCS(1)=0は、混合RBが存在しないことを示していてもよい。そうでない場合には、このパラメータは、混合RB中でA/N/SRに対して使用されるサイクリックシフトの数を規定していてもよい。あるインプリメンテーションでは、複雑性を減少させるために、例えば、CQIをRel−8動的A/Nと共有することは許可されないことがある。
別の例として、Rel−8動的A/N領域は、新しいA/N/SR(動的A/Nおよび/またはSPS A/N)領域とRBと共有していてもよい。このケースでは、多重化を促進するために、PUCCH A/Nの容量と性能とのトレードオフを制御するパラメータ(例えば、1、2、および3の値を取る、Δshift PUCCH)を大きい値に設定してもよい。
上述したインプリメンテーションの例を成し遂げるために、さまざまなシグナリングを利用してもよい。例えば、すべてのサブフレームタイプにわたって最小のNPUCCH領域を意味するためにNPUCCHを設定してもよく、(NPUCCHによって示されたものに加えて)付加的なPUCCH領域を新しいUEに対して示してもよい。Rel−8におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bに対して使用されるリソースブロックの数(例えば、NRB)を提供するレイヤ3のパラメータによって規定されるようなCQI領域パラメータに加えて、新しいUEは、付加的なPUCCH領域においてCQI領域を規定するための別のパラメータも提供してもよい。
いくつかのケースでは、図12中で示されており、上述した例のインプリメンテーションは、図10および図11中で示されている例のインプリメンテーションと比較したときに、最適化されたPUSCHリソースの利用を提供してもよい。しかしながら、この最適化は、Rel−8に対する付加的なスケジューリング制限と、新しいUEに対する付加的なシグナリング要件とに依存していてもよい。
いずれのケースにおいても、サブフレーム依存のPUCCHリソースの割り振りを利用することによって、レガシー(例えば、Rel−8)および新しいUEが共存している可能性がある、Uサブフレームおよび共有されているXサブフレーム中での、ULリソースの効率的な使用を達成することができる。システム中に新しく入ることを認められたどんなUEであっても、共有されているXサブフレームを使用する前に、最初に、保護されているUサブフレーム中の増加したPUCCH領域を通して、ロバーストなPUCCH送信を提供することが好ましいだろう。
ここで記述したシナリオおよび実施形態は、任意のヘテロジニアスネットワーク(HetNet)に適用してもよく、この任意のHetNetは、フェムト間ネットワーク、マクロとピコとの間のネットワーク、および/または、干渉されているBSがここで記述した機能のうちの任意のものを実現し得る、他の何らかのタイプのHetNetを含むが、これらに限定されない。
ここで記述した技術は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントの何らかの適した組み合わせを含んでいてもよい、任意の適した手段を使用して実現してもよい。1つの態様では、上記の手段は、上述した機能を実行するように構成されている、図面に関連して記述したプロセッサのようなプロセッサを含んでいてもよい。別の態様では、上記の手段は、上記の手段によって記載された機能を実行するように構成されている、モジュールまたは何らかの装置を含んでいてもよい。
「モジュール」、「コンポーネント」、および、これらに類する用語は、コンピュータ関連エンティティのことを、すなわち、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせたもの、ソフトウェア、または、実行中のソフトウェアのいずれかを意味することを意図する。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、これらに限定されない。例示として、コンピューティングデバイス上で実行しているアプリケーションおよびコンピューティングデバイスの双方とも、コンポーネントとしてもよい。1つ以上のコンポーネントは、実行のプロセスおよび/またはスレッド内に存在してもよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上で局所化、および/または、2つ以上のコンピュータ間で分散させてもよい。加えて、これらのコンポーネントは、そこに記憶されたさまざまなデータ構造を有する、さまざまなコンピュータ読み取り可能媒体から実行してもよい。コンポーネントは、1つ以上のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム中の別のコンポーネントと対話している、および/または、インターネットのようなネットワーク全体にわたって、信号によって他のシステムと対話している1つのコンポーネントからの、データ)にしたがうような、ローカルおよび/またはリモートプロセスによって通信してもよい。
さまざまな異なるテクノロジーおよび技術のうちの任意のものを使用して、情報および信号を表してもよいことを、当業者は理解するだろう。例えば、上記の詳細な説明全体を通して参照した、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁気フィールドまたは微粒子、光学フィールドまたは光学微粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
ここでの開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは双方を組み合わせたものとして実現してもよいことを、当業者はさらに正しく認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に図示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、これらの機能性の観点で上記に概して記述している。このような機能性が、ハードウェア、ソフトウェア、または両方のものを組み合わせたものとして実現されるか否かは、システム全体に課せられている、特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。熟練者は、それぞれの特定のアプリケーションの方法を変えて、記述した機能性を実現するかもしれないが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲から逸脱が生じるとして解釈されるべきでない。
ここでの開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで実現しても、あるいは、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせとして、複数のマイクロプロセッサとして、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサとして、あるいは、このような他の何らかの構成として実現してもよい。
ここでの開示に関連して記述した、方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または、2つのものを組み合わせたもので直接的に具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的なプログラマブルROM(EPROM)、電気的に消去可能なROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または技術的に知られている記憶媒体の他の何らかの形態で存在していてもよい。例示として、RAMは、同期RAM(SRAM)、動的RAM(DRAM)、静的DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDRSDRAM)、エンハンスドSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、および直接ランバスRAM(DRRAM)のような、多くの形態で利用可能であり、これらに限定されない。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込んだりしてもよいように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化してもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に存在していてもよい。ASICは、ユーザ端末中に存在していてもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
1つ以上の例示的な設計では、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェアで実現された場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセスし得る何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイス、または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構成の形態で所望のプログラムコード手段を伝送または記憶するために使用でき、汎用または特殊目的コンピュータあるいは汎用または特殊目的プロセッサによってアクセスできる他の何らかの媒体を含んでいてもよいが、これらに限定されない。また、あらゆる接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と適切に呼ばれている。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、撚り対、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含められるべきである。
ここで使用されているような、リストの項目「のうちの少なくとも1つ」のことを意味するフレーズは、単一のメンバーを含む、それらのアイテムの任意の組み合わせのことを意味する。例として、a、b、またはc「のうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることを意図している。
本開示の先の説明は、当業者が、本開示を作り、または、使用することが可能になるように提供されている。本開示に対するさまざまな修正は、当業者に容易に明らかになるであろう。また、ここで規定されている一般的な原理は、本開示の範囲の精神または範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されてもよい。したがって、本開示は、ここに記述した、例および設計に限定されることを意図しているものではないが、ここで開示した、原理および新規な特徴と矛盾しない最も広範囲に一致させるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る方法において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定することと、
前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングすることとを含み、
前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む方法。
[発明2]
前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである発明1記載の方法。
[発明3]
前記サブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、
PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られる発明1記載の方法。
[発明4]
前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含む発明1記載の方法。
[発明5]
前記表示は、最大値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、
第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用する発明4記載の方法。
[発明6]
第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない発明5記載の方法。
[発明7]
前記表示は、最小値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、かつ肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含む発明4記載の方法。
[発明8]
前記UEは、第1のタイプのものであり、
少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的な領域に対して割り振られたリソースと共有されている発明1記載の方法。
[発明9]
少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない発明8記載の方法。
[発明10]
開始制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の前記開始CCEをスケジューリングすることをさらに含む発明8記載の方法。
[発明11]
少なくとも前記第1のサブフレームタイプと前記第2のサブフレームタイプとのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域をシグナリングすることと、
少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的なPUCCH領域をシグナリングすることとをさらに含む発明8記載の方法。
[発明12]
ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定する方法において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存していることと、
そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信することとを含み、
サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む方法。
[発明13]
前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである発明12記載の方法。
[発明14]
前記サブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、
PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られる発明12記載の方法。
[発明15]
肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信することさらに含む発明12記載の方法。
[発明16]
前記表示は、最大値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、
第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用する発明15記載の方法。
[発明17]
第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない発明16記載の方法。
[発明18]
前記表示は、最小値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、かつ肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含む発明15記載の方法。
[発明19]
前記UEは、第1のタイプのものであり、
少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的な領域に対して割り振られたリソースと共有されている発明12記載の方法。
[発明20]
少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない発明19記載の方法。
[発明21]
前記第2のタイプの前記UEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信することと、
前記PDCCHの開始CCEに基づいて、動的肯定応答リソースを導出することとをさらに含み、
前記導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記開始CCEをスケジューリングする発明19記載の方法。
[発明22]
前記決定することは、少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域の表示と、少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的PUCCH領域の表示とを、前記第1のセルの前記基地局から受信することを含む発明19記載の方法。
[発明23]
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定する手段と、
前記リソース割り振りをユーザの機器(UE)にシグナリングする手段とを具備し、
前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む装置。
[発明24]
前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである発明23記載の装置。
[発明25]
前記サブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、
PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られる発明23記載の装置。
[発明26]
前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングする手段は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングする手段を備える発明23記載の装置。
[発明27]
前記表示は、最大値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、
第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用する発明26記載の装置。
[発明28]
第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない発明27記載の装置。
[発明29]
前記表示は、最小値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、かつ肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含む発明26記載の装置。
[発明30]
前記UEは、第1のタイプのものであり、
少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的な領域に対して割り振られたリソースと共有されている発明23記載の装置。
[発明31]
少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない発明30記載の装置。
[発明32]
開始制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の前記開始CCEをスケジューリングする手段をさらに具備する発明30記載の装置。
[発明33]
少なくとも前記第1のサブフレームタイプと前記第2のサブフレームタイプとのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域をシグナリングする手段と、
少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的なPUCCH領域をシグナリングする手段とをさらに具備する発明30記載の装置。
[発明34]
ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定する装置において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存している手段と、
そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信する手段とを具備し、
サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む装置。
[発明35]
前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである発明34記載の装置。
[発明36]
前記サブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、
PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られる発明34記載の装置。
[発明37]
肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信する手段をさらに具備する発明34記載の装置。
[発明38]
前記表示は、最大値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、
第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用する発明37記載の装置。
[発明39]
第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない発明38記載の装置。
[発明40]
前記表示は、最小値に設定され、
前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られた前記リソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、かつ肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含む発明37記載の装置。
[発明41]
前記UEは、第1のタイプのものであり、
少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的な領域に対して割り振られたリソースと共有されている発明34記載の装置。
[発明42]
少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない発明41記載の装置。
[発明43]
前記第2のタイプの前記UEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信する手段と、
前記PDCCHの開始CCEに基づいて、動的肯定応答リソースを導出する手段とをさらに具備し、
前記導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記開始CCEをスケジューリングする発明41記載の装置。
[発明44]
前記決定する手段は、少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域の表示と、少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的PUCCH領域の表示とを、前記第1のセルの前記基地局から受信する手段を備える発明41記載の装置。
[発明45]
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定するようにと、
前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングするように構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む装置。
[発明46]
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しているようにと、
そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信するように構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含む装置。
[発明47]
ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るための命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記命令は、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定するためにと、
前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングするために、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しており、サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[発明48]
ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定するための命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記命令は、
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に対するサブフレームの、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りを決定し、前記サブフレームに対して割り振られるPUCCHリソースの領域の位置とサイズとのうちの少なくとも1つは、サブフレームタイプに依存しているためにと、
そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、前記第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信するために、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
サブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含むコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (28)

  1. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るための方法において、
    基地局によって、複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定することと、
    前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングすることとを含み、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている方法。
  2. 前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
    前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである請求項1記載の方法。
  3. ケース(ii)の場合に、
    第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない請求項記載の方法。
  4. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない請求項記載の方法。
  5. ケース(iv)の場合に、
    開始制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の前記開始CCEをスケジューリングすることをさらに含む請求項記載の方法。
  6. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域をシグナリングすることと、
    少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的なPUCCH領域をシグナリングすることとをさらに含む請求項記載の方法。
  7. ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定するための方法において、
    ユーザ機器(UE)によって、複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定することと、
    そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信することとを含み、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって前記第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記方法は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信することをさらに含み、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記方法は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信することをさらに含み、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている方法。
  8. 前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
    前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである請求項記載の方法。
  9. ケース(ii)の場合に、
    第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない請求項記載の方法。
  10. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない請求項記載の方法。
  11. ケース(iv)の場合に、
    前記方法は、
    前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信することと、
    前記PDCCHの開始CCEに基づいて、動的肯定応答リソースを導出することとをさらに含み、
    前記導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記開始CCEをスケジューリングする請求項記載の方法。
  12. ケース(iv)の場合に、
    前記決定することは、少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域の表示と、少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的PUCCH領域の表示とを、前記第1のセルの基地局から受信することを含む請求項記載の方法。
  13. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定する手段と、
    前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングする手段とを具備し、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングする手段は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングする手段を備え、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングする手段は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングする手段を備え、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている装置。
  14. 前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
    前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである請求項13記載の装置。
  15. ケース(ii)の場合に、
    第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない請求項13記載の装置。
  16. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない請求項13記載の装置。
  17. ケース(iv)の場合に、
    開始制御チャネルエレメント(CCE)に基づいて導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の前記開始CCEをスケジューリングする手段をさらに具備する請求項13記載の装置。
  18. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域をシグナリングする手段と、
    少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的なPUCCH領域をシグナリングする手段とをさらに具備する請求項13記載の装置。
  19. ワイヤレス通信ネットワーク中で割り振られるアップリンクリソースを決定する装置において、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定する手段と、
    そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信する手段とを具備し、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって前記第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記装置は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信する手段をさらに具備し、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記装置は、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信する手段をさらに具備し、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記装置は、ユーザ機器(UE)を含み、前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている装置。
  20. 前記ワイヤレス通信ネットワークは、ヘテロジニアスネットワークを含み、
    前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる電力クラスのタイプのものである請求項19記載の装置。
  21. ケース(ii)の場合に、
    第3の領域のリソースが、前記第2のタイプのサブフレーム中で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して割り振られ、前記第3の領域は、前記第1の領域のリソースのサブセットを含み、前記第2の領域とオーバーラップしていない請求項19記載の装置。
  22. ケース(iv)の場合に、
    少なくとも前記第2のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、前記第1のタイプのUEまたは前記第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されていない請求項19記載の装置。
  23. ケース(iv)の場合に、
    前記装置は、
    前記第2のタイプのUEに対する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信する手段と、
    前記PDCCHの開始CCEに基づいて、動的肯定応答リソースを導出する手段とをさらに具備し、
    前記導出された動的肯定応答リソースが、前記第1のタイプのUEに割り振られたPUCCHリソースと共有されているリソースに衝突しないように、前記開始CCEをスケジューリングする請求項19記載の装置。
  24. ケース(iv)の場合に、
    前記決定する手段は、少なくとも前記第1のサブフレームタイプと第2のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた最小PUCCH領域の表示と、少なくとも前記第1のサブフレームタイプのサブフレームに対して割り振られた付加的PUCCH領域の表示とを、前記第1のセルの基地局から受信する手段を備える請求項19記載の装置。
  25. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定するようにと、
    前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングするように構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている装置。
  26. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振る装置において、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定するようにと、
    そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信するように構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備し、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって前記第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記少なくとも1つのプロセッサは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信するようにさらに構成されており、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記少なくとも1つのプロセッサは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信するようにさらに構成されており、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記装置は、ユーザ機器(UE)を含み、前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されている装置。
  27. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るためのコンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
    前記コンピュータ実行可能な命令は、コンピュータに、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定させ、
    前記リソース割り振りをユーザ機器(UE)にシグナリングさせるためのコードを備え、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記リソース割り振りを前記UEにシグナリングすることは、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示をシグナリングすることを含み、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)前記UEは、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  28. ワイヤレス通信ネットワーク中でアップリンクリソースを割り振るためのコンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
    前記コンピュータ実行可能な命令は、コンピュータに、
    複数のサブフレームタイプのサブフレームタイプに基づき、サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソースの割り振りのための領域の位置またはサイズのうちの少なくとも1つを決定させ、
    そのサブフレームタイプに対する前記割り振られたPUCCHリソースを使用して、第1のセルの基地局に情報を前記サブフレーム中で送信させるためのコードを備え、
    前記複数のサブフレームタイプは、第2のセルにおける送信を制限することによって前記第1のセルにおける送信を保護する、少なくとも第1のタイプを含み、
    (i)前記複数のサブフレームタイプは、少なくとも、第2のタイプおよび第3のタイプを含み、PUCCHリソースの共通セットが、前記第2のタイプのサブフレームおよび前記第3のタイプのサブフレームに割り振られ、あるいは、
    (ii)前記コンピュータ実行可能な命令は、前記コンピュータに、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信させるためのコードさらに備え、前記表示は、最大値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最大値によって規定された第1の領域を利用し、第2のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記第1の領域のリソースのサブセットを含む第2の領域を利用し、あるいは、
    (iii)前記コンピュータ実行可能な命令は、前記コンピュータに、肯定応答を送信するための動的領域に対する始点の表示を、前記第1のセルの基地局から受信させるためのコードをさらに備え、前記表示は、最小値に設定され、前記第1のタイプのサブフレーム中で前記PUCCHに対して割り振られたリソースは、前記最小値によって規定された第1の領域中のリソースと、前記第1の領域の外にあり、肯定応答を送信するための前記動的領域の外にある第2の領域中のリソースとを含み、あるいは、
    (iv)関係するユーザ機器(UE)は、第1のタイプのものであり、少なくとも前記第1のタイプのサブフレーム中で前記UEのPUCCHリソースに対して割り振られたリソースは、第2のタイプのUEによって肯定応答を送信するための動的領域に対して割り振られたリソースと共有されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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