JP5942479B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、長尺状のシート状記録媒体(以下、「シート」ともいう)がロール状に巻かれて構成されたロール状記録媒体(以下、「シートロール」ともいう)からシートを給送するシート給送装置を備え、プリンタ、複写機、ファクシミリ、プロッタ等、あるいはこれら複数の機能を具備する複合機等の画像形成装置(インクジェット方式や電子写真方式を含む)に関する。
長尺の用紙(シート)が芯管に巻き付けられて構成されたロール紙(ロール状記録媒体、シートロール)から用紙を繰り出し・給送する給紙装置(シート給送装置)、およびこの給紙装置を備え、給紙装置から給送・搬送されてきた用紙に画像形成を行う画像形成部を有する画像形成装置が周知である。この種の画像形成装置としては、例えば大型の図面用の、複写機やプリンタ、プロッタ、インクジェット記録装置などが挙げられる。
また、画像形成装置に用いられるロール紙の保持方法、給紙方式・タイプに関しては、大別して2つがある。すなわち、ロール紙の芯管に長い軸を通すスプール方式(タイプ)と、ロール紙の芯管の両端部にフランジ部材(以下、「フランジ」という)を挿入・装着するフランジ方式(タイプ)とがあることも知られている(例えば、特許文献1ないし3参照)。
特許文献1ないし3記載の技術では、ロール紙を給紙装置本体または画像形成装置本体に装着する際、一旦、一時的な載置部分ないし仮置き部分(以下、「仮載置部」という)に載置してから、ロール紙から用紙を繰り出すべく実際に支持する支持部に装着するように構成されている。この仮載置部は、用紙サイズにもよるが、ロール紙はカット用紙もしくは枚用紙と比べて、一般的に用紙幅方向に長く重量があることを考慮して設置されているのが殆どである。
特許文献1においては、スプール方式(タイプ)に関する発明であり、その図3、図4等に示され、段落「0028」〜「0035」に記載の凹形形状のロール紙支持部材(39、49)が上記した仮載置部に相当する。
特許文献2においては、スプール方式(タイプ)に関する発明であり、その図6、図7等に示され、段落「0025」〜「0026」に記載されているように、スピンドル(113)の両端部を一時的に載置するための比較的浅い窪み(115a)が上記した仮載置部に相当する。
特許文献3においては、フランジ方式(タイプ)に関する発明であり、その図7、図8等に示され、段落「0052」に記載されているように、略平坦部(5c)が上記した仮載置部に相当する。
しかしながら、特許文献1ないし3記載の技術では以下の問題点がある。すなわち、特許文献1記載の技術では、軸であるマンドリルシャフトをロール紙に挿通・装着する際や、マンドリルシャフト装着後のロール紙の外周を凹形形状のロール紙支持部材(仮載置部)に載置した直後に、特許文献2記載の技術では、軸であるスピンドルの端部を浅い窪み(仮載置部)に載置した直後に、特許文献3記載の技術では、ロール紙のフランジを略平坦部(仮載置部)に載置した後に、それぞれロール紙や軸あるいはフランジから手を離すと、ロール紙が転がって落下する可能性があり、そうした場合ロール紙の表面が汚れるか損傷してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑みてなされてものであり、ロール紙の保持方法、給紙方式としてスプール方式(タイプ)を採用した場合に、ロール紙(ロール状記録媒体)を仮載置部に載置した後に手を離しても、換言すればユーザによる外力が作用しない状態で、ロール紙の転がりによる落下を防止することにより、ロール紙のセット時の操作性を向上したシート給送装置を備える画像形成装置を実現し提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するとともに上述した目的を達成するために、本発明では、以下のような特徴ある手段・発明特定事項(以下、「構成」という)を採っている。
本発明は、長尺のシートが管に巻き付けられて構成されたロール状記録媒体の前記管に挿通・固定された軸の各端部を回転可能に支持する軸支持部と、該軸支持部を介してシートが繰り出し可能に支持されたロール状記録媒体からシートを給送する給送手段と、前記軸支持部の近傍に配置され、前記ロール状記録媒体に装着済みの前記軸の各端部を一時的に載置する仮載置部とを具備し、前記仮載置部は、外力が作用しない状態で前記軸の転がりを規制する規制手段を有し、前記規制手段は、前記軸の長手方向に沿って、かつ、該長手方向と交差する方向に複数形成された、前記軸の外周面と接触するよう突出した凸部を備え、前記複数の凸部のうちの前記交差する方向で隣る2つが、前記軸の外周面と接触するシート給送装置と、前記シート給送装置から給送されてきたシートに画像を形成する画像形成部と、画像形成後に排出されるシートを積載する、一端部に被支持部を有するスタック部と、を備え、前記仮載置部は、前記被支持部を支持する支持部と前記軸支持部との間に配置されていることを特徴とする画像形成装置である
本発明によれば、前記構成により、ロール状記録媒体に装着済みの軸を仮載置部に載置した後に手を離しても、すなわちユーザの操作力による外力が作用しない状態で、ロール状記録媒体に装着された軸の転がりによるロール状記録媒体の落下を防止することができるとともに、ロール状記録媒体のセット時の操作性を向上することができることは元より、スタック部の被支持部を支持部に装着した状態でロール状記録媒体の仮載置部への載置が可能となることにより、スタック部に排出されたシートへのアクセスもよくなる。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置の簡略的な斜視図である。 一実施形態を示す画像形成装置全体の模式的な側面図である。 一実施形態における軸支持部と排紙バケットの排紙ロッドとの取り付け位置関係および取り付け方法を説明する簡略的な斜視図である。 スプールタイプのロール紙セット手順を説明する図である。 一実施形態におけるロール給紙部カバーに配設されている仮載置部、軸支持部の細部構成を示す要部の斜視図である。 図5の仮載置部に、ロール紙に装着されたスプール軸を載置した状態を示す要部の斜視図である。 図6の状態において、スプール軸に対するリブおよび段差の機能を説明するための要部の拡大断面図である。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施形態を詳細に説明する。各実施形態や変形例等に亘り、同一の機能および形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、特に簡略的な図および模式的な図においては図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。
図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の簡略的な斜視図、図2は、同画像形成装置の模式的な側面図、図3は、ロール給紙部カバーへのロール紙および排紙バケットの組み付け方を示す模式的な分解斜視図である。なお、図1では、図2に示す画像読取部2、排紙バケット50、サイドロッドブラケット65およびスタンド1000等の図示を省略している。
まず、図1および図2を参照して、一実施形態に係る画像形成装置全体の構成とともに要部の動作を説明する。図2に示す画像形成装置は、装置本体1の上部から下部に向けて、画像読取部2と、画像形成部3と、給紙部4とがこの順に配置されている。
鉛直方向でもある上下方向Zに直交する前後方向Xにおいて、図2における装置本体1の左側が前面1F(正面)側であり、右側が後(奥)側である。上下方向Zおよび前後方向Xに直交するとともに図2の紙面を貫通する方向が主走査方向Y(図1参照)であり、シート幅方向(用紙幅方向)に相当する。
画像読取部2は、原稿の画像を読み取る機能・構成を、画像形成部3は、給送・搬送されてくる被記録媒体とも呼ばれるシートとしての用紙10に画像形成を行う機能・構成を、給紙部4は、ロール状記録媒体・シートロールとしてのロール紙8から繰り出される用紙10を画像形成部3に給送・搬送する機能・構成を有する。
画像読取部2は、図2に示すように、装置本体1と別に構成されたスタンド1000に載置されている。画像読取部2は、装置本体1の前面1Fから後側に向けて画像読取位置へ原稿(図示せず)を搬送すべく原稿をセットする原稿載置台としての原稿台11と、画像読取位置へ原稿を搬送する原稿搬送手段としての原稿給送ローラ12と、画像読取位置に配置され原稿の画像を読み取る画像読取手段としての密着イメージセンサ14と、画像読み取り終了後の原稿を排出する原稿排出手段としての原稿排出ローラ15と、排出された原稿を積載する原稿排出台16とを有する。
なお、画像読取部2と装置本体1とは一体で構成してもよい。
原稿台11上に載置された図示しない原稿は原稿給送ローラ12により1枚ずつ原稿搬送路13に給送される。原稿給送ローラ12により給送されてきた原稿は原稿搬送路13の画像読取位置に配置された密着イメージセンサ14によりその画像が読み取られ、この画像の読み取り終了後に、原稿排出ローラ15により原稿排出台16に排出される。
密着イメージセンサ14は、全体として主走査方向Yに長い形状をしており、原稿を照明する光源およびイメージセンサを有している。密着イメージセンサ14の上記光源で原稿搬送路13において原稿を照明し、該原稿からの反射光をレンズアレイなどを通して上記イメージセンサ上に結像させて、光電変換を行うことにより画像信号を出力する。また、密着イメージセンサ14の上方近傍に設けられたコンタクトガラスに対向して、原稿を押圧する白色基準板を兼ねる圧板17が設けられている。
給紙部4は、装置本体1における前面1F側の主走査方向Yの両側に配置され、ロール状記録媒体・シートロールとしてのロール紙8の紙管に挿通・固定されたスプール軸7(これらの細部は図3を参照して後述する)の各端部を回転可能に支持する軸支持部61と、この軸支持部61を介して用紙10が繰り出し可能に支持されたロール紙8から用紙10を給送する給送手段としての給紙ローラ6と、所定のタイミングで画像形成部3に用紙10を送り込むレジスト手段としてのレジストローラ対9とを有する。以下、ロール紙8の紙管に挿通・固定されたスプール軸7のことを、ロール紙8に装着もしくはセットされたスプール軸7という。
軸支持部61は、装置本体1における前面1F側の主走査方向Yの両側に配置されたロール給紙部カバー60に設けられている。ロール給紙部カバー60は、後で補説する排紙バケット50の一端部に設けられた被支持部としての排紙ロッド52およびロール紙8にセットされたスプール軸7を、それぞれ着脱可能に支持する支持手段としての機能・構成を有している。ロール給紙部カバー60には、上述した部材の他、本発明に特有の構成が配設(配置して設けることを意味する)されており、これらについては後で詳細に説明する。
画像形成部3は、インクジェット記録方式で画像形成を行う構成である。図1に示すように、本インクジェット記録装置は、シリアル型インクジェット記録装置である。
画像形成部3に対応した装置本体1の内部には、ガイドロッド18およびガイドレール19が図示しない側板に掛け渡され、これらのガイドロッド18およびガイドレール19にキャリッジ20が主走査方向Yに摺動可能に保持されている。キャリッジ20には、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク滴を吐出する液体吐出ヘッドである液体記録ヘッド(図示せず、以下、「記録ヘッド」ともいう)が搭載されている。各記録ヘッドには、図示しないが、各記録ヘッドにインクを供給するサブタンクが一体的に備えられている。
キャリッジ20を主走査方向Yに移動走査する主走査機構は、主走査方向Yの一方側(図において左斜め上方)に配置された駆動モータ21と、この駆動モータ21の出力軸に連結され駆動モータ21によって回転駆動される駆動プーリ22と、主走査方向Yの他方側(図において右斜め下方)に配置された従動プーリ23と、駆動プーリ22と従動プーリ23との間に巻き掛けられたベルト部材24とを備えている。従動プーリ23は、図示しないテンションスプリングによって外方、すなわち駆動プーリ22から離れる方向にテンションが掛けられている。
ベルト部材24は、キャリッジ20背面側に設けられたベルト固定部にその一部分が固定保持されていることで、キャリッジ20を主走査方向Yに牽引するようになっている。
キャリッジ20の主走査方向Yに沿ってキャリッジ20の主走査位置を検知するためのエンコーダシート(図示せず)が配置され、キャリッジ20に設けられたエンコーダセンサ(図示せず)によって、上記エンコーダシートが読み取られる。このキャリッジ20における主走査領域のうち、記録領域ではロール紙8から後述するように繰り出され搬送されてきた用紙10が図示しない紙送り機構によって、キャリッジ20の移動方向である主走査方向Yと直交する副走査方向(図1の前後方向Xのうちの前方向Xaであり、シート(用紙)排出方向Xaでもある)に間欠的に搬送される。
また、主走査領域のうちの一方の端部側領域(図において右斜め下方側)には、キャリッジ20内の各記録ヘッドの維持回復を行う維持回復機構25が配置され、さらに、各記録ヘッドのサブタンクに供給する各色のインクを収容したメインカートリッジ26が装置本体1に対して着脱自在に装着される。
図2において、画像形成部3で画像が記録された用紙を所定の長さに切断するシート切断手段としてのカッタ27が配置されている。このカッタ27は、複数のプーリ(そのうちの1つのプーリは駆動モータに連結されている)間に掛け渡されたワイヤやタイミングベルトに固定され、駆動モータによりプーリを介してワイヤやタイミングベルトが主走査方向Yに移動することで用紙を所定の長さに切断する公知のものからなる。
図2において、符号29は、画像を記録された用紙を排出するための排出部としての排紙部を示す。排紙部29は、カッタ27よりも下流側に配設されている排紙口31、排紙ガイド板28および排紙バケット50等を備えている。図1に示すように、排紙部29におけるシート排出方向Xaの前面1Fには、画像を記録された用紙(以下、画像を記録された用紙であることが明らかであるときには単に「用紙」ともいう)を装置本体1の外側へ排出するためのシート排出口としての排紙口31が形成されている。
また、排紙口31の出口前方には、装置本体1の前面1F外側に配置され、排紙部29におけるシート排出方向Xaの下流側で排出される用紙を排紙バケット50へ案内するための排紙ガイド板28が配設されている。
排紙ガイド板28は、下方に行くにつれて前面1Fから突出する突出量が漸次大きくなる曲面状のガイド面を備えていて、下端28bがロール給紙部カバー60の上記した軸支持部61と少なくとも同じ高さまで重なるように下方に延びて形成されている。排紙ガイド板28は、図2に示すように、装置本体1内に形成されたロール紙8の収容部である開口部32の上部の一部を覆うように配置されている。
また、排紙ガイド板28は、基端部28aが前面1Fと連結される部分に設けられたヒンジを介して、下端28bが基端部28aを中心に上下方向Zに揺動・開閉可能となるように構成されている。これにより、操作者や使用者(以下、「ユーザ」という)は排紙ガイド板28を開放しながらロール給紙部カバー60の軸支持部61へのロール紙8の着脱操作を支障なく容易に行うことができる。
ロール給紙部カバー60は、図1〜図3に示すように、上記した軸支持部61とともに、排紙ロッド52を着脱可能に支持する支持部としてのロッド支持部62を備えている。軸支持部61は、ロール紙8の長手方向に貫通するように設けられた軸としてのスプール軸7を着脱可能に支持する構成を備えている。図1〜図3には、凹状溝部で回転可能に支持するスプール軸方式の構成例を示しているが、適宜、軸受部材などを設けてもよい。ロッド支持部62は、凹状溝部で排紙ロッド52を容易に着脱可能な構成例を示している
上述のとおり、排紙ガイド板28と排紙バケット50とは、ロール給紙部カバー60の上方から下方にかけてシート幅方向Yに渡り覆うように配置されているとともに、排紙バケット50の排紙ロッド52が、ロール給紙部カバー60における軸支持部61位置とほぼ同じ高さで支持されている。排紙バケット50は、画像形成後に排出される用紙10を積載する、一端部に被支持部としての排紙ロッド52を有するスタック部として機能する。
ここで、「排紙バケット50の排紙ロッド52が、ロール給紙部カバー60における軸支持部61位置とほぼ同じ高さで支持されている」とは、排紙ロッド52が、ロール給紙部カバー60における軸支持部61位置と同じ高さ位置で支持されている場合を含む他、設計公差内で支持されているときも含むことを意味する。
各ロール給紙部カバー60下方の脚部台103上には、排紙バケット50を構成するフロントロッド53の両端部を取り付けるためのサイドロッド66の基端部を角度変更可能に取り付け・支持するサイドロッドブラケット65がそれぞれ固着した状態で設置されている(以下、「固設」ともいう)。各サイドロッド66は、先端部にフロントロッド53の端部を挿入させて支持するロッド支持部66aを備え、基端部がサイドロッドブラケット65により角度変更可能に取り付け・支持されている。サイドロッド66の基端部の角度を変えることにより、フロントロッド53の上下方向Zの位置が変わり、これにより排紙バケット50の排紙収納量を調整することができる。
排紙バケット50は、図2および図3に示すように、シートスタック装置・排紙スタック部材とも呼ぶべき一種の排紙トレイである。排紙バケット50は、本体51が可撓性材料である布もしくは布を含んで構成された布部材で形成されていて、本体51の一端部が排紙ロッド52に固定・固着され、本体51の他端部がフロントロッド53に固定・固着されている。
排紙バケット50は、排紙ロッド52がロール給紙部カバー60のロッド支持部62に、フロントロッド53がロッド支持部62よりも低い位置のサイドロッド66のロッド支持部66aに装着支持されることにより、排紙ロッド52とフロントロッド53との間に形成される本体51が、正面視上向きの開口でほぼU字形状をなす状態で保持される。
なお、排紙バケット50の本体51は、布もしくは布部材で形成することに限らず、可撓性材料であって排出される用紙10(以下、「排紙」ともいう)の端面やコーナ端部のエッジが引っ掛からない網目・メッシュであれば、例えば網状部材などで形成してもよい。
排紙バケット50の本体51は、布で形成された一端部が排紙ロッド52に固定されて排紙ガイド板28の下端部28bと重なる位置から自重で垂れ下がり、軸支持部61の上方から下方にかけてシート幅方向Yに渡り覆うように配置されている。
排紙バケット50は、図2に示すように、開口部7の残りの一部(排紙ガイド板28で覆った開口部7の残り)と、ロール給紙部カバー60の下方であり、ロール紙8の下部収容部でもある開口部8をそれぞれ覆うように配置されている。上述したとおり、排紙バケット50は、排紙ガイド板28の下端28bから連続的に排紙ロッド52に繋がるように上下方向Zに配置されている。
排紙ロッド52およびフロントロッド53は、主走査方向Yに長い丸棒状をなす部材であり、適宜の樹脂等で形成されている。排紙バケット50は、画像形成装置の装置本体1に対して、ロール給紙部カバー60の軸支持部61およびロッド支持部62を介して着脱可能に構成されている。このとき、図2に示すように、排紙バケット50のフロントロッド53は、ユーザ34が装置本体1の前面(正面)1Fに立って操作・メンテナンスするときに邪魔にならないようになっている。
図1および図2において、符号5は、ロール紙8から繰り出された用紙10を案内するガイド板を、符号32は、ロール紙8を装置本体1内のロール紙収容部に着脱・セットするための開口部を、符号36は、装置本体1の下部に配設された脚部台103を介して設けられたキャスタやスタンド1000の底部を載置する床面を、それぞれ示す。
図2に示すように、床面36に設置された画像形成装置の装置本体1において、床面36から、ロール給紙部カバー60の軸支持部61にスプール軸7を介して装着・セットされたロール紙8の中心位置8a1までの高さHaが、装置本体1内における画像形成部3の下方であって、セットするユーザ34の立位状態での腰34bの高さより低い位置に配置されている。
ここで、「ユーザ34の立位状態での腰34bの高さ」とは、画像形成装置を操作する標準的なユーザの腰の高さ位置を意味し、人間工学的・設計上の観点から一例を挙げれば、上記特許文献3の段落「0045」に記載されている内容と同様である。すなわち、日本人の場合には身長が男1686.8mm、 女1557.9mmで、腰の高さが男845.9mm、 女768.8mmに設定される。また、外国人(例えば米国人)の場合には身長が男1760.4mm、 女1626.7mmで、腰の高さが男934.3mm、 女829.9mmに設定される(1998年度成人平均データによる)。
ユーザ34が日本人の条件において、一例を挙げればHa=520mm程度に設定されるが、これに限定するものではない。
次に図1および図2を参照して、動作を説明する。
給紙ローラ6の作動により、ロール紙8から繰り出された用紙10は、カール癖を印字・画像形成面の下向きに有した状態で搬送され、用紙10の先端がレジストローラ対9のニップ部に突き当たることで一旦停止され、斜行などが修正された後、所定のタイミングで画像形成部3に搬送される。画像形成部3では上記構成によって画像の記録・形成が行われ、画像を記録された用紙(排紙)は、装置本体1の前面1Fの排紙口31から装置本体1の外側に排出され、排紙ガイド板28の上記ガイド面を案内されながら、排紙ガイド板28の下方に連続的に配置される排紙バケット50内に排出されスタック・積載される。
なお、画像読取部2は、必須の構成ではなく、なくてもよい。本実施形態では、画像形成部3の装置本体1の上方に画像読取部2が配置されるため、ユーザが原稿を画像読取部2にセットすることを考慮し、装置全体の高さに制限が設けられることになる。
このような画像形成装置の場合、画像形成部3の下部に排紙を収納・積載する排紙スタック部材などを配置することが困難であり、図2に示すように装置本体1の前面1Fにスタック部としての排紙バケット50を配置することになる。また、装置本体1の前面1Fに排紙を収容・積載する排紙バケット50を配置することで、排出された用紙へのアクセスがよく、大判用紙のハンドリングもよいという利点がある。
本実施形態の排紙バケット50によれば、上記構成のとおり、画像形成装置の装置本体1より容易に着脱可能であることにより、例えば切断後の用紙サイズを混載可能なワイヤで形成された排紙スタック部材に排紙したい場合や、ロール紙交換の際に手間をかけることなく排紙バケット50を着脱できる。
次に、図1において装置正面に配置される開閉部材としての前カバー100について説明する。同図に示すように、前カバー100は、排紙口31の上方を開閉するために上下方向に開閉可能に構成されている。
前カバー100を開放することにより、排紙口31やカッタ27の近傍や、キャリッジ20でジャムした用紙の処理操作、画像形成部3の清掃などの保守整備を行うことができる。また、前カバー100を閉じることにより、ユーザに対する安全確保を図るとともに、画像形成部3や給紙部4に対する塵埃の付着防止を図れることは無論である。
次に、図4を参照して、スプールタイプのロール紙セット手順を説明する。スプールタイプでは、先ず図4(a)に示すように、紙管8aを芯管に持つロール紙8の紙管8aの一端部側から、スプールフランジ45aを固着されたスプール軸7を挿入した後(図4(b)参照)、図4(c)に示すように、スプールフランジ45aと反対側のスプールフランジ45bをスプール軸7に挿通し、さらにロール紙8の紙管8aの他端側に挿入してフランジセット完了状態にしてから、後述する仮載置部から軸支持部(図示せず)にセットする方式である。
ロール紙8サイズとしては、例えば、用紙幅方向でA0〜A4(幅297〜594mm)サイズのものまで設定されている。
スプール軸7の一端部(図4の右端部)には、ロール紙8を回転させるための、スプール軸7の外径よりも小径の従動ギヤ46がスプール軸7の軸中心と芯合わせした状態で固着されている。従動ギヤ46の最外端部には、スプール軸7と同芯で、かつ、スプール軸7の外径と同径のギヤフランジ46aが一体的に形成されている。これにより、スプール軸7の左端側からスプールフランジ45bを挿通し、上述したようにロール紙8を装着・セットすることができる。従動ギヤ46の図示は、図の簡明化を図るため図4を除きその図示を省略する。
なお、ギヤフランジ46aと一体化されたギヤ46は、所定の強度を有し耐摩耗性に優れるポリアセタール樹脂(POM)などで形成されるが、このような必要な機能を満足すれば上記材料に限定されるものではない。また、コスト的に許容されるのであれば、従動ギヤ46はスプール軸7の両端部に配設してもよい。
スプールタイプは、フランジタイプと比較して、最初にスプール軸7を挿す手順が追加されるため、ロール紙8交換の手順は増える傾向にあるが、ロール紙8を回転させる駆動側の構成が簡素で安価になるとともに、フランジによってロール紙8両端部の見えにくさの程度が低いため、フランジタイプよりはロール紙セット部(軸支持部)への視認性は良い傾向にある。
本発明では、ロール紙セット部(軸支持部)への操作性向上および簡素かつ安価な構成のシート給送装置およびこれを備えた画像形成装置の実現・提供を目的にしているため、スプールタイプを採用している。
図5〜図7を参照して、ロール給紙部カバー60の細部構成について詳述する。ロール給紙部カバー60は、図1に示したように、装置本体1の前面1F側の主走査方向Yの両側に配設されているが、特記する以外の構成は同様であるため、ロール紙8駆動側の構成を具備する図において右側を代表して説明する。
図5〜図7に示すように、ロール給紙部カバー60は、上記した軸支持部61と、軸支持部61の近傍に配置され、ロール紙8に装着・セットされたスプール軸7(以下、ロール紙8に装着・セットされたことが明らかである場合には説明の簡明化のため、単に「スプール軸7」ともいう)の各端部を一時的に載置するための仮載置部70とを具備している。図6において、7aはスプール軸7に施されたC面取りを示す。
仮載置部70には、複数(本実施形態例では説明の簡明化のため4つ)のリブ71と、各リブ71の間に形成された水平面72と、単一の段差75とが適宜の樹脂で一体的に形成されている。複数のリブ71は、ユーザの操作力・外力が作用しない状態でスプール軸7の転がり、すなわちロール紙8とこれに装着・セットされたスプール軸7の自重によってスプール軸7の転がりを規制する規制手段の凸部として機能する。複数のリブ71は、スプール軸7の長手方向である主走査方向Yに沿って、かつ、該長手方向と交差する方向であるシート排出方向Xaに複数延在し、上下(鉛直)方向Yの上方向に突出するように形成されている。
ここで、「ユーザの操作力・外力が作用しない状態で」とは、ユーザがロール紙8に装着・セットされたスプール軸7を仮載置部70に載置した後に、スプール軸7の各端部から手を離したような状態を意味する。
図7の拡大断面図に示すように、ロール紙8に装着・セットされたスプール軸7を仮載置部70に一時的に仮置きしたとき、複数のリブ71のうちのシート排出方向Xaで隣る2つがスプール軸7の外周面と図7における紙面を貫通する方向において線接触するように、かつ、スプール軸7の外周面が水平面72とも図7における紙面を貫通する方向において線接触するように、スプール軸7の外径、隣るリブ71の水平面72からの突出高さ・間隔寸法等が設定されている。また、リブ71の断面形状は、上方に膨らむ湾曲形状(半円弧形状)をなしている。そして、この湾曲形状の頂部より低い位置でスプール軸7の外周面と図7において点接触している。
段差75は、リブ71よりも上下方向Zに高い、規制手段の凸部として機能し、複数のリブ71によるスプール軸7の転がり防止にも拘わらず、万一、スプール軸7が図7の二点鎖線で示すように、仮載置部70から軸支持部61と反対方向のシート排出方向Xa(装置本体1の前面1F側)に向けて不意に転がった場合に落下するのを確実に防止するために設けている。このとき、スプール軸7は、図において一番右側に配設されたリブ71と水平面72と段差75との3点で接触しているが、リブ71と段差75との2点で接触していてもよい。
上述したように、仮載置部70は、軸支持部61とロッド支持部62との間に配置されている。そして、図5および図7に示すように、シート排出方向Xaにおける仮載置部70と軸支持部61との間は、スプール軸7が転がり可能に連続的に形成されている。ロッド支持部62の挿入空間入口の高さは、仮載置部70の高さよりも低く設定されている。したがって、排紙ロッド52をロッド支持部62に装着した状態で、ロール紙8の着脱が可能である。
図5〜図7を参照して、軸支持部61について補説する。軸支持部61は、ロール紙8に装着・セットされたスプール軸7を回転可能に支持する軸受凹部63と、図4に示したスプール軸7の一端部に固着された従動ギヤ46と選択的に噛み合うことにより、装置本体1の図示しないモータ等を備えた駆動機構から回転駆動力を伝達する駆動ギヤ64とを有して構成されている。
以上説明したとおり、図1〜図7に示した本実施形態によれば、適宜説明した利点・効果に加えて以下の効果を奏する。
第1に、仮載置部70は、外力が作用しない状態でスプール軸7の転がりを規制する規制手段を有し、該規制手段は、スプール軸7の長手方向に沿って、かつ、該長手方向と交差・直交するシート排出方向Xaに複数形成された、略鉛直上方向に突出しスプール軸7の外周面およびギヤフランジ46aの外周面と線接触する凸部としてのリブ71を備え、複数のリブ71のうちのシート排出方向Xaで隣る2つが、スプール軸7の外周面と線接触する構成、およびスプール軸7の外周面およびギヤフランジ46aの外周面が水平面72とも線接触する構成により、ロール紙8に装着済みのスプール軸7を仮載置部70に載置した後に手を離しても、すなわちユーザの操作力による外力が作用しない状態で、ロール紙8に装着済みのスプール軸7の転がりによるロール紙8の落下を防止することができるとともに、ロール紙8のセット時の操作性を向上することができる。
ここで、スプール軸7の外周面およびギヤフランジ46aの外周面に線接触するよう突出したリブ71の水平面72からの高さ寸法は、ロール紙8に装着済みのスプール軸7を仮載置部70に載置した後にユーザが手を離しても、ロール紙8自身が転がって落下しない条件と、ロール紙8に装着済みのスプール軸7を軸支持部61にセットするときの操作性(例えば仮載置部に一時載置状態のロール紙を持ち上げたり、仮載置部より高い位置にある軸支持部へセットしたりすることなど)を悪化させない条件とを満たすように、例えば実験などを繰り返し行った上で人間工学的な面も考慮して設定される。これは、後述する凸部の他の例でも同様である。
第2に、隣る2つの凸部のうちの一方は、他方よりも鉛直上方向に高い凸部としての段差75であることにより、ロール紙8に装着済みのスプール軸7の転がりによって、ユーザの操作位置に対向する装置本体1の前面1F側へのロール紙8の落下を確実に防止することができる。換言すれば、複数のリブ71によるスプール軸7の転がり防止にも拘わらず、万一、スプール軸7が仮載置部70から装置本体1の前面1F側に不意に転がった場合でも、ロール紙8の落下を確実に防止することができる。
第3に、図2、図5および図6等に示したように、仮載置部70は、ロッド支持部62と軸支持部61との間に配置されている構成、軸支持部61は、装置本体1内における画像形成部3の上下(鉛直)方向Z下方であって、セットするユーザ34の立位状態での腰34bの高さより低い位置に配置されている構成により、ロール紙8に装着済みのスプール軸7(ロール紙8セット状態で一般的に重い)を仮載置部70に一時的に仮置きできることにより、ユーザは無理な姿勢をとらずにスプール軸7を上から仮載置部70に載せるだけで済むので、ユーザは立位姿勢で良く、身体に負荷のかかる中腰姿勢をとらなくても良く、また重量のあるロール紙を持ち上げる必要もないので、操作性がさらに向上する。
また、特許文献1や2記載の仮載置部と比較して、仮載置部70がユーザの腰の高さよりも低い位置に配置されているので、万一、ロール紙8を落下させた場合でもダメージを小さく抑えることが可能となる。
第4に、シート排出方向Xaにおける仮載置部70と軸支持部61との間は、スプール軸7が転がり可能に形成されている構成により、仮載置部70に一時的に仮置きされたロール紙8に装着済みのスプール軸7を、ユーザは仮載置部70から装置本体1の奥側の軸支持部61に向けて軽く転がすだけで、確実かつ容易にスプール軸7を軸支持部61にセットすることができ、さらなるロール紙8のセット時の操作性を向上することができる。
以上説明したとおり、本発明を特定の実施形態や変形例等について説明したが、本発明が開示する技術内容は、上述した一実施形態等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
上記実施形態では、スプール軸7の外周面が2つのリブ71と水平面72との3箇所で接触しているものを説明したが、水平面72と非接触であってもよい。その場合、スプール軸7の外周面が水平面72と接触せず、かつ、ユーザの操作力・外力が作用しない状態でスプール軸7の転がりを規制できるようなリブ71の高さと間隔を設定すればよい。
また、上記実施形態では、ロッド支持部62がロール給紙部カバー60に設けられていたが、ロール給紙部カバー60以外の場所に装着するか画像形成装置本体とは別の構成としてもよい。その場合、上記実施形態と同様に排紙ロッド52高さを仮載置部70の高さよりも低く設定することでロール紙8の着脱作業に影響を及ぼさないようにすることが好ましい。
上記実施形態に限らず、複数のリブ71のうちのシート排出方向Xaで隣る2つが、スプール軸7の外周面およびギヤフランジ46aの外周面と面接触する構成であってもよい。また、凸部は、上記リブ71に限らず、例えば、スプール軸7の外周面と線接触もしくは面接触するよう水平面72から傾斜・突出して設けられるようなものであってもよい。
本発明の実施形態は、上述した画像形成装置の構成例に限らず、例えば給紙部4だけの構成からなるシート給送装置としての給紙装置に適用し構成してもよい。
ロール紙から用紙を繰り出し可能に支持・収納する構成としては、上記一実施形態の一段からなる例に限らず、例えば特許文献3の段落「0045」に記載されていると同様な上下2段の構成ないし多段の構成であってもよい。この場合、上記段落「0045」に記載されていると同様な寸法関係で下段のロール紙支持部を設定すればよい。
また、本発明の実施形態は、上述した一実施形態例に限らず、ロール紙およびこれから用紙を繰り出し可能に支持する方式は、スプール軸を用いたスプールタイプに限らず、フランジを用いたフランジタイプに適用ないし準用可能であることは無論である。この場合、当業者であれば、軸としてのスプール軸に代えてフランジ(フランジ部材)と読み替えることで容易に理解し実施可能である。
また、画像形成部は、シリアル型インクジェット記録装置に限定されず、ライン型インクジェット記録装置や電子写真方式による画像形成装置等またはそれら複数の機能を組み合わせた装置でもよい。
図1および図2に示した画像形成装置に限らず、画像読取部に加えて、装置本体の上部の正面側に操作部としての操作パネルを設けたものであってもよい。操作パネルとしては、例えば、上記一実施形態の図2に示す画像形成装置を操作するための、テンキー等を含む動作指示手段やタッチパネル式の液晶表示装置等の報知手段等を備えたものが想定される。
また、画像読取部が配設されていない、例えば専らコンピュータ等の外部入力データやコンパクトディスク等の各種記憶媒体に記録されているデータに基づいて画像形成を行う画像形成装置であってもよい。
さらに、ロール紙の排出方向、排紙ガイド板、排紙バケット、ロール紙は、上述した一実施形態で説明したように装置前面側にあるものに限定されず、例えば用途等に応じて装置背面側や装置側面側等に配置してもよい。
1 装置本体
1F 装置本体の前面
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部(シート給送装置)
6 給紙ローラ(給送手段)
7 スプール軸(軸)
8 ロール紙(ロール状記録媒体、シートロール)
8a 紙管(管)
9 レジストローラ対
10 用紙(シート)
11 原稿台(原稿載置台)
20 キャリッジ
27 カッタ(シート切断手段)
28 排紙ガイド板(ガイド部)
29 排紙部(排出部)
31 排紙口(シート排出口)
34 ユーザ
36 床面
45a,45b スプールフランジ
46 従動ギヤ
50 排紙バケット(スタック部)
51 排紙バケットの本体
52 排紙ロッド(被支持部)
53 フロントロッド
60 ロール給紙部カバー(支持手段)
61 軸支持部
62 ロッド支持部(支持部)
63 軸受凹部
64 駆動ギヤ
70 仮載置部
71 リブ(規制手段、凸部)
72 水平面
75 段差(規制手段、凸部)
100 前カバー(開閉部材)
X 前後方向
Xa シート排出方向
Y 主走査方向、シート幅方向
Z 上下(鉛直)方向
特許第3498626号公報(段落「0028」〜「0035」、図3、図4等参照) 特開2003−276911号公報(段落「0025」〜「0026」、図6、図7等参照) 特開2011−131434号公報(段落「0052」、図7、図8等参照)

Claims (5)

  1. 長尺のシートが管に巻き付けられて構成されたロール状記録媒体の前記管に挿通・固定された軸の各端部を回転可能に支持する軸支持部と、該軸支持部を介してシートが繰り出し可能に支持されたロール状記録媒体からシートを給送する給送手段と、前記軸支持部の近傍に配置され、前記ロール状記録媒体に装着済みの前記軸の各端部を一時的に載置する仮載置部とを具備し、
    前記仮載置部は、外力が作用しない状態で前記軸の転がりを規制する規制手段を有し、
    前記規制手段は、前記軸の長手方向に沿って、かつ、該長手方向と交差する方向に複数形成された、前記軸の外周面と接触するよう突出した凸部を備え、
    前記複数の凸部のうちの前記交差する方向で隣る2つが、前記軸の外周面と接触するシート給送装置と、
    前記シート給送装置から給送されてきたシートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成後に排出されるシートを積載する、一端部に被支持部を有するスタック部と、
    を備え、
    前記仮載置部は、前記被支持部を支持する支持部と前記軸支持部との間に配置されていることを特徴とする画像形成装置
  2. 前記隣る2つの凸部の間には、水平面が形成されており、
    前記軸の外周面は、前記水平面とも接触することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
  3. 前記隣る2つの凸部のうちの一方は、他方よりも高い凸部であることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置
  4. 前記軸支持部は、装置本体内における前記画像形成部の下方であって、セットするユーザの立位状態での腰の高さより低い位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一つに記載の画像形成装置。
  5. 前記交差する方向における前記仮載置部と前記軸支持部との間は、前記軸が転がり可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一つに記載の画像形成装置。
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