JP5939191B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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本発明は、光学透過型のヘッドマウントディスプレイに関する。
光学透過型のヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)が知られている。光学透過型のHMDは、透過型の偏向部材によって、外光の一部を透過するとともに、画像光を偏向する。使用者は、眼前の景色に所望画像を重ね、認識することができる。HMD本体が使用者の眼前に配置された場合、使用者の眼前からの光がHMD本体によって遮蔽される。光学透過型のHMDでは、使用者の眼前からの光を使用者の眼に直接導く必要があるため、HMD本体を使用者の眼前に配置できない。これに対して特許文献1には、所望画像の光を使用者の眼に導く光学系を、使用者の眼前に対して横方向に配置することによって、使用者の眼前からの光が遮蔽されることを防止する光学透過型のHMDが提案されている。
歪の小さい画像を使用者に認識させる為の光学系の配置が、使用者に対する特定の位置に制約される場合がある。例えば特許文献1では、使用者の眼前に対する横方向の近傍に光学系が配置される。
特表2003−502711号公報
特許文献1に記載された光学系の配置が、使用者が装着した状態の眼鏡のフレームの配置と重複する場合がある。この場合、使用者は、眼鏡を装着した状態でHMDを使用できないという問題点がある。
本発明の目的は、眼鏡を装着した使用者であっても使用可能なヘッドマウントディスプレイを提供することである。
本発明の一側面は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部からの画像光を導く光学部材と前記画像形成部及び前記光学部材を保持し、ユーザの頭部に装着される装着部材に取り付けられる保持部材とを備え、前記光学部材は、前記画像光を反射し、外界の光を透過させる自由曲面形状の反射部と、前記画像形成部に形成された前記画像光を、前記反射部に導く光学部とを備え、前記反射部は、前記保持部材がユーザの頭部に装着される装着部材に取り付けられた場合に、前記反射部及び前記光学部に対する固定的な位置であって前記画像光が入射する瞳孔位置から、前記画像光の入射方向に沿って16mm以上離隔した位置に配置し、前記光学部は、前記瞳孔位置から異なる方向に延びる2つの直線であって、前記保持部材が前記装着部材に取り付けられた状態で前記瞳孔位置と前記反射部とを結ぶ直線である第1直線と、前記第1直線に直交して前記ユーザから離隔する方向に延びる第2直線とのうち、前記第2直線に沿って前記瞳孔位置から44mm以上離れた位置、且つ、前記第1直線及び前記第2直線を含む平面に直交して前記瞳孔位置から延びる仮想平面に対して前記反射部と反対側に配置し、前記仮想平面は、前記第1直線に沿って前記瞳孔位置から前記反射部に延びる向きに対し、前記光学部側に60度以上傾斜した平面であることを特徴とするヘッドマウントディスプレイである。
本発明では、眼鏡を装着したユーザがヘッドマウントディスプレイを使用した場合に、光学部材は眼鏡のフレームに干渉し難い。従ってユーザは、眼鏡を装着した状態でもヘッドマウントディスプレイを使用できる。
本発明の一側面において、前記光学部は、3つ以上のレンズを備え、前記3つ以上のレンズの夫々は、対向配置する2つのレンズ面を備え、前記3つ以上のレンズが備える6つ以上のレンズ面のうち、2面以上が自由曲面であってもよい。これによって光学部は、画像形成部で形成された画像光の収差を補正し、瞳孔位置に導くことができる。従ってヘッドマウントディスプレイは、画質の良好な画像をユーザに視認させることができる。
本発明の一側面において、前記3つ以上のレンズのうち2つ以上のレンズは、自由曲面のレンズ面を備えてもよい。これによってヘッドマウントディスプレイは、瞳孔位置に導く画像光の収差を更に良好に補正できる。
本発明の一側面において、前記光学部は、前記第2直線に沿って前記瞳孔位置から57mm以上離れた位置に配置され、前記光学部は、4つ以上のレンズを備え、前記4つ以上のレンズの夫々は、対向配置する2つのレンズ面を備え、前記4つ以上のレンズが備える8つ以上のレンズ面のうち、3面以上が自由曲面であってもよい。これによって、ユーザの眼鏡のフレームの形状が異なる場合でも、ヘッドマウントディスプレイが装着された場合に光学部材が眼鏡のフレームに干渉することを防止できる。
本発明の一側面において、自由曲面のレンズ面を備えたレンズは、対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、他方のレンズ面が軸対称であってもよい。これによって、ヘッドマウントディスプレイの製造時、レンズの組み付けを容易化できる。
本発明の一側面において、自由曲面のレンズ面を備えたレンズの少なくとも何れかは、対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、他方のレンズ面の光軸は、前記光学部の光軸から離隔してもよい。これによってヘッドマウントディスプレイは、瞳孔位置に導く画像光の収差を更に良好に補正できる。
本発明の一側面において、自由曲面のレンズ面を備えたレンズの少なくとも何れかは、対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、他方のレンズ面の光軸と、前記光学部の光軸とが交差してもよい。これによってヘッドマウントディスプレイは、瞳孔位置に導く画像光の収差を更に良好に補正できる。
本発明の他の側面は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部からの画像光を導く光学部材と前記画像形成部及び前記光学部材を保持し、装着部材に対して取り付け可能な保持部材とを備え、前記光学部材は、前記画像光を反射し、外界の光を透過させる自由曲面形状の反射部と、前記画像形成部に形成された前記画像光を、前記反射部に導く光学部とを備え、前記画像光の光路において前記反射部よりも前記画像光の進行方向の下流側に光学瞳を形成し、前記反射部は、前記光学瞳から前記反射部に向かう第1方向において、前記光学瞳から16mm以上離隔した位置に配置され、前記保持部材は、前記画像形成部及び前記光学部材を、前記装着部材の前記第1方向に直交する第2方向の端部側を構成するフレームに取り付け可能に構成され、前記光学部材は、前記第2方向において前記光学瞳から44mm以上離れた位置、且つ、前記第1方向及び前記第2方向に平行な平面に直交して前記光学瞳を含む仮想平面に対して前記反射部と反対側に配置され、前記仮想平面は、前記第1方向に対し、前記第2方向側に60度以上傾斜した平面であることを特徴とするヘッドマウントディスプレイである。これによれば、眼鏡を装着したユーザがヘッドマウントディスプレイを使用した場合に、光学部材は眼鏡のフレームに干渉し難い。従ってユーザは、眼鏡を装着した状態でもヘッドマウントディスプレイを使用できる。

HMD1の平面図である。 光学部材12を示す図である。 HMD1における結像状態を示すグラフである。 HMD1における単色の歪曲収差を示すパターンである。 HMD1における複数色の歪曲収差を示すパターンである。 変形例におけるHMD1の平面図である。 変形例における光学部材12を示す図である。
以下、本発明の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)1について、図1及び図2を参照して説明する。HMD1の表示形式は光学透過型である。ハーフミラー21に対して前方の景色の光は、ハーフミラー21を透過することによって、ハーフミラー21の後方に導かれる。HMD1がユーザ6に装着されている場合、ユーザ6は、ハーフミラー21を通して前方の景色を視認できる。HMD1の投影形式は虚像投影型である。画像形成部11に形成された画像の光(以下、「画像光」という。)は、光学部材12を介してユーザ6の左側の眼7に導かれる。光学部材12によってHMD1は、眼前の景色の光に、画像光を重ねてハーフミラー21の後方に射出することができる。HMD1がユーザに装着されている場合、ユーザは、眼前の景色と作成された画像とを重ねて認識させることができる。以下説明において、図1の上側、下側、左側、右側が、夫々、HMD1の前側、後側、左側、右側である。
図1に示すように、HMD1は、画像形成部11、光学部材12、アダプタ13、筐体14、及びミラーホルダ(図示外)を備える。アダプタ13は、ユーザ6の装着部材に画像形成部11及び光学部材12を固定する為の固定治具である。装着部材の例として、眼鏡のフレーム、ヘルメット、及び帽子等の、ユーザの頭部に装着可能な部材が挙げられる。アダプタ13は装着部材に取り付けられる。図1では、ユーザ6が眼鏡8を装着していることを例に挙げる為、装着部材は眼鏡8である。アダプタ13は、画像形成部11及び光学部22(後述)を、眼鏡8の第1方向である前方向に対して直交する第2方向(例えば、左方向)の端部に取り付ける。具体的には、アダプタ13は、画像形成部11及び光学部22を、左側のフレーム81に取り付けられる。アダプタ13が左側のフレーム81に取り付けられた状態で、画像形成部11、及び光学部材12と、眼鏡8との位置関係は固定的になる。眼鏡8がユーザの頭部に装着された場合、フレーム81とユーザの特定の部位(例えば、ユーザ6の左側の眼7の瞳孔位置2)との位置関係は固定的になる。従って、アダプタ13がフレーム81に取り付けられ、且つ、眼鏡8がユーザ6の頭部に装着された場合、画像形成部11、及び光学部材12と、ユーザ6の左側の眼7の瞳孔位置2との位置関係は固定的になる。アダプタ13は、後述する筐体14の右側面から右側に延びる棒状である。アダプタ13は、左端部をフレーム81に固定する。
なお、アダプタ13は、左右方向の長さを調節可能としてもよい。これによって、HMD1を使用するユーザ6に装着される眼鏡8の大きさが異なる場合でも、画像形成部11、及び光学部材12と、眼鏡8との位置関係を固定的にすることができる。
画像形成部11は、画像を形成する液晶ディスプレイである。画像形成部11は前面に画像を形成させる。光学部材12は、画像形成部11に形成された画像光を、HMD1の前方に射出する。HMD1がユーザに装着されている場合、画像光は、光学部材12によってユーザ6の左側の眼7に導かれる。光学部材12は、ハーフミラー21及び光学部22を備える。光学部22は、3つのレンズ31、32、33、及びプリズム36を備える。レンズ31、32及びプリズム36は、略前後方向に並ぶ。レンズ33は、プリズム36の右方に配置される。レンズ31の後方に、画像形成部11が配置される。レンズ31、32は、画像形成部11の前面に形成された画像光を後方から前方に通過させ、プリズム36に導く。プリズム36は、後方から入射した画像光を右方に曲折させ、レンズ33に導く。レンズ33は、左方から入射した画像光を右方に通過させ、ハーフミラー21(後述)に導く。
図2は、プリズム36が省略された状態の光学部材12の位置関係を示している。光学部材12は、画像光の光路中に、第1光学瞳17と、第2光学瞳18とを形成する。第1光学瞳17は、画像光の光路において、第2光学瞳18よりも画像光の進行方向の上流側に形成される。第1光学瞳17は、レンズ31とレンズ32との間に形成される。第2光学瞳18は、ハーフミラー21よりも画像光の光路において画像光の進行方向の下流側に形成される。第2光学瞳18は、具体的には、ハーフミラー21に対して16mm以上後方向に離間した位置に形成される。本実施形態では、第2光学瞳18とハーフミラー21との間隔は16mm以上である。なお、眼鏡8がユーザ6に装着される場合、第2光学瞳18はユーザの左側の眼7の瞳孔位置2に一致する。
レンズ31は、対向配置する2つのレンズ面311、312を備える。画像形成部11に近接する側がレンズ面311であり、画像形成部11から離隔する側がレンズ面312である。レンズ面311は自由曲面である。レンズ面312は非球面である。レンズ面312は、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面312の対称軸は、レンズ面312の光軸と一致する。レンズ面312の光軸は、光学部22内での画像光の中心軸(以下、「光学部22の光軸16」という。)から離隔し、且つ、レンズ面312の光軸と光学部22の光軸16とは交差する。即ち、レンズ面312の光軸は、光学部22の光軸16に対して傾いている。
レンズ32は、対向配置する2つのレンズ面321、322を備える。レンズ31に近接する側がレンズ面321であり、レンズ31から離隔する側がレンズ面322である。レンズ面321、322は、何れも非球面である。レンズ面321、322は、夫々、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面321、322の夫々の対称軸は、夫々の面の光軸と一致する。又、レンズ面321、322の光軸は、光学部22の光軸16と一致する。
レンズ33は、対向配置する2つのレンズ面331、332を備える。ハーフミラー21から離隔する側(プリズム36(図1参照)に近接する側)がレンズ面331であり、ハーフミラー21に近接する側(プリズム36から離隔する側)がレンズ面332である。レンズ面331は非球面である。レンズ面331は、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面331の対称軸は、レンズ面331の光軸16と一致する。レンズ面331の光軸は、光学部22の光軸16から離隔し、且つ、レンズ面331の光軸と光学部22の光軸16とは交差する。即ち、レンズ面331の光軸は、光学部22の光軸16に対して傾いている。レンズ面332は自由曲面である。
なお、画像形成部11とレンズ31との間の長さは11.159mmである。レンズ31、32間の長さは23.313mmである。レンズ32、33間の長さは48.55mmである。レンズ33とハーフミラー21との間の長さは55mmである。
以上のように、3つのレンズ31〜33のうち2つのレンズ31、33は、夫々、一方のレンズ面が自由曲面となる。また、3つのレンズ31〜33が備える合計6つのレンズ面311、312、321、322、331、332は、2つのレンズ面311、332が自由曲面となり、残りの4面が非球面となる。2つのレンズ31、33の夫々の一方のレンズ面を自由曲面とした理由は、画像形成部11で形成された画像光の収差を補正することによって、歪の小さい画像光を瞳孔位置2に導く為である。また、2つのレンズ31、33の夫々の他方のレンズ面を、対称軸を有する非球面とした理由は、HMD1の製造工程においてレンズ31、33の組み付けを容易化するためである。即ち、レンズ31、33の位置決めを、レンズ面312、331の光軸(対称軸)を光学部22の光軸16に合わせることで行うことができるので、レンズ31、33の位置を容易に特定し、組み付けることができる。
また、合計6つのレンズ面のうち2つのレンズ面を自由曲面とした理由は、画像光の収差をより効果的に補正するためである。また、レンズ面312、331の夫々の光軸を、光学部22の光軸16から離隔(軸外し)させ、且つ、レンズ面312、331の夫々の光軸と光学部22の光軸16とを交差(ティルト)させた理由は、画像光の収差を更に効果的に補正する為である。
図1に示すように、画像形成部11、及び光学部22(レンズ31、32、33、及びプリズム36)は、筐体14に収容される。アダプタ13が左側のフレーム81に取り付けられた状態で、筐体14は、眼鏡8の左側に配置される。眼鏡8がユーザ6の頭部に装着された場合、筐体14は、ユーザ6の頭部の左側に配置される。筐体14の形状は略直方体である。筐体14の長手方向は前後方向を向く。筐体14の左側面の前端は右側に傾斜する。筐体14の右側面の前端は右方に僅かに突出する。筐体14の右側に突出する部分の右側面に、開口部が設けられる。レンズ33は、開口部の左側に配置される。画像形成部11で形成された画像光は、レンズ31、32、プリズム36、及びレンズ33の順に通過し、開口部から右方に出射される。
ハーフミラー21は、瞳孔位置2の前方且つレンズ33の右方に配置される。ハーフミラー21は、筐体14から延びるミラーホルダ(図示外)によって固定される。ハーフミラー21は、前方の外界の光を前方から後方に透過させる。ハーフミラー21は反射面211を備える。反射面211は左斜め後方を向く。ハーフミラー21は、光学部22のレンズ33から右方に出射された画像光を、反射面211で後方に反射する。反射面211の表面は自由曲面である。ハーフミラー21の反射面211を自由曲面とした理由は、ハーフミラー21を小型化した場合に発生する収差を補正する為である。
ハーフミラー21は、眼鏡8に対して所定の位置に配置される。この所定の位置は、眼鏡8がユーザ6の頭部の頭部に装着された場合に、ハーフミラー21と瞳孔位置2との間の距離Qが16mm以上となる位置である。詳細には次の通りである。反射面211で反射され瞳孔位置2に入射する画像光の延びる方向を、入射方向とする。図2において、入射方向は後方向に一致する。瞳孔位置2から入射方向に沿って延びる直線を、第1直線3とする。そして、第1直線3にハーフミラー21を投影した場合の投影像のうち、瞳孔位置2に最も近接する位置Qpを特定する。図1の場合、ハーフミラー21のうち後側の端部を第1直線3に投影した場合の投影像の位置が、位置Qpに相当する。そして、特定された位置Qpと瞳孔位置2との間の距離Qが16mm以上となるように、ハーフミラー21が配置される。この位置にハーフミラー21が配置された場合、ハーフミラー21は瞳孔位置2から十分離隔する。従って、ユーザ6が眼鏡8を装着している場合でも、ハーフミラー21に眼鏡8の左側のレンズ82が接触し難くなる。なお、前記したように、眼鏡8がユーザ6の頭部の頭部に装着された場合に、第2光学瞳18と瞳孔位置2とは一致する。従って、ハーフミラー21と瞳孔位置2との間の距離Qが16mm以上という条件は、HMD1がユーザ6に装着されずに単独で存在している場合、ハーフミラー21の最も後側の位置が、第2光学瞳に対して前方向に16mm以上離間するという条件に等価である。
また、光学部22と瞳孔位置2との間の距離Rは、44mm以上に設定される。詳細には次の通りである。第1直線3に対して直交し、且つ、ユーザから離隔する方向(左方向)に向けて瞳孔位置2から延びる直線を、第2直線4とする。そして、第2直線4に光学部22(レンズ31〜33、及びプリズム36)を投影した場合の投影像のうち、瞳孔位置2に最も近接する位置Rpを特定する。図1の場合、レンズ33を第2直線4に投影した場合の投影像の位置が、位置Rpに相当する。そして、特定された位置Rpと瞳孔位置2との間の距離Rが44mm以上となるように、光学部22が配置される。この位置に光学部22が配置された場合、光学部22は瞳孔位置2から十分離隔する。従って、ユーザ6が眼鏡8を装着している場合でも、眼鏡8の左側のフレーム81に光学部22が接触し難くなる。なお、位置Rpと瞳孔位置2との間の距離Rが44mm以上という条件は、HMD1がユーザ6に装着されずに単独で存在している場合、光学部22の最も右側の位置が、第2光学瞳18に対して左方向に44mm以上離間するという条件に等価である。
更に光学部22は、次の領域に配置される。第1直線3と第2直線4とを含む平面に直交して瞳孔位置2から延びる仮想平面5を定義する。仮想平面5は、第1直線3に沿って第2光学瞳18からハーフミラー21側に延びる向き9に対し、左側に60度以上(角度P)傾いている。なお、向き9は前方向に一致する。なお、前記したように、HMD1がユーザ6の頭部に装着された場合、第2光学瞳18は瞳孔位置2に一致する。仮想平面5によって分割される2つの領域のうち、ハーフミラー21が配置される側の領域を領域51とし、反対側の領域を領域52とする。光学部22は、領域52に配置される。この位置に光学部22が配置された場合、ユーザ6が前方の対象物を明確に認識できる視覚の領域よりも、光学部22は後側に配置されることになる。従って、ユーザ6は広い視野を確保できる。また、光学部22の重心を、よりユーザ6の後側に配置できる。この場合、光学部22の重量によってユーザ6の顔が押し下げられることを抑制できるので、ユーザ6はHMD1を快適に使用することができ、長時間使用しても疲れ難くなる。
以上のようにHMD1は、ハーフミラー21を瞳孔位置2から離隔させ、且つ、光学部22を瞳孔位置2から離隔させることができる為、光学部材12が装着部材(例えば、ユーザ6が装着する眼鏡8)に接触することを防止できる。
なお通常、光学部材12をユーザ6から離隔させた場合、画像形成部11で形成された画像光を瞳孔位置2で結像させる為には、ハーフミラー21の大きさを大きくしなければならない。これに対して本実施形態では、小型のハーフミラー21でも画像光を瞳孔位置2で結像させることが可能なように、ハーフミラー21の反射面211を自由曲面としている。また、光学部22をユーザ6の視覚外に配置された場合、反射面211での画像光の反射角は大きくなり、収差が発生し易くなる。これに対して本実施形態では、ハーフミラー21の反射面211の自由曲面の形状を調整することによって、収差を補正している。更に、反射面211の形状の調整では補正しきれない収差を、レンズ31のレンズ面311及びレンズ33のレンズ面332の自由曲面の形状を調整することで補正している。これによって、HMD1の光学部材12は、歪の小さい画像光を瞳孔位置2に導き、ユーザ6に良好な画像を認識させることができる。
図3から図5を参照し、HMD1を用いて実施した評価の結果について説明する。図3のグラフは、HMD1における画像光の結像状態を示す。横軸の空間周波数(単位:cycles/mm)は、縞模様の幅1mm当たりの本数を示す。縞模様は、瞳孔位置2に配置される。縦軸は光学伝達関数(Optical Transfer Function、OTF)の絶対値(以下、単に「OTF」という。)であり、結像状態を示すパラメータである。OTFが0.5以上となった場合、結像状態は良好であると判断される。
計測は次のようにして行われた。空間周波数の異なる複数の縞模様が、瞳孔位置2に配置された。そして、縞模様に基づく光が光学部材12(ハーフミラー21及び光学部22)を通過して画像形成部11上で結像した場合に、結像のOTFが計測された。OTFの計測は、画像形成部11上の異なる11点で行われた。図3における11本の曲線の夫々は、画像形成部11上の複数の異なる11点の夫々でのOTFの計測結果を示している。
なお、画像形成部11の1画素の大きさは約12μmである。また、空間周波数を40cycles/mmとした場合の縞模様の幅は約12μm(12.5μm)である。従って、空間周波数が40cycles/mmである縞模様を使用して計測が行われた場合に、画像形成部11上で縞模様の光が良好に結像されれば(即ち、OTFが0.5以上となれば)、光学部材12は、画像形成部11で形成された1画素分の画像光を瞳孔位置2で結像させることができる。
図3に示すように、空間周波数を40cycles/mmとした場合のOTFは、画像形成部11上の半分以上の点で0.5以上となることが確認された。この結果から、画像形成部11で形成された1画素分の画像光は、光学部材12を通過して瞳孔位置2に到達した場合に、瞳孔位置2で良好に結像されることがわかった。従ってHMD1は、画像形成部11で形成された画像光を、瞳孔位置2で良好に再現させることができることがわかった。またユーザ6は、画像形成部11で形成された1画素分の画像光を良好に認識できることがわかった。
図4のパターンは、画像形成部11で形成された単色の画像光が光学部材12を介して瞳孔位置2に到達した場合の歪曲収差の程度を示している。本パターンでは、網目の交点から×印が離隔する程、歪曲収差の程度が大きいことを示す。図4に示すように、全ての領域で、網目の交点とほぼ同一位置に×印が重なることが確認された。従ってHMD1は、レンズ31、33及びハーフミラー21の自由曲面によって収差を効果的に補正できることがわかった。またユーザ6は、画像形成部11で形成された画像光を歪みなく良好に認識できることがわかった。
図5のパターンは、色収差、即ち、画像形成部11で形成された複数色(赤(R)、緑(G)、青(B))の画像光が光学部材12を介して瞳孔位置2に到達した場合の歪曲の程度を色毎に示している。本パターンでは、黒丸印からR、G、Bの各点が離隔する程、歪曲の程度が大きいことを示す。図5に示すように、色の違いに関わらず、黒丸印とほぼ同一位置にR、G、Bの各点が重なることが確認された。従ってHMD1は、画像光の周波数の違いに依らず、レンズ31、33及びハーフミラー21の自由曲面によって色収差を効果的に補正できることがわかった。またユーザ6は、画像形成部11で形成された複数色の画像光を、歪みなく良好に認識できることがわかった。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記実施形態では、2つのレンズ31、33に自由曲面のレンズ面が設けられていた。2つの自由曲面の夫々が設けられるレンズは、31、33に限定されない。例えば、レンズ32のレンズ面321、322に自由曲面を設けてもよい。また、2つの自由曲面の夫々が設けられるレンズ面は、レンズ面311、332に限定されない。例えば、レンズ面312、331に自由曲面を設けてもよい。更に例えば、3つのレンズ31〜33のうち何れかのレンズの両方のレンズ面を自由曲面としてもよい。
上記実施形態では、レンズ面312、331の夫々の光軸を、光学部22の光軸16から離隔させ、且つ、レンズ面312、331の夫々の光軸と光学部22の光軸16とを交差させた。これに対し、レンズ面312、331のうち少なくとも一方の光軸を、光学部22の光軸16と一致させてもよいし、レンズ面312、331の両方の光軸を、光学部22の光軸16と一致させてもよい。
光学部22のレンズの数は3つに限定されず、4つ以上であってもよい。光学部22の複数のレンズが備えるレンズ面のうち自由曲面とするレンズ面の数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。以下、本発明の変形例について説明する。
図6、図7を参照して説明する。変形例におけるHMD1は、レンズ31〜33及びプリズム36の代わりに、レンズ41〜44及びプリズム46を光学部22として備える。画像形成部11、アダプタ13、光学部22を除く光学部材12(ハーフミラー21)、筐体14、及びミラーホルダ(図示外)の構成は、上記実施形態と同一である。
図6に示すように、光学部22は、4つのレンズ41、42、43、44、及びプリズム46を備える。レンズ41、42及びプリズム46は、略前後方向に並ぶ。レンズ43は、プリズム46の右方に配置される。レンズ44は、レンズ43の右方に配置される。レンズ41の後方に、画像形成部11が配置される。レンズ41、42は、画像形成部11の前面に形成された画像光を後方から前方に通過させ、プリズム46に導く。プリズム46は、後方から入射した画像光を右方に曲折させ、レンズ43、44に導く。レンズ43、44は、左方から入射した画像光を右方に通過させ、ハーフミラー21に導く。
図7に示すように、レンズ41は、対向配置する2つのレンズ面411、412を備える。画像形成部11に近接する側がレンズ面411であり、画像形成部11から離隔する側がレンズ面412である。レンズ面411、412は、何れも自由曲面である。
レンズ42は、対向配置する2つのレンズ面421、422を備える。レンズ41に近接する側がレンズ面421であり、レンズ41から離隔する側がレンズ面422である。レンズ面421、422は、何れも非球面である。レンズ面421、422は、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面421、422の夫々の対称軸は、夫々の面の光軸と一致する。
レンズ43は、対向配置する2つのレンズ面431、432を備える。プリズム46に近接する側がレンズ面431であり、プリズム46から離隔する側がレンズ面432である。レンズ面431、432は、何れも非球面である。レンズ面431、432は、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面431、432の夫々の対称軸は、夫々の面の光軸と一致する。
レンズ44は、対向配置する2つのレンズ面441、442を備える。ハーフミラー21から離隔する側(レンズ43に近接する側)がレンズ面441であり、ハーフミラー21に近接する側(レンズ43から離隔する側)がレンズ面442である。レンズ面441は非球面である。レンズ面441は、対称軸を中心とした回転対称性を有する。レンズ面441の対称軸は、レンズ面441の光軸と一致する。レンズ面441の光軸は、光学部22の光軸16から離隔し、且つ、レンズ面441の光軸と光学部22の光軸16とは交差する。即ち、レンズ面441の光軸は、光学部22の光軸16に対して傾いている。レンズ面442は自由曲面である。
図6に示すように、光学部22と瞳孔位置2との間の距離Rは、57mm以上に設定される。詳細には、光学部22(レンズ41〜44、プリズム46)のうちレンズ44を第2直線4に投影した場合の投影像の位置Rpと瞳孔位置2との間の距離Rが57mm以上となるように、光学部22が配置される。上記実施形態と比較して、距離Rを更に大きくできる為、眼鏡8の左側のフレーム81に光学部22が更に接触し難くなる。従って、ユーザ6の眼鏡8のフレーム81の形状が異なる場合でも、HMD1が装着された場合に光学部22が左側のフレーム81に干渉することを防止できる。また光学部22は、上記実施形態と同様、仮想平面5に対してハーフミラー21が配置される側と反対側の領域52に配置される。従って、ユーザ6は広い視野を確保できる。
なお、距離Rを大きくすることによって、光学部22で収差が発生し易くなる。しかしながら変形例では、4つのレンズ41〜44のうち2つのレンズ41、44に自由曲面のレンズ面を設けることによって、収差をより効果的に補正している。また、4つのレンズ41〜44が備える合計8つのレンズ面のうち、3つのレンズ面411、412、442を自由曲面とすることによって、収差を更に効果的に補正している。従ってHMD1は、距離Rを大きくした場合でも収差の発生を抑制でき、歪の小さい画像光を瞳孔位置2に導くことでユーザ6に良好な画像を認識させることができる。
なお、上記実施形態及び変形例において、光学部22の複数のレンズのうち、主光線が画像光の中心軸と交差する位置、言い換えれば、瞳孔位置2と共役な位置(瞳孔共役位置)に最も近接するレンズが自由曲面のレンズ面を備えていてもよい。これによってHMD1は、光学部22を小型化できる。
また、上記実施形態及び変形例において、光学部22のレンズは何れも自由曲面のレンズ面を有していなくてもよい。例えば全てのレンズ面は非球面であってもよい。
なお、アダプタ13が本発明の「保持部材」に相当する。ハーフミラー21が本発明の「反射部」に相当する。
1 HMD
2 瞳孔位置
3 第1直線
4 第2直線
5 仮想平面
11 画像形成部
12 光学部材
13 アダプタ
16 光軸
21 ハーフミラー
22 光学部
31、32、33 レンズ
41、42、43、44 レンズ

Claims (8)

  1. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部からの画像光を導く光学部材と
    前記画像形成部及び前記光学部材を保持し、ユーザの頭部に装着される装着部材に取り付けられる保持部材と
    を備え、
    前記光学部材は、
    前記画像光を反射し、外界の光を透過させる自由曲面形状の反射部と、
    前記画像形成部に形成された前記画像光を、前記反射部に導く光学部と
    を備え、
    前記反射部は、前記保持部材がユーザの頭部に装着される装着部材に取り付けられた場合に、前記反射部及び前記光学部に対する固定的な位置であって前記画像光が入射する瞳孔位置から、前記画像光の入射方向に沿って16mm以上離隔した位置に配置し、
    前記光学部は、前記瞳孔位置から異なる方向に延びる2つの直線であって、前記保持部材が前記装着部材に取り付けられた状態で前記瞳孔位置と前記反射部とを結ぶ直線である第1直線と、前記第1直線に直交して前記ユーザから離隔する方向に延びる第2直線とのうち、前記第2直線に沿って前記瞳孔位置から44mm以上離れた位置、且つ、前記第1直線及び前記第2直線を含む平面に直交して前記瞳孔位置から延びる仮想平面に対して前記反射部と反対側に配置し、前記仮想平面は、前記第1直線に沿って前記瞳孔位置から前記反射部に延びる向きに対し、前記光学部側に60度以上傾斜した平面であることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記光学部は、3つ以上のレンズを備え、
    前記3つ以上のレンズの夫々は、対向配置する2つのレンズ面を備え、
    前記3つ以上のレンズが備える6つ以上のレンズ面のうち、2面以上が自由曲面であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記3つ以上のレンズのうち2つ以上のレンズは、自由曲面のレンズ面を備えたことを特徴とする請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 前記光学部は、
    前記第2直線に沿って前記瞳孔位置から57mm以上離れた位置に配置され、
    前記光学部は、4つ以上のレンズを備え、
    前記4つ以上のレンズの夫々は、対向配置する2つのレンズ面を備え、
    前記4つ以上のレンズが備える8つ以上のレンズ面のうち、3面以上が自由曲面であることを特徴とする請求項2又は3に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 自由曲面のレンズ面を備えたレンズは、
    対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、
    他方のレンズ面が軸対称であることを特徴とする請求項2から4の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 自由曲面のレンズ面を備えたレンズの少なくとも何れかは、
    対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、
    他方のレンズ面の光軸は、前記光学部の光軸から離隔することを特徴とする請求項2から4の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 自由曲面のレンズ面を備えたレンズの少なくとも何れかは、
    対向配置する2つのレンズ面のうち一方のレンズ面のみが自由曲面であり、
    他方のレンズ面の光軸と、前記光学部の光軸とが交差することを特徴とする請求項2から4の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部からの画像光を導く光学部材と
    前記画像形成部及び前記光学部材を保持し、装着部材に対して取り付け可能な保持部材とを備え、
    前記光学部材は、
    前記画像光を反射し、外界の光を透過させる自由曲面形状の反射部と、
    前記画像形成部に形成された前記画像光を、前記反射部に導く光学部とを備え、
    記画像光の光路において前記反射部よりも前記画像光の進行方向の下流側に光学瞳を形成し、
    前記反射部は、前記光学瞳から前記反射部に向かう第1方向において、前記光学瞳から16mm以上離隔した位置に配置され、
    前記保持部材は、前記画像形成部及び前記光学部材を、前記装着部材の前記第1方向に直交する第2方向の端部側を構成するフレームに取り付け可能に構成され、
    前記光学部材は、前記第2方向において前記光学瞳から44mm以上離れた位置、且つ、前記第1方向及び前記第2方向に平行な平面に直交して前記光学瞳を含む仮想平面に対して前記反射部と反対側に配置され、
    前記仮想平面は、前記第1方向に対し、前記第2方向側に60度以上傾斜した平面であることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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