JP5938435B2 - 入力装置 - Google Patents

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本発明は、ゲーム機の入力装置に関する。
銃を模した入力装置(以下、コントローラと称することがある。)を操作してゲーム画面に表示されるターゲットを撃つゲーム、いわゆるガンシューティングゲームを提供するゲーム機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−68842号公報
特許文献1に示されるようなゲーム機の入力装置では、あたかも実際に弾を撃ったかのような挙動を入力装置に生じさせる機構が設けられることがある。例えば、トリガーを操作した際に入力装置を振動させる機構やあたかも弾を撃ったかのような衝撃を入力装置に生じさせる機構が設けられる。この他、ゲーム内で弾が発射される直前の状態であることをトリガーを通じてユーザに伝えるため、トリガーが途中まで引かれるとトリガーに抵抗を付与する機構が考えられる。例えば、トリガーが途中まで引かれるとトリガーと接触する部品を装置本体に設けることによってトリガーに抵抗を付与できる。しかしながら、この場合にはユーザがトリガーから指を離してトリガーが戻る際に、トリガーが接触する部品と接触し、トリガーがスムーズに操作前の位置に戻らない可能性がある。
そこで、本発明は、ユーザにて操作された操作部をスムーズに操作前の位置に戻すことが可能な入力装置を提供することを目的とする。
本発明の入力装置は、ユーザがゲームをプレイするために操作する、入力装置であって、第1の位置と第2の位置との間で移動可能なように本体に支持されて前記ユーザが操作する操作部と、前記操作部に合わせて動く連動部と、前記操作部が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する途中で前記連動部と接し、かつ前記連動部が乗り越えられるように弾性変形する抵抗付与部と、を備え、前記連動部は、前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動する途中で前記抵抗付与部と接すると、前記抵抗付与部を避けるように移動可能に設けられているものである。
本発明の一形態に係る入力装置を示す図。 入力装置の内部のうちトリガーの周囲の部分を拡大して示す図。 操作部を拡大して示す図。 可動部が矢印C方向に揺動した状態の操作部を拡大して示す図。 可動部が板バネと接触した状態の入力装置を示す図。 可動部が板バネを乗り越えた後の状態の入力装置を示す図。 可動部が板バネを避けるように揺動した状態の入力装置を示す図。 操作部の変形例を示す図。 操作部の他の変形例を示す図。 本発明の他の実施形態に係る入力装置の一部を概略的に示す図。
以下、本発明の一形態に係る入力装置を図1〜図7を参照して説明する。図1は、本発明の一形態に係る入力装置1を示している。この入力装置1は、所定の対価の消費と引き換えに、ユーザに所定の範囲のガンシューティングゲームを提供する業務用のゲーム機(不図示)に取り付けられる。この種のゲーム機は、アーケードゲーム機と呼ばれることがある。なお、このゲーム機では、ゲーム画面に表示されるターゲットを狙撃するシューティングゲームがユーザに提供される。ユーザは、入力装置1を操作してそのシューティングゲームをプレイする。
図1に示すように、入力装置1は銃を模したゲームコントローラとして構成されている。入力装置1は、本体10を備えている。本体10には、銃床2、ユーザが指で操作するトリガー3、及びトリガーガード4等が設けられている。入力装置1は、図1における左側の部分がゲーム画面を向き、銃床2がユーザ側を向くようにゲーム機に取り付けられる。また、入力装置1は、トリガー3が下を向き、図1において上側の部分が上を向くようにゲーム機に取り付けられる。以降では、入力装置1の各部の位置関係を特定する際に上下方向、左右方向、及び前後方向を用いることがあるが、これらの方向は入力装置1がゲーム機に取り付けられたときの状態に基づくものである。そのため、図1の上下方向が入力装置1の上下方向に対応し、図1において紙面と垂直の方向が入力装置1の左右方向に対応する。また、図1の左右方向が入力装置1の前後方向に対応する。
図2は、入力装置1の内部のうちトリガー3の周囲の部分を拡大して示している。本体10の内部には、スイッチ20と、ユーザが操作する操作部30と、抵抗付与部40とが設けられている。スイッチ20は、周知のマイクロスイッチである。このスイッチ20がオンの状態に切り替わると信号が出力される。そして、出力信号がゲーム機に送信されると、ゲーム内において弾が発射される。スイッチ20は、スイッチ本体21と、押ボタン22と、操作レバー23とを備えている。操作レバー23は、一端を中心に揺動可能なようにスイッチ本体21に支持されている。操作レバー23の他端には、ローラ23aが設けられている。操作レバー23は、図2の上側に押されると一端を中心に揺動してスイッチ本体21に近付く。操作レバー23が所定の切替位置に達すると押ボタン22を押してスイッチ20がオンの状態に切り替わる。そのため、操作レバー23が切替位置よりもスイッチ本体21に近い位置にある場合にはスイッチ20がオンの状態になる。一方、操作レバー23が切替位置よりもスイッチ本体21から遠い位置にある場合にはスイッチ20がオフの状態になる。
操作部30は、左右に回転可能なように本体10に設けられた支軸11に支持されている。操作部30は、矢印A方向に関しては図6に示す発射位置P2まで、矢印B方向に関しては基準位置P1まで回転可能に設けられている。基準位置P1は、ユーザがトリガー3を操作していないときの位置である。図2に示すように、操作部30はスイッチ20の操作レバー23と接触するように配置される。そのため、ユーザが操作部30を操作すると、その操作に応じて操作部30が操作レバー23を操作する。図6に示すように、発射位置P2にはスイッチ20が完全に押される位置が設定される。本体10には、操作部30が基準位置P1よりも矢印B方向に回転しないように操作部30を基準位置P1で止めるストッパ12が設けられている。また、本体10には、操作部30を矢印B方向に付勢する、すなわち操作部30が基準位置P1に移動するように付勢するバネ13が設けられている。バネ13としては、例えば周知のねじりバネが用いられる。
図3及び図4は、操作部30を拡大して示している。なお、これらの図では、図2の操作部30を裏返して示している。言い換えると、図2の紙面の裏側から見た状態の操作部30を示している。操作部30は、ベース部31を備えている。ベース部31の前端には貫通孔31aが設けられている。操作部30は、貫通孔31aに支軸11が挿入されるようにして本体10に取り付けられる。ベース部31の下部からは、トリガー部32が下方に延びている。図2に示すようにトリガー部32は、操作部30が本体10に取り付けられたときにトリガー3になる。なお、トリガー部32はベース部31と一体に成形されている。そのため、ユーザがトリガー3を引くと、操作部30は支軸11を中心に矢印A方向に回転する。
ベース部31の外周のうち上面31bの部分には、スイッチ20のローラ23aが接触する凹部33が設けられている。また、ベース部31の後端には、可動部34が取り付けられている。可動部34は、矢印C方向及び矢印D方向に揺動可能なように軸部35を介してベース部31に支持されている。可動部34は、図3に示した接触位置P11と図4に示した回避位置P12との間で揺動可能なように設けられる。図3に示すように接触位置P11では可動部34の下部がベース部31に当たるので、可動部34は接触位置P11よりも矢印D方向に回転しない。ベース部31には、可動部34が矢印D方向に回転するように付勢するバネ36が設けられている。そのため、可動部34に外部から負荷が掛かっていない場合は、バネ36によって可動部34が接触位置P11に移動する。バネ36としては、例えば周知のねじりバネが用いられる。図2に示すように、可動部34は、操作部30が本体10に取り付けられたときに凹部33よりも支軸11から離れた位置に配置される。
図2に示すように抵抗付与部40は、金属製の板バネ41と、板バネ41を移動しないように保持する保持部42と、ねじ43とを備えている。板バネ41は、矢印E方向に弾性変形可能なように保持部42に保持されている。保持部42は、ねじ43にて本体10に固定される。また、保持部42は、操作部30が基準位置P1から矢印A方向に揺動してきたときに、図5に示す抵抗増加位置P3において操作部30の可動部34が板バネ41と接触するように本体10に固定されている。抵抗増加位置P3には、例えばスイッチ20の操作レバー23が切替位置に達する直前の位置が設定される。
次に図2、図5〜図7を参照して入力装置1の各部の動作について説明する。図2は、ユーザがトリガー3を操作していないときの入力装置1を示している。この場合、操作部30はバネ13によって基準位置P1に付勢されている。また、可動部34はフリーであるためバネ36によって接触位置P11に付勢されている。
図2に示した状態からユーザが指でトリガー3を徐々に引くと、バネ13の付勢力に抗して操作部30が矢印A方向に回転する。また、操作部30の回転に伴って操作レバー23が徐々にスイッチ本体21に近付く。そして、入力装置1が図5に示す状態になる。図5に示した状態では可動部34が板バネ41と接触するが、可動部34は接触位置P11よりも矢印D方向に回転しない。そのため、ユーザの指には、バネ13の負荷及び板バネ41の負荷の両方が掛かる。従って、ユーザの指に掛かる負荷が増加する。
そして、図5に示した状態からユーザがトリガー3をさらに引くと、板バネ41が矢印E方向に弾性変形し、可動部34が板バネ41を乗り越える。そして、操作部30が抵抗増加位置P3からさらに矢印A方向に回転する。可動部34が板バネ41を乗り越えると操作部30に掛かる負荷が急に軽くなるので、ユーザはトリガー3を一気に引ききる。そのため、図6に示すように操作部30が発射位置P2に移動する。これにより、スイッチ20がオンの状態に切り替わるので、ゲーム内で弾が発射される。
図6に示した状態からユーザが指の力を緩めたりトリガー3から指を離したりすると、バネ13によって操作部30が矢印B方向に回転する。操作部30が矢印B方向に回転すると、図7に示すようにその回転の途中で可動部34が板バネ41に接触する。この場合、板バネ41が可動部34を矢印C方向に押すので、可動部34が板バネ41を避けるように矢印C方向に回転して回避位置P12に移動する。そのため、矢印B方向への回転時には、板バネ41によって操作部30の回転が阻害されない。
その後、操作部30はバネ13にて図7の状態からさらに矢印B方向に回転し、図2に示した基準位置P1に戻る。このときには可動部34は板バネ41から離れてフリーになっているので、バネ36によって接触位置P11に戻る。
以上に説明したように、本実施形態の入力装置1によれば、ユーザがトリガー3を徐々に引いて操作部30が抵抗増加位置P3に達すると、ユーザの指に掛かる負荷が増加する。そして、抵抗増加位置P3には、操作レバー23が切替位置に達する直前の位置が設定されている。そのため、入力装置1がゲーム内で弾が発射される直前の状態にあることをトリガー3を通じてユーザに伝えることができる。そして、ユーザは、この発射直前の状態で待機し、ゲーム画面にターゲットが表示されたときにトリガー3をさらに引けばよい。
また、本実施形態の入力装置1では、操作部30が発射位置P2から基準位置P1に戻る際には、可動部34が板バネ41に当たると板バネ41を避けるように矢印C方向に回転する。そのため、操作部30をスムーズに基準位置P1に戻すことができる。また、回転した可動部34は、可動部34がフリーになるとバネ36によって接触位置P11に戻る。そのため、ユーザが次にトリガー3を引いたときにも、可動部34を板バネ41に接触させてユーザの指に掛かる負荷を増加させることができる。なお、例えば重力によって可動部34を接触位置P11に戻すことができる場合には、バネ36は省略してもよい。
本実施形態の入力装置1では、図3に示すように可動部34が凹部33よりも支軸11から離れた位置に設けられている。周知のように、モーメントは作用する力と支点からの距離とを乗算した値である。そのため、可動部34を支軸11から離した位置に設けることにより、可動部34を支軸11に近い位置に設けた場合と比較して、操作部30が板バネ41に接触したときに操作部30に作用するモーメントを大きくできる。これにより、操作部30が抵抗増加位置P3に達したときにユーザの指に掛かる負荷を大きくできる。一方、凹部33は支軸11に近い位置に設けられている。操作部30が支軸11を中心に回転した場合、支軸11に近いほど周方向の移動距離は短くなる。そのため、凹部33を支軸11に近い位置に設けることにより、凹部33の周方向の移動距離を短くできる。上述したようにスイッチ20の操作レバー23は凹部33と接触するため、操作レバー23は凹部33が周方向に移動することによって操作される。そのため、凹部33の周方向の移動距離が短いと、操作レバー23を切替位置の直前の位置から切替位置に動かすために操作部30が回転すべき角度を小さくできる。したがって、操作部30が抵抗増加位置P3から矢印A方向に少し移動しただけでスイッチ20をオンの状態に切り替えることができる。
また、図3に破線BLで示したように可動部34は、操作部30が回転したときにトリガー部32が移動する経路の延長上に設けられている。この場合、支軸11から可動部34までの距離と、支軸11からトリガー部32までの距離とがほぼ同じになる。そのため、板バネ41から操作部30に負荷が掛かったときに、その負荷をほぼそのままトリガー3からユーザに付与することができる。
本実施形態の入力装置1では、可動部34を操作部30に設けたので、可動部34を容易に操作部30に合わせて動かすことができる。
なお、上述した形態では、基準位置P1が本発明の第1の位置に相当する。発射位置P2が本発明の第2の位置に相当する。可動部34が本発明の連動部に相当する。バネ13が本発明の付勢手段に相当する。バネ36が本発明の復元手段に相当する。
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、上述した形態では、金属製の板バネ41を用いてトリガー3の負荷を増加させたが、板バネ41の代わりに例えばポリアセタール等の樹脂製のプレート部材を用いてもよい。また、板バネ41の代わりにねじりバネやコイルバネ等の種々のバネを用いてトリガー3の負荷を増加させてよい。この他、ゴム部材等の弾性を有する種々の部材を用いてトリガー3の負荷を増加させてよい。
上述した形態では、可動部34を操作部30に設け、板バネ41を抵抗付与部40に設けたが、操作部30に板バネ41を設け、抵抗付与部40に可動部34を設けてもよい。このように板バネ41と可動部34を逆に設けても、上述した形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この場合には、板バネ41が本発明の連動部に相当し、可動部34を含む抵抗付与部40が本発明の抵抗付与部に相当する。
上述した形態では、操作部30は、操作レバー23がスイッチ本体21に最も近付く発射位置P2まで移動可能にしたが、操作部30は操作レバー23が切替位置になる位置すなわちスイッチ20から出力される信号が変化する位置と基準位置P1との間で移動可能に設けてもよい。
上述した形態では、スイッチ20の操作レバー23が切替位置に達する直前の位置(以下、直前位置と称することがある。)を、可動部34が板バネ41と接する抵抗増加位置P3に設定したが、抵抗増加位置P3はこの直前位置に限定されない。例えば、直前位置よりも基準位置P1寄りの位置を抵抗増加位置P3に設定してもよい。可動部34が板バネ41と接している状態の操作部30を、ユーザがさらに矢印A方向に回転させようとした場合、板バネ41が弾性変形する力以上の力をユーザはトリガー3に加えている。このようにユーザがトリガー3に力を加えている状態において可動部34が板バネ41を乗り越えた場合には、操作部30に掛かる負荷が急に低下するので、ユーザはトリガー3を発射位置P2まで一気に引ききるようになる。そのため、入力装置1は素早く図6の状態に到達する。そのため、直前位置よりも基準位置P1寄りの位置に抵抗増加位置P3を設定したとしても、ユーザに素早くスイッチ20を押させることができる。
凹部33と可動部34とは貫通孔31aに対して同じ側に設けられていなくてもよい。例えば図8に示すように、可動部34が貫通孔31aを挟んで凹部33とは反対の側に設けられていてもよい。この他、可動部34及び凹部33はベース部31の適宜の位置に設けてよい。
上述した形態では、可動部34を操作部30に設けたが、可動部34は操作部30に設けなくてもよい。例えば、図9に一例を示すように操作部30とは別に支軸51を中心に回転可能な回転部50を設け、その回転部50に可動部34を設けてもよい。そして、回転部50が操作部30に合わせて動くようにこれらをロッド部52で連結する。この場合においても、操作部30と回転部50とが連動するので、可動部34が板バネ41に当たるとユーザの指に掛かる負荷が増加する。そのため、上述した形態と同様の作用効果を得ることができる。また、この場合には、抵抗付与部40を操作部30から離して配置できるので、各部品の配置の自由度を高めることができる。なお、図9に示した例ではロッド部52で連結することによって操作部30と回転部50とを連動させたが、操作部30と回転部50とは例えばリンク機構や歯車列等の種々の動力伝達機構を用いて連動させてよい。図9に示した例では、回転部50及び可動部34が本発明の連動部に相当する。
図10は、本発明の他の実施形態を示している。なお、図10において上述した形態と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。以下、図10に示した操作部60と抵抗付与部70とで形成される状態を、一番上から順に「第1状態」乃至「第4状態」と称する。当該他の実施形態では、操作部60が矢印F方向及び矢印G方向にスライド可能なように本体(不図示)に支持されている。なお、図示は省略したが、この形態でもスイッチが設けられる。そして、操作部60の移動に伴ってスイッチの操作レバーが動く。なお、操作レバーを省略し、操作部60の先端で直接スイッチを押してもよい。操作部60の矢印F方向の先端上部には、可動部34が設けられる。可動部34は、上述した形態と同様に軸部35を介して揺動可能なように操作部60に支持される。抵抗付与部70は、板バネになっており矢印H方向に弾性変形する。抵抗付与部70には、操作部60の可動部34が当たる爪部71が設けられている。この形態では、操作部60が第2状態に示した位置、すなわち可動部34が爪部71に当たる位置に移動すると、スイッチの操作レバーが切替位置に達する直前の位置に移動する。
この形態では、図10に示す第1状態のようにユーザがトリガー3を引くと操作部60が矢印F方向にスライドする。そして、第2状態のように可動部34が爪部71に当たるとユーザの指に掛かる負荷が増加する。そして、ユーザがさらにトリガー3を引くと抵抗付与部70が矢印H方向に変形し、可動部34が爪部71を乗り越える。これにより入力装置は、第3状態に切り替わる。その後、ユーザがトリガー3から指を離した場合には不図示のバネによって操作部60が矢印G方向に移動する。この際、可動部34が爪部71に当たると、第4状態のように可動部34は爪部71を避けるように回転する。そのため、操作部60をスムーズに第1状態に示す位置に戻すことができる。なお、可動部34は不図示のバネによって起き上がり、第1状態に示した位置に戻る。
図10に示した形態では、ユーザがトリガー3を操作して可動部34が爪部71に当たるとユーザの指に掛かる負荷が増加する。そのため、入力装置がゲーム内で弾が発射される直前の状態にあるという情報をトリガー3を通じてユーザに伝えることができる。
なお、本発明の入力装置が取り付けられるゲーム機は商業用途に利用されるいわゆるアーケードゲーム機に限らない。家庭用の据置型ゲーム機、携帯型ゲーム機、汎用性を有するパーソナルコンピュータ、携帯型通信端末(携帯電話を含む。)その他のコンピュータ装置を特定のゲームプログラムと組み合わせてゲーム機として機能させる場合のそのコンピュータ装置も本発明のゲーム機の概念に含まれる。
以上に説明したように、本発明の入力装置は、ユーザがゲームをプレイするために操作する、入力装置(例えば、図1に記載の入力装置1)であって、第1の位置(例えば、図2に記載の基準位置P1)と第2の位置(例えば、図6に記載の発射位置P2)との間で移動可能なように本体(例えば、図2に記載の本体10)に支持されて前記ユーザが操作する操作部(例えば、図2に記載の操作部30)と、前記操作部に合わせて動く連動部(例えば、図2に記載の可動部34)と、前記操作部が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する途中で前記連動部と接し、かつ前記連動部が乗り越えられるように弾性変形する抵抗付与部(例えば、図2に記載の抵抗付与部40)と、を備え、前記連動部は、前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動する途中で前記抵抗付与部と接すると、前記抵抗付与部を避けるように移動可能に設けられているものである。
本発明の入力装置によれば、操作部が第2の位置から第1の位置に移動する際には、連動部が抵抗付与部と接すると連動部は抵抗付与部を避けるように移動する。そのため、操作部を第1の位置にスムーズに移動させることができる。
本発明の入力装置の一形態において、前記連動部は、前記抵抗付与部と接する接触位置(例えば、図3に記載した接触位置P11)と前記抵抗付与部を避ける回避位置(例えば、図4に記載した回避位置P12)とに移動可能に設けられ、前記連動部を前記回避位置から前記接触位置に戻す復元手段(例えば、図3に記載のバネ36)をさらに備えていてもよい。この場合、操作部が第2の位置から第1の位置に移動する際に、連動部が抵抗付与部に接して回避位置に移動しても、連動部が抵抗付与部から離れれば復元手段によって接触位置に戻される。そのため、次に操作部が第1の位置から第2の位置に移動する際にも、連動部を抵抗付与部と接触させることができる。
本発明の入力装置の一形態において、前記連動部は、前記操作部に揺動可能に支持されており、かつ前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動する途中で前記抵抗付与部と接すると前記操作部の移動方向とは反対の方向に揺動してもよい。このように連動部を操作部に設けることにより、連動部を容易に抵抗付与部を避ける位置に動かすことができる。
本発明の入力装置の一形態において、前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動するように前記操作部を付勢する付勢手段(例えば、図2に記載のバネ13)をさらに備えていてもよい。この形態によれば、ユーザが第2の位置に動かした操作部を付勢手段にて第1の位置に戻すことができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために各構成の一例を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
1 入力装置
10 本体
13 バネ(付勢手段)
30 操作部
34 可動部(連動部)
36 バネ(復元手段)
40 抵抗付与部
P1 基準位置(第1の位置)
P2 発射位置(第2の位置)
P11 接触位置
P12 回避位置

Claims (4)

  1. ユーザがゲームをプレイするために操作する、入力装置であって、
    第1の位置と第2の位置との間で移動可能なように本体に支持されて前記ユーザが操作する操作部と、
    前記操作部に合わせて動く連動部と、
    前記操作部が前記第1の位置から前記第2の位置に移動する途中で前記連動部と接し、かつ前記連動部が乗り越えられるように弾性変形する抵抗付与部と、を備え、
    前記連動部は、前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動する途中で前記抵抗付与部と接すると、前記抵抗付与部を避けるように移動可能に設けられていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記連動部は、前記抵抗付与部と接する接触位置と前記抵抗付与部を避ける回避位置とに移動可能に設けられ、
    前記連動部を前記回避位置から前記接触位置に戻す復元手段をさらに備えている請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記連動部は、前記操作部に揺動可能に支持されており、かつ前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動する途中で前記抵抗付与部と接すると前記操作部の移動方向とは反対の方向に揺動する請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記操作部が前記第2の位置から前記第1の位置に移動するように前記操作部を付勢する付勢手段をさらに備えている請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力装置。
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