[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、すべての目的のために参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年10月15日に出願された「SUPPORT FOR SIGNALING RADIO BEARER OVER FLEXIBLE BANDWIDTH CARRIER」と題する仮出願第61/714,096号の優先権を主張する。
[0059]フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートする方法、システム、およびデバイスが提供される。いくつかの実施形態は、通常帯域幅キャリアに対する低減されたシグナリングレートを生じさせ得る、フレキシブル帯域幅キャリアシステムにおけるタイムスケーリングに起因する追加の遅延など、フレキシブル帯域幅キャリアシステムの使用を通じて導入され得る問題に対処する。いくつかの実施形態は、たとえば、オーバージエアでのシグナリングメッセージの送信時間を増加させて、シグナリングプロシージャの遅延に影響を与え得る低減されたシグナリングレートをフレキシブル帯域幅キャリアシステムが通常生じさせ得る場合に、シグナリングレートを維持するツールと技法とを提供する。これらのツールおよび技法は、限定はしないが、一般にシグナリング無線ベアラ(SRB)、制御チャネル、制御メッセージング、ブロードキャストチャネル、および/またはブロードキャストメッセージを含む様々なシグナリングで適用可能であり得る。さらに、これらの方法、システム、およびデバイスは、いくつかの通常帯域幅キャリアシステムに利用されることもある。
[0060]フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするための方法、システム、およびデバイスが提供される。通常帯域幅キャリアにわたるSRBなどのシグナリングのためのシグナリングレートが識別され得る。少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための送信時間間隔(TTI)などの時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。
[0061]たとえば、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートをサポートする方法、システム、および/またはデバイスが提供され、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別することを含み得る。少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるSRBレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが決定され得る。場合によっては、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタが、同じSRBレートを維持するのを支援するために利用され得る。決定されたTTIは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBに利用されることがあり、これは、フレキシブル帯域幅キャリアシステムにおいて導入され得る呼セットアップ遅延の増大、ハンドオーバのためのレイテンシの増大などを回避するのを支援し得る。決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムにおける有効なTTIであり得る。決定されたTTIは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBがマッピングされ得るトランスポートチャネルのためのものであり得る。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBに関して送信電力を増大させること、および/または複数のトランスポートブロックを連結することを含み得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0062]フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルのための拡散ファクタを低減することは、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダで通常域幅キャリアにわたるSRBの拡散ファクタを除算することを含み得る。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させることを含む。場合によっては、フレキシブル帯域幅システムに関する電力を増加させることは、通常UMTSシステムなどの通常帯域幅システムと同じ電力スペクトル密度を利用することを伴い得る。場合によっては、それは通常帯域幅システムと同じであり得る。場合によっては、これは、少なくとも低減された拡散ファクタを補償するために行われ得る。送信電力は、拡散ファクタが低減されるときだけではなく、拡散ファクタが同じに保たれるときでも増加し得る。
[0063]いくつかの態様では、フレキシブル帯域幅キャリアのためのSRBにわたるSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックが連結され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。場合によっては、複数のトランスポートブロックが連結されるとき、たとえば、畳み込みコーディングのためのコードブロックのサイズが通常帯域幅システムのためのものよりも大きい場合に、コードブロックセグメンテーションも利用され得る。
[0064]フレキシブル帯域幅キャリアシステムは、フレキシブル波形を利用して通常波形に適合するほど十分には大きくない可能性のあるスペクトルの部分を利用することができるワイヤレス通信システムを伴い得る。フレキシブル帯域幅キャリアシステムは、通常帯域幅キャリアシステムに関してフレキシブル帯域幅キャリアシステムの時間またはチップレートを拡張すること、またはスケールダウンすることを通じて、通常帯域幅キャリアシステムに関して生成され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅キャリアシステムは、フレーム長を拡張すること、または通常帯域幅キャリアシステムに関してフレキシブル帯域幅キャリアシステムの帯域幅をスケールダウンすることを通じて、通常帯域幅キャリアシステムに関して生成され得る。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムの時間またはチップレートを伸長すること、またはスケールアップすることを通じて、フレキシブル波形の帯域幅を増やす。いくつかの実施形態は、フレーム長を減らすこと、またはフレキシブル帯域幅キャリアシステムの帯域幅をスケールアップすることを通じて、フレキシブル波形の帯域幅を増やす。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムを容易にするために帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダを利用することができる。帯域幅スケーリングファクタおよびチップレートディバイダは、互いに数値的に等しくなり得る。
[0065]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、ピアツーピア、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAまたはOFDMシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体から出された文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。
[0066]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲において記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0067]最初に図1を参照すると、ブロック図に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システム100の一例が示されている。システム100は、基地局105と、ユーザ機器115と、基地局コントローラ120と、コアネットワーク130とを含む(いくつかの実施形態では、コントローラ120はコアネットワーク130に組み込まれ得、いくつかの実施形態では、コントローラ120は基地局105に組み込まれ得る)。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。各被変調信号は、符号分割多元接続(CDMA)信号、時分割多元接続(TDMA)信号、周波数分割多元接続(FDMA)信号、直交FDMA(OFDMA)信号、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、パイロット信号)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。システム100は、ネットワークリソースを効率的に割り振ることが可能なマルチキャリアLTEネットワークであり得る。
[0068]ユーザ機器115は、任意のタイプの移動局、モバイルデバイス、アクセス端末、加入者ユニット、またはユーザ機器であり得る。ユーザ機器115は、セルラーフォンとワイヤレス通信デバイスとを含み得るが、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータなどをも含み得る。したがって、ユーザ機器という用語は、特許請求の範囲を含めて、以下で、任意のタイプのワイヤレスまたはモバイルの通信デバイスを含むものと広く解釈されたい。
[0069]基地局105は、基地局アンテナを介してユーザ機器115とワイヤレス通信し得る。基地局105は、複数のキャリアを介してコントローラ120の制御下でユーザ機器115と通信するように構成され得る。GSMでは、たとえば、コントローラ120は、基地局コントローラ(BSC)と呼ばれ、UMTSでは、コントローラは、無線ネットワークコントローラ(RNC)と呼ばれ得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的エリアに通信カバレージを与えることができる。いくつかの実施形態では、基地局105は、ノードB、eノードB、ホームノードB、および/またはホームeノードBと呼ばれることがある。各基地局105のためのカバレージエリアは、ここでは、110−a、110−b、または110−cとして識別される。基地局のカバレージエリアは、(図示しないが、カバレージエリアの一部分のみを構成する)セクタに分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、フェムト基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。
[0070]ユーザ機器115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の異なる態様は、様々な実施形態によれば、フレキシブル帯域幅キャリアとフレキシブル波形とを利用するように構成され得る。システム100は、たとえば、ユーザ機器115と基地局105との間の送信125を示す。送信125は、ユーザ機器115から基地局105へのアップリンクおよび/または逆方向リンク送信、ならびに/あるいは基地局105からユーザ機器115へのダウンリンクおよび/または順方向リンク送信を含み得る。送信125はフレキシブル波形および/または通常波形を含み得る。通常波形はレガシー波形および/または通常波形と呼ばれることもある。
[0071]ユーザ機器115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の異なる態様は、様々な実施形態によれば、フレキシブル帯域幅とフレキシブル波形とを利用するように構成され得る。たとえば、システム100の異なる態様は、通常波形を適合させるのに十分大きくないことがあるスペクトルの部分を利用し得る。ユーザ機器115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120などのデバイスは、フレキシブル帯域幅および/またはフレキシブル波形を生成および/または利用するためにチップレートおよび/またはスケーリングファクタを適応させるように構成され得る。システム100のいくつかの態様は、(他のユーザ機器115、コントローラ120、および/または基地局105を使用して実装され得る通常サブシステムに関して生成され得る(特定のユーザ機器115および/または基地局105などの)フレキシブルサブシステムを、通常サブシステムに関してフレキシブルサブシステムの時間(たとえば、フレーム長)またはチップレートを拡張すること、またはスケールダウンすることを通じて、形成することができる。いくつかの実施形態では、フレキシブルサブシステムは、フレーム長を拡張すること、または通常サブシステムに関してフレキシブルサブシステムの帯域幅をスケールダウンすることを通じて、通常サブシステムに関して生成され得る。いくつかの実施形態は、フレキシブルサブシステムの時間(たとえば、フレーム長)またはチップレートを伸長すること、またはスケールアップすることを通じて、フレキシブル波形の帯域幅を増やす。いくつかの実施形態は、フレーム長を減らすこと、またはフレキシブルサブシステムの帯域幅をスケールアップすることを通じて、フレキシブル波形の帯域幅を増やす。
[0072]ユーザ機器115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の異なる態様は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBなどのシグナリングのためのシグナリングレートを識別するように構成され得る。少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための送信時間間隔(TTI)などの時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、ユーザ機器115および/または基地局105によって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0073]いくつかの実施形態では、ユーザ機器115、基地局105、コアネットワーク130、および/またはコントローラ120など、システム100の異なる態様は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBレートをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別し、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。
[0074]場合によっては、ユーザ機器115および/または基地局105は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別し、かつ/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成される。
[0075]ユーザ機器115および/または基地局105は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算することを含むことができ、ここで通常拡散ファクタは、通常帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを含む。
[0076]ユーザ機器115および/または基地局105は、同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関してフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるように構成され得る。場合によっては、この送信電力増加は、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。ユーザ機器115および/または基地局105は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックを連結するように構成される。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。
[0077]ユーザ機器115および/または基地局105は、限定はしないが、13.6kbps、13.6/2kbps、3.4kbps、および/または1.7kbpsのSRBレート用に構成され得る。ユーザ機器115および/または基地局105は、限定はしないが、2および/または4を含む異なる帯域幅スケーリングファクタおよび/またはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0078]いくつかの実施形態は、フレキシブル波形および/または通常波形を生成することができるユーザ機器115および/または基地局105を含み得る。フレキシブル波形は、通常波形よりも少ない帯域幅を占有し得る。たとえば、帯域端において、通常波形を配置するのに十分な利用可能なスペクトルがないことがある。いくつかの実施形態におけるフレキシブル波形では、時間が拡張されるので、波形によって占有される周波数が減少し、したがって、通常波形を適合させるのに十分広くないことがあるスペクトルにフレキシブル波形を適合させることが可能になる。フレキシブル波形はまた、いくつかの実施形態では、スケーリングファクタを使用することを通じて生成され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅キャリアは、フレキシブル波形を搬送するために利用され得る。他の実施形態は、レートまたはチップレートを改変すること(たとえば、拡散ファクタを変化させ得る)を通じてスペクトルの一部分を適合させるためにフレキシブル波形を生成し得る。いくつかの実施形態は、チップレートを変更するかまたはスケーリングファクタを利用するために処理の周波数を変更し得る。処理の周波数を変更することは、補間レート、割込みレート、および/またはデシメーションレートを変更することを含み得る。いくつかの実施形態では、デシメーションによって、および/またはADC、DAC、および/またはオフラインクロックの周波数を変更することによって、チップレートが変更されるか、またはフィルタ処理を通じてスケーリングファクタが利用され得る。ディバイダは、少なくとも1つのクロックの周波数を変更するために使用され得る。いくつかの実施形態では、チップレートディバイダ(Dcr)が利用され得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅キャリアのためのスケーリングファクタは、帯域幅スケーリングファクタと呼ばれ得る。
[0079]いくつかの実施形態では、フレキシブルシステムまたはフレキシブル波形はフラクショナルシステムまたはフラクショナル波形であり得る。フラクショナルシステムおよび/またはフラクショナル波形は、たとえば、帯域幅を変更することも変更しないこともある。フラクショナルシステムまたはフラクショナル波形は、それが、通常システムまたは通常波形(たとえば、N=1システム)よりも多くの可能性を提供し得るのでフレキシブルであり得る。通常システムまたは通常波形は、標準および/またはレガシーシステムまたは波形を指すことがある。
[0080]図2Aに、様々な実施形態による、基地局105−aとユーザ機器115−aとともにワイヤレス通信システム200−aの一例を示し、フレキシブル波形210−aは、通常波形220−aを適合させるのに十分広くないスペクトルの一部分に適合する。システム200−aは、図1のシステム100の一例であり得る。いくつかの実施形態では、フレキシブル波形210−aは、基部105−aおよび/またはユーザ機器115−aのいずれかが送信し得る通常波形220−aと重複し得る。いくつかの実施形態はまた、複数のフレキシブル波形210を利用し得る。いくつかの実施形態では、別の基地局および/またはユーザ機器(図示せず)が、通常波形220−aおよび/またはフレキシブル波形210−aを送信し得る。図2Bに、基地局105−bとユーザ機器115−bとともにワイヤレス通信システム200−bの一例を示し、フレキシブル波形210−bは、通常波形220−bが適合できない、ガードバンドであり得る、帯域の端の近くのスペクトルの一部分に適合する。システム200−bは、図1のシステム100の一例であり得る。
[0081]様々な実施形態によれば、ユーザ機器115−a/115−bおよび/または基地局105−a/150−bは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115−a/115−bおよび/または基地局105−a/150−bは、通常帯域幅キャリアにわたるSRBなどのシグナリングのためのシグナリングレートを識別するように構成され得る。少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための送信時間間隔(TTI)などの時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、ユーザ機器115−a/115−bおよび/または基地局105−a/150−bによって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0082]いくつかの実施形態では、ユーザ機器115−a/115−bおよび/または基地局105−a/150−bは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBレートをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別し、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。
[0083]図3に、様々な実施形態による、基地局105−cと、基地局105−dと、コントローラ120−aと、ユーザ機器115−cと、ユーザ機器115dとを伴うワイヤレス通信システム300を示す。いくつかの実施形態では、基地局105−cおよび/またはユーザ機器115−c/115dは、ユーザ機器115−cおよび/または115−dと基地局105−cまたは基地局105−d(送信は図示されない)との間の送信305−aおよび/または305−bが、通常波形と比べて少ない(または多い)帯域幅を占有するように生成され得るフレキシブル波形を利用することができるように構成され得る。たとえば、オペレータの連続スペクトル割振りの端を含む帯域端では、通常波形を配置するために十分な利用可能スペクトルがない場合がある。フレキシブル波形では、時間が拡張されるので、波形によって占有される周波数が減少し、したがって、通常波形を適合させるのに十分広くないことがあるスペクトルにフレキシブル波形を適合させることが可能になる。いくつかの実施形態では、フレキシブル波形は、通常波形に関するスケーリングファクタNを利用してスケーリングされ得る。スケーリングファクタNは、帯域幅スケーリングファクタと呼ばれ得る。スケーリングファクタNは、フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅をスケーリングするために利用され得る。スケーリングファクタNは、限定はしないが、1、2、3、4、8などの整数値を含む多数の異なる値をとり得る。ただし、Nが整数である必要はない。いくつかの場合において、帯域幅スケーリングファクタと同じ数値を有していてもよい、チップレートディバイダ(Dcr)が利用され得る。
[0084]いくつかの実施形態は追加の用語を利用し得る。新しい単位Dが利用され得る。単位Dは「拡張」される。単位は無名であってもよく、Nの値を有してもよい。フレキシブルシステムにおける時間について「拡張時間」の点で話すことができる。たとえば、通常時間においてたとえば10msのスロットは、フレキシブル時間では10Dmsと表され得る(注意:通常時間であっても、これは、通常時間でN=1なので真であり、Dは値1を有し、したがって10Dms=10msである)。タイムスケーリングでは、ほとんどの「秒」の代わりに「拡張秒」を使用することができる。
[0085]上記で説明したように、フレキシブル波形は、通常波形よりも少ない、または多い帯域幅を占有する波形であり得る。したがって、フレキシブル帯域幅キャリアシステムでは、通常帯域幅システムと比較して、同数のシンボルおよびビットがより長い持続時間にわたって送信され得る。これは、タイムストレッチングを生じ得、それにより、スロット持続時間、フレーム持続時間などがスケーリングファクタNで増加し得る。スケーリングファクタNは、フレキシブル帯域幅(BW)と通常帯域幅との比を表し得る。したがって、フレキシブル帯域幅システムにおけるデータレートは通常レート×1/Nに等しくなり得、遅延は通常遅延×Nに等しくなり得る。概して、フレキシブルシステムチャネルBW=通常システムのチャネルBW/Nである。遅延帯域幅積、遅延×BWは不変のままであり得る。さらに、いくつかの実施形態では、フレキシブル波形は、通常波形よりも多い帯域幅を占有する波形であり得る。
[0086]本明細書全体にわたって、通常システム、通常サブシステム、および/または通常波形という用語が、1に等しくなり得るスケーリングファクタ(たとえば、N=1)あるいは通常または標準チップレートを利用し得る実施形態を伴うシステム、サブシステム、および/または波形を指すために利用され得る。これらの通常システム、通常サブシステム、および/または通常波形は、標準および/またはレガシーシステム、標準および/またはレガシーサブシステム、ならびに/あるいは標準および/またはレガシー波形と呼ばれることもある。さらに、フレキシブルシステム、フレキシブルサブシステム、および/またはフレキシブル波形は、1に等しくないことがあるスケーリングファクタ(たとえば、N=2、3、4、8、1/2、1/4など)を利用し得る実施形態を伴うシステム、サブシステム、および/または波形を指すために利用され得る。N>1である場合、またはチップレートが低下した場合、波形の帯域幅が減少し得る。いくつかの実施形態は、帯域幅を増加させるスケーリングファクタまたはチップレートを利用し得る。たとえば、N<1である場合、またはチップレートが増加した場合、波形は通常波形よりも大きい帯域幅をカバーするために拡大され得る。フレキシブルシステム、フレキシブルサブシステム、および/またはフレキシブル波形は、場合によっては、フラクショナルシステム、フラクショナルサブシステム、および/またはフラクショナル波形と呼ばれることもある。フラクショナルシステム、フラクショナルサブシステム、および/またはフラクショナル波形は、たとえば、帯域幅を変更することも変更しないこともある。フラクショナルシステム、フラクショナルサブシステム、またはフラクショナル波形は、それが、通常または標準システム、通常または標準サブシステム、または通常または標準波形(たとえば、N=1システム)よりも多くの可能性を提供し得るのでフレキシブルであり得る。
[0087]基地局105−c、基地局105−d、ユーザ機器115−c、および/またはユーザ機器115−dは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBなどのシグナリングのためのシグナリングレートを識別するように構成され得る。少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための送信時間間隔(TTI)などの時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、基地局105−c、基地局105−d、ユーザ機器115−c、および/またはユーザ機器115−dによって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0088]いくつかの実施形態では、基地局105−c、基地局105−d、ユーザ機器115−c、および/またはユーザ機器115−dは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBレートをサポートするように構成され得る。たとえば、ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−d、は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別し、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。
[0089]場合によっては、ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−d、は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。ユーザ機器115および/または基地局105は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別し、かつ/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成される。
[0090]ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−dは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算することを含むことができ、ここで通常拡散ファクタは、通常帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを含む。
[0091]ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−dは、同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関してフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるように構成され得る。場合によっては、これは少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−dは、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するために、複数のトランスポートブロックを連結するように構成され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。
[0092]ユーザ機器115−c、ユーザ機器115−d、基地局105−c、および/または基地局105−dは、限定はしないが、13.6kbps、13.6/2kbps、3.4kbps、および/または1.7kbpsのSRBレート用に構成され得る。ユーザ機器115および/または基地局105は、限定はしないが、2および/または4を含む異なる帯域幅スケーリングファクタおよび/またはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0093]次に図4Aおよび図4Bを参照すると、ブロック図は、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするためのデバイス400−aおよびデバイス400−bをそれぞれ示している。デバイス400−aおよび/または400−bは、図1、図2、図3、図11、図12および/もしくは図13を参照して記載するユーザ機器115、ならびに/または図1、図2、図3、図11および/もしくは図13を参照して記載する基地局105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス400−aおよび/または400−bは、プロセッサである可能性もある。デバイス400−aは、受信機モジュール405、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415、および/または送信機モジュール420を含み得る。デバイス400−bは、受信機モジュール405、フレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a、および/または送信機モジュール420を含み得る。フレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aは、送信時間間隔モジュール425、拡散ファクタモジュール430、および/または送信電力モジュール434を含み得る。場合によっては、送信電力モジュール430は、送信機モジュール420の一部であってもよい。デバイス400−aは、連結モジュール(図示せず、図11および/または図12参照)を含むこともできる。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0094]デバイスデバイス400−aおよび/または400−bのこれらの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0095]受信機モジュール405は、パケット、データ、ならびに/またはデバイス400−aおよび/もしくは400−bが受信もしくは送信したものに関するシグナリング情報などの情報を受信し得る。受信された情報は、様々な目的で、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aによって利用され得る。
[0096]フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415は、たとえば、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415によって、通常帯域幅キャリアにわたるSRBなどのシグナリングのためのシグナリングレートが識別され得る。フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415によって、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための送信時間間隔(TTI)などの時間ユニットが識別され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/または送信機420によって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。
[0097]たとえば、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、TTIモジュール425による)は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、TTIモジュール425による)は、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/もしくはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、TTIモジュール425による)、または送信機モジュール420は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。
[0098]いくつかの実施形態では、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、TTIモジュール425による)は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、TTIモジュール425による)は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別し、かつ/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0099]フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、拡散ファクタモジュール430による)は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するように構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算することを含むことができ、ここで通常拡散ファクタは、通常帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを含む。フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/もしくはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、送信電力モジュール435による)、または送信機モジュールは、同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関してフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるように構成され得る。この電力増加は、少なくとも低減された拡散ファクタのためであり得る。決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIであり得る。
[0100]場合によっては、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aは、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである構成を利用することができる。いくつかの態様は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msである場合を含むことができる。これらの場合では、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートは、3.4kbpsであり得る。他の例は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが80msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msである場合を含む。さらなる場合は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが80msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである状況を含む。これらの場合では、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートは、1.7kbpsであり得る。フレキシブル帯域幅キャリアは、たとえば、フレキシブル帯域幅UMTSキャリアを含むことができる。
[0101]いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックを連結するように構成され得るフレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aを含む。これは、連結モジュール(図示せず、ただし図11および/または図12参照)を伴い得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。いくつかの実施形態は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダで、フレキシブル帯域幅にわたるSRBのための拡散ファクタを低減するように構成されるフレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、拡散ファクタモジュール430による)を含む。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるように構成されるフレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/もしくはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−a(たとえば、送信電力モジュール434による)、または送信機モジュール420を含む。これは、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。
[0102]場合によっては、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415および/またはフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aは、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである構成を利用することができる。いくつかの場合は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msである場合を含むことができる。これらの例では、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートは、13.6kbpsであり得る。
[0103]いくつかの例はまた、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートが13.6/2kbpsである状況を含むことができる。これは、自然に拡張されたレート(すなわち、N=4のときの13.6/4kbps)よりも依然として高い、通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分の一例を提供し得る。これらの例は、通常帯域幅キャリアにわたる場合と同じSRBレートではなく、それの一部分(ただし、自然に拡張されたレートよりも高い)を達成し得る。たとえば、N=4の場合、拡張されたSRBレートは13.6/4kbpsであり得る。いくつかの実施形態は、13.6kbpsのような通常にわたる場合と同じSRBレートまたは自然に拡張されたレートよりも高いそれの一部分、すなわち13.6/2kbpsを達成する。
[0104]以下では、様々な実施形態による、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bなどのデバイスによって実施され得る様々な特定の実施形態を提供する。
[0105]たとえば、いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅UMTS(F−UMTS)にわたるアップリング(UL)およびダウンリンク(DL)における3.4kbpsのスタンドアロンSRBのためのサポートを提供する。UMTSでは、以下のシグナリング無線ベアラレートが一般にサポートされる。
・1.7kbps:TTI−80ms、SF512/256(DL/UL)
・3.4kbps:TTI−40ms、SF256/256(DL/UL)
・13.6kbps:TTI−10ms、SF128/64(DL/UL)
[0106]F−UMTSでは、スロット持続時間、フレーム持続時間、サブフレーム持続時間、無線フレーム持続時間、TTIは、時計の遅れによりDcrのファクタで拡張され得、Dcrは、F−UMTSのために使用されるチップレートディバイダであり得る。Dcrの値は、F−UMTSにおける帯域幅スケーリングファクタ(すなわち、N)に等しくなり得る。そのため、F−UMTSでは、データレートがDcrのファクタでスケールダウンされることがあり、TTIスケーリングにより追加の遅延が導入され得る。よって、F−UMTSにおけるSRBレートは、たとえば次のようになり得る。
・1.7/Dcr kbps:TTI−80×Dcr ms、SF512/256(DL/UL)
・3.4/Dcr kbps:TTI−40×Dcr ms、SF256/256(DL/UL)
・13.6/Dcr kbps:TTI−10×Dcr ms、SF128/64(DL/UL)
一例では、1/2BWのフレキシブルUMTSシステム(たとえば、N=2)の場合、以下の構成が利用され得る。
・1.7/2kbps(=0.85kbps):TTI−80×2ms(=160ms)、SF512/256(DL/UL)
・3.4/2kbps(=1.7kbps):TTI−40×2ms(=80ms)、SF256/256(DL/UL)
・13.6/2kbps(=6.8kbps):TTI−10×2ms(=20ms)、SF128/64(DL/UL)
[0107]SRBのためのTTIは、拡張msでは不変のままであり得るが、絶対値ではスケールアップアップされ得る一方、拡散ファクタ(SF)は、DLおよびULでは不変のままであり得ることに留意されたい。
[0108]低減されたSRBレートは、たとえば、オーバージエアでのシグナリングメッセージの送信時間を増加させて、シグナリングプロシージャの遅延に影響を与え得る。これは、呼セットアップ遅延の増大、ハンドオーバのためのレイテンシの増大などをもたらし得る。CN内でのRNCとコアNWとの間の呼セットアップ関連シグナリングなどは影響されないことがあることに留意されたい。また、いくつかの実施形態では、CS RABが確立されると、サポートするCSボイス(たとえば、12.2kbpsのAMR)オーバーF−UMTSはSRBレートを維持することができる。
[0109]したがって、UMTSと比較して、F−UMTSでは起動中にスタンドアロンSRBレートを維持する動機があり得る。その場合、シグナリングプロシージャに追加の遅延はないことがある。以下では、3.4kbpsのSRBに関する例を提供するが、これらのツールおよび技法は、1.7kbpsのSRBレートまたは他のデータレートに適用され得る。
[0110]いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:3.4kbpsのスタンドアロンSRBのためのツールと技法とを提供する。たとえば、トランスポートチャネルのTTIは、40msからN=2または1/2BWのF−UMTSのための20 x Dcr msに変更され得る:
・4SRB→4DCCH→20 x Dcrを使用する1DCH、つまり、20 x 2ms=40ms TTI
このスキームは、UE115のようなUEと基地局105のような基地局との両方に適用される必要がある。
[0111]TTI値の変更は、F−UMTSにわたるSRBレートを維持するのを支援することができる。これは、場合によっては、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFがファクタDcr(すなわちN)で低減されるべきであることを暗示し得る。これの一例として、3.4kbpsのSRBのためのULのSFが、通常UMTSのための256からN=2または1/2BWのF−UMTSにおける128に変更され得る。他の場合には、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFの低減は必要ではないことがあり、使用されるスロットフォーマットにおけるビット数が十分であり得る。これの一例として、3.4kbpsのSRBのためのDLのSFが、256のままにとどまり得る。ただし、この場合、通常UMTSと比較してF−UMTSでは繰り返し数がより少なくなり得る。
[0112]無線フレームセグメンテーション中に、20 x Dcr、すなわち20 x 2ms=40msのDCCH TTIは、2つの10 x Dcr=20msの無線フレームに分けられ得る。表1に、様々な実施形態による、ダウンリンクおよびアップリンクパラメータの一例を示す。
[0113]表2に、様々な実施形態による、DCCHのためのUL:3.4kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを示す。
[0114]表3に、様々な実施形態による、アップリンクTFCSパラメータを示す。
[0115]表4に、様々な実施形態による、アップリンク物理パラメータを示す。
[0116]表5に、様々な実施形態による、DCCHのためのDL:3.4kbpsのSRBのためのダウンリンクトランスポートチャネルパラメータを示す。
[0117]表6に、様々な実施形態による、ダウンリンクTFCSパラメータを示す。
[0118]表7に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを示す。
[0119]いずれにせよ、SFが低減され得る場合およびSFが低減されなくてよい場合であるが、繰り返しが低減され得る場合には、同じ信頼性を維持するために、送信電力が増加し得る。たとえば、いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSのためにおおよそファクタlog2(Dcr) x 3dB、すなわち3dBで送信電力を増加させることができ、これは、SFの低減または他の側面を補償し得る。他の表記法および同様の値が使用されてもよい(たとえば、10log10(Dcr)、floor(10log10(Dcr))、またはテーブル索引)。本明細書で説明する他の場合には、同じ公式が使用され得る。この送信電力増加は、UE115および/または基地局105の両方で行われ得る。送信電力のこの増加は、同じ電力スペクトル密度に必要とされるレベルに対するものであることがあり、そのため、通常UMTSに対して絶対的には増加がないことがある。
[0120]TTI値が絶対時間では不変のままであるとき、追加のレイテンシがないことがある。
[0121]いくつかの実施形態は、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL3.4kbpsおよびDL3.4kbpsのスタンドアロンSRBのためのツールと技法とを提供する。たとえば、トランスポートチャネルのTTIは、40msからN=4または1/4BWのF−UMTSのための10 x Dcr msに変更され得る:
・4SRB→4DCCH→10 x Dcrを使用する1DCH、つまり、10 x 4ms=40ms TTI
このスキームは、ユーザ機器115および/または基地局105の両方に適用され得る。いくつかの点では、N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる3.4kbpsのSRBは、通常、すなわちN=1のUMTSにわたる13.6kbpsのSRBに類似し得ることに留意されたい。
[0122]TTI値の変更は、F−UMTSにわたるSRBレートを維持するのを支援することができる。場合によっては、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFはファクタDcr(すなわちN)で低減され得る。これの一例として、3.4kbpsのSRBのためのULのSFが、通常UMTSのための256およびN=2または1/2BWのF−UMTSにおける128からN=4または1/4BWのF−UMTSにおける64に変更され得る。他の場合には、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFの低減は必要とされないことがあり、使用されるスロットフォーマットにおけるビット数が十分である。これの一例として、1.7kbpsのSRBのためのDLのSFが、N=4または1/4BWのF−UMTSでは、N=−2のF−UMTSのように、不変のままにとどまり得る。この場合、通常UMTSと比較してF−UMTSでは繰り返し数がより少なくなり得る。
[0123]10 x Dcr、すなわち10 x 4ms=40msのDCCH TTIが1つの10 x Dc=40msの無線フレームに適合するので、無線フレームセグメンテーションの必要はないことがある。表8に、様々な実施形態による、ダウンリンクおよびアップリンクパラメータの一例を示す。
[0124]表9に、様々な実施形態による、DCCHのためのUL:3.4kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを示す。
[0125]表10に、様々な実施形態による、アップリンクTFCSパラメータを示す。
[0126]表11に、様々な実施形態による、アップリンク物理チャネルパラメータを示す。
[0127]表12に、様々な実施形態による、DCCHのためのDL:3.4kbpsのSRBのためのダウンリンクトランスポートチャネルパラメータを示す。
[0128]表13に、様々な実施形態による、ダウンリンクTFCSパラメータを示す。
[0129]表13に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを示す。
[0130]SFが低減される場合またはSFが低減されないが、繰り返しが低減され得る場合など、いくつかの実施形態では、同じ信頼性を維持するために、送信電力が増加し得る。いくつかの実施形態では、送信電力は、たとえば、N=4または1/4BWのF−UMTSのためのおおよそファクタlog2(Dcr) x 3dB、すなわち6dBでの増加であってよく、これはSFの低減を補償し得る。これは、ユーザ機器115および/または基地局105の両方で行われ得る。送信電力のこの増加は、同じ電力スペクトル密度に必要とされるレベルに対するものであることがあり、そのため、通常UMTSに対して絶対的には増加がない。
[0131]いくつかの実施形態では、TTI値が絶対時間では不変のままでとどまるとき、追加のレイテンシがない。F−UMTSなどのフレキシブル帯域幅キャリアシステムでSRBレートが維持されるとき、様々な影響があり得る。たとえば、RLCタイマーが影響を受けること、または影響を受けないことがある。たとえば、UMTSの場合のようにF−UMTSの場合に、3.4kbpsのSRBのためのTTIが一定に保たれ得るとき、RTTは、絶対値では不変のままであり得る。TTI値およびRTT値が同じままであることで、RLCタイマーの値は、絶対時間では同じままであり得る。
[0132]N=2およびN=4または1/4BWのF−UMTSにわたる3.4kbpsのSRBをサポートするためのツールおよび技法は、1.7kbpsさらには他のレートをサポートするために直接適用され得る。たとえば、1.7kbpsの場合、TTIは、通常UMTSにおける40msの代わりに80msであってよく、TTI値は、N=2または1/2BWのF−UMTSのための40×Dcr=80ms、およびN=4または1/4BWのF−UMTSのための20×Dcr=80msに変更され得る。
[0133]上記で説明したように、いくつかの実施形態は、F−UMTSでは起動時に、3.4/Dcr kbps(または1.7/Dcr kbps)の代わりに3.4kbpsのスタンドアロンSRBレート(および/または1.7kbpsのスタンドアロンSRBレート)を維持し得る。限定はしないが、以下含め、この判定には様々な要素が影響を与え得る。
・Dcrで低下したスタンドアロンSRBレートは、呼セットアップ時間と他のシグナリングプロシージャとを増加させ得る。
・起動時に、3.4kbps(または1.7kbps)のスタンドアロンSRBレートが維持されない場合、TTIは拡張msでは不変のままであり得る一方、絶対時間では拡大され得る。SRBのためのTTIは、RRC接続セットアップ中にシグナリングされ得る。CSボイスのためのCS RABが確立されるとき、SRBのためのTTIが絶対時間では不変のままであり得るように、SRBのためのTTIは再構成され得る。起動からスタンドアロンSRBレートを維持することは、SRB TTIの再構成を回避するのを支援し得る。
・スタンドアロンSRBレートが維持されるとき、TTIおよびRTTは、絶対時間では同じままであり得る。結果として、絶対時間におけるRLCタイマー値は同じままである。拡張時間では、単純な変換が必要とされる。
[0134]いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅UMTS(F−UMTS)にわたるアップリング(UL)およびダウンリンク(DL)における13.6kbpsのスタンドアロンSRBのためのサポートを提供する。たとえば、UMTSでは、以下のシグナリング無線ベアラレートがサポートされ得る。
・1.7kbps:TTI−80ms、SF512/256(DL/UL)
・3.4kbps:TTI−40ms、SF256/256(DL/UL)
・13.6kbps:TTI−10ms、SF128/64(DL/UL)
[0135]F−UMTSにおけるSRBレートは、次のようになり得る。
・1.7/Dcr kbps:TTI−80xDcr ms、SF512/256(DL/UL)
・3.4/Dcr kbps:TTI−40xDcr ms、SF256/256(DL/UL)
・13.6/Dcr kbps:TTI−10xDcr ms、SF128/64(DL/UL)
[0136]いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpsのスタンドアロンSRBのためのツールと技法とを提供する。たとえば、トランスポートチャネルのTTIは、10msからN=2または1/2BWのF−UMTSのための10 x Dcr msに変更され得る。
・4SRB→4DCCH→10 x Dcrを使用する1DCH、つまり、10 x 2ms=20ms TTI
このスキームは、ユーザ機器115および/または基地局105の両方で適用され得る。
[0137]たとえば、TTIがUMTSにおける10msからN=2または1/2BWのF−UMTSにおける20msに増加するのに伴って、SRBレートを維持するために、2つのトランスポートブロックが連結され得る。これは、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFがファクタDcr(すなわちN)で低減され得ることを暗示している。この例では、TTIおよび無線フレームはいずれも10×Dcr=10×2=20msであるので、無線フレームセグメンテーションがなくてよく、UMTSの場合のように、第1のインターリービングは識別情報(出力=入力)であり得る。
[0138]いくつかの実施形態では、TTIにおけるすべてのトランスポートブロックが直列に連結され得る。TTIにおけるビット数が当該のコードブロックの最大サイズよりも大きい場合、トランスポートブロックの連結後、コードブロックセグメンテーションが実行され得る。畳み込みコーディングのためのコードブロックの最大サイズは、たとえば504であり得る。N=2または1/2BWのF−UMTSの場合、コードブロックサイズは504未満であることがあり、そのためコードブロックセグメンテーションの必要がないことがある。図5Aに、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDL:13.6bpsのSRBのためのTrCHプロシージャ500を示す。比較のために、図5Bに、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDL:3.4bpsのSRBのためのTrCHプロシージャ550を示す。
[0139]SRBレートを13.6bpsに維持するSFスケーリングにより、同じ絶対時間に同じビット数があり得る。しかしながら、TTIが絶対時間で増加するのに伴って、ACKを得ることなく送られるRLC PDUが多くなり得るので、RLC AMのための送信ウィンドウサイズは拡大し得る。仕様による送信ウィンドウサイズの最大値は4Kであることがあり、これは、N=2または1/2BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBにとって十分すぎるものであり得ることに留意されたい。
[0140]同じ論理チャネルからのトランスポートブロックならびに異なる論理チャネルからのトランスポートブロックが連結され得ることに留意されたい。その理由は、各トランスポートブロックのMACヘッダ(4ビット)が、C/Tフィールド(すなわち、RLC PDUがどの論理チャネルに属するか)を伝達し得ることである。したがって、連結された2つのトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからのもの、または異なる論理チャネルからのものであり得る。2つ以上のチャネルがデータを有する場合、MACは、設定された論理チャネル優先度を使用して、どのRLC PDUを送るべきかを判定することができる。図6に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのUMTSにおける13.6kbpsのSRBのためのトランスポートブロックの連結の一例600を示す。
[0141]様々な実施形態によるアップリンクのための2つの代替構成は、示された表14および表15である。表15の構成は、いかなる不利点もなく低減されたTFCSサイズをもたらし得る。表14に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを示す。
[0142]表14におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表15に示す代替構成では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。表15に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのための代替トランスポートチャネルパラメータを与える。
[0143]この構成の場合、TFCSサイズは3であり、TFCSエントリはTF0、TF1またはTF2であり得る。しかしながら、これはTFCSの表16に再び示されてはおらず、TFCSの表16は前に検討された構成のために示されている。
[0144]表17に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを示す。
[0145]ダウンリンクのために、表18および表19に、様々な実施形態による代替構成を与える。たとえば、表18に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのDL:13.6kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0146]表18におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表19に示す代替構成では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。たとえば、表19に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのDL:13.6kbpsのSRBのための代替トランスポートチャネルパラメータを与える。
[0147]表19の構成の場合、TFCSサイズは3であってよく、TFCSエントリはTF0、TF1またはTF2であり得る。しかしながら、これはTFCSの表20に再び示されなくてもよく、TFCSの表20は前に検討された構成のために示されている。
[0148]表21に、様々な実施形態による、物理チャネルパラメータを与える。
[0149]表22に、様々な実施形態による、DLスロットフォーマット(DPDCHフィールドおよびDPCCHフィールド)を与える。
[0150]表22において使用されるスロットフォーマット8は、圧縮モードのために現在のUMTS仕様において使用されるDL DPDCH+DPCCHにおけるスロットフォーマット8Bに対応し得る。N=2または1/2BWのF−UMTSシステムの場合、帯域幅がより少ないことがあり、13.6kbpsのSRBのタイミングおよびビット要件が同じであり得るので、拡散ファクタは、ビット/スロットしたがってビット/フレームを増加させるために低減され得る。しかしながら、N=2または1/2BWのF−UMTSでは時間が拡張されるので、チャネルビットレートまたはチャネルシンボルレートは不変のままであり得る。通常UMTS(すなわち、N=1のUMTS)と比較して、N=2または1/2BWのF−UMTSでは、レートマッチング調整方法も、不変のままにとどまり得る。表22におけるDL DPCHスロットフォーマット8は、N=2または1/2BWのF−UMTSの通常モードのための12.2kbpsのAMRに使用されるDL DPCHスロットフォーマットと同じであり得る。
[0151]UMTS(N=1)では、ダウンリンクでトランスポートフォーマット組合せインジケータ(TFCI:Transport Format Combination Indicator)が送られないことがあるので、DL:13.6kbpsのSRBにブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD:Blind Transport Format Detection)が使用され得る。表23に示すスロットフォーマット8(SF128)は、DLスロットフォーマット(DPDCHフィールドおよびDPCCHフィールド)を示しており、DL参照構成で使用されることがあり、TFCIを有しないことがある。場合によっては、TFCIの存在は、ダウンリンクでは偽に設定され得る。
[0152]N=2の場合、表23に示す再解釈されたスロットフォーマット8は、TFCIを有しないこともある。場合によっては、いくつかの制限が、BTFDのために利用され、適合され得る。N=2または1/2BWのF−UMTSのためのDL13.6kbpsにBTFDが対応できるように、以下の制限が変更される必要があり得る。
・無線フレーム当たりで受信されるCCTrCHビットの数は、600 x Dcr以下である。
[0153]この制限は、DL BTFD動作のためのN=2または1/2BW のF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRの場合と同様であり得る。いくつかの実装形態は、無線フレーム当たりで受信されるより多くのCCTrCHビットに伴うBTFDを実行する問題を有しないことが予想され得る。
[0154]TFCの数は、10×2=40msの無線フレーム当たりで2つのトランスポートチャネルブロックが連結されることにより、(N=1の場合の)2からN=2の場合の4に増加していてよい。しかしながら、BTFDでは、TFCSのサイズは64に制限されてよく、したがって制限は変更されないことがある。
・CCTrCHのトランスポートフォーマット組合せの数は64以下である。
[0155]いくつかの実施形態は、以下のような制限を利用し得る。
・すべての明示的に検出可能なTrCHのトランスポートフォーマットセットサイズの合計は、16以下である。トランスポートフォーマットセットサイズは、トランスポートフォーマットセット内のトランスポートフォーマットの数として定義される。
[0156]N=2または1/2BWのF−UMTSの場合、TFSサイズは4であってよく、TrCHは、ゼロでない長さをもつCRCがこのTrCH上のすべてのトランスポートブロックに付加され得るので、明示的に検出可能であり得る。そのため、この制限も変更されなくてよい。
[0157]表24に、様々な実施形態による、DLスロットフォーマット(DPDCHフィールドおよびDPCCHフィールド)を与える。表24において使用されるスロットフォーマットが、現在のUMTSシステムのUL DPDCHにおいて使用されるスロットフォーマット3に対応し得ることに留意されたい。N=2または1/2BWのF−UMTSシステムの場合、帯域幅がより少ないことがあり、13.6kbpsのSRBのタイミングおよびビット要件が同じであり得るので、拡散ファクタは、ビット/スロットしたがってビット/フレームを増加させるために低減され得る。しかしながら、N=2または1/2BWのF−UMTSでは時間が拡張されるので、チャネルビットレートまたはチャネルシンボルレートは不変のままとどまり得る。通常UMTS、すなわち、N=1のUMTSと比較して、N=2または1/2BWのF−UMTSでは、レートマッチング調整方法は、不変のままとどまり得る。表25におけるUL DPDCHスロットフォーマット2は、N=2または1/2BWのF−UMTSの通常モードのための12.2kbpsのAMRに使用されるUL DPDCHスロットフォーマットと同じであり得る。
[0158]いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBのための異なるRLC PDUサイズを提供する。たとえば、UMTSにおける13.6kbpsのSRBの場合に、RLC SDUサイズは、RLC UMでは136ビット、RLC AM動作では128ビットであり得る(どちらの場合も、RLC PDUサイズは144ビットである)。ベースライン解は、N=2または1/2BWのF−UMTSのためのRLC SDUおよびPDUのサイズを、通常UMTSの場合と同じに保つことができる。しかしながら、N=2または1/2BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBは、より大きいRLC SDU、たとえば320ビットを使用することができる。その場合、トランスポートブロック連結は使用されない場合があり、SDUサイズを320ビットにするためにパディングが使用され得る。
[0159]いくつかの実施形態は、送信電力調整を利用する。たとえば、SFはULおよびDLにおいて、SRBレートを維持するためにDcrで低減され得るので、SFの低減を補償するために、送信電力は、N=2または1/2BWのF−UMTSのためにおおよそファクタlog2(Dcr) x 3dB、すなわち3dBで増加し得る。これは、ユーザ機器115および/または基地局105の両方で行われ得る。しかしながら、送信電力のこの増加は、同じ電力スペクトル密度に必要とされるレベルに対するものであることがあり、そのため、通常UMTSに対して絶対的には増加がない。
[0160]いくつかの実施形態は、レイテンシに影響を及ぼすこと、または及ぼさないことがある。たとえば、TTIごとに、2つの連結されたトランスポートブロックがPHYに配信され得る。(処理時間がDcrでスケーリングされないと仮定すると)何らかのPHYレイヤ処理の後に、オーバージエア送信は、現在の仕様制限により次の無線フレーム境界においてのみ開始することが許可され得る。しかしながら、N=2または1/2BWのF−UMTSシステムの場合、TTIは10 x Dcr=20msであり、無線フレームはまた10 x Dcr=20msであり得るので、通常UMTSシステムと比較して追加のレイテンシがあり得る。
[0161]いくつかの実施形態は、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpsのスタンドアロンSRBをサポートするためのツールと技法とを提供する。たとえば、トランスポートチャネルのTTIは、10msからN=4または1/4BWのF−UMTSのための10 x Dcr=40msに変更され得る。
・4SRB→4DCCH→10 x Dcrを使用する1DCH、つまり、10 x 4ms=40ms TTI
このスキームは、ユーザ機器115および/または基地局105の両方で適用され得る。
[0162]TTIがUMTSにおける10msからN=4または1/4BWのF−UMTSにおける40msに増加するのに伴って、SRBレートを維持するために、4つのトランスポートブロックが連結され得る。場合によっては、無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFはファクタDcr(すなわちN)で低減され得る。TTIおよび無線フレームはいずれも10×Dcr=10×4=40msであり得るので、無線フレームセグメンテーションがなくてよく、UMTSの場合のように、第1のインターリービングは識別情報(出力=入力)であり得る。図7Aに、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDL:13.6kbpsのSRBのためのTrCHプロシージャの一例700を示す。比較のために、図7Bに、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDL:3.4kbpsのSRBのためのTrCHプロシージャ750の一例を示す。
[0163]TTIにおけるトランスポートブロックが直列に連結され得る。TTIにおけるビット数が当該のコードブロックの最大サイズよりも大きい場合、トランスポートブロックの連結後、コードブロックセグメンテーションが実行され得る。畳み込みコーディングのためのコードブロックの最大サイズは、504であり得る。N=4または1/4BWのF−UMTSの場合、コードブロックサイズは504を上回ることがあり、コードブロックセグメンテーションが利用され得る。各コードブロックのためのチャネルコーディングの後、符号化ブロックが直列に連結され得る。
[0164]SRBレートを13.6bpsに維持するSFスケーリングにより、通常UMTSの場合のように、同じ絶対時間に同じビット数があり得る。しかしながら、TTIが絶対時間で増加し得るのに伴って、ACKを得ることなく送られるRLC PDUが多くなるので、RLC AMのための送信ウィンドウサイズは拡大し得る。仕様による送信ウィンドウサイズの最大値は4Kであることがあり、これは、N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBにとって十分すぎるものであり得ることに留意されたい。図8に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのUMTSにおける13.6kbpsのSRBのためのトランスポートブロックの連結の一例800を示す。
[0165]同じ論理チャネルからのトランスポートブロックならびに異なる論理チャネルからのトランスポートブロックが連結され得ることに留意されよう。その理由は、各トランスポートブロックのMACヘッダ(4ビット)が、C/Tフィールド(すなわち、RLC PDUがどの論理チャネルに属するか)を伝達し得ることである。したがって、連結された4つのトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからのもの、または異なる論理チャネルからのものであり得る。2つ以上のチャネルがデータを有する場合、MACは、設定された論理チャネル優先度を使用して、どのRLC PDUを送るべきかを判定することができる。
[0166]表26および表27に、様々な実施形態によるアップリンク構成を与える。後者は、いかなる不利点もなく低減されたTFCSサイズをもたらすので、推奨される構成は後者である。たとえば、表26に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0167]表25におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表26に示す代替構成では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。たとえば、表26に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのための代替トランスポートチャネルパラメータを与える。
[0168]表26の場合、TFCSサイズは5であってよく、TFCSエントリはTF0、TF1、TF2、TF3またはTF4であり得る。しかしながら、これはTFCSの表27に再び示されてはおらず、TFCSの表27は前に検討された構成のために示されている。
[0169]表28に、様々な実施形態による、アップリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0170]表29および表30に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのDL:13.6kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータのための構成を与える。表30のための構成は、いかなる不利点もなくTFCSサイズを低減し得る。
[0171]表30におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表31では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。
[0172]表30の構成の場合、TFCSサイズは5であってよく、TFCSエントリはTF0、TF1、TF2、TF3またはTF4であり得る。これはTFCSの表31に再び示されなくてもよく、TFCSの表31は前に検討された構成のために示されている。
[0173]表32に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0174]表33に、様々な実施形態による、DLスロットフォーマット(DPDCHフィールドおよびDPCCHフィールド)を与える。
[0175]上記の表33において使用されるスロットフォーマット8が、現在のUMTS仕様において使用されるDL DPDCH+DPCCHにおける任意のスロットフォーマットに対応し得ることに留意されよう。ただし、それはいくつかの実施形態では、圧縮モードにおけるN=2または1/2BWのF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRのためのDL DPDCH+DPCCHにおけるスロットフォーマット8B、および通常モードにおけるN=4または1/4BWのF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRのためのスロットフォーマットに対応し得る。N=4または1/4BWのF−UMTSのシステムの場合、帯域幅がより少なくてよく、13.6kbpsのSBRのタイミングおよびビット要件が同じであり得るので、拡散ファクタは、ビット/スロットしたがってビット/フレームを増加させるために低減され得る。N=4または1/4BWのF−UMTSでは時間が拡張されてよいので、チャネルビットレートまたはチャネルシンボルレートは不変のままとどまり得る。レートマッチング調整方法は、通常のUMTS(すなわち、N=1のUMTSまたはN=2または1/2BWのF−UMTS)と比較してN=4または1/4BWのF−UMTSでは不変ままとどまり得る。
[0176]UMTS(N=1)では、ダウンリンクでトランスポートフォーマット組合せインジケータ(TFCI)が送られないことがあるので、DL:13.6kbpsのSRBにブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD)が使用され得る。いくつかの実施形態では、表33に示すスロットフォーマット8(SF8)は、DL参照構成で使用されることがあり、TFCIを有しないことがある。場合によっては、TFCIの存在は、ダウンリンクでは偽に設定され得る。
[0177]N=4の場合、表33に示す再解釈されたスロットフォーマット8は、TFCIを有しないこともある。いくつかの実施形態は、BTFDのために適合される必要のあるいくつかの制限を課し得る。いくつかの実施形態では、N=4または1/4BWのF−UMTSのための13.6kbpsのSRBにBTFDが対応できるように、以下の制限が変更され得る。
・無線フレーム当たりで受信されるCCTrCHビットの数は、600 x Dcr以下である。
この制限は、いくつかの実施形態では、DL BTFD動作のためのN=4または1/4BWのF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRの場合と同様であり得る。いくつかの実施形態は、無線フレーム当たりで受信されるより多くのCCTrCHビットに伴うBTFDを実行する問題を有しないことがある。
[0178]TFCの数は、10×4=40msの無線フレーム当たりで4つのトランスポートチャネルブロックが連結されることにより、(N=1の場合の)2からN=4の場合の16に増加し得る。いくつかの実施形態は、BTFDでは、TFCSのサイズ制限を64とし、制限は変更されないことがある。
・CCTrCHのトランスポートフォーマット組合せの数は64以下である。
いくつかの実施形態は、以下の制限を利用し得る。
・すべての明示的に検出可能なTrCHのトランスポートフォーマットセットサイズの合計は、16以下であり得る。トランスポートフォーマットセットサイズは、トランスポートフォーマットセット内のトランスポートフォーマットの数として定義され得る:。N=4または1/4BWのF−UMTSの場合、TFSサイズは16であってよく、TrCHは、ゼロでない長さをもつCRCがこのTrCH上のすべてのトランスポートブロックに付加されるので、明示的に検出可能であり得る。そのため、この制限も変更される必要がない。
[0179]N=2または1/2BWのF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRのための代替スロットフォーマットとして、他のスロットフォーマットが利用され得る。表34に、様々な実施形態による、ULスロットフォーマット(DPDCHフィールド)を与える。
表34において使用されるスロットフォーマットが、現在のUMTSシステムのUL DPDCHにおいて使用されるスロットフォーマット4に対応し得ることに留意されよう。N=4または1/4BWのF−UMTSシステムの場合、帯域幅がより少なくてよく、13.6kbpsのSRBのタイミングおよびビット要件が同じであり得るので、拡散ファクタは、ビット/スロットしたがってビット/フレームを増加させるために低減され得る。N=4または1/4BWのF−UMTSでは時間が拡張されるので、チャネルビットレートまたはチャネルシンボルレートは不変のままとどまり得る。レートマッチング調整方法は、N=4または1/4BWのF−UMTSでは、通常のUMTS、すなわち、N=1のUMTSまたはN=2または1/2BWのF−UMTSと比較して、不変のままとどまり得る。
[0180]いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBのための異なるRLC PDUサイズを利用し得る。たとえば、UMTSにおける13.6kbpsのSRBの場合に、RLC SDUサイズは、RLC UMでは136ビット、RLC AM動作では128ビットであり得る(どちらの場合も、RLC PDUサイズは144ビットである)。いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSのためのRLC SDUおよびPDUのサイズを、通常UMTSの場合と同じに保つ。N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBは、より大きいRLC SDUサイズ、たとえば320ビット、640ビットを使用することができる。320ビットのRLC SDUサイズの場合、トランスポートブロック連結は依然として必要とされることがあり、SDUサイズを320ビットにするためにパディングが使用されなければならない。640ビットのRLC SDUサイズの場合、トランスポートブロック連結は使用されない場合があり、SDUサイズを640ビットにするためにパディングが使用され得る。
[0181]いくつかの実施形態は、送信電力調整を利用する。たとえば、SFはULおよびDLにおいて、SRBレートを維持するためにDcrで低減され得るので、送信電力は、たとえば、N=4または1/4BWのF−UMTSのためにおおよそファクタlog2(Dcr) x 3dB、すなわち6dBで増加することができ、これは、たとえばSFの低減を補償し得る。電力調整は、ユーザ機器115および/または基地局105の両方で行われ得る。送信電力のこの増加は、同じ電力スペクトル密度に必要とされるレベルに対するものであることがあり、通常UMTSに対して絶対的には増加がないことがある。
[0182]いくつかの実施形態は、レイテンシに影響を及ぼすこと、または及ぼさないことがある。たとえば、TTIでは、4つの連結されたトランスポートブロックがPHYに配信され得る。(処理時間がDcrでスケーリングされないと仮定すると)何らかのPHYレイヤ処理の後に、オーバージエア送信は、現在の仕様制限により次の無線フレーム境界においてのみ開始することが許可され得る。しかしながら、N=4または1/4BWのF−UMTSシステムの場合、TTIは10 x Dcr=40msであってもよく、無線フレームはまた10 x Dcr=40msであり得るので、通常UMTSシステムと比較して追加のレイテンシがあり得る。追加のレイテンシUMTSを計算する際、処理遅延は、通常のUMTSの場合のように一定のままであると仮定され得ることに留意されよう。
[0183]いくつかの実施形態は、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6/2およびDL:13.6/2kbpsのスタンドアロンSRBのためのサポートを提供する。たとえば、トランスポートチャネルのTTIは、10msからN=4または1/4BWのF−UMTSのための10 x Dcr msに変更され得る。
・4SRB→4 DCCH→10 x Dcrを使用する1DCH、つまり、10 x 4ms=40ms TTI
このスキームは、ユーザ機器114および/または基地局105の両方で適用され得る。
[0184]TTIがUMTSにおける10msからN=4または1/4BWのF−UMTSにおける40msに増加し得るのに伴って、SRBレートを13.6/2bpsに維持するために、13.6kbpsを維持するために4つのトランスコードブロックが連結されるのとは対照的に、2つのトランスコードブロックが連結され得る。無線フレーム当たりの追加の符号化ビットに対応するために、SFはファクタDcr/2(すなわちN)で低減され得る。TTIおよび無線フレームはいずれも10×Dcr=10×4=40msであるので、無線フレームセグメンテーションがなくてよく、UMTSの場合のように、第1のインターリービングは識別情報(出力=入力)であり得る。
[0185]図9に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDL:13.6/2kbpsのSRBのためのTrCHプロシージャの一例900を示す。TTIにおけるブロックが直列に連結され得る。TTIにおけるビット数が当該のコードブロックの最大サイズよりも大きくなり得る場合、トランスポートブロックの連結後、コードブロックセグメンテーションが実行され得る。畳み込みコーディングのためのコードブロックの最大サイズは、504であり得る。N=4または1/4BWのF−UMTS、かつ13.6/2kbpsのSRBの場合、コードブロックサイズは504未満であることがあり、そのためコードブロックセグメンテーションの必要がないことがある。図9は図5Aと同じであり得ることに留意されよう。
[0186]SRBレートを13.6/2bpsに維持するSFスケーリングにより、13.6kbpsのSRBと比較して、同じ絶対時間に半分のビット数があり得る。TTIが絶対時間で増加し得るのに伴って、ACKを得ることなく送られるRLC PDUが多くなるので、RLC AMのための送信ウィンドウサイズは拡大し得る。仕様による送信ウィンドウサイズの最大値は4Kであることがあり、これは、N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6/2kbpsのSRBにとって十分すぎるものであり得ることに留意されよう。
[0187]図10に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのUMTSにおける13.6/2kbpsのSRBのためのトランスポートブロックの連結の一例1000を示す。同じ論理チャネルからのトランスポートブロックならびに異なる論理チャネルからのトランスポートブロックが連結され得ることに留意されよう。その理由は、各トランスポートブロックのMACヘッダ(4ビット)が、C/Tフィールド(すなわち、RLC PDUがどの論理チャネルに属するか)を伝達し得ることである。たとえば、連結された2つのトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからのもの、または異なる論理チャネルからのものであり得る。2つ以上のチャネルがデータを有する場合、MACは、設定された論理チャネル優先度を使用して、どのRLC PDUを送るべきかを判定することができる。図10は図6と同じであり得ることに留意されよう。
[0188]表35および表36に、様々な実施形態による、代替アップリンク構成を与える。表36は、いかなる不利点もなく低減されたTFCSサイズをもたらし得る構成を与え得る。表35に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6/2kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0189]表35におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表36における代替構成では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。表36に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6/2kbps(すなわち、6.8kbps)のSRBのための代替トランスポートチャネルパラメータを与える。
[0190]表36の構成の場合、TFCSサイズは3であってよく、TFCSエントリはTF0、TF1またはTF2であり得る。しかしながら、これはTFCSの表37に再び示されなくてもよく、TFCSの表37は前に検討された構成のために示されている。
[0191]表38に、様々な実施形態による、アップリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0192]表39および表40に、様々な実施形態によるダウンリンク構成を与える。表40の構成は、いかなる不利点もなく低減されたTFCSサイズをもたらし得る。表39に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのDL:13.6/2kbpsのSRBのためのトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0193]表39におけるTFSは、様々な可能性の順列であり得る。表40に示す代替構成では、TFSは、様々な可能性の組合せであり得る。表40に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのDL:13.6/2kbpsのSRBのための代替トランスポートチャネルパラメータを与える。
[0194]表40の構成の場合、TFCSサイズは3であってよく、TFCSエントリはTF0、TF1またはTF2であり得る。これはTFCSの表41に再び示されなくてもよく、TFCSの表41は前に検討された構成のために示され得る。
[0195]表42に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0196]表43に、様々な実施形態による、DLスロットフォーマット(DPDCHフィールドおよびDPCCHフィールド)を与える。
[0197]表43において使用されるスロットフォーマット8は、N=2または1/2BWのF−UMTSのための13.6kbpsのSRBに使用されるスロットフォーマットと同様のものであり得る。それはまた、圧縮モードにおけるUMTSにわたる12.2kbpsのAMR、および通常モードにおけるN=2または1/2BWのF−UMTSにわたる12.2kbpsのAMRに使用されるDL DPDCH+DPCCHにおけるスロットフォーマット8Bと同様のものであり得る。上記のスロットフォーマットすべてによる差異は、N=4におけるより高いDcrに起因するより大きい時間拡張のために、2のファクタでチャネルビットレート(kbps)およびチャネルシンボルレート(kbps)が減速され得ることであり得る。
[0198]UMTS(N=1)では、ダウンリンクでトランスポートフォーマット組合せインジケータ(TFCI)が送られないことがあるので、「DL:13.6kbpsのSRB」にブラインドトランスポートフォーマット検出(BTFD)が使用され得る。スロットフォーマット8(SF128)は、いくつかの実施形態では、DL参照構成で使用されることがあり、TFCIを有しないことがある。場合によっては、TFCIの存在は、ダウンリンクでは偽に設定され得る。
[0199]N=4の場合、再解釈されたスロットフォーマット8は、TFCIを有しないこともある。いくつかの制限が、BTFDのために適合され得る。いくつかの実施形態では、N=4または1/4BWのF−UMTSのためのDL13.6kbps/2にBTFDが対応できるように、以下の制限が変更され得る。
・無線フレーム当たりで受信されるCCTrCHビットの数は、600 x Dcr以下である。
制限は、無線フレーム当たりで受信されるCCTrCHビットの数が600 x Dcr/2以下であり得ることであってよい。N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6kbpsのSRBを維持するために、いくつかの実施形態では、上記の制限が維持され得る。いくつかの実施形態は、無線フレーム当たりで受信されるより多くのCCTrCHビットに伴うBTFDを実行する問題を有しないことがある。
[0200]N=4または1/4BWのF−UMTSによる13.6/2kbpsのSRBの場合、10×4=40msの無線フレーム当たりで2つのトランスポートチャネルブロックが連結されることにより、TFCの数は(N=1の場合の)2から4に増加していてよい。いくつかの実施形態では、BTFDでは、TFCSサイズは64に制限され、制限は変更される必要がないことがある。
・CCTrCHのトランスポートフォーマット組合せの数は64以下である。
[0201]いくつかの実施形態は、別の制限を利用し得る。
・すべての明示的に検出可能なTrCHのトランスポートフォーマットセットサイズの合計は、16以下である。トランスポートフォーマットセットサイズは、トランスポートフォーマットセット内のトランスポートフォーマットの数として定義される。
N=4または1/4BWのF−UMTSによる13.6/2kbpsのSRBの場合、TFSサイズは4であってよく、TrCHは、ゼロでない長さをもつCRCがこのTrCH上のすべてのトランスポートブロックに付加され得るので、明示的に検出可能であり得る。この制限も変更されなくてよい。
[0202]表44に、様々な実施形態による、ULスロットフォーマット(DPDCHフィールド)を与える。
[0203]N=4におけるより高いDcrに起因するより大きい時間拡張のために、2のファクタでチャネルビットレート(kbps)およびチャネルシンボルレート(kbps)が減速され得ることを除いて、表44において使用されるスロットフォーマットが、現在のUMTSシステムのUL DPDCHにおいて使用されるスロットフォーマット3に対応し得ることに留意されよう。
[0204]2のファクタでチャネルビットレート(kbps)およびチャネルシンボルレート(kbps)が減速され得ることを除いて、UL DPDCHスロットフォーマット2は、N=2または1/2BWのF−UMTSの通常モードのための12.2kbpsのAMRに使用されるUL DPDCHスロットフォーマットと同様のものであり得る。
[0205]いくつかの実施形態は、N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6/2kbpsのSRBのための異なるRLC PDUサイズを利用し得る。たとえば、UMTSにおける13.6kbpsのSRBの場合に、RLC SDUサイズは、RLC UMでは136ビット、RLC AM動作では128ビットであり得る(どちらの場合も、RLC PDUサイズは144ビットであり得る)。いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSのためのRLC SDUおよびPDUのサイズを、通常UMTSの場合と同じに保つことができる。N=4または1/4BWのF−UMTSにわたる13.6/2kbpsのSRBは、より大きいRLC SDUサイズ、たとえば320ビットを使用することができる。その場合、トランスポートブロック連結は利用されないことがあり、SDUサイズを320ビットにするためにパディングが使用され得る。
[0206]いくつかの実施形態は、送信電力調整を利用する。SFはULおよびDLにおいて、SRBレートを13.6kbpsにするためにDcr/2で低減され得るので、送信電力は、N=4または1/4BWのF−UMTSのためにおおよそファクタlog2(Dcr/2) x 3dB、すなわち3dBで増加することができ、これは、SFの低減を補償し得る。これは、ユーザ機器115および/または基地局104の両方で行われ得る。送信電力のこの増加は、同じ電力スペクトル密度に必要とされるレベルに対するものであることがあり、通常UMTSにおける13.6kbpsのSRBに必要とされるレベルに対して絶対的には減少があり得る。いくつかの実施形態は、通常帯域幅キャリアにわたる場合と同じSRBレートを達成し、Dcrしたがって送信電力増加によるSFの低減を利用することができる。いくつかの他の実施形態は、スケーリングされたSRBレート(たとえば、ファクタで除算された通常BWキャリアにわたるSRBレート)を達成する。SFの低減は、Dcr/ファクタしたがって送信電力によるものであり得る。
[0207]いくつかの実施形態は、レイテンシに影響を及ぼすことがある。たとえば、TTIでは、2つの連結されたトランスポートチャネルブロックがPHYに配信され得る。(処理時間がDcrでスケーリングされないと仮定すると)何らかのPHYレイヤ処理の後に、オーバージエア送信は、現在の仕様制限により次の無線フレーム境界においてのみ開始することが許可され得る。N=4または1/4BWのF−UMTSシステムの場合、TTIは10 x Dcr=40msであり得、無線フレームはまた10 x Dcr=40msであり得るので、通常UMTSシステムと比較して追加のレイテンシがあり得る。UMTSの追加のレイテンシを計算する際、処理遅延は、通常UMTSの場合のように一定のままであると仮定され得ることに留意されよう。
[0208]いくつかの実施形態では、上記で説明したように、F−UMTSでは起動時に、13.6/Dcr(すなわち、N=2または1/2BWのF−UMTSのための13.6/2kbps)の代わりに13.6kbpsのスタンドアロンSRBレートが維持され得る。これは、たとえば、Dcrで低下したスタンドアロンSRBレートが、呼セットアップ時間と他のシグナリングプロシージャとを増加させ得るからであり得る。N=4または1/4BWのF−UMTSの場合、起動時に、13.6//Dcr(すなわち、同様の理由で13.6/4kbps)の代わりに、13.6kbpsのスタンドアロンSRBならびに13.6/2kbpsのスタンドアロンSRBが利用され得る。
[0209]いくつかの実施形態は、N=2または1/2BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpDsのスタンドアロンSRBのためのサポートを提供する。たとえば、通常UMTSのためのDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpsのスタンドアロンSRBは、TTI拡張に起因して、N=2または1/2BWのF−UMTSのためのDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpDs(13.6/2kbps)のスタンドアロンSRBになり得る。以下に、様々な実施形態による、N=2または1/2BWのF−UMTSのための13.6kbpDsのSRBのためのULとDLの両方におけるトランスポートチャネルパラメータと、TFCと、物理チャネルパラメータとを示す。
[0210]たとえば、表45は、様々な実施形態による、DCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのためのアップリンクトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0211]表46に、様々な実施形態による、TFCSパラメータを与える。
[0212]表47に、様々な実施形態による、アップリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0213]表48に、様々な実施形態による、DCCHのためのDL:13.6kbpsのSRBのためのダウンリンクトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0214]表49に、様々な実施形態による、ダウンリンクTFCSパラメータを与える。
[0215]表50に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0216]いくつかの実施形態は、N=4または1/4BWのF−UMTSにおけるDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpDsのスタンドアロンSRBをサポートするためのツールと技法とを提供する。通常UMTSのためのDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpsのスタンドアロンSRBは、TTI拡張に起因して、N=4または1/4BWのF−UMTSのためのDCCHのためのUL:13.6およびDL:13.6kbpDs(13.6/4kbps)のスタンドアロンSRBになり得る。以下に、様々な実施形態による、N=4または1/4BWのF−UMTSのための13.6kbpDsのSRBのためのULとDLの両方におけるトランスポートチャネルパラメータと、TFCと、物理チャネルパラメータとを示す。
[0217]表51に、様々な実施形態による、DCCHのためのUL:13.6kbpsのSRBのためのアップリンクトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0218]表52に、様々な実施形態による、アップリンクTFCSパラメータを与える。
[0219]表53に、様々な実施形態による、アップリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0220]表54に、様々な実施形態による、DCCHのためのDL:13.6kbpsのSRBのためのダウンリンクトランスポートチャネルパラメータを与える。
[0221]表55に、様々な実施形態による、ダウンリンクTFCSパラメータを与える。
[0222]表56に、様々な実施形態による、ダウンリンク物理チャネルパラメータを与える。
[0223]図11に、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る通信システム1100のブロック図を示す。このシステム1100は、図1に示したシステム100、図2のシステム200、図3のシステム300、および/または図13のシステム1300の態様の一例であり得る。基地局105−eは、アンテナ1145と、トランシーバモジュール1150と、メモリ1170と、プロセッサモジュール1165とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスにわたって)互いに直接または間接的に通信していることがある。トランシーバモジュール1150は、アンテナ1145を介して、マルチモードユーザ機器であり得るユーザ機器115−eと双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1150(および/または基地局105−eの他の構成要素)はまた、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成され得る。場合によっては、基地局105−eは、ネットワーク通信モジュール1175を通じてネットワーク130−aおよび/またはコントローラ120−aと通信し得る。基地局105−eは、eノードB基地局、ホームeノードB基地局、ノードB基地局、および/またはホームノードB基地局の一例であり得る。コントローラ120−bは、eノードB基地局となど、場合によっては基地局105−eに統合され得る。
[0224]基地局105−eはまた、基地局105−mおよび基地局105−nなど、他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、異なる無線アクセス技術など、異なるワイヤレス通信技術を使用してユーザ機器115−eと通信し得る。場合によっては、基地局105−eは、基地局通信モジュール1115を利用して105−mおよび/または105−nなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの実施形態では、基地局通信モジュール1115は、基地局105のいくつかの間の通信を行うために、LTEワイヤレス通信技術内のX2インターフェースを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105−eは、コントローラ120−bおよび/またはネットワーク130−aを通じて他の基地局と通信し得る。
[0225]メモリ1170は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1170はまた、実行されるとプロセッサモジュール1165に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1171を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1171は、プロセッサモジュール1165によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されるとき、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
[0226]プロセッサモジュール1165は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサモジュール1165は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ20msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール1150に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール1150に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
[0227]トランシーバモジュール1150は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1145に供給し、アンテナ1145から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局115−eのいくつかの例は単一のアンテナ1145を含み得るが、基地局105−eは、好ましくは、キャリアアグリゲーションをサポートし得る複数のリンクのための複数のアンテナ1145を含む。たとえば、ユーザ機器115−eとのマクロ通信をサポートするために1つまたは複数のリンクが使用され得る。
[0228]図11のアーキテクチャによれば、基地局105−eは通信管理モジュール1130をさらに含み得る。通信管理モジュール1130は、他の基地局105との通信を管理し得る。例として、通信管理モジュール1130は、バスを介して基地局105−eの他の構成要素の一部または全部と通信している基地局105−eの構成要素であり得る。代替的に、通信管理モジュール1130の機能は、トランシーバモジュール1150の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1165の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0229]基地局105−eのための構成要素は、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bに関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。たとえば、基地局105−eは、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415−bを含み得、これは図4Aのフレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415または図4Bのフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aの一例であり得る。さらに、送信時間間隔モジュール425−aは、図4Bの送信時間間隔モジュール425の一例であり得、拡散ファクタモジュール430−aは、図4Bの拡散ファクタモジュール430の一例であり得、かつ/または送信電力モジュール435−aは、図4Bの送信電力モジュール435の一例であり得る。連結モジュール1190は、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bに関して説明した多数の機能を与え得る。
[0230]基地局105−eはまた、スペクトル識別モジュール1120を含み得る。スペクトル識別モジュール1120は、フレキシブル波形のために利用可能なスペクトルを識別するために利用され得る。いくつかの実施形態では、ハンドオーバモジュール1125は、ユーザ機器115−eの1つの基地局105から別の基地局へのハンドオーバプロシージャを実行するために利用され得る。たとえば、ハンドオーバモジュール1125は、ユーザ機器115−eの基地局105−eから別の基地局へのハンドオーバプロシージャを実行し得、通常波形がユーザ機器115−eと基地局のうちの1つとの間で利用され、フレキシブル波形がそのユーザ機器と別の基地局との間で利用される。スケーリングモジュール1110は、フレキシブル波形を生成するためにチップレートをスケーリングおよび/または改変するために利用され得る。いくつかの実施形態では、コントローラ120−bは、ハンドオーバモジュール1125に関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。基地局105−eおよびコントローラ120−bは、別個のエンティティとして、または結合されたエンティティとして配備され得る。
[0231]いくつかの実施形態では、基地局105−eの他の可能な構成要素とともにアンテナ1145に結合したトランシーバモジュール1150は、フレキシブル波形および/またはスケーリングファクタに関する情報を、基地局105−eからユーザ機器115−eに、他の基地局105−m/105−nに、またはコアネットワーク130−aに送信し得る。いくつかの実施形態では、基地局105−eの他の可能な構成要素とともにアンテナ1145に結合したトランシーバモジュール1150は、フレキシブル波形および/またはスケーリングファクタなどの情報をユーザ機器115−eに、他の基地局105−m/105−nに、またはコアネットワーク130−aに送信し得、それにより、これらのデバイスまたはシステムはフレキシブル波形を利用し得る。
[0232]デバイス1100のこれらの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0233]受信機モジュール1105は、パケット、データ、および/またはデバイス1100が受信または送信したものに関するシグナリング情報などの情報を受信し得る。受信された情報は、様々な目的で支援情報利用モジュール1115によって利用され得る。たとえば、支援情報利用モジュール1115および/または受信機モジュール1105は、モビリティ管理を容易にするための第1のフレキシブル帯域幅キャリアに関する支援情報を受信するように構成され得る。帯域幅スケーリングファクタが、第1のフレキシブル帯域幅キャリアに対する第1のフレキシブル帯域幅を生成するために利用され得る。支援情報利用モジュール1115は、モビリティ管理を容易にするための第1のフレキシブル帯域幅キャリアに関する支援情報を利用するように構成され得る。
[0234]図12は、様々な実施形態による、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成されたユーザ機器115−fのブロック図1200である。ユーザ機器115−fは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダーなど、様々な構成のいずれかを有し得る。ユーザ機器115−fは、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器115−fは、図1、図2、図3、図11、および/または図13のユーザ機器115、ならびに/あるいは図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bであり得る。ユーザ機器115−fはマルチモードユーザ機器であり得る。ユーザ機器115−fは、場合によってはワイヤレス通信デバイスと呼ばれることがある。
[0235]ユーザ機器115−fは、アンテナ1240と、トランシーバモジュール1250と、メモリ1280と、プロセッサモジュール1270とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに直接または間接的に通信していることがある。トランシーバモジュール1250は、上記で説明したように、アンテナ1240ならびに/あるいは1つまたは複数のワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール1250は、図1、図2、図3、図11、および/または図13の基地局105と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1250は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1240に供給し、アンテナ1240から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。ユーザ機器115−fは単一のアンテナを含み得るが、ユーザ機器115−fは通常、複数のリンクのための複数のアンテナ1240を含む。
[0236]メモリ1280は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ1280は、実行されるとプロセッサモジュール1270に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1285を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア1285は、プロセッサモジュール1270によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
[0237]プロセッサモジュール1270は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサモジュール1270は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ20msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール1250に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール1250に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
[0238]図12のアーキテクチャによれば、ユーザ機器115−fは通信管理モジュール1260をさらに含み得る。通信管理モジュール1260は、他のユーザ機器115との通信を管理し得る。例として、通信管理モジュール1260は、バスを介してユーザ機器115−fの他の構成要素の一部または全部と通信しているユーザ機器115−fの構成要素であり得る。代替的に、通信管理モジュール1260の機能は、トランシーバモジュール1250の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1270の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0239]ユーザ機器115−fのための構成要素は、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bに関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。たとえば、ユーザ機器115−fは、フレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415−cを含み得、これは図4Aのフレキシブル帯域幅キャリアシグナリングモジュール415または図4Bのフレキシブル帯域幅キャリアSRBモジュール415−aの一例であり得る。さらに、送信時間間隔モジュール425−aは、図4Bの送信時間間隔モジュール425の一例であり得、拡散ファクタモジュール430−aは、図4Bの拡散ファクタモジュール430の一例であり得、かつ/または送信電力モジュール435−aは、図4Bの送信電力モジュール435の一例であり得る。連結モジュール1190は、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bに関して説明した多数の機能を与え得る。
[0240]ユーザ機器115−fはまた、スペクトル識別モジュール1215を含み得る。スペクトル識別モジュール1215は、フレキシブル波形のために利用可能なスペクトルを識別するために利用され得る。いくつかの実施形態では、ハンドオーバモジュール1225は、ユーザ機器115−fの1つの基地局から別の基地局へのハンドオーバプロシージャを実行するために利用され得る。たとえば、ハンドオーバモジュール1225は、ユーザ機器115−fの1つの基地局から別の基地局へのハンドオーバプロシージャを実行し得、通常波形および/またはフレキシブル波形がユーザ機器115−fと基地局のうちの1つとの間で利用され、通常波形および/またはフレキシブル波形がそのユーザ機器と別の基地局との間で利用される。スケーリングモジュール1210は、フレキシブル波形を生成するためにチップレートをスケーリングおよび/または改変するために利用され得る。
[0241]いくつかの実施形態では、ユーザ機器115−fの他の可能な構成要素とともにアンテナ1240に結合したトランシーバモジュール1250は、フレキシブル波形および/またはスケーリングファクタに関する情報をユーザ機器115−fから基地局またはコアネットワークに送信し得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器115−fの他の可能な構成要素とともにアンテナ1240に結合したトランシーバモジュール1250は、フレキシブル波形および/またはスケーリングファクタなどの情報を基地局またはコアネットワークに送信し得、それにより、これらのデバイスまたはシステムはフレキシブル波形を利用し得る。
[0242]図13は、様々な実施形態による、基地局105−eとユーザ機器115−gとを含むシステム1300のブロック図である。このシステム1300は、図1のシステム100、図2のシステム200、図3のシステム300、および/または図11のシステム1100の一例であり得る。基地局105−fはアンテナ1334−a〜1334−xを装備し得、ユーザ機器115−gはアンテナ1352−a〜1352−nを装備し得る。基地局105−fにおいて、送信プロセッサ1320がデータソースからデータを受信し得る。
[0243]送信機プロセッサ1320はデータを処理し得る。送信機プロセッサ1320はまた、基準シンボルとセル固有基準信号とを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ1330が、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを送信変調器1332−a〜1332−xに与え得る。各変調器1332は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器1332はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号(DL)を取得し得る。一例では、変調器1332−a〜1332−xからのDL信号は、それぞれアンテナ1334−a〜1334−xを介して送信され得る。送信機プロセッサ1320は、プロセッサ1340から情報を受信し得る。プロセッサ1340は、チップレートを改変することおよび/またはスケーリングファクタを利用することを通じてフレキシブル波形を生成するように構成され得、これは、場合によっては動的に行われ得る。プロセッサ1340はまた、異なる整合および/またはオフセットプロシージャを提供し得る。プロセッサ1340はまた、他のサブシステム上で測定を実行すること、他のサブシステムへのハンドオフを実行すること、再選択を実行することなどを行うために、スケーリングおよび/またはチップレート情報を利用し得る。プロセッサ1340は、パラメータスケーリングを通じてフレキシブルな帯域幅の使用に関連するタイムストレッチングの影響を反転させ得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ1340は、一般的なプロセッサ、送信機プロセッサ1320、および/または受信機プロセッサ1338の一部として実装され得る。
[0244]プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、様々な実施形態によれば、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。たとえば、プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、識別され得る通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを識別し得る。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素によって、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素によって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0245]いくつかの実施形態では、プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBレートなどのシグナリング、レートをサポートするように構成される。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別し、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するようにさらに構成され得る。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、場合によっては、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別し、かつ/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0246]プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するようにさらに構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダで通常帯域幅キャリアにわたるSRBのための物理チャネルのための拡散ファクタを除算することを含み得る。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるようにさらに構成され得る。これは、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックを連結するようにさらに構成され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。
[0247]プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、限定はしないが、13.6kbps、13.6/2kbps、3.4kbps、および/または1.7kbpsのSRBレート用に構成され得る。プロセッサ1340および/または基地局105−fの他の構成要素は、限定はしないが、2および/または4を含む異なる帯域幅スケーリングファクタおよび/またはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0248]ユーザ機器115−gにおいて、ユーザ機器アンテナ1352−a〜1352−nは、基地局105−fからDL信号を受信し得、受信した信号をそれぞれ復調器1354−a〜1354−nに与え得る。各復調器1354は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器1354はさらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器1356は、すべての復調器1354−a〜1354−nから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信(Rx)プロセッサ1358は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、ユーザ機器115−gの復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ1380、またはメモリ1382に与え得る。
[0249]アップリンク(UL)上で、ユーザ機器115−gにおいて、送信機プロセッサ1364は、データソースからデータを受信し、処理し得る。送信機プロセッサ1364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信機プロセッサ1364からのシンボルは、適用可能な場合、送信MIMOプロセッサ1366によってプリコーディングされ、さらに、(たとえば、SC−FDMAなどのための)復調器1354−a〜1354−nによって処理され、基地局105−fから受信された送信パラメータに従って基地局105−fに送信され得る。送信機プロセッサ1364はまた、チップレートを改変することおよび/またはスケーリングファクタを利用することを通じてフレキシブル波形を生成するように構成され得、これは、場合によっては動的に行われ得る。送信機プロセッサ1364は、プロセッサ1380から情報を受信し得る。プロセッサ1380は、異なる整合および/またはオフセットプロシージャを提供し得る。プロセッサ1380はまた、他のサブシステム上で測定を実行すること、他のサブシステムへのハンドオフを実行すること、再選択を実行することなどを行うために、スケーリングおよび/またはチップレート情報を利用し得る。プロセッサ1380は、パラメータスケーリングを通じてフレキシブルな帯域幅の使用に関連するタイムストレッチングの影響を反転させ得る。基地局105−fにおいて、ユーザ機器115−gからのUL信号は、アンテナ1334によって受信され、復調器1332によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1336によって検出され、さらに受信プロセッサによって処理され得る。受信プロセッサ1338は、復号されたデータをデータ出力とプロセッサ1380とに与え得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ1380は、一般的なプロセッサ、送信機プロセッサ1364、および/または受信機プロセッサ1358の一部として実装され得る。
[0250]プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、様々な実施形態によれば、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするように構成され得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素によって、通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートが識別され得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素によって、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。決定された時間ユニットは、プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素によって、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングに利用され得る。同様の技法が一般に制御チャネルおよび/またはブロードキャストチャネルで適用され得る。
[0251]いくつかの実施形態では、プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBレートをサポートするように構成される。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを識別し、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための決定されたTTIを利用するように構成され得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別し、かつ/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するようにさらに構成され得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、場合によっては、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別し、かつ/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0252]プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するようにさらに構成され得る。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダで通常帯域幅キャリアにわたるSRBのための物理チャネルのための拡散ファクタを除算することを含み得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させるようにさらに構成され得る。これは、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するために、複数のトランスポートブロックを連結するようにさらに構成され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。
[0253]プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、限定はしないが、13.6kbps、13.6/2kbps、3.4kbps、および/または1.7kbpsのSRBレート用に構成され得る。プロセッサ1380および/またはユーザ機器115−gの他の構成要素は、限定はしないが、2および/または4を含む異なる帯域幅スケーリングファクタおよび/またはチップレートディバイダを利用するように構成され得る。
[0254]図14Aを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためのフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするための方法1400−aのフローチャート。方法1400−aは、限定はしないが、図1、図2、図3、図11、図11、および/または図13に示されているような基地局105、ならびに/あるいは図4に示されているようなデバイス400、ならびに/あるいは図1、図2、図3、図11、図12、および/または図13に示されているようなUE115を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実装され得る。
[0255]ブロック1405において、通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートが識別され得る。ブロック1410において、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための時間ユニットが決定され得る。通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分は、フレキシブル帯域幅キャリアシステムのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回ることがある。ブロック1415において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための決定された時間ユニットが利用され得る。
[0256]方法1400−aのいくつかの実施形態は、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを識別すること、および/またはフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用することを含む。いくつかの実施形態は、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを識別すること、および/または通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIに基づいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIを決定するために、少なくとも帯域幅スケーリングファクタもしくはチップレートディバイダを利用することを含む。
[0257]方法1400−aのいくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することを含む。フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することは、少なくともフレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダで通常帯域幅キャリアにわたるSRBのための物理チャネルのための拡散ファクタを除算することを含み得る。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための送信電力を増加させることを含む。場合によっては、この送信電力は、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIであり得る。
[0258]場合によっては、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである。いくつかの態様は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msである場合を含むことができる。これらの場合では、通常帯域幅キャリアのSRBのためのSRBレートは、3.4kbpsであり得る。
[0259]他の例は、帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダでは2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが80msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msである場合を含む。さらなる場合は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが80msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである状況を含む。これらの場合では、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートは、1.7kbpsであり得る。
[0260]フレキシブル帯域幅キャリアは、たとえば、フレキシブル帯域幅UMTSキャリアを含むことができる。
[0261]方法1400−aのいくつかの実施形態は、SRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックを連結することを含む。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。いくつかの実施形態は、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダでフレキシブル帯域幅にわたるSRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することを含む。いくつかの実施形態は、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBの送信電力を増加させることを含む。この送信電力増加は、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。
[0262]場合によっては、少なくとも帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダが2に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが20msである。いくつかの場合は、帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダでは4に等しく、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが10msであり、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが40msである場合を含むことができる。これらの例では、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートは、13.6kbpsであり得る。いくつかの例はまた、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートが13.6/2kbpsである状況を含むことができる。
[0263]図14Bを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためのフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBをサポートするための方法1400−bのフローチャート。方法1400−bは、限定はしないが、図1、図2、図3、図11、図11、および/または図13に示されているような基地局105、ならびに/あるいは図4に示されているようなデバイス400、ならびに/あるいは図1、図2、図3、図11、図12、および/または図13に示されているようなUE115を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実装され得る。方法1400−bは、図14Aの方法1400−aの態様の一例であり得る。
[0264]ブロック1410−aにおいて、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが決定され得る。ブロック1412において、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための拡散ファクタ(SF)が決定され得る。ブロック1420において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBの送信電力が増加し得る。場合によっては、これは、少なくとも低減された拡散ファクタを補償することができる。この送信電力増加は、通常帯域幅キャリアに関してフレキシブル帯域幅キャリアでSFが低減され得るときに、低減されたSF利得を補償するために行われ得る。SFの低減は、スロット当たりのビット数を増加させることができ、所与の絶対時間において通常帯域幅キャリアと比較してフレキシブル帯域幅キャリアで同じビット数を維持することができる。この送信電力増加は、SFが通常帯域幅に対して一定に保たれるときに行われることもあり、これは、たとえば、所与の絶対時間において通常帯域幅キャリアと比較してフレキシブル帯域幅キャリアでより少ないビット数に起因する低減された冗長性を補償することができる。
[0265]図14Cを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためのフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBをサポートするための方法1400−cのフローチャート。方法1400−cは、限定はしないが、図1、図2、図3、図11、図11、および/または図13に示されているような基地局105、図4に示されているようなデバイス400、ならびに/あるいは図1、図2、図3、図11、図12、および/または図13に示されているようなUE115を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実装され得る。方法1400−cは、図14Aの方法1400−aの態様の一例であり得る。
[0266]ブロック1405−aにおいて、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートが識別され得る。ブロック1410−aにおいて、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが決定され得る。ブロック1425において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックが連結され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。ブロック1430において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための物理チャネルのための拡散ファクタが低減され得る。ブロック1420−aにおいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBの送信電力が増加し得る。
[0267]図14Dを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためのフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするための方法1400−dのフローチャート。方法1400−dは、限定はしないが、図1、図2、図3、図11、図11、および/または図13に示されているような基地局105、図4に示されているようなデバイス400、ならびに/あるいは図1、図2、図3、図11、図12、および/または図13に示されているようなUE115を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実装され得る。方法1400−dは、図14Aの方法1400−aの態様の一例であり得る。
[0268]ブロック1405−bにおいて、通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートが識別され得る。ブロック1410−cにおいて、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための時間ユニットが決定され得る。ブロック1412−aにおいて、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートまたは通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートの一部分を維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのシグナリングレートを容易にするために、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための拡散ファクタ(SF)が決定され得る。ブロック1415−aにおいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのための決定された時間ユニットおよびSFが利用され得る。
[0269]図14Eを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためのフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBをサポートするための方法1400−eのフローチャート。方法1400−eは、限定はしないが、図1、図2、図3、図11、図11、および/または図13に示されているような基地局105、図4に示されているようなデバイス400、ならびに/あるいは図1、図2、図3、図11、図12、および/または図13に示されているようなUE115を含む、様々なワイヤレス通信デバイスを利用して実装され得る。方法1400−eは、図14Aの方法1400−aの態様の一例であり得る。
[0270]ブロック1405−cにおいて、通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートが識別され得る。ブロック1410−dにおいて、少なくとも通常帯域幅キャリアにわたるSRBのためのSRBレートを維持するフレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを容易にする、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのためのTTIが決定され得る。ブロック1425−aにおいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のトランスポートブロックが連結され得る。複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含むことができる。複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含むことができる。ブロック1426において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するのを支援するために、複数のコードブロックが分割され得る。1427において、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのSRBレートを維持するのを支援するために、複数の符号化ブロックが連結され得る。ブロック1430−aにおいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBのための物理チャネルのための拡散ファクタが低減され得る。ブロック1420−aにおいて、フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBの送信電力が増加し得る。
[0271]上記の方法1400−a、1400−b、1400−c、1400−d、および/または1400−eのいくつかの実施形態は、通常帯域幅キャリアにわたる場合と同じSRBレートを達成し、Dcrしたがって送信電力増加によるSFの低減を利用することができる。いくつかの他の実施形態は、スケーリングされたSRBレート(たとえば、スケーリングファクタで除算された通常BWキャリアにわたるSRBレート)を達成する。Dcrまたはスケーリングファクタしたがって送信電力によるSFの低減が利用され得る。これらのツールおよび技法は、モバイル側とネットワーク側の両方で実施され得る。
[0272]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態がこれらのみであることを表すものではない。この説明全体にわたって使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明した技法の理解を与えるために、具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。場合によっては、説明した実施形態の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0273]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0274]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0275]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体にわたって送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0276]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0277]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及した例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングをサポートするための方法であって、
通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを識別することと、
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための時間ユニットを決定することと、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記決定された時間ユニットを利用することと
を備える方法。
[C2]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記通常帯域幅キャリアにわたるシグナリング無線ベアラ(SRB)を備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを備え、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備える、
C1に記載の方法。
[C3]
前記時間ユニットは、送信時間間隔(TTI)を備える、
C2に記載の方法。
[C4]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定することは、
少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタを識別することと、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記帯域幅スケーリングファクタを利用することと
を備える、C3に記載の方法。
[C5]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定することは、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのTTIを識別することと、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIに基づいて、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアに関連する帯域幅スケーリングファクタを利用することと
を備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減することをさらに備える、C3に記載の方法。
[C7]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの前記拡散ファクタを低減することは、
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算することを備え、前記通常拡散ファクタは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの拡散ファクタを備える、
C6に記載の方法。
[C8]
同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関して前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための送信電力を増加させることをさらに備える、
C6に記載の方法。
[C9]
前記送信電力を増加させることは、少なくとも前記低減された拡散ファクタを補償する、
C8に記載の方法。
[C10]
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための前記帯域幅スケーリングファクタが、前記フレキシブル帯域幅キャリアのためのチップレートディバイダに等しい、
C4に記載の方法。
[C11]
前記決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIである、
C3に記載の方法。
[C12]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートを維持するのを容易にするために、複数のトランスポートブロックを連結することをさらに備える、
C3に記載の方法。
[C13]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含む、
C12に記載の方法。
[C14]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含む、
C12に記載の方法。
[C15]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの前記一部分は、前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回る、
C1に記載の方法。
[C16]
通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを識別するための手段と、
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための時間ユニットを決定するための手段と、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記決定された時間ユニットを利用するための手段と
を備えるワイヤレス通信システム。
[C17]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記通常帯域幅キャリアにわたるシグナリング無線ベアラ(SRB)を備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを備え、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備える、
C16に記載のワイヤレス通信システム。
[C18]
前記時間ユニットは、送信時間間隔(TTI)を備える、
C17に記載のワイヤレス通信システム。
[C19]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するための前記手段は、
少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタを識別するための手段と、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記帯域幅スケーリングファクタを利用するための手段と
を備える、C18に記載のワイヤレス通信システム。
[C20]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するための前記手段は、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのTTIを識別するための手段と、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIに基づいて、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアに関連する帯域幅スケーリングファクタを利用するための手段と
を備える、C18に記載のワイヤレス通信システム。
[C21]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するための手段をさらに備える、
C18に記載のワイヤレス通信システム。
[C22]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの前記拡散ファクタを低減するための前記手段は、
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算するための手段を備え、前記通常拡散ファクタは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの拡散ファクタを備える、
C21に記載のワイヤレス通信システム。
[C23]
同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関して前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための送信電力を増加させるための手段をさらに備える、
C21に記載のワイヤレス通信システム。
[C24]
前記送信電力を増加させるための前記手段は、少なくとも前記低減された拡散ファクタを補償する、
C23に記載のワイヤレス通信システム。
[C25]
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための前記帯域幅スケーリングファクタは、前記フレキシブル帯域幅キャリアのためのチップレートディバイダに等しい、
C19に記載のワイヤレス通信システム。
[C26]
前記決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIである、
C18に記載のワイヤレス通信システム。
[C27]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートを維持するのを容易にするために、複数のトランスポートブロックを連結するための手段をさらに備える、
C18に記載のワイヤレス通信システム。
[C28]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含む、
C27に記載のワイヤレス通信システム。
[C29]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含む、
C27に記載のワイヤレス通信システム。
[C30]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの前記一部分は、前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回る、
C16に記載のワイヤレス通信システム。
[C31]
ワイヤレス通信システムのためのコンピュータプログラム製品であって、
通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを識別するためのコードと、
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための時間ユニットを決定するためのコードと、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記決定された時間ユニットを利用するためのコードと
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体を備える
コンピュータプログラム製品。
[C32]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記通常帯域幅キャリアにわたるシグナリング無線ベアラ(SRB)を備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを備え、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備える、
C31に記載のコンピュータプログラム製品。
[C33]
前記時間ユニットは送信時間間隔(TTI)である、
C32に記載のコンピュータプログラム製品。
[C34]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するための前記コードは、
少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタを識別するためのコードと、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記帯域幅スケーリングファクタを利用するためのコードと
を備える、C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C35]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するための前記コードは、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのTTIを識別するためのコードと、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIに基づいて、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアに関連する帯域幅スケーリングファクタを利用するためのコードと
を備える、C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C36]
前記非一時的コンピュータ可読媒体は、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するためのコードをさらに備える、
C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C37]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの前記拡散ファクタを低減するための前記コードは、
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算するためのコードを備え、前記通常拡散ファクタが、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの拡散ファクタを備える、
C36に記載のコンピュータプログラム製品。
[C38]
前記非一時的コンピュータ可読媒体は、
同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関して前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための送信電力を増加させるためのコードをさらに備える、
C37に記載のコンピュータプログラム製品。
[C39]
前記送信電力を増加させることは、少なくとも前記低減された拡散ファクタを補償する、
C38に記載のコンピュータプログラム製品。
[C40]
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための前記帯域幅スケーリングファクタは、前記フレキシブル帯域幅キャリアのためのチップレートディバイダに等しい、
C34に記載のコンピュータプログラム製品。
[C41]
前記決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIである、
C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C42]
前記非一時的コンピュータ可読媒体は、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートを維持するのを容易にするために、複数のトランスポートブロックを連結するためのコードをさらに備える、
C33に記載のコンピュータプログラム製品。
[C43]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含む、
C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C44]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含む、
C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C45]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの前記一部分は、前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回る、
C31に記載のコンピュータプログラム製品。
[C46]
通常帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを識別し、
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるシグナリングのためのシグナリングレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための時間ユニットを決定し、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記決定された時間ユニットを利用する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリと
を備えるワイヤレス通信デバイス。
[C47]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記通常帯域幅キャリアにわたるシグナリング無線ベアラ(SRB)を備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたるSRBを備え、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備え、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートは、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのSRBレートを備える、
C46に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C48]
前記時間ユニットは、送信時間間隔(TTI)である、
C47に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C49]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタを識別し、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記帯域幅スケーリングファクタを利用する
ように構成された、C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C50]
少なくとも前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートまたは前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記シグナリングレートの一部分を維持する前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのSRBレートを容易にするために、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのためのTTIを識別し、
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIに基づいて、前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記TTIを決定するために、少なくとも前記フレキシブル帯域幅キャリアに関連する帯域幅スケーリングファクタを利用する
ように構成された、C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C51]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する物理チャネルの拡散ファクタを低減するようにさらに構成された、
C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C52]
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの前記拡散ファクタを低減するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタで通常拡散ファクタを除算するように構成され、前記通常拡散ファクタは、前記通常帯域幅キャリアにわたる前記SRBを搬送する前記物理チャネルの拡散ファクタを備える、
C51に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C53]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
同じ電力スペクトル密度を伴う通常帯域幅キャリアシステムに関して前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための送信電力を増加させるようにさらに構成された、
C52に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C54]
前記送信電力を増加させるように構成された前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも前記低減された拡散ファクタを補償する、
C53に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C55]
前記フレキシブル帯域幅キャリアのための前記帯域幅スケーリングファクタは、前記フレキシブル帯域幅キャリアのためのチップレートディバイダに等しい、
C49に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C56]
前記決定されたTTIは、通常帯域幅キャリアシステムに関する有効なTTIである、
C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C57]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フレキシブル帯域幅キャリアにわたる前記SRBのための前記SRBレートを維持するのを容易にするために、複数のトランスポートブロックを連結するようにさらに構成される、
C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C58]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、同じ論理チャネルからの2つ以上のトランスポートブロックを含む、
C57に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C59]
前記複数の連結されたトランスポートブロックは、異なる論理チャネルからの少なくとも2つのトランスポートブロックを含む、
C57に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C60]
前記通常帯域幅キャリアにわたる前記シグナリングのための前記シグナリングレートの前記一部分は、前記フレキシブル帯域幅キャリアのための帯域幅スケーリングファクタまたはチップレートディバイダに基づく拡張されたレートを上回る、
C46に記載のワイヤレス通信デバイス。