JP5929583B2 - 非同期最大n値検出回路及び衛星信号捕捉装置 - Google Patents

非同期最大n値検出回路及び衛星信号捕捉装置 Download PDF

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本発明は、非同期で最大N値を検出する回路等に関する。
従来より、入力データの中から最大値を検出する回路が知られている。例えば、特許文献1には、入力データの中から最大値を検出するための検出回路が開示されている。この最大値検出回路は、1クロック毎に外部システムから供給されるデータと、レジスタに格納されたデータとの大小を比較し、値が大きい方のデータをレジスタに更新・記憶させることで、入力データのうちの最大値を検出するものである。
特開2004−73735号公報
上記のような従来から知られている最大値の検出回路は、同期設計手法に基づいて設計された同期式の検出回路である。つまり、検出回路を構成する回路ブロックは、クロック信号に同期して動作するように設計されている。
しかし、このような同期式回路では、クロック信号の大電流化やクロックスキューの問題が発生するという問題がある。また、その他にも、クロック周波数以上の回路動作の高速化が望めなかったり、クロック周波数に比例して回路全体の消費電力が増大するといった、同期式回路特有の問題をはらんでいる。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省電力化を図りつつ、なおかつ高速動作が可能であって、入力データのうち最大値を最上位とする上位N個(最大N値)のデータを検出することのできる新しい回路を提案することにある。
以上の課題を解決するための第1の形態は、N個(N≧2)のレジスタと、前記各レジスタに対応して、当該レジスタに格納されたデータを2線符号化して出力するN個の2線符号化器と、(N−1)個の選択回路をトーナメント型に構成して、前記N個の2線符号化器の出力データの中から最小の出力データを選択するトーナメント型選択回路と、所与の入力データを2線符号化して出力する入力データ2線符号化器と、前記入力データ2線符号化器の出力データと、前記トーナメント型選択回路により選択された最小の出力データとの大小を比較する比較器と、前記比較器による比較の結果、前記入力データ2線符号化器の出力データの方が大きい場合に、前記最小の出力データを格納するレジスタの記憶内容を前記入力データ2線符号化器の出力データに書き換える制御を行う制御回路と、を備え、前記入力データ2線符号化器にM個(M≧N)の入力データが順次入力されると、当該M個の入力データのうち上位N個のデータが前記レジスタに格納されることを特徴とする非同期最大N値検出回路である。
この第1の形態によれば、N個(N≧2)のレジスタに格納されたデータが、それぞれ対応するN個の2線符号化器によって2線符号化される。トーナメント型選択回路によって、N個の2線符号化器の出力データの中から最小の出力データが選択される。(N−1)個の選択回路をトーナメント型に構成することで、レジスタに格納されたデータのうち最小のデータを簡単に選択することができる。
その一方で、所与の入力データが入力データ2線符号化器によって2線符号化され、当該入力データ2線符号化器の出力データと、トーナメント型選択回路により選択された最小の出力データとの大小が比較器によって比較される。そして、比較器による比較の結果、入力データ2線符号化器の出力データの方が大きい場合に、最小の出力データを格納するレジスタの記憶内容を入力データ2線符号化器の出力データに書き換える制御が制御回路によって行われる。この場合、入力データ2線符号化器にM個(M≧N)の入力データが順次入力されると、当該M個の入力データのうち最大値を最上位とする上位N個のデータがレジスタに格納される。従って、上記の構成により、M個の入力データのうちの最大N値のデータを検出することができる。
本形態の最大N値検出回路は、非同期回路である。同期設計手法で最大N値検出回路を構成した場合は、クロック信号によって全ての回路が駆動されるため、最も動作の遅い回路によって全体のパフォーマンスが決まる最悪ケース・シナリオに従う。しかし、本形態の最大N値検出回路は、2線符号化方式を採用した非同期式の検出回路であり、都度必要な回路のみがイベント・ドリブンに動作する平均ケース・シナリオに従うため、最大N値検出回路全体として高速な回路動作を実現することができる。また、クロック信号を必要としないため、回路全体として消費電力を削減することができる。
また、第2の形態として、第1の形態の非同期最大N値検出回路における前記制御回路が、前記(N−1)個の選択回路それぞれの選択結果に基づいて、前記最小の出力データを格納するレジスタを判定する、非同期最大N値検出回路を構成することとしてもよい。
この第2の形態によれば、制御回路は、(N−1)個の選択回路それぞれの選択結果を参照することで、最小の出力データを格納するレジスタを簡易且つ適切に判定することができる。
また、第3の形態として、第1又は第2の形態の非同期最大N値検出回路において、前記レジスタと前記2線符号化器の間に設け、前記レジスタに格納されたデータの絶対値を演算して前記2線符号化器に出力するN個の絶対値演算器を更に備えた、非同期最大N値検出回路を構成することとしてもよい。
この第3の形態によれば、レジスタと2線符号化器の間に絶対値演算器を設けることで、レジスタに格納されたデータの絶対値が2線符号化されてトーナメント型選択回路に供給される。これにより、トーナメント型選択回路では、レジスタに格納されたデータのうちの絶対値が最小のデータが選択されることになる。その結果、M個の入力データのうち絶対値が最も大きいデータを最上位とする上位N個のデータをレジスタに格納することが可能となる。
また、第4の形態として、第1〜第3の何れかの形態の非同期最大N値検出回路において、前記2線符号化器及び前記入力データ2線符号化器は、外部システムからの動作指示信号に従って2線符号化の動作を実行し、前記制御回路は、制御動作完了信号を前記外部システムに出力し、前記動作指示信号及び前記制御動作完了信号に係る前記外部システムとの通信が4相ハンドシェイキングのプロトコルによって実現されていることを特徴とする非同期最大N値検出回路を構成することとしてもよい。
この第4の形態によれば、2線符号化器及び入力データ2線符号化器は、外部システムからの動作指示信号に従って2線符号化の動作を実行する。また、制御回路は、制御動作完了信号を外部システムに出力する。本形態では、動作指示信号及び制御動作完了信号に係る外部システムとの通信が4相ハンドシェイキングのプロトコルによって実現されるため、制御回路と外部システムとの間で互いの動作状態を把握した上で、矛盾のない回路動作を実現することが可能となる。
また、第5の形態として、衛星信号を受信した受信信号とレプリカコードとの相関演算を行う相関演算回路と、前記相関演算回路による相関値のデータを前記入力データとする請求項1〜4の何れか一項に記載の非同期最大N値検出回路と、前記非同期最大N値検出回路のレジスタに格納されたデータを用いて前記衛星信号を捕捉する捕捉部と、を備えた衛星信号捕捉装置を構成することとしてもよい。
この第5の形態によれば、相関演算回路が、衛星信号を受信した受信信号とレプリカコードとの相関演算を行う。そして、相関演算回路による相関値のデータが入力データとして上記の形態の非同期最大N値検出回路に入力される。これにより、相関値のデータのうちの最大N値を検出することが可能となる。そして、捕捉部が、非同期最大N値検出回路のレジスタに格納されたデータ、すなわち検出された最大N値の相関値を用いることで、衛星信号を捕捉することが可能となる。
GPS受信機の機能構成の一例を示すブロック図。 非同期最大N値検出回路の回路構成の一例を示す図。 衛星信号捕捉処理の流れを示すフローチャート。 非同期絶対値最大N値検出回路の回路構成の一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明を適用した好適な実施形態の一例について説明する。本実施形態は、衛星測位システムの一種であるGPSの受信機に本発明を適用した実施形態である。本発明を適用可能な形態が以下説明する実施形態に限定されるわけでないことは勿論である。
GPS衛星から送出されるGPS衛星信号は、C/A(Coarse and Acquisition)コードと呼ばれるGPS衛星毎に異なる拡散符号で変調されている。GPS受信機は、微弱な受信信号の中からGPS衛星信号を捕捉するために、受信信号とC/Aコードを模擬したレプリカコードとの相関演算を行ってGPS衛星信号を捕捉する。そして、捕捉したGPS衛星信号を利用して、例えば擬似距離を利用した位置計算を行って、GPS受信機の位置を算出する。
1.GPS受信機
図1は、衛星信号受信装置の一種であるGPS受信機1の機能構成の一例を示すブロック図である。GPS受信機1は、不図示のGPSアンテナで受信されたRF(Radio Frequency)信号からGPS衛星信号を捕捉し、捕捉したGPS衛星信号を利用して、位置を算出可能に構成された装置である。本実施形態では、GPS受信機1はGPS衛星信号の受信信号とレプリカコードとの相関演算を行ってGPS衛星信号を捕捉する衛星信号捕捉装置として機能する。
GPS受信機1は、RF受信回路部10と、ベースバンド処理回路部20とを備えて構成される。なお、RF受信回路部10と、ベースバンド処理回路部20とは、それぞれ別のLSI(Large Scale Integration)として製造することも、1チップとして製造することも可能である。
RF受信回路部10は、GPSアンテナから出力されるRF信号を受信する受信回路と、受信した信号(アナログ信号)を所与のサンプル時間間隔でサンプリングすることでA/D変換するA/D変換回路とを有し、受信信号をデジタル化された受信データとしてベースバンド処理回路部に出力する。
ベースバンド処理回路部20は、RF受信回路部10から出力される受信データに対して、搬送波(キャリア)の除去や相関演算等を行ってGPS衛星信号を捕捉する。そして、捕捉したGPS衛星信号から抽出した時刻情報や衛星軌道情報等を利用して、位置や時計誤差を算出する。
本実施形態において、ベースバンド処理回路部20は、主要な構成として、レプリカコード生成部50と、相関演算回路100と、非同期最大N値検出回路200と、処理部300と、記憶部400とを有して構成される。
レプリカコード生成部50は、GPS衛星信号の拡散符号であるC/A(Coarse and Acquisition)コードを模擬した擬似的なコードであるレプリカコードを生成する回路である。レプリカコード生成部50は、処理部300から出力されるPRN番号(衛星番号)及びレプリカ移相量に従って、当該PRN番号が割り当てられたGPS衛星に係るレプリカコードを指示された移相量で生成して相関演算回路100に出力する。レプリカコード生成部50は、コードNCO(Numerical Controlled Oscillator)等の発振器を有して構成される。
相関演算回路100は、RF受信回路部10から出力される受信信号と、レプリカコード生成部50から出力されるレプリカコードとの相関演算を行う回路部であり、複数の相関演算部110(110−1,110−2,110−3,・・・)と、メモリ部120とを有して構成される。複数の相関演算部110を設けているのは、受信信号とレプリカコードとの相関演算を、レプリカコードの位相を異ならせて並列的に行わせるためである。これは、衛星信号捕捉用の複数のチャンネルが設けられていることを意味する。
各相関演算部110は、RF受信回路部10から出力される受信信号と、レプリカコード生成部50から出力されるレプリカコードとの相関演算を行う。そして、その結果として得られる相関パワー値をメモリ部120に出力する。
メモリ部120は、相関演算部110によってそれぞれ演算された相関パワー値(Power)を記憶する記憶回路である。メモリ部120は、処理部300からの出力制御信号に従って、相関パワー値(Power)を1個ずつ非同期最大N値検出回路200に出力する。本実施形態では、M個の相関パワー値(Power[1]〜Power[M])が非同期最大N値検出回路200に順次に供給されることとして説明する。
非同期最大N値検出回路200は、メモリ部120から順次に供給されるM個の相関パワー値(Power[1]〜Power[M])のうち最大値を最上位とする上位N個の相関パワー値を検出する。但し、N≧2であり、M≧Nである。
非同期最大N値検出回路200には、処理部300から2線符号化動作指示信号(Put)と、リセット信号(Reset)とが入力される。また、非同期最大N値検出回路200からは、降順にN個の相関パワー値と、制御動作完了信号(Done)とが処理部300に出力される。非同期最大N値検出回路200の構成及び動作については、詳細に後述する。
処理部300は、ベースバンド処理回路部20の各機能部を統括的に制御する制御装置及び演算装置であり、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサーを有して構成される。
処理部300は、本実施形態に関わる主要な機能部として、相関演算制御部310と、検出回路制御部320と、衛星信号捕捉部330とを有する。本実施形態において、処理部300は、非同期最大N値検出回路200との間で通信を行う外部システムとして機能する。
記憶部400は、ベースバンド処理回路部20のシステムプログラムや、衛星捕捉・追尾機能、位置算出機能といった各種機能を実現するための各種プログラム、データ等を記憶する。また、各種処理の処理中データ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを有する。
2.非同期最大N値検出回路
図2は、非同期最大N値検出回路200の回路構成の一例を示す図である。以下参照する図面では、2線符号化されたデータの流れを太線で図示し、2線符号化されていないデータと区別する。また、ここでは、簡単な例として、レジスタの個数を4個とし(N=4)、M個の相関パワー値のうち上位4個の相関パワー値を検出する非同期最大4相関パワー値検出回路の構成として図示・説明する。
非同期最大N値検出回路200は、第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4の4個(=N個)のレジスタRegと、第1の2線符号化器Enc1〜第4の2線符号化器Enc4の4個の2線符号化器Encと、トーナメント型選択回路TSと、入力データ2線符号化器Enc0と、入力データ比較器Comp0と、制御回路Ctrlとを有して構成される。
第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4には、相関パワー値のうち最大値から順番に4個のデータがそれぞれ格納される。これらのレジスタRegは、制御回路Ctrlから出力される取込指示信号Wr1〜Wr4に従って、データバス上を伝送している相関パワー値(Power)を取り込む。また、これらのレジスタRegは、処理部300から出力されるリセット信号(Reset)に従って、その記憶内容がリセットされる。
第1の2線符号化器Enc1〜第4の2線符号化器Enc4は、第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4のそれぞれに対応して、当該レジスタRegに格納されたデータを2線符号化してトーナメント型選択回路TSに出力する。これらの2線符号化器Encは、処理部300から出力される2線符号化動作指示信号Putに従って、対応するレジスタRegに格納されたデータを2線符号化して出力する。
表1に、2線符号化方式の真理値表を示す。
Figure 0005929583
2線符号化方式は、1ビットのデータbを2本の信号線対“(b_1,b_0)”を用いて表現する方式である。“b_1”が肯定の信号線に対応し、“b_0”が否定の信号線に対応する。
2線符号化方式では、データbは、有効符号語である“1”或いは“0”、又は無効符号語である“Null”の何れかをとる。2線符号化により、有効符号語である“0”は“(0,1)”に変換され、有効符号語である“1”は“(1,0)”に変換される。無効符号語である“Null”は“(0,0)”に変換される。なお、“(1,1)”は“Inhibit”と呼び、動作上とり得ない不正値である。
非同期回路では、この2線符号化方式に従って2線符号化したビット値を用いて、回路ブロック間でのデータの入出力を行う。データの入出力は、有効符号語“1”或いは“0”を用いて行われる。無効符号語“Null”は、非動作時や、各データ間の区切りに用いられる。同一の有効符号語が連続して送信されると、受信側ではデータの区切りを識別することができないため、有効符号語と無効符号語とを交互に伝送することで、有効符号語の識別を可能にしている。
トーナメント型選択回路TSは、3個(=N−1個)の選択回路S1〜S3をトーナメント型に配置して構成される。具体的には、第1の2線符号化器Enc1及び第2の2線符号化器Enc2からデータを入力する第1の選択回路S1と、第3の2線符号化器Enc3及び第4の2線符号化器Enc4からデータを入力する第2の選択回路S2と、最上段に設けられた第3の選択回路S3との3個の選択回路Sを有して構成される。
各選択回路Sは、比較器CompとマルチプレクサMUXとを有して構成される。すなわち、第1の選択回路S1は第1の比較器Comp1と第1のマルチプレクサMUX1とを有し、第2の選択回路S2は第2の比較器Comp2と第2のマルチプレクサMUX2とを有し、第3の選択回路S3は第3の比較器Comp3と第3のマルチプレクサMUX3とを有して構成される。
比較器Compは、入力される2線符号化されたデータの値の大小を比較する回路素子であり、コンパレーターとして知られるものである。比較器Compは、2つのデータの大小を比較し、比較動作が完了したことを示す比較動作完了信号CDoneと、大小の比較の結果を示す比較結果信号Cpとを、対応するマルチプレクサMUXと、制御回路Ctrlとに出力する。この際、比較器Compは、信号を2線符号化して出力する。
比較動作完了信号CDoneは、例えば、比較が完了していない状態を“0”、比較が完了した状態を“1”とする。そして、比較が完了した場合に、“1”を2線符号化することで得られる(1,0)を出力することによって、比較動作の完了をマルチプレクサMUX及び制御回路Ctrlに通知する。
比較結果信号Cpは、例えば、当該比較器に入力される2個ずつのデータの組合せについて、図面向かって左側のデータ線を伝送してきたデータが右側のデータ線を伝送してきたデータよりも小さい場合に“1”を、逆の場合に“0”を出力するように構成されている。例えば、第1の比較器Comp1は、第1の2線符号化器Enc1から入力したデータが第2の2線符号化器Enc2から入力したデータよりも小さい場合には比較結果信号Cpを“1”とし、これを2線符号化した(1,0)を出力するように構成されている。逆の場合には、比較結果信号Cpを“0”とし、これを2線符号化した(0,1)を出力するように構成されている。第2の比較器Comp2及び第3の比較器Comp3についても同様である。
比較動作完了信号CDoneと比較結果信号Cpとの区別は、無効符号語Nullを間に挟むことで実現することができる。すなわち、2線符号化方式では、有効符号語と無効符号語とを交互に伝送することで有効データの識別を可能にしている。そのため、比較動作完了信号CDone(1,0)を出力した後、無効符号後“Null”に相当する(0,0)を出力し、その後に比較結果信号Cpとして(0,1)又は(1,0)を出力することで、信号の受信側では2種類の信号を識別することができる。
マルチプレクサMUXは、当該マルチプレクサMUXに入力される2線符号化された2つのデータを、対応する比較器Compから出力される比較結果信号Cpに従って択一的に選択して出力する回路である。本実施形態では、マルチプレクサMUXは、2つのデータのうち値が小さい方のデータを比較結果信号Cpに従って選択して後段に出力する。
第1の選択回路S1では、第1の2線符号化器Enc1及び第2の2線符号化器Enc2でそれぞれ2線符号化されたデータの大小が比較され、そのうちの値の小さい方のデータが第3の選択回路S3に出力される。第2の選択回路S2では、第3の2線符号化器Enc3及び第4の2線符号化器Enc4でそれぞれ2線符号化されたデータの大小が比較され、そのうちの値の小さい方のデータが第3の選択回路S3に出力される。第3の選択回路S3では、第1の選択回路S1から出力される2線符号化されたデータと、第2の選択回路S2から出力される2線符号化されたデータとの大小が比較され、そのうちの値の小さい方のデータが入力データ比較器Comp0に出力される。
これにより、第3の選択回路S3から出力されるデータは、4個のレジスタReg1〜Reg4に格納されたデータのうち値が最小のデータとなる。この第3の選択回路S3から出力されるデータを「最上位選択データ」と称する。
入力データ2線符号化器Enc0は、メモリ部120から供給されるM個の相関パワー値(Power[1]〜Power[M])を入力データとし、当該入力データを2線符号化する。メモリ部120からは、処理部300の制御に従って相関パワー値が1個ずつ出力制御される。そして、入力データ2線符号化器Enc0は、処理部300から出力される2線符号化動作指示信号Putに従って、メモリ部120から供給された相関パワー値を2線符号化して出力する。
入力データ比較器Comp0は、入力データ2線符号化器Enc0から出力される2線符号化された相関パワー値のデータと、第3のマルチプレクサMUX3から出力される2線符号化されたデータとの大小を比較する。そして、第1の比較器Comp1〜第3の比較器Comp3と同様に、2線符号化した比較動作完了信号CDone0及び比較結果信号Cp0を制御回路Ctrlに出力する。入力データ比較器Comp0は、例えば、入力データが最上位選択データよりも小さい場合に“1”を、逆の場合に“0”を比較結果信号Cp0として制御回路Ctrlに出力するように構成されている。
2線符号化された相関パワー値のうち、肯定線のデータ値は、第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4に並列的に接続されたデータバス上にのせられる。表1の真理値表によれば、データ値“0”は2線符号化によって(0,1)に変換され、データ値“1”は2線符号化によって(1,0)に変換される。つまり、2線符号化されたデータのうち肯定線のビット値は、2線符号化される前のビット値と同じである。実際には相関パワー値は1ビットではなく複数ビットで表現されるが、各ビット値を2線符号化した場合に肯定線のビット値は変わらないため、本実施形態では、2線符号化された相関パワー値のうちの肯定線のデータ値がレジスタRegに伝送されるように回路を構成している。
なお、このように回路を構成する代わりに、入力データ2線符号化器Enc0とレジスタRegとを結ぶデータバス上に2線復号器を設けることとしてもよい。つまり、入力データ2線符号化器Enc0によって2線符号化された相関パワー値を2線復号器で2線復号し、2線復号されたデータがレジスタRegに書き込まれるように回路を構成することとしてもよい。
制御回路Ctrlは、非同期最大N値検出回路200を統括的に制御する制御部であり、2線符号化されたデータを復号するための2線復号器Decを有して構成される。2線復号器Decは、第1の比較器Comp1〜第3の比較器Comp3及び入力データ比較器Comp0からそれぞれ出力される2線符号化された比較動作完了信号CDone及び比較結果信号Cpを2線復号する。そして、2線復号した比較結果信号Cpに基づいて、レジスタRegの内容を入力データで書き換えるか否かの制御を行う。
具体的には、制御回路Ctrlは、各比較器Compから入力した比較結果信号Cpに基づいて、4個のレジスタRegのうち値が最も小さいデータが格納されているレジスタRegを判定する。つまり、3個(=N−1個)の選択回路S1〜S3それぞれの選択結果に基づいて、最小の出力データを格納するレジスタRegを判定する。そして、入力データ比較器Comp0から入力した比較結果信号Cp0が、入力データ2線符号化器Enc0の出力データの方が大きいことを示している場合に、当該レジスタRegに取込指示信号Wrを出力することで、最小の出力データを格納するレジスタの記憶内容を入力データ2線符号化器Enc0の出力データに書き換える制御を行う。
値が大きい順に4個の相関パワー値を検出することが目的であるため、値が大きいデータでレジスタRegの内容を順次に書き換えていく必要がある。そこで、入力データが最上位選択データよりも大きい場合に、当該最上位選択データが格納されているレジスタRegの内容を入力データで書き換えるために、制御回路Ctrlが当該レジスタRegに取込指示信号Wrを出力して、データバス上の入力データを当該レジスタRegに取り込ませるように制御することになる。
3.処理の流れ
図3は、処理部300が実行する衛星信号捕捉処理の流れを示すフローチャートである。処理部300は、記憶部に記憶されているプログラムに従って、この衛星信号捕捉処理を実行する。
最初に、相関演算制御部310が、相関演算回路100による相関演算を制御する(ステップA1)。具体的には、レプリカコード生成部50に、捕捉対象とするGPS衛星(以下、「捕捉対象衛星」と称す。)のPRN番号を出力するとともに、レプリカコードの移相量を指示する。そして、相関演算回路100を構成する各相関演算部110に、受信信号とレプリカコードとの相関演算を、異なるレプリカコードの位相でそれぞれ行わせる。なお、衛星信号を捕捉する際には周波数方向のサーチも必要となるが、この場合のサーチ周波数は、ドップラー周波数の大凡の値を推定することによって定めることができる。
次いで、検出回路制御部320が、非同期最大N値検出回路200での相関パワー値の検出に係る制御を開始する。具体的には、検出回路制御部320は、メモリ部120に相関パワー値の出力制御信号を出力することで、相関パワー値1個を非同期最大N値検出回路200に出力制御する(ステップA3)。
次いで、検出回路制御部320は、2線符号化動作指示信号Putをアサートする(ステップA5)。これを受けて、非同期最大N値検出回路200の第1の2線符号化器Enc1〜第4の2線符号化器Enc4は、第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4に格納されたデータをそれぞれ2線符号化する。また、入力データ2線符号化器Enc0は、メモリ部120から供給された相関パワー値を2線符号化する。
次いで、検出回路制御部320は、非同期最大N値検出回路200の制御回路Ctrlの制御動作完了信号Doneがアサートされるまで待機し(ステップA7;No)、アサートされたと判定したならば(ステップA7;Yes)、2線符号化動作指示信号Putをネゲートする(ステップA9)。これを受けて、第1の2線符号化器Enc1〜第4の2線符号化器Enc4及び入力データ2線符号化器Enc0は、2線符号化の実行を停止する。また、2線符号化動作指示信号Putのネゲートを受けて、制御回路Ctrlは制御動作完了信号Doneをネゲートする。
本実施形態では、処理部300と制御回路Ctrlとの間で、2線符号化動作指示信号Putと制御動作完了信号Doneとを用いた4相ハンドシェイキングのプロトコルによる通信が実現される。具体的には、処理部300が2線符号化動作指示信号Putをアサートすると、制御回路Ctrlは、入力データの書き換えに係る制御動作を実行する。そして、制御動作が完了すると、制御回路Ctrlは、制御動作完了信号Doneをアサートする。処理部300は、制御回路Ctrlが制御動作完了信号Doneをアサートしたことを受けて、2線符号化動作指示信号Putをネゲートする。そして、制御回路Ctrlは、処理部300が2線符号化動作指示信号Putをネゲートしたことを受けて、制御動作完了信号Doneをネゲートする。
次いで、検出回路制御部320は、全ての相関パワー値について制御回路Ctrlによる制御動作が完了したか否かを判定し(ステップA11)、まだ完了していないと判定したならば(ステップA11;No)、ステップA3に戻る。また、完了したと判定したならば(ステップA11;Yes)、非同期最大N値検出回路200のレジスタRegから相関パワー値を読み出す(ステップA13)。
その後、衛星信号捕捉部330が、衛星信号捕捉判定を行う(ステップA15)。具体的には、例えば、各レジスタRegから読み出した相関パワー値の平均値を算出する。算出した相関パワー値の平均値が所定の閾値を超えている場合は、捕捉対象衛星からの衛星信号の捕捉に成功したと判定する。そして、各レジスタRegから読み出した相関パワー値に基づいてコード位相を判定する。
最後に、検出回路制御部320は、非同期最大N値検出回路200にリセット信号(Reset)を出力することによってレジスタRegの記憶内容をリセットする制御を行った後(ステップA17)、衛星信号捕捉処理を終了する。
4.作用効果
非同期最大N値検出回路200において、N個(N≧2)のレジスタRegに格納されたデータが、それぞれ対応するN個の2線符号化器Encによって2線符号化される。トーナメント型選択回路TSによって、N個の2線符号化器Encの出力データの中から最小の出力データが選択される。一方で、相関演算回路100が相関演算を行って算出した相関パワー値がメモリ部120に格納され、処理部300の制御に従って、当該メモリ部120から相関パワー値が1個ずつ非同期最大N値検出回路200に出力される。
非同期最大N値検出回路200では、入力された相関パワー値が入力データ2線符号化器Enc0によって2線符号化される。そして、当該入力データ2線符号化器Enc0の出力データと、トーナメント型選択回路TSにより選択された最小の出力データとの大小が入力データ比較器Comp0によって比較される。そして、入力データ比較器Comp0による比較の結果、入力データ2線符号化器Enc0の出力データの方が大きい場合に、最小の出力データを格納するレジスタRegの記憶内容を入力データ2線符号化器Enc0の出力データに書き換える制御が制御回路Ctrlによって行われる。この場合、入力データ2線符号化器Enc0にM個(M≧N)の相関パワー値が順次に入力されると、当該M個の相関パワー値のうち最大値を最上位とする上位N個の相関パワー値がレジスタRegに格納される。従って、上記の構成により、M個の相関パワー値のうちの最大N値を検出することができる。
本形態の最大N値検出回路は、非同期設計手法で構成された検出回路である。同期設計手法で最大N値相関パワー値検出回路を構成した場合は、GPS受信機1に設けられるクロック(例えばTCXO(Temperature Compensated Crystal Oscillator))のクロック信号によって最大N値検出回路を構成する各回路が駆動されるため、最も動作の遅い回路によって全体のパフォーマンスが決まる最悪ケース・シナリオに従うことになる。しかし、本形態の最大N値検出回路は、2線符号化方式を採用した非同期式の検出回路であり、都度必要な回路のみがイベント・ドリブンに動作する平均ケース・シナリオに従うため、最大N値検出回路全体として高速な回路動作を実現することができる。また、クロックを必要としないため、回路全体として省電力化を図ることが可能であるとともに、クロック信号の伝播遅延や回路の配線遅延等に起因するクロックスキューといった問題の発生も併せて回避することができる。
5.変形例
本発明を適用可能な実施例は、上記の実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。以下、変形例について説明する。
5−1.適用例
本発明の非同期最大N値検出回路は、上記の実施形態で説明したような衛星信号捕捉装置に内蔵して利用する他、種々の装置や電子機器に搭載して利用することが可能である。例えば、画像処理を行う画像処理装置や、音声処理を行う音声処理装置に本発明の非同期最大N値検出回路を内蔵して利用することとしてもよい。
例えば、画像処理装置において入力画像に対するフィルターリング処理(例えば特徴抽出処理や平滑化処理)を行うに当たり、その前処理として輝度値の分布を調べることを目的として、例えば各画素の輝度値のデータを入力データとして最大N値の検出を行うこととしてもよい。
また、GPSのようにBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式で変調された信号を受信する受信装置ではなく、例えばQAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で変調された信号を受信する受信装置に、本発明の非同期最大N値検出回路を内蔵してもよい。この場合は、受信装置に設けられる複素相関器で演算された複素相関値や、複素相関値の実部及び虚部を用いて計算されるパワー値を入力データとすることで、上記の実施形態と同様に最大N値の検出を行うことが可能となる。
5−2.絶対値の最大N値検出
図4は、変形例における非同期絶対値最大N値検出回路220の回路構成の一例を示す図である。図2に例示した検出回路と同様に、レジスタRegの個数を4個とする場合を例示して説明する(N=4)。
この非同期絶対値最大N値検出回路220では、レジスタRegと2線符号化器Encとの間に、レジスタRegに格納されたデータの絶対値を演算して2線符号化器に出力する4個(=N個)の絶対値演算器Absが設けられている。つまり、第1のレジスタReg1〜第4のレジスタReg4それぞれに対応付けて、当該レジスタRegに格納されたデータの絶対値を演算するための第1の絶対値演算器Abs1〜第4の絶対値演算器Abs4が設けられている。
また、図2で説明した非同期最大N値検出回路と異なり、入力データ比較器Comp0は、入力データ2線符号化器Enc0の出力データの絶対値を演算した絶対値出力データと、トーナメント型選択回路TSにより選択された最小の出力データとの大小を比較するように構成されている。これは、トーナメント型選択回路TSにより選択された最小の出力データは、その前段部分に設けられた絶対値演算器Absによって絶対値が演算されていることから、絶対値同士で値の比較を行う必要があるためである。この場合、レジスタRegには、M個の入力データのうち絶対値が最大のものを最上位とする上位4個のデータがレジスタRegに格納されることになる。
この非同期最大N値検出回路を上記の実施形態におけるGPS受信機1に適用する場合は、例えば、相関演算部で演算される相関値の絶対値が大きいものから上位所定数の相関値を検出する用途に用いることができる。
5−3.最小N値検出回路
上記の実施形態では、M個の入力データのうち上位N個のデータを検出する検出回路の実施形態について説明したが、図2と同じ回路構成によって、M個の入力データのうち最小値を最下位とする下位N個のデータを検出する検出回路(非同期最小N値検出回路)を実現可能であることは言うまでもない。また、図4と同じ回路構成によって、M個の入力データのうち絶対値の最小のものを最下位とする下位N個のデータを検出する検出回路(非同期絶対値最小N値検出回路)を実現可能であることも言うまでもない。
5−4.レジスタの個数及びトーナメント型選択回路
上記の実施形態では、レジスタの個数Nを4個としたが(N=4)、これはあくまでも一例に過ぎず、例えばNは2以上であればよい(N≧2)。また、この場合、選択回路をどのように配置構成してトーナメント型選択回路を形成するかは自由に決定することができる。
5−5.電子機器
上記の実施形態で説明した衛星信号捕捉装置は、例えば、携帯型電話機やカーナビゲーション装置、携帯型ナビゲーション装置、パソコン、PDA(Personal Digital Assistance)、歩数計、腕時計といった種々の電子機器に搭載して利用することが可能である。
5−6.衛星測位システム
また、上記の実施形態では、衛星測位システムとしてGPSを適用したが、WAAS(Wide Area Augmentation System)やQZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO等の衛星測位システムを適用してもよいことは勿論である。
1 GPS受信機、 10 RF受信回路部、 20 ベースバンド処理回路部、 50 レプリカコード生成部、 100 相関演算回路、 110 相関演算部、 120 メモリ部、 200 非同期最大N値検出回路、 220 非同期絶対値最大N値検出回路、 300 処理部、 310 相関演算制御部、 320 検出回路制御部、 330 衛星信号捕捉部、 400 記憶部

Claims (5)

  1. N個(N≧2)のレジスタと、
    前記各レジスタに対応して、当該レジスタに格納されたデータを2線符号化して出力するN個の2線符号化器と、
    (N−1)個の選択回路をトーナメント型に構成して、前記N個の2線符号化器の出力データの中から最小の出力データを選択するトーナメント型選択回路と、
    所与の入力データを2線符号化して出力する入力データ2線符号化器と、
    前記入力データ2線符号化器の出力データと、前記トーナメント型選択回路により選択された最小の出力データとの大小を比較する比較器と、
    前記比較器による比較の結果、前記入力データ2線符号化器の出力データの方が大きい場合に、前記最小の出力データを格納するレジスタの記憶内容を前記入力データ2線符号化器の出力データに書き換える制御を行う制御回路と、
    を備え、前記入力データ2線符号化器にM個(M≧N)の入力データが順次入力されると、当該M個の入力データのうち上位N個のデータが前記レジスタに格納されることを特徴とする非同期最大N値検出回路。
  2. 前記制御回路は、前記(N−1)個の選択回路それぞれの選択結果に基づいて、前記最小の出力データを格納するレジスタを判定する、
    請求項1に記載の非同期最大N値検出回路。
  3. 前記レジスタと前記2線符号化器の間に設け、前記レジスタに格納されたデータの絶対値を演算して前記2線符号化器に出力するN個の絶対値演算器を更に備えた、
    請求項1又は2に記載の非同期最大N値検出回路。
  4. 前記2線符号化器及び前記入力データ2線符号化器は、外部システムからの動作指示信号に従って2線符号化の動作を実行し、
    前記制御回路は、制御動作完了信号を前記外部システムに出力し、
    前記動作指示信号及び前記制御動作完了信号に係る前記外部システムとの通信が4相ハンドシェイキングのプロトコルによって実現されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の非同期最大N値検出回路。
  5. 衛星信号を受信した受信信号とレプリカコードとの相関演算を行う相関演算回路と、
    前記相関演算回路による相関値のデータを前記入力データとする請求項1〜4の何れか一項に記載の非同期最大N値検出回路と、
    前記非同期最大N値検出回路のレジスタに格納されたデータを用いて前記衛星信号を捕捉する捕捉部と、
    を備えた衛星信号捕捉装置。
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