JP5929446B2 - ポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラム - Google Patents

ポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、買上げ金額などに応じたポイントが顧客に提供されるようにしたポイントサービスシステムにおいて、余分な商品購入をすることなく追加のポイントを獲得できるポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラムに関する。
スーパーマーケット、量販店などの売場では、買物客の購買意欲を促進するために種々の試みがなされている。その一例として、買物客の商品買上げ時の会計の度にレシートにその金額に応じたポイント数を印字し、そのポイント数の累積が或る基準値以上に達するとそのポイント数に応じて景品/サービス券/金券などと交換できるポイントサービスシステムが知られている。
買物客の中には、たとえば商品を買物かごに入れながら、逐次、現在の購入金額やポイント獲得金額までの不足分などを暗算により求めている人も多い。その不足分の金額が少額の場合には、少なくともその金額に相当する商品を探して追加購入すれば、追加のポイントを獲得できることになる。
しかし、購入商品の数が多い場合には、計算が困難になり、しかも、実際の正確な購入金額や獲得ポイント数を知るのは、レジで精算したときであるので、誰もがポイントのカウント金額を考慮しながら買物をすることができるとは限らない。このため、たとえば、200円の購入で1ポイントが発行される設定の場合、購入した商品の合計(買上げ)金額が、たとえば、599円ならば、2ポイントが発行される。このとき、ポイント対象の金額である400円を超えた端数の199円が、ポイントのカウント金額の200円に1円不足しているということで、ポイント計算対象金額から切り捨てられることになる。これは、特にポイントをためている買物客にとっては、損をしたような心理状態になってしまう。
これに対し、精算をするときに、ポイントの追加発行に必要な不足金額と、不足金額以上でその金額に近い価格の商品情報とをディスプレイに表示させて買物客に追加購入を提案するようにした技術が知られている(たとえば、特許文献1,2参照)。これにより、買物客は、精算をしているときに、ポイントの追加獲得のために購入可能な商品情報を見ることができ、その情報を基にして不本意であるかもしれないが適当な価格の商品を追加購入することにより、ポイントを追加することができる。
このような場合、たとえば、買物客は、いったん精算をキャンセルまたは保留し、レジから離れて不足金額に達する金額の商品を探し、追加購入する商品を持って、再度、レジ待ちの列の最終に並び直すことになる。
特開平10−188137号公報 特開2003−256933号公報
上記の従来の技術では、店舗にとっては、追加購入可能なシステムにすることで、販売促進が図れる反面、買物客にとっては、不足金額丁度の商品に限りがあるため、ポイントの追加獲得のためにどうしても無用な買物をしてしまうという問題点があった。また、レジ待ちの列への並び直しのことを考えると、買物客は、不足分に相当する買物をしようという意欲が沸かず、逆に、損をしたような感を持ってしまうと、店舗の評判を落とすようなことにもなりかねない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ポイントの追加獲得のために敢えて無用な買物をしなくて済むようなポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、精算処理中のポイント計算対象金額を求め、前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントを計算するポイント計算部と、追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算する不足金額計算部と、前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する不足金額登録部と、を備えていることを特徴とするポイント管理装置が提供される。
また、本発明では、精算処理中のポイント計算対象金額と前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントとを計算し、追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算し、前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する、ことで、前記ポイント補充金券を発行するための準備を行うことを特徴とするポイント管理方法が提供される。
さらに、本発明では、コンピュータに、ポイント補充金券を利用するかどうかの判断を前記ポイント補充金券の利用指示に基づいて行い、前記ポイント補充金券に記載された情報を取得して登録し、精算処理中のポイント計算対象金額から前記ポイント補充金券の額面金額を減算してポイント計算対象補正金額を算出し、精算処理中の前記ポイント計算対象金額と前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントとを計算し、追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算し、前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する、処理を実行させることを特徴とするポイント管理プログラムが提供される。
このようなポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラムによれば、追加ポイントの付与に必要な不足金額が計算されるので、買物客は、追加のポイントを獲得するには、いくら必要であるかを認識することができる。ここで、不足金額分のポイント補充金券を先払いできるようになるので、買物客は、ポイント合わせのための追加の買物をする必要がなくなり、同時にポイントを増やすことができる。店舗は、ポイント補充金券を発行することで、リピータの囲い込みが可能になる。
上記構成のポイント管理装置、ポイント管理方法およびポイント管理プログラムは、追加のポイントを獲得するのに必要な端数の金額を次回の買物で使えるポイント補充金券で先払いできるようにした。このため、買物客は、追加ポイント獲得のための無用な商品購入をなくすことができるという利点がある。
ポイント補充金券は、発行された店舗または関連企業の店舗でのみ有効であるので、買物客のリピータを増やすことができる。しかも、買物客がポイントアップのためにレジから離れて追加の買物をしてしまうことがなくなるので、レジでの精算をスムーズに進めることができ、混雑時の待ち時間を減らすことが可能になる。
実施の形態に係る追加ポイント管理装置を示すブロック図である。 追加ポイント管理装置が適用されるPOSシステムの構成を示す図である。 キャッシャユニットのハードウェア構成例を示す図である。 追加ポイント管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 レシートの印刷例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、追加ポイント管理装置を、たとえば、スーパーマーケットなどに導入されているPOS(Point Of Sale)システムのPOS端末に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施の形態に係る追加ポイント管理装置を示すブロック図である。
追加ポイント管理装置は、ポイント補充金券利用判断部1と、ポイント補充金券情報登録部2と、ポイント計算対象補正金額計算部3と、ポイント計算部4と、不足金額計算部5と、不足金額登録部6とを備えている。
ポイント補充金券利用判断部1は、買物客からポイント補充金券の利用受け付けを行う。買物客からポイント補充金券を利用するとの申し出があった場合、POS端末のオペレータがポイント補充金券利用指示部7を操作すると、ポイント補充金券利用判断部1は、利用指示を受けてポイント補充金券が利用されると判断する。
ポイント補充金券情報登録部2は、ポイント補充金券に記載された情報を登録するもので、その情報は、ポイント補充金券情報取得部8から取得される。ポイント補充金券情報取得部8は、ポイント補充金券に記載された額面価格をオペレータが手入力することで、ポイント補充金券の情報を取得する。または、ポイント補充金券情報取得部8は、ポイント補充金券に印刷されたバーコードをスキャナで読み込むことによってポイント補充金券の情報を取得することもできる。
ポイント計算対象補正金額計算部3は、精算処理部9が精算処理中のポイント計算対象金額とポイント補充金券に記載された情報である額面金額とから、ポイント計算対象補正金額を計算する。ポイント計算対象補正金額は、ポイント計算対象金額から、前回の買物でポイント計算の対象となっていたポイント補充金券の額面金額を減算することによって計算される。そのポイント計算対象補正金額は、精算処理部9に通知される。
ポイント計算部4は、精算処理部9から精算処理中のポイント計算対象金額を取得し、このポイント計算対象金額に対して発生するポイントを計算する。ポイントは、ポイント計算対象金額をポイント付与単位金額で除算し、小数点以下を切り捨てることによって計算される。ここでのポイント付与単位金額とは、ポイントを付与するときの最小金額である。
不足金額計算部5は、追加ポイントの付与(ポイントアップ)に必要な不足金額を計算する。不足金額は、ポイント計算対象金額またはポイント計算対象補正金額からポイント計算部4で計算されたポイントとポイント付与単位金額との積を差し引いた金額に対し、ポイント付与単位金額との差を計算することで求められる。このようにして計算された不足金額は、不足金額表示部10に表示され、買物客に、不足金額分の額面のポイント補充金券を購入することで追加ポイントが付与されることを案内する。なお、計算された不足金額がゼロの場合、つまり、ポイント計算対象金額またはポイント計算対象補正金額がポイント付与単位金額の整数倍であるときには、不足金額表示部10による表示をすることなく、精算処理部9に通知される。
不足金額登録部6は、不足金額表示部10を見た買物客がポイント補充金券の購入に同意し、その旨がポイント補充金券発行指示部11によって指示されると、その不足金額のポイント補充金券をポイント計算対象金額として登録し、精算処理部9に通知する。
精算処理部9では、レシートを印刷するときに、ポイント補充金券の登録があれば、レシートにポイント補充金券も一緒に印刷する。
この追加ポイント管理装置によれば、買物客は、精算中に、不足金額表示部10の表示を見てポイント計算対象の金額をチェックしながら、追加ポイント獲得のためのポイント補充金券の購入の可否を選択することができる。ポイント補充金券は、次回の買物のときに支払いに充当できるので無駄にはならず、買物客は、追加ポイント獲得のための無用な商品購入をしなくて済むようになる。ポイント付与単位金額は、端数のない金額であることが多いので、精算時に小銭による支払いがなくなることから、精算をスムーズに行うことができる。買物客は、ポイントアップの金額を考慮(暗算)しながら買物を行う必要がなくなる。そして、買物客は、精算金額がポイント付与金額丁度の金額になると、お得感を持つのに対し、ポイントアップ不足金額が少なければ少ない程、悔やまれ感を強く持つが、それが解消される。
一方、店舗側としては、ポイント補充金券の額面金額分が先払いされることになるので、預かり金が発生し、次回の来店を約束することになるので、買物客のリピータが増えて売上向上に繋がる。精算の途中にポイントアップ不足金額分に相当する商品を追加購入しようとする買物客がいなくなるので、精算をスムーズに進めることができ、レジでの混雑緩和に役立ち、店舗への買物客イメージが向上する。また、小銭の釣銭が減ることから、小銭の釣銭準備金を少なくすることができる。
図2は追加ポイント管理装置が適用されるPOSシステムの構成を示す図である。
POSシステムは、POSサーバ20と1台または複数台のPOS端末21(図示は1台)とを備え、販売時点情報管理を行う。POSサーバ20とPOS端末21とは、ネットワーク22を介して通信可能に接続されている。
POSサーバ20は、POS端末21により登録された販売情報およびポイント情報を一元管理する。また、POSサーバ20は、商品を識別するための商品コードや価格などを登録した商品マスタを管理する。
POS端末21は、キャッシャユニット23とチェッカユニット24とを有している。キャッシャユニット23は、主として販売代金の受領作業を行うためのユニットである。キャッシャユニット23は、制御ユニット25、キーボード26、自動釣銭機27、キャッシュドロア28、自動釣札機29、磁気カードリーダ30、タッチパネル31、ディスプレイ32、カスタマディスプレイ33、およびプリンタ34を有している。
制御ユニット25は、キャッシャユニット23を制御するとともに、POS端末21を統括的に制御するコンピュータである。自動釣銭機27は、客から受け取った硬貨の入金と釣銭の出金とを行う。自動釣札機29は、客から受け取った紙幣の入金と釣札の出金とを行う。キャッシュドロア28は、硬貨および紙幣を収納する収納庫である。ディスプレイ32は、取引作業を行うための所定のGUI(Graphical User Interface)を表示する。ディスプレイ32は、たとえば、液晶表示装置である。ディスプレイ32は、タッチパネル31の下層に位置している。ディスプレイ32に表示する画像は、タッチパネル31を透過して、オペレータから視認可能である。オペレータは、ディスプレイ32によって表示された画像を見ながら、タッチパネル31に対するタッチ操作を行うことができる。タッチパネル31は、図1のポイント補充金券利用指示部7およびポイント補充金券発行指示部11の一部に対応し、ポイント補充金券利用指示部7およびポイント補充金券発行指示部11で使用する「ポイント補充金券」ボタンを表示する。キーボード26は、ディスプレイ32に表示されたGUIを操作するための入力装置である。なお、ポイント補充金券利用指示部7は、「ポイント補充金券」ボタンを独立して表示するようにしたが、商品券やギフトカードなどの他の金券の使用を受け付けるボタンと共用してもよい。キーボード26は、図1のポイント補充金券情報取得部8の一部に対応するもので、ポイント補充金券情報を手入力で入力する場合に使用される。もちろん、キャッシャユニット23がハンディスキャナを備えている場合には、ポイント補充金券情報をそのハンディスキャナで読み取るようにすることができる。カスタマディスプレイ33は、買物客側に取引情報を表示する表示装置であり、商品購入代金の合計額、現金の預かり金額、釣銭金額などのほか、今回発生のポイント、ポイント補充金券を利用したときの金額、追加ポイント獲得に必要な不足金額などを表示する。カスタマディスプレイ33は、図1の不足金額表示部10の一部に対応する。磁気カードリーダ30は、クレジットカードやポイントカードなどが備える磁気ストライプに記録された情報を読み取る。プリンタ34は、客との取引結果をロール紙に印字してレシートを発行する印刷装置である。プリンタ34は、また、レシートにポイント補充金券も一緒に印刷することができる。
チェッカユニット24は、主として商品コードを入力して購入商品の登録作業を行うためのユニットである。チェッカユニット24は、レーン台35、支柱36、固定スキャナ37、多項目キーボード38、ディスプレイ39、カスタマディスプレイ40、タッチパネル41を有している。
レーン台35は、支柱36を支持する。また、レーン台35には、客が持参した買い物袋、商品が投入された買い物かご、商品登録が終わった商品を入れるかごなどを載置するのに使用される。支柱36は、固定スキャナ37、多項目キーボード38、ディスプレイ39、カスタマディスプレイ40、およびタッチパネル41を支持する。固定スキャナ37は、商品に付されたバーコードを読み取るための装置である。オペレータは、商品に付されたバーコードを固定スキャナ37に向けてかざすことで、固定スキャナ37を入力装置とした商品コードの入力を行う。商品コードの入力結果は、ディスプレイ39に表示されて、オペレータが商品コードの入力結果を確認することができる。固定スキャナ37は、図1のポイント補充金券情報取得部8に対応する。
タッチパネル41は、バーコードの付されていない商品(たとえば、ばら売りの野菜や魚などの生鮮食料品など)をディスプレイ39に表示される商品群から選択する入力装置である。カスタマディスプレイ40は、客側に取引情報を表示する表示装置であり、たとえば、商品コードを入力した商品の名称、単価などを表示する。多項目キーボード38は、オペレータの操作を受け付ける。
以上の構成のPOSシステムにおいて、買物客が買上げ商品の精算をするときは以下の手順で行われる。すなわち、買物客は、買上げ商品をPOSシステムのレジに持ってくる。すると、オペレータは、買上げ商品を固定スキャナ37で読み取って登録し、買上げ商品の登録が終了すると、買物客に小計(買上げ)金額を告げる。
このとき、カスタマディスプレイ33に、小計金額とともにポイントアップに必要な不足金額が表示され、買物客は、その小計金額ではポイントアップ不足金額が発生していることを認識することができる。たとえば、ポイント付与単位金額が200円で、小計金額が1168円なら、不足金額が32円であると表示される。
ここで、買物客がポイント補充金券による小計金額の補充登録を依頼したとすると、オペレータは、「ポイント補充金券」ボタンを押下する。これにより、たとえば、1168円で5ポイントだったものが、小計金額が1200円となるので、付与されるポイントは、6ポイントになる。そして、オペレータは、補充登録された後の小計金額で決済を行うことになる。
図3はキャッシャユニットのハードウェア構成例を示す図である。
キャッシャユニット23は、制御ユニット25に各種入出力装置を接続する。制御ユニット25は、CPU(Central Processing Unit)51によって装置全体が制御されている。CPU51には、バス52を介してRAM(Random Access Memory)53、ハードディスクドライブ(HDD)54、通信インタフェース55、グラフィック処理装置56、および入出力インタフェース57が接続されている。
RAM53には、CPU51に実行させるOS(Operating System)のプログラム、ポイントを管理するプログラム、追加ポイント管理プログラムなどのアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM53には、CPU51による処理に必要な各種データが格納される。ハードディスクドライブ54には、OSのプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置56には、ディスプレイ32、カスタマディスプレイ33が接続されている。グラフィック処理装置56は、CPU51からの命令に従って、画像をディスプレイ32およびカスタマディスプレイ33の画面に表示させる。
入出力インタフェース57には、キーボード26、自動釣銭機27、キャッシュドロア28、自動釣札機29、磁気カードリーダ30、タッチパネル31、プリンタ34、およびチェッカユニット24が接続されている。また、入出力インタフェース57は、可搬型記録媒体58(図示では光ディスク)への情報の書込み、および可搬型記録媒体58からの情報の読出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。なお、可搬型記録媒体58は、USB(Universal Serial Bus)メモリのような不揮発性のフラッシュメモリとしてもよい。入出力インタフェース57は、キーボード26およびタッチパネル31から送られてくる信号を、バス52を介してCPU51に送信する。入出力インタフェース57は、自動釣銭機27、キャッシュドロア28、自動釣札機29、磁気カードリーダ30、プリンタ34、可搬型記録媒体58およびチェッカユニット24との間で、バス52を介してCPU51と信号の送受信を行う。
通信インタフェース55は、たとえば、イーサネット(登録商標)規格のLAN(Local Area Network)機能が実装されている。通信インタフェース55は、ネットワーク22を介してPOSサーバ20に接続されており、POSサーバ20との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態における追加ポイント管理装置の処理機能を実現することができる。なお、POSサーバ20も制御ユニット25と同様のハードウェア構成で実現することができる。
追加ポイント管理装置の処理機能は、ハードディスクドライブ54に格納された追加ポイント管理プログラムをCPU51が実行することによって実現されるが、次に、その処理の流れについて説明する。
図4は追加ポイント管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、POSシステムが運用を開始すると、CPU51は、キャッシャユニット23のディスプレイ32に表示した「ポイント補充金券利用」ボタンの押下を監視している(ステップS1)。CPU51は、タッチパネル31の「ポイント補充金券利用」ボタンの押下を検出すると、ポイント補充金券の利用が宣言されたと判断する。
次に、CPU51は、利用するポイント補充金券の登録を行う(ステップS2)。このポイント補充金券の登録は、キャッシャユニット23のキーボード26によりポイント補充金券情報をオペレータが手入力することで行う。または、ポイント補充金券に印刷されたバーコードをスキャナで読み込むことによってポイント補充金券の情報を取得することもできる。
次に、CPU51は、ポイント計算対象金額からポイント補充金券の額面金額を減算してポイント計算対象補正金額を計算する(ステップS3)。このステップS3の処理は、前回の買物でポイント補充金券の額面金額がすでにポイント計算対象金額となっていたものであるので、今回の買物では、ポイント計算対象金額から除くようにしている。もちろん、ポイント補充金券の額面金額をポイント計算対象金額にするかどうかは、店舗側の販売戦略によるものであるので、設定によりこの処理をパスしてもよい。
また、ステップS1において、CPU51がタッチパネル31の「ポイント補充金券利用」ボタンの押下を検出できない場合には、ポイント補充金券は利用されないと判断し、ステップS2およびステップS3の処理をパスする。
以上のように、ステップS1からステップS3までの処理で、既に発行されたポイント補充金券を利用するかどうかの準備を行い、続いて、ポイント補充金券を発行するための準備に移る。
まず、CPU51は、ポイント計算対象金額を求め、そのポイント計算対象金額に対して発生するポイントを計算する(ステップS4)。ポイント計算対象金額は、買上げ商品の登録が終了した後に計算される小計金額であり、ポイント補充金券を利用する場合には、ステップS3にて計算されたポイント計算対象補正金額となる。
次に、CPU51は、ポイントアップに必要な不足金額が発生しているかどうかを判断する(ステップS5)。この不足金額の有無は、ポイント計算対象金額がステップS4で計算されたポイントとポイント付与単位金額との積に等しいかどうかで判断される。ポイント計算対象金額がポイントとポイント付与単位金額との積に等しければ、ポイントアップ不足金額なし、等しくなければ、ポイントアップ不足金額ありと判断される。
ポイントアップ不足金額があれば、CPU51は、その不足金額を、カスタマディスプレイ33に表示させ、買物客に、不足金額分のポイント補充金券を購入すれば、ポイントがアップすることを案内する(ステップS6)。
次に、CPU51は、キャッシャユニット23のディスプレイ32に表示した「ポイント補充金券発行」ボタンの押下を監視している(ステップS7)。買物客から不足金額分のポイント補充金券の購入指示を受けてオペレータがタッチパネル31の「ポイント補充金券発行」ボタンを押下すると、CPU51は、ポイント補充金券の発行が指示されたと判断する。
次に、CPU51は、ポイントアップ不足分金額を計算対象として登録する(ステップS8)。その後、処理は、ステップS4に戻り、ポイント計算対象金額と、発生ポイントとを再計算する。
ステップS5の判断にて、ポイントアップ不足金額がない場合、および、ステップS7の判断にて、「ポイント補充金券発行」ボタンの押下がない場合には、この追加ポイント管理装置の処理は、レシートを印刷し(ステップS9)、終了する。
図5はレシートの印刷例を示す図である。
CPU51は、精算処理の際に、プリンタ34によりレシートを印刷するとき、買上げ商品の項目の中にポイント補充金券の登録があるかどうかをチェックし、ポイント補充金券の登録がある場合に、ポイント補充金券をレシートに印刷する。図示の例では、レシート60は、買上げ商品の明細の印刷欄61と、ポイント明細の印刷欄62と、ポイント補充金券の印刷欄63とを有している。ここで、ポイント補充金券の印刷欄63は、ポイント補充金券情報として、ポイント補充金券の金額が印刷され、さらに、スキャナによる読み込み入力のためのバーコードが印刷されている。
POSシステムでは、キャッシャユニット23がレシートの印刷を行う処理まで進むと、制御ユニット25内のポイント補充金券を含む取引データがPOSサーバ20に送られ、保存される。なお、ポイント補充金券に関するデータは、レシートに印刷出力するだけでなく、店舗専用のポイントカードに保持しておき、利用の際に、ポイント補充金券情報をポイントカードから読み出してポイント補充金券の登録を行うようにしてもよいし、POSサーバ20に保持しておき、利用の際に、ポイント補充金券情報をPOSサーバ20から取り出してポイント補充金券の登録を行うようにしてもよい。さらに、POSシステムは、店員のオペレータが操作するタイプのものだけでなく、買物客自身が商品をレジ登録し、精算する様式のセルフスキャニングPOSシステムにも同じように適用することができる。
1 ポイント補充金券利用判断部
2 ポイント補充金券情報登録部
3 ポイント計算対象補正金額計算部
4 ポイント計算部
5 不足金額計算部
6 不足金額登録部
7 ポイント補充金券利用指示部
8 ポイント補充金券情報取得部
9 精算処理部
10 不足金額表示部
11 ポイント補充金券発行指示部
20 POSサーバ
21 POS端末
22 ネットワーク
23 キャッシャユニット
24 チェッカユニット
25 制御ユニット
26 キーボード
27 自動釣銭機
28 キャッシュドロア
29 自動釣札機
30 磁気カードリーダ
31 タッチパネル
32 ディスプレイ
33 カスタマディスプレイ
34 プリンタ
35 レーン台
36 支柱
37 固定スキャナ
38 多項目キーボード
39 ディスプレイ
40 カスタマディスプレイ
41 タッチパネル
51 CPU
52 バス
53 RAM
54 ハードディスクドライブ
55 通信インタフェース
56 グラフィック処理装置
57 入出力インタフェース
58 可搬型記録媒体
60 レシート
61,62,63 印刷欄

Claims (11)

  1. 精算処理の合計金額に対して付与されるポイントに追加のポイントが付与されるのに必要な不足金額を算出し、算出した前記不足金額に相当する金券の発行指示を受け付けると、前記合計金額に対して付与されるポイントと前記追加のポイントとを付与されるポイントに決定する処理部、
    を有することを特徴とするポイント管理装置。
  2. コンピュータに、
    精算処理の合計金額に対して付与されるポイントに追加のポイントが付与されるのに必要な不足金額を算出し、
    算出した前記不足金額に相当する金券の発行指示を受け付けると、前記合計金額に対して付与されるポイントと前記追加のポイントとを付与されるポイントに決定する、
    処理を実行させることを特徴とするポイント管理プログラム。
  3. 精算処理中のポイント計算対象金額を求め、前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントを計算するポイント計算部と、
    追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算する不足金額計算部と、
    前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する不足金額登録部と、
    を備えていることを特徴とするポイント管理装置。
  4. 前記ポイント補充金券を利用するかどうかの判断を前記ポイント補充金券の利用指示に基づいて行うポイント補充金券利用判断部と、
    前記ポイント補充金券に記載された情報を取得して登録するポイント補充金券情報登録部と、
    精算処理中の前記ポイント計算対象金額から前記ポイント補充金券の額面金額を減算してポイント計算対象補正金額を算出するポイント計算対象補正金額計算部と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項記載のポイント管理装置。
  5. 前記不足金額計算部は、前記不足金額が算出された場合、前記不足金額の前記ポイント補充金券を購入すると追加のポイントが付与されることをディスプレイに表示させることを特徴とする請求項記載のポイント管理装置。
  6. 前記不足金額登録部は、前記ポイント補充金券の発行指示をタッチパネルからの入力によって受けるようにしたことを特徴とする請求項記載のポイント管理装置。
  7. 前記ポイント補充金券利用判断部は、前記ポイント補充金券の利用指示をタッチパネルからの入力によって受けるようにしたことを特徴とする請求項記載のポイント管理装置。
  8. 前記ポイント補充金券情報登録部は、前記ポイント補充金券の額面金額をキーボードまたはスキャナを通じて取得するようにしたことを特徴とする請求項記載のポイント管理装置。
  9. 精算処理中のポイント計算対象金額と前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントとを計算し、
    追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算し、
    前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する、
    ことで、前記ポイント補充金券を発行するための準備を行うことを特徴とするポイント管理方法。
  10. 前記ポイント補充金券を利用するかどうかの判断を前記ポイント補充金券の利用指示に基づいて行い、
    前記ポイント補充金券に記載された情報を取得して登録し、
    精算処理中の前記ポイント計算対象金額から前記ポイント補充金券の額面金額を減算してポイント計算対象補正金額を算出する、
    ことで、前記ポイント補充金券を利用するための準備を行うことを特徴とする請求項記載のポイント管理方法。
  11. コンピュータに、
    ポイント補充金券を利用するかどうかの判断を前記ポイント補充金券の利用指示に基づいて行い、
    前記ポイント補充金券に記載された情報を取得して登録し、
    精算処理中のポイント計算対象金額から前記ポイント補充金券の額面金額を減算してポイント計算対象補正金額を算出し、
    精算処理中の前記ポイント計算対象金額と前記ポイント計算対象金額に対して発生するポイントとを計算し、
    追加ポイントの付与に必要な不足金額を計算し、
    前記不足金額に相当するポイント補充金券の発行指示を受け付けた際に、前記追加ポイントを含めたポイント付与の再計算のために前記不足金額を前記ポイント計算対象金額に追加すべき金額として登録する、
    処理を実行させることを特徴とするポイント管理プログラム。
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