JP5928188B2 - アンテナおよびrfidタグ - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナおよびRadio Frequency Identification(RFID)タグに関する。
近年、RFIDと称される個体の識別管理技術が研究および開発されている。RFIDおいて、RFIDタグと称される媒体は、Large Scale Integration(LSI)チップ等のIntegrated Circuit(IC)チップおよびアンテナを含む。RFIDタグは、ICチップに記録された個体の識別データ等の情報をアンテナによって電磁波を介して送受信する機能を有する。RFIDタグのICチップに記録された情報は、リーダライタと称される装置によって電磁波を介して読み書きされる。
上述したRFIDタグの種類は、電源方式の違いによってパッシブ型とアクティブ型に大別することができる。
パッシブ型のRFIDタグは、RFIDタグ内に電池を実装するアクティブ型のRFIDタグと比較して、安価に製造が可能であり、電池の寿命を考慮した保守の必要がないという利点を有する。しかしながら、パッシブ型のRFIDタグは、動作電力となる電池を実装しないため、ICチップの駆動に必要な電力の伝送を通信と同時にリーダライタからRFIDタグに行なう必要がある。このため、リーダライタとパッシブ型のRFIDタグとの間で通信可能な距離は、リーダライタからパッシブ型のRFIDタグへ電力の伝送が可能な距離に従って決定され得る。
このように、パッシブ型のRFIDタグが用いられるRFIDでは、搬送波は、電力伝送に必要な出力を伴うことから、搬送波に使用可能な周波数帯域は、法律等によって規制されている。例えば、日本の電波法による規制では、860〜960MHz帯といったUltra-High Frequency(UHF)帯の送信出力は、13.56MHz帯といったHigh Frequency(HF)帯の送信出力と比較して大きい。そこで、RFIDタグの利用分野の内、課金、プリペイド、およびセキュリティ管理といった通信可能な距離を限定したい利用分野では、送信出力が小さくてもよいので、HF帯が利用され得る。一方、物品や物流の管理といった通信可能な距離を延伸したい利用分野では、送信出力を大きくできるため、UHF帯が利用され得る。
また、RFIDタグは、RFIDタグを貼付する対象物のサイズに適応するように設計される必要がある。
例えば、貼付対象物が小さい場合には、RFIDタグのサイズも貼付対象物のサイズに従って小型化する必要がある。特に、RFIDタグの実装面積の多くをアンテナが占め得るため、アンテナを小型化する必要がある。
しかしながら、RFIDタグ中のアンテナを小型化すると、所望周波数に対応する波長と比較してアンテナ長が短くなり、アンテナの放射効率が低下し得るため、リーダライタとRFIDタグとの間の通信可能な距離が短くなり得る。
なお、RFIDタグ用LSIチップが接続された給電端子と、給電端子に接続されたループアンテナと、ループアンテナのループをバイパスするバイパス導電路とを有するようにRFIDタグ用アンテナを構成する従来技術がある。
また、ループアンテナを構成するアンテナ導体の両端側に設けた給電点以外の位置に、ループアンテナの2点間を短絡する短絡線を具備するループアンテナによって、所要帯域内において異なる共振周波数を有する複数のループアンテナを並列接続した多重ループアンテナ等と比較して、所要帯域内のVSWR特性を改善する従来技術がある。
国際公開第2006/077645号 特開2005‐347798号公報
本発明の課題は、RFIDタグに含まれるアンテナを小型化しつつ、リーダライタとRFIDタグとの通信可能距離を延伸することである。
一実施形態に従ったアンテナは、第1ループと、第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、第1ループとスリットを隔てて分離され、第1のループの両端と第2ループの両端とが結合された第2ループと、第1のループと第2ループとの結合部分に設けられたICチップ接続部とを含む。また、第1ループのループ長および第2ループのループ長は、ICチップ接続部に接続されたICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下である。また、第1ループのインダクタンスは、当該ICチップのキャパシタンス成分とで構成される共振回路が当該所望の周波数において共振条件を満たす。
一実施形態に従ったRFIDタグは、ICチップと、ICチップと接続されたアンテナを含む。アンテナは、第1ループと、第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、第1ループとスリットを隔てて分離され、第1のループの両端と第2ループの両端とが結合された第2ループと、第1のループと第2ループとの結合部分に設けられたICチップ接続部とを含む。また、第1ループのループ長および第2ループのループ長は、ICチップ接続部に接続されたICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下である。また、第1ループのインダクタンスは、当該ICチップのキャパシタンス成分とで構成される共振回路が当該所望の周波数において共振条件を満たす。
実施形態に従えば、RFIDタグに含まれるアンテナを小型化しつつ、リーダライタとRFIDタグとの通信可能距離を延伸することができる。
第1の実施形態に従ったループアンテナの概略的構成図である。 実施形態に従ったループアンテナの等価回路図である。 第1の実施形態に従ったループアンテナのサイズの一例である。 比較対象とした従来技術のアンテナの形状およびサイズである。 第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグおよび従来のアンテナを含むRFIDタグの通信可能距離に関する周波数特性を示す図である。 第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグの電流密度分布図である。 従来のアンテナを含むRFIDタグの電流密度分布図である。 第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグのアンテナ指向特性を示す図である。 従来のアンテナを含むRFIDタグのアンテナ指向特性を示す図である。 タグ基材を含む実施形態のRFIDタグの例示的構成図である。 実施形態のRFIDタグの使用例の説明図である。 第2の実施形態に従ったループアンテナの概略的構成図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に従ったループアンテナの概略的構成図である。
図1に示すように、第1の実施形態に従ったループアンテナ10は、第1ループ11、第2ループ12、ICチップ接続部13aおよび13b、およびスリット14を含む。
第1ループ11は、ループアンテナ10の内側のループ部分であり、第2ループ12は、ループアンテナ10の外側のループ部分である。第1ループ11は、第2ループ12の内側に存在し、第2ループ12は、第1ループ11の外側を取り囲む。第1ループ11および第2ループ12によって、ループアンテナ10は、2重のループアンテナを構成する。
第1ループ11および第2ループ12は、スリット14を隔てて分離しており、第1ループ11および第2ループ12の両端に位置するICチップ接続部13aおよび13bにおいて結合する。すなわち、第1ループ11および第2ループ12は、ICチップ接続部13aおよび13bから見て並列に接続される。
ICチップ接続部13aおよび13bは、RFIDタグに搭載されるICチップの端子が接続されるループアンテナ10の部分である。
スリット14は、第1ループ11と第2ループ12との間隙に存在するループアンテナ10の部分であり、第1ループ11および第2ループ12が分離された部分である。
第1の実施形態では、ループアンテナ10中の第1ループ11および第2ループ12の形状は、分離して存在するICチップ接続部13aおよび13bを除外すると、正方形または長方形の矩形である。
例えば、所望の周波数を953MHzとしたとき、矩形の形状を有する第2ループ12の辺の長さは、ICチップ接続部13aおよび13bが存在する辺を除いて、19mmであり得る。したがって、ループアンテナ10およびループアンテナ10に搭載されたICチップを含む第1の実施形態RFIDタグ全体のサイズは、19mm×19mmであり得る。
また、第1ループ11および第2ループ12のループ長は、76mm(19mm×4)以下であり得、所望の周波数953MHzに対応する波長λである315mmの約1/4(約0.24λ)、すなわち1/3以下であり得る。すなわち、実施形態のループアンテナ10中の第1ループ11および第2ループ12は、所望の周波数に対応する波長よりも十分に短いループ長を有する微小ループである。このため、第1ループ11および第2ループ12は、インダクタとして働く。
また、第2ループ12のループ長は、第1ループ11のループ長よりも長い。このため、第1ループ11および第2ループ12のインダクタをそれぞれLa1およびLa2とすると、インダクタLa2の値は、インダクタLa1の値よりも大きく、関係式La2>La1が成立する。
図2は、実施形態に従ったRFIDタグの等価回路図である。
図2に示した実施形態のRFIDタグ30の等価回路図のように、第1の実施形態のループアンテナ10は、抵抗Ra、インダクタLa1、インダクタLa2が並列接続された回路により等価的に表すことができる。また、ICチップ接続部13aおよび13bに接続されて実施形態のRFIDタグ30に搭載されるICチップ20は、抵抗RcおよびキャパシタCcが並列接続された回路により等価的に表すことができる。
このように、実施形態に従ったRFIDタグの等価回路は、並列共振回路として表されるので、実施形態に従ったRFIDタグの共振条件は、図2に示した等価回路のアドミタンスYの虚数成分がゼロ(0)となること、すなわち、次の式(1)を満足することである。
ここで、式(1)中のωは、ループアンテナ10が受信した電磁波の角周波数であり、周波数をfとすると関係式ω=2πfが成立する。
例えば、ICチップ20において、抵抗Rcの値を2000Ω、キャパシタCcの値を1.0pFとする。また、ループアンテナ10において、抵抗Raの値を20000Ω、インダクタLa1の値を35nH、インダクタLa2の値を140nHとする。このような設定値である場合、インダクタLa1およびインダクタLa2の合成インダクタンスは、28nHであり、周波数953MHzにおいて1.0pFのキャパシタCcとの共振条件を満たす。
前述したように、インダクタLa2の値は、インダクタLa1の値よりも大きく、関係式La2>La1が成立する。このため、式(1)で示した共振条件は、主としてインダクタLa1の値によって決定し得る。したがって、第1ループ11は、ループアンテナ10内においてICチップ20との整合用の部分として機能し得る。
また、ループアンテナは、ループアンテナの1周のループ長が所望周波数に対応する1波長λに等しいときに放射効率ηが最も高く、ループアンテナの1周のループ長が1波長λよりも短くなると、放射効率が低下し、アンテナゲインが下がる特徴を有する。図1に示したように、第1の実施形態に従ったループアンテナ10では、第2ループ12のループ長は、第1ループ11のループ長よりも長い。このため、第2ループ12は、第1ループ11と比較して放射効率が高く、アンテナゲインが高い。したがって、第2ループ12は、ループアンテナ10内においてアンテナゲイン増大用の部分として機能し得る。
このような第1ループ11および第2ループ12の機能から、第1ループ11の形状およびサイズは、搭載されるICチップのキャパシタCcの値と共振するようなインダクタンスを持つように決定される。例えば、前述の式(1)で表される共振条件を満たすように、第1ループ11のループ長は決定される。
一方、第2ループ12の形状およびサイズは、アンテナゲインを増大するように決定される。例えば、アンテナの放射効率ηを高めるために、第2ループ12の1周のループ長は、RFICタグの貼付対象物のサイズ等による制約の範囲内でできる限り長くされ得る。また、導体損失を減らすことによりアンテナの放射効率ηを高めるために、第2ループ12の線路幅は、制約の範囲でできる限り太くされ得る。
第1ループ11および第2ループ12のサイズは、例えば、図3を参照しながら説明する以下のような過程を経て設定される。
図3は、第1の実施形態に従ったループアンテナのサイズの一例である。
例えば、所望の周波数を953MHzであると仮定する。ループアンテナ10に要求されるサイズを19mm×19mmであると仮定する。ループアンテナ10の製造時に生じ得るばらつきを±0.1mmであると仮定する。ループアンテナ10に接続されるICチップ20のサイズを考慮して、ICチップ接続部13aとICチップ接続部13bとの間隔を1mmであると仮定する。
上記のような仮定から、まず、図3に示すように、第2ループ12の辺の長さを、ICチップ接続部13aおよび13bが設定された辺を除いて19mmに設定する。すなわち、第2ループ12の各辺に対応する第2ループ12の線路部分の内、ICチップ接続部13aおよび13bが存在しない横方向(図3のX軸方向)の線路の長さを19mmに設定し、縦方向(図3のY軸方向)の線路の各長さを19mmに設定する。また、ICチップ接続部13aが存在する横方向の線路の長さ、およびICチップ接続部13bが存在する横方向の線路の長さを9mm((19−1)/2mm)にそれぞれ設定する。こうした設定によって、ループアンテナ10に要求されるサイズの制約の範囲内で、第2ループ12の1周のループ長を可能な限り長くする。
また、ループアンテナ10の製造時の精度を考慮して、ループアンテナ10の各辺に対応するループアンテナ10の線路部分の内、ループアンテナ10の横方向の線路内のスリット14の幅を0.5mmに設定する。そして、ICチップ接続部13aに近接する線路内のスリット14とICチップ接続部13bに近接する線路内のスリット14との間隔を5mmに設定する。このように間隔が5mmに設定されることによって、第1ループ11および第2ループ12が結合する部分の横方向の長さは、2mm((5−1)/2mm)に設定される。
そして、第1ループ11の各辺に対応する第1ループ11の線路部分の内、ICチップ接続部13aおよび13bが存在しない第1ループ11の横方向の線路の長さを13mmに設定する。また、ICチップ接続部13aが存在する第1ループ11の横方向の線路の長さ、およびICチップ接続部13bが存在する第1ループ11の横方向の線路の長さを6mm((13−1)/2mm)にそれぞれ設定する。そして、これらの第1ループ11の横方向の線路の各幅を1mmに設定する。
上記のような第1ループ11の横方向の線路に対する設定結果を基に、ICチップ接続部13aが存在する第2ループ12の横方向の線路の幅、およびICチップ接続部13bが存在する第2ループ12の横方向の線路の幅を制約の範囲内で可能な限り太く設定する。すなわち、これらの線路の幅を2.5mm((19−13−0.5×2)/2mm)にそれぞれ設定する。
次に、図3に示すように、ループアンテナ10の製造時の精度を考慮して、ループアンテナ10の縦方向の線路内に存在するスリット14の各幅を0.5mmに設定する。
また、第1ループ11の縦方向の線路の各幅を1mmに設定する。そして、ICチップ接続部13aまたは13bが存在する第2ループ12の横方向の線路の幅と同様に、第2ループ12の縦方向の線路の各幅を2.5mmに設定する。
最後に、ICチップ接続部13aおよび13b側から見たループアンテナ10のインダクタンス、すなわちインダクタLa1およびインダクタLa2の合成インダクタンスが28nHになるように、第1ループ11の縦方向の線路の長さを調整する。また、ICチップ接続部13aおよび13bが存在しない第2ループ12の横方向の線路の幅を調整する。
具体的には、ICチップ接続部13aおよび13bに近接するループアンテナ10の横方向の線路内のスリット14の縁の内、第2ループ12と接しない縁に第1ループ11の縦方向の線路の基点をそれぞれ設定する。そして、設定された起点からICチップ接続部13aおよび13bが存在しない第1ループ11の横方向の線路へ向かって、第1ループ11の縦方向の各線路の長さを伸縮する。また、伸縮される第1ループ11の縦方向の各線路の長さに従って、ICチップ接続部13aおよび13bが存在しない第2ループ12の横方向の線路の幅を制約の範囲内で可能な限り太くする。
上記の調整の結果、図3に示すように、第1ループ11の縦方向の線路の長さは、11mmに設定される。また、ICチップ接続部13aおよび13bが存在しない第2ループ12の横方向の線路の幅は、4.5mm((19−11−0.5×2)−2.5mm)に設定される。
第1ループ11および第2ループ12のサイズを以上の説明のように設定することによって、実施形態では、第1ループ11をICチップ20との整合用の部分として機能させ、第2ループ12をアンテナゲイン増大用の部分として機能させる。なお、図3を参照しながら説明したループアンテナ10のサイズおよびサイズ設定方法は一例にすぎず、実施形態のループアンテナ10のサイズおよびサイズ設定方法がこれに限定されることを意味しない。
第1の実施形態に従ったループアンテナ10を含むRFIDタグの性能と従来技術に従ったアンテナを含むRFIDタグの性能との比較の一例を以下に説明する。
比較対象とする第1の実施形態に従ったループアンテナ10の形状およびサイズは、図3を用いて前述した形状およびサイズと同じである。また、ループアンテナ10の材質は、導電率σが5×10S/mの導体であり、その厚さは、30μmである。
図4は、比較対象とした従来技術のアンテナの形状およびサイズである。図4に示すように、比較対象とした従来技術のアンテナ40は、ICチップ20が接続されるICチップ接続部43aおよび43b、ICチップ接続部43aおよび43bと接する略矩形のループ部41、およびループ部41をバイパスする直線状のバイパス導電路42を含む。バイパス導電路42は、ループ部41の縦方向(図4のY軸方向)を2等分する位置に存在する。
ループ部41およびバイパス導電路42は、導電率σが5×10S/mの導体であり、その厚さは、30μmである。また、ループ部41の各辺に対応する各線路およびバイパス導電路42の幅は、2mmである。ICチップ接続部43aおよびICチップ接続部43bの間隔は、1mmである。
ループ部41の線路の長さは、ICチップ接続部43aおよびICチップ接続部43bが存在する線路を除いて、19mmであり、ICチップ接続部43aが存在する線路およびICチップ接続部43bが存在する線路の長さは、それぞれ9mmである。すなわち、従来技術のアンテナ40の実装面積は、比較対象とする第1の実施形態に従ったループアンテナ10の実装面積と同じである。また、アンテナ40を含むRFIDタグの実装面積は、ループアンテナ10を含むRFIDタグの実装面積と同じである。
上述したような第1の実施形態に従ったループアンテナ10とICチップ20とを含むRFIDタグと、従来のアンテナ40とICチップ20とを含むRFIDタグについて、リーダライタの出力を1W(すなわち、30dBm)、リーダライタのアンテナゲインを6dBi、ICチップの最小動作電力Pmimを−17dBmとして電磁界シミュレーションを用いて解析する。解析結果を用いて両タグの性能を比較した結果を図5〜図9を参照しながら以下に説明する。
図5は、第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグおよび従来のアンテナを含むRFIDタグの通信可能距離に関する周波数特性を示す図である。
図5に示すように、第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグおよび従来のアンテナを含むRFIDタグは、何れも953KHzにおいて共振条件を満たし、リーダライタとの通信可能距離が最長となる。
しかしながら、図5に示すように、共振条件を満たす953KHzにおいて、従来のアンテナ40を含むRFIDタグの通信可能距離が約2mであるのに対して、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグの通信可能距離は、約2.5mである。したがって、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグは、従来のアンテナ40を含むRFIDタグと実装面積が同じであっても通信可能距離を約25%延伸することができることがわかる。
また、図5に示すように、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグは、従来のアンテナ40を含むRFIDタグと比較して、測定対象とした800MHz〜1100MHzの全ての周波数において通信可能距離を延伸している。したがって、共振条件を満たす953KHzの前後の周波数においても、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグは、従来のアンテナ40を含むRFIDタグと実装面積が同じであっても通信可能距離を延伸することができることがわかる。
図6は、第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグの電流密度分布図である。図7は、従来のアンテナを含むRFIDタグの電流密度分布図である。
図6を参照すると、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグでは、内側のループ部分である第1ループ11に電流が集中し、第1ループ11がインダクタとして機能していることがわかる。また、図7を参照すると、従来のアンテナ40を含むRFIDタグでは、バイパス導電路42を含む点線で表された内側ループ部44に電流が集中し、内側ループ部44がインダクタとして機能していることがわかる。
しかしながら、図7を参照すると、内側ループ部44とループ部41との電流経路の一部が共通化されているため、内側ループ部44よりも1周のループ長が長いループ部41に流れる電流は、内側ループ部44に流れる電流によって妨げられている。一方、図6を参照すると、外側のループ部分である第2ループ12の電流経路が内側のループ部分である第1ループ11の電流経路から独立しているため、第2ループ12に流れる電流は、第1ループ11に流れる電流により妨げられていない。
前述したように、第1ループ11よりも1周のループ長が長い第2ループ12は、ループアンテナ10内でアンテナゲイン増大用の部分として機能し得る。したがって、第1の実施形態に従ったループアンテナ10では、アンテナゲイン増大用の第2ループ12に流れる電流が妨げられずにスムーズに流れるため、従来のアンテナ40と比較してアンテナゲインを増大させることができる。
このようなアンテナゲインの増加は、図8および図9を参照することからも理解できる。
図8は、第1の実施形態のループアンテナを含むRFIDタグのアンテナ指向特性を示す図である。図9は、従来のアンテナを含むRFIDタグのアンテナ指向特性を示す図である。
図8および図9を参照すると、図3および図4に示した座標軸のZX平面およびYZ平面の何れ角度においても、第1の実施形態のループアンテナ10を含むRFIDタグは、従来のアンテナ40を含むRFIDタグと比較して、アンテナゲインが約1.7dB増大していることがわかる。
したがって、図5〜図9を参照しながら上述したことからわかるように、第1の実施形態のループアンテナ10をRFIDタグに用いれば、RFIDタグのサイズの小型化を実現しつつ、リーダライタとの通信可能距離の延伸を実現できる。
また、第1の実施形態のループアンテナ10をRFIDタグに用いれば、リーダライタの送信出力を抑制したとしても、従来のアンテナを含むRFIDタグと同様の通信距離で、リーダライタとの間の通信を実現できる。したがって、ループアンテナ10を含むRFIDタグは、例えば、病院等の不必要な電磁波を抑制することが要望される環境において用いるのに適する。
図10は、タグ基材を含む実施形態のRFIDタグの例示的構成図である。図11は、実施形態のRFIDタグの使用例の説明図である。
図10に示すように、実施形態のRFIDタグ50では、ループアンテナ10のアンテナパターンがシート状のタグ基材60上に形成され得、ICチップ接続部13aおよび13bにICチップ20を搭載し得る。タグ基材60は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate、PET)や紙であり得る。ループアンテナ10は、銀(AG)ペースト、銅(Cu)、およびアルミニウム(Al)のエッチングにより形成し得る。
図10に示したように形成された実施形態のRFIDタグ50は、例えば、図11に示したような円柱状の貼付対象物70に貼付し得る。図11に示した貼付対象物70は、例えば、内部に液体等が収容される検体容器であり得る。
図8を参照すると、第1の実施形態に従ったループアンテナ10は、Y軸方向においてZ軸からの角度が90°および−90°であるときに、最大のアンテナゲインを有することがわかる。また、第1の実施形態に従ったループアンテナ10は、X軸方向においてZ軸からの角度が90°および−90°であるときに、最大のアンテナゲインを有することがわかる。したがって、ループアンテナ10を含む実施形態のRFIDタグ50は、RFIDタグ50の平面方向に一定指向性を有し、垂直方向にヌル点を有するため、貼付対象物70の影響を受けにくいという利点を有する。また、実施形態のRFIDタグ50は、誘電率の高い液体が入れられた検体容器等の貼付対象物70にも貼付できる利点を有する。
<第2の実施形態>
図1に示したように、第1の実施形態に従ったループアンテナ10中の第1ループ11および第2ループ12の形状は、ICチップ接続部13aおよび13bを除外すると、正方形または長方形の矩形である。しかしながら、実施形態のループアンテナ中の第1ループおよび第2ループの形状は、矩形に限定されない。
図12は、第2の実施形態に従ったループアンテナの概略的構成図である。
図12に示すように、第2の実施形態に従ったループアンテナ10´は、第1ループ11´、第2ループ12´、ICチップ接続部13a´および13b´、およびスリット14´を含む。
第2の実施形態では、第1ループ11´および第2ループ12´の形状は、分離して存在するICチップ接続部13a´および13b´を除外すると、円形である。
第1ループ11´は、ループアンテナ10´の内側のループ部分であり、第2ループ12´は、ループアンテナ10´の外側のループ部分である。第1ループ11´は、第2ループ12´の内側に存在し、第2ループ12´は、第1ループ11´の外側を取り囲む。第1ループ11´および第2ループ12´によって、ループアンテナ10´は、2重のループアンテナを構成する。
第1ループ11´および第2ループ12´は、スリット14´を隔てて分離しており、第1ループ11´および第2ループ12´の両端に位置するICチップ接続部13a´および13b´において結合する。
前述した第1の実施形態に従ったループアンテナ10と同様に、第1ループ11´および第2ループ12´は、所望の周波数に対応する波長よりも十分に短いループ長を有する微小ループである。
また、前述した第1の実施形態に従ったループアンテナ10と同様に、第1ループ11´は、ループアンテナ10´に接続されるICチップとの整合用の部分として機能し得る。第2ループ12´は、ループアンテナ10´内においてアンテナゲイン増大用の部分として機能し得る。このため、図7を参照しながらループアンテナ10についての前述の説明と同様の理由から、ループアンテナ10´は、従来のアンテナと比較して、アンテナゲインを増加させることができる。
したがって、第2の実施形態に従ったループアンテナ10´をRFIDタグに用いれば、RFIDタグのサイズの小型化を実現しつつ、リーダライタとの通信可能距離の延伸を実現できる。
また、第2の実施形態のループアンテナ10´をRFIDタグに用いれば、リーダライタの送信出力を抑制したとしても、従来のアンテナを含むRFIDタグと同様の通信距離で、リーダライタとの通信を実現できる。
本発明の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1ループと、
前記第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、前記第1ループとスリットを隔てて分離され、前記第1のループの両端と前記第2ループの両端とが結合された前記第2ループと、
前記第1のループと前記第2ループとの前記結合部分に設けられたICチップ接続部とを含み、
前記第1ループのループ長および前記第2ループのループ長は、前記ICチップ接続部に接続されたICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下であることを特徴とするアンテナ。
(付記2)
前記第1ループのインダクタンスと前記ICチップのキャパシタンスとが前記所望の周波数において共振することを特徴とする、付記1に記載のアンテナ。
(付記3)
前記第2ループの線路長は、前記アンテナに要求されるサイズに従って長く形成され、前記第2ループの線路幅は、前記所望の周波数において共振する前記第1ループのサイズと前記スリットの所定幅とに従って太く形成されることを特徴とする、付記2に記載のアンテナ。
(付記4)
前記第1ループおよび前記第2ループの形状は、矩形であることを特徴とする、付記1〜3の何れか一項に記載のアンテナ。
(付記5)
ICチップと、
前記ICチップと接続されたアンテナであって、第1ループと、前記第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、前記第1ループとスリットを隔てて分離され、前記第1のループの両端と前記第2ループの両端とが結合された前記第2ループと、前記第1のループと前記第2ループとの前記結合部分に設けられたICチップ接続部とを含み、前記第1ループのループ長および前記第2ループのループ長は、前記ICチップ接続部に接続された前記ICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下であるアンテナと
を含むことを特徴とするRFIDタグ。
(付記6)
前記第1ループのインダクタンスと前記ICチップのキャパシタンスとが前記所望の周波数において共振することを特徴とする、付記5に記載のRFIDタグ。
(付記7)
前記第2ループの線路長は、前記アンテナに要求されるサイズに従って長く形成され、前記第2ループの線路幅は、前記所望の周波数において共振する前記第1ループのサイズと前記スリットの所定幅とに従って太く形成されることを特徴とする、付記6に記載のRFIDタグ。
(付記8)
前記第1ループおよび前記第2ループの形状は、矩形であることを特徴とする、付記5〜7の何れか一項に記載のRFIDタグ。
(付記9)
前記RFIDタグは、タグ基材をさらに含み、前記タグ基材上に前記アンテナのアンテナパターンが形成されることを特徴とする、付記6〜8の何れか一項に記載のRFIDタグ。
10、10´ ループアンテナ
11、11´ 第1ループ
12、12´ 第2ループ
13a、13b、13a´、13b´、43a、43b ICチップ接続部
14、14´ スリット
20 ICチップ
30、50 RFIDタグ
40 アンテナ
41 ループ部
42 バイパス導電路
44 内側ループ部
60 タグ基材
70 貼付対象物

Claims (4)

  1. 第1ループと、
    前記第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、前記第1ループとスリットを隔てて分離され、前記第1のループの両端と前記第2ループの両端とが結合された前記第2ループと、
    前記第1のループと前記第2ループとの前記結合部分に設けられたICチップ接続部とを含み、
    前記第1ループのループ長および前記第2ループのループ長は、前記ICチップ接続部に接続されたICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下であり、
    前記第1ループのインダクタンスは、前記ICチップのキャパシタンス成分とで構成される共振回路が前記所望の周波数において共振条件を満たすことを特徴とするアンテナ。
  2. 前記第2ループの線路長は、前記アンテナに要求されるサイズに従って長く形成され、前記第2ループの線路幅は、前記所望の周波数において共振する前記第1ループのサイズと前記スリットの所定幅とに従って太く形成されることを特徴とする、請求項に記載のアンテナ。
  3. 前記第1ループおよび前記第2ループの形状は、矩形であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のアンテナ。
  4. ICチップと、
    前記ICチップと接続されたアンテナであって、第1ループと、前記第1ループの外側を取り囲む第2ループであって、前記第1ループとスリットを隔てて分離され、前記第1のループの両端と前記第2ループの両端とが結合された前記第2ループと、前記第1のループと前記第2ループとの前記結合部分に設けられたICチップ接続部とを含み、前記第1ループのループ長および前記第2ループのループ長は、前記ICチップ接続部に接続された前記ICチップと共振する所望の周波数に対応する波長の3分の1以下であり、前記第1ループのインダクタンスは、前記ICチップのキャパシタンス成分とで構成される共振回路が前記所望の周波数において共振条件を満たすアンテナと
    を含むことを特徴とするRFIDタグ。
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