[0004]ハイブリッド通信ネットワークにおいてネットワークデバイスをブリッジングするための様々な実施形態が開示される。いくつかの実施形態では、ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤは、複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づいて、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断する。ハイブリッドネットワークレイヤは、次いで、その好ましい伝送経路を前記判断することに少なくとも一部基づいて、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断する。ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルは、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づいて、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋められる。
[0005]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、この方法は、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することを備え、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋めることは、そのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることとをさらに備える。
[0006]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、この方法は、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、そのネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると前記判断することは、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、ネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する、をさらに備える。
[0007]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で前記埋めることは、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めないと判断することを備える。
[0008]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記埋めることは、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子と、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースからそのハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信されることが予定されたフレームに関連付けられたフレーム分類情報とで埋めることを備える。
[0009]いくつかの実施形態では、フレーム分類情報は、フレームストリーム、フレームタイプ、フレーム優先度レベル、およびソースアドレスのうちの1つまたは複数を備える。
[0010]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、この方法は、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、そのネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると前記判断することは、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋めることが、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることを備え、ここにおいて、このハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する。
[0011]いくつかの実装形態では、そのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子は、第2のブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースのアドレスであり、そのハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースに結合され、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第2のネットワークインターフェースに結合される。
[0012]いくつかの実施形態では、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスであり、そのハイブリッド通信ネットワークのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子は端末装置識別子(TEI)である。
[0013]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断すること、およびそのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋めることは、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、フレームストリームがそのハイブリッドブリッジデバイスからハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、そのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路を判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子とそのフレームストリームの表示とで埋めることと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、またはそのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、そのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部である、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子と、そのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、フレームストリームの表示との間の関連性を示すために、フレームストリームに関連付けられたエントリを作成することと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスを介して、そのフレームストリームに属するフレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信する、を備える。
[0014]いくつかの実施形態では、この方法は、フレームをハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えると判断された場合、そのローカルブリッジテーブルによって示された、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、そのフレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えないと判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスとハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えると判断された場合、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに転送するために、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースの第2のネットワークインターフェースからそのネットワークブリッジデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えないと判断された場合、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることとを備える。
[0015]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが電力線通信(PLC)−Ethernetブリッジデバイス(powerline communication(PLC)-to-Ethernet bridge device)である場合、そのフレームをハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信することを前記判断することは、複数のネットワークデバイスのEthernetデバイスに対する送信のために、そのハイブリッドブリッジデバイスのPLCインターフェースにおいてフレームを受信することに応答したものである。
[0016]いくつかの実施形態では、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を前記判断することは、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスから受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づいて、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの対応するネットワークデバイスと通信するための複数の好ましい伝送経路を判断することを備え、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断することは、複数のネットワークデバイスのうちの対応するネットワークデバイスと通信するための複数の好ましい伝送経路を前記判断することに少なくとも一部基づいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスの対応するネットワークデバイスに関連付けられた複数の好ましい伝送経路の各々の一部であるかどうかを判断することを備える。
[0017]いくつかの実施形態では、この方法は、フレーム転送のために構成されたそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介してブリッジテーブルを送信することをさらに備える。
[0018]いくつかの実施形態では、この方法は、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたトポロジー検出メッセージをハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスに送信することをさらに備え、ここにおいて、トポロジー検出メッセージは、フレーム転送をサポートする、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの1つまたは複数の表示、およびそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの1つまたは複数の各々に関連付けられた好ましい伝送経路のうちの少なくとも1つを備える。
[0019]いくつかの実施形態では、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、その1つまたは複数のプロセッサに、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することと、ここにおいて、好ましい伝送経路を前記判断する動作は、ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ、複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断する動作は、好ましい伝送経路を前記判断する動作に少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることと、ここにおいて、前記ブリッジテーブルを前記埋める動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づく、を備える動作を実行させる命令を記憶した、1つまたは複数の機械可読媒体。
[0020]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、これらの動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することを備え、そのハイブリッドデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋める動作は、そのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることを備える。
[0021]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、これらの動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、そのネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると前記判断する動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、そのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることとをさらに備え、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、ネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する。
[0022]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記埋める動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子と、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースからそのハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信されることが予定されたフレームに関連付けられたフレーム分類情報とで埋めることを備える。
[0023]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、これらの動作は、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断することをさらに備え、ここにおいて、そのネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると前記判断する動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスにおける、かつ、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋める動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスにおける、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、そのハイブリッドブリッジデバイスにおいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることを備え、ここにおいて、このハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する。
[0024]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断する動作、およびそのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記埋める動作は、そのハイブリッドブリッジデバイスにおいて、フレームストリームがそのハイブリッドブリッジデバイスからハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、そのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路を判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子とそのフレームストリームの表示とで埋めることと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、またはそのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、フレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部である、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子と、そのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、そのフレームストリームの表示との間の関連性を示すために、そのフレームストリームに関連付けられたエントリを作成することとをさらに備え、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスを介して、そのフレームストリームに属するフレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信する。
[0025]いくつかの実施形態では、これらの動作は、フレームをハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えると判断された場合、そのローカルブリッジテーブルによって示された、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、フレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えないと判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスとハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えると判断された場合、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに転送するために、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースの第2のネットワークインターフェースからそのネットワークブリッジデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えないと判断された場合、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることとをさらに備える。
[0026]いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジデバイスは、複数のネットワークインターフェースと、複数のネットワークインターフェースに結合された通信ユニットとを備え、通信ユニットは、ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することと、ここにおいて、好ましい伝送経路を判断するように動作可能な通信ユニットは、複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断するように動作可能な通信ユニットは、その通信ユニットが好ましい伝送経路を判断することに少なくとも一部基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることと、ここにおいて、ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な通信ユニットは、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づく、を行うように動作可能である。
[0027]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、通信ユニットは、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断するように動作可能であり、第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを埋めるように動作可能な通信ユニットは、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めるように動作可能な通信ユニットを備える。
[0028]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、通信ユニットは、第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、そのネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると前記判断するように動作可能な通信ユニットは、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることとを行うように動作可能であり、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、ネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する。
[0029]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、通信ユニットは、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であると判断するように動作可能であり、ここにおいて、ネットワークブリッジデバイスが好ましい伝送経路の一部であると判断するように動作可能な通信ユニットは、受信されたトポロジー検出メッセージと、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路とに少なくとも一部に基づく、そのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルに対して動作可能な通信ユニットは、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子とそのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、その遠隔ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な通信ユニットを備え、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、ネットワークブリッジデバイスを介して、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する。
[0030]いくつかの実施形態では、そのハイブリッドブリッジデバイスが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断するように動作可能な通信ユニット、およびそのハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを埋めるように動作可能な通信ユニットは、フレームストリームがそのハイブリッドブリッジデバイスからハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、そのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路を判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子とそのフレームストリームの表示とで埋めることと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、またはそのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースがそのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、そのフレームストリームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信するための好ましい伝送経路の一部である、複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子と、そのネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、そのフレームストリームの表示と間の関連性を示すために、フレームストリームに関連付けられたエントリを作成することと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスは、そのネットワークブリッジデバイスを介して、そのフレームストリームに属するフレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信する、を行うように動作可能である。
[0031]いくつかの実施形態では、通信ユニットは、フレームをハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えると判断された場合、そのローカルブリッジテーブルによって示された、そのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、フレームを複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子を備えないと判断された場合、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスとハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えると判断された場合、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに転送するために、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースの第2のネットワークインターフェースからそのネットワークブリッジデバイスに送信することと、そのハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えないと判断された場合、そのフレームをそのハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることとを行うようにさらに動作可能である。
[0032]いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジデバイスは、通信ユニットに結合されたローカルブリッジテーブルをさらに備え、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるとき、ローカルブリッジテーブルは複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子を備える。
[0033]いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジデバイスは、通信ユニットに結合されたローカルブリッジテーブルと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるとき、ローカルブリッジテーブルは、複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスの識別子を備える、通信ユニットに結合された遠隔ブリッジテーブルと、ここにおいて、そのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第2のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路上の送信インターフェースであるか、またはそのハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが複数のネットワークデバイスのうちの第2のネットワークデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の一部でないとき、遠隔ブリッジテーブルは、複数のネットワークデバイスのうちの第2のネットワークデバイスの識別子と、第2のブリッジデバイスのインターフェースアドレスとを備える、をさらに備える。
[0034]添付の図面を参照することによって、本実施形態はよりよく理解され、数々の目的、特徴、および利点が当業者に明らかにされ得る。
[0039]以下の説明は、本発明の主題の技法を具現化する例示的なシステムと、方法と、技法と、命令シーケンスと、コンピュータプログラム製品とを含む。しかしながら、説明すれる実施形態は、これらの具体的な詳細を伴わずに実施され得ることを理解されたい。たとえば、例はEthernetデバイスおよび電力線通信(PLC)デバイス(たとえば、HomePlug(登録商標)AVデバイス)をブリッジングするための動作を指すが、実施形態はそのように限定されない。他の実施形態では、本明細書で説明するブリッジング動作は、(たとえば、Ethernetデバイスを同軸ケーブルマルチメディア協会(MoCA(登録商標):Multimedia over Coax Alliance)デバイスなどとブリッジングするための)他の適切な通信プロトコルを実装するネットワークデバイスをブリッジングするために用いられることが可能である。他の例では、説明を不明瞭にしないために、よく知られている命令インスタンス、プロトコル、構造、および技法を詳細に図示していない。
[0040]ネットワークブリッジに関連付けられたネットワークインターフェース(たとえば、PLCインターフェースおよび/またはMoCAインターフェース)は、2つのタイプのブリッジテーブル、すなわち、ローカルブリッジ宛先アドレステーブル(LBDAT:local bridge destination address table)および遠隔ブリッジドアドレステーブル(RBAT:remote bridged address table)を維持し得る。ネットワークブリッジのネットワークインターフェース(「ネットワークブリッジインターフェース」)は、ブリッジング対応ネットワークブリッジインターフェースを介して、どの宛先デバイスが直接到達可能であるかを識別するために、LBDATを維持する。(たとえば、ブリッジング対応ネットワークインターフェースであろうがなかろうが)各ネットワークインターフェースは、そのフレームが意図された宛先デバイスに到達するように、どのネットワークブリッジにフレームが転送されるべきかを示すRBATを維持することができる。従来のブリッジング機能に従って、ネットワークブリッジインターフェースは、そのローカルブリッジテーブル(たとえば、LBDAT)を埋めて、そのネットワークブリッジインターフェースを介して、どのネットワークデバイスが到達可能であるかを判断するために、ソースアドレス学習を使用することができる。従来のブリッジング機能に従って、通信ネットワーク内の他のネットワークデバイスに関連付けられたネットワークインターフェースは、そのそれぞれの遠隔ブリッジテーブル(たとえば、RBAT)を埋めるために、(ネットワークブリッジインターフェースから受信された)ローカルブリッジテーブルを使用することができる。RBATは、他のネットワークインターフェースがそれを介して宛先ネットワークデバイスがアクセス可能なネットワークブリッジインターフェースを識別することを可能にし得る。たとえば、従来のPLC−EthernetブリッジがそのEthernetインターフェースにおいてフレームを受信するとき、そのPLC−Ethernetブリッジは、受信されたフレームのソースアドレスを(たとえば、PLCインターフェースに関連付けられた)そのローカルブリッジテーブル内に記録することができる。従来のPLC−Ethernetブリッジがそのローカルブリッジテーブル内に列挙されたEthernetデバイス向けのフレームを(そのPLCインターフェースにおいて)受信した場合、従来のPLC−Ethernetブリッジは、受信されたフレームをEthernetデバイスに転送することができる。しかしながら、ハイブリッド通信ネットワークは、任意の2つのネットワークデバイス間に複数の伝送経路を提供し得る。したがって、従来のブリッジング機能は、一般に、ハイブリッド通信ネットワーク内のブリッジングを適切にサポートするために十分ではない。2つのネットワークデバイス間の複数の伝送経路は、結果として、通信ループとフレーム複製とをもたらし得る。また、従来のブリッジング機能は、ローカルおよび遠隔ブリッジングテーブルを埋めるためにソースアドレス学習を使用するため、これは、結果として、フレームの意図されない廃棄、フレーム伝送経路の変更、非最適フレーム伝送経路の使用、およびハイブリッド通信ネットワーク内のフレームの不必要なフラッディングをもたらし得る。
[0041]ネットワークブリッジ(「ハイブリッドブリッジ」)として構成されたハイブリッドデバイスのハイブリッドネットワーキングサブレイヤは、ハイブリッド通信ネットワークのトポロジーおよび好まし伝送経路に関するハイブリッドネットワーキングサブレイヤの知識に基づいて、そのローカルブリッジテーブルおよび遠隔ブリッジテーブルを選択的に埋めるための機能を実行するように構成され得る。ハイブリッドブリッジは、受信されたトポロジー検出メッセージに基づいて、ブリッジング(または、フレーム転送)をサポートするそのネットワークインターフェース(「ハイブリッドブリッジインターフェース」)を介してハイブリッド通信ネットワークの各ネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することができる。ネットワークデバイスの各々に関して、ハイブリッドブリッジインターフェース(たとえば、HomePlugAVインターフェース)がそのネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースである場合、そのハイブリッドブリッジインターフェースは、そのネットワークデバイスがそのハイブリッドブリッジインターフェースを介して到達可能であることを示すために、そのローカルブリッジテーブルをそのネットワークデバイスのアドレスで埋めることができる。そのハイブリッドブリッジインターフェースがそのネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路の一部でない場合、またはそのハイブリッドブリッジインターフェースがそのネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースである場合、そのハイブリッドブリッジインターフェースは、その好ましい伝送経路上の受信インターフェースである(たとえば、別のハイブリッドブリッジの)別のハイブリッドインターフェースを識別することができる。ハイブリッドブリッジインターフェースは、そのネットワークデバイスを宛先とする任意のフレームが他のハイブリッドブリッジを介して転送されるべきであることを示すために、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。ハイブリッド通信ネットワーク内でデバイスをブリッジングするためのそのようなハイブリッドブリッジング機構は、フレームの意図されない廃棄、意図されない経路変更、通信ループ、およびフレーム複製を防止するのを助けることができる。好ましい伝送経路に従って、そのローカルブリッジテーブルおよび遠隔ブリッジテーブルを選択的に埋めるようにハイブリッドブリッジを構成することによって、ハイブリッドブリッジング機構は、そのハイブリッド通信ネットワーク内のレガシーデバイスの遠隔ブリッジテーブルの内容に影響を及ぼすことが可能であり、レガシーデバイスが好ましい伝送経路を使用することに影響を及ぼすことが可能である。したがって、ハイブリッドブリッジング機構は、ハイブリッドデバイスだけでなく、レガシーデバイスもそのハイブリッド通信ネットワーク内でフレームを効率的に経路指定するのを可能にし得る。
[0042]図1は、ハイブリッド通信ネットワーク100内でネットワークデバイスをブリッジングするための例示的な機構を示す概念図である。ハイブリッド通信ネットワーク100は、ハイブリッドデバイス102および122と、レガシーEthernetデバイス114、116、および128と、レガシーPLCデバイス118とを備える。いくつかの実施形態では、ハイブリッドデバイス102および122は、複数のネットワークインターフェースを備え、かつハイブリッドデバイスを複数の異種通信ネットワークに結合するために(アクセス技術と呼ばれる場合もある)複数の通信プロトコルを実装するネットワークデバイスであり得る。別の実施形態では、ハイブリッドデバイス102および122は、ハイブリッドネットワーキングトポロジーメッセージおよび関連機能をサポートするネットワークデバイス(たとえば、ハイブリッドネットワーキングレイヤを備えるネットワークデバイス)であり得る。ハイブリッドデバイス102は、2つのネットワークインターフェース、すなわち、ハイブリッドデバイス102をEthernetおよび電力線ネットワーク140にそれぞれ結合するEthernetインターフェース108とPLCインターフェース110とを備える。同様に、ハイブリッドデバイス122は、ハイブリッドデバイス122をEthernetおよび電力線ネットワーク140にそれぞれ結合する少なくともEthernetインターフェース(図示せず)とPLCインターフェース(図示せず)とを備える。他の実施形態では、ハイブリッドデバイス102および122は、同じ数のネットワークインターフェースを備えてよく、異なる数のネットワークインターフェースを備えてよく、同じタイプのネットワークインターフェースを備えてよく、または異なるタイプのネットワークインターフェースを備えてよいことに留意されたい。レガシーデバイスは、そのレガシーデバイスを対応する単一の通信ネットワークに結合する単一のインターフェースを備える。図1では、レガシーEthernetデバイス114、116、および128は、各々、Ethernetデバイス114、116、および128をEthernetに結合する単一のEthernetインターフェースを備える。同様に、レガシーPLCデバイス118は、PLCデバイス118を電力線ネットワーク140に結合する単一のPLCインターフェースを備える。図1のハイブリッド通信ネットワーク100では、ハイブリッドデバイス102のEthernetインターフェース108は、レガシーEthernetデバイス114および116に結合される。ハイブリッドデバイス102のPLCインターフェース110は、レガシーPLCデバイス118に結合される。ハイブリッドデバイス122は、(そのEthernetインターフェースを介して)レガシーEthernetデバイス128と(そのPLCインターフェースを介して)レガシーPLCデバイス118とに結合される。
[0043]図1では、ハイブリッドデバイス102および122は、各々、ブリッジング対応ネットワークデバイスとして構成され、本明細書において、「ハイブリッドブリッジデバイス」または「ハイブリッドブリッジ」と呼ばれる。図1の例では、ハイブリッドブリッジ102および122は、(PLCインターフェースを介して)PLCデバイスから受信されたフレームを(Ethernetインターフェースを介して)Ethernetデバイスに転送するPCL−Ethernetブリッジである。ハイブリッド通信ネットワーク100内で用いられる電力線技術がHomePlug(登録商標)AVである場合、ハイブリッドデバイス102および122は、各々、HomePlugAV−Ethernetブリッジであり得る。上で論じたように、各ハイブリッドブリッジ102および122は、少なくとも2つのブリッジテーブル、すなわち、ローカルブリッジテーブルと遠隔ブリッジテーブルとを備え得る。たとえば、ローカルブリッジテーブルは、好ましい伝送経路を介してそのハイブリッドブリッジからどのEthernetデバイスがアクセス可能であり得るかを示し、遠隔ブリッジテーブルは、好ましい伝送経路を介してそのハイブリッドブリッジからアクセスされ得ないEthernetデバイスにどのようにアクセスするかを示す。図1では、ハイブリッドブリッジ102はローカルブリッジテーブル104と遠隔ブリッジテーブル106とを備えるのに対して、ハイブリッドブリッジ122はローカルブリッジテーブル124と遠隔ブリッジテーブル126とを備える。レガシーPLCデバイス(ならびに、ブリッジング対応デバイスとして構成されていない他のレガシーデバイスおよびハイブリッドデバイス)は、一般に、ローカルブリッジテーブルを備えず、遠隔ブリッジテーブルだけを備える。図1では、レガシーPLCデバイス118は遠隔ブリッジテーブル130を備える。ローカルブリッジテーブルおよび遠隔ブリッジテーブルを埋めるための動作は、図1〜図2において下でさらに説明される。
[0044]ハイブリッドブリッジ102および122は、各々、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、モバイルフォン、スマート家電、ゲームコンソール、アクセスポイント、デスクトップコンピュータ、もしくは他の電子デバイスなど、複数の通信プロトコルまたはアクセス技術を実装するように構成された電子デバイスであり得る。いくつかの実装形態では、ハイブリッドブリッジ102はまた、ハイブリッド通信ネットワーク内で通信プロトコルまたはアクセス技術の少なくともサブセットを実装するように構成された通信ユニット112を備える。通信ユニット112は、ハイブリッド通信ネットワーク100の他のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路に従って、ローカルブリッジテーブル104および遠隔ブリッジテーブル106を選択的に埋めるために、図1〜図3において下で説明される機能を実装することができる。図1に示さないが、ハイブリッドブリッジ122は、図1〜図3において下で説明する機能を実装する通信ユニットを備えることも可能である。図1では、レガシーPLCデバイス118は通信ユニット120を備える。通信ユニット120は、遠隔ブリッジテーブル130を埋めて、フレームをEthernetデバイスにどのように経路指定するかを判断するために、図1〜図3において下で説明する動作を実行することができる。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102および122の通信ユニットは、それぞれのハイブリッドブリッジ102および122のハイブリッドネットワーキングサブレイヤの一部として実装され得る。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102および122、ならびにレガシーPLCデバイス118の通信ユニットは、各々、そのそれぞれのネットワークデバイス上のネットワーク通信を可能にするために、システムオンチップ(SoC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、または別の適切な集積回路の上で実装され得る。いくつかの実施形態では、通信ユニットは、各々、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリを備えることが可能であり、各々、そのそれぞれのネットワークデバイスの1つまたは複数の回路板上の1つまたは複数の集積回路内で実装され得る。
[0045]段階Aで、通信ユニット112は、ハイブリッド通信ネットワーク100内でハイブリッドデバイス102および122間で交換されたネットワークトポロジーメッセージに少なくとも一部基づいて、ハイブリッドブリッジ102に関連付けられたブリッジテーブルを埋める。ハイブリッド通信ネットワーク100内のハイブリッドデバイス102および122の各々は、一般に、トポロジー検出メッセージを送信したハイブリッドデバイスに関する情報と、その近傍の(ハイブリッドおよびレガシー)デバイスに関する情報とを含むトポロジー検出メッセージを送信する。たとえば、ハイブリッドブリッジ102は、そのハイブリッドブリッジ102が2つのネットワークインターフェース、すなわち、Ethernetインターフェース108とPLCインターフェース110とを有すること、Ethernetデバイス114および116がそのEthernetインターフェース108に接続されていること、ならびにPLCデバイス118がそのPLCインターフェース110に接続されていることを示すトポロジー検出メッセージを送信することができる。トポロジー検出メッセージは、それを通してハイブリッドブリッジ102がフレーム転送をサポートするネットワークインターフェースのリストを備えることも可能である。図1では、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102がPLC(たとえば、HomePlugAV)インターフェース110を介してPLC−Ethernetブリッジングをサポートすることを示すことができる。一実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、PLCインターフェース110から送信された管理メッセージ内に1つまたは複数の所定のビットを設定することによって(たとえば、HomePlugAVインターフェースに関するCM_BRG_INFO.CNF管理メッセージ内にブリッジングステーションフラグ(BSF:bridging station flag)を設定することによって)そのハイブリッドブリッジ102がPLCインターフェース110を通してハイブリッドブリッジング機能をサポートすることを示すことができる。しかしながら、ハイブリッドデバイス102のPLCインターフェース110がハイブリッドブリッジング機能をサポートしない場合、ハイブリッドデバイス102によってブロードキャストされたトポロジー検出メッセージは、それを通してフレームが転送され得るPLCインターフェース110をハイブリッドデバイス102のネットワークインターフェースのリスト内に含めることができない。同様に、ハイブリッドブリッジ122は、Ethernetデバイス128がそのEthernetインターフェースに接続されていること、およびPLCデバイス118がそのPLCインターフェースに接続されていることを示す、そのネットワークインターフェース(図1に図示せず)を識別するトポロジー検出メッセージを送信することができる。ハイブリッド通信ネットワーク100内の他のハイブリッドデバイスからトポロジー検出メッセージを受信することに応答して、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、ハイブリッド通信ネットワーク100のトポロジーを判断するために任意の適切な技法を使用することができる。ハイブリッドブリッジ102(たとえば、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、受信されたトポロジー検出メッセージに基づいて、ハイブリッド通信ネットワーク100内の自らと(レガシーデバイスであろうと、ハイブリッドデバイスであろうと)任意の他のネットワークデバイスとの間の好ましい伝送経路を判断することも可能である。同様に、ハイブリッドブリッジ122(たとえば、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、ハイブリッド通信ネットワーク100のトポロジー、および自らと任意の他のネットワークデバイスとの間の好ましい伝送経路を判断することも可能である。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102が自らと他のネットワークデバイスとの間の好ましい伝送経路を判断した後、ハイブリッドブリッジ102は、他のハイブリッドデバイス122にハイブリッドブリッジ102に関連付けられた好ましい伝送経路について通知するために好ましい経路メッセージを送信することができる。
[0046]各ハイブリッドブリッジ(たとえば、ハイブリッドブリッジ102)は、ハイブリッドブリッジ102がその好ましい伝送経路の一部であるネットワークデバイスだけのアドレスを宣伝するために、そのローカルブリッジテーブル(たとえば、ローカルブリッジテーブル104)を選択的に埋めることができる。図1の例を参照すると、Ethernetデバイス114、116、および128は、ハイブリッドブリッジ102と122の両方を介してアクセス可能であり得る。しかしながら、トポロジー検出メッセージ(および、好ましい経路メッセージ)を交換することに基づいて、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102がEthernetデバイス114および116に対する好ましい伝送経路の一部であること、ならびにハイブリッドブリッジ122がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路の一部であることを判断することができる。具体的には、通信ユニット112は、PLCインターフェース110がEthernetデバイス114および116に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断することができる。したがって、図1に示すこの特定の例では、通信ユニット112は、Ethernetデバイス114および116のアドレスだけを含めるために、かつEthernetデバイス114および116だけがハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110を介してアクセス可能であること(たとえば、Ethernetデバイス114および116がハイブリッドブリッジ102に直接接続されていること)を示すために、ローカルブリッジテーブル104を選択的に埋めることができる。同様に、ハイブリッドブリッジ122は、そのPLCインターフェースがEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断することができる。ハイブリッドブリッジ122の通信ユニットは、Ethernetデバイス128だけがハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースを介してアクセス可能であることを宣伝するために、ローカルブリッジテーブル124を選択的に埋めることができる。各ハイブリッドブリッジ102および122は、次いで、そのローカルブリッジテーブル104および124をそれぞれハイブリッド通信ネットワーク100内の他のネットワークデバイスに送信することができる。たとえば、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジとして構成される場合、ハイブリッドブリッジ102は、ハイブリッド通信ネットワーク100の電力線セグメント140上のPLCインターフェース110を介して(アクセス可能なEthernetデバイスのリストを含む)ローカルブリッジテーブル104を送信することができる。同様に、ハイブリッドブリッジ122は、ハイブリッド通信ネットワーク100の電力線セグメント140上のそのPLCインターフェースを介してローカルブリッジテーブル124を送信することができる。
[0047]ローカルブリッジテーブルに加えて、各ハイブリッドブリッジ(たとえば、ハイブリッドブリッジ102)は、(たとえば、受信されたトポロジー検出メッセージに基づいて)各PLCインターフェース110(たとえば、HomePlugAVインターフェース)に関する遠隔ブリッジテーブル(たとえば、遠隔ブリッジテーブル106)を埋めることができる。遠隔ブリッジテーブル106は、各宛先アドレス(たとえば、ハイブリッド通信ネットワーク内の各宛先Ethernetデバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレス)に対する好ましい伝送経路に関連付けられた「ネクストホップ(next hop)」PLCインターフェースに従って埋められてよい。したがって、ハイブリッドブリッジ102を参照して、通信ユニット112は、Ethernetデバイス128がその好ましい伝送経路を介してハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108を通して到達可能でないこと、またはPLCインターフェース110がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースであることを判断することができる。通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースがEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断することができる。それに応答して、ハイブリッドブリッジ102の遠隔ブリッジテーブル106は、Ethernetデバイス128のデバイス識別子(たとえば、MACアドレス)とハイブリッドデバイス122の識別子(たとえば、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースの端末装置識別子(TEI))とで埋められてよい。同様に、ハイブリッドブリッジ122は、(たとえば、受信されたトポロジー検出メッセージに基づいて)ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス114および116に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断することができる。したがって、ハイブリッドブリッジ122は、遠隔ブリッジテーブル126内に2つのエントリ、すなわち、Ethernetデバイス114のMACアドレスおよびハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110のTEIを示す第1のエントリと、Etherrnetデバイス116のMACアドレスおよびハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェースのTEIを示す第2のエントリとを作成することができる。
[0048]ハイブリッドブリッジ102および122がそのそれぞれのブリッジテーブルを生成した後、ハイブリッドブリッジ102および122は、ローカルブリッジテーブル104および124をそれぞれハイブリッド通信ネットワーク100の他のネットワークデバイスに送信することができる。具体的には、ハイブリッドブリッジ102および122がPLC−Ethernetブリッジとして構成されるとき、ハイブリッドブリッジ102および122は、そのそれぞれのPLCインターフェースを介して、ローカルブリッジテーブル104および124をそれぞれハイブリッド通信ネットワーク100の電力線ネットワークセグメント140上に送信することができる。下でさらに論じるように、電力線ネットワークセグメント140上のレガシーPLCデバイス(たとえば、レガシーブリッジデバイスおよびレガシー非ブリッジデバイス)は、それぞれハイブリッドブリッジ102および122から受信されたローカルブリッジテーブル104および124の内容に基づいて、それぞれの遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。
[0049]段階Bにおいて、PLCデバイス118(たとえば、レガシーHomePlugAVデバイス、レガシーEthernet−PLCブリッジなど)は、それぞれハイブリッドブリッジ102および122からローカルブリッジテーブル104および124を受信して、受信されたローカルブリッジテーブル104および124に基づいて、遠隔ブリッジテーブル130を埋める。PLCデバイス118(たとえば、通信ユニット120)は、受信されたローカルブリッジテーブル104および124からハイブリッドデバイス102および122の各々を通して到達可能/アクセス可能なネットワークデバイス(たとえば、EthernetデバイスのMACアドレス)を識別することができる。たとえば、PLCデバイス118は、受信されたローカルブリッジテーブル104および124に基づいて、thernetデバイス114および116がハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110を介してアクセス可能であること、ならびにEthernetデバイス128がハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースを介してアクセス可能であることを判断することができる。図1に示したように、PLCデバイス118の通信ユニット120は、Ethernetデバイス114および116向けの任意のフレームがハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に転送されて、Ethernetデバイス128向けの任意のフレームがハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに転送されるように、遠隔ブリッジテーブル130を埋めることができる。いくつかの実施形態では、遠隔ブリッジテーブル130は、その各々が、48ビット宛先Ethernetアドレス(たとえば、Ethernet MACアドレス)とネクストホップPLCデバイスの8ビットPLCアドレス(たとえば、端末装置識別子(TEI))との間の関係を示す、1つまたは複数のエントリを備え得る。したがって、PLCデバイス118の遠隔ブリッジテーブル130は、3つのエントリ、すなわち、Ethernetデバイス116のMACアドレスおよびハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110のTEIを備えた第1のエントリと、Ethernetデバイス116のMACアドレスおよびハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110のTEIを備えた第2のエントリと、Etherentデバイス128のMACアドレスおよびハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースのTEIを備えた第3のエントリとを備え得る。
[0050]段階Aにおいて上で論じたように、ハイブリッドブリッジ102および122の各々は、そのそれぞれのPLCインターフェースからEthernetデバイス114、116、および128への好ましい伝送経路に基づいて、そのローカルブリッジテーブルを選択的に埋める。レガシーPLCデバイス118は遠隔ブリッジテーブル130を埋めるためにローカルブリッジテーブル104および124を使用するため、ハイブリッドブリッジ102および122は、レガシーPLCデバイス118によってその後選択される伝送経路に間接的に影響を及ぼすことができ、レガシーPLCデバイス118が好ましい伝送経路の存在を認識していない可能性があるにもかかわらず、レガシーPLCデバイス118が好ましい伝送経路を介してフレームを送信することに影響を及ぼし得る。
[0051]段階Cにおいて、PLCデバイス118は、フレームを宛先Ethernetデバイス116に送信すると判断して、遠隔ブリッジテーブル130に基づいて、宛先Ethernetデバイス116に転送するために、そのフレームをハイブリッドブリッジ102に送信する。Ethernetデバイス116を宛先とするフレームは、Ethernetデバイス116に関連付けられたアドレス(48ビット宛先MACアドレス)を備え得る。フレームを宛先Ethernetデバイス116に経路指定するために、PLCデバイス118の通信ユニット120は、遠隔ブリッジテーブル130にアクセスすることができ、それを介してフレームを転送するPLC−EthernetブリッジのPLCインターフェースの識別子(たとえば、TEI)を判断することができる。図1の例では、レガシーPLCデバイス118は、Ethernetデバイス116に転送するために、Ethernetデバイス116を宛先とするフレームがハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に送信されるべきであることを(遠隔ブリッジテーブル130から)判断することができる。レガシーPLCデバイス118は、遠隔ブリッジテーブル130からハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110のアドレス(たとえば、8ビットビットTEI)を判断することができ、フレームをハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に送信することができる。
[0052]段階Dにおいて、ハイブリッドデバイス102は、受信されたフレームをEthernetデバイス116に転送する。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のハイブリッド転送レイヤは、フレームを宛先Ethernetデバイス116にどのように経路指定するかを判断するために、その転送テーブルを使用することができる。他の実施形態では、しかしながら、ハイブリッドブリッジ102は、フレームを宛先Ethernetデバイス116にどのように転送するかを判断するために、ローカルブリッジテーブル104および/または遠隔ブリッジテーブル106を使用することができる。たとえば、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、PLCインターフェース110および/または通信ユニット112)は、宛先Ethernetデバイス116が好ましい伝送経路を介してハイブリッドブリッジ102から到達可能であるかどうか(たとえば、Ethernetデバイス116の宛先MACアドレスがローカルブリッジテーブル104内に列挙されているかどうか)を判断することができる。受信されたフレーム内の宛先MACアドレスがローカルブリッジテーブル104内に列挙されている場合、ハイブリッドブリッジ102は、対応するEthernetデバイス(たとえば、Ethernetデバイス116)がハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108を介して到達可能であると判断することができる。しかしながら、受信されたフレーム内の(たとえば、Ethernetデバイス128の)宛先MACアドレスがローカルブリッジテーブル104内に列挙されていない場合、ハイブリッドブリッジ102は、そのフレームが別のハイブリッドブリッジを介して対応する宛先Ethernetデバイス(たとえば、Ethernetデバイス128)に転送されるべきであると判断することができる。ハイブリッドブリッジ102(たとえば、PLCインターフェース110および/または通信ユニット112)は、受信されたフレーム内の宛先MACに整合する、遠隔ブリッジテーブル106のエントリを識別することができる。遠隔ブリッジテーブル106の識別されたエントリは、別のハイブリッドブリッジ122のデバイス識別子(たとえば、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースのTEI)を含むことも可能である。ハイブリッドブリッジ102は、次いで、後でEthernetデバイス128に転送するために、そのフレームをハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに転送することができる。
[0053]様々な実施形態では、ローカルブリッジテーブル104および遠隔ブリッジテーブル106は、ハイブリッドブリッジ102のハイブリッドネットワーキングサブレイヤに関連付けられた転送テーブルとは個別であることに留意されたい。ローカルブリッジテーブル104および遠隔ブリッジテーブル106は、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤに関連付けられた転送テーブルに対する拡張であり得る。ハイブリッドネットワーキングサブレイヤに関連付けられた転送テーブルはフレーム配信経路全体の選択を制御するのに対して、ローカルおよび遠隔ブリッジテーブルは、完全なフレーム配信経路のサブセットであるPLCリンク(たとえば、HomePlugAVリンク)を制御し得る。ローカルおよび遠隔ブリッジテーブルは、PLCインターフェースに関連付けられることが可能であり、2つの個別の通信技術(たとえば、EthernetおよびHomePlugAV)をブリッジングするためにフレームをどのように転送するかを判断するためにPLCインターフェースによって使用され得る。
[0054]いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のハイブリッドネットワーキングサブレイヤは、ハイブリッドブリッジ102に関連付けられた転送テーブルに加えて、ローカルブリッジテーブル104および遠隔ブリッジテーブル106を埋めることができる。ハイブリッドネットワーキングサブレイヤは、ローカルブリッジテーブル104および遠隔ブリッジテーブル106をハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に提供することができる。別の実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、転送テーブルと(たとえば、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤから受信された)好ましい伝送経路とに基づいて、ローカルブリッジテーブル104と遠隔ブリッジテーブル106とを間接的に導出することができる。別の実施形態では、「ネクストホップ」通信リンクのMACアドレスがそれらの転送テーブルを生成した他のハイブリッドデバイスから受信された転送テーブル内に含まれている場合、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、転送テーブルからローカルブリッジテーブル104と遠隔ブリッジテーブル106とを間接的に導出することができる。
[0055]図1は2つのブリッジング対応ハイブリッドデバイス102および122を参照して段階A〜Dの動作を説明するが、他の実施形態では、ハイブリッド通信ネットワーク100は、ブリッジング非対応ハイブリッドデバイスを備えることも可能である。すなわち、ハイブリッド通信ネットワークは、少なくとも1つのハイブリッドブリッジ(たとえば、PLC−Ethernetブリッジングをサポートするハイブリッドブリッジ102)と非ブリッジハイブリッドデバイスとを備え得る。非ブリッジハイブリッドデバイスは、たとえば、PLCインターフェースとEthernetインターフェースとを備え得るが、PLC−Ethernetブリッジングをサポートし得ない。この例では、非ブリッジハイブリッドデバイスのPLCインターフェースはローカルブリッジテーブルを維持し得ない。非ブリッジハイブリッドデバイスのPLCインターフェースは遠隔ブリッジテーブルだけを維持し得る。非ブリッジハイブリッドデバイスのPLCインターフェースは、ハイブリッド通信ネットワーク100の他のハイブリッドデバイスから受信されたトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。したがって、非ブリッジハイブリッドデバイスが宛先Ethernetデバイス向けのフレームをそのPLCインターフェース上で受信することに応答して、PLCインターフェースは、(たとえば、遠隔ブリッジテーブルに基づいて)それを介してそのフレームを宛先Ethernetデバイスに経路指定するハイブリッドブリッジの別のPLCインターフェースを識別することができる。加えて、ハイブリッド通信ネットワーク100は、ブリッジング対応レガシーデバイス(「レガシーブリッジ」)および/または非ブリッジレガシーデバイスを備え得る。本明細書で論じるように、レガシーブリッジおよび非ブリッジレガシーデバイスは、ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジから受信されたローカルブリッジテーブルに基づいて、その遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。
[0056]図1は、PLC(たとえば、HomePlugAV)−Ethernetブリッジングに関して説明されるが、実施形態はそのように制限されないことに留意されたい。他の実施形態では、本明細書で説明するブリッジング動作は、(たとえば、EthernetデバイスとMoCAデバイスとをブリッジングするための、MoCAデバイスとHomePlugAVデバイスとをブリッジングするためのなど)他の適切な通信プロトコルを実装するブリッジングデバイスに拡張され得る。図1に示さないが、いくつかの実施形態では、ハイブリッドデバイス(および、レガシーEthernetデバイス)のEthernetインターフェースは、上で説明した動作に従って埋められてよいブリッジングテーブルに関連付けられることも可能である。さらに、いくつかの実施形態では、PLCデバイス118およびEthernetデバイス114、116、および128はレガシーデバイスでなくてよいことに留意されたい。たとえば、PLCデバイス118ならびにEthernetデバイス114、116、および128は、ブリッジング機能をサポートしないハイブリッドデバイスであり得る。
[0057]図2Aおよび図2Bは、ローカルブリッジテーブルおよび遠隔ブリッジテーブルを埋めるためのハイブリッドブリッジの例示的な動作を示すフロー図(「フロー」)200を示す。フロー200はブロック202において開始する。
[0058]ブロック202において、ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジは、ハイブリッド通信ネットワークの他のハイブリッドデバイスにトポロジーメッセージを送信して、それらの他のハイブリッドデバイスからトポロジーメッセージを受信する。図1の例を参照すると、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、通信ユニット112)は、ハイブリッド通信ネットワーク100内の他のハイブリッドデバイス(たとえば、ハイブリッドブリッジ122)にトポロジーメッセージをブロードキャストすることができる。トポロジーメッセージは、ハイブリッドブリッジ102に関する情報と、ハイブリッドブリッジ102の近傍デバイスに関する情報とを備え得る。たとえば、ハイブリッドブリッジ102によって送信されたトポロジーメッセージは、レガシーEthernetデバイス114および116がEthernetインターフェース108に結合されていること、ならびにレガシーPLCデバイス118がPLCインターフェース110に結合されていることを示すことができる。トポロジーメッセージは、それを通してハイブリッドブリッジ102がフレーム転送をサポートするネットワークインターフェースのリストを備えることも可能である。一実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110(たとえば、HomePlugAVインターフェース)がPLC−Ethernetブリッジングをサポートする場合、トポロジーメッセージは、それを介してフレームが転送され得るPLCインターフェース110をハイブリッドブリッジ102のネットワークインターフェースのリスト内に含み得る。ハイブリッドブリッジ102は、PLCインターフェース110から送信された管理メッセージ内に1つまたは複数の所定のビットを設定することによって(たとえば、HomePlugAVインターフェースに関するCM_BRG_INFO.CNF管理メッセージ内にブリッジングステーションフラグ(BSF)を設定することによって)そのハイブリッドブリッジ102がPLCインターフェース110を通してハイブリッドブリッジング機能をサポートすることを示すことができる。しかしながら、PLCインターフェース110がフレーム転送をサポートしない場合、ハイブリッドデバイス102によってブロードキャストされたトポロジーメッセージは、それを通してフレームが転送され得るハイブリッドデバイス102のネットワークインターフェースのリスト内にPLCインターフェース110を含めることができない。フローはブロック204に続く。
[0059]ブロック204において、ハイブリッド通信ネットワークの各ネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路が判断される。たとえば、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、通信ユニット112)は、ハイブリッドブリッジ102によって判断されたトポロジー情報と、ハイブリッド通信ネットワーク100の他のハイブリッドデバイス122から受信されたトポロジーメッセージとを解析することができる。通信ユニット112は、ハイブリッド通信ネットワーク100内のハイブリッドデバイスおよびレガシーデバイスの位置ならびに相互接続、ハイブリッドデバイスのネットワークインターフェースの数およびタイプ、ハイブリッドデバイスのネットワークインターフェースのうちのどれが(もしあれば)フレーム転送をサポートするか、などを含めて、ハイブリッド通信ネットワーク100のトポロジーを推定することができる。加えて、通信ユニット112は、ハイブリッド通信ネットワーク100内の(ハイブリッドデバイスであろうと、レガシーデバイスであろうと)各ネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することも可能である。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、トポロジーメッセージ内で受信された情報(たとえば、パスメトリック情報、トラフィック情報、近傍デバイス情報など)に基づいて、自らおよび通信ネットワーク内のすべての他のハイブリッドデバイスに関する好ましい伝送経路を独立して判断することができる。他の実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、自らに関する好ましい伝送経路を判断することができ、他のハイブリッドデバイスから受信された好ましい経路メッセージ内で他のハイブリッドデバイスに関連付けられた好ましい伝送経路の表示を受信することができる。フローはブロック206に続く。
[0060]ブロック206において、ハイブリッド通信ネットワークの各ネットワークデバイスに関するループが開始する。たとえば、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ、通信ユニット112、および/またはPLCインターフェース110)は、ハイブリッドブリッジ102に関連付けられたブリッジテーブル104および106をどのように埋めるかを判断するために、各ネットワークデバイスに関してブロック208〜214において下で説明する動作を実行することができる。一実施形態では、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジであるとき、ハイブリッドブリッジ102は、ハイブリッドブリッジ102のローカルブリッジテーブル104または遠隔ブリッジテーブル106内にEthernetデバイスのMACアドレスを含めるかどうかを判断するために、各Ethernetデバイス(たとえば、レガシーEthernetデバイスまたはEthernetインターフェースを有するハイブリッドデバイス)に関してブロック208〜214において下で説明する動作を実行することができる。フローはブロック208に続く。
[0061]ブロック208において、ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路の一部であるかどうかが判断される。たとえば、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジである場合、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110(たとえば、HomePlugAVインターフェース)がネットワークデバイス(たとえば、Ethernetデバイス116)と通信するための好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することができる。ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路の一部である場合、フローはブロック210に続く。そうでない場合、フローは図2Bのブロック214に続く。
[0062]ブロック210において、ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースであるかどうかが判断される。ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、フロー200はブロック208からブロック210に移る。たとえば、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス114に対する好ましい伝送経路上にあると判断された場合、PLCインターフェース110がその好ましい通信経路上の送信インターフェースであるかまたは受信インターフェースであるかが判断され得る。PLCデバイス118がEthernetデバイス114に送信するためのフレームを生成する場合、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110はEthernetデバイス114に転送するためにそのフレームを受信することになる。すなわち、この例では、PLCインターフェース110は、Ethernetデバイス114に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースである。別の例として、Ethernetデバイス114がEthernetデバイス128に送信するためのフレームを生成する場合、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110はEthernetデバイス128に転送するために、そのフレームを(たとえば、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに)送信することになる。すなわち、この例では、PLCインターフェース110は、Ethernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースである。ブロック210において、ネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、フローはブロック212に続く。そうでない場合、ネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、フローは図2Bにおけるブロック214に続く。
[0063]ブロック212において、そのネットワークデバイスがハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースを介してアクセス可能であることを示すために、そのハイブリッドブリッジに関連付けられたローカルブリッジテーブルが埋められる。ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、フロー200はブロック210からブロック212に移る。図1の例を参照すると、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス114および116に転送するために、フレームを(ハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108から)(好ましい伝送経路を介して)受信することになると判断することができる。通信ユニット112は、次いで、Ethernetデバイス114および116のアドレス(たとえば、48ビットMACアドレス)を含めるために、PLCインターフェース110に関連付けられたローカルブリッジテーブル104を更新/修正することができる。別の例として、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースが(ハイブリッドブリッジ122のEthernetインターフェースから)Ethernetデバイス128に転送するために、フレームを(好ましい伝送経路を介して)受信することになると判断され得る。したがって、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブル124は、Ethernetデバイス128のMACアドレスを含むように更新され得る。好ましい伝送経路上にあるそのそれぞれの受信PLCインターフェースに一致するようにそのそれぞれのローカルブリッジテーブル104および124を埋めることによって、ハイブリッドデバイス102および122は、レガシーデバイスが好ましい伝送経路を介してフレームを送信することに間接的に影響を及ぼし得る。ハイブリッドネットワーキングサブレイヤがハイブリッドブリッジ102のローカルブリッジテーブル104を埋める場合、そのハイブリッドネットワーキングサブレイヤはローカルブリッジテーブル104(および、その内容)に対する更新をPLCインターフェース110に通知することができる。フローは、(もしあれば)解析されることになる次のネットワークデバイスが識別される、図2Bにおけるブロック218に続く。
[0064]図2Bのブロック214において、第2のブリッジデバイスがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路の一部であると判断される。ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、フロー200は図2Aのブロック208から図2Bのブロック214に移る。たとえば、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上にないと判断することができる。図2で、ハイブリッドブリッジのネットワークインターフェースがネットワークデバイスに対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、フロー200はまた、図2Aのブロック210から図2Bのブロック214に移る。上で論じたように、通信ユニット112は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス128に転送するために、そのフレームを(たとえば、別のブリッジデバイスのPLCインターフェースに)送信することになると判断することができる。Ethernetデバイス128はハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108を介して到達可能であり得るが、PLCインターフェース110がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路の一部でない場合、Ethernetデバイス128のMACアドレスはローカルブリッジテーブル104内に記録され得ない。代わりに、通信ユニット112は、Ethernetデバイス128と通信するための好ましい伝送経路を解析することができ、第2のブリッジデバイス(たとえば、ハイブリッドブリッジ122)のPLCインターフェースがEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路の一部であると判断することができる。第2のブリッジデバイスは(図1に示すような)ハイブリッドブリッジであってよく、またはレガシー/従来のブリッジであってもよいことに留意されたい。フローはブロック216に続く。
[0065]ブロック216において、そのネットワークデバイスが第2のブリッジデバイスを介してアクセス可能であることを示すために、そのハイブリッドブリッジに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが埋められる。たとえば、上で論じたように、ハイブリッドブリッジ102(たとえば、通信ユニット112、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ、および/またはPLCインターフェース110)は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路の一部でないこと、およびハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースがEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路の一部であることを判断することができる。別の例として、ハイブリッドデバイス102は、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110がEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の送信インターフェースであること、およびハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースがEthernetデバイス128に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであることを判断することができる。通信ユニット112は、Ethernetデバイス128のアドレス(たとえば、48ビットMACアドレス)およびハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースの識別子(たとえば、8ビットTEI)を判断することができる。通信ユニット112は、次いで、図1に示すように、Ethernetデバイス128のMACアドレスと、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースのTEIとを備えた新しいエントリを遠隔ブリッジテーブル106内に作成することができる。いくつかの実施形態では、上で論じたように、ハイブリッドブリッジ102は、ハイブリッド通信ネットワーク100のネットワークデバイスの各々に関連付けられた好ましい伝送経路の知識だけに基づいて、その遠隔ブリッジテーブル106を埋めることができる。ハイブリッドネットワーキングサブレイヤがハイブリッドブリッジ102の遠隔ブリッジテーブル106を埋める場合、そのハイブリッドネットワーキングサブレイヤは遠隔ブリッジテーブル106(および、その内容)に対する更新をPLCインターフェース110に通知することができる。フローはブロック218に続く。
[0066]ブロック218において、ハイブリッド通信ネットワークの追加のネットワークデバイスが解析されることになるかどうかが判断される。ハイブリッドデバイス102がハイブリッド通信ネットワーク100の追加のネットワークデバイスが解析されることになると判断した場合、フローは、次のネットワークデバイスが識別されて、次のネットワークデバイスに関して、ブロック208〜216を参照して上で説明した動作が実行される図2Aのブロック206にループバックする。あるいは、解析されることになる次のネットワークデバイスが存在しないと判断された場合、フローはブロック220に続く。
[0067]ブロック220において、ローカルブリッジテーブルがハイブリッドブリッジからハイブリッド通信ネットワークの他のネットワークデバイスに送信される。たとえば、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジである場合、ハイブリッドブリッジ102は、PLCインターフェース110を介してローカルブリッジテーブル104をハイブリッド通信ネットワーク100の電力線ネットワークセグメント140上で送信することができる。たとえば、PLCインターフェース110がHomePlugAVインターフェースである場合、ハイブリッドブリッジ102は、HomePlugAVインターフェースを介してCM_BRG_INFO.CNFメッセージ内でローカルブリッジテーブル104を送信することができる。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、ローカルブリッジテーブル104を備えるユニキャストメッセージをハイブリッド通信ネットワーク100内の各PLCデバイスに送信することができる。この実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、PLCデバイスの各々に送信されたローカルブリッジテーブル104を調整することができる。別の実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、ローカルブリッジテーブル104を備えるブロードキャストメッセージをハイブリッド通信ネットワーク100内のすべてのPLCデバイスに送信することができる。ローカルブリッジテーブル104を電力線ネットワークセグメント140上で送信することは、他のPLCデバイス(たとえば、PLCインターフェースを有するハイブリッドデバイス、レガシーPLCデバイス、従来のEthernet−PLCブリッジなど)が、ハイブリッドブリッジ102の好ましい伝送経路に基づいて埋められたローカルブリッジテーブル104を受信することを確実にし得る。ローカルブリッジテーブル104を受信するPLCデバイスは、転送のために、受信されたローカルブリッジテーブル104内に列挙されたEthernetデバイス向けの任意のフレームがハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に送信されるように、そのそれぞれの遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。ブロック220から、フローは終了する。
[0068]図3は、フレームを宛先ネットワークデバイスに経路指定するためにブリッジテーブルを使用するための例示的な動作を示すフロー図300である。フロー300はブロック302において開始する。
[0069]ブロック302において、ハイブリッド通信ネットワークのネットワークデバイスは、フレームをハイブリッド通信ネットワークの宛先ネットワークデバイスに送信すると判断する。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、宛先ネットワークデバイスに送信することが予定されたフレームを調達する(source)ことができる。図1の例を参照すると、レガシーPLCデバイス118は、宛先Ethernetデバイス116に送信するために、フレームを生成することができる。他の実施形態では、ネットワークデバイスは、宛先ネットワークデバイスに転送するために、そのフレームを(別のネットワークデバイスから)受信することができる。図1の例を参照すると、ハイブリッドブリッジ102は、宛先Ethernetデバイス116に転送するために、そのフレームをそのPLCインターフェース110において受信することができる。フローはブロック304に続く。
[0070]ブロック304で、ネットワークデバイスがブリッジング対応デバイスであるかどうかが判断される。一般に、フレーム転送をサポートするブリッジング対応デバイス(たとえば、レガシーブリッジまたはハイブリッドブリッジのいずれか)だけがローカルブリッジテーブルを備え得る。上で論じたように、ハイブリッドデバイス102がPLC−Ethernetブリッジとして構成される場合、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110のローカルブリッジテーブル104は、好ましい伝送経路を介してPLCインターフェース110から到達可能であるEthernetデバイス114および116のアドレスを備え得る。それにより、PLCインターフェース110がブリッジングまたはフレーム転送をサポートするかどうかが判断され得る。ネットワークデバイスがブリッジング対応デバイスであると判断された場合、フローはブロック306に続く。そうでない場合、フローはブロック310に続く。
[0071]ブロック306において、ネットワークデバイスのローカルブリッジテーブルが宛先ネットワークデバイスのアドレスを含むかどうかが判断される。ネットワークデバイスがブリッジング対応デバイスであるとの判断に応答して、フロー300はブロック304からブロック306に移る。図1の例を参照すると、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、宛先Ethernetデバイス116に転送するために、フレームを受信することができる。PLCインターフェース110(または、いくつかの実施形態では、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、受信されたフレームから宛先Ethernetデバイス116のMACアドレスを読み取ることができ、(PLCインターフェース110に関連付けられた)ローカルブリッジテーブル104が宛先Etherentデバイス116のMACアドレスを備えるかどうかを判断することができる。ローカルブリッジテーブルが宛先ネットワークデバイスのアドレスを備えると判断された場合、フローはブロック308に続く。そうでない場合、フローはブロック310に続く。
[0072]ブロック308において、第1のネットワークデバイスの適切なネットワークインターフェースを介してフレームが宛先ネットワークデバイスに送信される。ネットワークデバイスがハイブリッドブリッジであること、およびローカルブリッジテーブルが宛先ネットワークデバイスのアドレスを含むことが判断された場合、フロー300はブロック306からブロック308に移る。図1の例を参照すると、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジである場合、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、宛先Ethernetデバイス116向けのフレームを受信することができる。PLCインターフェース110は、そのローカルブリッジテーブル104が宛先Ethernetデバイス116のMACアドレスを備えると判断することができる。ハイブリッドブリッジ102は、次いで、ハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108を介して、フレームを宛先Ethernetデバイス116に転送することができる。ブロック308から、フローは終了する。
[0073]ブロック310において、宛先ネットワークデバイスに転送するためのフレームを送信する先である第2のブリッジデバイスを識別するために、ネットワークデバイスに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルがアクセスされる。ハイブリッドブリッジのローカルブリッジが宛先ネットワークデバイスのアドレスを含まない場合、フロー300はブロック306からブロック310に移る。図1の例を参照すると、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、宛先Ethernetデバイス128向けのフレームを受信することができる。PLCインターフェース110は、そのローカルブリッジテーブル104が宛先Ethernetデバイス128のMACアドレスを備えないと判断することができる。PLCインターフェース110(または、いくつかの実施形態では、ハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、次いで、(PLCインターフェース110に関連付けられた)遠隔ブリッジテーブル106が宛先Ethernetデバイス128のMACアドレスに整合するエントリを備えるかどうかを判断することができる。図1で、PLCインターフェース110(または、通信ユニット112)は、遠隔ブリッジテーブル106を検索することができ、宛先Ethernetデバイス128のMACアドレス(または、別の適切なアドレス)に整合する、遠隔ブリッジテーブル内のエントリを識別することができる。PLCインターフェース110(または、通信ユニット112)は、遠隔ブリッジテーブル106内の宛先MACアドレスに対応する、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースのTEI(または、別の適切なアドレス)を判断することができる。
[0074]図3を参照すると、ネットワークデバイスがハイブリッドブリッジでないと判断された場合、フロー300はまた、ブロック304からブロック310に移る。たとえば、レガシーPLCデバイス118は、フレームを宛先Ethernetデバイス116に送信すると判断することができる。上で同様に論じたように、レガシーPLCデバイス118(たとえば、通信ユニット120)は、遠隔ブリッジテーブル130にアクセスすることができ、宛先Ethernetデバイス116のアドレス(たとえば、MACアドレス)に整合する、遠隔ブリッジテーブル130内のエントリを識別することができる。レガシーPLCデバイス118は、宛先Ethernetデバイス116がハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110から到達可能であると判断することができる。レガシーPLCデバイス118は、遠隔ブリッジテーブル130からハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110の識別子(たとえば、TEI)を判断することもできる。フローはブロック312に続く。
[0075]ブロック312において、宛先ネットワークデバイスに転送するために、そのフレームは第2のブリッジデバイスに送信される。たとえば、PLCデバイス118は、Ethernetデバイス116がハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110を介してアクセス可能であると判断することができ、ハイブリッドデバイス102のPLCインターフェース110に関連付けられた識別子(たとえば、TEI)を判断することができる。PLCデバイス118は、次いで、PLCインターフェース110の識別子と、宛先Ethernetデバイス116のアドレス(たとえば、MACアドレス)とをフレーム内に挿入することができる。PLCデバイス118は、宛先Ethernetデバイス116に転送するために、そのフレームをハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に送信することができる。別の例として、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、(遠隔ブリッジテーブル106に基づいて)Ethernetデバイス128がハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースを介してアクセス可能であると判断することができる。したがって、PLCインターフェース110は、Ethernetデバイス128に転送するために、そのフレームをハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに送信することができる。ブロック312から、フローは終了する。
[0076]図1〜図3および本明細書で説明する動作は、実施形態を理解するのを助けるための例であり、実施形態を限定したり、特許請求の範囲を限定したりするために使用されるべきでないことを理解されたい。実施形態は、追加の動作を実行し、より少ない動作を実行し、動作を異なる順序で実行し、動作を並行して実行し、いくつかの動作を別様に実行し得る。たとえば、図1は、PLCデバイス118がローカルブリッジテーブル104および124を受信して、レガシーPLCデバイス118に関連付けられた遠隔ブリッジテーブル130を埋めるために、受信されたローカルブリッジテーブル104および124を使用することを示す。いくつかの実施形態では、ハイブリッド通信ネットワーク100内のハイブリッドデバイス(たとえば、ハイブリッドデバイスの各々のハイブリッドネットワーキングサブレイヤ)は、受信されたトポロジー検出メッセージと、好ましい伝送経路の知識と、ハイブリッド通信ネットワーク100のトポロジーの知識とに基づいて、そのそれぞれの遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、ハイブリッドデバイスは、ハイブリッド通信ネットワーク100の他のハイブリッドデバイスから受信されたローカルブリッジテーブルに基づいて、そのそれぞれの遠隔ブリッジテーブルを埋めることができる。
[0077]いくつかの実施形態では、任意の2つのネットワークデバイス(たとえば、PLCデバイス118およびEthernetデバイス114)間の好ましい伝送経路は、フレーム分類情報(たとえば、フレームストリーム、フレームタイプ、優先度レベル、ソースアドレス、および他のそのような要因)に応じて変化し得ることに留意されたい。たとえば、ハイブリッドブリッジ102は、第1のフレームストリームに関するEthernetデバイス116に対する好ましい伝送経路の一部(たとえば、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110はその好ましい伝送経路上の受信インターフェース)であり得るのに対して、ハイブリッドブリッジ122は、第2のフレームストリームに関する同じEthernetデバイス116に対する好ましい伝送経路の一部(たとえば、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースはその好ましい伝送経路上の受信インターフェース)であり得る。この実施形態では、それぞれハイブリッドデバイス102および122によって送信されたローカルブリッジテーブル104ならびに124は、フレーム分類情報に関する情報を備えることも可能である。いくつかの実施形態では、ローカルブリッジテーブル104および124(ならびに、結果として、遠隔ブリッジテーブル106、126、および130)は、送信され得る異なるフレームストリーム、フレームタイプなどを考慮に入れるために埋められてよい。たとえば、ローカルブリッジテーブル104は、Ethernetデバイス116のMACアドレスと、第1のフレームストリームの表示とを含み得るのに対して、ローカルブリッジテーブル124は、Ethernetデバイス116のMACアドレスと、第2のフレームストリームの表示とを含み得る。PLCデバイス118は、PLCデバイス118が、Ethernetデバイス116向けの第1のフレームストリームに属するフレームをハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に送信して、Ethernetデバイス116向けの第2のフレームストリームに属するフレームをハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースに送信するように、遠隔ブリッジテーブル120を埋めることができる。
[0078]図1は、レガシーPLCデバイス118がフレームを宛先Ethernetデバイス116にどのように経路指定するかを判断するためにその遠隔ブリッジテーブル130にアクセスすることを示すが、いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110はフレームを宛先Ethernetデバイスに送信すると判断することができる。この実施形態では、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110は、まず、その宛先Ethernetデバイス(たとえば、Ethernetデバイス116)が好ましい伝送経路を介してハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108から直接的に到達可能であるかどうかを判断するために、(PLCインターフェース110に関連付けられた)ローカルブリッジテーブル104を検査することができる。そうである場合、フレームは、ハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108を介して宛先Ethernetデバイス116に直接的に送信され得る。しかしながら、宛先Ethernetデバイス(たとえば、Ethernetデバイス128)がローカルブリッジテーブル104内に列挙されていない場合、Ethernetデバイス128は、好ましい伝送経路を介してハイブリッドブリッジ102のEthernetインターフェース108から到達可能でない。したがって、PLCインターフェース110は、(PLCインターフェース110に関連付けられた)遠隔ブリッジテーブル106にアクセスすることができ、図1の段階CおよびDにおいて上で説明したように、それを介して、宛先Ehernetデバイス128が好ましい伝送経路を介してアクセスされ得る別のハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースのデバイス識別子(たとえば、TEI)を識別することができる。
[0079]上で論じたいくつかの実施形態では、Ethernetデバイス116がハイブリッドブリッジ122に結合され得るにもかかわらず、ハイブリッドブリッジ122はEthernetデバイス116に対する好ましい伝送経路の一部でない場合がある。たとえば、Ethernetデバイス116は、ハイブリッドブリッジ102と122の両方に接続され得る。ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110はEthernetデバイス116に対する好ましい伝送経路上の受信インターフェースであり得るのに対して、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースはEthernetデバイス116に対する好ましい伝送経路の一部(または、その好ましい伝送経路上の送信インターフェース)であり得る。この実施形態では、ハイブリッドブリッジ122のPLCインターフェースがEthernetデバイス116向けのフレームを受信する場合でも、ハイブリッドブリッジ122は、そのフレームをEthernetデバイス116に直接的に送信し得ない。代わりに、ハイブリッドデバイス122は、(たとえば、電力線ネットワークセグメントを介して)そのフレームをハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110に提供することができ、ハイブリッドブリッジ102は、好ましい伝送経路を介してそのフレームをEthernetデバイス116に転送することができる。
[0080]図1および図3に示さないが、いくつかの実施形態では、PLCデバイス118の遠隔ブリッジテーブル130は、宛先Ethernetデバイス116のアドレスに整合するエントリを備えない場合があることに留意されたい。この実施形態では、PLCデバイス118は、ブロードキャスト宛先識別子(たとえば、ブロードキャストTEI)を使用して、電力線ネットワークセグメント上でフレームをブロードキャストすることができる。ハイブリッドブリッジ102および122は、ブロードキャストされたフレームをそのそれぞれのPLCインターフェースにおいて受信することができる。ハイブリッドブリッジ102および122は、そのフレームを宛先Ethernetデバイスにどのように経路指定するかを判断するために、そのそれぞれのブリッジテーブルにアクセスすることができる。ハイブリッドデバイス102および122のうちの1つに関連付けられたローカルブリッジテーブルまたは遠隔ブリッジテーブルが宛先Ethernetデバイス116のアドレスを備える場合、ハイブリッドブリッジは、適切なネットワークインターフェースを介してそのフレームを宛先Ethernetデバイス116に転送することができる。しかしながら、ハイブリッドブリッジ102および122に関連付けられたローカルブリッジテーブルならびに遠隔ブリッジテーブルが宛先Ethernetデバイス116のアドレスに整合するエントリを備えない場合、ハイブリッドデバイス102および122は、受信されたフレームをそのそれぞれのEthernetインターフェースを介して再度ブロードキャストすることができる。ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110において受信されたブロードキャストフレームおよびマルチキャストフレームは、Ethernetインターフェース108を介してEthernetセグメント上で再度ブロードキャストされ得ることにも留意されたい。さらに、ハイブリッドブリッジ102のEthernetPLCインターフェース108において受信されたブロードキャストフレームおよびマルチキャストフレームは、PLCインターフェース110を介して電力線ネットワークセグメント上で再度ブロードキャストされ得る。
[0081]いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、受信されたフレーム内に示されたMAC宛先アドレスがPLCインターフェース110のMACアドレスに整合するそのPLC(たとえば、HomePlugAV)インターフェース110を介してだけそれらのフレームを受信することが可能である。この実施形態では、ハイブリッドブリッジ102(および、PLCインターフェース110)は、自らをPLC−Ethernetブリッジとして電力線ネットワークセグメントに提示することができない。ハイブリッドブリッジ102は、管理メッセージ内に1つまたは複数のビットを設定することによって(たとえば、BSFを設定しないことによって)、ハイブリッドブリッジ102がPLC−Ethernetブリッジをサポートしないことを示すことができ、他のPLCデバイスに対してそのローカルブリッジテーブルを生成または送信しなくてよい。あるいは、この実施形態では、ハイブリッドブリッジ102は、自らをPLC−Etherentブリッジとして電力線ネットワークセグメントに提示することができ、自らがPLC−Ethernetブリッジングをサポートすることを示すことができ、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェースのMACアドレスを備えたローカルブリッジテーブルを生成および送信することができる。
[0082]電力線通信プロトコル(たとえば、HomePlugAVプロトコル)に従って、ローカル電力線ネットワークセグメント内の各PLCデバイス(たとえば、PLCデバイス118、ハイブリッドブリッジ102のPLCインターフェース110など)に8ビット端末装置識別子(TEI)が動的に割り当てられ得る。送信機PLCデバイスは、フレームを受信機PLCデバイスに送信するために受信機PLCデバイスのTEIを使用することができ、受信機PLCデバイスは、受信されたフレーム内に示されたTETに応じて、フレームを受け入れる/破棄することができる。いくつかの実施形態では、TEIは、ハイブリッド通信ネットワーク100内の電力線ネットワークセグメント内だけのPLCデバイスに一意であり得る。加えて、PLCデバイス(たとえば、ハイブリッドデバイスまたはレガシーPLCデバイス)の各々はまた、すべてのタイプのネットワーク、通信技術、およびデバイスを通して一意である汎用識別子(たとえば、48ビットアドレス)を有し得る。いくつかの実施形態では、ハイブリッドブリッジ122の上位層プロトコルレイヤ(たとえば、開放型システム間相互接続(OSI)モデル内のネットワークレイヤ、トランスポートレイヤ、またはアプリケーションレイヤ)がフレームを生成するとき、そのフレームは宛先Ethernetデバイス114の48ビットアドレスを備え得る。PLCデバイス118のPLCインターフェース(たとえば、HomePlugAVインターフェース)は、遠隔ブリッジテーブル130からハイブリッドブリッジのPLCインターフェース110のTEIを識別することができ、PLCインターフェース110のTEIを含むPLCヘッダ内にそのフレームをカプセル化することができ、そのフレームを電力線ネットワーク上でPLCインターフェース110に送信することができる。
[0083]いくつかの実施形態では、ローカルブリッジテーブル(たとえば、LBDAT)および遠隔ブリッジテーブル(たとえば、RBAT)は、PLCインターフェース(たとえば、HomePlugAVインターフェース)およびMoCAインターフェースに関連付けられることにも留意されたい。一例では、ハイブリッドブリッジがHomePlugAVインターフェースと、MoCAインターフェースと、Ethernetインターフェースとを備える場合、ハイブリッドブリッジは、それぞれHomePlugAVインターフェースおよびMcCAインターフェース用に1つずつ、2つのローカルブリッジテーブルおよび2つの遠隔ブリッジテーブルを備え得る。
[0084]当業者によって諒解されるように、本発明の主題の態様は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化され得る。したがって、本発明の主題の態様は、完全なハードウェアの実施形態、ソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、または、本明細書ではすべて一般に「回路」、「モジュール」もしくは「システム」と呼ばれ得るソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせた一実施形態の形態をとることができる。さらに、本発明の主題の態様は、コンピュータ可読プログラムコードを具現化した1つまたは複数のコンピュータ可読媒体内で具現化されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
[0085]1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、限定はしないが、たとえば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、あるいは上記の任意の適切な組合せであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)には、1つもしくは複数の有線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組合せが含まれることになる。この文書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスにより、またはそれらとともに使用するためのプログラムを包含または記憶できる、任意の有形媒体であり得る。
[0086]コンピュータ可読信号媒体は、たとえば、ベースバンド内で、または搬送波の一部として、その中に具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬されるデータ信号を含むことができる。そのような伝搬信号は、限定はしないが、電磁気、光、またはそれらの任意の適切な組合せを含む、様々な形態のうちのいずれかをとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、あるいはそれらに関連して使用するためのプログラムを通信、伝搬、またはトランスポートすることができる任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
[0087]コンピュータ可読媒体上で実施されるプログラムコードは、限定はしないが、ワイヤレス、ワイヤライン、光ファイバーケーブル、RFなど、または上記の任意の好適な組合せを含む、任意の好適な媒体を使用して送信され得る。
[0088]本発明の主題の態様のための動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む、1つもしくは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれ得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行されても、または部分的にユーザのコンピュータ上で実行されても、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行されても、部分的にユーザのコンピュータにおいて、また部分的にリモートコンピュータ上で実行されても、あるいは完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータが、ローカルエリアネットワーク(LAN)もしくはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、または、接続が(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通して)外部コンピュータに対して行われてもよい。
[0089]本発明の主題の態様については、本発明の主題の実施形態による、方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャート図および/またはブロック図を参照しながら説明した。フローチャート図および/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート図および/またはブロック図におけるブロックの組合せはコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令がフローチャートおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック中で指定された機能/動作を実装するための手段を作成するように、機械を製造するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、あるいは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに与えられ得る。
[0090]これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に記憶された命令がフローチャートおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック中で指定された機能/動作を実装する命令を含む製造品を製造するように、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに、特定の方法で機能するように命令することができるコンピュータ可読媒体に記憶され得る。
[0091]コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータあるいは他のプログラマブル装置上で実行される命令がフローチャートおよび/またはブロック図の1つもしくは複数のブロック中で指定された機能/動作を実装するようにコンピュータ実装プロセスを作成する目的で、一連の動作ステップをコンピュータ、他のプログラマブル装置または他のデバイス上で実行させるために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、あるいは他のデバイスにロードされ得る。
[0092]図4は、ハイブリッド通信ネットワーク内でネットワークデバイスをブリッジングするための機構を含む電子デバイス400の一実施形態を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、電子デバイス400は、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットブック、モバイルフォン、スマート家電、ゲーム機、デスクトップコンピュータ、または通信性能を備えた他の適切な電子デバイスとすることができる。電子デバイス400は、(場合によっては、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノードを含む、および/またはマルチスレッドを実装するなどの)プロセッサユニット402を含む。電子デバイス400はメモリユニット406を含む。メモリユニット406は、システムメモリ(たとえば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM(登録商標)、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAMなどのうちの1つもしくは複数)または機械可読記憶媒体のすでに上で説明した考えられる実現形態のうちの任意の1つもしくは複数であってよい。電子デバイス400はまた、バス410(たとえば、PCI、ISA、PCI−Express、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、AHB、AXIなど)と、ワイヤレスネットワークインターフェース(たとえば、WLANインターフェース、Bluetooth(登録商標)インターフェース、WiMAX(登録商標)インターフェース、ZigBee(登録商標)インターフェース、Wireless USBインターフェースなど)および有線ネットワークインターフェース(たとえば、電力線通信インターフェース、Ethernetインターフェースなど)のうちの少なくとも1つを含むネットワークインターフェース404とを含む。
[0093]電子デバイス400は通信ユニット408も含む。通信ユニット408は、電子デバイス400が他のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づいて、ローカルブリッジテーブルおよび遠隔ブリッジテーブルを選択的に埋めるために、図1〜図3を参照して上で説明した機能を実行することができる。通信ユニット408は、そのそれぞれの遠隔ブリッジテーブルを埋めて、好ましい伝送経路に基づいてフレームを送信するようにレガシーネットワークデバイスに影響を及ぼすためにローカルブリッジテーブルを送信することができる。これらの機能のいずれか1つは、部分的に(または全体的に)、ハードウェアで、および/またはプロセッサユニット402上で実装され得る。たとえば、機能は、特定用途向け集積回路で、プロセッサユニット402に実装された論理内、周辺デバイスまたはカード上のコプロセッサ内などに実装することができる。さらに、実現形態は、図4に示されていない、より少ないまたは追加の構成要素(たとえば、ビデオカード、オーディオカード、追加のネットワークインターフェース、周辺デバイスなど)を含むことができる。たとえば、通信ユニット408は、バス410に結合されるプロセッサユニット402とは異なる1つまたは複数の追加のプロセッサを備えてもよい。プロセッサユニット402、メモリユニット406、およびネットワークインターフェース404は、バス410に結合される。バス410に結合されるものとして示されているが、メモリユニット406はプロセッサユニット402に結合され得る。
[0094]本実施形態について、様々な実装形態および活用を参照しながら説明したが、これらの実施形態は例示的なものであり、本発明の主題の範囲はそれらに限定されないことを理解されよう。概して、本明細書で説明したハイブリッド通信ネットワーク内でネットワークデバイスをブリッジングするための技法は、任意の1つまたは複数のハードウェアシステムに一致する設備で実装され得る。多くの変形、修正、追加、および改善が可能である。
[0095]単一の事例として本明細書で説明した構成要素、動作、または構造について、複数の事例が与えられ得る。最後に、様々な構成要素と、動作と、データストアとの間の境界はいくぶん恣意的であり、特定の動作が、特定の例示的な構成の文脈で示されている。機能の他の割当てが想定され、それらは本発明の主題の範囲内に入り得る。一般に、例示的な構成の別個の構成要素として提示される構造および機能は、結合された構造または構成要素として実装され得る。同様に、単一の構成要素として提示される構造および機能は、別個の構成要素として実施され得る。これらおよび他の変形、修正、追加、および改善は、本発明の主題の範囲内に入り得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することと、ここにおいて、前記好ましい伝送経路を前記判断することは、
前記ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断することは、
前記ハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記好ましい伝送経路を前記判断することに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることと、ここにおいて、前記ブリッジテーブルを前記埋めることは、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づく
を備える方法。
[C2]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記方法が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することを備え、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋めることが、前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めること
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記方法が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると前記判断することは、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めることと
をさらに備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C2に記載の方法。
[C4]
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子で前記埋めることが、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、
前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた前記ローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子で埋めないと判断すること
を備える、C2に記載の方法。
[C5]
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた前記ローカルブリッジテーブルを前記埋めることが、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた前記ローカルブリッジテーブルを、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子と、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースから前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信されることが予定されたフレームに関連付けられたフレーム分類情報とで埋めること
を備える、C2に記載の方法。
[C6]
前記フレーム分類情報が、フレームストリーム、フレームタイプ、フレーム優先度レベル、およびソースアドレスのうちの1つまたは複数を備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、前記方法が、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると前記判断することは、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋めることが、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めることとを備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C2に記載の方法。
[C8]
前記ネットワークブリッジデバイスの前記デバイス識別子が、第2のブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースのアドレスであり、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの前記第1のネットワークインターフェースに結合され、
ここにおいて、前記ネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの第2のネットワークインターフェースに結合される
C7に記載の方法。
[C9]
前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子が、媒体アクセス制御(MAC)アドレスであり、前記ハイブリッド通信ネットワークの前記ネットワークブリッジデバイスの前記デバイス識別子は端末装置識別子(TEI)である、C7に記載の方法。
[C10]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断すること、および前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋めることが、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、フレームストリームが前記ハイブリッドブリッジデバイスから前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路を判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子と前記フレームストリームの表示とで埋めることと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデイバスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、または前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部である、前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と、前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、前記フレームストリームの前記表示との間の関連性を示すために、前記フレームストリームに関連付けられたエントリを作成することと
を備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記フレームストリームに属するフレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信する
C1に記載の方法。
[C11]
フレームを前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えると判断された場合、
前記ローカルブリッジテーブルによって示された、前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、前記フレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えないと判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えると判断された場合、
前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに転送するために、前記フレームを前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの第2のネットワークインターフェースから前記ネットワークブリッジデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えないと判断された場合、
前記フレームを前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの前記第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが電力線通信(PLC)−Ethernet(登録商標)ブリッジデバイスである場合、前記フレームを前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信すると前記判断することが、前記複数のネットワークデバイスのEthernetデバイスに対する送信のために、前記ハイブリッドブリッジデバイスのPLCインターフェースにおいて前記フレームを受信することに応答したものである、C11に記載の方法。
[C13]
前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路を前記判断することが、
前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスから受信された前記1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づいて、前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの対応するネットワークデバイスと通信するための複数の好ましい伝送経路を判断することを備え、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断することは、
前記複数のネットワークデバイスのうちの対応するネットワークデバイスと通信するための前記複数の好ましい伝送経路を前記判断することに少なくとも一部基づいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの対応するネットワークデバイスに関連付けられた前記複数の好ましい伝送経路の各々の一部であるかどうかを判断することを備える
C1に記載の方法。
[C14]
フレーム転送のために構成された前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して前記ブリッジテーブルを送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたトポロジー検出メッセージを前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスに送信すること
をさらに備え、
ここにおいて、前記トポロジー検出メッセージは、フレーム転送をサポートする、前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの1つまたは複数の表示、および前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの前記1つまたは複数の各々に関連付けられた好ましい伝送経路のうちの少なくとも1つを備える
C1に記載の方法。
[C16]
1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することと、ここにおいて、前記好ましい伝送経路を前記判断する動作は、
前記ハイブリッド通信ネットワークのハイブリッドブリッジデバイスのハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断する動作は、
前記好ましい伝送経路を前記判断する動作に少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることと、ここにおいて、前記ブリッジテーブルを前記埋める動作は、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づく
を備える動作を実行させる命令を記憶した、1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
[C17]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記動作が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋める動作が、前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることを備える、C16に記載の機械可読記憶媒体。
[C18]
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記動作が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると前記判断する動作は、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおける、かつ
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ハイブリッドネットワークレイヤにおいて、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めることと
をさらに備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C17に記載の機械可読記憶媒体。
[C19]
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた前記ローカルブリッジテーブルを前記埋める動作が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた前記ローカルブリッジテーブルを、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子と、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースから前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信されることが予定されたフレームに関連付けられたフレーム分類情報とで埋めること
を備える、C17に記載の機械可読記憶媒体。
[C20]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、前記動作が、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断することをさらに備え、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると前記判断する動作は、
前記ハイブリッドブリッジデバイスにおける、かつ
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋める動作が、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記ハイブリッドブリッジデバイスにおいて、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めることを備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C17に記載の機械可読記憶媒体。
[C21]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断する動作、および前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを前記埋める動作が、
前記ハイブリッドブリッジデバイスにおいて、フレームストリームが前記ハイブリッドブリッジデバイスから前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路を判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子と前記フレームストリームの表示とで埋めることと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデイバスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、または前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部である、前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と、前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、前記フレームストリームの前記表示との間の関連性を示すために、前記フレームストリームに関連付けられたエントリを作成することと
を備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記フレームストリームに属するフレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信する
C16に記載の機械可読記憶媒体。
[C22]
前記動作が、
フレームを前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えると判断された場合、
前記ローカルブリッジテーブルによって示された、前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、前記フレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えないと判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えると判断された場合、
前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに転送するために、前記フレームを前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの第2のネットワークインターフェースから前記ネットワークブリッジデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えないと判断された場合、
前記フレームを前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの前記第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることと
をさらに備える、C16に記載の機械可読記憶媒体。
[C23]
複数のネットワークインターフェースと、
前記複数のネットワークインターフェースに結合された通信ユニットとを備え、前記通信ユニットが、
ハイブリッド通信ネットワークの複数のネットワークデバイスのうちの第1のネットワークデバイスと通信するための好ましい伝送経路を判断することと、ここにおいて、前記好ましい伝送経路を判断するように動作可能な前記通信ユニットは、
前記複数のネットワークデバイスのうちの1つまたは複数から受信された1つまたは複数のトポロジー検出メッセージに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断するように動作可能な前記通信ユニットは、
前記通信ユニットが前記好ましい伝送経路を前記判断することに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられたブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めることと、ここにおいて、前記ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な前記通信ユニットは、
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかに基づく
ように動作可能な、ハイブリッドブリッジデバイス。
[C24]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記通信ユニットが、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断するように動作可能であり、
前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な前記通信ユニットが、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた識別子で埋めるように動作可能な通信ユニットを備える、C23に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C25]
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、前記通信ユニットが、
前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断することと、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると判断するように動作可能な前記通信ユニットは、
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられた遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めることと
を行うように動作可能であり、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C24に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C26]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、前記通信ユニットが、
前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であると判断するように動作可能であり、ここにおいて、前記ネットワークブリッジデバイスが前記好ましい伝送経路の一部であると判断するように動作可能な前記通信ユニットは、
前記受信されたトポロジー検出メッセージと、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと通信するための前記好ましい伝送経路とに少なくとも一部基づく、
前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルに対して動作可能な前記通信ユニットが、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子との間の少なくとも1つの関連性を備えるように、前記遠隔ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な通信ユニットを備え、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスを宛先とするフレームを送信する
C24に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C27]
前記ハイブリッドブリッジデバイスが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを前記判断するように動作可能な前記通信ユニット、および前記ハイブリッドブリッジデバイスに関連付けられた前記ブリッジテーブルを埋めるように動作可能な前記通信ユニットが、
フレームストリームが前記ハイブリッドブリッジデバイスから前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信される予定であると判断することと、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路を判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部であると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであると判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースに関連付けられたローカルブリッジテーブルを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子と前記フレームストリームの表示とで埋めることと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデイバスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部でないと判断された場合、または前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであると判断された場合、
前記フレームストリームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信するための前記好ましい伝送経路の一部である、前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスを識別することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースの遠隔ブリッジテーブル内に、前記複数のネットワークデバイスうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子と、前記ネットワークブリッジデバイスのデバイス識別子と、前記フレームストリームの前記表示との間の関連性を示すために、前記フレームストリームに関連付けられたエントリを作成することと、
ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスは、前記ネットワークブリッジデバイスを介して、前記フレームストリームに属するフレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信する
を行うように動作可能である、C23に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C28]
前記通信ユニットが、
フレームを前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信すると判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスのローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えると判断された場合、
前記ローカルブリッジテーブルによって示された、前記ハイブリッドブリッジデバイスの複数のネットワークインターフェースのうちの第1のネットワークインターフェースを介して、前記フレームを前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記ローカルブリッジテーブルが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記識別子を備えないと判断された場合、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記ハイブリッド通信ネットワークの前記複数のネットワークデバイスのネットワークブリッジデバイスとの間の関連性を備えるかどうかを判断することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えると判断された場合、
前記フレームを、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに転送するために、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの第2のネットワークインターフェースから前記ネットワークブリッジデバイスに送信することと、
前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記遠隔ブリッジテーブルが、前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスと前記複数のネットワークデバイスの前記ネットワークブリッジデバイスとの間の前記関連性を備えないと判断された場合、
前記フレームを前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記複数のネットワークインターフェースのうちの前記第1のネットワークインターフェースからブロードキャストすることと
を行うようにさらに動作可能な、C23に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C29]
前記通信ユニットに結合されたローカルブリッジテーブルをさらに備え、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるとき、前記ローカルブリッジテーブルは前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子を備える、C23に記載のハイブリッドブリッジデバイス。
[C30]
前記通信ユニットに結合されたローカルブリッジテーブルと、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路上の受信インターフェースであるとき、前記ローカルブリッジテーブルは前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第1のネットワークデバイスの前記識別子を備える、
前記通信ユニットに結合された遠隔ブリッジテーブルと、ここにおいて、前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記複数のネットワークデバイスのうちの前記第2のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路上の送信インターフェースであるか、または前記ハイブリッドブリッジデバイスの前記第1のネットワークインターフェースが前記ネットワークデバイスのうちの前記第2のネットワークデバイスに関連付けられた前記好ましい伝送経路の一部でないとき、前記遠隔ブリッジテーブルは、前記複数のネットワークデバイスのうちの第2のネットワークデバイスの識別子と、第2のブリッジデバイスのインターフェースアドレスとを備える
をさらに備える、C23に記載のハイブリッドブリッジデバイス。