JP5924193B2 - 粉砕装置 - Google Patents

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Description

本発明は、木材等の粗粉を微粉砕する粉砕装置に関するものである。
既存の材料を微細粉に粉砕し、他の材料と混合することで新たな材料を開発する等、廃材を有効利用することが行われている。例えば、木材を微粉砕し、プラスチック粉と混合し、加熱、加圧成形し、複合材料を製作する等である。
従来、粉砕装置として乾式の粉砕機が特許文献1に開示され、湿式の粉砕装置が特許文献2に開示されている。
特許文献1に係る粉砕機は、同心多重に隔壁が設けられ、同心多重のリング状空間が隔壁によって形成され、前記隔壁に固定カッタが設けられ、前記リング状空間を回転する移動カッタが設けられ、中心に供給された被粉砕物が前記リング状空間を中心から外周に移動する過程で、前記移動カッタと前記固定カッタにより被粉砕物が粉砕される構成となっている。
又、特許文献2に係る湿式の粉砕装置では、円筒状の空間に液状の被粉砕物が供給され、該空間には粉砕子が封入されており、被粉砕物と粉砕子が撹拌子によって掻回され、被粉砕物と粉砕子とがぶつかり合って被粉砕物が粉砕される構成となっている。
特許文献1の粉砕機では、前記移動カッタと前記固定カッタに噛込まれた粉体が粉砕されるので、効率が悪く又、粉砕する粒度に限界があり、微細粉迄粉砕するのは困難である。
又、特許文献2では、被粉砕物と粉砕子とがぶつかり合って被粉砕物が粉砕されるので、やはり、粉砕効率が悪く、更に粗粉と微粉とが混在した状態となるので、粉砕の粒度を制御することが困難であり、所定の粒度を得ようとするとフィルタ等により分離する必要が生じ、構成が複雑になると共にフィルタの交換等メンテナンスも煩雑となる等の問題があった。
特開平11−300225号公報 特開平8−173826号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、効率よく粉砕が可能である粉砕装置を提供するものである。
本発明は、粉砕室を画成する粉砕部筐体と、前記粉砕室に収納され、下面に固定粉砕面を有する固定ディスクと、該固定ディスクの中心を貫通し、被粉砕材料を供給する原料投入孔と、前記固定ディスクに対峙して設けられ、上面に粉砕面を有する複数の回転粉砕ディスクと、該複数の回転粉砕ディスクを回転駆動する駆動手段とを有し、前記複数の回転粉砕ディスクは同心多重に設けられると共に中心側に位置する回転粉砕ディスクの中心部に第1空間が形成され、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクと外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間に第2空間が形成され、前記駆動手段は前記複数の回転粉砕ディスク間で相対回転が生じる様に前記複数の回転粉砕ディスクを回転し、前記相対回転により前記第1空間と前記第2空間で前記被粉砕材料を循環させる循環手段が設けられ、前記固定ディスクと前記中心側に位置する回転粉砕ディスクとの間で粗粉砕部が構成され、前記固定ディスクと前記外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間で微粉砕部が構成され、前記被粉砕材料が粗粉砕部を通過する過程で粗粉砕が行われ、前記粗粉砕部を通過した一部が前記微粉砕部で微粉砕され、前記粗粉砕部を通過した残部が前記循環手段により循環される様構成された粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記固定ディスクと前記中心側に位置する回転粉砕ディスクとの間の間隙に対し、前記固定ディスクと前記外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間の間隙を小さくした粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底部に前記第1空間と前記第2空間とを連通する循環孔を設け、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底面に該中心側に位置する回転粉砕ディスクの相対回転で被粉砕材料を前記循環孔に誘導する案内羽根を設けた粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの外周面又は前記外周側に位置する回転粉砕ディスクの内周面に、前記外周面又は内周面の母線に対して傾斜した下降誘導羽根を設け、該下降誘導羽根は前記回転粉砕ディスク間の相対回転で被粉砕材料に下降分力を付与する粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底部に前記第1空間に連通する循環孔を所定数円周所定等分した位置に配設すると共に該循環孔を上端が回転中心から離反する様に傾斜させ、前記駆動手段は前記中心側に位置する回転粉砕ディスクを前記外周側に位置する回転粉砕ディスクより高速に回転する粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記回転粉砕ディスク間の相対回転数を調整し、前記被粉砕材料の循環量を調整する様構成した粉砕装置に係るものである。
又本発明は、前記固定ディスクと前記回転粉砕ディスクの少なくとも1つの粉砕面に溝を形成し、該溝により被粉砕材料に外周方向への分力が与えられる様構成した粉砕装置に係るものである。
本発明によれば、粉砕室を画成する粉砕部筐体と、前記粉砕室に収納され、下面に固定粉砕面を有する固定ディスクと、該固定ディスクの中心を貫通し、被粉砕材料を供給する原料投入孔と、前記固定ディスクに対峙して設けられ、上面に粉砕面を有する複数の回転粉砕ディスクと、該複数の回転粉砕ディスクを回転駆動する駆動手段とを有し、前記複数の回転粉砕ディスクは同心多重に設けられると共に中心側に位置する回転粉砕ディスクの中心部に第1空間が形成され、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクと外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間に第2空間が形成され、前記駆動手段は前記複数の回転粉砕ディスク間で相対回転が生じる様に前記複数の回転粉砕ディスクを回転し、前記相対回転により前記第1空間と前記第2空間で前記被粉砕材料を循環させる循環手段が設けられ、前記固定ディスクと前記中心側に位置する回転粉砕ディスクとの間で粗粉砕部が構成され、前記固定ディスクと前記外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間で微粉砕部が構成され、前記被粉砕材料が粗粉砕部を通過する過程で粗粉砕が行われ、前記粗粉砕部を通過した一部が前記微粉砕部で微粉砕され、前記粗粉砕部を通過した残部が前記循環手段により循環される様構成されたので、粗粉砕、微粉砕が連続的に行われ、効率よく粉砕が可能であるという優れた効果を発揮する。
(A)は本発明の第1の実施例の概略立断面図であり、(B)は第1の実施例に於ける第1粉砕ディスクの底面図である。 (A)は本発明の第2の実施例の要部説明図であり、(B)は第2の実施例に於ける第1粉砕ディスクの底面図である。 (A)は本発明の第3の実施例の要部説明図であり、(B)は第3の実施例に於ける第1粉砕ディスクの底面図である。 本発明の第4の実施例の要部説明図である。 本発明の第5の実施例の要部説明図である。 本発明の第6の実施例の要部断面図である。 (A)は本発明の第7の実施例の要部説明図であり、(B)は第7の実施例に於ける第1粉砕ディスクの底面図である。 各実施例の応用例を示し、第1粉砕ディスク、第2粉砕ディスクの粉砕面に形成される溝を示している。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る粉砕装置の概略を示している。
図1中、1は駆動部を収納する駆動部筐体であり、該駆動部筐体1の天板はベースプレート2となっており、該ベースプレート2に粉砕部筐体3が設置されている。
該粉砕部筐体3は円筒状の空間を画成し、該空間は密閉された粉砕室4となっている。該粉砕室4には後述する様に、固定ディスク5、該固定ディスク5に対峙して設けられる第1粉砕ディスク6及び第2粉砕ディスク7が収納される。
前記粉砕部筐体3の側壁の下部所要位置には、排出口35が設けられ、該排出口35には排出管36が接続されている。又、前記粉砕室4の底面は前記排出管36が最下端となる傾斜面となっている。
前記粉砕室4の天井面には前記固定ディスク5が固定される。該固定ディスク5の下面は水平な平面となっており、該固定ディスク5の中心には鉛直方向に延在する原料投入孔8が形成されている。該原料投入孔8は前記粉砕部筐体3の天板を貫通し、前記原料投入孔8に原料供給管9が接続され、該原料供給管9は図示しない原料供給源に接続されている。
前記ベースプレート2を上下に貫通する第2回転軸11が軸受12を介して前記ベースプレート2に回転自在に支持され、又軸受部は軸シール13によって液密にシールされている。前記第2回転軸11は中空軸であり、該第2回転軸11の軸心は前記固定ディスク5の中心線と合致している。
前記第2回転軸11の上端には、前記第2粉砕ディスク7が前記第2回転軸11と一体に設けられている。前記第2粉砕ディスク7は前記固定ディスク5と同心であり、前記第2粉砕ディスク7の上面は水平に形成され、該第2粉砕ディスク7の上面と前記固定ディスク5の下面との間には間隙G2 が形成される。前記固定ディスク5と前記第2粉砕ディスク7間で微粉砕部が構成され、前記固定ディスク5の下面は固定粉砕面、前記第2粉砕ディスク7の上面は移動粉砕面を形成する。
該第2粉砕ディスク7の中央部は、円柱状の第2凹部14となっており、該第2凹部14に前記第1粉砕ディスク6が収納される。
前記第2回転軸11の中空部に該第2回転軸11と同心に第1回転軸15が設けられ、該第1回転軸15は軸受16を介して前記第2回転軸11に回転自在に支持されている。又、前記第1回転軸15は前記第2粉砕ディスク7の底部を貫通し、上端は前記第2凹部14の内部に延出し、前記第1回転軸15の下端は前記第2回転軸11の下端より下方に延出している。前記第1回転軸15の前記第2粉砕ディスク7底部の貫通部には、軸シール17が設けられ、前記第1回転軸15の支持部は液密構造となっている。
前記第1回転軸15の上端に前記第1粉砕ディスク6が固定され、該第1粉砕ディスク6は前記第1回転軸15と一体に回転する様になっている。前記第1粉砕ディスク6は前記第2粉砕ディスク7と同心であり、前記第1粉砕ディスク6の中心部には第1凹部18が形成されている。該第1凹部18の周面の直径は、上方に向って拡径し、該第1凹部18は倒立円錐台形状となっている。
前記第1粉砕ディスク6の上面は水平であり、該第1粉砕ディスク6の上面と前記固定ディスク5の下面との間には間隙G1 が形成される。前記固定ディスク5と前記第1粉砕ディスク6間で粗粉砕部が構成され、前記固定ディスク5の下面は固定粉砕面、前記第1粉砕ディスク6の上面は移動粉砕面を形成する。
前記第1粉砕ディスク6の下面と前記第2凹部14の底面との間には、空間が形成され、該空間と前記第1凹部18とを連通する様に、前記第1凹部18の底部に循環孔22が穿設されている。該循環孔22は円周方向に等角度間隔で所要数(図示では6個)設けられている。
ここで、G2 <G1 であり、間隙G1 を流通する流路抵抗より、間隙G2 を流通する流路抵抗の方が大きくなる様に設定されている。例えば、G1 =300μm,G2 =150μmに設定される。
又、前記第1粉砕ディスク6の下面には前記循環孔22に対応して案内羽根23が設けられている。該案内羽根23は、前記循環孔22を始端として外周に向って放射状に延出し、更に前記第1粉砕ディスク6の回転方向に向って延出する様に形状が設定されている。尚、前記案内羽根23の形状は、図示の様に湾曲していてもよく、或は直線でもよい。
前記第2回転軸11、前記第1回転軸15の下端は、前記駆動部筐体1の内部に延出し、前記第1回転軸15の下端には第1被動輪25が固定され前記第2回転軸11の下端に第2被動輪26が固定されている。
又、前記駆動部筐体1の内部には、第1駆動モータ27、第2駆動モータ28が設けられ、前記第1駆動モータ27の駆動軸には第1駆動輪29が設けられ、該第1駆動輪29と前記第1被動輪25との間にはベルト或はチェーン等の動力伝達部材が掛回され、前記第1駆動モータ27によって前記第1駆動輪29、前記動力伝達部材、前記第1被動輪25、前記第1回転軸15を介して前記第1粉砕ディスク6が回転される。
前記第2駆動モータ28の駆動軸に第2駆動輪31が設けられ、該第2駆動輪31と前記第2被動輪26との間にはベルト或はチェーン等の動力伝達部材が掛回され、前記第2駆動モータ28によって前記第2駆動輪31、前記動力伝達部材、前記第2被動輪26、前記第2回転軸11を介して前記第2粉砕ディスク7が回転される。
又、前記駆動部筐体1の内部、或は外部の所要位置に制御装置32が設けられ、該制御装置32は前記第1駆動モータ27、前記第2駆動モータ28の駆動を制御し、前記第1駆動モータ27、前記第2駆動モータ28をそれぞれ所定の回転速度で駆動する。
又、前記固定ディスク5を上下方向に変位可能とし、前記間隙G1 、前記間隙G2 を調整可能としてもよい。尚、前記間隙G1 、前記間隙G2 を調整可能とする場合、前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を上下方向に変位可能としてもよい。
前記第1駆動モータ27、前記第2駆動モータ28、前記制御装置32等は駆動手段を構成する。
以下、第1の実施例の作動を説明する。
前記第1駆動モータ27、前記第2駆動モータ28が駆動され、前記第1粉砕ディスク6が回転速度V1、前記第2粉砕ディスク7が回転速度V2で回転される。又、V1≠V2であり、前記第1粉砕ディスク6と前記第2粉砕ディスク7との間で相対回転が発生し、該第2粉砕ディスク7を基準とした前記第1粉砕ディスク6の回転方向は図1(B)の矢印Aが示す方向とする。
所定の粒径の木材等の粉体が水と混合され、スラリー状にされた被粉砕材料38が前記原料供給管9より前記第1粉砕ディスク6の中心部に供給される。
供給された被粉砕材料38は、前記第1凹部18に落下した後、前記第1粉砕ディスク6の回転により、遠心力が付与され、前記固定ディスク5と前記第1粉砕ディスク6の間隙G1 を通過する。前記固定ディスク5は固定であり、前記第1粉砕ディスク6が回転していることで、通過する被粉砕材料38、即ち粉体に剪断力が作用し、粉体を粉砕する。被粉砕材料38の粉砕は、前記第1粉砕ディスク6の上面全域で行われる。
前記間隙G1 を通過した被粉砕材料38は、遠心力により、更に外周側に移動し、前記間隙G2 を通過する。上記した様に、前記間隙G1 を流通する流路抵抗より、前記間隙G2 を流通する流路抵抗の方が大きくなる様に設定されているので、被粉砕材料38の一部が、前記間隙G2 を通過し、残部が前記第2凹部14を降下し、前記第1粉砕ディスク6の下方に回込む。前記第1粉砕ディスク6の下面には前記案内羽根23が設けられ、更に前記第1粉砕ディスク6は相対回転しているので、回込んだ被粉砕材料38は前記案内羽根23により前記循環孔22に誘導され、該循環孔22を通って前記第1凹部18に流入する。
該第1凹部18の被粉砕材料38は、更に遠心力で上昇すると共に外周に移動し、再び前記間隙G1 を通過し、更に粉砕される。
又、被粉砕材料38が前記間隙G2 を通過する過程で、前記固定ディスク5は固定で前記第2粉砕ディスク7は回転しているので、被粉砕材料38に剪断力が作用し、粉砕される。又前記間隙G2 は前記間隙G1 より小さいので、被粉砕材料38には大きな剪断力が作用し、又前記間隙G2 の流路抵抗は前記間隙G1 の流路抵抗より大きいので、前記間隙G2 を通過する被粉砕材料38の流速は前記間隙G1 を通過する流速より遅く、更に細かく粉砕(微粉砕)される。
又、被粉砕材料38の粉体は、前記間隙G1 、前記間隙G2 を通過する過程で、それぞれ安定した剪断力が作用するので、粉砕後の粒径は安定し、前記間隙G1 、前記間隙G2 、前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7の回転数を調整する等で容易に粉砕粒度の調整が可能である。
又、前記間隙G1 、前記間隙G2 を通過する過程で、剪断、摩擦による発熱がある。被粉砕材料38が、木粉である場合、木粉の粒子を結合しているヘミセルロースは適度に含水した状態では150℃で軟化することが分っている。従って、前記間隙G1 、前記間隙G2 の値、前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7の回転数を適宜設定し、粉砕中の被粉砕材料38の温度が150℃を超える様にすることで、更に微細な粉体に粉砕することが可能である。
而して、前記固定ディスク5と前記第1粉砕ディスク6との間で粗粉砕が行われ、前記固定ディスク5と前記第2粉砕ディスク7との間で微粉砕が行われる。
又、前記循環孔22、前記案内羽根23は、前記被粉砕材料38を前記第2凹部14、前記第1凹部18間に循環させる循環手段を構成するが、該循環手段により前記被粉砕材料38を循環させることで、被粉砕材料38の滞留時間を長くでき、被粉砕材料38を昇温させることが可能であり、更に前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7の相対回転量を調整することで、前記被粉砕材料38の循環量を調整することが可能であり、循環量の調整で被粉砕材料38の温度を調整することも可能である。
図2は第2の実施例の要部を示している。図2中、図1中と同等のものには同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の実施例では、第2粉砕ディスク7に形成される第2凹部14の内周面にテーパを設けたものであり、内周面の直径が上方に向って漸次縮径する様に(内周面が内側に倒れる様に)形成している。即ち、前記第2凹部14の形状が円錐台形状となる様に形成している。
又、第1粉砕ディスク6の底部に設けられる循環孔22は周方向に傾斜する様に穿設されている。又傾斜方向は前記第1粉砕ディスク6の回転方向に対して後ろ側に倒れる様に傾斜している。即ち下端が進行方向に向って先、上端が後ろとなる様に傾斜している。
又、前記第1粉砕ディスク6の下面には、各循環孔22に対応して案内羽根23が設けられる。該案内羽根23は前記循環孔22の下端開口に対して進行方向、後側に設けられ、前記循環孔22と同等の傾斜を有している。
前記案内羽根23の幅は、前記循環孔22の直径より大きくなっており、前記第1粉砕ディスク6が前記第2粉砕ディスク7に対して相対回転することで、被粉砕材料38を掬上げ、前記循環孔22に導く。又、前記第2凹部14に流入した前記被粉砕材料38は前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7によって前記第2凹部14に内周面に向う遠心力を受け、更に前記第2凹部14に内周面から下降分力を受け、該内周面に沿って下降する。
従って、前記第2凹部14の内周面による下降と前記案内羽根23による掬上げで、前記被粉砕材料38は前記第2凹部14と第1凹部18間で循環する。
第2の実施例では、前記第2凹部14の内周面、前記案内羽根23、前記循環孔22及び前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を相対回転させる駆動手段が循環手段を構成する。
図3は、第3の実施例を示している。
図3に示される実施例は、上記第2の実施例の変形であり、第1粉砕ディスク6と第2粉砕ディスク7との相対速度差が大きい場合に有効である。図示では、前記第1粉砕ディスク6が前記第2粉砕ディスク7に対して高速で回転している場合を示している。
循環孔22を垂直に穿設し、又案内羽根23は前記循環孔22の下端開口に対して進行方向、後側に設けられ、前記循環孔22と同様垂直に設けられている。
前記第1粉砕ディスク6が前記第2粉砕ディスク7に対して相対回転することで、前記第1粉砕ディスク6底面と第2凹部14底面間に存在する被粉砕材料38が、前記案内羽根23に衝突し、前記循環孔22を通って第1凹部18内に流入する。
該第1凹部18内の前記被粉砕材料38は、前記第1粉砕ディスク6から遠心力を与えられ、前記第1凹部18の内周面に沿って上昇し、前記間隙G1 を通過し、前記第1粉砕ディスク6の上面と前記固定ディスク5の下面との間で粉砕される。前記間隙G1 を通過した前記被粉砕材料38の一部は、前記間隙G2 を通過し、通過する過程で粉砕され、又残部は前記第2凹部14を降下して循環流となる。
上記第3の実施例の場合、前記循環孔22、前記案内羽根23、及び前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を相対回転させる駆動手段が循環手段を構成する。
図4は、第4の実施例を示している。
第4の実施例は、第1粉砕ディスク6の外周面に、下降誘導羽根39を設けたものである。該下降誘導羽根39は、例えば短冊状であり、外周面の母線に対して所要角度、例えば45゜傾斜しており、傾斜方向は上端が回転方向に対して先、下端が後ろとなっている。
前記第1粉砕ディスク6の底面には、第2凹部14と第1凹部18とを連通する循環孔22が穿設されている。
前記第1粉砕ディスク6が、第2粉砕ディスク7に対して矢印Aの方向に相対回転することで被粉砕材料38に下降分力を付与し、被粉砕材料38は下方に押下げられ、前記第1粉砕ディスク6の底面を回込んで前記循環孔22に流入する。而して、被粉砕材料38は前記第2凹部14と前記第1凹部18との間で循環する。尚、前記下降誘導羽根39は前記第2粉砕ディスク7の内周面に設けてもよい。
第4の実施例の場合、前記循環孔22、前記下降誘導羽根39及び前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を相対回転させる駆動手段が循環手段を構成する。
尚、第1〜第3の実施例と第4の実施例の下降誘導羽根39とを組合わせることが可能である。
図5は、第5の実施例を示している。
第5の実施例は、第1粉砕ディスク6の外周面に、外周面の母線に対して傾斜し、下降誘導羽根39を螺旋状に設けたものである。
尚、該下降誘導羽根39の外径と第2凹部14の内周面の直径とは略等しいことが望ましい。
前記第1粉砕ディスク6と第2粉砕ディスク7が相対回転することで、前記下降誘導羽根39はスクリューポンプと同様な作用をし、前記第1粉砕ディスク6の外周面と前記第2凹部14の内周面との間に存在する被粉砕材料38を押下げる。
前記第2凹部14の底部の被粉砕材料38は、循環孔22を通って第1凹部18内に流入し、更に前記第1粉砕ディスク6から遠心力を受け、第3の実施例で説明したと同様循環流を形成する。
第5の実施例の場合、前記循環孔22、前記下降誘導羽根39及び前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を相対回転させる駆動手段が循環手段を構成する。
尚、第1〜第3の実施例と第5の実施例の下降誘導羽根39とを組合わせることが可能である。
図6は、第6の実施例の要部を示している。
第6の実施例では第1粉砕ディスク6の下面にエルボウ状の誘導管40を設け、該誘導管40を介して第1凹部18と第2凹部14とを連通させると共に前記誘導管40を進行方向に向って開口させたものである。
前記第1粉砕ディスク6が第2粉砕ディスク7に対して相対回転することで、被粉砕材料38が前記誘導管40の開口より流入し、前記第1凹部18内に流入する。流入した被粉砕材料38は前記第1粉砕ディスク6から遠心力を受け、第3の実施例で説明したと同様循環流を形成する。
図7は、第7の実施例を示している。
第7の実施例では、所要数の循環孔22を第1粉砕ディスク6の底部に穿設し、更に前記循環孔22を円周所要等分した位置に穿設し、該循環孔22の軸心を上端が回転中心より離反する方向に傾斜させたものである。又、第1凹部18の形状を倒立台形状とし、該第1凹部18の内周面を上方に向う程回転中心から離反する様に形成したものである。
更に、前記第1粉砕ディスク6と第2粉砕ディスク7を回転する駆動手段は、前記第1粉砕ディスク6を前記第2粉砕ディスク7に対し高速となる様に回転する。
前記第1粉砕ディスク6が前記第2粉砕ディスク7に対して高速で回転することで、前記循環孔22内を充填する被粉砕材料38に遠心力を与える。又、前記循環孔22下端の開口部に位置する被粉砕材料38は、前記第1粉砕ディスク6からの遠心力と前記第2粉砕ディスク7からの遠心力を受けるが、前記第1粉砕ディスク6が前記第2粉砕ディスク7より高速で回転していることから、前記第1粉砕ディスク6から受ける遠心力の方が大きく、前記循環孔22内に吸引される。
前記循環孔22内の被粉砕材料38は前記第1粉砕ディスク6から遠心力を受け、前記循環孔22内を上昇し、前記第1凹部18内に流入する。該第1凹部18内部の被粉砕材料38は、更に前記第1粉砕ディスク6から遠心力を受け、前記第1凹部18の内周面に沿って上昇する。而して、上昇し、間隙G1 を通過した前記被粉砕材料38の一部は、間隙G2 を通過し、又残部は第2凹部14を降下して循環流となる。
尚、前記間隙G1 を通過する過程、前記間隙G2 を通過する過程で粉砕を受けることは上記した実施例と同様である。
尚、前記循環孔22は被粉砕材料38に遠心力を効果的に付与する様に、周方向に対して傾斜させてもよい。
第7の実施例の場合、前記循環孔22及び前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7を相対回転させる駆動手段が循環手段を構成する。
又、上記第1〜第7の実施例に於いて、前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7の一方又は両方の上面に、図8に示される様な、溝41を形成してもよい。該溝41は、所定角度ピッチで放射状に設けられ、該溝41の内周端又は外周端を通過する半径に対して傾斜し、又回転方向に対して内周端が先、外周端が後ろとなる様に傾斜している。
前記溝41が形成されることで、前記第1粉砕ディスク6又は前記第2粉砕ディスク7が回転すると、前記溝41を充填する前記被粉砕材料38が前記溝41から外周方向への分力を与えられ、間隙G1 、間隙G2 を通過する前記被粉砕材料38の排出効果が増大する。尚、前記溝41は前記固定ディスク5の下面に形成してもよく、前記溝41の形状も適宜変更可能であることは言う迄もない。
更に、前記固定ディスク5、或は粉砕室4の側壁にヒータを埋設し、粉砕中の前記被粉砕材料38を加熱し、該被粉砕材料38を確実に150℃以上に加熱する様にしてもよい。
又、前記粉砕部筐体3を耐圧容器とし、前記粉砕室4を高圧に保持することで、被粉砕材料38が水分を多量に含有する場合でも、100℃以上に昇温可能な構造としてもよい。
更に、上記実施例では、前記第1粉砕ディスク6、前記第2粉砕ディスク7の2つを同心に設けたが、3以上粉砕ディスクを同心多重に設けてもよい。又、各粉砕ディスクを個別の駆動モータで回転させることが好ましいが、1つの駆動モータで回転させてもよい。この場合、モータと各粉砕ディスクの回転軸とを連結するギア列のギア比を変え、各粉砕ディスクの回転速度を異ならせ、各粉砕ディスク間で相対回転が生じる様に設定する。
又、上記実施例では、被粉砕材料を粉体と水とを混合させたスラリー状としているが、粉体のみを被粉砕材料とする乾式粉砕にも本発明の粉砕装置を適用可能であることは言う迄もない。
1 駆動部筐体
2 ベースプレート
3 粉砕部筐体
4 粉砕室
5 固定ディスク
6 第1粉砕ディスク
7 第2粉砕ディスク
8 原料投入孔
11 第2回転軸
14 第2凹部
15 第1回転軸
18 第1凹部
22 循環孔
23 案内羽根
27 第1駆動モータ
28 第2駆動モータ
32 制御装置
38 被粉砕材料
39 下降誘導羽根
40 誘導管
41 溝

Claims (7)

  1. 粉砕室を画成する粉砕部筐体と、前記粉砕室に収納され、下面に固定粉砕面を有する固定ディスクと、該固定ディスクの中心を貫通し、被粉砕材料を供給する原料投入孔と、前記固定ディスクに対峙して設けられ、上面に粉砕面を有する複数の回転粉砕ディスクと、該複数の回転粉砕ディスクを回転駆動する駆動手段とを有し、前記複数の回転粉砕ディスクは同心多重に設けられると共に中心側に位置する回転粉砕ディスクの中心部に第1空間が形成され、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクと外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間に第2空間が形成され、前記駆動手段は前記複数の回転粉砕ディスク間で相対回転が生じる様に前記複数の回転粉砕ディスクを回転し、前記相対回転により前記第1空間と前記第2空間で前記被粉砕材料を循環させる循環手段が設けられ、前記固定ディスクと前記中心側に位置する回転粉砕ディスクとの間で粗粉砕部が構成され、前記固定ディスクと前記外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間で微粉砕部が構成され、前記被粉砕材料が粗粉砕部を通過する過程で粗粉砕が行われ、前記粗粉砕部を通過した一部が前記微粉砕部で微粉砕され、前記粗粉砕部を通過した残部が前記循環手段により循環される様構成されたことを特徴とする粉砕装置。
  2. 前記固定ディスクと前記中心側に位置する回転粉砕ディスクとの間の間隙に対し、前記固定ディスクと前記外周側に位置する回転粉砕ディスクとの間の間隙を小さくした請求項1の粉砕装置。
  3. 前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底部に前記第1空間と前記第2空間とを連通する循環孔を設け、前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底面に該中心側に位置する回転粉砕ディスクの相対回転で被粉砕材料を前記循環孔に誘導する案内羽根を設けた請求項1又は請求項2の粉砕装置。
  4. 前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの外周面又は前記外周側に位置する回転粉砕ディスクの内周面に、前記外周面又は内周面の母線に対して傾斜した下降誘導羽根を設け、該下降誘導羽根は前記回転粉砕ディスク間の相対回転で被粉砕材料に下降分力を付与する請求項1〜請求項3の内いずれかの粉砕装置。
  5. 前記中心側に位置する回転粉砕ディスクの底部に前記第1空間に連通する循環孔を所定数円周所定等分した位置に配設すると共に該循環孔を上端が回転中心から離反する様に傾斜させ、前記駆動手段は前記中心側に位置する回転粉砕ディスクを前記外周側に位置する回転粉砕ディスクより高速に回転する請求項1〜請求項4の内いずれかの粉砕装置。
  6. 前記回転粉砕ディスク間の相対回転数を調整し、前記被粉砕材料の循環量を調整する様構成した請求項1〜請求項4の内いずれかの粉砕装置。
  7. 前記固定ディスクと前記回転粉砕ディスクの少なくとも1つの粉砕面に溝を形成し、該溝により被粉砕材料に外周方向への分力が与えられる様構成した請求項1〜請求項6の内いずれかの粉砕装置。
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