JP5920197B2 - 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文を検索する投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、端末を介してコンピュータネットワーク上にユーザが投稿文を投稿するとともに、他のユーザから投稿された投稿文を閲覧することが可能なシステムが提供されている。例えば、ブログ、SNS(Social Network Service)、Twitter(登録商標)、チャット等(以下、SNS等という)がある。また、これらの投稿文の中には、渋滞情報や通行止め情報等の交通情報に関する情報を投稿した投稿文も多数含まれている。
ここで、SNS等では、最新の情報をいち早く取得できるメリットがあるが、情報量が膨大であるので、閲覧するユーザにとって必要な情報のみを抽出して提供することが難しかった。そこで、多数の情報の中からユーザにとって必要な情報を検索する手段として、交通情報を用いて検索ワードを設定し、検索を行う方法がある。ここで、交通情報は特開2005−181272号公報に示すように、例えば文字列から構成される情報であり、渋滞している区間や車線規制が行われている区間等を示す文字列からなる。
特開2005−181272号公報(第10−11頁、図3)
しかしながら、文字列からなる交通情報では、道路の区間を対象とする場合に、道路名称や区間の始点を特定する文字列や終点を特定する文字列は含まれているが、始点と終点の間にある地点を特定する文字列については含まれていない。従って、交通情報から検索ワードを作成し、ユーザに必要な情報として交通情報に関連する情報が投稿された投稿文を抽出しようとしても、交通情報の対象となる区間に含まれる地点に関する情報が投稿された投稿文が抽出できない場合があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、文字列からなる交通情報を用いることによって、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することを可能にした投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る投稿文検索システム(1)は、区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得手段(11)と、地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報(25)を取得する地点情報取得手段(11)と、前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定手段と、前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定手段と、前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得手段(11)と、前記地点名称取得手段(により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定手段(11)と、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定手段により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索手段(11)と、を有することを特徴とする。
また、請求項に係る投稿文検索システム(1)は、請求項に記載の投稿文検索システムであって、ユーザの走行予定経路を取得する走行予定経路取得手段(11)を有し、前記検索条件設定手段(11)は、前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の内、前記走行予定経路に含まれる地点の名称を、前記検索ワードに設定することを特徴とする。
また、請求項に係る投稿文検索システム(1)は、請求項に記載の投稿文検索システムであって、前記走行予定経路は数値からなる位置情報として取得され、前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の位置情報を取得する地点位置取得手段(11)を有し、前記検索条件設定手段(11)は、前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の内、前記走行予定経路と位置情報が一致する地点の名称を、前記検索ワードに設定することを特徴とする。
尚、「位置情報が一致」とは、完全に一致する場合に加えて差分が所定の許容範囲内にある場合も含む。
また、請求項に係る投稿文検索装置(2)は、区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得手段(11)と、地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報(25)を取得する地点情報取得手段(11)と、前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定手段と、前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定手段と、前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得手段(11)と、前記地点名称取得手段(により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定手段(11)と、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定手段により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索手段(11)と、を有することを特徴とする。
また、請求項に係る投稿文検索方法は、区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得ステップと、地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報(25)を取得する地点情報取得ステップと、前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定ステップと、前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定ステップと、前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得ステップと、前記地点名称取得ステップにより取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定ステップと、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定ステップにより設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索ステップと、を有することを特徴とする。
更に、請求項に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得機能と、地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報(25)を取得する地点情報取得機能と、前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定機能と、前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定機能と、前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得機能と、前記地点名称取得機能により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定機能と、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定機能により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索機能と、を実行させることを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に係る投稿文検索システムでは、文字列からなる交通情報と地点情報に基づいて、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得するとともに、取得された地点の名称の文字列を検索ワードに設定し、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、設定された検索ワードを含む投稿文を検索するので、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することが可能となる。その結果、配信される交通情報のみからでは特定することができない現時点でのより詳しい交通状況を、投稿文を介して把握することが可能となる。また、ユーザに検索条件を入力させる作業を行わせる必要がないので、操作性についても向上させることが可能となる。
また、請求項に係る投稿文検索システムでは、交通情報が道路の区間に対する情報である場合に、区間の始点の位置情報と区間の終点の位置情報と地点情報から、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を取得するので、区間の始点と終点しか特定していない交通情報からでも該始点と終点の間にある他の地点の名称の文字列について特定することが可能となる。従って、始点と終点の間にある他の地点の名称の文字列についても検索ワードに設定することができ、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文を適切に抽出することが可能となる。
また、請求項に係る投稿文検索システムでは、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称の内、走行予定経路に含まれる地点の名称を、検索ワードに設定するので、ユーザの走行予定経路に関連する情報(例えば、走行予定経路上の渋滞、事故等)を、投稿文を介して、より速いタイミングで把握することが可能となる。
また、請求項に係る投稿文検索システムでは、走行予定経路は数値からなる位置情報として取得され、通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称の内、走行予定経路と位置情報が一致する地点の名称を、検索ワードに設定するので、位置情報を比較することによって走行予定経路と交通情報の対象となる区間が重複する範囲内に位置する全ての地点を正確に特定することが可能となる。
また、請求項に係る投稿文検索装置では、文字列からなる交通情報と地点情報に基づいて、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得するとともに、取得された地点の名称の文字列を検索ワードに設定し、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、設定された検索ワードを含む投稿文を検索するので、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することが可能となる。その結果、配信される交通情報のみからでは特定することができない現時点でのより詳しい交通状況を、投稿文を介して把握することが可能となる。また、ユーザに検索条件を入力させる作業を行わせる必要がないので、操作性についても向上させることが可能となる。
また、請求項に係る投稿文検索方法では、文字列からなる交通情報と地点情報に基づいて、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得するとともに、取得された地点の名称の文字列を検索ワードに設定し、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、設定された検索ワードを含む投稿文を検索するので、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することが可能となる。その結果、配信される交通情報のみからでは特定することができない現時点でのより詳しい交通状況を、投稿文を介して把握することが可能となる。また、ユーザに検索条件を入力させる作業を行わせる必要がないので、操作性についても向上させることが可能となる。
更に、請求項に係るコンピュータプログラムでは、文字列からなる交通情報と地点情報に基づいて、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得させるとともに、取得された地点の名称の文字列を検索ワードに設定させ、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、設定された検索ワードを含む投稿文を検索させるので、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することが可能となる。その結果、配信される交通情報のみからでは特定することができない現時点でのより詳しい交通状況を、投稿文を介して把握することが可能となる。また、ユーザに検索条件を入力させる作業を行わせる必要がないので、操作性についても向上させることが可能となる。
本実施形態に係る投稿文検索システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る投稿文検索システムの構成を示したブロック図である。 投稿文情報管理センタの投稿文情報DBに記憶される投稿文情報の一例を示した図である。 交通情報センタの交通情報DBに記憶される交通情報の一例を示した図である。 地図情報に含まれる地点情報の一例を示した図である。 本実施形態に係る通信端末の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る交通情報補完処理プログラムのフローチャートである。 補完交通情報の一例を示した図である。 補完交通情報の一例を示した図である。 本実施形態に係る投稿文検索処理プログラムのフローチャートである。 ディスプレイに表示される投稿文案内画面を示した図である。 本実施形態に係る検索ワード設定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 検索ワードの設定処理の具体例を示した図である。 検索ワードの設定処理の具体例を示した図である。 検索ワードの設定処理の具体例を示した図である。
以下、本発明に係る投稿文検索システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る投稿文検索システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る投稿文検索システム1を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る投稿文検索システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る投稿文検索システム1は、投稿文管理センタ2が有する投稿文検索サーバ(投稿文検索装置)3と、同じく投稿文管理センタ2が有する投稿文情報管理サーバ4と、交通情報センタ5と、ユーザ6が所有する通信端末7とから基本的に構成されている。尚、通信端末7としては、車両に搭載された車載器としてのナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、タブレット型端末、スマートフォン等がある。また、ユーザ6は車両以外の移動手段(例えば電車、自転車、徒歩等)による移動中であっても良いし、移動していない状態であっても良い。また、投稿文管理センタ2と交通情報センタ5と通信端末7とは通信ネットワーク網8を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。
ここで、投稿文検索サーバ3は、通信端末7のユーザ6がコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の閲覧を要求した場合に、ユーザ6の走行予定経路や交通情報センタ5から取得した交通情報に基づいて検索条件を設定し、投稿文情報管理サーバ4に記憶された投稿文の内から、情報を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文を抽出するとともに、抽出された投稿文に関する情報を通信端末7に配信することによって投稿文の内容をユーザ6に閲覧可能にするサーバ装置である。尚、投稿文検索サーバ3の詳細については後述する。
また、投稿文情報管理サーバ4は、ブログ、SNS(Social Network Service)、Twitter(登録商標)、チャット等(以下、SNS等という)を管理し、SNS等においてコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の保管及び提供を行うサーバ装置である。尚、ユーザによる投稿文の投稿は、通信端末7以外に、コンピュータネットワークに接続可能なPCやその他の通信装置からも行うことが可能である。
そして、投稿文情報管理サーバ4は、記憶媒体として投稿文情報DB9を有し、投稿された投稿文は投稿文情報DB9に順次格納される。また、投稿文情報DB9には、投稿文の文章(文字列)とともに、該投稿文が投稿された投稿時刻、該投稿文が投稿された際の投稿者の位置(以下、投稿位置という)、投稿者のID等についても記憶される。ここで、図3は、投稿文情報管理サーバ4において収集及び提供される投稿文の一例を示した図である。図3に示すように投稿文としては、投稿時刻、投稿位置、ユーザID、投稿文の文章等が含まれる。尚、投稿文情報管理サーバ4には、全国のユーザから投稿された投稿文に関する情報が累積的に投稿文情報DB9に格納され、格納されたデータ量が所定量以上となると過去の投稿文に関する情報から順に削除される。また、投稿文情報管理サーバ4は投稿文管理センタ2と異なるセンタに設置しても良い。
また、交通情報センタ5は、日本全国の各道路における現在の交通情報の収集及び提供を行うセンタであり、例えばVICS(登録商標)センタが該当する。そして、交通情報センタ5は、記憶媒体として交通情報DB10を有し、収集された交通情報は交通情報DB10に格納される。尚、具体的に収集される交通情報としては、道路の渋滞度を示した渋滞情報、道路の通行止め、車線規制、チェーン規制等を示した規制情報、事故に関する情報を示した事故情報、故障車に関する故障車情報等が有る。
また、交通情報センタ5から交通情報を提供する際には、同一の情報を文章や画像等の複数の情報形態によってそれぞれ提供する。例えば、VICS情報ではレベル1〜3の3種類の情報形態によって交通情報が提供され、レベル3の情報は渋滞区間や事故地点等の交通情報を地図上で特定する地図表示情報であり、レベル2の情報はユーザが現在走行する道路の道路形状や渋滞区間や主要地点までの所要時間等を簡易な図形で特定する簡易図形情報であり、レベル1の情報は渋滞区間や事故地点等の交通情報を所定数(例えば30字)以内の文字列で特定する文字列情報である。その結果、ユーザは提供された地図画像、図形、文字列等を参照することによって、周辺の交通状況を把握することが可能となる。
ここで、図4は、交通情報センタ5から提供される交通情報として、特にレベル1の文字列情報の一例を示した図である。図4に示すようにレベル1の交通情報は、文字列によって構成され、同一名称の道路(例えば東名高速道路、新東名高速道路、中央自動車道等)の区間又は道路上の地点に対する交通状況(例えば渋滞、車線規制、通行止め)を特定する文字列からなる。具体的には、“道路名称(道路種別も含む)”、“進行方向(上り又は下り)”、“対象となる道路の区間(区間は始点に対応する地点(IC、SA、トンネル、バス停等)の名称と終点に対応する地点の名称により特定)又は道路上の地点の名称”、“対象となる区間又は地点で発生している事象”が含まれる。尚、交通情報センタ5における交通情報の収集は定期的に行われ、収集された最新の交通情報に基づいて、交通情報DB10に格納される交通情報は適宜更新される。
一方、通信端末7は、GPS等の通信端末7の現在位置(即ちユーザ6の現在位置)を特定する為の機能やユーザ6の現在位置周辺の地図画像を表示する機能を備えた情報通信端末が用いられ、例えばナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、タブレット型端末、スマートフォン等が該当する。
また、通信端末7は、後述の送受信回路部(RF)33を介して通信ネットワーク網8に接続され、投稿文管理センタ2と双方向通信可能に構成されている。そして、投稿文管理センタ2から投稿文に関する情報を受信した場合には、後述のように受信した投稿文の文章内容を通信端末7のディスプレイに表示し、投稿文の内容をユーザに閲覧可能とする(図11参照)。尚、通信端末7の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網8は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。
ここで、基地局は通信端末7との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網8の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末7の通信を投稿文管理センタ2との間で中継する役割を持つ。
続いて、投稿文検索システム1を構成する投稿文検索サーバ3の構成について図2を用いてより詳細に説明する。投稿文検索サーバ3は、図2に示すように情報管理ECU11と、情報管理ECU11に接続された情報記録手段としての地図情報DB12と、補完交通情報DB13と、センタ通信装置14とから基本的に構成されている。
情報管理ECU11は、図2に示すように投稿文検索サーバ3における各種制御を行う電子制御ユニットである。そして、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM22、各種制御プログラムの他、後述の交通情報補完処理プログラム(図7)や投稿文検索処理プログラム(図10)等が記憶されたROM23等の内部記憶装置を備えている。尚、情報管理ECU11は、通信端末7のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、交通情報取得手段は、文字列からなる交通情報を取得する。地点情報取得手段は、地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報を取得する。地点名称取得手段は、交通情報の文字列と地点情報とに基づいて、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する。検索条件設定手段は、地点名称取得手段により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する。検索手段は、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、検索条件設定手段により設定された検索ワードに該当する投稿文を抽出する。始点位置特定手段は、始点文字列と地点情報から交通情報の対象となる道路区間の始点の位置情報を特定する。終点位置特定手段は、終点文字列と地点情報から交通情報の対象となる道路区間の終点の位置情報を特定する。走行予定経路取得手段は、ユーザの走行予定経路を取得する。地点位置取得手段は、地点情報から地点名称取得手段によって名称が取得された地点の位置情報を取得する。
また、地図情報DB12は、地図情報が記憶される記憶手段である。ここで、地図情報DB12に格納されている地図情報は、道路網を始めとして経路探索及び地図表示に必要な各種情報が記録されており、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、施設等の地点に関する地点情報25、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ、地図を表示するための地図表示データ等から構成されている。尚、地図情報DB12は、定期的に新たな地図情報へと更新される。
ここで、地点情報25は、コンビニやガソリンスタンド等の一般的な施設の他、上記交通情報において道路の区間や道路上の地点を特定する為に用いられる地点(例えば、IC、SA、PA、JCT、トンネル、バス停、料金所、橋等)に関する情報が記憶される。地点情報25は、地点毎に地点名称と位置情報(緯度、経度)とを対応づけた情報となる。
ここで、図5は地点情報25の一例を示した図である。図5では特に東名高速道路上に位置する地点に関する地点情報を示す。図5に示すように地点情報25は、地点の位置する道路の道路名称と、該道路の進行方向と、地点の種別(ジャンル)と、地点名称と、検索用文字列と、地点の位置を特定する位置情報(緯度経度)が含まれる。ここで、検索用文字列は、後述のように投稿文情報管理サーバ4に記憶された投稿文の内、ユーザ6に関連する投稿文を検索する為の検索ワードとなる文字列である。具体的には、地点名称からICやSA等の地点の固有名称以外の部分を除くとともに、BS等の省略名称を省略しない名称へと修正した文字列からなる。そして、情報管理ECU11は、後述のように交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の地点名称の文字列や位置情報を地点情報25により特定し、更に地点名称や位置情報が特定された地点の内、ユーザの走行予定経路に含まれると判定された地点の検索用文字列を検索ワードに設定する。
尚、地図情報DB12は投稿文検索サーバ3が有するのではなく、外部のサーバが有する構成とし、地点情報25を外部のサーバから通信により投稿文検索サーバ3が取得する構成としても良い。
また、補完交通情報DB13は、交通情報センタ5から取得した交通情報に対して情報を補完した補完交通情報が記憶される記憶手段である。尚、補完される情報は、交通情報センタ5から取得した交通情報に欠落している地点に関する情報であり、具体的には、交通情報が道路の地点に対する情報(例えば事故情報)である場合には、該地点の地点名称の文字列(検索用文字列も含む)と位置情報(緯度経度)が地点情報25に基づいて補完される。一方、交通情報が道路の区間に対する情報(例えば渋滞情報)である場合には、該区間の始点と終点の地点名称の文字列と位置情報、並びに該区間に含まれる(即ち始点と終点の間にある)他の地点の地点名称の文字列と位置情報が地点情報25に基づいて補完される。
また、センタ通信装置14は、交通情報センタ5や通信端末7と通信ネットワーク網8を介して通信を行う為の通信装置である。本実施形態では、センタ通信装置14を介して交通情報や投稿文に関する情報を交通情報センタ5や通信端末7との間で送受信する。
次に、ユーザ6が所有する通信端末7の概略構成について図6を用いて説明する。図6は本実施形態に係る通信端末7の制御系を模式的に示すブロック図である。
図6に示すように通信端末7はデータバスBUSに、CPU31と、通信端末7を所持するユーザ6に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報等が記憶されたメモリ32と、通信ネットワーク網8の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)33と、送受信回路部33において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部34と、マイクロホン35及びスピーカ36等とのインターフェイスである入出力部37と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ38と、タッチパネルやキーボード等から構成される入力操作部39と、GPS40とが接続されることにより構成されている。
ここで、通信端末7に内蔵されるCPU31は、メモリ32に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する通信端末7の制御手段であり、メモリ32とともに通信端末ECU41を構成する。また、通信端末ECU41の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ38に表示される。
また、メモリ32は通信端末7を所持するユーザ6に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報の他、インストールされたナビゲーションアプリ等のアプリケーションプログラム、ユーザ6の現在位置履歴、ナビゲーションアプリにおいて設定された案内経路(ユーザ6の走行予定経路)、後述の投稿文検索処理プログラム(図10)等が記憶された記憶媒体である。
ここで、メモリ32に記憶される地図情報は、基本的に投稿文検索サーバ3が有する地図情報と同一の構成を有しており、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、施設等の地点に関する地点情報25、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。尚、地図情報はメモリ32に記憶せずに外部のサーバ(例えば投稿文検索サーバ3)から通信により取得する構成としても良い。また、メモリ32は、ハードディスク、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスク等により構成しても良い。
また、ディスプレイ38は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、通信端末7にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面、ナビゲーション画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。特に、ナビゲーションアプリを実行した場合に表示されるナビゲーション画面では、道路を含む地図画像、交通情報、出発地から目的地までの案内経路(走行予定経路)、案内経路に沿った案内情報等についても表示される。更に本実施形態では、投稿文管理センタ2から受信した投稿文に関する情報(投稿文の文章内容、投稿者のID等)についても表示する。
また、入力操作部39は、ディスプレイ38の前面に設けられたタッチパネルによって構成されている。そして、通信端末ECU41は、タッチパネルの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。特に本実施形態では、各種アプリケーションプログラムの起動及び操作を行う際や、投稿文を投稿する際や、既にコンピュータネットワーク上に投稿されている投稿文を閲覧する際等に用いられる。尚、入力操作部39は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
また、GPS40は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、通信端末7(即ちユーザ6)の現在位置及び現在時刻を検出可能とする。また、GPS40以外にも通信端末7の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
また、送受信回路部33は通信ネットワーク網8を介して投稿文管理センタ2、交通情報センタ5と通信可能に構成されている。そして、交通情報センタ5を介して、渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の交通情報を取得することが可能である。また、投稿文管理センタ2との間で投稿文の閲覧要求を送信したり、抽出された投稿文に関する情報を受信するのにも用いられる。
続いて、前記構成を有する投稿文検索システム1を構成する投稿文検索サーバ3において実行する交通情報補完処理プログラムについて図7に基づき説明する。図7は本実施形態に係る交通情報補完処理プログラムのフローチャートである。ここで、交通情報補完処理プログラムは、所定の時間間隔(例えば5分毎)で定期的に実行され、交通情報センタ5から取得した交通情報に欠落している地点に関する情報を補完するプログラムである。尚、以下の図7にフローチャートで示されるプログラムは、投稿文管理センタ2が備えるRAMやROM等に記憶されており、CPU21により実行される。
先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU21は、交通情報センタ5から交通情報を取得する。ここで、交通情報センタ5からは、上述したように複数の情報形態(例えばVICS情報ではレベル1〜3)によって交通情報が提供されるが、特に前記S1では文字列からなる交通情報(図4)を取得する。
次に、S2においてCPU21は、地図情報DB12に記憶された地点情報25(図5)を読み出し、前記S1で取得した交通情報と照合する。尚、前記S1において交通情報が複数取得された場合には、取得された交通情報毎に以降のS2〜S8の処理を実行する。
その後、S3においてCPU21は、前記S1で取得した交通情報が、道路の区間に対する情報か否か、即ち、道路の区間の始点に対応する地点の名称の文字列(以下、始点文字列という)と、該区間の終点に対応する地点の名称の文字列(以下、終点文字列という)をそれぞれ含むか否か判定される。
そして、前記S1で取得した交通情報が、始点文字列と終点文字列を含むと判定された場合(S3:YES)には、S4へと移行する。それに対して、前記S1で取得した交通情報が、始点文字列と終点文字列を含まないと判定された場合(S3:NO)、即ち前記S1で取得した交通情報が道路の区間ではなく地点に対する情報やそれ以外の情報であると判定された場合には、S8へと移行する。
S4においてCPU21は、前記S2の照合の結果、地点情報25(図5)に記憶された各地点に関する情報の内、“始点文字列と名称が一致すると判定された地点の名称の文字列(検索用文字列も含む)”と、“該地点の位置情報(緯度経度)”を抽出する。
また、S5においてCPU21は、前記S2の照合の結果、地点情報25(図5)に記憶された各地点に関する情報の内、“終点文字列と名称が一致すると判定された地点の名称の文字列(検索用文字列も含む)”と、“該地点の位置情報(緯度経度)”を抽出する。
更に、S6においてCPU21は、前記S4及びS5で抽出された各地点の位置情報と地点情報25(図5)に基づいて、地点情報25に記憶された各地点に関する情報の内、“交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点(但し、前記S4及びS5で既に情報が抽出された地点は除く)の名称の文字列(検索用文字列も含む)”と、“該地点の位置情報(緯度経度)”を抽出する。ここで、前述したように交通情報は、同一名称の道路(例えば東名高速道路、新東名高速道路、中央自動車道等)の区間又は道路上の地点に対する交通状況(例えば渋滞、車線規制、通行止め)を特定する文字列からなる。従って、前記S6では、“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”及び“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”と同じ名称の道路及び進行方向にあって、“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”と“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”の間にある他の地点を対象として、地点の名称の文字列及び位置情報が抽出される。例えば、“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”が『東名川崎IC』であって、“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”が『多摩川橋』である場合には、図5に示す地点情報の内、東名高速の上り方向にある『東京料金所』と『向ヶ丘BS(バス停)』の2つの地点の名称の文字列及び位置情報が抽出される。
その後、S7においてCPU21は、前記S4〜S6で抽出された各地点の名称の文字列と位置情報を、前記S1で取得した交通情報に補完し、交通情報とともに補完交通情報DB13に格納する。例えば、図8に示すように交通情報として「東名高速 上り 東名川崎IC→多摩川橋 事故 車線規制」という文字列を取得した場合には、以下の(A)〜(D)の情報が地点情報25から抽出され、交通情報に補完される。
(A)始点文字列と名称が一致すると判定された地点である『東名川崎IC』の名称の文字列と位置情報。
(B)終点文字列と名称が一致すると判定された地点である『多摩川橋』の名称の文字列と位置情報。
(C)交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点である『東京料金所』の名称の文字列と位置情報。
(D)交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点である『向ヶ丘BS(バス停)』の名称の文字列と位置情報。
尚、前記S7で情報が補完された交通情報(以下、補完交通情報という)は、後述の投稿文検索処理プログラム(図10)において、投稿文を検索する為の検索ワードを設定するのに用いられる。
一方、S8においてCPU21は、前記S2の照合の結果、地点情報25(図5)に記憶された各地点に関する情報の内、“交通情報に含まれる地点と名称が一致すると判定された地点の名称の文字列(検索用文字列も含む)”と、“該地点の位置情報(緯度経度)”を抽出する。例えば、“交通情報に含まれる地点と名称が一致すると判定された地点”が『東名川崎IC』である場合には、図5に示す地点情報の内、東名高速の上り方向にある『東名川崎IC』の地点の名称の文字列及び位置情報が抽出される。
その後、S7においてCPU21は、前記S8で抽出された地点の名称の文字列と位置情報を、前記S1で取得した交通情報に補完し、交通情報とともに補完交通情報DB13に格納する。例えば、図9に示すように交通情報として「中央道 上り 談合坂SA付近 故障車 規制無し」という文字列を取得した場合には、以下の(E)の情報が地点情報25から抽出され、交通情報に補完される。
(E)交通情報に含まれる地点と名称が一致すると判定された地点である『談合坂SA』の名称の文字列と位置情報。
次に、投稿文検索システム1を構成する通信端末7及び投稿文検索サーバ3において実行する投稿文検索処理プログラムについて図10に基づき説明する。図10は本実施形態に係る投稿文検索処理プログラムのフローチャートである。ここで、投稿文検索処理プログラムは通信端末7においてナビゲーションアプリが起動された後に実行され、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、投稿文の閲覧を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文を抽出するとともに、抽出された投稿文に関する情報を該ユーザ6に提供するプログラムである。尚、以下の図10及び図12にフローチャートで示されるプログラムは、投稿文管理センタ2や通信端末7が備えるRAMやROM等に記憶されており、CPU21やCPU31により実行される。
先ず、通信端末7において実行される投稿文検索処理プログラムについて説明する。
S11においてCPU31は、ナビゲーションアプリにおいて目的地の設定操作が行われたか否かを判定する。
そして、目的地の設定操作が行われたと判定された場合(S11:YES)には、S12へと移行する。それに対して、目的地の設定操作が行われていないと判定された場合(S11:NO)には、当該投稿文検索処理プログラムを終了する。
S12においてCPU31は、出発地から設定された目的地までの案内経路を取得する。そして、取得された案内経路はメモリ32等に記憶される。尚、案内経路は通信端末7が探索する構成としても良いし、外部のサーバが探索し、探索された案内経路を通信端末7が該サーバから受信する構成としても良い。尚、案内経路の探索については公知のダイクストラ法が用いられる。また、出発地はユーザの現在位置としても良いし、ユーザにより選択された任意の地点(例えば自宅)としても良い。前記S12で取得された案内経路はユーザ6の走行予定経路となる。また、案内経路は数値からなる位置情報として取得及び記憶される。具体的には、出発地から目的地までの座標(緯度経度)点の連なりによって案内経路が特定される。
S13においてCPU31は、投稿文の閲覧要求を投稿文検索サーバ3へと送信する。尚、投稿文の閲覧要求には、閲覧要求の送信元である通信端末7を特定するIDや前記S12で取得した案内経路の位置情報が含まれる。尚、閲覧要求を受信した投稿文検索サーバ3は後述のように、受信した閲覧要求に基づいてコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、“投稿文の閲覧を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文”を抽出する(S22〜S24)。
次に、S14においてCPU31は、投稿文管理センタ2から送信された投稿文に関する情報を受信する。尚、前記S14で受信する投稿文に関する情報は、前記S13で送信した閲覧要求に基づいてコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から抽出された投稿文に関する情報であり、“投稿文の閲覧を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文”に関する情報である。また、投稿文に関する情報としては、投稿文の文章とともに、該投稿文が投稿された投稿時刻、投稿位置、投稿者のID等が含まれる。
その後、S15においてCPU31は、前記S12で取得された案内経路とともに、前記S14で受信した投稿文に関する情報をディスプレイ38に表示する。尚、表示する情報は、投稿文の文章、該投稿文が投稿された投稿時刻、投稿位置、投稿者のIDの全てを表示しても良いし、一部のみを表示する構成としても良い。但し、少なくとも投稿文の文章については表示するように構成する。また、前記S14で投稿文を受信できなかった場合には、前記S12で取得された案内経路のみを表示する。
ここで、図11は前記S15においてディスプレイ38に表示される投稿文案内画面51を示した図である。図11に示すように投稿文案内画面51は、案内経路を表示する左画面52と、投稿文に関する情報を表示する右画面53の2つの表示領域から構成される。
そして、左画面52は、ユーザ周辺の地図画像54と、ユーザの現在位置を示す現在位置マーク55と、案内経路56と、表示された投稿文の投稿位置を示す投稿位置マーク57〜60とから構成される。
また、右画面53には、投稿文に関する情報を表示する情報表示スペース61〜64が設けられている。各情報表示スペース61〜64には、投稿文を投稿した投稿者のIDと。投稿文の文章内容をそれぞれ表示する。また、投稿文が多数ある場合には、スクロール操作によって投稿文を切り替えて表示するように構成することが望ましい。また、投稿文に関する情報を表示する際には、ユーザに近い位置で投稿された投稿文を優先して表示するようにしても良い。更に、後述の検索処理(S24)において検索ワードに対する一致度合が高いと判定された投稿文を優先して表示するようにしても良い。尚、右画面53を表示せずに、左画面52のみを表示する構成とし、左画面52の投稿位置マーク57〜60が選択された後に対応する投稿文の情報表示スペース61〜64を新たに画面上に配置するように構成しても良い。また、投稿位置マーク57〜60を表示しない構成としても良い。
そして、ユーザは図11に示す投稿文案内画面51を視認することによって、ユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文の内容を閲覧することが可能となる。特に、本実施形態では交通情報において対象となる区間や地点の内、案内経路に含まれると判定された地点の検索用文字列(図5)を検索ワードに設定するので、案内経路に関連する各種情報(具体的には、案内経路上にある渋滞や事故等)をより速いタイミングで把握することが可能となる。
次に、投稿文検索サーバ3において実行される投稿文検索処理プログラムについて説明する。
先ず、S21においてCPU21は、投稿文の閲覧を要求するユーザ6から送信された閲覧要求を受信する。尚、閲覧要求には、閲覧要求の送信元である通信端末7を特定するIDや通信端末7において設定された案内経路(ユーザの走行予定経路)の位置情報が含まれる。また、受信した閲覧要求に含まれる案内経路の位置情報は、RAM22等の記憶媒体に一旦格納される。
次に、S22においてCPU21は、補完交通情報DB13から補完交通情報を読み出す。ここで、補完交通情報は、前述した交通情報補完処理プログラム(図7)において地点の名称の文字列や位置情報が補完された交通情報である。
続いて、S23においてCPU21は、後述の検索ワード設定処理(図12)を実行する。ここで、検索ワード設定処理は、前記S21で受信した閲覧要求に含まれる案内経路の位置情報と前記S22において取得した最新の補完交通情報とに基づいて、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、“投稿文の閲覧を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文”を検索する為の検索ワードを設定する処理である。
その後、S24においてCPU21は、前記S23で設定された検索ワードを用いて、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、“投稿文の閲覧を要求したユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文”を検索する検索処理を実行する。具体的には、前記S23で設定された検索ワードを文章中に含む投稿文に関する情報を、投稿文情報管理サーバ4の投稿文情報DB9に格納された投稿文情報(図3)の中から抽出する。
例えば、前記S23において「○×(案内経路上のある地点の検索用文字列)」と「渋滞」の組み合わせ、及び「××(案内経路上のある地点の検索用文字列)」と「渋滞」の組み合わせが検索ワードとして設定された場合には、“渋滞 AND ○× OR ××”が検索条件として設定され、文章中に「○×」と「渋滞」の文字列の両方を含む投稿文及び「××」と「渋滞」の文字列の両方を含む投稿文に関する情報がそれぞれ投稿文情報DB9から抽出される。
その後、S25においてCPU21は、前記S24で抽出された投稿文に関する情報を、投稿文の閲覧を要求した通信端末7に対して送信する。その結果、投稿文の閲覧を要求した通信端末7において、ユーザ6に関連する内容を投稿した投稿文に関する情報が表示される(S15)。
次に、前記S23において実行される検索ワード設定処理のサブ処理について図12に基づき説明する。図12は検索ワード設定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S31においてCPU21は、前記S21で受信した閲覧要求に含まれる案内経路(ユーザの走行予定経路)の位置情報をRAM22から読み出す。
次に、S32においてCPU21は、前記S31で取得した案内経路の位置情報と前記S22で取得した補完交通情報において補完された地点の位置情報とを比較する。尚、前記S22において補完交通情報が複数取得された場合には、取得された補完交通情報毎に以降のS32〜S37の処理を実行する。
その後、S33においてCPU21は、前記S22で取得した補完交通情報において名称の文字列や位置情報が補完された地点(以下、補完地点という)の内、案内経路と位置情報が一致する地点が複数あるか判定する。ここで、補完地点は、前記したように交通情報が道路の区間に対する情報である場合には、“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”、“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”、“それ以外に交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点”である(図8参照)。一方、交通情報が道路上の地点に対する情報である場合には、“交通情報に含まれる地点と名称が一致すると判定された地点”である(図9参照)。また、前記したように案内経路は出発地から目的地までの座標(緯度経度)点の連なりによって特定される。従って、前記S33でCPU21は案内経路を構成するいずれかの座標点と同じ位置情報を有する補完地点が複数有るか否かを判定する。尚、座標点と補完地点の位置情報の差分が所定の誤差範囲内にある場合には位置情報は一致するとみなす。
そして、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点が複数あると判定された場合(S33:YES)には、S34へと移行する。それに対して、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点が複数存在しないと判定された場合(S33:NO)には、S36へと移行する。
S34においてCPU21は、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致すると判定された各地点の名称の文字列を、それぞれ検索対象地点名称として補完交通情報DB13から抽出する。尚、抽出される対象となる文字列は、具体的に検索用文字列である(図5参照)。
ここで、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点が複数あると判定される場合は、図13に示すように案内経路70内に、交通情報の対象となる区間の全体が含まれる場合や、図14に示すように案内経路70内に、交通情報の対象となる区間の一部が含まれる場合である。例えば、図13に示す例では、交通情報は地点Cから地点Eまでの区間に車線規制が生じていることを示す情報であり、始点文字列は地点Cの名称の文字列、終点文字列は地点Eの名称の文字列である。従って、補完地点は“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”である地点Cと、“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”である地点Eと、“それ以外に交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点”である地点Dとなり、その全ての地点が案内経路と位置情報が一致すると判定される。従って、地点C、D、Eの各地点の名称が、それぞれ検索対象地点名称として抽出される。その結果、案内経路と交通情報の対象となる区間が重複する範囲内に位置する全ての地点の名称の文字列を検索対象地点名称として抽出することが可能となる。
また、図14に示す例では、交通情報は地点Cから地点Hまでの区間が渋滞していることを示す情報であり、始点文字列は地点Cの名称の文字列、終点文字列は地点Hの名称の文字列である。従って、補完地点は“始点文字列と名称が一致すると判定された地点”である地点Cと、“終点文字列と名称が一致すると判定された地点”である地点Hと、“それ以外に交通情報によって対象となる道路の区間に含まれると判定された地点”である地点D、Eとなり、その内、特に地点C、D、Eが案内経路と位置情報が一致すると判定される。従って、地点C、D、Eの各地点の名称が、それぞれ検索対象地点名称として抽出される。その結果、案内経路と交通情報の対象となる区間が重複する範囲内に位置する全ての地点の名称の文字列を検索対象地点名称として抽出することが可能となる。
その後、S35においてCPU21は、前記S34で抽出された地点名称の文字列と、交通情報の文字列に含まれる交通状況を示す文字列の組合せを検索ワードとして設定する。例えば、図13に示すように取得した交通情報が「○○高速道路の上り、地点Cから地点Eまで車線規制あり」という内容であった場合には、交通状況を示すワードとして『車線規制』が含まれる。従って、『地点Cの名称』と『車線規制』の組合せ、『地点Dの名称』と『車線規制』の組合せ、『地点Eの名称』と『車線規制』の組合せを検索ワードとして設定する。
その後、設定された検索ワードに基づいて、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、検索ワードを含む投稿文を検索する検索処理を実行する(S24)。
一方、S36においてCPU21は、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点があるか否か判定する。前記したように案内経路は出発地から目的地までの座標(緯度経度)点の連なりによって特定される。従って、前記S36でCPU21は、案内経路を構成するいずれかの座標点と同じ位置情報を有する補完地点が有るか否かを判定する。尚、座標点と補完地点の位置情報の差分が所定の誤差範囲内にある場合には位置情報は一致するとみなす。
そして、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点があると判定された場合(S36:YES)には、S37へと移行する。それに対して、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点が存在しないと判定された場合(S36:NO)には、検索ワードを設定することなく当該投稿文検索処理プログラムを終了する。
S37においてCPU21は、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致すると判定された地点の名称の文字列を、検索対象地点名称として補完交通情報DB13から抽出する。尚、抽出される対象となる文字列は、具体的に検索用文字列である(図5参照)。
ここで、補完地点の内、案内経路と位置情報が一致する地点が一点のみ存在すると判定される場合は、交通情報が地点を対象とした情報であって、図15に示すように案内経路70内に、交通情報の対象となる地点が含まれる場合である。例えば、図15に示す例では、交通情報は地点D付近において故障車が有ることを示す情報である。従って、補完地点は“交通情報の文字列と一致すると判定された地点”である地点Dとなり、その地点Dが案内経路と位置情報が一致すると判定される。従って、地点Dの地点の名称が検索対象地点名称として抽出される。その結果、案内経路と交通情報の対象となる地点が重複する範囲内に位置する全ての地点の名称の文字列を検索対象地点名称として抽出することが可能となる。
更に、S35においてCPU21は、抽出された地点名称の文字列と、交通情報の文字列に含まれる交通状況を示す文字列の組合せを検索ワードとして設定する。例えば、図15に示すように取得した交通情報が「○○高速道路の上り、地点D付近に故障車有り」という内容であった場合には、交通状況を示すワードとして『故障車』が含まれる。従って、『地点Dの名称』と『故障車』の組合せを検索ワードとして設定する。
その後、設定された検索ワードに基づいて、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、検索ワードを含む投稿文を検索する検索処理を実行する(S24)。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る投稿文検索システム1、投稿文検索システム1による投稿文検索方法及び投稿文検索システム1において実行されるコンピュータプログラムでは、投稿文検索サーバ3が文字列からなる交通情報を交通情報センタ5から定期的に取得する(S1)とともに、取得した交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称の文字列及び位置情報を地点情報25に基づいて特定して交通情報に補完する(S7)。一方で、通信端末7において案内経路が設定された場合に、投稿文の閲覧要求を投稿文検索サーバ3へと送信し(S13)、閲覧要求を受信した投稿文検索サーバ3は、補完された交通情報を読み出し(S22)、補完された交通情報に含まれる地点の名称の文字列から検索ワードを設定し(S35)、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、設定された検索ワードを含む投稿文を検索し(S24)、検索された投稿文を提供する(S25)ので、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文のみを適切に抽出することが可能となる。その結果、配信される交通情報のみからでは特定することができない現時点でのより詳しい交通状況を、投稿文を介して把握することが可能となる。また、ユーザに検索条件を入力させる作業を行わせる必要がないので、操作性についても向上させることが可能となる。
また、交通情報が道路の区間に対する情報である場合に、区間の始点の位置情報と区間の終点の位置情報と地点情報から、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を取得するので、区間の始点と終点しか特定していない交通情報からでも該始点と終点の間にある他の地点の名称の文字列について特定することが可能となる。従って、始点と終点の間にある他の地点の名称の文字列についても検索ワードに設定することができ、ユーザが必要とする情報が投稿された投稿文を適切に抽出することが可能となる。
また、交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称の内、走行予定経路に含まれる地点の名称を、検索ワードに設定するので、ユーザの走行予定経路に関連する情報(例えば、走行予定経路上の渋滞、事故等)を、投稿文を介して、より速いタイミングで把握することが可能となる。
また、走行予定経路は数値からなる位置情報として取得され、通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称の内、走行予定経路と位置情報が一致する地点の名称を、検索ワードに設定するので、位置情報を比較することによって走行予定経路と交通情報の対象となる区間が重複する範囲内に位置する全ての地点を正確に特定することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では交通情報補完処理プログラム(図7)のS1〜S7の処理や投稿文検索処理プログラム(図10)のS21〜S25の処理を投稿文検索サーバ3が実行する構成としているが、交通情報センタ5や投稿文情報管理サーバ4や通信端末7が一部または全部の処理を実行する構成としても良い。
また、本実施形態では、投稿の閲覧を要求した通信端末7で設定された案内経路を、ユーザの走行予定経路として通信端末7から投稿文検索サーバ3へと送信する構成としているが、案内経路の代わりに通信端末7において設定されている出発地と目的地を送信する構成としても良い。その場合には、投稿文検索サーバ3が受信した出発地と目的地から案内経路の探索を行う。
また、本実施形態では、交通情報によって対象となる道路の区間や地点に含まれる地点の名称の内、走行予定経路に含まれる地点の名称を、検索ワードに設定することとしているが、走行予定経路と関係なく交通情報によって対象となる道路の区間や地点に含まれる全ての地点の名称を、検索ワードに設定することとしても良い。その場合には、走行予定経路を取得する構成は不要となる。また、交通情報が複数ある場合には、ユーザに選択された交通情報によって対象となる道路の区間や地点に含まれる地点の名称を、検索ワードに設定することとしても良い。
また、本実施形態では、高速道路であれば進行方向についても考慮して地点の位置情報と案内経路の位置情報が一致するか否かを判定しているが、対面走行区間については進行方向を考慮せずに位置座標のみから一致判定を行っても良い。
また、本実施形態では、投稿文情報管理サーバ4において投稿文に関する情報として、投稿文の文章とともに、該投稿文が投稿された投稿時刻、該投稿文が投稿された際の投稿者の位置情報、投稿者のID等について記憶される構成としているが、投稿文の文章のみを記憶する構成としても良い。
1 投稿文検索システム
2 投稿文管理センタ
3 投稿文検索サーバ
4 投稿文情報管理サーバ
5 交通情報センタ
6 ユーザ
7 通信端末
25 地点情報

Claims (6)

  1. 区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報を取得する地点情報取得手段と、
    前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定手段と、
    前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定手段と、
    前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得手段と、
    前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定手段と、
    コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定手段により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索手段と、を有することを特徴とする投稿文検索システム。
  2. ユーザの走行予定経路を取得する走行予定経路取得手段を有し、
    前記検索条件設定手段は、前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の内、前記走行予定経路に含まれる地点の名称を、前記検索ワードに設定することを特徴とする請求項に記載の投稿文検索システム。
  3. 前記走行予定経路は数値からなる位置情報として取得され、
    前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の位置情報を取得する地点位置取得手段を有し、
    前記検索条件設定手段は、前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の内、前記走行予定経路と位置情報が一致する地点の名称を、前記検索ワードに設定することを特徴とする請求項に記載の投稿文検索システム。
  4. 区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得手段と、
    地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報を取得する地点情報取得手段と、
    前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定手段と、
    前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定手段と、
    前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得手段と、
    前記地点名称取得手段により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定手段と、
    コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定手段により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索手段と、を有することを特徴とする投稿文検索装置。
  5. 区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得ステップと、
    地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報を取得する地点情報取得ステップと、
    前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定ステップと、
    前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定ステップと、
    前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得ステップと、
    前記地点名称取得ステップにより取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定ステップと、
    コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定ステップにより設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索ステップと、を有することを特徴とする投稿文検索方法。
  6. コンピュータに、
    区間の始点に対応する地点の名称の文字列である始点文字列と、区間の終点に対応する地点の名称の文字列である終点文字列と、を含む道路の区間に対する交通情報を取得する交通情報取得機能と、
    地点毎に名称と位置情報とを対応づけた地点情報を取得する地点情報取得機能と、
    前記始点文字列と前記地点情報から前記区間の始点の位置情報を特定する始点位置特定機能と、
    前記終点文字列と前記地点情報から前記区間の終点の位置情報を特定する終点位置特定機能と、
    前記区間の始点の位置情報と前記区間の終点の位置情報と前記地点情報とに基づいて、前記交通情報によって対象となる道路の区間に含まれる地点の名称を文字列によって取得する地点名称取得機能と、
    前記地点名称取得機能により取得された地点の名称の文字列から検索ワードを設定する検索条件設定機能と、
    コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、前記検索条件設定機能により設定された前記検索ワードに該当する投稿文を抽出する検索機能と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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