JP5919885B2 - 虚像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、頭部に装着して使用するヘッドマウントディスプレイ等の虚像表示装置に関する。
近年、ヘッドマウントディスプレイのように虚像の形成及び観察を可能にする虚像表示装置として、画像光を走査させて眼の網膜に画像を投影するものが種々提案されており(特許文献1〜3参照)、特に、画像光と外界光とを重畳させるために、シースルーにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。ここで、特許文献1や特許文献2のヘッドマウントディスプレイでは、虚像を形成する装置が観察者となるべき装着者の眼よりも耳側に配置されており、特許文献3のヘッドマウントディスプレイでは、虚像を形成する装置が装着者の眼の前方側に配置されている。
しかし、特許文献1や特許文献2のように、虚像を形成させるための装置が装着者の眼よりも耳側に配置されていたり、特許文献3のように、虚像を形成させるための装置が装着者の眼の前方側に配置されていたりすると、装置が、装着者の顔に対して側方側や前方側に張り出した状態となり、重心が装着者から離れて重量感が増すとともに、外観のデザインが制限されるものとなる。
特開2007−178941号公報 再表WO2009/041055号公報 特表2007−537465号公報
本発明は、装置の重量感の増大を抑制して装用の負担を軽減し、かつ、デザインの自由度を高めることのできる虚像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の虚像表示装置は、(a)画像に対応して変調された信号光を射出する信号光変調部と、(b)信号光変調部から入射した信号光を走査させることにより、走査光として射出させる走査光学系と、(c)走査光学系からの走査光の照射を受けて虚像を形成する虚像形成部材と、を備え、(d)走査光学系が、装着時に装着者の眼よりも鼻側に位置し、(e)虚像形成部材が、装着時に装着者の眼前であって走査光学系よりも装着者に対して遠方側に位置するように配置される。
上記虚像表示装置では、走査光学系が装着者の眼よりも鼻側に位置するように配置されているので、虚像を形成する装置が装着者の顔の側方側に張り出すことが防止される。また、虚像形成部材が装着者にとって走査光学系よりも遠い側にある眼前に位置するように配置され、走査光学系が装着者側から当該虚像形成部材に向けて走査光を照射させるものとなっているので、虚像を形成する装置が装着者の顔の前方側に張り出すことも防止される。従って、眼前に装着した状態での光学部品の側方側や前方側への過度の張出しを抑制して、装置の重心の偏りによる重量感の増大を抑制し、かつ、デザインの自由度を高めることができる。
本発明の具体的な側面では、虚像形成部材が、装着時において装着者の鼻側から耳側に向かう方向に傾斜した状態で配置される。この場合、虚像形成部材を人間の顔に沿った状態とすることで、小型化が図られるとともに、デザイン性を高めることが可能になる。
本発明の別の側面では、虚像形成部材が、走査光学系から照射された走査光を反射させて虚像を形成するとともに、外界光を通過させて、走査光による虚像の観察と外界光の観察とを可能にする半透過反射膜を有する。この場合、半透過反射膜を用いることで、虚像のみならず、外界像も認識できるシースルーの構成とすることができる。
本発明のさらに別の側面では、虚像形成部材が、走査光学系から照射された走査光によって虚像を形成する回折格子を配置するとともに外界光を通過させる透明基材である。この場合、回折格子を用いることで、膜状の部材で機能を達成できるため、デザインの自由度を確保しつつ画像光を形成することが可能となり、また、虚像形成部材が、例えば透明基板に回折格子を支持させた透明基材であることで、虚像のみならず、外界像も認識できるシースルーの構成とすることができる。
本発明のさらに別の側面では、虚像表示装置が、装着時に装着者の鼻において装置を装着するための鼻パッド部をさらに備え、走査光学系が、鼻パッド部と一体化している。この場合、部品を共通化することで、装置の小型化・軽量化が図れる。
本発明のさらに別の側面では、虚像表示装置が、装着者の眼幅に応じて、装着時における装着者の眼の位置に対して走査光学系及び虚像形成部材を一体として可動にする眼幅調整部をさらに有する。この場合、眼幅の個人差に対応して、虚像形成部材と視度調整部材との相対的な位置関係を一定に保ちつつ、眼幅の位置合わせをすることができる。
本発明のさらに別の側面では、信号光変調部が、R光、G光及びB光を合成した合成光を信号光として形成する合成光形成部と、合成光形成部で形成された信号光を走査光学系に伝搬させる光ファイバーとを有する。この場合、装置全体としての重量を分散させることができ、装着時の重心を調整することで装着中の重量感を軽減し、より快適に視聴を行うことができる。また、光ファイバーを適宜調整することで、装置全体としてのデザインの自由度を高めることができる。
本発明のさらに別の側面では、信号光変調部において、合成光形成部が、耳側に対応する位置に配置され、光ファイバーが、装着時において装着者の顔面形状に沿って耳の周辺から眼の周辺を経由して鼻の周辺に向かう経路に沿って延びることで合成光形成部から走査光学系へ変調された信号光を伝搬させる。この場合、合成光形成部等が側方側や前方側への張り出すことを抑制しつつ、装置全体としてのデザインの自由度を高めることができる。
本発明のさらに別の側面では、走査光学系が、光束の状態を調整された信号光を走査光として虚像形成部材に向けて照射させるMEMSスキャナーを有する。この場合、虚像形成部材上における必須の被照射領域に確実に光を走査させることができる。
第1実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 (A)は、光射出装置の構造の一例について説明するための図であり、(B)は、(A)に示す光射出装置を別方向から見た図である。 虚像表示装置を装着した状態を模式的に示す正面図である。 (A)は、光射出装置の構造の他の一例について説明するための図であり、(B)は、さらに他の一例について説明するための図である。 第2実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 第3実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 第4実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 第5実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 第6実施形態に係る虚像表示装置を示す図である。 光射出装置の構造の一例について説明するための模式的な図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る虚像表示装置について詳細に説明する。
図1に示す実施形態の虚像表示装置100は、眼鏡のような外観を有するヘッドマウントディスプレイであり、この虚像表示装置100を装着した観察者となるべき装着者に対して虚像による画像光を認識させることができるとともに、装着者に外界像をシースルーで観察させることができる。図1では、装着者が虚像表示装置100を装着した状態を一部拡大して示しており、虚像表示装置100は一部省略したものとなっている。具体的には、第1表示装置100Aは、虚像表示装置100のうち右眼用の虚像を形成する部分である。虚像表示装置100は、右眼用の第1表示装置100Aと左眼用の第2表示装置とを一対とするものであるが、第2表示装置は、第1表示装置100Aと同様の構造を有し左右を反転させただけであるので、図示を省略している。なお、第1表示装置100Aは、単独でも虚像表示装置として機能する。
ここで、図において、装着者にとって真正面の方向が光軸OAの方向であり、光軸OAが虚像表示装置100側から装着者側に向かう方向を+X方向とし、装着者にとっての上下方向を±Y方向とし、左右方向を±Z方向とする。
以下、第1表示装置100Aの構造の一例について説明することで、虚像表示装置100の構造の一例を説明する。第1表示装置100Aは、信号光を形成するとともに当該信号光を走査光SLとして射出するための光射出装置10と、光射出装置10からの走査光SLを受けて画像光PLを形成する被照射部材である虚像形成部材20とを備える。図1に示すように、光射出装置10は、装着者の鼻NS周辺に配置され、虚像形成部材20は、光射出装置10の前方側(−X側)において装着者の眼EYの前方を覆うように配置されている。このうち、光射出装置10は、図2(A)及び2(B)に示すように、信号光形成部である信号光変調部11と、走査光学系12と、駆動制御回路13とを有する。なお、図1に示すように、虚像表示装置100に送られる画像や音声に関する各種信号は、虚像表示装置100のフレームFL中に収納されているケーブル(不図示)によって駆動制御回路13に伝達される。
図2(A)に示すように、信号光変調部11は、合成光形成部11aと、リレーレンズMLとを有する。合成光形成部11aは、画像光PL(図1参照)となるべき信号光GLである合成光を形成する。このため、合成光形成部11aは、赤(R光)、緑(G光)、及び青(B光)の各色光を発生させる色光源11r,11g,11bと、色光源11r,11g,11bを経た各色光を合成するための第1及び第2ダイクロイックミラーDM1,DM2とを有する。リレーレンズMLは、合成光形成部11aから射出された合成光である信号光GLの光束状態を調整することで変調して走査光学系12に向けて射出するレンズであり、例えば信号光GLを略平行化させる。また、走査光学系12は、リレーレンズMLを経た信号光GLを虚像形成部材20において2次元走査させるスキャン部であるMEMSミラー部12bを有する。
信号光変調部11において、各色光源11r,11g,11bは、ダイオードレーザ光源又はLED光源であり、赤色光源11rは、赤色光を発生させる特定波長帯域の光を射出し、緑色光源11gは、緑色光を発生させる特定波長帯域の光を射出し、青色光源11bは、青色光を発生させる特定波長帯域の光を射出する。なお、各色光源11r,11g,11bは、例えば各色のLED発光素子で構成されている。各色光源11r,11g,11bは、第1ダイクロイックミラーDM1又は第2ダイクロイックミラーDM2の方向に向かうように光束の方向を調整して各色光を射出する。
第1ダイクロイックミラーDM1は、赤色光を発生させる特定波長帯域にある光を透過させるとともに他の特定波長帯域にある光を反射し、第2ダイクロイックミラーDM2は、赤色光及び緑色光を発生させる特定波長帯域にある光を透過させるとともに他の特定波長帯域にある光を反射する。これにより、赤色光、緑色光、及び青色光の3色の色光を合成した合成光がカラー画像を構成する信号光GLとして形成される。なお、図示の場合、各色光源11r,11g,11bの位置をそれぞれ調整して、合成される3色の色光の光路長が等しくなるようにしている。すなわち各色光は、等価な位置となっている。また、光束の形状に応じて第1ダイクロイックミラーDM1に対する第2ダイクロイックミラーDM2の大きさも調整されている。
以上のような構成の合成光形成部11aで合成光形成を行う場合、赤(R光)、緑(G光)、及び青(B光)の色ごとに対応した色光源11r,11g,11bを用いるので、光の利用効率を高いものとなる。
リレーレンズMLは、合成光形成部11aで形成された合成光である信号光GLの発散角を調整し、走査光学系12のうちスキャン部であるMEMSミラー部12bに向けて射出する。リレーレンズMLでの発散状態の調整によって、例えば信号光GLを略平行化させた状態でMEMSミラー部12bに入射させることができる。
図2(B)に示すように、走査光学系12は、MEMSミラー部12bと、周辺部材12cとを有する。MEMSミラー部12bは、リレーレンズMLを経た信号光GLを走査光SLとして用いることで被照射部材である虚像形成部材20(図1参照)の被照射領域上に画像を形成可能にする。つまり、MEMSミラー部12bは、走査光学系12の中核部分である。周辺部材12cは、MEMSミラー部12bを周辺から取り囲んでMEMSミラー部12bを収納する孔HLを形成する。言い換えると、MEMSミラー部12bは、走査光学系12の中央部に設けた矩形の孔HLに収められている。MEMSミラー部12bは、任意の方向に傾斜可能となっている。
以下、MEMSミラー部12bについて詳しく説明する。MEMSミラー部12bは、信号光変調部11で形成された合成光である信号光GLを虚像形成部材20(図1参照)において2次元走査させて虚像形成部材20(図1参照)を照射する走査光SLとして射出するスキャン部である。MEMSミラー部12bは、2次元走査を可能とするために、一軸方向について回転可能なMEMSミラー本体部12xと、MEMSミラー本体部12xを囲む枠であるとともに当該一軸方向に垂直な軸方向について回転可能なミラー枠体12yとで構成されている。まず、MEMSミラー本体部12xは、ミラー枠体12yに接続する一対の第1軸SH1を有し、第1軸SH1のまわりに回転可能となっている。また、ミラー枠体12yは、MEMSミラー部12bの周辺部材12cに接続する一対の第2軸SH2を有し、第2軸SH2のまわりに回転可能となっている。第1軸SH1の軸方向と第2軸SH2の軸方向とが互いに垂直であることにより、MEMSミラー部12bは、MEMSミラー本体部12xを互いに垂直な2軸方向について回転可能としている。以上により、MEMSミラー部12bは、任意の方向に傾斜可能であり、射出するビームである走査光SLの2次元走査を可能にしている。つまり、MEMSミラー部12bは、走査光SLを虚像形成部材20に向けて照射させるMEMSスキャナーである。
なお、MEMSミラー部12bの光射出側において、光束の発散角を調整するためのリレーレンズを配置することが可能である。
駆動制御回路13は、フレームFL中に収められたケーブル(不図示)を通じて送信される画像信号や駆動信号に応じて、光射出装置10の駆動制御を行う。すなわち、各種信号に従って、信号光変調部11と走査光学系12とを同期して駆動させるための制御回路である。
図1に戻って、虚像形成部材20は、樹脂製の透明基板上に半透過反射膜を有して構成される透明基材である。つまり、虚像形成部材20は、ハーフミラーである。虚像形成部材20は、フレームFLに組み付けられており、装着者の眼EYの前方であって光射出装置10よりも装着者に対して遠方側に位置するように配置されている。言い換えると、光軸OAに沿った方向に関して装着者の眼EYと虚像形成部材20との間に光射出装置10が配置されている。虚像形成部材20は、装着者の眼EYを前方から覆うのに十分な大きさを有しており、光射出装置10の走査光学系12から−X方向に傾いて照射された走査光SLを受け、これを反射することで虚像を形成し、装着者に認識させるものとなっている。この際、虚像形成部材20は、虚像表示装置100の外観に応じたものとなっており、図1の例では、フレームFLに合わせて曲がった形状を有している。
また、ハーフミラーである虚像形成部材20は、厚さの略均一な板状の部材であり、上記のようにして虚像を形成するだけでなく、外界光OLを通過させるものとなっている。つまり、装着者の眼EYには、虚像のみならず、外界からの光も入ることになり、虚像表示装置100は、シースルーの構成となっている。
ここで、虚像表示装置100のうち光射出装置10は、光軸OAに垂直な横方向に関して装着時に装着者の眼EYよりも鼻NS側に位置するような配置となっている。この場合、光射出装置10は、装着者の側方側すなわちZ方向について出っ張ることのない構成となる。また、既述のように、光射出装置10は、装着者の眼EYと虚像形成部材20との間に配置されている。この場合、光射出装置10は虚像形成部材20よりも前方側には配置されないことになる。
なお、図3は、以上のような虚像表示装置100を装着した状態を、正面から見た様子を模式的に示すものである。図示の例では、光射出装置10は、フレームFLから延びる支持体SSによって支持されることで、上述したような鼻NS周辺であって虚像形成部材20よりも+X側の位置に配置されている。なお、図示の例では、フレームFLの中央部から延びて虚像形成部材20を側方から支持する支柱部PPを有し、支柱部PPの先端側には、装着時に虚像表示装置100を鼻NSで支持可能にするための鼻パッド部NPを有している。
以下、図2(A)等を参照して、光射出装置10の動作について説明する。まず、光射出装置10のうち、信号光変調部11は、赤(R光)、緑(G光)、及び青(B光)の色光を合成した合成光である信号光GLを形成し、射出する。射出された信号光GLは、走査光学系12のうちリレーレンズMLに入射し、光束の発散状態が調整される。リレーレンズMLを経た信号光GLは、スキャン部であるMEMSミラー部12bに入射する。MEMSミラー部12bは、信号光GLを、虚像形成部材20のうち被照射領域上を走査させる走査光SLとして射出する。虚像形成部材20において、MEMSミラー部12bにより走査光SLを走査させて入射させることで、図1に示す画像光PLによって虚像が形成され、この虚像を装着者が眼EYで捉えることで、画像が認識される。
なお、駆動制御回路13は、走査光学系12を用いた虚像形成部材20上での走査光SLの照射動作において、光射出装置10と虚像形成部材20との位置関係や虚像形成部材20の被照射領域の形状を加味してMEMSミラー部12bを制御している。上記のように、虚像形成部材20は、上記のように、フレームFLに合わせて曲がった形状を有しており、これに対応して走査を行うことで、虚像の形成において歪み等が生じないようにしている。
ここで、虚像形成部材20で反射された画像光PLについて、反射位置によってそれぞれ装着者の眼EYに対する入射角度が異なっており、かつ、それぞれの光束が平行化されている。従って、装着者は、入射角度の違いから、画像の各位置を把握することで、画像光PL全体から全体画像を捉えることができる。このように眼EYに入射する画像光PL間において入射角度に差を設け、かつ、各画像光PLの光束状態を平行化することは、スキャン部であるMEMSミラー部12bが任意の角度で傾斜可能であることと、必要に応じてMEMSミラー部12bの光射出側に光学系を設けて補正をすることとによって実現される。
以上のように、本実施形態に係る虚像表示装置100では、実質的に画像を形成させる本体部分である光射出装置10が、装着時において装着者の眼EYよりも鼻NS側に位置するように配置されている。従って、虚像表示装置100全体として、装着者の顔の側方側に過度に張り出すことが防止される。また、装着者の眼EYと虚像形成部材20との間に配置されている。従って、走査光学系12を含む光射出装置10は、虚像形成部材20よりも前方側すなわち装着者の顔の前方側に過度に張り出すことも防止される。以上により、本実施形態に係る虚像表示装置100は、側方側や前方側への張出しを抑制して、デザインの自由度を高めることができる。さらに、合成光形成部11aは、上述のように比較的簡易な構造であることから小型かつ軽量のものとすることができるので、装置全体としての重心が側方側や前方側へ偏ることを抑制でき、虚像表示装置100の使用に際して装着者に与える重量感を軽減することが可能となる。
ここで、上述した図2(A)等に示す信号光変調部11の構造では、合成光形成部11aでの信号光GLの形成において各色光源11r,11g,11bからの光を合成するものとしているが、これは、本実施形態の信号光形成における一例であり、他の構成によって信号光GLを形成することもできる。
以下、信号光変調部11の構造を模式的に示した図4(A)等を用いて、信号光変調部11の変形例について説明する。まず、図4(A)に示す例のように、信号光変調部11において、合成光形成部11aが3つの色光源11r,11g,11bを1つにユニット化した状態で有しているものとしてもよい。この場合、1つの合成光形成部11aでカラー画像の形成が可能となる。
また、図4(B)に示す例のように、各色光源11r,11g,11bにおいて、色光をそれぞれ集光する集光レンズCLr,CLg,CLbを光射出側に有していてもよい。なお、図4(A)の例において、合成光形成部11aの光射出側に同様の集光レンズを有していてもよい。
集光レンズCLr,CLg,CLbは、各色光源11r,11g,11bから射出されるべき光を集光された状態にするとともに、第1ダイクロイックミラーDM1又は第2ダイクロイックミラーDM2の方向に正確に向かうように光束の方向を調整させるものとして機能する。
また、図4(A)や図4(B)に示した構成以外であってもよい。例えば、白色光源とカラーホイールとによって信号光が構成される場合も考えらえる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る虚像表示装置について説明する。なお、本実施形態に係る虚像表示装置は、第1実施形態に係る虚像表示装置100の変形例であり、特に説明しない場合、第1実施形態の虚像表示装置100と同様であるものとする。
図5に示すように、本実施形態に係る虚像表示装置200を構成する第1表示装置200Aのうち虚像形成部材220は、装着時において、傾斜した状態で配置されている。より詳しく説明すると、光軸OAに対して垂直な面すなわちYZ面に平行な面を基準面PAとした場合に、虚像形成部材220は、基準面PAに対して装着者の鼻NS側から耳EA側に向かう方向に傾斜している。ここでは、曲面である虚像形成部材220の面についての基準面PAに対する平均の傾きによって、虚像形成部材220が傾斜しているか否かを定めるものとする。すなわち、平均の傾きが基準面PAに対して装着者の鼻NS側から耳EA側に向かう方向に傾斜していれば、虚像形成部材220の面の一部に基準面PAに対して平行な部分等がある場合であっても傾斜するものに含まれる。この場合、虚像形成部材220を人間の顔に沿った状態となるように虚像形成部材220の面が基準面PAに対して傾斜することで、装置の小型化が図られるとともに、デザイン性を高めることが可能となる。また、例えば、眼鏡をかける装着者を想定した場合に、虚像形成部材220の傾斜を眼鏡の傾斜と一致させることで、虚像形成部材220と眼鏡とを同一部材で構成することができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る虚像表示装置について説明する。なお、本実施形態に係る虚像表示装置は、第1実施形態に係る虚像表示装置100の変形例であり、特に説明しない場合、第1実施形態の虚像表示装置100と同様であるものとする。
図6に示すように、本実施形態に係る虚像表示装置300を構成する第1表示装置300Aのうち透明基材である虚像形成部材320は、透明基板TP上に回折格子の一例としてホログラム素子HEが設けられた構成となっている。つまり、透明基板TPに支持された膜状の部材であるホログラム素子HEにおける回折を利用して特定の波長帯域にある画像光PLによって虚像を形成するとともに、広範囲な波長帯域にある外界光OLを透明基板TP及びホログラム素子HEから通過可能とすることで、シースルーの構成にできる。この場合、膜状の部材であるホログラム素子HE側において光の射出方向を調整できるので、虚像形成部材320形状の自由度をさらに高めることができ、デザイン性に優れたものとすることができる。また、ホログラム素子HEにレンズ効果をもたせることによって、画像光PLの入射角度や光束状態を所望のものとなるように調整できる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係る虚像表示装置について説明する。なお、本実施形態に係る虚像表示装置は、第1実施形態に係る虚像表示装置100の変形例であり、特に説明しない場合、第1実施形態の虚像表示装置100と同様であるものとする。
図7に示すように、本実施形態に係る虚像表示装置400を構成する第1表示装置400Aは、装着をするために、装着者の鼻NSにおいて装置を支持する鼻パッド部NPを備えており、走査光学系12を含む光射出装置410は、この鼻パッド部NPと一体化している。この場合、部品を共通化することで、装置の小型化・軽量化が図れ、また、眼幅の位置調整を、鼻パッド部NPの位置調整と一体的に行うことができる。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態に係る虚像表示装置について説明する。なお、本実施形態に係る虚像表示装置は、第1実施形態に係る虚像表示装置100の変形例であり、特に説明しない場合、第1実施形態の虚像表示装置100と同様であるものとする。
図8に示すように、本実施形態に係る虚像表示装置500を構成する第1表示装置500Aは、装着者の眼幅(人間の両眼間の距離)に応じて、光射出装置510及び虚像形成部材520の位置を調整する眼幅調整部SAを有している。人間の眼幅には、人種や性別あるは個体間等によって差がある。ここでは、眼幅に相当するものとして、鼻NSから眼EYまでの距離を眼幅調整部SAによって調整可能とすることで、眼幅調整をしている。
眼幅調整部SAは、不図示のスライド機構により、装着者にとっての横方向であるZ方向について、走査光学系12を含む光射出装置510及び虚像形成部材520の位置を一体的に動かすことができる。ここでは、図示のようにZ方向について調整幅DDの範囲で調整が可能となっている。調整幅DDを一般的な人間の眼幅の差を包含する範囲とすることで、十分な位置調整ができる。なお、眼幅調整部SAによる調整において、光射出装置510及び虚像形成部材520は一体的に移動するものとなっている。これにより、光射出装置510側から虚像形成部材520への投射状態は変化することなく一定に保たれる。
〔第6実施形態〕
以下、第6実施形態に係る虚像表示装置について説明する。なお、本実施形態に係る虚像表示装置は、第1実施形態に係る虚像表示装置100の変形例であり、特に説明しない場合、第1実施形態の虚像表示装置100と同様であるものとする。
図9に示すように、本実施形態に係る虚像表示装置600は、光射出装置610と、虚像形成部材20とを有する。このうち、光射出装置610は、光源部を含む信号光変調部611と、スキャン部を含む走査光学系612とを有する。信号光変調部611は、画像光となるべき合成光を形成するための合成光形成部611aと、光ファイバーFBと、リレーレンズMLとを有している。光射出装置610において、合成光形成部611aと走査光学系612とが切り離されており、その間を光ファイバーFBが繋ぐものとなっている。つまり、光射出装置610を構成する部材が分散して配置可能となっている。ここでは、一例として、光ファイバーFBは、装着者の顔面形状に沿って耳EA側から眼EY周辺を経由して鼻NS側に向かって延びていることで、耳EA側にある合成光形成部611aと鼻NS周辺にある走査光学系612とを繋いでいるものとする。
以下、光射出装置610の構造を模式的に示した図10を用いて、光射出装置610の各部の概要について説明する。まず、光射出装置610のうち、信号光変調部611は、合成光形成部611aとして、赤、緑、及び青の光源部である3色の色光源611r,611g,611bと、各色光源611r,611g,611bから射出された色光をそれぞれ集光する集光レンズCLr,CLg,CLbと、集光レンズCLr,CLg,CLbを経た各色光を合成するための第1及び第2ダイクロイックミラーDM1,DM2とを有する。また、信号光変調部611は、合成光形成部611aで形成された信号光GLである合成光を走査光学系612に伝搬させる光ファイバーFBを有する。さらに、信号光変調部611は、光ファイバーFBで伝搬された光の発散状態を調整するためのリレーレンズMLを有する。
光ファイバーFBは、信号光変調部611側に接続する第1ファイバー端EG1と、走査光学系612側に接続する第2ファイバー端EG2とを有する。合成光形成部611aから射出された合成光である信号光GLは、一方の端部である第1ファイバー端EG1から光ファイバーFBに取り込まれ、光ファイバーFBの内部を伝搬されて、他方の端部である第2ファイバー端EG2から走査光学系612側に配置されるリレーレンズMLに向けて射出される。
リレーレンズMLは、光ファイバーFBを経た信号光GLを、光束の発散状態を調整(例えば平行光束化)して、走査光学系612に向けて射出する。
走査光学系612は、リレーレンズMLを経た信号光GLを走査光SLとして射出し、射出虚像形成部材20において2次元走査させるスキャン部であるMEMSミラー部612bを有する。
以下、光射出装置610の動作について説明する。まず、各色光源611r,611g,611bから射出されたダイオードレーザ又はLED光は、それぞれ対応する集光レンズCLr,CLg,CLbにおいて集光され、ダイクロイックミラーDM1,DM2で合成され、信号光GLである合成光を形成する。合成光である信号光GLは、光ファイバーFBの第1ファイバー端EG1に集光され、結合される。さらに、この信号光GLは、光ファイバーFB内を伝搬され、第2ファイバー端EG2から射出された後、リレーレンズMLに入射する。信号光GLは、リレーレンズMLにおいて光束の発散状態を調整され、走査光学系612のスキャン部であるMEMSミラー部612bに入射する。MEMSミラー部612bは、当該信号光GLを走査光SLとして、ハーフミラーである虚像形成部材20上を走査させることで、虚像が形成され、当該虚像を認識させる画像光PLが装着者の眼EYに導かれる。
本実施形態の場合、実質的に画像光PLを形成する装置である合成光形成部611aを鼻NS側や眼EY側ではなく耳EA側に配置し、鼻NSの周辺には走査光学系612のみを配置して、合成光形成部611aから走査光学系612へ変調された信号光GLを伝搬させる構成とすることで、装置全体としての重量を分散させ重心のバランスを調整することができる。これにより、装着者に掛かる装置の重量感を軽減し、より快適な視聴を可能にする。また、光ファイバーFBは、不図示のフレームに沿って配置することで、デザイン上目立たないようにできる。
また、上記では、合成光形成部611aを耳EA側に配置するものとしているが、光ファイバーFBの長さや形状を適宜変更すれば、耳EA側以外の箇所に合成光形成部611aを配置することも可能である。これにより、装置全体としてのデザインの自由度を高めることができる。
この発明は、上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
上記では、光源として、ダイオードレーザ光源又はLED光源を用いるものとしているが、光源は、例えば有機EL等の上記以外のものであってもよい。
また、上記各実施形態の虚像表示装置100等では、右眼及び左眼の双方に対応して設ける構成としているが、右眼又は左眼のいずれか一方に対してのみ光射出装置10等を設け画像を片眼視する構成にしてもよい。
10,410,510,610…光射出装置、 11,611…信号光変調部、 11a,611a…合成光形成部、 11r,11g,11b,611r,611g,611b…色光源、 CLr,CLg,CLb…集光レンズ、 DM1,DM2…ダイクロイックミラー、 12,612…走査光学系、 ML…リレーレンズ、 12b,612b…MEMSミラー、 20,220,320,520…虚像形成部材、 100,200,300,400,500,600…虚像表示装置、 100A,200A,300A,400A,500A,600A…表示装置、 HE…ホログラム素子(回折格子)、 OA…光軸、 TP…透明基板、 NP…鼻パッド、 SA…眼幅調整部、 FB…光ファイバー、 NS…鼻、 EY…眼、 EA…耳、 GL…信号光、 SL…走査光、 PL…画像光

Claims (9)

  1. 画像に対応して変調された信号光を射出する信号光変調部と、
    前記信号光変調部から入射した信号光を走査させることにより、走査光として射出させる走査光学系と、
    前記走査光学系からの前記走査光の照射を受けて虚像を形成する虚像形成部材と、
    を備え、
    前記走査光学系は、装着時に装着者の眼よりも鼻側に位置し、
    前記虚像形成部材は、装着時に前記装着者の眼前であって前記走査光学系よりも装着者に対して遠方側に位置するように配置され
    装着時に前記装着者の鼻において装置を装着するための鼻パッド部をさらに備え、
    前記走査光学系は、前記鼻パッド部と一体化している、虚像表示装置。
  2. 前記装着者の眼幅に応じて、装着時における前記装着者の眼の位置に対して前記走査光学系及び前記虚像形成部材を一体として可動にする眼幅調整部をさらに有する、請求項1に記載の虚像表示装置。
  3. 画像に対応して変調された信号光を射出する信号光変調部と、
    前記信号光変調部から入射した信号光を走査させることにより、走査光として射出させる走査光学系と、
    前記走査光学系からの前記走査光の照射を受けて虚像を形成する虚像形成部材と、
    を備え、
    前記走査光学系は、装着時に装着者の眼よりも鼻側に位置し、
    前記虚像形成部材は、装着時に前記装着者の眼前であって前記走査光学系よりも装着者に対して遠方側に位置するように配置され、
    前記装着者の眼幅に応じて、装着時における前記装着者の眼の位置に対して前記走査光学系及び前記虚像形成部材を一体として可動にする眼幅調整部をさらに有する、虚像表示装置。
  4. 前記虚像形成部材は、装着時において前記装着者の鼻側から耳側に向かう方向に傾斜した状態で配置される、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  5. 前記虚像形成部材は、前記走査光学系から照射された前記走査光を反射させて前記虚像を形成するとともに、外界光を通過させて、前記走査光による前記虚像の観察と前記外界光の観察とを可能にする半透過反射膜を有する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  6. 前記虚像形成部材は、前記走査光学系から照射された前記走査光によって前記虚像を形成する回折格子を配置するとともに外界光を通過させる透明基材である、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  7. 前記信号光変調部は、R光、G光及びB光を合成した合成光を前記信号光として形成する合成光形成部と、前記合成光形成部で形成された前記信号光を前記走査光学系に伝搬させる光ファイバーとを有する、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  8. 前記信号光変調部において、前記合成光形成部は、耳側に対応する位置に配置され、前記光ファイバーは、装着時において前記装着者の顔面形状に沿って耳の周辺から眼の周辺を経由して鼻の周辺に向かう経路に沿って延びることで前記合成光形成部から前記走査光学系へ変調された前記信号光を伝搬させる、請求項7に記載の虚像表示装置。
  9. 前記走査光学系は、光束の状態を調整された前記信号光を前記走査光として前記虚像形成部材に向けて照射させるMEMSスキャナーを有する、請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の虚像表示装置。
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