JP5916858B2 - パケットベーストランスポートストリームの逆多重化 - Google Patents

パケットベーストランスポートストリームの逆多重化 Download PDF

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Description

本発明は、系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケットのパケットベーストランスポートストリームを逆多重化することに関し、トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンクのうちの1つにそれぞれ割り当てられる。
データストリームを他の何かにカプセル化することは、一般的な方法であって、たとえば、OSI層モデルに基づいて形成される。たとえば、トランスポートストリームパケットのパケットベーストランスポートストリームは、トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションに組み込まれているデータパケットによってデータパケットを再びデータパケットを含む1つまたはいくつかのデータストリームを順に転送する。DVB−Hについては、たとえば、MPEセクションおよびMPE−FECセクションが、トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションに組み込まれ、IPパケットは、MPEセクションのペイロードデータセクションに再び組み込まれる。
各トランスポートストリームに対して、もちろん、ただ1つのデータストリームが送信されえない。各多重化に対して、いくつかのデータストリームがある共通のトランスポートストリームを介して送信されうる。異なるレシーバまたはデータシンクは、たとえば、TVプログラムまたはラジオプログラムのような異なるプログラムに関する。異なるレシーバまたはデータシンクのデータパケットを多重化する場合、1つのトランスポートストリームパケットにおいて、データストリームのうちの1つの各セクションのみが含まれるように、すなわち、各トランスポートストリームパケットが、1つのデータシンクに正確に割り当てられるように、後者は、トランスポートストリームパケットに組み込まれる。データシンクへのトランスポートストリームパケットの割り当ては、いわゆるトランスポートストリームヘッダで、トランスポートストリームパケットの内部において示される。
しかしながら、現在のトランスポートストリームパケットのFEC保護が、それが誤りであることを示す場合、受信側における逆多重化器は、実際に示されたレシーバまたはアドレス指定されたデータシンクが、実際のレシーバまたは実際のアドレス指定されたデータシンクに対応するという事実に依存されえない。したがって、トランスポートストリームパケットは、放棄され、データシンクへの欠陥のあるデータの転送を防止するために、データシンクのいずれにも供給されない。
しかしながら、したがって、実際にアドレス指定されたデータシンクは、高いデータ損失をもたらすそれにアドレス指定されたデータストリームの1つのセクションを欠く。データパケットが、たとえば、フラグメンテーションによってトランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションに組み込まれた場合、それぞれのデータシンクにアドレス指定されたトランスポートストリームパケットを失うとき、それぞれのデータシンクにアドレス指定されたデータストリームからのセクションだけでなく、失ったトランスポートストリームパケットに割り当てられた部分のいくつかのデータパケットでもある。データストリームのインターリーバベースのFEC保護の場合には、データストリームからのセクションの欠落は、それとは別に、インターリーバテーブルの誤った記入をもたらす。その結果、それぞれのデータシンクでのインターリーバテーブルのデータストリームの完全なセクションは、放棄されなければならない。
本発明の目的は、異なるデータシンクにより有効なデータ送信をもたらすパケットベースデータストリームを逆多重化するための概念を提供することである。
この目的は、付属の独立特許クレームの内容によって解決される。
本発明は、その系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケットに対して、既定のトランスポートストリームパケットを割り当てるために、既定のトランスポートストリームパケットが、それぞれのデータシンクに割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す確率値が、複数のデータシンクのそれぞれに対して決定され、前記複数のデータシンクに対する確率値に基づいて、選択された複数のデータシンクのうちの1つに割り当てた、すなわち、最大値の確率値の1つが決定された場合、パケットベーストランスポートストリームのより有効な逆多重化が得られうるという発見に基づく。
本発明の実施例によれば、それぞれのデータシンクにアドレス指定されたトランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションの大部分の異なる特徴は、それぞれのデータシンクに対してそれぞれの確率値を決定するために使用される。たとえば、それぞれのデータシンクにアドレス指定されたデータストリームのデータパケットにおける冗長が、すなわち、それぞれのデータストリームまたは冗長のデータパケットのデータパケットヘッダの保護のための前方誤り検出データ、クロスレイヤアドレス表示等のように、評価されうる。データパケットにおける異なるフィールドは、より長い期間全体のそれぞれのデータシンクに対して同じ状態のままであり、この条件は、いくつかのデータシンクによっても使用されうる。たとえば、そのような一定のフィールドは、アドレスフィールド等を含む。それとは別に、たとえば、異なるデータシンクのための発生の確率が、トランスポートストリームパケット全体に異なって変化するように、同期フィールドは、常に同じ値を有し、このようにそれぞれの確率値を形成するかまたは決定するためにも使用されうるデータパケットにおいて存在しうる。これらの表示の全ては、寄与をそれぞれのデータシンクに対する最終的な確率値に提供しうる。たとえば、個々の寄与は要約される。
本発明の実施例の更に有利な実装は、従属する特許請求の範囲の主題である。以下に、本発明の好ましい実施例は、図面に関して更に詳細に説明される。
図1は、一実施の形態によるパケットベーストランスポートストリームの逆多重化のための装置のブロック図である。 図2は、一実施の形態による既定のデータシンクにアドレス指定されたデータストリームの隣のパケットベーストランスポートストリームの典型的なセットアップの概略図である。 図3は、一実施の形態による関連されるデータシンクの仮定の確率値の決定における確率値の決定器(そして例示される)の内部状態の概略図である。
図1は、本発明の一実施の形態によるパケットベーストランスポートストリームの逆多重化するための装置を示す。図1において、装置は、概して、10によって示される。装置10は、このように、データシンクに割り当てられるデータストリームを復号化するデコーダ21をそれぞれ含む複数18のデータシンク20に装置10の入力16においてトランスポートストリーム14のトランスポートストリームパケット12を割り当てるために使用される。
より具体的な実例を使用して図2を参照して後に詳細に述べるように、入ってくるトランスポートストリームパケット12は、系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供し、そして、このようにそれぞれのトランスポートストリームパケット12が誤りであるかどうかを決定することを可能にする。たとえば、後者の決定は、入力16からの上流に任意に接続されるトランスポートストリーム誤り検出器22によって実行される。その結果、既に、装置の入力16でのトランスポートストリームパケット12の到着で、装置10は、それぞれのトランスポートストリームパケット12が誤りであるかどうかの情報が提供される。あるいは、この決定は、装置10自身によって実行される。
トランスポートストリーム14に対して、入力16の次に、装置10は、このように、データシンク20ごとに出力24を含み、そして、内部的に、データシンク20ごとに、逆多重化器または分配器26、1つの確率値の決定器28および1つの割り当て器30を含む。逆多重化器26は、入力16と出力24との間において接続される。割り当てられたデータシンクのそれぞれに、トランスポートストリーム14におけるトランスポートストリームパケット12を供給することは、分配器のタスクである。誤りのないトランスポートストリームパケット12の場合、具体的な実例を使用して図2を参照して後に詳細に述べるように、分配器26は、トランスポートストリームパケットのヘッダにおける既定のフィールドのように、データストリームパケット12自体から、たとえば、個々のデータシンク20に個々のトランスポートストリームパケットの割り当てを収集しうる。分配器26は、次々にトランスポートストリーム14からトランスポートストリームパケット12を受信し、そして、誤りのない場合、現在のトランスポートストリームパケットを割り当てられたデータシンク20に伝える。他のデータシンク20は、このデータパケットを受信しない。
この点において、分配器26は、入力16に接続された入力およびデータシンク20に対するそれぞれの出力24に対する各出力を含む。各データシンク20に対して、現在、入力での分配器26によってそれぞれのデータシンク20に供給されたトランスポートストリームパケット12を受信するために、それぞれのデータシンク20に対する確率値の決定器28の1つの入力は、分配器26のそれぞれの出力に接続される。別の実施の形態によれば、分配器26と確率値の決定器28との間のこの接続は、以下においてさらに詳細に記載される実行のための特定のオプションが適用されない場合、欠落されうる点に短期間、注意されたい。これは、本明細書の最後において、再び述べられる。
常に、現在のトランスポートストリームパケット12が誤りである場合、分配器26は、矢印32によって示されるように、割り当て器30にこれを指し示すように実装される。この目的は、分配器26は、割り当て器30と連結される。表示32に対する応答として、誤りであるにもかかわらず、割り当て器30は、分配器26に現在のトランスポートストリームパケット12がどのデータシンク20に割り当てられ、転送されることになっているかについて指し示し、これは、矢印34によって示される。一実施の形態によれば、通信34は、現在のトランスポートストリームパケット12が、以下において、さらに詳細に説明されるすべての手段にもかかわらず、実際に放棄されることになっているオプションを含みうる。
図2に関してさらに詳細に説明されるように、データパケット38のデータストリーム36は、同じデータシンクに割り当てられたトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションに組み込まれる。厳密に言えば、分配器26は、現在のトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションをそれぞれの割り当てられたデータシンク20、またはそれぞれの確率値の決定器28に転送するためだけに実装される場合でありうる。理想的な場合において、分配器26は、各トランスポートストリームパケット12またはそのペイロードデータセクションを正しいレシーバまたは正確にアドレス指定されたデータシンク20および対応する確率値の決定器に転送される場合において、後のモジュール20または28の入力で、それぞれのデータシンク20にアドレス指定されたデータストリーム36は、それぞれのデータシンク20に対して完全であることを結果として得る。この場合、各データシンク20またはそれぞれの割り当てられたデコーダ21は、この方法で、すなわち、たとえば、ビデオ、オーディオデータまたはデータパケット38のペイロードデータセクションから入力されるように、ペイロードデータ40を取得するために、割り当てられたデータストリーム36を復号化しうる。
各データシンク20に対して存在する確率値の決定器28は、分配器26が不完全さ32を示すための現在のトランスポートストリームパケット12に対して、実際のトランスポートストリームパケット12がそれぞれのデータシンク20に割り当てられた確率を示す確率値を決定するためにここでは存在し、それは、この目的のために、割り当て器30に対して、分配器26から確率値の決定器28に転送される、たとえば、既定のトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションの情報に基づく。確率値を決定するために、以下においてより詳細に説明される複数の異なるオプションがある。図1において例示されるように、各確率値の決定器28は、2つのパーツに分離されうる。すなわち、これまでのそれぞれのデータシンク20に転送されたトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションを結合するためのプロトコルデータ更新パート42、および仮定確率決定パート44であり、ここで、細区分のこの形式は、単なる例である。
各データシンク20に対して、割り当て器30は、それぞれの確率値の決定器28から確率値を受信し、これらの確率値に基づいて、データシンク20に現在のトランスポートストリームパケット12が割り当てられるか、または、一実施の形態により、確率値が十分に重要ではないように、割り当てが起こらない場合を決定する。割り当て器30は、たとえば、確率値が最大限度であるデータシンク20に対する現在のトランスポートストリームパケット12を割り当てるように実装される。
以下において、さらに詳細に説明されるように、確率値の決定器28は、たとえば、後段を要約することによって、複数の単一の確率値に基づいて、確率値を決定するように実装される。ここで、たとえば、現在のトランスポートストリームパケットが、それぞれのデータシンク20のデータストリーム36の既に受信された部分の完全な継続を表すと仮定した場合(すなわち、それぞれのデータシンクの対する以前のトランスポートストリームパケットのうちの1つを失うことなく)、それらの単一の確率値は、常に、高確率を有するそれぞれの位置での現在のトランスポートストリームパケットに位置すべきである、または、それぞれのデータシンク(それぞれのデータシンクに割り当てられるトランスポートストリームパケットのトランスポートストリームパケットが、現在配分される事実から独立している)に割り当てられるトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションの対応する、またはランダムセクションで表される高確率によって、あるコンテンツに関する現在のトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションのセクションの類似性のための指標である。上記したように、その処理は、以下の明細書の記載から明確になる。
図2に関して、これから、トランスポートストリームパケット12およびデータパケット38の考えられる実施例が記載される。データパケット38の設定に関して、データパケット38が、図2に関して記載されるようにすべてのデータシンク20のためでありえ、または、設定が、データシンク20に対して異なることもありえ、すなわち、図2に関して例示するように、若干のデータシンク20に対して、および他(のデータシンク)に対して異なることもありうることに注意されたい。
図2の下側部では、トランスポートストリームパケット12aおよび直接的に続くトランスポートストリームパケット12bを有するトランスポートストリーム14の例となるセクションを示す。図2のこの部分において、上記に述べたように、いわば、トランスポートレイヤ46が例示される。図2において例示されるように、各トランスポートストリームパケット12aおよび12bは、たとえば、ペイロードデータセクション48の隣に、トランスポートストリームパケットヘッダ50を含む。それとは別に、各トランスポートストリームパケット12a,12bは、加えて、系統的前方誤り検出コード52、すなわち、系統的前方誤り検出によって、それぞれのトランスポートストリームパケット12aまたは12bにおける誤りの検出を可能にする冗長データ52を含む。適用できる場合、データ52は、さらに、前方誤り訂正を可能にする。冗長データ52は、トランスポートストリームパケット12aまたは12bを、さもなければ、たとえば、ヘッダ50に関して、または識別表示54に関してのみ完全に、保護することができる。トランスポートストリームパケットヘッダ50の範囲内において、たとえば、それぞれのトランスポートストリームパケット12aまたは12bが割り当てられるデータシンク20を識別するフィールドまたは識別表示54が位置する。トランスポートストリームパケット12aおよびトランスポートストリームパケット12bは、異なるデータシンクに割り当てられる例が図2において仮定される。
図2において、トランスポートストリームパケット12aおよび12bが割り当てられたデータシンク20に対して、それぞれのデータシンクにアドレス指定されたデータストリーム36は、フラグメンテーションによって、それぞれのデータシンク20に割り当てられたそれぞれのトランスポートストリームパケット12a,12bのペイロードデータセクション48に組み込まれうると、例として仮定される。このように、組み込まれたデータストリームのデータパケットのうちの1つの最初の部分が収めるすべてのトランスポートストリームパケットは、それぞれのトランスポートストリームパケットのペイロードデータセクション48において、それぞれのトランスポートストリームパケット12aにおいて始まるデータパケット62の最初の部分がどこに収められるかについて、指し示す58ポインタ情報56を、トランスポートストリームパケットヘッダ50において含む。ペイロードデータセクション48の残余の部分において、それぞれのデータシンクに対して前のトランスポートストリームパケットのうちの1つにまだ位置されないこのデータシンクに対するデータストリームの直接前のデータパケットの最後のセクション64が位置する。図2の場合において、ペイロードデータセクション48への最初の部分60のこの種の収まりは、トランスポートストリームパケット12aに対して例として示される。たとえば、トランスポートストリームパケット12bが割り当てられたデータシンクのためのデータパケットの最初の部分が、ペイロードデータセクション48の最初の部分と同時に起こるか、または一方、ペイロードデータセクション48の最後の部分次第で、ペイロードデータセクション48の域を越えて、現在のデータパケットの継続に対応するペイロードデータセクションのコンテンツのように、しかしながら、トランスポートストリームパケットが、そのトランスポートストリームパケットヘッダ50において、ポインタ情報56を含まない可能性がありうることを図2におけるトランスポートストリームパケット12bに関して、例として示される。もはや、次のデータパケットが現在のペイロードデータセクションにおいて開始されえず、ポインタ情報56の欠如がペイロードデータセクション48の最後の部分において、利用可能なスペースがまだあるという事実にもたらすように、たとえば、現在のデータパケットが、ペイロードデータセクション48の最後の部分において、正確に終えるという事実をもたらすポインタ情報56を追加する場合、それとは別に、ペイロードデータセクション48において、ビットを充填するまたは情報を充填するデータパケットに対する正確なペイロードデータが、存在することが、ここで、簡潔に注意される。後者は、少なくとも、トランスポートストリームパケット12aおよび12bが既定の長さまたは既定の量子化ステージにおいて設定される長さを有する場合に適用される。量子化ステージは、トランスポートストリームパケットヘッダ50において、または、異なるより不規則に送信された方法で示されうる。
このように、図2の実施例は、割り当てられたデータシンク20を有する割り当てられたデータパケット38のうちの1つの最初の部分が収まらないトランスポートストリームパケット12bがポインタ情報を含まないことを示す。その結果、最初の部分60が収まらないトランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションは、この種の最初の部分60を収めるトランスポートストリームパケット12aと比較したとき、ポインタ情報の欠如または省略によって、すなわち、フィールド表示56の長さによって増加しうる。換言すれば、トランスポートストリームパケット12bのトランスポートストリームパケットヘッダ50は、トランスポートストリームパケットヘッダ50と比較したとき、ポインタ情報56の長さによってより小さくてもよく、そして、したがって、トランスポートストリームパケット12aのペイロードデータセクション48は、トランスポートストリームパケット12aのペイロードデータセクション48と比較したとき、増加しうる。各トランスポートストリームパケット12a,12bのトランスポートストリームパケットヘッダ50におけるフラグ66は、ポインタ情報56がそれぞれのトランスポートストリームパケットヘッダ50において存在するかどうかを示す。
図2において、トランスポートレイヤ水準46の若干上において、データストリーム36のプロトコル水準68が、たとえば、トランスポートストリームパケット12aが割り当てられるデータストリームのように示される。図2において、4つの順次データパケット38a−dを有するセクションが例として示される。例として、データパケット38bは、最初の部分60が、トランスポートストリームパケット12aのペイロードデータセクション48に収められ、そして、このような最初の部分は、このトランスポートストリームパケット12aのペイロードデータセクション48におけるセクション62に対応する。このデータパケット38bの次の部分70は、断片の組み込みにより、このデータシンクに関連する次のトランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションに書き込まれる。ここで、セクション70があまり長くない等の場合、おそらく、再び、ポインタ情報は、このペイロードデータセクションにおける次のデータパケット38cの最初の部分を示す。
データパケット38a−dが、共通の命令に属している調整データパケットであるという図2の記載において、今まで示唆されるが、さらにデータパケットは、他のデータパケットに対して、たとえば、系統的前方誤り保護コードの送信のような異なる関数に取って代わるデータパケット38a−dのストリームに散在されうる。このように、たとえば、データパケット38a−dは、MPE−FECセクションが散在される間におけるMPEセクションでありうる。セクション70に関して、これは、同じことが、1つまたは後のトランスポートストリームパケット以外のみにおいてそれぞれのデータシンクに割り当てられた直接次のトランスポートストリームパケットにおいて含まれないことを意味する。
それが、図2において例示されるように、再び、データパケット38a−dのそれぞれは、それぞれのペイロードデータセクション72およびデータパケットヘッダ74を含む。加えて、各データパケット38a−dが、ヘッダ74およびペイロードデータセクション72を含むそれぞれのデータワード38a−dとともに形成される系統的誤り保護コードも含み、系統的前方誤りコードワードは、明確さのこの可能性が図2において例示されない。しかしながら、たとえば、この冗長データパート76に関する対応する前方誤り検出/訂正を含むヘッダ74の余剰パート78において、ヘッダ74が誤り検出および/または誤り訂正のための系統的前方誤りコードワードを形成することによって、たとえば、各データパケットヘッダ74は、冗長データセクション76を含みうることが例示される。
トランスポートストリームパケット12a,12bとは対照的に、図2のデータパケット38a−dは、例として、様々な長さを含み、そして、たとえば、長さを表示するために、それぞれのデータパケット38a−dの長さを示すそれらのデータパケットヘッダにおいて長さ表示80を含む。
加えて、たとえば、データパケットヘッダ74は、たとえば、データストリーム36が割り当てられたデータシンクを一意的に指し示す、または、たとえば、少なくともデータシンクに一意的に割り当てられたアドレスフィールド82を含む。一意性は、他のデータシンクのデータストリームのデータパケットにおけるアドレス表示に関しうる。データパケットヘッダ74におけるさらなるフィールド84は、同期目的等のためのすべてのデータパケットのための統一した値、または、一方ではMPEセクション、他方ではMPEパケットのような同一タイプのすべてのデータパケットのための少なくとも同じである値を含むために存在しうる。
さらに、より高いプロトコルレベルまたは水準88のデータストリーム86がデータパケット38a−dのペイロードデータセクション72に組み込まれることが、図2において、さらに示される。ここで、例として、この組み込みは、たとえば、断片化なく、このデータストリームのデータパケット90が、点線によって図2において例として示されるように、データパケット38a−dのペイロードデータセクション72にそれぞれ個々に組み込まれることを提供する。データパケット90は、このように、たとえば、様々な長さをも含む。下部のプロトコル層68のデータパケットと同様に、それらは、ペイロードデータセクション94およびヘッダ92をそれぞれ含み、ヘッダ94において、たとえば、それぞれのパケット90の長さを指し示す長さ表示96が含まれる。加えて、各パケット94において、さらに例として、アドレス指定されたデータシンクを指し示す、またはデータストリーム36のアドレス指定されたデータシンクに一意的に関係するアドレスフィールド98が存在しうる。
図2に関して、トランスポートストリームパケットの設定およびそれへの図1におけるデータシンク20のデータストリームの組み込みに対する可能性が記載された後、もちろん、図2の可能性が、図1および図2に関して以下において記載されるように、図1の実施例が、欠陥のあるトランスポートストリームパケットを放棄することを妨げるために役立つことに関連して、可能性の多数の例となる可能性を表すだけであることに注意されたい。たとえば、図2の実施例において、データストリーム36は、MPEデータストリームであり、データストリーム86は、IPデータストリームでありうる。既に述べたように、データパケット38a−dは、好ましくは、保護された前方誤り保護コードであり、ここで、前方誤り保護コードは、この目的のために特に提供されるデータストリーム36のデータパケットにおいて配置されうる。このため、図2における前方誤りコードは、ただ、100で例として表される。既に述べたように、前方誤り保護コード100は、インターリーバの機能性に基づいている系統的前方誤り保護コードでありえ、それによれば、前方誤り保護コード100は、ペイロードデータセクション72が、一方で、インターリーバテーブルのラインを有するライン、そして他方で、FECデータ100のそれぞれのセクションにおいて系統的前方誤りコードワードを、たとえば形成するために、たとえば、列のようなデータストリーム36におけるそれらの発生とほぼ同程度のインターリーバテーブルに入力される装置において、データパケット38a−dのペイロードデータセクション72を保護する。図2において、これは102で示され、インターリーバテーブル104は、連続的なデータパケット38a−38dの連続的なペイロードデータセクションa−eを有するライン106ごとに1つの系統的前方誤りコードワードを形成し、ここで、インターリーバテーブル104への列および冗長データ100のインターリーバテーブル104への横方向の追加の挿入が示される。
図1を再び参照する。各確率値の決定器28は、それぞれのシンク20に対するそれぞれの確率値を決定するために多くの異なる可能性を有することが図1および図2の比較によって明らかとなる。ここで、この点において、具体的な実例が以下に記載される。上で、既に示したように、これらの個々の寄与の全ては、最後に選択されるためにデータシンクを決定するように、他のデータシンク20の他の確率値とともに割り当て器30において使用されるそれぞれのデータシンク20に対するそれぞれの最終的な確率値を得て、その分配器26に情報を提供するように、理解される確率値の寄与において終了する。
たとえば、各データシンク20に対する確率値の決定器38において、それらが確率値の決定器28の入力に到達するとき、現在のトランスポートストリームパケット12の第1のセクションは、全てのデータシンク20に対して一定の方法、またはそれぞれのデータシンク20に対してのみ一定の方法、またはそれぞれのデータシンク20に既に割り当てられたトランスポートストリームパケット12に応じて、ローカライズされる。この第1のセクションは、たとえば、ポインタ情報56でありうる。ポインタ情報56が、常に、トランスポートストリームパケット12またはトランスポートストリームパケットヘッダ50におけるその位置で配置される場合、そのとき、確率値の決定器28における全てのデータシンク20に対するローカライゼーションは同じである。あるいは、異なるデータシンク20に対するトランスポートストリームパケットヘッダ50は、いくらかの理由のために異なり、そして、したがって、割り当てられたトランスポートストリームパケット12における各データシンク20に対するポインタ情報56の位置は、同じであるが、他のデータシンク20に割り当てられたトランスポートストリームパケット12に対しては異なるという場合もありうる。各確率値の決定器28は、それから、ポインタ情報56に、または、しかしながら、現在のトランスポートストリームパケットにおいて、他の確率値の決定器28と異なる一定の位置での第1のセクションに移動する。それぞれのデータシンク20に割り当てられたトランスポートストリームパケット12のヘッダ50の構造は、決定器28におけるそれぞれのデータシンク20に既に割り当てられたトランスポートストリームパケット12からもちろん導出されうる。これが起こるとすぐに、すなわち、まるで、実際に、第1のセクション56における既定のトランスポートストリームパケット12のコンテンツがポイント情報56であるかのように、確率値の決定器28は、たとえば、第1のセクション、すなわち、56において既定のトランスポートストリームパケット12のコンテンツに応じて、現在のトランスポートストリームパケット12の第2のセクション62をローカライズする。トランスポートストリームパケット12bにおいて、この仮定は、56’で示されるように、明らかに間違っている。トランスポートストリームパケット12bのセクション56’のコンテンツがポインタ情報として使用される場合、たとえば、ペイロードデータセクション48のセクション62’は、第2のセクションとしてローカライズされる。各確率値の決定器28は、直ちに、それぞれのデータシンク20に割り当てられるデータパケット38の最初の部分かどうかに関して、第2のセクション62または62’を分析する。この目的のために、すなわち、セクション62または62’において配置されるべきそれぞれのフィールド82または98での位置において、たとえば、データシンクは、アドレスフィールド82またはアドレスフィールド98を評価しうる。それぞれのデータシンク20にアドレス指定されたデータパケットの最初の部分である場合、各確率値の決定器28は、さもなければ、それぞれのデータシンクに対するデータパケット38または90におけるこれらのフィールドのために典型的であるそれらのセクションのコンテンツに、そこでコンテンツを比較する。結果は、それぞれのデータシンク20に対するそれぞれの確率値にもたらされ、そして、割り当てを実行する割り当て器30に基づく確率の寄与である。たとえば、予想されるコンテンツおよび実際のコンテンツの類似性のための指標は、寄与値として使用され、ここで、それらがマッチする場合は、寄与はゼロではなく、それらがマッチしない場合は、ゼロであるように、指標は、非常にシンプル、すなわち、バイナリで実装される。
前の段落の後、分配器26または割り当て器30によって、たとえば、少なくともトランスポートストリームパケット12の最後の部分の割り当てからそれぞれのデータシンク20まで、多かれ少なかれそれぞれのデータシンクに対して一定である情報に対応するかどうかに関して、各確率値の決定器28が、単に、第2のセクション62における第1のフィールド82または98を調べることである。データパケット38a−dのヘッダ74におけるフィールド78と76との間において適用されるように、確率値の決定器28は、それが、既定の関係を含むかどうかに関して第2のセクション62における2つのフィールドを調べるというケースでありうる。このマッチまたは一致は、それぞれのデータシンク20に対する現在のトランスポートストリームパケットの割り当てに関するデータシンクの個々の表示ではない。これは、少なくとも、アドレス指定されたデータシンクから独立しているデータパケット38a−dの最初の部分であることを、ポテンシャルフィールド82,98における上述の一致だけでないということを仮定された事実である場合、データシンクの特定情報との類似点を含むセクション62において発見されうるコンテンツの場合に備えて、しかし、確率値の決定器28は、確率の寄与を増加させるためにこの上述した試験を使用しうる。また、この確率の寄与値が、それぞれのデータシンク20に対する最終的な確率値のための上述した和のために使用されうる。
それぞれのデータシンクをアドレス指定することに表示を可能とするフィールド82,98のコンテンツであるかどうかに関して、確率値の決定器28は、セクション62の第1のフィールド110を調べること、そして、2つのさらなるフィールド112および114が、それらが、ヘッダ74のフィールド78および76を結合するか、または、お互いに関して、系統的前方誤り検出コードの関係を含むかどうかについて、調べられるということがここで記載された。
加えて、または、代わりに、それが、冗長表示に適応するお互いの既定の関係を有するかどうか、すなわち、たとえば、これらのフィールド116,118が、なんとかデータシンク20にアドレス指定する両方であるフィールド98,82のように互いにふるまうかどうかに関して、決定器28は、第4および第5のフィールドを調べうる。また、上述されたように、フィールド110が、加えて、おそらく、それぞれのデータシンクに対するデータシンク特有のフィールドに結果としてなる場合、この関係または前後関係は、おそらく、データシンク特有でなく、たとえば、確率値を増加するために、決定器28によって使用されうる。
今までの決定器28に対して考えられる検査オプションの説明は、それぞれのデータシンク20の割り当てられたトランスポートストリームパケットから得られるデータパケット38の監視のため、各決定器28も、それぞれのデータシンク20に対する次のトランスポートストリームパケットのコンテンツに関して特定の期待値を有するとは考えなかった。トランスポートストリームパケット12が最後に割り当てられたデータシンク20に対して、それぞれのデータシンク20に割り当てられたデータパケット38がローカライズされ、長さ80を有し、それから、前記データパケットは、長さ表示80に応じて、それぞれのデータシンク20に最後に割り当てられたトランスポートストリームパケットの域を越えて伸びるように収集され、各決定器28は、たとえば、現在のトランスポートストリームパケット12のペイロードセクション48の最初でのセクション120をローカライズし、そして、それぞれのデータシンクの完全でないデータパケットの続きであるかどうかについて、セクション120を分析する場合でありうる。たとえば、各データパケット38a−dの最後において、それぞれのデータパケットの最後を示し、そして、セクション120の最後での対応する位置とそれぞれのデータシンクの最後の確率値に対するさらなる確率の寄与値を結果として得るこの種のEOFフラグと比較することを示すフラグが含まれうる。しかしながら、セクション120において、データパケットのセクションが位置されることは、たとえば、フィールド82または98のうちの1つのようにデータシンクの特有の情報を含む。また、この種の分野のために、類似性の検査は、更なる寄与値を決定するために行われうる。
対応する確率寄与値を得るために、決定器28によって行われうる考えられる検査のために、先に述べた実施例によれば、決定器28は、既に割り当てられたトランスポートストリームパケットの情報から再度導出されるかどうかの特定の仮定を使用する特定のフィールドをそれぞれローカライズする。一致またはマッチが、これらの検査から結果として得る場合、一致が、特定のもので、現在のトランスポートストリームパケットのいかなる位置においても決定されなかったとき、それぞれのデータシンクに対する確率は、現在のトランスポートストリームパケット12がこのデータシンク20に属することが比較的高く確実である。加えて、または、代わりに、たとえば、少なくともトランスポートストリームパケット12の最後の部分の割り当てからそれぞれのデータシンクまで、そのコンテンツが、それぞれのデータシンク20に対して一定である情報に対応するかどうかに関して、各確率値の決定器も、現在のトランスポートストリームパケット12におけるランダムフィールドを検査するという場合である。それに向けられるトランスポートストリームパケットを失うことによって、データシンク20は、それに向けられるデータパケットの最初の部分が、現在のトランスポートストリームパケットにおいて潜在的に位置しうることに関して、概観を失い、そして、このように、フィールド98または82のうちの1つは、たとえば、現在のトランスポートストリームパケットにおけるランダム位置で配置されうる。加えて、既に割り当てられたトランスポートストリームパケットは、既に割り当てられたトランスポートストリームパケットが、欠陥があるが、正しいと評価されたかまたは正しいと評価されなかった現在のデータシンクに、まだ、割り当てられなかった。そして、このように、たとえば、それぞれのデータシンクの完成したデータパケットである長さ表示80は、欠陥がありえ、次のデータパケットのフィールド98および82は、予期しない異なる位置で配置されうる。値82および/または98の典型的なコンテンツに対する類似点が決定される場合、もちろん、それぞれのデータシンク20の最後の確率値に対する確率の寄与値を結果として得ることは、現在のトランスポートストリームパッケージの特定の定義済みのローカライズされた位置での上述した調査のため、好ましくは、より小さい。
ローカライズされたフィールドに関して、上述されたことと同様に、たとえば、プロトコル水準68および88のヘッダにおける冗長な表示を適応するとき、それが、お互いにまたは関係に既定の系統的前方誤り検出コードの関係を有するかどうかに関して、追加のまたは代わりに、さらなるフィールド対の検査が、ランダム位置で実行されうる。しかしながら、後者の検査は、ローカライズされた位置、たとえば、典型的にはフィールド82または98に対するように、すなわち、結果として得られたデータシンク特定情報との類似点でのフィールドの位置に応じて、実行される場合でありうる。その結果、ランダム位置でのランダムフィールドにおけるこの類似点は、ランダムに結果として得られなかったという確率が増加する。
さらに、決定器28は、通常、データパケット38の長さ表示80がポインタ情報56と関連があるという事実を利用するために実装されうる。その理由は、たとえば、長さ表示80およびデータパケット38aの受け取られない部分64のサイズに基づき、図2のデータストリーム36が関連付けられるデータシンク20のための決定器28は、次に予期されるトランスポートストリームパケットのポインタ情報56が、矢印58によって図2において示されるように、セクション64のサイズを越えるポインタ情報56を含む高い確率を仮定する。現在のトランスポートストリームパケットのフィールド56と最後に受信されたそれぞれのデータシンクのデータパケットの長さ表示80とをそれぞれ比較することは、まだ完全に受け取られなかったこの種のデータパケット38aが、確率の寄与値を再度決定するために存在するデータシンクに対する対応する決定器28によって使用されうる。
それぞれのデータシンク20と関連したトランスポートストリームパケットが、お互いに同一であるか、または、少なくとも同じコンテンツからなるものを含むことは、たいていのケースである。これは、たとえば、特定のデータカルーセルがそれぞれのデータシンクに対して、送信される場合でありうる。この種のデータシンクのトランスポートストリームパケットにおいて間欠的に自動更新するトランスポートストリームパケット12の同一のコンテンツは、たとえば、この種のデータカルーセルに対するシグナリングテーブルに関連しうる。決定器28は、決定器が属するそれぞれのデータシンクに対して、既に前にそれぞれのデータシンクに割り当てられたそれぞれのデータシンクのトランスポートストリームパケット12の間の間欠的に自動更新する同一のコンテンツを決定するため、および、現在のトランスポートストリームパケット12のペイロードデータセクションのコンテンツと間欠的に自動更新する同一のコンテンツとを比較によって、そのとき、それぞれのデータシンクに対する確率値を決定するために実装されうる。
以前の説明において、データストリーム36はデータシンクのために決定されるものであると装う。これは、基本的に正しい、しかし、もちろん、データストリーム86が、データシンク20にアドレス指定されたものである図2の実施例2においても正しい。それは、ただ、カプセル化構造、すなわち層68に、そして、それぞれのデータシンク20に割り当てられたトランスポートストリームパケット12に断片化されたカプセル化構造のカプセル化データ、すなわちヘッダデータ74とともにカプセル化されるだけである。決定器28は、現在提供される決定器28のためのそれぞれのデータシンク20に対して、現在のトランスポートストリームパケット12において上述のポテンシャル位置116,118のようないくつかのポテンシャル位置を決定し、一方で、お互いに関して既定の関係を含むカプセル化データ74の、および他方でそれぞれのデータシンク20にアドレス指定されたデータストリーム86のデータパケット90のコンテンツは、現在のトランスポートストリームパケット12において、既定のいくつかのポテンシャル位置116,118での現在のトランスポートストリームパケット12のコンテンツの間において、既定の関係が存在するかどうかの事実に基づき、確率値、またはそれぞれのデータシンク20に対する最後の確率値のための対応する確率の寄与値を決定するために位置されうる。
予期されるようにポテンシャル位置は、トランスポートストリームパケットにおいて位置し、そして、次のトランスポートストリームパケットに位置しない場合、ちょうど言及された可能性が、もちろん存在するだけである。たとえば、決定器が、加えて、または、あるいは、現在のトランスポートストリームパケット12において1つまたはいくつかのポテンシャル位置を決定し、それぞれのデータシンク20に既に前に割り当てられたトランスポートストリームパケット12の内の1つにおいてカプセル化データのコンテンツに既定の関係を含む、それぞれのデータシンク20にアドレス指定されたデータストリームのデータパケットのコンテンツが位置され、決定器は、1つまたはいくつかのポテンシャル位置での既定のトランスポートストリームパケットのコンテンツとそれぞれのデータシンクに既に前に割り当てられたトランスポートストリームパケットとの間において、それぞれの関係が存在するかどうかの事実に基づいて、確率値を決定する場合でありうる。不完全に現在のデータパケット38aを受信されたデータシンクに対して、フィールド82は、このデータパケット38aの既に受信された部分に属し、ここで、そこで、組み込まれたデータパケット90のフィールド98は、予期されたそれぞれのデータシンクに対してトランスポートストリームパケットにおいて位置し、それは、この場合において、決定器28が、現在のトランスポートストリームパケットにおいて、(さらなる)確率の寄与値を得るために、フィールド98に対応するその位置とフィールド82のコンテンツとを比較する理由である。
前述の確率の寄与値が、異なって、そして、合計によってではなく結合されうる点にさらに注意されたい。たとえば、それらは、お互いにまたは同種によって乗算されうる。この種の組み合わせの可能性の混合も可能である。
更なる条件は、さらなる確率の寄与値を決定するために決定器28によって、利用されうる。すなわち、トランスポートストリーム14のトランスポートストリームパケット12に多重化された異なるデータシンク20にアドレス指定されたデータストリームを使用して、時間はたいてい多重化され、すなわち、個々のデータシンク20に関してトランスポートストリーム14の連続的に配置されたトランスポートストリームパケット12の割り当ての時間的な変更が、ランダムに発生するのではく、既定のパターン、たとえば、特定の比率/品質の最適な方法または同種の方法により起こるという事実である。その結果、特定のデータシンクにアドレス指定されたトランスポートストリームパケットは、たいてい、既定の時間パターンを有するトランスポートストリーム14において存在する。このようにして、それぞれのデータシンク20に対する確率値を決定する場合、決定器28は、それぞれのデータシンク20の過去のトランスポートストリームパケット12の短期および/または長期の割り当て頻度を考慮するために実装されうる。
さて、上記の方法の効果は、決定器28が、現在の欠陥のあるトランスポートストリームパケット12が現在属するデータシンク20に割り当て器30に対して明らかにするデータシンク20ごとに対する確率値を提供することである。このように、アドレス表示54が信頼性の高いとみなされ得ないにもかかわらず、この現在のトランスポートストリームパケット12は、放棄される必要はない。
誤りであることにもかかわらず、そのトランスポートストリームパケット12を受信するそれぞれのデータシンク20は、たとえば、系統的前方誤り保護コードである前方誤り保護コード100を利用することによって、有益に、このトランスポートストリームパケット、または対応するペイロードデータをその中で使用することができる。データストリーム36における前方誤り保護コード100が、インターリーバ機能性を有する系統的前方誤り保護コードである場合、割り当てられたトランスポートストリームパケットが原因であるにもかかわらず、それぞれのデータシンク20のデコーダ21によってそれぞれのデータシンク20でデータストリーム38を復号化することは、エラー訂正が、欠陥があるか誤ったトランスポートストリームパケットにおける誤りを除去するとき、より高い確率によって成功するように、それぞれのデータシンクまたはそのデコーダ21は、インターリーバテーブル104をより高い確率で完全に満たすことができる。
図1および図2に関して、上で記載されていた実施例が、明確なデータフォーマットに関して、異なる実装において、以下に再度例示する前に、再度、図3に関する以下において、いくらか異なる考え方から確率値計算機28の機能性を記載することが検証される。図3において、現在のトランスポートストリームパケットは、12’によって示されており、機能性が上記よりわずかに異なる方法の別の確率値計算機のためでも述べられる例として確率値計算機にそのまま示される。図3は、その時に、誤りであるとして示されるトランスポートストリームパケット12’が付随するデータシンク20に属するかどうかという問題を有する割り当て器30によって、トランスポートストリームパケット12’は提示される確率値計算機の状態を示す。このときに、確率値計算機28には、とりわけ、それ自体を多少急速に時間的に変化することができる特定のデータ200によって識別する特定の状態がある。以下の議論から結果として得られるように、その状態は、特定のデータシンクである;他のデータの処理のみ、特定のデータは、不特定のデータシンクでもありうる。
図2において、トランスポートストリームパケット12’が、たとえば、パケット38aのような最後に受信されたこのデータシンクの不完全なデータパケットの欠けている部分を有する、たとえば、それぞれのデータシンクに対するトランスポートストリームパケットのようなペイロードデータセクションにおける予期されたコンテンツを有するそれぞれのデータシンクに対するトランスポートストリームパケットであった場合、たとえば、フィールド84(図2)のコンテンツに対する標準値のようなあいまいなデータシンクであるデータが、たとえば200a,200bの間で、それぞれのデータシンクに対して、たとえば、図2のコンテンツ82または98に対応する、たとえば、データ200cおよび200dのようなそれぞれのデータシンクに対する特定のまたは一意的であり、そして、データパケット90または38のより大きい数を越えてそのままであり、そして、再度、データ200eおよび200fは、トランスポートストリームパケット12’のあるフィールドに対して、予期する。すなわち、それらが、多かれ少なかれ、特定の以下のデータパケットに対してのみ適用されるように、コンテンツは、もはやデータストリームにおいて行われず、このように、いわば、データパケットからデータパケットに変換し、そして、それぞれのデータシンクの以前の劣化のないデータパケットを適用する。最後に言及されたケースに関して、たとえば、データ200eおよび200fは、トランスポートストリームパケット12’のヘッダにおける位置情報56の予期されたコンテンツでありうる。パケット12’の異なるセクションは欠陥があり、それぞれのデータシンク20に対して予期されたそれに、実際の識別表示のコンテンツ54の同等のものが、関係しているパケット12’がこのデータシンク20に属する確率の増加を結果として得る場合に、データシンクに特定のデータ200a,200bの間において、たとえば、識別器54それ自身のように、ペイロードデータセクション48だけでなく、ヘッダ50にも含まれるそれがありうる。
このデータ200a−200fのそれぞれに、生起確率分布202は、データ200aの部分に対して、図3において例として示されるように、割り当てられうる。生起確率分布202は、データ200aの部分が、どの様な確率によって現在のトランスポートストリームパケット12’の長さLに沿って、全ての可能な位置全体に予想されることになるかについて指し示す。たとえば、ポインタ情報56のための予期されるコンテンツを含むかまたは、また、確率値計算機28の時間可変的な状態の一部を表すデータ200eの部分のために、データの部分に対して生起確率配布202は不変でもありうる。それが広く公知であるように、たとえば、データシンクの不特定のデータ200aおよび200bのうちの1つは、ペイロードデータセクション48の範囲内に位置され、そして、データ200aのこの部分に対する生起確率分布202は、ペイロードデータセクション48の可能な範囲拡張204の不平等なゼロだけである。生起確率分布202における増加されたピーク206は、部分における最後に受信されたデータパケットの長さ表示80に基づくたとえば、予期されたリープ情報200eから確率値計算機28の現在の状態に応じて結果として得る。ここで、たとえば、この長さ表示は、データ200の1つの部分も表す。ヘッダ50の予期されたコンテンツに関する、たとえば、データ200に対するように、不変の生起確率分布でありうる。しかしながら、たとえば、それの中にはリープ情報56があり、または、また、前に記載されない情報、たとえば特定のデータシンクに割り当てられるトランスポートストリームパケットのヘッダにおけるシリアルナンバのように、存在することができる。それぞれのデータシンクに割り当てられる1つのトランスポートストリームパケットからそれぞれのデータシンクに割り当てられる他のトランスポートストリームパケットまで、この種のシリアルナンバは、データシンクに特有である方法で変化するトランスポートストリームパケットの情報を表す。
生起確率配布コース202に応じて、これから、確率値計算機28は、現在のトランスポートストリームパケット12’のコンテンツとトランスポートストリームパケット12’のすべての場所のための、または、特別な場所だけのためのデータ200との類似点の発生を決定しうる。このように、異なる、または全てのデータ200に対して、相似値は、現在のトランスポートストリームパケット12’の範囲内において、全て、またはいくつか、または1つの位置を結果として得る。ここで、図3において、例として、類似性は、トランスポートストリームパケット12’の全体にわたって連続コースとして例示される。類似性が決定された特定の位置での対応する生起確率値を有する相似値の結果は、今、上記された確率の寄与値として使用されうる。それが、上述されたように、類似性が決定された特定の場所の対応する生起確率値を有する相似値の製品が、現在上記した確率寄付の価値として用いられることができる。それが上で述べられたように、これは、できるだけ多くのデータ200のために実行され、そして、これらの寄与値は、すなわち、これらの寄与の加重をともなって合計されるか、もしくは乗算される、または、合計されないか、もしくは乗算されない。
欠陥があったか欠陥がなかったかどうか、トランスポートストリームパケットのあらゆる割り当てについて、確率値の決定器28は、その状態に帰属している生起確率分布と同様に、そのデータ200およびその状態を更新する。
より一般的に言って、各データシンク20に対して、確率値の決定器28が存在し、そして、この確率値の決定器28は、この種のパケットがデータシンクに割り当てられるたびに、トランスポートストリームパケットのコンテンツによって更新される個々のデータシンクの特有の状態をそれぞれ有する。このように、異なる確率値計算機28の状態は、お互いに異なる。これらの状態が、固有のデータシンク20に帰属するそれがどれくらいありそうかについて決定するために、この状態を現在の疑わしい、誤りのあるトランスポートストリームパケット12’のコンテンツと比較することによって使用される場合、決定器28の確率値は、高く異なり、そして、割り当て器20は、提供された最も高い確率を有するデータシンクを選択しうる。なぜなら、同じことは、他の確率値と関連して、または確実に、ある最小の閾値を越えるからである。
図3に関して、以前の説明で述べたとおり、ピーク206またはその位置の算出は、たとえば、フィールド位置の位置を決めることに対応することに注意されたい。この検索またはローカライゼーションは、ポインタ情報56に基づいて、または、新しいデータパケットが、以下のトランスポートストリームパケットのうちの1つにおいて始まる更新処理または予測によって行われうる。これは、上で記載されていたことである。配置する位置の類似性試験は、予期されたコンテンツを有する対応するオフセット位置での対応する相互相関関数のビンの算出に、または、一方では、欠陥のトランスポートストリームパケット12’および他方では、予期されたコンテンツの間におけるローカライズされた位置の他の類似性の基準に対応しうる。
前記実施例は、具体的な送信する方法の状況において、換言すれば、再度、説明されうる。ここで、前記実施例は、カプセル化されたデータストリームの誤りに頑健な復号化の可能性、または、受信する識別可能なデータシンクを有するカプセル化された、パケットを指向するデータストリームのための方法を示す。カプセル化構造が損傷を受けるにもかかわらず、あるいは、そうする場合であっても、誤って受信されたパケットを個々のデータシンクに割り当てることを可能にされうる。前記実施例の実施は、直接入り組んだおよび隣接したプロトコル層のレベルにおける進歩的なおよび階層的な誤り保護方法を、その中に、しかし、排他的にではなくサポートすることができる。
カプセル化の方法として、たとえば、マルチプロトコルエンキャプスレーション(multi−protocol encapsulation;MPE)およびジェネリックストリームエンキャプスレーション(generic stream encapsulation;GSE)は、いずれか、たとえば、送信方法DVB−HおよびDVB−SHにおいて使用されうるかについて、述べた。
上述の通り、部分的に誤って送信されたデータパケットの構成上の発見的予測モデルは、レシーバ側のそれを、さらなる復号化のためのいくつかの可能なデータシンクのうちの1つに割り当てるために用いられうる。ここで、上記の通り、受信されたパケットに関する異なる所見が利用されうる:選択された送信基準、送信において一定であるか連続的に予測可能であるパケットパラメータの測定等のため、演繹的知識は公知である。
図1において説明したように、この種のパラメータは、前に受信されたパラメータの各データシンクに対して収集され、そして予測される。さらに、各受信されたパケットに対して、これらの所見に基づいて、各データシンクに対して、仮定の確率は、どの算出が上述した確率値計算機28によって実行されるかについて算出されうる。損傷を受けたパケット12は、最も高い仮定の確率を有するデータシンク20に割り当てられうる。下限値の使用は、受け入れるために、あまりに多くの損傷を受けたパケットを防止しうる。
前記実施例の実施は、レシーバ側における周知の送信方法の拡張を意味するだけである。この点において、準備されない受信デバイスを有する互換性は、手をつけられないままである。換言すれば、変化は、それぞれの標準で実行される必要はない。同様に、修正は、送信側に実行される必要はない。
換言すれば、前記実施例は、トランスポートおよび伝送層(transmission layer)のレベルでのカプセル化されたデータストリームのための受信する方法のための拡張を記載する。このフィールドからの応用のケースは、ネットワークパケットのカプセル化である。対応する方法について、カプセル化されたデータパケット90は、トランスポートパケット12にその後、断片化される。一般に、システム多重化において、いくつかのペイロードデータストリームは、同時に送信され、カプセル化される場合、トランスポートパケット12は、データストリームにそれを割り当てる識別を提供する。
誤りのないケースにおいて、この種のデータストリームのレシーバは、この識別54に基づいて、受信されたトランスポートパケットをどのペイロードデータストリームに割り当てるかについて決定する。それが、誤って受信されるか、または少なくとも識別フィールドが損傷を受ける場合、入ってきたトランスポートパケットは、放棄されなければならない。あるいは、おそらく、プロトコルがペイロードデータストリームを再び同期させることができるまで、いくつかの以下のパケットも放棄されなければならない。通常、これらの状況は、ペイロードデータのより大きな損失をもたらす。
トランスポートパケット12自体の無傷のフレーム割り当ては、上記方法を使用するための前提条件を形成する。これは、通常、一定のパケット長さを有するトランスポートシステムにおけるアプリオリを与える。すべての含まれるプロトコル層における図は、さらなる前提条件である。このように、上記方法は、クロスレイヤの最適化の一部である。
上記方法によって、これから、加えて、誤って受信されたトランスポートパケット12は、個々のペイロードデータシンク20に割り当てられる。いくつかの並行したデータストリームシンク20は、偶然にそのために実際に決定されなくてもよく、このように欠陥のあるデータの基礎に基づいて、作動され、是正されることを防止する。
この点において、抽出および記載され、あるいは、割り当てられたペイロードデータパケットのパラメータは行われない(図3を参照)。この更新処理が、各データシンクにおいて個別に行われる。ここで、順次および時間的前後関係から、その種のパラメータは、前もって、高い明確な態度または強い予測性を含むことに興味がある。これは、たとえば、それぞれの値が、標準において確実に既定のパラメータである。すべてのパラメータは、送信の間または連続値の変化に従って、一定の強い予測性を有する。この種のパラメータを選択するための実施例は、以下に再びリストされる。
誤って受信されたパケット12は、いわゆる仮定確率の助けを借りてデータシンク20との関係に至らせる。この確率は、仮定確率を形成するために重み付きルールの量から、シンクまたは付随する計算機28によって算出される。これらのルールは、データシンク20の現在の更新している状態200およびまだ割り当てられなかったパケット12の対応するパラメータに作用する。ここのルールは、すでに上述したパラメータと緊密な関係があり、それをリストする場合、実施例が再度挙げられる。仮定確率の重みを含んでいる平均算出によってすべてのルールを考慮することは、各データシンクに対して、あらゆる非割り当てパケットのために算出されうる。この確率が、最大の形成を有する決定をするために拡張された逆多重化器において、または、割り当て器30において任意に直接的に使用されうる。あるいは、浮動平均値または類似のフィルタの形成は、上流側に接続されうる。拡張された逆多重化器は、以下の要素によって特徴付けられる:誤って受信されたトランスポートパケット12に対する場合の特徴およびすべてのシンク20を有するパケットのための評価の次の実行のこの場合において。その後、結果は、代わりの決定として、現在の逆多重化器に入れられる。
仮定確率は、特に、その中で、データシンク20の現在の状態に依存する。ルールは、それ自体が、部分的に複雑である。それらは、分析されるトランスポートストリームパケット12の範囲内で検索プロセスを開始し、高い確実性を有する再始動点を示すパケットの範囲内で特定のパターンのための成功検索の場合には、更新されたパラメータ200を調整する。ここの再始動点は、データストリームにおいてより高いプロトコル層88または68の重要でかつ証明可能なパターンである。それとは別に、発生の予期された位置での特定の値を分析し、直接評価を提供するシンプルなルールが存在する。シンクの現在の状態に応じて、計算の効果を最適化することに対する個々のルールは、起動するか、または、停止する。
(受信しているときに)誤りの場合において、逆多重化器の変更されたアプローチは、以下の通りである:割り当てられないパケット12に対して、仮定確率は、各データシンク20とともに形成される。パケットは、その後、最も高い仮定確率を有するデータシンク20に割り当てられる。加えて、上述したとおり、値のフィルタリングが、前もって行える。データシンク20自体は、さらに、誤り受信に従ってパケットを処理する;そこで行っている誤りチェックまたは訂正のための方法は、たとえば、条件つきでパケットを利用するかまたは更なる使用のためにそれを修正するためにシンクに属しているデコーダ21によって使用される。
加えて、受信しているパケットに対するより低い閾値は、強く妨げられたパッケージ送信を受信することによって生じて受け入れられるデータを阻止する。すべてのシンクが、この種のパケットに対して比較的低い合格判定値を算出する場合、この条件が検出される。それから、この種のパケットは、最後に放棄される。
上記の方法において、相乗効果が、前方誤り保護方法との組み合わせによって存在する。上記方法は、標準に従って既に存在した付加的な前方誤り保護方法を有するさらなる処理のための多重化から、受信されたデータの使用を可能にする。個々のシンク20への割り当てによって、それぞれのシンク20の誤り保護は、専用の方法において、潜在的に損傷を受けたデータブロックをまだ受け入れうる。このように、それぞれの誤り保護の修正ポテンシャルが増加する。
以下に、詳細な説明は、MPEを有するDVB−H標準の例を使用して与えられる。放送に基づくIP−Datacast方法 DVB−Hについて、上記した方法が、使用されうる。ここで、IPパケット40を受信することは、マルチプロトコルエンキャプスレーション(Multi−Protocol Encapsulation;MPE)を使用して行われる。MPEG−2において、それに専門とするトランスポートストリーム14は、個々のトランスポートストリームパケット12に分配される。トランスポートストリームパケットを誤りのない場合のMPEGシンク20にアドレス指定することは、56に参照される、いわゆる「パケット識別子」(PID)によって標準に従ってされる。
上記方法によって、誤って受信されたトランスポートストリームパケット12’は、個々のデータシンク20に割り当てられる。図1において、関連したセットアップが例示された。ここで、各データシンク20およびその計算機28は、トランスポートストリーム、すなわち、前記シンク20に対するパケットの入ってくるストリームのそれらの部分に属している現在のパラメータを管理する。トランスポートストリーム逆多重化器10は、セットされたTEIフラグ(Transport Error Indicator:トランスポートエラーインジケーター)を有するトランスポートストリームパケット12によって、すなわち、モジュール22によって誤りを検出する場合には、新規な方法に従って、選択基準を使用するように、拡張される:各データシンク20またはその計算機28は、現在のトランスポートストリームパケットについて、その仮定確率に関して問題とされる。パケットは、最も高い戻り値を有するシンク20に送られる。誤ったパケットを復号化することができないデータシンク20は、受信に応じてそれを放棄する。しかしながら、専門のデータシンクは、誤りパケットも有するさらなる処理を可能にする。
DVB−Hの上記したケースにおいて、図1〜3による新規な方法は、前方誤り訂正MPE−FEC(Multi−Protocol−Encapsulation Forward−Error−Correction:マルチプロトコルエンキャプスレーション前方誤り訂正)をサポートしうる。このように、方法は、標準、すなわち、たとえば、進歩的および階層的手法において積極的に提供されるより多くのものを訂正する誤り保護実装を有するいくつかの同時にMPEデータストリーム36を有する実質の変換を可能にする。
MPE−FECデータシンク20は、誤り保護ブロックコードRS(255,191,64)(100を参照)による訂正のためのデータをバッファリングするいわゆるMPE−FECフレームをそれぞれ管理する。欠陥パケット12’の上記した処理をMPE−FEC前方誤り保護と結合する場合、パケットストリームパラメータを格納するためのデータ構造は、MPE−FECフレームの1つとして、および同じプロトコルインスタンスでの適用できる場合、類似の位置で配置されうる。
中でも、そして独占的にではなく、前記実施例は、放送標準DVB−SHを有するMPEおよびMPE−IFEC(インターバーストFEC)(デジタルビデオ放送プロジェクト(Digital Video Broadcasting Project:DVB))(editor):デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcasting;DVB);MPE−IFEG.Digital Video Broadcasting Project(DVB),11 2008.(DVB Bluebook A131).http://dvb.org/)のような他のカプセル化の方法、ATSC(Standard ATSC A/53,Part 1:8 2009.ATSC Digital Television Standard:Part 1 Digital Tevevision System.http://www.atsc.Org/)のような他の放送標準、およびその他に対応する方法に直接的に適用されうる。
多くの実施例が挙げられたが、以下で、仮定確率を形成することに対するルールは、再度、明示的にリスト化される。
以下に、データシンクにパケットを割り当てるためのパラメータを利用するための更新処理および対応するルールに対して興味のある異なるパラメータが記載される。すべてのルールが、仮定確率を形成するために加重によって一緒に使用されうる。シンクが内部的に同時発生の損失を検出したとき、これらのルールにおけるサーチ規格が時間および効果に応じて利用される。この概要は、完全性に対して請求をしない。対応するプロトコル層における概要およびDVB−Hの誤りのために、参照は、Jaekel,Torsten:DVB−H Data Mapping.052006.−DiBroCになされる。
同時発生は、仮定確率それ自身、または実際のパケット割り当ての頻度から導出される。ここで、1つの過去の短期および1つの過去の長期の時間ウィンドウの平均値がそれぞれ比較される。短期値が、特定の閾値より下で減少する場合、長期値より下で、シンクはその同時発生を失ったと仮定される。したがって、シンクは、サーチ指令を起動させる。
たとえば、80および96のような長さフィールドは、再開するためのデータ位置のための表示として使用されうる。それらは、以下のトランスポートストリームパケット12のうちの1つにおいて、新規なIPパケットスタートがサーチされる表示を与える。長さフィールドは、MPE(68を参照)、IP(88を参照)およびUDPのレベルに存在する。それら全ては、直接的に断片化されないIPパケットを有するそれぞれに依存し、そして、このように冗長である。このように、この関係が、再始動点に対して直接サーチのために使用されうる。
たとえば、56のようなフラグメントオフセットは、IPパケットの継続の一部が存在することの信号を送るために、断片化されたIPパケットによって使用されうる。以前のIPパケット(38aを参照)にフィットしているオフセットが、この種の継続のための表示として使用されうる。
たとえば、98および82のようなIPアドレスは、IPストリーム86またはMPEセッション68にしばしば独自に割り当てられうる。このように、その逆も同じであり、MPEシンク20に対するIPアドレスの割り当てがなされる。それのままであるIPアドレスの量はMPEセッションの範囲内で使用されうることが、さらに利用される。新規のアドレスの突然の発生は、むしろ珍しいか、またはラジオ放送のフィールドで見つからない。目標、さらに、ソースアドレスは、この関係によって用いられる。
UDPポートは、通常、IPアドレスのために上記の通りに同じ状況に従属する。
TOS(Type of Service:サービスのタイプ)、TTL(Time to Live:有効期間)、プロトコル、フラグ、バージョンのようなセレクタは、通常、セッションごとに一定である。セレクタは、この条件に従って、アドレスより一意的である。しかしながら、フィールドヘッダ長は実行もして、形式的にセレクタでない。
プロトコルヘッダのIPチェックサム(例えば76)は、プロトコルヘッダの完全性に関する情報を伝える。この完全性の関係が、再始動点の検証のために使用される。トランスポートストリームパケットにおけるありうるIPパケット開始のサーチは、トライすることによってもまたこの関係を使用して可能である。
マルチキャストアドレスは、MPEヘッダのMACアドレスとIPターゲットアドレスとの間の関係を確立する(Deering,Stephen E.:Host Extensions for IP Multi−casting.Internet Engineering Task Force,8 1989.(RFC 1112).http.://tools.ietf.org/html/rfc1112)。このように、いくつかのプロトコルレベル全体にわたって配布される長さフィールドと同種のものを実行する。マルチキャストアドレスの使用は、IPデータキャストとともに従前どおりである。
PID(54を参照)は、各シンク(20)に対して一意的であり、それを割り当てるために無傷で受信されるトランスポートパケットのための逆多重化器によって使用される。また、誤って受信されたパケットについて、このフィールドは、検証されうる。PIDがシンクに対して正しい場合、これは明らかに評価されうる。
連続性指標(Continuity Counter)は、PIDに対してパケットストリームの範囲内において、連続的にカウントする。仮定確率の算出に寄与するために、PIDフィールドのように使用されうる。
シグナリングテーブル(PSI/SI)は、トランスポートストリームにおいて、定期的に繰り返し送信される。ここで、大部分のテーブルのコンテンツは、比較的めったに変化しない。入ってくるトランスポートパケットのコンテンツおよび既に受信されたテーブルのそれらは、問題のトランスポートパケットがシグナリングのために対応するデータシンクに割り当てられなければならないか否かを導出するために、お互いに比較されうる。ここで、また、類似性に関して調べる測定基準が使用されうる。
ところで、本明細書において、カプセル化は、特定のプロトコルのデータストリームのカプセル化を、トランスポートパスとしての互換性を持つデータトランスポートではないものを介して、オリジナルのデータストリームを送信するために他のプロトコルに指定する。
DVB−Hによる放送システム(Standard ETSI EN 302 304;11 2004.デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcasting;DVB);Transmission System for Handheld Terminals(DVB−H)http://TilWW.etsi.org/,Specification ETSI TS 102585;042008.デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcasting;DVB);System Specifications for Satellite services to Handheld devices(SH) below 3GHz.http://www.etsi.org/)は、インターネットプロトコルをいかなるメディアコンテンツ(ラジオ、テレビ、データサービス、ソフトウェア等)も送信することのために利用するIPベースのシステムである。ここで、いくつかのメディアコンテンツは、実際の送信のためのDVB−HまたはDVB−SH多重化に結合されうる。これは、マルチプロトコルエンキャプスレーション(MPE)の方法に従って、IPデータストリームをカプセル化することによって行う。(Standard ETSI EN 301 192;04 2008.デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcasting;DVB);DVB specification for data broadcasting.http://www.etsi.Org/)(Standard ISO/IEC 13818−1;12 2000.Information technology−Generic Coding of moving pictures and associated audio information:Systems.http://www.iso.org/)それは、次々にDVBのパケット送信に基づく。
IPデータキャストを利用するときに、上述した方法(DVB−HおよびDVB−SH)で、次々に再びUDPパケットを含むIPパケットがMPEによって送信される。ここで、IPパケットは、マルチキャストアドレスに送られうる。これは、(Standard ETSI EN 302 304;11 2004.デジタルビデオ放送(Digital Video Broadcasting;DVB);Transmission System for Handheld Terminals(DVB−H).http://TilWW.etsi.org/, Digital Video Broadcasting Project(DBV)(editor):IP Datacast over DVBH:Content Delivery Protocols(CDP).Digital Video Broadcasting Project(DVB),12 2005.(DVB Blubook A101).http://www.dvb.Org/, Schulzrinne,Henning;Casner、Stephen L.;Federick,Ron、Jacobson,Van:RTP:A Transport Protocol for Real−Time Applications.Internet Engineering Task Force,7 2003.(RFC 3550).http://tools.ietf.org/html/rfc3550)によってその結果として提供される。
前記実施例と比較して、MPEG2トランスポートストリームの逆多重化器に対する現在の実装は、誤りに対して耐性を有するように実装されない。パケットシンクに対する割り当ては、トランスポートパケットのPIDフィールドに基づいて独占的に行われる。設定された誤り表示(TEI)を有するパケットは放棄される。トランスポートストリームの詳細な説明は、(Standard ISO/IEC 13818−1;12 2000.Information Technology−Generic coding of moving pictures and associated audio information:Systems.http://www.iso.org/)において与えられる。
DVB−HおよびDVB−SHについて、MPEに基づいて、誤り保護方法MPE−FECおよびMPE−IFECが導かれる。それとは別に、この任意の誤り保護情報によってペイロードデータの不変の送信は、系統的誤り訂正コードの助けを借りて送られうる。現在、DVB−Hについて、方法MPE−FECが、時間スロットの範囲内において誤り保護の修正を許容するリードソロモン符号(Reed−Solomon code) RS(255,191,64)によって使用されうる。DVBSHについては、あるいは、MPE−IFECが、同じリードソロモン符号によって使用されうる。この方法は、いくつかのタイムスライスバーストにわたる誤り保護を可能にする。
これら誤り保護のメカニズムを復号化するためのアルゴリズムが提案され、そして、しばしば、標準および実施ガイドライン(Digital Video Broadcasting Project(DVB)(editor):DVB−H Implementation Guidelines.Digital Video Broadcasting Project(DVB),05 2007.(DVB Blluebook A092r2).http.//www.dvb.org/,Specification ETSI TS 102 584;2010.Digital Video Broadcasting(DVB);DVB−SH Implementation Guidelines Issue 2.http://www.dvb.org/)において実装され、ネットワークアクセス層に関して、ターゲットシステム上の誤り保護のすべての可能性を資源経済のために利用するだけではない基本的な機能性をカバーするだけである。
このように、誤って受信されたトランスポートストリームセクションは、それらのカバーされたテーブルの列の全てが誤りであることを示すことをもたらす。同様に、完全なトランスポートストリームセクションをキャンセルするためにそのトランスポートストリームパケットのうちの1つに関係するだけである送信誤りを結果として得て、そして、再度、それによって、全ての列が届く。
上述した実装の変形とは別に、提案は、CRC試験がトランスポートストリームセクションのレベルで失敗するケースにおいても、MPE−FECを使用する受信されたデータの進歩的な再構成のために存在する(Koppelaar,A.G.C.;Eerenberg,O,;Tolhuizen,L.M.G.M.;Aue,V.:Restoration of IP−datagrams in the DVB−H link layer for TV on mobile.In:Proc.Digest of Technical Papers.International Conference on Consumer Electronics ICCE ’06,2006,Pg.409−410)。
さらなる提案(Paavola,J.;Himmanen,H.;Jokela,T.;Poikonen,J.;Ipatov,V.;The Performance Analysis of MPE−FEC Decoding Methods at the DVB−H Link Layer for Efficient IP Packet Retrieval.In:IEEE Transactions on Broadcasting 53(2007),3,Pg.263−275.http://dx.doLorg/10.1109/TBC.2007.891694.DOI 10.1109/TBC.2007.891694)は、送信データの階層的な復号化を含む。これは、進歩的な方法に基づく。カプセルからの取り出しにおいて、含まれたシンボルが正しいか安全でない方法で、または全てではなく、送信されたかどうか、それは、受信されたシンボル(トランスポートストリームセクション、トランスポートストリームパケット)のグループごとに区別される。
これらの方法は、(たとえば、誤りシンボルの位置におけるより正確な記載を作り出すためのTEIフィールドのような)典型的には、セキュリティ層(MPEG2−TS)からの情報を考慮する。
誤って受信されたトランスポートパケットを割り当てるために、たとえば、上述した提案において、それらのフィールド連続カウンタおよびPIDが使用される。これは基本的に可能であるが、単に実用的なアプローチを提示する。前記実施例は、このように、誤って受信されたパケットを割り当てるために実質的に洗練されて、正確で、そして、このように拡張された処理を記載する。
若干の態様が、装置に関連して記載されているが、それらの形態は対応する方法の記載も表すことは明らかである。その結果、1ブロックまたはデバイスの一部は、方法ステップまたは方法ステップの特徴に対応するとみなされ得る。これに類似して、方法ステップに関連して記載されている形態は、対応するブロックまたは詳細または対応する装置の特徴の説明を表す。方法のステップのいくつかまたは全てが、たとえば、マイクロプロセッサ、プログラミング可能なコンピュータ、または電子回路のようなハードウェア装置によって(またはハードウェア装置を使用して)実行されうる。若干の実施の形態において、最も重要なステップの若干またはより多くは、そのような装置によって実行されうる。
特定の実現要求に応じて、本発明の実施の形態は、ハードウェアにおいて、または、ソフトウェアにおいて、実装されうる。その実現態様は、それぞれの方法が実行されるように、プログラミング可能なコンピュータシステムと協働するか(または、協働することができる)、そこに格納された電子的に読み込み可能な制御信号を有するデジタル記憶媒体、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、DVD、ブルーレイディスク、CD、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、またはFLASHメモリ、ハードディスク、または他の磁気的もしくは光学的なメモリを使用して実行されうる。従って、デジタル記憶媒体は、コンピュータ読み込み可能でもよい。
したがって、本発明による若干の実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つが実行されるように、プログラミング可能なコンピュータシステムと協働することができる電子的に読み込み可能な信号を有するデータキャリアを含む。
通常、本発明の実施の形態は、プログラムコードを有するコンピュータプログラム製品として実施され、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行される場合、プログラムコードは、方法のうちの1つを実行するために作動される。
プログラムコードは、機械可読キャリアに、たとえば、格納されうる。
他の実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムを含む。ここで、コンピュータプログラムは、機械可読キャリアに格納される。
換言すれば、したがって、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行される場合、本発明の方法の一実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するためのプログラムコードを含むコンピュータプログラムである。
したがって、本発明の方法の更なる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムが記録されるデータキャリア(または、デジタル記憶媒体、またはコンピュータ可読媒体)である。
したがって、本発明の方法の更なる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムを表しているデータストリームまたは一連の信号である。たとえば、データストリームまたは一連の信号は、データ通信接続、たとえば、インターネットを介して転送されるように構成されうる。
更なる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するために構成され、または適応される処理手段、たとえば、コンピュータ、またはプログラミング可能な論理回路を含む。
更なる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムがインストールされたコンピュータを含む。
本発明による更なる実施の形態は、レシーバに少なくとも本願明細書に記載される方法のうちの1つを実行するためのコンピュータプログラムを転送するために実装される装置またはシステムを含む。転送は、電子的または光学的に行われうる。レシーバは、たとえば、コンピュータ、モバイル機器、メモリ装置または類似の装置でもよい。装置またはシステムは、たとえば、レシーバにコンピュータプログラムを転送するためのファイルサーバである。
いくつかの実施の形態において、プログラミング可能な論理回路(たとえば、現場でプログラム可能なゲートアレイ(Field Programmable Gate Array))が、本願明細書において記載される方法のいくつかまたは全ての機能を実行するために使用されうる。いくつかの実施の形態において、現場でプログラム可能なゲートアレイは、本願明細書において記載される方法のうちの1つを実行するために、マイクロプロセッサと協働しうる。通常、若干の実施の形態において、方法は、いくつかのハードウェア装置によって実行される。同じことは、方法、たとえば、ASICに特有であるコンピュータプロセッサ(CPU)またはハードウェアのような普遍的に使用可能なハードウェアでありうる。
上述した実施の形態は、本発明の原理の例を表すだけである。本願明細書において記載される装置および詳細の修正および変更は、他の当業者にとって明らかである。したがって、間近に迫った特許請求の範囲によってのみ制限され、ならびに、本願発明の記述および説明によって表された明細書の詳細な記載によっては、制限されないことが目的である。
略語のリスト
DVB デジタルビデオ放送(digital video broadcasting)、放送コンテンツを送信するための標準系統。
DVB−H 携帯装置のためのDVB(DVB for handhelds)、移動端末装置に対する地上波の送信のためのDVBシステム標準。
DVB−SH 衛星携帯装置のためのDVB(DVB for satellite handhelds)、移動端末装置に対する衛星サポートおよびハイブリッド(衛星/地上波)送信のためのDVBシステム標準。
FEC 前方誤り訂正(Forward error correction)
IP インターネットプロトコル(Internet protocol)、インターネットのネットワーク層プロトコル
IPDC インターネットプロトコルデータキャスト(Internet protocol datacast)、主にインターネットプロトコルの助けを借りたマルチメディアのデータストリームの送信
Mac 媒体アクセス制御(Medium access control)、ここでは、イーサネット(登録商標)のレベルをアドレス指定する。
MPE マルチプロトコルエンキャプスレーション(Mult−protocol eccapsulation)
MPE−FEC リード−ソロモン(Reed−Solomon)FECを有するMPEに基づくDVB−Hを有する標準化された誤り保護
MPE−IFEC MPE−インター−バースト−FEC(MPE−inter−burst−FEC)、いくつかのバースト全体に配布される誤り保護レベル上の付加的なインターリーブを有するリード−ソロモンFEC(代わりのラプタ−コード)を有するMPEに基づくDVB−SHを有する標準化された誤り保護
MPEG2−TS Motion Picture Experts Group Transport Stream、すなわち、MPEG−TSとしても参照される送信されたTSPの命令、ISO/IEC 13818−1によるトランスポートストリーム
いくつかのレシーバへのインターネットメッセージのマルチキャスト送信;放送とは対象的に、ここでは、メッセージが、このメッセージのためのレシーバが位置するネットワークに渡されるだけである。
PID パケット識別子(Packet identifier)、MPEG2−TSのレベルにおけるサービスアドレス。レシーバ側上のTSPをさらにこのパケットを評価する指定されたシンクに割り当てる。
PSI/SI プログラム特定情報/サービス情報(Program specific information/service information)、DVBを有するシグナリングのための追加データ
RS リード−ソロモンブロックコード(Reed−Solomon block code)、系統的前方誤り保護コード(systematic forward error protection code)
TEI トランスポートエラーインジケーター(Transport error indicator)、このTSPが誤りであるかどうか、物理伝送層がレシーバ側において入力させるビットスイッチ。
TOS サービスのタイプ(Type of service)、IPヘッダのフィールド
TSP MPEG−2トランスポートストリームパケット(MPEG−2 transport stream packet)
TTL 有効期間(Time To Live)、IPヘッダのフィールド
UDP ユーザデータグラムプロトコル(User datagram protocol)、パケット指向性のデータ送信(トランスポート層)のためのインターネットプロトコルの一部

Claims (17)

  1. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され
    前記装置は、前記データシンクに割り当てられる前記データシンク(20)を識別するそれぞれの誤りのないトランスポートストリームパケットの識別表示(54)に基づき、前記識別されたデータシンクに前記系統的前方誤り検出コードに従って誤りのないトランスポートストリームパケット(10)を割り当てるように実装される、装置。
  2. 各データシンクに対して、前記確率値の前記決定は、それぞれのデータシンクに割り当てられた1つのトランスポートストリームパケットからそれぞれのデータシンクに割り当てられた他のトランスポートストリームパケットまで、前記データシンクに対して特有であるか、または、前記データシンクに対して特有の方法で変化する、前記既定のトランスポートストリームパケットの情報に基づいて実行される、請求項1に記載の装置。
  3. 各データシンクに対して、前記確率値の前記決定は、前のトランスポートストリームパケットの時間多重の分析に基づいて実行される、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    各データシンクに対して、前記確率値の前記決定は、前記既定のトランスポートストリームパケットの前記ペイロードデータセクションの情報に基づいて実行される、装置。
  5. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    各データシンクに対して、前記それぞれのデータシンクにアドレス指定された前記データストリームは、フラグメンテーションによって、前記それぞれのデータシンクに関連付けられる前記トランスポートストリームパケット(12)の前記ペイロードデータセクション(48)に組み込まれ、ここで、前記データパケット(18b)のうちの1つの最初の部分(60)が収める前記トランスポートストリームパケット(12a)は、前記それぞれのトランスポートストリームパケット(12a)の前記ペイロードデータセクション(48)において、前記それぞれのデータパケット(38b)の前記最初の部分(60)がどこに収められるかについて、それぞれが指し示す1つのポインタ情報(56)を含み、前記装置は、
    各データシンク(20)に対して、全てのデータシンク(20)に対して一定の方法、または前記それぞれのデータシンク(20)に対して一定の方法、または前記それぞれのデータシンク(20)に既に前に割り当てられたトランスポートストリームパケット(12)に応じて、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)の第1のセクション(56)をローカライズし、
    前記第1のセクションにおける前記既定のトランスポートストリームパケット(12)のコンテンツがポインタ情報(56)である場合、前記第1のセクションにおける前記既定のトランスポートストリームパケット(12a)のコンテンツに依存するように、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)の第2のセクション(62)をローカライズし、
    前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられたデータパケット(38)の前記最初の部分であるかどうかについて、前記第2のセクション(62)を分析し、
    前記分析の結果に応じて、前記それぞれのデータシンクに対して、前記確率値を決定するために実装される、装置。
  6. 前記装置は、前記それぞれのデータシンクに割り当てられたデータパケットの前記最初の部分でよいかどうか、
    記第2のセクション(62)における第1のフィールド(110;82,98)は、前記それぞれのデータシンク(20)に対して一定である情報に対応するかどうか、
    前記それぞれのデータシンクに割り当てられた前記データパケット(38)のカプセル化データおよびヘッダーデータ(74)の冗長な表示のために適用されるように、前記第2のセクションにおける第2のフィールド(116)は、前記第2のセクションにおける第3のフィールド(118)に既定の関係を含むかどうか、および/または、
    前記第2のセクションにおける第4のフィールド(112)は、前記第2のセクションにおける第5のフィールド(114)に関係する既定の系統的前方誤り検出コードを含むかどうか、
    の分析における各データシンクを調べるように実装される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられる前記データパケット(38)のうちの1つの最初の部分に収まらない前記トランスポートストリームパケット(12b)は、ポインタ情報(56)を含まず、その結果、前記データパケットのうちの1つの最初の部分に収まらない前記トランスポートストリームパケット(12b)の前記ペイロードデータセクション(48)は増加し、前記ポインタ情報の欠如によって、前記データパケットのうちの1つの最初の部分(60)に収まる前記トランスポートストリームパケット(12a)の前記ペイロードデータセクション(48)と比較し、前記装置は、
    トランスポートストリームパケット(12)が最後に割り当てられた各データシンクに対して、それぞれのデータシンク(20)に割り当てられ、そして、長さ表示(80)を有するデータパケット(38)がローカライズされ、それから、前記データパケットが、前記長さ表示(80)に応じて、前記それぞれのデータシンク(20)に最後に割り当てられたトランスポートストリームパケットの域を越えて収集されうる、前記既定のトランスポートストリームパケットの前記ペイロードデータセクション(48)の最初の部分での第3のセクション(120)をローカライズし、
    前記そのデータパケットの続きであるかどうかに関して、前記第3のセクション(120)を分析し、
    前記分析の結果に応じて、前記それぞれのデータシンクに対する前記確率値を決定するように実装される、請求項5または請求項6に記載の装置。
  8. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    前記装置は、
    記既定のトランスポートストリームパケット(12)におけるランダムフィールドは、前記それぞれのデータシンク(20)に対して一定である情報に対応するかどうか、
    前記それぞれのデータシンクに割り当てられた前記データパケットのカプセル化データおよびヘッダデータにおける冗長な表示のために適用するように、互いに第1の既定の位置関係を含む前記既定のトランスポートストリームパケットにおけるフィールドの第1のランダム対は、互いのコンテンツに関する既定の関係を含むかどうか、および/または、
    互いの第2の既定の位置関係を含む前記既定のトランスポートストリームパケットにおけるフィールドの第1のランダム対は、互いの既定の系統的前方誤り検出コード関係を有するかどうか、
    に応じて、各データシンクに対して前記確率値を決定するために実装される、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の装置。
  9. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    各データシンク(20)に対して、前記少なくとも1つのデータシンクにアドレス指定された前記データストリームの前記データパケット(38)は、フラグメンテーションによって、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケット(12)の前記ペイロードデータセクション(48)に組み込まれ、そして、前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定された前記データストリームの各データパケット(38)は、それぞれのデータパケット(38)の長さを示す長さ表示を有する長さフィールド(80)を含み、ここで、前記トランスポートストリームパケット(12)は、前記データパケット(12)の最初の部分(60)が、前記トランスポートストリームパケット(12)の前記ペイロードデータセクション(48)のどこに位置するかについて指し示すポインタ情報(56)を含み、前記装置は、
    各データシンクに対して、既にそれぞれのデータシンクに割り当てられるトランスポートストリームパケットのうちの1つおよび前記既定のトランスポートストリームパケットの前記ポインタ情報において開始される最後のデータパケットの長さ表示の比較に基づいて、前記それぞれのデータシンクに対する前記確率値を決定するように実装される、装置。
  10. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    各データシンク(20)に対して、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられる前記データストリームの前記データパケット(38)は、少なくとも1つのデータシンク関連の表示(82,98)をそれぞれ含み、前記装置は、
    データシンク関連の表示が位置づけられる、各データシンクに対して前記既定のトランスポートストリームパケット(12)における1つまたはいくつかのポテンシャル位置を決定し、そして、
    定である前記それぞれのデータシンクのデータシンク関連の状態値に対する1つまたはいくつかのポテンシャル位置での前記既定のトランスポートストリームパケットのコンテンツの比較によって前記それぞれのデータシンクに対して前記確率値を決定するように実装される、装置。
  11. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    前記装置は、
    各データシンクに対して、間欠に繰り返し発生する同一のコンテンツを、既に前に前記それぞれのデータシンクに割り当てられた前記トランスポートストリームパケットの間において決定し、
    各データシンクに対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)の前記ペイロードデータセクション(48)のコンテンツと前記間欠に繰り返し発生する同一のコンテンツとの比較によって、前記それぞれのデータシンクに対する前記確率値を決定するように実装される、装置。
  12. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための装置であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記装置は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定し、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるように実装され、
    各データシンクに対して、前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定された前記データストリームは、カプセル化構造にカプセル化され、そして、前記カプセル化構造のカプセル化データ(74)と共に、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられた前記トランスポートストリームパケット(12)に断片化され、前記装置は、
    前記それぞれのデータシンクに対して、カプセル化されたデータのコンテンツおよび互いについて既定の関係を有する前記それぞれのデータシンクにアドレス指定された前記データストリームの前記データパケットが位置される前記トランスポートストリームパケット(12)におけるいくつかのポテンシャル位置(116,118)を決定し、そして、前記決定された、いくつかのポテンシャル位置(116,118)での前記既定のトランスポートストリームパケット(12)のコンテンツの間において、前記既定の関係が存在するかどうかに基づいて、前記それぞれのデータシンクに対して前記確率値を決定するように、または
    既に前に前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられた前記トランスポートストリームパケット(12)のうちの1つにおいて、前記カプセル化データのコンテンツに前記既定の関係を含む前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定された前記データストリームの前記データパケット(38)のコンテンツが位置されうる前記既定のトランスポートストリーム(12)における1つまたはいくつかのポテンシャル位置を決定し、そして、前記1つまたはいくつかのポテンシャル位置での前記既定のトランスポートストリームパケットのコンテンツと既に前に前記それぞれのデータシンクに割り当てられた前記トランスポートストリームパケット(12)における前記カプセル化データとの間において、前記既定の関係が存在するかどうかに基づいて、前記確率値を決定するように実装される、装置。
  13. 各データシンクに対する前記確率値を決定する場合、前記装置は、これまでのトランスポートストリームパケット(12)の短期および/または長期の割り当ての頻度を考慮するように実装される、請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の装置。
  14. 前記装置は、前記複数のデータシンク(20)に対する前記確率値に基づいて、最も高い確率値を有する前記データシンクに前記既定のトランスポートストリームパケット(12)を割り当てるように実装される、請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の装置。
  15. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケットのパケットベーストランスポートストリームから既定のデータシンクにアドレス指定されるデータストリームを復号化するためのシステムであって、前記システムは、
    請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の装置と、
    前記装置によって前記既定のデータシンクに割り当てられる前記トランスポートストリームパケットの前記ペイロードデータセクションに組み込まれる前記データストリームを復号化するためのデコーダと、を含む、システム。
  16. 系統的前方誤り検出コードをそれぞれ提供するトランスポートストリームパケット(12)のパケットベーストランスポートストリーム(14)を逆多重化するための方法であって、ここで、前記トランスポートストリームパケットは、複数のデータシンク(20)のうちの1つにそれぞれ割り当てられ、その結果、前記そのデータシンク(20)に割り当てられる前記トランスポートストリームパケットのペイロードデータセクションにおいて、保護された前方誤り保護コードデータパケット(38)のデータストリームが前記それぞれのデータシンク(20)にアドレス指定されて組み込まれ、前記方法は、
    前記系統的前方誤り検出コードによって誤りとなる既定のトランスポートストリームパケット(12)に対して、前記既定のトランスポートストリームパケット(12)が、前記それぞれのデータシンク(20)に割り当てられるのがどのくらいあり得るかを示す前記複数のデータシンクのそれぞれに対する確率値を決定するステップと、
    前記複数のデータシンクに対する前記確率値に基づいて、前記既定のトランスポートストリームパケットを選択された前記複数のデータシンクのうちの1つに割り当てるステップと、を含み、
    前記方法は、さらに、前記データシンクに割り当てられる前記データシンク(20)を識別するそれぞれの誤りのないトランスポートストリームパケットの識別表示(54)に基づき、前記識別されたデータシンクに前記系統的前方誤り検出コードに従って誤りのないトランスポートストリームパケット(10)を割り当てるステップを含む、方法。
  17. プログラムがコンピュータにおいて実行される場合、請求項1に記載の方法を実行させるためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
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