JP5913747B2 - いびき防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、いびき防止装置に関し、より詳細には、睡眠中にいびきを防止するために口腔内に着用するように設けられたいびき防止装置に関する。
いびきは、睡眠中に呼吸気流がさまざまな原因により狭くなった気道を通過しながら弛緩された軟口蓋と口蓋垂などの周囲構造物に振動を起こして発生する呼吸雑音を示す。
肥満者の場合、気道も一緒に肥満になり、気道がさらに狭くなるので、最近になって、肥満人口が増加するにつれていびき患者がさらに急増している傾向にある。
このようないびきは、通常、睡眠中に呼吸停止が頻繁に発生する睡眠無呼吸に発展することがあり、ひどいいびきの場合、昼間眠気症などの睡眠障害の原因になっている。
また、睡眠無呼吸によって睡眠中に誘発される低酸素症は、多様な心肺血管系の余病を誘発することがある。
したがって、最近には、いびきの治療に対する関心が高くなり、睡眠中に患者の気道を拡張された状態に維持するための方法及び関連装置が多様な形態で開発されて提案されており、従来、いびき防止装置のうち、睡眠中に口腔内に着用するように設けられたものが主流をなしている。
このような従来の口腔着用式いびき防止装置は、大部分、上顎に嵌め込まれるように設けられた上顎装着フレームと、下顎に嵌め込まれるように設けられた下顎装着フレームと、上顎と下顎の間が閉じた状態で下顎装着フレームを前方に押し出して下顎を前進させる方式で気道を拡張させる下顎前進ユニットとを備える。下顎前進ユニットは、通常、上顎装着フレーム及び下顎装着フレームの両側に一対で設置され、下顎前進ユニットを通じて下顎装着フレームが前方に移動した状態で上顎装着フレームと下顎装着フレームとの間は、下顎装着フレームが前進された状態を維持するように固定器を通じて固定される。
しかし、このように構成される従来の口腔装着用いびき防止装置は、下顎前進ユニットが左右側に一対で設けられることはもちろん、別途の固定器まで具備するように設けられたので、装置の体積が大きくなるため、口腔内に着用する場合、異物感が大きく感じられる問題点があった。
また、下顎前進ユニットが上顎及び下顎装着フレームの両側に一対で設けられる従来のいびき防止装置は、下顎装着フレームと上顎装着フレームの間の側傍運動が下顎左右両側の下顎前進ユニットを通じて制限されるので、上顎と下顎の側傍運動がほぼ不可能になって、着心地が低下する問題点をも有していた。
本発明の実施例は、睡眠中にいびきを防止するために口腔内に着用するように設けられたものであって、装置の体積をコンパクト化させると同時に、着心地が向上するように設けられたいびき防止装置を提供する。
また、口腔内に着用した状態で上顎及び下顎の左右両側方向への動きが容易となるように設けられたいびき防止装置を提供する。
本発明の一態様によれば、いびき防止装置は、上歯が嵌め込まれる上歯嵌込溝を具備し、上顎に装着されるように設けられた上顎装着フレームと;下歯が嵌め込まれる下歯嵌込溝を具備し、下顎に装着されるように設けられた下顎装着フレームと;上顎と下顎の間が閉じる場合、前記下顎装着フレームを前方に押圧して下顎を前進させるように上顎中央の前歯側に対応する部位の前記上顎装着フレームに設けられた押圧ロッドを含む下顎前進ユニットと;を含むことを特徴とする。
前記押圧ロッドは、先端が上顎中央の前歯の下側に突出するように上顎中央の前歯内側の前記上顎装着フレームに傾くように設置されることができ、前記下顎前進ユニットは、上顎と下顎の間が閉じる場合、前記押圧ロッドによって前方に押圧されるように、下顎中央の前歯の内側に対応する部位の前記下顎装着フレームに設けられた被押圧部をさらに含むことができる。
前記押圧ロッドの先端には、口腔の内側に向けて上部から下部に下向きに傾くように第1傾斜面が設けられ、前記被押圧部には、上顎と下顎が閉じる過程で前記第1傾斜面とスライディング接触するように口腔の外側に向けて下部から上部で上向きに傾いた第2傾斜面が設けられる。
前記第1傾斜面には、傾斜面に沿って複数の第1鋸歯が設けられ、前記第2傾斜面には、傾斜面に沿って複数の第2鋸歯が設けられ、前記第1鋸歯と第2鋸歯は、相互噛合され得るように設けられ、且つ上顎と下顎の間が閉じる方向には、第1傾斜面と第2傾斜面の相対スライディングを許容し、相互噛合された状態では、上顎と下顎が広がる方向に第1傾斜面と第2傾斜面の相対スライディングを制限するように設けられる。
前記第1鋸歯は、口腔の外側に上向きに傾くように突出するように設けられ、前記第2鋸歯は、口腔の内側に下向きに傾くように突出するように設けられる。
上顎と下顎の間の閉じる程度によって、前記下顎の前進程度が調節されるように、前記第1及び第2鋸歯は、前記第1及び第2傾斜面にそれぞれ複数の列を成すように設けられる。
前記第1及び第2鋸歯の水平方向の長さは、互いに異なるように設けられる。
前記押圧ロッドが設置されるように上顎中央の前歯の内側に前記上顎装着フレームには設置部が設けられ、前記押圧ロッドは、前記被押圧部を押圧するように設けられた胴体と、前記胴体の突出程度を調節するように一端は前記胴体に回転自在に固定され、他端は前記設置部にネジ方式で進退可能に結合されたピッチ調節ネジとを含むことができる。
本発明の一態様によれば、いびき防止装置は、上顎と下顎の間が閉じる場合、下顎装着フレームを前方に押圧して下顎を前進させる下顎前進ユニットが上顎装着フレームと下顎装着フレームの間の中央部に1つで構成される。
したがって、前記いびき防止装置は、下顎前進ユニットの数字減少によって全般的に構造が簡素化され、且つコンパクトされ、口腔内への着用時に着用者にとって異物感があまり感じられないようにする。
また、下顎前進ユニットが上顎装着フレームと下顎装着フレームの間の中央部に位置するいびき防止装置は、下顎前進ユニットを通じて上顎装着フレームと下顎装着フレームの側傍運動が阻害されないので、着用者の上顎と下顎の側傍運動を一層自由に保障することができるので、着用者に楽な着心地を提供する。
本発明の一実施例によるいびき防止装置の構造を示す斜視図である。 図1に示されたいびき防止装置のうち上顎装着フレームを図1と異なる方向で見た状態の構造を示す斜視図である。 本発明の一実施例によるいびき防止装置の構造を示す断面図である。 本発明の一実施例によるいびき防止装置の上顎装着フレームと下顎装着フレームが着用者の上顎と下顎に装着された状態を示す断面図である。 図4の状態で上顎と下顎の間が閉じながら下顎が前進されている状態を示す図である。 図5の状態で上顎と下顎の間の閉じる動作が完了した状態を示す図である。
以下では、本発明の実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。以下に紹介される実施例は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明の事項が充分に伝達され得るようにするために例として提供されるものである。本発明は、以下に説明される実施例に限定されず、他の形態で具体化されてもよい。本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は、図面で省略し、図面において構成要素の幅、長さ、厚さなどは、便宜のために誇張されて表現されることができる。明細書全体にわたって、同一の参照番号は、同一の構成要素を示す。
図1〜図3に示されたように、本実施例によるいびき防止装置10は、睡眠中にいびきを防止するために口腔内に着用するように設けられたものであって、上顎1に装着されるように設けられた上顎装着フレーム20と、下顎2に装着されるように設けられた下顎装着フレーム30とを備える。
上顎及び下顎装着フレーム20、30は、上顎1や下顎2の形態に対応して平面形態が略‘U’字形状を有するように設けられ、合成樹脂やシリコンなど人体に無害な多様な素材を用いて設けられる。
上顎装着フレーム20の上部内側には、上歯1aが嵌め込まれるように上部と両側傍に開放された上歯嵌込溝21が形成され、下顎装着フレーム30の下部内側には、下歯2aが嵌め込まれるように下部と両側傍に開放された下歯嵌込溝31が設けられる。
上顎及び下顎装着フレーム20、30は、上顎1や下顎2に位置する歯牙が全体的に嵌め込まれるように設けられ、中央の歯牙を含んで両側に配置された一部の歯牙だけが嵌め込まれるように構成されてもよい。
着用者別に歯牙の形状や歯列の構造が異なるので、上顎及び下顎装着フレーム20、30は、着用者の歯牙形状及び歯列の構造に相当するように着用者に応じて型紙をとってオーダーメード式で製作することが好ましい。
上歯嵌込溝21と下歯嵌込溝31の周りにおいて上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30には、それぞれ金属材質で設けられた複数の補強部材22、32が内蔵され、各補強部材22、32の一端部は、上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30の外部に延長し、係止部22a、32aを構成する。係止部22a、32aは、上顎及び下顎装着フレーム20、30の着用時に着用者の歯牙の間に嵌着し、上顎及び下顎装着フレーム20、30が上顎1及び下顎2の側に安定的に装着され得るようにする。
また、いびき防止装置10は、上顎及び下顎装着フレーム20、30が着用者の口腔内に装着された状態で上顎1と下顎2の間が閉じる場合、下顎装着フレーム30を前方に押圧して下顎2を前進させるように設けられた下顎前進ユニット40を含む。
本実施例で、このような下顎前進ユニット40は、いびき防止装置10の全般的な構成が簡素化されるように、上顎1と下顎2の前歯側に対応する部位の上顎及び下顎装着フレーム20、30の中央側に1つで構成される。これによって、本発明のいびき防止装置10は、構成要素の簡素化を通じてさらにコンパクトに設けられ、着用者にとって口腔内への着用時に異物感があまり感じられないようにする。
また、上顎及び下顎装着フレーム20、30の中央側に配置される下顎前進ユニット40は、上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30の間の側傍運動に干渉される恐れがなくて、上顎1と下顎2の側傍運動を保障するので、このようないびき防止装置10は、上顎1と下顎2の動作を相対的に少し制限するようになり、全般的な着心地がさらに改善することができる。
次に、このような下顎前進ユニット40の構造を詳しく説明する。
下顎前進ユニット40は、上顎1中央の前歯の下側に突出するように上顎1中央の前歯の内側の上顎装着フレーム20に傾くように設置される押圧ロッド50と、上顎1と下顎2の間が閉じる場合、前記押圧ロッド50によって前方に押圧されるように下顎2中央の前歯の内側に対応する部位の前記下顎装着フレーム30に設けられた被押圧部60とを備える。押圧ロッド50が設置されるように、上顎1中央の前歯の内側に上顎装着フレーム20には設置部70が設けられる。したがって、押圧ロッド50は、上顎1の前歯内側の設置部70から前歯下側に向けて前方に下向きに傾くように設置される。
通常、上顎1と下顎2の間が広がる場合、気道が拡張されながら口呼吸が誘発され、着用者が容易に拒否感を感じることができ、前述したように、下顎2を前進させるための押圧ロッド50が上顎1の前歯の内側の設置部70を通じて設置された状態では、上顎1の前歯の直下方側に上顎装着フレーム20に押圧ロッド50の設置のための厚さを確保する必要がなくなって、上歯嵌込溝21の底部の上顎装着フレーム20の厚さを比較的薄く構成することができる。したがって、本発明のいびき防止装置10は、上顎1と下顎2の歯面間の距離を最大限小さく設計することができ、これによって、上顎1と下顎2の間が閉じた状態で口腔が拡張されることを効果的に抑制することができ、着用者が感じられる拒否感をさらに低減することができる。
押圧ロッド50は、被押圧部60を押圧するように設けられた胴体51と、胴体51の突出程度を調節し、押圧ロッド50による下顎装着フレーム30の前進程度を調節するように一端は前記胴体51に回転自在に固定され、他端の螺旋部52aを通じて設置部70にネジ方式で進退可能に結合されたピッチ調節ネジ52とを含んで構成される。
ピッチ調節ネジ52の中央には、ピッチ調節ネジ52を回転させようとするとき、回転工具を挿入できるように工具挿入口52bが設けられ、このようなピッチ調節ネジ52は、4回転時に1mm程度進退することができるように螺旋部52aが設計された状態で設置部70に結合される。ピッチ調節ネジ52は、両方向のいずれにも回転が可能であり、胴体51は、ピッチ調節ネジ52の回転方向によって設置部70の側に後進するか、または被押圧部60の側に前進しながら突出程度が調節される。ピッチ調節ネジ52の回転動作時に胴体51が一緒に回転しないようにピッチ調節ネジ52の両側に設置部70と胴体51の間には、一対のガイドバー53が設置される。ガイドバー53の場合、一端は設置部70に固定され、他端が胴体51にスライディング可能に締結され、ピッチ調節ネジ52の回転による胴体51の移動動作をガイドする。
押圧ロッド50の胴体51や前記設置部70及び被押圧部60は、上顎及び下顎装着フレーム20、30と同一の材質を用いて設けられる。胴体51の場合、別に製作された状態でピッチ調節ネジ52及びガイドバー53を通じて上顎装着フレーム20に連結されるように設置され、前記設置部70と被押圧部60は、上顎及び下顎装着フレーム20、30の製造時に上顎及び下顎装着フレーム20、30と一体に形成される。
また、上顎1と下顎2の間が閉じる過程で、押圧ロッド50による被押圧部60の被押圧動作がさらに円滑に行われるように、押圧ロッド50の胴体51の先端には、口腔の内側に向けて上部から下部に下向きに傾くように第1傾斜面51aが設けられ、被押圧部60には、上顎1と下顎2が閉じる過程で第1傾斜面51aとスライディング接触するように口腔の外側に向けて下部から上部に上向きに傾くように第2傾斜面61が設けられる。
したがって、いびき防止装置10を着用した着用者が上顎1と下顎2の間を閉じる場合、押圧ロッド50と被押圧部60の間は、第1及び第2傾斜面51a、61を通じて相互スライディング接触し、これによって、被押圧部60は、胴体51を通じて自然に前進方向に押圧される。
また、第1傾斜面51aには、第1鋸歯51bが設けられ、第2傾斜面61には、第2鋸歯62が設けられる。第1鋸歯51bと第2鋸歯62は、上顎1と下顎2の間の側傍運動を制限しないように、第1及び第2傾斜面51a、61に水平方向に形成され、第1鋸歯51bと第2鋸歯62は、それぞれ該当の傾斜面51a、61に複数の列を成すように設けられる。
上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30の間の相対的な左右側傍運動がさらに円滑に保障され得るように、第1鋸歯51bと第2鋸歯62の長さは、互いに異なるように形成されることが好ましい。本実施例の場合、第1鋸歯51bの長さt1は、8mmに設けられ、第2鋸歯62の長さt2は、12mmに設けられ、第2鋸歯62の長さが多少さらに長く設けられる。
上顎1と下顎2の間の広がり方向に係止構造を成すことができるように、前記第1鋸歯51bは、口腔の外側に上向きに傾くように突出するように設けられ、第2鋸歯62は、口腔の内側に下向きに傾くように突出するように設けられることが好ましい。
したがって、第1鋸歯51bと第2鋸歯62は、上顎1と下顎2の間が閉じる方向には、第1傾斜面51aと第2傾斜面61の間の相対スライディングを許容し、上顎1と下顎2の間の閉じる動作を自然に誘導する。
また、第1鋸歯51bと第2鋸歯62は、相互噛合するように係止した状態で、上顎1と下顎2の間が広がる方向には、相互係止構造を成すようになって、第1傾斜面51aと第2傾斜面61の相対スライディング運動を制限し、これによって、前記いびき防止装置10は、着用者が口をつぐんで下顎2が前進した状態で睡眠中に無意識的に口を開けようとしても、第1及び第2鋸歯51b、62の間の係止構造を通じて上顎1と下顎2の間が広がらないようになり、下顎2の前進状態を安定的に維持することができる。したがって、本実施例によるいびき防止装置10は、上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30の間を閉じた状態に固定させる別途の固定器がなくても、下顎装着フレーム30が前進した状態を安全に維持することができるので、固定器の削除によってさらに簡素化された構造を有する。
また、前述したように、第1及び第2鋸歯51b、62が第1及び第2傾斜面51a、61にそれぞれ複数の列を成すように形成された状態で第1及び第2傾斜面51a、61の相対スライディングが上顎1と下顎2の間が閉じる方向には許容され、反対に上顎1と下顎2の間が広がる方向には制限された構造では、上顎1と下顎2の間が閉じる程度によって、下顎2の前進程度を調節することができる。
もちろん着用者が意識的に下顎2を突出して前進させる場合、第1及び第2鋸歯51b、62の間の係止構造は、解除が可能になるので、上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30は、必要時に簡単な分離過程を通して迅速に口腔から除去されることができる。
次に、図4〜図6を参照していびき防止装置の動作状態を説明する。
図4に示されたように、いびき防止装置10を着用した着用者が上顎1と下顎2の間を閉じる場合、図5のように、押圧ロッド50の胴体51と被押圧部60は、第1及び第2傾斜面51a、61を通じて相互スライディング接触し始める。この時点から下顎装着フレーム30は徐々に前方側に押圧され始める。
また、図6のように、上顎1と下顎2の間が完全に閉じる場合、第1及び第2傾斜面51a、61の間のスライディング接触が完了しつつ、下顎装着フレーム30は、セッティングされた最大状態で前方に押圧された状態となる。この際、上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30は、第1及び第2鋸歯51b、62の間の係止作用を通じて上顎1と下顎2の間が広がる方向に広がることなく、相互閉じた状態に固定される。これによって、いびき防止装置10は、着用者の気道が拡張されるように、下顎2が前方に前進した状態を持続的に安全に維持させる。この状態で、いびき防止装置10を口腔から除去しようとする場合、着用者は、第1及び第2鋸歯51b、62の間の係止構造が解除されるように、意識的に下顎2を突出して前進させるようになり、この状態で、口を開けて上顎装着フレーム20と下顎装着フレーム30を口腔の外部に取り出すことによって、着用者は、いびき防止装置10を口腔の内部から簡単に除去することができる。
現在、歯科や耳鼻咽喉科、漢方医院などで行われている非手術方式のいびき治療には、主に口腔装着式いびき防止装置が利用されており、これら大部分は、技術を独占している外国の特定メーカに特許料を支払って利用されていることが現況である。したがって、本発明は、口腔装着式いびき防止装置の国産化が可能にして、いびき治療費用を全般的に低減することができることはもちろん、いびき防止装置の海外輸出を通じて国内産業発展にも貢献することができるものと期待される。

Claims (2)

  1. 上歯(1a)が嵌め込まれる上歯嵌込溝(21)を具備し、上顎(1)に装着されるように設けられた上顎装着フレーム(20)と;下歯(2a)が嵌め込まれる下歯嵌込溝(31)を具備し、下顎(2)に装着されるように設けられる下顎装着フレーム(30)と;上顎(1)と下顎(2)の間が閉じる場合、前記下顎装着フレーム(30)を前方に押圧して下顎(2)を前進させるように、上顎中央の前歯側に対応する部位の前記上顎装着フレーム(20)に設けられる押圧ロッド(50)と、上顎(1)と下顎(2)の間が閉じる場合、前記押圧ロッド(50)によって前方に押されるように下顎中央の前歯側に対応する部位の前記下顎装着フレーム(30)に設けられる被押圧部(60)を含む下顎前進ユニット(40)と;を含むいびき防止装置であって、
    前記押圧ロッド(50)は、先端が上顎中央の前歯の下側に突出するように上顎中央の前歯の内側の前記上顎装着フレーム(20)から傾くように設置され、前記押圧ロッド(50)が設置されるように上顎中央の前歯の内側に前記上顎装着フレーム(20)には設置部(70)が設けられ、前記被押圧部(60)は、下顎中央の前歯の内側に位置し、
    前記押圧ロッド(50)の先端には、口腔の内側に向けて上部から下部に傾くように第1傾斜面(51a)が設けられ、前記被押圧部(60)には、上顎(1)と下顎(2)が閉じる過程で前記第1傾斜面(51a)と接触するように口腔の外側に向けて下部から上部に上向きに傾いた第2傾斜面(61)が設けられ、
    上顎(1)と下顎(2)の間が閉じる方向には前記第1傾斜面(51a)と第2傾斜面(61)の相対スライディングが許容され、上顎(1)と下顎(2)が広がる方向には前記第1傾斜面(51a)と第2傾斜面(61)の相対スライディングが制限されるように、前記第1及び第2傾斜面(51a,61)には、第1及び第2鋸歯(51b,62)がそれぞれ相互噛合可能となるように設けられ
    記第1鋸歯(51b)と第2鋸歯(62)が相互噛合された状態では、着用者が意図的に下顎(2)をさらに突き出して前進させる前まで第1及び第2傾斜面間の広がり動作が拘束されるように、前記第1鋸歯(51b)は、口腔の外側に上向きに傾斜して突出するように設けられ、前記第2鋸歯(62)は、口腔の内側に下向きに傾斜して突出するように設けられ、
    上顎(1)と下顎(2)の間の閉じる程度によって前記下顎(2)の前進程度が調節されるように、前記第1及び第2鋸歯(51b,62)は、前記第1及び第2傾斜面(51a,61)にそれぞれ複数の列を成すように設けられ
    前記上顎(1)と下顎(2)の間の側傍運動が円滑になるように、前記第1及び第2鋸歯(51b,62)は、前記第1及び第2傾斜面(51a,61)に水平方向に形成され、且つ、その長さが互いに異なるように形成されていることを特徴とするいびき防止装置。
  2. 前記押圧ロッド(50)は、前記被押圧部(60)を押圧するように設けられた胴体(51)と、前記胴体(51)の突出程度を調節するように、一端が前記胴体(51)に回転自在に固定され、他端が前記設置部(70)にネジ方式で進退可能に結合されたピッチ調節ネジ(52)と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のいびき防止装置。
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