JP5907589B2 - 情報処理装置、周辺装置制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、周辺装置制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、周辺装置を管理する情報処理装置、周辺装置制御方法、プログラムに関する。
近年、Universal Serial Bus(以下、USBと略す場合がある)、Ethernet(登録商標)、無線LAN等の様々なインタフェースを利用して、情報処理装置に周辺装置を接続した周辺装置制御システムが提案されている。このような周辺装置制御システムは、自宅やオフィス等、様々な場面で有効に活用されている。ここで、周辺装置の例としては、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機等が挙げられる。
また、非特許文献1で開示されるWindows(登録商標)7(以下、W7と略記する)では、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)等の情報処理装置に接続された周辺装置を管理する新しい機能Device Stage(登録商標)が導入された。
Device Stage(登録商標)では、PCに接続された周辺装置を表示するウィンドウであるDevices and Printersフォルダと、各周辺装置に特有なアプリケーションやサービスへのリンク機能を備えている。以下、Devices and PrintersフォルダをDPフォルダと略記する。
これにより、例えばその周辺装置用の電子マニュアル(EM)を表示する機能へのリンクをDevice Stage画面上のタスク(ボタン)から提供することが可能となる。この場合、Device Stage画面から、マニュアル表示アプリケーションを起動(実行)して、その周辺装置用のEMを表示することが可能となる。
周辺装置の例として複合機(MFP(Multi Function Peripheral))を挙げる。また、アプリケーションの例として、マニュアル表示アプリケーションを挙げる。このマニュアル表示アプリケーションを利用することで、その周辺装置用のEMを表示することができる。一般的に、このようなアプリケーションは、複数の周辺装置(デバイス)及び複数の言語をサポートしているケースが多い。
このようなケースでは、アプリケーションが表示するユーザインタフェース内に、周辺装置選択部や言語選択部が設けられており、ユーザが周辺装置を選択したり、言語を選択したりする。これにより、自分が使用したい周辺装置の機能を自分が使用している言語で表示させて、実行することができる。
マニュアル表示アプリケーションが表示することができるEMは、各周辺装置毎に、その仕向け地に合わせて複数の言語用のものが用意されている。
どの周辺装置用のどの言語のEMをインストールするかは、セットアッププログラムがインストール時にOperating System(以下、OSと略す場合がある)の表示言語等に合わせて決定する。また、どの周辺装置用のどの言語のEMをインストールするかをユーザに選択させたりして決定することもある。
アプリケーションによっては、周辺装置や言語を選択する機能を備えていないものがあり、このようなアプリケーションにおいては、インストール時に選択または指定された周辺装置や言語が、常に使用される。
また、周辺装置や言語を選択する機能を備えるアプリケーションにおいては、インストール時に初期値として周辺装置や言語が選択または指定されて設定される。この場合において、インストール後に、ユーザが選択可能な範囲で任意の周辺装置や言語に設定を変更することができる。
また、このような処理を行う情報処理装置として、例えば特許文献1に示すような技術が存在する。
特開2005−85132号公報
上述したようにXML形式の静的なテキストファイルには、実行可能なスクリプト等を含めることができない。このため、ファイルの生成、ファイルの編集(特に書き込み)、設定情報等を保持するレジストリ情報の生成、レジストリ情報の編集(特に書き込み)等を行うことが困難である。
従って、Device Stage(周辺装置管理画面)上のある機能(ボタン)を実行した場合に、ユーザが設定した適切な言語を指定してその機能を実行して表示することが難しい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザからの言語切り替え要求に適応して周辺装置アプリケーションの表示を適正に切り換えられる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
周辺装置を管理する情報処理装置であって、各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報を用いて表示される周辺装置管理画面を介して周辺装置アプリケーションを管理する周辺装置管理手段と、オペレーティングシステムの言語情報とは異なる言語情報が選択された場合、前記周辺装置管理手段は、前記選択された異なる言語情報と前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報を用いて、前記選択された異なる言語情報にて前記周辺装置アプリケーションの画面を表示するための表示部を周辺装置管理画面上に構築することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザからの言語切り替え要求に適応して周辺装置アプリケーションの表示を適正に切り換えられる。
周辺装置制御システムのシステム構成の一例を示す図である。 PC及びMFPのハードウェア構成の一例を表す図である。 本実施形態を示す情報処理装置で表示されるUIを示す図である。 本実施形態を示す情報処理装置で表示されるUIとEM一式のインストール状態を示す図である。 周辺装置管理制御用ファイルの内容を表す図である。 周辺装置管理制御用ファイルの内容を表す図である。 従来の周辺装置管理制御用ファイルの内容の一部を表す図である。 周辺装置管理部とMVAPとのソフトウェア構成を示す図である。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。 本実施形態を示す情報処理装置で表示されるUIとEM一式のインストール状態を示す図である。 情報処理装置のデータ処理を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
尚、以下、W7 Operating Systemの情報の内、特に詳しい説明を付加していないものに関しては、2009年11月5日現在、以下の参考サイト1で公開されている情報であるので、必要以上の説明を省略する。
参考サイト1:http://msdn.microsoft.com/en−us/library/default.aspx
また、以下、USBとは、Universal Serial Busを表す。USBに関しては、2009年11月5日現在、以下の参考サイト2で公開されている情報であるので、必要以上の説明を省略する。
参考サイト2:http://www.usb.org/home
また、以下において、WSDとは、Web Service on Devicesを表する。WSDに関しては、2009年11月5日現在、以下の参考サイト3で公開されている情報であるので、必要以上の説明を省略する。
参考サイト3:http://www.microsoft.com/whdc/connect/rally/rallywsd.mspx
本発明は、一般的なアプリケーションやドライバに対して有効であるが、ここでは説明をわかり易くする為に、一例として、周辺装置用のEMを表示するマニュアル表示アプリケーションの例を挙げて、具体的に説明する。
図1は、情報処理装置及び周辺装置からなる周辺装置制御システムのシステム構成の一例を示す図である。本実施形態の情報処理装置は、周辺装置に関わる周辺装置アプリケーション(例えばマニュアル表示アプリケーション)をユーザインタフェース(以下、UIと略記する)を用いて管理する機能を備える。ここで、インタフェースは、後述する周辺装置管理部80により制御されている。また、本実施形態に示す情報処理装置は、後述する図3に示すユーザインタフェースを用いて周辺装置に関わる特定のアプリケーションを管理可能なオペレーティングシステムが記憶手段にインストールされている。ここで、オペレーティングシステムとは、上記W7 Operating Systemと同等のオペレーティングシステムが含まれる。また、周辺装置は、複合機の例を示すが、プリンタ装置であってもよい。さらに、特定アプリケーションは、上記マニュアル表示アプリケーションを例として本実施形態を詳述する。
図1において、1、2は情報処理装置であり、一般的なパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す場合がある)で構成される。PC1、PC2は、図2の(a)で後述するようなハードウェアで構成され、オペレーティングシステム(以下、OSと略す場合がある)としてW7と同等のOSがインストールされている。
PC1、PC2は、それぞれEthernet(登録商標)で構成されるネットワーク4、8に接続されている。3は、マルチファンクションプリンタ(以下、MFPと略す場合がある)であり、カラーインクジェットプリンタ、カラーファクシミリ、カラースキャナ、フラッシュメモリ用の外部ストレージ等で構成され、周辺装置の一例である。
MFP3は、ABC社製のKmmnというモデル名のMFPである。尚、周辺装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備える装置等であってもよい。
MFP3は、図2の(b)で後述するようなハードウェアで構成され、PC1とネットワーク4を介して接続されており、互いに双方向通信が可能である。80は周辺装置管理アプリケーション(周辺装置管理部)であり、Windows(登録商標)用の実行可能形式のファイル(*.EXE)で構成される。
アプリケーションの一例として、周辺装置管理部80は、後述する図3の(b)、図3の(c)に示すような周辺装置管理画面を表示する機能を備える。50はプリンタドライバである。143は図15で後述するマニュアル表示アプリケーションである。ネットワーク4は、MFP3を使用するユーザ(顧客)が住んでいる自宅に構築された一般家庭用のホームネットワークである。
MFP3は、この自宅内でネットワーク4を介してPC1と接続されて家族間で共有使用されているMFPである。ネットワーク8は、ABC社内に構築されたオフィスネットワークである。
ネットワーク8に接続されているPC2は、Webサーバの機能を備えるWebサーバ9を備えており、インターネットを介してABC社のWebサイトを提供している。
10は、PC1に挿入可能なCD−ROMであり、ソフトウェア(プログラム)や電子ファイルが格納されている。CD−ROM10には、その使用先を表す仕向け地が設定されている。仕向け地の例としては、日本、北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジア等が挙げられる。
11、12はファイル格納部であり、図5や図6で後述する周辺装置管理制御用ファイル800は、Webサーバ9やCD−ROM10内のファイル格納部11、12に格納されていて、これらから配布される。なお、ここで、周辺装置管理制御用ファイル800は各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報の一例である。
5は、アナログ電話回線であり、PC1におけるMFP3を介したファクシミリの送信又は受信等に使用される。
6はフラッシュメモリであり、MFP3のフラッシュメモリ装着用のスロット(図では省略)に装着することで、PC1からストレージとして参照することができる。13は、EM一式をインストールする為のセットアッププログラム(SUP)であり、SUP13における処理の詳細に関しては図9で後述する。7は、MFPであり、XYZ社製のDefgというモデルであり、MFP3とは異なる周辺装置である。
図2は、PC及びMFPのハードウェア構成の例を表す図である。
PC1、PC2は、図2の(a)に示すようなハードウェアで構成されている。図2の(a)ではPC1の例で説明する。図2の(a)に示す通り、PC1は、ランダムアクセスメモリ部(RAM201)、ハードディスクドライブ部(HDD202)、キーボード部(KBD203)、CPU204、を含む。
また、PC1は、表示用ディスプレイ(LCD205)、ネットワークボード(NB207)、を含む。また、PC1は、以上の構成要素を互いに接続するバス206を有する。
なお、HDD202は、記憶部の一例である。KBD203は、入力部の一例である。CPU204は、制御部の一例である。LCD205は、表示部の一例である。NB207は、通信制御部の一例である。また、記憶部は、可搬性CD−ROM又は内部据付のROM等であってもよい。マニュアル表示アプリケーション(以下、MVAPと略記する)143等のアプリケーションや、ドライバ(プリンタドライバ50を含む)、図8に示す各モジュール(ソフトウェア)は、HDD202に記憶される。CPU204は周辺装置管理部80を含む各種のドライバやアプリケーションを実行する。これにより、CPU204が、周辺装置管理部80、MVAP143等のアプリケーションや、ドライバ(プリンタドライバ50を含む)、図8に示す各モジュール(ソフトウェア)の機能を実現する。なお、HDD202において、オペレーティングシステムは、Cドライブにインストールされ、かつ、言語は、オペレーティングシステムの言語選択に従い対応する言語のオペレーティングシステムがインストールされるものとする。
MFP3は、図2の(b)に示すようなハードウェア構成を持つ。図2の(b)において、15は、マイクロプロセッサ等から構成されるCPUである。CPU15は、MFP3の中央処理装置として、ROM16に記憶されているプログラムに従って、RAM17、通信部18、記録部19、操作部20、表示部21、読取り部22、ファクシミリ制御部23、外部ストレージ制御部24を制御する。ROM16にはPC1内のプリンタドライバ50の制御に従ってMFP3が記録(印刷)処理や、印刷動作の状態をPC1へ通知する処理を行うプログラムが記憶されている。また、ROM16には、PC1内のFAXドライバ(図は省略)の制御に従ってMFP3がファクシミリの送信又は受信処理や、ファクシミリの送信又は受信の状態をPC1へ通知する処理を行うプログラムも記憶されている。更に、ROM16には、PC1内のWIAドライバ(不図示)やTWAINドライバ(不図示)の制御に従ってMFP3が画像の読取り処理や、読取り動作の状態をPC1へ通知する処理を行うプログラムも記憶されている。
RAM17は主にPC1から送られて、それをもとに記録部19によって印刷される印字データが一時的に記憶される。また、RAM17には、読取り部22で読取られた画像データ、PC1から送られてきたファクシミリの送信データ、ファクシミリ制御部で受信されたファクシミリの受信データ等も一時的に記憶される。
通信部18には、ネットワーク4用の接続ポート、アナログ電話回線5用の接続ポート等が含まれており、Ethernet(登録商標)、ファクシミリのアナログ通信を制御する。
記録部19は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、印字データをもとに記録ヘッドにて印字用パルスを発生させるためのASIC等から構成される電気回路とから構成される。
印刷可能なアプリケーション上での印刷操作、又はファクシミリの送信操作によって、アプリケーションで開かれているファイルの表示内容(画像データ)が、EMF形式のスプールファイルとしてPC1のHDD202に一時的に格納される。
そして、スプールファイルは、プリンタドライバ50、又はFAXドライバを介してMFP3制御用コマンドを含む印字データ、又はファクシミリの送信データに変換された後、ネットワーク4を介してMFP3に送られる。MFP3にて受信された印字データは、記録部19で印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。
MFP3にて受信されたファクシミリの送信データは、ファクシミリ制御部23でファクシミリの通信プロトコルに変換されて、アナログ電話回線5を介して相手先のファクシミリ装置に送信される。20は、操作部であり、電源ボタン、リセットボタン等の各種ボタンから構成され、MFP3を操作することができる。
21は、表示部であり、タッチパネルの液晶ディスプレイで構成され、MFP3の状態の表示や、各種設定や電話番号の表示、入力等を行うことができる。22は、読取り部であり、カラーイメージセンサや画像処理用のASIC等から構成される電気回路とから構成され、スキャナ機能を制御する。
23は、ファクシミリ制御部であり、ファクシミリ用のモデムやアナログ通信回路等から構成され、ファクシミリの通信プロトコルに従ってファクシミリの送信や受信を制御する。24は、外部ストレージ制御部であり、フラッシュメモリ装着用のスロットやストレージ用のインタフェース回路等から構成され、装着されたフラッシュメモリを制御する。
図3は、DPフォルダと周辺装置管理画面(ユーザインタフェース)との一例を示す図である。図3の(a)において、500はDevices and Printersフォルダ(DPフォルダ)であり、PC1上に表示され、PC1で利用できる状態となっているプリンタやFAXがドライバ毎にこの中に表示される。本実施形態においては、XYZ Defgという名称の周辺装置501とABC Kmmnという名称の周辺装置503とが利用可能な周辺装置として表示されている。
ここで、周辺装置501は、図1に示すMFP7がフォルダ500に表示されたものであり、周辺装置503は、図1に示すMFP3がフォルダ500に表示されたものである。デフォルトマーク502は、システムのデフォルト周辺装置を示すもので、ここでは、周辺装置501がデフォルト周辺装置に設定されている状態を表す。フォルダ500において、周辺装置のアイコンが点線で示されている周辺装置501は、利用できない状態であることを表し、実線で示されている周辺装置503は、利用可能な状態であることを表す。
図3の(b)において、600は、周辺装置管理画面であり、図3の(a)に示すDPフォルダ500内の周辺装置503が選択されることにより起動されて、表示される。この周辺装置管理画面600を使ってMFP3の管理を行うことができる。周辺装置管理画面600の上部には、周辺装置アイコン601、周辺装置名602、製造元情報603が表示される。周辺装置アイコン601のデータは、周辺装置管理制御用ファイル格納部905の一部として保持されている(不図示)。
また、周辺装置名602には、DPフォルダ500の周辺装置503の周辺装置名称が、製造元情報603には、図5等に示す要素801に指定された文字列が表示される。周辺装置管理画面600の下部には、周辺装置503に関連付けられた機能へのリンクが表示されている。つまり、印刷設定ボタン607、EMボタン611が表示される。印刷設定ボタン607は、ボタン名604、アイコン605、ボタンの説明606で構成される。EMボタン611は、ボタン名608、アイコン609、ボタンの説明610で構成される。ボタン名608には、図5で後述するような、OSの表示言語が英語の場合における、EMを表示するEMボタン用の「On−screen Manual」という文字列がセットされている。アイコン609は、図5で後述するようなEMボタン用のものである。図3の(b)は、図5に示すID1の印刷設定ボタン607と、ID2またはID3のEMボタン611が表示されるケースの例を表す。
図3の(c)において、600は、周辺装置管理画面であり、図3の(a)に示すDPフォルダ500内の周辺装置503が選択されることにより起動されて、表示される。この周辺装置管理画面600を使ってMFP3の管理を行うことができる。この図において、図3の(b)で説明した内容と同じ部分に関しては、その説明を省略する。周辺装置管理画面600の下部には、周辺装置503に関連付けられた機能へのリンクが表示されている。つまり、印刷設定ボタン619、EMボタン615が表示される。EMボタン615は、ボタン名612、アイコン613、ボタンの説明614で構成される。ボタン名612には、図6で後述するような、OSの表示言語が日本語の場合における、EMボタン用の「電子マニュアル」という文字列がセットされている。
アイコン613は、図6で後述するようなEMボタン用のものである。図3の(c)は、図6に示すID1の印刷設定ボタン607と、ID2またはID3のEMボタン615が表示されるケースの例を表す。後述する図5、図6に示す要素803、823の中に、それぞれのボタン及び機能を表す要素804、809、816、824、829、836が記載されている。
図4は、マニュアル表示アプリケーションが表示するメイン画面(ユーザインタフェース)とEM一式のインストール状態の例を示す図である。図4の(a)、(b)は、MVAP143のメイン画面の例を示す図である。
図4の(a)において、620は、英語のEMが指定された場合における、MVAP143のメイン画面であり、図8に示すMVAP143のEM表示部909がPC1上に表示する。図4の(b)において、621は、日本語のEMが指定された場合における、MVAP143のメイン画面であり、MVAP143のEM表示部909がPC1上に表示する。
図4の(a)、(b)において、626はEM表示エリアであり、Hyper Text Markup Language(HTML)で記述されたEMが表示される。625は周辺装置選択部であり、PC1のHDD202に各周辺装置用のEMがインストールされている場合に、インストールされてリストアップされる周辺装置の中から、ユーザが周辺装置を指定してその周辺装置用のEMを選択することができる。これらの例では、次に示す周辺装置ABC Kmmn、ABC Nmmk、ABC Mnkm用のEMがインストール及びリストアップされていて、選択可能であり、MFP3用を表すKmmnの周辺装置が選択されている状態を表している。ここで選択されている周辺装置用のEMを、EM表示部909がEM表示エリア626に表示する。
図4の(c)、(d)は、EM一式のインストール状態の例を示す図である。図4の(c)は、ABC Kmmn、ABC Nmmk、ABC Mnkmの3つの周辺装置用の英語のEM一式がインストールされている状態を示し、図4の(d)は、前記3つの周辺装置用の日本語のEM一式がインストールされている状態を示す。
図4の(c)、(d)において、viewer.exeがMVAP143の実行ファイル、manual.htmlが各周辺装置及び各言語用のEMのHTMLファイルである。
セットアッププログラム(SUP)13が、EM一式をPC1のHDD202にインストールする際に、MVAP143の実行ファイルと、OSの表示言語と同じ言語用のものかあるいはユーザが指定した言語用のEMのHTMLファイルを、インストールする。尚、これらの図の例では、OSがCドライブにインストールされているケースを示す。このように、マニュアル表示アプリケーションは大きく分けて、実行ファイル(viewer.exe)とコンテンツ(manual.html)の2つの種類のモジュールで構成されている。一般的に、実行ファイルは言語依存する文字列やビットマップ等のリソースを含んでおらず、これらの言語依存するリソースは各言語別に用意されたフォルダに格納される。例えば、図4の(c)、(d)の例では、実行ファイル(viewer.exe)がC:¥Program Files¥ABC¥Manual Viewerフォルダに格納されていて、英語用の電子マニュアルのコンテンツ(manual.html)は、前記実行ファイル(viewer.exe)の格納先のサブフォルダである、…¥ABC Kmmn¥Englishという英語用コンテンツやリソースの格納先として用意されているフォルダに格納されている。例えば、日本語用の電子マニュアルのコンテンツ(manual.html)は、前記実行ファイル(viewer.exe)の格納先のサブフォルダである、…¥ABC Kmmn¥Japaneseという日本語用コンテンツやリソースの格納先として用意されているフォルダに格納されている。尚、各言語用の文字列やビットマップ等のリソースが、コンテンツとは別のファイルとして各言語別に用意されたフォルダに格納されているケースもあるが、本実施例では、コンテンツ(manual.html)の中に前記リソースが含まれているものとする。
各言語用のコンテンツに関しては、それぞれ言語毎に内容が異なる。例えば、翻訳された文字列だけが異なるケース、画像だけが異なるケース、文字列、画像、レイアウト、表示方法、その他、内容が異なるケース等、様々なケースが存在する。従って、マニュアル表示アプリケーションにおいて、表示言語に応じて各言語毎に翻訳された文字列が異なるだけでなく、画像、レイアウト、表示方法、その他、様々な内容が異なるケースも存在する。
図4で説明したように、第1実施形態で例に挙げたMVAP143は、EMの表示言語を切り換える機能を備えていない。従って、インストール時に、SUP13またはユーザからの指示によって決定された言語用のEMがインストールされた後は、たとえOSの表示言語が他の言語に切り換えられたとしても、インストール時に決定された言語用のEMが表示される。
図5は、周辺装置管理制御用ファイルの内容を表す図である。
この図に示す情報、すなわち、周辺装置管理制御用ファイル800が、ファイル格納部11又は12に格納されている。図5は、OSの表示言語が英語の時にPC1にインストールされる周辺装置管理制御用ファイル800の内容を表す。
図5において、要素801には周辺装置(MFP3)の製造元であるABC社の名前がセットされている。要素802には周辺装置(MFP3)のモデル名であるKmmnがセットされている。これらの情報は、周辺装置管理制御用ファイル800のインストール時に利用される。また、周辺装置管理制御用ファイル800には、周辺装置管理画面600を構成するために必要な情報も記載されている。
MFP3がPC1に接続されているときに起動して表示される周辺装置管理画面600上に、図3に示す「印刷設定ボタン607、EMボタン611」を表示するために、それぞれのボタン及び機能を表す要素803の中にセットされている。
要素804において、id="1"は属性であり、このボタンのIDが1であること表す。要素805には、ID1の印刷設定ボタン607のボタン名604に表示される「Printing Preferences」という文字列がセットされている。
要素806には、ID1の印刷設定ボタン607のボタンの説明606に表示される文字列がセットされている。要素807には、ID1の印刷設定ボタン607のアイコン605に表示されるpreferences.icoというアイコンファイルがセットされている。
要素808には、印刷設定画面(不図示)を表示する機能(プログラム)を表すprintingPreferences "ABC Kmmn"というコードがセットされている。ここで、"ABC Kmmn"は、MFP3用の印刷設定画面を指定する為の引数である。このID1の印刷設定ボタン607が表示されるケースの例を、図3の(b)に示す。周辺装置管理画面600上にID1の印刷設定ボタン607が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下されると、MFP3用の印刷設定画面が起動され、印刷設定画面が表示される。
要素809において、id="2"は属性であり、このボタンのIDが2であること表す。要素810には、ID2のEMボタン611のボタン名608に表示される「On−screen Manual」という文字列がセットされている。
要素811には、ID2のEMボタン611のボタンの説明610に表示される「View on−screen manual」という文字列がセットされている。要素812には、ID2のEMボタン611のアイコン609に表示されるmanual.icoというアイコンファイルがセットされている。
要素813の中には、ID2のEMボタン611が表示される条件が記載されている。要素814には、ID2のEMボタン611の表示条件としてレジストリ情報がセットされており、このID2のEMボタン611が表示される条件として、次の(1)〜(4)に示すレジストリ情報が存在する必要がある。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ABC¥Manual Viewer¥ABC Kmmn¥(1)
Name: manual_path(2)
Type: REG_SZ(3)
Data: %ProgramFiles%¥ABC¥Manual Viewer¥ABC Kmmn¥English¥manual.html(4)
このレジストリ情報は、MVAP143がインストールされた時にMVAP143のインストーラにより記述される。MVAP143が削除(アンインストール)された場合は、MVAP143のアンインストーラがこのレジストリ情報を削除する。なお、以下の説明においてレジストリの違いについては、(1)〜(4)を指摘して差違を説明する。
要素815には、MVAP143のメイン画面620を表示する機能(プログラム)を表すviewer.exe…¥English¥manual.html"というコードがセットされている。
ここで、第1引数の"ABC Kmmn"は、メイン画面620が表示された時に、表示対象のEMとして周辺装置選択部625にMFP3用のEMを表す"ABC Kmmn"を指定する為の引数である。第2引数の"%ProgramFiles%…¥English¥manual.html"は、表示するEMの格納先を表すパスを指定する為の引数である。周辺装置管理画面600上にID2のEMボタン611が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下される。これにより、図14で後述するフローに従って、周辺装置選択部625でMFP3用の英語のEMが指定されて、このEMが表示された図4の(a)に示すメイン画面620が起動されて、表示される。要素816において、id="3"は属性であり、このボタンのIDが3であること表す。要素817には、ID3のEMボタン611のボタン名608に表示される「On−screen Manual」という文字列がセットされている。要素818には、ID3のEMボタン611のボタンの説明610に表示される「View on−screen manual」という文字列がセットされている。
要素819には、ID3のEMボタン611のアイコン609に表示されるmanual.icoというアイコンファイルがセットされている。要素820の中には、ID3のEMボタン611が表示される条件が記載されている。
要素821には、ID3のEMボタン611の表示条件としてレジストリ情報がセットされており、このID3のEMボタン611が表示される条件として、以下のレジストリ情報が存在する必要がある。なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥Japanese¥manual.htmlとなるレジストリ情報が存在する必要がある。
このレジストリ情報は、MVAP143がインストールされた時にMVAP143のインストーラにより記述される。MVAP143が削除(アンインストール)された場合は、MVAP143のアンインストーラがこのレジストリ情報を削除する。
要素822には、MVAP143のメイン画面621を表示する機能(プログラム)を表すviewer.exe "ABC Kmmn"…¥Japanese¥manual.html"というコードがセットされている。
ここで、第1引数の"ABC Kmmn"は、メイン画面621が表示された時に、表示対象のEMとして周辺装置選択部625にMFP3用のEMを表す"ABC Kmmn"を指定する為の引数である。第2引数の"%…¥Japanese¥manual.html"は、表示するEMの格納先を表すパスを指定する為の引数である。周辺装置管理画面600上にID3のEMボタン611が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下される。これにより、周辺装置選択部625でMFP3用の日本語のEMが指定されて、このEMが表示された図4の(b)に示すメイン画面621が起動されて、表示される。
図6は、周辺装置管理制御用ファイルの内容を表す図である。この図に示す情報、すなわち、周辺装置管理制御用ファイル800が、ファイル格納部11又は12に格納されている。図6は、OSの表示言語が日本語の時にPC1にインストールされる周辺装置管理制御用ファイル800の内容を表す。
図6において、図5と同じ内容に関する部分は、その説明を省略する。MFP3がPC1に接続されているときに起動して表示される周辺装置管理画面600上に、図3に示す「印刷設定ボタン619、EMボタン615」を表示する。このため、ボタン及び機能を表す要素824、829、836が要素823の中にセットされている。
要素824において、id="1"は属性であり、このボタンのIDが1であること表す。
要素825には、ID1の印刷設定ボタン619のボタン名616に表示される「印刷設定」という文字列がセットされている。要素826には、ID1の印刷設定ボタン619のボタンの説明618に表示される「印刷設定を表示する」という文字列がセットされている。要素827には、ID1の印刷設定ボタン619のアイコン617に表示されるpreferences.icoというアイコンファイルがセットされている。
要素828には、印刷設定画面(不図示)を表示する機能(プログラム)を表すprintingPreferences"ABC Kmmn"というコードがセットされている。ここで、"ABC Kmmn"は、MFP3用の印刷設定画面を指定する為の引数である。
このID1の印刷設定ボタン619が表示されるケースの例を、図3の(c)に示す。周辺装置管理画面600上にID1の印刷設定ボタン619が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下されると、MFP3用の印刷設定画面が起動され、印刷設定画面が表示される。
要素829において、id="2"は属性であり、このボタンのIDが2であること表す。
要素830には、ID2のEMボタン615のボタン名612に表示される「電子マニュアル」という文字列がセットされている。
要素831には、ID2のEMボタン615のボタンの説明614に表示される「電子マニュアルを表示する」という文字列がセットされている。
要素832には、ID2のEMボタン615のアイコン613に表示されるmanual.icoというアイコンファイルがセットされている。
要素833の中には、ID2のEMボタン615が表示される条件が記載されている。
要素834には、ID2のEMボタン615の表示条件としてレジストリ情報がセットされており、このID2のEMボタン615が表示される条件として、次に示すレジストリ情報が存在する必要がある。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥English¥manual.htmlとなるレジストリ情報が存在する必要がある。
このレジストリ情報は、MVAP143がインストールされた時にMVAP143のインストーラにより記述される。MVAP143が削除(アンインストール)された場合は、MVAP143のアンインストーラがこのレジストリ情報を削除する。
要素835には、MVAP143のメイン画面620を表示する機能(プログラム)を表すviewer.exe…English¥manual.html"というコードがセットされている。ここで、第1引数の"ABC Kmmn"は、メイン画面620が表示された時に、表示対象のEMとして周辺装置選択部625にMFP3用のEMを表す"ABC Kmmn"を指定する為の引数である。第2引数の"%…¥English¥manual.html"は、表示するEMの格納先を表すパスを指定する為の引数である。周辺装置管理画面600上にID2のEMボタン615が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下される。これにより、図14で後述するフローに従って、周辺装置選択部625でMFP3用の英語のEMが指定されて、このEMが表示された図4の(a)に示すメイン画面620が起動されて、表示される。要素836において、id="3"は属性であり、このボタンのIDが3であることを表す。
要素837には、ID3のEMボタン615のボタン名612に表示される「電子マニュアル」という文字列がセットされている。要素838には、ID3のEMボタン615のボタンの説明614に表示される「電子マニュアルを表示する」という文字列がセットされている。
要素839には、ID3のEMボタン615のアイコン613に表示されるmanual.icoというアイコンファイルがセットされている。要素840の中には、ID3のEMボタン615が表示される条件が記載されている。
要素841には、ID3のEMボタン615の表示条件としてレジストリ情報がセットされており、このID3のEMボタン615が表示される条件として、次に示すレジストリ情報が存在する必要がある。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥Japanese¥manual.htmlとなるレジストリ情報が存在する必要がある。
このレジストリ情報は、MVAP143がインストールされた時にMVAP143のインストーラにより記述される。MVAP143が削除(アンインストール)された場合は、MVAP143のアンインストーラがこのレジストリ情報を削除する。
要素842には、MVAP143のメイン画面621を表示する機能(プログラム)を表すviewer.exe…Japanese¥manual.html"というコードがセットされている。ここで、第1引数の"ABC Kmmn"は、メイン画面621が表示された時に、表示対象のEMとして周辺装置選択部625にMFP3用のEMを表す"ABC Kmmn"を指定する為の引数である。第2引数の"%…¥Japanese¥manual.html"は、表示するEMの格納先を表すパスを指定する為の引数である。周辺装置管理画面600上にID3のEMボタン615が表示された場合、ユーザ操作によりこのボタンが押下される。これにより、図14で後述するフローに従って、周辺装置選択部625でMFP3用の日本語のEMが指定されて、このEMが表示された図4の(b)に示すメイン画面621が起動されて、表示される。
図5、図6において、%ProgramFiles%はOSの予約語であり、OS内で、OSがインストールされているドライブのProgram Filesフォルダの絶対パスに置換される。例えば、OSがCドライブにインストールされている場合、%ProgramFiles%はOS内でC:¥Program Filesに置換される。ここで、%ProgramFiles%は、オペレーティングシステムが認識可能な予約語として設定されている。
例えば、OSがEドライブにインストールされている場合、%ProgramFiles%はOS内でE:¥Program Filesに置換される。
従来は、OSがインストールされる可能性のある全てのドライブを想定して、図7に示されるように<dm:required>要素及び<dm:execute>要素にCドライブ、Dドライブ、・・・、ZドライブのProgram Filesフォルダをハードコードした周辺装置管理制御用ファイル800を用意する必要があった。
このような従来例では、周辺装置管理制御用ファイル800に膨大な数の<dm:required>要素及び<dm:execute>要素を記載しなくてはならない。このため、例えば、MFP3がPC1に接続されているときに起動される周辺装置管理画面600が、起動されてから表示されるまでに数十秒の時間を要したり、正しい内容で表示されない等の問題点があった。
これらの問題点を回避する為に、OSがインストールされると想定されるドライブを例えば、C、D、Eドライブに限定することで、問題点だけを回避することができる。しかしながら、例えばFドライブ等、C、D、Eドライブ以外のドライブにOSがインストールされている環境においては、以下の問題が発生する。たとえEMがOSのインストール先のドライブと同じドライブにインストールされた場合でも、周辺装置管理画面600上にEMボタンが表示されず、周辺装置管理画面600上からそのEMを起動して表示することができないという問題点が残ってしまう。
本実施形態では、%ProgramFiles%というOSの予約語を使用することで、これらの問題点を解決する。その結果、任意のドライブにOS及びEMがインストールされている環境において、インストールされているEMを表示する為のEMボタンが周辺装置管理画面600上に表示される。そして、このEMボタンを押下することで、前記EMを正しく表示することができる。このように、本発明を利用することで、ユーザの操作性に優れた周辺装置制御システムを実現することができる。
図8は、周辺装置管理とマニュアル表示アプリケーションとのソフトウェア構成の一例を示す図である。
図8において、周辺装置管理部80は、表示部901、周辺装置管理制御部902、リンク実行部903、周辺装置管理制御用ファイル読取り部904、周辺装置管理制御用ファイル格納部905からなる。周辺装置管理制御用ファイル格納部905には、図11のS1405で保存された周辺装置管理制御用ファイル800が格納されている。MVAP143は、起動元判断部906、アプリケーション制御部907、デフォルト周辺装置設定部908、EM表示部909、言語切り換え制御部910により構成される。EM表示部909は、MVAP143が実行された時に、周辺装置選択部625で指定された周辺装置用のEMの表示の制御を行うモジュールである。EM表示部909は、図4や第2実施形態で後述する図15に示すメイン画面620、621、622、623の表示を制御する。言語切り換え制御部910における処理の詳細に関しては、第2実施形態で後述する。
周辺装置管理画面600は、MFP3がネットワーク4を介してPC1に接続されるか、或いは、図3の(a)に示すフォルダ500内の周辺装置が選択されることにより起動・表示される。ここでは、MFP3がネットワーク4を介してPC1に接続され、図3の(b)、図3の(c)に示す周辺装置管理画面600が起動・表示される場合の例を中心に説明する。
図9は、EM一式のインストールの処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートに係るプログラムは、CD−ROM10またはHDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。ユーザが、CD−ROM10をPC1に挿入し、CD−ROM10内のSUP13を実行すると、SUP13が、図9のEM一式のインストールの処理を開始する。
SUP13が、OSの表示言語を取得し(S1702)、CD−ROM10の仕向け地、すなわち、SUP13の仕向け地と比較する(S1703)。SUP13が、OSの表示言語と前記仕向け地が一致すると判断した場合S1705へ進み、一致しないと判断した場合S1706へ進む。ここで、一致するの判断方法としては、例えば、OSの表示言語が日本語で、CD−ROM10の仕向け地が日本の場合は一致すると判断する。一方、一致しないの判断方法としては、OSの表示言語が日本語で、CD−ROM10の仕向け地が北米の場合は一致しないと判断する。
S1705において、SUP13が、OSの表示言語をEMの表示言語として設定する。
今、OSの表示言語が日本語で、CD−ROM10の仕向け地が北米であり、CD−ROM10には、英語、スペイン語、フランス語用のEMが格納されている、と仮定する。S1706において、SUP13が、言語選択画面(不図示)を表示する。この言語選択画面では、英語、スペイン語、フランス語の中から何れか一つの言語を選択することができる。この言語選択画面において、ユーザが言語を選択すると、SUP13が、選択された言語をEMの表示言語として設定する。
S1707において、SUP13が、S1705またはS1706で設定された言語(表示言語)用のEMと、MVAP143等から構成されるEM一式をPC1のHDD202にインストールする。例えば、OSがCドライブにインストールされているPCにおいて、SUP13が、MFP3用の英語のEMをインストールした場合、SUP13が、図4の(c)に示すC:¥Program Files…¥English¥manual.htmlというような所定のフォルダに、MVAP143とMFP3用の英語のEMをコピーしてインストールする。
S1708において、SUP13が、インストールしたEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。例えば、SUP13が、MFP3用の英語のEMをインストールした場合、SUP13が、次に示すようなEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥English¥manual.htmlとなるレジストリ情報が存在する必要がある。S1709において、SUP13が、起動用のショートカットを作成してスタートメニューに登録し、EM一式のインストールの処理を終了する。
これにより、ユーザは、スタートメニューからこのショートカットを選択することで、MVAP143を起動して、EMを表示することができる。また、図3で前述した通り、ユーザは、EMボタン611または615を押下することによっても、MVAP143を起動して、EMを表示することができる。
尚、S1709において、スタートメニュー内にショートカットが生成されたが、このようなショートカットをデスクトップ上に生成してもよい。
このように、第1実施形態では、OSの表示言語と同じ言語用か、あるいは、ユーザが指定した言語用のEM一式が、所定のフォルダにインストールされる。
図10は、周辺装置接続時の処理の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。
周辺装置(MFP3)がPC(PC1)にネットワーク4を介して接続されると(S1301)、PC1がデバイスIDを取得する(S1302)。デバイスIDは、例えば「MFG:ABC;MDL:Kmmn;CLS:PRINTER;CMD:K4;DES:ABC Kmmn;」のような文字列で表されるものである。これは、PC1がネットワーク4を介してMFP3から取得することができるMFP3のプリンタ機能のデバイスIDであり、次の情報を表す。
製造元(MFG:) : ABC
モデル(MDL:) : Kmmn
クラス(CLS:) : PRINTER
コマンド(CMD:): K4(ABC社プライベートの印刷制御用コマンド)
ディスクリプション(DES:): ABC Kmmn
次に、周辺装置管理部80が、PC1にドライバ(プリンタドライバ50、FAXドライバ、スキャナドライバ(図は省略)が既にインストール済みかを判断する(S1303)。以下、図10の説明においてドライバ(プリンタドライバ、FAXドライバ、スキャナドライバ)は、単にドライバと記す。
S1303において、ドライバが未だインストールされていないと判断された場合、OSがドライバをインストールする(S1304)。その後、OSがドライバをロードする(S1305)。ドライバが正しくロードされると、図3の(a)に示すフォルダ500に周辺装置(MFP3)が登録された状態となる。周辺装置管理部80が、PC1に図5に示す周辺装置管理制御用ファイル800が既にインストール済みかを判断する(S1306)。S1306において、インストール済みの周辺装置管理制御用ファイルがドライバと整合しているか否かは、デバイスIDに含まれる製造元(MFG:)、モデル(MDL:)情報をもとに判定される。S1306において、周辺装置管理制御用ファイル800が未だインストールされていない場合、周辺装置管理部80が図11で後述する周辺装置管理制御用ファイルのインストールの処理を実行する(S1307)。そして、周辺装置管理部80が図12で後述する周辺装置管理画面の起動の処理を実行し(S1308)、周辺装置管理部80が周辺装置接続時の処理を完了する(S1309)。S1306において、周辺装置管理制御用ファイル800が既にインストールされている場合、S1308へ進む。S1303において、ドライバが既にインストールされている場合、S1305へ進む。
図11は、周辺装置管理制御用ファイルのインストールの処理の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。
図10のS1307において、周辺装置管理制御用ファイルのインストールの処理が実行されると、図11において、周辺装置管理部80が周辺装置管理のインストールの処理を開始する。まず、周辺装置管理部80がネットワーク4を介して接続されている周辺装置(MFP3)のデバイスIDを確認する(S1402)。このデバイスIDに含まれている製造元(MFG:)、モデル(MDL:)情報をもとに、周辺装置管理部80がPC1に接続されている周辺装置(MFP3)用の周辺装置管理制御用ファイル800を検索する(S1403)。図5の周辺装置管理制御用ファイル800には、要素801、要素802に周辺装置(MFP3)に対応した製造元(MFG:)「ABC」、モデル(MDL:)「Kmmn」が記載されている。
要素801、要素802に記載されている情報をもとに、周辺装置管理部80がWebサーバ9又はPC1に挿入されたCD−ROM10内のファイル格納部11又は12から、周辺装置(MFP3)用の周辺装置管理制御用ファイル800を検索する。周辺装置管理部80が、ファイル格納部11又は12から周辺装置管理制御用ファイル800が見つかったか否かを判断する(S1404)。S1404において、周辺装置管理制御用ファイル800が見つかった場合、周辺装置管理部80がその周辺装置管理制御用ファイル800をPC1のHDD202内の所定の位置に保存する(S1405)。そして、周辺装置管理部80が周辺装置管理制御用ファイル800を周辺装置管理制御用ファイル格納部905にインストールする(S1406)。このようにしてインストールが完了すると、周辺装置管理部80が周辺装置管理制御用ファイル800のインストールの処理を終了する。
本実施形態においては、周辺装置(MFP3)に対応した周辺装置管理制御用ファイル800が検出され、インストールされたものとする。S1404において、周辺装置管理制御用ファイル800が見つからなかった場合、周辺装置管理部80が周辺装置管理制御用ファイル800をインストールせずに、周辺装置管理制御用ファイルのインストールの処理を終了する。
図12は、周辺装置管理画面の起動の処理の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。
図10のS1308において、周辺装置管理部80が周辺装置管理の起動の処理を実行すると、図12において、周辺装置管理部80が周辺装置管理画面の起動の処理を開始する。また、ユーザがフォルダ500内の周辺装置503を選択した場合も、周辺装置管理部80が周辺装置管理画面の起動の処理を開始する。
周辺装置管理制御部902がフォルダ500にて選択された周辺装置名を取得する(S1502)。本実施形態においては、周辺装置503が選択されているので、「ABC Kmmn」という周辺装置名が取得される。この周辺装置名をもとに、周辺装置管理制御用ファイル読取り部904が図11のS1405で保存された図5に示す周辺装置管理制御用ファイル800をロードする(S1503)。この周辺装置管理制御用ファイル800をもとに、周辺装置管理制御部902が図13で後述する周辺装置管理画面の表示内容の構築処理を実行する(S1504)。S1504で構築された周辺装置管理画面の表示内容に従って、周辺装置管理制御部902が表示部901を介して周辺装置管理画面600を表示する(S1505)。そして、周辺装置管理部80が周辺装置管理画面の起動の処理を終了する。
図13は、周辺装置管理画面の表示内容の構築の処理の一例を示すフローチャートである。図13のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。
図12のS1504において、周辺装置管理画面の表示内容の構築処理が実行されると、周辺装置管理制御部902が周辺装置管理画面の表示内容の構築の処理を開始する。周辺装置管理制御部902がID1(id="1")の印刷設定ボタン607を構築する(S1202)。周辺装置管理制御部902が英語のEMのインストール状況を確認する。例えば、MFP3の例の場合、上記(1)〜(4)に示すレジストリから、その値(Data)としてセットされているEMのインストール状態を表す情報を取得して確認する(S1203)。
S1204において、周辺装置管理制御部902が、前記レジストリにセットされている値(Data)が、図5に示す要素814または図6に示す要素834に記載されている英語のEMのインストール状態を表す情報%…¥English¥manual.htmlと一致すると判断した場合S1205へ進み、一致しないと判断した場合S1206へ進む。
S1205において、周辺装置管理制御部902がID2(id="2")のEMボタン611または615を構築し、周辺装置管理画面の表示内容の構築処理を終了する(S1209)。S1206において、周辺装置管理制御部902が日本語のEMのインストール状況を確認する。例えば、MFP3の例の場合、上記(1)〜(4)に示すレジストリから、その値(Data)としてセットされているEMのインストール状態を表す情報を取得して確認する。
S1207において、周辺装置管理制御部902が、前記レジストリにセットされている値(Data)が、図5に示す要素821または図6に示す要素841に記載されている日本語のEMのインストール状態を表す情報
%…¥Japanese¥manual.htmlと一致すると判断した場合S1208へ進み、一致しないと判断した場合周辺装置管理画面の表示内容の構築処理を終了する。
そして、S1208において、周辺装置管理制御部902がID3(id="3")のEMボタン611または615を構築し、周辺装置管理画面の表示内容の構築処理を終了する。
図14は、マニュアル表示アプリケーションの起動の処理の一例を示すフローチャートである。図14のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。
ユーザが、図3に示した周辺装置管理画面600上のEMボタン611または615を押下すると、MVAP143の起動の処理が開始される。S1101において、図8に示す周辺装置管理部80内の周辺装置管理制御部902が、リンク実行部903を介して図5に示す要素815、822、または図6に示す要素835、842に記載されている情報をアプリケーション制御部907に渡す。この情報から、アプリケーション制御部907が第1引数の"ABC Kmmn"で表された周辺装置(MFP3)を指定する情報を取得する(S1102)。
アプリケーション制御部907が第1引数の周辺装置を指定する情報(周辺装置指定情報)の有無を確認し、周辺装置の指定(周辺装置指定情報)が有る場合(S1103)、S1104へ進む。S1103において、周辺装置の指定(周辺装置指定情報)が無い場合、S1105へ進む。本実施形態では、図5に示す要素815、822、または図6に示す要素835、842に記載されている第1引数の周辺装置を指定する情報により周辺装置の指定が行われるので、S1103からS1104へ進む。例えば、第1引数がセットされずにMVAP143が起動された場合、S1103からS1105へ進む。
S1104において、デフォルト周辺装置設定部908が、指定された周辺装置をデフォルト周辺装置に設定し、周辺装置選択部625でその周辺装置を指定し、S1107へ進む。S1105において、デフォルト周辺装置設定部908が、アプリケーション/DDIインタフェース84を介して、OSのデフォルト周辺装置情報を取得する。OSのデフォルト周辺装置とは、図3の(a)のフォルダ500にて、デフォルトマーク502が付与されている周辺装置を表す。本実施形態では、周辺装置501(XYZ Defg)がデフォルト周辺装置として設定されているので、S1105において、「XYZ Defg」という周辺装置名称が取得される。デフォルト周辺装置設定部908が、S1105で取得したOSのデフォルト周辺装置をもとに、周辺装置(ドライバ)名をMVAP143のデフォルト周辺装置に設定し、周辺装置選択部625でその周辺装置を指定し(S1106)、S1107へ進む。
S1106において、デフォルト周辺装置設定部908がS1105で取得したOSのデフォルト周辺装置から適切な周辺装置(ドライバ)名を発見できない場合、MVAP143が前回起動時に設定した周辺装置(ドライバ)名をデフォルト周辺装置に設定する。そして、周辺装置選択部625でデフォルト周辺装置の周辺装置を指定する。尚、MVAP143のデフォルト周辺装置の情報は、MVAP143が管理するRAM201上のメモリ内に保持される。S1107において、アプリケーション制御部907が、第2引数で指定されたEMの格納先を表すパスを取得する。この時、第2引数内のOSの予約語である%ProgramFiles%は、OS内で絶対パスに置換されてアプリケーション制御部907に渡される。例えば、OSがCドライブにインストールされている場合、第2引数内の%ProgramFiles%が、OS内でC:¥Program Filesという絶対パスに置換されて、アプリケーション制御部907に渡される。
S1108において、EM表示部909が、S1107で取得したEMのパスに格納されているEMを指定して、メイン画面620または621を表示して、EM表示エリア626にEMを表示する。
アプリケーション制御部907が、OSから通知されるメッセージを確認し(S1109)、終了を表すメッセージを受け取った場合(S1110)、S1112へ進む。そして、S1112で、アプリケーション制御部907が、MVAP143の全ての画面を閉じて、マニュアル表示アプリケーションの起動の処理を終了する。S1110において、アプリケーション制御部907が終了を表すメッセージ以外のメッセージを受け取った場合、アプリケーション制御部907が各メッセージに応じた処理を行い(S1111)、S1109に戻る。これにより、図3に示す画面表示を適正に行うことができる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、SUP13が、OSの表示言語と同じ言語用か、あるいは、ユーザが指定した言語用のEM一式を、所定のフォルダにインストールする例を挙げた。第1実施形態の例で挙げたMVAP143は、EMの表示言語を切り換える機能を備えていない。
従って、インストール時に、SUP13またはユーザからの指示によって決定された言語用のEMがインストールされた後は、たとえOSの表示言語が他の言語に切り換えられたとしても、インストール時に決定された言語用のEMが表示される。
第2実施形態では、MVAP143が、EMの表示言語を切り換える機能を備える例を挙げる。具体的には、ユーザがOSの表示言語を別の言語に切り換えて、EMの表示言語もその言語に切り換える場合を想定する。この場合において、ユーザが周辺装置管理画面600上のEMボタン611または615を押下した時に、ユーザが期待する言語用のEMが正しく表示されるような、周辺装置制御システムを例として説明する。
図15は、マニュアル表示アプリケーションが表示するメイン画面(ユーザインタフェース)とEM一式のインストール状態の例を示す図である。
図15の(a)、(b)は、MVAP143のメイン画面の例を示す図である。図15において、図4で既に説明した内容に関しては、その説明を省略する。 図15の(a)において、622は、英語のEMが指定された場合における、MVAP143のメイン画面であり、MVAP143のEM表示部909がPC1上に表示する。図15の(b)において、623は、日本語のEMが指定された場合における、MVAP143のメイン画面であり、MVAP143のEM表示部909がPC1上に表示する。
図15の(a)、(b)において、624は言語選択部であり、PC1のHDD202にインストールされている各言語用のEMの中から、EM表示エリア626に表示するEMの表示言語を、ユーザが選択することができる。言語選択部624は、格納先情報指定手段として機能する。これらの例では、CD−ROM10の仕向け地がアメリカ及び日本である場合を表し、次に示す言語/英語/日本語用のEMがインストール及びリストアップされていて、選択可能である状態を表している。図15の(a)では、言語選択部624で英語が選択されて、英語のEMが表示されている状態を、図15の(b)では、言語選択部624で日本語が選択されて、日本語のEMが表示されている状態を、それぞれ表している。ここで選択されている言語用のEMを、EM表示部909がEM表示エリア626に表示する。
図15の(c)は、EM一式のインストール状態の例を示す図である。図15の(c)は、ABC Kmmn、ABC Nmmk、ABC Mnkmの3つの周辺装置用の英語と日本語のEM一式がインストールされている状態を示す。
図15の(c)において、viewer.exeがMVAP143の実行ファイル、manual.htmlが各周辺装置及び各言語用のEMのHTMLファイルである。SUP13が、EM一式をPC1のHDD202にインストールする際に、MVAP143の実行ファイルと、全言語、すなわち、この図の例では英語と日本語用のEMのHTMLファイルを、全てインストールする。尚、この図の例では、OSがCドライブにインストールされているケースを示す。
SUP13が、第2実施形態のEM一式をPC1のHDD202にインストールする処理の一例を、図9を参照して複数の表示言語に対応づけられた特定のアプリケーションを記憶手段にインストールする処理を説明する。
ユーザが、CD−ROM10をPC1に挿入し、CD−ROM10内のSUP13を実行すると、SUP13が、図9のEM一式のインストールの処理を開始する。S1702〜S1706の処理は、第1実施形態と同じである。S1707において、第2実施形態では、SUP13が、EM一式をPC1のHDD202にインストールする際に、MVAP143の実行ファイルと、全言語、例えば、図15の例では英語と日本語用のEMのHTMLファイルを、全てインストールする。S1708において、第2実施形態では、SUP13が、S1705またはS1706で設定された言語(表示言語)用のEMのパスをレジストリに保存する。例えば、SUP13が、MFP3用EMをインストールした場合において、S1705またはS1706で設定された言語(表示言語)が英語の場合、SUP13が、次に示すようなEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData: %ProgramFiles%¥ABC¥Manual Viewer¥ABC Kmmn¥English¥manual.htmlとなるレジストリ情報をHDD202上のシステム領域に保存する。
S1709、S1710の処理は、第1実施形態と同じである。
今、第1実施形態で説明した周辺装置制御システムに対して、MVAP143に図15に示す言語選択部624だけを単に追加した例を考える。ユーザがMFP3用のEM一式をPC1のHDD202にインストールする際に、OSの表示言語が英語で、CD−ROM10の仕向け地がアメリカ及び日本である場合、図9のS1705において、SUP13がOSの表示言語をEMの表示言語として設定する。そして、図9のS1708において、SUP13が、次に示すようなEMのパスを表す情報をレジストリに保存した後、EM一式のインストールの処理を終了する。
レジストリの内容が上記(1)〜(4)のうち、(4)がData… ¥English¥manual.htmlであるとする。
この状態において、ユーザが、周辺装置管理画面600を起動すると、図3の(b)に示す周辺装置管理画面600が表示される。
この時、図13のフローチャートに従って、周辺装置管理制御部902が、MFP3用の英語のEMを表示する為のID2(id="2")のEMボタン611を構築する。ユーザがこのEMボタン611を押下すると、図14のフローチャートに従って、MVAP143がMFP3用の英語のEM、すなわち、第2実施形態では図15の(a)に示すメイン画面622を表示する。
ここで、図15の(a)に示すユーザが言語選択部624でEMの表示言語を英語から日本語に変更する場合、メイン画面の表示内容が、図15の(b)に示すメイン画面623に切り換わり、メイン画面623が表示された状態となる。図16のS1617で後述するように、MVAP143が、この時のEMのパスを表す情報を、次に示すレジストリに保存する。なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥Japanese¥manual.htmlとなるレジストリ情報を保存する。ここで、ユーザがメイン画面623を一旦閉じる。
この時、周辺装置管理画面600が表示されたままの状態となっているが、この周辺装置管理画面600上には、MFP3用の英語のEMを表示する為のID2(id="2")のEMボタン611が表示されている。
すなわち、このEMボタン611と、先程一旦閉じられたメイン画面623との間で、EMの表示言語の不一致が発生している状態となっている。この状態において、ユーザが前記EMボタン611を押下すると、図14に示すフローチャートに従って、図15の(a)に示すMFP3用の英語のEMのメイン画面622が表示されてしまう。
ユーザにとってみると、つい先程、メイン画面622の言語選択部624でEMの表示言語を英語から日本語に変更して、図15の(b)に示すメイン画面623にEMの表示言語を切り換えてもEMの表示言語が再びメイン画面622に示す英語に戻ってしまう。このような表示がなされてしまうと、ユーザはメイン画面622に対して以後どのような操作を行うべきか混乱してしまうという問題点がある。第2実施形態では、このような問題点に着目し、この問題点を解決し、ユーザの操作性に優れた周辺装置制御システムを実現することを目的とする。
図16は、マニュアル表示アプリケーションの起動の処理の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートに係るプログラムは、HDD202に記憶されており、RAM201に読み出され、CPU204により実行される。以下、一例としてマニュアル表示アプリケーションが図15に示すUI画面上の表示を切り換える制御について詳述する。
ユーザが、周辺装置管理画面600上のEMボタン611または615を押下すると、MVAP143の起動の処理が開始される。S1601において、図8に示す周辺装置管理部80内の周辺装置管理制御部902が、リンク実行部903を介して図5に示す要素815、822、または図6に示す835、842に記載されている情報をアプリケーション制御部907に渡す。この情報をもとに、S1602において、アプリケーション制御部907、デフォルト周辺装置設定部908が、図14のS1102〜S1106の各処理を実行する。
S1603において、言語切り換え制御部910が、レジストリに保存されているEMのパスから、EMの表示言語情報を取得して、MVAP143が管理するRAM201上のメモリ内に保持する。例えば、レジストリに保存されている情報が、レジストリの内容が上記(1)〜(4)のうち、(4)がData… ¥Japanese¥manual.htmlの場合を考える。この場合、%…¥Japanese¥manual.htmlの中から、EMの表示言語を表す「Japanese」という情報を取得して、RAM201上のメモリ内に保存する。
S1604において、アプリケーション制御部907が、第2引数で指定されたEMの格納先を表すパスを取得して、MVAP143が管理するRAM201上のメモリ内に保存する。この時、第2引数内のOSの予約語である%ProgramFiles%は、OS内で絶対パスに置換されてアプリケーション制御部907に渡される。例えば、OSがCドライブにインストールされている場合、第2引数内の%ProgramFiles%が、OS内でC:¥Program Filesという絶対パスに置換されて、アプリケーション制御部907に渡される。
S1605において、言語切り換え制御部910が、アプリケーション制御部907がS1604で取得したEMのパス(電子マニュアル情報の格納先情報)から、その中に含まれる表示言語情報を取得する。そして、言語切り換え制御部910が、取得したEMの表示言語を表す情報をMVAP143が管理するRAM201上のメモリ内に保存する。例えば、EMのパスがC:¥Program…¥English¥manual.htmlの場合、この中からEMの表示言語を表す「English」という情報を取得して、RAM201上のメモリ内に保存する。
S1606において、言語切り換え制御部910が、S1603で保存したユーザから受け付けたEMの表示言語情報と、S1605でレジストリから取得したEMの表示言語情報を比較し、それぞれが一致するかどうかを判断する。ここで、表示言語情報が一致すると言語切り換え制御部910が判断した場合S1607へ進み、一致しないと判断した場合S1608へ進む。ここで、S1606は、本実施形態において言語情報比較による判断ステップに対応する。
S1607において、EM表示部909が、S1604で保存されたレジストリ上のEMのパスに格納されているEMを指定して、図15に示すメイン画面622または623を表示して、EM表示エリア626にEMを表示した後、S1613へ進む。これにより、EMインストール時に表示言語として英語を選択している場合であって、ユーザから受け付けた表示言語情報が英語であれば、EM表示部909が英語のEMを表示する。
一方、S1606でユーザから受け付けた表示言語情報とレジストリ上の第1の格納先情報に含まれる表示言語情報(第2の言語情報)が一致しない場合は、S1608へ進む。
そして、S1608で、言語切り換え制御部910が、S1604で保存されたEMのパス内に含まれているEMの表示言語情報を、S1603で保存したレジストリから取得したEMのパス内に含まれるEMの表示言語情報で置換したEMのパスを生成する。以下、ユーザから受け付けた表示言語情報(第1の言語情報)が日本語の場合であって、レジストリ上のEMの第2の格納先情報に英語(第2の言語情報)が設定されていた場合、すなわち、現在、S1604とS1603に記載した例を用いて説明する。
S1604で保存されたEMのパスC:¥…¥English¥manual.html内の「English」を、言語切り換え制御部910が「Japanese」に置換して、EMのパスC:¥Program…Japanese¥manual.htmlを生成する。S1609において、言語切り換え制御部910が、S1608で生成されたEMのパスで指定されたフォルダを参照し、EMのHTMLファイルが存在するか否かを確認する。S1610において、言語切り換え制御部910が、EMのHTMLファイルが前記フォルダ内に存在すると判断した場合S1611へ進み、存在しないと判断した場合S1607へ進む。S1611において、言語切り換え制御部910が、S1608で生成されたEMのパス表す情報をレジストリに保存する。例えば、上記例では、次に示すようなEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥Japanese¥manual.htmlとなるレジストリ情報をHDD202のシステム領域に保存する。S1612において、EM表示部909がS1608でEMの表示言語を表す情報を置換して生成したEMのパス(第3の格納先情報)に格納されているEMを指定して図15に示すメイン画面622または623を表示してEM表示エリア626にEMを表示する表示制御を実行する。
アプリケーション制御部907が、OSから通知されるメッセージを確認し(S1613)、終了を表すメッセージを受け取った場合(S1614)、アプリケーション制御部907が、MVAP143の全ての画面を閉じる。そして、マニュアル表示アプリケーションの起動の処理を終了する。一方、S1614において、アプリケーション制御部907が終了を表すメッセージ以外のメッセージを受け取った場合、S1615へ進み、ユーザによる表示言語の切り替え要求に従い受け付ける。
S1615において、ユーザが言語選択部624でEMの表示言語を切り換えて、言語切り換え制御部910がその表示言語変更を表すメッセージを受け取った場合は、S1616へ進む。言語切り換え制御部910が表示言語変更を表すメッセージ以外のメッセージを受け取った場合、アプリケーション制御部907が各メッセージに応じた処理を行い(S1619)、S1613へ戻る。
S1616において、言語切り換え制御部910が、レジストリに保存されているEMのパスを表す情報を取得して、この情報に対して、ユーザが変更して指定したEMの表示言語を表す情報を用いて、EMのパスを表す情報を変更する。例えば、次に示すようなEMのパスを表す情報のうち、なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData…¥Japanese¥manual.htmlとしてレジストリに保存されている場合、ユーザが言語選択部624でEMの表示言語を日本語から英語に変更した場合を想定する。この場合、言語切り換え制御部910が、このEMのパスを表す情報内のEMの表示言語を表す「Japanese」を「English」に変更し、EMのパスを表す情報を%…¥English¥manual.htmlと変更する。S1617において、言語切り換え制御部910がS1616で変更されたEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。例えば、上記例では、次に示すようなEMのパスを表す情報をレジストリに保存する。
なお、レジストリ(1)〜(3)は上記レジストリと同様で、(4)がData… ¥English¥manual.htmlとなるレジストリ情報を保存する。
S1618において、EM表示部909が、S1616でEMの表示言語を表す情報を変更して得られたEMのパスを表す情報をもとに、予約語をOSのインストール先のドライブの絶対パスを用いて置換した、EMのパスに格納されているEMを指定する。
ここで、予約語とは、%ProgramFiles%である。そして、EM表示部909が、図15に示すメイン画面622またはメイン画面623を表示して、EM表示エリア626にEMを表示する表示制御を実行する。すなわち、EM表示部909は、ユーザが言語選択部624で変更して指定した表示言語で、EMを表示する。そして、S1613へ戻る。
S1608において、言語切り換え制御部910が、S1604で保存されたEMの表示言語を表す情報を、S1603で保存されたEMの表示言語を表す情報で置換して、EMのパス(第3の言語情報を含む)を生成する理由を以下に記す。例えば、MVAP143が前回の起動時に、周辺装置選択部625でMFP3とは異なる「ABC Mnkm」が選択された状態で終了していたケースを考える。
このケースにおいて、ユーザが周辺装置管理画面600上のEMボタン611またはEMボタン615を押下した場合を想定する。ここで、MFP3用のEMを表示しようとした場合でも、言語切り換え制御部910が行う置換処理により、第2実施形態の冒頭で説明した問題点を解決しつつ、MFP3用のEMが正しく表示される。このように、第2実施形態により、MVAP143がEMの表示言語を切り換える機能を備える場合においても、ユーザの操作性に優れた周辺装置制御システムを実現することができる。
例えば、MFP3用の英語の電子マニュアル一式がPCにインストールされた場合、図9のフローチャートに従ってインストールの処理が行われ、S1709において、スタートメニュー内またはデスクトップ上にショートカットが生成される。この時、ショートカットの内容は、次のようなものになる。
viewer.exe "ABC Kmmn" "C:¥Program Files¥ABC¥Manual Viewer¥ABC Kmmn¥English¥manual.html"
今、ユーザがこのショートカットを実行してMVAP143を起動し、英語の電子マニュアルが表示されている状態であるとする。この時、ユーザが言語選択部624を操作してMVAP143及び電子マニュアルの表示言語を日本語に変更すると、図16のS1615〜S1618の処理が実行される。その後、ユーザがMVAP143を一旦閉じて終了する。その後、ユーザが周辺装置管理画面600を起動すると、図13のフローチャートに従って、S1204でNOに進み、S1207でYESに進むので、S1208において、周辺装置管理制御部902がEMボタン611またはEMボタン615(ID3(id="3"))を構築する。そして、日本語の電子マニュアルを表示することができるEMボタン611または615を備える周辺装置管理画面600が表示される。このように、MVAP143上で変更された表示言語が、周辺装置管理画面600上のEMボタン611またはEMボタン615からMVAP143を起動した場合にも正しく反映され、ユーザの操作性に優れる。
〔第3実施形態〕
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、上述した実施形態では、アプリケーションの例として図8に示すような周辺装置管理部80を挙げたが、この例に限られることなく、同様な機能を備える任意のアプリケーションで実現可能であり、有効である。また、上述した実施形態では、アプリケーションの例として図8に示すようなMVAP143を挙げた。しかし、この例に限られることなく、複数の周辺装置及び言語をサポートするような、同様な機能を備える任意のアプリケーションで実現可能であり、有効である。
また、上述した実施形態では、情報処理装置としてパーソナルコンピュータを想定した。しかし、この例に限られることなく、例えばDVDプレーヤー、ゲーム、セットトップボックス、インターネット家電等、同様な使用方法が可能な任意の情報処理装置(端末)に対して実現することができ、有効である。また、上述した実施形態では、周辺装置としてMFPを例示した。しかし、周辺装置として他に、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備える装置等の何れかであってもよい。
また、上述した実施形態では、OSに例としてWindows(登録商標) 7と同等のOSを使用したが、これらのOSに限られることなく、任意のOSを使用することができる。
また、上述した実施形態では、ネットワーク4の構成例としてEthernet(登録商標)を用いたが、この例に限られることなく、他の任意のネットワーク構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、PC1とMFP3、MFP7との間のインタフェースとして、Ethernet(登録商標)を用いた。しかしながら、このインタフェースに限られることなく、例えば、無線LAN、IEEE1394、Bluetooth、USB等の任意のインタフェースを用いるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、Webサービスのプロトコルの例としてWSDを挙げたが、この例に限られることなく、例えばIHVの独自プロトコル等の任意のプロトコルを用いるようにしてもよい。また、上述した実施形態では、周辺装置管理画面600上のEMボタン611または615が押下されたときに、適切な周辺装置(ドライバ)が設定された状態でMVAP143を起動してEMを表示する例を挙げた。しかしながら、この例に限られることなく、例えば、周辺装置管理画面上から任意のアプリケーションを起動したり、Webサイトへリンクしたり、サービスを提供したりという場合に、適切な周辺装置(ドライバ)名やファイルパスを指定して実行してもよい。その際、アプリケーションやドライバの格納先を指定する例以外として、例えば、アプリケーションが参照するコンテンツ(ファイル、リソース等)の格納先を指定してもよい。
また、上述した実施形態では、周辺装置管理画面600上のEMボタンが押下された時に、MVAP143を起動してEMを表示する例を挙げた。
しかしながら、この例に限られることなくプリンタドライバ50等のドライバ内の機能にも応用できる。例えば、周辺装置管理画面600上にプリンタドライバ50内のステータスモニタ39を起動する機能を備えるボタンを表示し、この機能、すなわち、ステータスモニタ39を起動して表示する際に、適切な表示言語を用いて表示することも可能である。
また、上述した実施形態では、言語選択部624により、MVAP143のEM表示エリア626に表示するEMの表示言語を切り換える例を挙げた。しかしながら、この例に限られることなく、例えば、OSの表示言語と連動して、EM表示エリア626に表示するEMの表示言語を切り換えるようなアプリケーションにも応用できる。また、上述した実施形態では、SUP13または言語切り換え制御部910が、EMのパスを表す情報をレジストリに保存して、その情報をもとにEMの表示言語を自動的に切り換える例を挙げた。しかしながら、この例に限られることなく、例えば、表示言語の情報をレジストリに保存して、その情報をもとにアプリケーションの表示言語を自動的に切り換えるようなアプリケーションにも応用できる。また、上述した実施形態では、情報を格納して保存しておくレジストリとして、PC内の全てのユーザに対して適用されるHKEY_LOCAL_MACHINEを利用する例を挙げた。
しかしながら、この例に限られることなく、例えば、ログインしているユーザ専用のHKEY_CURRENT_USERを利用してもよい。特に実施形態2のように、表示言語を切り換える機能を備える場合は、PCを使用するユーザ毎に使用する表示言語が異なるケースが考えられるので、HKEY_CURRENT_USERを利用することで、より一層効果的である。
さらに、HKEY_CURRENT_USERを参照する場合と、HKEY_LOCAL_MACHINEを参照する場合を、優先順位を付けて組み合わせてもよい。例えば、第1優先としてHKEY_CURRENT_USERを、第2優先としてHKEY_LOCAL_MACHINEを参照する、というような実施形態も有効である。
この場合、例えばインストール直後はHKEY_LOCAL_MACHINEに保存されている情報をもとに、全てのユーザに共通の使用環境として、インストール時に選択された表示言語でアプリケーションやドライバを起動して表示することができる。その後、実際にそのアプリケーションやドライバを使った後は、HKEY_CURRENT_USERに保存されている情報をもとに、各ユーザの使用環境に応じて適切な表示言語でアプリケーションやドライバを起動して表示することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザの使用環境に応じて適切な表示や機能を提供する周辺装置管理画面を提供することができる。
また、上述した各実施形態によれば、アプリケーションを起動して周辺装置を制御する際に、ユーザの使用環境に合わせて自動的に適合して周辺装置を適切かつ確実に制御することができる。
よって、上述した各実施形態によれば、ユーザの使用環境に応じて適切な表示や機能を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
1、2 PC
80 周辺装置管理部
143 MVAP

Claims (10)

  1. 周辺装置を管理する情報処理装置であって、
    各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報を用いて表示される周辺装置管理画面を介して周辺装置アプリケーションを管理する周辺装置管理手段と、
    オペレーティングシステムの言語情報とは異なる言語情報が選択された場合、前記周辺装置管理手段は、前記選択された異なる言語情報と前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報を用いて、前記選択された異なる言語情報にて前記周辺装置アプリケーションの画面を表示するための表示部を周辺装置管理画面上に構築することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記周辺装置アプリケーションを前記選択された異なる言語情報に対応するパスに保存し、前記パスを格納先情報として保存する保存手段を更に有し、
    前記周辺装置管理手段は、前記保存手段に保存された格納先情報に含まれる言語情報と前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報とを用いて、前記表示部を構築することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 周辺装置を管理する情報処理装置であって、
    各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報を用いて表示部に表示する周辺装置管理画面を介して周辺装置アプリケーションを管理する周辺装置管理手段と、
    前記周辺装置アプリケーションの格納先情報を保存する保存手段と、
    外部から前記格納先情報を指定する格納先情報指定手段と、
    前記格納先情報指定手段で指定された第1の格納先情報に含まれる第1の言語情報と、前記保存手段に保存されている第2の格納先情報に含まれる第2の言語情報とを比較する言語情報比較手段を備え、
    前記周辺装置管理手段は、前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報と前記第2の言語情報とを用いて周辺装置管理画面上の表示を切り換え、
    前記周辺装置アプリケーションは、前記第1の言語情報と前記第2の言語情報が一致する場合、前記第1の格納先情報を利用し、前記第1の言語情報と前記第2の言語情報が一致しない場合、前記第1の格納先情報に含まれる前記第1の言語情報を前記第2の言語情報で置換して生成される第3の格納先情報を利用して表示部の表示内容を切り換えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記周辺装置アプリケーションは、前記周辺装置のマニュアル情報を表示するマニュアル表示アプリケーションであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記周辺装置アプリケーションの格納先情報は、オペレーティングシステムが認識可能な予約語で記述されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザの指示に従って前記オペレーティングシステムの言語情報とは異なる言語情報を選択する選択手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部が選択された場合、前記選択された異なる言語情報の前記周辺装置アプリケーションの画面が表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  8. 周辺装置を管理する情報処理装置における周辺装置制御方法であって、
    各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報を用いて表示される周辺装置管理画面を介して周辺装置アプリケーションを管理する周辺装置管理工程と、
    オペレーティングシステムの言語情報とは異なる言語情報が選択された場合、前記周辺装置管理工程は、前記選択された異なる言語情報と前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報を用いて、前記選択された異なる言語情報にて前記周辺装置アプリケーションの画面を表示するための表示部を周辺装置管理画面上に構築することを特徴とする周辺装置制御方法。
  9. 周辺装置を管理する情報処理装置における周辺装置制御方法であって、
    各機能を制御するための情報が定義されている周辺装置管理機能制御情報を用いて表示部に表示する周辺装置管理画面を介して周辺装置アプリケーションを管理する周辺装置管理工程と、
    前記周辺装置アプリケーションの格納先情報を保存する保存工程と、
    外部から前記格納先情報を指定する格納先情報指定工程と、
    前記格納先情報指定工程で指定された第1の格納先情報に含まれる第1の言語情報と、前記保存工程において保存され第2の格納先情報に含まれる第2の言語情報とを比較する言語情報比較工程を備え、
    前記周辺装置管理工程は、前記周辺装置管理機能制御情報に含まれる言語情報と前記第2の言語情報とを用いて周辺装置管理画面上の表示を切り換え、
    前記周辺装置アプリケーションは、前記第1の言語情報と前記第2の言語情報が一致する場合、前記第1の格納先情報を利用し、前記第1の言語情報と前記第2の言語情報が一致しない場合、前記第1の格納先情報に含まれる前記第1の言語情報を前記第2の言語情報で置換して生成される第3の格納先情報を利用して表示部の表示内容を切り換えることを特徴とする周辺装置制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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