JP5905786B2 - 原価計算プログラム、原価計算コンピュータ、原価計算装置 - Google Patents

原価計算プログラム、原価計算コンピュータ、原価計算装置 Download PDF

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Description

本発明は、製品原価を計算する技術に関するものである。
製品の原価は、原料のほかに各部門の寄与分を作業費などの勘定科目として加算して算出する必要がある。複数の製造工程によって製造される製品の場合は、各工程において製造される半製品(仕掛品と呼ぶ場合もある)の原価を積算することにより、最終製品の原価を算出する。
一方で、製品によっては、後工程において製造される半製品を前工程における原料として使用する場合がある。この例のように前後の製造工程が相互に連関している場合には、単純に各工程の原価を積算するのみでは、正確な原価を算出することができないと考えられる。
下記特許文献1では、途中の製造工程において不良箇所が発見された場合に同一工程を繰り返す場合を例として、経理部門の手作業により原価を修正する作業を課題とする技術が開示されている。この例は、ある製造工程の出力を同一工程の原料として用いるものと考えることができるので、上記と同様の課題構造が存在すると考えられる。
同文献においては、いったん算出した原価を用いて改めて原価を再計算し、計算結果がある程度収束するまで同様の処理を繰り返すことにより、手作業による修正を不要にしつつ、正確な原価を得ることを図っている。
特開2004−038681号公報
上記特許文献1に記載されている技術では、計算結果が略一定に収束するまで繰り返し計算を実施するので、演算負荷が高くなる傾向がある。工程が多い製品ほどその傾向は顕著であると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、少ない演算量で製品原価を正確に算出する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る原価計算プログラムは、各工程における先期在庫を考慮せずにいったん原価を算出しておき、先期在庫を考慮した原価を別途求めて両者の差分を算出し、前者からその差分を差し引いた値を、製品原価として算出する。後工程で製造する半製品を前工程で用いる場合は、後工程の半製品を前工程で消耗するものとして取り扱う。
本発明に係る原価計算プログラムによれば、後工程において製造される半製品を前工程における原料として使用する場合であっても、反復計算を実施することなく、1度の計算手順によって製品原価を算出することができる。
原価計算装置100の構成図である。 複数の製造工程によって製造される製品の工程遷移を例示する図である。 配賦部121が各工程の原価を配賦する処理を説明する図である。 移動平均部122が各工程の移動平均単価を算出する処理を説明する図である。 評価差算出部123が図3に示す算出結果と図4に示す算出結果の間の差分を算出する処理を説明する図である。 製品原価算出部124が先期在庫を加味した製品原価を算出する処理を説明する図である。 製品原価算出部124が図6において算出した結果を図2に適用した結果を示す図である。
<原価計算装置100の構成>
図1は、本発明に係る原価計算装置100の構成図である。原価計算装置100は、半製品または仕掛品(以下ではこれらをまとめて半製品と呼ぶ)を複数種類用いて製造する製品の原価を計算する装置であり、CPU(Central Processing Unit)110、記憶部120を備える。また原価計算装置100は、適当なネットワークを介して原価マスタ200と接続されている。
CPU110は、記憶部120が格納しているプログラムを実行することにより、原価計算装置100の動作を制御する。記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置であり、配賦部121、移動平均部122、評価差算出部123、製品原価算出部124を格納している。これら機能部の動作については後述する。
記憶部120が格納している各機能部は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて実現することもできるし、これらの機能を実装したソフトウェアをCPU110が実行することによって実現することもできる。以下の説明では後者を前提とする。なお記載の便宜上、以下では機能部を動作主体として説明する場合があるが、実際にこれら機能部を実行するのはCPU110であることを付言しておく。後者の実装を前提とする場合、原価計算装置100は、図1に示す構成を備えたコンピュータによって実装することができる。
原価マスタ200は、後述の図2で説明する先期在庫個数、先期在庫単価、各製造工程における作業費、各製造工程において投入した原料の個数と単価、などのような、製品原価を算出するために必要なデータを格納するデータベースである。
<製造工程の遷移>
図2は、複数の製造工程によって製造される製品の工程遷移を例示する図である。以下ではこの工程遷移を前提として本発明に係る原価計算装置100の動作を説明する。なお図2において、半製品と最終製品を区別していないが、次工程の原料として引き継ぐ製品は半製品であり、次工程に引き継がない製品は最終製品であるものとする。
工程1は、原料Zを原料として製品Aと製品Bを製造し、製品Aは最終製品となり、製品Bは工程2の成果物と合算される。工程2は、原料Yと後述する製品Eを原料として製品Bを製造する。工程3は、工程2で製造された製品Bを原料として製品Cを製造する。工程4は、工程3で製造された製品Cを原料として製品Dと製品Eを製造し、製品Dは図示しない別製品ラインの工程に入力され、製品Eは工程2の原料として用いられる。
図2において、各工程の右側に記載している対照表は、各工程における先期の製造物の在庫個数、在庫単価、在庫金額(=在庫個数×在庫単価)を示している。例えば工程1において、当期の製造個数は35であるため当期受入個数は35であり、先期在庫個数は8であったことが分かる。したがって当期の製造個数合算は35+8=43となる。製品Aは最終製品であるため、そのまま当期在庫となる。
同様に工程2において、当期の製造個数は23であり、工程1から引き継ぐ10個と併せて当期の製造個数は33となるので、当期受入個数は33である。先期在庫個数は10であり、次の工程3に35個を引き継ぎ、当期在庫は8となった。工程3では欠損である当期差異2を差し引く必要があるが、それ以外の点についてはその他の工程においても同様である。
各工程において製造する製品毎に、作業費をあらかじめ付与してある。例えば工程1において製品Aを製造するための作業費は40であり、製品Bを製造するための作業費は30である。
原料Yと原料Zについてはあらかじめ単価が分かっているので、工程1と工程2における原料原価はあらかじめ判明している。しかし半製品の単価は各工程の連関関係を踏まえて原料費と作業費を配賦しなければ分からないので、図2においては記載していない。なお、各工程において用いられる原料の個数と単価、先期在庫個数、先期在庫単価、各製造工程における作業費などについては、あらかじめ原価マスタ200に格納されているものとする。
図2において、後工程である工程4により製造される製品Eは、前工程である工程2の原料として用いられるので、原価配賦が循環し、単純に前工程の原価を後工程において積算するのみでは、各工程の原価を適切に配賦することができない。
かかる場合において原価を算出する手法として考えられるのは、例えば特許文献1に記載されている考え方を利用し、まず製品Eについては無視して工程1〜4それぞれの原価を公知の手法によって算出し、得られた製品Eの原価を工程2の原料として用いて改めて原価計算をやり直すことが考えられる。この手法では、計算を繰り返すことにより、各原価がある程度の範囲内に収束するので、これをもって最終的な計算結果とみなすことができる。しかし、計算を繰り返す必要があるので、演算負荷や所要時間が大きくなってしまうという課題がある。
そこで本発明に係る原価計算装置100は、以下に説明する手法を用いて、1度の計算手順により製品原価を算出する。図3〜図5を用いて、具体的な計算手法を説明する。
<原価を計算する手法>
図3は、配賦部121が各工程の原価を配賦する処理を説明する図である。図2で説明した各工程における原価は、図3に示すような行列によって表すことができる。ただし図3は、各工程における在庫を加味していないことに留意されたい。
工程2において、製品Bを33個製造するための製品Eを2個原料として消費する。製品Bを製造するための作業費は、工程1において30、工程2において20、合計50必要である。工程2における原料費は、原料Yについては70必要であり、原料Zについては140のうち40を工程2に投入するものと仮定した。したがって製品Bは、図3の1行目のように表すことができる。
工程3において、製品Cを33個製造するために製品Bを35個消費する。したがって製品Cは、図3の2行目のように表すことができる。製品Bが原料であるため、この時点において原料費は0である。
工程4において、製品Dを15個製造するために製品Cを15個消費し、製品Eを18個製造するために製品Cを20個消費するものと仮定した。したがって製品Dと製品Eは、図3の3〜4行目のように表すことができる。製品Dが原料であるため、この時点において原料費は0である。
図3に示す行列は、製品B〜Dがそれぞれ消費する原料費と作業費を変数とする連立方程式とみなすことができる。配賦部121は、この連立方程式を例えば掃き出し法などの手法によって解き、製品毎の原料費と作業費を求めることができる。その結果を図3の下図に示した。図3下図に示す値は、各工程の先期における在庫を加味せずに原料費と作業日を各製品へ配賦した結果とみなすことができる。
図4は、移動平均部122が各工程の移動平均単価を算出する処理を説明する図である。図2で説明した各工程における原価は、各工程における在庫を加味すると、図4に示すような行列によって表すことができる。
製品B、C、Dの先期在庫は、それぞれ10、10、5であったので、図3に示した当期受入個数である33、33、15にこれら先期在庫を加算して、図4の対角成分に示す値はそれぞれ43、43、20となっている。製品Eは先期在庫がないので、図3と同じ値になっている。
製品Bの原価は、図3においては原料費110+作業費50=160であったが、図2に示す製品Bの先期在庫金額50を加算し、図4においては160+50=210となっている。同様に製品Cと製品Dについても先期在庫金額を原価へ加算している。製品Eについては先期在庫がないので図3と同じ値になっている。
図4に示す行列は、製品B〜Dそれぞれの原価を変数とする連立方程式とみなすことができる。移動平均部121は、この連立方程式を例えば掃き出し法などの手法によって解き、製品毎の原価を求めることができる。その結果を図4の下図に示した。図4下図に示す値は、各工程の先期における在庫を加味した上で、原料費、作業費、先期在庫金額を各製品へ配賦した結果とみなすことができる。
図5は、評価差算出部123が図3に示す算出結果と図4に示す算出結果の間の差分を算出する処理を説明する図である。図3は各工程における先期在庫を考慮せずに原価を各工程へ配賦した結果であり、図4は各工程における先期在庫を加味して原価を各工程へ配賦した結果であるので、両者の間には差分が生じている。評価差算出部123は、これらの間の差分を算出する。原料費と作業費については投入した時点で確定しているので、差分を算出する必要はない。一方で、これら費用項目を各製品の原価として配賦した結果については在庫を加味するか否かによって差が生じるので、差分を算出する必要がある。
図5の1〜3行目は、製品Bの原価項目の内訳を示している。製品Bの原価項目は、原料Yと原料Z、作業費、および製品Eである。製品Eの原料費は、図3に示す結果によれば単価4.23となっているので、これに投入個数2を乗算して、工程2における製品Eの原料費は、4.23×2=8.46(図5では小数点以下を丸めて8と表記している。以下同じ。)となる。同様に工程2における製品Eの作業費は、6.62×2=13.24となる。
これに対し、図4に示す結果によれば、製品Eの移動平均原価は9.99となっているので、これに投入個数2を乗算して、工程2における製品Eの移動平均原価は、9.99×2=19.98(図5では小数点以下を丸めて20と表記している)となる。
評価差算出部123は、上記計算を実施した後、両者の間の差分を算出する。ここでは後者の方が原価が小さいので、評価差は20−22=−2となる。評価差算出部123は、他の製品についても同様に評価差を算出する。図5において、評価差算出部123が算出する項目を太線で囲んでいる。
図6は、製品原価算出部124が先期在庫を加味した製品原価を算出する処理を説明する図である。
各製品の原料費と材料費は、図5において評価差算出部123が算出した値である。例えば製品Bの原料費は、原料Y、原料Zの合計である110と、製品Eの原料費である8.46を合算して、118.46(図6では小数点以下を丸めて118と表記している)となる。作業費についても同様に算出する。在庫無合計は、原料費と作業費の合計であり、図3に示す結果に基づく製品原価に相当する。評価差は、図5において評価差算出部123が算出した値である。製品原価算出部124は、在庫無合計から評価差を差し引くことにより、先期在庫を加味した各製品の原価を算出する。
図7は、製品原価算出部124が図6において算出した結果を図2に適用した結果を示す図である。図2において空欄になっていた、当期受入金額や当期受入単価などの数値が新たに設定されている。
図6に示す結果によれば、製品Bの原価は180であるので、図7における製品Bの当期受入金額は180となっている。これを当期受入個数33で除算して、当期受入単価は5.45となる。製品C〜製品Eについても同様に図6に示す結果を用いて、当期受入金額と当期受入単価を計算することができる。
各工程における当期払出単価と当期在庫単価については、移動平均部122が図4で算出した移動平均単価を用いることができる。例えば製品Bの移動平均単価は5.35であるので、これに当期払出個数35を乗算して、当期払出金額は5.35×35=187.25(図7では小数点以下を丸めて187と表記している)となる。他の製品についても同様に算出することができる。
なお製品Aについては、上述の計算過程には係っていないので、先期に計算した単価などをそのまま用いて各数値を計算している。
製品原価算出部124は、図7に示す算出結果を原価マスタ200に書き戻す。原価計算装置100は、来期以降の原価計算において、図7に示す計算結果を利用することができる。
<本発明のまとめ>
以上のように、本発明に係る原価計算装置100は、先期在庫を加味せずに各工程の原価をいったん算出し、次に先期在庫を加味して各工程の原価を改めて算出し、これらの間の差分を、在庫を加味せずに算出した原価にフィードバックすることにより、最終的な製品原価を算出する。これにより、後工程の成果物が前工程の原料として使用される製造工程においても、特許文献1のような繰り返し計算を実施することなく、製品原価を求めることができる。したがって、少ない演算負荷で製品原価を求めることができるという利点がある。さらには、特許文献1において述べられているような手作業による修正も必要ないので、作業負担も軽減することができる。
以上、本発明の1実施形態を説明したが、これは本発明を説明するための1例として説明したに過ぎず、本発明の趣旨に合致する限りにおいて、その他の構成も可能であることはいうまでもない。
例えば図1で説明した記憶部120内の各機能部は、その全部をソフトウェアによって実装することもできるし、一部をソフトウェアによって実装し、その他を回路デバイスなどのハードウェアによって実装することもできる。ソフトウェアによって実装した機能部は、CD−ROM、DVDなどの記憶媒体に格納して搬送することもできるし、通信回線を介して他装置へ送信することもできる。
図1において、原価マスタ200は原価計算装置100とは別の装置としたが、原価マスタ200を原価計算装置100の1機能部として構成することもできる。さらには原価マスタ200を記憶部120に格納することもできる。
100:原価計算装置、110:CPU、120:記憶部、121:配賦部、122:移動平均部、123:評価差算出部、124:製品原価算出部、200:原価マスタ。

Claims (7)

  1. 半製品または仕掛品を複数種類用いて製造する製品の原価を計算する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を加味せずに、原料費と作業費を各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価へ配賦する配賦ステップ、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を当期における製造個数および単価へ加味した上で、先期から当期にわたる各前記半製品または仕掛品それぞれの移動平均単価を算出する移動平均ステップ、
    前記移動平均ステップにおいて算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの移動平均単価に基づく原料費および作業費の合計と、前記配賦ステップにおいて算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価に基づく原料費および作業費の合計との間の差分を算出する評価差算出ステップ、
    前記配賦ステップにおいて算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価に基づく原料費および作業費の合計から、前記評価差算出ステップにおいて算出した前記差分を差し引いた値を、各前記半製品または仕掛品それぞれの当期における原料費および作業費の合計として算出する製品原価算出ステップ、
    を実行させ、
    前記配賦ステップ、前記移動平均ステップ、および前記評価差算出ステップでは、前記コンピュータに、
    後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前工程において製造される前記半製品または仕掛品の原料として用いる場合は、
    前記後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前記前工程において消耗するものとして取り扱うことにより、前記後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前記前工程における当期単価として配賦させ、
    前記移動平均ステップでは、前記コンピュータに、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を記録した原価マスタからその値を読み出して前記移動平均単価を算出する際に使用させ、
    前記製品原価算出ステップでは、前記コンピュータに、
    各前記半製品または仕掛品それぞれの当期における原料費および作業費の合計を、前記原価マスタに記録させる
    ことを特徴とする原価計算プログラム。
  2. 前記製品原価算出ステップでは、前記コンピュータに、
    前記製品原価算出ステップにおいて算出した当期における原料費および作業費の合計を各前記半製品または仕掛品それぞれの製造個数で除算することにより、各前記半製品または仕掛品それぞれの製造単価を算出させる
    ことを特徴とする請求項1記載の原価計算プログラム。
  3. 前記製品原価算出ステップでは、前記コンピュータに、
    前記移動平均ステップにおいて算出した前記移動平均単価を、当期における在庫単価として前記原価マスタに記録させる
    ことを特徴とする請求項1記載の原価計算プログラム。
  4. 前記配賦ステップでは、前記コンピュータに、
    各前記半製品または仕掛品の原料費と作業費を変数として構成された方程式を解くことにより、前記配賦を実施させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の原価計算プログラム。
  5. 前記移動平均ステップでは、前記コンピュータに、
    各前記半製品または仕掛品の先期における在庫を当期における製造個数および原価へ加味した上で、各前記半製品または仕掛品の原料費と作業費を変数として構成された方程式を解くことにより、前記移動平均単価を算出させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の原価計算プログラム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の原価計算プログラムを格納する記憶部を備えたことを特徴とする原価計算コンピュータ。
  7. 半製品または仕掛品を複数種類用いて製造する製品の原価を計算する装置であって、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を加味せずに、原料費と作業費を各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価へ配賦する配賦部、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を当期における製造量および単価へ加味した上で、先期から当期にわたる各前記半製品または仕掛品それぞれの移動平均単価を算出する移動平均部、
    前記移動平均部が算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの移動平均単価に基づく原料費および作業費の合計と、前記配賦部が算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価に基づく原料費および作業費の合計との間の差分を算出する評価差算出部、
    前記配賦部が算出した各前記半製品または仕掛品それぞれの当期単価に基づく原料費および作業費の合計から、前記評価差算出部が算出した前記差分を差し引いた値を、各前記半製品または仕掛品それぞれの当期における原料費および作業費の合計として算出する製品原価算出部、
    を備え、
    前記配賦部、前記移動平均部、および前記評価差算出部は、
    後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前工程において製造される前記半製品または仕掛品の原料として用いる場合は、
    前記後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前記前工程において消耗するものとして取り扱うことにより、前記後工程において製造される前記半製品または仕掛品を前記前工程における当期単価として配賦し、
    前記移動平均部は、
    前記半製品または仕掛品の先期における在庫を記録した原価マスタからその値を読み出して前記移動平均単価を算出する際に使用し、
    前記製品原価算出部は、
    各前記半製品または仕掛品それぞれの当期における原料費および作業費の合計を、前記原価マスタに記録する
    ことを特徴とする原価計算装置。
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