JP5903995B2 - ガイド部材 - Google Patents

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Description

本出願は、入力キー及び生体認証デバイスを備えた入力装置の表面に取り付け可能で、生体認証デバイスに対する手のひらの認証位置を案内するガイド部材に関する。
従来、手のひらの静脈等の生体認証を行う撮像装置である生体認証デバイスは、認証を行う手のひらとの間に所定の間隔が必要である。このため、認証時に生体認証デバイスから所定距離離れた正しい位置に手をかざすことが難しいお客さまに対して、正しい位置に手をかざす補助部材として、ガイド部材が提供されていた。
図1は、生体認証デバイス1が独立した認証装置2に搭載され、この認証装置2がコンピュータ等の画像解析装置に接続されて使用される場合に提供されるガイド部材3の一例を示す斜視図である。ガイド部材3のベース板4には、認証装置2を受け入れるための孔5が中央部にあり、先端部側には指を乗せる指保持部6、後端部側に手首を乗せる手首保持部7がある。認証時にはガイド部材3が認証装置2の上に置かれ、孔5に認証装置2が受け入れられた状態で、指保持部6と手首保持部7に手が置かれる。このような従来のガイド部材3は、指保持部6と手首保持部7の上に手のひらを乗せても強度的に問題ないように、成形したプラスチック材料で作られている。
また、特許文献1には、撮像部(生体認証デバイス)を備えた支持部材の上に、生体認証デバイスに対する人の手の位置を安定させるために、生体認証デバイスの上部にガイド部材を設けることが開示されている。
特開2009−189446号公報
ところが、図1に示したガイド部材及び特許文献1に開示のガイド部材は、何れも独立した認証装置に対して使用されるものであり、生体認証デバイスに加えて入力キーを備えた入力装置に対しては使用できず、手の位置を安定させることができなかった。
また、図1に示したガイド部材は金型で作製されるため、高い金型製作費用と長い開発期間が必要であった。そして、ガイド部材を生体認証デバイスに加えて入力キーを備えた入力装置に付属品として添付すると、出荷時にガイド部材のスペースが必要であり、無駄な梱包部材が必要になるなどの追加費用が発生していた。また、出荷後に、ガイド部材を使用しないユーザーには、ガイド部材が邪魔になるという課題もあった。
1つの側面では、本出願は、入力キーと生体認証デバイスを備えた入力装置に対する認識精度を向上させることができるガイド部材を提供することを目的とする。
他の側面では、入力キーと生体認証デバイスを備えた入力装置に添付してもスペースをとらず、無駄な梱包部材も必要なく、不使用時には邪魔にならずに収納することが可能なガイド部材を提供することを目的としている。
1つの態様によれば、入力キー及び生体認証デバイスを備えた入力装置の表面に対して取り付け可能で、当該生体認証デバイスに対する認証位置を案内するガイド枠を備えたガイド部材が提供される。
生体認証デバイスを備えた独立した認証装置と、この認証装置に使用されるガイド部材の一例を示す斜視図である。 (a)は本出願の第1の実施例のガイド部材の平面図、(b)は(a)に示したガイド部材を収納用に折畳んだ状態を示す平面図である。 (a)は図2(a)に示したガイド部材を変形させてガイド枠を形成する手順を示す組立斜視図、(b)は(a)の手順によりガイド枠が組み上がった状態を示す組立斜視図、(c)は(b)の状態から手首保持部が形成されてガイド枠全体が組み上がった状態を示す斜視図である。 (a)は生体認証デバイスと入力キーを備えた入力装置に、入力キーと入力キーの隙間を利用して図3(c)に示したガイド部材を取り付ける状態を説明する部分斜視図、(b)は(a)の状態からガイド部材のガイド枠が入力装置に押し込まれた状態を示す部分斜視図、(c)は図3(c)に示したガイド部材が入力装置に取り付けられた状態を示す部分斜視図である。 図4(c)に示したガイド部材に手が載せられる状態を示す説明図である。 入力装置の入力キーに対するガイド部材の取付位置と生体認証デバイスの位置、及びガイド部材に置かれた人の手に対する生体認証デバイスの位置を説明する部分平面図である。 (a)は本出願の第1の実施例のガイド部材の脚部分の部分平面図、(b)は入力装置がチルトしていない時のガイド部材の状態を示す部分斜視図、(c)は入力装置がチルトしている時のガイド部材の状態を示す部分斜視図である。 本出願の第2の実施例のガイド部材の平面図である。 図8に示したガイド部材を収納用に折畳んだ状態を示す平面図である。 図8に示した第2の実施例のガイド部材が、組立後に別の入力装置に取り付けられた状態を示す部分斜視図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図2(a)は本出願の第1の実施例のガイド部材10の平面図である。本出願のガイド部材10は板状部材を打ち抜き型で打ち抜いて形成することができるが、本実施例では板状部材として厚紙が使用されている。厚紙を所定の形状に打ち抜くための打ち抜き型のコストは、ガイド部材を金型で成形して樹脂部品とする場合の金型のコストに比べて10分の1程度で済む。第1の実施例のガイド部材10は、生体認証デバイスが備えられたキーボードに取り付けて使用することができるものであり、図2(a)に示した厚紙を組み立てると第1の実施例のガイド部材10となる。
第1の実施例のガイド部材10のガイド枠は、第1の枠体11、第2の枠体12、第3の枠体13及び第4の枠体14を備えている。第1の枠体11が入力装置であるキーボードに固定する部分であり、第2の枠体12には手の指を載せるための指ガイド12Fがあり、第3の枠体13には手首を載せるための手首ガイド13Wがある。手首ガイド13Wは1枚の厚紙で形成することもできるが、第1の実施例では手首を乗せた時に手首が痛くないように、手首ガイド13Wに幅を持たせている。このため、第3の枠体13には手首ガイド13Wに隣接させて手首ガイド板15が設けられている。また、第1の実施例のガイド部材10には、手首ガイド板15に隣接させて遮蔽板16(後述)が設けられている。
第3の枠体13の手首ガイド板15と反対側の辺には、支持板17が第3の枠体13の一部として設けられている。支持板17の中央部にはスリットS1が設けられており、このスリットS1には遮蔽板16に突設された突片P1が挿入される。なお、図2(a)に示される平面図における実線は厚紙の端部、或いは切り込み部を示しており、破線が厚紙を山折りする山折部M1〜M8を示している。従って、手首ガイド板15が山折部M3,M4で山折りされ、支持板17が山折部M5で山折りされると、突片P1の位置にスリットS1が来るので、スリットS1に突片P1を挿入できる。
また、支持板17の両側には突片P2、P3が設けられており、第1の枠体11と第4の枠体14にはそれぞれスリットS2,S3が設けられている。第1と第4の枠体11、14がそれぞれ山折部M1,M2で山折りされ、支持板17が山折部M5で山折りされると、突片P2、P3がそれぞれスリットS2、S3の位置に達するので、突片P2をスリットS2に挿入し、突片P3をスリットS3に挿入できる。
更に、第4の枠体14の自由端側には接続代18があり、第4の枠体14と接続代18の山折部M7に細いスリットS4が設けられている。山折部M1とM2で第1の枠体11と第4の枠体14を第3の枠体13に対して山折りし、山折部M6で第2の枠体12を第1の枠体11に対して山折りし、山折部M7とM8で接続代18と突片P4を山折りすれば、スリットS4に突片P4を挿入できる。
また、第1の実施例のガイド部材10は、山折部M1で第1の枠体11と第2の枠体12を第3の枠体13と第4の枠体14側に山折りし、その後に山折部M3で手首ガイド板15と遮蔽板16を山折りすれば、図2(b)に示す形状になり小型になる。しかも折畳んだ図2(b)に示す形状の第1の実施例のガイド部材10は厚紙3枚分の厚さしかないのでかさばらずコンパクトになる。
第1の枠体11と第4の枠体14の支持板17に隣接する部分には、第1の実施例のガイド部材10が組み立てられてキーボードに取り付けられた時に、第1の枠体11と第4の枠体14を机上等のキーボードが置かれた面に支持する脚部L1、L2がある。脚部L1、L2の接地部分には角度が付されている。脚部L1、L2の第1の枠体11と第4の枠体14からの高さは、支持板17に隣接する部分の反対側の方が高くなっている。更に、第1の枠体11の脚部L1に隣接する部分には、凹部11Rを隔てて突部11Pが設けられている。凹部11Rと突部11Pについては後述する。
次に、図3(a)から(c)を用いて図2(a)に示した第1の実施例のガイド部材10を組み立てる手順を説明する。図3(a)は図2(a)に示した第1の実施例のガイド部材10を裏面側から見た斜視図であり、一点鎖線は谷折りする谷折部V1〜V5を示している。谷折部V1〜V5は図2(a)に示した山折部M1〜M5に対応している。
第3の枠体13に対して、谷折部V1で第1の枠体11を谷折りし、谷折部V2で第4の枠体14を谷折りし、谷折部V5で支持板17を谷折りすれば、突片P2をスリットS2に、突片P3をスリットS3に挿入することができる。続いて谷折部V6で第2の枠体12を谷折りし、山折部M7で接続代18を第4の枠体14に対して山折りすれば、山折部M8で山折りした突片P4をスリットS4に挿入することができ、図3(b)に示す状態に組み立てることができる。
最後に、図3(c)に示した第1の実施例のガイド部材10において、谷折部V3、V4で手首ガイド板15の両側を谷折りすれば、突片P1を支持板17にあるスリットS1に挿入することができ、図3(c)に示す状態となる。この状態では、第1の枠体11と第4の枠体14の第2の枠体12側の端部を遮蔽板16が覆っているので、第1の枠体11と第4の枠体14の第2の枠体12側の端部は手のひら認証時に生体認証デバイスからは見えない。
厚紙を組み立てて形成された生体認証用のガイド部材10を用いて生体認証で画像を撮影する際に、反射する光によって生体の認証率が低下する。そこで、厚紙には光の反射の少ない色の厚紙を使用しているが、生体認証デバイスから見た厚紙の切断面は白っぽくなってしまう。このため、生体認証で画像を撮影すると厚紙の端部が輝線となり、認証率の低下の原因となる。そのため、第1の実施例におけるガイド部材10では、遮蔽板16によって生体認証デバイス側の厚紙の端面を覆い、生体認証デバイスで撮影した際に切断面が見えないような構造にしている。
図4(a)は、生体認証デバイス1と入力キー8を備えた入力装置であるキーボード9に、入力キー8と入力キー8の隙間Gを利用して、図3(c)に示したガイド部材10を取り付ける状態を説明する部分斜視図である。ガイド部材10を形成する厚紙は、キー8とキー8の間の隙間Gに挿入できる厚さを備えており、第1の枠体11の下部に設けられた突部11Pが隙間Gに挿入されて、キーボード9の表面にガイド部材10が取り付けられる。図4(b)は図4(a)の状態からガイド部材10の第1の枠体11の下部に設けられた突部11Pが隙間Gに押し込まれた状態を示すものである。また、図4(c)は、図3(c)に示したガイド部材10がキーボード9に取り付けられた状態を示す部分斜視図である。
第1の枠体11の下部に設けられた突部11Pの長さは、1つの入力キー8の一辺の長さ程度となっている。キー8とキー8の間の隙間Gは、厚紙を差し込めるクリアランスを確保できるものであるが、隙間Gに差し込む厚紙の長さを長くするといくつかのキー8にまたがって厚紙が差し込まれることになる。ところが、キーボード9のキー8の配列においては、キー8の位置にばらつきがあり、ばらつきが大きい場合には、厚紙を隙間Gに差し込むことができなくなる可能性がある。このため、突部11Pの長さは、左右に隣り合った1つのキー8と1つのキー8の間の隙間Gに差し込める長さとした。
また、第1の実施例では、第1の枠体11の下部に設けられた突部11Pに隣接する凹部11Rの長さが、キーボード9のキー8の下方にある筐体の幅Dに等しくなっている。ガイド部材10を突部11Pを隙間Gに挿入しただけでキーボード9に固定すると、突部11Pが隙間G内を移動することによってガイド部材10のキーボード9に対する位置がずれてしますう。そこで、隙間Gに厚紙を差し込むことによってガイド部材10の左右方向のズレを固定し、突部11Pに隣接して設けた凹部11Rでキーボード9のキー8の下方にある筐体を挟み込むことにより、ガイド部材10の前後方向のズレを防止している。
図5は、図4(c)に示したガイド部材10に手Hが載せられる状態を示す説明図である。また、図6はキーボード9の入力キー8に対するガイド部材10の取付位置と生体認証デバイス1の位置、及びガイド部材10に置かれた人の手Hに対する生体認証デバイス1の位置を説明する部分平面図である。
従来のプラスチック材料であれば、手首ガイドに幅を持たせることにより手首を置く時の不快感はなかった。しかし、厚紙で組み立てたガイド部材では、手首を置く部分が厚紙1枚のような形状であると、手首を置いた時の不快感や、手首を置く前から視覚的に痛そうと感じられる。そこで、第1の実施例のガイド部材10では、第3の枠体13の手首ガイド13Wの部分に手首ガイド板15を設け、厚紙で組み立てた時に幅を持たせる形状とすることにより、前述の不快感や視覚的に不利な状況をなくした。
また、従来のプラスチック材料であれば強度を確保するための形状を確保することは容易であった。一方、厚紙を使用して、組み立てたガイド部材では、手首ガイドに乗せる手首と指ガイドに乗せる指の重量にも耐えられる強度を確保するために、本実施例のガイド部材10では、手首ガイド13Wの下部を机上に、指ガイド12Fの下部をキーボード面に設置した。
図7(a)は本出願の第1の実施例のガイド部材10の脚部L2の部分の部分平面図を示している。図7(b)はキーボード9がチルトしていない時のガイド部材10の状態を示す部分斜視図であり、図7(c)はキーボード9がチルトしている時のガイド部材10の状態を示す部分斜視図である。キーボード9の場合は、チルト足30でキーボード9の角度を変化させることが可能である。このような場合でも、第1の実施例のガイド部材10では、手首ガイドの下部がキーボード9が置かれた面又は机上の接地する脚部L2(脚部L1は図示されず)に角度を付けることにより、チルト足30でキーボード9の角度が変化した場合にも強度を確保できるようになっている。
図8は本出願の第2の実施例のガイド部材20の平面図である。第2の実施例のガイド部材20も板状部材を打ち抜き型で打ち抜いて形成することができるが、本実施例では板状部材として厚紙が使用されている。第2の実施例のガイド部材20は、図10に示すように、生体認証デバイス1が備えられたノートブック型のコンピュータのキーボード部分41に取り付けて使用することができるものである。図8に示した厚紙を組み立てると、図10に示す形状のガイド部材20となる。
第2の実施例のガイド部材20のガイド枠は、第1の実施例のガイド部材10同様に、第1の枠体21、第2の枠体22、第3の枠体23及び第4の枠体24を備えている。第1の枠体21がキーボード部分41の上に設置される部分であり、第2の枠体22がキー8と筐体42の間の隙間Gに挿入される部分を備えている。また、第3の枠体23と第4の枠体24はコンピュータ40が置かれる面又は机上に設置される。
第2の枠体22には手の指を載せるための指ガイド22Fがあり、第3の枠体23には手首を載せるための手首ガイド23Wがある。第2の実施例でも手首ガイド23Wには手首ガイド板25を設けて幅を持たせている。また、第2の実施例のガイド部材20にも、手首ガイド板25に隣接させて遮蔽板26が設けられている。更に、遮蔽板26には突片P5を備えた支持板29が設けられている。
第3の枠体23の手首ガイド板25と反対側の辺には、補強板27が第3の枠体23の一部として設けられている。第3の枠体23の中央部には、支持板29にある突片P5を挿入するスリットS5が設けられている。図8でも、実線は厚紙の端部、或いは切り込み部を示しており、破線が厚紙を山折りする山折部m1〜m8を示している。従って、手首ガイド板25が山折部m3,m4で山折りされ、支持板29が山折部m8で山折りされると、突片P5がスリットS5に挿入できる。
一方、補強板27の両側には突片P6、P7が設けられており、第1の枠体21と第4の枠体24にはそれぞれスリットS6,S7が設けられている。第1と第4の枠体21、24がそれぞれ山折部m1,m2で山折りされ、補強板27が山折部m5で山折りされると、突片P6、P7がそれぞれスリットS6、S7に挿入できる。
更に、第4の枠体14の自由端側には接続代28があり、第4の枠体24と接続代28の山折部m7に細いスリットS8が設けられている。山折部m1とm2で第1の枠体21と第4の枠体24を第3の枠体23に対して山折りし、山折部m6で第2の枠体22を第1の枠体21に対して山折りし、山折部m7とm8で接続代28と突片P8を山折りすれば、スリットS8に突片P8を挿入できる。
また、第2の実施例のガイド部材20は、山折部m1で第1の枠体21と第2の枠体22を第3の枠体23と第4の枠体24側に山折りし、その後に山折部m3で手首ガイド板25と遮蔽板26及び支持板29を山折りすれば、図9に示す形状になり小型になる。しかも折畳んだ図9に示す形状の第2の実施例のガイド部材20は厚紙3枚分の厚さしかないのでかさばらずコンパクトになる。
第1の枠体21と第4の枠体24及び第3の枠体23と補強板27の境界部分には、第2の実施例のガイド部材20が組み立てられてコンピュータのキーボード部分に取り付けられた時に、第1の枠体21と第3の枠体23及び第4の枠体24を机上等のコンピュータが置かれた面に支持する脚部L3〜L5がある。脚部L3〜L5の接地部分は平坦になっている。コンピュータのキーボード部分41は一般に傾斜しないからである。
以上説明したように、厚紙を使用して、組立式の生体認証用ガイドとしたことにより、従来のプラスチック材料を使用したガイド部材と同等の性能、ユーザビリティを確保しつつ、安い開発費用と短い開発期間で開発可能である。また、出荷時のスペースを取らずに、無駄な梱包部材も必要なく、使用しない時には邪魔にならないで収納することができ、コンピュータやキーボードに生体認証装置が内蔵された場合も位置ズレせずに固定が可能となる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 入力キー及び生体認証デバイスを備えた入力装置の表面に対して取り付け可能で、当該デバイスに対する認証位置を案内するガイド枠を備えたガイド部材。
(付記2) 前記生体認証デバイスは前記入力装置の表面の端部に配置されており、前記ガイド部材を前記入力装置の表面に取り付けた時に、前記ガイド枠が前記生体認証デバイスの周縁部に位置して撮像する手のひらの撮像位置を明示することを特徴とする付記1に記載のガイド部材。
(付記3) 前記ガイド部材は、前記ガイド枠を前記入力装置の表面に対して取り付ける第1の枠体、前記第1の枠体に隣接して上部に指ガイドを備える第2の枠体、前記第1の枠体に隣接して上部に手首ガイドを備える第3の枠体、及び前記第1の枠体に対向する第4の枠体を備えていることを特徴とする付記1又は2に記載のガイド部材。
(付記4) 前記第1の枠体が前記入力装置の表面に取り付けられた状態で、前記第2の枠体は前記入力装置の表面の上に設置され、前記第3の枠体は前記入力装置が置かれた面に脚部によって設置されることを特徴とする付記3に記載のガイド部材。
(付記5) 前記脚部の前記面に対する接地部分に角度が付されており、前記入力装置がキーボードである場合に、前記キーボードの表面の前記面に対する角度がチルト足で変化しても、前記手首ガイド部上に手首が置かれた場合の強度を確保することを特徴とする付記4に記載のガイド部材。
(付記6) 前記ガイド枠は、前記第1の枠体が前記入力キーのキーとキーの間の隙間に挿入できる厚さを備えた板状部材で形成されており、前記第1の枠体はその下部が前記隙間に挿入されて前記入力装置の表面に取り付けられることを特徴とする付記3から5の何れかに記載のガイド部材。
(付記7) 前記第1の枠体の下部の前記隙間への挿入部の長さは、前記入力キーの1つのキーの一辺の長さ以下としたことを特徴とする付記6に記載のガイド部材。
(付記8) 前記第1の枠体の前記挿入部の前記第3の枠体側には、前記入力装置の前記手首ガイド側に位置する筐体を挟みこむ係止凹部が設けられていることを特徴とする付記7に記載のガイド部材。
(付記9) 前記手首ガイドは前記第3の枠体に隣接して設けられた手首ガイド板を前記指ガイド方向に折り曲げて幅を持たせた形状となっていることを特徴とする付記3から8の何れかに記載のガイド部材。
(付記10) 前記板状部材が厚紙であり、前記ガイド枠を前記厚紙を折り曲げて組み立てることによって形成されることを特徴とする付記9に記載のガイド部材。
(付記11) 前記厚紙には光の反射の少ない色の厚紙が使用され、前記手首ガイドを備える前記第3の枠体には、前記手首ガイド組立時に露出する前記厚紙の端面が前記生体認証デバイス側から見えなくする遮蔽板が設けられていることを特徴とする付記9に記載のガイド部材。
(付記12) 前記ガイド部材は、前記ガイド枠を構成する前記第1から第4の枠体、前記手首ガイド板及び前記遮蔽板は1枚の厚紙を打ち抜き型で打ち抜いて形成されており、所定部分を折り曲げて重ね合わせることが可能になっていることを特徴とする付記11に記載のガイド部材。
1 生体認証デバイス
10 第1の実施例のガイド部材
11,21 第1の枠体
12,22 第2の枠体
13,23 第3の枠体
14,24 第4の枠体
15、25 手首ガイド板
16、26 遮蔽板
P1〜P8 突片
S1〜S8 スリット
M1〜M7,m1〜m7 山折部
V1〜V5 谷折部

Claims (5)

  1. 入力キー及び生体認証デバイスを備えた入力装置の表面に対して取り付け可能で、当該生体認証デバイスに対する認証位置を案内するガイド枠を備えたガイド部材であって、
    前記ガイド部材は、前記ガイド枠を前記入力装置の表面に対して取り付ける第1の枠体、前記第1の枠体に隣接して上部に指ガイドを備える第2の枠体、前記第1の枠体に隣接して上部に手首ガイドを備える第3の枠体、及び前記第1の枠体に対向する第4の枠体を備え
    前記第1の枠体が前記入力装置の表面に取り付けられた状態で、前記第2の枠体は前記入力装置の表面の上に設置され、前記第3の枠体は前記入力装置が置かれた面に脚部によって設置されるガイド部材。
  2. 前記脚部の前記面に対する接地部分に角度が付されており、前記入力装置がキーボードである場合に、前記キーボードの表面の前記面に対する角度がチルト足で変化しても、前記手首ガイド部上に手首が置かれた場合の強度を確保することを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。
  3. 前記ガイド枠は、前記第1の枠体が前記入力キーのキーとキーの間の隙間に挿入できる厚さを備えた板状部材で形成されており、前記第1の枠体はその下部が前記隙間に挿入されて前記入力装置の表面に取り付けられるものであり、
    前記板状部材が厚紙であり、前記ガイド枠は前記厚紙を折り曲げて組み立てることによって形成されることを特徴とする請求項2に記載のガイド部材。
  4. 前記厚紙には光の反射の少ない色の厚紙が使用され、前記手首ガイドを備える前記第3の枠体には、前記手首ガイド組立時に露出する前記厚紙の端面を前記生体認証デバイス側から見えなくする遮蔽板が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のガイド部材。
  5. 前記ガイド部材は、前記ガイド枠を構成する前記第1から第4の枠体、前記手首ガイド板及び前記遮蔽板が、1枚の厚紙を打ち抜き型で打ち抜いて形成されており、所定部分を折り曲げて重ね合わせることが可能になっていることを特徴とする請求項4に記載のガイド部材。
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