JP5902439B2 - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大当たりを発生する遊技機を管理する遊技場用管理装置に関する。
従来、遊技場において、遊技者が遊技に投資している金額を特定する技術が知られている。例えば特許文献1には、遊技者が遊技に投資した金額を集計して遊技者の収支を特定することが記載されている。遊技者個人による一の遊技機に対する投資金額は、遊技機の興趣の高さや、遊技者が出玉を得やすいと感じている等、遊技者がその遊技機にて遊技を行いたいと考えている意欲によって変化する。例えば、遊技機の興趣が高ければ、投資金額が多くとも遊技を継続したいと考える遊技者が多くなり、投資金額が大きくなり易い。また、例えば、極端に出玉を得にくいと遊技者が感じた場合、早い段階で遊技者が遊技を終了してしまうため、投資金額が小さくなり易い。
特開2005−253857号公報
しかしながら、投資金額が同じであっても、大当たり等の遊技者の有利な特別遊技状態が発生して多量の玉を遊技者が得て遊技を行っている場合と、大当たりが発生することなく現金を投資し続けている場合とでは、遊技者がその遊技機にて遊技を行いたいと考えている意欲が異なっている。つまり、大当たり発生の有無は遊技者の遊技意欲に与える影響が大きい。このため、遊技者の投資金額を特定するだけでは、遊技者の遊技意欲が高い遊技機か否かを特定することができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者の遊技意欲が高い遊技機か否かを特定することができる遊技場用管理装置を提供することにある。
本発明は、複数種類の遊技機を設置した遊技場を管理する遊技場用管理装置において、
遊技を行っている遊技者を識別可能な遊技者識別手段と、前記遊技機にて遊技者に有利な特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、遊技を行う上で遊技者が投資した金額の情報を特定する投資金額特定手段と、前記特別遊技状態が発生することなく一の遊技者が遊技を終了した遊技機にて当該一の遊技者が投資した金額の情報である投資金額情報と、その遊技機又はその遊技機の種類の情報である遊技機情報とを対応付けて管理する投資金額情報管理手段と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技場用管理装置において、
前記投資金額情報管理手段は、一の遊技者が複数の同じ種類の遊技機にて遊技を行いそれら複数の同じ種類の遊技機にて前記特別遊技状態が発生しなかった場合、前記投資金額情報として、それら複数の同じ種類の遊技機にてその遊技者が投資した金額の情報を管理すると共に、前記遊技機情報としてその遊技機の種類の情報を管理するようにしてもよい(請求項2)。
本発明は、複数種類の遊技機を設置した遊技場を管理する遊技場用管理装置において、
遊技を行っている遊技者を識別可能な遊技者識別手段と、前記遊技機にて遊技者に有利な特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、遊技を開始した後、前記特別遊技状態が発生することなく遊技を終了した遊技者の人数を遊技機又は遊技機の種類に対応付けて管理する終了人数管理手段と、を備えるようにしたものである(請求項3)。
特別遊技状態が発生していない場合には遊技者の遊技意欲が低下し易いものであるのに対して、特別遊技状態が頻繁に発生している場合には遊技者の遊技意欲が向上し易いものである。そして、遊技者によっては、特別遊技状態が発生していれば、当該特別遊技状態にて得た玉やメダル等の遊技価値を使用しきった後に、もう少し遊技を続行しようと考え、現金をさらに投資することがある。つまり、特別遊技状態の発生は、遊技者が投資する金額に影響を与えるものであり、同じ金額を遊技者が投資していたとしても、特別遊技状態の発生の有無によって遊技者の遊技意欲は異なっている。この点、請求項1の発明によれば、特別遊技状態が発生することなく現金を投資し続けた場合に、遊技者が投資した金額を遊技機又は遊技機の種類に対応付けて管理する。これにより、遊技を開始してから遊技者の遊技意欲が大きく向上することなく遊技者が遊技を終了するまでの遊技者の投資金額を管理することができる。つまり、特別遊技状態により遊技者の遊技意欲が高まることなく遊技者の遊技意欲が低下し続けた場合に、遊技者が投資できる金額の上限を特定することができる。この金額が高い遊技機であれば遊技開始時点の遊技者の遊技意欲が高いことや遊技者の遊技意欲が遊技中に低下しにくい遊技機であることが考えられ、結果的に遊技者の遊技意欲が高い遊技機や遊技機の種類を特定することができる。
遊技者によっては、遊技を行いたいと考えている遊技機の種類のみを決定しており、複数の同じ種類の遊技機にて遊技を行うことがある。この場合、特別遊技状態が発生しなければ、その遊技機の種類に対する遊技者の遊技意欲が低下し易いことになるが、遊技機毎に投資金額を管理すると、一の遊技機あたりの投資金額が低下してしまい、遊技者の遊技意欲を十分に特定することができない。この点、請求項2の発明によれば、複数の同じ種類の遊技機にて遊技者が投資した金額を管理する。この結果、複数の同じ種類の遊技機にて遊技者が遊技を行った場合にも遊技の開始及び終了を繰り返した場合にも、遊技者の遊技意欲が高い遊技機の種類であるか否かを特定できる。
請求項3の発明によれば、遊技を開始してから特別遊技状態が発生することなく遊技を終了した遊技者の人数を遊技機又は遊技機の種類に対応付けて管理する。これにより、遊技を開始してから遊技者の遊技意欲が大きく向上することなく遊技者が遊技を終了するまでの遊技者の人数を管理することができる。つまり、特別遊技状態により遊技者の遊技意欲が高まることなく遊技者の遊技意欲が低下し続けた場合に、特別遊技状態が発生するまで遊技意欲がもたなかった(遊技を継続することができなかった)遊技者の人数を特定することができる。この人数が少ない遊技機であれば遊技開始時点の遊技者の遊技意欲が高いことや遊技者の遊技意欲が遊技中に低下しにくい遊技機であることが考えられ、結果的に遊技者の遊技意欲が高い遊技機や遊技機の種類を特定することができる。
本発明の一実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図 一の遊技者の個人データの一例を示す図 管理装置による集計結果を示す一例を示す図 管理装置による遊技開始時処理を示すフローチャート 管理装置による遊技中処理を示すフローチャート 管理装置による大当たり0回集計処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は遊技場用システム(遊技場用管理装置)の全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出装置2が設置され、管理室には管理装置3(特別遊技状態特定手段、投資金額特定手段、投資金額情報管理手段、終了人数管理手段に相当)が設置されている。中継装置4は、2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び管理装置3とLAN5を介して接続されている。管理装置3は、遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を中継装置4を介して受信することにより遊技機1毎の遊技情報を管理する。
管理対象となる遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル6に対する操作により盤面7に発射した玉(遊技媒体)が始動口8に入賞(始動入賞)するのに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を表示部9において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たり(特別遊技状態に相当)となる。大当たりが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口10を開放する。入賞により遊技機1から払出された玉は上部受皿11にて受けられ、この上部受皿11が満杯状態となって溢れた玉は下部受皿12で受けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個で、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
遊技機側からは、次の遊技信号が出力される。
・アウト信号=使用玉(使用媒体)を回収するアウトBOXから出力される使用玉数(アウト、使用遊技媒体)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。
・セーフ信号=遊技機1から出力される払出玉数(セーフ、付与遊技媒体)を特定可能な信号。遊技機1での遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
・スタート信号=遊技機1から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。始動口8への入賞により変動(作動)する表示部9における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。尚、始動口8への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。
・大当たり信号=遊技機1から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
・売上信号=貸出装置2から出力される売上情報(売上玉数、売上額)を特定可能な信号。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、売上玉数×貸単価を売上額として特定する(以下、遊技者個人が使用した金額に対応した売上額のことを遊技者が投資した投資金額ともいう)。
・再プレイ信号=貸出装置2から出力される再プレイ玉(再遊技媒体)数を特定可能な信号。遊技者に対する貯玉を対価とした再プレイ玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「再プレイ信号数×25」を再プレイ玉数として特定する。
貸出装置2は、貨幣投入口13から貨幣が投入されるとノズル14から対価分の玉を払出す。また、顔認証用カメラ15(遊技者識別手段に相当)を内蔵しており、対応する遊技者の顔を中心とした上半身を斜め前方から撮影して顔データを管理装置3に出力する。
管理装置3は、遊技機側からの各種遊技信号に基づいて遊技情報を作成する。この遊技情報は、顔認証用カメラ15から出力された顔データに基づいて一人の遊技者が遊技を開始してから継続して遊技したと判断できる範囲における台データ、及び売上データを累積したものである。このような顔認証による識別は顔(目、鼻、口等)の特徴を抽出して数値化し、その数値化データを比較することで行われるもので、現在では一般的な技術であることからその詳細については省略する。
さて、遊技場では、管理装置3により管理された各遊技機1の遊技情報に基づいて遊技機1の種類に対応して釘調整を行うようにしているが、大当たり発生の有無は遊技者の遊技意欲に与える影響が大きいことから、遊技情報に大当たり時の遊技情報が含まれる場合にはその信頼性が低下し、釘調整に支障を生じることになる。
このような事情から、管理装置3は、通常の遊技情報管理処理に加えて、本発明に関連して遊技開始時処理、遊技中処理、及び大当たり0回集計処理を実行するようになっている。
図4は管理装置3による遊技開始時処理を示すフローチャートである。管理装置3は、遊技者の遊技開始を特定したかを判定している(A1)。遊技開始は、貸出装置2に設けられた顔認証用カメラ15の撮像結果による顔認証にて遊技者を認識したことに基づいて特定する。遊技開始を特定した場合は(A1:YES)、顔認証用カメラ15の撮像結果により遊技を開始した遊技者個人を識別する(A2)。
次に管理装置3は、個人データ登録済の遊技者かを判定する(A3)。個人データ登録済の遊技者でない場合は(A3:NO)、新規個人データの新規レコードを作成する(A4)。
図2は一の遊技者の個人データの一例を示している。遊技者の個人データとしては、遊技者を撮像した顔画像17と、遊技した遊技機1の遊技履歴18が記録されている。遊技履歴18の項目としては、遊技機種(遊技機情報に相当)、台番、イベント(開始、大当たり、終了)、イベントの発生時刻、投資金額(投資金額情報に相当)が設定されている。
図2に示す例では、ID777の遊技者が遊技機A(遊技機1の機種がAという意味。以下B〜Dも同じ)における5番台で10時に遊技開始したことにより新規レコードが作成されたことを示している。
管理装置3は、遊技者が遊技を開始したと判定した場合は遊技中処理を実行する。
図5は管理装置3による遊技中処理を示すフローチャートである。管理装置3は、金額情報を対価とした貸出操作が有ったか(B1)、大当たりが発生したか(B3)を判定している。貸出操作は貸出装置2からの売上信号で特定し、大当たり発生は遊技機1からの大当たり信号で特定する。遊技者が遊技を開始するために貸出装置2に貨幣を投入して貸出操作により玉の貸出を受けると、売上信号が出力されるので、貸出操作が有ったと判定し(B1:YES)、個人データにおける遊技機1に対する投資金額を更新する(B2)。また、大当たり信号を受信したときは、大当たりが発生したと判定し(B3:YES)、個人データに大当たりが発生したことを記録する(B4)。
図2に示す例では、5番台で遊技開始後、大当たりが10時30分に発生すると共に、10時45分に遊技終了するまでに10000円を投資したことを示している。遊技終了は、顔認証用カメラ15の撮像結果により遊技者を認識しなくなったことに基づいて特定する。尚、遊技開始及び遊技終了を、アウト信号の有無を含めて判定することにより精度を高めるようにしてもよい。
遊技者が台移動すると、管理装置3は、移動先の貸出装置2に設けられた顔認証用カメラ15による撮像結果に基づいて遊技を開始した遊技者は個人データ登録済の遊技者であると判定してから(A3:YES)、前回(移動先の遊技機1で先に遊技していた遊技者)と同じ遊技者でないと判定し(A5:NO)、今回遊技を開始した遊技機1の情報を対応付けて個人データを更新する(A6)。
図2に示す例では、ID777の遊技者は5番台からパチンコ機Bにおける12番台に11時に台移動し、大当たりすることなく12時10分に終了するまでに20000円を投資したことを示している。
以上のようにして遊技者が遊技した遊技機1を顔認証により追跡すると共に、各遊技機1に対応した履歴情報を順に記録する。
図2に示す例では、ID777の遊技者は、12番台での遊技を終了した後、パチンコ機Bにおける15番台で3000円を投資し、パチンコ機Cにおける20番台で1000円を投資し、同じパチンコ機Cにおける25番台で2000円を投資する間に大当たりが発生した後、さらにパチンコ機Dにおける30番台で1000円を投資し、パチンコ機Cにおける28番台で4000円を投資し、パチンコ機Dにおける32番台で5000円を投資して遊技を終了したことを示している。
尚、図2はID777の遊技者の個人データを示しているが、このような個人データが各遊技者に対応して作成されている。
ところで、上述したように大当たりを含む遊技情報は釘調整を行う場合の信頼性が低いことから、管理装置3は、大当たり0回集計処理を実行することにより遊技情報を集計する。この大当たり0回とは大当たりが含まれていないことを意味する。
図6は管理装置3による大当たり0回集計処理を示すフローチャートである。大当たり0回集計処理では、大当たり0回で遊技を終了した遊技者の人数、及びそのときの投資金額の平均を集計する。管理装置3は、閉店かを判定している(C1)。この閉店かの判定は、管理装置3に対して閉店操作が行われたことで特定する。閉店であると判定すると(C1:YES)、大当たりが発生することなく遊技を終了した機種がある遊技者の個人データのレコードを特定し(C2)、大当たりに当選することなく遊技を終了した遊技者の人数を機種毎に集計すると共に(C3)、大当たりが発生することなく遊技を終了した遊技者がその機種に投資した金額を集計する(C4)。
図2で示したID777の遊技者の例では、各遊技機A〜Dに対応する大当たり0回投資金額を次のように集計する。
パチンコ機A:5番台(投資金額10000円)のみが集計対象であり、終了までに大当たりが発生しているので、大当たり0回投資金額として集計しない。
パチンコ機B:12番台(投資金額20000円)と15番台(投資金額3000円)が集計対象であり、12番台で大当たりが発生しておらず、15番台でも大当たりが発生していないので、23000円として集計する。
パチンコ機C:20番台(投資金額1000円)と25番台(投資金額2000円)と28番台(投資金額4000円)が集計対象であり、20番台と28番台では大当たりが発生していないが、25番台では発生している。このため、大当たり0回投資金額として集計しない。
パチンコ機D:30番台(投資金額1000円)と32番台(投資金額5000円)が集計対象であり、30番台で大当たりが発生しておらず、32番台でも大当たりが発生していないので、6000円として集計する。
以上のようにして一の遊技者の集計結果を求めるものであり、管理装置3は、最終的には遊技者全員の集計結果を求める。この場合の集計結果は、それぞれ遊技機単位ではなく、遊技機1の機種単位となる。
図3は管理装置3による集計結果を示す一例であり、各パチンコ機A〜Dに対応して次の項目が設定されている。
・大当たり0回人数:遊技を行った機種に対して大当たり0回で遊技を終了した人数。
・完封率:大当たり0回で遊技を終了した遊技者の割合で、大当たり0回人数÷遊技人数により求める。
・大当たり0回平均投資金額:大当たり0回の遊技を終了した遊技者のその機種に対する平均投資金額。
図3から次のように判断することができる。
パチンコ機Aとパチンコ機Bでは大当たり0回の平均投資金額は同じだが、完封率はパチンコ機Bの方が高いため、パチンコ機Bの方が大当たりは発生しにくい。
パチンコ機Cは、完封率が高く、大当たり0回平均投資金額も大きい。つまり、大当たりが発生しにくいが、大当たりが発生しなくとも遊技者が遊技を続ける機種である。
パチンコ機Dは、完封率が高く、大当たり平均投資金額が小さい。つまり、遊技者がすぐ遊技を終了しており、遊技者の遊技意欲が低くなり易い遊技機である。
遊技場の管理者は、このように機種毎に大当たり0回平均投資金額を求めることで機種毎の特性を判断して釘調整の目安とすることができる。つまり、釘調整が悪ければ遊技者がすぐ遊技を終了するため大当たり0回における平均投資金額が小さくなる。これに対して、釘調整が良ければ現金投資がかさんだとしても遊技者が遊技を続行するため大当たり0回における平均投資金額が大きくなる。従って、完封率が高くとも大当たり0回平均投資金額が高くなるように釘調整することが遊技場の経営にとって有益となる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
複数の同じ種類の遊技機にて一の遊技者が大当たり0回で遊技を終了した遊技者の平均投資金額を集計することにより遊技機の種類に対応した限界投資金額を特定するようにしたので、遊技を開始してから遊技者の遊技意欲が大きく向上することなく遊技者が遊技を終了するまでの遊技者の投資金額を管理することができる。つまり、大当たりにより遊技者の遊技意欲が高まることなく遊技者の遊技意欲が低下し続けた場合に、遊技者が投資できる金額の上限を特定することができる。この金額が高い遊技機であれば遊技開始時点の遊技者の遊技意欲が高いことや遊技者の遊技意欲が遊技中に低下しにくい遊技機であることが考えられ、結果的に遊技者の遊技意欲が高い遊技機の種類を特定することができ、遊技機の機種毎の面白さの指標や釘調整の目安とすることができる。
大当たりが発生していない機種に対応した遊技人数も集計するようにしたので、この集計した遊技人数が少ない遊技機であれば遊技開始時点の遊技者の遊技意欲が高いことや遊技者の遊技意欲が遊技中に低下しにくい遊技機であることが考えられ、この点からも遊技者の遊技意欲が高い遊技機や遊技機の種類を特定することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
顔認証ではなく、貸出装置2に挿入された会員カードを読み取ることで遊技者を識別するようにしてもよい。
一の遊技機にて大当たりが発生していなくとも、同じ種類の他の遊技機にて大当たりが発生した場合、大当たりが発生しなかった遊技者として集計しなかったが、一の遊技機に対応して集計を行うようにしてもよい。つまり、図2に示すパチンコ機Cでは、20番台と28番台では大当たりが発生していないが、25番台では大当たりが発生している。この場合、20番台において投資金額1000円で大当たりが発生することなく遊技を終了した遊技者と、28番台において投資金額4000円で大当たりが発生することなく遊技を終了した遊技者とが発生したと集計する。
遊技機に対応して集計を行う場合、機種単位ではなく遊技機単位でデータを集計して出力するようにしてもよい。
同じ種類の複数の遊技機にて遊技を行ったうち一の遊技機にて遊技を行っている間に大当たりが発生していれば、大当たりが発生したものとして集計したが、かかる構成に限定されない。例えば、一の遊技機にて遊技を開始した後、その他の種類の遊技機にて遊技を行うことなく当該一の遊技機と同じ種類の遊技機にて遊技を継続している間に大当たりが発生しなかったことを条件にして遊技者が投資した金額を集計するようにしてもよい。つまり、一の遊技者が同じ種類の遊技機を複数遊技している場合において、連続して遊技している場合は、一の遊技機を遊技しているように集計し、連続していなければ集計自体は個別に行う。この場合、大当たり0回人数はのべ人数で集計するようにしてもよい。本構成によれば、同じ種類の遊技機を遊技者が連続して遊技を行っているか否かを区別して集計を行うことができる。図2の場合、パチンコ機Cにおける20番台と25番台では、大当たりが発生した状態で遊技者が遊技を終了したと判定するが、パチンコ機Cにおける28番台では、大当たりが発生することなく遊技者が遊技を終了したと判定する。
遊技機としては、封入式パチンコ機、クレジット式パチンコ機、スロットマシン等であってもよい。スロットマシンに適用する場合は、ARTやRTを特別遊技状態としてもよい。
投資金額の平均を出力するものとしたが、大当たりが発生することなく遊技を終了した場合の投資金額又は投資金額の平均と、遊技機又は遊技機の種類とを対応付けて遊技者個人に対応して集計して出力するようにしてもよい。つまり、大当たり0回に対応した投資金額の集計を遊技者毎に行うようにしてもよい。
貨幣を対価として玉を払い出す貸出装置において、入金した金額を消費しきることなく遊技を終了した遊技者の割合を集計するようにしてもよい。本構成によれば、例えば10000円を受付可能な貸出装置2において、10000円入金した後に3000円だけ分だけ遊技を行い残りの7000円は遊技に投資しなかった遊技者のように、入金した金額の全てを遊技に投資しなかった遊技者の割合を特定できる。この場合、入金した金額を投資しきることなく遊技者が遊技を終了した遊技機は遊技意欲が低下し易い遊技機と判断できる。
特別遊技状態が発生した後、特別遊技状態にて付与された遊技価値を使用しきった後に、貨幣を対価として遊技媒体を得た遊技者の割合を特定するようにしてもよい。つまり、所謂追加投資を行った遊技者の割合を特定するようにしてもよい。この場合、追加投資を行う割合が高い遊技機は遊技者の遊技意欲が高い遊技機と判断できる。
特別遊技状態が終了した後、すぐ遊技を終了した遊技者の割合を特定するようにしてもよい。例えば、大当たりや確変状態が終了した後に、Bサ(通常時の差玉)が所定数となるまでに遊技を終了した遊技者の割合を特定するようにしてもよい。この特別遊技状態は、パチンコの確変や、スロットマシンのART等も含む概念である。有利な状態が終了した場合にすぐ遊技者が遊技を終了する場合、面白くない遊技機であることや、特別遊技状態に再度なりにくいと遊技者が考えていると判断できる。要するに、特別遊技状態が終了しても遊技者が遊技を続行する遊技機が遊技者の遊技意欲が高い遊技機である。
図面中、1は遊技機、2は貸出装置、3は管理装置(特別遊技状態特定手段、投資金額特定手段、投資金額情報管理手段、終了人数管理手段)、15は顔認証用カメラ(遊技者識別手段)である。

Claims (3)

  1. 複数種類の遊技機を設置した遊技場を管理する遊技場用管理装置において、
    遊技を行っている遊技者を識別可能な遊技者識別手段と、
    前記遊技機にて遊技者に有利な特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    遊技を行う上で遊技者が投資した金額の情報を特定する投資金額特定手段と、
    前記特別遊技状態が発生することなく一の遊技者が遊技を終了した遊技機にて当該一の遊技者が投資した金額の情報である投資金額情報と、その遊技機又はその遊技機の種類の情報である遊技機情報とを対応付けて管理する投資金額情報管理手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 前記投資金額情報管理手段は、一の遊技者が複数の同じ種類の遊技機にて遊技を行いそれら複数の同じ種類の遊技機にて前記特別遊技状態が発生しなかった場合、前記投資金額情報として、それら複数の同じ種類の遊技機にてその遊技者が投資した金額の情報を管理すると共に、前記遊技機情報としてその遊技機の種類の情報を管理することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理装置。
  3. 複数種類の遊技機を設置した遊技場を管理する遊技場用管理装置において、
    遊技を行っている遊技者を識別可能な遊技者識別手段と、
    前記遊技機にて遊技者に有利な特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    遊技を開始した後、前記特別遊技状態が発生することなく遊技を終了した遊技者の人数を遊技機又は遊技機の種類に対応付けて管理する終了人数管理手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
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