JP5899394B2 - 遠心送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、吸込口にフィルタを配置した遠心送風機に関する。
従来、遠心送風機では、ユニットケース内に吸入される空気を濾過するためにユニットケースとは別部品のフィルタ部を形成しそれを固定する構成が提案されている。
この構成には様々な提案がなされており、ファンモータの吸込口の近傍にフィルタ部を配置した従来例を図5に示す。この図5に示すように、従来の技術では、ユニットケースとは別体に設けられたフィルタ部をユニットケースに設けられたフックに回し止める構成を採用していた(特許文献なし)。
また、吸込口とフィルタの間に対角線上に伸びる支持部材を配置する構造(例えば、特許文献1参照)などがある。
図6に上記特許文献1に開示された吸込口に支持部材が設けられた車両空調用送風ユニットの一例を示す。図6において、フィルタを支える略十字を呈した4枚の平板部材のうちの一枚の平板部材を、スクロール壁において遠心ファンに最も接近するノーズ位置αから、スクロール壁内で空気が流れる方向へ40°の範囲に設置することで、支持部材が無い状態以上に吸入圧損を小さくでき、風量低下、騒音悪化を解消できる。
特許第4178992号公報
近年、電装分野に用いられ、車内の電動化が進むにつれその需要が大きくなってきた車両用空調ファンモータは、ウエイトダウンのための小型化、薄型化およびコストダウンの要求が強い。そこで、図5および図6に示すように、従来用いていたフィルタ部または、平板部材を廃止し、ユニットケースにフィルタを一体に成型することでウエイトダウンとコストダウンを図ったものがある。
図7に、従来のユニットケースに支持バーが一体に成型された一例を示す。
図7に示すように、ユニットケースの成型状態を加味し、吸込口中央からフィルタを支持するユニットケースの支持バーを真っ直ぐに配置した場合、ファンと支持バーの間に乱流が発生し、それが空気の流れの抵抗となって圧力変動を引き起こし、耳障りとなる高いピークのファンの風切り騒音を招くという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、支持バーを整流部材として利用して、ファンと支持バーの間に発生する乱流を解消することで静音効果を有する機構を設けた遠心送風機を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ユニットケースには吸込口中央からフィルタを支持する支持バーが形状され、前記吸込口の空気吸込方向から見た形状は吸込口中央に向かう方向に対し3分割を呈するように配置されたものであり、3分割を呈した前記支持バーは、前記ユニットケース内において空気が流れる方向へ25°±5°屈折させた構成からなる遠心送風機である。
本発明によれば、支持バーを整流部材として利用して、ファンと支持バーの間に発生する乱流を解消することにより、耳障りとなる高いピークのファンの風切り騒音を抑制する静音効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の斜視図 本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の構造図 (a) 本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の支持バーの取付角度と騒音との関係を示すグラフ、(b) 従来例の遠心送風機の支持バーの取付角度と騒音との関係を示すグラフ (a) 本発明の実施の形態1に掛る騒音ピークの発生要因を示す図、(b) 従来例の騒音ピークの発生要因を示す図 本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の支持バーの長さを変形させた上視図 従来の遠心送風機を示す構造図 吸込口に支持部材が設けられた車両空調用送風ユニットの図 従来のユニットケースに支持バーが一体に成型された一例の図
以下、本発明に係る遠心送風機の好適な実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1A、図1Bは本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の斜視図および構造図である。
図1Bにおいて遠心送風機は、内部に空気通路を形成するユニットケース1と、前記ユニットケース1の吸込口2に配置され、前記吸込口2に吸入される空気を濾過するフィルタ3と、回転に伴って前記空気通路内に空気流を発生するファン4と、前記ファン4を回転駆動するモータ部5とにより構成される。
前記ユニットケース1には前記吸込口2の中央から前記フィルタ3を支持する支持バー6が形状され、前記吸込口2の空気吸込方向から見た形状は吹出口7の中央に向かう方向に対し3分割を呈するように配置されたものであり、3分割を呈した前記支持バー6は、幅2mm以下に形状され、前記ユニットケース1内において空気が流れる方向へ25°±5°の範囲で屈折させた形状となっている。
この遠心送風機は、ファン4が回転駆動されることによって、外気が吸込口2からファン4の内側に吸引され、ファン4の外側へファン4の回転とともに圧送される。ファン4の外側へ圧送された空気は、ユニットケース1の内部の壁に沿って吹出口7に導かれ、その吹出口7から車両用空調ユニット内に吹き出される。
フィルタ3は、複数の細い糸を編みこんで形状され、図1Bのユニットケース1上に示すようにユニットケース1上の吸込口2の全域に配置されるものであり、フィルタ3の落下または、ファン4との接触を防ぐためにフィルタ3を支持する支持バー6とともにユニットケース1上を構成する樹脂部材によって一体に成型されたものである。
また、吸込口2の開口範囲内は、支持バー6が空気の抵抗板として吸込圧損を生じさせない且つ、フィルタ3を保持するのに必要な強度を保つ板幅として2〜3mmを残して切り欠く形状に設けられている。
本実施例では、支持バー6は、吸込口の空気吸込方向から見た形状が吹出口中央に向かう方向に対し3分割を呈するように配置されたものであり、3分割を呈した支持バー6は、ユニットケース1内において空気が流れる方向へ25°±5°屈折させたことを特徴としている。
図2は本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の支持バーの取付角度と騒音との関係を示すグラフである。また、図3は本発明の実施の形態1に掛る騒音ピークの発生要因を示す図である。
この図2に示されるように、支持バー6を真っ直ぐに配置した場合に対し、ユニットケース1内において空気が流れる方向へ25°±5°屈折させ配置した場合では、明らかに騒音ピークの発生の違いが見られる。騒音の発生の要因として図3に示されるように、支持バー6がファン4の曲面に対し整流板として作用するために、空気の乱流を防ぐことできる。その結果、支持バーが真っ直ぐに配置した場合よりも吸込口2に吸い込まれる空気の流れが大きく改善されて送風性能が向上したためである。
上述したように、本実施例の遠心送風機は、フィルタ部の廃止によるウエイトダウンおよびコストダウンを図ることができるとともに、支持バー6を真っ直ぐに配した状態よりも空気の流れを改善することにより、耳障りとなる高いピークのファンの風切り騒音を解消できる。
図4は本発明の実施の形態1に掛る遠心送風機の支持バーの長さを変形させた上視図である。
この図4に示されるように、支持バー6の吸込口2の中央から屈折させるまでの長さをaとし、屈折させた箇所からユニットケース1に繋がるまでの長さをbとした時、aおよびbの長さを任意の長さに変形させたとしても上記と同様の効果を得ることは言うまでもない。
シート空調ファンモータ等、小型化、薄型化に加え、低騒音、低コスト化が要求される車両用送風装置等に用いられるファンモータに有用である。
1 ユニットケース
2 吸込口
3 フィルタ
4 ファン
5 モータ部
6 支持バー
7 吹出口

Claims (3)

  1. 内部に空気通路を形成するユニットケースと、前記ユニットケースに形成された略円形の吸込口に配置され、前記吸込口に吸入される空気を濾過するフィルタと、複数の羽根部とこの複数の羽根部を外周に配置するハブ部とで形成され、回転に伴って前記空気通路内に空気流を発生するファンと、前記ファンを回転駆動するモータ部とを備えた遠心送風機において、
    前記ユニットケースには前記吸込口中央から前記略円形の前記吸込口の外周部へとつながり前記フィルタを支持する支持バーが形状され、前記吸込口の空気吸込方向から見た形状は吸込口中央に向かう方向に対し複数の分割を呈するように配置されたものであり、前記複数の分割を呈した前記支持バーは、前記ユニットケース内空気が流れる方向へ前記支持バーの途中の位置においてこの支持バーがなす2つの直線が角をなすように屈折させることで、前記支持バーと前記外周部とが前記空気が流れる方向へ傾いた状態でつながっていることを特徴とする遠心送風機
  2. 前記支持バーは、前記ユニットケース内において空気が流れる方向へ25°±5°屈折させたことを特徴とする請求項1記載の遠心送風機
  3. 前記複数の分割は3分割であることを特徴とする請求項1または2記載の遠心送風機。
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