JP5898981B2 - メッセージ送信システム、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、複雑化・高度化するメッセージを迅速かつ簡易に入力できる技術を提供することにある。
本発明によれば、メッセージが送信されると、当該メッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDで構成される割当対象が操作ボタンに割り当てられるので、再度送信する場合には、操作ボタンの操作で済む。したがって、本発明によれば、複雑化・高度化するメッセージを迅速かつ簡易に入力することが可能になる。
ここで、操作ボタンに対応付けられる割当対象としては、送信された文字情報の全部としても良いが、文字情報が多数である場合や長い場合に、最初の読点「、」や句点「。」までの一部としても良いし、ユーザが不要部分を削除した一部としても良い。例えば送信されたメッセージに含まれる文字情報が「こんばんは。元気ですか?」である場合、操作ボタンに全部を割り当てても良いし、その一部の「こんばんは。」や「元気ですか?」を割り当てても良い。
前記操作処理部(235)は、操作された操作ボタン(242)に割り当てられた割当対象に前記画像IDが含まれている場合、当該画像IDを前記入力フィールド(272))に反映させない構成としても良い。この構成によれば、メッセージに文字情報、動作ID以外の画像IDを含めることができる。この画像IDは、画像そのものではなく、画像を識別するものであるので、情報量が少なくて済む。なお、この構成において、メッセージに含まれる文字情報の一部、動作IDと画像IDとを対応付けて記憶するとともに、操作ボタンに割り当てても良い。
ここで、「送信されたメッセージに含まれる文字情報の全部」と「同一の割当対象が記憶部に記憶されているとき」とは、例えば「こんばんは。元気ですか?」という文字情報を含むメッセージが送信された場合に、「こんばんは。元気ですか?」が記憶部に記憶されている状態をいう。換言すれば、上記の場合に、「こんばんは。元気ですか?」が記憶部に記憶されていなければ、「こんばんは。」や「元気ですか?」が個別に記憶されていても、同一ではないので、新たな記憶対象となる。
一方、「送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部」と「同一の割当対象が記憶部に記憶されている」とは、上記場合であれば、既に「こんばんは。」や「元気ですか?」などのように一部が個別に記憶部に記憶されている状態をいう。換言すれば、上記の場合に、「こんばんは。元気ですか?」が記憶部に記憶されていなくても、「こんばんは。」や「元気ですか?」が個別に記憶されていれば、同一となるので、新たな記憶対象とはならない。
前記管理部(232)は、前記複数個の割当対象のそれぞれを、各割当対象に対応したメッセージを前記送信部(204a)によって送信された送信日時および使用回数と対応付けて前記記憶部(205)で管理するとともに、前記送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDと同一の割当対象が前記記憶部(205)に記憶されている場合には、当該同一の割当対象を新たに記憶させずに、当該割当対象に対応する送信日時を更新し、使用回数を増加させる構成としても良い。この構成によれば、操作ボタンの個数が限られている場合に有効となる。
また、上記プログラムは記録媒体に記憶させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
図1は、実施形態に係るシステム1を含む全体的な構成を示すブロック図である。ここで、本説明においてシステムとは、メッセージを送信するメッセージ送信システム、交換されたメッセージを表示するメッセージ交換システムの双方をいう。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、インターネットNa、ゲートウェイ16および移動通信網Nbを介してSNSサーバ12に接続された構成となっている。
ここで、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、以下において端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
ユーザ登録テーブルは、図5に示されるように、SNSに登録している会員を例えば複数の英数字で一意に識別する会員IDと、後述するメッセージ表示機能およびメッセージ送信機能を実行する際の利用者を、システム1の内部で管理する利用者IDと、利用者の名前(実名やニックネーム)と、当該利用者を表象するアバター画像を示すアバター情報と、当該利用者を示すプロフィール画像とを対応付けて記憶するテーブルである。
また、アバター情報およびプロフィール画像については、実体そのものではなく、実体のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者IDから、利用者の名前、アバター情報およびプロフィール画像が取得できる手段が講じられていれば良い。
グループ登録テーブルでは、図6に示されるように、グループIDで識別されるグループが1または複数登録される。各グループには、グループ名称が付与されるとともに、AからEまでの5人の利用者IDが設定される。なお、グループメンバーの<null>は、未設定の空き状態であることを示している。
図6の例にあって、矢印で示されるグループは、グループIDが「xxx1」であって、グループ名称が「アラフォーズ」であり、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の4名の利用者によって構成されていることを示している。ここで、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の利用者については、図5に示したユーザ登録テーブルを参照することによって、必要な情報を取得することができる。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNbを経由して、上記SNSサーバ12に接続される。また、端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
詳細には、端末装置20の利用者を含む複数人が予めグループ化されるとともに、メッセージ表示機能の実行によって、当該グループのメンバーによって送信されたメッセージが送信時間の順で表示される、というサービスが提供される。また、グループ化に際し、別の利用者を追加登録したり、すでに登録した利用者を削除したりして、グループ編集も可能となっている。
アバターは、送信者(利用者)を表象する一種のキャラクター画像であり、例えばメッセージ処理の実行前に予め作成/選択されて、例えばSNSサーバ12に登録される。これにより、各利用者には、それぞれアバターが関連付けられることになる。なお、アバターは、例えば頭部、胴部、両手、両足に相当するブロックでデフォルメして、これらの関節において一定のルールで動きが与えられる構成となっている。このようなアバターの情報は、端末装置20においてグループが作成されたときに、当該グループメンバーのアバターに関する情報がSNSサーバ12から当該端末装置20(の記憶部205)に転送されるようになっている。
また、以降では、ある特定の端末装置20に着目して当該端末装置20での動作を説明するので、着目する端末装置20の利用者を、他の端末装置20に係る利用者と区別する意味で特に「主体者」と呼ぶ場合がある。
ただし、本実施形態においては、特に「投稿」と「応答」とについては特に次のように必要がない限り、単にメッセージの送信として区別しないものとする。
このような「投稿」に対して、主体者や他の利用者がメッセージで「応答」したとき、当該メッセージは、その「応答」の基礎となる「投稿」の投稿IDと投稿者の会員IDとに紐付けられるとともに、応答者の会員IDと、その「応答」を一意に識別する応答IDと、発信日時とに対応付けられてSNSサーバ12の記憶部に記憶される。
このようにして、SNSサーバ12の記憶部では、1つの「投稿」に対して、0個または1個以上の「応答」が順次紐付けられ、これによって投稿・応答履歴が形成される。
なお、発信された「投稿」および「応答」がSNSサーバ12に記憶される状態については、本願発明と特に関係しないので、説明を省略することにする。
図3は、端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、CPU201がアプリケーションプログラムを実行することによって、端末装置20の側では、管理部232、割当部233、表示制御部234、操作処理部235およびメッセージ作成部236が構築される。
割当部233は、操作ボタン割当テーブル(TB2)を参照して、複数の操作ボタン242に対して、後述する割当対象を所定のルールにしたがってそれぞれ割り当てる。
一方、表示制御部234は、メッセージ送信機能の実行時にあっては、後述する操作ボタン242を表示させるほか、後述する操作がなされたときに、画像選択部250となるサブ画面や、動作選択部260となるサブ画面などを表示させる。
メッセージ作成部236は、入力フィールド272に反映された文字情報や、操作処理部235による通知にしたがったメッセージを、必要に応じて管理部232を介し記憶部205から取得した情報を用いて作成する。
まず、端末装置20において、メッセージ処理を実行するために、利用者が所定の操作をしたとき、例えば当該機能を示すアイコンなどをメインメニュー画面(図示省略)においてタップしたとき、当該端末装置20においては、CPU201が当該機能に対応したアプリケーションプログラムを起動する。
いずれかの端末装置20でルームが作成されると、当該ルーム(グループ)を規定するグループ情報がSNSサーバ12のグループ登録テーブル(図6参照)に登録される。したがって、ある端末装置20においてルームが存在しているか否かについては、SNSサーバ12に対して、当該端末装置20に係る利用者IDがグループ登録テーブルにおいてグループメンバーとして登録されているか否かを問い合わせることで判別できる。SNSサーバ12は、問い合わせた端末装置20に係る利用者IDが登録されていれば、登録されているすべてのグループ情報を当該端末装置20に送信する一方、登録されていなければ、当該端末装置20にはルームが存在していない旨を当該端末装置20に送信する。
この図に示されるように、端末装置20の表示部211においては、「参加ルーム」というタブ281が付された画面と、「管理中のルーム」というタブ282が付された画面とが重ねられるとともに、いずれかが選択された方の画面が上面となるように表示される。ここで、タブ281が付された画面が選択されている場合、同図に示されるように、当該端末装置20の主体者がメンバーとして登録されているルームが、名称、メンバーのプロフィール画像、当該ルームのメンバーによる最終発言日時などとともに一覧表示される。
ボタン287は、新規ルームの作成を指示するものである。
ボタン288は、各ルームに対応してそれぞれ設けられるものであり、その操作によって当該ルームへの移動が指示される。
ボタンFinは、このメッセージ処理の終了を指示するものである。
なんらからの操作があったとき(ステップSa13の判別結果が「Yes」になったとき)、操作処理部235は、当該操作が終了の指示、すなわちボタンFinの表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa14)。
一方、終了の指示でなければ(ステップSa14の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がルーム選択の指示、すなわち、いずれかのルームに対応したボタン288の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa15)。
当該操作がルーム選択であれば(ステップSa15の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa16に移行する。当該操作がルーム選択でなければ(ステップSa15の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がルーム編集の指示、すなわち、自己が管理者となっているルームに対応したボタン286の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa20)。
当該操作がルーム編集の指示でなければ(ステップSa20の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作が新規ルームの作成指示であったと判別して、処理手順をステップSa21に移行させる。一方、当該操作がルーム編集の指示であれば(ステップSa20の判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、処理手順をステップSa22に移行させる。
一方、エリア289の下側には、メンバーとして登録可能な利用者が、プロフィール画像および名前で一覧表示される。また、チェックボックス290が、利用者毎にそれぞれ対応して表示される。ここで、主体者は、ルームメンバーとして登録したい利用者について、対応するチェックボックスをタップするなどしてチェックを入れる。
また、登録可能な利用者が多数あって、1度に表示しきれない場合でも、例えばスライドバー291を移動させたり、一覧表示部分をフリックしたりするなどすれば、上下にスクロール表示される。
SNSサーバ12は、主体者と参加許諾した利用者とをメンバーとするグループを、グループ登録テーブル(図6参照)に新規登録する。
したがって、自己を含むルームが作成された後にステップSa11に戻ったときに、当該ステップSa11の判別結果が「Yes」となり、続くルーム一覧画面においては、新規登録したルームが追加されて表示されることになる。
なお、新規ルーム作成画面において、ボタン293の表示部分がタップされると、作成内容が反映されずに破棄されて、処理手順がステップSa11に戻る。
ここで、ルームの名称を変更するには、エリア289をタップして、新たな名称を入力し直せば良い。また、メンバーとしての利用者を新たに追加するには、対応する利用者のチェックボックスにチェックを入れれば良いし、逆にメンバーの登録を解除する場合には、対応する利用者のチェックボックスに入れたチェックを外せば良い。
諸情報を受信したSNSサーバ12は、メンバーとして新たに追加された利用者があれば、当該利用者が構成員としてグループに追加された旨、および、このグループへの参加の許否を確認させるメールを送信する。当該メールを受信した利用者は、グループへの参加の許否についてSNSサーバ12に返信する。一方、SNSサーバ12は、メンバーとして登録が解除された利用者があれば、その旨のメールを当該利用者に送信する。
SNSサーバ12は、グループ登録テーブルに対し、参加許諾の返信があれば、当該グループのメンバーとして追加登録する一方、登録が解除された利用者については、当該グループのメンバーから削除する。
ステップSa11に戻ったときに、続くルーム一覧画面においては、編集後のルーム内容が反映されて表示されることになる。
すなわち、第1に、操作処理部235は、タップされたボタン288に対応するルームを特定する情報を、送信部204aを介してSNSサーバ12に送信する。第2に、SNSサーバ12は、グループ登録テーブルを参照して当該ルーム(グループ)のメンバーを特定し、当該メンバーに係る投稿・応答履歴を、ルームを特定する情報を送信した端末装置20に返信する。第3に、端末装置20では、表示制御部234が、当該投稿・応答履歴を、受信部204bを介して受信して、当該投稿・応答履歴に含まれる、メンバー毎のメッセージに基づく表示を表示部211に表示させる。
なお、発信日時が古いものほど画面の下方に向かうように配列させても良いが、ここでは便宜的に、同図に示されるように、新しいものほど画面の下方に向かうように配列させた例で説明する。
すなわち、タイプ(A)では、文字情報だけが含まれ、タイプ(B)では、文字情報と画像IDとが含まれ、タイプ(C)では、文字情報と動作IDとが含まれ、タイプ(D)では、文字情報と画像IDと動作IDとが含まれ、タイプ(E)では、動作IDだけが含まれるものとする。
また、本実施形態において、メッセージに動作IDが含まれない場合に、文字情報、画像IDの有無に応じてタイプ(A)または(B)としているが、メッセージに、予め動作IDなしを示す情報が含ませて、文字情報、画像IDの有無に応じてタイプ(A)または(B)としても良い。
タイプ(C)では、タイプ(A)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、モーションを伴うアバターが表示される。このアバターは、利用者IDに対応したアバター情報で規定されるものであり、このモーションは、動作IDに対応するモーション情報にしたがっている。タイプ(D)では、タイプ(B)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、タイプ(C)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。タイプ(E)では、文字情報が含まれないので、吹き出しが表示されずに、プロフィール画像と時間情報とともにタイプ(C)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。
また、図11の右欄は、メッセージの表示が画面において右側の地点に配置された場合の例である。メッセージの表示が画面において左側の地点に配置された場合には、同図の例を左右反転としたものとなる(図示省略)。また、自己が送信したメッセージである場合に、プロフィール画像については、他のメンバーと区別する意味で非表示とする。また、他のメンバーと区別するように自己が送信したメッセージの吹き出しの色または形状を、他の吹き出しのものと異ならせるようにしても良い。
表示(1−3)が、自己に係るメッセージに基づく場合、破線で示されるようにプロフィール画像が非表示となる。また、メッセージ表示画面については、他の例と同様に、上または下方向のフリック操作によって、スクロール表示されるようになっている。
すなわち、表示制御部234は、上述したようにアバターの視線方向を原則的に1つ後の発言に向かうように制御するが、あるメッセージに含まれる動作IDが特定動作IDであるときは、例外的に、当該メッセージに基づくアバターの視線方向を1つ前の発言に向かうように制御する。
さらに、特定動作IDを含むメッセージの1つ前に送信されたメッセージに、動作IDが含まれているとき、表示制御部234は、当該1つ前のメッセージに含まれる動作IDを、特定動作IDに関連付けられた動作IDに更新して、更新後の動作IDで示されるモーションに変更する。
ここでは、特定動作IDを含むメッセージの前に、(a)に示されるような、「謝るB」(図19参照)という動作IDを含むメッセージの表示(2−1)が、右上側の地点で配置されているものとする。
図13(a)で示されるメッセージの次に、特定動作IDの「殴る」を含むメッセージが送信された場合、同図(b)で示されるように、当該メッセージの表示(2−2)が、表示(2−1)に対して左斜め下の地点に配置されるとともに、「殴る」のモーションを伴うアバターの視線方向が例外的に1つ前の発言である右斜め方向に制御される。
さらに、1つ前の発言に係るメッセージの「謝るB」のモーションの動作IDが、「殴る」に関連付けられた「倒れる」というモーション情報の動作IDに更新されるので、同図(b)で示されるように、表示(2−1)におけるアバターが「倒れる」というモーションに変更される。
すなわち、動作IDを含まないメッセージの表示(3−2)が、表示(2−1)に対して左斜め下の地点に配置されるとともに、特定動作IDを含むメッセージの表示(2−2)は、表示(3−2)に対して右斜め下の地点に配置されるとともに、「殴る」のモーションを伴うアバターの視線方向が原則通りに1つ後の発言(予定地点)である左斜め方向に制御される。なお、表示(2−1)における「謝るB」の動作IDが更新されないので、同図(c)で示されるように、表示(2−1)におけるアバターが「謝るB」というモーションから変更されない。
メッセージに画像情報IDが含まれている場合、表示制御部234は、例えば画像情報IDで示される参照先に画像情報を、送信部204aを介して要求する一方で、参照先から当該画像情報を、受信部204bを介して受信する。
吹き出しにおける画像情報で示される画像の位置については、図14(a)で示されるように本文に続いても良いし、同図(b)で示されるように本文の後、改行を経て、中央部分としても良い。また、画像は吹き出しの外に表示されるようにしても良い。
このメッセージ表示画面においては、図12に示されるように、また、送信画面への移行を指示するボタン297と、ルーム編集画面への移行を指示するボタン298と、ルーム一覧画面に戻すことを指示するボタン299とが表示されている。
ボタン297へのタップであれば(ステップSa18の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa19に移行して送信処理が実行され、この後、ステップSc16に戻る。
一方、ボタン297へのタップでなければ(ステップSa18の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がボタン298の表示部分へのタップであったか否かを判別する(ステップSa23)。
また、ボタン298へのタップでなければ(ステップSa23の判別結果が「No」であれば)、ボタン299へのタップであったと判別して、操作処理部235は、処理手順を上述したステップSa12に戻して、表示制御部234にルーム一覧画面を再度、表示させる。
メッセージ表示画面においてボタン297(図12参照)が操作されたのであれば(図4のステップSa18における判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、表示制御部234に対して、送信画面を表示するように指示する(ステップSb11)。この指示に対して、表示制御部234は、管理部232を介した割当対象登録テーブル(TB1)および操作ボタン割当テーブル(TB2)にしたがって操作ボタン242を配置した送信画面を表示部211に表示させる。
このうち、ボタン251は、メッセージ本文に添付するスタンプ画像を選択するためのものである。このボタン251の表示部分がタップされると、操作処理部235は、表示制御部234に対し、画像選択画面を表示させる旨を指示する。この指示によって、表示制御部234は、例えば図18に示されるような画像選択画面を表示部211に表示させる。この画像選択画面においては、スタンプ画像に対応する画像252が複数配列している。利用者が画像252を選択し、ボタン254の表示部分をタップすることによって、選択されたスタンプ画像を識別する画像IDが発信予定のメッセージに含まれるようになっている。これにより、この画像選択画面が画像選択部250として機能することになる。
なお、表示される画像252は、図においては3×3の計9個となっているが、例えばスライドバー256の移動や一覧表示部分へのフリックなどの操作によって、上下にスクロール表示される。このため、実際には、多数のスタンプ画像のなかから選択することができるようになっている。ボタン258は、この画像選択画面の表示の終了を指示するものである。
なお、表示される画像262は、図においては3×3の計9個となっているが、例えばスライドバー266の移動や一覧表示部分へのフリックなどの操作によって、上下にスクロール表示される。このため、実際には、多数のモーションのなかから選択することができるようになっている。ボタン268は、この動作選択画面の表示の終了を指示するものである。
また、モーションが選択されてボタン264がタップされたときに、送信画面に戻すとともに、確認の意味で選択されたモーションをアバター273に与えて表示するようにしても良い。
なお、メッセージの本文が長くて操作ボタン242の表面に全部を表示できない場合には、その最初の部分を表示したり、スクロール表示させて全体を表示したりするようにしても良い。
ここで、操作ボタン242に割り当てられる割当対象は、割当対象登録テーブル(TB1)によって管理され、割当対象が割り当てられた操作ボタン242の配列は、操作ボタン割当テーブル(TB2)によって管理される。
この図に示されるように、割当対象登録テーブル(TB1)では、割当対象IDに対し、メッセージの本文と、画像IDと、動作IDと、タイムスタンプと、使用回数とが関連付けられて記憶される。
また、本文、画像ID、動作IDにおける(NULL)は、それが含まれていない状態を示している。なお、本実施形態において、本文、画像ID、動作IDの組み合わせについては、上述したように図11に示したタイプ(A)からタイプ(E)までのいずれかとしている。
タイムスタンプには、その割当対象が最後に使われた時間(年月日時分秒)が記録され、使用回数には、その割当対象を用いたメッセージが送信された回数が記録される。
この図に示されるように、操作ボタン割当テーブル(TB2)は、割当対象登録テーブル(TB1)における割当対象IDを、操作ボタン242のマトリクス配列における各位置を示すボタンIDに、一対一に対応付けるものである。このため、ボタンIDについても、「1」から「48」までの通し番号としている。
ボタンIDの番号は、図22に示されるように、操作ボタン242のマトリクス配列において図において上側に向かうほど、同一行では左側に向かうほど、若くなるように対応している。したがって、本実施形態では、ボタンIDの番号が小さいほど、マトリクス配列において上位の地点が割り当てられることになる。
このように操作ボタン242への割り当てについては、メッセージ登録テーブル(TB1)で規定され、割り当てられた操作ボタン242の配列については、操作ボタン割当テーブル(TB2)によって規定される。
ステップSb13の判別結果が「Yes」であれば、操作処理部235は、当該操作の内容を入力フィールド272に反映させる反映処理を実行し(ステップSb14)、この後、処理手順をステップSb11に戻す。
まず、反映処理において、操作処理部235は、ステップSb12で有りと判別された操作が入力フィールド272に対する文字の入力操作であったか否かを判別する(ステップSc11)。入力フィールド272に対する文字の入力操作であったならば(ステップSc11の判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、入力された文字を入力フィールド272に表示させるように表示制御部234に指示する(ステップSc12)。この指示にしたがって、表示制御部234は、入力フィールド272に入力操作された文字を表示させる。これにより、入力操作された文字が入力フィールド272に反映された状態となる。ステップSc12の後、処理手順は、図15におけるステップSb11に戻って、次の操作に備える。
ステップSc13の判別結果が「Yes」である場合、または、後述するように読み出された割当対象に画像IDが含まれていた場合、操作処理部235は、その画像IDをメッセージ作成部236に通知する(ステップSc14)。
この後、操作処理部235は、フラグPが“0”であるか否かを判別する(ステップSc15)。ステップSc17の判別結果が「Yes」である場合、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
ステップSc16の判別結果が「Yes」である場合、または、読み出された割当対象に動作IDが残存する場合に、操作処理部235は、その動作IDをメッセージ作成部236に通知する(ステップSc17)。
この後、操作処理部235は、フラグQが“0”であるか否かを判別する(ステップSc18)。ステップSc18の判別結果が「Yes」である場合、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
この後、処理手順を先のステップSc14に移行させて、操作処理部235は、含まれている画像IDをメッセージ作成部236に通知する。ここで、フラグPに“1”がセットされているので、続くステップSc15の判別結果が「No」となる。
操作処理部235は、フラグPを“0”にリセットし(ステップSc24)、読み出された対象に含まれる画像IDを除去して(ステップSc25)、処理手順をステップSc20に移行させる。なお、当初読み出された割当対象に含まれていた画像IDが除去されているので、2度目のステップSc20の判別結果は「No」となる。
この後、処理手順を先のステップSc17に移行させて、操作処理部235は、含まれている動作IDをメッセージ作成部236に通知する。ここで、フラグQに“1”がセットされているので、続くステップSc18の判別結果が「No」となる。
操作処理部235は、フラグQを“0”にリセットし(ステップSc25)、含まれていた動作IDを除去して(ステップSc26)、処理手順をステップSc20に移行させる。ステップSc26を経由したときは、含まれていた画像IDが除去されているので、ステップSc22の判別結果は「No」となる。
ステップSc22の判別結果が「No」であるとき、ステップSc19において操作ボタン242の操作に応じて読み出された割当対象には、画像IDも動画IDも除去されるので、メッセージ本文だけが残る。そこで、操作処理部235は、残っているメッセージ本文を入力フィールド272に表示させるように表示制御部234に指示する(ステップSc27)。
したがって、タイプ(B)、(C)、(D)のような割当対象が割り当てられた操作ボタン242が操作されても、入力フィールド272に反映されるのは、本文のみであり、画像IDや動作IDについては反映されないことになる。また、本文が含まれないタイプ(E)のような割当対象が割り当てられた操作ボタン242が操作されても、入力フィールド272にはなに反映されない。
このため、文字の入力操作であれば、入力フィールド272に表示されていた文字に、当該入力操作に係る文字が追加される形で反映される。また、本文が割り当てられた操作ボタン242への操作であれば、入力フィールド272に表示された文字に、当該操作ボタン242に割り当てられた本文が追加される形で反映される。
また、入力フィールド272においては追加ではなく、上書きでも良い。すなわち、文字の入力操作であれば、入力フィールド272に表示された文字が、当該入力操作に係る文字に上書きされる形で反映されても良いし、本文が割り当てられた操作ボタン242への操作であれば、入力フィールド272に表示された文字が、当該操作ボタン242に割り当てられた本文に上書きされる形で反映されても良い。
なお、入力フィールド272に反映された文字については、一部の削除や置換などの編集が適宜可能である。
動作IDが割り当てられていた操作ボタン242が操作された場合も同様であり、動作選択部260で動作IDが選択されたときと同じようにステップSc17を経由する。このため、動作IDが割り当てられた操作ボタン242の操作は、動作選択部260による選択と実質的に同等になり、動作選択部260による選択と同視することができる。
なお、ステップSc27の後、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
なお、このとき、特に図示しないが、送信しようとするメッセージがタイプ(A)からタイプ(E)までのいずれでもない場合、処理手順をステップSb18に移行させることなく、警告等を表示した上で、送信画面(ステップSb11)に戻す。
一方、当該操作がボタン271への操作でなければ(ステップSb16の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、その操作の内容に応じた処理を表示制御部234に指示して、表示制御部234が当該操作に応じた画面を表示させる(ステップSb17)。ここで、ステップSb17における処理の例としては、例えば操作ボタン242の配列部分がフリックされたときに、当該配列部分をスクロール表示させる処理などが挙げられる。
これにより、当該メッセージは、選択されたルームの投稿・応答履歴の最後に追加されることになる。したがって、この後、ステップSa16に戻ってメッセージ表示画面が表示されたとき、作成したメッセージ表示が、時系列において最新のものとして追加されることになる。
すなわち、管理部232は、第1に、送信されたメッセージの全部と同一内容が、割当対象登録テーブル(TB1)にすでに登録されているか否かを判別し、第2に、登録されていなければ、未割当の割当対象IDの全項目、または、タイムスタンプが最も古い(もしくは、送信回数が最も少ない)割当対象IDの全項目を更新対象として特定する一方、登録されていれば、当該登録された割当対象IDに関連付けられたタイムスタンプおよび使用回数を更新対象とする。
具体的には、同一内容が登録されていない場合に、管理部232は、本文、画像IDおよび動作IDのすべてが(NULL)である未割り当ての割当対象IDを特定して、この割当対象IDの全項目を更新対象とする。また、同一内容が登録されていない場合に、「1」〜「48」までのすべての割当対象IDが登録済みであるとき、タイムスタンプが最も古い割当対象IDのレコードを削除した上で、その全項目を更新対象とする。なお、この場合に、タイムスタンプではなく、使用回数が最も少ない割当対象IDを削除した上で、その全項目を更新対象としても良い。
例えば送信されたメッセージに本文および画像IDが含まれ、動画IDが含まれないタイプ(B)である場合に、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象が本文および画像IDであって動画IDが(NULL)であり、かつ、メッセージに含まれる本文が割当対象の本文に一致するとともに、メッセージに含まれる画像IDが割当対象の画像IDに一致していれば、登録されている、と判別される。
一方、この場合に、メッセージに含まれる本文が割当対象の本文に一致し、メッセージに含まれる画像IDが割当対象の画像IDに一致していても、同じレコードに動画IDが登録されていれば、登録されていない、と判別される。
なお、送信されたメッセージの全部と同一内容が登録されている場合の事例としては、操作ボタン242が操作された場合と、入力フィールド272に反映された本文、画像選択部250により選択された画像IDまたは動作選択部260により選択された動作IDを含んで作成されたメッセージが、割当対象登録テーブル(TB1)に登録された割当対象と(偶然に、または、意図的に)一致した場合との2通りが想定される。
ここでは、操作ボタン242が、図23に示される送信画面に配置されるとともに、「おめでとうございます。」という本文が入力フィールド272に反映された状態を前提で、メッセージを送信する場合を例として説明する。
なお、「おめでとうございます。」の本文は、割当対象登録テーブル(TB1)に割当対象として登録されていないものとする。すなわち、入力フィールド272に反映されている「おめでとうございます。」は、操作ボタン242の操作によらずに、ソフトウェア・キーボード(図示省略)によって入力されたものとする。また、この例において送信しようとするメッセージは、「おめでとうございます。」の本文のみを含むみ、画像IDおよび動作IDを含まないものとする。
一方、図23における操作ボタン242の配置は、割当対象登録テーブル(TB1)が図20に示される内容であって、操作ボタン割当テーブル(TB2)が図21に示される内容である場合の例である。
このため、図24に示されるように、割当対象IDが「48」のレコードのうち、割当対象の本文には「おめでとうございます。」が登録されるとともに、タイムスタンプには送信日時が記録され、使用回数には初期値の「1」がセットされる。
また、それ以外の操作ボタン242は、直前状態(図23参照)から1つずつシフトしたものとなる。
ここで、2行目中央列のボタンIDは「5」(図22参照)である。このボタンIDが「5」には、割当対象IDが「3」が対応している(図25参照)。割当対象IDが「3」のレコードをみると、「いいよね〜」という本文のみを含むことが判る(図24参照)。すなわち、2行目中央列の操作ボタン242には、「いいよね〜」という本文のみが割り当てられ、タイプ(A)に相当することが判る。
したがって、反映処理では、処理手順がステップSc11→Sc13→Sc16→Sc19→Sc20→Sc22→Sc27という経路を辿る。このため、入力フィールド272には、図27に示されるように「いいよね〜」の本文が反映されることになる。
ここで、利用回数が多い割当対象の順に操作ボタン242を割り当てる場合において、メッセージの登録時に割当対象登録テーブル(TB1)に空きがない場合に、利用回数が最も少ないものを上書き(削除)対象として、入れ替えて登録する構成とすれば良い。
もちろん、上位ボタン群240a、下位ボタン群240bを構成する操作ボタン242の個数はこの例に限られないし、上位ボタン群240aを利用回数とし、下位ボタン群240bを送信日時としても良い。また、上・下に分割するのではなく、左・右に分割しても良い。
なお、このようにボタン群に分割する場合においても、割当対象登録テーブル(TB1)に空きがない場合に、送信日時が最も古いもの、または、利用回数が最も少ないものを上書き(削除)対象として、入れ替えて登録する構成としても良い。
この例において、割当対象IDには、割当対象となるメッセージの本文、画像IDまたは動作IDのいずれかと、割当対象としてどれが登録されているのかを示すタイプと、タイムスタンプと、使用回数とが関連付けられて記憶される。
ここで、送信されたメッセージの一部と同一内容が登録されているとは、送信されたメッセージのタイプが、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象の組み合わせを包含、または、一致している場合であって、当該メッセージに含まれる本文の一部が、割当対象登録テーブル(TB1)に割当対象として登録された本文と一致していることをいう。
例えば送信されたメッセージに本文および画像IDが含まれ、動画IDが含まれないタイプ(B)である場合であって、当該本文が「こんばんは。元気ですか?」である場合に、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象が本文のみのタイプ(A)に相当し、かつ、当該割当対象の本文が「こんばんは。」であれば、同一内容がすでに登録されている、と判別される。
あるいは、より広範には、タイプを考慮せずに、送信されたメッセージに含まれる本文の一部と同一内容が、割当対象登録テーブル(TB1)にすでに登録されているか否かを判別しても良い。
逆に、メッセージについてはタイプ(C)、(D)、(E)のように動作IDを伴うものに限定しても良い。タイプ(C)、(D)、(E)に限定する場合、メッセージを送信する際に、動作選択部260や操作ボタン242の操作によって動作IDが指定されていないとき、予め用意された複数の動作IDのなかから、いずれかを所定のルール(例えばランダム)にしたがって選択して、当該選択した動作IDをメッセージに強制的に含ませて送信する構成としても良い。また、動作IDが指定されていない旨を利用者に警告して、いずれかの動作IDを、送信しようとするメッセージに含めるように促す構成としても良い。
このため、図33に示されるように、例えば端末装置20における記憶部205、管理部232、割当部233、表示制御部234および操作処理部235に相当する各部が、SNSサーバ12に設けられた構成としても良い。図33においては、表示部211(タッチパネル212)およびメッセージ作成部236が端末装置20に設けられ、それ以外の各部がSNSサーバ12に設けられた構成を示している。
なお、図33における受信部は、SNSサーバ12に設けられ、端末装置20からのメッセージを受信するものである。また、メッセージ作成部236についてもSNSサーバ12に設けて、端末装置20における作成および送信を代行させても良い。
このような構成によれば、端末装置20での記憶容量や負荷などが軽減されることができる。
Claims (12)
- メッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を選択する動作選択部と、
入力フィールドに入力された文字情報と、前記動作選択部で選択された動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも動作IDを含んだメッセージを送信する送信部と、
前記送信部により送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDで構成される割当対象を記憶部に複数個、記憶させて管理する管理部と、
複数の操作ボタンを表示部に表示させる表示制御部と、
前記記憶部に記憶された前記複数個の割当対象のそれぞれを、前記複数の操作ボタンのそれぞれに割り当てる割当部と、
前記複数の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に文字情報が含まれているとき、当該文字情報を前記入力フィールドに反映させ、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に動作IDが含まれているとき、当該動作IDが前記動作選択部で選択されたものとする操作処理部と、
を備えることを特徴とするメッセージ送信システム。 - 一意に識別可能な画像IDに対応付けられた複数の画像のうち、いずれかを選択する画像選択部を備え、
前記送信部は、前記画像選択部で選択された画像に対応する画像IDを前記メッセージに含めて送信し、
前記管理部は、送信されたメッセージに含まれる画像IDを前記割当対象に含ませて前記記憶部に記憶させ、
前記割当部は、記憶された前記画像IDを前記操作ボタンに割り当て、
前記操作処理部は、操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に前記画像IDが含まれている場合、当該画像IDを前記入力フィールドに反映させない
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信システム。 - 前記管理部は、
前記複数個の割当対象のそれぞれを、各割当対象に対応したメッセージを前記送信部によって送信された送信日時と対応付けて前記記憶部で管理するとともに、
前記送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDと同一の割当対象が前記記憶部に記憶されているときには、当該割当対象を新たに記憶させずに当該割当対象に対応する送信日時を更新させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。 - 前記複数の操作ボタンのそれぞれは、所定の並び順で配置され、
前記割当部は、前記並び順で配置する前記複数の操作ボタンに、前記送信日時が新しい順番で前記複数個の割当対象のそれぞれを割り当てる
ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ送信システム。 - 前記管理部は、
前記複数個の割当対象のそれぞれを、各割当対象に対応したメッセージを前記送信部によって送信された使用回数と対応付けて前記記憶部で管理するとともに、
前記送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDと同一の割当対象が前記記憶部に記憶されている場合には、当該同一の割当対象を新たに記憶させずに当該割当対象に対応する使用回数を増加させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。 - 前記複数の操作ボタンのそれぞれは、所定の並び順で配置され、
前記割当部は、前記並び順で配置する前記複数の操作ボタンに、前記使用回数が多い順番で前記複数個の割当対象のそれぞれを割り当てる
ことを特徴とする請求項5に記載のメッセージ送信システム。 - 前記管理部は、
前記複数個の割当対象のそれぞれを、各割当対象に対応したメッセージを前記送信部によって送信された送信日時および使用回数と対応付けて前記記憶部で管理するとともに、
前記送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDと同一の割当対象が前記記憶部に記憶されている場合には、当該同一の割当対象を新たに記憶させずに、当該割当対象に対応する送信日時を更新し、使用回数を増加させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信システム。 - 前記複数の操作ボタンのそれぞれは、所定の並び順で配置され、
前記割当部は、
前記並び順で配置する前記複数の操作ボタンのうち、所定個数分に、前記送信日時が新しい順番で前記割当対象を割り当て、残りの個数分に、前記使用回数が多い順番で前記割当対象を割り当てる
ことを特徴とする請求項7に記載のメッセージ送信システム。 - 前記管理部は、
前記送信部で送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDを前記記憶部に記憶させる場合、前記並び順で配置する前記複数の操作ボタンのうち、操作ボタンに最後に割り当てられた割当対象を、前記送信部で送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDに入れ替えて記憶させる
ことを特徴とする請求項4、6または8に記載のメッセージ送信システム。 - 複数の利用者の間で交換されるメッセージを、通信可能な端末装置の表示部に表示させるサービスを提供するサーバの制御方法であって、
前記端末装置の入力フィールドに入力された文字情報と、前記端末装置で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも動作IDを含んだメッセージを受信するステップと、
受信したメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDで構成される割当対象を記憶部に複数個、記憶させて管理するステップと、
前記記憶部に記憶された前記複数個の割当対象のそれぞれを、前記表示部に表示させた複数の操作ボタンのそれぞれに割り当てるステップと、
前記複数の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に文字情報が含まれているとき、当該文字情報を前記入力フィールドに反映させ、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に動作IDが含まれているとき、当該動作IDが前記端末装置で選択されたものとするステップと、
を備えることを特徴とする制御方法。 - 複数の利用者の間で交換されるメッセージを、サーバと通信可能なコンピュータの表示部に表示させるサービスを提供するメッセージ送信システムであって、
入力フィールドに入力された文字情報と、動作選択部で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも動作IDを含んだメッセージを送信する送信部を備えた前記コンピュータを、
前記送信部により送信されたメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDで構成される割当対象を記憶部に複数個、記憶させて管理する管理部、
複数の操作ボタンを表示部に表示させる表示制御部、
前記記憶部に記憶された前記複数個の割当対象のそれぞれを、前記複数の操作ボタンのそれぞれに割り当てる割当部、および、
前記複数の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に文字情報が含まれているとき、当該文字情報を前記入力フィールドに反映させ、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に動作IDが含まれているとき、当該動作IDが前記動作選択部で選択されたものとする操作処理部、
として機能させるためのプログラム。 - 複数の利用者の間で交換されるメッセージを、通信可能な端末装置の表示部に表示させるサービスを提供するコンピュータであって、
前記入力フィールドに入力された文字情報と、前記端末装置で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも動作IDを含んだメッセージを受信する受信部を備えたコンピュータを、
前記受信部により受信したメッセージに含まれる文字情報の一部または全部、若しくは、動作IDで構成される割当対象を記憶部に複数個、記憶させて管理する管理部、
前記記憶部に記憶された前記複数個の割当対象のそれぞれを、前記表示部に表示させた複数の操作ボタンのそれぞれに割り当てる割当部、および、
前記複数の操作ボタンのいずれかが操作された場合に、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に文字情報が含まれているとき、当該文字情報を前記入力フィールドに反映させ、
操作された操作ボタンに割り当てられた割当対象に動作IDが含まれているとき、当該動作IDが前記端末装置で選択されたものとする操作処理部、
として機能させるためのプログラム。
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