JP5897500B2 - スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 - Google Patents
スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5897500B2 JP5897500B2 JP2013119827A JP2013119827A JP5897500B2 JP 5897500 B2 JP5897500 B2 JP 5897500B2 JP 2013119827 A JP2013119827 A JP 2013119827A JP 2013119827 A JP2013119827 A JP 2013119827A JP 5897500 B2 JP5897500 B2 JP 5897500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- speaker array
- audio signal
- sound
- array device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
本発明の実施形態に係るスピーカアレイ装置1は、複数のチャンネル、この例においては、7.1ch(C:センタ、FL:フロントL、FR:フロントR、SL:サラウンドL、SR:サラウンドR、SBL:サラウンドバックL、SBR:サラウンドバックR、LFE:サブウーファ)により構成されるオーディオ信号Sinが入力され、各チャンネルに係る音をビーム化して、各チャンネルに対応する方向に出力することができる。以下、スピーカアレイ装置1の構成について説明する。なお、LFEついては、サブウーファ用の低周波数帯域のオーディオ信号であり指向性がほとんど無く、後述するような音響処理を施すことは無いため、以下、説明を省略する。
上述した実施形態においては、スピーカアレイ装置1は、5方向に音のビームを出力していたが、それ以上の方向(この例においては、9方向)に出力できるようにしてもよい。この場合は、図5に示すような構成のスピーカアレイ装置1Aとすればよい。
上述した変形例1におけるスピーカアレイ装置1Aについて、ファントムを形成する2つの音のビームの一方を、他のチャンネルに対応する仮想スピーカに対応する指向性と同一として実施形態における態様とするスピーカアレイ装置1Bとしてもよい(この例においては、7方向)。この場合は、スピーカアレイ装置1Bは、図7に示すような構成にすればよい。
上述した実施形態においては、スピーカアレイ装置1は、チャンネルSLに係るファントムの形成は、隣り合うチャンネルFL、SBLに係る仮想スピーカ300−FL、300−SBLの形成によって実現していたが、隣り合う仮想スピーカの間に複数のファントムを形成するスピーカアレイ装置1Cとしてもよい。この場合は、スピーカアレイ装置1Cは、図8に示すような構成にすればよい。
上述した実施形態においては、7.1chのオーディオ信号を想定していたが、より多くのチャンネルであってもよい。ファントムの形成は、どの仮想スピーカ間で行ってもよく、また、3以上の仮想スピーカを用いて行ってもよい。また、変形例3に示すように、2つの仮想スピーカ間において複数のファントムを形成してもよい。すなわち、これらを組み合わせて様々な位置にファントムを形成することにより、全体のチャンネルの一部の5チャンネルを仮想スピーカに割り当て、一部以外のチャンネルを形成したファントムに割り当てるようにすればよい。
上述した実施形態のスピーカアレイ装置1の構成、各変形例のスピーカ装置1A、1B、1Cなどの構成については、相互に切り替えられるようにしてもよい。切り替えは、操作部5の操作により指示するものであってもよい。
上述した実施形態においては、指向性制御部12−SBL、12−FL、12−C、12−FR、12−SBRの遅延部による遅延により、各チャンネルに係る音をビーム化していたが、FIR(Finite impulse response)フィルタ処理によって実現してもよい。
上述した実施形態における制御プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、ネットワークと接続可能な通信部を設け、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
Claims (2)
- 複数のスピーカを有するスピーカアレイ部と、
第1のチャンネルの第1のオーディオ信号と、第2のチャンネルの第2のオーディオ信号とを所定の比率で加算する第1の加算手段と、
前記第1のオーディオ信号と第3のチャンネルの第3のオーディオ信号とを所定の比率で加算する第2の加算手段と、
前記第1の加算手段及び前記第2の加算手段から出力されたオーディオ信号を、それぞれ壁面に反射させて前記第2のチャンネル及び前記第3のチャンネルに対応した方向から聴取位置に到達する指向性を有する音のビームとして出力するように複数のオーディオ信号を制御する制御手段と
を備え、
前記第1のチャンネル、前記第2のチャンネル及び前記第3のチャンネルの各チャンネルは、いずれも右方のチャンネル、左方のチャンネル又は後方のチャンネルで、
前記制御手段は、
前記各チャンネルが右方のチャンネルの場合、当該スピーカアレイ装置を正面に見た聴取者に対して右方から前記聴取位置に到達するビームを、前記各チャンネルが左方のチャンネルの場合、当該聴取者に対して左方から前記聴取位置に到達するビームを、前記各チャンネルが後方のチャンネルの場合、当該聴取者に対して後方から前記聴取位置に到達するビームを出力する前記制御を行う
スピーカアレイ装置。 - 複数のスピーカを有するスピーカアレイ装置の出力制御方法であって、
第1のチャンネルの第1のオーディオ信号と、第2のチャンネルの第2のオーディオ信号とを所定の比率で加算し、
前記第1のオーディオ信号と第3のチャンネルの第3のオーディオ信号とを所定の比率で加算し、
前記加算されて出力されたオーディオ信号を、それぞれ壁面に反射させて前記第2のチャンネル及び前記第3のチャンネルに対応した方向から聴取位置に到達する指向性を有する音のビームとして出力するように複数のオーディオ信号を制御し、
前記第1のチャンネル、前記第2のチャンネル及び前記第3のチャンネルの各チャンネルは、いずれも右方のチャンネル、左方のチャンネル又は後方のチャンネルで、
前記各チャンネルが右方のチャンネルの場合、当該スピーカアレイ装置を正面に見た聴取者に対して右方から前記聴取位置に到達するビームを、前記各チャンネルが左方のチャンネルの場合、当該聴取者に対して左方から前記聴取位置に到達するビームを、前記各チャンネルが後方のチャンネルの場合、当該聴取者に対して後方から前記聴取位置に到達するビームを出力する前記制御を行う
出力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013119827A JP5897500B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013119827A JP5897500B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009057543A Division JP5293291B2 (ja) | 2009-03-11 | 2009-03-11 | スピーカアレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013201780A JP2013201780A (ja) | 2013-10-03 |
JP5897500B2 true JP5897500B2 (ja) | 2016-03-30 |
Family
ID=49521610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013119827A Active JP5897500B2 (ja) | 2013-06-06 | 2013-06-06 | スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5897500B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3915804B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2007-05-16 | ヤマハ株式会社 | オーディオ再生装置 |
JP2006352732A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Yamaha Corp | オーディオシステム |
JP4924119B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2012-04-25 | ヤマハ株式会社 | アレイスピーカ装置 |
JP5577597B2 (ja) * | 2009-01-28 | 2014-08-27 | ヤマハ株式会社 | スピーカアレイ装置、信号処理方法およびプログラム |
-
2013
- 2013-06-06 JP JP2013119827A patent/JP5897500B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013201780A (ja) | 2013-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5293291B2 (ja) | スピーカアレイ装置 | |
US9560450B2 (en) | Speaker array apparatus | |
JP5821172B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP4127156B2 (ja) | オーディオ再生装置、ラインアレイスピーカユニットおよびオーディオ再生方法 | |
CN101971647B (zh) | 声音***及其操作方法 | |
JP6543957B2 (ja) | スピーカアレイ装置 | |
EP2375776B1 (en) | Speaker apparatus | |
JP2008227803A (ja) | アレイスピーカ装置 | |
WO2005051041A1 (ja) | アレースピーカ装置 | |
JP2006067218A (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP2007274131A (ja) | 拡声システム及び集音装置 | |
JP5577597B2 (ja) | スピーカアレイ装置、信号処理方法およびプログラム | |
JP4618028B2 (ja) | アレイスピーカシステム | |
US10327067B2 (en) | Three-dimensional sound reproduction method and device | |
JP5897500B2 (ja) | スピーカアレイ装置及びスピーカアレイ装置の出力制御方法 | |
US11749254B2 (en) | Sound signal processing method, sound signal processing device, and storage medium that stores sound signal processing program | |
JP2002374599A (ja) | 音響再生装置及び立体音響再生装置 | |
JP2006191285A (ja) | アレイスピーカシステムおよびそのオーディオ信号処理装置 | |
Corteel et al. | Spatial sound reinforcement using Wave Field Synthesis. A case study at the Institut du Monde Arabe | |
EP3869501B1 (en) | Sound signal processing method and sound signal processing device | |
EP3869502B1 (en) | Sound signal processing method and sound signal processing device | |
JP2007116494A (ja) | 音声会議装置 | |
JP6003409B2 (ja) | 放音装置および音響ビームの放音方向の調整方法 | |
JP2007037059A (ja) | スピーカ装置及びオーディオ信号の再生方法 | |
JP2005295455A (ja) | スピーカ装置及びスピーカシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141105 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20141113 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20150130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5897500 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |