JP5897493B2 - 農作業データの通信システム - Google Patents
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Description
特許文献1では、作物収穫機に、作物の収穫に伴って作物の品質を計測する作物品質計測手段と、その作物品質計測手段にて計測された品質の計測情報を機外に出力可能な情報出力手段(無線通信装置)とが備えられ、情報出力手段から出力される複数の収穫場所の各々に対応する品質の計測情報を収集する計測情報収集手段と、この計測情報収集手段にて収集された収集情報に基づいて、複数の収穫場所に対応する作物の地域毎の品質マップを求めて出力する品質マップ作成手段とを備えている。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、農作業データの送受信完了後の無線通信にかかる負荷を低減することができる農作業データの通信システムを提供することを目的とする。
即ち、農作業データの通信システムは、移動可能な農業機械に搭載されて当該農作業を行った農作業データを記憶するデータ収集装置と、前記データ収集装置に記憶された農作業データを無線通信の接続によって受信する携帯端末とを備え、前記携帯端末は、前記データ収集装置から送信された農作業データの受信完了後に当該データ収集装置との無線通信の接続を切断する第1通信切断部を備え、前記データ収集装置は、農作業データの送信完了後に当該携帯端末との無線通信の接続を切断する第2通信切断部を備え、前記第2通信切断部は、前記農作業データの送信開始後に当該農作業データを携帯端末に送信するのに必要な送信時間を超え、さらに、第1通信切断部からデータ収集装置への接続を切断するのに必要な切断時間を超えた場合に、前記第1通信切断部から接続の切断が確認できないとして、無線通信の切断を行うことを特徴とする。
農作業データの通信システムは、前記データ収集装置は、前記第1通信切断部又は前記第2通信切断部によって一の携帯端末との無線通信の接続の切断後に、一の携帯端末とは異なる他の携帯端末との無線通信の接続を開始することを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、携帯端末が無線通信の接続の切断を行ったことをデータ収集装置側で確認しなくとも、当該データ収集装置は素早く他の処理に移行することがで
きる。例えば、無線通信中に携帯端末を所持している作業者が農作業のために、データ収集装置との無線通信を行う通信エリア外に出てしまった状況下でも、データ収集装置は当該無線通信を中止して他の処理に移行することができる。
請求項4に係る発明によれば、データ収集装置は、農作業データを携帯端末に送信してから無線通信の接続を切断するまでの時間をできるだけ短くすることができ、当該データ収集装置は素早く他の処理に移行することができる。
上述したように、農作業の実績(実際に農作業を行った内容)収集し、収集した農作業の実績を用いて、例えば、農作業の作業日報を作成したり、農作業の作業計画を作成するなどに役立てたいという要望がある。そこで、本発明では、農業機械側で行った農作業を農作業データとして農業機械側に保存(記憶)し、農業機械側で保存した農作業データを効率よく外部に送信することとしている。
図7に示すように、トラクタ2は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)10に、エンジン11、変速装置12等を搭載して構成されている。エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン13が設けられており、キャビン13内には運転席14が設けられている。また、走行車両2の後部には、3点リンク機構15が昇降可能に設けられると共に、エンジン11からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構15には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置16が着脱自在となっている。なお、図7は、肥料散布装置を3点リンク機構15に取り付けた例を示している。
各種センサや制御装置20等が接続された車両用ネットワーク等を介して自動的に収集するものである。例えば、トラクタ2の後部に作業装置16として耕耘装置が連結されてトラクタ2が動作したときは、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータが車両用通信ネットワークに出力される。データ収集装置3は、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータを農作業データとして取得する。
まず、携帯端末4が所定のデータ収集装置3と無線通信が行えるように、無線通信を行うデータ収集装置3の認証情報(SSIDやネットワークキー)を所定の携帯端末4に記憶する(S1)。具体的には、携帯端末4に備えられたタッチパネル等のインタフェースを用いて、無線通信を行うデータ収集装置3、即ち、接続対象であるデータ収集装置3のSSID及びネットワークキーの入力(登録)をする。入力(登録)したSSIDやネットワークキーは、携帯端末4の記憶部に記憶される。
情報を携帯端末4に登録後は、携帯端末4が接続対象となるデータ収集装置3のビーコンを受信する毎に登録した認証情報(ネットワークキー)を自動的にデータ収集装置3に送信することが望ましい。
次に、無線通信の接続を切断する手段について詳しく説明する。
携帯端末4は、プログラム等から構成された第1通信切断部44を備えている。この第1通信切断部44は、データ収集装置3から送信された農作業データの受信完了後に、通信を行っていたデータ収集装置3との無線通信の接続(アクセス)を切断するものである。
一方、データ収集装置3は、プログラム等から構成された第2通信切断部35を備えている。第2通信切断部35は、農作業データの送信完了後、携帯端末4との無線通信の接続を切断するものである。
図3(a)に示すように、農作業の開始時には、1台のトラクタ2aと2人の作業者A、Bで作業を行っているとする。トラクタ2aに搭載した1つのデータ収集装置3aの通信エリア内Mには、作業者Aさんが所持している携帯端末4a(一の携帯端末ということがある)と、作業者Bさんが所持している携帯端末4b(他の携帯端末ということがある)とが入っている場合、データ収集装置3aから作業者Aさんが所持している携帯端末4aへ農作業データを送信することができる。
図6を用いて、複数の携帯端末4が農作業データを受信するタイミングについて説明する。図6の「ON」は携帯端末4とデータ収集装置3とが無線通信を行って農作業データ等を送受信していることを示し、「OFF」は携帯端末4とデータ収集装置3とが無線通信は行われず(切断処理がなされている)、農作業データ等の送受信は行っていないことを示している。
詳しくは、図6に示すように、携帯端末4aの切断通信時間R1は、他の携帯端末4b、4c、4dの切断通信時間R2,R3,R4と異なっている。また、携帯端末4bの切断通信時間R1,R3,R4と異なっている。同様に、携帯端末4c、4dも他の携帯端末4とは切断通信時間が異なっている。各携帯端末4の切断通信時間をそれぞれ異ならせるために、携帯端末4は、データ収集装置3に農作業データを要求する間隔(切断通信時間)を乱数(ランダム)にしている。この切断通信時間は、数分、或いは、数十分(例えば、10分〜15分)にしている。このようにすれば、複数の携帯端末4がデータ収集装置3から農作業データ等を受信する場合であっても、携帯端末4とデータ収集装置3との無線通信をスムーズに行うことができる。データ収集装置3側から見れば、切断処理後に次の携帯端末4に農作業データ等をスムーズに送信することができる。
2 農業機械
3 データ収集装置
4 携帯端末
5 サーバ
10 走行車体
11 エンジン
12 変速装置
13 キャビン
14 運転席
15 3点リンク機構
16 作業装置
20 制御装置
30 第1記憶部
31 第1通信部
35 第2通信切断部
40 第2通信部
41 第3通信部
42 第2記憶部
44 第1通信切断部
Claims (3)
- 移動可能な農業機械に搭載されて当該農作業を行った農作業データを記憶するデータ収集装置と、前記データ収集装置に記憶された農作業データを無線通信の接続によって受信する携帯端末とを備え、
前記携帯端末は、前記データ収集装置から送信された農作業データの受信完了後に当該データ収集装置との無線通信の接続を切断する第1通信切断部を備え、前記データ収集装置は、農作業データの送信完了後に当該携帯端末との無線通信の接続を切断する第2通信切断部を備え、
前記第2通信切断部は、前記農作業データの送信開始後に当該農作業データを携帯端末に送信するのに必要な送信時間を超え、さらに、第1通信切断部からデータ収集装置への接続を切断するのに必要な切断時間を超えた場合に、前記第1通信切断部から接続の切断が確認できないとして、無線通信の切断を行うことを特徴とする農作業データの通信システム。 - 移動可能な農業機械に搭載されて当該農作業を行った農作業データを記憶するデータ収集装置と、前記データ収集装置に記憶された農作業データを無線通信の接続によって受信する携帯端末とを備え、
前記携帯端末は、前記データ収集装置から送信された農作業データの受信完了した時点で、当該データ収集装置との無線通信の接続を切断する処理を実行し且つ前記切断処理を行ったことを示す切断信号を前記データ収集装置に送信する処理を行う第1通信切断部を備え、前記データ収集装置は、農作業データの送信完了後、前記切断信号を受信できない場合に当該携帯端末との無線通信の接続を切断する処理を行う第2通信切断部を備えていることを特徴とする農作業データの通信システム。 - 前記データ収集装置は、前記第1通信切断部又は前記第2通信切断部によって一の携帯端末との無線通信の接続の切断後に、一の携帯端末とは異なる他の携帯端末との無線通信の接続を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の農作業データの通信システム。
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