JP5895062B2 - 非燃焼型香味吸引器 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼を伴わずに香味を吸引することを可能とする非燃焼型香味吸引器に関する。
近年、煙の発生を抑制するために、燃焼を伴わずに香味を吸引することを可能とする非燃焼型香味吸引器(例えば、無煙タバコ)が提案されている(例えば、特許文献1)。具体的には、非燃焼型香味吸引器は、円筒状の形状を有する熱源と、熱源の内側に設けられており、円柱状の形状を有する香味発生源とを有する。或いは、非燃焼型香味吸引器は、円柱状の形状を有する熱源と、熱源の外側に設けられており、円筒状の形状を有する香味発生源とを有する。
しかしながら、上述した非燃焼型香味吸引器では、熱源又は香味発生源を円筒状に加工する必要があり、熱源又は香味発生源の製造が煩雑である。また、上述のような円筒状の非燃焼型香味吸引器の場合、十分な発熱持続性を実現するためには熱源に所定の体積を必要とする一方、十分な香味の供給を実現するためには香味発生源に所定の体積を必要とするため、持ち運びや取扱いに優れた薄型の香味吸引器を実現することが困難である。
特表2011−509667号公報
本発明は、1対の主面を有する板状形状を有する熱源と、1対の主面を有する板状形状を有する香味発生源と、熱源及び香味発生源を収容するホルダとを備え、熱源及び香味発生源は、熱源が有する一方の主面と香味発生源が有する一方の主面とが対向するように前記ホルダ内で積層されており、香味発生源は、香味発生源内に空気を導入する導入領域と、香味発生源内から空気を導出する導出領域とを有しており、導入領域及び導出領域は、香味発生源が有する面のうち、熱源と対向する主面以外の面に設けられていることを要旨とする。
図1は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。 図4は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向に沿った断面図である。 図5は、第1実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図6は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図7は、第1実施形態の変形例1に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図8は、第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図9は、第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図10は、第2実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図11は、第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図12は、第2実施形態の変形例1に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図13は、第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図14は、第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図15は、第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。 図16は、第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向に沿った断面図である。 図17は、第3実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図18は、第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図19は、第3実施形態の変形例1に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図20は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図21は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図22は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。 図23は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向に沿った断面図である。 図24は、第4実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図25は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。 図26は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図27は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図28は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。 図29は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向に沿った断面図である。 図30は、第5実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。 図31は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。
[第1実施形態]
(1)非燃焼型香味吸引器の構成
図1から図4に基づいて、本発明の第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の構成について説明する。図1及び図2は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。図3は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。図4は、第1実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、非燃焼型香味吸引器1は、香味発生源2と、熱源3と、ホルダ4と、蓋5と、吸口6と、を有する。香味発生源2及び熱源3は、ホルダ4内に積層されており、ホルダ4内に収容される。非燃焼型香味吸引器1は、長手方向L、短手方向S及び厚み方向Tを有する略直方体形状を有する。長手方向Lは、例えば、香味発生源2を通過する空気が流れる方向である。短手方向Sは、長手方向L及び厚み方向Tに略直交する方向である。厚み方向Tは、香味発生源2及び熱源3が積層される方向である。
ここで、短手方向Sにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズは、長手方向Lにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズよりも小さい。また、厚み方向Tにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズは、短手方向Sにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズよりも小さい。
図1及び図2に示すように、香味発生源2は、最も広い面積を有しており、長手方向L及び短手方向Sによって定義される1対の主面21、22と、短手方向S及び厚み方向Tによって定義される1対の側面23、24と、長手方向L及び厚み方向Tによって定義される1対の側面25、26とを有する板状形状(略直方体形状)を有する。互いに直行する短手方向S及び長手方向Lによって定義される1対の主面21、22は、矩形形状を有する。
香味発生源2は、タバコ葉などの植物材料を、任意のサイズに裁刻し、それを充填してもよい。また、タバコ葉などの植物材料を、シート状に成形したものを積層してもよいし、粉粒体を通気性を有する不織布等のパウチで包装したものでもよい。また、香味発生源2は、打錠、押出、射出成型等の製法で作製された成形体でもよい。また、タバコ葉などの植物材料は、必要に応じ、当業界で公知の加熱・乾燥等の処理を施したものを用いてもよい。
図1及び図2に示すように、香味発生源2は、通気性を有する成形体である。第1実施形態では、香味発生源2は、長手方向Lに沿って香味発生源2の内部を空気が流れるように通気性を有する。例えば、香味発生源2は、タバコ粉粒体と熱可塑性樹脂等の結合剤を混合したものを不織布で挟み込み、熱溶着にてシート状に成形される。
図1に示すように、香味発生源2の側面23は、空気を導入する導入領域9を有する。導入領域9は、後述するホルダ4の導入開口7に露出する領域である。
図2に示すように、香味発生源2の側面24は、空気を導出する導出領域10を有する。導出領域10は、後述する吸口6に露出する領域である。導入領域9及び導出領域10の詳細は、後述する。
香味発生源2は、通気性を有する。つまり、香味発生源2の主面21、22と、1対の側面23、24と、1対の側面25、26とは、通気性を有する。例えば、香味発生源2の導入領域9から導入した空気は、香味発生源2の内部を通過し、導出領域10から導出される。導入領域9から導入した空気には、香味発生源2を通過する際に香味が付与される。空気に付与された香味として、ユーザをリラックスさせることができる香味を含むことが好ましい。ユーザをリラックスさせることができる香味として、タバコ香味が知られている。例えば、香味発生源2は、タバコ香味を付与するためのタバコ粉体を有することが好ましい。
ここで、タバコ粉体の粒度は、0.1mmから2.0mmであることが好ましい。タバコ粉体の充填量は、100mgから1000mgであることが好ましい。香味発生源2は、タバコ粉体に加えて、メンソール香料、プロピレングリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)の香味安定剤を含んでいてもよいし、当業界で公知の種々の香料や香味成分を添加してもよい。
タバコ粉体を有する香味発生源2を、通気性を有するシート状の成形体として形成する場合、タバコ粉体と熱可塑性樹脂等のバインダの混合物の上下を不織布で挟み込み、熱溶着にてシート状に成形することが好ましい。タバコ粉体と熱可塑性樹脂との合計を100wt%(重量パーセント)とすると、タバコ粉体に対して、10から70wt%(重量パーセント)の範囲、好ましくは20から50wt%の範囲で熱可塑性樹脂のバインダを配合させることが好ましい。
熱可塑性樹脂として、ポリエチレンやポリアミド等、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリウレタン樹脂を用いることが好ましい。エチレンビニル共重合樹脂(EVA)を用いることが更に好ましい。
図1及び図2に示すように、熱源3は、最も広い面積を有する1対の主面31、32と、短手方向に沿った1対の側面33、34と、長手方向Lに沿った1対の側面35、36によって構成される板状に形成されている。
熱源3は、香味発生源2を加熱するために、60℃以上に発熱する。特に、90度以上に発熱することが好ましい。熱源3が発熱する方式として、電熱や種々の化学反応熱などを採用することができる。発熱を伴う化学反応として、大気中の酸素を利用した酸化反応熱、及び潜熱を活用する化学反応が知られている。第1実施形態では、酸化反応熱として、鉄粉体の酸化反応熱を利用することが好ましい。詳細には、熱源3は、鉄粉体及び鉄粉体を収容する外袋によって構成される。外袋は、例えば、鉄粉体の粒径よりも細かい目開きを有する不織布によって構成される。
このようなケースでは、熱源3がホルダ4に収容された状態において、熱源3の通気性が確保されることが好ましい。第1実施形態では、後述するように、蓋5が開口部8を有するため、開口部8から熱源3の主面31に対して空気が供給される。一方で、香味発生源2と対向する熱源3の主面32は、通気性を有さない部材によって構成されることが好ましい。或いは、熱源3の主面32に、通気性を有さない部材が貼り付けられていてもよい。
酸化反応熱として、鉄粉体の酸化反応熱を利用する場合、熱源3は、発熱体として、鉄粉体と、活性炭と、水と、塩化ナトリウムと、を有することが好ましい。発熱体において、鉄粉体と、活性炭と、水と、塩化ナトリウムとの合計を100wt%(重量パーセント)とすると、鉄粉体は、30から60wt%(重量パーセント)の範囲で選択されることが好ましい。同様に、活性炭は、10から50wt%(重量パーセント)の範囲で選択されることが好ましい。同様に、水は、10から30wt%(重量パーセント)の範囲で選択されることが好ましい。同様に、塩化ナトリウムは、0.5から7wt%(重量パーセント)の範囲で選択されることが好ましい。
例えば、比表面積が1700m2/gの活性炭を用いる場合には、鉄粉体と、活性炭と、水と、塩化ナトリウムと、の合計を100wt%(重量パーセント)として、鉄粉体、活性炭、水及び塩化ナトリウムの重量パーセントは、46:30:20:4であることが好ましい。熱源3における、鉄粉体、活性炭、水、塩化ナトリウムの総重量として、0.5から1.5gであることが好ましい。
香味発生源2がタバコ粉体を有する場合、熱源3の発熱温度は、90℃以上であることが好ましい。熱源3の発熱温度が90℃以上であれば、香味発生源2が十分に加熱されるため、ユーザは、タバコ粉体から十分な香味を吸引することができる。
図1及び図2に示すように、ホルダ4は、香味発生源2及び熱源3を収容する箱状形状を有する。具体的には、ホルダ4は、板状形状の底板42と、底板42の短手方向Sの辺から立設する板状形状の1対の壁板43、44と、底板42の長手方向Lの辺から立設する板状形状の1対の壁板45、46と、を有する。
図1に示すように、ホルダ4の壁板43は、空気を導入する導入開口7を有する。例えば、導入開口7は、ライン形状を有する開口である。導入開口7は、複数のドット状の開口によって構成されていてもよい。
図2に示すように、ホルダ4の壁板44には、ユーザが香味を吸引するための吸口6が設けられる。
図1及び図2に示すように、蓋5は、ホルダ4の底板42の反対側に形成される。蓋5は、ホルダ4の蓋として機能し、開口部8を有する。開口部8は、熱源3と空気との接触面積が十分確保できるように形成される。
吸口6は、ホルダ4の内側に連通しており、筒状の形状を有する。吸口6は、短手方向Sにおいて、壁板44の中央に形成される。
図3及び図4に示すように、ホルダ4は、香味発生源2と及び熱源3とを保持する保持構造を有する。図3に示すように、香味発生源2及び熱源3は、熱源3の主面32と香味発生源2の主面21とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。熱源3の主面31と、蓋5とは、近接しており、蓋5の開口部8を介して、熱源3の主面31から空気が供給されるように、ホルダ4に収容されている。香味発生源2は、香味発生源2の主面22と、ホルダ4の底面42とが接するように、ホルダ4に収容されている。つまり、厚み方向Tにおける、香味発生源2と熱源3とを積層させた厚みは、ホルダ4の厚みと略同じである。また、香味発生源2の側面25及び熱源3の側面35と、ホルダ4の壁板45とは、近接している。香味発生源2の側面26及び熱源3の側面36と、ホルダ4の壁板46とは、近接している。つまり、短手方向Sにおける、香味発生源2及び熱源3の幅と、ホルダ4の幅とは、略同じである。
図4に示すように、香味発生源2は、香味発生源2の側面23と導入開口7とが対向し、香味発生源2の側面24と吸口6とが対向するように、ホルダ4に収容される。また、香味発生源2の側面23及び熱源3の側面33と、ホルダ4の壁板43とは、近接している。香味発生源2の側面24及び熱源3の側面34と、ホルダ4の壁板44とは、近接している。つまり、長手方向Lにおける、香味発生源2及び熱源3の長さと、ホルダ4の長さとは、略同じである。
(2)導入領域及び導出領域
次に、図5に基づいて、香味発生源2の導入領域9及び導出領域10について説明する。図5は、第1実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
導入領域9は、ホルダ4の導入開口7から流入した空気が、香味発生源2に導入される領域であり、ホルダ4の導入開口7と対向している。導出領域10は、香味発生源2内部を通過した空気が導出される領域であり、第1実施形態においては、図5に示すように、ホルダ4の吸口6と対向している。つまり、導入領域9及び導出領域10は、香味発生源2が有する面のうち、熱源3と対向する主面21、22以外の面に設けられている。
(3)非燃焼型香味吸引器における空気の流路
次に、図6に基づいて、非燃焼型香味吸引器1における空気の流路を説明する。図6は、第1の実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図6に示すように、熱源3の一方の主面32と、香味発生源2の一方の主面21とが対向するように、ホルダ4内で積層するように収容されており、香味発生源2の主面21の全面は、熱源3の主面32の全面を介して加熱される。この時、ユーザの吸引により、ホルダ4の導入開口7を介して、香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、香味発生源2内部を通過し、香味発生源2の導出領域10から向きを変えることなく導出される。熱源3の主面32は、通気性を有さないので、香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10から導出される。つまり、ホルダ4は、導出領域9から導出された空気を吸口6に導く流路を有している。具体的には、流路は、香味発生源2が有する1対の主面21、22のうち、長手方向Lに沿って、香味発生源2の内部を空気が通過するように形成されている。ホルダ4の導入開口7を介して香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、香味発生源2の導出領域10を通過し、吸口6から真っ直ぐに導出される。
(4)効果
第1実施形態にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2及び熱源3が板状形状であるため、香味発生源2及び熱源3を円柱形状又は円筒形状に加工するケースと比べて、香味発生源2及び熱源3を簡易に加工することができる。香味発生源2または熱源3が粉粒状である場合、香味発生源2及び熱源3を円筒形状に加工するケースと比べて、特に、香味発生源2及び熱源3を容易に加工することができる。
第1実施形態にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の主面21の全面が熱源3の主面32の全面を介して加熱されるため、香味発生源2を十分に加熱をすることができる。香味発生源2を十分に加熱することができるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
第1実施形態にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、ユーザが吸引した場合、香味発生源2の内部全体に亘って空気が通過するため、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
第1実施形態にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2内部のみを通過するため、ユーザが吸引した場合、通気抵抗の上昇を抑えることができる。
第1実施形態にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、厚み方向Tにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズは、短手方向Sにおける非燃焼型香味吸引器1のサイズよりも小さい。従って、非燃焼型香味吸引器が円柱形状を有するケースと比べて、非燃焼型香味吸引器の体積が同じであっても、非燃焼型香味吸引器1を薄型化することができる。
(5)変形例1に係る非燃焼型香味吸引器の構成
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について説明する。第1実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
第1実施形態では、香味発生源2の1対の主面の一方に熱源が積層される。これに対して、変更例1では、香味発生源2の1対の主面の双方に熱源が積層される。
図7は、変形例1に係る非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図7に示すように、熱源3の一方の主面32と、香味発生源2の一方の主面21とが対向し、他方の熱源3の一方の主面32と、香味発生源2の他方の主面22とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。従って、香味発生源2の主面21、22の全面は、2つの熱源3の主面32の全面を介して加熱される。この場合、ユーザの吸引により、ホルダ4の導入開口7を介して、香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、香味発生源2内部を通過し、香味発生源2の導出領域10を通過し、向きを変えることなく吸口6から導出される。熱源3の主面32及び他方の熱源3の主面32に、通気性を有さない部材が貼り付けられているので、香味発生源2の導入領域9から導入された空気は、熱源3及び他方の熱源3の内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10から導出される。つまり、香味発生源2及び熱源を収容するホルダ4は、長手方向Lに沿って、空気が流れる流路を有する。
本変形例1にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の1対の主面21、22の双方が2つの熱源3の主面32を介して加熱されるため、香味発生源2を十分に加熱をすることができる。香味発生源2を十分に加熱することができるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について説明する。第1実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
(1)非燃焼型香味吸引器の構成
第1実施形態では、ホルダの底板の短手方向の辺から立設する壁板に導入開口が形成されていたため、香味発生源への空気の導入領域は、導入開口に対向する香味発生源の側面に設けられる。
これに対して、第2実施形態では、ホルダの底板の長手方向の辺から立設する壁板の双方に導入開口が形成されており、香味発生源への空気の導入領域は、導入開口に対向する香味発生源の側面の双方に設けられる。図8及び図9は、第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
図8及び図9に示すように、導入開口7Aは、空気を導入する開口であり、ホルダ4の壁板45、46の双方に形成されている。導入開口7Aは、短手方向に沿った壁板43から、短手方向に沿った壁板44に向かって、導入開口7Aの面積が徐々に狭くなるように形成されている。つまり、導入開口7Aは、吸口6を有さない壁板43から、吸口6を有する壁板44に向かって、導入開口7Aの面積が徐々に狭くなるように形成されている。すなわち、導入開口7Aは、例えば、二等辺三角形のように形成されることが好ましい。
(2)導入領域及び導出領域
次に、図10に基づいて、香味発生源2の導入領域9A及び導出領域10について説明する。図10は、第2実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
導入領域9Aは、ホルダ4の導入開口7Aから流入した空気が、香味発生源2に導入される領域であり、ホルダ4の双方の側壁に設けられた導入開口7Aと対向している。導出領域10は、香味発生源2内部を通過した空気が導出される領域であり、第2実施形態においては、図10に示すように、ホルダ4の吸口6と対向している。つまり、導入領域9A及び導出領域10は、香味発生源2が有する面のうち、熱源3と対向する主面21、22以外に設けられている。
図10に示すように、香味発生源2の導入領域9Aは、ホルダ4のそれぞれの導入開口7Aと対向している。ホルダ4の導入開口7Aは、吸口6を有さない壁板43から、吸口6を有する壁板44に向かって、香味発生源2の導入領域9Aにおいて長手方向Lに亘って略同量の空気が導入されるよう、導入開口7Aの面積が徐々に狭くなるように形成されている。
(3)非燃焼型香味吸引器における空気の流路
次に、図11に基づいて、非燃焼型香味吸引器1における空気の流路を説明する。図11は、非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図11に示すように、ユーザの吸引により、ホルダ4の双方の導入開口7Aを介して、香味発生源2の双方の導入領域9Aから導入された空気は、香味発生源2内部において向きを変えて、香味発生源2の導出領域10を通過し、吸口6から導出される。導入開口7Aの面積は、吸い口6から離れるにつれ広くなっているため、側面23に近い導入領域9Aにおいても、側面24に近い導入領域9Aにおいても略同じ量の空気を香味発生源2に導入する。
香味発生源2の主面21と対向する熱源3の主面32は、通気性を有さないので、香味発生源2の導入領域9Aから導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10から導出される。すなわち、短手方向Sと平行に導入領域9Aに導入された空気は、香味発生源2内において、長手方向Lと平行になるように向きを変えて、導出領域10から導出される。つまり、第2実施形態に係る香味発生源2及び熱源3を収容するホルダ4は、短手方向Sに沿って導入された空気が長手方向Lと平行になるように向きを変えて、吸口から導出される流路を有する。
(4)効果
第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1によれば、1対の側面25、26に設けられた導入領域9Aから空気が導入され、香味発生源2の内部全体に亘って空気が通過するため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
第2実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1によれば、側面23のみに導入領域9を設けた場合に比べ、香味発生源2内の流路長を短くすることができる。よって、通気抵抗の上昇を抑制することができる。
(5)変形例1に係る非燃焼型香味吸引器の構成
以下において、第2実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第2実施形態に対する相違点について説明する。第2実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
第2実施形態では、香味発生源の主面の一方に熱源が積層される。これに対して、変更例1では、香味発生源の1対の主面の双方に熱源が積層される。
図12は、非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図12に示すように、熱源3の一方の主面32と、香味発生源2の一方の主面21とが対向し、他方の熱源3の主面32と、香味発生源2の他方の主面22とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。従って、香味発生源2の双方の主面21、22の全面は、2つの熱源3の主面32の全面を介して加熱される。
本変形例1にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の双方の主面21、22は、2つの熱源3の主面32を介して加熱されるため、香味発生源2を十分に加熱をすることができる。香味発生源2を十分に加熱することができるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について説明する。以下においては、第2実施形態に対する相違点について説明する。第2の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
(1)非燃焼型香味吸引器の構成
第2実施形態では、ホルダの底板の長手方向の辺から立設する壁板の双方に導入開口が形成されるため、香味発生源への空気の導入領域は、導入開口に対向する香味発生源の側面の双方に設けられる。また、第2実施形態では、短手方向における、香味発生源及び熱源の幅と、ホルダとの幅は、略同じである。
これに対して、第3実施形態では、ホルダの底板の長手方向の辺から立設する壁板の一方に導入開口が形成されるため、香味発生源への空気の導入領域は、導入開口に対向する香味発生源の側面の一方に設けられる。また、第3実施形態では、短手方向における、香味発生源及び熱源の幅は、ホルダの幅より小さいため、ホルダの中に空間が形成されている。また、吸口は、ホルダの空間に連通するように形成されている。
図13及び図14は、第3の実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。図15は、第3の実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。図16は、第3の実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向Lに沿った断面図である。
図13及び図14に示すように、導入開口7Aは、空気を導入する開口であり、ホルダ4の壁板46のみに形成されている。導入開口7Aは、ホルダ4の壁板45に形成されていない。
吸口6は、短手方向Sに沿った壁板44の、壁板45近傍に形成される。
図15に示すように、香味発生源2の側面25及び熱源3の側面35と、ホルダ4の壁板45とは、近接していない。香味発生源2の側面25及び熱源3の側面35と、ホルダ4の壁板45と間には、空間Xが形成されている。つまり、短手方向Sにおける、香味発生源及び熱源の幅は、ホルダの幅より小さい。吸口6は、ホルダ4の空間Xに連通するように形成されている。
図16に示すように、香味発生源2の側面23及び熱源3の側面33と、ホルダ4の壁板43とは、近接している。香味発生源2の側面24及び熱源3の側面34と、ホルダ4の壁板44とは、近接している。つまり、長手方向Lにおける、香味発生源2及び熱源3の長さと、ホルダ4の長さとは、略同じである。
(2)導入領域及び導出領域
次に、図17に基づいて、香味発生源2の導入領域9A及び導出領域10Aについて説明する。図17は、第3実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
導入領域9Aは、ホルダ4の導入開口7Aから流入した空気が、香味発生源2に導入される領域であり、ホルダ4の壁板46のみに設けられた導入開口7Aと対向している。導出領域10Aは、香味発生源2内部を通過した空気が導出される領域であり、ホルダ4の壁板45と対向している。つまり、導入領域9A及び導出領域10Aは、香味発生源2が有する面のうち、熱源3と対向する主面以外に設けられている。
図17に示すように、香味発生源2の導入領域9Aは、ホルダ4の導入開口7Aと対向している。ホルダ4の導入開口7Aは、吸口6を有さない壁板43から、吸口6を有する壁板44に向かって、香味発生源2の導入領域9Aにおいて長手方向Lに亘って略同量の空気が導入されるよう、徐々に狭くなるように形成されている。従って、香味発生源2の導出領域10Aにおいても、長手方向Lに亘って略同量の空気が導出される。
(3)非燃焼型香味吸引器における空気の流路
次に、図18に基づいて、非燃焼型香味吸引器1における空気の流路を説明する。図18は、非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図18に示すように、ユーザの吸引により、ホルダ4の導入開口7Aを介して、香味発生源2の導入領域9Aのみから導入された空気は、香味発生源2の導出領域10Aを通過し、吸口6から導出される。導入開口7Aの面積は、吸口6から離れるにつれ広くなっているため、側面23に近い導入領域9Aにおいても、側面24に近い導入領域9Aにおいても略同量の空気を香味発生源2に導入する。
香味発生源2の主面21と対向する熱源3の主面32は、通気性を有さないので、香味発生源2の導入領域9Aから導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10Aから導出される。すなわち、短手方向と平行に導入領域9Aに導入され導出領域10Aから導出された空気は、ホルダ4の空間Xにおいて、長手方向Lと平行になるように向きを変えて、吸口6から導出される。つまり、香味発生源2及び熱源3を収容するホルダ4は、短手方向Sに沿って導入された空気は、空間Xにおいて、長手方向Lと平行になるように向きを変えて、吸口6から導出される流路を有する。
(4)効果
第3実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の内部を通過する空気は、短手方向Sと略平行に通過するため、流路長を短くすることができ、通気抵抗の上昇を抑制できる。
(5)変形例1に係る非燃焼型香味吸引器の構成
以下において、第3実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第3実施形態に対する相違点について説明する。第3の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
第3実施形態では、香味発生源の主面の一方に熱源が積層される。これに対して、変更例1では、香味発生源の1対の主面の双方に熱源が積層される。
図19は、非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と2つの熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。
図19に示すように、熱源3の一方の主面32と、香味発生源2の一方の主面21とが対向し、他方の熱源3の主面32と、香味発生源2の他方の主面22とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。従って、香味発生源2の双方の主面21、22の全面は、2つの熱源3の主面32の全面を介して加熱される。
本変形例1にかかる非燃焼型香味吸引器1によれば、香味発生源2の双方の主面21、22は、2つの熱源3の主面32を介して加熱されるため、香味発生源2を十分に加熱をすることができる。香味発生源2を十分に加熱することができるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与することができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について説明する。以下においては、第2実施形態に対する相違点について説明する。第2の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
(1)非燃焼型香味吸引器の構成
第2実施形態では、ホルダの底板の長手方向の辺から立設する壁板の双方に、吸口を有さない壁板から、吸口を有する壁板に向かって、導入開口の面積が徐々に狭くなるように形成されていた。
これに対して、第4実施形態では、ホルダの底板の長手方向の辺から立設する壁板の双方に形成された導入開口は、長手方向に亘って略同形状である。
第2実施形態では、非燃焼型香味吸引器は、香味発生源と、熱源と、を収容するホルダを有している。
これに対して、第4実施形態では、非燃焼型香味吸引器は、香味発生源と、熱源と、整流部材と、を収容するホルダを有している。
図20及び図21は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。図22は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。図23は、第4実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向Lに沿った断面図である。
非燃焼型香味吸引器1は、香味発生源2と、熱源3と、ホルダ4と、蓋5と、吸口6と、整流部材11と、を有する。
図20及び図21に示すように、導入開口7Bは、空気を導入する開口であり、ホルダ4の壁板45、46の双方に形成されている。導入開口7Bは、ライン形状であってもよい。また、導入開口7Bは、ドット形状であってもよい。ドット形状とは、複数の小さな開口を集めた形状である。
図20及び図21に示すように、香味発生源2の側面25、26の双方は、導入領域9Bを有している。香味発生源2の主面22は、導出領域10Bを有している。導入領域9B及び導出領域10Bの詳細は、後述する。
図20及び図21に示すように、吸口6は、ホルダ4の内側に連通しており、筒状の形状を有する。吸口6は、ホルダ4の壁板44の中央に円形に形成されている。ホルダ4の壁板44の中央とは、長手方向Lに沿った1対の壁板45、46からの距離が略等しい位置に設けられていることを示す。
図20、21に示すように、整流部材11は、最も広い面積を有しており、長手方向L及び短手方向Sによって定義される1対の主面111、112と、短手方向S及び厚み方向Tによって定義される1対の側面113、114と、長手方向L及び厚み方向Tによって定義される1対の側面115、116とを有する板状形状(略直方体形状)を有する。整流部材11の1対の主面113と114とが貫通するように、整流部材開口部12が形成されている。
図22に示すように、香味発生源2及び熱源3は、熱源3の主面32と香味発生源2の主面21とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。香味発生源2及び整流部材11は、香味発生源2の主面22と整流部材の主面111とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。熱源3の主面31と、蓋5とは、近接しており、蓋5の開口部8を介して、熱源3の主面31から空気が供給されるように、ホルダ4に収容されている。整流部材11は、ホルダ4の内側において、長手方向Lに沿って、短手方向S内側に突起している凸部Wに上に設置されている。すなわち、整流部材11は、整流部材11の主面112と、ホルダ4の底面42との間に空間Yが形成されるようにホルダ4内に収容されている。つまり、厚み方向Tにおける、香味発生源2と熱源3と整流部材11とを積層させた厚みは、ホルダ4の厚みより小さい。また、香味発生源2の側面25と熱源3の側面35及び整流部材11の側面115と、ホルダ4の壁板45とは、近接している。香味発生源2の側面26と熱源3の側面36及び整流部材11の側面116と、ホルダ4の壁板46とは、近接している。つまり、短手方向Sにおける、香味発生源2と熱源3及び整流部材11の幅と、ホルダ4の幅とは、略同じである。
図23に示すように、香味発生源2の側面23と熱源3の側面33及び整流部材11の側面113と、ホルダ4の壁板43とは、近接している。香味発生源2の側面24と熱源3の側面34及び整流部材11の側面114と、ホルダ4の壁板44とは、近接している。つまり、長手方向Lにおける、香味発生源2と熱源3及び整流部材11との長さと、ホルダ4の長さとは、略同じである。香味発生源2と熱源3及び整流部材11は、空間Yと、吸口6とが対向するように、ホルダ4内に収容される。
(2)導入領域及び導出領域
次に、図24に基づいて、香味発生源2の導入領域9B及び導出領域10Bについて説明する。図24は、第4実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
導入領域9Bは、導入開口7Bから流入した空気が、香味発生源2の内部に導入される領域であり、ホルダ4の壁板に設けられた導入開口7Bとそれぞれ対向している。導出領域10Bは、香味発生源2の内部を通過した空気が導出される領域であり、整流部材11を介して空間Yと対向している。つまり、導入領域9Bは、香味発生源2が有する面のうち、熱源3と対向する主面以外に設けられている。
(3)非燃焼型香味吸引器における空気の流路
次に、図25に基づいて、非燃焼型香味吸引器1における空気の流路を説明する。図25は、非燃焼型香味吸引器1に香味発生源2と熱源3とが挿入されている場合における、空気の流路を示した図である。
図25に示すように、ユーザの吸引により、ホルダ4の導入開口7Bを介して、香味発生源2の導入領域9Bから導入された空気は、香味発生源2の導出領域10B及び整流部材11の整流部材開口部12を通過し、吸口6から導出される。香味発生源2と対向する熱源3の主面32は、通気性を有さないことから、香味発生源2の導入領域9Bから導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10Bから導出される。すなわち、短手方向Sと平行に導入領域9Bに導入され導出領域10Bから導出された空気は、香味発生源2中において、短手方向S及び長手方向Lと垂直になるように向きを変えて、ホルダ4の空間Yにおいて、更に、長手方向Lと平行になるように向きを変えて、吸口6から導出される。つまり、香味発生源2及び熱源3を収容するホルダ4は、短手方向Sと平行に導入領域9Bに導入され導出領域10Bから導出された空気が香味発生源2中において、短手方向S及び長手方向Lと垂直になるように向きを変えて、整流部材開口部12を通過し、ホルダ4の空間Yにおいて、更に、長手方向Lと平行になるように向きを変え、吸口から導出される流路を有する。整流部材11は、導出領域10Bから導出された空気を制御することにより、ホルダ4の空間Yに空気を導出する。
(4)効果
第4の実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1によれば、短手方向と平行に導入領域9Bに導入され導出領域10Bから導出された空気は、整流部材11によって香味発生源2内部の全体を通過するよう空気の流れを制御されるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与しつつ、通気抵抗を抑制することができる。
[第5実施形態]
以下において、第5実施形態について説明する。以下においては、第4実施形態に対する相違点について説明する。第4の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
(1)非燃焼型香味吸引器の構成
第4実施形態では、厚み方向における、香味発生源と熱源と整流部材とを積層させた厚みは、ホルダの厚みよりも小さい。また、第4実施形態では、ホルダの底板の短手方向の辺から立設する壁板の一方に、吸口が形成される。
これに対して、第5実施形態では、厚み方向における、香味発生源と熱源と整流部材とを積層させた厚みは、ホルダの厚みと略同じである。また、第5実施形態では、吸口は、ホルダの底板に形成されている。
次に、図26から図29に基づいて第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の構成について説明する。図26及び図27は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。図28は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の短手方向に沿った断面図である。図29は、第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1の長手方向Lに沿った断面図である。
図26及び図27に示すように、香味発生源2の側面25、26の双方は、導入領域9Bを有している。香味発生源2の主面22は、導出領域10Bを有している。導入領域9B及び導出領域10Bの詳細は、後述する。
吸口6は、ホルダ4の内側に連通しており、筒状の形状を有する。吸口6は、ホルダ4の底板42の中央に円形に形成されている。ホルダ4の底板42の中央とは、長手方向Lに沿った1対の壁板45、46及び短手方向Sに沿った1対の壁板43、44からの距離が略等しい位置に設けられていることを示す。
図28に示すように、香味発生源2及び熱源3は、熱源3の主面32と香味発生源2の主面21とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。香味発生源2及び整流部材11は、香味発生源2の主面22と整流部材11の主面111とが対向するように、ホルダ4内で積層されている。熱源3の主面31と、蓋5とは、近接しており、蓋5の開口部8を介して、熱源3の主面31から空気が供給されるように、ホルダ4に収容されている。整流部材11は、整流部材11の主面112と、ホルダ4の底面42とが近接するようにホルダ4内に収容されている。つまり、厚み方向Tにおける、香味発生源2と熱源3と整流部材11とを積層させた厚みは、ホルダ4の厚みと略同じである。また、香味発生源2の側面25と熱源3の側面35及び整流部材11の側面115と、ホルダ4の壁板45とは、近接している。香味発生源2の側面26と熱源3の側面36及び整流部材11の側面116と、ホルダ4の壁板46とは、近接している。つまり、短手方向Sにおける、香味発生源2と熱源3及び整流部材11の幅と、ホルダ4の幅とは、略同じである。
図29に示すように、香味発生源2の側面23と熱源3の側面33及び整流部材11の側面113と、ホルダ4の壁板43とは、近接している。香味発生源2の側面24と熱源3の側面34及び整流部材11の側面114と、ホルダ4の壁板44とは、近接している。つまり、長手方向Lにおける、香味発生源2と熱源3及び整流部材11との長さと、ホルダ4の長さとは、略同じである。整流部材11の整流部材開口部12が吸口6と対向するように、整流部材11は、ホルダ4内に収容される。
(2)導入領域及び導出領域
次に、図30に基づいて、香味発生源2の導入領域9B及び導出領域10Bについて説明する。図30は、第5実施形態に係る開口した蓋5を有する非燃焼型香味吸引器1の斜視図である。
導入領域9Bは、導入開口7Bから流入した空気が、香味発生源2の内部に導入される領域であり、ホルダ4の壁板45,46双方に設けられた導入開口7Bとそれぞれ対向している。導出領域10Bは、香味発生源2の内部を通過した空気を導出する領域であり、吸口6と対向している。つまり、導入領域9Bは、香味発生源2が有する面のうち、熱源3と対向する主面以外に設けられている。
(3)非燃焼型香味吸引器における空気の流路
次に、図31に基づいて、非燃焼型香味吸引器1における空気の流路を説明する。図31は、非燃焼型香味吸引器1のホルダ4に香味発生源2と熱源3と整流部材11とが挿入されている場合における、香味発生源2及び熱源3の空気の流路を示した図である。
図31に示すように、ユーザの吸引により、ホルダ4の導入開口7Bを介して、香味発生源2の双方の導入領域9Bから導入された空気は、香味発生源2の導出領域10Bから導出される。香味発生源2と対向する熱源3の主面32は、通気性を有さないことから、香味発生源2の導入領域9Bから導入された空気は、熱源3内部を通過せず、香味発生源2の導出領域10Bから導出される。すなわち、短手方向Sと平行に導入領域9Bに導入され導出領域10Bから導出された空気は、香味発生源2中において、短手方向S及び長手方向Lと垂直になるように向きを変えて、吸口6から導出される。つまり、香味発生源2及び熱源3を収容するホルダ4は、短手方向Sと平行に導入領域9Bに導入され導出領域10Bから導出された空気が香味発生源2中において、短手方向S及び長手方向Lと垂直になるように向きを変えて、吸口6から導出される流路を有する。
(4)効果
第5実施形態に係る非燃焼型香味吸引器1によれば、短手方向Sと平行に導入領域9Bに導入された空気は、香味発生源2中において、短手方向S及び長手方向Lと垂直になるように向きを変えて、導出領域10Bから導出されるため、ユーザが吸引した場合、香味発生源2を通過する空気に十分な香味を付与しつつ、通気抵抗を抑制することができる。
なお、日本国特許出願第2012−231149号(2012年10月18日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明の特徴によれば、熱源及び香味発生源の形状を簡易に加工することを可能とした、持ち運びや取り扱いに優れた非燃焼型香味吸引器を提供することができる。

Claims (11)

  1. 1対の主面を有する板状形状を有する熱源と、
    1対の主面を有する板状形状を有する香味発生源と、
    前記熱源及び前記香味発生源を収容するホルダとを備え、
    前記熱源及び前記香味発生源は、前記熱源が有する一方の主面と前記香味発生源が有する一方の主面とが対向するように前記ホルダ内で積層されており、
    前記香味発生源は、前記香味発生源内に空気を導入する導入領域と、前記香味発生源内から空気を導出する導出領域とを有しており、
    前記導入領域及び前記導出領域は、前記香味発生源が有する面のうち、前記熱源と対向する主面以外の面に設けられていることを特徴とする非燃焼型香味吸引器。
  2. 前記香味発生源が有する1対の主面は、互いに直交する短手方向及び長手方向によって定義される矩形形状を有しており、
    前記導入領域は、前記香味発生源が有する面のうち、前記長手方向に沿った1対の側面の双方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の非燃焼型香味吸引器。
  3. 前記導出領域は、前記香味発生源が有する1対の主面のうち、前記熱源と対向する主面以外の主面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の非燃焼型香味吸引器。
  4. 前記導出領域は、前記長手方向に沿った形状を有しており、前記長手方向に沿った1対の側面からの距離が略等しい位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の非燃焼型香味吸引器。
  5. 前記ホルダは、前記導出領域から導出された空気を吸口に導く流路を有しており、
    前記流路は、前記香味発生源が有する1対の主面のうち、前記熱源と対向する主面以外の主面に沿って形成された空間であることを特徴とする請求項4に記載の非燃焼型香味吸引器。
  6. 前記導出領域は、前記短手方向に沿った1対の側面のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の非燃焼型香味吸引器。
  7. 前記香味発生源が有する1対の主面は、互いに直交する短手方向及び長手方向によって定義される矩形形状を有しており、
    前記導入領域は、互いに対向する1対の側面のうち、一方の側面に設けられており、
    前記導出領域は、互いに対向する1対の側面のうち、他方の側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の非燃焼型香味吸引器。
  8. 前記導入領域は、前記長手方向に沿った1対の側面のうち、一方の側面に設けられており、
    前記導出領域は、前記長手方向に沿った1対の側面のうち、他方の側面に設けられており、
    前記ホルダは、前記導出領域から導出された空気を吸口に導く流路を有しており、
    前記流路は、前記他方の側面に沿って形成された空間であることを特徴とする請求項7に記載の非燃焼型香味吸引器。
  9. 前記熱源は、化学反応により発熱し、前記香味発生源を加熱することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の非燃焼型香味吸引器。
  10. 前記化学反応は、粉体の酸化反応であることを特徴とする請求項9に記載の非燃焼型香味吸引器。
  11. 前記香味発生源は、タバコ粉体を含み、通気性を有する成形体であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の非燃焼型香味吸引器。
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