JP5894692B2 - 自走式掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は自走式掃除機に関し、詳しくは、自走式掃除機の吸込口の構造に関する。
この発明に関連する先行技術としては、自走式掃除機の走行方向に対して後方側となる吸込口の縁に沿って可倒式のブレードを設け、掃除面の摩擦力が小さい場合にはブレードを掃除面に対して垂直に立たせて掃除効率を高め、掃除面の摩擦力が高い場合にはブレードを倒して自走式掃除機にかかる負荷を減少させるようにした自走式掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この発明に関連する先行技術としては、自走式掃除機の走行方向に対して後方側となる吸込口の縁に沿ってブレードを設けると共に、吸込口の両側縁に前方へ向かうにしたがって互いに間隔が広くなるようにブレードを設けることにより、後方および側方への塵埃の散乱を防止するようにした自走式掃除機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−132299号公報 特開2006−296684号公報
一般に、床面等の被清掃面に存在する塵埃を清掃する掃除機は、被清掃面に沿って吸込口を移動させながら空気を吸引し、吸引した空気中の塵埃を捕集して集塵するように構成されている。
このような掃除機において、吸込口の後方や側方にブレードを設け、吸込口で吸引されなかった塵埃を捕捉することにより塵埃の散乱を防止し、掃除効率を向上させるといった工夫が従来よりなされている。
しかしながら、単に吸込口の後方や側方にブレードを設けただけではブレードに捕捉された塵埃が吸い込まれないまま滞留し、必ずしも掃除効率の向上に繋がっていないという問題があった。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたもので、捕捉されたまま吸い込まれずに滞留する塵埃の発生を防止できる吸口体とそれを備えた掃除機を提供するものである。
この発明は、被清掃面に対面する筐体の底面に設けられた一対の駆動輪と、被清掃面の塵挨を掻き込む回転ブラシと、前記回転ブラシを軸回転可能に支持し、前記筐体により着脱可能な保持部材と、前記筐体の底面に設けられ、かつ被清掃面に存在する塵挨を吸い込むための前記保持部材に形成された吸込口と、前記保持部材に形成された吸込口の縁に設けられ、被清掃面に存在する塵埃を捕捉する捕捉部材と、前記吸込口の回転ブラシの回転方向に沿って設けられた複数のポールと、前記吸込口を介して塵埃を含んだ空気を吸引する吸引部と、該吸引部によって吸引された空気中の塵埃を捕集する集塵部とを備え、前記捕捉部材は、前記吸込口の縁に取り付けられる基端と被清掃面に当接する先端を有し、前記先端が前記基端よりも前記吸込口側の位置であり、前記捕捉部材から前記回転ブラシの方向に前記駆動輪によって自走する際に、前記回転ブラシは、前記駆動輪と同じ方向に回転することを特徴とする自走式掃除機を提供するものである。
また、本発明の自走式掃除機は、前記回転ブラシと前記捕捉部材の間より塵挨を捕集しても良い。
さらに、本発明の自走式掃除機は、前記捕捉部材は、前記基端の周辺を前記先端の周辺より剛性を高くしても良い。
さらに、本発明の自走式掃除機は、前記捕捉部材は、取付部材を介して前記吸込口の縁に取り付けられても良い。
さらに、本発明の自走式掃除機は、前記吸込口の縁に溝が形成され、前記取付部材は、前記溝に嵌め入れられても良い。
この発明によれば、被清掃面に存在する塵埃を捕捉するブレード状の捕捉部材が吸込口に近づくように傾斜して設けられるので、捕捉した塵埃を吸込口に近づけることができる。この結果、捕捉した塵埃に吸引力が作用し易くなり、捕捉されたまま吸い込まれない塵埃が発生することを防止できる。
本発明の実施形態に係る吸口体を備えた自走式掃除機の斜視図である。 図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図である。 図1に示される自走式掃除機の底面側の斜視図である。 筐体の蓋部が開放され集塵装置が取り出された状態を示す図2対応図である。 図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示される自走式掃除機の底面に装着され吸込口を形成する吸口体としてのボトムプレート単体の斜視図である。 図6に示されるボトムプレートのB−B矢視断面図である。 図6の示されるボトムプレートをB−B線で切断した斜視図である。 吸込口が床面と対向した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に対する比較として起毛ブラシを床面に対して垂直に設けた構成を示す説明図である。 起毛ブラシの変形例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る吸口体の他の構成を示す説明図である。
この発明による吸口体は、被清掃面に存在する塵埃を吸い込むための吸込口と、吸込口の縁に設けられ被清掃面に存在する塵埃を捕捉するブレード状の捕捉部材とを有し、前記捕捉部材は吸込口の縁に取り付けられる基端と被清掃面に当接する先端とを有し、前記先端が前記基端よりも吸込口に近づくように傾斜させて配置してなることを特徴とする。
この発明による吸口体において、ブレード状の捕捉部材とは、吸込口の縁に沿って設けられて被清掃面の塵埃を捕捉する限りにおいて、その具体的な形状や材質は限定されないが、例えば、ゴムにより形成されたワイパーブレード状のものや、細長い短冊状の起毛布などであってもよい。
この発明による吸口体において、前記捕捉部材は起毛ブラシであってもよい。ここで、「起毛ブラシ」とは、複数のブラシ毛が起立するようにベースに植毛されたものを意味する。このため、起毛ブラシの基端とはブラシ毛が植毛されたベースである。
このような構成によれば、被清掃面が溝のあるフローリングである場合などに特に清掃効率を向上させることができる。
というのは、捕捉部材が起毛ブラシで構成される場合、当該起毛ブラシは先端が吸込口に近づくように傾斜することとなり、起毛ブラシの先端がフローリングの溝にスムーズに入り込んで当該溝に溜まった塵埃をすくい上げるようにして捕捉することができる。
仮に、捕捉部材を構成する起毛ブラシが本発明のように傾斜せず、被清掃面に対して垂直に延びるような構成であれば、フローリングの溝に溜まった塵埃を捕捉するには起毛ブラシのブラシ毛の長さを長くしなければならないが、ブラシ毛の長さを長くすると、被清掃面との摩擦が大きくなって吸口体のスムーズな移動が妨げられる。
また、ブラシ毛の長さを長くすることによりフローリングの溝に溜まった塵埃を捕捉できたとしても、溝以外の部分においては長過ぎるブラシ毛が根元から折れ曲がってしまい、適切に塵埃を捕捉できなくなる恐れもある。
このため、捕捉部材が起毛ブラシからなる上記構成は、吸口体のスムーズな移動を確保しつつ、塵埃の捕捉効率を向上させるうえで効果的な構成であるといえる。
この発明による吸口体において、前記捕捉部材は基端を支持する取付部材を介して吸込口の縁に取り付けられ、前記取付部材は捕捉部材の先端が吸込口に近づくように捕捉部材の基端を傾斜させて支持してもよい。
このような構成によれば、捕捉部材は取付部材を介して吸込口の縁に取り付けられるので、長時間の使用により捕捉部材に摩耗等が生じた場合は捕捉部材を交換するだけで性能を回復させることができ、メンテナンス性に優れたものとなる。
また、取付部材が捕捉部材の基端を傾斜させて支持するので、取付部材が装着される吸込口の縁に特別な支持構造を設ける必要もなく、本発明の構造を採用するにあたって吸込口の周辺の構造が複雑になることもない。
捕捉部材が取付部材を介して吸込口の縁に取り付けられる上記構成において、前記取付部材は捕捉部材を吸込口の方向へ付勢する付勢片を一部に有していてもよい。
このような構成によれば、捕捉部材の先端が被清掃面に当接し、被清掃面との間の摩擦により吸込口から遠ざかる方向に反り返ろうとしても、取付部材の付勢片が捕捉部材の反り返りを防止し、捕捉部材の先端を適切な位置に維持し、掃除効率の低下を防止できる。
この発明による吸口体は、前記吸込口に設けられ被清掃面に存在する塵埃を掻き込むように軸回転する回転ブラシをさらに備えていてもよい。
このような構成によれば、吸込口で軸回転する回転ブラシにより、塵埃の吸引効率をより一層向上させることができる。
特に本発明では、捕捉部材の先端が吸込口に近づくように傾斜しているので、捕捉部材により捕捉された塵埃は吸込口の縁に近接することとなり、吸込口の縁に近接して存在する塵埃を回転ブラシとの間で挟持するようにして効率よく掻き込むことが可能となる。
この発明は別の観点からみると、本発明による上述の吸口体と連結され、吸込口を介して塵埃を含んだ空気を吸引する吸引部と、吸引部によって吸引された空気中の塵埃を捕集する集塵部とを備えた掃除機を提供するものでもある。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態に係る吸口体を備えた自走式掃除機について詳細に説明する。
〔自走式掃除機の説明〕
図1は本発明の実施形態に係る吸口体を備えた自走式掃除機の斜視図、図2は図1に示される自走式掃除機のA−A矢視断面図、図3は図1に示される自走式掃除機の底面側の斜視図、図4は筐体の蓋部が開放され集塵装置が取り出された状態を示す図2対応図、図5は図1に示される自走式掃除機の電気的な構成を示すブロック図である。
図1〜3に示されるように、本発明の実施形態に係る自走式掃除機1は、設置された場所の床面(被清掃面)Fを自走しながら、床面F上の塵埃を含む空気を吸い込み、塵埃を除去した空気を排気することにより床面上を掃除するように構成されている。
自走式掃除機1は、円盤状の筐体2を備え、この筐体2の内部および外部に、回転ブラシ9、サイドブラシ10、集塵装置(集塵部)30、電動送風機(吸引部)22、一対の駆動輪29、後輪26および前輪27、各種センサを含む制御部等の構成要素が設けられている。
この自走式掃除機1において、前輪27が配置されている部分が前方部、後輪26が配置されている部分が後方部、集塵装置30が配置されている部分が中間部である。
筐体2は、前方部における中間部との境界付近の位置に形成された吸込口6を有する平面視円形の底板2aと、筐体2に対して集塵装置30を出し入れする際に開閉する蓋部3を中間部に有している天板2bと、底板2aおよび天板2bの外周部に沿って設けられた平面視円環形の側板2cとを備えている。また、底板2aには前輪27、一対の駆動輪29および後輪26の下部を筐体2内から外部へ突出させる複数の孔部が形成され、天板2bにおける前方部と中間部との境界付近には排気口7が形成されている。なお、側板2cは、前後に二分割されており、側方前部はバンパーとして機能するように、変位可能に設けられている。
また、図4に示されるように、筐体2の内部において、前方部にモータユニット20、電動送風機22、イオン発生装置25(図5参照)等を収納する前方収納室R1を有し、中間部に集塵装置30を収納する中間収納室R2を有し、後方部に制御部の制御基板15、バッテリー14、充電端子4等を収納する後方収納室R3を有し、前方部と中間部との境界付近に吸引路11および排気路12を有している。吸引路11は吸込口6と中間収納室R2とを連通し、排気路12は中間収納室R2と前方収納室R1とを連通している。なお、これらの各収納室R1、R2、R3、吸引路11および排気路12は、筐体2の内部に設けられてこれらの空間を構成する仕切り壁39によって仕切られている。
一対の駆動輪29は、平面視円形の筐体2の中心を通る中心線Cと直角に交わる一対の回転軸29aに固定されており、一対の駆動輪29が同一方向に回転すると筐体2が進退し、各駆動輪29が逆方向に回転すると筐体2が中心線Cの回りに回転する。
一対の回転軸29aは、図示しない一対のモータからそれぞれ個別に回転力が得られるように連結されており、各モータは筐体の底板2aに直接またはサスペンション機構を介して固定されている。
前輪27はローラからなり、進路上に現れた段差に接地し、筐体2が段差を容易に乗り越えられるよう、駆動輪29が接地する床面Fから少し浮き上がるよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
後輪26は自在車輪からなり、駆動輪29が接地する床面Fと接地するよう筐体2の底板2aの一部に回転可能に設けられている。
このように、筐体2に対して前後方向中間に一対の駆動輪29を配置し、前輪27を床面Fから浮かせ、自走式掃除機1の重量を一対の駆動輪29と後輪26によって支持できるよう、筐体2に対して前後方向に重量が配分されている。これにより、進路前方の塵埃を前輪27によって遮ることなく吸込口6に導くことができる。
吸込口6は、床面Fに対面するよう筐体2の底面(底板2aの下面)に形成された凹部8の開放面であり、後述するように本実施形態ではこの凹部8に吸口体としてのボトムプレート60(図6参照)が嵌め入れられることにより吸込口6が形成される。この凹部8内には、筐体2の底面と平行な軸心廻りに回転する回転ブラシ9が設けられ、凹部8の左右両側には垂直な回転軸心廻りに回転するサイドブラシ10が設けられている。
回転ブラシ9は、回転軸であるローラの外周面に螺旋状にブラシ9aを植設することにより形成されている。サイドブラシ10は、回転軸の下端にブラシ束を放射状に設けることにより形成されている。なお、回転ブラシ9の回転軸および一対のサイドブラシ10の回転軸は、筐体2の底板2aの一部に枢着されると共に、その付近に設けられた駆動モータ、該駆動モータとプーリおよびベルト等を含む動力伝達機構を介して連結されている。
また、吸込口6の後方の縁には吸込口6で吸い込まれなかった塵埃を捕捉し塵埃の散乱を防止するためのブレード状の捕捉部材としての起毛ブラシ65が設けられている。吸込口6を形成するボトムプレート60と起毛ブラシ65については後で詳述する。
図3に示されるように、筐体2の底面と前輪27との間には床面Fを検知する床面検知センサ13が配置され、左右の駆動輪29の側部前方には同様の床面検知センサ19が配置されている。床面検知センサ13によって下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部は両駆動輪29が停止するよう制御する。また、床面検知センサ13が故障した場合、床面検知センサ19が下り階段を検知して両駆動輪29を停止することができるため、自走式掃除機1の下り階段への落下が防止されている。また、床面検知センサ19が、下り階段を検知すると、その検知信号が制御部に送信され、制御部が駆動輪29に下り階段を回避して走行するように制御してもよい。
制御基板15には、自走式掃除機1における駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22等の各要素を制御する制御回路が設けられている。
筐体2の側板2cの後端には、バッテリー14の充電を行う充電端子4が設けられている。室内を自走しながら掃除する自走式掃除機1は、室内に設置されている充電台40に帰還する。これにより、充電台40に設けられた端子部41に充電端子4が接触し、バッテリー14の充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台40は、通常、室内の側壁Sに沿って設置される。
バッテリー14は、充電端子4を介して充電台40から充電され、制御基板15、駆動輪29、回転ブラシ9、サイドブラシ10、電動送風機22、各種センサ等の各要素に電力を供給する。
集塵装置30は、通常、筐体2内における両駆動輪29の回転軸29aの軸心よりも上方の中間収納室R2内に収納されており、集塵装置30内に捕集された塵埃を廃棄する際は、図4に示されるように、筐体2の蓋部3を開いて集塵装置30を出し入れすることができる。
集塵装置30は、開口部31dを有する集塵容器31と、集塵容器31の開口部31dを覆うフィルタ部33と、フィルタ部33と集塵容器31の開口部31dとを覆うカバー部32とを備えている。カバー部32およびフィルタ部33は、集塵容器31の前側の開口端縁に回動可能に軸支されている。
集塵容器31の側壁前部には、集塵装置30が筐体2の中間収納室R2内に収納された状態において、筐体2の吸引路11と連通する流入路34と、筐体2の排気路12と連通する排出路35とが設けられている。
自走式掃除機1全体の動作制御を行う制御部は、図5に示されるように、CPU15aおよびその他の図示しない電子部品で構成された制御回路を有する制御基板15(図2参照)と、走行マップ18aを記憶する記憶部18、電動送風機22を駆動するためのモータドライバ22a、駆動輪29の走行モータ51を駆動するためのモータドライバ51a、筐体2内の排気口7付近に回動可能に設けられたルーバー17およびそれを駆動するための制御ユニット17a、臭いセンサ52およびその制御ユニット52a、湿度センサ53およびその制御ユニット53a、人感センサ54およびその制御ユニット54a、接触センサ55およびその制御ユニット55a等を備えて構成される。
CPU15aは中央演算処理装置であり、記憶部18に予め記憶されたプログラムデータに基づいて、モータドライバ22a、51aおよび制御ユニット17aに個別に制御信号を送信し、電動送風機22、走行モータ51およびルーバー17を駆動制御して、一連の掃除運転およびイオン放出運転を行う。
また、CPU15aは、ユーザーによる自走式掃除機1の動作に係る条件設定を操作パネル(図示省略)から受け付けて記憶部18に記憶させる。この記憶部18は、自走式掃除機1の設置場所周辺の走行マップ18aを記憶することができる。走行マップ18aは、自走式掃除機1の走行経路や走行速度などといった走行に係る情報であり、予めユーザーによって記憶部18に記憶させるか、あるいは自走式掃除機1自体が掃除運転中に自動的に記録することができる。
臭いセンサ52は、筐体2の外部周辺の臭いを検知する。臭いセンサ52としては、例えば、半導体式や接触燃焼式の臭いセンサを用いることができる。掃除ロボット1の外部周辺の臭いを検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で臭いセンサ52が配置される。CPU15aは制御ユニット52aを介して臭いセンサ52と接続されており、臭いセンサ52からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の臭い情報を得る。
湿度センサ53は、筐体2の外部周辺の湿度を検知する。湿度センサ53としては、例えば、高分子感湿材料を用いた静電容量式や電気抵抗式の湿度センサを用いることができる。自走式掃除機1の外部周辺の相対湿度を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で湿度センサ53が配置される。CPU15aは制御ユニット53aを介して湿度センサ53と接続されており、湿度センサ53からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の湿度情報を得る。
なお、走行マップ18aには、自走式掃除機1が設置される設置場所における所定閾値以上の臭気が漂う箇所および所定閾値以上に湿気が高い箇所が特定箇所として予め記憶されていてもよい。このようにすれば、CPU15aがこの特定箇所を筐体2の周辺環境に基づいて定めた箇所であると判断することができる。つまり、走行マップ18aが、臭いセンサ52および湿度センサ53と同様に、筐体2の周辺環境を検知する環境検知装置としての役割を果たすことになる。
人感センサ54としては、例えば、赤外線、超音波、可視光等によって人の存在を検知する人感センサを用いることができる。自走式掃除機1の外部周辺の人の存在を検知するために、例えば、筐体2の側板2cまたは天板2bから外部へ露出した状態で人感センサ54が配置される。CPU15aは制御ユニット54aを介して人感センサ54と接続されており、人感センサ54からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の人の存在情報を得る。
接触センサ55は、自走式掃除機1が走行時に障害物と接触したことを検知するために、例えば、筐体2の側板2cの前部に配置される。CPU15aは制御ユニット55aを介して接触センサ55と接続されており、接触センサ55からの出力信号に基づいて筐体2の外部周辺の障害物の存在情報を得る。
このように構成された自走式掃除機1において、掃除運転の指令により、電動送風機22、必要に応じてイオン発生装置25、駆動輪29、回転ブラシ9およびサイドブラシ10が駆動する。これにより、回転ブラシ9、サイドブラシ10、駆動輪29および後輪26が床面Fに接地した状態で、筐体2は所定の範囲を自走しながら吸込口6から床面Fの塵埃を含む空気を吸い込む。このとき、回転ブラシ9の回転によって床面F上の塵埃は掻き上げられて吸込口6に導かれる。また、サイドブラシ10の回転によって吸込口6の側方の塵埃が吸込口6に導かれる。
吸込口6から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、図2の矢印A1に示されるように、筐体2の吸引路11を通り、集塵装置30の流入路34を通って集塵容器31内に流入する。集塵容器31内に流入した気流は、フィルタ部33を通過してフィルタ部33とカバー部32との間の空間50に流入し、排出路35を通って筐体2の排気路12へ排出される。この際、集塵容器31内の気流に含まれる塵埃はフィルタ部33によって捕獲されるため、集塵容器31内に塵埃が堆積する。
集塵装置30から筐体2の排気路12へ流入した気流は、図2の矢印A2に示されるように前方収納室R1へ流入し、図示しない第1排気路および第2排気路を流通する。第1排気路を流通する気流には、先に説明したようにイオン発生装置25が駆動されることで、該イオン発生装置25にて生成されるイオン(プラズマクラスターイオン(登録商標))が含まれる。そして、筐体2の上面に設けた排気口7から、図2の矢印A3に示されるように、後方の斜め上方にフィルタ部33にて除塵された綺麗な空気が放出されると同時に、イオン発生装置25が駆動されることでイオンが排気される。これにより、床面F上の掃除が行われると共に、自走式掃除機1の排気に含まれるイオンによって室内の除菌および脱臭が行われる。このとき、排気口7から後方の斜め上方に向けて排気するので、床面Fの塵埃の巻き上げが防止され、室内の清浄度を向上することができる。
また、図示省略するが、第1排気路を流通する気流の一部は、凹部8に導かれてもよい。このようにすれば、吸込口6から吸引路11に導かれる気流内にイオンが含まれるため、集塵装置30の集塵容器31内およびフィルタ部33の除菌および脱臭を行うことができる。また、吸引した塵埃を除電し集塵容器31内面に静電的に塵埃が吸着されるのを抑制できる。
また、自走式掃除機1は、左右の駆動輪29が同一方向に正回転して前進し、同一方向に逆回転して後退し、互いに逆方向に回転することにより中心線Cを中心に旋回する。例えば、自走式掃除機1は、掃除領域の周縁に到達した場合および進路上の障害物に衝突した場合、駆動輪29が停止し、左右の駆動輪29を互いに逆方向に回転して向きを変える。これにより、自走式掃除機1は、設置場所全体あるいは所望範囲全体に障害物を避けながら自走することができる。
また、自走式掃除機1は、左右の駆動輪29と後輪26の3点で接地しており、前進時に急停止しても後輪26が床面Fから浮き上がらないようなバランスで重量配分されている。そのため、自走式掃除機1が前進中に下り階段の手前で急停止し、それによって自走式掃除機1が前のめりに傾いて下り階段へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪29は、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
また、集塵装置30が駆動輪29の回転軸29aの上方に配置されているため、集塵によって重量が増加しても掃除ロボット1の重量バランスが維持される。
自走式掃除機1は、環境検知装置である臭いセンサ52、湿度センサ53、走行マップ18aおよび人感センサ54から得られる情報に基づいて独特の動作を実行することができる。例えば、自走式掃除機1は、環境検知装置が検知した周辺環境に基づいて定めた特定箇所に一定時間留まり、排気口7からイオンを含む気流を放出することもできる。
自走式掃除機1は、掃除が終了すると充電台40に帰還する。これにより、充電端子4が端子部41に接してバッテリー14が充電される。
また、自走式掃除機1は、充電台40に帰還した状態で電動送風機22およびイオン発生装置25を駆動することができる。これにより、排気口7から後方の斜め上方にイオンを含む気流が放出され、イオンを含む気流は側壁Sに沿って上昇し、室内の天井壁および対向する側壁に沿って流通する。この結果、イオンが室内全体に行き渡り、除菌効果や脱臭効果を向上させることができる。このように、自走式掃除機1は、イオン放出運転を単独で実行することも可能である。つまり、自走式掃除機1がイオン発生機として機能することになる。
自走式掃除機1の上面には操作部が設けられており、操作部によって掃除運転およびイオン放出運転を実行させることができる。また、筐体2内に受信部を設けると共に、受信部に指令信号を発信する送信機を設けてリモコン操作できるようにしてもよい。また、スマートフォンと呼ばれる携帯電話からインターネット回線および室内に設けたルーターを介して指令信号を掃除ロボット1に送信して遠隔操作できるようにしてもよい。
〔ボトムプレート(吸口体)および起毛ブラシ(捕捉部材)の説明〕
図6は図1に示される自走式掃除機の底面に装着され吸込口を形成する吸口体としてのボトムプレート単体の斜視図、図7は図6に示されるボトムプレートのB−B矢視断面図、図8は図6のB−B線で切断したボトムプレートの斜視図である。
図2および図3に示されるように、自走式掃除機1の筐体2の底面に形成された吸込口6は、底板2aの凹部8に吸口体としてのボトムプレート60が嵌め入れられることにより形成されている。
図6に示されるようにボトムプレート60は、凹部8内に設けられた回転ブラシ9(図3参照)を軸回転可能に支持するための半円形の受け部61が両側に形成されている。また、ボトムプレート60は、後方側に弾性変形可能な係合部62を有しており、必要に応じて係合部62を弾性変形させて底板2a(図3参照)との係合を解くことにより底板2aから取り外せるように構成されている。また、ボトムプレート60の前方側には、該ボトムプレート60を凹部8に嵌め入れるための係止片64が複数、突出させて設けられている。この係止片64に対し、図示しないが底板2aには、係止片64を挿通し係止するための凹部が形成されている。したがって、係止片64を凹部に挿通し、上記係合部62にて底板2aに係合させることで、ボトムプレート60が底板2aに嵌め入れられた状態で保持される。反対に、係合部62を弾性変形させ、底板2aとの係合を解除すれば、係止片64を底板2aより引き出すことで、ボトムプレート60を底板2aに対して取外すことができる。したがって、ボトムプレート60は、着脱可能に設けられている。
また、図6〜8に示されるように、ボトムプレート60には筆記具などの比較的大きな異物を吸い込んで回転ブラシ9(図3参照)などの駆動部品が損傷することを防止するため、吸込口6の前後方向に金属製のポール63が、適度の間隔を隔てて複数設けられている。
ポール63は吸込口6の前後方向にわたって設けられているので、回転ブラシ9に植設されたブラシ9a(図3参照)はポール63をスムーズにすり抜けることができ、ポール63が回転ブラシ9の回転を妨げることはない。
吸込口6の後方の縁には吸込口6で吸い込まれなかった塵埃を捕捉するためにブレード状の捕捉部材として短冊状の起毛ブラシ65が設けられている。本実施形態においてブレード状の捕捉部材をなす短冊状の起毛ブラシ65は取付部材66を介して吸込口6の後方の縁に沿って取り付けられている。
起毛ブラシ65は基端となる起毛ベース65aに多数のブラシ毛65bが植設された構成となっている。
取付部材66は起毛ブラシ65の先端65cが、該起毛ブラシ65の基端となる起毛ベース65aよりも吸込口6に近づくよう、起毛ブラシ65の起毛ベース65aを傾斜させて保持する保持面66aを有している。
つまり、取付部材66の保持面66aは起毛ブラシ65の先端65cが吸込口6に近づくように床面(被清掃面)F(図9参照)に対して傾斜している。
また、取付部材66は起毛ブラシ65のブラシ毛65bを吸込口6の方向へ付勢する付勢片66bを有しており、起毛ブラシ65の先端65cが床面Fに当接したときに、床面Fとの摩擦により起毛ブラシ65が反り返ることを防止している。
起毛ブラシ65を傾斜させて保持した取付部材66は、吸込口6の後方の縁に沿って形成された凹溝67に嵌め入れられ、これにより捕捉部材としての起毛ブラシ65が吸込口6の後方の縁に沿って取り付けられる。
このように、本実施形態では、取付部材66を介して起毛ブラシ65が取り付けられるので、長時間の使用により起毛ブラシ65が摩耗し、交換の必要が生じたとしても、ボトムプレート60から取付部材66を取り外して新しい起毛ブラシ65と交換することが可能となる。
つまり、本実施形態によれば、起毛ブラシ65を新しいものと交換するためにボトムプレート60全体を交換するといった無駄を省くことができ、メンテナンス性に優れたものとなる。
また、取付部材66側に起毛ブラシ65を傾斜させて取り付けるための保持面66aが形成されているので、取付部材66が取り付けられるボトムプレート60は従来通りの構造のものを採用でき、起毛ブラシ65を傾斜させて設けるために構造が複雑になるということもない。
さらに、起毛ブラシ65が取付部材66に対して取り外し可能とすることで、取付部材66を含めて交換することなく、ブラシ毛65bが植毛される起毛ベース65aを含む起毛ブラシ65単体で交換できる。そのため、経済性に富む。
図9は吸込口が床面と対向した状態を示す説明図である。図9に示されるように、捕捉部材としての起毛ブラシ65は、先端65cが基端となる起毛ベース65aよりも吸込口6に近づくように傾斜しているので、捕捉した塵埃Dを吸込口6に近づけることができる。
これにより、起毛ブラシ65に捕捉された塵埃Dには電動送風機(吸引部)22(図2参照)により生み出された吸引力が作用し易くなり、捕捉された塵埃Dは回転ブラシ9の回転による掻き込み効果も加わって効率よく吸込口6から吸い込まれる。特に、回転ブラシ9と起毛ブラシ65とで挟持するようにして、塵埃を掻き込むことができる。
この場合、本発明の実施形態のように充電池を備える吸引力が強くない自走式掃除機であっても、吸引することが可能となる。
また、床面Fが溝を有するフローリングである場合、進行方向に向かって傾斜して取り付けられた起毛ブラシ65の先端65cがフローリングの溝にスムーズに入り込み、溝に溜まった塵埃Dをすくい上げるようにして効率よく捕捉できるという効果も得られる。
図10は本発明の実施形態に対する比較として起毛ブラシを床面に対して垂直に設けた構成を示す説明図である。
図10に示されるように、起毛ブラシ265を床面Fに対して垂直に設けた場合、図9に示す本発明の本実施形態よりも吸込口206から離れた所で塵埃Dが捕捉されることとなる。この場合、捕捉された塵埃Dに吸引力が作用し難くなり、起毛ブラシ265に捕捉されたまま吸い込まれない塵埃Dが滞留する。
また、フローリングの溝に溜まった塵埃Dを捕捉できるように起毛ブラシ265のブラシ毛265bの長さを長くした場合、フローリングの溝に溜まった塵埃Dを捕捉できたとしても、溝以外の部分では長過ぎるブラシ毛265bが根元から折れ曲がってしまい、走行負荷が増大するばかりでなく、塵埃Dを適切に捕捉できなくなる。
このような状況において、起毛ブラシ265のブラシ毛265bの長さを適切な長さに抑えつつ、塵埃Dを捕捉するために回転ブラシ209のブラシ毛を長くしたり、回転ブラシ209の回転軸を吸込口206の後縁側に近づけることも考えられる。しかし、回転ブラシ209のブラシ毛を長くすると、床面Fとの摩擦が過剰となって走行負荷が増大する。また、回転ブラシ209の回転軸を吸込口206の後縁側に近づけると吸込口206の縁に回転ブラシ209のブラシ毛が当接し、回転ブラシ209のスムーズな回転が妨げられるだけでなく、塵埃Dの吸い込みにも悪影響を及ぼす。というのは、塵埃Dを吸い込むためには吸込口206の縁と回転ブラシ209との間にある程度の隙間が必要であり、この隙間がなくなると塵埃Dを吸い込むことができなくなる。
このため、単に回転ブラシ209のブラシ毛を長くしたり、回転ブラシ209の回転軸を吸込口206の後縁側に近づけるだけでは起毛ブラシ265に捕捉された塵埃Dを吸い込むことはできず、問題の解決とならない。
これに対し本発明の実施形態に係る上述の起毛ブラシ65は、上述のようなトレードオフの関係にある複雑な問題を非常に簡便な手法で解決するものであり、掃除効率の向上に極めて効果的である。
〔起毛ブラシの変形例〕
図11は起毛ブラシの変形例を示す図7対応図である。
図11に示されるように、変形例に係る起毛ブラシ165は、後方側に剛性が高く長さの短いブラシ毛165dを植設することにより、前方側のブラシ毛165eの根元を強固に支持し、塵埃の捕捉を担う前方側のブラシ毛165eが床面F(図2参照)との摩擦により折れ曲がることを防止したものである。
変形例に係る起毛ブラシ165によれば、塵埃の捕捉を担う前方側のブラシ毛165eの折れ曲がりが防止されるので、塵埃の捕捉効率がより一層向上するばかりでなく、前方側のブラシ毛165eに床面Fを傷つけ難い柔軟なブラシ毛を採用し易くなる。
上記短いブラシ毛165dについては、前方側のブラシ毛165eよりも短く示しているが、ブラシ毛先端165eよりも多少短く、ほぼ同一長さにしてもよい。
以上、自走式掃除機を例に本発明の実施形態に係る吸口体について説明した。本発明に係る吸口体は自走式掃除機に限らず、ユーザー自身が吸込口を移動させる通常の掃除機や携帯型の掃除機にも好適に利用できる。自走式掃除機でないユーザー手動の通常の掃除機については、空気を吸引するための吸引部である電動送風機、吸込んだ塵埃を集塵する集塵部を掃除機本体に設け、該本体と上述したような吸込口を形成する吸込具である吸口体とを延長管等を介して連結するものにも適用できる。
上記吸口体100は、図12に示すように、図示しない掃除機本体と着脱可能に設けられた延長管に対し、着脱可能な延管を備え、上述に説明した吸込口6に対応する吸込口106に回転ブラシ9と同様の構成の回転ブラシ109を設けている。この吸口体100には、吸込口106の後部に当たる縁に先に説明したように捕捉部材である起毛ブラシ105を設け、その先端を吸込口106、つまり回転ブラシ109近傍に延設されるように傾斜されている。この起毛ブラシ105の取付け構造については、先に説明した通りであり説明は省く。
なお、図12にしめす吸口体100の吸込口106に対応して、図6で説明した構造の捕捉部材である起毛ブラシ65を備えるボトムプレート60を、着脱可能に設けるようにしても構成できる。
以上説明したように本発明による吸口体は、少なくとも被清掃面に対応して設けられる吸込口、その吸込口の後方の縁に捕捉部材を、捕捉部材先端が吸込口側へ近づくように傾斜して設けることである。図1〜3に示す自走式掃除機1は、吸口体であるボトムプレート60が回転ブラシ9を設ける凹部8に対して着脱可能に設けられ、そのボトムプレート60に捕捉部材である起毛ブラシ65を設けている。図12に示す吸口体100は、回転ブラシ109を含めて掃除機本体の延長管に着脱可能に設けられる。
また、捕捉部材として起毛ブラシを例に説明したが、本発明の捕捉部材は起毛ブラシに限定されるものではなく、起毛布、ゴム製ブレードなど様々な形態のものを好適に採用できる。
1 自走式掃除機
2 筐体
2a 底板
6,106,206 吸込口
9,109,209 回転ブラシ
9a ブラシ
22 電動送風機(吸引部)
40 集塵装置(集塵部)
60 ボトムプレート(吸口体)
61 受け部
62 係合部
63 ポール
64 係止片
65,105,165,265 起毛ブラシ
65a 起毛ベース
65b,165d,165e,265b ブラシ毛
65c 先端
66 取付部材
66a 保持面
66b 付勢片
67 凹溝
100 吸口体
F 床面(被清掃面)

Claims (5)

  1. 被清掃面に対面する筐体の底面に設けられた一対の駆動輪と、
    被清掃面の塵挨を掻き込む回転ブラシと、
    前記回転ブラシを軸回転可能に支持し、前記筐体により着脱可能な保持部材と、
    前記筐体の底面に設けられ、かつ被清掃面に存在する塵挨を吸い込むための前記保持部材に形成された吸込口と、
    前記保持部材に形成された吸込口の縁に設けられ、被清掃面に存在する塵埃を捕捉する捕捉部材と、
    前記吸込口の回転ブラシの回転方向に沿って設けられた複数のポールと、
    前記吸込口を介して塵埃を含んだ空気を吸引する吸引部と、
    該吸引部によって吸引された空気中の塵埃を捕集する集塵部とを備え、
    前記捕捉部材は、前記吸込口の縁に取り付けられる基端と被清掃面に当接する先端を有し、前記先端が前記基端よりも前記吸込口側の位置であり、
    前記捕捉部材から前記回転ブラシの方向に前記駆動輪によって自走する際に、前記回転ブラシは、前記駆動輪と同じ方向に回転することを特徴とする自走式掃除機。
  2. 前記自走式掃除機は、前記回転ブラシと前記捕捉部材の間より塵挨を捕集することを特徴とする請求項1に記載の自走掃除機。
  3. 前記捕捉部材は、前記基端の周辺を前記先端の周辺より剛性を高くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自走式掃除機。
  4. 前記捕捉部材は、取付部材を介して前記吸込口の縁に取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自走式掃除機。
  5. 前記吸込口の縁に溝が形成され、
    前記取付部材は、前記溝に嵌め入れられることを特徴とする請求項4に記載の自走式掃除機。
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