JP5893227B2 - 突破および利用部分離の為の装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、打ち抜かれた用紙または枚葉紙を、これが搬送方向内を移動させられる間に、打ち抜き線に沿って隣接する利用部および廃棄部に分けるための方法および装置、特に用紙打抜き兼型押し装置に関する。
閉じられた幾何学的ブランク形状での切断が、打抜きと称される。当該形状は任意に形成されることが可能である。その際、打抜きはダイサポート(独語:Stanzunterlage)に対して、またはスタンプ(独語:Stempel)に対して行われ、しかしその際、本来の打抜きの他に、加えて溝線またはエンボス加工が利用部に設けられることが可能である。紙、厚紙、ボール紙、段ボール紙からなる包装材料は、主として用紙フォーマットに打抜かれる。その際、複雑な過程にもとづいて、用紙は個々に打抜かれる。
つまりシリンダー状に形成された打抜きツールを有する、回転打ち抜き機としても、平らな打抜きツールを有するフラットベット打ち抜き機としても形成されることがある公知の打ち抜き機においては、この打ち抜き機には、例えば一つのパレットの上に積層された用紙が供給される。装置内では、用紙はまず整向装置内で整向され、そして把持台車によって引き取られる。この把持台車は、用紙を打ち抜き装置内の打ち抜きツールへと搬送する。打抜きおよび他の処理ステップに続いて、用紙は把持部によって、利用部を用紙から突破し、そして引き続いて利用部分離を行うための装置へと搬送される。突破の際に、廃棄部は突破手段によって引き離される。利用部分離の際に、利用部は廃棄部から分けられる。
突破および利用部分離の為の装置であって、用紙が装置内で上ツールと下ツールの間で停止され、その際、これらは其々突破ピンを付けられている。合同に配置された突破ピンは、廃棄部を捕え、そしてこれを突破板を通して押圧する。これによって利用部と廃棄部の間の固定点が裂ける。突破ツールを装置に設けることは、ここでは手動で個々に各用紙に対して行われる必要がある。突破ピンの数量は、ここでは容易に500個またはそれ以上に達する。これによって、装備の為の消費時間は著しく莫大であり、そして用紙打抜き兼型押し装置の生産性は損なわれる。
特許文献1は、更なる開発として、用紙打抜き兼型押し装置の為の一つのユニバーサル式ツールを記載している。これによって準備時間(装備時間、独語:Ruestzeiten)は短縮されることが可能である。突破にも利用部分離にも適しているユニバーサル式ツールは、ここで、装着プレートと作業プレートを有している。その際、これらは互いに一列に並ぶ複数孔を設けられている。これら孔内にはピンが差込み可能である。プレートは、独立して高さ調整可能であり、そしてピンを挟持するための各一つのロック機構を有する。ユニバーサル式ツールには、突破板または利用部分離格子が付設されている。その際、これらは不動であり、そしてその形状を各用紙の利用部の分配に合わせられている。突破板または利用部分離格子の形状に応じて、ピンは作業プレート内で挟持される。これによって準備時間は短縮されるが、突破板および利用部分離格子は、未だ、各打抜かれる用紙に合わせられる必要があり、これによって再び長い準備時間が生じる。
突破および利用部分離の為の、ツールを持たない別の装置と方法が、特許文献2により提案されている。その際、利用部は用紙の移動の間に廃棄部から抜き出され、そして利用部は廃棄部から分離される。打抜かれる用紙は、このため、一つの搬送平面内で装置に供給され、そして対として重なり合って配置された引き込みローラーに案内される。供給される用紙の前縁部が検出され、そして搬送方向を横断する方向に全用紙幅にわたる幅を有する可動ローラーによって前縁部が把握され、そして下に向かって押さえ付けられる。下に向かっての押さえ付けの際に、用紙の前縁部は可動ローラーによって、対で設けられる引き込みローラーの下の方へと押さえ付けられ、これによって廃棄部は下に向かって引っ張られることが可能であり、他方で利用部は搬送面内で、同様に対として重なり合って配置される抜き取りローラーによって更に搬送される。可動ローラーは、この為、完全に搬送面の下に移動する。というのは、さもないと利用部が更に搬送されることができないからである。用紙が、その前縁部幅において、搬送方向内で不都合なほどに広い廃棄部のストリップを有する必要があるという事実は、まず第一に不利であることがわかった。というのは、そうでなければ、毎秒ごとに二つの用紙という典型的な搬送速度の場合、可動ローラーを下に向かって移動させ、その際、既に利用部がローラーにぶつかることが無いというのに十分な時間でないからである。これによって材料の経済性が損なわれる。
その上、搬送方向の横断方向において幅が基本的に用紙幅よりも小さいロールが、用紙の移動の間に連続的に廃棄部を下に向かってそらすよう配置されているという、突破および利用部分離のための装置が公知である。ロールは、しっかりと配置されているので、用紙上での利用部の分配の形態は、ロールの領域中の用紙上で、搬送方向内を通過する廃棄部のウェブが常に考慮されるという点に注意を要する必要がある。というのは、さもないと利用部もロールによって下に向かってそらされ、このことは同様に不十分な材料の経済性を生じるからである。利用部が搬送方向内でアンダーカットされる用紙は、そのような装置では切り出すことができない。
DE 10 2007 029 408 A1 US 6 467 382 B2
よって本発明の課題は、先行技術で公知の不利益を防止し、材料の経済性を向上させ、そしてそのような用紙の廃棄部と利用部の分離を可能とし、利用部を搬送方向内でアンダーカットする装置および方法を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を有する装置および請求項8に記載の特徴を有する方法によって解決される。有利な形態は、従属請求項および以下に続く説明中に詳しく述べられている。
よって、用紙が、搬送方向内を移動する間に、打ち抜かれた用紙の、打ち抜き線に沿って隣接する利用部および廃棄部を突破および利用部分離するための装置であって、特に用紙打抜き兼型押し装置の為のものが提案される。発明に係る装置は、用紙を搬送方向に沿って第一の速度で第一の平面内で供給するための第一の搬送装置を有し、転向ロールに沿って案内された無端の第一のバンドと押さえ付け手段を有する。その際、押さえ付け手段は第一のバンド上に押さえ付け可能である。装置は、さらに用紙から利用部を突破するための、少なくとも一つの突破手段を有する。その際、少なくとも一つの突破手段は、第一のバンド上で、第一の平面に対して平行でない第二の平面内に押圧可能である。更に装置は、利用部から分離された廃棄部を第二の平面内に搬出するための第一の引き取り手段を有し、その際、第一の引き取り手段は、第一のバンド上に押圧可能であり、そして利用部を、第二の平面と平行でない第三の平面内で第二の速度で搬出するための、転向ロールに沿って案内される、無端の第二のバンドを有し、かつ第二の引き取り手段を有する第二の搬送装置を有し、その際、第二の引き取り手段は第二のバンド上に押圧可能である。
発明に係る装置は、突破手段が突破位置と休止位置の間を、第二の平面から離れそして第二の平面に近づくよう周期的に移動可能である点、際立っている。
発明に従い、突破手段は利用部を用紙から突破する間に、第二の平面に対して基本的に接線方向の突破位置に配置されている。突破手段は、その際、第二の平面内の第一のバンドに接していることが可能である。しかし、突破手段は、突破位置で第二のバンドに間隔をあけて配置されていることも可能である。一つの形態では、突破手段は、例えば回転可能なロールまたはローラーとして形成されており、他方で他の形態では、滑りシュー(独語:Gleitschuh)として形成されている。その際、滑りシューと廃棄部の間には滑り摩擦が発生する。
突破手段が休止位置に存在するとき、つまり第二の平面内、第二のバンドに対して突破位置におけるよりも大きな間隔を有しているとき、利用部は突破手段を、搬送方向に対して横断する方向の突破手段の作用領域で、搬送方向内での第一の平面から第三の平面への搬送の間に邪魔されずに通過することができる、つまり例えば、利用部が突破手段に接触しないよう搬送されるように通過することができる。
第一の平面および第二の平面は、突破位置と休止位置の間の経路が、他の構造的に考慮されるべき条件、例えば廃棄部の搬出の可能性のもと、できる限り小さいよう、互いに、配置することは目的にかなっている。最適な領域は、第一の平面と第二の平面の合同な配置と直角な配置の間にある。突破位置と休止位置の間の経路が小さくなるほど、突破手段をこれら両方の一の間で移動させるために必要な時間も短くなる。発明に従い、これによって、用紙がその前縁部領域において、搬送方向内で、先行技術に比べてより狭い、廃棄部のストリップを有することが可能であるというメリットが生じる。
その上、発明に従い、突破手段が周期的に移動可能であることは有利である。周期は、突破位置と休止位置の間の突破手段の往復移動の、任意の時間的連続である。目的にかなって、突破手段が、用紙から利用部を突破する間、複数回、突破位置と休止位置の間で往復移動させられることが可能であるよう、周期は調整可能である。
本発明の一つの態様では、搬送方向内で押さえ付け手段の前に用紙検出器が配置されている。用紙検出器は、例えばフォトダイオードの形式の光学的センサーとして、または超音波センサーの形式の音響的センサーとして形成されていることが可能である。他の物理学的効果に基づいているセンサーが、発明に従い使用可能である。
用紙検出器を使って、供給される用紙の前縁部が検出されることが可能である。更に、突破手段は、用紙のために定められた周期でもって、突破位置と休止位置の間を往復移動させられることが可能である。それに従い、用紙検出器による用紙の前縁部の検出は、周期によって予め定められる突破手段の移動の開始の為のトリガーの仕事を果たす。
搬送方向を横断する方向の複数の突破手段の配置は有利である。これによって、突破手段の作用領域は、搬送方向に横断する方向で可変に調節可能である。一つには、搬送方向に横断する方向で異なる幅の作用領域を有する突破手段を使用することが可能であり、他方では、突破手段が搬送方向に横断する方向でおよそ各任意の位置に配置されることが可能である。これは、発明に従い、なぜなら、突破手段が周期的に突破位置と休止位置の間を移動可能であるから、突破手段の作用領域内で用紙に、搬送方向内を通過するウェブが考慮される必要が無いということにより可能である。発明に従いこれによって、利用部は、そのような、搬送方向内でアンダーカットしている利用部を有する用紙からも切り出されることができる。このため、複数の突破手段が其々、互いに独立した周期で移動可能であるということが意図され得る。
第一の速度と第二の速度が同じ値を有することは目的にかなっている。これは、例えば折り畳み式の箱の突破および利用部分離に対して有利である。ここでは、すでに部分的に切り出された利用部および廃棄部の間に相対速度が存在していないので、突破は、廃棄部を第二の平面内に反らすことによってのみ行われる。しかし、利用部が、折り畳み式箱の上述した実施例よりも厚い材料厚さを有する用紙から切り出されるべきとき、第二の速度の値は、第一の速度の値よりも大きいことも意図され得る。これによって、利用部は、廃棄部を第一の平面から第二の平面へとそらすことの他に、搬送方向内で廃棄部から裂かれることも可能である。というのは、搬送方向内で、利用部と廃棄部の間に相対速度が存在しているからである。
用紙、利用部および廃棄部は、第一のバンドから用紙および廃棄への力の伝達に基づいて、および第二のバンドから利用部への力の伝達に基づいて移動する。用紙、利用部、廃棄部および対応するバンドの間の付着摩擦力を高めるために、用紙、利用部および廃棄部を、本来の重力に追加的な垂直力でもって対応するバンドに対して押さえ付けることは目的にかなっている。よって、本発明に係る一つの態様では、押さえ付け手段と第一の引き取り手段が、力、すなわち当該力によって第一のバンドの方向へと押圧可能であり、および第二の引き取り手段が第二のバンドの方向へと押圧可能である力が、それぞれ個々に調整可能であることが意図されている。この為、押さえ付け手段、及び/又は第一の引き取り手段、及び/又は第二の引き取り手段が、ばね力によって、第一または第二のバンドの方向へと押圧可能であることが意図され得る。ばね力の調整の為に、例えばコイルばねの、例えば予張力が変更されることが可能である。
用紙は、その利用部の使用に応じて、異なる厚さを有しうる。しかし、用紙、廃棄部および利用部が、押さえ付け手段、第一の引き取り手段、第二の引き取り手段および対応するバンドの間で確実に引き込まれることが可能であるように、本発明の一つの態様では、押さえ付け手段と第一のバンドの間、及び/又は、第一の引き取り手段と第一のバンドの間、及び/又は、第二の引き取り手段と第二のバンドの間で、空隙の大きさが其々個々に調整可能であることが意図され得る。その際、調整可能な間隔は、好ましくは用紙の材料厚さよりも小さい。
本発明の一つの態様においては、第一の引き取り手段が弾力的に支承されたロールとして形成されており、その際、第一のロールと第一のバンドの間で空隙が調節可能である。しかし空隙は、用紙の材料厚さよりも小さい。このロールと第一のバンドの間に廃棄部が存在しないとき、このロールと第二のバンドの間には同様に空隙が存在する。ロールの直径は、本発明の一つの態様においては、ロールと第一のバンドの間に廃棄部が存在するとき、ロールが第二のバンドにも押圧されるよう選択されることが可能である。十分大きな垂直力の場合、これによって力が第二のバンドからロールへ、そしてロールから廃棄部へと伝達されることも可能である。よって、第一のバンドと第二のバンドの間の力接続が調整可能であるよう、第一の引き取り手段が形成されていることは有利である。
発明に係る装置によって、他の用紙の突破及び利用部分離の為、つまり利用部および廃棄部の他の分配による、必要な準備時間は本質的に減少されることが可能である。この為に、突破手段は意図された位置において搬送方向に対して横断する方向に位置取らせられることのみが必要であり、そして、突破手段の為に必要な周期は、例えば制御装置のメモリーから選択されることが可能である。このようにして、突破手段の位置と、異なる多数の用紙に対する其々の周期が、制御装置内に保管されることが可能である。発明に係る装置のオペレーターには、例えば視覚的及び/又は音響的な指示によって、装置の改変が前もって与えられる。
更に、用紙が搬送方向内を移動する間に、打ち抜かれた用紙の打ち抜き線に沿って隣接する利用部及び廃棄部を突破および利用部分離するための方法が提案される。
その際、本方法は、第一の平面内での用紙の搬送、廃棄部を、第一の平面から、第一の平面に対して平行でない第二の平面内へとそらすことにより利用部を廃棄部から突破すること、および廃棄部を第二の平面内で更に搬送すること、並びに、利用部を第二の平面に対して平行でない第三の平面内へと更に搬送することを含む。ここで、廃棄部を第一の平面から第二の平面内へとそらすことは、少なくとも一つの静的な作用点において、廃棄部に点として力が作用することによって行われ、その際、廃棄部は、搬送方向内でのその移動に基づいて、搬送方向に平行な作用軌跡に沿って作用点を通過して搬送される。
原理的には、打ち抜き線は用紙上で任意の方向で配置されることが可能である。その際、利用部を外側に向かって境界づける打ち抜き線は、しかしながら常に用紙上で閉じられた線跡(独語:Kurvenzug)を形成する。先行技術に従い、力の作用は、例えば固定的に配置された回転可能なロールによって発生されられることが可能である。よって、用紙上における利用部の分配の形態においては、用紙上で力の作用点の領域中に、常に、搬送方向内を通過する、廃棄部のウェブが考慮される、というのは、さもないと利用部も力の作用によって下に向かってそらされるからであるという点に注意を要する。よって、ウェブの領域では、打ち抜き線の搬送方向に対して横断する方向の配置は不可能である。
本方法は、廃棄部上での力の作用は、作用軌跡が奇数時の打ち抜き線と交差する前に終了し、そして作用軌跡が偶数時の打ち抜き線と交差した後、力の作用が再び生じさせられるという点で際立っている。
発明に係る装置に関して、作用点は静的なままである。というのは、これは、廃棄部上で力の作用が点として生じる点を表すからである。力の作用が終了し、そして再び発生させられた後、作用点は、発明に係る装置上で、力の作用が終了する前と同じ位置に配置される。
提案された方法によって、材料経済性は、相当改善されることが可能である。というのは、本方法の適用の際に、用紙において廃棄部の比率が最小とされ、そして打ち抜き線が搬送方向に対して横断する方向に作用軌跡と交差するよう、用紙上で利用部が配置されることが可能であるからである。
作用軌跡に公差する打ち抜き線の場合、各作用軌跡に対して定義された数量の打ち抜き線が生じる。これは、作用点の作用軌跡と交差している。各作用軌跡は、異なる数量の打ち抜き線を有する。これらは、作用軌跡と交差している。搬送方向と反対に、用紙の前縁部から開始して、これらは各作用軌跡に対して其々独立的に選択されることが可能であるので、奇数次、例えば第一、第三、第五字の打ち抜き線と、偶数次、例えば第二、第四、第六次の打ち抜き線が生じる。
作用軌跡が、奇数次の打ち抜き線を交差する前に、廃棄部への力の作用が終了されることによって、利用部が第一から第三の平面へと搬送されることが可能である。作用軌跡が偶数次の打ち抜き線と交差すると、力の作用は再び発生させられ、これによって廃棄部が更に第一から第二の平面へとそらされる。
用紙の前縁部が、第一の平面内で、少なくとも一つの作用点の前に用紙検出器によって検出されることは目的にかなっている。用紙の前縁部の検出は、ある種のトリガーである。このトリガーによって、廃棄部への力の作用の終了と再作用の時間的連続が引き起こされる。この時間的連続は、周期と称される。
終了すべき、および再び引き起こされるべき力の作用の周期が、各用紙に対して予め調整されていることは目的にかなっている。これによって、作用軌跡と交差する各打抜き線は個々に検出される必要がない。しかし発明に従い、別の一つのセンサーの使用による打ち抜き線の検出は、可能である。
利用部を用紙上で分配する際の態様の自由度を更に高め、これにともない材料の経済性が改善されるよう、平行な作用軌跡に属する少なくとも二つの作用点への力の作用が、互いに独立した周期で終了され、そして再び生じさせられることが意図され得る。
以下に、記載した装置および方法の一つの実施例を図面に基づき詳細に説明する。その際、図は以下を示す。
突破及び利用部分離の為の発明に係る装置の断面の簡略図。突破手段は、突破位置に存在している。 図1の発明に係る装置の断面の簡略図。突破手段は休止位置に存在している。
図1および2は共に、発明に係る装置の好ましい実施形の異なる状態の簡略図を示す。図1の突破手段10は、突破位置18に配置される一方で、突破手段10は図2においては休止位置19に配置されている。
発明に係る装置は、特に用紙打抜き兼型押し装置において使用されることが可能である。その際、装置は用紙打抜き兼型押し装置から取り出し可能な構造群として形成されていることが可能であるか、または用紙打抜き兼型押し装置と共に堅固に接続された一つのユニットを形成することが可能である。これは例えば搬送目的の為のみ分解可能である。突破および利用部分離は、打抜き及び/又は型押しプロセス自体に時間的に引き続いているので、発明に係る装置は、用紙3の搬送方向4の打抜き及び/又は型押しツールに後置されている。その際、発明に係る装置自体の他の、用紙打抜き兼型押し装置の他の構造群は、図1および図2には表されていない。
図1および図2には、左側に其々一つの第一の搬送装置5が、そしてその右側に第二の搬送装置13が表されている。第一の搬送装置5によって用紙2が発明に係る装置に前置された用紙打抜き兼型押し装置の構造群から供給され、そして廃棄部2が突破の後に搬出される間、第二の搬送装置13によって利用部1が搬出される。第一の搬送装置5と第二の搬送装置13は、その際、独立した構造群として形成されることが可能であるので、例えば、第一の搬送装置5及び/又は第二の搬送装置13の、そうでなければアクセス不能な領域のメンテナンス作業または調整作業を行うために、発明に係る装置は容易に分離することが可能である。
第一の搬送装置5は、複数の転向ロール7に沿って案内された、無端の第一のバンド8を有している。その際、第一のバンド8は、部分的にのみ表されており、よって図ではさらなる複数の転向ロール7も省略されている。更に、第一の搬送装置5は、図示されていない駆動装置を有する。この駆動装置によって第一のバンド8は第一の速度で移動可能である。
第二の搬送装置13は、複数の転向ロール7に沿って案内された、無端の第二のバンド15を有している。その際、第二のバンド15は、部分的にのみ表されており、よって図では更なる複数の転向ロール7も省略されている。第二の搬送装置13は、その上、図示されていない駆動装置を有しており、この駆動装置によって第二の速度で移動可能である。
第一の速度および第二の速度は互いに独立して調整可能である。用紙3がどのような材料またはどのような材料コンビネーションであるかに応じて、第一の速度および第二の速度は同じに調整されるか、または第二の速度が第一の速度よりも大きいよう調整されることが可能である。
以下では発明に係る装置および発明に係る方法が、図1および2に基づいて表される。その際、発明に係る装置による、用紙3の搬送の間の用紙3の突破および利用部分離が説明される。
打抜きツールによって処理された用紙3は、打抜き及び/又は型押しの後、用紙打抜き兼型押し装置の打抜き及び/又は型押しツールの領域を去る。これは、発明に係る装置に計上されず、そして第一の搬送装置5の第一のバンド8上に配置されている。用紙3は、搬送方向4を横断する方向に配置された複数の打抜き線を有している。第一のバンド8は、第一の平面6内で用紙3を第一の速度で搬送する。用紙検出器17によって、用紙3の前縁部が検出される。この情報は、発明に係る装置の、図示されていない制御装置に伝達される。
引き続いて、用紙3は押さえ付け手段9に達する。この押さえ付け手段は、ロール、ローラー、またはボール等として形成されていることが可能である。第一の平面6に対して高さ調整可能な押さえ付け手段9は、第一のバンド8に対して間隔をあけて配置されている。押さえ付け手段9の高さ調整可能性によって、用紙3の異なる材料厚さに個々に反応可能であるので、押さえ付け手段9内へのその引き込みが保証される。用紙3が、押さえ付け手段9内へと引き込まれるとき、これは用紙3に、調整可能な力を第一の平面6の方向に及ぼす。当該力は、用紙3と第一のバンド8の間の良好な付着接触が生じる、つまり、用紙3の搬送の為に十分な大きさの付着摩擦力が生じるよう調整される。押さえ付け手段9には、第一のバンド8の他方の側に一つの転向ロール7が対置されている。この対抗ロールは、位置固定的に支承されているが、回転可能である。
その後、用紙3は、突破手段10に達する。搬送方向4を横切る方向に、複数の突破手段10が相並んで配置されている。突破手段4の数量は、搬送方向4を横切る方向に必要な設置空間と、最大限可能な第一のバンド8の幅のみによって制限される。突破手段10は、好ましくは、ロールまたはローラーとして形成されている。他の態様では、突破手段10が滑りシューとして形成されていることも可能である。突破手段10は、移動可能に配置されている。図示されていないアクチュエータによって、突破手段10は、第一のバンド8から離れ、そして再び第一のバンド8へと向かって動かされることが可能である。アクチュエータは、例えば空圧式、電気式、液圧式または他の形式のアクチュエータとして形成されることが可能である。このアクチュエータは、エネルギー供給され、そして制御装置と接続されている。
図1においては、突破位置18にある、つまり第一のバンド8に近づいて動く突破手段10が表されている。図2には、休止位置19にある、つまり第一のバンド8から離れて動く突破手段10が表されている。
用紙3が、突破手段10に達すると、突破手段10は用紙3の前縁部を検出する。これは、前縁部の領域にその全幅にわたって、搬送方向4を横切る方向に廃棄部2を有している。そして、突破手段は、廃棄部2を第一の平面6に平行でない第二の平面11内へとそらす。突破手段10には、第一のバンドの他の側に、一つの転向ロール7が対置されている。この転向ロールは、位置固定的に支承されているが、回転可能である。すべての突破手段10は、突破位置18に存在する。
用紙3が、第一のバンド8上を更に動かされる間、廃棄部2は、下に向かって第二の平面11内へとそらされる。その際、利用部1は、これが、第2の平面11に平行でない第三の平面14内の、第二の搬送装置13の第二のバンド15に達するまで搬送方向の第一の平面6内を更に動かされる。好ましくは第三の平面14は、第一の平面6の下に配置されている。というのは、利用部1は、第一のバンド8から第二のバンド15への搬送の間、その弾性または柔軟性と、これにおよぶ重力に基づいて曲がるからである。
突破手段10が突破位置18にあり、そして廃棄部2が突破手段10と第一のバンド8の間に配置されているとき、これは、廃棄部2が、搬送方向4に対して平行な作用軌跡に沿って搬送方向4内でその移動に基づいて作用点20を通過させられる間に、廃棄部2の静的な作用点20に正確に力が作用することによって可能となる。突破手段10が突破位置18に存在するとき、この突破手段10の作用軌跡の領域中において、利用部は第一のバンド8から第二のバンド15へと搬送されることが不可能である。というのは、経路が突破手段10によってブロックされているからである。搬送方向4を横切る方向に突破手段またはその作用軌跡の間に配置されている利用部1のみが、突破手段10が突破位置18に配置されるとき、第一のバンド8から第二のバンド15へと搬送されることが可能である。
搬送方向4内における用紙3の搬送の結果、打抜き線もまた突破手段10に近づく。これは、更なる経過中で突破手段10の作用軌跡を横切るであろう。搬送方向4と反対に、用紙3の前縁部において開始して、各作用軌跡の為の横切る打抜き線は、独立してカウントされることが可能であるので、打抜き線は、奇数の次数、例えば第一、第三、第五などの次数の打抜き線と、偶数の次数、例えば第二、第四、第六などの次数の打抜き線が生じる。
搬送方向4と反対に、奇数の次数の打抜き線の後方に存在する利用部1が、第一のバンド8から第二のバンド15へと搬送されることが可能であるように、作用軌跡が、奇数の次数の打抜き線を横切る前に廃棄部2への力の作用は終了され、そして作用軌跡が偶数の次数の打抜き線を横切った後に、再度力の作用が生じさせられる。
利用部1を用紙3上に個々に配置することによって、用紙3の各作用軌跡に対して、其々一つの独自の周期が生じる。その際、当該周期は、突破位置手段10の突破位置18と休止位置19の間の往復移動の任意の時間的連続である。よって、一つの個々の用紙3のための工程の連続に対して、予決定可能であり、及び図示されていない制御ユニット内に保管可能である。用紙検出器17によって制御装置内に保管された、用紙が突破手段10に近づく情報によって、突破手段10はその後、図示されていないアクチュエータによって各突破手段の行程で駆動され、そして突破手段10の往復移動が生じせしめられる。
更に第一のバンド8へと搬送される廃棄部2は、その結果、第一の引き取り手段12へと近づく。この引き取り手段は、ロールまたはローラーとして形成されていることが可能である。第二の平面11に対して高さ調整可能な第一の引き取り手段12は、第一のバンド8に間隔をあけて配置されている。第一の引き取り手段12の高さ調整可能性によって、用紙3の異なる材料厚さに個々に応じることが可能である結果、第一の引き取り手段12内への引き込みが保証される。用紙3が引き取り手段12内に引き込まれると、これは用紙3に調整可能な力を第二の平面11の方向で及ぼす。力は、用紙3と第一のバンド8の間に良好な付着接触が生じる、つまり、用紙3の搬送に十分な大きさの付着摩擦力が生じるよう調整される。第一の引き取り手段12には、第二のバンド15の反対側に一つの転向ロール7が対置されている。この転向ロールは、位置固定的に支承されているが、しかし回転可能である。
第一のバンド8から第二のバンド15に搬送される利用部1は、その結果、第二の引き取り手段16に近づく。当該第二の引き取り手段は、ロールまたはローラーとして形成されていることが可能である。第三の平面14に対して高さ調整可能な第二の引き取り手段16は、第一のバンド8に間隔をあけて配置されている。第二の引き取り手段16の高さ調整可能性により、用紙3の異なる材料厚さが個々に応じられることが可能であるので、第二の引き取り手段16内へと引き込みが保証される。用紙3が、第二の引き取り手段16内へと引き込まれると、これは、調整可能な力3を第三の平面14の方向で及ぼす。力は、用紙3と第二のバンド15の間に良好な付着接触が生じる、つまり用紙3の搬送の為に十分な大きさの付着摩擦力が生じるよう調整される。第二の引き取り手段16には、第二のバンド15と反対側に一つの転向ロール7が対置されている。この転向ロールは位置固定的に支承されているが、回転可能である。
その後、記載した方法は、各供給される用紙3に対して繰り返す。
利用部および廃棄部の他の分配を有する用紙3への交換の際に、発明に係る装置は装備変更される必要がある。この為、突破手段10は、搬送方向4に対し横切る方向へと自由に位置決めされることが可能である。突破手段10の数量は、可変であり、そして各用紙3に合わせられることが可能である。搬送方向4を横断する方向の突破手段10の拡大のみが、最大限使用可能な突破手段10の数量を制限するよう作用する。突破手段10の位置および数量が変更されるとき、突破手段10のために必要な周期は、例えば制御装置のメモリーから選択することができる。このようにして、制御装置内には、突破手段10の位置も、複数の異なる用紙3の為の各周期も保管されることが可能である。
1 利用部
2 廃棄部
3 用紙
4 搬送方向
5 第一の搬送装置
6 第一の平面
7 転向ロール
8 第一のバンド
9 押さえ付け手段
10 突破手段
11 第二の平面
12 引き取り手段
13 第二の搬送装置
14 第三の平面
15 第二のバンド
16 第二の引き取り手段
17 用紙検出器
18 突破位置
19 休止位置
20 静的な作用点

Claims (11)

  1. 用紙(3)が搬送方向(4)内で移動させられる間に、打抜かれた用紙(3)の打抜き線に沿って隣接する複数の利用部(1)および廃棄部(2)の、突破および利用部分離を行うための用紙打抜き兼型押し装置の為の装置を含む装置であって、
    複数の転向ロール(7)に沿って案内される無端の第一のバンド(8)と、押さえ付け手段(9)を有する、用紙(3)を搬送方向(4)に沿って第一の平面(6)内で第一の速度でもって供給する第一の搬送装置(5)を含み、その際、押さえ付け手段(9)が第一のバンド(8)に押圧可能であり、
    利用部(1)を用紙(3)から突破するための、少なくとも一つの突破手段(10)を含み、その際、該少なくとも一つの突破手段(10)が、第一の平面(6)に対して平行でない第二の平面(11)内に、第一のバンド(8)上へと押圧可能であり、
    第二の平面(11)内で利用部(1)から分離される廃棄部(2)を搬出するための第一の引き取り手段(12)を含み、その際、第一の引き取り手段(12)が、第一のバンド(8)へと押圧可能であり、および、
    複数の転向ロール(7)に沿って案内される無端の第二のバンド(15)と第二の引き取り手段(16)を有し、第二の速度でもって、第二の平面(11)に対して平行でない第三の平面(14)内で利用部(1)を搬出するための第二の搬送装置(13)を含み、その際、第二の引き取り手段(16)が第二のバンド(15)に押圧可能である装置において、
    突破手段(10)が、第二の平面(11)から離れ、そして第二の平面(11)へと近づくよう、突破位置(18)と休止位置(19)の間を、周期的に移動可能であることを特徴とする装置。
  2. 搬送方向(4)における押さえ付け手段(9)の前に、用紙検出器(17)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 複数の突破手段(10)が、搬送方向(4)に対し横断する方向に配置されており、その際、複数の突破手段(10)が、其々、互いに独立した周期で移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 第一の速度および第二の速度が同じ値を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 押さえ付け手段(9)と第一の引き取り手段(12)を、第一のバンド(8)の方へ押圧可能であり、かつ第二の引き取り手段(16)を第二のバンド(15)の方へ押圧可能である複数の力が、それぞれ個々に調整可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 押さえ付け手段(9)と第一のバンド(8)の間、及び/又は第一の引き取り手段(12)と第一のバンドの間(8)及び/又は第二の引き取り手段(16)と第二のバンド(15)の間の空隙の大きさが、其々個々に調整可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 第一のバンド(8)と第二のバンド(15)の間の力結合が、調整可能であるよう第一の引き取り手段(12)が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 用紙(3)が搬送方向(4)内を動かされている間に、打抜かれた用紙(3)の、打抜き線に沿って隣接する利用部(1)と廃棄部(2)を突破および利用部分離するための方法であって、
    第一の平面(6)内での用紙(3)を搬送し、
    廃棄部を第一の平面(6)から、第一の平面(6)と平行でない第二の平面(11)内へとそらしめる、および廃棄部(2)の第二の平面(11)内で更に搬送することにより、廃棄部(2)から利用部(1)の突破を行い、
    利用部(1)を、第二の平面(11)と平行でない第三の平面(14)内へと更に搬送し、その際、第一の平面(6)から第二の平面(11)内へと廃棄部(2)をそらすことが、少なくとも一つの静的な作用点(20)における廃棄部(2)への個々の点に関する力の作用によって行われ、そして廃棄部(2)が、搬送方向(4)内におけるその移動に基づいて、搬送方向(4)に平行な作用軌跡に沿って作用点(20)を通過して搬送される方法において、
    作用軌跡が奇数時の打抜き線と交差する前に、廃棄部(2)に力が作用することが終了され、そして作用軌跡が偶数時の打抜き線を公差した後、再び力が作用せしめられることを特徴とする方法。
  9. 用紙(3)の前縁部が、第一の平面(6)内で少なくとも一つの作用点(20)の前に用紙検出器(17)によって検出されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 終了すべき、および再び引き起こされるべき力の作用の周期が、各用紙(3)に対して予設定されていることを特徴とする請求項8から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 力の作用が、平行な作用軌跡に属する少なくとも二つの作用点(20)において、お互いに無関係の周期でもって終了され、そして再び引き起こされることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
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