JP5890673B2 - 無線通信システムおよび基地局 - Google Patents

無線通信システムおよび基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP5890673B2
JP5890673B2 JP2011268317A JP2011268317A JP5890673B2 JP 5890673 B2 JP5890673 B2 JP 5890673B2 JP 2011268317 A JP2011268317 A JP 2011268317A JP 2011268317 A JP2011268317 A JP 2011268317A JP 5890673 B2 JP5890673 B2 JP 5890673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
packet
allocation
mobile terminal
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011268317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013121080A (ja
Inventor
啓介 佐名木
啓介 佐名木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2011268317A priority Critical patent/JP5890673B2/ja
Publication of JP2013121080A publication Critical patent/JP2013121080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5890673B2 publication Critical patent/JP5890673B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信システムおよび基地局に関するものであり、特に、無線通信システムおよび基地局における無線リソースの割当に関するものである。
世界標準の無線通信方式として、LTE(Long Term Evolution)システムが、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されている。LTEでは、基地局と移動端末との無線通信における伝送帯域幅は、リソースブロック(RB: Resource Block)を最小単位として割り当てられる。リソースブロックの帯域幅は180kHzである。基地局は、サブフレーム(1ms)毎に、各移動端末に割り当てる無線リソースをスケジューリングする。
LTEシステムにおいて、基地局は、接続されているベアラ(Bearer)のQCI(QoS Class Identifier)タイプの優先度を考慮して、スケジューリングを実施する。また、同一QCIタイプのベアラが複数接続されている場合は、基地局と各ベアラの対象移動端末との無線区間品質、送信要求データサイズ、割当を実施する際の平均スループットを考慮して、優先度を決定する。具体的には、無線区間品質から推定できる最大の送信データサイズ(ただし、送信要求データサイズを上限とする)と平均スループットの比率によって、優先度が決定される。これらの優先度に基づいて、基地局は、優先度の順序に従って、各移動端末に最適なリソースを割り当てる。
無線品質は、移動端末から基地局へのデータ送信であるアップリンク、基地局から移動端末へのデータ送信であるダウンリンクともに、基準信号(Reference Signal)を用いて測定される。ダウンリンクの無線品質は、基地局から移動端末に送信される基準信号について、移動端末がSINRを測定することにより判定される。移動端末は、測定したSINRをCQI(Channel Quality Indicator)に対応させて基地局に送信することにより、無線品質を基地局にフィードバックする。移動端末は、CQIを一定の周期で基地局へ報知する。アップリンクの無線品質は、移動端末から基地局に送信される基準信号について、基地局がSINRを測定することにより判定される(例えば、非特許文献1参照)。
基地局は、最新報知時刻における無線品質に基づいて、各移動端末に無割り当てる無線リソースをスケジューリングする。これにより、無線通信帯域を効率的に利用することができる。
3GPP TS 36.213 V9.2.0(2010-06),"Physical layer procedures"
ところで、LTEシステムの通信規格においては、通信要求をしてくる移動端末に対して、基地局において無線リソースの割当を行う機能について、周波数や通信時間および通信データのパケットのサイズや種別などが詳細に規定されてはいない。一方、通信を行うデータの種別によって、無線リソースの割当方式は3つ存在する。すなわち、動的に割当を行うDynamic Allocation Algorithm、半固定式に割当を行うSemi-Persistent Allocation Algorithm、固定式に割当を行うPersistent Allocation Algorithmの割当方式が存在する。基本的に、通常のデータ通信の場合などには、Dynamic Allocation Algorithmが用いられる。しかしながら、送信するデータや割当を行う無線リソースの状況に応じて適切なアルゴリズムを用いることができる。
特に、LTEにおいては、例えば音声通話などのようなVoice Packet(音声パケット)の通信時に、Semi-Persistent Allocation Algorithmが用いられる。このVoice Packetは、通常インターネットでブラウジングする際やファイル転送を行う際に使用するパケットに比べると、パケットのサイズは小さくなるが、その一方、常に発生するパケットである。以下、Semi-Persistent Allocation Algorithmを用いて、Voice Packetのように少量であるが常に発生するパケットの割当を行う際に適用するプロトコルについて説明する。なお、以下、特に断らない限り、アップリンク通信の場合について説明する。
まず、アップリンク通信において通常のパケットを送信する際、(1)基地局は、パケットの送信開始時に無線リソースの特定帯域の割当を行い、このようにして割り当てた帯域の情報を移動端末に通知する。割当した帯域の情報が移動端末に通知されたら、(2)移動端末は、通知された情報に従って、一定周期でデータを送信する。そして、(3)基地局は、移動端末が送信してくる一定周期の間、パケットの送信開始時に割当を行った特定帯域を、通信の対象となる移動端末用に確保して、他の移動端末に割り当てないようにする。このようにして、アップリンク通信において通常のパケットを送信することができる。
しかしながら、上述のように開始した通常のパケットのアップリンク通信において、例えば伝送路の電波状況が悪化するなどの要因により、パケットロスなどが発生して、基地局が受信するパケットに誤りが生じることも想定される。以下、上述したような通常のパケット送信時において、パケットの伝送が誤った場合に行う処理について説明する。
移動端末が送信したパケットを受信した基地局において、パケット伝送の誤りが検出されると、まず、(1)基地局は、パケット伝送が誤った旨を移動端末に通知する。この処理とともに、(2)基地局は、伝送誤りが検出されたパケットの再送用として、無線リソースの特定帯域を、再送タイミングに合わせて確保する。(3)移動端末は、パケット伝送が誤った旨が通知されたら、前回のパケット送信時より8サブフレーム(sub frame)後に、伝送誤りが検出されたパケット再送する。このようにして、通常のパケットがアップリンク通信において正しく送信できなかったとしても、当該正しく送信されなかったパケットの再送処理を行うことができる。
Semi-Persistent Allocation Algorithmの特徴は、データ送信の開始時にのみ制御情報(割り当て帯域情報など)を移動端末に通知し、それ以降の一定周期の間の通信時には制御情報を通知しないことにある。これにより、制御情報を常に通知する場合に比べて、制御情報を送信するためのリソースをかなり節約することができる。
一方、一定周期のデータ送信、および、パケット伝送誤り発生時に再送する際のデータ送信は、基地局からの通知に従って、一般的に移動端末が自律的に行う。このため、基地局の方でも、自立的に処理を行う移動端末に同調して、自律的に記憶や各処理などの制御を行わなければならない。したがって、処理対象の移動端末の数が増大するにつれて、基地局における各種の制御にかかる処理負荷は加速度的に増大するとともに、各種情報を記憶するためのメモリ消費量も増大する。このことは、Semi-Persistent Allocation Algorithmが制御情報を送信するためのリソースを節約しようとするコンセプトに沿っていない。
また、一定周期でパケットが送信される場合、例えば伝送路の悪化のため制御情報の喪失や制御タイミングの遅延が生じて、他の移動端末に同じ帯域が割り当てられると、Semi-Persistent Allocation Algorithmによって確保された移動端末の送信内容は干渉となる。さらに、ある基地局の周囲に存在する他の基地局においてもパケットが一定周期で送信されるということは、定常的な干渉を発生させる恐れがあることを意味している。すなわち、配置された各基地局が独立してSemi-Persistent Allocation Algorithmを適用する場合、隣接セルと同じタイミングで同じ周波数を用いると、干渉が定常的に発生し、伝送効率が低下してしまう。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、移動端末から基地局へパケットを伝送する際に、干渉を回避しつつ基地局の処理負荷を増大させずに無線リソースを割り当てることができる無線通信システムおよび基地局を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る発明は、
移動端末から基地局へのデータ送信に無線リソースを割り当てる無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記移動端末から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別し、当該判別に応じて、前記データ送信に無線リソースを割り当てると共に、
前記割り当てが予約されたパケットおよび前記再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当ててから、前記新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てることを特徴とするものである。
第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る無線通信システムにおいて、
前記基地局は、前記無線リソースが割り当てられる領域を、割り当てが動的に変更される領域と、割り当てが一定の周期で固定される領域とに分けて、当該割り当てが一定の周期で固定される領域において、前記無線リソースを割り当てるものである。
の観点に係る発明は、第1の観点に係る無線通信システムにおいて、
前記基地局は、当該基地局に隣接する基地局における無線リソースの割り当てから所定のオフセット量だけシフトさせて、前記無線リソースを割り当てるものである。
また、上記目的を達成する第の観点に係る発明は、
移動端末からのデータ送信に無線リソースを割り当てる基地局であって、
前記移動端末から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別し、当該判別に応じて、前記データ送信に無線リソースを割り当てると共に、
前記割り当てが予約されたパケットおよび前記再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当ててから、前記新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てることを特徴とするものである。
の観点に係る発明は、第の観点に係る基地局において、
前記無線リソースが割り当てられる領域を、割り当てが動的に変更される領域と、割り当てが一定の周期で固定される領域とに分けて、当該割り当てが一定の周期で固定される領域において、前記無線リソースを割り当てるものである。
の観点に係る発明は、第の観点に係る基地局において、
前記基地局に隣接する基地局における無線リソースの割り当てから所定のオフセット量だけシフトさせて、前記無線リソースを割り当てるものである。
本発明によれば、無線通信システムおよび基地局において、移動端末から基地局へパケットを伝送する際に、干渉を回避しつつ基地局の処理負荷を増大させずに無線リソースを割り当てることができる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動端末の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基地局の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るアップリンクにおけるリソースの割当を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るアップリンクにおけるリソースの割当領域の例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。移動端末100と基地局200とは、無線通信によりデータ通信を行う。
図2は、移動端末100の概略構成図である。移動端末100は、無線通信部110および制御部120を備える。
無線通信部110は、基地局200との間で無線通信を行う。無線通信部110は、基地局200が送信するダウンリンクデータを受信し、基地局200にアップリンクデータを送信する。また、制御部120は、移動端末100の各機能部を始めとして、移動体端末100の全体を制御および管理する。
図3は、基地局200の概略構成図である。基地局200は、無線通信部210、制御部220、および記憶部230を備える。
無線通信部210は、移動端末100との間で無線通信を行う。無線通信部210は、移動端末100が送信するアップリンクデータを受信し、移動端末100にダウンリンクデータを送信する。
制御部220は、基地局200全体を制御するブロックであり、端末状態判別部221およびスケジューラ222を備える。
端末状態判別部221は、移動端末100から受信する情報に基づいて、移動端末100がアップリンク通信により基地局200に送信しようとしているデータのパケットの種別を判別する。すなわち、端末状態判別部221は、移動端末100から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別する。ここで、「新規のパケット」とは、移動端末100から初送されるデータのパケットであり、「既に割り当てが予約されたパケット」とは、移動端末100から2回目以降に送信されるデータのパケットである。
スケジューラ223は、移動端末100と基地局200との間の無線通信に割り当てる無線リソースをスケジューリングする。この時、本実施形態に係るスケジューラ223は、端末状態判別部221によるパケットの種別の判別に応じて、データ送信に無線リソースを割り当てる。
記憶部230は、通信を行う移動端末100に関する情報や、端末状態判別部221が判別したパケットの種別、スケジューラ223が無線リソースを割り当てた結果など、種々の情報を記憶する。スケジューラ223が無線リソースをスケジューリングする際にも、記憶部230に記憶されたパケットの種別などの情報に基づいて、無線リソースのスケジューリングを行うことができる。
次に、本実施形態において、基地局200が、各種パケットに無線リソースを割り当てる処理を説明する。以下の説明において、本実施形態に係る無線通信システムは、移動端末100から基地局200へのデータ送信に無線リソースを割り当てる場面を想定して説明する。すなわち、以下、上述したSemi-Persistent Allocation Algorithmを用いて、アップリンク通信を行う場合について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るアップリンクにおけるリソースの割当を示すフローチャートである。
本実施形態に係る無線リソース割当処理は、移動端末100からSemi-Persistentのスケジューリングによる割当要求が基地局200に通知された時点から開始する。移動端末100からSemi-Persistentのスケジューリングによる割当要求が通知されたら、端末状態判定部221は、移動端末100から送信されるデータに、既に割り当てが予約されたパケットが存在するか否かを判別する(ステップS11)。ステップS11において既に割り当てが予約されたパケットが存在する場合、スケジューラ222は、その割り当てが予約されたパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てる(ステップS12)。
ステップS12の後、またはステップS11で割り当てが予約されたパケットが存在しない場合、端末状態判定部221は、移動端末100から送信されるデータに、送信エラーを補うための再送パケットが存在するか否かを判別する(ステップS13)。ステップS13において再送パケットが存在する場合、スケジューラ222は、その再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てる(ステップS14)。
ステップS14の後、またはステップS13で再送パケットが存在しない場合、端末状態判定部221は、移動端末100から送信されるデータに、これから送信を開始する新規のパケットが存在するか否かを判別する(ステップS15)。ステップS15において新規のパケットが存在する場合、スケジューラ222は、その新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てる(ステップS16)。
ステップS16の後、またはステップS15で新規のパケットが存在しない場合、本実施形態に係る無線リソース割当処理は終了する。
このように、本実施形態において、基地局200は、移動端末100から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別する。そして、基地局200は、当該判別に応じて、前記データ送信に無線リソースを割り当てる。この時、基地局200は、割り当てが予約されたパケットおよび再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当ててから、新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てるようにするのが好適である。このように処理することにより、ダウンリンクの通信に用いる制御情報であるDCI(Downlink Control Information)は新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てる場合のみ送信すればよく、他の場合に送信する必要はなくなる。
また、本実施形態によれば、処理対象の移動端末が増大したとしても、数が増大したことに付随する処理が増すわけではないため、処理負荷の量を一定にすることができ、数が増大したことに付随して付加的にメモリ消費量が増すこともない。さらに、本実施形態によれば、例えばDCIが不達の場合の処理が基地局と移動端末とで齟齬する等の例外的な状況が発生したとしても、自動的に干渉を回避するように無線リソースの割当を行うことができる。
図5は、本発明の一実施形態に係るアップリンクにおけるリソースの割当領域の例を示す図である。
図5は、本実施形態において、図4で説明したように、各割当要求に応じて、各種のパケットによるデータ送信に、それぞれのサブフレームナンバー(Subframe Number)の指定された領域の無線リソースの割当を行った例を示している。図5において、縦方向はサブフレームナンバーを表し、横方向は物理リソースブロック(Physical Resource Block)のインデックスを表している。図5に示す領域は、20サブフレーム周期で繰り返される。したがって、図5に示す割当領域に従ったアップリンク通信が、半永続的(Semi-persistent)に実施される。これにより、各基地局の自局内での割当の衝突および干渉は回避される。
図5において、右上から左下への斜線によるハッチングを付した領域は、Semi-Persistentのスケジューリングによって新規のパケットによるデータ送信が割り当てられた領域を表している。この領域においては、上述した「新規のパケット」または「既に割り当てが予約されたパケット」によるデータ送信に、無線リソースが割り当てられる。また、左上から右下への斜線によるハッチングを付した領域は、Semi-Persistentのスケジューリングによって再送のパケットによるデータ送信が割り当てられた領域を表している。さらに、斜線によるハッチングを付していない領域は、その他のパケットによるデータ送信が割り当てられた領域を表している。上述したように、パケット伝送が誤った旨が通知されると、移動端末100は、前回のパケット送信時より8サブフレーム(sub frame)後に、伝送誤りが検出されたパケット再送する。したがって、基地局200においても、図5に示すように、新規のパケット送信時より8サブフレーム(sub frame)後に、伝送誤りが検出されたパケットが再送されるタイミングに合わせた領域に、再送パケットによるデータ送信が割り当てられる。
なお、図5に示した、「その他のパケット領域」においては、Semi-Persistent Allocation Algorithmを用いた割り当てと、Dynamic Allocation Algorithmを用いた割り当てとを混在させることができる。しかしながら、このように無線リソースを割り当てる領域が動的に変化する部分と動的に変化しない領域とを混在させると、処理負荷が増大する原因になる。したがって、本実施形態においては、制御部220は、予め割り当てが動的に変更される領域と、それ以外の領域とに分けて管理し、割り当てが動的に変更されない領域において、Semi-Persistent Allocation Algorithmを用いた割当を行うのが好適である。このように、本実施形態において、基地局200は、無線リソースが割り当てられる領域を、割り当てが動的に変更される領域と、割り当てが一定の周期で固定される領域とに分けて、当該割り当てが一定の周期で固定される領域において、無線リソースを割り当てるようにするのが好適である。
以上の説明においては、ある特定の1つの基地局200に注目して説明してきたが、当該基地局200の周囲には、周囲のセルを形成する他の基地局が通常は複数隣接している。LTEのシステムにおいては、これらの隣接基地局は当該基地局200とX2インタフェースを用いて通信を行うことができる。したがって、当該基地局200は、隣接基地局とX2インタフェースを介して、図5で示したような無線リソースの割り当てのoffset量を決定することができる。例えば、制御部220は、offset量を2または4として、これらの数だけ、図5に示した領域のパターンを右方にシフトすることができる。すなわち、無線リソースが割り当てられた各基地局が独立してSemi-Persistent Allocation Algorithmを適用した場合においても、基地局200は、自動的に干渉を回避するよう無線リソースの割り当てを行うことができる。このように、本実施形態において、基地局200は、基地局200に隣接する他の基地局における無線リソースの割り当てから所定のオフセット量だけシフトさせて、無線リソースを割り当てるようにするのが好適である。これにより、基地局200における無線リソースの割り当てが、他の周辺基地局における無線リソースの割り当てと干渉することは回避される。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
また、上述の実施例では、移動体通信システムとしてLTEを想定して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、移動端末と基地局との間の無線品質に応じて無線リソース割当を変更する無線通信システムであれば、本発明を同様に適用することができる。
100 移動端末
110 無線通信部
120 制御部
200 基地局
210 無線通信部
220 制御部
221 端末状態判別部
222 スケジューラ
230 記憶部

Claims (6)

  1. 移動端末から基地局へのデータ送信に無線リソースを割り当てる無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、前記移動端末から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別し、当該判別に応じて、前記データ送信に無線リソースを割り当てると共に、
    前記割り当てが予約されたパケットおよび前記再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当ててから、前記新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てることを特徴とする、無線通信システム。
  2. 前記基地局は、前記無線リソースが割り当てられる領域を、割り当てが動的に変更される領域と、割り当てが一定の周期で固定される領域とに分けて、当該割り当てが一定の周期で固定される領域において、前記無線リソースを割り当てる、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局は、当該基地局に隣接する基地局における無線リソースの割り当てから所定のオフセット量だけシフトさせて、前記無線リソースを割り当てる、請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 移動端末からのデータ送信に無線リソースを割り当てる基地局であって、
    前記移動端末から送信されるデータが新規のパケットによるものか、送信エラーを補うための再送パケットによるものか、または既に割り当てが予約されたパケットによるものかを判別し、当該判別に応じて、前記データ送信に無線リソースを割り当てると共に、
    前記割り当てが予約されたパケットおよび前記再送パケットによるデータ送信に無線リソースを割り当ててから、前記新規のパケットによるデータ送信に無線リソースを割り当てることを特徴とする、基地局。
  5. 前記無線リソースが割り当てられる領域を、割り当てが動的に変更される領域と、割り当てが一定の周期で固定される領域とに分けて、当該割り当てが一定の周期で固定される領域において、前記無線リソースを割り当てる、請求項に記載の基地局。
  6. 前記基地局に隣接する基地局における無線リソースの割り当てから所定のオフセット量だけシフトさせて、前記無線リソースを割り当てる、請求項に記載の基地局。
JP2011268317A 2011-12-07 2011-12-07 無線通信システムおよび基地局 Expired - Fee Related JP5890673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011268317A JP5890673B2 (ja) 2011-12-07 2011-12-07 無線通信システムおよび基地局

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011268317A JP5890673B2 (ja) 2011-12-07 2011-12-07 無線通信システムおよび基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013121080A JP2013121080A (ja) 2013-06-17
JP5890673B2 true JP5890673B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=48773527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011268317A Expired - Fee Related JP5890673B2 (ja) 2011-12-07 2011-12-07 無線通信システムおよび基地局

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5890673B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190141059A1 (en) * 2016-06-23 2019-05-09 Mitsubishi Electric Corporation Intrusion detection apparatus and computer readable medium

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5069040B2 (ja) * 2007-05-01 2012-11-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける基地局装置及び通信方法
KR20090020138A (ko) * 2007-08-22 2009-02-26 엘지전자 주식회사 무선 접속 시스템에서 오버헤드를 줄이기 위한 재전송 방법
JP5054804B2 (ja) * 2010-05-28 2012-10-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局及び無線リソース割り当て方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013121080A (ja) 2013-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3634058B1 (en) Data transmission method and apparatus
US10912116B2 (en) Resource allocation method, terminal, apparatus and system
US9326290B2 (en) Resource scheduling method, apparatus and base station
KR102345735B1 (ko) 이중 연결을 지원하는 무선 통신 시스템에서 단말의 동시 전송 회피 방법 및 장치
KR101144095B1 (ko) 이동통신방법, 이동국 및 무선기지국
US8885507B2 (en) Method, apparatus and computer program product for allocating resources in wireless communication network
JP5462166B2 (ja) 基地局装置及び通信制御方法
US9408099B2 (en) Method of transmitting CQI reports
JP7264230B2 (ja) 通信システム
JP5054804B2 (ja) 無線基地局及び無線リソース割り当て方法
US9331824B2 (en) Scheduling a transmission of data
JP2022542792A (ja) サイドリンクスケジューリングリクエストのトリガー方法、装置及びシステム
JP5514192B2 (ja) ネットワークにおいて通信するための方法及びそのための無線局
JP5039840B2 (ja) 移動通信方法、移動局及び無線基地局
WO2012026603A1 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
JP5576433B2 (ja) 無線基地局及び無線リソース割り当て方法
EP2904862B1 (en) Frequency resource allocation for semi-persistent scheduling
JP5890673B2 (ja) 無線通信システムおよび基地局
JP2012257036A (ja) 無線リソース割当装置、基地局装置、無線リソース割当方法、及び無線リソース割当プログラム
JP2012195920A (ja) セルラーワイヤレスネットワークにおける移動局間直接通信
KR20180093196A (ko) 무선 자원 할당 방법
JP2013038550A (ja) 無線基地局及び無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5890673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees