JP5888408B2 - 通信システム、経路制御方法及び経路制御装置 - Google Patents

通信システム、経路制御方法及び経路制御装置 Download PDF

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Description

本発明は通信システムに関し、特に通信システム内の経路制御を経路制御装置が行う通信システムに関する。
近年、複数の仮想マシンを1台の物理サーバ上で稼働させることにより、柔軟なシステム構成を実現することが提案されている。このようなシステムでは、稼働中の仮想マシンを止めずに他の物理サーバや、メモリ領域に仮想マシンを移動させるライブマイグレーション技術によって障害回避やシステムの負荷分散等を実現している。
特許文献1には、複数のコンピュータがネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおいて、ネットワークの管理及びコンピュータの管理を一元的に管理するために、VM管理装置及びオープンフローコントローラを用いてコンピュータシステムを管理する構成が開示されている。オープンフローコントローラは、パケットのMACアドレスに応じて、通信を行う仮想マシンを切り替えることにより、仮想マシンのマイグレーションに伴うネットワーク側から見た仮想マシンの停止を短縮することができる。
ここで、上述したオープンフローコントローラは、OpenFlowコンソーシアムにより標準スペックが策定される技術である。OpenFlowを用いたネットワークにおいては、OpenFlowコントローラを用いてネットワークを集中制御することによって、ネットワークの運用を簡素化する。さらに、OpenFlowを用いたネットワークにおいては、フロー単位で経路制御を行うことにより、柔軟なルーティングを実現することができるため、耐障害性を高めることができる。
特開2011−070549号公報
ここで、OpenFlowを用いた制御を行う対象となるネットワークとして、3GPP EPS( Evolved Packet System )アーキテクチャがあげられる。3GPPの技術仕様書において規定されているEPSは、LTE( Long Term Evolution )、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GERAN(GSM(登録商標) EDGE Radio Access Network)、およびWiFi(登録商標)などに代表されるNon−3GPPアクセスなどで実現される高速無線通信と、EPC( Evolved Packet Core )で提供される柔軟なコアネットワークとで構成される。3GPP EPSアーキテクチャでは、端末と通信する基地局と、外部網と接続されるゲートウェイ装置(PGW: Packet Data Network GW )との間のユーザデータ伝送路には、モビリティアンカー装置として動作するSGW( Serving GW )が介在する。つまり、ユーザデータは、移動通信装置を示すUEと、LTEに用いられる基地局( eNB )、W−CDMAに用いられる基地局装置( RNS )、もしくは、GERANに用いられる基地局装置(BSS)と、SGWと、PGWとを介して転送される。ここで、ユーザデータ伝送路上に多くの処理装置が配置されると、OPEX及びCAPEX悪化、つまり設備投資および運用コストが過剰になるという問題を引き起こすとともに、ユーザデータの伝送に遅延を生じさせるという問題がある。そこで、柔軟なルーティングを実現することができるOpenFlowを3GPP EPSアーキテクチャに導入したネットワークの運用が望まれている。
本発明はこのような課題を解決するために、通信ネットワークにおいて柔軟なルーティングを実現することができる通信システム及び経路制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、データ転送装置と、前記データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行うゲートウェイと、前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先とするデータが送信された場合に、前記データの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する経路制御手段と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる経路制御方法は、データ転送装置と、前記データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行うゲートウェイとから構成される通信システムの経路制御方法であって、前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先とするデータが送信された場合に、前記データの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御するものである。
本発明により、通信ネットワークにおいて柔軟なルーティングを実現することができる通信システム及び経路制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態1にかかる通信システムに設定されるEPSベアラを説明する図である。 実施の形態1にかかるルーティングテーブルを説明する図である。 実施の形態1にかかるアタッチ処理の流れを示す図である。 実施の形態1にかかるUEがRRC Connection Reconfiguration を受信した後の処理の流れを示す図である。 実施の形態1にかかる経路制御処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるハンドオーバ時の経路制御処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるハンドオーバ時の経路制御処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるハンドオーバ時の経路制御処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかるUEがIdle状態へ遷移する場合の処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるUEがService Requestを行う場合の処理の流れを示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明は、OpenFlow、VXLAN、NVGRE、DOVE、Cisco NEXUS、Juniper QFabric(登録商標)等に適用することが可能である。下記の実施の形態においては、主にOpenFlowを用いた例について説明する。はじめに、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、データ転送装置11と、ゲートウェイ12と、経路制御装置13とを備えている。
データ転送装置11は、例えばMACレイヤ等に基づいてデータを転送するスイッチや、IPアドレス等に基づいてデータを転送するルータ等であってもよい。
ゲートウェイ12は、データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行う。データ転送装置から転送されたデータとは、例えば、パケットデータ等であってもよい。所定のデータ処理には、例えば、パケットデータの送信元アドレスを用いた認証処理や、パケットデータの格納処理、データを表示装置へ表示させる表示処理等、様々な処理が含まれる。さらに、データ処理には、受信したデータを他の装置へ転送するデータ転送処理が含まれてもよい。
経路制御装置13は、データ転送装置11に対して仮想中継装置14を宛先とするデータが送信された場合に、宛先をゲートウェイ12に設定し、データを仮想中継装置14へ転送させることなく送信されたデータをゲートウェイ12へ経路変更させるようにデータ転送装置11を制御する。
仮想中継装置14について以下に説明する。例えば、ゲートウェイ間のデータ転送を行う際に、必ず中継装置を介してデータ転送を行う場合がある。また、ゲートウェイと中継装置との間には、ルータ等のデータ転送装置が1つもしくは複数配置されてもよい。このような場合、ゲートウェイは、宛先アドレスとして中継装置を設定する。中継装置は、自装置宛てのアドレスが設定されたデータを受信し、他のゲートウェイへ転送する。
ここで、ネットワークの再設計を行う際に、OPEX及びCAPEXの削減等を目的として中継装置を削除することがある。もしくは、中継装置の機能を他のゲートウェイや制御装置等へ搭載することにより、中継装置が不要となる場合がある。ネットワークの設計変更に伴い、ゲートウェイの宛先アドレスを中継装置から他の装置へ変更しようとした場合、複数のゲートウェイにおいてアドレス変更作業を実施する必要があり、ネットワーク管理者等に負担が生じる。そのため、ゲートウェイにおける宛先アドレスには、既存の中継装置のアドレスを設定したままにし、ルータ等のデータ転送装置のルーティングテーブルを変更することにより、宛先アドレスとして中継装置のアドレスが設定されたデータを、他のゲートウェイへ経路変更することができる。
つまり、仮想中継装置とは、ネットワーク上に実際には存在しない中継装置であってもよい。さらに、ゲートウェイに宛先アドレスとして仮想中継装置を設定し、ルータ等のデータ転送装置のルーティングテーブルを更新することによりゲートウェイの設定変更等を行うことなくゲートウェイ間の経路変更を可能とする。また、ゲートウェイが、宛先アドレスとして必ず中継装置を設定するように規定されているネットワークにおいても、本発明は有効である。
以上説明したように、図1の通信システムにおいて経路制御装置を用いることにより、ルータ等のデータ転送装置11におけるルーティング制御を行うことが可能となる。これにより、データ転送装置11へ宛先アドレスを仮想中継装置とするデータが送信された場合においても、経路制御装置が宛先アドレスをゲートウェイへ変更させるようにデータ転送装置11を制御することができる。これにより、宛先アドレスとして仮想中継装置が設定されている場合に、実際に中継装置を用いることなく、ゲートウェイへデータを転送することができる。これにより、中継装置を削減することができるため、ネットワークを管理するオペレータにおいてOPEX及びCAPEXを削減することができる。
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの詳細な構成例について説明する。図2の通信システムは、RAN(Radio Access Network)20とEPC30(Evolved Packet Core)とから構成されている。RAN20及びEPC30は、3GPP技術仕様書に規定されている構成である。RAN20は、無線アクセスを介してユーザと接続されるネットワークである。EPC30は、多様なアクセス網を共通的に収容するシステムである。
RAN20は、eNB21と、Router22と、MME(Mobility Management Entity)23と、FC(Flow Controller)24とを備えている。EPC30は、Router31と、PGW32と、Service server33とを備えている。またMME23と、FC24とは連携して動作しており、さらに、FC24は、pSGW(仮想SGW)25の機能も有する。MME23とFC24とは同一の装置を用いて構成されてもよく、別々の装置を用いて構成されてもよい。
FC24とMME23を同一の装置として構成された場合には、FC24が提供するフロー制御とMME23が提供するモビリティ制御を同一装置内で連携することで処理の高速化が図れ、経路制御によるサービス性の劣化(サービスの瞬断など)を防ぐ事が可能となる。
eNB21は、無線方式として、3GPPにおいて規定されているLTE方式を用いて通信端末と通信を行う基地局である。通信端末は、携帯電話端末等の移動通信端末や、MTC(Machine Type Communication)に用いられる端末を含む。Router22及びRouter31は、IPアドレス及びその他の識別子を用いて隣接する装置との間でデータを転送する。その他の識別子とは、例えばTEID(Tunnel Endpoint Identifier)等であってもよい。TEIDは、装置間に設定されるベアラーのエンドポイントとなる装置を識別するIDである。つまり、TEIDは、ベアラーの両端となる装置を識別するIDである。例えば、eNB及びSGW間、SGW及びPGW間もしくはeNB及びPGW間にTEIDを用いたベアラーが設定されてもよい。Router22及びRouter31は、IPアドレスと転送先の装置とを関連付けたルーティングテーブルを用いてデータの転送処理を実行してもよい。
MME23は、無線方式として3GPPにおいて規定されているLTE方式を用いて通信を行う通信端末のモビリティ管理、セッション管理及びサービス管理を行う。
FC24は、eNB21とPGW32との間の伝送経路をフロー単位で決定し、決定した経路をRouter22及び31へ通知する。Router22は、FC25より通知された経路情報に従ってデータ転送を行う。ここで、フローとは、L1(物理ポート等)、L2(MAC)、L3(IP)、L4(ポート番号)の各レイヤの任意のアドレスもしくは、L1(物理ポート等)、L2(MAC)、L3(IP)、L4(ポート番号)の各レイヤの任意のアドレスおよびフロー制御のための識別子の組み合わせで特定される通信トラヒックである。さらに、フロー単位とは、IPアドレス及びTEIDにより定まるEPSベアラー毎もしくは複数のEPSベアラーの組み合わせ等であってもよい。さらに、フロー単位とは、加入者(UE)毎もしくはサービス毎等であってもよい。
FC24は、特定のルールに従って各レイヤのアドレスもしくは識別子を組み合わせることによって通信トラヒックを特定する。FC24において決定された経路であって、Router22及びRouter31へ通知する経路情報をルーティングポリシーと称する。
PGW32は、EPC30とExternal networkに配置されているService server33との間のインタフェース機能を有する論理ノードである。つまり、EPC30内の通信装置とService server33との間におけるデータの送受信は、PGW32を介しておこなわれる。
Service server33は、External network内に配置されているサーバ装置であって、例えば、Webサーバや、動画データを保持するストレージ装置等であってもよい。
次に、図2の通信システム内のデータの流れについて説明する。eNB21は、ユーザが発信したユーザトラヒック(UL Traffic)を、Router22を介してPGW32へ送信する。Router22は、宛先アドレスと転送先の装置とが関連付けられているルーティングテーブルを用いて、eNB21から送信されたユーザトラヒックを、PGW32へ転送する。
ここで、pSGWは、3GPP標準で規定される論理ノードであるSGWであるが、実際に装置としては、着信動作を実現するため、便宜上MMEに内在している。ただし、図2で示す様にpSGWは、eNBとPGW間で送受信されるユーザデータは扱わない。
続いて、図3を用いて図2とは異なる通信システムの詳細な構成例について説明する。図3の通信システムは、図2の通信システムにおけるeNB21を、RNC41へ置き換え、MME23をSGSN42へ置き換えた構成であり、その他の構成は図2と同様である。RNC41は、主に3Gシステムにおいて用いられる基地局を制御する。例えば、RNC41は、基地局間におけるハンドオーバ制御等を行う。SGSN42は、3Gシステムに用いられる無線アクセスシステムと接続され、U−Planeデータ及びC−Planeデータのデータ処理を行う。図3のRNC41及びSGSN42以外の構成は、図2と同様であるため、詳細な説明を省略する。また、図3において、RNCの代わりにBSC(Base Station Controller)を用いて、いわゆる2Gシステムへ本発明を適用することも可能である。
続いて、図4を用いて図2の通信システムに設定されるEPSベアラについて説明する。はじめに、本発明を適用しない場合のEPSベアラについて説明する。本発明を適用しない場合、eNB21とpSGW25との間、さらに、pSGW25とPGW32との間に、それぞれEPSベアラが設定される。eNB21とpSGW25との間のEPSベアラは、TEIDとしてP及びQが設定される。TEID−Pは、pSGW25に設定されるTEID値であり、TEID−Qは、eNB21に設定されるTEID値である。eNB21は、pSGW25宛のUplinkトラヒック(UL traffic)を、TEID−Pが設定されたEPSベアラを用いて送信する。さらに、pSGW25は、eNB21宛のDownlinkトラヒック(DL traffic)を、TEID−Qが設定されたEPSベアラを用いて送信する。
Router22は、図5に示すIPアドレスと装置との対応表(もしくはルーティングテーブル)に従ってデータを転送する。つまり、IPアドレスとしてIP add #AとpSGW25とが対応付けられ、IP add #BとPGW32とが対応付けられ、IP add #CとeNB21とが対応付けられている。
pSGW25とPGW32との間のEPSベアラは、TEIDとしてO及びNが設定される。TEID−Oは、PGW32に設定されるTEID値であり、TEID−Nは、pSGW25に設定されるTEID値である。pSGW25は、PGW32宛のUL trafficを、TEID−Oが設定されたEPSベアラを用いて送信する。さらに、PGW32は、pSGW25宛のDL trafficを、TEID−Nが設定されたEPSベアラを用いて送信する。さらに、Router31は、図5に示すIPアドレスと装置との対応表(もしくはルーティングテーブル)に従ってデータを転送する。
次に、本発明を適用した場合のEPSベアラについて説明する。図4においては、MME23とFC24とpSGW25とが同一の装置として構成されている。本発明を適用した場合、eNB21とPGW32との間にEPSベアラが設定される。eNB21とPGW32との間のEPSベアラは、TEIDとしてO及びQが設定される。
eNB21とPGW32との間のEPSベアラにおける動作について説明する。eNB21は、UL traffic を送信する場合、本発明が適用されない場合と同様に、宛先IPアドレスをIP add #A 、TEIDをPとしてデータをRouter22へ送信する。ここで、Router22は、宛先IPアドレスとしてIP add #A、宛先TEIDとしてTEID−P が設定されているデータについては、宛先IPアドレスをPGW32と対応付けられているIP add #B 、宛先TEIDとしてTEID−Oへ変更する。このようにすることにより、pSGW25を経由することなく、eNB21とPGW32とにおいて終端するEPSベアラが設定される。
PGW32からeNB21へ送信されるDL traffic についても同様に、PGW32は、宛先IPアドレスをIP add #A 、TEIDをNとしてデータをRouter31へ送信する。Router31は、宛先IPアドレスとしてIP add #A、宛先TEIDとしてTEID−Nが設定されているデータについては、宛先IPアドレスをeNB21に対応付けられているIP add #C 、宛先TEIDとしてTEID−Qへ変更する。Router31は、宛先IPアドレスを変更したデータをeNB21へ送信する。
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態1にかかる、UE(User Equipment)のアタッチ処理の流れについて説明する。UEは、3GPPのシステムにおいて用いられる移動通信装置等を示す呼称である。また、本図においては、MME23、FC24及びpSGW25は、同一装置を用いて構成されているとする。この装置をコンボノードと称する。はじめに、UEは、移動通信ネットワークへの登録を要求するために、ATTACH信号をコンボノード(MME23)へ送信する(S11)。ここで、コンボノード(MME23)とは、コンボノードにおけるMME23の機能を用いることを示している。以下に記載するコンボノード(FC24)及びコンボノード(pSGW25)についても同様である。次に、コンボノード(MME23)は、ATTACH信号を送信したUEに関して、認証処理等を実行する(Authentication/Security procedure ;S12)。次に、コンボノード(MME23)は、UEの加入者情報等を取得するために、HSS(Home Subscriber Server)に対してUpdate Location request を送信する(S13)。HSSは、Update Location request への応答信号としてUpdate Location Ackを送信する(S14)。Update Location Ack には、UEが接続するAPN(Access Point Name)に関する情報が含まれている。
次に、コンボノード(MME23)は、APN情報に基づいて、SGW及びPGWのアドレス解決処理を行う(S15)。具体的には、コンボノード(MME23)は、通知されたAPNに対応するPGWのアドレスを抽出する。また、コンボノード(MME23)は、同じ装置内において搭載されているpSGW25のアドレスも抽出する。
次に、コンボノード(MME23)は、PGW32との間においてEPSベアラを確立するために、PGW32へCreate session request を送信する(S16)。Create session request には、pSGW25に設定されているIP add #A とTEID−Nとが含まれる。PGW32は、コンボノード(MME23)へCreate session request への応答信号としてCreate session Response を送信する(S17)。Create session Response には、PGW32に設定されているIP add #B とTEID−Oとが含まれる。
次に、コンボノード(FC24)は、Router22に対してRouting policy update を送信する(S18)。Routing policy update には、宛先IPアドレスとしてIP add #A が設定されており、さらにTEID−Pが設定されたデータが送信された場合、宛先IPアドレスをIP add #B 、TEIDをTEID−Oに変更してデータを転送することが規定されている。Router22は、通知されたルーティイングポリシーを反映すると、コンボノード(FC24)へ、Routing policy update ack を送信する(S19)。
次に、コンボノード(MME23)は、eNB21に対して、Initial Context Setup Request/Attach Accept を送信する(S20)。Initial Context Setup Request/Attach Accept には、pSGW25に関する情報として、pSGW25に設定されるIP add #A 及びTEID−Pとが含まれている。
次に、eNB21は、UEに対して、RRC Connection Reconfiguration を通知する(S21)。
続いて、図7を用いてUEがRRC Connection Reconfiguration を受信した後の処理の流れについて説明する。図6のステップS21において、UEがRRC Connection Reconfiguration を受信した後、UEは、eNB21に対してRRC Connection Reconfiguration Complete を送信する(S22)。次に、eNB21は、コンボノード(MME23)に対して、Initial Context Setup Response を送信する(S23)。Initial Context Setup Response には、eNB21に設定されるIP add #C 及びTEID−Qが含まれている。
次に、コンボノード(FC24)は、Router31に対してRouting policy update を送信する。Routing policy update には、宛先IPアドレスとしてIP add #A が設定おり、さらにTEID−Nが設定されたデータが送信された場合、宛先IPアドレスをIP add #C 、TEIDをTEID−Qに変更してデータを転送することが規定されている。Router31は、通知されたルーティングポリシーを反映すると、コンボノード(FC24)へ、Routing policy update ack を送信する(S25)。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるコンボノードを用いることにより、UEのアタッチ手順に、Router22及び31のルーティングポリシーの変更処理を含めることができる。つまり、アタッチ手順において、コンボノード(FC24)は、Router22及び31にeNB21及びPGW32のIPアドレス及びTEIDを通知された場合に、Router22及び31に対して、pSGW25を宛先とするデータを、PGW32もしくはeNB21へ直接転送させるようにルーティングポリシーを変更させることができる。
さらに、MME23、FC24及びpSGW25を同一装置で実現する、もしくは、MME23、FC24及びpSGW25を連携して動作させることにより、MME23とpSGW25との間で送受信される信号を省略することができる。例えば、MME23は、eNB21からDL traffic を受信するためのアドレス情報(IPアドレス及びTEID)を取得した場合、pSGW25に対して取得した情報を通知する信号を省略することができる。例えば、省略される信号には、3GPP技術仕様書に規定されているアタッチ手順におけるModify Bearer Request 及びModify Bearer Response がある。
続いて、図8を用いて経路制御処理の流れについて、図6及び図7とは異なる例について説明する。はじめに、UEは、外部ネットワークのService server33へ接続するために、コンボノード(MME23)へ、PDN Connectivity Request を送信する(S31)。PDN Connectivity Request には、APNに関する情報が含まれている。
ステップS32〜42は、図6におけるステップS15〜S21及び図7におけるステップ22〜25と同一であるため詳細な説明を省略する。
(実施の形態2)
続いて、図9を用いてハンドオーバ時の経路制御処理の流れについて説明する。図9は、S1を用いたハンドオーバ時(S1 based HO)の経路制御処理の流れについて示している。S1は、eNBとMMEとの間のインタフェースである。本図においては、eNB21が移動元のeNB(Source eNB)であり、eNB51が移動先のeNB(Target eNB)である。
はじめに、eNB21は、コンボノード(MME23)へ、Handover required を送信する(S51)。次に、コンボノード(MME23)は、移動先のeNBであるeNB51へHandover request を送信する(S52)。Handover request には、pSGW25に設定されたIP add #A 及びTEID−P情報が含まれている。次に、eNB51は、コンボノード(MME23)へ、Handover request ack を送信する(S53)。Handover request ack には、eNB51に設定されたIP add #D 及びTEID−R情報が含まれている。
ここで、eNB51に接続されるルータがRouter22とは異なるRouter52である場合、コンボノード(FC24)は、Router52に対して、Routing policy update を送信する(S54)。Routing policy update には、宛先IPアドレスとしてIP add #A が設定おり、さらにTEID−Pが設定されたデータが送信された場合、宛先IPアドレスをIP add #B 、TEIDをTEID−Oに変更してデータを転送することが規定されている。Router52は、通知されたルーティイングポリシーを反映すると、コンボノード(FC24)へ、Routing policy update ack を送信する(S55)。
次に、コンボノード(MME23)は、ハンドオーバの実行を指示するためeNB21へHandover command を送信する(S56)。さらに、eNB21は、UEへHandover command を送信する(S57)。
次に、eNB51は、UEがeNB51に管理されるエリアへハンドオーバしたことを通知するためにコンボノード(MME23)へ、Handover Notify を送信する(S58)。次に、コンボノード(FC24)は、Router31へRouting policy update を送信する(S59)。Routing policy update には、宛先IPアドレスとしてIP add #A が設定されておりさらにTEID−Nが設定されたデータが送信された場合、宛先IPアドレスをIP add #D 、TEIDをTEID−Rに変更してデータを転送することが規定されている。Router31は、通知されたルーティングポリシーを反映すると、コンボノード(FC24)へ、Routing policy update ack を送信する(S60)。
以上説明したように、図9に説明する経路制御処理の流れを用いることにより、ハンドオーバが実行されることにより、在圏するeNBが変更された場合においても、FC24を用いてRouter31及びRouter52の経路を制御することにより、eNB51とPGW32との間にEPSベアラを設定することができる。
ここで、図10を用いて、MMEが変更される場合のハンドオーバ時(S1 based HO MME change)の経路制御処理の流れについて説明する。はじめに、eNB21は、コンボノード(MME23)へ、Handover required を送信する(S61)。ここで、コンボノード(MME23)は、ハンドオーバに伴いUEの管理を他のMME53へ変更する場合、コンボノード(MME53)へ、Forward relocation request を送信する(S62)。Forward relocation request を受信したコンボノードは、MME53、FC54及びpSGW55を同一装置とする装置である。Forward relocation request には、OpenFlow ルールが含まれている。OpenFlow ルールは、Router22及び31において適用されているデータパケットの制御ルールである。例えば、OpenFlow ルールは、FC24がRouter22及び31へ通知したルーティングポリシーであってもよい。
ステップS63〜S66は、図9のステップS52〜S55と同様であるため詳細な説明を省略する。ステップS66の後、コンボノード(MME53)は、コンボノード(MME23)へForward relocation response を送信する(S67)。
ステップS68〜S70は、図9のステップS56〜S58と同様であるため詳細な説明を省略する。ステップS70の後、コンボノード(MME53)は、コンボノード(MME23)へForward relocation complete Notification を通知する(S71)。コンボノード(MME23)は、コンボノード(MME53)へForward relocation complete Ack を送信する(S72)。ステップS73及びS74は、図9のステップS59及びS60と同様であるため詳細な説明を省略する。
次に、図11を用いて、X2インタフェースを用いたハンドオーバ時(X2 based HO)の経路制御処理の流れについて説明する。X2インタフェースは、3GPPにおいて規定されているeNB間のインタフェースである。X2 based HO は、移動元eNBであるeNB21へDL traffic が送信された場合に、eNB21は、DL traffic を移動先eNBであるeNB51へ送信する。このような状態において、eNB51は、コンボノード(MME23)へ、Path Switch request を送信する(S81)。Path Switch request には、eNB51に設定されたIP add #D 及びTEID−R情報が含まれている。次に、コンボノード(MME23)は、Path Switch request への応答信号として、eNB51へPath Switch request Ack を送信する。
ステップS83及びS84は、図9のステップS54及びS55と同様であるため詳細な説明を省略。さらに、ステップS85及びS86は、図9のステップS59及びS60と同様であるため詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
続いて、図12を用いてUEがIdle状態へ遷移する場合等の処理の流れについて説明する。はじめに、UEがIdle状態へ遷移等することにより、通信システムとUEとの間のコネクションを解放する場合、eNB21は、コンボノード(MME23)へ、S1-AP:S1 UE Context Release request を送信する(S91)。次に、コンボノード(MME23)は、eNB21へS1-AP:S1 UE Context Release Command を送信する(S92)。次に、eNB21は、UEへRRC Connection Release を送信する(S93)。次に、eNB21は、UEとのリソースを解放したことを通知するために、コンボノード(MME23)へS1-AP:S1 UE Context Release Complete を送信する(S94)。
次に、コンボノード(FC24)は、eNB21へRouting policy update を送信する(S95)。Routing policy update には、コンボノード(FC24)からRouter22へ通知したルーティングポリシーを削除することが規定されている。Router22は、ルーティングポリシーの削除を行った場合、コンボノード(FC24)へRouting policy update ack を送信する(S96)。次に、コンボノード(FC24)は、Router31へRouting policy update を送信する(S97)。Routing policy update には、コンボノード(FC24)からRouter31へ通知したルーティングポリシーを削除することが規定されている。Router31は、ルーティングポリシーの削除を行った場合、コンボノード(FC24)へRouting policy update ack を送信する(S98)。
以上説明したように、図12における処理を実行することによって、eNB21から送信されたS1-AP:S1 UE Context Release request をコンボノードにおいて受信することができる。コンボノードは、MME23及びpSGW25が同一の装置に含まれる。そのため、MME23は、pSGW25に対してベアラの削除を要求する信号を送信する必要がなくなる。これにより、通信ネットワーク上の信号数を削減することができる。
(実施の形態4)
続いて、図13を用いて、External networkからUEに対してDL trafficが到達した事にNW initiated Service Request処理の流れについて説明する。はじめに、コンボノード(MME23及びpSGW25)は、PGW32からDownlink User Data又は端末に通知が必要な制御信号を受信する。(S101)。次に、コンボノード(MME23)は、eNB21へPaging信号を送信する(S102)。さらに、eNB21もUEへPaging信号を送信する(S103)。
次に、UEは、コンボノード(MME23)へ、Service Request を送信する(S104)。ここで、関連するノードにおいて、UEの認証等の処理が実行される(S105)。次に、コンボノード(FC24)は、Router22に対してRouting policy update を送信する(S106)。Routing policy update には、宛先IPアドレスとしてIP add #A が設定おりさらにTEID−Pが設定されたデータが送信された場合、宛先IPアドレスをIP add #B 、TEIDをTEID−Oに変更してデータを転送することが規定されている。Router22は、通知されたルーティイングポリシーを反映すると、コンボノード(FC24)へ、Routing policy update ack を送信する(S107)。
次に、コンボノード(MME23)は、eNB21へS1-AP:Initial Context Setup Request を送信する。S1-AP:Initial Context Setup Request には、pSGW25に設定されているIP add #A 及びTEID−P情報が含まれている。次に、eNB21は、UEへRadio bearer establishment を送信する(S109)。
次に、eNB21は、コンボノード(MME23)へ、S1-AP:Initial Context Setup Complete を送信する(S110)。S1-AP:Initial Context Setup Complete には、eNB21に設定されているIP add #C 及びTEID−Q情報が含まれている。ステップS111及びS112は、図8のステップS41及びS42と同様であるため詳細な説明を省略する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年4月27日に出願された日本出願特願2012−102742を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
11 データ転送装置
12 ゲートウェイ
13 経路制御装置
14 仮想中継装置
20 RAN
21 eNB
22 Router
23 MME
24 FC
25 pSGW
30 EPC
31 Router
32 PGW
33 Service server
41 RNC
42 SGSN
51 eNB
52 Router
53 MME
54 FC
55 pSGW

Claims (14)

  1. データ転送装置と、
    前記データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行うゲートウェイと、
    前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先とするデータが送信された場合に、前記データの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する経路制御手段と、を備える通信システム。
  2. 移動通信装置の移動管理を行う移動管理装置と、
    前記移動通信装置が在圏するエリアを管理する基地局もしくは前記基地局を管理する基地局管理装置と接続される第1のデータ転送装置と、
    前記ゲートウェイと接続される第2のデータ転送装置と、をさらに備え、
    前記経路制御手段は、
    前記移動通信装置から送信され前記仮想中継装置を宛先とするデータが前記第1のデータ転送装置へ送信された場合、前記データの宛先を前記ゲートウェイに設定し、
    前記ゲートウェイから送信され前記仮想中継装置を宛先とするデータが前記第2のデータ転送装置へ送信された場合、前記宛先を前記基地局もしくは前記基地局管理装置に設定しデータを転送させる、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記移動通信装置から前記移動管理装置に対して、前記移動通信装置の登録要求が通知された場合に、
    前記経路制御手段は、
    前記移動通信装置から送信される前記仮想中継装置を宛先とするユーザデータの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記ユーザデータを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記第1のデータ転送装置を制御する、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記移動通信装置から前記移動管理装置に対して、前記ゲートウェイと接続されている外部ネットワークへの接続要求が通知された場合に、
    前記経路制御手段は、
    前記移動通信装置から送信される前記仮想中継装置を宛先とするユーザデータの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記ユーザデータを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記第1のデータ転送装置を制御する、請求項2又は3に記載の通信システム。
  5. 前記移動通信装置が現在在圏するエリアを管理する第1の基地局と、
    前記移動通信装置の移動先のエリアを管理する第2の基地局と、をさらに備え、
    前記移動通信装置が前記第1の基地局から前記第2の基地局へ移動することに伴い前記第1の基地局から前記移動管理装置に対してハンドオーバ要求が通知された場合に、
    前記経路制御手段は、
    前記ゲートウェイから送信され、前記仮想中継装置を宛先とするデータが前記第2のデータ転送装置へ送信された場合に、宛先を前記第2の基地局へ設定しデータを転送させる、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記第2の基地局は、前記第1及び第2のデータ転送装置とは異なる第3のデータ転送装置と接続され、
    前記移動通信装置が前記第1の基地局から前記第2の基地局へ移動することに伴い前記第1の基地局から前記移動管理装置に対してハンドオーバ要求が通知された場合に、
    前記経路制御手段は、
    前記移動通信装置から送信され、前記仮想中継装置を宛先とするデータが前記第3のデータ転送装置へ送信された場合に、宛先を前記ゲートウェイへ設定しデータを転送させる、請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記経路制御手段は、
    前記データ転送装置において転送するデータをフロー単位で経路制御を行うフローコントローラ-である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記ゲートウェイは、3GPP技術仕様書において規定されているPGW又は基地局である、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 前記仮想中継装置は、3GPP技術仕様書において規定されているSGWの機能を有する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. データ転送装置と、前記データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行うゲートウェイとから構成される通信システムの経路制御方法であって、
    前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先とするデータが送信された場合に、前記データの宛先を前記ゲートウェイに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する経路制御方法。
  11. 移動通信装置から前記移動通信装置の移動管理を行う移動管理装置へ前記移動通信装置の登録要求が通知された場合、
    前記ゲートウェイのアドレス情報を特定し、
    前記前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先アドレスとするデータが送信された場合に、前記データの宛先アドレスを特定した前記ゲートウェイのアドレスに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する、請求項10に記載の経路制御方法。
  12. 移動通信装置から前記移動通信装置の移動管理を行う移動管理装置へ前記ゲートウェイと接続されている外部ネットワークへの接続要求が通知された場合、
    前記ゲートウェイのアドレス情報を特定し、
    前記前記データ転送装置へ仮想中継装置を宛先アドレスとするデータが送信された場合に、前記データの宛先アドレスを特定した前記ゲートウェイのアドレスに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する、請求項10に記載の経路制御方法。
  13. 移動通信装置が現在在圏するエリアを管理する第1の基地局から前記移動通信装置の移動先のエリアを管理する第2の基地局へ前記移動通信装置が移動し、さらに前記ゲートウェイから送信され、前記仮想中継装置を宛先とするデータが前記データ転送装置へ送信された場合、
    前記データ転送装置へ送信されたデータの宛先を前記第2の基地局へ設定しデータを転送する、請求項10に記載の経路制御方法。
  14. データ転送装置へ仮想中継装置を宛先とするデータが送信された場合に、前記データの宛先を、前記データ転送装置から転送されたデータに対して所定のデータ処理を行うゲートウェイに設定し、前記データを前記仮想中継装置へ転送させることなく前記ゲートウェイへ転送させるように前記データ転送装置を制御する経路制御手段を備える経路制御装置。
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