JP5884090B2 - 情報を提示する方法および電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、触覚により情報を提示する方法および電子機器に関する。
特許文献1には、楽器の演奏者の手に装着させるグローブが開示されており、当該グローブの演奏者の各指に対応する部分にはそれぞれ刺激付与体が配置されている。当該刺激付与体は、楽曲の運指データに基づいて、鍵盤楽器の場合には鍵を押下すべき指に対して刺激を付与する。
特開2000−089754号公報
本開示は、触覚により複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する方法および電子機器を提供する。
本開示のある実施形態に係る方法は、電子機器を用いて、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する方法であって、ユーザによるタッチパッドへの複数の接触を検出するステップを含み、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッドの複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示するステップをさらに含む。
また、本開示のある実施形態に係る方法は、電子機器を用いて、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する方法であって、ユーザによるタッチパッドへの接触を検出するステップを含み、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッドへの接触と複数の選択肢とは関連付けられており、特定の選択肢に関連付けられた接触に対し、それ以外の接触とは異なる触覚を提示するステップをさらに含む。
また、本開示のある実施形態に係る電子機器は、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する電子機器であって、電子機器は、ユーザが接触した複数の接触位置を検出するタッチパッドと、複数の接触位置の少なくとも1つに触覚を提示する触覚提示部とを備え、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、触覚提示部は、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する。
また、本開示のある実施形態に係る電子機器は、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する電子機器であって、電子機器は、ユーザによる接触を検出するタッチパッドと、タッチパッドの接触した位置に触覚を提示する触覚提示部とを備え、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッドへの接触と複数の選択肢とは関連付けられており、触覚提示部は、特定の選択肢に関連付けられた接触に対し、それ以外の接触とは異なる触覚を提示する。
また、本開示のある実施形態に係るコンピュータプログラムは、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する処理を電子機器に実行させるコンピュータプログラムであって、ユーザによるタッチパッドへの複数の接触を検出する処理を電子機器のコンピュータに実行させ、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッドの複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対して、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する処理を電子機器のコンピュータに実行させる。
また、本開示のある実施形態に係るコンピュータプログラムは、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する処理を電子機器に実行させるコンピュータプログラムであって、ユーザによるタッチパッドへの接触を検出する処理を電子機器のコンピュータに実行させ、電子機器の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッドへの接触と複数の選択肢とは関連付けられており、特定の選択肢に関連付けられた接触に対して、それ以外の接触とは異なる触覚を提示する処理を電子機器のコンピュータに実行させる。
本開示の一態様によれば、複数の選択肢から特定の選択肢を触覚によりユーザに報知することができる。
実施形態に係る電子機器を示す図である。 実施形態に係る電子機器を示す図である。 実施形態に係る電子機器における圧電素子を示す図である。 実施形態に係る電子機器における圧電素子を示す図である。 実施形態に係る電子機器の使用状況を示す図である。 実施形態に係る電子機器の動作を示す図である。 実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る選択肢数と接触点数とが等しい場合の電子機器の動作を示す図である。 実施形態に係る接触点数が選択肢数より多い場合の電子機器の動作を示す図である。 実施形態に係る接触点数が選択肢数より少ない場合の電子機器の動作を示す図である。 実施形態に係る選択肢数と接触点数とが異なる場合の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る選択肢数と接触点数とが異なる場合の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る選択肢数と接触点数とが異なる場合の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る選択肢数と接触点数とが異なる場合の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る電子機器の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る電子機器の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る電子機器の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る電子機器の関連付け方法を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る電子機器の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る選択肢と押圧力の関連付け方法を示す図である。 実施形態に係る電子機器を示す図である。 実施形態に係る電子機器の使用例を示す図である。 実施形態に係る電子機器の使用例を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施形態1)
以下、図1A〜5Cを用いて実施形態1に係る電子機器を説明する。
[1−1.構成]
<電子機器1の構成>
まず、図1Aから図2Bを用いて、実施形態1に係る電子機器1を説明する。電子機器1は、ユーザのタッチ操作に対し、触覚により情報を提示する装置であり、例えばタッチ入力装置である。本実施形態では、自動車内に設置されている電子機器1を例にとって説明する。
図1Aは、自動車内に設置されている電子機器1の外観を示す。電子機器1は、例えば、運転席と助手席の間、いわゆるセンターコンソール部2に設置されている。
ユーザは、電子機器1を用いてカーナビゲーションシステム6やカーオーディオ(図示せず)、エアーコンディショナー(図示せず)などの車載電子機器等を操作することができる。
自動車内にはカーナビゲーションシステム6が設置されており、ユーザは電子機器1を用いてカーナビゲーションシステム6を操作し、目的地までナビゲーションをさせることができる。
図1Bに示すように、電子機器1は、タッチパッド10と、スペーサ4と、圧電素子210と、制御部220とを備える。ユーザがタッチするタッチパッド10は、スペーサ4を介して車体5に固定されている。
タッチパッド10は、ユーザのタッチパッド10への接触を検出する。例えば、タッチパッド10は、タッチパッド10上の複数の接触位置それぞれの座標を検出する。タッチパッド10の裏面には、タッチパッド10を振動させることでユーザに触覚を提示する圧電素子210が固定されている。例えば、圧電素子210は、タッチパッド10上の複数の接触位置の少なくとも1つに触覚を提示する。
タッチパッド10は、制御部220に接続されている。制御部220は、タッチパッド10を制御し、タッチパッド10からユーザのタッチ情報31を受け取り、カーナビゲーションシステム6に送る。制御部220は、タッチパッド10から受け取ったタッチ情報と、カーナビゲーションシステム6から受け取ったナビゲーションに関する道路等の外部情報に基づき、圧電素子210に対してタッチパッド10を振動させてユーザに触覚を提示するための駆動信号32を出力する。制御部220は、カーナビゲーションシステム6からの指令に基づき、圧電素子210を駆動することで、ユーザに触覚を提示する。
制御部220は、例えばマイクロコンピュータによって実現される。制御部220は、ハードウェアのみで実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現されてもよい。また、制御部220は、駆動信号等を増幅する増幅器を備えていてもよい。制御部220は、カーナビゲーションシステム6の一部でもよいし、電子機器1に備えられていてもよいし、その他の装置に備えられていてもよい。
制御部220は、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢を決定する。ここで、使用状況とは、電子機器1における内部情報や外部情報である。内部情報とは、電子機器1がカーナビゲーションシステム6に用いられる場合、車のガソリンの残量、車内の温度、タイヤの減り具合等である。また、ユーザによるカーナビゲーションシステム6の「高速道路優先」、「一般道路優先」などの設定等である。電子機器1がスマートフォンに用いられる場合、バッテリの残量、電波の受信強度、スマートフォンの向きや傾き、メモリやHDDの残量等である。また、電子機器1がカメラに用いられる場合、画角、絞り値などのレンズ情報等である。
外部情報とは電子機器1がカーナビゲーションシステム6に用いられる場合、走行中の車線、混雑状況、道路の傾斜、交通規制情報、道路の幅等である。電子機器1がポータブルナビゲーションシステムで用いられる場合、階段、段差、エスカレータの有無等の情報である。また、電子機器1がカメラで用いられる場合、被写体の位置等の情報である。
なお、例として上記の使用状況を説明したが、これらに限られるものではない。
タッチパッド10は、ユーザがタッチ可能な場所に配置されており、樹脂、ガラス、金属、またはそれらの複合材など、一定の剛性を備えた材料で構成される。
タッチパッド10の接触を検出する方法としては、感圧方式、静電容量方式、光学式、表面弾性波方式など、公知の方法を用いることができる。タッチパッド10は、ユーザが指あるいはタッチペンなどの操作具でタッチパッド10に接触したことを検出し、タッチパッド10上の接触位置である接触点の座標を検出する。また、タッチパッド10は複数の接触点を同時に検出することができる。
タッチパッド10は、スペーサ4を介して車体5に固定されている。スペーサ4は、樹脂、金属、ゴム、ゲル、またはそれらの複合材など、一定の強度と弾性力を備えた材料で構成され、タッチパッド10を支えることができる剛性を備えている。
タッチパッド10および車体5とスペーサ4との固定方法としては、ビスによる締結、接着剤による接着、両面テープによる貼り付けなど、一定の強度を備えた方法が用いられる。また、スペーサ4とタッチパッド10および車体5は、一体に成型されていてもよい。
なお、電子機器1は運転席と助手席の間に配置されていなくてもよい。タッチパッド10はダッシュボードに配置されていてもよいし、カーナビゲーションシステム6の入力画面上に配置されていてもよいし、ハンドル上に配置されていてもよい。
<圧電素子210の構成>
次に、図2Aおよび図2Bを用いて、圧電素子210の構成の一例を説明する。図2Aは圧電素子210の外観を示している。圧電素子210は、圧電体212と、第1端子Pと、第2端子Nと基準電極216と、第3端子Gとを含む。図2Aに示すように、圧電体210は、例えば直方体形状を有しており、実装面212bと、主面212a、側面212c、側面212d、側面212e、側面212fを有する。実装面212bと主面212aとは、直方体の互いに平行な一対の面を構成している。基準電極216は、実装面212bの全体を覆って設けられている。また、第1端子P、第2端子Nおよび第3端子Gは、外部との接続のため、主面212a、実装面212b、側面212c、側面212d、側面212e、側面212fのうちの少なくとも1つの面に設けられている。
この例では、第1端子Pは主面212aと側面212c、第2端子Nは主面212aと側面212d、第3の端子Gは主面212aと側面212cに設けられている。第3端子Gは基準電極216と電気的に接続されている。第3端子Gは、第1端子P、第2端子Nの間に配置されている。これは、第1端子Pと第2端子Nとの間の電位差に対して、第3端子Gと第1端子Pまたは第2端子Nとの端子間の電位差が小さいので、第3端子Gを第1端子Pと第2端子Nの間に配置したほうが、絶縁距離をとるのに有利なためである。
第3端子G、第1端子P、第2端子Nは、圧電体の主面212aの端部に形成されている。これは圧電素子210の振動は中央部が大きく端部が小さいため、圧電素子210にワイヤー、フレキシブルケーブルなどを接続する場合に、圧電素子210の振動を妨げないようにするためである。
図2Bは、図2Aに示す圧電素子210の長手方向の断面図である。図2Bに示すように、圧電素子210は、実装面212bがタッチパッド10の裏面10aと対向するように、エポキシ系接着剤、UV硬化樹脂、両面テープなどの接着材料250により接着されている。
タッチパッド10の裏面10aに配線等があり、圧電素子210の基準電極216とタッチパッド10とが電気的に導通する可能性がある場合には、接着材料250には絶縁性を有したものを用いる。
圧電素子210の振動をタッチパッド10に効率よく伝える必要があるため、接着材料250は、一般に高い剛性を有している。ただし、剛性が高すぎると、高温時や低温時に、圧電素子210とタッチパッド10との熱膨張係数の差によりひずみが生じやすくなる。このため、接着部材250は、圧電素子210およびタッチパッド10よりも小さい剛性を有する。
図2Bに示すように、圧電素子210は、圧電体212の内部に所定の間隔を隔てて交互に配置された複数の第1内部電極214aおよび複数の第2内部電極214bを更に含む。複数の第1内部電極214aは第1外部電極215aを介して第1端子Pに電気的に接続されている。同様に、複数の第2内部電極214bは第2外部電極215bを介して第2端子Nに電気的に接続されている。圧電体212は、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウムなどの圧電材料を含む。
圧電体212の、第1内部電極214aと第2内部電極214bにはさまれた部分は分極されている。分極の方向は図2Bの矢印に示すように、交互になっている。圧電体212の他の部分は分極されていない。特に、圧電体の第1内部電極214aおよび第2内部電極214bのどちらかと、基準電極216とに挟まれた部分は分極されていないことが望ましい。これは、不要振動を防止するためである。
第1外部電極215aおよび第2外部電極215bは、印刷、スパッタリング、溶着、メタリコンなどの方法によって、銀、パラジウム、銅、ニッケルなどの金属あるいはこれらの金属を含む複合体を用いて形成されている。その形成方法上、第1外部電極215aおよび第2外部電極215bは、それらの一部が実装面212b側にも形成されてもよい。実装面212b側に形成された第1外部電極215aおよび第2外部電極215bがタッチパッド10と接触しないように、圧電素子210には、予め絶縁体層251が形成されていてもよい。絶縁体層251は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの樹脂、ガラス、セラミック、圧電材料などの絶縁材料によって構成することができる。
絶縁体層251が形成された圧電素子210を、タッチパッド10に接着層250により接着する。タッチパッド10の表面が絶縁されている場合で、タッチパッド10のセンシング方式による電磁ノイズの影響が少ないときなどは、絶縁層251は必ずしも必要ない。圧電素子210の第1端子P、第2端子Nおよび第3端子Gは、それぞれ制御部301に電気的に接続されている。
第1端子Pおよび第2端子Nを介して圧電体212に電圧をかけることによって、圧電素子210は、電圧による電界に応じて伸縮しようとする。しかし、圧電素子210はタッチパッド10に貼り付けられており、タッチパッドは伸縮しないので、圧電素子210の応力によりタッチパッド10はたわむ。第1端子Pおよび第2端子Nに交流電圧を印加することで、タッチパッド10はたわみ振動を起こす。
一般に圧電体を伸縮させるためには高い電圧を印加する必要がある。しかし、タッチパッド10はユーザが手指等で触れることを想定しており、あまり高い電圧を印加することはできない。そのため、圧電素子210は、低電圧でも十分な強度の電界が圧電体に印加できるよう、圧電体の内部に複数の第1内部電極214aおよび複数の第2内部電極214bが圧電体を隔てて交互に配置された積層構造を有している。これにより、電極の間隔を狭くし、低い電圧でも高い電界を発生させることができる。また、圧電素子210の駆動電圧による、タッチパッド10への電磁ノイズを防ぐために、圧電素子210とタッチパッド10との間に、基準電極216が位置している。基準電極216は、圧電素子210のタッチパッド10側の表面、または最もタッチパッド10側の内部電極に形成されている。
図2Bでは、基準電極216は圧電素子210の表面に形成されているが、圧電素子210とは別体であってもよく、例えば、金属箔などによって形成してもよい。不要な共振を起こさないために、圧電体の厚さは、第1内部電極214aと第2内部電極214bとにはさまれた圧電体の層の厚さtiよりも最も外側に位置する圧電体の層の厚さtoのほうが大きくてもよい。
圧電素子210はパッド10に張り付けられている。さらにパッド10に張り付けられる面に基準電位と接続される電極216を有する。これにより、圧電素子210の駆動によって生じ得るノイズがタッチパッド10へ拡散することを抑制することができ、タッチパッド10は安定してユーザの操作を検出することができる。
例示した圧電素子210は、実装面212bおよび少なくとも1つの他の面を有する圧電体212と、圧電体212の内部に所定の間隔を隔て交互に配置された複数の第1内部電極214aおよび複数の第2内部電極214bと、複数の第1内部電極214aに電気的に接続され、少なくとも1つの他の面に設けられた第1端子Pと、複数の第2内部電極214bに電気的に接続され、少なくとも1つの他の面に設けられた第2端子Nと、圧電体212の実装面212bに設けられた基準電極216と、基準電極216に電気的に接続され、少なくとも他の面に設けられた第3端子Gとを備える。基準電極216と基準電極216に最も近い第1内部電極214aまたは第2内部電極間214bとは分極されていない。または、基準電極216ではない第1内部電極214aと第2内部電極214b間のみ分極されていてもよい。なお、第1端子P、第2端子N、第3端子Gは、主面212aの略中央よりも端部にあってもよい。
[1−2.動作]
次に、図3Aから図5Cを用いて、電子機器1の動作の例を説明する。電子機器1は、タッチパッド10上の複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する。
図3Aは、電子機器1を備えた自動車50が走行中の道路状況を示す。自動車50の進行方向をY方向、自動車50の進行方向と直交し、水平な方向をX方向、道路に対して鉛直方向をZ方向とする。
自動車50は片側3車線の道路7を走行中である。左の車線は左折レーン7a、真ん中の車線は直進レーン7b、右の車線は右折レーン7cである。自動車50は、直進レーン7bを走行中である。この例では、自動車50を運転する人すなわちユーザが求める特定の選択肢は、図3A中のいずれかの車線である。
図3Bは、触覚によりユーザに情報を提示する方法の一例を示す。タッチパッド10のXY方向は、図3Aに示す自動車50のXY方向に対応付けられている。ユーザがタッチパッド10に3本の指でタッチした時、タッチパッド10はそれぞれの指の接触点のX座標を検出し、制御部220は、指Kの接触点の座標を左折レーン7a、指Lの接触点の座標を直進レーン7b、指Mの接触点の座標を右折レーン7cに関連付ける。
カーナビゲーションシステム6は、ユーザが指定した目的地や道路の混雑情報などに基づき、ユーザに推奨する車線を決定する。推奨する車線が右折レーン7cの場合、図3Bに示すように、右折レーン7cに関連付けられた指Mの接触位置にのみに触覚を提示する。ユーザは、指Mにのみに触覚が提示されることで、右折レーン7cを走行することが推奨されていることを知ることができる。
なお、本実施形態では、タッチパッド10に接触した複数の指に異なる触覚を提示する。タッチパッド10の特定の位置のみを振動させることは、公知の技術で実現できる。例えば、タッチパッド10の裏面に複数の圧電素子210を配置し、接触点に応じて複数の圧電素子210の駆動方法を変えることで実現できる。あるいは、ユーザが各指に触覚提示手段を装着し、タッチパッド10に接触した複数の指のうちの特定の選択肢に関連付けられた指と、それ以外の指とに異なる触覚を与えることで実現できる。なお、複数の指に異なる触覚を提示する方法は、上記の方法に限定されない。
図4から図5Cを用いて、本実施形態の電子機器1の動作をさらに説明する。
図4は、電子機器1の動作を説明するフローチャートである。まず、制御部220は電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢を決定する(ステップS0)。図3Aおよび図3Bの例では、複数の選択肢は車線7a、7b、7cであり、特定の選択肢は、右折レーン7cである。次に、制御部220は、ユーザのタッチパッド10に対する接触の検出を開始する(ステップS1)。制御部220は、ユーザのタッチパッド10に対する接触があるかどうかを定期的に確認する(ステップS2)。制御部220は、接触があった場合、接触点の数と選択肢の数が一致しているかを判断する(ステップS3)。
接触点の数と選択肢の数が一致していた場合、制御部220は、図5Aのようにそれぞれの選択肢とタッチパッド10に接触した指を一対一で関連付ける(ステップS4)。図5Aの例では、選択肢の数は3つ、指の数は3本である。図5Aでは選択肢Aを指K、選択肢Bを指L、選択肢Cを指Mに関連付けている。関連付けは、例えばそれぞれの指の接触点のX座標に基づいて行われる。
次に、接触点数と選択肢数が等しい場合(ステップS3でYes)、制御部220は接触点と選択肢を一対一で関連づけ(ステップS4)、特定の選択肢を決定する(ステップS5)。図5Aでは、特定の選択肢は選択肢Cである。
選択肢は、例えば道路の車線である。特定の選択肢は、例えば道路の混雑状況や、ユーザが指定した目的地へのナビゲーション情報といった電子機器1の使用状況の情報に基づいて決定された推奨の車線である。
次に、特定の選択肢に関連付けられた接触点のみに触覚を提示する(ステップS6)。図5Aでは、特定の選択肢である選択肢Cに関連付けられた指Mの接触点にのみ触覚を提示する。これにより、ユーザは選択肢Cが推奨されていることを知ることができる。
接触点の数と選択肢の数が一致しなかった場合(ステップS3でNoの場合)、制御部220は接触点の数が選択肢の数より多いか否か判断する(ステップS7)。接触点の数が選択肢の数より多かった場合(S7でYesの場合)、図5Bのように(選択肢が3つ、タッチパッド10に接触した指が4本)、すべての指にアラート用の触覚を提示する(ステップS8)。アラート用の触覚は、図5Aで特定の選択肢に関連付けられた指に与えられる触覚とは異なる。例えば、アラート用の触覚は、図5Aで特定の選択肢に関連付けられた指に与えられる触覚より強い。なお、アラート用の触覚の提示の方法はこれらに限定されるものではない。
これにより、ユーザはタッチパッド10にタッチしている指の数が選択肢の数より多いことを知ることができる。アラート用の触覚の提示後は、引き続き接触点の検出を行う(ステップS2に戻る)。
圧電素子210の駆動方法によりタッチパッド10の振動を変化させることで、触覚の強さを変化させることができる。例えば、タッチパッド10の振動振幅を大きくすれば触覚は強くなる。また、タッチパッド10の振動時間を長くすることで触覚は強くなる。また、タッチパッド10の振動の周波数が200〜300Hzの場合、タッチパッド10の振動の周波数が200Hz未満の場合や300Hzより高い場合よりも強い触覚を提示することができる。
接触点の数が選択肢の数より少なかった場合(ステップS7でNoの場合)、図5Cに示すように(選択肢の数は3つ、タッチパッド10に接触している指の数は2本)、触覚の提示は行わず、引き続き接触点の検出を行う(ステップS1に戻る)。これにより、ユーザはタッチパッド10に接触している指の数が選択肢の数より少ないことを知ることができる。
以上のように、本実施形態における電子機器1は、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する。電子機器1は、タッチパッド10と、制御部220と、圧電素子210とを備える。
タッチパッド10は、ユーザが接触した接触点を検出する。圧電素子210は、接触点の少なくとも一部に振動を提示する。制御部220は、電子機器1の使用状況(ユーザによるカーナビゲーションシステム6の「高速道路優先」、「一般道路優先」などの設定)に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢を決定する。また、制御部220は、選択肢と接触点とを関連付ける。そして、圧電素子210は、タッチパッド10が接触点を検出した時、特定の選択肢(推奨車線)に関連付けられた接触点(タッチパッドに接触する特定の選択肢に関連づけられた指)と、それ以外の接触点とに異なる触覚を提示する。
このような構成により、複数の選択肢から特定の選択肢を触覚により報知することができる。
(実施形態2)
次に、図6Aから図6Dを用いて、実施形態2に係る電子機器1の動作を説明する。実施形態1と共通の構成要素については同一の符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。上記実施形態1では、選択肢の数がタッチパッド10に接触した指の数と一致した時のみ、選択肢と指を一対一で関連付けていた。本実施形態では、選択肢の数がタッチパッド10に接触した指の数と一致しなかった時も選択肢と指を関連付ける。以下、図面を参照して説明する。
図6A、図6Bでは、選択肢が4つ、指の数が3本である。即ち、選択肢の数が接触点の数よりも多い。
このような場合、例えば、少なくとも複数の接触点のうちの所定の1つの接触点には複数の選択肢のうちの2つ以上を関連付ける。例えば、図6Aのように、1本の指に複数の選択肢を関連付けてもよい。例えば、選択肢Cと選択肢Dを指Mに関連付けてもよい。このような場合、推奨される特定の選択肢が選択肢Cであっても選択肢Dであっても指Mに触覚が提示される。これにより、ユーザは特定の選択肢が少なくとも選択肢Cか選択肢Dであることを知ることができる。また、この場合において、特定の選択肢が選択肢Cである場合と選択肢Dである場合で、指Mに与える触覚を変えてもよい。例えば、特定の選択肢が選択肢Cの時はタッチパッド10を1回振動させ、特定の選択肢が選択肢Dの時はタッチパッド10を2回振動させてもよい。これにより、ユーザは特定の選択肢が選択肢Cか選択肢Dかを判断することができる。
また、例えば、複数の選択肢のうちの少なくとも1つの選択肢を、複数の接触点のいずれにも関連付けなくてもよい。例えば、図6Bのように、選択肢Dをどの指にも関連付けなくてもよい。このような場合、特定の選択肢が選択肢Dの時は触覚が提示されない。これにより、ユーザは触覚が提示されなければ特定の選択肢が選択肢Dであると判断することができる。
図6C、図6Dでは、選択肢が2つ、指の数が3本である。即ち、選択肢の数が接触点の数がよりも少ない。
このような場合、例えば、少なくとも複数の選択肢のうちの所定の1つの選択肢を複数の接触点のうちの2つ以上に関連付ける。例えば、図6Cのように、1つの選択肢を複数の指に関連付けてもよい。例えば、選択肢Bを指Lと指Mに関連付けてもよい。このような場合、推奨される特定の選択肢が選択肢Bであれば、指Lと指Mに触覚が提示される。これにより、ユーザは推奨される特定の選択肢が選択肢Bであることを知ることができる。
また、複数の接触点のうちの少なくとも1つには、複数の選択肢のいずれも関連付けなくてもよい。例えば、図6Dのように、指Lには選択肢を関連付けなくてもよい。このような場合、推奨される特定の選択肢が選択肢Aの時は指Kに触覚が提示され、特定の選択肢が選択肢Bの時は指Mに触覚が提示される。これにより、ユーザは推奨される特定の選択肢を知ることができる。
本実施形態では、選択肢の数がタッチパッド10に接触した指の数と一致していない場合でも関連付けが行われ、特定の選択肢に関連付けられた指に触覚が提示される。このため、ユーザは選択肢の数がタッチパッド10に接触した指の数と一致していない場合でも、推奨される特定の選択肢を知ることができる。
(実施形態3)
次に、図7Aから図7Cを用いて、実施形態3に係る電子機器1の動作を説明する。実施形態1と共通の構成要素については同一の符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。実施形態1では、タッチパッド10に接触した指の接触点の座標の位置関係に基づいて、選択肢と指を関連付けていた。本実施形態では、それぞれの指がタッチパッド10に接触した順番に基づいて選択肢と指を関連付ける。以下、図面を参照して説明する。
本実施形態では、タッチパッド10に指が接触した順番に基づいて、複数の選択肢と複数の指を関連付ける。例えば、図7Aに示すように、最初に接触した指を指K、図7Bに示すように、2番目に接触した指を指L、図Cに示すように、3番目に接触した指を指Mとする。このとき、制御部220は、タッチパッド10に接触したそれぞれの指の接触点の座標の位置関係に関わらず、選択肢Aを指Kに、選択肢Bを指Lに、選択肢Cを指Mにそれぞれ関連付ける。特定の選択肢が選択肢Cであった場合、指Mの接触点にのみ触覚が提示される。これにより、ユーザは特定の選択肢が選択肢Cであることを知ることができる。
本実施形態では、タッチパッド10に指を接触させた順番に基づいて選択肢と指を関連付ける。そのため、ユーザが選択肢の数を知らない場合でも、タッチパッド10に接触している指の数を順次増やしていけば、特定の選択肢とタッチパッド10に接触した指が関連付けられ、触覚が提示される。これにより、ユーザは選択肢の数を知らなくても特定の選択肢を知ることができる。
(実施形態4)
次に、図8を用いて、実施形態4に係る電子機器1の動作を説明する。実施形態1と共通の構成要素については同一の符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。
実施形態1〜3では、タッチパッド10に同時に接触した複数の指に対して、選択肢を関連付けていた。本実施形態では、特定の選択肢に関連付けられた接触に対し、それ以外の接触とは異なる触覚を提示する。例えば、ユーザがタッチパッド10を複数回連続でタップした時、タップした回数に基づいて選択肢と指を関連付ける。ここでタップとは、タッチパッド10に指を接触させ、一定時間以内にタッチパッド10から指を離す動作のことを指す。例えば、指がタッチパッド10に接触し続けている時間t1、t2、t3は1秒以内である。タップ操作は、タッチパッド10上の同じ位置で行われてもよいし、異なる位置で行われてもよい。
図8は、タッチパッド10の出力信号と圧電素子210の駆動信号を示す。横軸は、時間を示す。タッチパッド10の出力信号がHighの時は、少なくとも1本の指がタッチパッド10に接触していることを示す。タッチパッド10の出力信号がLowの時は、タッチパッド10に指が接触していないことを示す。また、圧電素子210の駆動信号がHighの時は、圧電素子210に電力が供給され、圧電素子210がタッチパッド10を振動させていることを示す。圧電素子210の駆動信号がLowの時は、タッチパッド10は振動していないことを示す。
図8では、3回の連続したタップ動作が行われている。1回目にタップした指を指K、2回目にタップした指を指L、3回目にタップした指を指Mとする。なお、図8中の指K、L、Mはそれぞれ同じ指でも異なる指でもよく、タップタイミングさえ異なればどちらでもよい。
図8に示すように、選択肢Aを指K、選択肢Bを指L、選択肢Cを指Mに関連付ける。特定の選択肢が選択肢Cである場合、3回目にタップした指Mに触覚を提示する。すなわち、3回目にタップした指Mがタッチパッド10に接触している時のみ、圧電素子210の駆動信号がHighになり、タッチパッド10を振動させる。これにより、ユーザは特定の選択肢が選択肢Cであることを知ることができる。
また、タップとタップの間の時間が一定時間を超えた場合、連続したタップ動作と見なさなくてもよい。例えば、タップとタップの間の時間T1、T2が5秒を超えた場合は、連続したタップ動作と見なさなくてもよい。これにより、ユーザの意図に反して、連続したタップ動作を行ったと見なされることがなくなる。
本実施形態では、複数の指で同時にタッチパッド10に接触しなくても、ユーザが特定の選択肢を知ることができる。このため、タッチパッド10が複数の指の接触を検出できない場合や、タッチペンなどの操作具を用いており、操作具が1つしかないような場合でもユーザは特定の選択肢を知ることができる。
(実施形態5)
次に、図9を用いて、実施形態5に係る電子機器1の動作を説明する。実施形態1と共通の構成要素については同一の符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。本実施形態では、ユーザがタッチパッド10上でなぞり動作を行った時、複数の選択肢と複数のなぞり方向とを関連付ける。ここでなぞり動作とは、タッチパッド10に指を接触させたまま、タッチパッド10上で指を一定量以上移動させる動作のことを指す。
本実施形態では、ユーザがタッチパッド10上でなぞり動作を行った際、複数の選択肢とタッチパッド10における複数のなぞり方向とを関連付ける。例えば、図9に示すような四叉路70において、選択肢を道A〜Cとする。ユーザが指Kのように道Aと略同方向にタッチパッド10上でなぞり動作を行った場合、指Kを道Aと関連付ける。同様に、ユーザが指Lのように道Bと略同方向になぞり動作を行った場合、指Lを道Bと関連付け、ユーザが指Mのように道Cと略同方向になぞり動作を行った場合、指Mを道Cと関連付ける。推奨する道が道Cであれば、指Mの接触位置のみに触覚を提示する。これにより、ユーザは道Cが推奨の道であることを知ることができる。なお、略同方向とは、例えば、タッチパッド10の面が道に対して水平であれば、道に対応した方向である。また、例えば、タッチパッド10が表示パネルを備えるときは、画面に表示された道の方向であってもよい。また、例えば、タッチパッド10が傾いている状態であれば、なぞった方向を道に射影したときの方向であってもよい。なお、指K、L、Mはユーザの異なる指でもよいし、同じ指でもよい。
本実施形態では、複数の指で同時にタッチパッド10に接触しなくても、ユーザが特定の選択肢を知ることができる。このため、タッチパッド10が複数の指の接触を検出できない場合や、タッチペンなどの操作具を用いており、操作具が1つしかないような場合でもユーザが特定の選択肢を知ることができる。さらに、なぞり方向と道の方向が一致しているので、ユーザは複雑な道であっても、推奨の道を直感的に把握することができる。
(実施形態6)
次に、図10A、図10Bを用いて、実施形態6に係る電子機器1の動作を説明する。実施形態1と共通の構成要素については同一の符号を付与し、再度の説明を省略する場合がある。本実施形態では、ユーザのタッチパッド10に対する接触の押圧力の大きさと複数の選択肢とを関連付ける。
図10Aは、本実施形態における押圧力と関連付けられる選択肢とを示す表である。押圧力が1N以上5N未満の場合は選択肢Aに、押圧力が5N以上10N未満の場合は選択肢Bに、押圧力が10N以上の場合は選択肢Cにそれぞれ関連付けられる。特定の選択肢が選択肢Cの場合、10N以上の力で押圧した場合のみ触覚が提示される。これにより、ユーザは特定の選択肢が選択肢Cであることを知ることができる。
ユーザのタッチパッド10に対する押圧力は、例えば図10Bのように、タッチパッド10と車体5の間にロードセル3を配置することで計測することができる。あるいは、タッチパッド10を振動させる圧電素子210を用いて、タッチパッド10のたわみ量を計測してもよい。あるいは、タッチパッド10のたわみ量を計測する歪みゲージ(図示せず)をさらに備えていてもよい。また、ユーザの指のタッチパッド10に対する接触面積から、押圧力を推定してもよい。要するに、ユーザのタッチパッド10に対する押圧力を計測することができればその他の方法でもよい。
本実施形態では、複数の指で同時にタッチパッド10に接触しなくても、ユーザが特定の選択肢を知ることができる。このため、タッチパッド10が複数の指の接触を検出できない場合や、タッチペンなどの操作具を用いており、操作具が1つしかないような場合でもユーザが特定の選択肢を知ることができる。
また、選択肢がアナログ値である場合、その値を直感的に把握することができる。例えば、選択肢が目的地までの距離であり、選択肢Aが50km未満、選択肢Bが50km以上100km未満、選択肢Cが100km以上の場合、押圧力の大きさと目的地までの距離に相関関係があるため、目的地までの距離を直感的に把握することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態1〜6では電子機器1は自動車に搭載されていたが、これには限定されない。例えば、図11Aに示すように、電子機器1はスマートフォン900であってもよい。例えば、徒歩ナビゲーション機能を使用中、タッチパッド901に複数の指で接触した時、推奨の道に関連付けられた指に触覚を提示することで、推奨の道をユーザに報知してもよい。ユーザは、徒歩ナビゲーション機能と別の機能とを同時に使用しており、徒歩ナビゲーション機能の地図を画面に表示させたくない場合でも、複数の指でタッチパッドに接触すれば、推奨の道を把握できる。また、スマートフォン900をポケットや鞄の中に入れており、取り出したくない場合でも、複数の指でタッチパッドに接触すれば推奨の道を把握することができる。また、スマートフォンの画面を表示させなくても推奨の道を把握することができるので、バッテリの消耗が少なくなる。
また、図11Bに示すように、電子機器1はデジタルカメラ910であってもよい。例えば、複数の指でデジタルカメラ910のタッチパッド911に接触した時、撮影したい被写体がいる方向の指に触覚を提示することで、撮影したい被写体がいる方向を知ることができる。
なお、タッチするのは指でなくてもよい。タッチペンでもよい。また、タッチパッド10が透明で、タッチパッド10の裏面にディスプレイが配置されていてもよい。このとき、タッチパッド10は透明なタッチパネルであり、ユーザはディスプレイの表示画像を見ることができる。また、タッチパッド10は平面形状でなくてもよく、曲面形状でもよいし、球面形状でもよく、その形状は問わない。また、タッチパッド10は1枚でなくてもよく、複数枚備えていてもよい。複数の接触点が、それぞれ別々のタッチパッド10上にあってもよい。
上記の各実施形態では、自動車やスマートフォン、カメラを例示して説明したが、それらに限定されず、タッチ入力インターフェースを備えた電子機器に適用することができる。
また、触覚提示は振動でなくてもよい。静電気で指を吸引してもよいし、電気ショックを与えてもよい。また、振動手段は圧電素子でなくてもよく、偏心モータ、ボイスコイルモータ、人工筋肉等であってもよい。
また、触覚提示部である圧電素子210は電子機器1に備えていなくてもよい。例えば、タッチペンや手袋のような操作具に備えていてもよい。
また、上述の電子機器1の制御動作は、ハードウェアによって実現されてもよいしソフトウェアによって実現されてもよい。そのような制御動作を実行させるコンピュータプログラムは、例えばマイクロコンピュータの内蔵メモリやマイクロコンピュータとは別に設けられた記録媒体に記憶される。また、制御部220がそのようなコンピュータプログラムを記憶していてもよい。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記憶された記録媒体(光ディスク、半導体メモリー等)から電子機器1へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、本開示のある実施形態に係る方法は、電子機器1を用いて、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する方法であって、ユーザによるタッチパッド10への複数の接触を検出するステップを含み、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッド10の複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示するステップをさらに含む。
例えば、タッチパッド10への複数の接触を検出するステップは、タッチパッド10の複数の接触位置の座標を検出するステップを含んでもよい。
例えば、複数の接触位置の座標と複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、タッチパッド10への複数の接触の数と複数の選択肢の数とが等しい場合と異なる場合とで異なる触覚を提示するステップをさらに含んでもよい。
例えば、タッチパッド10への複数の接触の数と複数の選択肢の数とが等しい場合、複数の接触位置と複数の選択肢とを一対一に関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の選択肢の数がタッチパッド10への複数の接触の数よりも多い場合、少なくとも複数の接触位置のうちの所定の1つの接触位置には複数の選択肢のうちの2つ以上を関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の選択肢の数がタッチパッド10への複数の接触の数よりも多い場合、複数の選択肢のうちの少なくとも1つの選択肢を、複数の接触位置のいずれにも関連付けないステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の選択肢の数がタッチパッド10への複数の接触の数よりも少ない場合、少なくとも複数の選択肢のうちの所定の1つの選択肢を複数の接触位置のうちの2つ以上に関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の選択肢の数がタッチパッド10への複数の接触の数よりも少ない場合、複数の接触位置のうちの少なくとも1つの接触位置には、複数の選択肢のいずれも関連付けないステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の接触の順番に基づいて、複数の接触位置と複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含んでもよい。
本開示のある実施形態に係る方法は、電子機器1を用いて、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する方法であって、ユーザによるタッチパッド10への接触を検出するステップを含み、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッド10への接触と複数の選択肢とは関連付けられており、特定の選択肢に関連付けられた接触に対し、それ以外の接触とは異なる触覚を提示するステップをさらに含む。
例えば、接触の回数と複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、複数の選択肢とタッチパッド10における複数のなぞり方向とを関連付けるステップをさらに含んでもよい。
例えば、接触の押圧力の大きさと複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含んでもよい。
本開示のある実施形態に係る電子機器1は、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する電子機器1であって、電子機器1は、ユーザが接触した複数の接触位置を検出するタッチパッド10と、複数の接触位置の少なくとも1つに触覚を提示する触覚提示部210とを備え、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、触覚提示部210は、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する。
本開示のある実施形態に係る電子機器1は、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する電子機器1であって、電子機器1は、ユーザによる接触を検出するタッチパッド10と、タッチパッド10の接触した位置に触覚を提示する触覚提示部210とを備え、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッド10への接触と複数の選択肢とは関連付けられており、触覚提示部210は、特定の選択肢に関連付けられた接触に対し、それ以外の接触とは異なる触覚を提示する。
本開示のある実施形態に係るコンピュータプログラムは、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する処理を電子機器1に実行させるコンピュータプログラムであって、ユーザによるタッチパッド10への複数の接触を検出する処理を電子機器1のコンピュータに実行させ、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッド10の複数の接触位置と複数の選択肢とは関連付けられており、複数の接触位置のうちの特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対して、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する処理を電子機器1のコンピュータに実行させる。
本開示のある実施形態に係るコンピュータプログラムは、複数の選択肢から特定の選択肢をユーザに報知する処理を電子機器1に実行させるコンピュータプログラムであって、ユーザによるタッチパッド10への接触を検出する処理を電子機器1のコンピュータに実行させ、電子機器1の使用状況に応じて、特定の選択肢を含む複数の選択肢が決定されており、タッチパッド10への接触と複数の選択肢とは関連付けられており、特定の選択肢に関連付けられた接触に対して、それ以外の接触とは異なる触覚を提示する処理を電子機器1のコンピュータに実行させる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の技術は、触覚により情報を提示する技術分野に適用可能である。例えば、カーナビゲーションシステム、スマートフォン、携帯電話、デジタルスチルカメラ等に本開示の技術は適用可能である。
1 電子機器
2 センターコンソール部
3 ロードセル
4 スペーサ
5 車体
6 カーナビゲーションシステム
7 道路
7a 左折レーン
7b 直進レーン
7c 右折レーン
10 タッチパッド
50 自動車
70 四叉路
10 タッチパッド
10a タッチパッドの裏面
210 圧電素子
212 圧電体
212a 主面
212b 実装面
214a 第1内部電極
214b 第2内部電極
215a 第1外部電極
215b 第2外部電極
216 実装面
220 制御部
250 接着材料
251 絶縁体層
900 スマートフォン
910 デジタルカメラ

Claims (12)

  1. 電子機器を用いて、ユーザに対して提示される複数の選択肢から前記電子機器が選択した特定の選択肢を前記ユーザに報知する方法であって、
    前記ユーザによるタッチパッドの複数の位置への同時刻における複数の接触を検出するステップを含み、
    前記電子機器の使用状況に応じて、前記特定の選択肢を含む前記複数の選択肢が決定されており、
    前記タッチパッドの複数の接触位置と前記複数の選択肢とは関連付けられており、
    前記複数の接触位置のうちの前記特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示するステップをさらに含む、方法。
  2. 前記タッチパッドへの複数の接触を検出するステップは、前記タッチパッドの複数の接触位置の座標を検出するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の接触位置の座標と前記複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記タッチパッドへの複数の接触の数と前記複数の選択肢の数とが等しい場合に前記ユーザに提示する触覚と、異なる場合に前記ユーザに提示する触覚とを異ならせるステップをさらに含む、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記タッチパッドへの複数の接触の数と前記複数の選択肢の数とが等しい場合、前記複数の接触位置と前記複数の選択肢とを一対一に関連付けるステップをさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記複数の選択肢の数が前記タッチパッドへの複数の接触の数よりも多い場合、少なくとも前記複数の接触位置のうちの所定の1つの接触位置には前記複数の選択肢のうちの2つ以上を関連付けるステップをさらに含む、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記複数の選択肢の数が前記タッチパッドへの複数の接触の数よりも多い場合、前記複数の選択肢のうちの少なくとも1つの選択肢を、前記複数の接触位置のいずれにも関連付けないステップをさらに含む、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記複数の選択肢の数が前記タッチパッドへの複数の接触の数よりも少ない場合、少なくとも前記複数の選択肢のうちの所定の1つの選択肢を前記複数の接触位置のうちの2つ以上に関連付けるステップをさらに含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記複数の選択肢の数が前記タッチパッドへの複数の接触の数よりも少ない場合、前記複数の接触位置のうちの少なくとも1つの接触位置には、前記複数の選択肢のいずれも関連付けないステップをさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記複数の接触の順番に基づいて、前記複数の接触位置と前記複数の選択肢とを関連付けるステップをさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. ユーザに対して提示される複数の選択肢から特定の選択肢を選択し、前記特定の選択肢を前記ユーザに報知する電子機器であって、
    前記電子機器は、
    前記ユーザが同時刻において接触した複数の接触位置を検出するタッチパッドと、
    前記複数の接触位置の少なくとも1つに触覚を提示する触覚提示部と、
    を備え、
    前記電子機器の使用状況に応じて、前記特定の選択肢を含む前記複数の選択肢が決定されており、
    前記複数の接触位置と前記複数の選択肢とは関連付けられており、
    前記触覚提示部は、前記複数の接触位置のうちの前記特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対し、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する、電子機器。
  12. ユーザに対して提示される複数の選択肢から電子機器が選択した特定の選択肢を前記ユーザに報知する処理を前記電子機器に実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記ユーザによるタッチパッドの複数の位置への同時刻における複数の接触を検出する処理を前記電子機器のコンピュータに実行させ、
    前記電子機器の使用状況に応じて、前記特定の選択肢を含む前記複数の選択肢が決定されており、
    前記タッチパッドの複数の接触位置と前記複数の選択肢とは関連付けられており、
    前記複数の接触位置のうちの前記特定の選択肢に関連付けられた接触位置に対して、それ以外の接触位置とは異なる触覚を提示する処理を前記電子機器のコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
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