JP5882948B2 - 無線通信装置及び制御方法 - Google Patents
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Description
なお、参考としてIS95方式におけるハンドオフについては特許文献1に記載されている。
このサービスは無線資源の有効利用の観点から、サービスの利用者がいない場合は、情報コンテンツの提供を停止し、BCMCSで利用していた通信回線を開放し、一般チャネルで再利用することが可能となっている。
このためブロードキャストサービスが開始(放送)されていない他の無線基地局へ無線通信装置がハンドオフを行うと、ハンドオフ先の無線基地局がブロードキャストサービスを開始(放送)していないので、サービスの開始要求をあげる必要がある。しかしながら、それでも、サービス開始要求をあげて、サービスが提供されるまで、ブロードキャストサービスの断絶が発生してしまうという問題がある。
図1は本実施形態の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は、無線による通信を行うための無線通信装置である。符号2は、無線通信装置1との間で無線による通信を行うために、複数の無線基地局から構成される基地局群である。符号11は、アンテナ10を介して、基地局群2を構成する無線基地局との間で無線通信を確立する無線処理部である。符号12は、無線通信装置1の動作を統括して制御するともに、無線通信を利用して提供されるサービスの処理を行う情報処理部である。符号13は、現在利用中のサービスを識別するための情報や無線基地局から報知された周辺基地局情報を含む報知情報などの基地局情報を記憶する記憶装置である。符号14は、ダイヤルキー、ファンクションキー等が配列されたキーパネルから構成する入力部である。符号15は、液晶のディスプレイ等から構成する表示部である。符号16は、スピーカ、符号17は、マイクである。符号20、21は、通信エリアを構成し無線通信装置1と通信を行う無線基地局である。符号22は、無線基地局A20、無線基地局B21の制御や無線基地局間における情報通知を行うため制御局である。符号23は、無線通信装置1に提供するサービスのコンテンツを蓄積するコンテンツサーバである。
図1においては、2つの無線基地局A20及び無線基地局B21のみを図示したが、制御局22には、図9に示すように少なくとも無線基地局A20の周辺に位置する無線基地局B〜Gが接続される。
基地局群2は、論理的な名称であり、無線通信装置1が通信中である無線基地局を無線基地局Aとすると、この無線基地局Aと無線基地局Aの周辺基地局B〜Gの無線基地局が基地局群2に含まれる。
初めに、図3〜図5を参照して、無線基地局が通信エリア内の無線通信装置1に向けた報知情報に含まれる周辺基地局情報について説明する。
図3は、無線基地局A20の周辺に位置する無線基地局B、Cの基地局情報の情報要素を示す図である。図3においては、無線基地局B、Cのみを図示したが、周辺基地局情報には、これ以外に無線基地局D〜Gの基地局情報も含まれる。
本発明による周辺基地局情報が、IS95方式の周辺基地局情報と異なる点は、無線基地局が提供することが可能なサービスの種類を示したNGHBRE_SERVICEと、このサービスの状態を示すNGHBRE_SERVICE_TYPEが追加されている点である。
図4は、図3に示すNGHBRE_SERVICEのビット構成を示す図である。NGHBRE_SERVICEは、7bitの情報であり、ビット位置でサービスの種類を判別することが可能である。
図5は、図3に示すNGHBRE_SERVICE_TYPEのビット構成を示す図である。NGHBRE_SERVICE_TYPEは、8bitの情報であり、ビット位置でサービスの状態を判別することが可能である。
図6は、無線通信装置1内部に生成される周辺基地局の検索リストの構造を示す図である。
この図に示すように、周辺基地局の検索リストには、無線通信装置1が受信した周辺基地局情報に基づいて、現在通信中の無線基地局A20の周辺に位置する無線基地局B〜G(Noが1〜6に相当する)に関する情報が記憶される。図6において、「service」がビット位置でサービスの種類を判別することが可能な情報であり、「service_type」がビット位置でサービスの状態を判別することが可能な情報である。
図7は、現在通信を行っている無線基地局に対して送信する、周辺無線基地局のサービスを開始させるサービス開始要求メッセージに含まれる情報の構造を示す図である。
この情報は、各周辺無線基地局毎に、サービスの開始を要求するサービス種別(ACTIVATE_SERVICE)が含まれる。
図8は、開始を要求するサービス種別を定義する構造を示す図である。
サービス種別(ACTIVATE_SERVICE)は、8bitの情報であり、ビット位置でサービス種別を判別することが可能である。
無線通信装置1は無線基地局から報知された報知情報に含まれる周辺基地局情報(含むサービス情報)から、周辺基地局検索リストNeiberを生成し、記憶装置13に登録する。また、無線通信装置1は現在利用しているサービスをサービス情報フラグInuseServに保持する。無線通信装置1は、周辺無線基地局の電波状態の測定タイミング毎に、次の(1)、(2)、(3)式を用いてサービスが利用可能な無線基地局の判定を行い、サービスが利用可能な無線基地局のみ電波強度測定を行なう。
(InuseServ & Neiber[i].service)=InuseServ ・・・・(1)
ここで、「&」はビット毎の論理積を意味し、[i]は、i番目の無線基地局を指し、 Neiber[i].serviceは、図6に示す「service」の値を意味する。従って、(1)式が「真」であれば現在提供されているサービスと同じサービスが利用可能であることを確認することができる。
(InuseServ & Neiber[j].service)≠InuseServ ・・・・(2)
無線通信装置1は、この(1)、(2)式の判定式に基づいて、ハンドオフ先の候補を絞ることが可能となる。
(InuseServ & Neiber[i].serviceType)=InuseServ ・・・・(3)
ここで、Neiber[i].serviceTypeは、図6に示す「service_type」の値を意味する。この式が「真」の場合、無線基地局B21においても現在無線通信装置1が利用しているサービスと同じサービスが開始(放送)されていることを確認することができる。このため、ハンドオフによるサービスの断絶を発生させることがないため、無線通信装置1は無線基地局B21へのハンドオフ動作を開始することができる。
一方、この式が「偽」の場合、無線基地局B21ではサービスが停止中であることを確認することができる。そこで無線通信装置1は接続中(周辺基地局情報を受信した)の無線基地局A20に対し、無線基地局B21のサービス開始要求を送信する。無線基地局A20は、制御局22に対して無線基地局B21のサービス開始要求を送信する。無線通信装置1は、無線基地局A20から報知される報知情報を基に、無線基地局B21において希望するサービスが開始されたことを確認し、無線通信装置1は無線基地局B21へのハンドオフを開始する。
まず、無線処理部11は、無線基地局A20から報知される報知情報に含まれる周辺基地局情報(図3)を受信する(ステップS1)。無線通信装置1は、この周辺基地局情報により周辺基地局検索リスト(図6)を生成し、この周辺基地局検索リストを記憶装置13へ記憶する。周辺基地局情報は一定間隔で報知されるため、情報処理部12は、この情報を受信する度に、周辺基地局検索リストを更新する。
続いて、無線処理部11は、現在通信を行っている無線通信基地局A20の信号強度を測定し(ステップS2)、受信信号の信号強度が低下したか否かを判定する。この結果、信号強度がある一定の信号強度よりも低下していなければハンドオフは不要と判断し、ステップS1に戻り処理を続行する。
一方、受信した信号強度がある一定の信号強度よりも低下した場合、情報処理部12は、ハンドオフをする必要があると判断し、記憶装置13に記憶されている周辺基地局検索リストを参照し(ステップS3)、周辺基地局の中で、現在無線通信装置1が利用しているサービスが利用可能な周辺基地局リストを作成する(ステップS4)。
次に、無線通信装置1は、この周辺基地局リストに登録された周辺基地局からの信号強度を測定し、ハンドオフが可能な周辺基地局を選出する。その結果、ハンドオフ候補となる周辺基地局(ここでは無線基地局Bとする)が選出される。なお、ここで、ハンドオフの候補となる無線基地局がなければ(同一のサービスを提供する基地局が無い)、ハンドオフを行わずに通信を続行させる。
そして、サービスが開始(放送)されていれば、情報処理部12は、無線処理部11に対して、ハンドオフ動作を開始するように指示を出す。これを受けて、無線処理部11は、ハンドオフを行う(ステップS6)。
一方、サービスの提供(開始)は可能であるが、現時点でサービスが開始されていない場合(停止中であれば)、情報処理部12は、無線処理部11を介して、無線基地局A20に対し、サービス開始要求を送信する(ステップS7)。このサービス開始要求を受信した無線基地局A20は、制御局22を介して、無線基地局B21に対してサービスの開始を指示する。無線基地局B21は、制御局22からの指示を受け、要求されたサービスの提供を開始する。
無線通信装置1が移動し、無線基地局A20からの受信信号の強度が低下し、無線基地局B21からの信号の強度が強くなってくると、無線通信装置1は無線基地局B21へのハンドオフの準備のため、記憶装置13に記憶されている周辺基地局検索リスト(図6)を参照して、サービスの提供状況を確認する。このとき無線基地局Bのサービス情報が図6のNo.1であった場合、「service」は、「0000111」、「service_Type」は「0000100」となるため、無線基地局Bではブロードキャストサービスの提供(開始)は可能であるが、現在停止中であることを得ることができる(図10参照)。無線通信装置1は無線基地局Bのブロードキャストサービスを有効にするために(開始させるために)、図7、8に示すサービス開始要求メッセージを無線基地局A20に対して送信する。無線基地局A20は、このサービス開始要求メッセージを制御局22介して無線基地局B21へ転送する。
これを受けて、無線基地局B21は、ブロードキャストサービスを開始する。無線通信装置1は、無線基地局A20から送信された報知情報を受信し、無線基地局B21においてブロードキャストサービスが開始されたことを確認すると、無線基地局A20から無線基地局B21へのハンドオフ動作を開始する。
Claims (2)
- 選択している第1の基地局が提供するブロードキャスト/マルチキャストサービスを利用している無線通信装置が、前記サービスが停止中の第2の基地局に対して、前記サービスに対応するコンテンツを前記第1の基地局を介して要望すると、前記第1の基地局からの情報であり、前記第2の基地局において前記サービスが開始されたことの情報に基づいて、前記サービスが停止中から開始となる前記第2の基地局にハンドオフを行うことを特徴とする無線通信装置。
- 無線通信装置の制御方法であって、
選択している第1の基地局が提供するブロードキャスト/マルチキャストサービスを利用している無線通信装置が、前記サービスが停止中の第2の基地局に対して、前記サービスに対応するコンテンツを前記第1の基地局を介して要望すると、前記第1の基地局からの情報であり、前記第2の基地局において前記サービスが開始されたことの情報に基づいて、前記サービスが停止中から開始となる前記第2の基地局にハンドオフを行うことを特徴とする制御方法。
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