JP5882943B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機に関し、特に検出手段へのコネクタの接続、及び検出手段の取付けに関する技術である。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機には、磁気センサ、光学センサ等のセンサ(検出手段)がセンサ取付部に取付けられ、このセンサを制御系に結線するために、制御系側から延びるリード線にコネクタが接続され、このコネクタがセンサに着脱可能に挿入され接続されているものが多い。ここで、センサにコネクタを挿入して接続すると、センサとコネクタの一方に設けた係合爪が、センサとコネクタの他方に係合して、センサからコネクタを抜止めするコネクタ抜止め構造を採用する場合がある。
尚、特許文献1には、センサをベース部材に取付ける為のセンサ取付部材が開示され、このセンサ取付部材は、センサを保持した状態で、ベース部材への取付けをセンサの表裏の何れの方向からでも行い得るものである。
特許第5131994号公報
従来のセンサ取付構造においては、センサがセンサ取付部に取付けられた状態で、センサに係る部品交換等のために、センサをセンサ取付部から取外し、また、センサからコネクタを分離させ取外す必要がある場合、その作業に手間がかかる。
本発の目的は前記課題を改善できる遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機(1))は、検出手段(18)と、前記検出手段(18)に第1方向(A1)から着脱可能に接続されたコネクタ(35)と、前記コネクタ(35)が接続された前記検出手段(18)を前記第1方向と異なる第2方向から取付け可能な取付部(40/40C/40D)と、前記取付部(40/40C/40D)又はその近傍部に設けられ、前記検出手段(18)が前記取付部(40/40C/40D)に取付けられた状態で前記コネクタ(35)を前記第1方向(A1)に抜き取り不能に抜止めする抜止め部(45/45A/45B/45C/45D)とを備え、前記抜止め部(45/45A/45B/45C/45D)は、前記取付部(40/40C/40D)に対して固定的に設けられており、且つ前記検出手段(18)の前記取付部(40/40C/40D)への着脱を許容することを特徴とする。
第2の発明(遊技機(1))は、検出手段(18)と、前記検出手段(18)に第1方向(A1)から着脱可能に接続されたコネクタ(35)と、前記コネクタ(35)が接続された前記検出手段(18)を前記第1方向と異なる第2方向から取付け可能な取付部(40/40C/40D)と、前記取付部(40/40C/40D)又はその近傍部に設けられ、前記検出手段(18)が前記取付部(40/40C/40D)に取付けられた状態で前記コネクタ(35)を前記第1方向(A1)に抜き取り不能に抜止めする抜止め部(45/45A/45B/45C/45D)とを備え、前記抜止め部(45/45A/45B/45C/45D)は、前記取付部(40/40C/40D)に取付けられた前記検出手段(18)から前記コネクタ(35)を抜止め可能な状態を維持して、前記取付部(40/40C/40D)から前記検出手段(18)の取外しを許容することを特徴とする。
本発明によれば、コネクタが接続された検出手段取付部に取付けられた状態で、検出手段を取付部から容易に取外すことができる。
本発明に係る実施例1のパチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 センサ取付部、分解された磁気センサ、コネクタ等の後面側の斜視図である。 センサ取付部、磁気センサ等の後面図である。 センサ取付部等の後面図である。 図5のVII −VII 線断面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7のIX−IX線断面図である。 実施例2の図4相当図である。 実施例3の図7相当図である。 図11のXII −XII 線断面図である。 実施例4の図7相当図である。 図13のXIV −XIV 線断面図である。 図13の抜止め部が退避位置にある状態の図である。 実施例5の図7相当図である。 図16のXVII−XVII線断面図である。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部に、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する上皿5aと下皿5bとを有する皿ユニット5が設けられ、その皿ユニット5に遊技者が操作可能な演出ボタンSW6(「SW」はスイッチを意味する)と発射ハンドル7とが装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、上皿5aから発射位置に導入された遊技球が発射され、上皿5aに複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技領域4aには、多数の障害釘4bの他に、非開閉式の第1始動口10と、開閉式の第2始動口11aを有する始動口装置11と、ゲート12と、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13と、複数(4つ)の一般入賞口14とが、夫々遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10、ゲート12、複数の一般入賞口14には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10a、ゲートSW12a、複数の一般入賞口SW14aが付設されている。
始動口装置11は、第2始動口11aと、第2始動口11aを開閉する開閉部材11bと、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11cと、開閉部材11bを開閉駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)とを有し、第2始動口11aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態になり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
大入賞口装置13は、大入賞口13aと、大入賞口13aを開閉する開閉部材13bと、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13cと、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dとを有し、大入賞口13aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態になり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。
遊技領域4aに発射された遊技球が、入賞口10,11a,13a,14の何れかに入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数(数個〜10数個)の遊技球が賞球として上皿5aに払出され、上皿5aが遊技球で満杯の場合には下皿5bに払出される。遊技球が入賞口10,11a,13a,14の何れにも入賞しなかった場合、最終的に排出口9から遊技領域4aの外部へ排出される。
遊技球が始動口10,11aに入賞した場合には大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選すると、大入賞口13aが開放する特別遊技(大当り遊技)が発生し、遊技球がゲート12を通過した場合には当り抽選が行われ、その当り抽選で当選すると、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物15が設けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示装置16と可動役物装置17とが装備されている。センタ役物15は、その枠体15aが遊技盤4に比較的大きく形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、その枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。画像表示装置16は、その画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ役物15の枠体15aの内側を通して視認可能に配置されている。
遊技盤4の裏面側には複数の磁気センサ18が設けられている。複数の磁気センサ18は、遊技者が磁石により金属製の遊技球を吸い寄せて、入賞口10,11a,13a,14に入賞させようとする不正行為を、その磁石の磁気(磁力)により検知するものであり、そのうちの1つの磁気センサ18(検出手段18)は、第2始動口11aの上方近傍位置に配置されている。尚、この磁気センサ18に関しては後で詳しく説明する。
遊技盤4の左下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。
第1特図表示器19aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器19cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート12を遊技球が通過する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
画像表示装置16には、特図表示器19a,19bに特別図柄が変動表示されているときには、大当り抽選で当選する期待度を示唆する図柄変動演出が表示され、特別遊技が行われているときには、特別遊技を盛り上げる特別遊技演出が表示される。
パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図5に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板23は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2始動口SW10a,11c、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14a、複数の磁気センサ18からの信号、払出制御基板22からの制御情報(コマンド)を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板22、演出制御基板23に制御情報を出力する。
払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報、払出球検出SW26b、球有り検出SW26c、満タン検出SW26dからの信号を受けて、払出モータ26aを制御し、遊技制御基板21に制御情報を出力する。演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21、画像制御基板24、ランプ制御基板25からの制御情報、演出ボタンSW6からの信号を受けて、画像制御基板24、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。
画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、画像表示装置16、スピーカ27を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、可動役物装置17(原点SW)からの信号、演出制御基板23からの制御情報を受けて、可動役物装置17(電動モータ)、枠ランプ28a、盤ランプ28bを制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。
ここで、遊技制御基板21のコンピュータにおいて、磁気検出センサ18により磁気が検出され、不正行為が発生したと判断されると、磁気検出信号(不正発生信号)が演出制御基板23に出力される。演出制御基板23のコンピュータは、その磁気検出信号を受けると、画像制御基板24のコンピュータを介して、画像表示装置16に不正発生画面を表示させたり、スピーカ27から不正発生音を出力させたりする。
磁気センサ18に関して詳細に説明する。
図2、図4〜図9に示すように、磁気センサ18は、前記のように、第2始動口11aの上方近傍位置に配置されて、遊技者が磁石により遊技球を吸い寄せて、第2始動口11aに入賞させようとする不正行為を、その磁石の磁気により検知する。ここで、センタ役物15には、始動口装置11及びその周辺において、遊技盤4aの一部を形成する盤面形成部15cが設けられ、この盤面形成部15cに始動口装置11とゲート12が装着されると共に、盤面形成部15cの裏面部に磁気センサ18が装着されている。
この磁気センサ18を制御装置20(遊技制御基板21)に結線するために、制御装置20側から延びる複数(3本)のリード線30の端部にコネクタ35が接続され、このコネクタ35が磁気センサ18に第1方向A1から着脱可能に挿入され接続されている。盤面形成部15cの裏面部に、コネクタ35が接続された磁気センサ18を、第1方向A1と直交する第2方向A2から嵌込んで取付け可能なセンサ取付部40が設けられている。
ここで、第2方向A2はセンサ取付部40の後側において前方へ向かう方向であり、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態で、第1方向A1は上下方向になり、コネクタ35は磁気センサ18に下方から挿入され接続された状態になる。
盤面形成部15cの裏面部には、センサ取付部40の近傍部に、コネクタ35が接続された磁気センサ18のセンサ取付部40へ取付け及びセンサ取付部40からの取外しを許容すると共に、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めする左右2つの抜止め部45が設けられている。尚、2つの抜止め部45をセンサ取付部40に属するものとし、即ちセンサ取付部40に設けることにしてもよい。
磁気センサ18は矩形ブロック状に形成され、この磁気センサ18に下端側に開口するコネクタ差込口18aが形成されている。コネクタ35は、磁気センサ18にコネクタ差込口18aから挿入され、磁気センサ18に完全に(電気的に)接続されると、磁気センサ18から下方へ少し突出した状態になる。複数のリード線30は、コネクタ35の下端の左右方向中央部に上下一列に配列された状態で繋がれている。
尚、磁気センサ18とコネクタ35には、磁気センサ18にコネクタ35が挿入され接続されると、磁気センサ18とコネクタ35の一方に設けた係合爪が磁気センサとコネクタ35に他方に係合して、磁気センサ18からコネクタ35を抜止めするコネクタ抜止構造は設けられていない。
センサ取付部40は、磁気センサ18の前端部が当接する前壁40aと、磁気センサ18の周面部が当接する周壁40b〜40e(上壁40b、下壁40c、側壁40d,40e)とを有し、この前壁40aと周壁40b〜40eにより、磁気センサ18を第2方向A2から嵌込んで取付け可能に形成されている。下壁40cには、磁気センサ18に接続されたコネクタ35のうち、磁気センサ18から下方へ突出する部分を挿入可能な切欠穴40fが形成されている。尚、前壁40aと周壁40b〜40eは盤面形成部15cに一体形成されている。
センサ取付部40には、このセンサ取付部40に取付けられた磁気センサ18を固定解除可能に固定する係合爪41が設けられている。センサ取付部40の側壁40dは一部切欠かれており、そこに係合爪41が配設されている。係合爪41は、盤面形成部15cに一体的に且つ弾性変形可能に設けられている。
磁気センサ18をセンサ取付部40に第2方向A2から取付ける際、係合爪41は磁気センサ18により押されて弾性変形し、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられると、その係合爪41が復帰して磁気センサ18の上端部に係合して、磁気センサ18がセンサ取付部40に固定される。
2つの抜止め部45は、センサ取付部40の下壁40cの下側に配置されている。具体的に、2つの抜止め部45は、磁気センサ18の上端と磁気センサ18に完全に接続されたコネクタ35の下端間の距離、若しくはその距離よりも僅かに長い距離、センサ取付部40の上壁40bから下方へ隔てた位置に、且つ左右方向に間隔を空けて配置されている。2つの抜止め部45は、盤面形成部15cに一体的に設けられている。
2つの抜止め部45は、盤面形成部15cから後方へ延び、後端がコネクタ35の後端よりも後方に位置して、コネクタ35に接続された複数のリード線30と干渉しないように、コネクタ35の下端の左右両側部分が上側から当接可能に設けられている。2つの抜止め部45の間は、磁気センサ18を第2方向A2からセンサ取付部40に取付ける際、及び取付けた状態で、複数のリード線30が抜止め部45に干渉しないように挿入されるリー線挿入間隙45aになる。
前記のセンサ取付部40、抜止め部45による作用効果について説明する。
磁気センサ18へのコネクタ35の接続、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けについては次のように行われる。
先ず、磁気センサ18をセンサ取付部40から取外した状態で、コネクタ35を磁気センサ18に差込穴18aから差込んで接続する。ここで、第1方向A1は、磁気センサ18の姿勢で決められるが、磁気センサ18にコネクタ35を接続し易い任意の方向に向けられる。
次に、コネクタ35が接続された磁気センサ18を第2方向A2からセンサ取付部40に嵌込んで取付ける。その際、磁気センサ18は、その周面部がセンサ取付部40の周壁40b〜40eに当接してガイドされながらセンサ取付部40に嵌込まれ、これにより、磁気センサ18に完全に接続されたコネクタ35は抜止め部45に干渉しないので、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けが許容される。
但し、磁気センサ18にコネクタ35が完全に接続されていない場合、即ち磁気センサ18とコネクタ35間に接続不良が生じている場合、コネクタ35は磁気センサ18から正常な場合よりも大きく下方へ突出するので、このコネクタ35が抜止め部45に干渉して、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けが許容されない。これにより、磁気センサ18とコネクタ35間の接続不良を知ることができる。
磁気センサ18にコネクタ35が完全に接続されている場合、磁気センサ18の前端部がセンサ取付部40の前壁40dに当接して、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けが完了し、ここで、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付け途中に弾性変形した係合爪42aが復帰し磁気センサ18の上面に係合して、この係合爪42aにより磁気センサ18がセンサ取付部40に固定される。
磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられると、コネクタ35の下端近傍に2つの抜止め部45が位置し、この2つの抜止め部45により、磁気センサ18からコネクタ35が下方へ(第1方向A1に対して)抜止めされる。
また、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられ係合爪41により固定され状態から、その磁気センサ18やそれに関連する部材の部品交換等のために、磁気センサ18をセンサ取付部40から取外し、また、磁気センサ18からコネクタ35を分離させ取外す必要がある場合、係合爪41を操作して、磁気センサ18から係合解除させることで、磁気センサ18をセンサ取付部40から固定解除して取外してから、磁気センサ18からコネクタ35を容易に取外すことができる。
さて、このパチンコ遊技機1においては、磁気センサ18と制御装置20とを結線するために、磁気センサ18にコネクタ35が着脱可能に接続されるが、磁気センサ18からコネクタ35が分離すると、パチンコ遊技機1の正常な制御が行われなくなる。即ち、磁気センサ18は、遊技者が磁石により金属製の遊技球を吸い寄せて、第2始動口11aに入賞させようとする不正行為を、その磁石の磁気により検知するので、その磁気検知が不能になると、不正行為により多大な被害を受ける虞が生じる。
本発明によれば、前記センサ取付部40と抜止め部45とを設けたので、磁気センサ18とコネクタ35に前記コネクタ抜止め構造を設けなくても、磁気センサ18とコネクタ35とを接続した後、その磁気センサ18をセンサ取付部40に取付けるだけで、抜止め部45によりコネクタ35を抜止めして、センサ取付部40に取付けられた磁気センサ18からコネクタ35が分離するのを確実に容易に防止することができる。
工場等において、パチンコ遊技機1を組立てる際、例えば、磁気センサ18をセンサ取付部40に取付けた後に、その周辺構造や周辺機器を組付けるときに、また、パチンコ遊技機1を組立てた後に各種試験を行う場合には、その際にも、リード線30が引っ張られることがよくあるが、コネクタ35が接続された磁気センサ18をセンサ取付部40に取付けた状態では、リード線30が引っ張られても、抜止め部45により磁気センサ18からコネクタ35が分離するのを確実に防止することができる。
しかも、磁気センサ18からコネクタ35が分離している状態では、コネクタ35が抜止め部45に干渉して、磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けが許容されないので、つまり、磁気センサ18からコネクタ35が分離している状態で磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられるのを未然に防止することができる。尚、2つの抜止め部45の一方を省略可能である。
尚、その他の1又は複数の磁気センサ18に関しても、前記同様の取付部40、抜止め部45を設けて、磁気センサ18にコネクタ35を第1方向A1から着脱可能に接続し、コネクタ35が接続された磁気センサ18を第1方向A1と直交する第2方向A2からセンサ取付部40に嵌込んで取付け可能にし、抜止め部45により、コネクタ35が接続された磁気センサ18のセンサ取付部40への取付けを許容すると共に、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態でネクタ35を第1方向A1に対して抜止めするようにしてもよい。
次に、実施例1を部分に変更した別の実施例について説明する。但し、前記実施例と基本的に同じものには同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、盤面形成部15cの裏面部には、センサ取付部40の近傍部(又はセンサ取付部40)に、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めする左右2つの着脱式の抜止め部45Aが設けられている。
この2つの抜止め部45Aは、盤面形成部15cに着脱可能に取付けられ、そのために、例えば、2つの抜止め部45Bの前端部には夫々連結ピン(図示略)が設けられ、盤面形成部15cには2つの抜止め部45Bの連結ピンが夫々圧入される2つのピン穴が形成されている。
2つの抜止め部45Aは、盤面形成部15cに取付けられた状態で、実施例1の2つの抜止め部45と同等の構造になり同機能を有するが、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cから取外した状態で、コネクタ35が装着された磁気センサ18をセンサ取付部40に第2方向A2から取付けることができ、その後、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cに取付けることができる。
或いは、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cから取外した状態で、コネクタ35が取外された磁気センサ18をセンサ取付部40に第2方向A2から取付けてから、磁気センサ18にコネクタ35を接続し、その後、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cに取付けることができる。
また、センサ取付部40の下壁40cを省略することで、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cから取外した状態で、磁気センサ18をセンサ取付部40に第2方向A2以外の方向から、例えば、後方斜め下側から取付け可能になり、磁気センサ18をセンサ取付部40に取付け後、2つの抜止め部45Aを盤面形成部15cに取付けることで、コネクタ35を下方へ(第1方向A1に対して)抜止めすることができる。尚、2つの抜止め部45Aの一方を省略可能である。
図11、図12に示すように、盤面形成部15cには、センサ取付部40の近傍部(又はセンサ取付部40)に、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めする1つの抜止め部45Bが設けられている。
この抜止め部45Bは、実施例1と同様、盤面形成部15cに一体的に設けられて、盤面形成部15cから後方へ延びる矩形板状に形成され、コネクタ35が接続された磁気センサ18のセンサ取付部40へ取付け及びセンサ取付部40からの取外しを許容すると共に、磁気センサ18がセンサ取付部40に取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めするものである。
抜止め部45Bは、コネクタ35に接続された複数のリード線30と干渉しないように、コネクタ35の下端の前側部分が上側から当接可能に設けられている。この抜止め部35Bによれば、実施例1と同様の効果を奏する。尚、抜止め部35Bを盤面形成部15cに着脱可能に取付けてもよい。この場合、実施例2と同様の効果を奏する。尚、抜止め部45Bの代わりに、コネクタ35の下端の前側部分且つ左右両側部分が上側から当接可能な2つの抜止め部を設けてもよい。
図13〜図15に示すように、盤面形成部15cには、センサ取付部40Cの近傍部(又はセンサ取付部40C)に、磁気センサ18がセンサ取付部40Cに取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めする1つの可動式の抜止め部45Cが設けられている。センサ取付部40Cは、実施例1のセンサ取付部40において下壁0cを省略した構造になっている。
この抜止め部45Cは、センタ役物15の盤面形成部15cに作動位置(図13、図14)と退避位置(図15)とに亙って前後方向へ可動に装着され、作動位置にある状態で、抜止め部45Cの主要部が、コネクタ35に接続された複数のリード線30と干渉しないように、コネクタ35の下端の前側部分が上側から当接可能になり、実施例3の抜止め部45Bと同等の構造になり同機能を有する。
盤面形成部15cには、抜止め部45Cを前後方向へガイドするガイド部15dが設けられている。ガイド部15dに抜止め部45Cが前後方向へ貫通して移動自在に摺動する貫通孔15eが形成され、抜止め部45Cの前端部に、ガイド部15dに前側から係合する鍔部45c1が形成されている。この抜止め部45Cはバネ50により作動位置(後方)へ付勢され、通常、抜止め部45Cの鍔部45c1がガイド部15dに係合して、抜止め部45Cは作動位置になる。
磁気センサ18をセンサ取付部40Cに取付ける際、磁気センサ18により抜止め部45Cを押動して退避位置へ移動させながら、磁気センサ18をセンサ取付部40Cに取付けることができ、故に、磁気センサ18をセンサ取付部40に第2方向A2以外の方向から、例えば、下方から上方へスライドさせるように取付け可能になる。磁気センサ18がセンサ取付部40Cに取付けられると、抜止め部45Cが作動位置に復帰し、この抜止め部45Cにより、コネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めすると共に、磁気センサ18が下方移動しないように、磁気センサ18をセンサ取付部40Cに保持することができる。
図16、図17に示すように、盤面形成部15cには、センサ取付部40Dの近傍部(又はセンサ取付部40D)に、磁気センサ18がセンサ取付部40Dに取付けられた状態でコネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めする1つの弾性変形可能な抜止め部45Dが設けられている。
センサ取付部40Dは、実施例4のセンサ取付部40Cと同構造であり、抜止め部45Dは、盤面形成部15cに固定され、弾性変形していない状態で、実施例3の抜止め部45Bと同等の構造になり同機能を有する。磁気センサ18をセンサ取付部40Dに取付ける際、磁気センサ18により抜止め部45Dを押動して弾性変形させながら、磁気センサ18をセンサ取付部40Dに取付けることができ、故に、磁気センサ18をセンサ取付部40Dに第2方向A2以外の方向から、例えば、後方斜め下側から取付け可能になる。
磁気センサ18がセンサ取付部40Dに取付けられると、抜止め部45Dが元の形状に復帰し、この抜止め部45Dにより、コネクタ35を磁気センサ18から下方へ(第1方向A1に対して)抜止めすると共に、磁気センサ18が下方移動しないように、磁気センサ18をセンサ取付部40Cに保持することができる。尚、抜止め部45Dの代わりに、コネクタ35の下端の前側部分且つ左右両側部分が上側から当接可能な2つの弾性変形可能な抜止め部を設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、実施例1〜5の各実施例に種々の変更を付加して実施可能であり、この場合、各実施例の任意の構成と他の1又は複数の実施例の任意の構成とを可能であれば組合せて実施してもよい。また、例えば、磁気センサ以外のセンサ類(センサ、スイッチ)にコネクタを接続し、そのセンサ類をセンサ取付部に取付ける構造に、本発明を適用することができる。また、本発明については、その他の種々のパチンコ遊技機、或いは、スロットマシン等の種々の遊技機に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
4a 遊技領域
18 磁気センサ(検出手段)
35 コネクタ
40,40C,40D センサ取付部(取付部)
45,45A,45B,45C,45D 抜止め部

Claims (2)

  1. 検出手段と、
    前記検出手段に第1方向から着脱可能に接続されたコネクタと、
    前記コネクタが接続された前記検出手段を前記第1方向と異なる第2方向から取付け可能な取付部と、
    前記取付部又はその近傍部に設けられ、前記検出手段が前記取付部に取付けられた状態で前記コネクタを前記第1方向に抜き取り不能に抜止めする抜止め部とを備え、
    前記抜止め部は、前記取付部に対して固定的に設けられており、且つ前記検出手段の前記取付部への着脱を許容する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 検出手段と、
    前記検出手段に第1方向から着脱可能に接続されたコネクタと、
    前記コネクタが接続された前記検出手段を前記第1方向と異なる第2方向から取付け可能な取付部と、
    前記取付部又はその近傍部に設けられ、前記検出手段が前記取付部に取付けられた状態で前記コネクタを前記第1方向に抜き取り不能に抜止めする抜止め部とを備え、
    前記抜止め部は、前記取付部に取付けられた前記検出手段から前記コネクタを抜止め可能な状態で維持して、前記取付部から前記検出手段の取外しを許容する、
    ことを特徴とする遊技機。
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