JP5881656B2 - 利用状況分析装置、通信端末、利用状況分析方法およびプログラム - Google Patents

利用状況分析装置、通信端末、利用状況分析方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サービスの利用状況を分析する利用状況分析装置、通信端末、利用状況分析方法およびプログラムに関する。
近年、サービスを提供するサイトへの所定の期間におけるアクセス数をカウントし、その結果に基づいて利用者のサービスの利用状況を算出するシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。また、このようなシステムにおいて、一定期間内に所定の回数以上アクセスした利用者のみを観測対象とする方法も考えられている。
特許第4786690号明細書
一般的に、サービスを提供する側(以下、サービス提供者と称する)は、提供しているサービスを各利用者が定常的に利用しているかどうかを把握したいものである。例えば、サービス提供者は、サービスについて何らかのプロモーションを行うことによって獲得した新規利用者のうち、当該サービスを定常的に利用している利用者の人数とそうではない利用者の人数とを正確に把握することで、実施したプロモーションの成否を判断する。そのためにも、定常的な利用を把握できるデータの測定が必要である。
しかしながら、上述したシステムにおいては、ある期間における利用回数の統計を得るだけであるため、定常的な利用を把握できるデータを取得することができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する利用状況分析装置、通信端末、利用状況分析方法およびプログラムを提供することである。
本発明の利用状況分析装置は、
利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けて記憶するデータベースと、
前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定し、該アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアするアクセス判定部と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新し、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを該計算された最新のパラメータに更新する計算部とを有する。
また、本発明の通信端末は、
利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日を示す初回利用日と、該利用者が該サービスを最後に利用した日を示す前回利用日とを対応付けて記憶するデータベースと、
外部からの入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が前記入力を受け付けたとき、前記データベースに記憶されている初回利用日に基づいて、該初回利用日から経過した日数を示す経過日数を計算し、前記データベースに記憶されている前回利用日に基づいて、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数を計算し、該計算した経過日数およびブランク日数と、前記データベースに記憶されている前日のパラメータと、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを該計算された最新のパラメータに更新し、前記データベースに記憶されている前回利用日を更新するパラメータ処理部と、
前記データベースに記憶されている前記パラメータが更新された際、該更新されたパラメータと、前記利用者を識別するための利用者識別情報とを、外部に接続された装置へ送信する送信部とを有する。
また、本発明の利用状況分析方法は、
コンピュータが、利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる処理と、
コンピュータが、前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する処理と、
コンピュータが、前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする処理と、
コンピュータが、1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する処理と、
コンピュータが、1日に1度、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算する処理と、
前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる手順と、
前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する手順と、
前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする手順と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する手順と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算する手順と、
前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、定常的な利用を把握できるデータを取得することができる。
本発明の利用状況分析装置の第1の実施の形態を示す図である。 図1に示したデータベースに記憶されている対応付けの一例を示す図である。 図1に示したデータベースに記憶されている係数の一例を示す図である。 図1に示したアクセス判定部における処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した計算部における処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の利用状況分析装置の第2の実施の形態を示す図である。 図6に示した分析部における処理を説明するためのフローチャートである。 図6に示した提供者装置からの出力の第1の例を示す図である。 図6に示した提供者装置からの出力の第2の例を示す図である。 図6に示した提供者装置からの出力の第3の例を示す図である。 図6に示した提供者装置からの出力の第4の例を示す図である。 図6に示した提供者装置からの出力の第5の例を示す図である。 図6に示したデータベースに記憶されている対応付けの一例を示す図である。 本発明の利用状況分析装置の第3の実施の形態を示す図である。 図14に示したデータベースに記憶されている対応付けの一例を示す図である。 図14に示したデータベースに記憶されている対応付けの一例を示す図である。 図14に示した利用者端末における処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下で説明する「サービスの利用」とは、利用者が、サービス提供者が提供するアプリケーションの配信を受けることや、サービスを提供する企業のサイトへアクセスすることで所定の情報の提示を受けること、ポイントカードの利用等、利用者の操作や行動に基づいて、サービス提供者からサービスの提供を受けることである。また、「サービスの利用」は、通信ネットワークを経由してサービスを利用することだけではなく、利用者端末にインストールしたアプリケーションにより、利用者端末内のプログラムやデータなどを利用することも「サービスの利用」としても良い。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の利用状況分析装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における利用状況分析装置100には図1に示すように、データベース110と、アクセス判定部120と、計算部130とが設けられている。
データベース110は、利用者識別情報と、パラメータと、経過日数と、ブランク日数とを対応付けて記憶する。また、データベース110は、あらかじめ設定された係数を記憶する。この係数は、外部から入力することで変更可能である。
図2は、図1に示したデータベース110に記憶されている対応付けの一例を示す図である。
図1に示したデータベース110には図2に示すように、利用者識別情報と、パラメータであるFUR(Frequent User Ratio)と、経過日数と、ブランク日数とが対応付けられて記憶されている。データベース110には、このような対応付けがサービスごとに記憶されている。また、FURについては、毎日のFURが記憶されている。
利用者識別情報は、利用者を識別するための識別子であり、一般的に用いられている会員ID(Identification)やUUID(Universally Unique Identifier)等であっても良い。また、利用者識別情報の決定方法は、特に規定しない。
FURは、その利用者のその日までのサービスの利用状況を示すパラメータである。
経過日数は、その利用者がサービスの利用を開始した日から経過した日数を示す。
ブランク日数は、その利用者がサービスを最後に利用した日から経過した日数を示す。
例えば、図2に示すように、利用者識別情報「User A」と、FUR「0.752」と、経過日数「135」と、ブランク日数「2」とが対応付けられて記憶されている。これは、「User A」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用を開始してから135日が経過しており、最近2日間そのサービスを利用しておらず、現在のFURの値は「0.752」であることを示している。また、利用者識別情報「User B」と、FUR「0.529」と、経過日数「120」と、ブランク日数「4」とが対応付けられて記憶されている。これは、「User B」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用を開始してから120日が経過しており、最近4日間そのサービスを利用しておらず、現在のFURの値は「0.529」であることを示している。また、利用者識別情報「User C」と、FUR「0.411」と、経過日数「74」と、ブランク日数「23」とが対応付けられて記憶されている。これは、「User C」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用を開始してから74日が経過しており、最近23日間そのサービスを利用しておらず、現在のFURの値は「0.411」であることを示している。また、利用者識別情報「User D」と、FUR「1.000」と、経過日数「1」と、ブランク日数「0」とが対応付けられて記憶されている。これは、「User D」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用を開始してから1日が経過しており、現在のFURの値は「1.000」であることを示している。なお、経過日数は、その利用者がサービスの利用を開始した日を「0」として計算されたものであっても、あるいは「1」として計算されたものであっても構わない。また、ブランク日数は、その利用者がサービスを最後に利用した日を「0」として計算されたものであっても、あるいは「1」として計算されたものであっても構わない。
また、データベース110は、経過日数の代わりに初回利用日を、また、ブランク日数の代わりに前回利用日を記憶するものであっても良い。初回利用日は、その利用者がサービスの利用を開始した日かを示す。また、前回利用日は、その利用者がサービスを最後に利用した日を示す。
図3は、図1に示したデータベース110に記憶されている係数の一例を示す図である。
図1に示したデータベース110には図3に示すように、日毎値と、係数である忘却率(λ)とが対応付けられて記憶されている。日毎値は、サービス提供者が、提供しているサービスを利用してほしい頻度、または予想(期待)される利用頻度を示すものである。また、忘却率は、計算部130がFURの更新のための計算に用いるものである。また、データベース110には、サービスごとに、どの日毎値を用いるかが記憶されている。これにより、計算部130は、サービスごとに、計算部130がFURの更新のための計算に用いる忘却率を取得することができる。なお、この対応付けは、外部から設定・変更可能である。
例えば、日毎値「1日毎(毎日)」と忘却率「1.58」とが対応付けられて記憶されている。これは、日毎値を「1日毎(毎日)」に設定されているサービスについて、計算部130が忘却率「1.58」を係数として計算を行うことを示している。また、日毎値「2日毎」と忘却率「0.79」とが対応付けられて記憶されている。これは、日毎値を「2日毎」に設定されているサービスについて、計算部130が忘却率「0.79」を係数として計算を行うことを示している。また、日毎値「7日毎(毎週)」と忘却率「0.23」とが対応付けられて記憶されている。これは、日毎値を「7日毎(毎週)」に設定されているサービスについて、計算部130が忘却率「0.23」を係数として計算を行うことを示している。
アクセス判定部120は、サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する。この判定方法は、利用者が操作する利用者端末からサービスを利用する際に送信されてくる利用者識別情報を含む信号(以下、利用信号と称する)が送信されてきたことを判定することで行う方法で良い。また、アクセス判定部120は、アクセスがあったと判定した場合、データベース110に記憶されている、当該サービスと対応付けられているブランク日数をクリアする。具体的には、アクセス判定部120は、当該サービスについて、利用者端末から送信されてきた利用信号に含まれる利用者識別情報と対応付けられているブランク日数をデータベース110から読み出し、当該ブランク日数を「0(ゼロ)」に設定してデータベース110に戻す。また、アクセス判定部120は、当該サービスについて、利用者端末から送信されてきた利用信号に含まれる利用者識別情報がデータベース110に記憶されていない場合、データベース110に新たな対応付けを記憶させる。具体的には、アクセス判定部120は、当該サービスについて、利用者端末から送信されてきた利用信号に含まれる利用者識別情報と、FUR「1」と、経過日数「1」または「0」と、ブランク日数「0」との対応付けをデータベース110に記憶させる。また、アクセス判定部120は、データベース110に、前回利用日が記憶されている場合、アクセスがあったと判定すると、この前回利用日を更新する。
なお、アプリケーションが利用者端末の有している利用者端末固有の情報が取得できず利用者識別情報を送信できない場合や、アプリケーションが利用者識別情報を生成しない場合など、利用者端末から送信されてきた「利用信号」に利用者識別情報が含まれない場合が考えられる。そのような場合は、アクセス判定部120が、利用者識別情報を生成して、生成された利用者識別情報をデータベース110が記憶し、次回から生成された利用者識別情報を含めて利用信号を送ることを利用者端末へ促すために、当該利用者識別情報を利用者端末へ送信するものであっても良い。
計算部130は、1日に1度、データベース110に記憶されている経過日数およびブランク日数を更新する。この更新のタイミングは、1日に1度の既定の時刻である。また、計算部130は、1日に1度、データベース110に記憶されているFUR、経過日数およびブランク日数と、そのサービスに設定された係数とに基づいて、最新のFURを計算する。この計算のタイミングは、1日に1度の既定の時刻である。この最新のFURの計算式を(式1)に示す。
(式1)において、Ftは最新(更新後)のFUR、Ft-1は更新前のFUR、nは経過日数、pはブランク日数、λは係数(忘却率)である。なお、この既定の時刻は、外部から入力することで設定・変更可能である。例えば、この時刻を午前6時に設定しておけば、毎日午前6時になると、計算部130は前述した処理を行う。既定の時刻について正確さを求めるのであれば、毎日同じ時刻にすることが好ましいが、各種のサービスの処理やメンテナンス等を考慮して、曜日に応じてその時刻を多少ずらすなど、毎日同じ時刻でなくても構わない。
そして、計算部130は、データベース110に記憶されていたFURを計算された最新のFURに更新する。このとき、計算部130は、更新前のFURについても、そのFURを計算した日にちを示す情報と対応付けて記憶しておく。なお、更新前のFURについては、所定の期間が経過した後に削除するものであっても良い。
また、計算部130は、データベース110に、初回利用日および前回利用日が記憶されている場合、最新のFURを計算するにあたって、初回利用日に基づいて経過日数を計算し、前回利用日に基づいてブランク日数を計算し、計算されたこれらの値を用いて、最新のFURを計算するものであっても良い。
以下に、図1に示したアクセス判定部120における処理について説明する。
図4は、図1に示したアクセス判定部120における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、アクセス判定部120が、サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する(ステップS1)。この判定方法は、前述した方法で良い。アクセス判定部120は、サービスを利用するためのアクセスがあったと判定した場合、データベース110に記憶されている、当該サービスと対応付けられているブランク日数をクリア(「0」に設定)する(ステップS2)。
以下に、図1に示した計算部130における処理について説明する。
図5は、図1に示した計算部130における処理を説明するためのフローチャートである。
計算部130は、既定の時刻になったかどうかを判定する(ステップS11)。このとき、計算部130は、利用状況分析装置100に具備されている時計から取得した時刻や、外部から時刻を取得する手段を有している場合は、その手段が取得した時刻を用いるものであっても良い。
計算部130は、既定の時刻になったと判定した場合、データベース110からFUR、経過日数およびブランク日数を読み出す(ステップS12)。続いて、計算部130は、経過日数を更新する(ステップS13)。つまり、計算部130は、データベース110から読み出した経過日数をインクリメントし、インクリメントした経過日数をデータベース110に書き込む。また、計算部130は、ブランク日数を更新する(ステップS14)。つまり、計算部130は、データベース110から読み出したブランク日数をインクリメントし、インクリメントしたブランク日数をデータベース110に書き込む。
また、計算部130は、データベース110に記憶されているFUR、経過日数およびブランク日数と、そのサービスに設定された係数とに基づいて、最新のFURを計算する(ステップS15)。計算方法は前述した通りである。そして、計算部130は、データベース110に記憶されていたFURを計算された最新のパラメータに更新する(ステップS16)。
なお、ステップS13,S14の処理と、ステップS15,S16の処理との順序は、逆であっても良い。つまり、計算部130は、ステップS15,S16の処理を行った後、ステップS13,S14の処理を行っても良い。
このように、経過日数およびブランク日数に基づいて、利用状況を示すパラメータを更新していくことで、利用者がサービスを定常的に利用しているかどうかを把握することができるデータを得ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の利用状況分析装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態には図6に示すように、利用状況分析装置101と、提供者装置200と、利用者端末300−1〜300−3とが含まれている。また、利用状況分析装置101と、利用者端末300−1〜300−3とが通信ネットワークであるネットワーク400を介して接続可能に構成されている。なお、図6に示した形態においては、利用者端末が3台である場合を例に挙げて示しているが、その台数は規定しない。また、利用状況分析装置101と提供者装置200とが、ネットワーク400を介して接続可能とされているものであっても良い。
利用状況分析装置101には図6に示すように、データベース110と、アクセス判定部120と、計算部130と、分析部140とが設けられている。データベース110、アクセス判定部120および計算部130については、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
分析部140は、提供者装置200から、サービスを指定して利用状況を示す情報の提供が要求された場合、当該サービスにおけるFURをデータベース110から読み出す。また、分析部140は、データベース110から読み出したFURについて、要求に応じた分析を行う。また、分析部140は、分析の結果を要求元である提供者装置200へ提供する。具体的な分析方法については後述する。
なお、利用状況分析装置101は、1日に1度、FURを更新した後、更新したFURと、そのFURに対応する利用者識別情報とを、自動的(例えば、所定の周期等)に既定の提供者装置200へ、電子メール等を用いて送信するようにしても良い。
提供者装置200は、サービス提供者が操作する通信装置である。また、提供者装置200は、サービス提供者の操作に基づいて、利用状況分析装置101へ利用者の利用状況を要求する。この要求は、FURの度数の分布や比率、ある日にちからのFURの変化等、サービス提供者が利用状況を把握できる形態で示される情報の要求となる。また、サービス提供者の操作については特に規定しないが、例えば、提供者装置200が要求内容を選択する画面を表示し、その表示にしたがった選択入力であっても良い。
利用者端末300−1〜300−3は、利用者が操作する通信端末である。利用者は利用者端末300−1〜300−3を操作して、サービス提供者が提供するサービスを利用する。
以下に、図6に示した分析部140における処理について説明する。なお、図6に示したアクセス判定部120における処理および計算部130における処理については、第1の実施の形態におけるものと同じである。
図7は、図6に示した分析部140における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、分析部140は、提供者装置200から、サービスを指定して利用状況を示す情報の提供が要求されたかどうかを判定する(ステップS21)。この要求には所定の要求信号が用いられる。要求信号には、当該要求であることを分析部140が認識できる情報と、当該利用状況をどのような形態で提供するのかといった提示形態を示す提示形態情報とが含まれる。提供者装置200から、サービスを指定して利用状況を示す情報の提供が要求されたと判定された場合、分析部140は、指定されたサービスについてデータベース110に記憶されているFURを読み出す(ステップS22)。
続いて、分析部140は、読み出したFURについて、要求された提示形態に応じた分析を行う(ステップS23)。この分析の結果としての出力は、例えば、FURの度数の分布であっても良いし、FURの比率であっても良い。さらに、この分析の結果としての出力は、あらかじめ設定された閾値を用いてFURを複数のグループに分割し、分割された複数のグループの分布であっても良いし、全体の利用数に対する複数のグループそれぞれに含まれるFURに対応する利用者の数の比率であっても良い。
また、分析部140は、サービスおよび経過日数を指定して利用状況を示す情報の提供が要求された場合、指定されたサービスについて指定された経過日数と対応付けられているFURをデータベース110から読み出し、読み出したFURの分布を分析するものであっても良い。また、分析部140は、提供者装置200から離脱利用者についての利用状況が要求された場合、経過日数が所定の日数(第1の日数)以内であり、且つブランク日数が所定の日数(第2の日数)以上である利用者数を分析するものであっても良い。
分析部140は、分析した結果を提供者装置200へ送信することで提供する(ステップS24)。
提供者装置200は、分析部140から提供された結果を出力する。出力方法は、画面表示であっても良いし、印刷であっても良い。このとき、提供者装置200が分析部140から分析結果を日ごとに取得した場合、日を追った統計を把握したいのであれば、日ごとに利用状況分析装置101から提供された結果を、横軸を日にちとしたグラフに載せても良い。
以下に、図6に示した提供者装置200からの出力の例をいくつか示す。ここでは、出力をグラフで提供する場合を例に挙げて説明するが、グラフを用いた提供だけではなく、数値データ(例えば、CSV(Comma Separated Values)形式や表計算ソフトのファイル形式など)で提供するものであっても良い。
図8は、図6に示した提供者装置200からの出力の第1の例を示す図である。
図8に示すように、提供者装置200は、各日にちについて、FURを0.0〜0.5、0.5〜0.8および0.8〜1.0の3つのグループに分割し、そのグループごとの度数の分布をグラフとして出力する。これは、分析部140における分析方法が、日にちごとにFURを2つの閾値(0.5および0.8)を用いて3つのグループに分け、それぞれのグループにおける利用者の度数を求め、その分布を求めるといった方法である。
図9は、図6に示した提供者装置200からの出力の第2の例を示す図である。図9では、FURが0.0〜0.5である利用者を「一見ユーザ」とし、FURが0.5〜0.8である利用者を「定着ユーザ」とし、FURが0.8〜1.0である利用者を「愛着ユーザ」としている。また、図9に示す「DAU」は、Daily Active Userであり、その日にアクセスした利用者数を示す。
図9に示すように、提供者装置200は、各日にちについて、愛着ユーザ、定着ユーザ、一見ユーザおよびDAUの度数をそれぞれ折れ線グラフとして出力し、さらに、全体に対する一見ユーザ、定着ユーザおよび愛着ユーザの比率をグラフとして出力する。これは、分析部140における分析方法が、FURを3つのグループに分け、それぞれのグループにおける利用者の度数を求め、さらに、全体の度数に対するそれぞれの度数の比率を求めるといった方法である。
図10は、図6に示した提供者装置200からの出力の第3の例を示す図である。図10では、あるサービスを利用した利用者を初ユーザとし、その利用者のうち当該サービスを再度利用した利用者を再ユーザとして示している。
図10に示すように、提供者装置200は、各日にちについて、初ユーザの数と再ユーザの数とをグラフとして出力する。これは、分析部140における分析方法が、指定されたサービスについて、経過日数とブランク日数とに基づいて、それぞれの利用者が初ユーザであるか再ユーザであるかを判別して、それぞれの数を求める方法である。つまり、分析部140は、指定されたサービスについて、経過日数とブランク日数とが同じである利用者は、初ユーザであると判別し、経過日数とブランク日数とが異なる利用者は、再ユーザであると判別する。
図11は、図6に示した提供者装置200からの出力の第4の例を示す図である。図11では、利用者がサービスを利用してから所定の日数以上が経過していて、FURが所定の値以上である利用者の数を真のユーザ数として示している。
図11に示すように、提供者装置200は、各日にちについて、利用者がサービスを利用してから30日以上が経過していて、FURが0.5以上である利用者の数をグラフとして出力する。これは、分析部140における分析方法が、指定されたサービスについて、経過日数とFURとに基づいて、条件を満たした利用者の数を求める方法である。この基準となる経過日数とFURとは、外部からの入力で設定可能である。
図12は、図6に示した提供者装置200からの出力の第5の例を示す図である。図12では、ある期間にサービスを利用し始めた利用者のその後の当該サービスの利用状況の2つのパターンを示している。
図12に示すように、提供者装置200は、各日にちについて、あるサービスのある日にちからのFURの分布をグラフとして出力する。これは、分析部140における分析方法が、指定されたサービスについて、指定された経過日数と対応付けられているFURに基づいて、FURの分布を求める方法である。
このように、本形態における利用状況分析装置101は、経過日数およびブランク日数に基づいてFURを更新していき、サービスを指定して利用状況を示す情報の提供が要求された場合、当該サービスにおけるFURについて、要求に応じた分析を行って要求元へ提供する。これにより、要求元が把握したい利用状況を示すデータを所望の形態で取得することが可能となる。
また、変形例として、図6に示したデータベース110が、ブランク日数の代わりに1日毎に利用したかどうかを示す情報を記憶するものであっても良い。
図13は、図6に示したデータベース110に記憶されている対応付けの一例を示す図である。
図6に示したデータベース110には図13に示すように、利用者識別情報と、パラメータであるFURと、初回利用日と、利用詳細記録とが対応付けられて記憶されている。データベース110には、このような対応付けがサービスごとに記憶されている。
利用者識別情報およびFURについては、図2に示したものと同じである。
初回利用日は、その利用者がそのサービスを最初に利用した日にちを示す。
利用詳細記録は、その利用者がそのサービスを利用したかどうかを1日毎に示す情報である。図13に示した例では、「1」がサービスを利用したことを示し、「0」がサービスを利用していないことを示す情報としてデータベース110に記憶されている。
例えば、図13に示すように、利用者識別情報「User A」と、FUR「0.752」と、初回利用日「2013年8月23日」と、利用詳細記録「10110001011・・・」とが対応付けられて記憶されている。これは、「User A」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用の利用を開始した日にちが2013年8月23日であり、現在のFURのパラメータは「0.752」であることを示している。また、User Aの2013年8月23日以降のサービスの利用状況は、8月23日は利用し、8月24日は利用せず、8月25、26日は利用し、8月27〜29は利用せず、8月30日は利用し、8月31日は利用せず、9月1、2日は利用したといった状況を示している。また、「User B」という利用者識別情報が付与された利用者が、あるサービスの利用の利用を開始した日にちが2013年8月26日であり、現在のFURのパラメータは「0.35」であることを示している。また、User Bの2013年8月26日以降のサービスの利用状況は、8月26日は利用し、8月27日以降は利用せずといった状況を示している。
このように、データベース110が、過去の1日ごとのFURを記憶せずに、サービスを利用したかどうかを示す情報を1ビットで示し、そのビットを1日ごとに記憶しておく。これにより、例えば、1年分のアクセスデータを記憶しておく場合であっても365ビットの記憶容量で記憶しておくことができる。なお、FURについては、現在のFURを再度計算することなく取得するためにデータベース110が記憶しておき、他の日のFURを取得するには、計算部130が、利用詳細記録の値を用いて計算する。
(第3の実施の形態)
また、利用者端末が当該利用者端末を利用する利用者のFURを計算するものであっても良い。
図14は、本発明の利用状況分析装置の第3の実施の形態を示す図である。
本形態には図14に示すように、利用状況分析装置102と、提供者装置200と、利用者端末301−1〜301−3とが含まれている。また、利用状況分析装置102と、利用者端末301−1〜301−3とが通信ネットワークであるネットワーク400を介して接続可能に構成されている。なお、図14に示した形態においては、利用者端末が3台である場合を例に挙げて示しているが、その台数は規定しない。また、利用状況分析装置102と提供者装置200とが、ネットワーク400を介して接続可能とされているものであっても良い。
利用者端末301−1〜301−3は、利用者が操作する通信端末である。利用者は利用者端末301−1〜301−3を操作して、サービス提供者が提供するサービスを利用する。また、利用者端末301−1〜301−3の内部構造について、利用者端末301−1を代表に挙げて説明する。
利用者端末301−1には図14に示すように、データベース310と、入力部320と、パラメータ処理部330と、送信部340とが設けられている。
データベース310は、利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、利用者端末301−1を操作する利用者が当該サービスの利用を開始した日を示す初回利用日と、その利用者が当該サービスを最後に利用した日を示す前回利用日とを対応付けて記憶する。
図15は、図14に示したデータベース310に記憶されている対応付けの一例を示す図である。
図14に示したデータベース310には図15に示すように、パラメータであるFURと、初回利用日と、前回利用日とが対応付けられて記憶されている。データベース310には、このような対応付けがサービスごとに記憶されている。
例えば、図15に示すように、FUR「0.752」と、初回利用日「2013年4月1日」と、前回利用日「2013年8月13日」とが対応付けられて記憶されている。これは、利用者が、あるサービスの利用を開始した日が2013年4月1日であり、前回利用した日が2013年8月12日であることを示している。
入力部320は、利用者の操作に基づいて、外部からの入力を受け付ける。入力部320は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等である。
パラメータ処理部330は、入力部320が入力を受け付けたとき、データベース310に記憶されている初回利用日に基づいて、初回利用日から経過した日数を示す経過日数を計算する。また、パラメータ処理部330は、入力部320が入力を受け付けたとき、データベース310に記憶されている前回利用日に基づいて、その利用者が当該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数を計算する。言うまでもないが、パラメータ処理部330は、初回利用日と現在の日にちとの差分を経過日数として計算する。また、パラメータ処理部330は、前回利用日と現在の日にちとの差分をブランク日数として計算する。さらに、パラメータ処理部330は、計算した経過日数およびブランク日数と、データベース310に記憶されているFURと、サービスごとにあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のFURを計算する。この係数は、第1の実施の形態で説明したものと同じである。また、最新のFURの計算方法についても、第1の実施の形態で説明したものと同じ方法を用いる。また、パラメータ処理部330は、データベース310に記憶されていたパラメータを計算された最新のパラメータに更新する。また、パラメータ処理部330は、データベース310に記憶されている前回利用日を更新する。
送信部340は、データベース310に記憶されているFURが更新された際、更新されたFURと、利用者識別情報とを、外部に接続された装置である利用状況分析装置102へ送信する。
利用状況分析装置102には図14に示すように、データベース111と、分析部140と、受信部150とが設けられている。分析部140については、第2の実施の形態におけるものと同じものである。
受信部150は、利用者端末301−1〜301−3から送信されてきた利用者識別情報およびFURを受信し、データベース111へ書き込む。
データベース111は、受信部150が書き込んだ利用者識別情報とFURとを対応付けて記憶する。
図16は、図14に示したデータベース111に記憶されている対応付けの一例を示す図である。
図14に示したデータベース111には図16に示すように、利用者識別情報とFURとが対応付けられて記憶されている。データベース111には、このような対応付けがサービスごとに記憶されている。
提供者装置200は、第2の実施の形態におけるものと同じものである。
以下に、図14に示した利用者端末300−1における処理について説明する。
図17は、図14に示した利用者端末300−1における処理を説明するためのフローチャートである。ここでは、サービスの利用として、サービス提供者から提供されるアプリケーションの起動を例に挙げて説明する。
まず、入力部320がアプリケーションを起動するための入力を受け付けてアプリケーションが起動すると(ステップS31)、パラメータ処理部330は、データベース310に記憶されている初回利用日に基づいて、初回利用日から経過した日数を示す経過日数を計算する(ステップS32)。また、パラメータ処理部330は、データベース310に記憶されている前回利用日に基づいて、その利用者が当該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数を計算する(ステップS33)。
続いて、パラメータ処理部330は、計算した経過日数およびブランク日数と、データベース310に記憶されているFURと、サービスごとにあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のFURを計算する(ステップS34)。この係数および最新のFURの計算方法については、第1の実施の形態で説明したものと同じ方法であり、パラメータ処理部330は、(式1)を用いて最新のFURを計算する。
すると、送信部340は、計算された最新のFURと、当該利用者を識別するための利用者識別情報とを、ネットワーク400を介して利用状況分析装置102へ送信する(ステップS35)。また、パラメータ処理部330は、データベース310に記憶されていたFURを、計算された最新のFURに更新し、データベース310に記憶されている前回利用日を更新する(ステップS36)。
なお、ステップS35の処理と、ステップS36の処理との順序は、逆であっても良い。つまり、パラメータ処理部330がステップS36の処理を行った後、送信部340がステップS35の処理を行っても良い。
本形態においては、利用者端末301−1〜301−3が、サービスの利用があったときに利用者の最新のFURを算出し、利用状況分析装置102へ送信することで、利用状況分析装置102における最新のFURの算出にかかる処理の負荷が軽減される。
以上説明したように、本発明は、サービスの利用を開始した日からの経過日数と、サービスを最後に利用した日からのブランク日数と、利用状況を示すパラメータとを用いて、当該パラメータを更新していき、更新したパラメータを提供する。これにより、定常的な利用を把握できるデータを取得することができる。
上述した利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)などの移設可能な記録媒体の他、利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、利用状況分析装置100〜102、利用者端末301−1〜301−3それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けて記憶するデータベースと、
前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定し、該アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアするアクセス判定部と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新し、前記データベースに記憶されている前記パラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていたパラメータを該計算された最新のパラメータに更新する計算部とを有する利用状況分析装置。
(付記2)前記サービスを指定して前記利用状況を示す情報の提供が要求された場合、該サービスにおける前記パラメータを前記データベースから読み出し、該読み出したパラメータについて該要求に応じた分析を行い、その結果を該要求元へ提供する分析部を有する、付記1に記載の利用状況分析装置。
(付記3)前記分析部は、前記パラメータの分布を前記要求元へ提供する、付記2に記載の利用状況分析装置。
(付記4)前記分析部は、あらかじめ設定された閾値を用いて前記パラメータを複数のグループに分割し、該分割された複数のグループの分布を前記要求元へ提供する、付記2または付記3に記載の利用状況分析装置。
(付記5)前記分析部は、全体の利用者数に対する前記複数のグループそれぞれに含まれる利用者数の比率を前記要求元へ提供する、付記4に記載の利用状況分析装置。
(付記6)前記分析部は、前記経過日数を指定して前記利用状況を示す情報の提供が要求された場合、該指定された経過日数と対応付けられている前記パラメータを前記データベースから読み出し、該読み出したパラメータの分布を前記要求元へ提供する、付記2から5のいずれか1項に記載の利用状況分析装置。
(付記7)前記分析部は、前記経過日数が所定の第1の日数以内であり、且つ前記ブランク日数が所定の第2の日数以上である利用者数を前記要求元へ提供する、付記2から5のいずれか1項に記載の利用状況分析装置。
(付記8)前記アクセス判定部は、前記アクセスがあったと判定したとき、該アクセスを行った利用者の利用者識別情報が前記データベースに記憶されていない場合、前記パラメータを1とし、前記経過日数を1とし、前記ブランク日数を0として、該利用者識別情報と対応付けて前記データベースに記憶させる、付記1から7のいずれか1項に記載の利用状況分析装置。
(付記9)前記サービスは、アプリケーションの配信である、付記1から8のいずれか1項に記載の利用状況分析装置。
(付記10)前記サービスは、所定の情報の提示である、付記1から8のいずれか1項に記載の利用状況分析装置。
(付記11)利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日を示す初回利用日と、該利用者が該サービスを最後に利用した日を示す前回利用日とを対応付けて記憶するデータベースと、
外部からの入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が前記入力を受け付けたとき、前記データベースに記憶されている初回利用日に基づいて、該初回利用日から経過した日数を示す経過日数を計算し、前記データベースに記憶されている前回利用日に基づいて、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数を計算し、該計算した経過日数およびブランク日数と、前記データベースに記憶されている前記パラメータと、前記サービスに応じてあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていたパラメータを該計算された最新のパラメータに更新し、前記データベースに記憶されている前回利用日を更新するパラメータ処理部と、
前記データベースに記憶されている前記パラメータが更新された際、該更新されたパラメータと、前記利用者を識別するための利用者識別情報とを、外部に接続された装置へ送信する送信部とを有する通信端末。
(付記12)利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる処理と、
前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する処理と、
前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする処理と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する処理と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記パラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のパラメータを計算する処理と、
前記データベースに記憶されていたパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する処理とを行う利用状況分析方法。
(付記13)コンピュータに、
利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる手順と、
前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する手順と、
前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする手順と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する手順と、
1日に1度、前記データベースに記憶されている前記パラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された係数とに基づいて、最新のパラメータを計算する手順と、
前記データベースに記憶されていたパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する手順とを実行させるためのプログラム。
100〜102 利用状況分析装置
110,111,310 データベース
120 アクセス判定部
130 計算部
140 分析部
150 受信部
200 提供者装置
300−1〜300−3,301−1〜301−3 利用者端末
320 入力部
330 パラメータ処理部
340 送信部
400 ネットワーク

Claims (9)

  1. 利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けて記憶するデータベースと、
    前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定し、該アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアするアクセス判定部と、
    1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新し、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを該計算された最新のパラメータに更新する計算部とを有する利用状況分析装置。
  2. 請求項1に記載の利用状況分析装置であって
    前記サービスを指定して前記利用状況を示す情報の提供が要求された場合、該サービスにおける前記パラメータを前記データベースから読み出し、該読み出したパラメータについて該要求に応じた分析を行い、その結果を該要求元へ提供する分析部を有し、
    前記分析部は、あらかじめ設定された閾値を用いて前記パラメータを複数のグループに分割し、該分割された複数のグループの分布を前記要求元へ提供する利用状況分析装置。
  3. 請求項に記載の利用状況分析装置であって
    前記分析部は、全体の利用者数に対する前記複数のグループそれぞれに含まれる利用者数の比率を前記要求元へ提供する利用状況分析装置。
  4. 請求項2または3に記載の利用状況分析装置であって
    前記分析部は、前記経過日数と前記パラメータの値を指定して前記利用状況を示す情報の提供が要求された場合、該指定された経過日数以上経過し、かつ該指定された前記パラメータの値以上の利用者の数を前記データベースから読み出し、該読み出した利用者の数の分布を前記要求元へ提供する利用状況分析装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の利用状況分析装置であって
    前記アクセス判定部は、前記アクセスがあったと判定したとき、該アクセスを行った利用者の利用者識別情報が前記データベースに記憶されていない場合、前記パラメータを1とし、前記経過日数を1とし、前記ブランク日数を0として、該利用者識別情報と対応付けて前記データベースに記憶させる利用状況分析装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の利用状況分析装置であって
    前記サービスの利用は、利用者が利用する利用者端末にインストールしたアプリケーションの利用である利用状況分析装置。
  7. 利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日を示す初回利用日と、該利用者が該サービスを最後に利用した日を示す前回利用日とを対応付けて記憶するデータベースと、
    外部からの入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が前記入力を受け付けたとき、前記データベースに記憶されている初回利用日に基づいて、該初回利用日から経過した日数を示す経過日数を計算し、前記データベースに記憶されている前回利用日に基づいて、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数を計算し、該計算した経過日数およびブランク日数と、前記データベースに記憶されている前日のパラメータと、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算して、前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを該計算された最新のパラメータに更新し、前記データベースに記憶されている前回利用日を更新するパラメータ処理部と、
    前記データベースに記憶されている前記パラメータが更新された際、該更新されたパラメータと、前記利用者を識別するための利用者識別情報とを、外部に接続された装置へ送信する送信部とを有する通信端末。
  8. コンピュータが、利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる処理と、
    コンピュータが、前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する処理と、
    コンピュータが、前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする処理と、
    コンピュータが、1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する処理と、
    コンピュータが、1日に1度、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算する処理と、
    コンピュータが、前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する処理とを行う利用状況分析方法。
  9. コンピュータに、
    利用者を識別するための利用者識別情報と、該利用者のサービスの利用状況を示すパラメータと、該利用者が該サービスの利用を開始した日から経過した日数を示す経過日数と、該利用者が該サービスを最後に利用した日から経過した日数を示すブランク日数とを対応付けてデータベースに記憶させる手順と、
    前記利用者から、前記サービスを利用するためのアクセスがあったかどうかを判定する手順と、
    前記アクセスがあったと判定した場合、前記データベースに記憶されている前記ブランク日数をクリアする手順と、
    1日に1度、前記データベースに記憶されている前記経過日数および前記ブランク日数を更新する手順と、
    1日に1度、前記データベースに記憶されている前日のパラメータ、前記経過日数および前記ブランク日数と、前記サービスに応じてあらかじめ設定された前記サービスに期待される利用頻度に対応する忘却率とに基づいて、最新のパラメータを計算する手順と、
    前記データベースに記憶されていた前日のパラメータを前記計算された最新のパラメータに更新する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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