JP5881412B2 - 横編機用の編成データの生成方法とその装置 - Google Patents

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Description

この発明は横編機での編成データの生成に関し、特にキャリア間の干渉を防止するように編成データ中のキャリアの停止位置を定めることに関する。
横編機は、長尺状の針床を例えば1対備え、針床上を往復するキャリッジにより針を操作すると共に、キャリアから糸を針へ供給して編地を編成する。針床の上方にはキャリアレールが複数、針床の長手方向に平行に配置され、キャリアはヤーンフィーダとも呼ばれ、下端部の給糸口から糸を供給し、上端部がキャリアレールに支持され、横編機の前後方向に沿って僅かに曲がる程度の弾性を備えている。キャリアはキャリッジにより連行されてキャリアレールに沿って摺動し、連行を解除されると停止する。
キャリアの給糸口は針床間のギャップの直上部を移動するので、キャリアが交差する際に給糸口は互いに接触し、この時、キャリアは僅かに変形して給糸口が互いに交差する。キャリッジには、針を操作するカムの他に、ステッチプレッサ等の他の部材が設けられ、これらの部材は針床間のギャップの上部等に設けられている。このため複数のキャリアが同じ位置で停止すると、給糸口がステッチプレッサ等の他の部材と干渉する。そこでキャリアが同じ位置で停止しないようにすることが行われ、具体的にはリセット補正と呼ばれるパラメータだけ編幅の外側で停止するようにする。そしてリセット補正値をキャリア毎に異ならせると、同じ位置で複数のキャリアが停止することを防止できる。しかしながらこのためには、リセット補正値をマニュアルで入力する必要がある。なおリセット補正値はキャリアの移動距離と動作等に直結するので、編成データの一部である。
特許文献1(特開平5-93348)は、キャリアの滑り量を考慮して、キャリアの連行を解除する位置を補正することを開示している。また特許文献2(特開2011-106059)は針床に対するキャリアレールとキャリアの配置を説明している。しかしながらキャリアの停止位置を自動的に生成することは、知られていない。
特開平5-93348 特開2011-106059
この発明の課題は、キャリアが干渉しないように、キャリアの停止位置のデータを含む編成データを、自動的に生成することにある。
この発明は、少なくとも前後一対の針床と、針床の針を操作するキャリッジと、複数のキャリアレールと、個々のキャリアレールに沿ってキャリッジに連行され、針床の針に糸を供給する複数のキャリアとを備えている横編機用の編成データを自動的に生成する方法において、
ガーメントの1パーツ中での、キャリアを使用するキャリッジのコースとキャリアの移動範囲とを示すデータを、編成に使用するキャリア毎に求めるステップと、
前記データに基づき、キャリアの停止位置を、前記キャリア毎に定めるステップとを実行すると共に
複数のキャリア中の1個のキャリアに対して、該キャリアの停止位置が、針床の長手方向に水平面内で直角な方向に関して、他のキャリアと重なることを検出すると、前記他のキャリアの停止位置を編幅を基準として外側へシフトするように変更するステップを、キャリア毎に実行することを特徴とする。
またこの発明は、少なくとも前後一対の針床と、針床の針を操作するキャリッジと、複数のキャリアレールと、個々のキャリアレールに沿ってキャリッジに連行され、針床の針に糸を供給する複数のキャリアとを備えている横編機用の編成データを自動的に生成する装置において、
ガーメントの1パーツ中での、キャリアを使用するキャリッジのコースとキャリアの移動範囲とを示すデータを、編成に使用するキャリア毎に求める解析手段と、
前記データに基づき、キャリアの停止位置を、キャリア毎に定めると共に、複数のキャリア中の1個のキャリアに対して、該キャリアの停止位置が、針床の長手方向に水平面内で直角な方向に関して、他のキャリアと重なることを検出すると、前記他のキャリアの停止位置を編幅を基準として外側へシフトするように変更する処理を、キャリア毎に実行する停止位置決定手段、とを備えていることを特徴とする。
このようにすると、キャリアの使用回数と移動距離のデータに基づいて、自動的にキャリアの停止位置を決定でき、かつキャリアの停止位置が針床の長手方向に水平面内で直角な方向に重なり、キャリアが干渉することがない。キャリアの停止位置とは、端部の直上部を編幅に最も近い停止位置とすることも、端部の直上部に図4の最小値を加えた位置を編幅に最も近い停止位置とすることも含んでいる。解析手段は例えば図2の使用回数抽出部あるいはブロック抽出部に対応し、停止位置決定手段は例えば図2のリセット補正値割当部に対応する。この明細書において、編成データの生成方法に関する記載はそのまま編成データの生成装置にも当てはまり、編成データの生成装置に関する記載はそのまま編成データの生成方法にも当てはまる。
好ましくは、停止位置決定手段は、前記処理を使用回数が多いキャリアから少ないキャリアへの順に実行することにより、使用回数が多いキャリアを編幅の端部の近くに、使用回数が少ないキャリアを編幅の端部から離れた位置に停止させるように、停止位置を決定する。このようにすると、使用回数の多いキャリアを編幅の端部付近に停止させることにより、キャリッジがキャリアを移動させる距離を短くできる。従ってより短時間でパーツを編成できる。なお使用回数の多寡は適宜の精度で求めれば良く、例えば精度を3回とすると、使用回数が51回と49回とは同じ使用回数となる。またキャリアの停止位置で重要なのは使用回数が多いキャリアの値で、使用回数の下位2個等のキャリアに対しては停止位置が使用回数の順に従っていなくても良い。
好ましくは、停止位置決定手段は、パーツ単位での使用回数に基づいて停止位置を決定する。このようにすると簡単に停止位置を決定できる。
また好ましくは、解析手段によりパーツをウェール方向に複数のブロックに分割すると共に、停止位置決定手段は、ブロック単位での使用回数に基づいて停止位置を決定する。このようにすると、使用するキャリアがウェール方向に沿って変化するような場合に、キャリアを連行する延べ距離が短くなるように、停止位置を決定できる。
針床とキャリアレールの平面図 実施例の編成データ生成装置のブロック図 実施例でのキャリアの停止値の決定アルゴリズムを示すフローチャート パーツの編幅と最小値及びリセット補正値との関係を示す図 パーツに対するキャリアa,b,cの停止位置を模式的に示す図 変形例でのキャリアの停止値の決定アルゴリズムを示すフローチャート 変形例でのパーツに対するキャリアa,b,cの停止位置を模式的に示す図 変形例での、インターシャ編成のパーツに対するキャリアa〜dの停止位置を模式的に示す図
以下に、発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図8に、実施例とその変形とを示す。図1は針床上のキャリアレールを模式的に示し、2は前ベッド、4は後ベッドで、その間にギャップ6が存在する。ベッド2,4の上部に複数本のキャリアレール8〜11が存在し、キャリアレール8〜11に沿ってキャリア12が図示しないキャリッジに連行されて摺動する。図では成型編みを行っているものとし、14は前身頃などの編幅、15は左袖などの編幅、16は右袖などの編幅で、1枚のガーメントは複数のパーツから成り、パーツは編成の途中で編幅が変化することがある。ガーメントは編幅が一定でも良く、また無縫製編成のように1ガーメント=1パーツでも良い。以下この明細書では、水平面内でベッド2,4の長手方向に平行な方向を左右方向、ベッド2,4の長手方向と直交する方向を前後方向という。
20は編成データ生成装置を示し、21はユーザインターフェースで、マウス,トラックボール,デジタイザ,キーボードなどの入力手段と、カラーモニタとから成る。22はネットワークインターフェースで、ネットワークとの間でデータ及びプログラムのやり取りをする。23はディスクドライブで、図示しないディスクとの間でデータとプログラムなどのやり取りをする。24はメモリーで、種々のデータ、特に編成データを記憶する。25はプログラムメモリーで、編成データ生成装置20のプログラムを記憶している。
26は変換部で、ユーザインターフェース21、ネットワークインターフェース22、あるいはディスクドライブ23などから入力された、編地のデザインデータを編成データに変換する。この変換では、キャリアの停止位置のデータを生成しないか、または適宜のデフォルト値を割り当てる。27は使用回数抽出部で、編成データで使用する各キャリアに対し、その使用回数とコース毎の移動範囲とを抽出する。28はブロック抽出部で、図6のアルゴリズムを実行するためのものであり、どのキャリアを使用するかに基づいて、1個のパーツを複数のブロックに分割する。図3のアルゴリズムを実行する場合、ブロック抽出部28は不要である。ブロックへの分割はパーツのウェール方向に沿って行い、ウェール方向に沿ったブロックの長さに最小値を設けて、最小値未満の長さのブロックは上下いずれかのブロックに合体する。
29はリセット補正値割当部で、キャリアに対しリセット補正値を割り当てる。リセット補正値は1パーツの編成の間一定としても良く、あるいは1パーツの編成の途中で変化させるようにしても良い。干渉チェック部30はキャリア間の干渉をチェックし、ここで干渉とは、横編機の前後方向に沿って重なった位置で複数のキャリアが停止することである。キャリアが干渉する状態にある場合、即ち複数のキャリアが前後方向に重なって停止している状態で、図示しないキャリッジがキャリアと交差するように移動すると、キャリッジ中のステッチプレッサなどがキャリアと干渉して損傷する恐れがある。
リセット補正値割当部29は、最初各キャリアに対し例えばリセット補正値0を割り当てる。そして干渉チェック部30がキャリア間の干渉を検出すると、干渉を回避するように、例えば使用回数が少ないキャリアのリセット補正値を増加させることにより、干渉を解消する。なお編成データ生成装置20は、横編機内に設けても良く、あるいはガーメントなどのデザインデータを作成し編成データに変換するデザイン装置内に設けてもよい。
図3〜図5に、キャリアの停止位置の決定方法を示す。パーツのデザインが決定され、これを編成データに変換すると、編幅と編目の種類及びコース数、どのキャリアをどのコースでどの範囲で移動させるかなどのデータが定まる。そこでステップ1で、1パーツ内で、キャリアを使用するコースとコース毎の移動範囲とを、キャリア毎に求める。この処理は少なくとも実際に使用するキャリアに対して実行する。1パーツ内でのキャリアの使用回数をキャリア毎に求めると共に、各キャリアの停止位置を最小値に設定する。言い換えると各キャリアに対しリセット補正値を0に設定する(ステップ2)。使用しないキャリアは例えば針床の端部などに退避させておく。
図4にリセット補正値の意味を示し、キャリアは編幅の左右を往復し、キャリアの停止位置は、編幅の端部から針0本〜3本程度の最小値分の間隔を置いた位置である。最小値はインターシャ編成の場合例えば0で,これ以外の編成の場合針2〜3本分などである。編幅に最小値を加えたものが、編成データ中のキャリアの移動範囲である。リセット補正値は編幅から最小値分外側にシフトした位置で0で、これがリセット補正値の最小値であり、リセット補正値は編幅の外側に向かって増加する。またリセット補正値の単位は、例えば給糸口1個分の幅である。リセット補正値のリセットはキャリッジがキャリアの連行を中止することで、補正値は最小値からのシフト分である。そしてリセット補正値が最小のキャリアは、編幅から最小値だけ外側にシフトした位置で停止し、リセット補正値が増加するにつれて編幅から外側へ離れた位置に停止する。
例えば使用回数の大きなキャリアから小さなキャリアの順に(ステップ3,7)、ステップ4〜ステップ7を実行する。ステップ4で各コース毎に停止時のキャリアの位置をチェックし、干渉するキャリアの有無を検出する。干渉するキャリアが存在する場合、停止位置を外側にシフトさせ、言い換えるとリセット補正値を増加させて、干渉を解消する(ステップ5)。干渉するキャリアの停止位置を変更すると、他のキャリアとの間で連鎖的に干渉が発生することがあるので、干渉が解消するまでキャリアの停止位置を変更する。そしてステップ4,5を全てのコースに対し実行すると、例えば次に使用回数の大きなキャリアに対して同様の処理を行い、使用する全てのキャリアに対して処理が終わると、図3のアルゴリズムを終了する。
図5は、パーツ32を編成する際の、キャリアa,b,cに対するリセット補正値(1点鎖線)と実際の停止位置(2点鎖線)とを示し、パーツ32中のa,b,cの記号は使用するキャリアを示している。またこの明細書で、コース方向とはキャリッジの往復方向に平行な方向で、ウェール方向とはこれに直角な方向である。パーツ32でのキャリアの使用回数は c>a>b の順で、キャリアcに最小のリセット補正値を、キャリアaに次のリセット補正値を、キャリアbに最大のリセット補正値を割り当てる。パーツ32の編幅に増減がなければ、リセット補正値を以上のように定めると、キャリア間の干渉は生じない。図5の1点鎖線でリセット補正値に従ったキャリアの停止位置を示す。
パーツ32の編幅に増減があると、リセット補正値が異なってもキャリアの停止位置が等しくなることがある。例えばキャリアcを使用するブロックで右側へ編幅が増加し、このブロックではキャリアa,bは使用せずに停止したままなので、キャリアcとキャリアa,bとが干渉する。そこで図3のステップ5によりキャリアa,bの停止位置を図5の2点鎖線のように自動的に変更するか、マニュアルでキャリアa,bの停止位置を変更する。キャリアaを使用する最後のブロックでは編幅が徐々に減少し、キャリアaがキャリアcと干渉するので、キャリアcの停止位置を例えば図5の2点鎖線のように変更する。なお図5では、1点鎖線の軌跡から2点鎖線の軌跡へ、1回のキャリッジの移動でキャリアの停止位置をシフトさせたが、干渉が生じる各コース毎にキャリアの停止位置を少しずつシフトさせても良い。またキャリアの停止位置のシフトは、干渉が生じるコースまでに行えばよい。なおリセット補正値をパーツの途中で変更可能な変数と見なすと、図5の右側で2点鎖線の軌跡を取るように、リセット補正値を定めても良い。
以上のようにすると、
・ キャリアa,b,cの停止位置を自動的に生成でき、
・ キャリアを連行する距離を短くすることにより、キャリッジの移動距離を短縮して生産性を向上でき、
・ キャリア間の干渉を解消できる。
図6〜図8に変形例を示し、特に指摘する点以外は図1〜図5の実施例と同様である。最初に図3のステップ1を実行し、次いでステップ11で、どのキャリアを使用するかに基づいて、パーツをウェール方向に沿って複数のブロックに分割する。この時、ブロックのウェール方向に沿った長さに最小値を定めること等により、コース数が所定値以下の小さなブロックが生じないようにすることが好ましい。またステップ11で各キャリアの使用回数をブロック毎に求めておく。以降の処理はブロック単位で行うものとし、ステップ12で各キャリアの停止位置を最小値に設定する。そして例えば図3のステップ4〜7と同様にして、ブロック内での干渉を解消する(ステップ13)。
図7は、パーツ33へのリセット補正値を1点鎖線で示し、図中のXはリセット補正値を入れ替えることを示している。パーツ33に対し、最下部のキャリアaを使用する小さなブロックと次のキャリアa,bを使用する小さなブロックとを合体し、全体を例えば4ブロックとする。そしてブロック単位でリセット補正値を入れ替える。最初のブロックではキャリアaを主として用い他にキャリアbを用いるので、リセット補正値はキャリアaが最小値の0で、キャリアbでは1,キャリアcでは2とする。次のキャリアbを使用するブロックでは、キャリアaを使用しないため、例えばキャリアa,b間でリセット補正値を入れ替える。同様に、次のキャリアcを使用するブロックでは、キャリアbを使用しないため、キャリアb,c間でリセット補正値を入れ替え、最後のキャリアaを使用するブロックでは、キャリアcを使用しないため、キャリアc,a間でリセット補正値を入れ替える。またキャリアbを使用するブロックと、キャリアcを使用するブロックでは、使用しないために停止位置が一定のキャリアa等と、編幅の増加に伴い右側へ停止位置がシフトして行くキャリアb,c等の間で干渉が生じる。そこで図5と同様にして、干渉するキャリアの停止位置を編幅から見て遠い側へシフトさせ、干渉を回避する。
図8は、変形例でのインターシャ編成におけるリセット補正値を示し、インータシャ用のキャリアは鉛直方向真下へ糸を垂らすように、編幅の端部の直上及び糸を変更する位置の直上で停止できる。この場合、1個のキャリアで編成するエリアを1個の編幅と見なし、パーツ34はコース方向に2個の編幅を持つものとして扱い、最小値は0なので、リセット補正値が0での停止位置はパーツ34の両端部とエリアの境界である。パーツ34を上下2個のブロックに分割し、最初のブロックではキャリアa,bを用いるので、キャリアa,bに小さなリセット補正値を割り当て、次のブロックではキャリアc,dを用いるので、キャリアc,dに小さなリセット補正値を割り当てる。なおキャリアa,bを用いるブロックがキャリアc,dを用いるブロックよりも大きいことに着目し、下側のブロックに対するリセット補正値を上側のブロックに対しても有効とすると、図1〜図5の実施例と同じになる。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) キャリアの停止位置のデータを自動的に生成できる。
(2) キャリア間の干渉を解消できる。
(3) キャリアの使用頻度に応じてリセット補正値を決定することにより、キャリッジの移動距離を短縮できる。従って編成に要する時間を短縮できる。
2 前ベッド
4 後ベッド
6 ギャップ
8〜11 キャリアレール
12 キャリア
14〜16 編幅
20 編成データ生成装置
21 ユーザインターフェース
22 ネットワークインターフェース
23 ディスクドライブ
24 メモリー
25 プログラムメモリー
26 変換部
27 使用回数抽出部
28 ブロック抽出部
29 リセット補正値割当部
30 干渉チェック部
32〜34 パーツ

Claims (5)

  1. 少なくとも前後一対の針床と、針床の針を操作するキャリッジと、複数のキャリアレールと、個々のキャリアレールに沿ってキャリッジに連行され、針床の針に糸を供給する複数のキャリアとを備えている横編機用の編成データを自動的に生成する方法において、
    ガーメントの1パーツ中での、キャリアを使用するキャリッジのコースとキャリアの移動範囲とを示すデータを、編成に使用するキャリア毎に求めるステップと、
    前記データに基づき、キャリアの停止位置を、前記キャリア毎に定めるステップとを実行すると共に
    複数のキャリア中の1個のキャリアに対して、該キャリアの停止位置が、針床の長手方向に水平面内で直角な方向に関して、他のキャリアと重なることを検出すると、前記他のキャリアの停止位置を編幅を基準として外側へシフトするように変更するステップを、キャリア毎に実行することを特徴とする、横編機用の編成データの生成方法。
  2. 少なくとも前後一対の針床と、針床の針を操作するキャリッジと、複数のキャリアレールと、個々のキャリアレールに沿ってキャリッジに連行され、針床の針に糸を供給する複数のキャリアとを備えている横編機用の編成データを自動的に生成する装置において、
    ガーメントの1パーツ中での、キャリアを使用するキャリッジのコースとキャリアの移動範囲とを示すデータを、編成に使用する前記キャリア毎に求める解析手段と、
    前記データに基づき、キャリアの停止位置を、キャリア毎に定めると共に、複数のキャリア中の1個のキャリアに対して、該キャリアの停止位置が、針床の長手方向に水平面内で直角な方向に関して、他のキャリアと重なることを検出すると、前記他のキャリアの停止位置を編幅を基準として外側へシフトするように変更する処理を、キャリア毎に実行する停止位置決定手段、とを備えていることを特徴とする、横編機用の編成データの生成装置。
  3. 停止位置決定手段は、前記処理を使用回数が多いキャリアから少ないキャリアへの順に実行することにより、使用回数が多いキャリアを編幅の端部の近くに、使用回数が少ないキャリアを編幅の端部から離れた位置に停止させるように、停止位置を決定することを特徴とする、請求項2の横編機用の編成データの生成装置。
  4. 停止位置決定手段は、パーツ単位での使用回数に基づいて停止位置を決定することを特徴とする、請求項3の横編機用の編成データの生成装置。
  5. 解析手段によりパーツをウェール方向に複数のブロックに分割すると共に、停止位置決定手段は、ブロック単位での使用回数に基づいて停止位置を決定することを特徴とする、請求項3の横編機用の編成データの生成装置。
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