JP5879524B2 - lighting equipment - Google Patents
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Description
本発明は、直管形のランプを光源とする照明器具に関する。 The present invention relates to a luminaire using a straight tube lamp as a light source.
近年、LED(発光ダイオード)の発光効率の上昇に伴い、低消費電力かつ長寿命であるLEDを照明装置の光源として用いることが可能となっている。例えば、特許文献1には、直管形の外管体の内部にLED基板が保持され、外管体の両端に既存の直管形蛍光灯の取付器具に装着されるべき2つの口金を備えた照明装置(LEDランプ)が開示されている。
In recent years, with an increase in luminous efficiency of LEDs (light-emitting diodes), LEDs with low power consumption and long life can be used as light sources for lighting devices. For example, in
ところで、直管形のLEDランプには、片側の口金に接地端子が設けられたものがある。例えば、日本電球工業会規格で規格化されているJEL801「L形ピン口金GX16t-5付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」におけるLEDランプは、一方の口金に給電用の1対の端子ピンが設けられ、他方の口金には接地用の端子ピンが設けられている。そして、このようなLEDランプを光源とする照明器具では、図7に示すように、給電用の口金が装着される給電用のソケット(図示せず)と、アース用の口金が装着されるアース用ソケット100とが器具本体(図示せず)に取り付けられている。
By the way, there is a straight tube type LED lamp in which a ground terminal is provided on a base on one side. For example, the LED lamp in the JEL801 “straight tube LED lamp system with L-shaped pin cap GX16t-5 (for general lighting)” standardized by the Japan Light Bulb Industry Association standard is a pair of power supplies for one cap. A terminal pin is provided, and a terminal pin for grounding is provided on the other base. And in the lighting fixture which uses such an LED lamp as a light source, as shown in FIG. 7, the socket for electric power feeding (not shown) in which the nozzle | cap | die for electric power feeding is mounted | worn, and the earth | ground in which the nozzle | cap | die for earthing | grounding is mounted | worn The
ここで、アース用ソケット100は、その内部にLEDランプのランプピン(図示せず)が接触接続する導電板101を備えており、この導電板101を器具本体に接続して接地する必要がある。アース用ソケット100には、リード線102の一端を挿入可能な電線挿入孔100Aが設けられており、導電板102には、電線挿入孔100Aに挿入されたリード線102の一端が接続される速結端子部(図示せず)が設けられている。また、リード線102の他端には、器具本体101にねじ止めするための圧着端子102Aが設けられている。
Here, the
以下、アース用ソケット100の導電板101を器具本体に接続する方法について説明する。先ず、アース用ソケット100の電線挿入孔100Aにリード線102の一端を挿入し、導電板101の速結端子部にリード線102の一端を接続する。次に、リード線102の他端に設けられた圧着端子102Aを器具本体の何れかの面に当接させ、当該圧着端子102Aを器具本体にねじ止めする。これにより、アース用ソケット100の導電板101を器具本体に電気的に接続して接地することができる。
Hereinafter, a method of connecting the
しかしながら、上記のようにアース用ソケット100の導電板101を器具本体に接続する場合には、リード線102を用いて器具本体にねじ止めする作業を行う必要がある。この場合、リード線102の先端に圧着端子102Aを設ける加工が必要となり、ねじ止めの際にもねじの緩みに配慮せねばならず、更にリード線102の引き回しにも手間がかかり、組立作業(結線作業)が煩わしいという問題があった。
However, when the
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、リード線を用いることなくアース用ソケットの導電部材を器具本体に容易に電気的に接続することのできる照明器具を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide a lighting fixture that can easily electrically connect the conductive member of the earth socket to the fixture main body without using a lead wire. And
本発明の照明器具は、ランプのアース用口金に設けられた接地端子に接触導通する導電部材と、前記導電部材を内部に収納するアース用ソケットと、前記アース用ソケットが取り付けられる取付部を有する器具本体とを備え、前記取付部に、前記アース用ソケットを挿入して取り付けるための挿入孔と、前記挿入孔の内周縁と結合し少なくとも前記挿入孔の一部を覆う切除可能なノックアウト部とを設け、前記導電部材に、前記アース用ソケットから外部に露出する接触片を設け、前記接触片は、前記アース用ソケットを前記取付部に取り付けると前記挿入孔の内周縁に圧接することを特徴とする。 The lighting fixture of the present invention includes a conductive member that is in contact with a ground terminal provided on a grounding cap of the lamp, a grounding socket that houses the conductive member therein, and a mounting portion to which the grounding socket is attached. An insertion hole for inserting and attaching the grounding socket to the attachment portion; a removable knockout portion that is coupled to the inner periphery of the insertion hole and covers at least a part of the insertion hole; A contact piece exposed to the outside from the earth socket is provided on the conductive member, and the contact piece is in pressure contact with an inner peripheral edge of the insertion hole when the earth socket is attached to the attachment portion. And
この照明器具において、前記接触片を、その前記挿入孔の内周縁に圧接する接触面の厚み寸法が前記挿入孔の内周縁の厚み寸法よりも大きくなるように設けることが好ましい。 In this lighting apparatus, it is preferable that the contact piece is provided such that a thickness dimension of a contact surface that is in pressure contact with an inner peripheral edge of the insertion hole is larger than a thickness dimension of the inner peripheral edge of the insertion hole.
本発明は、アース用ソケットを器具本体の取付部に取り付ける際に、アース用ソケットから露出した接触片が、金属面が剥き出しとなった挿入孔の内周縁に圧接する。したがって、本発明では、アース用ソケットを器具本体の取付部に取り付けるだけで、リード線を用いることなくアース用ソケットの導電部材を器具本体に容易に電気的に接続することができる。 According to the present invention, when the earth socket is attached to the attachment portion of the instrument body, the contact piece exposed from the earth socket presses against the inner peripheral edge of the insertion hole from which the metal surface is exposed. Therefore, in the present invention, the conductive member of the grounding socket can be easily electrically connected to the instrument body without using a lead wire simply by attaching the grounding socket to the mounting part of the instrument body.
(実施形態1)
以下、本発明に係る照明器具の実施形態1について図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、図1(a)に示す矢印により、上下左右方向及び前後方向を定める。本実施形態は、図1,2に示すように、直管形のLEDランプ5を装着可能なアース用ソケット1及び給電用ソケット1’と、各ソケット1,1’を取り付ける器具本体6とを備える。また、本実施形態は、LEDランプからの光を反射して照明空間に照射する反射板7を備える。なお、給電用ソケット1’については従来周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
(Embodiment 1)
Hereinafter,
アース用ソケット1は、外郭をU字状に形成した箱体から成り、図3(a),(b)に示すように、後面を開口した樹脂製のカバー2と、前面を開口した樹脂製のボディ3とを組み立てて構成される。
The
カバー2は、図3(a)に示すように、半円板状の前壁20と、前壁20の上部を除く後面周縁より後向きに突出する側壁21と、前壁20の上端から前方及び左右側方へ突出するフランジ部22とを一体に形成して成る。前壁20及び側壁21の下部には、上下方向に沿ったピン挿入孔23を開口している。このピン挿入孔23には、後述するLEDランプ5の接地端子52Aを上下方向に沿ってスライド自在に挿入することができる。
As shown in FIG. 3A, the
側壁21の左上側面及び右上側面には、それぞれ左右外向きに突出する撓み自在な係止片24を一体に形成している。これら係止片24とフランジ部22との間で、後述する取付部60の第1挿入孔60Aの周部を挟持することで、アース用ソケット1を取付部60に取り付けることができる。なお、各係止片24とフランジ部22との間には、後述する導電板4の接触片42を通すための切り欠き25をそれぞれ設けている。また、前壁20の左右両端には、後向きに窪んだ平面視円形状の凹所26をそれぞれ設けている。各凹所26の底面には、後述するボディ3の各突起31を挿入するための丸孔26Aを貫設している。
On the upper left side surface and upper right side surface of the
ボディ3は、図3(a)に示すように、半円板状の主部30と、主部30の前面より前向きに突出する1対の突起31と、主部30前面の周縁近傍より前向きに突出する突壁32とを一体に形成して成る。カバー2とボディ3とを結合するには、先ず、ボディ3の各突起31をカバー2の各凹所26の丸孔26Aに挿入する。そして、各凹所26内において各丸孔26Aから突出する各突起31の先端部を潰してかしめることで、カバー2とボディ3とが結合する(図3(b)参照)。
As shown in FIG. 3A, the
導電板4(導電部材)は、図3(a)に示すように、弾性を有する金属板から成り、後述する接地端子52Aを挟持する1対の挟持片40と、各挟持片40を互いに連結する連結片(図示せず)とを備える。各挟持片40の長手方向における中央部には、それぞれ左右外側に向かって断面円弧状に湾曲する保持部40Aを設けている。これら保持部40Aの間で後述する接地端子52Aを挟持することで、接地端子52Aを機械的に保持し、且つ接地端子52Aと導電板4とを電気的に接続する。
As shown in FIG. 3A, the conductive plate 4 (conductive member) is made of an elastic metal plate, and connects the pair of
各挟持片40の上端部には、それぞれ左右外向きに突出する矩形板状の延設片41を一体に形成している。そして、各延設片41の先端部には、断面V字状となるように前向きに折り曲げた接触片42をそれぞれ設けている。上方に向かうにしたがって後方へと突出する矩形板状の接触片42を一体に形成している。各接触片42は左右外向きに付勢されており、図3(b)に示すように、カバー2の切り欠き25を介して外部へ突出する。
A rectangular plate-like extending
LEDランプ5は、図2に示すように、直管形のランプ本体50から成る。ランプ本体50の長手方向における両端には、それぞれ給電用口金51とアース用口金52とを設けている。給電用口金51には、1対の板状の給電端子51Aを突設している。また、アース用口金52には、丸棒状の接地端子52Aを突設している。ランプ本体50の内部には、図示しないが複数のLEDを実装した基板を収納しており、これらLEDのアノード及びカソードと、1対の給電端子51Aとを電気的に接続している。したがって、給電用口金51を給電用ソケット1’に取り付け、各給電端子51Aを介して各LEDに点灯電力を供給することで、LEDランプ5を点灯することができる。なお、本実施形態ではLEDランプ5を採用しているが、アース用口金52を有するランプであれば他のランプであってもよい。
As shown in FIG. 2, the
器具本体6は、LEDランプ5の長手方向に沿って長尺な金属製の板状部材から成る。器具本体6の表面には、意匠性の向上、及び防錆を目的とした塗装を施している。器具本体6の長手方向における中央部には、図2に示すように、外部電源に接続される電源線(図示せず)を引き込むための電線挿入孔6Aを貫設している。この電線挿入孔6Aを挟んだ両側には、点灯装置63と、電源用の端子台64とをそれぞれ設けている。
The
点灯装置63は、外部電源から端子台64を介して電力供給を受けることにより、LEDランプ5に点灯電力を供給する。なお、点灯装置63と給電用ソケット1’内の導電板(図示せず)とは、リード線L1を介して電気的に接続する。したがって、LEDランプ5を各ソケット1,1’に装着すると、給電端子51A、導電板、リード線L1を介して点灯装置63からLEDランプ5に点灯電力を供給することができる。端子台64には、電線挿入孔6Aを介して引き込まれる電源線の一端を接続する。また、器具本体6の長手方向における両端部には、給電用のソケット1’及びアース用ソケット1を取り付けるための取付部60をそれぞれ設けている。
The
各取付部60は、図1(a),図2に示すように、前面及び後面を開口した中空箱形に形成され、その下面には各ソケット1,1’を挿入するための矩形状の第1挿入孔60Aを貫設している。各第1挿入孔60Aには、図1(a)に示すように、ノックアウト部61をそれぞれ設けている。
As shown in FIGS. 1 (a) and 2, each mounting
ノックアウト部61は、取付部60における第1挿入孔60Aとなる部位において、菱形状の部位を残すように打ち抜いて形成する。ノックアウト部61の各頂部は、それぞれ器具本体6の母材に繋がる結合部61Aとなっている。したがって、例えばニッパ等の工具を用いて各結合部61Aを母材から切り離すことで、ノックアウト部61を切除して第1挿入孔60Aを設けることができる。このとき、第1挿入孔60Aにおける各結合部61Aを切り離した部位には、元々塗装が施されていない。したがって、これらの部位では、塗装の施されていない金属面が剥き出しとなる。
The knock-out
ノックアウト部61の中央には、平面視円形状の引掛け用孔61Bを貫設している。この引掛け用孔61Bは、取付部60に塗装を施す工程において用いる。すなわち、取付部60に塗装を施す際に、この引掛け用孔61Bにフック(図示せず)を引っ掛けて取付部60を吊り下げることができる。仮に取付部60を把持した状態で塗装を施すとすると、把持した部位には塗装を施すことができず、取付部60に均一に塗装を施すことができない。一方、取付部60を吊り下げた状態で塗装を施せば、取付部60を把持して塗装を施す場合と比較して塗装の妨げとなる部位が少なく、取付部60に均一に塗装を施すことができる。
In the center of the
また、各取付部60には、図1(a)に示すように、ラッチ部材62を取り付けるための取付孔60Bをそれぞれ貫設している。各ラッチ部材62は、その先端部が回動自在となっている。これら各ラッチ部材62の先端部を後述する反射板7の各係止孔71に挿入し、時計回り又は反時計回りに回動すると、各ラッチ部材62の先端部の両端が各係止孔71の周縁に係止する。したがって、各ラッチ部材62を用いることで反射板7を器具本体6に取り付けることができる。
Further, as shown in FIG. 1A, each
反射板7は、金属板から成り、図2に示すように、上面を開口した断面逆山形状の箱体に形成されている。反射板7下面の前後両端部には、給電用ソケット1’及びアース用ソケット1を挿入するための矩形状の第2挿入孔70をそれぞれ貫設している。これら第2挿入孔70に各ソケット1,1’を挿入した状態で、LEDランプ5を各ソケット1,1’に取り付ける。また、各第2挿入孔70の近傍には、ラッチ部材62の先端部を係止するための矩形状の係止孔71をそれぞれ貫設している。
The reflection plate 7 is made of a metal plate, and is formed in a box having an inverted cross-sectional shape with an open upper surface as shown in FIG. A rectangular
以下、アース用ソケット1を器具本体6に取り付ける方法、及び導電板4を器具本体6に電気的に接続する方法について説明する。先ず、ノックアウト部61を切除することで、取付部60の第1挿入孔60Aを開放する。次に、アース用ソケット1の下端部を第1挿入孔60Aに上側から挿入する。そして、アース用ソケット1を下向きに押し込んでいき、各係止片24とフランジ部22との間で第1挿入孔60Aの周部を挟持することで、アース用ソケット1を取付部60に取り付けることができる(図1(c)参照)。
Hereinafter, a method for attaching the
ここで、アース用ソケット1を取付部60に取り付けると、カバー2の各切り欠き25を介して外部に露出する各接触片42が、第1挿入孔60Aの内周縁に接触する。各接触片42は左右外向きに付勢されているため、この付勢力により各接触片42が第1挿入孔60Aの内周縁に圧接する。既に述べたように、ノックアウト部61を切除すると、第1挿入孔60Aにおける各結合部61Aを切り離した部位では、塗装の施されていない金属面が剥き出しとなる。したがって、各接触片42が当該金属面に圧接することで、導電板4を器具本体6に電気的に接続し、接地することができる。
Here, when the earthing
上述のように、本実施形態では、アース用ソケット1を器具本体6の取付部60に取り付ける際に、アース用ソケット1から露出した接触片42が、金属面が剥き出しとなった第1挿入孔60Aの内周縁に圧接する。したがって、本実施形態では、アース用ソケット1を器具本体6の取付部60に取り付けるだけで、リード線を用いることなくアース用ソケット1の導電板4(導電部材)を器具本体6に容易に電気的に接続することができる。また、本実施形態では、ノックアウト部61を切除するだけで第1挿入孔60Aの内周縁に金属面が剥き出しとなる部位を設けることができるので、塗装を剥がす作業を別途行う必要がない。
As described above, in the present embodiment, when the
なお、本実施形態では、図1(c)に示すように、各接触片42の厚み寸法(上下方向の寸法)が、第1挿入孔60Aの内周縁の厚み寸法よりも大きくなっている。このため、各接触片42Aの接触可能な面積が大きくなることから、各接触片42が第1挿入孔60Aの内周縁に圧接し易くなっている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 1C, the thickness dimension (vertical dimension) of each
(実施形態2)
以下、本発明に係る照明器具の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図4,5に示すように、アース用ソケット1及び給電用ソケット1’と、器具本体8と、反射板9とを備える。そして、本実施形態では、器具本体8ではなく反射板9に各ソケット1,1’を取り付ける。
(Embodiment 2)
Hereinafter,
アース用ソケット1は、実施形態1と同様に外郭をU字状に形成した箱体から成り、図6(a),(b)に示すように、後面を開口した樹脂製のカバー2と、前面を開口した樹脂製のボディ3とを組み立てて構成される。
The
カバー2は、図6(a)に示すように、半円板状の前壁20と、前壁20の上部を除く後面周縁より後向きに突出する側壁21とを一体に形成して成る。前壁20及び側壁21の下部には、上下方向に沿ったピン挿入孔23を開口している。このピン挿入孔23には、後述するLEDランプ5の接地端子52Aを上下方向に沿ってスライド自在に挿入することができる。
As shown in FIG. 6A, the
側壁21の左側面及び右側面には、断面が半円形状の突条27をそれぞれ一体に形成している。各突条27の先端部(後端部)は、カバー2の後面よりも後向きに突出しており、撓み自在な係止爪27Aとなっている。これら係止爪27Aを、後述する取付部91の各係止孔92の周部に係止することで、アース用ソケット1を取付部91に取り付けることができる。
On the left side surface and the right side surface of the
ボディ3は、図6(a)に示すように、半円板状の主部30と、主部30前面の周縁近傍より前向きに突出する突壁32とを一体に形成して成る。ボディ3後面の上部には、矩形状の通孔33を貫設している。この通孔33を介して、後述する導電板4の接触片44がアース用ソケット1の外部に露出する。
As shown in FIG. 6A, the
導電板4は、図6(a)に示すように、1対の挟持片40と、各挟持片40を互いに連結する連結片43とを一体に形成して成る。連結片43の上端部には、後向きに突出する接触片44を一体に形成している。この接触片44は、その先端部(後端部)が二股に分かれて1対の突片44Aを形成している。これら突片44Aは、左右方向に沿って撓み自在である。
As shown in FIG. 6A, the
器具本体8は、LEDランプ5の長手方向に沿って長尺な金属製の板状部材から成り、図5に示すように、下面を開口した扁平な箱形に形成している。器具本体8下面の長手方向における中央部には、点灯装置80及び端子台81を設けている。なお、点灯装置80及び端子台81は、それぞれ実施形態1における点灯装置63及び端子台64と同じものである。器具本体8の長手方向における両端部には、反射板9を器具本体8に取り付けるために用いられる取付金具82をそれぞれ設けている。
The appliance body 8 is made of a long metal plate-like member along the longitudinal direction of the
各取付金具82は、長尺な矩形状の金属板の左右両端部を下向きに折曲して成り、これら両端部に挟まれる形で反射板9を取り付ける。各取付金具82には、取付ねじ(図示せず)を挿通する挿通孔(図示せず)を1乃至複数貫設している。この挿通孔と、後述する反射板9のねじ孔(図示せず)とに取付ねじを挿通してねじ止めすることにより、反射板9を各取付金具82に取り付けることができる。
Each mounting
反射板9は、金属板から下面を開口した扁平な箱形に形成され、その下端部には周方向に亘って外向きに突出する鍔部90を設けている。反射板9内側の長手方向における両端部には、給電用のソケット1’及びアース用ソケット1を取り付けるための取付部91をそれぞれ設けている。
The reflecting plate 9 is formed in a flat box shape having a lower surface opened from a metal plate, and a
各取付部91には、図4(a)に示すように、アース用ソケット1の各係止片27Aを挿入するための1対の円形状の係止孔92と、導電板4の接触片44を挿入するための円形状の挿入孔93とを貫設している。挿入孔93には、ノックアウト部94を設けている。
As shown in FIG. 4A, each
ノックアウト部94は、図4(b)に示すように、取付部91における挿入孔となる部位において、矩形板状の部位を残すように打ち抜いて形成する。ノックアウト部94の左右両端部は、それぞれ反射板9の母材に繋がる結合部94Aとなっている。したがって、例えばニッパ等の工具を用いて各結合部94Aを母材から切り離すことで、ノックアウト部94を切除して挿入孔93を設けることができる。このとき、挿入孔93における各結合部94Aを切り離した部位には、元々塗装が施されていない。したがって、これらの部位では、塗装の施されていない金属面が剥き出しとなる。
As shown in FIG. 4 (b), the
以下、アース用ソケット1を器具本体8に取り付ける方法、及び導電板4を器具本体8に電気的に接続する方法について説明する。先ず、ノックアウト部94を切除することで、取付部91の挿入孔93を開放する。次に、図4(c)に示すように、アース用ソケット1の各係止片27Aを各係止孔92に挿入する。これにより、各係止片27Aが各係止孔92の周部に係止するため、アース用ソケット1を取付部91に取り付けることができる。
Hereinafter, a method for attaching the
ここで、アース用ソケット1を取付部91に取り付ける際に、ボディ3の通孔33を介して外部に露出する接触片44が挿入孔93に挿入される。このとき、接触片44の各突片44Aは挿入孔93の内周縁に押されて左右内向きに撓む。そして、各突片44Aは左右外向きに付勢されているため、この付勢力により各突片44Aが挿入孔93の内周縁に圧接する。既に述べたように、ノックアウト部94を切除すると、挿入孔93における各結合部94Aを切り離した部位では、塗装の施されていない金属面が剥き出しとなる。したがって、各突片44Aが当該金属面に圧接することで、導電板4を反射板9に電気的に接続し、接地することができる。
Here, when the
上述のように、本実施形態では、アース用ソケット1を反射板9の取付部91に取り付ける際に、アース用ソケット1から露出した接触片44が、金属面が剥き出しとなった挿入孔93の内周縁に圧接する。したがって、本実施形態では、アース用ソケット1を反射板9の取付部91に取り付けるだけで、リード線を用いることなくアース用ソケット1の導電板4(導電部材)を反射板9に容易に電気的に接続することができる。また、本実施形態では、ノックアウト部94を切除するだけで挿入孔93の内周縁に金属面が剥き出しとなる部位を設けることができるので、塗装を剥がす作業を別途行う必要がない。
As described above, in this embodiment, when the
1 アース用ソケット
4 導電板(導電部材)
42 接触片
5 LEDランプ(ランプ)
52 アース用口金
52A 接地端子
6 器具本体
60 取付部
60A 第1挿入孔(挿入孔)
61 ノックアウト部
1 Socket for grounding 4 Conductive plate (conductive member)
42
52 Base for Grounding
61 Knockout Club
Claims (2)
The lighting fixture according to claim 1, wherein the contact piece is provided so that a thickness dimension of a contact surface pressed against an inner peripheral edge of the insertion hole is larger than a thickness dimension of an inner peripheral edge of the insertion hole.
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