JP5877330B2 - 家電機器、その制御方法及び制御システム - Google Patents

家電機器、その制御方法及び制御システム Download PDF

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Description

本発明は、家電機器の運転開始時刻又は運転終了時刻を制御する家電機器及び家電機器制御方法に関するものである。
従来、電気温水器及びヒートポンプ給湯器において、貯湯タンクへ貯めるお湯を使用電力量が少ない夜間に作り、昼間に使用することが一般的に行われている。これにより、昼間と比べて使用電力量が少ない夜間へ機器の運転がシフトするので、電力負荷の平準化が可能となる。また、ユーザにとっても電力料金が安い夜間に電力を使用することにより電気代を削減することができる。
また、現在、予め定められた時間帯毎に電力料金が異なる時間帯別電力料金制度がある。今後、太陽電池の普及、蓄電池の設置、及び新しい家電の開発等の電気使用状況に関する環境が大きく変化し、リアルタイムに電力料金が変動するリアルタイムプライシング(RTP)が導入されることが考えられる。
このような状況に応じたさらなる負荷平準化及び電力料金削減の方法として、従来の電気温水器及びヒートポンプ給湯器の夜間使用だけでなく、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器等の家電機器をネットワークを介してサーバに接続し、サーバにより家電機器の使用時間帯を変更することで負荷平準化及び電力料金削減を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、希望する上記家電機器の使用時間をユーザが入力操作パネルを操作し入力する。そして、家電機器に接続されているサーバ側で、当該ユーザが希望した使用時間及び使用する家電機器の特性等を考慮し、最適な使用時間帯計画を作成し、その計画に従って家電機器を制御する構成が開示されている。
特開2008−067473号公報
しかしながら、上記の従来技術では、電気料金等を考慮し、家電機器の稼動時間を最適な時間帯にシフトするためのアルゴリズムは記述されているものの、家電機器のタイムシフト機能をどのように使用するかについては、十分な検討はなされていなかった。
もしも家電機器が備える従来から用いられている入力操作パネルを援用してタイムシフト機能を使用できるのであれば、これまでの操作方法を踏襲でき直感的な入力/操作が行えるといったメリットがある。しかしながら、家電機器が備える従来の入力操作パネルは、タイムシフトに関連する情報の表示を想定して設計されたものではない。このため、従来の入力操作パネルをそのまま用いた場合、表示内容には制約及び制限があり、タイムシフトに関連するすべての情報を満足に表示できない。このため、タイムシフト機能を使用するユーザの利便性は決してよくないといったデメリットがあった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、タイムシフト機能を使用するユーザの利便性を考慮した家電機器及び家電機器制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る制御方法は、家電機器の運転時間を制御する制御方法であって、電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とを取得し、ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付け、前記受け付けたタイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を算出し、前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示し、前記算出された運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約するものである。
これにより、ユーザは、家電機器を運転するタイマ予約時間を入力することによって、
家電機器の運転に係る電気代が最も安くなる時間帯にタイマ予約を自動的に行うことができる。さらに、上記自動タイマ予約処理によって得られたタイマ予約時間が表示部に表示されるため、これによってユーザは自動タイマ予約がなされたことを認識することが可能である。
本発明の一局面に係る制御方法は、さらに、ユーザから取り消しを指示する入力を受け付け、前記取り消し指示する入力がなされた場合には、前記受け付けたタイマ予約時間を前記修正されたタイマ予約時間とすることを特徴とするものである。
これにより、家電機器のユーザは、入力したタイマ予約時間に正確に運転開始または運転終了させたい場合もある。上記の構成によれば、ユーザから取り消しを指示する入力を受け付け、取り消し指示する入力がなされた場合には、受け付けたタイマ予約時間を修正されたタイマ予約時間とすることができる。
本発明の一局面に係る制御方法は、さらに、所定期間を過ぎて取り消しを指示する入力がなされた場合、タイマ予約時間での家電機器の運転を行わないことを特徴とするものである。
これにより、例えば、予約が確定した後にユーザが外出する必要が生じ、予約時間に家電機器を運転することに不都合が生じた場合であっても、取り消しを指示する入力がなされた場合、タイマ予約を取り消し、家電機器が稼動しないように制御することができる。この結果、ユーザの利便性のさらなる向上を実現することができる。
本発明の一局面に係る制御方法は、さらに、前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻の表示は、前記取り消しを指示する入力がなされる前と、前記取り消
しを指示する入力がなされた後とで表示状態を異ならせることを特徴とするものである。
これにより、算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻の表示は、取り消しを指示する入力がなされる前と、取り消しを指示する入力がなされた後とで表示状態が異なるため、ユーザは容易に表示を認識することができる。この結果、ユーザの利便性のさらなる向上を実現することができる。
本発明の一局面に係る制御方法は、さらに、前記運転時間候補は、前記受け付けたタイマ予約時間を含む所定の時間帯において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が最も安くなる運転時間であることを特徴とするものである。
これにより、家電機器の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約時間に家電機器を運転させることができる。
本発明の一局面に係る家電機器は、ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付ける入力部と、前記受け付けたタイマ予約時間を含む、タイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいた家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を取得する取得部と、前記取得した運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示する表示部と、前記取得した運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約する予約部と、を備えるものである。
これにより、家電機器の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約時間に家電機器を
運転させることができる。
本発明の一局面に係る制御システムは、家電機器の運転時間を制御する制御システムであって、電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とを取得する取得部し、ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付ける入力部と、前記受け付けたタイマ予約時間を含む、タイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を算出する演算部と、前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示する表示部と、前記算出された運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約する予約部と、を備えるものである。
これにより、家電機器の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約時間に家電機器を運転させることができる。
本発明によれば、家電機器が備える従来から用いられている入力操作パネルやリモコン等を前記入力操作部や表示部として援用してタイムシフト機能を使用した場合でも、これまでの操作方法を踏襲しつつ、直感的な入力操作を行うことができる。この結果、タイムシフト機能を備えた家電機器を使用するユーザの利便性の向上を実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る機器制御システムの概略構成を示す説明図 本実施の一形態に係る機器制御システムの機能ブロック図 本発明の一実施の形態に係るタイムシフト期間及び運転期間を説明するための模式図 本発明の一実施の形態に係る機器制御システムの動作を説明するためのフローチャート 本発明の一実施の形態に係る家電機器の入力操作部の一例を示す説明図 本発明の一実施の形態に係る家電機器の入力操作部の他の例を示す説明図 本発明の一実施の形態に係る家電機器の入力操作部のさらに他の例を示す説明図 本発明の一実施の形態に係る家電機器の入力操作部のさらに他の例を示す説明図 本発明の一実施の形態に係る家電機器の動作について説明するためのフローチャート
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態100に係る機器制御システムの概略構成を示す説明図である。図1に示す機器制御システム100は、機器制御装置10と、家電機器20、30、40とを備える。
本実施の形態では、家電機器として洗濯乾燥機を例に説明するが、本発明の家電機器は、これに限定されず、例えば、運転開始のタイマ予約運転と、運転終了のタイマ予約運転との両方の機能を備えるエアコンにも好適に適応することができる他、洗濯機、衣類乾燥機、電磁調理器(IH)、電気給湯機、食器洗浄機、炊飯器、生ゴミ処理機等にも適応することができる。
機器制御装置10と家電機器20、30、40とは、無線又は有線のホームネットワークにより情報を相互に送受信可能に接続されている。なお、図1では、3つの家電機器が機器制御装置10に接続されているが、本発明はこれに限定されず、少なくとも1台の家電機器が機器制御装置10に接続されていればよい。
本実施の形態では、機器制御装置10と家電機器20、30、40とは、宅内に設置されているものとして説明するが、機器制御装置10は外部に設置されていてもよい。また、屋内に設置される家電機器20、30及び40同士が無線又は有線による通信手段により通信可能に接続されることで家電機器20、30及び40の何れかが、以下に説明する機器制御装置10の機能を備える構成としてもよい。
また、以下の説明では、家電機器(洗濯乾燥機)20の構成及び動作について説明するが、その構成及び動作の説明は、家電機器30及び家電機器40に適用できるものとし、その説明を省略する。
図2に示すように、機器制御装置10は、受信部11、タイムシフト時間演算部12、電力料金情報記憶部13、記憶部14及び送信部15を備える。機器制御装置10の機能及び動作については後述する。
また、家電機器20は、入力操作部21、送信部22、受信部23、記憶部24、運転制御部25及び表示部26を備える。
入力操作部21は、例えば操作画面などを備えた入力端末であり、ユーザが家電機器20の運転に関する操作をするための様々な情報の入力を受け付ける。具体的には、ユーザは、入力操作部21の操作により、家電機器20の運転開始の指示、タイマ予約時間、及びその変更指示、キャンセル指示等の入力を行うことができる。入力操作部21は、運転制御部25を介して、家電機器20の運転開始信号ともに運転期間情報と電力情報、許容期間情報を送信部22へ出力する。
なお、本実施の形態では、家電機器20として洗濯乾燥機を用いているため、入力操作部21によって洗濯コース(標準コース、省エネコース及び時短コースなど)が選ばれることにより、その洗濯コースに対応した運転期間情報及び電力情報が特定できるので、ユーザが運転期間情報及び電力情報を入力する必要はない。要は、何らかの入力情報によって許容期間情報、運転期間情報及び電力情報が特定できる場合は、ユーザが個々の情報を入力する必要はない。
上記許容期間(タイムシフト期間)は、ユーザが入力し予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容されるタイムシフト期間である。上記許容期間(タイムシフト期間)は、ユーザが入力操作部21を用いて、使用態様に応じて任意の期間に設定することができる。この許容期間は、家電機器毎に許容期間を異ならせて記憶させてもよいし、希望運転時刻や機器の運転時刻に応じて許容期間を異ならせてもよい。なお、機器制御装置10側でタイムシフトの演算期間が定められている場合は特に許容期間情報を送信する必要はない。
記憶部24は、さらに上記洗濯コースに対応した運転期間情報及び電力情報が定められた変換対応テーブルを予め記憶する構成としてもよい。また、家電機器(洗濯乾燥機)20の稼動中には複数の工程(例えば、洗濯工程、脱水工程及び乾燥工程など)が順次行われるため、運転期間情報及び電力情報は複雑なものとなる。そこで、記憶部24は、洗濯コース、洗濯衣類の重量、及び外気温等のセンサ結果ごとに複数の電力情報をさらに記憶する構成としてもよい。
送信部22は、ユーザの入力操作部21の操作により、家電機器20のタイマ予約時間が指示されると、運転期間情報、電力情報及び許容期間情報を運転開始信号と共に機器制御装置10側に送信する。
家電機器20の受信部23は、機器制御装置10側の送信部15から送信されたタイムシフト時間としての運転開始時刻を受信する。
運転制御部25は、タイマ予約部27を備えている。表示部26は、例えば液晶表示装置で構成され、タイマ予約部27にて設定された家電機器20のタイマ予約時間を表示する。タイマ予約部27は、受信部23が運転開始時刻(タイムシフト時間)を受信すると、受信した運転開始時刻をタイマ予約時間として設定する。そして、タイマ予約部27にて設定されたタイマ予約時間が表示部26に表示される。
また、タイマ予約部27は設定されたタイマ予約時間を記憶し、運転制御部25は、タイマ予約部27に記憶されたタイマ予約時間に基づいて、家電機器20の運転を制御する。すなわち、たとえばタイマ予約時間が運転開始時刻を指示する場合、運転制御部25は、現在時刻がタイマ予約部27に記憶された運転開始時刻になると開始信号を出力し、家電機器20の運転を開始するよう制御する。
本実施の形態では、後述するように、ユーザにより入力操作部21からおおまかな時間を設定されると、家電機器20から機器制御装置10に通知がなされ、機器制御装置10側で自動的にタイマ予約処理を行うとともに、家電機器20の表示部26にタイムシフト演算結果のタイマ予約時間を表示させる特徴的構成を有している。
次に、機器制御装置10の構成について説明する。
機器制御装置10の受信部11は、家電機器20の送信部22から家電機器20のタイマ予約時間情報を受信する。また、前記タイマ予約時間が運転開始時間を指示する場合、機器制御装置10の送信部15は、記憶部14に記憶されているタイムシフト時間演算部12の演算結果としての運転開始時刻を家電機器20へ送信する。
電力料金情報記憶部13は、時間毎に変化する電力料金を示す電力料金情報を記憶している。電力料金情報は、例えば電力会社から提供される。機器制御装置10は、例えば前日に当日の電力料金情報を取得し、当該電力料金情報を電力料金情報記憶部13に記憶する。そして、電力料金情報記憶部13に記憶された電気料金情報を読み出し、タイムシフト時間演算部12に出力する。
電力料金情報は、例えば、24時間分の1kWh当たりの電力料金の時間変動を表すものである。これは、家電機器のある家庭に太陽電池及び燃料電池等の電力供給源が設置されることや、蓄電池が設置されることで家庭への電気の供給体制が大きく変わることから、リアルタイムに電気代が変動するリアルタイムプライシングが反映されたものである。
リアルタイムプライシングとは、一般に、事前に電力会社から通知される電力料金情報を示す。また、リアルタイムプライシングは、電力会社からの電力料金情報だけでなく、家庭内の電力供給源及び蓄電池等の機器運用情報、買電力料金情報及び売電力料金情報の過去の実績から作成される電力料金情報を示す場合もある。
なお、機器制御装置10は必ずしも電力料金情報記憶部13を有している必要はない。例えば、電力料金情報記憶部13から電気料金情報を読み出す構成に代えて、タイムシフト時間演算部12によってタイムシフト時間が設定された場合、電力会社が運営する外部サーバにアクセスし、当該外部サーバから電力料金情報を取得する構成としてもよい。
以上のように、電力料金情報は、電力会社からの電力料金情報だけでなく、機器運用情報、買電力料金情報及び売電力料金情報の過去の実績から作成される、ある家庭だけで適応される電力料金情報であってもよい。要は、時間に依存して変動する電力料金がわかればよいのであって、その情報の入手方法は問わない。
タイムシフト時間演算部12は、受信部11によって受信されたタイマ予約時間情報、家電機器20の消費電力情報、及び電力料金情報記憶部13から読み出した電力料金情報、許容期間情報、等に基づいて、家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻を演算する。
記憶部14は、タイムシフト時間演算部12の演算結果としての各家電機器20、30、40の最適運転開始時刻を記憶する。そして、家電機器20の最適運転開始時刻が送信部15から家電機器20側へ送信される。
図3は、家電機器の運転開始時刻をずらすことが可能な期間を表すタイムシフト期間及び運転期間を説明するための模式図である。図3の上図において、横軸は時間を表し、図3の下図において、横軸は時間を表し、縦軸は電力料金Y(t)(円/kWh)を表している。現在時刻taにおいて、ユーザにより入力操作部21からおおまかなタイマ予約時間を設定されると、タイマ予約時間が運転開始時間を指示する場合、タイムシフト時間演算部12は、当該タイマ予約がなされた時刻から例えば、12時間の時間幅を有するタイムシフト期間(許容期間)Tzを設定する。
そして、タイムシフト時間演算部12は、希望時刻情報、運転期間情報、電力情報及び電力料金情報(電力料金Y(t))に基づいて、タイムシフト期間Tz内において家電機器30が運転された場合に課金される電気代が最も安くなる運転期間Txを演算し、当該運転期間Txに基づいて運転開始時刻を演算する。タイムシフト時間演算部12は、下記の(1)式を用いて、家電機器20が運転された場合に課金される電気代を算出する。すなわち、タイムシフト時間演算部12は、時間帯別の電力料金Y(t)に家電機器30が運転に要する電力P(t)を乗算した値を、タイムシフト期間内の運転開始時刻t1から運転終了時刻t2までの運転期間で積分することにより、課金される電気代を算出することができる。
Figure 0005877330

なお、電力P(t)は、特定期間のピーク電力で電気料金が決まる場合等、時間以外の要因で決定されることもある。また、電気代が最も安くなる複数の運転期間Txが抽出された場合、タイムシフト時間演算部12は、複数の運転期間Txのうち、運転終了時刻が
希望運転終了時刻に最も近い運転期間Txを選択する構成としてもよい。
次に、本実施の形態における機器制御システム100の動作について図4ないし図8を参照し説明する。
図4は、本実施の形態1における機器制御システムの動作について説明するためのフローチャートである。図5は、本実施の形態に係る家電機器20の入力操作部21の一例として、ユーザがスタートボタンSSを押下した状態を示している。図6は、本実施の形態に係る家電機器20の入力操作部21の他の例として、増減ボタン(+ボタンおよび−ボタン等)SCが押下されタイマ予約時間を設定した状態を示している。図7は、本実施の形態に係る家電機器20の入力操作部21の他の例として、タイマ予約時間が点滅表示されている状態を示している。図8は、本実施の形態に係る家電機器20の入力操作部21の他の例として、タイマ予約時間が点灯表示されている状態を示している。
図4のフローチャートにおいて、ユーザが家電機器20の入力操作部21のスタートボタンSSを押下し(S1)、さらに増減ボタンSCを押してタイマ予約時間を合わせ(S2)、予約ボタンSRを押下すると(S3)、タイマ予約時間情報(タイマ予約時間1)が送信部22から機器制御装置10の受信部11に送信される(S4)。機器制御装置10側で受信部11がタイマ予約時間情報(タイマ予約時間1)を受信すると(S5)、タイムシフト時間演算部12は、自動的に家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻を演算する(S6)。すなわち、タイムシフト時間演算部12は、受信部11によって受信された運転開始信号、他の家電機器のタイマ予約に関する情報、消費電力情報、及び電力料金情報記憶部13から読み出した電力料金情報等に基づいて、家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻を演算する。家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻として、例えば、現在時刻から所定時間後(例えば、12時間後)までのタイムシフト期間(許容期間)で、家電機器20が運転された場合に課金される電力料金が最も安くなる時間帯で運転されるように、家電機器20の運転開始時刻が算出される。
なお、上記許容期間は予約時刻が運転開始時刻を指示する場合、最初にユーザが設定した予約時刻に対して、運転開始時刻が早くなっても許容される期間であり、予め設定された許容期間が記憶されている構成としてもよいし、ユーザが使用態様に応じて任意の期間を設定可能な構成としてもよい。また、家電機器毎に許容期間を異ならせて記憶させてもよいし、希望運転時刻や機器の運転時刻に応じて許容期間を異ならせてもよい。
また、タイムシフト時間演算部12は、演算結果である運転開始時刻(タイムシフト時間)をタイマ予約時間2として記憶部14に記憶する。そして、機器制御装置10の送信部15は、運転開始時刻(タイマ予約時間2)を家電機器20の受信部23に送信する(S7)。ステップS8にて、家電機器20の受信部23が運転開始時刻(タイマ予約時間2)を受信すると、運転制御部25のタイマ予約部27は、受信した運転開始時刻を新たなタイマ予約時間2として設定する(S9)。そして、タイマ予約部27にて設定された運転開始時刻が、タイムシフト演算した結果のタイマ予約時間2として表示部26に表示される(S10)。この場合、図7に示すように、タイマ予約時間2(2時間後)を示す「2」が、点燈表示ではなく点滅表示される。なお、ユーザがタイマ予約時間を入力する場合は、点滅表示されず点灯表示される。よって、前記の点滅表示により、ユーザは、自身の入力操作により指示した予約時間ではなく、機器制御装置10側での演算の結果導き出された家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻(タイムシフト時間)であることを認識することができる。
本家電機器20は、以上のように、運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻又は
運転終了時刻を示すタイムシフト演算結果に基づいてタイマ予約処理を行うタイムシフト機能を備えており、ユーザが入力操作部21からおおまかなタイマ予約時間を設定すれば、運転制御部25が前記タイムシフト演算結果に基づいて自動的にタイマ予約処理を行うようになっている。
また、本実施の形態に係る家電機器の制御方法は、家電機器の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻又は運転終了時刻を示すタイムシフト演算結果に基づいてタイマ予約処理を行うタイムシフト機能を備えた家電機器の制御方法であって、ユーザが入力操作部21からおおまかなタイマ予約時間を設定したとき、前記タイムシフト演算結果に基づいて自動的にタイマ予約処理を行うタイマ予約処理ステップと、家電機器20の表示部26にタイマ予約時間を表示させる表示ステップとを備えている。
これにより、ユーザは、家電機器20が備える入力操作部21からおおまかなタイマ予約時間を設定する等の極めて簡単な操作によって、家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約を自動的に行うことができる。さらに、上記自動タイマ予約処理によって得られたタイマ予約時間が表示部26に表示されるため、これによってユーザは自動タイマ予約がなされたことを認識するとともに、家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約時間(運転開始時刻又は運転終了時刻)を確認することができる。
この場合、家電機器が備える従来から用いられている入力操作パネルやリモコン等を前記入力操作部や表示部として援用してタイムシフト機能を使用した場合でも、これまでの操作方法を踏襲しつつ、直感的な入力操作を行うことができる。この結果、タイムシフト機能を備えた家電機器を使用するユーザの利便性の向上を実現することができる。
また、表示部26は、前記所定時間内であって入力操作部21よりタイマ予約のキャンセル指示が入力されるまでの期間、前記タイマ予約時間の表示状態を当該期間以外の表示状態と異ならせることが好ましい。
上記の構成によれば、前記タイマ予約時間の表示状態を当該期間以外の表示状態と異ならせているため、ユーザは、表示部26に表示されているタイマ予約時間が、自身の入力操作により指示した予約時間ではなく、自動タイマ予約処理により得られた家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなるタイマ予約時間(タイムシフト時間)であることを容易に認識することができる。
なお、タイムシフト時間の表示は、ユーザが入力操作により指示した予約時間と区別できる表示であれば、上記の点滅表示に限定されない。例えば、図6〜図9に示す表示部26において、機器制御装置10側の演算によって導きだされたタイムシフト時間(運転開示時刻)を表示パネル26Pに表示する際には、タイムシフト表示26Tが点灯表示される一方、ユーザの入力による予約時間を表示する際には、予約表示26Rが点灯表示されることによって、ユーザが識別可能に構成してもよい。また、機器制御装置10側の演算によって導きだされたタイムシフト時間とユーザの入力による予約時間と異なる色で表示することによって、ユーザが識別可能に構成してもよい。
ステップS10にて表示部26に前記タイマ予約時間2が表示されてから所定時間内に入力操作部21よりタイマ予約部27にタイマ予約のキャンセル指示が入力された場合(S11でYES)、運転制御部25は、ユーザが最初に設定入力したタイマ予約時間1を再度設定する(S12)。一方、表示部26にタイマ予約時間が表示されてから所定時間内(例えば、10分以内)に入力操作部21よりタイマ予約部27にタイマ予約のキャンセル指示が入力されなかった場合(S11でNO)、運転制御部25は、表示部26に表示されたタイマ予約時間2を確定させる(S13)。この場合、図8に示すように、タイ
ム予約時間(2時間後)を示す「2」の点滅表示が点燈表示に切り替わり、ユーザがタイム予約時間(2時間後)が確定したことを認識できるようにしている。
なお、上記所定時間は、10分に限定されず、家電機器毎に適切な時間に設定することができることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態では、運転制御部25のタイマ予約部27が表示部26にタイマ予約時間を表示されてから所定時間内に入力操作部21よりタイマ予約のキャンセル指示が入力された場合、運転制御部25はユーザが最初に設定入力したタイマ予約時間1を再度設定させる。そしてこのタイマ予約時間のキャンセル操作は、家電機器20が備える既存の入力操作パネルやリモコン等を前記入力操作部21や表示部26として援用して容易に実現できる。
また、運転制御部25のタイマ予約部27が表示部26にタイマ予約時間を表示させてから所定時間内に入力操作部21よりタイマ予約のキャンセル指示が入力されなかった場合、タイマ予約部27はタイマ予約を確定する構成としている。
これにより、ユーザは、機器制御装置10側での演算の結果導き出された家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻(タイムシフト時間)に不満がない場合、当該運転開始時間が表示された状態で放置することにより、何らの操作を伴うことなく、タイムシフト演算された結果によるタイマ予約時間2確定することができる。
また、ユーザは、増減ボタン(時間調整ボタン)SCの簡単な操作で、タイムシフト演算された結果によるタイマ予約時間2から所望の運転開始時間に変更することができる。
これにより、例えば、タイマ予約時間2が2時間後である場合であって、2時間後に運転を開始したのでは、所望の時間内に家電機器の所望の処理が完了しない場合に、増減ボタンSCの簡単な操作で予約開始時刻を早めることができる。逆に、2時間後よりさらに後に運転を開始することがユーザの都合に合う場合もある。この場合も、ユーザは、増減ボタンSCの簡単な操作で予約開始時刻を遅らせることができる。そして、このタイマ予約時間の増減操作は、家電機器20が備える既存の入力操作パネルやリモコン等を前記入力操作部21や表示部26として援用して容易に実現できる。
そして、運転制御部25は、現在の時刻がタイマ予約部27に記憶されている運転開始時刻になったか否かを判断する(S14)。現在の時刻がタイマ予約部27に記憶されている運転開始時刻になっていないと判断された場合(S14でNO)、待機状態となり、現在の時刻がタイマ予約部27に記憶されている運転開始時刻になるまで所定のタイミングでステップS14の判断処理を繰り返す。
一方、現在の時刻がタイマ予約部27に記憶されている運転開始時刻になったと判断された場合(S14でYES)、ステップS15において、運転制御部25は、家電機器20の運転を開始する(S15)。なお、運転制御部25は、入力操作部21によって運転条件が入力された場合、当該運転条件に従って家電機器20を運転する。
図9は、本実施の形態1における家電機器20の動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS21において、ユーザが家電機器20の入力操作部21のスタートボタンSSを押下し(図5)、増減ボタンSCを操作して(S22)大まかなタイマ予約時間を合わせ(S23)、予約ボタンSRを押す(S24)。すると、ユーザによる予約時
間の設定が完了したとみなされて、この予約時間をタイマ予約時間1とし確定する(S25)。次に送信部22は、タイマ予約時間1を機器制御装置10に送信する(S27)。その後、所定時間内に機器制御装置10からタイムシフト演算処理結果のタイマ予約時間2(タイムシフト時間)を受信しなければ(S28でNO)、システム異常と判断する(S29)。一方、所定時間内に機器制御装置10からタイムシフト演算処理結果のタイマ予約時間2を受信すると(S28でYES)、運転制御部25のタイマ予約部27は、受信したタイムシフト演算処理結果のタイマ予約時間2(タイムシフト時間)を設定する(S30)。そして、タイマ予約部27にて設定されたタイマ予約時間2が表示部26に点滅表示される(S31)。この場合、図7に示すように、タイム予約時間(2時間後)を示す「2」が、点燈表示ではなく点滅表示される。これにより、ユーザは、自身の入力操作により指示した予約時間ではなく、機器制御装置10側でのタイムシフト演算の結果導き出された家電機器20の運転に係る電気代が最も安くなる運転開始時刻であることを認識することができる。
ステップS31にて表示部26に前記タイマ予約時間が表示されてから所定時間内に入力操作部21の操作により、タイマ予約のキャンセル指示が入力された場合(S32でYES)、タイムシフト演算結果のタイマ予約時間2をユーザが拒否したとして最初にユーザが設定したタイマ予約時間1に再設定する(S33)。
一方、表示部26に前記タイマ予約時間が表示されてから所定時間をすぎてもユーザによるキャンセル指示が入力されなかった場合(S34)、タイマ予約時間2で確定されたとして表示部26にタイマ予約時間を点灯表示する(S35)。また、ステップ33にてタイマ予約時間1が再設定された場合もステップ35にてタイマ予約時間を点灯表示する。
次にステップ36にてユーザが入力操作部21を操作することによって、タイマ予約のキャンセルをしたかどうかを確認し、キャンセルがなければ(S36でNO)、予約された時間がきたかどうかを確認する(S38)。予約された時間になった場合(S38でYES)は運転を開始する(S39)。
一方、ステップ36にて予約がキャンセルされた場合(S36YES)には動作しないで終了する(S37)。このように、本実施の形態では、タイマ予約が確定してから当該タイマ予約に基づく運転開始時間までに、ユーザが入力操作部21を操作することによって、タイマ予約のキャンセル指示が入力された場合、運転制御部25は家電機器20が稼動しないように制御する構成としている。具体的には、ユーザは、図8に示す入力操作部21の点灯している予約ボタンSRを押下することによって、予約ボタンSRの点灯表示が消え、タイマ予約をキャンセルすることができる。
これにより、例えば、予約が確定した後にユーザが外出する必要が生じ、予約時間に家電機器20を運転することに不都合が生じた場合であっても、予約ボタンSRを押下するといった簡単な入力操作部21の操作によって、タイマ予約を取り消し、家電機器20が稼動しないように制御することができる。この結果、タイムシフト機能を備えた家電機器20を使用するユーザの利便性のさらなる向上を実現することができる。そして、このタイマ予約のキャンセル操作は、家電機器20が備える既存の入力操作パネルやリモコン等を入力操作部21や表示部26として援用して容易に実現できる。
また、予約のキャンセルがないかどうかを確認しながら予約された時間がくるまでの待っているステップ36とステップ37の途中に増減ボタンSCの押下を確認し、もし増減ボタンSCもが押されたならばそれに応じて予約時間を変更するということも容易に可能である。
また、本実施の形態では、表示部26に表示するタイマ予約の時間を運転開始する時間として説明してきたが、運転終了の時間とすることも可能である。この場合、機器制御装置10のタイムシフト演算結果も運転終了時間を家電機器20に通知し、家電機器20のタイマ予約部27は、受信部23が運転終了時刻(タイムシフト時間)を受信すると、受信した運転終了時刻から運転期間情報で示される運転時間を差し引き、この引き算した結果を運転開始時刻とし、これをタイマ予約時間とすれば良い。そして、受信部23が受信した運転終了時刻をタイマ予約の運転終了時間として表示部26に表示する。
また、最初ユーザが設定入力した予約時間に対して機器制御装置10が演算するのはユーザが設定入力した予約時間よりも早い時間としていたが、ユーザが設定入力した予約時間よりも遅い時間を演算するようにしてもなんら問題ない。
なお、本実施の形態では、タイムシフト時間演算部12は、運転期間情報、許容期間情報、消費電力情報及び電力料金情報(電力料金Y(t))に基づいて、家電機器20が運転された場合に課金される電力料金が最も安くなる運転期間Txを演算し、当該運転期間Txに基づいて運転開始時刻を演算する構成とした。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、タイムシフト時間として、上記運転期間Txに基づいて運転終了時刻を演算する構成としてもよい。この場合、機器制御装置10からは、タイムシフト時間演算部12の演算結果として、運転終了時刻(タイムシフト時間)が、家電機器20の受信部23に送信され、記憶部24に記憶される。そして、運転制御部25は、記憶部24に記憶された運転終了時刻に運転が終了するように、家電機器20の運転が開始されるように制御する構成とすればよい。
さらに、表示部26の表示パネル26Pには、タイム予約時間として、運転開始時間(2時間後)を示す「2」が表示される構成について説明したが、運転終了時刻を演算する構成では、運転開始時間(2時間後)を示す「2」に代えて、運転期間が3時間の場合、運転終了時刻(5時間後)を示す「5」を表示する構成とすればよい。
本発明に係る家電機器及び家電機器制御方法は、タイムシフト機能を使用するユーザの利便性が求められる家電機器及び家電機器制御方法及び家電機器に有用である。
100 機器制御システム
10 機器制御装置
11 受信部
12 タイムシフト時間演算部
13 電力料金情報記憶部
14 記憶部
15 送信部
20,30,40 家電機器
21 入力操作部
22 送信部
23 受信部
24 記憶部
25 運転制御部
26 表示部
27 タイマ予約部
100機器制御システム
SC 増減ボタン(時間調整ボタン)
SR 予約ボタン
SS スタートボタン
Tx 運転期間
Tz タイムシフト期間

Claims (7)

  1. 家電機器の運転時間を制御する制御方法であって、
    電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とを取得し、
    ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付け、
    前記受け付けたタイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を算出し、
    前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示し、
    前記算出された運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約する家電機器の制御方法。
  2. さらに、ユーザから取り消しを指示する入力を受け付け、前記取り消し指示する入力がなされた場合には、前記受け付けたタイマ予約時間を前記修正されたタイマ予約時間とすることを特徴とする請求項1に記載の家電機器の制御方法。
  3. 所定期間を過ぎて前記取り消しを指示する入力がなされた場合、前記タイマ予約時間での前記家電機器の運転を行わないことを特徴とする請求項2に記載の家電機器の制御方法。
  4. 前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻の表示は、前記取り消しを指示する入力がなされる前と、前記取り消しを指示する入力がなされた後とで表示状態を異ならせることを特徴とする請求項2に記載の家電機器の制御方法。
  5. 前記運転時間候補は、前記受け付けたタイマ予約時間を含む所定の時間帯において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が最も安くなる運転時間であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の家電機器の制御方法。
  6. 家電機器であって、
    ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付ける入力部と、
    前記受け付けたタイマ予約時間を含む、タイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいた家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を取得する取得部と、
    前記取得した運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示する表示部と、
    前記取得した運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約する予約部と、
    を備える家電機器。
  7. 家電機器の運転時間を制御する制御システムであって、
    電力料金情報と他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とを取得する取得部し、
    ユーザから前記家電機器を運転するタイマ予約時間の入力を受け付ける入力部と、
    前記受け付けたタイマ予約時間を含む、タイマ予約時間よりも運転開始時刻あるいは運転終了時刻が早くなっても許容される許容期間において、前記取得した電力料金情報と前記他の家電機器のタイマ予約に関する情報と前記他の家電機器の消費電力情報とに基づいて家電機器の運転に係る電気代が安くなる運転に適した運転時間候補を算出する演算部と、
    前記算出された運転時間候補の運転開始時刻又は運転終了時刻を表示する表示部と、
    前記算出された運転時間候補へタイマ予約時間を修正し、前記修正されたタイマ予約時間での前記家電機器の運転を予約する予約部と、
    を備える制御システム。
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