JP5876514B2 - 電線接続用t形クランプ - Google Patents

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本発明は、電線接続用T形クランプに関する。特に、異なる外径を有する架空電線を把持できると共に、端末に圧縮端子を有する複数の分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる電線接続用T形クランプの構造に関する。
高圧・特別高圧の架空電線を取り扱う電気工事では、架空電線の端末と分岐線の端末を略平行に把持して、架空電線と分岐線を電気的に接続することがある。このような電線の平行接続に使用される用具は、PG(Parallel Grooved)クランプと呼ばれている。
従来のPGクランプは、導電性を有する一対の帯状のクランク板で構成している。これらのクランク板は、一組の電線の外径に対応した一対の円弧溝を対向面に形成している。これらの円弧溝は、所定の離間距離を設けて略平行に形成している。これらの円弧溝に一組の電線を収容して、一対のクランク板をボルトとナットで締結することで、一組の電線を所定の圧力で把持できる。
ところで、従来のPGクランプは、一組の電線の口径が変わると、又は一方の電線の口径と他方の電線が異なると、これらの口径に対応した円弧溝を有する一対のクランク板を用意するという不具合があった。このような不具合を解消するため、異なる口径を有する一組の電線を把持可能なPGクランプが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、上述した電気工事では、端末に圧縮端子を有する複数の分岐線が架空電線に対して直交するように接続する工事がある。この場合、PGクランプを用いて、架空電線と複数の分岐線を直交配置することは困難である。このような接続工事のために、比較的小型の圧縮コイルばねを用いて所望の電線挟持力が得られ、小型化が可能な電線の分岐装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−5181号公報 特開2009−171698号公報
図6は、従来技術による電線の分岐装置の構成を示す斜視図である。本願の図6は、特許文献2の図1に相当している。図6を参照すると、従来技術による電線の分岐装置(以下、T形クランプという)9は、一端部側を回動自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した一対の板状の導電部材91・92を備えている。又、T形クランプ9は、圧縮スリーブ93と一対の圧縮コイルばね94・94を備えている。
図6を参照すると、一対の導電部材91・92は、それらの一端部側を連結ピン9pで回動自在に連結している。一方の導電部材91は、架空電線Wの外周の片側に当接できる半円弧状の溝91aを内壁に形成している。同様に、他方の導電部材92は、架空電線Wの外周の片側に当接できる半円弧状の溝92aを内壁に形成している。一対の溝91a・92aの間に架空電線Wを配置して、一対の導電部材91・92の他端部側を閉じることで、架空電線Wを挟持できる。
図6を参照すると、一方の導電部材91は、その外壁から斜め下方に圧縮スリーブ93を突出している。圧縮スリーブ93は、引出線などの分岐線Weを挿入できる挿入穴93hを先端面から穿設している。分岐線Weの端末を挿入穴93hに挿入して、圧縮スリーブ93の先端部側を圧縮成形することで、分岐線Weの端末を固定できる。そして、分岐線Weと架空電線Wを電気的に接続できると共に、架空電線Wに対して、分岐線Weを直交配置できる。
図6を参照すると、圧縮コイルばね94には、ボルト部材94bが挿通している。ボルト部材94bは、その頭部側に座金94wを配置している。圧縮コイルばね94は、その一端面が座金94wに当接し、他端面が一方の導電部材91の外壁に当接している。
図6を参照して、ボルト部材94bは、その軸部が一方の導電部材91及び他方の導電部材92を貫通し、他方の導電部材92の外壁から突出している。ボルト部材94bの軸部の先端部には、外周方向に突出した係止片(図示せず)を設けている。この係止片が他方の導電部材92の外壁に当接すると共に、一方の導電部材91の外壁から座金94wが遠ざかる方向に圧縮コイルばね94が力を付勢することで、一対の導電部材91・92の他端部側を閉じることができ、架空電線Wを所定の圧力で挟持できる。
図6を参照すると、圧縮コイルばね94は、門型のブラケット95で囲われている。ブラケット95の頂部には、調整ボルト95bが螺合している。調整ボルト95bを一方の方向に回しておくと、調整ボルト95bの先端部がボルト部材94bの頭部を押して、架空電線Wの挟持力を弱くできる。調整ボルト95bを他方の方向に回しておくと、調整ボルト95bの先端部がボルト部材94bの頭部から後退し、架空電線Wの挟持力を復元できる。
しかし、装柱された電気機器の移設工事、又は電気機器の故障に起因する復旧工事では、これらの電気機器に接続された圧縮端子を取り外して、この圧縮端子を架空電線に接続することが求められている。特許文献2によるT形クランプ9は、分岐線の端末を圧縮して、架空電線に接続することはできるが、口径の異なる圧縮端子を架空電線に接続することが困難であるという問題がある。又、特許文献2によるT形クランプ9は、架空電線の口径が異なると、別のT形クランプ9を用意する必要があるという問題がある。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、口径の異なる圧縮端子を架空電線に接続できると共に、端末に圧縮端子を有する分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる電線接続用T形クランプを提供することを目的とする。
本発明者らは、端末に圧縮端子を有する分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる電線接続用T形クランプであって、一端部側を回動自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した一対の板状の導電部材で架空電線を挟持すると共に、架空電線に対して分岐線が直交配置できるように、圧縮端子の羽子板部を締結可能なボルト穴を一方の導電部材に設けることで、これらの課題を解決できることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな電線接続用T形クランプを発明するに至った。
(1)本発明による電線接続用T形クランプは、端末に圧縮端子を有する分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる電線接続用T形クランプであって、一端部側を回動自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した一対の板状の導電部材を備え、これらの導電部材は、前記架空電線をその外周方向から挟持する半円弧状の凹部を一端部側に有し、前記圧縮端子は、一つ以上のボルト穴を開口した板状の羽子板部と、この羽子板部と一体に成形し、前記分岐線の端末を挿入して圧縮接続した円筒状の圧縮部と、を有し、一方の前記導電部材は、前記圧縮部の軸方向と前記架空電線が略直交配置できるように、前記羽子板部を締結できるボルト穴を有する。
(2)一方の前記導電部材は、外形が異なる二種類以上の前記羽子板部を固定できる面積を有することが好ましい。
(3)前記凹部に内装し、口径の異なる前記架空電線に対応して、内径が異なる複数種類の対を成す分割カラーを更に備えることが好ましい。
本発明による電線接続用T形クランプは、架空電線をその外周方向から挟持する一対の板状の導電部材を備え、分岐線の端末を圧縮接続した圧縮部の軸方向と架空電線が略直交配置できるように、圧縮端子の羽子板部を締結可能なボルト穴を一方の導電部材に設けているので、架空電線に対して分岐線を直交配置できる。
本発明の一実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す斜視図である。 前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す図であり、図3(A)は、電線接続用T形クランプの正面図、図3(B)は、電線接続用T形クランプの右側面図であり、一方の導電部材に対して他方の導電部材を開いた状態図である。 前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す図であり、図4(A)は、電線接続用T形クランプの正面図であり、外形が異なる二種類の羽子板部を一方の導電部材に固定した状態図、図4(B)は、図4(A)の右側面図である。 前記実施形態による電線接続用T形クランプに備わる対を成す分割カラーの正面図であり、図5(A)は、口径が最も小さい架空電線に対応した分割カラーの正面図、図5(B)は、図5(A)よりも口径が大きい架空電線に対応した分割カラーの正面図、図5(C)は、図5(B)よりも口径が大きい架空電線に対応した分割カラーの正面図である。 従来技術による電線の分岐装置の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[電線接続用T形クランプの構成]
最初に、本発明の一実施形態による電線接続用T形クランプの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す斜視分解組立図である。図2は、前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す斜視図である。
図3は、前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す図であり、図3(A)は、電線接続用T形クランプの正面図、図3(B)は、電線接続用T形クランプの右側面図であり、一方の導電部材に対して他方の導電部材を開いた状態図である。
図4は、前記実施形態による電線接続用T形クランプの構成を示す図であり、図4(A)は、電線接続用T形クランプの正面図であり、外形が異なる二種類の羽子板部を一方の導電部材に固定した状態図、図4(B)は、図4(A)の右側面図である。なお、従来技術で使用した符号と同じ符号は、その作用を同一にするので、以下の説明では割愛することがある。
(全体構成)
図1から図4を参照すると、本発明の一実施形態による電線接続用T形クランプ(以下、T形クランプと略称する)10は、一対の板状の導電部材11・12を備えている。これらの導電部材11・12は、一端部側を回動自在に連結している。又、これらの導電部材11・12は、他端部側を開閉自在に構成している。導電部材11・12は、アルミニウム合金又は銅合金からなることが好ましい。T形クランプ10は、種類の異なる一組の圧縮端子2・3を一方の導電部材11に固定できる。
図1から図4を参照すると、一対の導電部材91・92は、それらの一端部側を連結ピン1pで回動自在に連結している。一方の導電部材11は、架空電線Wの外周の片側に当接できる半円弧状の凹部11aを一端部側に形成している。同様に、他方の導電部材12は、架空電線Wの外周の片側に当接できる半円弧状の凹部12aを一端部側に形成している。一対の凹部11a・12aの間に架空電線Wを配置して、一対の導電部材11・12の他端部側を閉じることで、架空電線Wを挟持できる。
図1から図4を参照すると、一方の導電部材11は、凹部11aに連続して、矩形板状の圧縮端子接続部11bを形成している。他方の導電部材12は、凹部12aに連続して、帯板状のフランジ部12fを形成している。圧縮端子接続部11b及びフランジ部12fには、複数のボルト穴11hを開口している(図3参照)。これらのボルト穴11hにボルト12bを挿通し、ボルト12bに一組のナット12nを締結することで、一対の導電部材11・12の他端部側を確実に閉じることができる(図4参照)。
(圧縮端子の構成)
図1又は図2及び図4を参照すると、圧縮端子2は、導電性を有する銅合金で成形している。圧縮端子2は、導電性を有するアルミニウム合金で成形することもできる。圧縮端子2は、板状の羽子板部2aと円筒状の圧縮部2cで構成している。圧縮部2cの先端部から分岐線Weの端末を挿入し、図示しない圧縮工具を用いて、圧縮部2cを圧縮成形することで、分岐線Weの端末と圧縮端子2を電気的及び機械的に接続できる。
図1を参照すると、羽子板部2aは、四つのボルト穴2hを開口している。例えば、これらのボルト穴2hは、中心間のピッチA1が40mmであり、中心間の間隔B1が40mmである。又、これらのボルト穴2hの穴径は14mmであり、M12のボルト2bを用いて、羽子板部2aを圧縮端子接続部11bに固定できる。又、羽子板部2aの外形は、115mm(長さ)×75mm(幅)である。圧縮端子2は、羽子板部2aの外形及びボルト穴2hの間隔が同じであるが、適用される分岐線Weの外径が13.0mm〜28、2mmの六種類となっている。
同様に、図1又は図2及び図4を参照すると、圧縮端子3は、導電性を有する銅合金で成形している。圧縮端子3は、導電性を有するアルミニウム合金で成形することもできる。圧縮端子3は、板状の羽子板部3aと円筒状の圧縮部3cで構成している。圧縮部3cの先端部から分岐線Weの端末を挿入し、図示しない圧縮工具を用いて、圧縮部3cを圧縮成形することで、分岐線Weの端末と圧縮端子3を電気的及び機械的に接続できる。
同様に、図1を参照すると、羽子板部6aは、六つのボルト穴3hを開口している。例えば、これらのボルト穴3hは、中心間のピッチA2が50mmであり、中心間の間隔B2が50mmである。又、これらのボルト穴3hの穴径は18mmであり、M16のボルト3bを用いて、羽子板部3aを圧縮端子接続部11bに固定できる。又、羽子板部3aの外形は、190mm(長さ)×100mm(幅)である。圧縮端子3は、羽子板部3aの外形及びボルト穴3hの間隔が同じであるが、適用される分岐線Weの外径が35.2mm〜41、6mmの4種類となっている。
図1又は図3を参照すると、一方の導電部材11は、羽子板部2aを圧縮端子接続部11bの左方に固定できるボルト穴12hを開口している。ボルト穴12hは、ボルト2bが螺合するM12のネジ穴になっている。又、一方の導電部材11は、羽子板部3aを圧縮端子接続部11bの右方に固定できるボルト穴13hを開口している。ボルト穴13hは、ボルト3bが螺合するM16のネジ穴になっている。
図2又は図4を参照すると、T形クランプ10は、圧縮端子2だけを圧縮端子接続部11bに固定でき、圧縮端子3だけを圧縮端子接続部11bに固定できる。T形クランプ10は、圧縮端子2と圧縮端子3の双方を圧縮端子接続部11bに固定できる。つまり、一方の導電部材11は、外形が異なる二種類の羽子板部2a・3aを固定できる面積を有している。
又、図2又は図4を参照して、圧縮部2cの軸方向と架空電線Wが略直交配置できるように、羽子板部2aを圧縮端子接続部11bに締結でき、圧縮部3cの軸方向と架空電線Wが略直交配置できるように、羽子板部3aを圧縮端子接続部11bに締結できる。つまり、複数の分岐線Weと架空電線Wを略直交配置できる。
引き続き、実施形態によるT形クランプ10の構成を説明する。図5は、前記実施形態による電線接続用T形クランプに備わる対を成す分割カラーの正面図であり、図5(A)は、口径が最も小さい架空電線に対応した分割カラーの正面図、図5(B)は、図5(A)よりも口径が大きい架空電線に対応した分割カラーの正面図、図5(C)は、図5(B)よりも口径が大きい架空電線に対応した分割カラーの正面図である。
図1から図5を参照すると、T形クランプ10は、複数種類の対を成す分割カラー4a・4b・4cを更に備えている。これらの対を成す分割カラー4a・4b・4cは、一対の凹部11a・12aに内装され、口径の異なる架空電線Wに対応して、内径が異なっている。
図5(A)を参照すると、対を成す一対の分割カラー4a・4aは、口径が最も小さい架空電線Wに対応している。図5(B)を参照すると、対を成す一対の分割カラー4b・4bは、図5(A)よりも口径が大きい架空電線Wに対応している。図5(C)を参照すると、対を成す一対の分割カラー4c・4cは、図5(B)よりも口径が大きい架空電線Wに対応している。
図1から図4を参照すると、T形クランプ10は、実施の形態として、対を成す一対の分割カラー4c・4cを取り付けているが、一対の分割カラー4a・4a、又は一対の分割カラー4b・4bを取り付けることもできる(図5)。対を成す一対の分割カラーを使用しない場合は、想定される最大口径の架空電線Wを一対の凹部11a・12aで挟持できる。このように、T形クランプ10は、内径が異なる複数種類の分割カラーを交換することで、口径の異なる架空電線を容易に挟持できる。
[電線接続用T形クランプの作用]
次に、実施形態によるT形クランプ10の作用及び効果を説明する。図1から図4を参照すると、実施形態によるT形クランプ10は、架空電線Wをその外周方向から挟持する一対の板状の導電部材11・12を備え、分岐線Weの端末を圧縮接続した圧縮部2c・3cの軸方向と架空電線Wが略直交配置できるように、圧縮端子2・3の羽子板部2a・3aを締結可能なボルト穴12h・13hを一方の導電部材11に設けているので、架空電線Wに対して分岐線Weを直交配置できる。実施形態によるT形クランプ10は、電気機器に接続された圧縮端子を取り外して、この圧縮端子を架空電線Wに接続することが容易である。
又、図1から図5を参照すると、実施形態によるT形クランプ10は、一対の凹部11a・12aに内装し、口径の異なる架空電線Wに対応して、内径が異なる複数種類の対を成す分割カラー4a・4b・4cを更に備えているので、内径が異なる複数種類の分割カラーを交換することで、口径の異なる架空電線Wを容易に挟持できる。
本発明による電線接続用T形クランプは、次のような効果が期待される。
(ア)口径の異なる架空電線、及び口径の異なる分岐線に対応でき、様々な場所で活用できる。
(イ)圧縮端子を容易に着脱できる。
(ウ)架空電線及び分岐線の適用範囲が広いので、復旧工事に迅速に対応できる。
本発明による電線接続用T形クランプは、端末に圧縮端子を有する分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる実施形態を開示したが、引出線に対して、端末に圧縮端子を有する分岐線を直交するように接続することもできる。
2・3 圧縮端子
2a・3a 羽子板部
2c・3c 圧縮部
10 T形クランプ(電線接続用T形クランプ)
11・12 一対の導電部材
11a・12a 一対の凹部
11h・12h ボルト穴
W 架空電線
We 分岐線

Claims (3)

  1. 端末に圧縮端子を有する分岐線が架空電線に対して直交するように接続できる電線接続用T形クランプであって、
    一端部側を回動自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した一対の板状の導電部材を備え、
    これらの導電部材は、前記架空電線をその外周方向から挟持する半円弧状の凹部を一端部側に有し、
    前記圧縮端子は、
    一つ以上のボルト穴を開口した板状の羽子板部と、
    この羽子板部と一体に成形し、前記分岐線の端末を挿入して圧縮接続した円筒状の圧縮部と、を有し、
    一方の前記導電部材は、前記圧縮部の軸方向と前記架空電線が略直交配置できるように、前記羽子板部を締結できるボルト穴を有する電線接続用T形クランプ。
  2. 一方の前記導電部材は、外形が異なる二種類以上の前記羽子板部を固定できる面積を有する請求項1記載の電線接続用T形クランプ。
  3. 前記凹部に内装し、口径の異なる前記架空電線に対応して、内径が異なる複数種類の対を成す分割カラーを更に備える請求項1又は2記載の電線接続用T形クランプ。
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