JP5868250B2 - 高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
競技用タイヤなどの高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物には、グリップ性能、耐摩耗性能、耐ブロー性能など、種々の性能において優れることが要求され、これらの性能を向上させるために従来から様々な工夫がなされている。
例えば、グリップ性能を向上させるために、トレッド用ゴム組成物にスチレン含有率の高いスチレンブタジエンゴムを用いることが知られている。しかし、このトレッド用ゴム組成物は、最適な高温条件下では優れたグリップ性能を示すが、低温条件下ではゴム組成物の硬度が高いためにゴム組成物の温度上昇が遅く、最適な高温条件下に到達し難いという問題がある。さらに、このゴム組成物は発熱による最終到達温度が高く、温度が上昇し過ぎ、耐摩耗性能および耐ブロー性能が低下するという問題がある。
特許文献1には、スチレン含量の異なる2種のスチレンブタジエンゴムを含有するゴム組成物であって所定の製造方法により得られるタイヤ用ゴム組成物が記載されているが、グリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能を向上させることについては考慮されておらず、さらに液状スチレンブタジエンゴムを含有することの開示はない。
特許文献2には、液状スチレンブタジエンゴムおよび芳香族石油樹脂を含有するタイヤトレッド用ゴム組成物とすることで、低温および高温条件下でのグリップ性能、持続性ならびに耐摩耗性を向上させる発明が記載されているが、グリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能を向上させるという点では改善の余地がある。
特開2009−173737号公報 特開2007−137941号公報
本発明は、低温条件下での発熱速度を維持し、発熱による最終到達温度でのグリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能において優れる高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物およびこのゴム組成物を用いたトレッドを有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、50〜80質量%の(A−1)スチレン含有率が30質量%以下のスチレンブタジエンゴム、および20〜50質量%の(A−2)スチレン含有率が45質量%以上のスチレンブタジエンゴムのみからなる(A)ゴム成分100質量部に対し、(B)スチレン含有率が30質量%以下、質量平均分子量が2000〜15000の液状スチレンブタジエンゴムを20質量部以上含有する高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物に関する。
また、本発明は前記の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物を用いたトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、スチレン含有率の異なるスチレンブタジエンゴムを所定の比率で混合したゴム成分および所定の液状スチレンブタジエンゴムを含有する高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物とすることで、低温条件下での発熱速度を犠牲にすることなく、最終到達温度でのグリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能において優れた高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物、および該ゴム組成物を用いたトレッドを有する空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、スチレン含有率の異なるスチレンブタジエンゴム(SBR)を所定の比率で混合したゴム成分(A)を含有する。
ゴム成分(A)は、スチレン含有率の異なるSBR(A−1)およびSBR(A−2)のみからなるゴム成分である。SBR(A−1)およびSBR(A−2)は、スチレン含有率が異なることにより相溶性が低く、ゴム組成物中においても完全には相溶せずに混在する。その結果、SBR(A−1)およびSBR(A−2)のそれぞれの特徴を併せ持つゴム組成物を得ることができる。特に、SBR(A−1)が海(マトリックス)、SBR(A−2)が島の海島構造を形成することで、低温条件下における温度上昇速度、耐ブロー性能および耐摩耗性能を維持し、グリップ性能に優れたトレッド用ゴム組成物とすることができる。
また、前記ゴム成分は、SBR(A−1)およびSBR(A−2)以外のゴム成分として天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)およびブタジエンゴム(BR)などのタイヤ工業で一般的に用いられるゴム成分を含有する場合より、特にグリップ性能および耐ブロー性能において優れるという点から、SBR(A−1)およびSBR(A−2)のみからなるゴム成分とする。
SBRとしては、例えば、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)が挙げられるが、SBR(A−1)およびSBR(A−2)は、それぞれ乳化重合SBR(E−SBR)とすることも、溶液重合SBR(S−SBR)とすることもできる。
SBR(A−1)のスチレン含有率は、30質量%以下であり、27質量%以下であることが好ましい。スチレン含有率が30質量%を超える場合は、SBR(A−2)のスチレン含有率との差が小さく、相溶性が高くなり、グリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能を向上させることができなくなる傾向がある。また、SBR(A−1)のスチレン含有率は、23質量%以上であることが、グリップ性能において優れるという点から好ましい。
ゴム成分中のSBR(A−1)の含有率は、50質量%以上であり、60質量%以上であることが好ましい。含有率が50質量%未満である場合は、SBR(A−1)が海、SBR(A−2)が島の海島構造を形成することができず、低温条件での発熱速度、耐摩耗性能および耐ブロー性能が低下する傾向がある。また、SBR(A−1)の含有率は、80質量%以下であり、75質量%以下であることが好ましい。含有率が80質量%を超える場合は、充分なグリップ性能が得られない傾向がある。
SBR(A−2)のスチレン含有率は、45質量%以上であり、47質量%以上であることが好ましい。スチレン含有率が45質量%未満である場合は、SBR(A−1)のスチレン含有率との差が小さく、相溶性が高くなり、グリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能を向上させることができなくなる傾向がある。また、SBR(A−2)のスチレン含有率は、60質量%以下であることが、低温条件下での発熱速度において優れるという点から好ましい。
ゴム成分中のSBR(A−2)の含有率は、20質量%以上であり、25質量%以上であることが好ましい。含有率が20質量%未満である場合は、充分なグリップ性能が得られない傾向がある。また、SBR(A−2)の含有量は、50質量%以下であり、40質量%以下であることが好ましい。含有率が50質量%を超える場合は、SBR(A−1)が海、SBR(A−2)が島の海島構造を形成することができず、低温条件での発熱速度、耐摩耗性能および耐ブロー性能が低下する傾向がある。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、液状SBR(B)を含有する。
液状SBR(B)のスチレン含有率は、30質量%以下であり、27質量%以下であることが好ましい。スチレン含有率が30質量%を超える場合は、低温条件下での発熱速度が低下する傾向がある。また、液状SBR(B)のスチレン含有率は、20質量%以上であることが好ましく、23質量%以上であることがより好ましい。スチレン含有率が20質量%未満である場合は、充分なグリップ性能が得られない傾向がある。
液状SBR(B)の質量平均分子量は、2000〜15000であり、4000〜12000であることが好ましい。質量平均分子量が2000未満である場合は、充分なグリップ性能や、耐摩耗性能が得られない傾向がある。また、質量平均分子量が15000を超える場合は、低温条件下での発熱速度が低下する傾向がある。なお、本発明における液状SBRの質量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定したポリスチレン換算質量平均分子量である。
液状SBR(B)の含有量は、ゴム成分(A)100質量部に対して20質量部以上であり、30質量部以上であることが好ましい。含有量が20質量部未満である場合は、充分なグリップ性能が得られない傾向がある。また、液状SBR(B)の含有量は、ゴム成分100質量部に対して100質量部以下であることが好ましく、80質量部以下であることがより好ましい。含有量が100質量部を超える場合は、耐ブロー性能、耐摩耗性能が低下する傾向がある。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、補強用充填剤を含有することが好ましい。
補強用充填剤としては、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、アルミナ、クレー、タルクなど、従来からタイヤ用ゴム組成物において用いられているもののなかから任意に選択して用いることができるが、主にカーボンブラックを含有することが好ましい。
前記カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は100m2/g以上であることが好ましく、150m2/g以上であることがより好ましい。N2SAが100m2/g未満である場合はグリップ性能において劣る傾向がある。また、カーボンブラックのN2SAは、300m2/g以下であることが好ましく、250m2/g以下であることがより好ましい。300m2/gを超える場合は良好な分散が得られ難くなり、耐摩耗性能が悪化する傾向がある。
前記カーボンブラックを含有する場合の含有量は、ゴム成分(A)100質量部に対して60〜180質量部であることが好ましく、80〜100質量部であることがより好ましい。含有量が60質量部未満の場合は十分なグリップ性能を維持できない恐れがある。また、含有量が180質量部を超える場合は、加工性が悪化し、本発明のゴム組成物を得ることが困難となる恐れがある。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、軟化剤を含有することが好ましい。
軟化剤としては、従来からタイヤ用ゴム組成物に用いられているものであれば特に限定されないが、例えばアロマチックオイル、プロセスオイル、パラフィンオイル等の鉱物油などのオイル、クマロンインデンレジン、石油系レジンなどのレジン、液状ブタジエンゴム、液状イソプレンゴム、液状スチレンイソプレンゴムなどの低分子量の液状ポリマーが挙げられる。なお、本発明における液状ポリマーは液状SBR(B)を含まないものとする。
前記低分子量の液状ポリマーは、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定したポリスチレン換算質量平均分子量が1000〜200000であることが好ましい。ポリスチレン換算質量平均分子量が1000未満の場合は、耐久性の向上効果が劣る傾向がある。また、ポリスチレン換算質量平均分子量が200000を超える場合は粘度が高く生産性が悪化する傾向がある。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、前記のゴム成分、液状SBR(B)、補強用充填剤および軟化剤以外にも、通常ゴム工業で使用される配合剤、例えば、硫黄、シランカップリング剤、各種老化防止剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種加硫促進剤などを好適に含有することができる。
本発明のゴム組成物は、競技用タイヤなどの高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物に用いられ、特に、競技用ドライタイヤのトレッド部に用いられることが好ましい。
本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記ゴム成分、および必要に応じてその他の配合剤を混練りし、その後加硫することにより、本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物を製造することができる。
本発明の空気入りタイヤは、本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物を用いてトレッドを製造し、このトレッドを用いて通常の方法により製造される。すなわち、本発明の高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物を未加硫の段階でタイヤのトレッドの形状に押出し加工し、タイヤ成形機上で、通常の方法により、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを成形する。該未加硫タイヤを加硫機中で加熱・加圧し、本発明の空気入りタイヤを得る。
本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は、実施例にのみ限定されるものではない。
以下に実施例および比較例において用いた各種薬品をまとめて示す。
SBR1:Dow Chemical Company社製のSE SLR4630(スチレン含有率:25質量%、SBR固形分100質量部に対しオイル37.5質量部含有)
SBR2:試作品(スチレン含有率:30質量%、SBR固形分100質量部に対しオイル37.5質量部含有)
SBR3:日本ゼオン(株)製のNipol 9541(スチレン含有率:45質量%、SBR固形分100質量部に対しオイル37.5質量部含有)
SBR4:試作品(スチレン含有率:50質量%、SBR固形分100質量部に対しオイル37.5質量部含有)
カーボンブラック:東海カーボン(株)製のシースト9(N110、N2SA:142m2/g)
NR:TSR20
液状SBR1:サートマー社製のRICON100(スチレン含有率:25質量%、質量平均分子量:5000)
液状SBR2:試作品(スチレン含有率:15質量%、質量平均分子量:6000)
液状SBR3:試作品(スチレン含有率:40質量%、質量平均分子量:8000)
液状SBR4:試作品(スチレン含有率:25質量%、質量平均分子量:20000)
液状BR:サートマー社製のRICON131(質量平均分子量:4500)
レジン:日塗化学(株)製のエスクロンG−90(クマロンインデンレジン、軟化点:90℃)
可塑剤:田岡化学工業(株)製のDOS(セバシン酸ジ2−エチルヘキシル)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛
ステアリン酸:日本油脂(株)製の椿
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)
実施例1〜6および比較例1〜11
表1および表2に示す配合内容のうち、各種薬品(硫黄ならびに加硫促進剤1および2を除く)を、(株)神戸製鋼製の1.7Lバンバリーミキサーにて混練りし、混練り物を得た。次に、オープンロールを用いて、得られた混練り物に硫黄ならびに加硫促進剤を添加して混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、未加硫ゴム組成物を150℃で3分間加硫することで試験用ゴム組成物を得た。
また、前記未加硫ゴム組成物を所定の形状の口金を備えた押し出し機で押し出し成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で12分間プレス加硫することにより、試験用タイヤ(サイズ:195/65R15)を製造した。
<発熱試験>
各試験用ゴム組成物を用い、下記の試験条件でフレクソメーター(レオ・ラボ(株)製)による繰り返し圧縮変形を与え、ゴム組成物の自己発熱による温度上昇速度と到達温度を計測した。結果は、比較例1におけるゴム組成物の温度上昇速度および到達温度を100として指数表示した。指数が大きいほど、上昇速度が速いこと、および到達温度が高いことを示す。試験結果を表1および表2に示す。
試験条件
初期温度:40℃
繰り返し圧縮歪:20%
周波数:10Hz
<グリップ性能試験>
各試験用タイヤを用いて、ドライアスファルト路面のテストコース(1周約5km)にて10周の実車走行を行なった。その際における操舵時のコントロール性をテストドライバーが評価し、比較例1を100として指数表示した。指数が大きいほど、ドライ路面におけるグリップ性が高いことを示す。試験結果を表1および表2に示す。
<耐摩耗性能試験>
各試験用タイヤを用いて、ドライアスファルト路面のテストコース(1周約5km)にて10周の実車走行を行なった。走行後のタイヤトレッドゴムの残溝量を計測し(新品時15mm)、比較例1の残溝量を100として指数表示した。指数が大きいほど耐摩耗性能が高いことを示す。試験結果を表1および表2に示す。
<耐ブローアウト性能試験>
各試験用ゴム組成物を用い、下記の試験条件でフレクソメーター(レオ・ラボ(株)製)による繰り返し圧縮変形を与え、ゴム組成物が自己発熱によりブローアウトするまでの時間を測定した。結果は、比較例1におけるゴム組成物がブローアウトするまでの時間を100として指数表示した。指数が大きいほど、ブローアウトするまでの時間が長く、耐ブロー性能において優れることを示す。試験結果を表1および表2に示す。
Figure 0005868250
Figure 0005868250
表1および表2の結果より、スチレン含有率の異なるスチレンブタジエンゴムを所定の比率で混合したゴム成分および所定の液状スチレンブタジエンゴムを含有する高性能タイヤのトレッド用ゴム組成物は、低温条件下での発熱速度を犠牲にすることなく、最終到達温度でのグリップ性能、耐ブロー性能および耐摩耗性能において優れることがわかる。

Claims (3)

  1. 50〜80質量%の(A−1)スチレン含有率が30質量%以下の固形スチレンブタジエンゴム、および
    20〜50質量%の(A−2)スチレン含有率が45質量%以上のスチレンブタジエンゴムのみからなる(A)ゴム成分100質量部に対し、
    (B)スチレン含有率が20〜30質量%、質量平均分子量が2000〜15000の液状スチレンブタジエンゴムを20質量部以上含有する競技用タイヤのトレッド用ゴム組成物。
  2. クマロンインデンレジンを含有する請求項1記載の競技用タイヤのトレッド用ゴム組成物。
  3. 請求項1または2記載の競技用タイヤのトレッド用ゴム組成物を用いたトレッドを有する空気入りタイヤ。
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