JP5867288B2 - 情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラムに関する。
近年、カーナビゲーションシステムや、ETC(Electronic Toll Collection)システムが広く普及している。また、これらを融合し、更にオールインワンで多様なサービスを提供することができるITS(Intelligent Transport Systems)の実現のための様々な研究や開発が重ねられている。
例えば、特許文献1には、情報提供者側によって再生条件が予め定められたデータをDSRC(Dedicated Short Range Communication;狭域通信)により路側無線装置から受信し、受信したデータの中に含まれる事象発生位置に対応する画面内の位置にアイコンを表示することにより、受信した情報の存在をユーザが認識できるようにしたナビゲーション装置が開示されている。
また、特許文献2には、自車が誘導経路に沿って走行している場合には自動的に誘導経路に沿ったサンプル点周辺の情報が検索されて表示装置に表示されるナビゲーション装置が開示されている。
特開2009−092611号公報 特開2000−131087号公報
しかしながら、従来技術によれば、路側無線装置からデータを受信したり報知すべき情報が検索されたりすると、指定された地図上の位置にそのままアイコンを表示するため、現在位置周辺の地図や道路、ナビゲーションの経路、交通情報等がアイコンの表示によって隠れてしまう問題があった。また、多数のデータが受信されたり検索されたりすると、地図上には、道路や経路のほか、多数のアイコンが一度に表示されることになり、とても見づらくなるばかりか、ドライバーが即座に判断すべき情報量が多くなって、安全な運転に支障を来すという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、現在地周辺の道路の案内に支障を来さず、且つ、コンテンツデータをなるべく制作者の意図通りに再生して、ユーザに情報を提供するために好適な情報提供装置、情報提供方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る情報提供装置は、車両に搭載される情報提供装置であって、
地図データを記憶する記憶部と、
前記情報提供装置の現在位置を取得する取得部と、
画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信部と、
前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別部と、
前記画像データが表す画像を表示すると前記判別部により判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示部と、
を備え、
前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
ことを特徴とする。
前記記憶されている地図データと前記取得された現在位置とに基づいて、現在地から目的地までの経路を案内するナビゲーション部を更に備え、
前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の前記所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の前記所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別してもよい。
前記判別部は、前記記憶されている地図データと前記取得された現在位置とに基づいて、前記車両が走行している道路を判別し、当該判別した道路から前記車両が走行しようとしている経路を推測し、
前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別してもよい。
前記コンテンツデータには、カテゴリを示す情報が含まれ、
前記判別部は、前記カテゴリを示す情報に基づいて、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含むか否かを判別してもよい。
前記表示部は、前記画像データが表す画像を表示しないと判別された場合、前記画像データを前記指定された地図上の位置に表示する代わりに、所定の代替画像を前記指定された地図上の位置に表示してもよい。
前記交通に関する情報には、道路工事の場所と期間等を案内する情報、渋滞している区間を案内する情報、通行規制又は交通事故を案内する情報、走行中のドライバーに促す注意事項を案内する情報、駐車場の場所を表す情報、給油所の場所を表す情報のうち、少なくともいずれか1つ以上が含まれていてもよい。
本発明の第2の観点に係る情報提供方法は、車両に搭載される情報提供装置において実行される情報提供方法であって、
前記情報提供装置の現在位置を取得する取得ステップと、
画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信ステップと、
前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別ステップと、
前記画像データが表す画像を表示すると前記判別ステップにおいて判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示ステップと、
を備え、
前記判別ステップでは、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、車両に搭載されるコンピュータを、
地図データを記憶する記憶部、
前記情報提供装置の現在位置を取得する取得部、
画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信部、
前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別部、
前記画像データが表す画像を表示すると前記判別部により判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示部、
として機能させ、
前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、現在地周辺の道路の案内に支障を来さず、且つ、コンテンツデータをなるべく制作者の意図通りに再生して、ユーザに情報を提供することができる。
情報提供システムの構成を説明するための図である。 配信サーバの構成を説明するための図である。 路側無線装置の構成を説明するための図である。 車載器の構成を説明するための図である。 従来技術において、モニタ装置に表示される画像の構成例を示す図である。 本実施形態において、モニタ装置に表示される画像の構成例を示す図である。 事象位置に代替画像を配置した画像の構成例を示す図である。 ポップアップ画像の表示例を示す図である。 実施形態1の情報提供処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2の情報提供処理を説明するためのフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態に係る情報提供システムを、ITSを例に説明する。
まず、ITSの構成の概略を説明する。ITSは、図1に示すように、道路や駐車場などの車両が通行する場所の近傍に配置された路側無線装置100と、車両に搭載され、路側無線装置100との間で通信しユーザ(ドライバー)に交通情報等を提供する車載器200と、交通情報等を生成して路側無線装置100に配信する配信サーバ300と、を備える。路側無線装置100は、一般に、ITSスポットなどとも呼ばれる。
路側無線装置100は、配信サーバ300から受信したコンテンツデータを、通信範囲内で走行もしくは停車している車両に搭載された車載器200に配信する。路側無線装置100は、車載器200からの明示的な配信要求が無くても、配信条件が満たされたコンテンツデータを車載器200に送信し、車載器200は、路側無線装置100からコンテンツデータを受信する。このように明示的な送信要求が無くてもコンテンツデータが送受信される配信手法をプッシュ配信と呼ぶ。
本実施形態では、路側無線装置100と車載器200との間で行われる通信は、DSRC方式である。ただし、DSRC方式だけに限られず、無線LAN(Local Area Network)通信や携帯電話回線を用いた無線通信であってもよい。
次に、配信サーバ300のハードウェア構成について説明する。配信サーバ300は、路側無線装置100に交通情報や道路周辺の施設の案内、広告等を含むコンテンツデータを配信する装置である。図2に示すように、配信サーバ300は、入力部301、出力部302、第1の通信制御部303、第2の通信制御部304、記憶部305、制御部306、ROM(Read Only Memory)307、RAM(Random Access Memory)308、及び、システムバス309を備える。
入力部301は、キーボード、マウス、入力インタフェース等を備え、種々のデータや指示を入力する。
出力部302は、表示装置などから構成され、様々な画像やテキストメッセージなどを表示する。
第1の通信制御部303は、電話回線、インターネット等の一般通信網NW1を介して外部装置と種々の情報を送受信する。
第2の通信制御部304は、ITS通信網NW2を介して複数の路側無線装置100に接続され、各路側無線装置100に交通情報等を送信する。また、第2の通信制御部304は、ITS通信網NW2を介して路側無線装置100が車載器200との間で通信することにより得た情報を受信する。
記憶部305は、ハードディスク装置等を備える。記憶部305は、各路側無線装置100の位置やアドレス等のほか、各路側無線装置100の近傍の地理情報や、各路側無線装置100に配信する様々なコンテンツデータを予め記憶する。
制御部306は、プロセッサ等から構成され、配信サーバ300全体の動作を制御する。また、制御部306は、路側無線装置100のそれぞれについて、記憶部305に格納されている各種情報に基づいて、路側無線装置100から車載器200へ配信する情報を作成し、第2の通信制御部304を制御してITS通信網NW2を介して路側無線装置100に供給する。
ROM307は、配信サーバ300全体の制御に必要なオペレーティングシステム(OS)や各種のデータを記憶する。
RAM308は、制御部306のワークエリアとして機能する。
システムバス309は、上記各部の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
次に、路側無線装置100のハードウェア構成について説明する。図3に示すように、路側無線装置100は、無線通信部101、通信制御部102、記憶部103、制御部104、ROM105、RAM106、及び、システムバス107を備える。
路側無線装置100は、道路近傍や駐車場等に配置され、通信圏内の車載器200に、DSRC方式により、コンテンツデータを送信する。コンテンツデータには、画像、音声、テキストなどのデータが含まれる。
無線通信部101は、光信号等の無線信号により、通信圏内の車両に設置された車載器200との間でデータを送受信する。無線通信部101は、配信サーバ300より提供された交通情報やコンテンツデータを車載器200に送信する。
通信制御部102は、ITS通信網NW2を介して配信サーバ300に接続され、配信サーバ300から送信される交通情報等を受信する。また、通信制御部102は、自機が取得した交通情報等を、配信サーバ300に送信する。
記憶部103は、配信サーバ300から受信した交通情報や、自機固有の交通情報等を格納する。各路側無線装置100は、送信対象のコンテンツデータを配信サーバ300から予め取得し、記憶部103に記憶することができる。
制御部104は、プロセッサ等から構成され、路側無線装置100全体の動作を制御する。制御部104は、記憶部103に格納されている交通情報を、無線通信部101により車載器200へ送信し、無線通信部101により取得した車載器ID等を記憶部103に格納する。また、制御部104は、記憶部103に格納されている自機が取得した交通情報等を、通信制御部102を制御してITS通信網NW2を介して配信サーバ300に送信し、配信サーバ300から通信制御部102により取得した情報を記憶部103に格納する。
ROM105は、路側無線装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムや各種のデータを記憶する。
RAM106は、制御部104のワークエリアとして機能し、様々なデータを一時的に記憶する。
システムバス107は、上記各部の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
次に、車載器200のハードウェア構成について説明する。車載器200は、図4に示すように、通信部201、音声処理部202、出力部203、操作部204、I/O(Input/Output)部205、記憶部206、制御部207、ROM208、RAM209、及び、システムバス210を備える。
車載器200は、車両の中に設置され、例えば、カーナビゲーション装置と一体に構成される。車載器200は、一般的なカーナビゲーションの機能と共に、路側無線装置100から送信されたコンテンツデータを再生してユーザに報知する機能を備える。また、車載器200は、路側無線装置100からDSRC方式の無線通信により送信されてくるコンテンツデータを受信し、再生する。本実施形態の車載器200は、一般にITS車載器とも呼ばれる。
通信部201は、GPS(Global Positioning System)モジュール201a、VICS(Vehicle Information and Communication System;登録商標)モジュール201b、ICカードモジュール201cを含む。また、通信部201は、DSRC方式により路側無線装置100との間でデータを送受信する。
GPSモジュール201aは、複数のGPS衛星からのGPS電波を受信し、制御部207に供給する。制御部207は、GPSモジュール201aを制御して、車載器200が存在する位置の緯度と経度を測位する。
VICSモジュール201bは、路側無線装置100との間でDSRC方式により通信し、交通情報の送受信を行う。
ICカードモジュール201cは、路側無線装置100と料金の決済を行うためのデータを送受信する。制御部207は、ICカードモジュール201cを制御して、料金所や商業施設に設置された路側無線装置100と通信し、車載器200に挿入されたクレジットカードを用いて決済する処理を行う。
音声処理部202は、制御部207から入力されたディジタルオーディオ信号をD/A(Digital/Analog)コンバータ(図示せず)でアナログオーディオ信号に変換して、スピーカー222に出力する。また、音声処理部202は、マイクロフォン223から入力された音声をA/D(Analog/Digital)コンバータ(図示せず)でディジタルオーディオ信号に変換して、制御部207に入力する。これにより、ユーザはナビゲーション等の音声を聞いたり、音声を入力したりすることができる。さらに、音声処理部202は、TTS(Text-to-Speech)形式で作成されたデータを使って音声を合成し、出力することができる。TTS形式のデータは、路側無線装置100からプッシュ配信されてもよいし、予め記憶部206に記憶されていてもよい。
出力部203は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタ装置を備え、エリアワンセグによる放送の映像、通信部201により取得されたナビゲーション画像、あるいは記憶部206等に予め記憶されたマップ画像などを表示する。
操作部204はタッチパネル式入力装置などから構成され、ユーザによる指示入力に基づいて指示入力信号を生成して、制御部207に入力する。典型的には、LCDの表面にタッチパネルが重畳して配置されており、ユーザは、タッチパネル表面のうち、画面に表示されたボタン(ソフトウェアボタン)画像上の部分を指でタッチして、所望の指示を入力することができる。
I/O部205は、DVD−ROM(Digital Versatile Disk-Read Only Memory)ドライブを含み、地図データなどを納めたDVD−ROMやCD−ROMからデータを読み出して制御部207に入力する。また、I/O部205は、速度センサ、走行距離センサ、ジャイロセンサ等のセンサ群225からの検出信号を取得し、制御部207に供給する。
記憶部206は、ハードディスクドライブ(HDD)を含み、地図データや、車載器200に予め割り当てられた固有の番号である車載器IDなどの各種設定情報、ナビゲーションに用いる目的地候補の名称、位置、住所、電話番号等を格納するナビゲーションデータベースを記憶する。記憶部206は、ユーザによって着脱可能なフラッシュメモリカードなどの他のメモリを備えていてもよい。制御部207は、地図データを記憶したDVD−ROM等の記憶媒体から随時この地図データを読み出してもよいし、記録媒体から予めこの地図データを読み出して記憶部206に書き込んでおく(インストールしておく)ようにしてもよい。あるいは、地図データは、HDDやフラッシュメモリカードに予め記憶されていてもよい。
制御部207は、CPU(Central Processing Unit)から構成され、車載器200全体の動作を制御する。例えば、制御部207は、GPSモジュール201aを介して受信したGPS信号に基づいて、車両の現在位置を判別する。制御部207は、センサ群225に含まれている方向センサの出力をI/O部205を介して取り込み、車両の進行方向を判別する。制御部207は、距離センサの出力から走行距離を求める。制御部207は、求めた現在位置と地図データに基づいて、任意の出発地から任意の目的地までの経路を探索してユーザに案内することができる。また、制御部207は、VICSモジュール201bを介して路側無線装置100からの交通情報を受信し、再生する。また、制御部207は、ICカードモジュール201cによって読み取ったICクレジットカードの情報を用いて、通行料金やショッピング代金の決済処理を行う。制御部207は、コプロセッサ等を備えても良い。
ROM208は、車載器200全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータを記録する。
RAM209は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、通信部201により取得されたデータ、DVD−ROMから読み出したデータ等を記憶する。また、制御部207は、RAM209をワークメモリとして使用する。
システムバス210は、上記各部を相互に接続し、命令やデータを転送するための伝送経路である。
次に、本実施形態の情報提供システムにより実行される情報提供処理の詳細について説明する。交通情報や広告等を含むコンテンツデータは、路側無線装置100の通信圏内にある車載器200に、路側無線装置100からプッシュ配信される。コンテンツデータには、(a)車載器200によって再生される画像、音声、テキスト等のデータと、(b)コンテンツデータが再生されるために満たされるべき再生条件と、が含まれる。車載器200は、コンテンツデータを受信すると、受信したコンテンツデータに含まれる再生条件が満たされるか否かを判別し、再生条件が満たされると判別した場合に、コンテンツデータに含まれる画像、音声、テキスト等のデータを再生する。例えば、車載器200は、コンテンツデータによって指定された地図上の位置に画像やテキストを表示したり、音声を再生したりする。
再生条件には、緯度と経度で表される地理上の位置を示す情報提供位置が含まれる。車載器200によって測位される現在位置が、再生条件によって示される位置と合致することが、コンテンツデータの再生条件の一つとなる。車載器200の制御部207は、GPSモジュール201aによって測位された緯度と経度と、情報提供位置によって指定された緯度と経度が一致した場合、もしくは、GPSモジュール201aによって測位された緯度と経度が、情報提供位置によって指定された緯度と経度を中心とした所定範囲内にある場合に、コンテンツデータに含まれる画像、音声、テキスト等のデータを再生する。コンテンツデータは、予め定められた場所に車載器200が到達したときに車載器200により再生される。ユーザには、コンテンツデータの制作者にとって都合の良いタイミングで、情報が提供されるのである。
再生条件には、日付、時刻、もしくは日付と時刻の組み合わせで表される、情報提供日時が含まれていてもよい。車載器200によって計時される現在日時が、再生条件によって示される日時と合致することが、コンテンツデータの再生条件の一つとなり得る。車載器200の制御部207は、リアルタイムクロックによって計時された日時と、コンテンツデータによって指定された日時が一致した場合に、コンテンツデータに含まれる画像、音声、テキスト等のデータを再生してもよい。コンテンツデータは、予め定められた日時のときに、コンテンツデータの制作者にとって都合の良いタイミングで、車載器200により再生されるのである。日時のほか、曜日、季節、複数の日にちに跨る期間などによって再生条件が定められてもよい。
再生条件には、車載器200を搭載する車両が走行する道路の種別が含まれていてもよい。車載器200によって測位される現在位置に対応する道路の種別が記憶部206に予め記憶された地図データに基づいて判別され、判別された道路の種別が再生条件によって示される道路の種別と合致することが、コンテンツデータの再生条件の一つとなり得る。
再生条件は、上述した情報提供位置、情報提供日時、道路の種別を任意に組み合わせて定義されてもよい。また、再生条件は、ユーザによって入力された嗜好データ、性別、年齢、住所、車種など、他のパラメータを用いて定義されてもよい。
コンテンツデータには、交通に関するものと、それ以外のもの(交通に関しないもの)とがある。交通に関するコンテンツデータとは、具体的には、道路工事の場所や期間等を案内する情報、渋滞している区間を案内する情報、通行規制や交通事故を案内する情報、気象情報や速度制限のような走行中のドライバーに促す注意事項を案内する情報、などを含むコンテンツデータである。さらには、交通に関するコンテンツデータには、駐車場の場所、駐車場の営業時間、駐車場の空き具合などを含む駐車場情報や、ガソリンスタンドの場所、ガソリンスタンドの営業時間などを含む給油所情報が含まれていてもよい。
また、交通に関しないコンテンツデータとは、具体的には、デパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、レストラン、個人商店、専門サービス店舗等の商業施設を案内する情報、商業施設の広告、観光案内、などのコンテンツデータである。
コンテンツデータが交通に関するか否かを車載器200が容易に判別できるようにするために、コンテンツデータの中に、コンテンツのカテゴリを示すデータが含まれていてもよい。例えば、「交通」「商業施設」「広告」などの複数のカテゴリが予め定義され、各コンテンツデータにはいずれかのカテゴリが予め設定され、カテゴリ「交通」が設定されたコンテンツデータが上述の交通に関するコンテンツデータとして扱われる。
上述したように、車載器200はカーナビゲーション機能も搭載しており、制御部207は、現在地(出発地)からユーザにより設定された目的地までの経路であって、車載器200が探索してユーザにより経路案内を指示された経路を、モニタ装置に表示する。車載器200は、この経路案内と並行して、プッシュ配信されたコンテンツデータの再生を行う。モニタ装置には、経路案内のための地図やアイコン等の画像と共に、コンテンツデータによって指定された地図上の所定の位置(以下「事象位置」という。)に、コンテンツデータによって指定されたアイコン等の画像が表示される。
例えば、コンテンツデータのカテゴリが「商業施設」であり、コンテンツデータの中に、商業施設がある位置(事象位置)の緯度と経度と、その商業施設の広告とが含まれる場合、制御部207は、経路案内に用いている地図上のうち商業施設の位置を指す事象位置に、所定のアイコン画像もしくはコンテンツデータの中に含まれるアイコン画像を配置した画像を、モニタ装置に表示する。
また、制御部207は、コンテンツデータの中に含まれる商業施設の広告の画像を、経路案内の障害にならない位置や、所定の位置(例えば、モニタ装置の表示領域の四隅や中央など)に、ポップアップ表示する。ただし、コンテンツデータの中には、再生条件と、アイコン画像を配置すべき事象位置を指定する情報のみが含まれていてもよい。この場合、モニタ装置には、経路案内に用いている地図上のうち商業施設がある位置に、所定のアイコン画像もしくはコンテンツデータの中に含まれるアイコン画像を配置した画像が表示されるだけであり、広告等のポップアップ表示はない。
ここで、仮に、プッシュ配信されたコンテンツデータのすべてについて、再生条件が満たされたと同時に再生すると、カーナビゲーションで案内中の経路の一部又は全部が、アイコン画像等によって隠れてしまい、経路案内に支障を来す恐れがある。例えば図5に、従来技術のように、カーナビゲーションによる経路案内と共に、再生条件が満たされたすべてのコンテンツデータを再生した場合における、モニタ装置に表示される画像の例を示す。モニタ装置には、車両の現在位置を示すマーク510と、現在地(もしくは出発地)から目的地までの経路520と、現在位置周辺の地図のほかに、商業施設を案内するコンテンツデータに含まれるアイコン画像530(本図では530A〜530Hの8個)が表示されている。しかし、経路520の周辺にアイコン画像530が密集しているため、現在位置を示すマーク510が目立たなくなってしまい、また、経路520の大部分がアイコン画像530によって隠れてしまっており、カーナビゲーションを続けるには不都合が生じる。
そこで、本実施形態の車載器200においては、プッシュ配信されたコンテンツデータの再生の際、再生条件が満たされたコンテンツデータがすべて再生されるのではなく、案内している経路とコンテンツデータの事象位置及びカテゴリとに基づいて、経路案内に支障を来さず、且つ、プッシュ配信されたコンテンツデータをなるべく制作者の意図通りにユーザに視聴させるような工夫が施されている。つまり、再生条件が満たされても、コンテンツデータが再生されないもしくは再生が保留されるケースがある。
詳細には、車載器200の制御部207は、再生条件を満たしたコンテンツデータのうち、カーナビゲーションに用いる経路520上、もしくは経路520から所定距離以内に事象位置が設定されたコンテンツデータについては、交通に関するコンテンツデータのみを再生する。そして、制御部207は、再生条件を満たしたコンテンツデータのうち、カーナビゲーションの案内に用いる経路520上、もしくは経路520から所定距離以内に事象位置が設定された、交通に関しないコンテンツデータを、再生しないこととする。
また、制御部207は、再生条件を満たしたコンテンツデータのうち、経路520から所定距離以上離れた所に事象位置が設定されたコンテンツデータを、交通に関するか否かにかかわらず再生することとする。経路520から所定距離以上離れていれば、経路520の案内に支障を来す恐れは少ないと考えられるからである。
図6に、本実施形態の車載器200によってモニタ装置に表示される画像の例を示す。図5に示す従来技術による表示例では、経路520上もしくは経路520付近に事象位置が設定されたコンテンツデータに対応するアイコン画像530が複数表示されているが、図6に示す本実施形態による表示例では、経路520上もしくは経路520の近くに事象位置が設定された交通に関しないコンテンツデータに対応するアイコン画像530は表示されない。従って、現在位置を示すマーク510と経路520が隠れることなく明瞭に表示され、経路案内に支障を来すことはない。
また、経路520沿いにある信号機を示すマーク610A〜610C、道路工事を案内するコンテンツデータに対応するアイコン画像620、通行規制を案内するコンテンツデータに対応するアイコン画像630、駐車場を案内するコンテンツデータに対応するアイコン画像640A〜640C、給油所を案内するコンテンツデータに対応するアイコン画像650A〜650Bは、それぞれ、図5に示すように一部又は全部が隠れてしまうことがなく、はっきりと表示されており、ドライバーの安全運転を脅かす事態にはならない。
なお、マーク610A〜610Cは、記憶部206に予め記憶されたカーナビゲーション用の画像データの再生画像であり、アイコン画像620,630,640A〜640C,650A〜650Bは、配信されたコンテンツデータに含まれる画像データの再生画像である。
経路520沿いに事象位置がある商業施設等は、ユーザが目視により確認することも可能であるので、経路520沿いに事象位置がある商業施設等のコンテンツデータを再生しないとしても、これらの商業施設等にユーザが立ち寄れる機会を大きく減少させることはない。また、図6に示すように、経路520から所定距離以上離れた所に事象位置が設定されたコンテンツデータに対応するアイコン画像は、再生条件が満たされれば表示されるので、事象位置にある商業施設等の意図に沿った情報提供が可能である。
制御部207は、再生条件を満たしたコンテンツデータのうち、カーナビゲーションに用いる経路520上、もしくは経路520から所定距離以内に事象位置が設定された、交通に関しないコンテンツデータを再生しないで、且つ、図7に示すように、交通に関しないコンテンツデータが示す事象位置に、所定の代替画像730(本図では730A〜730H)を表示してもよい。これにより、ユーザは、経路520沿いに事象位置が設定されていて再生されなかったコンテンツデータがあることを一目で確認することができる。ユーザは、運転に支障を来さないタイミングで後から自由に、コンテンツデータを閲覧することができる。代替画像730は、例えば“細いピン”のように、経路520沿いの交通に関するコンテンツデータに対応するアイコン画像530や地図の各種マークの表示を邪魔しない大きさと形にすることが望ましい。
操作部204のタッチパネルが重畳されるモニタ装置に表示された画像全体のうち、コンテンツデータに対応するアイコン画像の部分がユーザによってタッチされると、制御部207は、コンテンツデータに含まれる画像データを再生してポップアップ表示する。一例として、図8に、道路工事を案内するコンテンツデータに対応するアイコン画像620がタッチされたときの表示例を示す。制御部207は、アイコン画像620がタッチされると、アイコン画像620に対応するコンテンツデータに含まれるポップアップ用の画像データを再生し、経路520が隠れない位置にポップアップ画像810を表示する。
ポップアップ画像810の表示位置は、制御部207が都度計算した経路520が隠れない位置であってもよいし、表示領域の中央や四隅等、予め決められた固定位置であってもよい。また、コンテンツデータごとに予め指定された位置でもよい。
なお、コンテンツデータは、必ずしもポップアップ用の画像データを含まなくても良く、その場合には、コンテンツデータに含まれるアイコン画像もしくはコンテンツデータによって指定されたアイコン画像が事象位置に表示されるだけであり、アイコン画像がタッチされたとしても、ポップアップ画像810のようなポップアップ表示はなされない。
次に、本実施形態の情報提供システムによって実行される情報提供処理の流れについて、図9のフローチャートを用いて説明する。ここでは、本実施形態への理解を容易にするため、車載器200がカーナビゲーションの経路案内の途中に路側無線装置100から1つのコンテンツデータのプッシュ配信を受け、この1つのコンテンツデータを再生する場面を想定して説明する。なお、フローチャートには明示していないが、車載器200は、GPSモジュール201aを制御して、バックグラウンドで現在位置を常に測位している。
車載器200の制御部207は、現在地からユーザによって入力された目的地までの経路を探索する。複数の経路の候補が探索された場合には、制御部207は、ユーザからの指示に基づいて、それらの候補の中からいずれか1つを選択する。制御部207は、探索した経路に沿った案内を開始する。
車載器200を搭載した車両の走行中、車載器200が路側無線装置100の通信圏内に入ると、制御部207は、コンテンツデータを路側無線装置100から取得する(ステップS901)。制御部207は、取得したコンテンツデータを記憶部206に格納する。
制御部207は、取得したコンテンツデータから、事象位置を取得する(ステップS902)。
制御部207は、測位された現在位置と、記憶部206に記憶されている地図データとに基づいて、車載器200が搭載されている車両が走行している経路520を取得する(ステップS903)。例えば、ここで取得される経路520は、カーナビゲーションにおいて検索した経路である。
制御部207は、コンテンツデータによって指定されている事象位置が経路520から所定距離以内にあるか否かを判別する(ステップS904)。
事象位置が経路520から所定距離以内にあると判別した場合(ステップS904;YES)、制御部207は、取得したコンテンツデータが交通に関するコンテンツデータであるか否かを判別する(ステップS905)。上述したように、交通に関するコンテンツデータとは、例えば、道路工事、渋滞、通行規制、運転時の注意事項、駐車場、給油所等をユーザに案内するためのコンテンツデータである。
コンテンツデータが交通に関するものである場合(ステップS905;YES)、制御部207は、再生条件が満たされると、コンテンツデータに含まれるアイコン画像又はコンテンツデータによって指定されたアイコン画像を、地図上の事象位置に表示する(ステップS906)。つまり、経路520沿いに事象位置が設定されている情報であって、安全運転のために重要度が高いと推測される交通に関する情報は、再生条件が満たされると、直ちにユーザに提供される。
一方、コンテンツデータが交通に関するものではない場合(ステップS905;NO)、制御部207は、コンテンツデータを再生しない。つまり、経路520沿いに事象位置が設定されている情報であって、安全運転のためには必ずしも速報性が高くはないと推測される交通に関しない情報は、再生条件が満たされても、ユーザには提供されない。
従って、経路520と現在位置510の表示が出来る限り優先され、且つ、経路520沿いの重要度が高い交通に関する情報はすぐに提供され、経路520沿いの重要度が低い情報は提供が保留されるので、即座の判断が要求されるドライバーにとっては、情報の取捨が容易になり、安全運転につながる効果がある。
なお、制御部207は、再生を保留したコンテンツデータを、ユーザからの要求に応じて適宜再生するようにしてもよいし、未再生のコンテンツデータのリストを作成して表示し、再生条件が満たされた後の任意のタイミングでユーザからの要求に応じて再生できるようにしてもよい。
ステップS904において、事象位置が経路520から所定距離以内にないと判別した場合(ステップS904;NO)、制御部207は、コンテンツデータによって指定されたアイコン画像を、地図上の事象位置に表示する(ステップS906)。つまり、経路520沿いに事象位置が設定されていない情報は、カーナビゲーションによる案内の障害にはならないと判別され、ユーザに直ちに提供される。
なお、本実施形態では、経路案内を終了した後には、制御部207は、再生条件が満たされると、事象位置が経路520沿いにあるか否かにかかわらず、コンテンツデータを直ちに再生する。
このように、本実施形態によれば、情報提供システムは、現在地周辺の道路の案内に支障を来さず、且つ、コンテンツデータをなるべく制作者の意図通りに再生して、ユーザに情報を提供することができる。車載器200は、カーナビゲーションで探索してユーザに提示している経路の一部又は全部や、経路沿いの交通情報等が、後から受信したコンテンツデータの再生によって表示されなくなってしまうような不都合を回避することができる。車載器200は、再生条件を満たすと即時にユーザに提供すべき即時性の高い交通情報等をもれなくユーザに提供しつつ、経路案内に支障を来さない程度に、即時性の低い広告や店舗案内等をユーザに提供することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。上記の実施形態1では、車載器200がカーナビゲーションによる経路案内を実行しており、経路案内中にコンテンツデータの再生条件が満たされても、事象位置と経路との位置関係によっては再生されないことがあり、経路案内が終了すると、事象位置が経路520沿いにあるか否かにかかわらず、コンテンツデータを再生するようになる。しかし、本実施形態では、カーナビゲーションによる経路案内を実行していない場合においても、事象位置が走行中の道路沿いにあるとコンテンツデータの再生が保留されることがある。以下、詳述する。
制御部207は、カーナビゲーションによる経路案内を実行していない場合、記憶部206に予め記憶された地図データ全体のうち、現在位置の周辺の地図データを取得し、地図をモニタ装置に表示する。また、制御部207は、GPSモジュール201aにより取得した現在位置と、現在位置周辺の地図データとに基づいて、車載器200を搭載した車両が走行する経路を推測する。
より詳細には、制御部207は、現在位置周辺の地図内における車載器200の現在位置を判別する。一般的には、車載器200の現在位置は、取得した地図内の道路上のどこかであるので、車載器200を搭載した車両が現在走行している道路が判別される。制御部207は、地図データと現在位置から、現在走行している道路が公道(国道、都道府県道、市町村道)の何号線かを判別する。また、制御部207は、現在位置の経時変化あるいはジャイロセンサによる移動方向の判別結果から、道路のどちらの方向へ走行しているのかを判別する。車載器200が判別する道路の区別は、公道だけでなく、私道、高速道路、有料道路等であってもよい。制御部207は、判別された道路を判別した方向に進む経路が、車両が走行する経路であると推測する。
また、制御部207は、受信したコンテンツデータによって指定された事象位置が、判別した道路から所定距離以内にあるか否かを判別する。例えば、判別した道路が「国道○○号線の上り方向、△△交差点手前のXXメートル付近」であるならば、制御部207は、受信したコンテンツデータによって指定された事象位置から「国道○号線の上り方向」の車線までの直線距離(最短距離)が、所定距離以内か否かを判別する。
そして、制御部207は、受信したコンテンツデータに設定されたカテゴリから、コンテンツデータが交通に関するものか否かを判別する。受信したコンテンツデータが交通に関するものであり、且つ、判別した距離が所定距離以内の場合には、制御部207は、コンテンツデータの再生条件が満たされると、そのコンテンツデータに含まれるアイコン画像を地図上に表示する。制御部207は、コンテンツデータに含まれるアイコン画像の代わりに、コンテンツデータによって指定された所定のアイコン画像を地図上に表示してもよい。つまり、事象位置が現在走行している道路の近くであり、且つ、即時性の高い内容の情報は、再生条件が満たされた後、ユーザへ提供される。
一方、受信したコンテンツデータが交通に関しないものであり、且つ、判別した距離が所定距離以内の場合には、制御部207は、コンテンツデータの再生条件が満たされても、そのコンテンツデータに含まれるアイコン画像を地図上に表示しない。つまり、事象位置が現在走行している道路の近くであり、且つ、即時性の低い内容の情報は、ユーザへの提供が保留される。
なお、判別した距離が所定距離以上の場合には、制御部207は、再生条件が満たされると、交通に関するコンテンツデータか否かにかかわらず、そのコンテンツデータに含まれるアイコン画像を地図上に表示する。つまり、事象位置が現在走行している道路から十分離れていれば、再生しても現在地周辺の地図の表示に大きな支障はないと判断され、コンテンツデータは再生条件が満たされると再生される。
次に、本実施形態の情報提供処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
制御部207は、測位した現在位置周辺の地図データを記憶部206から取得し、現在位置周辺の地図をモニタ装置に表示する。
車載器200を搭載した車両の走行中、車載器200が路側無線装置100の通信圏内に入ると、制御部207は、コンテンツデータを路側無線装置100から取得する(ステップS1001)。制御部207は、受信したコンテンツデータを記憶部206に格納する。
制御部207は、取得したコンテンツデータから、事象位置を取得する(ステップS1002)。
制御部207は、測位された現在位置から、車載器200が搭載されている車両が走行する経路を推測する(ステップS1003)。すなわち、制御部207は、記憶部206に記憶されている地図データが示す地図内の位置と測位された現在位置とを比較して車両が走行している道路を判別し、車両が走行する経路を推測する。
制御部207は、コンテンツデータによって指定されている事象位置が、車載器200を搭載した車両が走行する道路から所定距離以内にあるか否かを判別する(ステップS1004)。
より詳細には、制御部207は、記憶部206に記憶されている地図データと、GPSモジュール201aによって取得された現在位置とに基づいて、車両200が走行している道路を判別する。また、制御部207は、判別した道路から、これから車両が走行しようとしている経路を推測する。例えば、制御部207は、判別した道路が「国道○○号線の上り方向、△△交差点手前のXXメートル付近」であるならば、これから車両が走行しようとしている経路が「国道○○号線、且つ、△△交差点手前のXXメートル付近から上り方向の道路」であると推測する。そして、制御部207は、この推測した道路を、車両がこれから走行しようとしている経路であると判別する。
車両が走行する道路から事象位置が所定距離以内にあると判別した場合(ステップS1004;YES)、制御部207は、取得したコンテンツデータが交通に関するコンテンツデータであるか否かを判別する(ステップS1005)。
コンテンツデータが交通に関するものである場合(ステップS1005;YES)、制御部207は、再生条件が満たされると、コンテンツデータに含まれるアイコン画像又はコンテンツデータによって指定されたアイコン画像を、地図上の事象位置に表示する(ステップS1006)。
一方、コンテンツデータが交通に関するものではない場合(ステップS1005;NO)、制御部207は、コンテンツデータを再生しない。
ステップS1004において、車両が走行する道路から事象位置が所定距離以内にないと判別した場合(ステップS1004;NO)、制御部207は、再生条件が満たされると、コンテンツデータによって指定されたアイコン画像を、地図上の事象位置に表示する(ステップS1006)。
本実施形態によれば、情報提供システムは、現在地周辺の道路の案内に支障を来さず、且つ、コンテンツデータをなるべく制作者の意図通りに再生して、ユーザに情報を提供することができる。車載器200は、現在走行している道路の一部又は全部や、現在走行している道路に関する交通情報等が、後から受信したコンテンツデータの再生によって表示されなくなってしまうような不都合を回避することができる。車載器200は、再生条件を満たすと即時にユーザに提供すべき即時性の高い交通情報等をもれなくユーザに提供しつつ、経路案内に支障を来さない程度に、即時性の低い広告や店舗案内等をユーザに提供することができる。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記実施形態では、制御部207は、車両200が走行している道路から、これから車両が走行しようとしている経路を推測しているが、車両200が走行している道路が分岐している場合には、これから車両が走行しようとしている経路を判別できない可能性がある。そこで、制御部207は、記憶部206に記憶された走行履歴に基づいて、これから車両が走行しようとしている経路を判別してもよい。
すなわち、制御部207は、現在位置の測位履歴、すなわち車両の走行履歴を、記憶部206に記憶するようにする。記憶部206には、直近の所定期間内(例えば、最近1ヶ月分、最近1週間分、最近1日分など)の走行履歴が蓄積される。この走行履歴は、不揮発性メモリに蓄積されるので、車載器200の電源が切られたとしても、電源投入後に制御部207が随時読み出すことができる。
そして、制御部207は、車両200が走行している道路に分岐がある場合には、記憶部206に記憶されている走行履歴から、ユーザが選択する可能性が高いと推測される道路を、これから車両が走行しようとしている道路と推定する。
例えば、制御部207は、記憶部206に記憶されている走行履歴のうち、最も直近の走行履歴が示す道路を、これから車両が走行しようとしている道路と推定してもよい。
あるいは、制御部207は、記憶部206に記憶されている走行履歴のうち、最も走行した頻度が高い道路を、これから車両が走行しようとしている道路と推定してもよい。走行履歴のうち、頻度の計算対象となる期間は任意である。
また、制御部207は、車両200が走行している道路に分岐があり、国道とその他の種類の道路とがある場合には、国道を優先的に選択して、これから車両が走行しようとしている道路と推定してもよい。
例えば、これから車両が走行する可能性がある道路の候補が複数ある場合には、制御部207は、それらの候補の中から、国道、都道府県道、市町村道、私道、高速道路の優先順に、候補のいずれかを選択し、選択した候補の道路を、これから車両が走行しようとしている道路と推定してもよい。この優先順は任意であり、予め決められていてもよいし、ユーザが自由に設定あるいは変更できるようにしてもよい。また、制御部207は、2車線以上の道路、幅員が所定値以上の道路、渋滞や事故が発生していない道路などを優先的に選択してもよい。
コンピュータを車載器200の全部又は一部として動作させるためのコンピュータプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD−ROM、MO(Magneto Optical Disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、車載器200として動作させ、あるいは、車載器200が行う工程を実行させてもよい。さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、現在地周辺の道路の案内に支障を来さず、且つ、コンテンツデータをなるべく制作者の意図通りに再生して、ユーザに情報を提供することができる。
100 路側無線装置
101 無線通信部
102 通信制御部
103 記憶部
104 制御部
105 ROM
106 RAM
107 システムバス
200 車載器
201 通信部
201a GPSモジュール
201b VICSモジュール
201c ICカードモジュール
202 音声処理部
203 出力部
204 操作部
205 I/O部
206 記憶部
207 制御部
208 ROM
209 RAM
210 システムバス
225 センサ群
300 配信サーバ
301 入力部
302 出力部
303、304 通信制御部
305 記憶部
306 制御部
307 ROM
308 RAM
309 システムバス
510 現在位置を示すマーク
520 経路を示すマーク
530 アイコン画像
610 マーク
620〜650 アイコン画像
730 代替画像
810 ポップアップ画像

Claims (8)

  1. 車両に搭載される情報提供装置であって、
    地図データを記憶する記憶部と、
    前記情報提供装置の現在位置を取得する取得部と、
    画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信部と、
    前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別部と、
    前記画像データが表す画像を表示すると前記判別部により判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示部と、
    を備え、
    前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記記憶されている地図データと前記取得された現在位置とに基づいて、現在地から目的地までの経路を案内するナビゲーション部を更に備え、
    前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の前記所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の前記所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路であって前記ナビゲーション部により案内されている経路が示す道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記判別部は、前記記憶されている地図データと前記取得された現在位置とに基づいて、前記車両が走行している道路を判別し、当該判別した道路から前記車両が走行しようとしている経路を推測し、
    前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記推測された経路から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  4. 前記コンテンツデータには、カテゴリを示す情報が含まれ、
    前記判別部は、前記カテゴリを示す情報に基づいて、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含むか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  5. 前記表示部は、前記画像データが表す画像を表示しないと判別された場合、前記画像データを前記指定された地図上の位置に表示する代わりに、所定の代替画像を前記指定された地図上の位置に表示する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報提供装置。
  6. 前記交通に関する情報には、道路工事の場所と期間等を案内する情報、渋滞している区間を案内する情報、通行規制又は交通事故を案内する情報、走行中のドライバーに促す注意事項を案内する情報、駐車場の場所を表す情報、給油所の場所を表す情報のうち、少なくともいずれか1つ以上が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の情報提供装置。
  7. 車両に搭載される情報提供装置において実行される情報提供方法であって、
    前記情報提供装置の現在位置を取得する取得ステップと、
    画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信ステップと、
    前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別ステップと、
    前記画像データが表す画像を表示すると前記判別ステップにおいて判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示ステップと、
    を備え、
    前記判別ステップでは、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示ステップにおいて表示される表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  8. 車両に搭載されるコンピュータを、
    地図データを記憶する記憶部、
    前記情報提供装置の現在位置を取得する取得部、
    画像データと、時刻情報を条件として含む前記画像データの再生条件と、前記画像データが表す画像が表示される地図上の位置を指定する情報と、を含むコンテンツデータを受信する受信部、
    前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像をモニタに表示するか否かを判別する判別部、
    前記画像データが表す画像を表示すると前記判別部により判別された場合に、前記画像データが表す画像を前記指定された地図上の位置に配置した画像を前記モニタに表示する表示部、
    として機能させ、
    前記判別部は、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含む場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にあり、且つ、前記受信したコンテンツデータが交通に関する情報を含まない場合には、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときであるか否かに関わらず、前記画像データが表す画像を表示しないと判別し、前記受信されたコンテンツデータに含まれる前記位置が、前記車両が走行している道路の前記地図上の位置から前記表示部における表示領域内の所定距離以内にない場合であり、計測されている時刻が前記再生条件と一致したときに、前記画像データが表す画像を表示すると判別する、
    ことを特徴とするプログラム。
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