JP5862327B2 - 交通信号制御装置および交通信号制御方法 - Google Patents

交通信号制御装置および交通信号制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、交通信号制御装置および交通信号制御方法に関し、特に、交通データに基づいて信号灯器の点灯の制御を行う交通信号制御システムにおける交通信号制御装置および交通信号制御方法に関する。
従来、交通データに基づいて信号制御パラメータを生成する中央装置と、この信号制御パラメータに基づいて信号灯器の点灯の制御を行う交通信号制御装置(交通信号制御機)とを備える交通信号制御システムが知られている。中央装置は交通管制センターに設置され、交差点に設置された交通信号制御装置と専用回線により接続される。交通信号制御装置は車両感知器から交通データを収集して中央装置に送信するとともに、中央装置から送られてきた信号制御パラメータを受信する。
また、近年では災害または機器の故障による影響を防ぐため、例えば、複数の交通信号制御装置を含み、当該複数の交通信号制御装置の各々は、他の交通信号制御装置との間で通信を行なうための伝送装置と、当該伝送装置を介して送られてきた信号のIPアドレスに基づき、どの交通信号制御装置へ情報を送信するかを制御するルータと、当該伝送装置を介して送られてきた信号に基づいて、交差点の信号灯器を制御する信号制御部とを備え、インターネットルーティング技術を用いたネットワーク通信を行なう交通信号制御システムがある(例えば、特許文献1)。
特許第3456170号公報
しかしながら、交通データの送受信を行う場合、車両感知器−交通信号制御装置間と交通信号制御装置−中央装置間とで、交通データの電文仕様(通信仕様)は同じであっても、格納する交通データの数、順番および位置などを定めた製品仕様が異なることがある。例えば、複数の交通データを各々異なるタイムスロットに格納してシリアル伝送により送受信を行う場合、車両感知器−交通信号制御装置間と交通信号制御装置−中央装置間とでは、同一の計測領域における交通データを格納すべきタイムスロットが異なる場合がある。
このような場合、例えば、交通信号制御装置の内部におけるケーブルの配線を調整し、交通信号制御装置において、交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に一致させた交通データの信号を生成する対応が考えられる。しかしながら、このような対応によるとケーブルの配線が複雑になり、交通信号制御装置の設置時における作業効率の低下を招くという問題があった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、複雑な配線を施す必要がない交通信号制御装置および交通信号制御方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる交通信号制御装置は、交通データに基づいて信号灯器の点灯を制御するための交通信号制御装置であって、筐体と、上記筐体内に設けられ、所定エリアにおける上記交通データを取得する交通データ取得装置から上記交通データを受信するための交通データ受信部と、上記筐体内に設けられ、上記所定エリアにおける上記交通データが、上記交通データ取得装置と上記交通信号制御装置との間においては所定の第1のタイムスロットに格納され、かつ、上記交通信号制御装置と上記交通データに基づいて上記交通信号制御装置の制御信号を生成する他の装置との間においては所定の第2のタイムスロットに格納される場合に、設定情報に基づいて上記交通データ受信部により受信された上記第1のタイムスロットに格納された上記交通データを上記第2のタイムスロットに格納するための通信制御部と、上記筐体内に設けられ、上記通信制御部により上記第2のタイムスロットに格納された上記交通データを、上記他の装置へ送信するための中央送信部と、上記他の装置により生成された上記制御信号を受けて、上記制御信号に基づいて上記信号灯器の点灯を制御するための信号制御部とを備える。
ここで、設定情報は、交通データを、交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に適合させるため、交通信号制御装置の管理者等により予め入力されるものである。
このような構成により、交通信号制御装置の内部に複雑な配線を施すことなく、交通データを交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に適合させることができ、交通信号制御装置の設置時等における作業効率の向上を図ることができる。
また、交通データを取得するための画像式車両感知器または超音波式車両感知器等の車両感知器(交通データ取得装置)の増加等により、交通データを交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に適合させるための、当該交通データに割り当てるべきタイムスロットを変更する必要が生じても、交通信号制御装置の管理者等が新たに設定情報を入力するなどにより容易に対応することができる。
(2)好ましくは、上記交通データ受信部、上記通信制御部および上記中央送信部は、それぞれ別体である。
このような構成により、交通データ受信部、通信制御部または中央送信部を個別に修理、交換または設定変更することができる。
(3)好ましくは、上記交通信号制御装置は、さらに、上記交通データ受信部が実装された第1の基板と、上記通信制御部が実装された第2の基板と、上記中央送信部が実装された第3の基板とを備え、上記第1の基板および上記第3の基板は、上記第2の基板上に形成されている。
このような構成により、従来のように、交通データ受信部が実装された基板と中央送信部が実装された基板とをケーブルにより配線することなく、交通データ受信部が実装された第1の基板と中央送信部が実装された第3の基板とを第2の基板を介して接続することができるため、美観の向上、小型化の実現またはコストの低減を図ることができる。
(4)より好ましくは、上記交通信号制御装置は、さらに、上記第1の基板と上記第2の基板とを連結するための第1のコネクタと、上記第2の基板と上記第3の基板とを連結するための第2のコネクタとを備える。
このような構成により、ケーブルによる配線を施すことなく第1の基板と第2の基板、および、第2の基板と第3の基板を直結させることができる。
(5)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる交通信号制御方法は、交通データに基づいて信号灯器の点灯を制御するための交通信号制御装置における交通信号制御方法であって、所定エリアにおける上記交通データを取得する交通データ取得装置から上記交通データを受信するステップと、上記所定エリアにおける上記交通データが、上記交通データ取得装置と上記交通信号制御装置との間においては所定の第1のタイムスロットに格納され、かつ、上記交通信号制御装置と上記交通データに基づいて上記交通信号制御装置の制御信号を生成する他の装置との間においては所定の第2のタイムスロットに格納される場合に、設定情報に基づいて上記第1のタイムスロットに格納された上記交通データを上記第2のタイムスロットに格納するステップと、上記第2のタイムスロットに格納した上記交通データを、上記他の装置へ送信するステップと、上記他の装置により生成された上記制御信号を受けて、上記制御信号に基づいて上記信号灯器の点灯を制御するステップとを含む。
このような構成により、交通信号制御装置の内部に複雑な配線を施すことなく、交通データを交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に適合させることができ、交通信号制御装置の設置時等における作業効率の向上を図ることができる。
また、交通データを取得するための画像式車両感知器または超音波式車両感知器等の車両感知器(交通データ取得装置)の増加等により、交通データを交通信号制御装置−中央装置間における交通データの格納状態に適合させるための、当該交通データに割り当てるべきタイムスロットを変更する必要が生じても、交通信号制御装置の管理者等が新たに設定情報を入力するなどにより容易に対応することができる。
本発明に係る交通システム用無線装置および交通信号制御方法によれば、複雑な配線を施す必要がない。
本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置を含む交通信号制御システムを説明する図である。 本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置の比較例として、交通信号制御装置の構成の一例を示す図である。 (a)は、図2に示す交通信号制御装置により受信された車両による道路の占有率を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、(b)は、(a)に示す車両による道路の占有率を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。 (a)は、図2に示す交通信号制御装置により受信された車両の通行の有無を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、(b)は、(a)に示す車両の通行の有無を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置の構成を示す正面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置により受信された車両による道路の占有率を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、(b)は、(a)に示す車両による道路の占有率を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置により受信された車両の通行の有無を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、(b)は、(a)に示す車両の通行の有無を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置による信号灯器の点灯制御の動作手順を示すフローチャートである。
[構成および基本動作]
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(交通信号制御システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10を含む交通信号制御システムを説明するための図である。図1を参照して、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10を含む交通信号制御システムは、交通信号制御装置10と、画像式車両感知器11と、画像式車両感知器12と、超音波式車両感知器13と、無線信号送信機14と、中央装置15とを備えている。
画像式車両感知器11、画像式車両感知器12および超音波式車両感知器13は、無線信号送信機14と有線により接続されている。画像式車両感知器11および画像式車両感知器12は、それぞれ、道路の上方に設置されたカメラ18,19により撮像された道路画像を取得し、道路画像に基づいて車両による道路の占有率または車両の通行の有無を示す交通データを取得し、当該交通データを無線信号送信機14へ有線伝送する。
超音波式車両感知器13は、超音波を用いて道路の上方に設置されたセンサ20の直下を通行する車両を検知して、車両の通行の有無を示すデータを交通データとして無線信号送信機14へ有線伝送する。
また、交通データは、車両による道路の占有率または車両の通行の有無を示すデータだけでなく、例えば、車両の通行の有無を示すデータに基づいて算出された走行車両の速度、所定エリアにおける車両の台数などであってもよい。また、これらの交通データは、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12または超音波式車両感知器13により算出されるが、例えば、無線信号送信機14が、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12または超音波式車両感知器13から車両の通行の有無を示すデータを取得して、無線信号送信機14によりこれらの交通データが算出されてもよい。
無線信号送信機14は、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12または超音波式車両感知器13から交通データが伝送されると、当該交通データを、一定時間ごとに区切られた1フレーム中の、さらに小時間間隔で区切られたタイムスロットのうち所定の第1のタイムスロットに格納する。
詳細には、無線信号送信機14は、交通データを、その送信元に対応するタイムスロットに格納する。例えば、無線信号送信機14は、画像式車両感知器11から送信された車両による道路の占有率(以下、「交通データ1」とする)に対して、第1のタイムスロットとしてタイムスロットAを割り当てる。また、無線信号送信機14は、画像式車両感知器12から送信された車両による道路の占有率(以下、「交通データ2」とする)に対して、第1のタイムスロットとしてタイムスロットBを割り当てる。
また、無線信号送信機14は、超音波式車両感知器13から送信された車両の通行の有無を示すデータ(以下、「交通データ3」とする)に対して、第1のタイムスロットとしてタイムスロットCを割り当てる。このようにして、無線信号送信機14は、交通データのシリアル信号を生成する。
このような第1のタイムスロットは、交通信号制御装置10の設置工事の際、または、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12または超音波式車両感知器13の設置工事の際などに予め定められている。
なお、無線信号送信機14は、例えば、画像式車両感知器11から、車両による道路の占有率だけでなく、走行車両の速度または所定エリアにおける車両の台数などの情報を含むデータが交通データ1として送信された場合も同様に、当該データに対して、第1のタイムスロットとしてタイムスロットAを割り当てる。
また、例えば、無線信号送信機14が、画像式車両感知器11から車両の通行の有無を示すデータを取得して、このデータに基づいて道路の占有率、走行車両の速度または所定エリアにおける車両の台数などの交通データ1を算出する場合も同様に、算出した交通データ1に対して、第1のタイムスロットとしてタイムスロットAを割り当てることも可能である。
また、交通データに対して第1のタイムスロットを割り当てる処理は、必ずしも無線信号送信機14が行う必要はなく、例えば、無線信号送信機14が、1または複数の交通データを交通信号制御装置10にパラレル伝送し、交通信号制御装置10が、交通データに対して第1のタイムスロットを割り当てる処理を行ってもよい。
無線信号送信機14は、第1のタイムスロットが割り当てられた交通データを含む無線信号、すなわち、車両による道路の占有率を示すデータである交通データのシリアル信号および車両の通行の有無を示すデータである交通データのシリアル信号を、無線信号送信機14の外部アンテナ17から交通信号制御装置10の外部アンテナ21へ送信する。
交通信号機は、信号灯器16と、信号灯器16の点灯を制御する交通信号制御装置10とを備えている。交通信号制御装置10は、道路の上方に設けられた外部アンテナ21により、無線信号送信機14から送信された交通データを含む無線信号を受信する。また、交通信号制御装置10は、無線信号送信機14から受けた交通データを、交通管制センターの中央装置15へ送信する。
ここで、画像式車両感知器11,12または超音波式車両感知器13を総称して車両感知器(交通データ取得装置)とすると、車両感知器−交通信号制御装置10間と交通信号制御装置10−中央装置15間とでは、交通データの電文仕様(通信仕様)は同じであっても、格納する交通データの数、順番および位置などを定めた製品仕様が異なることがある。つまり、同一の計測領域における交通データが、車両感知器−交通信号制御装置10間では第1のタイムスロットに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置10−中央装置15間では第2のタイムスロットに格納される仕様であることがある。
例えば、車両感知器−交通信号制御装置10間では、画像式車両感知器11の計測領域R1における交通データ1が第1のタイムスロットとしてタイムスロットAに格納され、画像式車両感知器12の計測領域R2における交通データ2が第1のタイムスロットとしてタイムスロットBに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置10−中央装置15間では、上記交通データ1が第2のタイムスロットとしてタイムスロットBに格納され、上記交通データ2が第2のタイムスロットとしてタイムスロットCに格納される仕様であるとする。
このような場合、交通信号制御装置10は、車両感知器から無線信号機14経由で受信した交通データを、交通信号制御装置10−中央装置15間における交通データの格納状態を定めた仕様に適合するように、所定の第2のタイムスロットに格納する。そして、交通信号制御装置10は、第2のタイムスロットに格納された交通データを、中央装置15に送信する。
中央装置15は、交通信号制御装置10と専用回線により接続され、交通信号制御装置10から受けた交通データに基づいて信号制御パラメータを決定する。また、中央装置15は、決定した信号制御パラメータを交通信号制御装置10に出力する。
中央装置15から信号制御パラメータを受けた交通信号制御装置10は、この信号制御パラメータに基づいて信号灯器16の点灯の制御を行う。
なお、車両感知器−交通信号制御装置10間における無線信号の交通データの格納状態を定めた仕様と、交通信号制御装置10−中央装置15間における無線信号の交通データの格納状態を定めた仕様とが同じである場合など、第1のタイムスロットと第2のタイムスロットとが同一である場合もある。また、第2のタイムスロットは、中央装置15の設置工事の際などに予め定められている。
また、交通信号制御装置10と無線信号送信機14との間で行われる無線通信は、ISMバンド(Industrial Scientific Medical Band)である2.4GHz帯、すなわち2.4000〜2.4835GHzを使用する。また、通信周波数チャネルは、IEEE802.11a/b/gに基づく無線LAN機器用の周波数と同じ周波数帯域を用いる。
(交通信号制御装置の比較例)
ここで、交通信号制御装置10の比較例として、交通信号制御装置50について説明する。図2は、交通信号制御装置10の比較例として、交通信号制御装置50の構成の一例を示す図である。また、図3(a)は、図2に示す交通信号制御装置50により受信された車両による道路の占有率を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、図3(b)は、図3(a)に示す車両による道路の占有率を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。
また、図4(a)は、図2に示す交通信号制御装置50により受信された車両の通行の有無を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、図4(b)は、図4(a)に示す車両の通行の有無を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。
図2を参照して、交通信号制御装置50は、外部アンテナ51と、筐体52と、無線受信部53と、無線送信部54とを含む。筐体52は、内部に無線受信部53および無線送信部54を格納する。無線受信部53と無線送信部54とは、異なる基板に実装され、これら2つの基板にそれぞれ設けられたコネクタ同士がケーブルで配線されることにより接続されている。
無線受信部53は、無線モジュール61と、制御部62と、端子台63とを有している。無線モジュール61は、外部アンテナ51を介して、無線信号送信機14から第1のタイムスロットに格納された交通データの無線信号を受ける。
無線モジュール61は、例えば、当該無線信号とローカル信号とを乗算することにより、交通データを含む当該無線信号を直交復調してベースバンド帯の信号に変換する。そして、無線モジュール61は、変換後の交通データを制御部62に出力する。制御部62は、無線モジュール61から交通データを受けて、交通データを対応する端子台63のコネクタA1〜D1またはA2〜D2から出力させる。
例えば、図3(a)に示すように、制御部62が受けた無線信号が、画像式車両感知器11の計測領域R1(図1参照)における交通データ1と画像式車両感知器12の計測領域R2(図1参照)における交通データ2とを含む車両による道路の占有率を示すデータである交通データのシリアル信号であり、交通データ1がタイムスロットAに格納され、交通データ2がタイムスロットBに格納されているとする。なお、1フレームがタイムスロットA〜Dに分割されている。
さらに、コネクタA1からタイムスロットAに格納されたデータが出力され、コネクタB1からタイムスロットBに格納されたデータが出力され、コネクタC1からタイムスロットCに格納されたデータが出力され、コネクタD1からタイムスロットDに格納されたデータが出力されるとする。
このような場合、制御部62は、タイムスロットAに格納された交通データ1をコネクタA1から無線送信部54へ出力し、タイムスロットBに格納された交通データ2をコネクタB1から無線送信部54へ出力する。
また、例えば、図4(a)に示すように、制御部62が受けた無線信号が、超音波式車両感知器13の計測領域R3(図1参照)における交通データ3を含む車両の通行を示すデータである交通データのシリアル信号であり、上記交通データ3がタイムスロットCに格納されているとする。
さらに、コネクタA2からタイムスロットAに格納されたデータが出力され、コネクタB2からタイムスロットBに格納されたデータが出力され、コネクタC2からタイムスロットCに格納されたデータが出力され、コネクタD2からタイムスロットDに格納されたデータが出力されるとする。
このような場合、制御部62は、タイムスロットCに格納された交通データ3をコネクタC2から無線送信部54へ出力する。
無線送信部54は、端子台64と、通信制御部65と、モデム66と、信号制御部67とを有している。端子台64は、コネクタA3〜D3およびコネクタA4〜D4を有している。
無線送信部54では、通信制御部65により、コネクタA3から出力されたデータがタイムスロットAに格納され、コネクタB3から出力されたデータがタイムスロットBに格納され、コネクタC3から出力されたデータがタイムスロットCに格納され、コネクタD3から出力されたデータがタイムスロットDに格納される。
また、コネクタA4から出力されたデータがタイムスロットAに格納され、コネクタB4から出力されたデータがタイムスロットBに格納され、コネクタC4から出力されたデータがタイムスロットCに格納され、コネクタD4から出力されたデータがタイムスロットDに格納される。
ここで、車両感知器−交通信号制御装置50間と交通信号制御装置50−中央装置15間とで格納する交通データの数、順位および位置などを定めた仕様が異なることにより、車両感知器−交通信号制御装置50間では、交通データ1がタイムスロットAに格納され、交通データ2がタイムスロットBに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置50−中央装置15間では、上記交通データ1がタイムスロットBに格納され、上記交通データ2がタイムスロットCに格納される仕様であるとする。
また、車両感知器−交通信号制御装置50間では、交通データ3がタイムスロットCに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置50−中央装置15間では、上記交通データ3がタイムスロットBに格納される仕様であるとする。
このような場合、図2、図3(b)および図4(b)に示すように、コネクタA1とコネクタB3とを接続し、コネクタB1とコネクタC3とを接続し、コネクタC2とコネクタB4とを接続することにより、無線送信部54から中央装置15へ送信される交通データが、交通信号制御装置50−中央装置15間における交通データの格納状態を定めた仕様に適合するように調整する。
そして、通信制御部65は、端子台64の各コネクタを介して交通データを受けて、当該交通データをシリアル信号に変換して変換後の交通データをモデム66に出力する。モデム66は、例えば、通信制御部65から受けた交通データであるベースバンド帯の信号と発振信号とを乗算することによりベースバンド帯の信号を直交変調し、変調後の信号を中央装置15に送信する。
このように、本発明に係る交通信号制御装置10の比較例である交通信号制御装置50によれば、交通信号制御装置50と中央装置15との間で交通データの送受信を行う際に、車両感知器−交通信号制御装置50間と交通信号制御装置50−中央装置15間とで交通データの格納状態を定めた仕様が異なる場合には、交通信号制御装置50の内部におけるコネクタ同士を接続するケーブルの配線を調整することにより対応していた。このため、コネクタ同士の配線が複雑になるという問題があった。これに対して、本発明に係る交通信号制御装置10は、以下のように構成されている。
(本発明の交通信号制御装置の構成)
図5は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10の構成を示す平面図であり、図6は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10の構成を示す正面図である。
図5および図6を参照して、信号制御装置10は、外部アンテナ21に加えて、さらに、筐体22と、無線モジュール23(交通データ受信部)と、通信制御部24と、モデム25(中央送信部)と、信号制御部26と、コネクタ27と、コネクタ28と、コネクタ29とを備えている。
外部アンテナ21は、無線信号送信機14から交通データを含む無線信号を受信する。筐体22は、無線モジュール23、通信制御部24、モデム25、信号制御部26、コネクタ27、コネクタ28およびコネクタ29を格納している。なお、信号制御部26は、筐体22の外部に設けられていても良い。
無線モジュール23は第1の基板に実装されている。無線モジュール23は、外部アンテナ21を介して無線信号送信機14から受けた交通データを含む無線信号に対して、例えば、当該無線信号とローカル信号とを乗算することにより直交復調してベースバンド帯の信号に変換する。また、無線モジュール23は、変換後の交通データを通信制御部24に出力する。
通信制御部24は第2の基板に実装されており、無線モジュール23を実装している第1の基板と通信制御部24を実装している第2の基板とが、第1のコネクタ27を介して連結している。通信制御部24は、設定情報に基づいて、無線モジュール23から受けた交通データを第2のタイムスロットに格納する。
設定情報とは、交通信号制御装置10の管理者等により予め入力されるものであり、通信制御部24に記録されている。通信制御部24は、記録している設定情報を参照して、第1のタイムスロットに格納された交通データを、第2のタイムスロットに格納する。
図7(a)は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10により受信された車両による道路の占有率を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、図7(b)は、図7(a)に示す車両による道路の占有率を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。また、図8(a)は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10により受信された車両の通行の有無を示すデータが、第1のタイムスロットに格納されている状況を説明する図であり、図8(b)は、図8(a)に示す車両の通行の有無を示すデータが、第2のタイムスロットに格納されている状況を説明する図である。
例えば、図7(a)に示すように、通信制御部24が受けた無線信号が、画像式車両感知器11の計測領域R1(図1参照)における交通データ1と画像式車両感知器12の計測領域R2(図1参照)における交通データ2とを含む車両による道路の占有率を示すデータである交通データのシリアル信号であり、上記交通データ1がタイムスロットAに格納され、上記交通データ2がタイムスロットBに格納されているとする。
このような状況において、車両感知器−交通信号制御装置10間と交通信号制御装置10−中央装置15間とで交通データの格納状態を定めた仕様が異なることにより、車両感知器−交通信号制御装置10間では、上記交通データ1がタイムスロットAに格納され、上記交通データ2がタイムスロットBに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置10−中央装置15間では、上記交通データ1がタイムスロットBに格納され、上記交通データ2がタイムスロットCに格納される仕様であるとする。
このような場合に、管理者等は、第1のタイムスロットとしてタイムスロットAに格納された交通データ1を、第2のタイムスロットとしてタイムスロットBに格納し、第1のタイムスロットとしてタイムスロットBに格納された交通データ2を、第2のタイムスロットとしてタイムスロットCに格納するように指示する設定情報を予めプログラムに記録する。
そして、通信制御部24は、図7(b)に示すように、設定情報に基づいて交通データ1をタイムスロットBに格納し、交通データ2をタイムスロットCに格納する。
また、例えば、図8(a)に示すように、通信制御部24が受けた無線信号が、超音波式車両感知器13の計測領域R3(図1参照)における交通データ3を含む車両の通行の有無を示すデータである交通データのシリアル信号であり、交通データ3がタイムスロットCに格納されているとする。
このような状況において、車両感知器−交通信号制御装置10間と交通信号制御装置10−中央装置15間とで交通データの格納状態を定めた仕様が異なることにより、車両感知器−交通信号制御装置10では、上記交通データ3がタイムスロットCに格納される仕様であるのに対して、交通信号制御装置10−中央装置15間では、上記交通データ3がタイムスロットBに格納される仕様であるとする。
このような場合に、管理者等は、第1のタイムスロットとしてタイムスロットCに格納された交通データ3を、第2のタイムスロットとしてタイムスロットBに格納するように指示する設定情報を予めプログラムに記録する。
そして、通信制御部24は、図8(b)に示すように、設定情報に基づいて交通データ3をタイムスロットBに格納する。
また、通信制御部24は、第2のタイムスロットに格納した後の交通データを、コネクタ28を介してモデム25に出力する。
モデム25は第3の基板に実装されており、通信制御部24を実装している第2の基板とモデム25を実装している第3の基板とが、第2のコネクタ28を介して連結している。モデム25は、例えば、通信制御部24から受けた交通データであるベースバンド帯の信号と発振信号とを乗算することによりベースバンド帯の信号を直交変調し、変調後の信号を中央装置15に有線伝送する。
中央装置15は、交通信号制御装置10の通信制御部24から送信された交通データに基づいて、信号灯器16の点灯を制御するための信号制御パラメータを決定する。また、中央装置15は、決定した信号制御パラメータを交通信号制御装置10に送信する。
信号制御部26は、通信制御部24を実装している第2の基板とコネクタ29を介して接続されている。また、信号制御部26は、中央装置15と専用回線により接続され、中央装置15が送信した信号制御パラメータを受ける。そして、信号制御部26は、中央装置15から受けた信号制御パラメータに基づいて、信号灯器16の点灯を制御する。
[動作]
次に、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10による交通信号機の信号灯器16の点灯制御の動作について説明する。図9は、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10による信号灯器16の点灯制御の動作手順を示すフローチャートである。
交通信号制御装置10は、フローチャートの各ステップを含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。このインストールされるプログラムは、たとえば記録媒体に格納された状態で流通する。
図9を参照して、まず、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12および超音波式車両感知器13が交通データを取得して、無線信号送信機14に送信する。そして、無線信号送信機14が、画像式車両感知器11、画像式車両感知器12および超音波式車両感知器13から受けた交通データ1〜3をそれぞれ第1のタイムスロットに格納し、当該交通データを含む無線信号を外部アンテナ17から交通信号制御装置10へ送信する(ステップS1)。
次に、交通信号制御装置10の外部アンテナ21が交通データを含む無線信号を受信し、無線モジュール23が、外部アンテナ21を介して当該無線信号を受ける(ステップS2)。そして、無線モジュール23が、無線信号を直交復調し、復調後の交通データを、コネクタ27を介して通信制御部24に出力する。
次に、通信制御部24が、記録している設定情報を参照して、設定情報に基づいて、無線モジュール23から受けた第1のタイムスロットに格納された交通データを第2のタイムスロットに格納する(ステップS3)。そして、通信制御部24が、第2のタイムスロットに格納した交通データを、コネクタ28を介してモデム25に出力する。
次に、モデム25が、通信制御部24から受けた交通データを直交変調し、変調後の信号を中央装置15に送信する(ステップS4)。
次に、中央装置15が、交通信号制御装置10のモデム25から交通データを含む信号を受けて、当該交通データに基づいて信号制御パラメータを決定し、決定した信号制御パラメータを交通信号制御装置10に送信し、交通信号制御装置10の信号制御部26が、中央装置15から信号制御パラメータを受信する(ステップS5)。
次に、信号制御部26が、中央装置15から受けた信号制御パラメータに基づいて、信号灯器16の点灯を制御する(ステップS6)。
ところで、車両感知器−交通信号制御装置10間と交通信号制御装置10−中央装置15間とで、交通データの電文仕様(通信仕様)は同じであっても、格納する交通データの数、順番および位置などを定めた製品仕様が異なることがある。例えば、複数の交通データを各々異なるタイムスロットに格納してシリアル伝送により送受信を行う場合、車両感知器−交通信号制御装置10間と交通信号制御装置10−中央装置15間とでは、同一の計測領域における交通データを格納すべきタイムスロットが異なる場合がある。
このような場合、例えば、交通信号制御装置10の内部におけるケーブルの配線を調整し、交通信号制御装置10において、交通信号制御装置10−中央装置15間における交通データの格納状態に一致させた交通データの信号を生成する対応が考えられる。しかしながら、このような対応によるとケーブルの配線が複雑になり、交通信号制御装置10の設置時における作業効率の低下を招くという問題があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る交通信号制御装置10は、無線モジュール23は、筐体22内に設けられ、車両感知器から交通データを受信する。また、通信制御部24は、筐体22内に設けられ、所定エリアにおける交通データが、車両感知器−交通信号制御装置10間においては第1のタイムスロットに格納され、かつ、交通信号制御装置10−中央装置15間においては第2のタイムスロットに格納される場合に、設定情報に基づいて無線モジュール23により受信された第1のタイムスロットに格納された交通データを第2のタイムスロットに格納する。また、モデム25は、筐体22内に設けられ、通信制御部24により第2のタイムスロットに格納された交通データを中央装置15へ送信する。また、信号制御部26は、中央装置15により生成された制御信号を受けて、制御信号に基づいて信号灯器の点灯を制御する。
このような構成により、交通信号制御装置10の内部に複雑な配線を施すことなく、交通データを交通信号制御装置10−中央装置15間における交通データの格納状態に適合させることができ、交通信号制御装置10の設置時等における作業効率の向上を図ることができる。
また、交通データを取得するための画像式車両感知器11,12または超音波式車両感知器13等の車両感知器の増加等により、交通データを交通信号制御装置10−中央装置15間における交通データの格納状態に適合させるための、当該交通データに割り当てるべきタイムスロットを変更する必要が生じても、交通信号制御装置10の管理者等が新たに設定情報を入力するなどにより容易に対応することができる。
また、無線モジュール23、通信制御部24およびモデム25は、それぞれ別体である。
このような構成により、無線モジュール23、通信制御部24またはモデム25を個別に修理、交換または設定変更することができる。
また、交通信号制御装置10は、さらに、無線モジュール23が実装された第1の基板と、通信制御部24が実装された第2の基板と、モデム25が実装された第3の基板とを備え、第1の基板および第3の基板は、第2の基板上に形成されている。
このような構成により、従来のように、無線モジュール61が実装された基板とモデム66が実装された基板とをケーブルにより配線することなく、無線モジュール23が実装された第1の基板とモデム25が実装された第3の基板とを第2の基板を介して接続することができるため、美観の向上、小型化の実現またはコストの低減を図ることができる。
また、交通信号制御装置10は、さらに、第1の基板と第2の基板とを連結するためのコネクタ27と、第2の基板と第3の基板とを連結するためのコネクタ28とを備える。
このような構成により、配線を施すことなく第1の基板と第2の基板、および、第2の基板と第3の基板を直結することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 交通信号制御装置
11 画像式車両感知器
12 画像式車両感知器
13 超音波式車両感知器
14 無線信号送信機
15 中央装置
16 信号灯器
17 外部アンテナ
18 カメラ
19 カメラ
20 センサ
21 外部アンテナ
22 筐体
23 無線モジュール(交通データ受信部)
24 通信制御部
25 モデム(中央送信部)
26 信号制御部
27 コネクタ(第1のコネクタ)
28 コネクタ(第2のコネクタ)
29 コネクタ
50 交通信号制御装置
51 外部アンテナ
52 筐体
53 無線受信部
54 無線送信部
61 無線モジュール(交通データ受信部)
62 制御部
63 端子台
64 端子台
65 通信制御部
66 モデム(中央送信部)

Claims (4)

  1. 交通データに基づいて信号灯器の点灯を制御するための交通信号制御装置であって、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられ、所定エリアにおける前記交通データを取得する交通データ取得装置から前記交通データを受信するための交通データ受信部と、
    前記筐体内に設けられ、前記所定エリアにおける前記交通データが、前記交通データ取得装置と前記交通信号制御装置との間においては所定の第1のタイムスロットに格納され、かつ、前記交通信号制御装置と前記交通データに基づいて前記交通信号制御装置の制御信号を生成する他の装置との間においては所定の第2のタイムスロットに格納される場合に、設定情報に基づいて前記交通データ受信部により受信された前記第1のタイムスロットに格納された前記交通データを前記第2のタイムスロットに格納するための通信制御部と、
    前記筐体内に設けられ、前記通信制御部により前記第2のタイムスロットに格納された前記交通データを、前記他の装置へ送信するための中央送信部と、
    前記他の装置により生成された前記制御信号を受けて、前記制御信号に基づいて前記信号灯器の点灯を制御するための信号制御部とを備え、
    前記交通信号制御装置は、さらに、
    前記交通データ受信部が実装された第1の基板と、
    前記通信制御部が実装された第2の基板と、
    前記中央送信部が実装された第3の基板とを備え、
    前記第1の基板および前記第3の基板は、前記第2の基板上に形成されている、交通信号制御装置。
  2. 前記交通データ受信部、前記通信制御部および前記中央送信部は、それぞれ別体である、請求項1に記載の交通信号制御装置。
  3. 前記交通信号制御装置は、さらに、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを連結するための第1のコネクタと、
    前記第2の基板と前記第3の基板とを連結するための第2のコネクタとを備える、請求項1または請求項2に記載の交通信号制御装置。
  4. 交通データに基づいて信号灯器の点灯を制御するための交通信号制御装置における交通信号制御方法であって、
    前記交通信号制御装置は、筐体と、前記筐体内に設けられた、交通データ受信部と、通信制御部と、中央送信部と、前記交通データ受信部が実装された第1の基板と、前記通信制御部が実装された第2の基板と、前記中央送信部が実装された第3の基板とを備え、前記第1の基板および前記第3の基板は、前記第2の基板上に形成されており、
    前記交通データ受信部が、所定エリアにおける前記交通データを取得する交通データ取得装置から前記交通データを受信するステップと、
    前記通信制御部が、前記所定エリアにおける前記交通データが、前記交通データ取得装置と前記交通信号制御装置との間においては所定の第1のタイムスロットに格納され、かつ、前記交通信号制御装置と前記交通データに基づいて前記交通信号制御装置の制御信号を生成する他の装置との間においては所定の第2のタイムスロットに格納される場合に、設定情報に基づいて前記第1のタイムスロットに格納された前記交通データを前記第2のタイムスロットに格納するステップと、
    前記中央送信部が、前記第2のタイムスロットに格納した前記交通データを、前記他の装置へ送信するステップと、
    前記他の装置により生成された前記制御信号を受けて、前記制御信号に基づいて前記信号灯器の点灯を制御するステップとを含む交通信号制御方法。
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