JP5857306B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、銀塩フイルム又はCCDやCMOS等の固体撮像素子を用いた一眼レフカメラ用に好適なズーム比2.7倍程度の望遠ズームレンズに関する。
写真用カメラやビデオカメラ等に使用する高ズーム比で高い光学性能を有する一群インナーフォーカスタイプの望遠ズームレンズが提案されている。
特開平6−51202号(特許文献1)に、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍用の負の屈折力を有する第2レンズ群、変倍に伴い移動する像面を補正するための正の屈折力を有する第3レンズ群、及び正の屈折力を有する第4レンズ群を配置してなる望遠ズ−ムレンズが開示されている。この望遠ズームレンズは、第1レンズ群が、物体側より順に正の屈折力を有する第1A群と、光軸上を移動させて焦点合わせを行う凸レンズ1枚からなる正の屈折力を有する第1B群とを有して構成された、いわゆる1群インナーフォーカス方式のものである。1群インナーフォーカス方式は、どの焦点域においても被写体距離とフォーカス駆動量との関係が同じになるため、フォーカスカム構造が簡易化できるという利点がある。しかし、この方式は、フォーカス駆動量を大きくとること、フォーカスレンズ群の焦点距離を短くすること等が、最短撮影距離を短くするために要求され、小型化と高性能化とを両立させることが困難である。
特開2008−70450号(特許文献2)にも、特許文献1と同様の1群インナーフォーカス方式を有する4群レンズ構成のズームレンズが開示されている。特許文献2に記載のズームレンズは、軸上光束の入射高が小さく、ひいては径を小さくできる第2レンズ群をフォーカスレンズ群に採用することで、迅速なオートフォーカスに有利となるとされる。しかし、固定レンズ群が正の屈折力を有するレンズ1枚であるので、近接時に発生する負の球面収差を補正することが困難である。
特開平6−51202号公報 特開2008−70450号公報
このように従来のズームレンズに関し、最短撮影距離を短くする構成を達成しようとすると、小型化と高性能化とを両立させることが困難であり、レンズ偏心による偏心コマ収差、偏心タオレ等の偏心収差が小さくすることも困難であるという問題が生じている。
本発明は、ズーム比が2.7倍程度、望遠端の焦点距離が194mm程度、及びF値が4.1程度のズームレンズにおいて、最短撮影距離を1m程度まで短くしても、発生する負の球面収差を補正することができ、無限遠から近距離撮影までの全域において良好な光学性能を有し、かつ防振機能を有するズームレンズを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、物体側より順に、固定レンズ群とフォーカスレンズ群とからなり正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、防振レンズ群を含み正の屈折力を有する第4レンズ群とを有する4群ズームレンズにおいて、前記固定レンズ群が、1枚の負の屈折力を有するレンズと1枚の正の屈折力を有するレンズとが分離され、前記負の屈折力を有するレンズの結像側のレンズ面の曲率が、前記正の屈折力を有するレンズの物体側のレンズ面の曲率よりも大きくして構成され、前記フォーカスレンズ群が、正の屈折力を有する2枚のレンズで構成されることにより、フォーカシング時に発生する負の球面収差発生を抑えることができ、近接時において良好な光学性能を維持できることを見出した。
すなわち、本発明に係るズームレンズは、
物体側より順に、
固定レンズ群とフォーカスレンズ群とからなり、正の屈折力を有する第1レンズ群
負の屈折力を有する第2レンズ群
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
防振レンズ群を含み正の屈折力を有する第4レンズ群
を有する4群ズームレンズであって、
前記固定レンズ群は、物体側より順に、1枚の負の屈折力を有するレンズと1枚の正の屈折力を有するレンズとが分離されて構成され、前記負の屈折力を有するレンズの結像側のレンズ面の曲率をCs2、前記正の屈折力を有するレンズの物体側のレンズ面の曲率をCs3として、下記[数1]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
前記C S2 及び前記C S3 が、下記数式[数2]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
前記固定レンズ群の焦点距離をF G1X 、前記フォーカスレンズ群の焦点距離をF G1Y として、下記[数3]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
前記固定レンズ群を構成する前記負の屈折力を有するレンズのd線に対しての屈折率をnd L1 として、下記[数4]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
前記第4レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズ群、負の屈折力を有する防振レンズ群、及び正の屈折力を有するレンズ群を有し、
前記防振レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズとから、貼り合わされて構成され、
前記第4レンズ群の焦点距離をF G4 、前記防振レンズ群の焦点距離をF G4Y として、下記[数5]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
前記フォーカスレンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する2枚のレンズを有することを特徴とする。
また、本発明に係るズームレンズは、上記構成に加えて、
前記第2レンズ群は、変倍時に移動し、少なくとも2つの接合面を有し、かつ、正の屈折力を有するレンズを2枚含む、
ことを特徴とする。
本発明のズームレンズは、フォーカシング時に発生する負の球面収差発生を抑えることができ、近接時において良好な光学性能を有するとともに、第4レンズ群内部に光軸と垂直方向に移動する防振レンズ群を有することにより、カメラ撮影時に起こる手ブレを補正することができる。
本発明に係るズームレンズのレンズ構成の概略を示す断面図であって、(a)は広角端におけるズームレンズのレンズ配置を示す断面図、(b)は望遠端におけるズームレンズのレンズ配置を示す断面図である。 実施例1のズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。 実施例1のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズの、物像間距離1m及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例1のズームレンズ(焦点距離72mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.23mmシフト時の横収差図である。 実施例1のズームレンズ(焦点距離105mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.34mmシフト時の横収差図である。 実施例1のズームレンズ(焦点距離194mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.62mmシフト時の横収差図である。 実施例2のズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。 実施例2のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例2のズームレンズ(焦点距離72mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.23mmシフト時の横収差図である。 実施例2のズームレンズ(焦点距離105mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.34mmシフト時の横収差図である。 実施例2のズームレンズ(焦点距離194mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.62 mmシフト時の横収差図である。 実施例3のズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。 実施例3のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例3のズームレンズ(焦点距離72mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.23mmシフト時の横収差図である。 実施例3のズームレンズ(焦点距離105mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.34mmシフト時の横収差図である。 実施例3のズームレンズ(焦点距離194mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.62mmシフト時の横収差図である。 実施例4のズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。 実施例4のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズの物像間距離無限遠及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離72mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離105mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズの物像間距離1m及び焦点距離194mm時の球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すグラフである。 実施例4のズームレンズ(焦点距離72mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.23mmシフト時の横収差図である。 実施例4のズームレンズ(焦点距離105mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.34mmシフト時の横収差図である。 実施例4のズームレンズ(焦点距離194mm時)の横収差図であって、(a)は防振レンズ群シフト無の横収差図、(b)は0.62mmシフト時の横収差図である。
本発明は、ズーム比が2.7倍程度、望遠端の焦点距離が194mm程度、及びF値が4.1程度のズームレンズである。
図1(a)及び図1(b)に示すように、物体側より順に、
固定レンズ群G1Xとフォーカスレンズ群G1Yとからなり正の屈折力を有する第1レンズ群G1、
負の屈折力を有する第2レンズ群G2、
正の屈折力を有する第3レンズ群G3、及び
防振レンズ群G4Yを含み正の屈折力を有する第4レンズ群G4が配置されて構成されている。
(1)第1レンズ群G1
第1レンズ群G1において、固定レンズ群G1Xは、図1(a)及び図1(b)に示すように、物体側より順に、負の屈折力を有する1枚のレンズL1と正の屈折力を有する1枚のレンズL2とで構成されている。レンズL1とレンズL2は、貼り合わされないで分離されている。さらに、レンズL1(凹メニスカスレンズ)の結像側のレンズ面の曲率は、レンズL2(凸メニスカスレンズ)の物体側のレンズ面の曲率よりも大きい。また、フォーカスレンズ群G1Yは、物体側より順に、正の屈折力を有する2枚のレンズL3及びL4のみで構成されている。本発明に係るズームレンズは、フォーカスレンズ群G1Yを光軸に沿って移動させることにより、全系の焦点距離が変化してフォーカス調整される。
特に、第1レンズ群G1が、レンズL1及びL2のみからなる固定レンズ群G1Xと、レンズL3及びL4のみからなるフォーカスレンズ群G1Yとで構成されることにより、1mにまで近接した場合にも、発生する負の球面収差を押さえることができ、良好な光学性能を発揮することが可能となる。
さらに、レンズL1の結像側のレンズ面s2の曲率をCs2、及びレンズL2の物体側のレンズ面s3の曲率をCs3として、下記[数6]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
固定レンズ群の焦点距離をFG1X、及びフォーカスレンズ群の焦点距離をFG1Yとして、下記[数7]の関係式を満たし、
Figure 0005857306
負の屈折力を有するレンズL1のd線に対しての屈折率をndL1として、下記[数8]の関係式を満たす、
Figure 0005857306
ことでより高い光学性能を得ることができる。
上記[数6]は、レンズL1の結像側のレンズ面s2の曲率Cs2が、前記レンズL2の物体側のレンズ面s3の曲率Cs3よりも大きく、その比Cs2/Cs3が1.25以上であることを規定する。比Cs2/Cs3が1.25以上であって、かつ、上記[数8]を満足するように、レンズL1の屈折率ndL1が1.75以上である場合、フォーカシング時に発生する負の球面収差がさらに低減され、近接時においてより良好な光学性能を得ることができる。比Cs2/Cs3の上限は特に規定されず、実用上1.6以下であるのが好ましい。なお曲率(Cs2及びCs3)とは、レンズ面(s2及びs3)の曲率半径の逆数をいう。
上記[数7]は、固定レンズ群G1X及びフォーカスレンズ群G1Yの焦点距離(FG1X及びFG1Y)の関係を規定する。固定レンズ群G1X及びフォーカスレンズ群G1Yが、5≦|FG1X/FG1Y|を満足すれば、フォーカスレンズ群G1Yの移動距離が短縮され、ズームレンズの全長を短くすることができる。なお|FG1X/FG1Y|は、焦点距離の比FG1X/FG1Yの絶対値を表す。
(2)第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3
図1(a)及び図1(b)は、それぞれ広角端及び望遠端におけるズームレンズのレンズ配置を示す。ズーミングに際し、負の屈折力を有する第2レンズ群G2が像側に移動させられて変倍される。正の屈折力を有する第3レンズ群G3が像側に凸状の軌跡で移動させられることにより、変倍に伴う像面の変動が補償される。
第2レンズ群G2は、例えば、レンズL5とレンズL6との接合面、及びレンズL7とレンズL8との接合面の少なくとも2つの接合面を有するのが好ましく、さらに正の屈折力を有する2枚のレンズL5、L8を含むのが好ましい。このような構成により、特に広角端(図1(a)のレンズ配置)において像面湾曲の発生が抑えられ、画面周辺部における光学性能を向上させることができる。
第3レンズ群G3は正の屈折力を有し、凹レンズを最低1枚含む2〜3枚のレンズで構成されることが好ましい。
(3)第4レンズ群G4
第4レンズ群G4は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示すように、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズ群G4X、負の屈折力を有する防振レンズ群G4Y、及び正の屈折力を有するレンズ群G4Zを有する。防振レンズ群G4Yは、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズとが貼り合わせて構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズの2枚のレンズからなる防振レンズ群G4Yが光軸と直交する方向に移動させられ、結像位置が光軸と直交する方向に移動させられることで、ズームレンズ系の振動に伴う撮影画像のブレが補正される。
第4レンズ群G4の焦点距離をFG4、及び防振レンズ群G4Yの焦点距離をFG4Yとして、下記[数9]の関係式を満たすことが好ましい。
Figure 0005857306
上記[数9]の|FG4Y/FG4|の値が0.4未満である場合、防振レンズ群G4Yの移動量に対する像の移動量が小さいので、手振れ補正時に大きなストローク量が必要となり、防振ユニットが大きくなってしまう。|FG4Y/FG4|の値が0.6より大きい場合、防振レンズ群の移動量に対する像の移動量が大きいので、手振れ補正時に防振レンズ群G4Yを高い位置精度で移動させる必要があり、制御が難しくなるとともに、偏心収差が大きくなり解像度の低下を招く。なお|FG4Y/FG4|は、焦点距離の比FG4Y/FG4の絶対値を表す。
防振光学系では、防振レンズのストローク量が少ないこと、口径が小さいこと、構成枚数が少ないこと等が、ユニット全体の小型化のために要求されているが、本発明に係るズームレンズでは、上記[数9]に規定する要件が満たされること等により、これらの要求に応えることができる。
本発明に係るズームレンズは、以上のような構成を有することにより、基準状態及び防振状態において全ズーム範囲及び全物体距離範囲にわたり、良好な光学性能を有している。
本発明に係るズームレンズを下記実施例1〜4によりさらに詳細に説明する。ただし、本発明は、それらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
実施例1のズームレンズは、図2及び[表1]、[表2]に示すレンズ構成を有する。[表1]は面データであり、物体側より順に数えたときの第i番目のレンズ面siの曲率半径r、第i番目のレンズ面と第(i+1)番目のレンズ面との軸上の間隔d、第i番目のレンズ面と第(i+1)番目のレンズ面とで構成されるレンズのd線を基準とした屈折率nd及びアッベ数vdを示している。例えば、[表1]において、第1番目(i=1)のレンズ面s1の行には、レンズ面s1の曲率半径r1(=155.134)、レンズ面s1とレンズ面s2との軸上の距離d1(=2.40)、並びにレンズ面s1とレンズ面s2とで構成されるレンズの屈折率nd1(=1.80518)及びアッベ数vd1(=25.4)が表されている。なお、例えば、レンズ面si=2の行における屈折率nd及びアッベ数vdは、レンズ面s2とレンズ面s3との間が空気であり構成されるレンズが存在しないため記載されない。
実施例1のズームレンズは、レンズ面間隔d8、レンズ面間隔d16及びレンズ面間隔d19が変倍によって変動する。したがって、[表2]に、焦点距離f=72mm(広角端)、f=105mm及びf=194mm(望遠端)の3点についてレンズ面間隔を示している。また、[表3]に、実施例1のズームレンズのCs2/Cs3の値、|FG1X/FG1Y|の値、ndL1の値、及び|FG4Y/FG4|の値を示した。
Figure 0005857306
Figure 0005857306
Figure 0005857306
実施例1のズームレンズについて、
(i)物像間距離無限遠にフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図3〜図5に示した。
(ii)物像間距離1mにフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図6〜図8に示した。
(iii)焦点距離72mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.23mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図9に示した。
(iv)焦点距離105mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.34mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図10に示した。
(v)焦点距離194mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.62mmシフト時の横収差を求め、図11に示した。
図9〜図11において、Y=0、Y=15.14及びY=−15.14は結像面の中心からの距離(像高;単位mm)を表す。各位置におけるメリジオナル面(M)及びサジタル面(S)の横収差図は並べて表されている。[(b)防振レンズ群G4Yシフト時]として表す手振れ発生時は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が異なる一方、[(a)防振レンズ群G4Yシフト無]として表す手振れなしの状態は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が同じなので、Y=−15.14の横収差図が省略されている。また、サジタル面の横収差図は、奇関数となるので横軸(入射瞳座標)のマイナス側が省略されている。
これらの諸収差図及び横収差図より、実施例1のズームレンズは諸収差が良好に補正され、防振時、非防振時、及び近接時ともに優れた結像性能を有していることがわかる。
(実施例2)
実施例2のズームレンズは、図12及び[表4]、[表5]に示すレンズ構成を有する。[表4]に示しているレンズ面、曲率半径r、レンズ面間隔d、屈折率nd及びアッベ数vdの意味は、[表1]に示したものと同様である。さらに、変倍によって変動するレンズ面間隔d8、レンズ面間隔d16及びレンズ面間隔d21は、焦点距離f=72mm(広角端)、f=105mm及びf=194mm(望遠端)の3点について実施例1と同様にして[表5]に示している。また、[表6]に、実施例2のズームレンズのCs2/Cs3の値、|FG1X/FG1Y|の値、ndL1の値、及び|FG4Y/FG4|の値を示した。
Figure 0005857306
Figure 0005857306
Figure 0005857306
実施例2のズームレンズについて、
(i)物像間距離無限遠にフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図13〜図15に示した。
(ii)物像間距離1mにフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図16〜図18に示した。
(iii)焦点距離72mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.23mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図19に示した。
(iv)焦点距離105mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.34mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図20に示した。
(v)焦点距離194mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.62mmシフト時の横収差を求め、図21に示した。
図19〜図21において、Y=0、Y=15.14及びY=−15.14は結像面の中心からの距離(像高;単位mm)を表す。各位置におけるメリジオナル面(M)及びサジタル面(S)の横収差図は並べて表されている。[(b)防振レンズ群G4Yシフト時]として表す手振れ発生時は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が異なる一方、[(a)防振レンズ群G4Yシフト無]として表す手振れなしの状態は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が同じなので、Y=−15.14の横収差図が省略されている。また、サジタル面の横収差図は、奇関数となるので横軸(入射瞳座標)のマイナス側が省略されている。
これらの諸収差図及び横収差図より、実施例2のズームレンズは諸収差が良好に補正され、防振時、非防振時、及び近接時ともに優れた結像性能を有していることがわかる。
(実施例3)
実施例3のズームレンズは、図22及び[表7]、[表8]に示すレンズ構成を有する。[表7]に示しているレンズ面、曲率半径r、レンズ面間隔d、屈折率nd及びアッベ数vdの意味は、[表1]に示したものと同様である。さらに、変倍によって変動するレンズ面間隔d8、レンズ面間隔d16及びレンズ面間隔d21は、焦点距離f=72mm(広角端)、f=105mm及びf=194mm(望遠端)の3点について実施例1と同様にして[表8]に示している。また、[表9]に、実施例3のズームレンズのCs2/Cs3の値、|FG1X/FG1Y|の値、ndL1の値、及び|FG4Y/FG4|の値を示した。
Figure 0005857306
Figure 0005857306
Figure 0005857306
実施例3のズームレンズについて、
(i)物像間距離無限遠にフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図23〜図25に示した。
(ii)物像間距離1mにフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図26〜図28に示した。
(iii)焦点距離72mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.23mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図29に示した。
(iv)焦点距離105mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.34mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図30に示した。
(v)焦点距離194mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.62mmシフト時の横収差を求め、図31に示した。
図29〜図31において、Y=0、Y=15.14及びY=−15.14は結像面の中心からの距離(像高;単位mm)を表す。各位置におけるメリジオナル面(M)及びサジタル面(S)の横収差図は並べて表されている。[(b)防振レンズ群G4Yシフト時]として表す手振れ発生時は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が異なる一方、[(a)防振レンズ群G4Yシフト無]として表す手振れなしの状態は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が同じなので、Y=−15.14の横収差図が省略されている。また、サジタル面の横収差図は、奇関数となるので横軸(入射瞳座標)のマイナス側が省略されている。
これらの諸収差図及び横収差図より、実施例3のズームレンズは諸収差が良好に補正され、防振時、非防振時、及び近接時ともに優れた結像性能を有していることがわかる。
(実施例4)
実施例4のズームレンズは、図32及び[表10]、[表11]に示すレンズ構成を有する。[表10]に示しているレンズ面、曲率半径r、レンズ面間隔d、屈折率nd及びアッベ数vdの意味は、[表1]に示したものと同様である。さらに、変倍によって変動するレンズ面間隔d8、レンズ面間隔d16及びレンズ面間隔d21は、焦点距離f=72mm(広角端)、f=105mm及びf=194mm(望遠端)の3点について実施例1と同様にして[表11]に示している。また、[表12]に、実施例4のズームレンズのCs2/Cs3の値、|FG1X/FG1Y|の値、ndL1の値、及び|FG4Y/FG4|の値を示した。
Figure 0005857306
Figure 0005857306
Figure 0005857306
実施例4のズームレンズについて、
(i)物像間距離無限遠にフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図33〜図35に示した。
(ii)物像間距離1mにフォーカシングしたときの焦点距離72mm、105mm及び194mmの球面収差、非点収差及び歪曲収差を求め、図36〜図38に示した。
(iii)焦点距離72mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.23mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図39に示した。
(iv)焦点距離105mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.34mmシフト時のそれぞれ横収差を求め、図40に示した。
(v)焦点距離194mm時の(a)防振レンズ群G4Yシフト無、及び(b)0.62mmシフト時の横収差を求め、図41に示した。
図39〜図41において、Y=0、Y=15.14及びY=−15.14は結像面の中心からの距離(像高;単位mm)を表す。各位置におけるメリジオナル面(M)及びサジタル面(S)の横収差図は並べて表されている。[(b)防振レンズ群G4Yシフト時]として表す手振れ発生時は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が異なる一方、[(a)防振レンズ群G4Yシフト無]として表す手振れなしの状態は、像高のプラス方向及びマイナス方向で横収差の特性が同じなので、Y=−15.14の横収差図が省略されている。また、サジタル面の横収差図は、奇関数となるので横軸(入射瞳座標)のマイナス側が省略されている。
これらの諸収差図及び横収差図より、実施例4のズームレンズは諸収差が良好に補正され、防振時、非防振時、及び近接時ともに優れた結像性能を有していることがわかる。
以上より、本発明に係るズームレンズは、物体側より順に、固定レンズ群G1Xとフォーカスレンズ群G1Yとからなり正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、及び、防振レンズ群G4Yを含み正の屈折力を有する第4レンズ群G4とを有する4群ズームレンズにおいて、固定レンズ群G1Xが、物体側より順に、負の屈折力を有する1枚のレンズL1と正の屈折力を有する1枚のレンズL2とが分離され、レンズL1の結像側のレンズ面s2の曲率Cs2は、レンズL2の物体側のレンズ面s3の曲率Cs3よりも大きくして構成され、フォーカスレンズ群G1Yは、物体側より順に、正の屈折力を有する2枚のレンズL3及びL4のみで構成されることにより、フォーカシング時に発生する負の球面収差発生を抑えることができ、近接時の例えば、1mにまで近接した場合にも良好な光学性能を発揮することができる。
G1・・第1レンズ群
G1X・・固定レンズ群
G1Y・・フォーカスレンズ群
G2・・第2レンズ群
G3・・第3レンズ群
G4・・第4レンズ群
G4X・・レンズ群
G4Y・・防振レンズ群
G4Z・・レンズ群
Li・・レンズ(iは自然数で、物体側より順に数えたときの第i番目を表す。)
si・・レンズ面(iは自然数で、物体側より順に数えたときの第i番目を表す。)
di・・間隔(iは自然数で、物体側より順に数えたときの第i番目を表す。)
bf・・バックフォーカス
IMG・像面

Claims (2)

  1. 物体側より順に、
    固定レンズ群とフォーカスレンズ群とからなり、正の屈折力を有する第1レンズ群
    負の屈折力を有する第2レンズ群
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    防振レンズ群を含み正の屈折力を有する第4レンズ群
    を備える4群ズームレンズであって、
    前記固定レンズ群は、物体側より順に、1枚の負の屈折力を有するレンズと1枚の正の屈折力を有するレンズとが分離されて構成され、前記負の屈折力を有するレンズの結像側のレンズ面の曲率をCs2、前記正の屈折力を有するレンズの物体側のレンズ面の曲率をCs3として、下記[数1]の関係式を満たし、
    Figure 0005857306
    前記C S2 及び前記C S3 が、下記数式[数2]の関係式を満たし、
    Figure 0005857306
    前記固定レンズ群の焦点距離をF G1X 、前記フォーカスレンズ群の焦点距離をF G1Y として、下記[数3]の関係式を満たし、
    Figure 0005857306
    前記固定レンズ群を構成する前記負の屈折力を有するレンズのd線に対しての屈折率をnd L1 として、下記[数4]の関係式を満たし、
    Figure 0005857306
    前記第4レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズ群、負の屈折力を有する防振レンズ群、及び正の屈折力を有するレンズ群を有し、
    前記防振レンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズの2枚が貼り合わされたレンズのみから構成され、
    前記第4レンズ群の焦点距離をF G4 、前記防振レンズ群の焦点距離をF G4Y として、下記[数5]の関係式を満たし、
    Figure 0005857306
    前記フォーカスレンズ群は、物体側より順に、正の屈折力を有する2枚のレンズを有する、
    ことを特徴とするズームレンズ。
  2. 請求項1に記載のズームレンズにおいて、
    前記第2レンズ群は、変倍時に移動し、少なくとも2つの接合面を有し、かつ、正の屈折力を有するレンズを2枚含む、
    ことを特徴とするズームレンズ。
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