JP5853941B2 - 電話制御装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電話制御技術に関し、特に電話網からの着信に関する着信履歴を、電話制御装置に収容されている無線端末に記録するための呼制御技術に関する。
従来、ビジネスホンやPBXシステムなどの電話システムでは、主装置やPBXからなる電話制御装置において、無線通信網を介してスマートフォンや携帯電話などの無線端末と接続し、当該無線端末に対して、内線端末と同様の機能を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2002−101437号公報
このような従来技術にかかる電話システムでは、内線端末と同様に、電話網からの着信を、電話制御装置と接続されている無線端末にも通知することができる。このような無線端末への着信通知機能は、例えば、内線端末および無線端末からなる端末グループを着信先として指定した、電話網からのグループ着信に応じて、当該端末グループに含まれる内線端末および無線端末へ着信を通知する場合や、離席時に内線端末への着信を無線端末へ転送するよう設定した場合などに用いられる。
ここで、従来技術にかかる電話システムでは、無線端末に着信を通知する場合、まず、電話制御装置で空き回線を捕捉し、無線電話網を介して無線端末を呼び出すことになる。
この際、無線通信網で輻輳が発生している場合、あるいは、無線端末が電波圏外や電波が届きにくい場所に位置している場合には、呼び出しに遅れが生じる。また、空き回線がない場合、空き回線が発生するまで待機することになり、呼び出しに遅れが生じる。また、無線端末が通話中の場合には、着信を通知できない。
このような、無線端末の呼び出し時にある程度の遅れが生じた場合や着信を通知できない場合、電話網からの着信に対して無線端末での応答が不要となって、電話制御装置から無線端末の呼び出しを中止する場合がある。
例えば、発側端末で発信中止操作が行われた場合、電話制御装置は、これに応じた電話網からの着信中止に応じて、無線端末の呼び出しを中止する。また、無線端末と並行して呼び出している内線端末で先に応答した場合も、無線端末の呼び出しを中止する。
したがって、このような無線端末に対する呼び出しの中止により、無線端末に対する不要な呼び出しを回避することができる。
しかしながら、電話網からの着信に対して無線端末での応答が不要となって、無線端末に対する呼び出しを中止した場合、無線端末には電話網からの着信に関する着信履歴が記録されない場合がある。
すなわち、無線端末における着信履歴は、一般的な電話装置と同様に、呼び出しが無線端末まで届いて初めて無線端末で着信履歴が記録されるため、呼び出しの中止により、無線端末に呼び出しが届かなかった場合、無線端末では着信履歴が記録されないことになる。したがって、無線端末利用者は、電話網からの着信があったことを知ることができず、当該着信に対する適切な対応をとることができなくなる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、電話網からの着信中止に応じて無線端末の呼び出しを中止する場合でも、無線端末において当該着信の履歴を確実に記録させることができる呼制御技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話制御装置は、無線通信網を介して接続した無線端末を、電話網と接続された複数の通話回線に対して交換接続する電話制御装置であって、前記無線通信網を介して前記無線端末との間で通信回線を確立する網I/F部と、前記電話網からの着信に応じて、前記無線端末に当該着信を通知する呼出メッセージを、前記通信回線を用いて前記無線通信網へ送信した後、この呼出メッセージに応じて当該無線端末での呼出中を示す呼出中メッセージが当該無線通信網から返送される前に、前記電話網から当該着信について着信中止が通知された場合には、この後の当該呼出中メッセージの受信確認に応じて、当該無線端末の呼び出しを中止するための切断メッセージを当該無線通信網へ送信する呼制御部とを備えている。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記呼制御部が、前記着信時に前記無線端末が圏外に位置していて当該呼出メッセージの送信を中止した場合には、前記着信中止が通知された後、前記網I/F部により当該無線端末との間で前記通信回線が確立された時点で、前記呼出メッセージを前記無線通信網へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記呼制御部が、前記着信時に前記無線端末が当該電話制御装置を介して通話中であり前記呼出メッセージの送信を中止した場合には、前記着信中止が通知された後、当該無線端末の前記通話が終了した時点で、前記呼出メッセージを当該無線端末へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記呼制御部が、前記着信に応じて前記無線端末へ送信した前記呼出メッセージに応じて、前記無線通信網から当該無線端末が通話中であることを示す話中メッセージを受信した場合には、前記着信中止が通知された後、前記通信回線を介して当該無線端末から着信問合せメッセージが通知された時点で、当該無線端末に前記着信を通知する新たな呼出メッセージを前記無線通信網へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記電話制御装置の一構成例は、前記呼制御部が、前記着信が通知された着信日時と、前記着信の通知から前記着信中止までの着信時間とを計時し、前記電話網からの前記着信中止の通知後に前記呼出メッセージを前記無線端末へ送信する際、これら着信日時および着信時間を当該呼出メッセージにより当該無線端末へ通知するようにしたものである。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述したいずれか1つの電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、電話網からの着信中止に応じて直ちに無線端末に対して切断メッセージが送信されるのではなく、無線端末での呼出中状態を示す呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージが送信されて、当該着信の中止が無線端末に通知される。
したがって、無線端末では、無線通信網からの着信メッセージに応じて、呼出中メッセージを返送するとともに着信履歴を記録した後、無線通信網から切断メッセージが届くことになる。このため、電話網からの着信中止に応じて無線端末の呼び出しを中止する場合でも、無線端末において当該着信の履歴を確実に記録させることが可能となる。
第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。 通話回線の回線状態を示すステータスデータの構成例である。 無線端末に関する設定データの構成例である。 無線端末に関する在圏情報の構成例である。 第1の実施の形態にかかる無線端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 無線端末で記録される着信履歴の構成例である。 第3の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。 第4の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。
この電話制御装置10は、ビジネスホンやPBXシステムなどの電話システム1において、主装置やPBXとして用いられる電話制御装置からなり、回線L1を介して電話網NW1と接続するとともに、回線L2を介して無線通信網NW2と接続し、内線回線21を介して収容した複数の内線端末20を、回線L1,L2に対して交換接続する機能を有している。
電話網NW1は、PSTN(Public Switched Telephone Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、IP電話網などの一般的な電話網からなる。相手端末40は、電話網NW1に接続された一般的な端末である。
無線通信網NW2は、3G(3rd Generation)などの携帯通信網、無線LANを用いたWi−Fi(Wireless Fidelity)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの一般的な無線通信網からなる。無線端末30は、無線通信網NW2に接続された、スマートフォンや携帯電話などの一般的な無線無線端末であり、無線通信網NW2を介して電話制御装置10との間で通信回線を確立する。
[電話制御装置]
電話制御装置10には、主な機能部として、網I/F部11、内線I/F部12、記憶部13、および制御部14が設けられている。
網I/F部11は、通信用のインターフェース回路からなり、回線L1を介して電話網NW1との間で着信通知などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L1および電話網NW1を介して相手端末40と通話音声をやり取りする機能と、回線L2を介して無線通信網NW2との間で発信要求などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線端末30との間でデータ通信を行う機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線端末30との間で通話音声をやり取りする機能とを有している。
この際、回線L1には、1つ以上の通話回線が含まれているものとし、これら通話回線は、アナログ電話回線であってもよくIP回線やISDN回線などのデジタル回線であってもよい。
また、回線L2については、音声をアナログ通信でやり取りする場合、音声通信用のアナログ電話回線とデータ通信用のIP回線とから回線L2を構成すればよい。なお、音声をデジタル通信でやり取りする場合、IP回線やISDN回線などのデジタル回線からなる1つの回線L2で構成することができる。また、網I/F部11に無線通信機能を設けて無線通信網NW2と直接接続する無線回線により回線L2を構成し、無線端末30と同様に、データ通信用と音声通信用の通信回線を回線L2で確立するようにしてもよい。
内線I/F部12は、専用の通信回路からなり、内線回線21を介して内線端末20との間で、着信通知などの呼制御メッセージや通話音声などのデータをやり取りする機能を有している。
記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、制御部14での制御処理に用いる処理データやプログラム13Pを記憶する機能を有している。
プログラム13Pは、制御部14のCPUに読み込まれて実行されることにより、各種処理部を実現するプログラムである。
記憶部13で記憶する主な処理データとして、呼制御データ13Aがある。呼制御データ13Aは、回線L1,L2、内線端末20、さらには無線端末30について、各種動作状態を示すステータスデータや、各種設定内容を示す設定データなどからなる。
図2は、通話回線の回線状態を示すステータスデータの構成例である。ここでは、電話制御装置10に収容されている各通話回線を識別するための回線IDごとに、当該通話回線に関する、着信、発信、通話、保留、空きなどの各種回線状態が登録されている。
図3は、無線端末に関する設定データの構成例である。ここでは、無線端末30を識別するための端末IDごとに、当該無線端末30の無線端末電話番号とIPアドレスとが、組として登録されている。
図4は、無線端末に関する在圏情報の構成例である。ここでは、無線端末30を識別するための端末IDごとに、当該無線端末30が無線通信網NW2の無線通信圏内に位置するか否か、すなわち圏内/圏外を示す在圏情報が登録されている。この在圏情報については、後述する在圏確認部14Cにより更新される。
制御部14は、CPUとその周辺回路を有するコンピュータからなり、記憶部13のプログラム13Pを読み込んで実行することにより、各種処理部を実現して、電話制御装置10のほか、内線端末20や無線端末30の動作を制御する機能を有している。
制御部14で実現される主な処理部として、無線端末制御部14A、呼制御部14B、および在圏確認部14Cがある。
無線端末制御部14Aは、図2に示した、記憶部13の呼制御データ13Aに登録されている通話回線の回線状態に基づいて、無線端末30との間で、通話回線の回線状態などの各種データや、後述する着信問合せなどの各種メッセージをやり取りする機能を有している。
呼制御部14Bは、電話制御装置10に収容されている通話回線を用いた内線端末20による発信、着信、保留、転送などの各種動作を呼制御する機能と、これら呼制御により通話回線の状態が変更された場合、図2に示した、記憶部13の呼制御データ13Aに登録されている通話回線の回線状態を更新する機能とを有している。
また、呼制御部14Bは、着信履歴を無線端末30に記録するための機能群として、電話網NW1からの着信に応じて無線端末30の呼び出しを開始する際、無線端末30に当該着信を通知する呼出メッセージを、網I/F部11から通信回線を用いて無線通信網NW2へ送信する機能と、この呼出メッセージに応じて当該無線端末30での呼出中を示す呼出中メッセージが当該無線通信網NW2から返送される前に、電話網NW1から当該着信について着信中止が通知された場合、この後の当該呼出中メッセージの受信確認に応じて、当該無線端末30の呼び出しを中止するための切断メッセージを当該無線通信網NW2へ送信する機能とを有している。
在圏確認部14Cは、無線端末30が無線通信網NW2の無線通信圏内に位置するか否かを確認する機能を有している。無線端末30の在圏確認方法については、一般的な公知技術を用いればよい。
例えば、在圏確認部14Cから網I/F部11を介して無線端末30へ呼出メッセージを送信し、この呼出メッセージの送信から一定の待ち時間が経過するまでの間に呼出中メッセージが返送されるか否かに応じて、圏内/圏外を判定すればよい。
また、電話制御装置10が無線端末30の管理サーバとして設定登録されている場合、無線端末30から定期的に位置登録メッセージが通知されるため、在圏確認部14Cが、この位置登録メッセージの受信状況に基づいて、圏内/圏外を判定すればよい。
また、無線通信網NW2の基地局が無線端末30の管理サーバとして設定登録されている場合、在圏確認部14Cが、当該基地局に問合せを行って、圏内/圏外を確認すればよい。
[無線端末]
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかる無線端末30について説明する。図5は、第1の実施の形態にかかる無線端末の構成を示すブロック図である。
この無線端末30は、全体としてスマートフォンや携帯電話などの一般的な無線無線端末からなり、主な機能部として、無線I/F部31、音声処理部32、記憶部33、制御部34、操作入力部35、および画面表示部36が設けられている。
無線I/F部31は、無線通信用のインターフェース回路からなり、無線通信網NW2を介して電話制御装置10との間で通信回線を確立する機能を有している。
音声処理部32は、スピーカおよびマイクを含み、無線I/F部31により通信回線から受信した音声データを音声信号に復号してスピーカから出力する機能と、マイクから入力された音声信号を音声データに符号化して無線I/F部31から通信回線へ出力する機能とを有している。
記憶部33は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、制御部34での制御処理に用いる処理データやプログラム33Pを記憶する機能を有している。
プログラム33Pは、制御部34のCPUに読み込まれて実行されることにより、各種処理部を実現するプログラムである。
記憶部33で記憶する主な処理データとして、呼制御データ33Aがある。呼制御データ33Aは、回線L1,L2や内線端末20の動作状態を示すステータスデータや設定内容を示す設定データなどからなる。ステータスデータとしては、前述の図2に示したような、電話制御装置10に収容されている各通話回線の回線状態を示すデータがある。このデータは、通信回線を用いて電話制御装置10から通知されて記憶部33に保存される。
制御部34は、CPUとその周辺回路を有するコンピュータからなり、記憶部33のプログラム33Pを読み込んで実行することにより、各種処理部を実現して、無線端末30の動作を制御する機能を有している。
制御部34で実現される主な処理部として、回線制御部34Aおよび通話制御部34Bがある。このうち、通話制御部34Bは、一般的な無線端末30に通話アプリケーションとして標準装備されている基本機能であるが、回線制御部34Aは基本機能ではない。このため、回線制御部34Aを無線端末30に追加する追加アプリケーションで実現して、利用者にそのプログラムを提供するようにしてもよい。
回線制御部34Aは、通信回線を用いて電話制御装置10との間で、通話回線の回線状態などの各種データや、後述する着信問合せなどの各種メッセージをやり取りする機能を有している。
通話制御部34Bは、通信回線を介して電話制御装置10と通話路を確立して、電話制御装置10により中継接続された相手端末40や内線端末20との間で音声通話を実現する機能と、利用者操作に応じて記憶部33に記録されている着信履歴や通話履歴を画面表示部36で画面表示する機能とを有している。
操作入力部35は、画面表示部36の表示画面上に設けられたタッチパネルや、各種の操作スイッチなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して制御部34へ出力する機能を有している。
画面表示部36は、制御部34から出力された回線状態画面、さらには着信履歴や通話履歴などの各種画面を表示する機能を有している。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10および無線端末30の動作について説明する。図6は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
ここでは、無線通信網NW2での輻輳により、電話網NW1からの着信に応じた無線端末30の呼び出しが遅れている間に、電話網NW1から着信中止が通知された状況において、当該着信の履歴を無線端末30に記録するための着信履歴記録動作について説明する。なお、本発明では、無線通信網NW2を介して電話制御装置10と無線端末30との間でやり取りする呼制御メッセージは、SIP(Session Initiation Protocol)に基づきやり取りされる場合を例として説明する。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で検出した電話網NW1からの着信に応じて(ステップ100)、無線端末30を呼び出す場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ、無線端末30に着信を通知するための呼出メッセージ(INVITE)を送信する(ステップ101)。この呼出メッセージには、電話網NW1からの着信で通知された発信者情報が含まれている。
ここで、無線通信網NW2で輻輳が発生しており(ステップ102)、この呼出メッセージに応じて無線通信網NW2から無線端末30へ通知される着信メッセージ(INVITE)の送信が遅れたものとする。
この遅れにより、無線端末30へ送信した呼出メッセージに応じて、無線端末30から呼出中メッセージ(180Ringing)が返送される前に、当該着信の着信中止を示す切断メッセージが電話網NW1から通知された場合(ステップ103)、呼制御部14Bは、無線端末30から返送される呼出中メッセージ(180Ringing)について受信待機する(ステップ104)。
この後、電話制御装置10から送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から通信回線を介して無線端末30へ着信メッセージ(INVITE)が通知された場合(ステップ110)、無線端末30の通話制御部34Bは、通信回線を介して無線通信網NW2へ、当該無線端末30が呼出中状態にあることを示す呼出中メッセージ(180Ringing)を返送する(ステップ111)。
また、通話制御部34Bは、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、当該着信メッセージに含まれる発信者情報を用いた着信表示を画面表示部36で行うとともに(ステップ112)、当該発信者情報を含む着信履歴を記憶部33に記録する(ステップ113)。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で無線通信網NW2からの呼出中メッセージの受信が確認された場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ、電話網NW1からの着信中止に応じた切断メッセージ(Cancel)を送信する(ステップ114)。
無線端末30の通話制御部34Bは、この切断メッセージに応じて着信表示を終了し、これにより、一連の着信履歴記録動作が終了する。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、電話網NW1からの着信に応じて、無線端末30に当該着信を通知する呼出メッセージを、通信回線を用いて無線通信網NW2へ送信した後、この呼出メッセージに応じて当該無線端末30での呼出中を示す呼出中メッセージが当該無線通信網NW2から返送される前に、電話網NW1から当該着信について着信中止が通知された場合には、この後の当該呼出中メッセージの受信確認に応じて、当該無線端末30の呼び出しを中止するための切断メッセージを当該無線通信網NW2へ送信するようにしたものである。
これにより、電話網NW1からの着信中止に応じて直ちに無線端末30に対して切断メッセージが送信されるのではなく、無線端末30での呼出中状態を示す呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージが送信されて、当該着信の中止が無線端末30に通知される。
したがって、無線端末30では、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、呼出中メッセージを返送するとともに着信履歴を記録した後、無線通信網NW2から切断メッセージが届くことになる。このため、電話網NW1からの着信中止に応じて無線端末30の呼び出しを中止する場合でも、無線端末30において当該着信の履歴を確実に記録させることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
第1の実施の形態では、電話網NW1から着信に応じて呼出メッセージを無線端末30に送信した後、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明した。本実施の形態では、電話網NW1からの着信時に無線端末30が無線通信網NW2の圏外に位置していて呼出メッセージを送信できなかった状態で、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明する。
本実施の形態において、呼制御部14Bは、電話網NW1からの着信時に無線端末30が圏外に位置していて当該呼出メッセージの送信を中止した場合には、電話網NW1から着信中止が通知された後、網I/F部11により当該無線端末30との間で通信回線が確立された時点で、呼出メッセージを無線通信網NW2へ送信する機能と、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信する機能とを有している。
また、呼制御部14Bは、着信が通知された着信日時と、着信の通知から着信中止までの着信時間とを計時する機能と、電話網NW1からの着信中止の通知後に呼出メッセージを無線端末30へ送信する際、これら着信日時および着信時間を当該呼出メッセージにより当該無線端末30へ通知する機能を有している。なお、これら着信日時および着信時間に関する機能については、着信中止の通知後に呼出メッセージを無線端末30へ送信する実施の形態、すなわち後述する第3および第4の実施の形態についても、同様に適用できる。
図7に示すように、電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で検出した電話網NW1からの着信に応じて(ステップ200)、無線端末30を呼び出す場合、当該無線端末30に呼出メッセージを送信する前に、在圏確認部14Cにより当該無線端末30の在圏有無を確認する(ステップ201)。
ここで、無線通信網NW2の圏外に位置することが確認された場合、呼制御部14Bは、呼出メッセージの送信を中止し、当該着信に対する呼出エラー処理を実行する(ステップ202)。一般的な呼出エラー処理としては、ビジーメッセージを返送する処理のほか、圏外通知音声ガイダンスを相手端末40へ送出する圏外通知処理や、相手メッセージを録音するメッセージ録音処理が実行される。
続いて、当該着信の着信中止を示す切断メッセージが電話網NW1から通知された場合(ステップ203)、呼制御部14Bは、在圏確認部14Cにより当該無線端末30が圏内に位置することが確認されるまで待機する(ステップ204)。
この後、在圏確認部14Cにより当該無線端末30が圏内に位置することが確認された場合(ステップ210)、呼制御部14Bは、先の着信を無線端末30へ通知するための呼出メッセージ(INVITE)を、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ送信する(ステップ211)。
この際、呼制御部14Bは、電話網NW1から着信が通知された着信日時と、この着信の通知から着信中止までの着信時間とを計時し、これら着信日時および着信時間を当該呼出メッセージに含めて当該無線端末30へ通知する。
無線端末30の通話制御部34Bは、電話制御装置10から送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から通信回線を介して無線端末30へ、着信メッセージ(INVITE)が通知された場合(ステップ212)、通信回線を介して無線通信網NW2へ、呼出中メッセージ(180Ringing)を返送する(ステップ213)。
また、通話制御部34Bは、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、当該着信メッセージに含まれる発信者情報を用いた着信表示を画面表示部36で行うとともに(ステップ214)、当該発信者情報を含む着信履歴を記憶部33に記録する(ステップ215)。
図8は、無線端末で記録される着信履歴の構成例である。ここでは、着信呼ごとに、着信日時、着信時間、発信者電話番号、発信者名称が組として記録されている。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で無線通信網NW2からの呼出中メッセージの受信が確認された場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ、電話網NW1からの着信中止に応じた切断メッセージ(Cancel)を送信する(ステップ216)。
無線端末30の通話制御部34Bは、この切断メッセージに応じて着信表示を終了し、これにより、一連の着信履歴記録動作が終了する。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、電話網NW1からの着信時に無線端末30が圏外に位置していて当該呼出メッセージの送信を中止した場合には、着信中止が通知された後、網I/F部11により当該無線端末30との間で通信回線が確立された時点で、呼出メッセージを無線通信網NW2へ送信し、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信するようにしたものである。
これにより、無線端末30が圏外に位置している際に、電話網NW1から着信中止が通知された場合には、無線端末30が圏内に戻った時点で呼出メッセージが送信され、これに応じた呼出中メッセージの受信が確認された後、切断メッセージが送信される。
したがって、無線端末30では、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、呼出中メッセージを返送するとともに着信履歴を記録した後、無線通信網NW2から切断メッセージが届くことになる。このため、電話網NW1からの着信中止に応じて無線端末30の呼び出しを中止する場合でも、無線端末30において当該着信の履歴を確実に記録させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図9を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。図9は、第3の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
第1の実施の形態では、呼出メッセージを無線端末30に送信した後、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明した。本実施の形態では、無線端末30が話中状態であって呼出メッセージの送信を中止した状態で、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明する。
本実施の形態において、呼制御部14Bは、電話網NW1からの着信時に無線端末30が当該電話制御装置10を介して通話中であり呼出メッセージの送信を中止した場合には、電話網NW1から着信中止が通知された後、当該無線端末30の通話が終了した時点で、呼出メッセージを当該無線端末30へ送信する機能と、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信する機能とを有している。
図9に示すように、電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で検出した電話網NW1からの着信に応じて(ステップ300)、無線端末30を呼び出す場合、当該無線端末30に呼出メッセージを送信する前に、記憶部33の呼制御データ33Aを参照して、当該無線端末30の通話状態を確認する(ステップ301)。
ここで、当該無線端末30が電話制御装置10を介して通話中の場合、呼制御部14Bは、呼出メッセージの送信を中止し、当該着信に対する呼出エラー処理を実行する(ステップ302)。一般的な呼出エラー処理としては、ビジーメッセージを返送する処理のほか、話中通知音声ガイダンスを相手端末40へ送出する話中通知処理や、相手メッセージを録音するメッセージ録音処理が実行される。
続いて、当該着信の着信中止を示す切断メッセージが電話網NW1から通知された場合(ステップ303)、呼制御部14Bは、無線端末30の通話について終話が確認されるまで待機する(ステップ304)。
この後、当該無線端末30の通話が終了したことが確認された場合(ステップ310)、呼制御部14Bは、先の着信を無線端末30へ通知するための呼出メッセージ(INVITE)を、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ送信する(ステップ311)。
無線端末30の通話制御部34Bは、電話制御装置10から送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から通信回線を介して無線端末30へ、着信メッセージ(INVITE)が通知された場合(ステップ312)、通信回線を介して無線通信網NW2へ、呼出中メッセージ(180Ringing)を返送する(ステップ313)。
また、通話制御部34Bは、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、当該着信メッセージに含まれる発信者情報を用いた着信表示を画面表示部36で行うとともに(ステップ314)、当該発信者情報を含む着信履歴を記憶部33に記録する(ステップ315)。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で無線通信網NW2からの呼出中メッセージの受信が確認された場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ、電話網NW1からの着信中止に応じた切断メッセージ(Cancel)を送信する(ステップ316)。
無線端末30の通話制御部34Bは、この切断メッセージに応じて着信表示を終了し、これにより、一連の着信履歴記録動作が終了する。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、電話網NW1からの着信時に無線端末30が当該電話制御装置10を介して通話中であり呼出メッセージの送信を中止した場合には、着信中止が通知された後、当該無線端末30の通話が終了した時点で、呼出メッセージを当該無線端末30へ送信し、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信するようにしたものである。
これにより、無線端末30が電話制御装置10を介して通話している際に、電話網NW1から着信中止が通知された場合には、無線端末30の通話が終了した時点で呼出メッセージが送信され、これに応じた呼出中メッセージの受信が確認された後、切断メッセージが送信される。
したがって、無線端末30では、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、呼出中メッセージを返送するとともに着信履歴を記録した後、無線通信網NW2から切断メッセージが届くことになる。このため、電話網NW1からの着信中止に応じて無線端末30の呼び出しを中止する場合でも、無線端末30において当該着信の履歴を確実に記録させることが可能となる。
[第4の実施の形態]
次に、図10を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。図10は、第4の実施の形態にかかる電話制御装置および無線端末の動作を示すシーケンス図である。
第1の実施の形態では、呼出メッセージを無線端末30に送信した後、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明した。本実施の形態では、無線端末30から話中が通知された状態で、電話網NW1から着信中止が通知された場合について説明する。
本実施の形態において、呼制御部14Bは、電話網NW1からの着信に応じて無線端末30へ送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から当該無線端末30が通話中であることを示す話中メッセージを受信した場合には、電話網NW1から着信中止が通知された後、通信回線を介して当該無線端末30から着信問合せメッセージが通知された時点で、当該無線端末30に着信を通知する新たな呼出メッセージを無線通信網NWへ送信する機能と、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信する機能とを有している。
図10に示すように、電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で検出した電話網NW1からの着信に応じて(ステップ400)、無線端末30を呼び出す場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ呼出メッセージ(INVITE)を送信する(ステップ401)。
ここで、無線端末30が電話制御装置10を経由せずに、無線通信網NW2を介して他の端末と通話中である場合(ステップ402)、無線通信網NW2から話中メッセージが返送される(ステップ403)。
この話中メッセージに応じて、呼制御部14Bは、当該着信に対する呼出エラー処理を実行する(ステップ404)。一般的な呼出エラー処理としては、ビジーメッセージを返送する処理のほか、話中通知音声ガイダンスを相手端末40へ送出する話中通知処理や、相手メッセージを録音するメッセージ録音処理が実行される。
続いて、当該着信の着信中止を示す切断メッセージが電話網NW1から通知された場合(ステップ405)、呼制御部14Bは、無線端末30の通話が終了して、無線端末30から着信問合せが通知されるまで待機する(ステップ406)。
この後、無線端末30の通話が終話して(ステップ410)、無線端末30の回線制御部34Aにより、通信回線を介して送信された着信問合せメッセージが、無線端末制御部14Aにより確認された場合(ステップ411)、呼制御部14Bは、先の着信を無線端末30へ通知するための呼出メッセージ(INVITE)を、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ送信する(ステップ412)。
無線端末30の通話制御部34Bは、電話制御装置10から送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から通信回線を介して無線端末30へ、着信メッセージ(INVITE)が通知された場合(ステップ413)、通信回線を介して無線通信網NW2へ、呼出中メッセージ(180Ringing)を返送する(ステップ414)。
また、通話制御部34Bは、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、当該着信メッセージに含まれる発信者情報を用いた着信表示を画面表示部36で行うとともに(ステップ415)、当該発信者情報を含む着信履歴を記憶部33に記録する(ステップ416)。
電話制御装置10の呼制御部14Bは、網I/F部11で無線通信網NW2からの呼出中メッセージの受信が確認された場合、網I/F部11から通信回線を介して無線通信網NW2へ、電話網NW1からの着信中止に応じた切断メッセージ(Cancel)を送信する(ステップ417)。
無線端末30の通話制御部34Bは、この切断メッセージに応じて着信表示を終了し、これにより、一連の着信履歴記録動作が終了する。
[第4の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、呼制御部14Bが、電話網NW1からの着信に応じて無線端末30へ送信した呼出メッセージに応じて、無線通信網NW2から当該無線端末30が通話中であることを示す話中メッセージを受信した場合には、着信中止が通知された後、通信回線を介して当該無線端末30から着信問合せメッセージが通知された時点で、当該無線端末30に着信を通知する新たな呼出メッセージを無線通信網NW2へ送信し、これに応じた呼出中メッセージの受信確認に応じて切断メッセージを送信するようにしたものである。
これにより、無線端末30が電話制御装置10を介さずに通話している際に、電話網NW1から着信中止が通知された場合には、無線端末30からの着信問合せメッセージに応じて新たな呼出メッセージが送信され、これに応じた呼出中メッセージの受信が確認された後、切断メッセージが送信される。
したがって、無線端末30では、無線通信網NW2からの着信メッセージに応じて、呼出中メッセージを返送するとともに着信履歴を記録した後、無線通信網NW2から切断メッセージが届くことになる。このため、電話網NW1からの着信中止に応じて無線端末30の呼び出しを中止する場合でも、無線端末30において当該着信の履歴を確実に記録させることが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…電話システム、10…電話制御装置、11…網I/F部11、12…内線I/F部、13…記憶部、13A…呼制御データ、13P…プログラム、14…制御部、14A…無線端末制御部、14B…呼制御部、14C…在圏確認部、20…内線端末、21…内線回線、30…無線端末、31…無線I/F部、32…音声処理部、33…記憶部、33A…呼制御データ、33P…プログラム、34…制御部、34A…回線制御部、34B…通話制御部、35…操作入力部、36…画面表示部、40…相手端末、NW1…電話網、NW2…無線通信網、L1,L2…回線。

Claims (6)

  1. 無線通信網を介して接続した無線端末を、電話網と接続された複数の通話回線に対して交換接続する電話制御装置であって、
    前記無線通信網を介して前記無線端末との間で通信回線を確立する網I/F部と、
    前記電話網からの着信に応じて、前記無線端末に当該着信を通知する呼出メッセージを、前記通信回線を用いて前記無線通信網へ送信した後、この呼出メッセージに応じて当該無線端末での呼出中を示す呼出中メッセージが当該無線通信網から返送される前に、前記電話網から当該着信について着信中止が通知された場合には、この後の当該呼出中メッセージの受信確認に応じて、当該無線端末の呼び出しを中止するための切断メッセージを当該無線通信網へ送信する呼制御部と
    を備えることを特徴とする電話制御装置。
  2. 請求項1に記載の電話制御装置において、
    前記呼制御部は、前記着信時に前記無線端末が圏外に位置していて当該呼出メッセージの送信を中止した場合には、前記着信中止が通知された後、前記網I/F部により当該無線端末との間で前記通信回線が確立された時点で、前記呼出メッセージを前記無線通信網へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信することを特徴とする電話制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電話制御装置において、
    前記呼制御部は、前記着信時に前記無線端末が当該電話制御装置を介して通話中であり前記呼出メッセージの送信を中止した場合には、前記着信中止が通知された後、当該無線端末の前記通話が終了した時点で、前記呼出メッセージを当該無線端末へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信することを特徴とする電話制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の電話制御装置において、
    前記呼制御部は、前記着信に応じて前記無線端末へ送信した前記呼出メッセージに応じて、前記無線通信網から当該無線端末が通話中であることを示す話中メッセージを受信した場合には、前記着信中止が通知された後、前記通信回線を介して当該無線端末から着信問合せメッセージが通知された時点で、当該無線端末に前記着信を通知する新たな呼出メッセージを前記無線通信網へ送信し、これに応じた前記呼出中メッセージの受信確認に応じて前記切断メッセージを送信することを特徴とする電話制御装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載の電話制御装置において、
    前記呼制御部は、前記着信が通知された着信日時と、前記着信の通知から前記着信中止までの着信時間とを計時し、前記電話網からの前記着信中止の通知後に前記呼出メッセージを前記無線端末へ送信する際、これら着信日時および着信時間を当該呼出メッセージにより当該無線端末へ通知することを特徴とする電話制御装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
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