JP5852826B2 - 診断コード生成端末、診断方法、及び、診断コード生成端末用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等のサポートを遠隔から行う際に使用する診断コードを利用する診断コード生成端末、診断方法、及び、診断コード生成端末用プログラムに関する。
近年、公衆回線網に接続された携帯端末をWebサーバ等と接続することで、ユーザに様々なサービスが提供されている。特に、スマートフォン(高機能携帯電話)の登場により、従来、パソコンに対して行われていた高度なサービスを、携帯電話で行うことが可能になってきた。
このような高度なWebサービスや、高度なスマートフォンの機能を最大限、利用するには、スマートフォンに対する設定操作や機能を、ユーザは熟知する必要がある。さらに、操作に不慣れなユーザが、端末に対して、初めての設定を行うと、削除すべきでない設定情報を削除してしまったり、適切でない設定を行うことでエラーを発生させてしまう場合も多い。
このような課題に対して、ユーザの端末に対して、システムからリモートサポート(遠隔保守)を行うことで、ユーザの端末を遠隔から設定したり、遠隔からユーザ端末にログインして、設定内容を変えたり、設定操作を指導する方法が知られている。例えば、特許文献1では、サポート対象となる各クライアントの画面情報をサーバ側で取得し、サーバでこの画面情報を、常時、一覧表示することで、クライアントに対するサポート及び監視の効率を向上させることが開示されている。
さらに、特許文献2では、携帯電話のカメラによる拡張現実を利用して、ユーザ端末の画面情報を転送し、リモートサポートを行うことが可能な技術が開示されている。
特開2003−6062号公報 特開2011−34315号公報 特開2005−228004号公報
しかしながら、このように、ユーザの画面情報を送信してリモートサポートを行う場合は、ユーザの個人情報が画面情報として転送されることで、オペレータ側にこの個人情報を視認されてしまう虞がある。すなわち、ユーザのユーザIDやパスワードや趣味のデータ等が他人であるオペレータに漏れてしまう場合がある。
これに加えて、リモートログインのように、オペレータ端末からユーザ端末にログインさせて、ユーザ端末に対する操作をオペレータ側に許容してしまうと、オペレータはユーザ端末のデータ操作が自由になるため、ユーザの気がつかないところでデータを複製されていたり、視認されている虞もある。このような不安がリモートサポートのシステムの爆発的な流行を妨げているとも考えられている。
さらに、ユーザの画面情報を送信したり、リモートログインを行うリモートサポートでは、ユーザがオフラインでは、サポートを受けることができない。通信が必要なリモートサポートを受ける場合に、そもそも通信の問題が生じている場合には、問題を修復するための診断が開始できない場合もある。
そこで、本発明者は、ユーザ端末の画面情報を転送しないで、かつ、ユーザがオフラインでも、オペレータ側でユーザ端末の設定状況を把握できるシステムのニーズが高いことに着目した。
ところで、類似の技術として、従来より、エラーコードを用いて遠隔から保守する方法が知られている(例えば、特許文献3)。この特許文献によれば、ユーザ端末のエラー診断を行なって、エラーに対応するエラーコードを生成し、エラーコードに基づいたエラー内容をメーカ端末で表示することで、オペレータがエラー状況を把握して、修復することが開示されている。このようなエラーコードを利用するシステムは、診断後にエラーがあった内容のみを示すコードを生成するため、エラーコード自体の桁数はそれほど長くはならない。
一方、ユーザ端末の状況を把握するための診断コードは、エラーコードとは異なり、診断対象項目が増えると、コードの桁数が増大する傾向にある。一般的には、現在、スマートフォン等のユーザ端末の高度化によりデバイスや機能が増えることで、診断の対象となる項目が多くなってきている。そのため、ユーザ端末の設定状況を反映する診断コードの桁数が増えてしまい、取扱に困難な場合が生じる。例えば、エラーコードをユーザに電話等で発声して貰う場合に、エラーコードが長すぎるために、誤ったコードを伝えることで、誤った診断結果となってしまう場合がある。
そこで、本発明者は、診断コードを利用することで、オペレータ側でユーザ端末の状況を把握できるシステムであって、かつ、診断コードの桁数を減らすことが可能なシステムの提供が望ましいことに着目した。
さらに、特許文献3の方法では、エラーを特定するために、ユーザ端末の多くのデバイスやモジュールのエラーチェックを行わなくてはならないため、エラーチェックモジュール完了までの待ち時間が長くかかってしまう。特に、オペレータが電話でサポートを行う場合には、対応時間の短縮化が求められる。したがって、ユーザ端末に対する無駄なチェックを省くことが望ましい。
本発明は、このような課題に鑑み、ユーザ端末の設定状況を確認するために、画面転送のようにユーザ端末の個人情報の漏洩の虞がなく、かつ、設定状況の再現の誤りが少なく、かつ、無駄な診断を実行することがない診断コード生成端末、診断方法、及び、診断コード生成端末用プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、診断コード生成端末の設定状況をオペレータ側で再現することが可能な診断方法であって、
前記診断コード生成端末の診断項目を限定するための選択オブジェクトを前記診断コード生成端末に出力することで、ユーザからの入力を受付けるステップと、
前記ユーザからの入力に応じて、前記選択オブジェクトに対応する診断項目を決定し、決定した診断項目の診断を実行するステップと、
実行した診断の診断結果を反映する診断コードを生成する診断コード生成ステップと、
一の診断を実行した後に、当該一の診断の複数の診断項目に含まれる一部の診断項目に対する診断結果を削除し、削除後の診断結果に基づいて、新たな診断コードを再生成する診断コード再生成ステップと、
オペレータ端末で前記再生成された診断コードを入力することで、前記診断コード生成端末の設定状況を再現する再現ステップと、を備える診断方法を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、診断コード生成端末の診断項目を限定するための選択オブジェクトを診断コード生成端末に出力することで、ユーザからの入力を受付け、ユーザからの入力に応じて、選択オブジェクトに対応する診断項目を決定し、決定した診断項目の診断を実行する。そして、実行した診断の診断結果を反映する診断コードを生成し、一の診断を実行した後に、当該一の診断の複数の診断項目に含まれる一部の診断項目に対する診断結果を削除し、削除後の診断結果に基づいて、新たな診断コードを再生成し、オペレータ端末でこの再生成された診断コードを入力することで、診断コード生成端末の設定状況を再現する。
したがって、ユーザ端末の設定状況をオペレータ側で確認するために、診断結果を診断コードとして生成するが、診断項目を選択オブジェクトにより限定することで、段階的な診断を可能とし、診断コードの桁数を短くし、かつ、無駄な診断を実行させることがない診断方法を提供することが可能となる。結果として、ユーザ端末の設定状況を確認するために、ユーザがオフラインでも診断が可能であり、かつ、画面転送のようにユーザ端末の個人情報の漏洩の虞がなく、かつ、設定状況の再現の誤りが少なく、かつ、無駄な診断を実行することがない診断コード生成端末を提供することが可能となる。
第1の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて診断方法のみならず、診断コード生成端末、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であることを前提として、前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、当該一の診断の下位の診断項目の診断を実行するように、対応する選択オブジェクトを出力することで、ユーザの入力を受付ける診断方法を提供する。
第2の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて診断方法のみならず、診断コード生成端末、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
第3の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であることを前提として、前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、診断結果に問題があった場合には、当該一の診断の下位の診断項目の診断を実行するように、対応する選択オブジェクトを出力することで、ユーザの入力を受付ける診断方法を提供する。
したがって、一の診断を実行した後に、診断結果に問題があった場合には、当該一の診断の詳細な診断である下位の診断項目に対応する選択オブジェクトを出力することで、問題のある診断項目の詳細な診断を選択するように、ユーザに促すことが可能である。
第4の特徴に係る発明は、第2または第3のいずれかの特徴に係る発明であることを前提として、前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、前記出力された選択オブジェクトを強調表示する診断方法を提供する。
第5の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であることを前提として、前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、診断結果に問題がなかった場合には、当該一の診断の上位の診断項目を実行するように、対応する選択オブジェクトを強調表示して出力することで、ユーザの入力を受付ける診断方法を提供する。
本発明によれば、ユーザ端末の設定状況を確認するために、診断結果を診断コードとして生成し、かつ、この診断コードの桁数を短くし、かつ、無駄な診断を実行することがない診断コード生成端末、診断方法、及び、診断コード生成端末用プログラムを提供することができる。
図1は、診断コード生成システム1の全体構成図である。 図2は、診断コード生成端末10、オペレータ端末150の機能ブロック図である。 図3は、診断コード生成端末10が実行する診断コード生成処理を示すフローチャート図である。 図4は、診断コード生成端末10が記憶する基本診断内容リストである。 図5は、診断コード生成端末10が記憶するWi−Fi診断内容リストである。 図6は、診断コード生成端末10が記憶するN=1選択オブジェクトリストである。 図7は、診断コード生成端末10に出力される基本診断コードの出力画面イメージ図である。 図8は、診断コード生成端末10に出力されるN=1の選択オブジェクト出力画面イメージ図である。 図9は、診断コード生成端末10に出力される第1診断コードの出力画面イメージ図である。 図10は、診断コード生成端末10に出力される第2診断コードの出力画面イメージ図である。 図11は、オペレータ端末150が実行する設定状況再現処理を示すフローチャート図である。 図12は、オペレータ端末150に出力される設定状況が再現した出力画面イメージ図である。 図13は、診断コード生成端末10が実行する選択項目診断処理を示すフローチャート図である。 図14は、診断コード生成端末10が実行する診断コード再生成処理を示すフローチャート図である。 図15は、診断コード生成端末10が記憶する削除診断項目対応リストである。 図16は、診断コード生成端末10が実行する第N+1選択オブジェクト抽出処理を示すフローチャート図である。 図17は、診断コード生成端末10が記憶する診断項目リストである。 図18は、第二実施形態に係るオペレータ端末150から入力を受付ける選択オブジェクト指定ウィンドウの出力画面イメージ図である。 図19は、第二実施形態に係る診断コード生成端末10が実行する診断コード生成処理2を示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[診断コード生成システムのシステム構成]
図1は、本発明の好適な実施形態である診断コード生成システム1のシステム構成図である。診断コード生成システム1は、診断コード生成端末10a、10b、10c(以下、単に「10」とする)、公衆回線網3(例えば、インターネット網や第3世代、第4世代通信網など)、オペレータ端末150(リモート端末)から構成される。後述するように、オペレータサーバ100は、必須の構成要素ではない。
診断コード生成端末10と、オペレータ端末150又はオペレータサーバ100は、それぞれ公衆回線網3に接続されてよいが、診断コード生成端末10と、オペレータ端末150又はオペレータサーバ100がデータ通信可能であることが、本実施形態の必須要素ではない。すなわち、後述する診断コード生成処理(図3)を行う第一実施形態では、診断コード生成端末10と、オペレータ端末150又はオペレータサーバ100がデータ通信可能でなくてもよい(音声通信は可能であることが望ましい)。これに対して、後述する診断コード生成処理2(図18)を行う第二実施形態、第三実施形態では、診断コード生成端末10と、オペレータ端末150又はオペレータサーバ100がデータ通信可能であることを条件とする。なお、オペレータ端末150とオペレータサーバ100はデータ通信可能に接続されている。
診断コード生成端末10は、診断コード生成端末10b,10cのように、ローカルエリアネットワーク5により公衆回線網3と接続されていてよいし、診断コード生成端末10aのようにローカルエリアネットワーク5を介さずに、無線通信により基地局と電波を交信し、基地局から交換機に接続して、公衆回線網3に接続されていてもよい。
診断コード生成端末10は、ユーザが利用する一般的な情報端末であってよく、通話機能を含め、後述する機能を備える情報機器や電化製品である。診断コード生成端末10は、例えば、スマートフォン10a、スレート端末10b、パーソナルコンピュータ10c、携帯電話であってもよいし、家庭用電話機、ネットブック端末、電子書籍端末、電子辞書端末等の一般的な情報家電であってよい。
オペレータ端末150は、診断コード生成端末10に対してサポートを行うオペレータが使用する一般的なパーソナルコンピュータ等の情報端末である。
[各機能の説明]
図2は、診断コード生成端末10、オペレータ端末150の機能ブロックを示す図である。図2を参照して、各装置の機能とハードウェア構成について説明する。
診断コード生成端末10は、診断対象となる端末であって、一般ユーザが使用する端末である。診断コード生成端末10は、制御部11、データ記憶部12、データ通信部13、タッチパネル入力部14、音声通信部15を備えていれば、家庭用電化製品、業務用電化製品、携帯端末、業務用端末のいずれであってもよい。
本実施例における診断とは、診断コード生成端末10の状況を取得するための処理であって、例えば、診断コード生成端末10の設定状況を取得することであってよいし、さらに、ハードウェア又はソフトウェアのエラー状況を取得することも含んでよい。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部13として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える。データ通信部13は、有線によるLAN接続であってもよい。
データ記憶部12として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリ等のいずれか又は双方を備える。さらに、タッチパネル入力部14として、画像や文字のメッセージを表示する液晶モニタ等の表示部と、ユーザからの入力を受付けるキーボードやタッチパネル等の入力部を備える。タッチパネル入力部14が、音声入力の入力部を備えていてもよい。
データ記憶部12には、後述する、基本診断内容リスト、Wi−Fi診断内容リスト等の診断内容リスト、第N診断内容リスト(Nは2以上)、N=1選択オブジェクトリスト、診断項目リスト、削除診断項目対応リストが記憶されている。
データ記憶部12には、診断対象となるデータが記憶されている。診断対象となるデータとは、例えば、診断コード生成端末10の基本設定に関するデータが記述された基本設定データ30、Wi−Fi設定に関するデータが記述されたWi−Fi設定データ31、オペレーティングシステム(Operating System)の設定に関するデータが記述されたOS設定データ32、診断コード生成端末10で動作可能なハードウェアのドライバーであるドライバーモジュール33、診断コード生成端末10で動作可能なアプリケーションのためのプログラムであるアプリケーションプログラム34である。
これらの診断対象となるデータは、設定データであれば、例えば、その設定データに記述された所定の設定値が診断対象(オペレータ端末150で再現したい設定値)となる。また、ドライバーモジュール33やアプリケーションプログラム34であれば、例えば、そのドライバーモジュール33やアプリケーションプログラム34が正常にインストールされているか否かが診断対象となる。
音声通信部15は、コミュニケーションを行う相手側(オペレータ)との発話をデジタル信号として受信し、ユーザが聴くことが可能となる音声データ受信出力機能と、ユーザの発話をデジタル信号として入力し音声データとして、相手側の電話機等に送信する音声データ送信機能を備える装置である。
診断コード生成端末10は、制御部11がデータ記憶部12から所定のプログラムを読み出して、診断項目実行モジュール20と診断コード生成モジュール22を実現する。診断コード生成端末10は、制御部11とタッチパネル入力部14の協働により選択オブジェクト出力モジュール21を実現する。
オペレータ端末150は、ユーザをサポートするオペレータが使用する端末である。オペレータ端末150は、通常のパソコン等のコンピュータであってよい。オペレータ端末150のハードウェア構成は、診断コード生成端末10と同様であってよいので、説明を省略する。なお、オペレータ端末150の入力部154は、診断コード生成端末10と異なり、タッチパネルに限定されることなく、通常のキーボードやモニタであってよい。
データ記憶部152には、診断コード生成端末10と同様に、後述する、基本診断内容リスト、Wi−Fi診断内容リスト等の診断内容リスト、第N診断内容リスト(Nは2以上)、N=1選択オブジェクトリスト、診断項目リスト、削除診断項目対応リストが記憶されている。
オペレータ端末150は、制御部151とデータ記憶部152の協働により、設定状況再現モジュール160を実現する。オペレータ端末150は、制御部151とデータ記憶部152の協働により、選択オブジェクト入力モジュール161を実現する。
オペレータサーバ100は、本発明の必須の構成要素ではないが、診断コード生成端末10とオペレータ端末150とのコミュニケーションを中継するサーバであってよい。オペレータサーバ100も、同様に、制御部、データ記憶部、データ通信部を備えて、制御部とデータ記憶部の協働により、設定状況再現モジュール160を実現してよい。
オペレータサーバ100が設定状況再現モジュールを実現する場合は、オペレータ端末150に、設定状況再現モジュール160を備えなくてよく、いわゆるSaaS(Software As A Service)型で本実施例が実現される。この場合、オペレータ端末150は、入出力端末として機能する。すなわち、オペレータ端末150に入力された診断コードをオペレータサーバ100が受信し、オペレータサーバ100がこの診断コードに基づいて、後述する設定状況再現処理を実行し、設定状況を再現する。この再現した出力結果を、オペレータ端末150が受信して出力する。また、オペレータサーバ100は、オペレータ端末150で実現された選択オブジェクト入力モジュール161からのデータを中継して、診断コード生成端末10に送信する。
[診断コード生成処理]
図3は、診断コード生成端末10が実行する診断コード生成処理のフローチャートである。最初に、診断コード生成端末10は、診断コード生成端末10の診断要求があったか否かを判断する(ステップS01)。例えば、ユーザが診断コード生成端末10の使用中に異常を感じた場合に、診断を実行するアプリケーションを起動した場合には、このアプリケーションの起動を検知して診断要求があったと判断する。また、診断コード生成端末10の動作でエラーが生じた場合に、診断コード生成端末10が自ら診断を実行するアプリケーションを起動してもよい。この場合にも、診断を実行するアプリケーションを起動した場合には、このアプリケーションの起動を検知して診断要求があったと判断する。
診断コード生成端末10が、診断コード生成端末10の診断要求があったと判断した場合(ステップS01:「YES」)には、ステップS02に処理を移す。診断コード生成端末10が、診断コード生成端末10の診断要求があるまでは(ステップS01:「NO」)、本処理をループする。
次に、診断コード生成端末10の診断項目実行モジュール20は、基本診断項目の診断を実行する(ステップS02)。基本診断項目とは、診断を実行するアプリケーションを起動した際に、最初に実行される診断項目であって、診断コード生成端末10の基本的な設定状況を確認する。
図4に示す基本診断内容リストが、基本診断項目で診断される内容である。図4では、一例として、「通信状態」、「基本設定」が基本診断項目として構成されている。ここで、「通信状態」の項目は、3つの診断内容から構成され「Wi−Fi設定はONか?」、「電波状態」、「インターネット接続可能か?」の診断内容となっている。これらの診断内容に対応する診断プログラムを診断コード生成端末10の診断項目実行モジュール20が実行し、診断結果が取得される。診断項目実行モジュール20は、取得された診断結果を診断内容と対応付けて記録するとともに、診断結果に基づいて診断コードを生成する。
例えば、図4によれば、「Wi−Fi設定はONか?」の診断結果は「ON」又は「OFF」である。診断項目実行モジュール20は、この診断プログラムの実行結果が「ON」の場合は、診断結果として「Wi−Fi設定」が「ON」であると記録し、「OFF」の場合は、診断結果として「Wi−Fi設定」が「OFF」であると診断結果を記録する。
そして、基本診断項目の診断結果に対応する「0」、「1」と、桁数を参照して、「ON」の場合は、2進数で「0」が、「OFF」の場合は2進数で「1」が診断コードの1桁目に生成される。次に、「電波状態」の対応する診断プログラムが実行されて、実行した結果、「可」の場合は2進数で「1」、「否」の場合は「0」が2桁目に生成される。この2つの診断結果では、診断コードの1桁目と2桁目が「10」となる。この処理を、基本診断項目の「通信状態」と「基本設定」の項目で実行する。この場合、「通信状態」の診断内容は3つ、「基本設定」の診断内容は3つであり、全てで6つの診断が実行されるが、診断コードの桁数が2進数で8桁となる。
一例として、診断コードの1桁目と2桁目が「10」に加えて、「インターネット接続可能か?」が可の場合は、3桁目が1となり、「節電基本設定」が設定1の場合は、4,5桁目が「00」となり、「サウンド基本設定」が設定2の場合は、6,7桁目が「01」となり、「アクセス制御設定」が「OFF」の場合は、8桁目が「0」となる。このようにして、8桁の「10100010」という基本診断コードが生成される。
次に、診断コード生成端末10は、オペレータ端末150への電話発信を受付ける(ステップS03)。これは、図7に示すように、診断コード生成端末10のタッチパネル入力部14に電話発信アイコン90を表示して、ユーザからの発信指示を受け付ける。
次に、診断コード生成端末10は、基本診断コードをタッチパネル入力部14に出力する(ステップS04)。基本診断コードとは、基本診断項目で診断された結果を示す診断コードである。例えば、上述の8桁の診断コードでは、「01100010」がこれに該当するが、10進数に変換して「98」としてよい。この例では、基本診断項目が「通信状態」と「基本設定」の2つのみであるために、診断コードが「98」という数字2桁であるが、一般に、基本診断項目は、他にもメールやアプリケーション等の多数の診断が行われることで、図7に示すように、基本診断コードが8桁以上になることが多い。
なお、第一実施形態では、診断コード生成端末10とオペレータ端末150がデータ通信可能に接続されていることを前提としていない(オフラインの使用)ため、桁数が長い診断コードの数値を診断コード生成端末10からオペレータ端末150に送信できないことが前提となっている。そこで、ユーザが基本診断コードを、電話を介して音声で発声することで、8桁以上の診断コードをオペレータに伝える。オペレータは診断コードをオペレータ端末150に入力することで、基本診断項目の診断結果をオペレータ端末150にて再現可能である(後述する、図11の設定状況再現処理を参照)。しかし、8桁以上の診断コードをオペレータに伝える際に、診断コードの桁数が多すぎるために、ユーザが診断コードを言い間違えて、診断結果を誤ってしまう場合がある。そこで、さらに、以下の処理が行われる。
まず、診断コード生成端末10は、本処理のための整数Nを1にセットする(ステップS05)。
次に、診断コード生成端末10の選択オブジェクト出力モジュール21は、N=1の選択オブジェクトを出力する(ステップS06)。N=1の選択オブジェクトは、図6のN=1選択オブジェクトリストから抽出され、N=1で出力される選択オブジェクトは、「Wi−Fi」、「基本設定」、「メール」、「ハードウェア」、「OS」、「アプリケーション」の選択オブジェクトである。これらに対応するアイコン40〜43が、図8に示すように、診断コード生成端末10に出力される。
この際に、ユーザは、ステップS03で通話を開始しているならば、電話でオペレータと音声通話が可能な状態である(図8の通話中93を参照)。このため、オペレータは、ユーザから、設定したい設定項目やトラブルの内容を聞いて、この設定項目やトラブルに対応する所定の選択オブジェクトを、ユーザに選択してもらうように音声で指示する。例えば、ユーザが「無線LANネットワークに接続できない」ということをオペレータに伝えた場合は、オペレータは、図8に表示されているアイコンのうち、無線LANネットワークに関連する診断を行うために「Wi−Fi」のアイコン40を押してくださいとユーザに電話で指示する。
診断コード生成端末10は、出力された選択オブジェクトに対して、ユーザの選択操作があったか否かを判断する(ステップS07)。ユーザの選択操作があったと判断した(ステップS07:「YES」)ならば、ステップS08に処理を移す。ユーザの選択操作があるまでは(ステップS07:「NO」)、本処理をループする。
次に、診断コード生成端末10は、N=1での選択に戻るための選択オブジェクトが選択操作されたか否かを判断する(ステップS08:「YES」)。このステップ処理は、N=1の場合は、判断を行わずに、ステップS09に処理を移す。N=2以上の場合は、後ほど詳述する。
次に、診断コード生成端末10は、選択項目診断処理を実行する(ステップS09)。選択項目診断処理は、選択された診断項目に対応する診断内容を抽出して、この診断内容に対応する診断プログラムを実行する処理である。例えば、N=1の場合で、選択オブジェクトとして「Wi−Fi」が選択操作された場合は、図5のWi−Fi診断内容リストを参照して、基本診断項目の診断と同様に、対応する診断内容の診断プログラムが実行される。これにより、N=1の診断結果を得る。
[選択項目診断処理]
選択項目診断処理は、先の診断結果と重複する診断を排除する処理を行う。すなわち、N=1の診断項目の場合は、基本診断項目で実行された診断内容を排除する。その処理について、図13を参照して説明する。
最初に、診断コード生成端末10は、今回、診断する診断項目が診断済みの診断内容であるか否かを判断する(ステップS20)。例えば、N=1の場合で、「Wi−Fi」が選択操作された場合は、図4の基本診断内容リストと図5のWi−Fi診断内容リストを参照すると、「Wi−Fi設定はONか?」が基本診断項目とWi−Fi診断項目の両方で含まれている。そこで、「Wi−Fi設定はONか?」の診断内容は、診断済みの診断内容として、ステップS21に処理を移す。それ以外の診断内容「アクセス可能なSSIDがあるか」、「HTTPプロキシの設定はONか」は、初めての診断なので、ステップS22に処理を移す。
診断コード生成端末10は、診断済みの診断内容である場合(ステップS20:「YES」)は、先に記録された診断結果を抽出する(ステップS21)。例えば、「Wi−Fi設定はONか?」の診断結果が、先の基本診断項目の診断結果として「ON」と記録されているならば、その診断結果を抽出する。
一方、診断コード生成端末10は、初めての診断内容である場合(ステップS20:「NO」)は、通常通り、対象となる診断内容を実行する(ステップS22)。そして、全ての診断内容が完了した(ステップS23:「YES」)ならば、処理を終了するし、まだ診断内容が残っている(ステップS23:「NO」)ならば、次の診断内容について同じ処理を行う。図5を参照すると、Wi−Fiの診断項目の場合は、診断内容は3つ行うことで処理が完了する。
次に、診断コード生成端末10の診断コード生成モジュール22は、診断コード再生成処理を実行する(ステップS10)。診断コード再生成処理は、今回、診断した診断項目の結果を反映した診断コードを生成するにあたって、先の診断コードの情報をこれに含めつつ、診断コードの桁数が増えすぎない新たな診断コードを再生成する処理である。
[診断コード再生成処理]
図14を参照して、診断コード再生成処理を説明する。診断コード生成モジュール22は、削除診断項目対応リストを参照して、削除診断項目を抽出する(ステップS61)。削除診断項目とは、図15に示すように、削除診断項目リストに対応付けられた診断項目である。すなわち、今回、診断した診断項目とは無関係の診断項目として予め設定されている項目である。例えば、今回、選択操作された診断項目が「Wi−Fi」である場合は、削除診断項目対応リストによれば、削除診断項目は、「メール」、「アプリケーション」である。これらの診断項目は、診断する必要があると判断して選択操作された「Wi−Fi」とは、無関係の診断項目であるから、今回の診断コード生成に、これらの診断結果を除外する。これにより、診断コードの桁数の減少を図る。
したがって、先の診断から得られた診断コードから、削除診断項目に該当する診断結果を排除し(ステップS62)、排除していない診断項目のみで診断コードを再生成する(ステップS63)。すなわち、先の診断で、「メール」及び「アプリケーション」の診断が行われている場合は、これらは、今回の診断では、削除診断項目であるために、これらの診断結果を削除した診断コードを再生成する。N=1の場合は、基本診断コードのうち削除診断項目に該当する診断結果を排除して、診断コードを生成する。
次に、診断コード生成モジュール22は、再生成した診断コードに、今回の診断の診断結果を付加した診断コードを第1診断コードとして出力する(ステップS64)。前述の例では、Wi−Fi診断内容リストに記載された診断内容の結果で、診断内容の「Wi−Fi設定はONか?」以外の診断内容「アクセス可能なSSIDがあるか」、「HTTPプロキシの設定はONか」の診断結果のコードを付加する。
なお、診断コード再生成処理では、先の診断がない場合は、ステップS61からステップS64を実行しない。
なお、診断コード再生成処理のように、先の診断コードの診断結果を今回の診断コードに含めずに、単に、第N診断項目結果を、第N診断コードとしてもよい。
図3に戻って、診断コード生成端末10は、診断コード再生成処理で出力した第1診断コードを図9に示すように画面に表示(出力)する(ステップS11)。図9は、Wi−Fiを選択オブジェクトとして選択操作された後に、Wi−Fiの診断を行って、第1診断コード94を表示したところを示す。
ここまでの処理で、第1診断コードがユーザに表示され、ユーザは、この第1診断コードを基本診断コードの代わりに、オペレータに伝えることができる。この際のオペレータ側の処理を、図11、図12を用いて説明する。
[設定状況再現処理]
図11は、オペレータ端末150で動作する設定状況再現処理である。最初に、オペレータは、第1診断コードをユーザから聞いて、第1診断コードをオペレータ端末150に入力する。図12は、オペレータ端末150の画面イメージ図300である。この画面中の診断コード入力ウィンドウ301に、第1診断コードを入力することで、診断項目が判別されて(ステップS31)、設定状況画面303に診断結果である設定状況が再現されて表示(出力)される(ステップS32)。
これは、オペレータ端末150にも、診断コード生成端末10と同様に、基本診断内容リスト、Wi−Fi診断内容リスト(その他の設定内容リスト)が記憶されていることから、第1診断コードをデコードすることで、設定状況が再現される。図12の例では、Wi−Fiの診断項目の3つの診断内容(図5のWi−Fi診断内容リスト参照)に対して、対応する診断状況(Wi−Fi設定が「ON」、アクセス可能なSSIDが「アクセス可」、HTTPプロキシの設定が「設定なし」)が再現されている。
ここで、第1診断コードは、基本診断コードよりも、診断対象をユーザの選択操作により特定されて生成された診断コードであり、かつ、無駄な診断内容が診断コードから排除されているため、診断コードの桁数が減少されている。
また、上記の説明では、第1診断コードが、基本診断コードよりも、診断を完了するためのコードとして効率的であることを説明するために、基本診断項目を診断コード生成端末10で実行しているが、基本診断項目を実行せずに、N=1の選択オブジェクトを、いきなり出力して、ステップS05以降を実行してもよい。この場合には、基本診断項目の診断を実行しないため、サポートが必要な対象である診断とは無関係な診断を実行しないですむため、診断の迅速性が促進される。
図3に戻り、診断コード生成端末10は、次の選択オブジェクトの選択操作をユーザから受付けるために、対応するアイコンを表示する(ステップS12)。
次の選択オブジェクトの抽出は、図17の診断項目リストの中から抽出される。診断項目リストは、診断項目の一覧であり、第1診断項目の詳細な診断が第2診断項目であり、第2診断項目の詳細な診断が第3診断項目となるように階層化されている。階層に依存せずに、この中の各診断項目を任意に抽出(先の診断で、Wi−Fi診断をしているので、この診断項目は抽出されない)してよい。例えば、第2診断項目の「SSID」の診断項目と第1診断項目の「OS」の診断項目が抽出されてもよい。後述する例では、一例として、図16の第N+1選択オブジェクト抽出処理により、上位の診断項目で問題があった場合に、下位の診断を行うための選択オブジェクトが抽出されることを後述する。
次に、診断コード生成端末10は、Nに1を加えて(ステップS13)、処理をステップS07に戻す。この段階では、N=2となって、抽出した診断項目の選択オブジェクトの選択操作を受付ける(ステップS07)。
選択操作があった場合には、ステップS08へ移るが、N=2の場合のステップS08の処理について図9を用いて説明する。ステップS08において、第1診断コードの出力中には、「Wi−Fi診断以外へ」のアイコン45が出力されている。これは、第1診断項目のうち、Wi−Fi診断以外の診断項目(例えば、基本設定、メール、ハードウェア等)の診断を行う場合(選択ウィンドウとして出力する場合)に使用されるアイコンである。このアイコン45は、N=1の診断でWi−Fi診断を行なった場合に出力されるアイコンである。このアイコン45が、ユーザから選択操作された場合は、N=1の選択に戻るために、ステップS08が「YES」となって、ステップS05に処理が戻る。
ユーザからの選択操作があると、対応する診断項目の設定内容リストを参照し、N=1と同様に選択項目診断処理を実行する(ステップS09)。ここで、診断コード生成端末10には、図5に例示した、Wi−Fi診断内容リストに限られず、診断項目ごとに診断内容リストが記憶されている。すなわち、第1診断項目であれば、基本設定診断内容リスト、メール診断内容リスト、ハードウェア診断内容リスト、第2診断項目であれば、SSID診断内容リスト、節電設定詳細設定内容リストであり、第3診断項目以降も同様の診断内容リストが設けられている。
次に、N=2の場合も、削除診断項目対応リストを参照して、診断コード再生成処理を実行する。ここでは、削除診断項目を、削除診断項目対応リストを参照して抽出し、N=1の診断結果から削除診断項目を排除して、診断コードを再生成する。これに今回のN=2の診断結果を診断コードに付加することで、第2診断コードを生成する。
このように再生成された第2診断コードを診断コード生成端末10に表示する。この診断結果として、生成された第2診断コードを診断コード生成端末10に表示した画面例を図10に示す。この図に示すように、診断項目リストから次に出力する選択オブジェクトを抽出して、同様に、N=3の診断項目の選択オブジェクトに対応するアイコン46、47,48を表示する。そして、Nに1が加えられて、ステップS07に戻り、Nが3以上からも処理が同様に行われる。
第2診断コード、第3診断コード又は、それ以上の診断コードであっても、オペレータ端末150にて設定状況再現処理を実行することにより、設定状況の再現が可能である。
[第N+1選択オブジェクト抽出処理]
ここで、第N+1選択オブジェクト抽出処理について説明する。この処理は、N+1=2以上の際に、ステップS12にて、選択オブジェクトを出力するが、この出力する選択オブジェクトを抽出するための処理である。
最初に、診断コード生成端末10の選択オブジェクト出力モジュール21は、予め設定された選択オブジェクトを抽出する(ステップS50)。次に、第N診断項目の中の診断内容で、「否」の診断項目があるか否かを判断する(ステップS51)。第N診断項目の中の診断内容に「否」の診断項目があると判断した場合は(ステップS51:「YES」)、ステップS52に処理を移す。
例えば、基本診断コードを再現した結果、診断内容「インターネット接続可能か?」が「否」であった場合は、診断項目として、「通信状態」が抽出されて(ステップS51)、診断内容「インターネット接続可能か?」が抽出される(ステップS52)。
次に、選択オブジェクト出力モジュール21は、抽出された診断項目の下位の診断項目をN+1の選択オブジェクトに含める(ステップS54)。すなわち、「否」と抽出された診断内容を含む診断項目の下位の診断項目を、次の選択オブジェクトとして出力されるように抽出する。ここで、診断項目の上位、下位は、図17の診断項目リストで決定される。例えば、「インターネット接続可能か?」の設定状況が「否」である場合は、当該診断内容が属する診断項目「Wi−Fi」の下位の診断項目である「SSID」がN+1の選択オブジェクトに含まれる。これにより、「否」により不具合がある可能性が高い結果に対して、さらに詳細な診断を実行するように、ユーザの選択操作を促すことが可能となる。
次に、選択オブジェクト出力モジュール21は、下位の対象項目を強調オブジェクト出力するように設定する(ステップS55)。
強調オブジェクトとは、他のアイコンと異なる色彩で表示する態様であってよいし、アイコンの形状を他の形状と異なるように変形させる態様であってよい。これにより、オペレータは、その強調オブジェクトの特徴をユーザに伝えることで、ユーザがその強調オブジェクトに対応する選択オブジェクトを選択し易くなることが可能となる。
一方、第N診断項目の中の診断内容に「否」の診断項目がないと判断した場合は(ステップS51:「NO」)、ステップS53に処理を移す。この場合には、選択オブジェクト出力モジュール21は、N=1の選択に戻る選択オブジェクトを強調オブジェクトとして出力するように設定する(ステップS53)。すなわち、この場合は、先の診断で「否」の設定状況が存在しない、すなわち、不具合の可能性が高い診断が見つからなかったため、他の診断項目を実行させる(ステップS08が「YES」となるアイコンを選択操作させる)ように、N=1の選択に戻る選択オブジェクトを強調オブジェクトとして出力するように設定する。
[第二実施形態:オペレータ端末150からの選択オブジェクトの抽出]
以下で説明する第二実施形態では、これまでの第一実施形態とは異なり、診断コード生成端末10とオペレータ端末150がデータ通信可能であることを前提とする。
診断コード生成処理2のステップS70からステップS74までは、診断コード生成処理のステップS01からステップS05と、NがLに変更されただけで、同様の処理である。したがって、説明を省略する。
ステップS75において、診断コード生成端末10は、L=1の選択オブジェクトを抽出して、出力するが、この選択オブジェクトの抽出は、オペレータ端末150から選択されて抽出される。
図18は、本処理を実行している際のオペレータ端末150の画面イメージ図である。ここで、オペレータ端末150には、選択オブジェクト指定ウィンドウ62が表示される。選択オブジェクト指定ウィンドウ62は、診断コード生成端末10に表示する選択オブジェクトを指定するウィンドウであって、診断項目である「Wi−Fi」、「基本設定」等のチェックボックスをオペレータがチェックすることで、チェックした診断項目に対応する選択オブジェクトが選択されて抽出される。
このようにして、オペレータ端末150にて、L=1の選択オブジェクトが抽出され、抽出された選択オブジェクトのデータを診断コード生成端末10が受信して、タッチパネル入力部14に選択オブジェクトを出力する。図18の例では、「Wi−Fi」、「基本設定」、「ハードウェア」、「アプリケーション」が抽出されているが、これに対応する診断コード生成端末10の画面イメージは、図8と同様である。
次に、診断コード生成処理のステップS07と同様に、ステップS76が実行されるが、診断コード生成処理2では、ステップS08が存在しない。そして、ステップS77からステップS81は、ステップS09からステップS13と同様である。
ここで、診断コード生成処理2では、オペレータが選択した選択オブジェクトが抽出されるが、選択項目診断処理で、重複した診断内容は診断しないため、オペレータが診断項目を選択する際に、以前に既に診断した診断内容であるか否かを判断する必要がない。
さらに、診断コード再生成処理により、先の診断結果を反映した診断コードを生成することが可能であることから、診断コードの桁数を抑えつつも、ユーザに選択オブジェクトを選択してもらう度に、オペレータが所望する設定状況を再現させることが可能である。
[第三実施形態:診断コードの送信]
以下で説明する第三実施形態では、これまでの第一実施形態とは異なり、診断コード生成端末10とオペレータ端末150がデータ通信可能であることを前提とする。第三実施形態は、第一実施形態の診断コード生成処理と同様の処理を行うが、ステップS04の基本コード出力処理と、ステップS11の第N診断コードの出力処理のみが異なる。本実施形態では、基本コード出力処理が、基本コード送信処理となる、第N診断コードの出力処理が、第N診断コードの送信処理となる。
すなわち、診断コード生成端末10は、基本診断コードをオペレータ端末150に送信する。この基本診断コードを受信したオペレータ端末150は、設定状況再現処理を実行する。ここで、本実施形態の図11の設定状況再現処理のステップS30の「診断コードの入力」は、「診断コードの受信」となる。したがって、オペレータ端末150は、基本診断コードを受信して、ステップS31以降の処理が実行され、再現結果を出力する(ステップS32)。
上述の処理は、基本診断コードに限定されず、ステップS11の第N診断コードでも同様の処理が行われる。
第三実施形態によれば、第一実施形態と同様に、ユーザ端末の設定状況を確認するために、画面転送のようにユーザ端末の個人情報の漏洩の虞がなく、かつ、設定状況の再現の誤りが少なく、かつ、無駄な診断を実行することがない。すなわち、第三実施形態であっても、診断コードを利用するために、個人情報の漏洩が回避され、かつ、設定状況の再現の誤りが少ない。さらに、選択ウィンドウにより診断項目が制限されるため、無駄な診断を回避することができる。特に、本実施形態では、第一実施形態や第二実施形態とは異なり、ユーザは、診断コードを意識しないで、オペレータに設定状況を再現させることができる。このため、本実施形態では、診断コードの桁数を意識しないでよいという特徴がある。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 診断コード生成システム、3 公衆回線網、10 診断コード生成端末、100 オペレータサーバ、150 オペレータ端末

Claims (7)

  1. 診断コード生成端末の設定状況をオペレータ側で再現することが可能な診断方法であって、
    前記診断コード生成端末の診断項目を限定するための選択オブジェクトを前記診断コード生成端末に出力することで、ユーザからの入力を受付けるステップと、
    前記ユーザからの入力に応じて、前記選択オブジェクトに対応する診断項目を決定し、決定した診断項目の診断を実行するステップと、
    実行した診断の診断結果を反映する診断コードを生成する診断コード生成ステップと、
    一の診断を実行した後に、当該一の診断の複数の診断項目に含まれる一部の診断項目に対する診断結果を削除し、削除後の診断結果に基づいて、新たな診断コードを再生成する診断コード再生成ステップと、
    オペレータ端末で前記再生成された診断コードを入力することで、前記診断コード生成端末の設定状況を再現する再現ステップと、
    を備える診断方法。
  2. 前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、当該一の診断の下位の診断項目の診断を実行するように、対応する選択オブジェクトを出力することで、ユーザの入力を受付ける請求項1に記載の診断方法。
  3. 前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、診断結果に問題があった場合には、当該一の診断の下位の診断項目の診断を実行するように、対応する選択オブジェクトを出力することで、ユーザの入力を受付ける請求項1に記載の診断方法。
  4. 前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、前記出力された選択オブジェクトを強調表示する請求項2または3のいずれかに記載の診断方法。
  5. 前記ユーザからの入力を受付けるステップでは、一の診断を実行した後に、診断結果に問題がなかった場合には、当該一の診断の上位の診断項目を実行するように、対応する選択オブジェクトを強調表示して出力することで、ユーザの入力を受付ける請求項1に記載の診断方法。
  6. 設定状況を再現することが可能な診断コード生成端末であって、
    当該診断コード生成端末の診断項目を限定するための選択オブジェクトを当該診断コード生成端末に出力することで、ユーザからの入力を受付ける選択オブジェクト出力モジュールと、
    前記ユーザからの入力に応じて、前記選択オブジェクトに対応する診断項目を決定し、決定した診断項目の診断を実行する診断項目実行モジュールと、
    実行した診断の診断結果を反映する診断コードであって、オペレータ端末に入力されることで、当該診断コード生成端末の設定状況を再現することが可能な診断コードを生成する診断コード生成モジュールと、
    一の診断を実行した後に、当該一の診断の複数の診断項目に含まれる一部の診断項目に対する診断結果を削除し、削除後の診断結果に基づいて、新たな診断コードを再生成する診断コード再生成モジュールと、を備える診断コード生成端末。
  7. 設定状況を再現することが可能な診断コード生成端末に、
    当該診断コード生成端末の診断項目を限定するための選択オブジェクトを当該診断コード生成端末に出力することで、ユーザからの入力を受付ける選択オブジェクト出力ステップ、
    前記ユーザからの入力に応じて、前記選択オブジェクトに対応する診断項目を決定し、決定した診断項目の診断を実行する診断項目実行ステップ、
    実行した診断の診断結果を反映する診断コードであって、オペレータ端末に入力されることで、当該診断コード生成端末の設定状況を再現することが可能な診断コードを生成する診断コード生成ステップ、
    一の診断を実行した後に、当該一の診断の複数の診断項目に含まれる一部の診断項目に対する診断結果を削除し、削除後の診断結果に基づいて、新たな診断コードを再生成する診断コード再生成ステップ、を実行させるための診断コード生成端末用プログラム。
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