JP5851585B2 - 通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局 - Google Patents

通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおける通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、住居や会社に設けられる小型基地局であるホーム基地局の仕様が策定されている(非特許文献1参照)。
ホーム基地局は、CSG(Closed Subscriber Group)セル又はハイブリッドセルなどの特定セルを形成する。CSGセルは、アクセス権を有するユーザ端末(「CSGメンバー」と称される)のみがアクセス可能なセルである。ハイブリッドセルは、CSGメンバーでなくてもアクセス可能であるが、CSGメンバーが有利に取り扱われるセルである。
なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、ユーザ端末との無線通信を行う機能を示す用語としても使用されることに留意すべきである。
特定セルへのユーザ端末のハンドオーバ手順においては、コアネットワークに含まれる移動管理装置が、特定セルへのアクセス権についてユーザ端末の認証(アクセス制御)を行う。
3GPP技術仕様 「TS 36.300 V11.0.0」 2011年12月
しかしながら、ハンドオーバ手順の過程で移動管理装置がユーザ端末の認証を行う場合、コアネットワークを経由するハンドオーバ手順を行わざるを得なくなる。このため、ハンドオーバ手順に要する時間が長くなったり、コアネットワークのトラフィックが増加したりする問題がある。
そこで、本発明は、特定セルへのハンドオーバ手順を効率化することができる通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局を提供することを目的とする。
本発明の通信制御方法は、特定セルを形成するホーム基地局と、前記特定セルへのユーザ端末のハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について前記ユーザ端末の認証を行う移動管理装置と、を含む移動通信システムに適用される通信制御方法であって、前記ユーザ端末が、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するステップAと、前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するステップBと、前記ユーザ端末が、前記ハンドオーバ手順の前において、前記特定セルに関する測定報告をサービングセルに送信するステップCと、を有し、前記ステップCにおいて、前記ユーザ端末は、前記経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を、前記測定報告と共に送信することを特徴とする。
図1は、移動通信システムの構成図である。 図2は、移動通信システムで使用される無線フレームの構成図である。 図3は、UEのブロック図である。 図4は、eNBのブロック図である。 図5は、MMEのブロック図である。 図6は、HeNBのブロック図である。 図7は、HeNB GWのブロック図である。 図8は、第1実施形態に係る動作シーケンス1のシーケンス図である。 図9は、第1実施形態に係る動作シーケンス2のシーケンス図である。 図10は、第2実施形態に係る動作シーケンス1のシーケンス図である。 図11は、第2実施形態に係る動作シーケンス2のシーケンス図である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る通信制御方法は、特定セルを形成するホーム基地局と、前記特定セルへのユーザ端末のハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について前記ユーザ端末の認証を行う移動管理装置と、を含む移動通信システムに適用される。前記通信制御方法は、前記ユーザ端末が、自身がアクセス可能な特定セルのリスト(いわゆる、ホワイトリスト)を更新するステップAと、前記リストが更新されてからの経過時間(以下、「ホワイトリスト経過時間」と称する)が所定時間(以下、「ホワイトリスト保証時間」と称する)内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するステップBと、を有する。
このように、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内である場合には、ホワイトリストの信頼性が高いとみなし、ハンドオーバ手順の過程において移動管理装置によるユーザ端末の認証を省略する。この場合、コアネットワークを経由しないハンドオーバ手順を適用できるため、特定セルへのハンドオーバ手順を効率化することができる。
本実施形態において、前記通信制御方法は、前記ユーザ端末が、前記ハンドオーバ手順の前において、前記特定セルに関する測定報告をサービングセルに送信するステップCをさらに有し、前記ステップCにおいて、前記ユーザ端末は、前記経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を、前記測定報告と共に送信してもよい。
本実施形態において、前記所定情報は、前記経過時間が前記所定時間内であるか否かを示してもよい。
本実施形態において、前記ステップAにおいて、前記ユーザ端末は、前記移動管理装置からのリスト更新メッセージに応じて前記リストを更新し、前記リスト更新メッセージは、前記所定時間を指定する情報を含んでもよい。
本実施形態において、前記通信制御方法は、前記サービングセルを形成する基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間内であると判断した場合に、前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するとともに、ハンドオーバ要求を前記ホーム基地局に送信するステップDをさらに有してもよい。
本実施形態において、前記通信制御方法は、前記基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間を超過していると判断した場合に、前記ユーザ端末の認証を前記移動管理装置に要求するステップEをさらに有してもよい。
本実施形態において、前記通信制御方法は、前記サービングセルを形成する基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合に、ハンドオーバ要求と共に前記所定情報を前記ホーム基地局に送信するステップFをさらに有してもよい。
本実施形態において、前記ホーム基地局が、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間内であると判断した場合に、前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するとともに、前記ハンドオーバ要求に対する応答を前記基地局に送信するステップGをさらに有してもよい。
本実施形態において、前記ホーム基地局が、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間を超過していると判断した場合に、前記ユーザ端末の認証を前記移動管理装置に要求するステップHをさらに有してもよい。
本実施形態に係るユーザ端末は、特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置を含む移動通信システムにおいて、サービングセルから前記特定セルへのハンドオーバを行うユーザ端末であって、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新する制御を行う制御部と、前記特定セルに関する測定報告を前記サービングセルに送信する送信部と、を有し、前記送信部は、前記リストが更新されてからの経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を、前記測定報告と共に送信する。
本実施形態に係る基地局は、特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置と、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するユーザ端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記ユーザ端末のサービングセルを形成する基地局であって、前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略する制御を行う制御部を有する。
本実施形態に係るホーム基地局は、特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置と、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するユーザ端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記特定セルを形成するホーム基地局であって、前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略する制御を行う制御部を有する。
[第1実施形態]
本実施形態においては、リリース10以降の3GPP規格(すなわち、LTE Advanced)に基づいて構成される移動通信システムを例に説明する。
以下において、(1)移動通信システムの概要、(2)ブロック構成、(3)第1実施形態に係る動作、(4)第1実施形態のまとめの順に説明する。
(1)移動通信システムの概要
図1は、本実施形態に係る移動通信システムの構成図である。図1に示すように、移動通信システムは、ユーザ端末(UE:User Equipment)100と、基地局(eNB:evolved Node−B)200と、移動管理装置(MME:Mobility Management Entity)300と、ホーム基地局(HeNB:Home evolved Node−B)400と、ゲートウェイ装置(HeNB GW:Home evolved Node−B Gateway)500と、を有する。
eNB200、HeNB400、及びHeNB GW500のそれぞれは、無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10に含まれるネットワーク装置である。MME300は、コアネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)20に含まれるネットワーク装置である。
UE100は、ユーザが所持する移動型無線通信装置である。UE100は、通信中の状態に相当する接続状態において、接続を確立したセル(「サービングセル」と称される)との無線通信を行う。
UE100がユーザの移動に伴って移動する場合、UE100のサービングセルの変更が必要になる。UE100がRRC接続状態においてサービングセルを変更する動作は、「ハンドオーバ」と称される。ハンドオーバに係る一連の手順は、「ハンドオーバ手順」と称される。ハンドオーバ手順は、準備段階(Preparation)と、実行段階(Execution)と、完了段階(Completion)と、を含む。
本実施形態では、eNB200のセルをサービングセルとするUE100は、HeNB400のセルへ向けて移動しており、eNB200のセルからHeNB400のセルへのハンドオーバを行う。この場合、ハンドオーバ手順においてeNB200のセルは「ソースセル」であり、HeNB400のセルは「ターゲットセル」である。
eNB200は、マクロ基地局(MeNB)、ピコ基地局(PeNB)、又はホーム基地局(HeNB)である。本実施形態では、eNB200がMeNBである一例を想定して説明を進める。eNB200は、1又は複数のセルを形成する。eNB200は、UE100との無線通信を行う。
eNB200は、自身のセル配下のUE100について、ハンドオーバの決定権を有する。詳細には、eNB200は、UE100からの測定報告(Measurement Report)に基づいて、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うか否かを判断することができる。
eNB200は、EPC20との間の論理的な通信路であるS1インターフェイス上でEPC20との通信を行う。詳細には、eNB200は、S1インターフェイスの一種であるS1−MMEインターフェイス上でMME300との通信を行う。さらに、eNB200は、隣接するHeNB400との間の論理的な通信路であるX2インターフェイス上で、当該隣接するHeNB400との基地局間通信を行うことができる。
MME300は、制御情報を取り扱う制御プレーンに対応して設けられており、UE100に対する各種モビリティ管理や認証処理などを行う。MME300は、CSGセル/ハイブリッドセルへのアクセス権についてUE100の認証(以下、「CSG認証」と称する)を行う。
CSGセルへの一般的なハンドオーバ手順は、S1インターフェイスを使用する。詳細には、MME300は、UE100のCSG認証、詳細にはUE100が当該CSGセルのメンバーUEであるか否かの確認を行う。UE100が当該CSGセルのメンバーUEであることが確認された場合(すなわち、CSG認証成功の場合)、当該CSGセルへのUE100のハンドオーバが可能になる。これに対し、UE100が当該CSGセルのメンバーUEであることが確認されない場合(すなわち、CSG認証失敗の場合)、当該CSGセルへのUE100のハンドオーバは拒否される。
HeNB400は、屋内に設置可能な小規模な固定型無線通信装置である。HeNB400は、セルよりもカバー範囲が狭い特定セルを形成する。特定セルは、設定されるアクセスモードに応じて、「CSGセル」、「ハイブリッドセル」、又は「オープンセル」と称される。
CSGセルは、アクセス権を有するUE100(「メンバーUE」と称される)のみがアクセス可能なセルであり、CSG IDをブロードキャストする。UE100は、自身がアクセス権を有するCSGセルのCSG IDのリスト(ホワイトリスト)を保持しており、当該ホワイトリストと、CSGセルがブロードキャストするCSG IDと、に基づいて、アクセス権の有無を判断する。
ハイブリッドセルは、メンバーUEが非メンバーUEよりも有利に取り扱われるセルであり、CSG IDに加えて、非メンバーUEにも解放されたセルであることを示す情報をブロードキャストする。UE100は、ホワイトリストと、ハイブリッドセルがブロードキャストするCSG IDと、に基づいて、アクセス権の有無を判断する。
このように、UE100は、ホワイトリストに基づいてアクセス権の有無を確認するものの、UE100が管理しているホワイトリスト及びMME300が管理しているCSG加入者情報(CSG Subscription Data)は、常に同期しているとは限らない。このため、基本的には、CSGセル又はハイブリッドセルへのUE100のハンドオーバ手順において、MME300によるUE100のCSG認証が必要とされる。
オープンセルは、メンバーであるか否かを問わずUE100が同等に取り扱われるセルであり、CSG IDをブロードキャストしない。UE100の視点では、オープンセルはセルと同等である。
本実施形態では、HeNB400のセル(特定セル)がCSGセルである一例を想定して説明を進める。ただし、HeNB400のセル(特定セル)は、ハイブリッドセルであってもよい。
HeNB400は、S1インターフェイス(S1−MMEインターフェイス)上で、HeNB GW500を介してMME300との通信を行う。ただし、HeNB400は、HeNB GW500を経由しないS1インターフェイスがMME300との間に確立されている場合には、HeNB GW500を介さずにMME300と直接的に通信を行うこともできる。
HeNB400は、X2インターフェイスによりeNB200と接続されている。以下、X2インターフェイスによる接続を「X2接続」と称する。
HeNB GW500は、EPC20(MME300)と複数のHeNB400との間で当該複数のHeNB400の集合を管理する。MME300の視点では、HeNB GW500はHeNB400と同等である。これに対し、HeNB400の視点では、HeNB GW500はMME300と同等である。HeNB GW500は、複数のHeNB400を代表してMME300との通信を行うことで、MME300と送受信すべきトラフィックを削減する。また、HeNB GW500は、自身の管理下にある一のHeNB400から他のHeNB400へのデータを中継することもできる。
図2は、本実施形態に係る移動通信システム(LTEシステム)で使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)を採用する。
図2に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各シンボルの先頭には、サイクリックプレフィックス(CP)と呼ばれるガード区間が設けられる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主に物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用されるデータ領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主に物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用されるデータ領域である。
(2)ブロック構成
以下において、UE100、eNB200、MME300、HeNB400、及びHeNB GW500のそれぞれのブロック構成を説明する。
(2.1)UE
図3は、UE100のブロック図である。図3に示すように、UE100は、無線送受信部110と、記憶部120と、制御部130と、を含む。
無線送受信部110は、無線信号を送受信する。
記憶部120は、制御部130による制御に使用される各種情報を記憶する。制御部130は、UE100の各種の機能を制御する。制御部130は、接続状態において、サービングセルとの無線通信を行うよう無線送受信部110を制御する。
記憶部120は、ホワイトリストを記憶する。ホワイトリストは、制御部130によって更新される。制御部130は、接続状態において、MME300からのホワイトリスト更新メッセージに応じて、ホワイトリストを更新する。制御部130は、ホワイトリストを更新してからの経過時間(ホワイトリスト経過時間)を管理する。例えば、制御部130は、ホワイトリストを更新する度にその時刻(更新時刻)を記録する。或いは、制御部130は、ホワイトリストを更新する際に、ホワイトリスト経過時間を計時するためのタイマを起動する。
記憶部120は、ホワイトリスト保証時間を記憶する。ホワイトリスト保証時間は、記憶部120に予め記憶された固定長の時間であってもよい。或いは、MME300からのホワイトリスト更新メッセージにホワイトリスト保証時間が含まれる場合、制御部130は、当該ホワイトリスト更新メッセージに含まれるホワイトリスト保証時間で、記憶部120に記憶されているホワイトリスト保証時間を更新してもよい。
ホワイトリスト保証時間を固定長の時間とする場合、次のようにしてホワイトリスト保証時間を定めることができる。CSGメンバーの一種として、一時的なCSGメンバー(Temporary Member)がある。このような一時的なCSGメンバーとして設定可能な期間(以下、「メンバー期間」と称する)が例えば2.4時間から3日間の範囲内であるとすると、最短のメンバー期間である2.4時間をホワイトリスト保証時間とすればよい。
制御部130は、測定報告を送信すると判断した際に、管理しているホワイトリスト経過時間を、記憶部120に記憶されているホワイトリスト保証時間と比較する。そして、制御部130は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを示すホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)を生成する。
また、記憶部120は、自身がアクセス権を有するCSGセルの位置に関する位置情報(フィンガープリント情報)を記憶する。
制御部130は、eNB200のセルにおいて接続状態である際に、自身がアクセス権を有するCSGセルの位置に関する位置情報(フィンガープリント情報)に基づいて、自身がアクセス権を有するCSGセルの近傍に入ったことを検知すると、近接通知(Proximity Indication)をeNB200に送信するよう無線送受信部110を制御する。
当該近接通知に応じて、CSGセルに対する測定制御情報(Measurement configuration)をeNB200から無線送受信部110が受信すると、制御部130は、CSGセルの物理識別子(PCI:Physical Cell Identifier)を含む測定報告をeNB200に送信するよう無線送受信部110を制御する。
当該測定報告に応じて、報知情報(SI:System Information)の取得を要求する要求情報(SI request)をeNB200から無線送受信部110が受信すると、制御部130は、CSGセルの報知情報を取得し、当該報知情報に基づく測定報告をeNB200に送信するよう無線送受信部110を制御する。当該測定報告は、CSGセルの識別子(CGI:Cell Global Identifier)、トラッキングエリア識別子(TAI:Tracking Area Identifier)、CSG ID、及び、CSGメンバーであるか否かを示すステータス情報(Membership status)を含む。
制御部130は、測定報告と共に、ホワイトリスト更新情報を送信する。ホワイトリスト更新情報は、測定報告とは別個のメッセージとしてもよく、測定報告と共通のメッセージとしてもよい。本実施形態では、1ビットのホワイトリスト更新情報を測定報告に含める。例えば、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であれば“1”、そうでなければ“0”をホワイトリスト更新情報として設定する。
その後、CSGセルへのハンドオーバ指示(H.O. Command)をeNB200から無線送受信部110が受信すると、制御部130は、CSGセルとの接続(RRCコネクション)を確立する処理を開始する。
(2.2)eNB
図4は、eNB200のブロック図である。図4に示すように、eNB200は、無線送受信部210と、ネットワーク通信部220と、記憶部230と、制御部240と、を含む。
無線送受信部210は、無線信号を送受信する。また、無線送受信部210は、1又は複数のセルを形成する。
ネットワーク通信部220は、S1インターフェイス上でMME300との通信を行う。ネットワーク通信部220は、X2インターフェイス上でHeNB400との基地局間通信を行う。
記憶部230は、制御部240による制御に使用される各種情報を記憶する。
制御部240は、eNB200の各種の機能を制御する。
配下のUE100からの近接通知(Proximity Indication)を無線送受信部210が受信すると、制御部240は、CSGセルに対する測定を指示するための測定制御情報(Measurement Configuration)をUE100に送信するよう無線送受信部210を制御する。
当該測定制御情報に応じて、CSGセルの物理識別子(PCI:Physical Cell Identifier)を含む測定報告をUE100から無線送受信部210が受信すると、制御部240は、当該CSGセルの報知情報(SI:System Information)の取得を要求する要求情報(SI request)をUE100に送信するよう無線送受信部210を制御する。
当該要求情報に応じて、CSGセルの報知情報に基づく測定報告をUE100から無線送受信部210が受信すると、制御部240は、当該測定報告に基づいて、当該CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うか否かを判断する。
当該測定報告は、ホワイトリスト更新情報を含む。制御部240は、測定報告に含まれるホワイトリスト更新情報に応じて、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かを判断する。詳細には、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることが確認された場合、制御部240は、当該CSG認証を省略すると判断する。これに対し、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していることが確認された場合、制御部240は、当該CSG認証を実施すると判断する。
このように、ホワイトリストは、更新直後においては、MME300が管理しているCSG加入者情報(CSG Subscription Data)と同期がとれていると考えられることから、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であれば、MME300によるUE100のCSG認証を省略する。
制御部240は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、ホワイトリスト更新情報に基づいてMME300によるUE100のCSG認証を省略すると判断した場合に、MME300によるUE100のCSG認証を省略するとともに、ハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信するようネットワーク通信部220を制御する。
一方、制御部240は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、ホワイトリスト更新情報に基づいてMME300によるUE100のCSG認証を実施すると判断した場合に、UE100のCSG認証要求(CSG verification request)をS1インターフェイス上でMME300に送信するようネットワーク通信部310を制御する。当該CSG認証要求は、当該CSGセルのCSG ID及びUE100の識別情報を含む。
CSG認証成功を示す認証結果(CSG verification Ack)がMME300から得られた場合、制御部240は、ハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信するようネットワーク通信部220を制御する。CSG認証失敗を示す認証結果(CSG verification Nack)がMME300から得られた場合、制御部240は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを中止する。
その後、ハンドオーバ要求に対する肯定応答(H.O. Request Ack)がHeNB400から得られた場合には、制御部240は、CSGセルへのハンドオーバの指示(H.O. Command)をUE100に送信するよう無線送受信部210を制御する。
(2.3)MME
図5は、MME300のブロック図である。図5に示すように、MME300は、ネットワーク通信部310と、記憶部320と、制御部330と、を含む。
ネットワーク通信部310は、S1インターフェイス上でeNB200及びHeNB GW500との通信を行う。
記憶部320は、制御部330による制御に使用される各種情報を記憶する。記憶部320は、UE100のアクセス権に関するCSG加入者情報(CSG Subscription Data)を記憶する。CSG加入者情報は、UE100の識別子と、当該UE100がアクセス権を有する各CSGセルのCSG IDとを対応付けたものである。
制御部330は、MME300の各種の機能を制御する。
制御部330は、CSG加入者情報の更新を行う場合に、該当するUE100に対して、当該UE100のホワイトリストを更新するためのホワイトリスト更新メッセージを送信するようネットワーク通信部310を制御してもよい。その際、制御部330は、ホワイトリスト保証時間を指定する情報をホワイトリスト更新メッセージに含めてもよい。
ホワイトリスト保証時間を指定可能とする場合において、上述した一時的なCSGメンバー(Temporary Member)についてホワイトリストを更新する際は、メンバー期間に応じた時間長のホワイトリスト保証時間とすることができる。
UE100のCSG認証要求(CSG verification request)をeNB200からネットワーク通信部310が受信すると、制御部330は、当該CSG認証要求に含まれるCSG ID及びUE100の識別情報と、記憶部320に記憶されているCSG加入者情報とに基づいて、当該UE100のCSG認証を行う。
CSG認証要求に含まれるCSG ID及びUE100の識別情報がCSG加入者情報において対応付けられている場合、制御部330は、CSG認証成功と判断し、CSG認証成功を示す応答(CSG verification Ack)をS1インターフェイス上でeNB200に送信するようネットワーク通信部310を制御する。
一方、CSG認証要求に含まれるCSG ID及びUE100の識別情報がCSG加入者情報において対応付けられていない場合、制御部330は、CSG認証失敗と判断し、CSG認証失敗を示す応答(CSG verification Nack)をS1インターフェイス上でeNB200に送信するようネットワーク通信部310を制御する。
(2.4)HeNB
図6は、HeNB400のブロック図である。図6に示すように、HeNB400は、無線送受信部410と、ネットワーク通信部420と、記憶部430と、制御部440と、を含む。
無線送受信部410は、無線信号を送受信する。本実施形態では、無線送受信部410は、CSGセルを形成する。CSGセル(無線送受信部410)は、報知情報をBCCH(Broadcast Control Channel)上で送信する。当該報知情報は、CGI、TAI、及びCSG IDを含む。
ネットワーク通信部420は、S1インターフェイス上で、HeNB GW500を介してMME300との通信を行う。ネットワーク通信部420は、X2インターフェイス上でeNB200との基地局間通信を行う。
記憶部430は、制御部440による制御に使用される各種情報を記憶する。
制御部440は、HeNB400の各種の機能を制御する。
eNB200からのハンドオーバ要求をネットワーク通信部420が受信すると、制御部440は、当該ハンドオーバ要求を許可するか否かを判断する。制御部440は、当該ハンドオーバ要求を許可すると判断すると、当該ハンドオーバ要求に対する肯定応答(HO Request Ack)をX2インターフェイス上でeNB200に送信するようネットワーク通信部420を制御する。これに対し、制御部440は、当該ハンドオーバ要求を拒否すると判断すると、当該ハンドオーバ要求に対する否定応答(HO Request Nack)をX2インターフェイス上でeNB200に送信するようネットワーク通信部420を制御する。
(2.5)HeNB GW
図7は、HeNB GW500のブロック図である。図7に示すように、HeNB GW500は、ネットワーク通信部510と、記憶部520と、制御部530と、を含む。
ネットワーク通信部510は、S1インターフェイス上でMME300及びHeNB400との通信を行う。
記憶部520は、制御部530による制御に使用される各種情報を記憶する。記憶部520には、HeNB GW500の管理下にあるHeNB400が登録されている。
制御部530は、HeNB GW500の各種の機能を制御する。制御部530は、複数のHeNB400の集合を管理する。制御部530は、複数のHeNB400を代表してMME300との通信を行うようネットワーク通信部510を制御する。
(3)第1実施形態に係る動作
以下において、本実施形態に係る移動通信システムの動作シーケンス1及び2を説明する。
動作シーケンス1は、UE100においてホワイトリストを更新してから、ホワイトリスト保証時間内にCSGセルへのハンドオーバを行う場合の動作シーケンスである。
動作シーケンス2は、UE100においてホワイトリストを更新してから、ホワイトリスト保証時間経過後にCSGセルへのハンドオーバを行う場合の動作シーケンスである。
(3.1)動作シーケンス1
図8は、本実施形態に係る動作シーケンス1のシーケンス図である。本シーケンスの初期状態において、UE100は接続状態であり、eNB200のセルをサービングセルとして通信を行っている。
図8に示すように、ステップS101において、MME300は、UE100のホワイトリストを更新するためのホワイトリスト更新メッセージを、eNB200を介してUE100に送信する。ホワイトリスト更新メッセージは、ホワイトリスト保証時間を指定する情報を含む。
ステップS102において、UE100は、MME300からのホワイトリスト更新メッセージに応じて、自身のホワイトリストを更新するとともに、ホワイトリスト更新時刻を記録し、かつ、ホワイトリスト更新メッセージに含まれるホワイトリスト保証時間を記憶する。ただし、UE100は、ホワイトリスト更新時刻を記録することに代えて、ホワイトリスト経過時間を計時するためのタイマを起動してもよい。
ステップS103において、UE100は、HeNB400からの報知情報をBCCH上で受信する。
ステップS104において、UE100は、測定報告を送信すべきトリガが発生したことに応じて、サービングセル(eNB200)への測定報告を送信すると判断する。
ステップS105において、UE100は、ステップS101で記録したホワイトリスト更新時刻と現在時刻とに基づいてホワイトリスト経過時間を算出する。或いは、UE100は、上述したタイマの値に基づいてホワイトリスト経過時間を取得する。UE100は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを判断する。ここでは、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であると判断されたと仮定して説明を進める。
ステップS106において、UE100は、CGI、TAI、CSG ID、Membership status、及びホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)を含む測定報告をeNB200に送信する。当該ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることを示している。
ステップS107において、eNB200は、UE100からの測定報告に基づいて、HeNB400のCSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断する。CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した時点から、ハンドオーバ手順における準備段階(Preparation)が開始する。また、eNB200は、当該測定報告に含まれるホワイトリスト更新情報に基づいて、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かを判断する。ここでは、eNB200は、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることを確認して、当該CSG認証を省略すると判断する。
ステップS108において、eNB200は、UE100の受け入れを要求するためのハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信する。当該ハンドオーバ要求は、Membership statusを含む。HeNB400は、eNB200からのハンドオーバ要求を受信すると、当該ハンドオーバ要求に基づいて、当該ハンドオーバ要求を許可するか否かを判断する。ここでは、当該ハンドオーバ要求を許可すると仮定して説明を進める。
ステップS109において、HeNB400は、ハンドオーバ要求に対する肯定応答(H.O. Request Ack)をX2インターフェイス上でeNB200に送信する。
ステップS110において、eNB200は、HeNB400からの肯定応答(H.O. Request Ack)を受信したことに応じて、CSGセルへのハンドオーバの指示(H.O. Command)をUE100に送信する。
(3.2)動作シーケンス2
図9は、本実施形態に係る動作シーケンス2のシーケンス図である。本シーケンスでは、動作シーケンス1との相違点を主として説明する。
図9に示すように、ステップS201からステップS204は、動作シーケンス1のステップS101からステップS104と同様にして行われる。
ステップS205において、UE100は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを判断する。ここでは、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していると判断されたと仮定して説明を進める。
ステップS206において、UE100は、CGI、TAI、CSG ID、Membership status、及びホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)を含む測定報告をeNB200に送信する。当該ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していることを示している。
ステップS207において、eNB200は、UE100からの測定報告に基づいて、HeNB400のCSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断する。また、eNB200は、当該測定報告に含まれるホワイトリスト更新情報に基づいて、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かを判断する。ここでは、eNB200は、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していることを確認して、当該CSG認証を実施すると判断する。
ステップS208において、eNB200は、UE100のCSG認証要求(CSG verification request)をS1インターフェイス上でMME300に送信する。当該CSG認証要求は、CSGセルのCSG ID及びUE100の識別情報を含む。
ステップS209において、MME300は、CSG認証結果を示す応答(CSG verification response)をS1インターフェイス上でeNB200に送信する。ここでは、当該応答が認証成功(Ack)を示すと仮定して説明を進める。
ステップS210において、eNB200は、CSG認証成功に応じて、UE100の受け入れを要求するためのハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信する。以降のステップS211及びステップS212は、動作シーケンス1と同様にして行われる。
(4)第1実施形態のまとめ
以上説明したように、CSGセルを形成するHeNB400と、CSGセルへのUE100のハンドオーバ手順においてCSGセルへのアクセス権についてUE100のCSG認証を行うMME300と、を含む移動通信システムにおいて、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることに応じて、ハンドオーバ手順においてMME300によるUE100のCSG認証が省略される。
詳細には、ホワイトリストは、更新直後においては、MME300が管理しているCSG加入者情報(CSG Subscription Data)と同期がとれていると考えられることから、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であれば、ホワイトリストの信頼性が高いとみなし、MME300によるUE100のCSG認証を省略する。この場合、EPC20を経由しないハンドオーバ手順を適用できるため、CSGセルへのハンドオーバ手順を効率化することができる。
本実施形態では、UE100は、ハンドオーバ手順の前において、サービングセル(eNB200)に対して、CSGセルに関する測定報告と共にホワイトリスト更新情報を送信する。ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを示す。
このように、CSGセルに関する測定報告と共にホワイトリスト更新情報を送信することによって、eNB200は、UE100からの測定報告を受信した際に、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを把握できる。したがって、ハンドオーバ手順を開始するにあたり、EPC20を経由しないハンドオーバ手順の適用可否を判断できる。
本実施形態では、UE100は、MME300からのホワイトリスト更新メッセージに応じてホワイトリストを更新する。ホワイトリスト更新メッセージは、ホワイトリスト保証時間を指定する情報を含む。
このように、ホワイトリスト保証時間を指定する情報をホワイトリスト更新メッセージに含めることによって、ホワイトリスト保証時間をEPC20側で指定できるため、ホワイトリスト保証時間を必要に応じて変更することができる。
本実施形態では、eNB200は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、ホワイトリスト更新情報に基づいてホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であると判断した場合に、MME300によるUE100のCSG認証を省略するとともに、ハンドオーバ要求をHeNB400に送信する。
このように、CSGセルへのハンドオーバを行うと判断した際に、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であれば、ハンドオーバ要求をX2インターフェイス上でHeNB400に送信することで、速やかにCSGセルへのハンドオーバを行うことができる。
本実施形態では、eNB200は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、ホワイトリスト更新情報に基づいてホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していると判断した場合に、UE100のCSG認証をMME300に要求する。
このように、CSGセルへのハンドオーバを行うと判断した際に、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していれば、UE100のCSG認証をMME300に要求することで、CSGセルへのUE100のハンドオーバを可能な状態にすることができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を説明する。第1実施形態では、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かの判断をeNB200が行っていた。これに対し、第2実施形態では、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かの判断をHeNB400が行う。
(1)第2実施形態に係る動作
以下において、本実施形態に係る移動通信システムの動作シーケンス1及び2を説明する。
動作シーケンス1は、UE100においてホワイトリストを更新してから、ホワイトリスト保証時間内にCSGセルへのハンドオーバを行う場合の動作シーケンスである。
動作シーケンス2は、UE100においてホワイトリストを更新してから、ホワイトリスト保証時間経過後にCSGセルへのハンドオーバを行う場合の動作シーケンスである。
(1.1)動作シーケンス1
図10は、本実施形態に係る動作シーケンス1のシーケンス図である。本シーケンスの初期状態において、UE100は接続状態であり、eNB200のセルをサービングセルとして通信を行っている。
図10に示すように、ステップS301からステップS305は、第1実施形態に係る動作シーケンス1と同様にして行われる。
ステップS306において、eNB200は、UE100からの測定報告に基づいて、HeNB400のCSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断する。CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した時点から、ハンドオーバ手順における準備段階(Preparation)が開始する。第1実施形態とは異なり、eNB200は、当該測定報告に含まれるホワイトリスト更新情報に基づくCSG認証省略の可否判断を行わないことに留意すべきである。
ステップS307において、eNB200は、UE100の受け入れを要求するためのハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信する。当該ハンドオーバ要求は、Membership statusに加えて、UE100からの測定報告に含まれていたホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)を含む。本シーケンスでは、当該ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることを示している。
ステップS308において、HeNB400は、eNB200からのハンドオーバ要求を受信すると、当該ハンドオーバ要求に基づいて、当該ハンドオーバ要求を許可するか否かを判断する。詳細には、当該ハンドオーバ要求に含まれるホワイトリスト更新情報に基づいて、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かを判断する。ここでは、eNB200は、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であることを確認して、当該CSG認証を省略すると判断する。
ステップS309において、HeNB400は、eNB200からのハンドオーバ要求を許可すると判断して、当該ハンドオーバ要求に対する肯定応答(H.O. Request Ack)をX2インターフェイス上でeNB200に送信する。
ステップS310において、eNB200は、HeNB400からの肯定応答(H.O. Request Ack)を受信したことに応じて、CSGセルへのハンドオーバの指示(H.O. Command)をUE100に送信する。
(1.2)動作シーケンス2
図11は、本実施形態に係る動作シーケンス2のシーケンス図である。
図11に示すように、ステップS401からステップS405は、第1実施形態に係る動作シーケンス2と同様にして行われる。
ステップS406において、eNB200は、UE100からの測定報告に基づいて、HeNB400のCSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断する。第1実施形態とは異なり、eNB200は、当該測定報告に含まれるホワイトリスト更新情報に基づくCSG認証省略の可否判断を行わないことに留意すべきである。
ステップS407において、eNB200は、UE100の受け入れを要求するためのハンドオーバ要求(H.O. Request)をX2インターフェイス上でHeNB400に送信する。当該ハンドオーバ要求は、Membership statusに加えて、UE100からの測定報告に含まれていたホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)を含む。本シーケンスでは、当該ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過することを示している。
ステップS408において、HeNB400は、eNB200からのハンドオーバ要求を受信すると、当該ハンドオーバ要求に基づいて、当該ハンドオーバ要求を許可するか否かを判断する。詳細には、当該ハンドオーバ要求に含まれるホワイトリスト更新情報に基づいて、MME300によるUE100のCSG認証を省略するか否かを判断する。ここでは、eNB200は、ホワイトリスト更新情報により、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していることを確認して、当該CSG認証を実施すると判断する。
ステップS409において、HeNB400は、UE100のCSG認証要求(CSG verification request)をS1インターフェイス上でMME300に送信する。当該CSG認証要求は、CSGセルのCSG ID及びUE100の識別情報を含む。
ステップS410において、MME300は、CSG認証結果を示す応答(CSG verification response)をS1インターフェイス上でHeNB400に送信する。ここでは、当該応答が認証成功(Ack)を示すと仮定して説明を進める。
ステップS411において、HeNB400は、eNB200からのハンドオーバ要求を許可すると判断して、当該ハンドオーバ要求に対する肯定応答(H.O. Request Ack)をX2インターフェイス上でeNB200に送信する。
ステップS412において、eNB200は、HeNB400からの肯定応答(H.O. Request Ack)を受信したことに応じて、CSGセルへのハンドオーバの指示(H.O. Command)をUE100に送信する。
(2)第2実施形態のまとめ
以上説明したように、本実施形態では、eNB200は、CSGセルへのUE100のハンドオーバを行うと判断した場合に、ハンドオーバ要求と共にホワイトリスト更新情報をHeNB400に送信する。
このように、ハンドオーバ要求と共にホワイトリスト更新情報をHeNB400に送信することによって、HeNB400は、当該ホワイトリスト更新情報に基づいて、当該ハンドオーバ要求を許可するか否かを判断することができる。
本実施形態では、HeNB400は、ホワイトリスト更新情報に基づいてホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であると判断した場合に、MME300によるUE100のCSG認証を省略するとともに、ハンドオーバ要求に対する応答をeNB200に送信する。
このように、HeNB400は、UE100の正当性(すなわち、ホワイトリストの正当性)を確認した上で、eNB200からのハンドオーバ要求を許可することができる。
本実施形態では、HeNB400は、ホワイトリスト更新情報に基づいてホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間を超過していると判断した場合に、UE100のCSG認証をMME300に要求する。
このように、HeNB400は、UE100の正当性(すなわち、ホワイトリストの正当性)を確認できなければ、UE100のCSG認証をMME300に要求することで、CSGセルへのUE100のハンドオーバを可能な状態にすることができる。
[その他の実施形態]
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。
例えば、上述した各実施形態では、CSGセルへのハンドオーバ手順を主として説明したが、ハイブリッドセルへのハンドオーバ手順に対して本発明を適用してもよい。
また、上述した各実施形態では、ホワイトリスト更新情報(Whitelist Update Info.)は、ホワイトリスト経過時間がホワイトリスト保証時間内であるか否かを示す情報である一例を説明した。
しかしながら、ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト更新時刻を示す情報であってもよい。この場合、基地局(eNB200又はHeNB400)側でホワイトリスト経過時間を算出することになる。
また、ホワイトリスト更新情報は、ホワイトリスト経過時間又はホワイトリスト更新時刻に基づく情報であればよく、単に「MME300によるCSG認証が必要とされるか否か(すなわち、UE100がCSGメンバーであることが保証されているか否か)」を示す情報としてもよい。
なお、米国仮出願第61/612035号(2012年3月16日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明に係る通信制御方法、ユーザ端末、基地局、及びホーム基地局は、特定セルへのハンドオーバ手順を効率化することができるため、移動通信分野において有用である。

Claims (11)

  1. 特定セルを形成するホーム基地局と、
    前記特定セルへのユーザ端末のハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について前記ユーザ端末の認証を行う移動管理装置と、
    を含む移動通信システムに適用される通信制御方法であって、
    前記ユーザ端末が、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するステップAと、
    前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するステップBと、
    前記ユーザ端末が、前記ハンドオーバ手順の前において、前記特定セルに関する測定報告をサービングセルに送信するステップCと、
    を有し、
    前記ステップCにおいて、前記ユーザ端末は、前記経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を、前記測定報告と共に送信することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記所定情報は、前記経過時間が前記所定時間内であるか否かを示すことを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  3. 前記ステップAにおいて、前記ユーザ端末は、前記移動管理装置からのリスト更新メッセージに応じて前記リストを更新し、
    前記リスト更新メッセージは、前記所定時間を指定する情報を含むことを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  4. 前記サービングセルを形成する基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間内であると判断した場合に、前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するとともに、ハンドオーバ要求を前記ホーム基地局に送信するステップDをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  5. 前記基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合で、かつ、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間を超過していると判断した場合に、前記ユーザ端末の認証を前記移動管理装置に要求するステップEをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  6. 前記サービングセルを形成する基地局が、前記特定セルへの前記ユーザ端末のハンドオーバを行うと判断した場合に、ハンドオーバ要求と共に前記所定情報を前記ホーム基地局に送信するステップFをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  7. 前記ホーム基地局が、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間内であると判断した場合に、前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略するとともに、前記ハンドオーバ要求に対する応答を前記基地局に送信するステップGをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  8. 前記ホーム基地局が、前記所定情報に基づいて前記経過時間が前記所定時間を超過していると判断した場合に、前記ユーザ端末の認証を前記移動管理装置に要求するステップHをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  9. 特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置を含む移動通信システムにおいて、サービングセルから前記特定セルへのハンドオーバを行うユーザ端末であって、
    自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新する制御を行う制御部と、
    前記特定セルに関する測定報告を前記サービングセルに送信する送信部と、
    を有し、
    前記送信部は、前記リストが更新されてからの経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を、前記測定報告と共に送信することを特徴とするユーザ端末。
  10. 特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置と、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するユーザ端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記ユーザ端末のサービングセルを形成する基地局であって、
    前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略する制御を行う制御部と、
    前記ハンドオーバ手順の前において、前記特定セルに関する測定報告を、前記経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報と共に前記ユーザ端末から受信する受信部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  11. 特定セルへのハンドオーバ手順において前記特定セルへのアクセス権について認証を行う移動管理装置と、自身がアクセス可能な特定セルのリストを更新するユーザ端末と、を含む移動通信システムにおいて、前記特定セルを形成するホーム基地局であって、
    前記リストが更新されてからの経過時間が所定時間内であることに応じて、前記ハンドオーバ手順において前記移動管理装置による前記ユーザ端末の認証を省略する制御を行う制御部と、
    前記ユーザ端末のサービングセルを形成する基地局から、前記経過時間又は前記リストの更新時刻に関する所定情報を受信する受信部と、
    を有し、
    前記所定情報は、前記ハンドオーバ手順の前において、前記特定セルに関する測定報告と共に前記ユーザ端末によって前記サービングセルに送信されることを特徴とするホーム基地局。
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