JP5851283B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
従来、磁気共鳴イメージング装置において、呼吸による画質の劣化を防ぐための撮像法として、被検体の呼吸に同期させて撮像を行う呼吸同期撮像が知られている。また、このような呼吸同期撮像において、呼吸周期を一定に保つために、撮像中に呼吸のタイミングをガイドする音声を被検体に報知する方法が知られている。
Parienty et al. "Renal Artery Stenosis Evaluation in Chronic Kidney Disease; Radiology: Volume 259: Number 2 pp 592−601, 2011
本発明が解決しようとする課題は、呼吸タイミングを報知する間隔を被検体に応じて適切に設定することができる磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、実行部と、計測部と、シーケンス設定部とを備える。実行部は、本スキャンの前に、所定の繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら前記被検体の呼吸による移動量を示すデータを収集する準備スキャンを、前記繰り返し間隔を変えて複数回実行する。計測部は、前記準備スキャンにより収集されたデータに基づいて、複数の繰り返し間隔ごとに、前記被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する。シーケンス設定部は、前記静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定し、特定した繰り返し間隔で前記被検体に呼吸タイミングを報知しながら前記静止期間で画像生成用のデータを収集する本スキャン用のシーケンスを設定する。
図1は、本実施形態に係るMRI装置の構成を示す図である。 図2は、本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本実施形態に係る実行部17aによって実行される準備スキャンの一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係るシーケンス設定部17cによって設定される本スキャン用のシーケンスの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係るMRI装置100による呼吸同期撮像の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging:MRI)装置について説明する。
図1は、本実施形態に係るMRI装置の構成を示す図である。同図に示すように、本実施形態に係るMRI装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、送信RFコイル6、送信部7、受信RFコイル8、受信部9、計算機システム10を備える。
静磁場磁石1は、中空の円筒形状に形成された磁石であり、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形状に形成されたコイルであり、静磁場磁石1の内側に配置される。この傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、後述する傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、X,Y,Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生させる。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。
ここで、傾斜磁場コイル2によって発生するX,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応している。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
傾斜磁場電源3は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、傾斜磁場コイル2に電流を供給する装置である。
寝台4は、被検体Sが載置される天板4aを備えた装置であり、後述する寝台制御部5による制御のもと、天板4aを、被検体Sが載置された状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、この寝台4は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。
寝台制御部5は、寝台4を制御する装置であり、寝台4を駆動して、天板4aを長手方向および上下方向へ移動する。
送信RFコイル6は、傾斜磁場コイル2の内側に配置されたコイルであり、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部7は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する装置であり、発振部、位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、高周波電力増幅部などを有する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数の高周波信号を発生する。位相選択部は、上記高周波信号の位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力された高周波信号の周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変調部から出力された高周波信号の振幅を例えばsinc関数に従って変調する。高周波電力増幅部は、振幅変調部から出力された高周波信号を増幅する。これらの各部の動作の結果として、送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。
受信RFコイル8は、傾斜磁場コイル2の内側に配置されたコイルであり、上記の高周波磁場の影響によって被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。この受信RFコイル8は、磁気共鳴信号を受信すると、その磁気共鳴信号を受信部9へ出力する。
受信部9は、計算機システム10から送られるパルスシーケンス実行データに基づいて、受信RFコイル8から出力される磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する装置である。この受信部9は、磁気共鳴信号データを生成すると、その磁気共鳴信号データを計算機システム10に送信する。なお、受信部9は、静磁場磁石1や傾斜磁場コイル2などを備える架台装置側に備えられていてもよい。
計算機システム10は、MRI装置100の全体制御や、データ収集、画像再構成などを行う装置であり、インタフェース部11、データ収集部12、データ処理部13、記憶部14、表示部15、入力部16および制御部17を有している。
インタフェース部11は、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7および受信部9に接続されており、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を制御する処理部である。
データ収集部12は、インタフェース部11を介して、受信部9から送信される磁気共鳴信号データを収集する処理部である。データ収集部12は、磁気共鳴信号データを収集すると、収集した磁気共鳴信号データを記憶部14に記憶させる。
データ処理部13は、記憶部14に記憶されている磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成処理を施すことによって、被検体S内における所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを生成する処理部である。
記憶部14は、データ収集部12によって収集された磁気共鳴信号データと、データ処理部13によって生成された画像データなどを、被検体Sごとに記憶する記憶部である。表示部15は、制御部17による制御のもと、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を表示する装置である。この表示部15としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部16は、操作者から各種操作や情報入力を受け付ける装置である。この入力部16としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部17は、図示していないCPUやメモリ等を有し、MRI装置100を総括的に制御する処理部である。
報知部18は、被検体に呼吸タイミングを報知する。本実施形態では、報知部18は、音声により呼吸タイミングを報知する。例えば、報知部18は、「吸って」や「吐いて」などのあらかじめ記録された音声を電気信号としてスピーカ19に送る。スピーカ19は、電気信号を振動に変換して音声を出力する。
以上、本実施形態に係るMRI装置100の全体構成について説明した。このような構成のもと、本実施形態に係るMRI装置100は、一定の間隔で被検体に呼吸タイミングを報知して、呼吸同期撮像を行う。従来、このような呼吸同期撮像では、例えば、息を吸うタイミングと吐くタイミングとを音声で被検体に報知し、腹部の動きが少ない状態で画像生成用のデータが収集される。しかしながら、腹部の動きが少ない状態となるタイミングは、被検体によって異なり、さらに、呼吸タイミングを報知する間隔によっても異なる。そのため、従来、呼吸タイミングを報知する間隔が適切であるか否かは、実際に被検体の撮像を行ってみないと分からなかった。
そこで、本実施形態に係るMRI装置100は、本スキャンの前に、所定の繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら被検体の呼吸による移動量を示すデータを収集する準備スキャンを、繰り返し間隔を変えて複数回実行する。また、MRI装置100は、準備スキャンにより収集されたデータに基づいて、複数の繰り返し間隔ごとに、被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する。そして、MRI装置100は、静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定し、特定した繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら静止期間で画像生成用のデータを収集する本スキャン用のシーケンスを設定する。
すなわち、第1の実施形態に係るMRI装置100は、本スキャンの前に繰り返し間隔を変えて複数回準備スキャンを実行することで、被検体の動きが小さい静止期間が最も長くなる繰り返し間隔を特定して本スキャン用のシーケンスを設定する。これにより、呼吸タイミングを報知する間隔を被検体に応じて適切に設定することができるようになる。
以下、かかるMRI装置100について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100の詳細な構成を示す機能ブロック図である。なお、図2は、図1に示した各部のうち、傾斜磁場電源3、送信部7、受信部9、計算機システム10、インタフェース部11、データ収集部12、記憶部14、入力部16、制御部17、及び報知部18を示している。
図2に示すように、記憶部14は、撮像条件記憶部14aと、収集データ記憶部14bと、閾値記憶部14cとを有する。また、制御部17は、実行部17aと、計測部17bと、シーケンス設定部17cと、閾値設定部17dと、検出部17eと、報知制御部17fとを有する。
撮像条件記憶部14aは、撮像条件を記憶する。具体的には、撮像条件記憶部14aは、撮像条件として、各種スキャンで用いられるシーケンスを定義するため各種の撮像パラメータの値を記憶する。
収集データ記憶部14bは、データ収集部12によって収集されたデータ(磁気共鳴信号データ)を記憶する。
閾値記憶部14cは、本スキャン中に被検体の移動量が少ないと判定するための閾値を記憶する。なお、この閾値記憶部14cによって記憶される閾値は、後述する閾値設定部17dによって設定される。
実行部17aは、各種スキャンを実行する。具体的には、実行部17aは、本スキャンの前に、所定の繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら被検体の呼吸による移動量を示すデータを収集する準備スキャンを、繰り返し間隔を変えて複数回実行する。この準備スキャンは、例えば、本スキャンの前に被検体が行う息止め練習の際に実行される。
ここで、例えば、実行部17aは、準備スキャンを実行するごとに、操作者から繰り返し間隔の指定を受け付け、受け付けた繰り返し間隔を用いて準備スキャンを行う。この場合には、実行部17aは、操作者によって指示された回数だけ、準備スキャンを実行することになる。
また、例えば、実行部17aは、あらかじめ操作者から指定された複数の繰り返し間隔を用いて、準備スキャンを行ってもよい。この場合には、例えば、繰り返し間隔は、複数の間隔が段階的に設定される。そして、実行部17aは、操作者から指定された繰り返し間隔の数だけ、準備スキャンを実行することになる。
なお、実行部17aは、1つの繰り返し間隔について、準備スキャンを1回だけ実行してもよいし、複数回実行してもよい。
図3は、本実施形態に係る実行部17aによって実行される準備スキャンの一例を示す図である。図3に示すように、例えば、実行部17aは、準備スキャンとして、音声ガイドV1及びV2を繰り返し間隔Trepで繰り返し報知しながら、音声ガイドと同期して、モニタスキャンNaviを実行する。このとき、実行部17aは、報知部18に指示することで、繰り返し間隔Trepで音声ガイドV1及びV2を報知させる。このとき、例えば、実行部17aは、音声ガイドV1として「吸って」の音声を発生させ、音声ガイドV2として「吐いて」の音声を発生させるように、報知部18に指示する。
また、例えば、実行部17aは、モニタスキャンNaviとして、被検体の横隔膜付近に設定された領域からナビゲータ信号と呼ばれる磁気共鳴信号を収集するスキャンを実行する。このスキャンによって収集されたナビゲータ信号により肝臓と肺の境界を検出して横隔膜の変位を測定することで、腹部の移動量を検出することができる。このような磁気共鳴信号を利用した検出方法は、例えば、Wang et.al “Navigator−Echo−based Real−Time Respiratory Gating and Triggering for Reduction of Respiration Effects in Tree−dimensional Coronary MR Angiography”, Radiology 1996; 198:55−60に記載されている。
そして、図3に示すように、実行部17aは、報知制御部17fに指示することで、繰り返し間隔Trepを変えながら、上述した準備スキャンを繰り返し実行する。なお、準備スキャンによって収集されたデータは、繰り返し間隔ごとに収集データ記憶部14bに記憶される。
以上、実行部17aによって実行される準備スキャンについて説明したが、実行部17aは、後述するシーケンス設定部17cによって設定される本スキャン用のシーケンスに基づいて、本スキャンも実行する。なお、シーケンス設定部17cによって設定される本スキャン用のシーケンスについては、後に詳細に説明する。
図2に戻って、計測部17bは、準備スキャンにより収集されたデータに基づいて、複数の繰り返し間隔ごとに、被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する。
具体的には、計測部17bは、実行部17aによって準備スキャンが実行されると、準備スキャンによって収集されたデータを収集データ記憶部14bから読み出す。そして、計測部17bは、読み出したデータを用いて、繰り返し間隔ごとに、呼吸タイミングの報知が終了してから被検体の呼吸による移動量が所定量より小さくなるまでの時間と、被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く静止期間の長さを計測する。
例えば、図3に示した例で説明すると、計測部17bは、モニタスキャンNaviによって収集されたデータに基づいて、音声ガイドV2が終了してから、単位時間当たりの腹部の移動量が所定の範囲内に収まるまでの時間Txを計測する。さらに、計測部17bは、モニタスキャンNaviによって収集されたデータに基づいて、音声ガイドV2が終了して時間Txが経過した時点から、単位時間当たりの腹部の移動量が所定の範囲内に収まっている状態が続く期間を静止期間として検出する。そして、計測部17bは、検出した静止期間の長さTyを計測する。
なお、実行部17aによって1つの繰り返し間隔について準備スキャンが複数回実行された場合には、1つの繰り返し間隔について、複数の静止期間の長さが計測されることになる。その場合には、例えば、計測部17bは、繰り返し間隔ごとに、最も長い静止期間を採用してもよいし、最も短い静止期間を採用してもよい。または、計測部17bは、繰り返し間隔ごとに、静止期間の長さの平均値を算出してもよい。
図2に戻って、シーケンス設定部17cは、計測部17bによって計測された静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定し、特定した繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら静止期間で画像生成用のデータを収集する本スキャン用のシーケンスを設定する。なお、シーケンス設定部17cは、k空間を複数の領域に分割し、分割した領域ごとにデータ収集を行うシーケンスが本スキャンで実行される場合に、特定した繰り返し間隔に対応する静止期間の長さに応じてk空間の分割数を導出して、シーケンスを設定する。
具体的には、シーケンス設定部17cは、計測部17bによって、繰り返し間隔ごとに、呼吸タイミングの報知が終了してから被検体の呼吸による移動量が所定量より小さくなるまでの時間Txと静止期間の長さTyとが計測されると、複数の繰り返し間隔のうち、静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定する。そして、シーケンス設定部17cは、特定した繰り返し間隔、及び、その繰り返し間隔に対応するTx及びTyを用いて、本スキャン用のシーケンスを設定する。
図4は、本実施形態に係るシーケンス設定部17cによって設定される本スキャン用のシーケンスの一例を示す図である。なお、図4は、FFE(Fast Field Echo)3D(Dimensional)−SSFP(Steady State Free Precession)のシーケンスを一例として示しており、このシーケンスでは、k空間を複数の領域に分割し、分割した領域ごとにデータの収集が行われる。
図4に示すように、例えば、シーケンス設定部17cは、繰り返し間隔Trepで音声ガイドV1(”吸って”)及びV2(”吐いて”)を報知しながらデータ収集を行うシーケンスを設定する。このとき、シーケンス設定部17cは、Trepとして、静止期間の長さが最も長くなるものとして特定した繰り返し時間を設定する。
また、シーケンス設定部17cは、シーケンスの開始から時間Tvが経過した時に音声ガイドV1を報知し、その後、時間Tvoiceが経過した時点で音声ガイドV2の報知が完了するように、音声ガイドV1及びV2の報知タイミングを設定する。なお、Tv及びTvoiceは、あらかじめ操作者によって設定される。
そして、シーケンス設定部17cは、音声ガイドV2の報知が完了してから時間Tdが経過した後に、時間Tacqの間にデータ収集が行われるように、データ収集のタイミングを設定する。このとき、シーケンス設定部17cは、計測部17bによって計測された時間TxをTdとして設定し、計測部17bによって計測された時間TyをTacqとして設定する。なお、シーケンス設定部17cは、時間Tacqが経過した後は、あらかじめ操作者によって決められた時間Trecが経過した時点で次の音声ガイドV1が報知されるように、シーケンスを設定する。
例えば、図4に示すように、ラベリング用の反転パルスTAGを印加した後に、被検体の移動を検出するためのモニタスキャンrefProbeを行い、その後、脂肪抑制パルスFatSat及びアーチファクト軽減のための信号抑制パルスPreSatを印加した後に、時間TIが経過してから複数の繰り返し時間TRごとに励起用のRFパルスを印加してデータ収集を行うこととする。なお、TAGが印加されてから最初の励起パルスが印加されるまでの時間TIと、モニタスキャンが開始されるタイミングから最初の励起パルスが印加されるまでの時間Trefは、それぞれ、あらかじめ操作者によって撮像条件として設定され、撮像条件記憶部14aに記憶される。
この場合には、シーケンス設定部17cは、時間Tacqの間に、モニタスキャンrefProbe及びデータ収集が行われるように、モニタスキャンrefProbe及びデータ収集のタイミングを設定する。例えば、シーケンス設定部17cは、音声ガイドV2の報知が完了してから時間Tdが経過した時点でモニタスキャンrefProbeを開始するように、シーケンスを設定する。
ここで、前述したように、Trefは撮像条件として設定されるため、長さが固定である。そのため、最初の励起パルスが印加されてから各TRについてデータ収集が行われるまでの時間Tssfpは、Tacqの長さに応じて変わることになる。そして、Tacqは、計測部17bによって計測された時間Tyが設定されるので、準備スキャンの結果に応じて変化する。
そこで、シーケンス設定部17cは、ここで例示するFFE3D−SSFPのように、k空間を複数の領域に分割し、分割した領域ごとにデータの収集が行われる場合には、特定した繰り返し間隔Trepに対応する静止期間の長さTacqに応じて、k空間の分割数を導出する。例えば、画像生成に必要なライン数が256であったとすると、Tacqの間に32ライン分のデータ収集が可能であった場合には、セグメント数を8とする。この場合には、図4に示すシーケンスが8回繰り返されることになる。
このように、シーケンス設定部17cが、k空間を複数の領域に分割してデータ収集を行うシーケンスが本スキャンで実行される場合に、特定した繰り返し間隔に対応する静止期間の長さに応じてk空間の分割数を導出することで、被検体に応じて、適切なセグメント数を設定することが可能になる。
図2に戻って、閾値設定部17dは、準備スキャンによって収集されたデータに基づいて、被検体の移動量が少ないと判定するための閾値を設定する。例えば、閾値設定部17dは、計測部17bによって静止期間を検出する際に用いられる所定量に一定の値を加算又は減算することで、閾値を設定する。
検出部17eは、本スキャン中に、被検体の呼吸による移動量を検出する。具体的には、検出部17eは、本スキャン中に実行されるモニタスキャンによって収集されたデータに基づいて、被検体の呼吸による移動量を検出する。例えば、検出部17eは、本スキャン中に、図4に示したモニタスキャンrefProbeによって収集されたデータに基づいて、被検体の呼吸による移動量を検出する。なお、この本スキャンで行われるモニタスキャンによる被検体の移動量の検出方法は、準備スキャンで行われるモニタスキャンによる方法と同じである。
報知制御部17fは、本スキャン中に、検出部17eによって検出された移動量に基づいて、報知部18による呼吸タイミングの報知を制御する。
具体的には、報知制御部17fは、本スキャン中に、検出部17eによって検出された移動量が閾値設定部17dによって設定された閾値を所定の回数連続して超えた場合に、呼吸タイミングの報知を休止させ、所定の回数休止させた後に呼吸タイミングの報知を再開させるように報知部18を制御する。
また、報知制御部17fは、本スキャン中に、検出部17eによって検出された移動量に基づいて被検体の実際の呼吸タイミングを検知し、検知した呼吸タイミングに応じて、音声の再生速度を変えるように報知部18を制御する。
例えば、報知制御部17fは、本スキャン中に、検出部17eによって検出された移動量に基づいて、被検体の呼吸周期を検出する。そして、報知制御部17fは、検出した呼吸周期の長さと本スキャン中に報知される呼吸タイミングの繰り返し間隔の長さとの間にずれが生じた場合に、報知部18に指示することで、音声の再生速度を変更させる。
具体的な例として、報知制御部17fは、検出した呼吸周期の長さが呼吸タイミングの繰り返し間隔より短くなった場合には、音声の再生速度を下げるように報知部18に指示する。一方、報知制御部17fは、検出した呼吸周期の長さが呼吸タイミングの繰り返し間隔より長くなった場合には、音声の再生速度を上げるように報知部18に指示する。
このように、報知制御部17fが、本スキャン中に、呼吸タイミングを報知する音声の再生速度を変えることで、被検体の呼吸間隔を調整して呼吸タイミングを報知する間隔に合わせることが可能になる。
次に、本実施形態に係るMRI装置100による呼吸同期撮像の処理手順について説明する。図5は、本実施形態に係るMRI装置100による呼吸同期撮像の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、MRI装置100では、実行部17aが、入力部16を介して操作者から準備スキャンの開始指示を受け付けると(ステップS101,Yes)、所定の繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながらモニタスキャンを実行する(ステップS102)。また、計測部17bが、モニタスキャンにより収集されたデータに基づいて、被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する(ステップS103)。
続いて、実行部17aは、モニタスキャンを所定の回数だけ実施したか否かを判定し(ステップS104)、実施していない場合には(ステップS104,No)、繰り返し間隔を変更して(ステップS105)、再度モニタスキャンを実行する(ステップS102)。そして、実行部17aがモニタスキャンを所定の回数だけ実施した場合には(ステップS104,Yes)、計測部17bが、準備スキャンにより収集されたデータに基づいて、複数の繰り返し間隔ごとに、被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する。
続いて、シーケンス設定部17cが、計測部17bによって計測された静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定する(ステップS106)。そして、シーケンス設定部17cは、特定した繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら静止期間で画像生成用のデータを収集する本スキャン用のシーケンスを設定する(ステップS107)。
その後、実行部17aが、入力部16を介して操作者から本スキャンの開始指示を受け付けると(ステップS108,Yes)、シーケンス設定部17cによって設定されたシーケンスを用いて、本スキャンを実行する(ステップS109)。そして、実行部17aが全てのデータを収集すると(ステップS110,Yes)、データ処理部13が、収集されたデータから画像を再構成する(ステップS111)。
上述したように、本実施形態に係るMRI装置100は、本スキャンの前に繰り返し間隔を変えて複数回準備スキャンを実行することで、被検体の動きが小さい静止期間が最も長くなる繰り返し間隔を特定して本スキャン用のシーケンスを設定する。したがって、本実施形態によれば、呼吸タイミングを報知する間隔を被検体に応じて適切に設定することができる。
なお、上記実施形態では、報知制御部17fが、閾値設定部17dによって設定された閾値を用いて、呼吸タイミングの報知を制御する例について説明した。しかしながら、例えば、本撮像中に被検体が眠ってしまった場合など、被検体の状態に応じて、呼吸による移動量が変化する場合がある。そこで、例えば、報知制御部17fが、本スキャン中に、検出部17eによって検出された移動量に基づいて閾値を変更するようにしてもよい。
例えば、被検体の呼吸が徐々に浅くなったり、徐々に深くなったりする場合には、それに応じて閾値も変更するのが望ましい。そこで、例えば、報知制御部17fは、被検体が息を吐ききったときの移動量が所定数の周期にわたって連続して増加した場合には、閾値を所定の値だけ大きくする。一方、検出部17eは、被検体が息を吐ききったときの移動量が所定数の周期にわたって連続して減少した場合には、閾値を所定の値だけ小さくする。
また、上記実施形態では、実行部17aが、繰り返し間隔を変えて準備スキャンを複数回実行する例について説明した。しかしながら、例えば、実行部17aは、繰り返し間隔を変えるだけでなく、音声ガイドV1と音声ガイドV2との間隔や、音声ガイドV1及びV2それぞれの再生速度を変えて、準備スキャンを複数回実行してもよい。その場合には、静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔だけでなく、静止期間の長さが最も長くなる音声ガイドV1と音声ガイドV2との間隔、及び/又は、静止期間の長さが最も長くなる音声ガイドV1及びV2それぞれの再生速度に基づいて、本スキャン用のシーケンスが設定される。
また、上記実施形態では、報知部18が、音声により呼吸タイミングを報知する例について説明した。しかしながら、例えば、報知部18は、音声以外の情報で被検体に呼吸のタイミングを報知してもよい。例えば、報知部18は、呼吸のタイミングを示す映像を被検体が視認可能なモニタに出力してもよい。具体的な例として、例えば、報知部18は、呼気及び吸気のタイミングを波状の曲線で表し、その曲線を動的にモニタに出力する。
また、上記実施形態では、検出部17eが、本スキャン中に実行されるモニタスキャンによって収集されたデータに基づいて、被検体の呼吸による移動量を検出する例について説明した。しかしながら、検出部17eは、例えば、呼吸センサによって検出される呼吸信号に基づいて、被検体の呼吸による移動量を検出してもよい。ここでいう呼吸センサは、例えば、呼吸による動きを空気圧として検出し、検出した空気圧を電気信号に変換して呼吸信号として出力するものである。
以上説明した実施形態によれば、呼吸タイミングを報知する間隔を被検体に応じて適切に設定することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
17a 実行部
17b 計測部
17c シーケンス設定部

Claims (5)

  1. 本スキャンの前に、所定の繰り返し間隔で被検体に呼吸タイミングを報知しながら前記被検体の呼吸による移動量を示すデータを収集する準備スキャンを、前記繰り返し間隔を変えて複数回実行する実行部と、
    前記準備スキャンにより収集されたデータに基づいて、複数の繰り返し間隔ごとに、前記被検体の呼吸による移動量が所定量より小さい状態が続く期間である静止期間の長さを計測する計測部と、
    前記静止期間の長さが最も長くなる繰り返し間隔を特定し、特定した繰り返し間隔で前記被検体に呼吸タイミングを報知しながら前記静止期間で画像生成用のデータを収集する本スキャン用のシーケンスを設定するシーケンス設定部と
    を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記シーケンス設定部は、k空間を複数の領域に分割し、分割した領域ごとにデータ収集を行うシーケンスが本スキャンで実行される場合に、特定した繰り返し間隔に対応する静止期間の長さに応じて前記k空間の分割数を導出して、前記シーケンスを設定することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記被検体に前記呼吸タイミングを報知する報知部と、
    本スキャン中に、前記被検体の呼吸による移動量を検出する検出部と、
    本スキャン中に、前記検出部によって検出された移動量に基づいて、前記報知部による呼吸タイミングの報知を制御する報知制御部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記準備スキャンによって収集されたデータに基づいて、前記被検体の移動量が少ないと判定するための閾値を設定する閾値設定部をさらに備え、
    前記報知制御部は、本スキャン中に、前記検出部によって検出された移動量が前記閾値を所定の回数連続して超えた場合に、前記呼吸タイミングの報知を休止させ、所定の回数休止させた後に前記呼吸タイミングの報知を再開させるように前記報知部を制御することを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記報知部は、音声により前記呼吸タイミングを報知し、
    前記報知制御部は、本スキャン中に、前記検出部によって検出された移動量に基づいて前記被検体の実際の呼吸タイミングを検知し、検知した呼吸タイミングに応じて、前記音声の再生速度を変えるように前記報知部を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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