JP5849551B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、共用エントランス部と、専用部と、前記専用部に連続する共用通路部とを備え、前記共用通路部の照明設備の稼動に対する節電を図る照明制御機構が設けられている建物に関する。
従来、この種の建物としては、共用通路部の利用率が低い時には、照明の照度を下げるようにして節電を図ることが実施されている。
その具体例としては、共用通路部に複数設置される照明器具を2灯式に構成し、これら照明器具を、予め設定した時間帯毎に、点灯を自動的に切り替えるように照明制御機構を構成してあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
例えば、人が共用通路部を高い頻度で利用する夕方から深夜までは2灯とも点灯させる一方、利用率が低い深夜から明け方までは1灯のみを点灯させるといったことが実施されていた。
特開2005−235634号公報(図2)
上述した従来の建物によれば、全ての照明器具を継続して点灯させておくことに比較すれば無駄な電力消費を低減することができるものの、共用通路部に人が居ない時でも照明器具を点灯させていることがあり、更なる節電が望まれるものである。
そこで、この目的を叶える為に、共用通路部に人感センサを設置しておき、その人感センサによって人の存在を検出しない状態においては、共用通路部の照明器具を自動的に消灯させるように照明制御機構によって制御し、一方、人が共用通路部に立ち入った状態を人感センサによって検出した状態においては、共用通路部の照明器具を自動的に点灯させるように照明制御機構によって制御することが考えられる。
しかしながら、この場合は、消灯状態の共用通路部に人が立ち入ろうとする時には、共用通路部の人感センサがその人の存在を検出するまでの間は、共用通路部は消灯状態が維持され、人は、暗闇の共用通路部に進入していくことになる。人感センサが人の存在を検出したら照明器具は点灯するというものの、暗闇に進入する人に心理的な違和感や、恐怖心を与えてしまう虞がある。
このような問題点は、特に、外光が入らない共用通路部(内部通路)の場合は、一日を通じて生じる虞がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、共用通路部の照明設備の稼動に対する節電を図るにあたって、人が共用通路部に入る時には照明が自動的に点灯している状態を再現でき、暗闇に進入することを無くして、心理的な違和感や恐怖心を与えにくいようにできる建物を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、入居者が異なる複数の専用部と、前記複数の専用部に連続する共用通路部と、外部への出入口を有すると共に、前記共用通路部に連続する共用エントランス部と、前記共用通路部の照明設備の稼動に対する節電を図る照明制御機構と、が設けられている建物であって、人が前記共用エントランス部から前記共用通路部に移動する前にその移動に係わる操作を行う第1操作部と、人が前記専用部から前記共用通路部に移動する前にその移動に係わる操作を行う第2操作部とを設け、前記照明制御機構は、前記第1操作部の操作に連動して前記照明設備を点灯制御する第1点灯制御部と、前記第2操作部の操作に連動して前記照明設備を点灯制御する第2点灯制御部と、前記照明設備の稼動が不要のとき前記照明設備を消灯制御する消灯制御部とを備えており、前記第2操作部は、前記専用部内で該当階にエレベータを呼び出す呼び出し指示部であるところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、照明制御機構は、第1操作部の操作に連動して照明設備を点灯制御する第1点灯制御部と、第2操作部の操作に連動して照明設備を点灯制御する第2点灯制御部と、照明設備の稼動が不要のとき照明設備を消灯制御する消灯制御部とを備えているから、人が共用エントランス部から共用通路部に移動する前に行った第1操作部への操作を受けて、第1点灯制御部によって共用通路部の照明設備を点灯制御できる。
また、同様に、人が専用部から共用通路部に移動する前に行った第2操作部への操作を受けて、第2点灯制御部によって共用通路部の照明設備を点灯制御できる。
第2操作部として、該当階へエレベータを呼び出す呼び出し指示部が設けてあるので、呼び出し指示部によってエレベータを該当階へ呼び出し指示操作することによって、照明設備の点灯操作としての特別な操作を行うことなく、第2点灯制御部によって呼び出し指示部の呼び出し指示操作を受けて共用通路部の照明設備を点灯させることができる。しかも、その照明設備の点灯は、呼び出し指示部を操作した人が共用通路部に立ち入る前に実施される。
従って、専用部から共用通路部へ移動する人が、共用通路部の照明設備の点灯操作を意識することなく、移動する前に共用通路部の照明設備を点灯させることができる。
その結果、暗闇の共用通路部へ進入するということを回避でき、心理的な違和感や恐怖心等が生じない。
更に、照明設備の稼動が不要のとき、消灯制御部によって照明設備を消灯制御できる。
その結果、人が共用エントランス部から共用通路部に立ち入る時、及び、人が専用部から共用通路部に立ち入る時には、その直前に共用通路部の照明設備が点灯しているから、明るい環境下で共用通路部に進入することができるようになる。
従って、共用通路部に入る時には、あたかも照明設備がいつも点灯しているかのように感じることができ、従来のように、暗闇の共用通路部に進入することがないから、それに伴う心理的な違和感や恐怖心等が生じない。
また、共用通路部での照明設備の不要な点灯をより減少させることができるから、より効率の良い節電を叶えることができる。
尚、第1点灯制御部や第2点灯制御部や消灯制御部は、照明制御を行う上でのハードウェア、又は、ソフトウェアの該当部分を指すものである。
本発明の第2の特徴構成は、前記第1操作部は、エレベータの行き先階を指示する行き先階指示部、集合玄関機の認証部、共用階段から前記共用通路部への開検知センサ付き階段扉の何れかであるところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、建物がエレベータを備えた複数階層建物の場合、共用エントランス部から共用通路部に移動する前に行うエレベータ行き先階指示部の指示操作を行うことによって、照明設備の点灯操作としての特別な操作を行うことなく、第1点灯制御部によって行き先階指示部の指示操作を受けて共用通路部の照明設備を点灯させることができる。しかも、その照明設備の点灯は、行き先階指示部を操作した人が共用通路部に立ち入る前に実施される。
また、建物に集合玄関機が備えられている場合、共用エントランス部から共用通路部に移動する前に行う集合玄関機の認証部での認証操作を行うことによって、照明設備の点灯操作としての特別な操作を行うことなく、第1点灯制御部によって認証部の認証操作を受けて共用通路部の照明設備を点灯させることができる。しかも、その照明設備の点灯は、認証部を操作した人が共用通路部に立ち入る前に実施される。
また、建物が共用階段を備えた複数階層の建物である場合、共用階段から共用通路部への開検知センサ付き階段扉の開操作を行うことによって、照明設備の点灯操作としての特別な操作を行うことなく、第1点灯制御部によって開検知センサ付き階段扉の開操作を受けて共用通路部の照明設備を点灯させることができる。しかも、その照明設備の点灯は、開検知センサ付き階段扉を操作した人が共用通路部に立ち入る前に実施される。
従って、共用エントランス部から共用通路部へ移動する人が、共用通路部の照明設備の点灯操作を意識することなく、移動する前に移動先の共用通路部の照明設備を点灯させることができる。
その結果、暗闇の共用通路部へ進入するということを回避でき、心理的な違和感や恐怖心等が生じない。
本発明の第4の特徴構成は、前記消灯制御部は、前記共用通路部に設置した人感センサが人の存在を検出しない状態、前記照明設備が点灯されてから所定の時間が経過した状態の両方が満たされた時に消灯制御するように構成してあるところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、節電を図る為には、点灯時間を短くすることが挙げられるから、照明設備が点灯されてから所定の時間が経過した状態で消灯制御するのが有効である。しかしながら、その際、共用通路部に人が存在していれば、点灯させておく必要があるから、人の存在が検出されない状態で消灯制御するのが有効である。
これらの条件を共に満たすことができるから、より精度良く照明設備の節電を図ることができる。
本発明の第5の特徴構成は、前記消灯制御部は、前記照明設備の消灯制御を、段階的に実行するように構成してあるところにある。
本発明の第5の特徴構成によれば、照明設備の消灯制御を、段階的に実行する消灯制御部を備えているから、消灯制御の際に、瞬間的に暗闇になるといったことが回避できる。
例えば、共用通路部内に人が存在しているにも拘わらず、静止したままの状態が続くと、人感センサによって人の存在が検出されないことがある。このような誤検出が発生して照明設備の消灯制御が開始されても、その消灯制御は、段階的に実施されるから、共用通路部内で人が突然に暗闇に包まれることがない。
従って、心理的な違和感や恐怖心等が生じない。
因みに、人が動けば、人感センサによって存在が検出されるから、照明設備が点灯制御される。
建物の側面視断面図 マグネットセンサの取付状況を示す斜視図 中央制御部を示すブロック図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の建物の一実施形態である集合住宅Bを示すものである。
集合住宅Bは、複数階構造で、各階層にわたって連続したエレベータEと、共用階段Kとが設けられている。
一階フロアーF1は、建物への出入口となる共用エントランス部1が設けられている。
二階以上のフロアーF2は、それぞれ複数の住戸(専用部の一例)2と、住戸2とエレベータEや共用階段Kとの間を連続させる共用通路部3とが設けてある。
共用エントランス部1は、風除室1Aとエントランスホール1Bとを備えて構成されている。
風除室1Aは、建物外部に面する部分に外扉4が設けられ、エントランスホール1Bに面する部分に玄関扉5が設けられている。また、風除室1Aには、集合玄関機6が設置されている。集合玄関機6の認証部(第1操作部Nの一例)N1には、データ入力可能なキーボード6aが設けてあり、このキーボード6aから、例えば、ID記号を入力することで、玄関扉5のロックを解除して開くことができる。また、住戸番号を入力することで、対応する住戸2のインターホンに繋がり、要件を話すことができる。これらの各制御は、認証部N1を介した入力情報を基にして中央制御部(照明制御機構の一例)Cで実施される。
エントランスホール1Bには、エレベータEのエレベータホール7や、共用階段Kに通じる階段扉8が設けられており、これらエレベータEや共用階段Kを使用してエントランスホール1Bから各フロアーF2に行き来できるように構成されている。
尚、風除室1Aとエントランスホール1Bとには、複数の照明設備が備えられており、それら照明設備は、適宜、点灯コントロールされている。
エレベータEは、一階フロアーF1と二階以上の各フロアーF2とにわたって昇降駆動自在に構成されており、籠内には、エレベータEの行き先階を指示する行き先階指示部(第1操作部Nの一例)N2が設けられている。エレベータEに乗って行き先階指示部N2から行き先階の数字を指示すれば、指示した階層までエレベータEを昇降させることができる。エレベータEの昇降制御に関しても、中央制御部Cによって実施されている。
尚、行き先階指示部N2は、エレベータEの籠内に設置されているもの以外にも、エレベータホール7に設置してあるものもあり、それらを含めて行き先階指示部N2という。
共用階段Kは、一階フロアーF1と二階以上の各フロアーF2とにわたって昇降できるように形成してあり、独立空間の階段室内に納められている。二階以上の各フロアーF2に通じる開口部には、開検知センサ付き階段扉(第1操作部Nの一例)N3が設けてある。
開検知センサS1の一例は、マグネットセンサ9を挙げることができる。
マグネットセンサ9は、図2に示すように、扉N3に対して揺動外周部の近傍位置に取り付けたマグネット部9aと、マグネット部9aに対向する扉枠部分に取り付けたスイッチ部9bとを備えて構成してある。扉N3の開閉に伴ってマグネット部9aがスイッチ部9bに接近したり離れたりすることにより、スイッチ部9b内部のリードスイッチが作動し、扉N3の開閉状態を中央制御部Cに送信するように構成してある(図3参照)。
マグネットセンサ9を扉N3の揺動外周部に設けてあることで、扉N3の揺動角度が小さくてもマグネット部9aとスイッチ部9bとのズレが大きくなり、例えば、揺動軸芯の近傍にマグネットセンサ9を設けることに比べて、より迅速に扉N3の開状態を検出することができる。
住戸2は、図1に示すように、居住スペースとして構成してあり、開検知センサ付き扉(第2操作部Mの一例)M1によって共用通路部3との間が遮蔽されている。
扉M1の開検知センサS2も、前記階段扉N3と同様に、一例としてマグネットセンサ9で構成することができる。扉M1の開閉状態を中央制御部Cに送信するように構成してある。
また住戸2内には、その階にエレベータEを呼び出す呼び出し指示部(第2操作部Mの一例)M2が、室内操作パネルの一部に設けられている。
そして、呼び出し指示部M2からエレベータEの呼び出し操作を行うことによって、エレベータEは、該当階に移動するように運転制御される。
このようなエレベータEの運転制御、及び、エレベータEの呼び出し操作が為されたことの情報管理は、中央制御部Cにおいて実施される。
共用通路部3は、該当階においてエレベータEを降りた人(又は共用階段Kから出て来た人)が住戸2に向かったり、住戸2から出た人がエレベータE(又は共用階段K)に向かうのに利用する共用通路であり、天井部分には複数の照明器具Laを共用通路部3の全域にわたって散りばめて埋設した照明設備Lが設けられている。
従って、照明によって明るい環境下で共用通路部3を利用することができる。
共用通路部3の要所要所に人感センサ10が設置してあり、人の存在を検出できるように構成してある。人感センサ10による検出情報は、中央制御部Cに送信される。
中央制御部Cは、図3に示すように、認証部N1、行き先階指示部N2、開検知センサ付き階段扉N3の何れかの操作に連動して照明設備Lを点灯制御する第1点灯制御部C1と、開検知センサ付き扉M1、呼び出し指示部M2の何れかの操作に連動して照明設備Lを点灯制御する第2点灯制御部C2と、照明設備Lの稼動が不要のとき照明設備Lを消灯制御する消灯制御部C3とを備えており、共用通路部3の照明設備Lの稼動に対する節電を図れるように構成してある。
消灯制御部C3は、共用通路部3に設置した人感センサ10が人の存在を検出しない状態、照明設備Lが点灯されてから所定の時間が経過した状態の両方が満たされた時に消灯制御するように構成してある。
本実施形態の集合住宅によれば、人がエントランスホール1Bから住戸2に向かう場合、集合玄関機6の認証部N1の操作、又は、エレベータEの行き先階指示部N2の操作、又は、開検知センサ付き階段扉N3の開操作の何れかを行うに伴って、中央制御部Cにおいて該当する階層の共用通路部3の照明設備Lを点灯制御することができ、人が共用通路部3に立ち入る時には、照明による明るい環境が形成されており、違和感の無い状態で住戸2に向かうことができる。また、少なくとも住戸2に入るまでは、照明設備Lの点灯は維持されるから、歩いている最中に、突然、照明が消えることもなく、恐怖心も生まれない。
一方、人が住戸2からエントランスホール1Bに向かう外出等の場合、呼び出し指示部M2によるエレベータEの呼び出し操作、又は、開検知センサ付き扉M1の開操作の何れかを行うに伴って、中央制御部Cにおいて該当する階層の共用通路部3の照明設備Lを点灯制御することができ、人が住戸2から出て共用通路部3に出る時には、照明による明るい環境が形成されており、違和感の無い状態でエントランスホール1Bに向かうことができる。また、少なくとも共用通路部3を歩いている間は、照明設備Lの点灯は維持されるから、歩いている最中に、突然、照明が消えることもなく、恐怖心も生まれない。
そして、共用通路部3に人が検出されない時には、照明設備Lは消灯制御されているから、節電効果を発揮することもできる。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 建物は、先の実施形態で説明した集合住宅に限るものではなく、例えば、事務所ビルや、工場や、ホテルや、学校等であってもよく、それらを含めて建物という。
また、複数の階層を備えた建物に限らず、1階建てであってもよい。
従って、本願発明に係る専用部2とは、先の実施形態で説明した住戸に限るものではなく、建物の用途に応じて変化する。例えば、事務所ビルにおいては、各テナントの執務室が専用部に相当する。また、専用部とは、必ずしも建物登記された権利上の専有部を意味するものではなく、共用に対する専用を意味している。
〈2〉 人が共用エントランス部1から共用通路部3に移動する前にその移動に係わる操作を行う第1操作部Nとは、先の実施形態で説明した認証部N1、行き先階指示部N2、開検知センサ付き階段扉N3の何れか一つ、又は、2つ以上の組合せ等であってもよい。
また、N1〜N3とは別の構成であってもよい。
尚、認証部N1とは、先の実施形態で説明したキーボード6aを入力手段としたものに限らず、人体の個人的特徴をもとに認証する、例えば、指紋認証、声紋認証、指静脈認証、眼球認証、顔認証等であってもよい。
行き先階指示部N2とは、先の実施形態で説明した数字キーを入力手段としたものに限らず、タッチパネルや、音声認識入力等であってもよい。
開検知センサ付き階段扉N3のセンサとは、先の実施形態で説明したマグネットセンサ9に限るものではなく、他の公知のセンサを採用することも可能である。
〈3〉 人が専用部2から共用通路部3に移動する前にその移動に係わる操作を行う第2操作部Mとは、先の実施形態で説明した開検知センサ付き扉M1、呼び出し指示部M2の何れか一つであってもよい。
また、M1、M2とは別の構成であってもよい。
尚、開検知センサ付き扉M1のセンサとは、先の実施形態で説明したマグネットセンサ9に限るものではなく、他の公知のセンサを採用することも可能である。
呼び出し指示部M2とは、室内操作パネルの一部に設けられた釦で構成してあるものに限るものではなく、例えば、室内操作パネルとは別体に形成された指示パネルによって構成してあってもよい。また、呼び出し指示部M2を無線端末形式のものとして構成してあってもよい。
〈4〉 消灯制御部C3は、照明設備Lの消灯制御の際、対象となっている照明設備Lの全てを一度に消灯させることに限るものではなく、段階的に実行するように構成してあってもよい。
段階的な消灯制御とは、例えば、照明設備の明るさを、徐々に低下させる制御であったり、点灯させている照明設備の数を、徐々に減少させる制御であってもよい。
また、照明設備Lの消灯状態では、全ての照明設備が消灯であること以外にも、一部の照明設備は点灯を維持させてあってもよい。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 共用エントランス部
2 住戸(専用部の一例)
3 共用通路部
6 集合玄関機
10 人感センサ
C 中央制御部(照明制御機構の一例)
C1 第1点灯制御部
C2 第2点灯制御部
C3 消灯制御部
L 照明設備
K 共用階段
N 第1操作部
N1 認証部(第1操作部Nの一例)
N2 行き先階指示部(第1操作部Nの一例)
N3 開検知センサ付き階段扉(第1操作部Nの一例)
M 第2操作部
M1 開検知センサ付き扉(第2操作部Mの一例)
M2 呼び出し指示部(第2操作部Mの一例)

Claims (4)

  1. 入居者が異なる複数の専用部と、
    前記複数の専用部に連続する共用通路部と、
    外部への出入口を有すると共に、前記共用通路部に連続する共用エントランス部と、
    前記共用通路部の照明設備の稼動に対する節電を図る照明制御機構と、が設けられている建物であって、
    人が前記共用エントランス部から前記共用通路部に移動する前にその移動に係わる操作を行う第1操作部と、
    人が前記専用部から前記共用通路部に移動する前にその移動に係わる操作を行う第2操作部とを設け、
    前記照明制御機構は、前記第1操作部の操作に連動して前記照明設備を点灯制御する第1点灯制御部と、
    前記第2操作部の操作に連動して前記照明設備を点灯制御する第2点灯制御部と、
    前記照明設備の稼動が不要のとき前記照明設備を消灯制御する消灯制御部とを備えており、
    前記第2操作部は、前記専用部内で該当階にエレベータを呼び出す呼び出し指示部である建物。
  2. 前記第1操作部は、エレベータの行き先階を指示する行き先階指示部、集合玄関機の認証部、共用階段から前記共用通路部への開検知センサ付き階段扉の何れかである請求項1に記載の建物。
  3. 前記消灯制御部は、前記共用通路部に設置した人感センサが人の存在を検出しない状態、前記照明設備が点灯されてから所定の時間が経過した状態の両方が満たされた時に消灯制御するように構成してある請求項1または2に記載の建物。
  4. 前記消灯制御部は、前記照明設備の消灯制御を、段階的に実行するように構成してある請求項1〜3の何れか一項に記載の建物。
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