JP5849041B2 - 画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents

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この発明は、画像形成装置及び画像読取装置に関する。
画像形成装置には、撮像素子である、例えば、CCDセンサを用いて原稿画像を読み取る画像読取装置が備えられている。この画像読取装置は、画像信号における高周波歪み、低周波歪み、発光特性の歪みを補正する。高周波歪みは、CCDセンサを構成する各画素に対応する光電変換センサの感度のばらつきによって生じる歪みである。低周波歪みは、原稿からの光をCCDセンサに導くまでの光学系によって生じる歪みである。発光特性の歪みは、光源から原稿に照射される光の歪み(発光むら)である。これらの歪みやむらを補正するため、画像読取装置では、CCDセンサの出力信号に対してシェーディング補正を施すことが一般的である。
一方、原稿を照明する手段として赤色LED、青色LEDおよび緑色LEDの三色のLEDを光源に用いた画像読取装置が知られている。LEDはキセノンランプ等の他の光源に比べ、光量のばらつきが大きい。そこで、光源からの照明光のばらつきを原因とする不具合の発生を防止することのできる技術が提案されている。
特開平9−294207号公報
特許文献1に記載の技術を用いることで、光源からの照明光のばらつきを原因とする不具合の発生を防止することができる。ところで、読取画像の高品質化のニーズは常に解決すべき課題であり、更なる品質向上が求められる。従って、上述の光源、及び光学系において生ずる歪みやむらの対応に留まらず、更にCCDセンサの特性に起因する歪みやむらの対応が求められる。
本願発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、撮像素子の特性に起因する歪み、ムラに対応することのできる画像形成装置及び画像読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための実施形態によれば、読取対象である原稿面を照射する複数の光源と、前記複数の光源から照射されて前記原稿面にて反射される光を撮像する撮像部と、前記撮像部に光が照射されない状態での前記撮像部の出力である黒基準値を格納する第1のメモリと、前記撮像部で前記原稿面を撮影した撮像信号から前記黒基準値を減ずる第1の減算器と、前記複数の光源のうち、いずれか1つを基準光源として、前記基準光源のみによって所定の基準面を照射した際の前記第1の減算器の出力の最大値が所定の値となるように前記基準光源の光量を調整する制御部とを備えた画像読取装置が提供される。
本実施の形態の画像形成装置の構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置におけるCISの構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置の画像読取に関連する制御系の構成を示す図である。 従来の画像形成装置におけるシェーディング補正と光量調整制御とを説明するための図である。 従来の画像形成装置における光量調整制御の処理手続きを示すフローチャートである。 従来の画像形成装置における光量調整制御における問題点を説明するための図である。 本実施の形態の画像形成装置における光量調整に関する回路の構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置における光量調整制御を説明するための図である。 本実施の形態のバリエーションの形態の画像形成装置における光量調整に関する回路の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態の画像形成装置として、電子写真方式の画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripheral)を例として説明する。
MFPは、指定された解像度・用紙サイズで画像をスキャンして読み取りコピーするだけでなく、FAXによる画像受信機能、Eメールによる画像受信機能、ネットワークによる印刷画像受信機能など、様々なオフィス機器の機能を総合的に活用するためのデジタル複合機のことである。
図1は、本実施の形態の画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、画像読取装置1および画像形成部2を備えている。
画像読取装置1は、解像度に応じた画素単位でライン毎に、原稿の画像情報を読み取って、画像データを生成する。原稿の読取には、CIS(Contact Image Sensor)120が用いられる。CIS120は、原稿を照明する光源、当該光源により照明された原稿面からの反射光を撮像するための光学系、および撮像部を備えている。
画像読取装置1は、ADF読み取りと手置き読み取りとが共に可能に構成されている。
ADF読み取りでは、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)によってF方向に送り出された原稿の画像が所定位置PにおいてCIS120によって読み取られる。手置き読み取りでは、原稿台ガラス109上に載置された原稿の画像が所定方向Rに移動するCIS120によって読み取られる。
画像形成部2は、画像読取装置1にて原稿から読み取られた画像データ、あるいは外部機器から受信した画像データに基づいて媒体上に画像を形成する処理(プリント、コピー等)を実行する。
更に、画像形成装置100は、画像読取装置1および画像形成部2の動作を統括して制御するCPU801およびメモリ802を備えている。これらの制御系の構成の詳細については後述する。
図2は、本実施の形態の画像形成装置におけるCIS120の構成を示す図である。
CIS120は、第1の照明部121、第2の照明部122、光学系125および撮像部126を備えている。
第1の照明部121は、光源として赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDの3つを備えた白色タイプの導光管から構成され、原稿面に対して所定角度だけ傾斜する方向から原稿面を照明する。第2の照明部122は、光源として黄緑色LEDを備えたLEDアレイから構成され、第1の照明部とは異なる分光特性を有し、原稿面に対する法線に対して第1の照明部と略対称的な方向から原稿面を照明する。
このように、それぞれが互いに異なる色の照明光により、原稿面に対して線対照な二つの位置から照明することにより、原稿面上の凹凸の有無に拘らず、影の無い読み取り画像を得ることができる。本実施の形態における画像形成取装置で使用する複数の光源は、赤色LED、緑色LED、青色LEDおよび黄緑色LEDのうち少なくともいずれかを含んでいる。
光学系125は、セルフォック(登録商標)レンズ等から構成され、第1の照明部121および第2の照明部122から照射され原稿面にて反射された光を、所定の結像位置へと導く。撮像部126は、光学系125により導かれ所定の位置に結像する光像を撮影する。撮像部126は、例えば、CCD、フォトダイオード等の光電変換素子(撮像素子)127から構成される。撮像部126にて撮像された原稿の画像は、媒体上に画像として形成され、あるいは、通信可能な外部機器に対して送信される。
また、CIS120は、駆動ベルト108によりR方向に駆動される。即ち、上述のように、ADF読み取りでは、CIS120は駆動ベルト108により所定の読取位置に移動して静止し、原稿台ガラス109上を移動する原稿9の画像を読み取る。また、手置き読み取りでは、CIS120は駆動ベルト108によって駆動されつつ原稿台ガラス109上に載置された原稿9の画像を読み取る。
なお、画像読取装置1にはシェーディング補正を行うための白基準板107が設けられている。所定のタイミングで、CIS120は白基準板107の位置まで駆動されて、白基準板の像を読み取る。図2の左側に記載したCIS120は、白基準板の像を読み取る状態を表している。
図3は、本実施の形態の画像形成装置の画像読取に関連する制御系の構成を示す図である。
画像読取装置1は、CISモジュール130、及び制御基板131を備えている。CISモジュール130には、第1、2の照明部121、122を構成する複数のLED128と、撮像部126を構成する撮像素子127とが設けられている。制御基板131には、撮像素子127を制御すると共に撮像信号を処理する各種回路と、LED128の光量を制御するための回路とが設けられている。そして、CISモジュール130と制御基板131との間の信号線は、ハーネス132を介して接続されている。
CISモジュール130の撮像素子127では、センサチップが3個接続されて1つのチャンネルを構成している。従って、18個のセンサチップが6チャンネルの出力として構成されている。解像度が600dpiである場合、撮像素子127は、7300〜7600個の素子で構成されることが一般的である。本実施の形態では、1個のセンサチップが約400個の素子であり、1チャンネルが約1200個の素子で構成される。なお、撮像素子127の構成は、画像読取装置1に要求される解像度と読取速度とから定められるため、図3に示す形態に限られない。
また、説明を簡略化するために、図3に示すLED128は、赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDを備えた光源として記載している。しかし、上述のように本実施の形態では、光源は、赤色LED、緑色LED、青色LEDおよび黄緑色LEDのうち少なくともいずれかを含んでいれば良いことに留意されたい。
制御基板131には、アナログフロントエンド部141、LEDドライバ142、バッファ143、及び制御回路ASICが設けられている。そして、制御回路ASICには、CPU801、メモリ802、I/O部803、プリンタ部804、画像入力I/O部810、ピーク検出部811、シェーディング補正部812、画像処理部813、LED制御部814、及びクロックジェネレータ815が備えられている。
アナログフロントエンド部141は、撮像素子127から出力されるアナログ信号に対してゲイン調整とオフセット調整とを実行して信号レベルを整えた後にデジタル信号に変換して画像入力I/O部810に出力する。画像入力I/O部810は、デジタル信号をピーク検出部811とシェーディング補正部812とに振り分けて出力する。
ピーク検出部811は、アナログフロントエンド部141がゲイン調整とオフセット調整を実行するためのパラメータを算出して、アナログフロントエンド部141に出力する。オフセット調整は、アナログフロントエンド部141に入力される撮像素子127からの出力信号に含まれる有効画素でない部分の電位を所望の電圧になるように調整する。ゲイン調整は、オフセット後の信号の振幅をアナログ−デジタル変換の入力レンジに合うように調整する。
更に、ピーク検出部811は、LED128を個々に発光させたときの撮像素子127の出力からピーク検出値を取得する。LED制御部814は、そのピーク検出値に基づいてLED128の光量調整量をLEDドライバ142に出力してLEDの光量を制御する。この光量調整動作については後述する。
シェーディング補正部812は、メモリ802に記憶されている白レベル基準値、黒レベル基準値を使用して、画像入力I/O部810から出力される画素毎の信号に対してシェーディング補正計算を行なう。シェーディング補正処理の詳細については後述する。画像処理部813は、画像濃度のキャリブレーション、所望の階調特性を得るためのγ変換などの処理を実行する。
クロックジェネレータ815は、撮像素子127の撮像動作、アナログフロントエンド部141のA/D変換動作を駆動するための基準クロック信号を生成する。メモリ802は、画像読取装置1の動作に必要なデータを記憶する。I/O部803は、外部の装置との間で情報の授受を行うためのインターフェースである。プリンタ部804は、画像処理された画像データをプリンタに出力するためのインターフェースである。CPU801は、画像読取装置1の動作を統括して制御する。
続いて、本実施の形態の画像形成装置における光量調整動作について説明する前に、従来の画像形成装置における光量調整動作について説明する。
図4は、従来の画像形成装置におけるシェーディング補正と光量調整制御とを説明するための図である。
アナログフロントエンド部(AFE)141から出力される原稿画像のデジタル信号はシェーディング補正部812に入力され、メモリ802に記憶されている白レベル基準値、黒レベル基準値を用いたシェーディング補正が実行される。また、光量調整制御においては、アナログフロントエンド部(AFE)141から出力される基準画像のデジタル信号はピーク検出部811に入力されてピーク検出部A、ボトム検出部Aが動作してアナログフロントエンド部(AFE)141のゲイン調整、オフセット調整のパラメータを算出する。そしてさらに、ピーク検出部A、ボトム検出部Aの動作に基づいてLED制御部814がLED128の光量を制御する。
[シェーディング補正]
シェーディング補正処理の動作について説明する。シェーディング補正処理では、黒基準読取処理により得られる黒レベル基準値、及び、白基準読取処理により得られる白レベル基準値を用いて、原稿読取処理により読み取った画像信号である撮像素子127の出力信号を補正する
まず、黒基準読取処理では、光源を消灯した状態、つまり、撮像素子127に光が照射されない状態で、複数ライン分の黒基準画像の読取を行う。アナログフロントエンド部(AFE)141が処理した信号を黒レベル基準値Dbkとしてメモリ802に格納する。この黒レベル基準値Dbkは、各画素ごとに算出された値である。
次に、白基準読取処理では、光源を点灯した状態で白基準板107の画像(白基準画像)の読取を行う。アナログフロントエンド部(AFE)141が処理した信号を白レベル基準値Dwtとしてメモリ802に格納する。この白レベル基準値Dwtは、各画素ごとに算出された値である。
原稿画像読取処理では、上述のようにCIS120が原稿画像の読取処理を行う。CIS120の撮像素子127は、原稿を主走査方向の1ラインごとに順次読み取る。即ち、撮像素子127は、主走査方向の1ラインごとの画像信号Dimを順次、アナログフロントエンド部(AFE)141へ出力する。
シェーディング補正部812では、撮像素子127から順次供給される画像信号Dimに対してシェーディング補正を施す。このシェーディング補正は、メモリ802に格納されている黒レベル基準値Dbk及び白レベル基準値Dwtを用いて実行される。
例えば、画像信号の有効ビット数が8ビットである場合、シェーディング補正部812は、シェーディング補正後の画像信号Doutを以下の計算式にて算出する。
Dout=(Dim−Dbk)/(Dwt−Dbk)×255
[ピーク検出動作]
LEDを照明手段として用いる場合、LEDの製品毎の特性のバラツキ、経年変化による劣化などによって、LEDの光量が変化することがある。このようなLEDの光量の変化は、各々の画像読取装置における、画像読み取り濃度の差の原因となる。そこで、画像読取装置1の起動時、画像調整時に、各LEDの光量の最適化を行なうことにより、画像読み取りの濃度差の発生を防止する。
図5は、従来の画像形成装置における光量調整制御の処理手続きを示すフローチャートである。
アクト01において、画像形成装置100の起動時に、CIS120を白基準検出位置に移動する。ここで、まずアナログフロントエンド部141のゲイン調整及びオフセット調整の動作が行われる。続いて光量調整制御が行われる。アクト02において、まず、基準光源(例えば、緑色LED)のみを点灯し、緑色LED以外のLEDを消灯する。アクト03において、ピーク検出を実行する。ピーク検出とは、白基準検出位置において、撮像素子127の出力を最適化する動作である。ピーク検出動作では、ピーク検出部Aが、チャネルごと(1〜6チャネル)に撮像素子127の出力最大値を抽出する。
アクト04〜アクト05において、LED制御部814は、ピーク検出データMax1〜Max6の内の最大値が所定の値となるまで、緑色LEDのゲインを調整する。Max1〜Max6の内の最大値が所定の値にならなければ(アクト06でNO)、この動作を繰り返し、Max1〜Max6の内の最大値が所定の値となれば(アクト06でYes)緑色LEDでの光量調整制御を終了する。
この光量調整制御を、それぞれのLEDについて実行する。なお、上述の光量調整制御における所定の値は各色のLEDごとに定められた値である。
ここで、Max1〜Max6の内の最大値を所定の値とするのは、LEDの光量が経年劣化などによって変化した場合に光量を適切な値に調整するためであるが、上述の調整方法によって、撮像素子127の出力をできるだけ大きくし、かつ飽和状態にならないようにすることができる。
図6は、従来の画像形成装置における光量調整制御における問題点を説明するための図である。
図6は、従来の光量調整制御によってピーク検出制御を行った後、白基準板を読み取ったときの出力を示している。横軸は主走査画素数を表し、縦軸は撮像素子127の出力を表している。この図6によると、チャンネル6の最終画素が最大の出力を示していることがわかる。
しかしながら、撮像素子127には素子ごとに黒レベルが異なる。そのため、アナログフロントエンド部141において、オフセット補正を行った場合であっても、黒レベルの影響は除去されていない。即ち、従来のピーク検出処理において求めた最大値は、黒レベルを補正しない状態で求めた値であり、画像処理で使用される黒レベルを補正した値とは異なる値である。従って、画像処理で使用される値と同じ値を最大化するように光量調整制御を行うことが望ましい。
図7は、本実施の形態の画像形成装置における光量調整に関する回路の構成を示す図である。
図7では、従来の回路構成と異なり、減算回路820とピーク検出部B及びボトム検出部Bとが新たに設けられている。減算回路820は、アナログフロントエンド部141から画像入力I/O部810を介して出力される撮像素子127の出力から、素子毎に黒レベル基準値を減算する。この結果、ピーク検出部Bに入力される信号は、黒レベルの影響を除去した信号となっている。
図8は、本実施の形態の画像形成装置における光量調整制御を説明するための図である。図8は、撮像素子127の出力を、素子ごとの黒レベルで補正した結果を示す図である。図8を図6と比較すると、チャンネル5の先頭画素が実際の最大出力を示している。減算回路820の出力信号に基づいてピーク検出部Bが最大値を抽出し、その最大値に基づいてLED制御部814がLEDの光量調整を行う。この結果、正確な光量調整を行うことができる。
[本実施の形態のバリエーション]
図9は、本実施の形態のバリエーションの形態の画像形成装置における光量調整に関する回路の構成を示す図である。
バリエーションの形態では、シェーディング補正部812の構成が上述の構成と異なっている。即ち、シェーディング補正部812は、減算回路820、減算回路822、及び補正部823で構成されている。
減算回路820は、画像信号Dim−黒レベル基準値Dbkを演算する。減算回路822は、白レベル基準値Dwt−黒レベル基準値Dbkを演算する。例えば、画像信号Dimの有効ビット数が8ビットである場合、補正部823は、シェーディング補正後の画像信号Doutを以下の計算式にて算出する。
Dout=(Dim−Dbk)/(Dwt−Dbk)×255
=(減算回路820の出力値/減算回路822の出力値)×255
本実施の形態で用いた減算回路820を活用することで、シェーディング補正の演算が乗除算のみで構成できるため、シェーディング補正について回路の簡素化と処理時間の短縮とを図ることができる。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…画像読取装置、2…画像形成部、9…原稿、100…画像形成装置、107…白基準板、108…駆動ベルト、109…原稿台ガラス、120…CIS、121…第1の照明部、122…第2の照明部、125…光学系、126…撮像部、127…撮像素子、128…LED、130…CISモジュール、131…制御基板、141…アナログフロントエンド部、142…LEDドライバ、801…CPU、802…メモリ、811…ピーク検出部、812…シェーディング補正部、813…画像処理部、814…LED制御部、820…減算回路、822…減算回路、823…補正部

Claims (5)

  1. 読取対象である原稿面を照射する複数の光源と、
    前記複数の光源から照射されて前記原稿面にて反射される光を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に光が照射されない状態での前記撮像部の出力である黒基準値を格納する第1のメモリと、
    前記撮像部で前記原稿面を撮影した撮像信号から前記撮像部の素子毎に前記撮像部の素子毎の前記黒基準値を減ずる第1の減算器と、
    前記複数の光源のうち、いずれか1つを基準光源として、前記基準光源のみによって所定の基準面を照射した際の前記第1の減算器からの前記撮像信号から前記撮像部の素子毎に前記撮像部の素子毎の前記黒基準値を減じた出力信号の最大値が所定の値となるように前記基準光源の光量を調整する制御部と
    を備えた画像読取装置。
  2. 前記複数の光源は、赤色LED、緑色LED、青色LED、及び黄緑色LEDのうち少なくともいずれかを含む、請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記複数の光源から照射されて白基準板面にて反射される光を撮像した白基準値を格納する第2のメモリと、
    前記白基準値から黒基準値を減ずる第2の減算器と、
    前記第2の減算器の出力を前記第1の減算器の出力で除算した値に基づいて前記撮像信号にシェーディング補正を実行する補正部と
    を更に有する、請求項2記載の画像読取装置。
  4. 読取対象である原稿面を照射する複数の光源と、
    前記複数の光源から照射されて前記原稿面にて反射される光を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に光が照射されない状態での前記撮像部の出力である黒基準値を格納する第1のメモリと、
    前記撮像部で前記原稿面を撮影した撮像信号から前記撮像部の素子毎に前記撮像部の素子毎の前記黒基準値を減ずる第1の減算器と、
    前記複数の光源のうち、いずれか1つを基準光源として、前記基準光源のみによって所定の基準面を照射した際の前記第1の減算器からの前記撮像信号から前記撮像部の素子毎に前記撮像部の素子毎の前記黒基準値を減じた出力信号の最大値が所定の値となるように前記基準光源の光量を調整する制御部と、
    前記撮像部で撮影した前記原稿面の画像データに基づいて媒体に画像を形成する画像形成部と
    を備えた画像形成装置。
  5. 前記複数の光源は、赤色LED、緑色LED、青色LED、及び黄緑色LEDのうち少なくともいずれかを含む、請求項4記載の画像形成装置。
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