JP5839026B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
従来の液晶表示装置に備えられる液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)は、赤色、緑色、および青色の着色がなされているカラーフィルタ基板、液晶層などを有する液晶パネルと、液晶パネルの背面側に配置されるバックライトなどにより構成されている。
かかる液晶表示装置では、電圧を変化させることにより液晶層の液晶分子のねじれが制御され、液晶分子のねじれに応じて液晶層を透過してきたバックライトの白色光が、各色に着色されたカラーフィルタを通過する。バックライトの白色光がカラーフィルタを通過することにより赤色、緑色、青色の色の光となって、画像が表示される。
従来では、液晶表示装置その他の電子機器に搭載されるLCDにおいては、バックライトの光源としては、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lighting;冷陰極管)が用いられていた。しかし近年では、このCCFLに変わる光源として、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が有望視されている。LEDを用いることで、高効率化及び高色域化が可能となっている。
従来のLCDにおいては、液晶パネルの背面側にバックライトを配置することにより、薄型化が困難であった。そこで、装置の薄型化を目指し、液晶パネルの背面側にバックライトを配置する代わりに、液晶パネルの各辺に沿って、LED等の光源を配し、光源からの光を液晶パネルの側面側から照射し、光を反射、拡散させることで液晶パネルに白色光を照射する液晶表示装置が開発されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。液晶パネルの各辺に沿った位置に光源を配することで、液晶パネルの背面側にバックライトを配置した場合に比べて装置を薄型化することができる。
また近年では、色の三原色である赤色、青色、緑色のそれぞれの色で発光するLEDを光源として用いて、液晶パネルの側面側から照射することでバックライトとして機能させる表示装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−328281号公報 特開2007−248820号公報 特開2006−113657号公報
しかし、液晶パネルの各辺に沿って光源を配することで、光源が発する熱により液晶パネルの周辺部に近い箇所の温度が上昇してしまう。かかる温度の上昇は液晶表示装置の動作に悪影響を及ぼしかねない。そのため、光源が発する熱を効率的に発散させなければならない。
しかし、光源が発する熱を効率的に発散させるために、液晶表示装置の内部にファンを設けると、ファンを動作させるための電力が必要となり、またファンによって装置の薄型化が困難になるという問題があった。また、光源が発する熱を効率的に発散させるために、ファンの代わりに液晶表示装置の内部に放熱用のフィンを備える方法も提案されているが、液晶表示装置の内部に放熱用のフィンを備えた場合であっても、装置の薄型化が困難となることには変わりは無かった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示パネルの少なくとも一辺の側面側に熱源が配置されるような場合に、熱源が発する熱を効果的に発散させることが可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、画像を表示する表示パネルと、表示パネルの少なくとも一辺の側面側に設けられる熱源と、熱源で発生する熱を吸熱する吸熱部と、表示パネルの背面側に設けられ、金属からなり、一部が吸熱部に密着する背面板と、表示パネルの前面側に設けられ、金属からなる前面板と、前面板と吸熱部との間に設けられるミドルシャーシと、を備える、表示装置が提供される。
かかる構成によれば、表示パネルは画像を表示し、熱源は表示パネルの少なくとも一辺の側面側に設けられ、吸熱部は熱源で発生する熱を吸熱する。また、背面板は表示パネルの背面側に設けられ、金属からなり、一部が吸熱部に密着しており、前面板は表示パネルの前面側に設けられ、金属からなる。そして、ミドルシャーシは前面板と吸熱部との間に設けられる。その結果、熱源が発する熱を吸熱部で吸収し、吸熱部が吸収した熱を前面板及び背面板から効果的に発散させることができる。
ミドルシャーシは、吸熱部の熱伝導率より低い熱伝導率を有する材料からなっていてもよい。
表示パネルの駆動を制御するパネル制御基板をさらに備え、パネル制御基板は背面板の背面中央部分に位置してもよい。
表示パネルの画像の表示を制御するパネルドライバ基板と、パネル制御基板とパネルドライバ基板との間を接続するフレキシブル基板と、をさらに備え、背面板は、フレキシブル基板の幅、長さ及び厚さに相当する窪みを有し、フレキシブル基板を通す凹部を備えていてもよい。
前面板の周縁部は、前面側から背面側にかけて背面側が小さくなるようなテーパー部を有していてもよい。
熱源は可視光を発光し、熱源から発せられる光を拡散し表示パネルに照射して表示パネルに画像を表示させる光照射部をさらに備えていてもよい。
以上説明したように本発明によれば、表示パネルの少なくとも一辺の側面側に、LEDのような熱源が配置されるような場合に、熱源が発する熱を効果的に発散させることが可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100を正面から示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100を側面から示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の基板配置の概要について説明する説明図である。 光源112、導光板114、及び反射板115の位置関係について説明する説明図である。 光源112、導光板114、及び反射板115の位置関係について説明する説明図である。 背面側に反射形状を形成した導光板114’について示す説明図である。 光源112から生じる熱の放熱機構の構成について断面図で説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104の周縁部の形状を斜視図で示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104及びリアカバー106の断面の形状を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104及びリアカバー106の断面の形状を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、シャーシ108と、スタンド110との接続構造について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、シャーシ108と、スタンド110との接続構造について説明する説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下の順序に従って本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
〔1〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の説明
〔2〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置における放熱機構の説明
〔3〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の構造の説明
〔4〕まとめ
〔1〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の説明
まず、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の外観について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100を正面から示す説明図であり、図2は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100を側面から示す説明図である。以下、図1および図2を用いて、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の外観について説明する。
液晶表示装置100は、本発明の表示装置の一例であり、液晶層を有する表示パネルに光を照射し、液晶層の液晶分子に電圧を印加して液晶分子の向きを変化させることで光のシャッタを実現し、画像を表示するものである。図1および図2に示したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100は、表示パネル102と、フロントベゼル104と、リアカバー106と、シャーシ108と、スタンド110と、を含んで構成される。なお、以下においてはフロントベゼル104側を前面側、リアカバー106側を背面側と称して説明する。
表示パネル102は、動画像または静止画像(以下、これらを総称して単に「画像」と称する)を表示するものである。表示パネル102は、液晶分子が封入される液晶層と、液晶分子に電圧を印加するためのガラス基板と、光源から照射される白色光を偏光させる偏光板と、偏光板から出射される白色光に対して着色を施すためのカラーフィルタと、を含んで構成される。
ガラス基板は通常2枚用いられ、背面側のガラス基板には、マトリクス状に配置された信号線及び走査線、この信号線と走査線の交点に配置されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ、画素電極が形成される。一方前面側のガラス基板には、対向電極及びカラーフィルタが形成されている。これら2枚のガラス基板の間に、例えばツイステッドネマチック(TN)液晶を封入した液晶層を設けている。もちろん、表示パネル102は、前述した構成に限定されるものではなく、従来提供されている種々の構成を備える液晶パネルであってもよい。本実施形態にかかる表示パネル102の構成については後に詳述する。
フロントベゼル104は、本発明の前面板の一例であり、表示パネル102の前面側に設けられる、表示パネル102を固定するための枠である。なお、フロントベゼル104には、開口部が設けられており、開口部によって表示パネル102で表示される画像が鑑賞可能となる。
リアカバー106は、本発明の背面板の一例であり、表示パネル102の背面側に設けられる、表示パネル102を固定するためのカバーである。シャーシ108は、リアカバー106の背面側に設けられ、表示パネル102を駆動するための各種基板が搭載される。
フロントベゼル104及びリアカバー106は、熱伝導率が高い金属、例えばアルミニウムで形成されている。フロントベゼル104及びリアカバー106を金属で形成することにより、液晶表示装置100の内部に設けられる各種回路や電子部品から発生する電磁波を遮蔽することができる。従って、液晶表示装置100の内部に設けられる各種回路や電子部品から生じる不要輻射を軽減することが可能となる。
フロントベゼル104の表面側に対してはアルマイト処理を施してもよい。フロントベゼル104の表面側にアルマイト処理を施すことで、耐食性に優れ、表面の金属感を増すことができる。また、リアカバー106の背面側にはラバー塗装を施してもよい。
スタンド110は、液晶表示装置100を固定して設置するためのスタンドである。スタンド110は、シャーシ108と結合可能に構成されている。本実施形態にかかる液晶表示装置100は、スタンド110にシャーシ108を固定することが可能であり、またスタンド110からシャーシ108を取り外し、シャーシ108を壁に固定することも可能である。従って、シャーシ108には、壁に固定するための締結部が設けられている。
なお、図1及び図2には図示しないが、スタンド110にはスピーカを内蔵してもよい。スタンド110にスピーカを内蔵することによって、スタンド110から音声を出力させることができる。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の外観について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の分解斜視図である。以下、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の構成について説明する。
図3に示したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100は、フロントベゼル104、リアカバー106、シャーシ108、表示パネル102、光源112、ヒートシンク130、導光板114、反射板115、およびミドルシャーシ131を含んで構成される。そして、表示パネル102は、液晶セル121およびパネルドライバ基板122を含んで構成される。
光源112は、図3に示したように、表示パネル102の四辺に沿った位置に設けられる。光源112として、例えば白色光を発光する白色LEDを用いてもよく、色の三原色である赤色、青色、緑色のそれぞれの色で発光するLEDを用いてもよい。また、光源112として、LED以外の発光素子を用いてもよい。以下の説明では、光源112として白色LEDを用いた場合について記述する。
表示パネル102の四辺に沿って設けられた光源112から発せられる白色光は、導光板114で拡散され、反射板115で反射されることで表示パネル102に満遍なく照射される。導光板114は、表示パネル102の背面側に設けられるものであり、例えばシリコーンゴム樹脂が型成形により一体成形されたものであってもよい。
導光板114の材料として、高透過性、成形性、低吸水(吸湿)性、耐環境性、低複屈折性の点で従来使用されていた透明熱可塑性樹脂のポリカーボネート樹脂(PC)やアクリル樹脂(ポリメチルメタクリレート(PMMA))と同等以上の性能を示すシリコーンゴム樹脂材料を用いるとよい。そのようなシリコーンゴム樹脂材料として、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)、ポリアルキルアルケニルシロキサン、ポリアルキルフェニルシロキサンなどが挙げられる。これにより、導光板114の透明性と屈折率が適正なものとなり、その結果光を導光する機能に優れたものとなる。とくに、構成材料をポリジメチルシロキサン(PDMS)とした場合が好適であり、導光板5は透明で屈折率が1.4以上のものとなり、光を導光する機能が従来の導光板より優れたものになる。
導光板114は、上述したように四辺に設けられた光源112から発せられる白色光を拡散し、表示パネル102に向けて照射するものである。このように、本実施形態にかかる液晶表示装置100においては、光源112は導光板114の側面側から光を照射している。
なお、光源112として、色の三原色である赤色、青色、緑色のそれぞれの色で発光するLEDを用いた場合には、導光板114において各LEDから照射された光を混合し、白色光として表示パネル102に照射するように構成してもよい。
図3に示したように、導光板114の背面側には反射板115が設けられている。また図3には図示していないが、導光板114の前面側には光学シートが設けられている。本実施形態にかかる液晶表示装置100においては、導光板114の背面側には拡散材が印刷されている。導光板114の背面側に印刷された拡散材によって光源112からの光が拡散され、表示パネル102に照射される。
液晶セル121は、2枚のガラス基板の間に液晶層が封入された構造を有しており、また2枚のガラス基板は偏光板で挟まれた構造を有している。パネルドライバ基板122からの電圧の印加によって、液晶セル121に封入された液晶層の配向状態が変化することで、液晶セル121は光源112から照射される光を通過させたり遮断させたりすることができる。
ミドルシャーシ131は、フロントベゼル104とヒートシンク130との間に設けられる部材である。ミドルシャーシ131は、金属よりも熱伝導率が低い材料、例えば合成樹脂を用いて成型してもよい。フロントベゼル104とヒートシンク130との間に設けられることにより、ミドルシャーシ131が有する機能については後に詳述する。
なお、図3では、光源112を表示パネル102の四辺に沿った位置に設けていたが、本発明においては光源112の配置はかかる例に限られない。光源112は、表示パネル102の一辺にのみ配置してもよく、二辺にのみ配置してもよく、また三辺にのみ配置してもよい。
以上、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の構成について説明した。続いて、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の基板配置の概要について説明する。
図4は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の基板配置の概要について説明する説明図である。以下、図4を用いて本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の基板配置の概要について説明する。
図4に示したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100は、パネル制御基板151と、パネルドライバ基板122と、信号基板153と、電源基板154と、LEDドライバ基板155と、を含んで構成される。そして、それぞれの基板は図4に示したように配置される。
図4に示した基板のうち、パネル制御基板151、信号基板153、電源基板154、及びLEDドライバ基板155は、シャーシ108に搭載される。パネル制御基板151は、液晶表示装置100の背面中央部分に搭載され、パネルドライバ基板122とフレキシブル基板156で接続される。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100の基板構成の概要について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、光源112、導光板114、及び反射板115の構成について説明する。
図5および図6は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、光源112、導光板114、及び反射板115の位置関係について説明する説明図である。以下、図5および図6を用いて本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、光源112、導光板114、及び反射板115について説明する。
図5は、光源112および導光板114を液晶表示装置100の前面側から見た図であり、図6は、液晶表示装置100の側面側から見た、光源112、導光板114、及び反射板115の断面の形状を示す図である。
図5に示したように、光源112は導光板114の各辺に沿った位置に設けられる。それぞれの光源112は、白色光を発光する複数のLED123と、LED123を駆動させるためのLED回路基板124とを含んで構成される。LED回路基板124は、例えばガラスエポキシ基板又はアルミニウム等のメタルコア基板であり、略矩形の形状を有し、薄板状に形成されていてもよい。
本実施形態における光源112では、長手方向に略一列にLED123がLED回路基板124に設けられている。LEDドライバ基板155からの発光指示を受け取ったLED回路基板124がLED123を発光させるように制御することによって、LED123は白色光を発光する。白色光を発光するLED123は、導光板114に向けて白色光を照射することができる。導光板114では、光源112に含まれるLED123から照射された白色光を拡散し、表示パネル102に向けて白色光を照射する。
そして、光源112から照射された白色光を効率よく拡散して表示パネル102に照射するために、図6に示したように、導光板114の背面側に拡散材が印刷されており、さらに導光板114の背面側には反射板115を設けている。このように導光板114の背面側に拡散材を印刷し、また反射板115を導光板114の背面側に設けることで、光源112からの白色光を効率よく拡散して、表示パネル102に照射することができる。
なお、図6では導光板114の背面側に拡散材を印刷し、また導光板114の背面側に反射板115を設けることで、光源112からの白色光を効率よく拡散させていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、導光板の背面側に反射形状を形成し、光源からの白色光を反射させてもよい。図7は、背面側に反射形状を形成した導光板114’について示す説明図である。図7に示したような導光板114’の背面側を適切な形状とすることで、光源112からの白色光を効率よく拡散させて表示パネル102に照射することができる。
また、図5及び図6では、光源112にLED123を一列に配置させていたが、本発明においては、LEDの配置はかかる例に限定されないことはいうまでも無い。光源として用いるLEDの性質や表示パネルのサイズに応じて、LEDの配置を適宜変化させてもよい。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、光源112、導光板114、及び反射板115の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる、光源112から生じる熱の放熱機構について説明する。
〔2〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置における放熱機構の説明
本実施形態においては、光源112として白色光を発光するLEDを用いることができる。図5に示した光源112においては、画面のサイズが大きくなればなるほど、すなわち表示パネル102の大きさが大きくなればなるほど、表示パネル102全体に光を照射するために、光源112一列あたりのLED123の数も増やす必要がある。従って、画面のサイズが大きくなればなるほど、LED123から発生する熱も多くなる。よって、光源112は本発明の熱源の一例である。
そのため、液晶表示装置100の内部に熱がこもらないようにするために、液晶表示装置100は、LED123から発生する熱を効率よく放出して、内部の温度上昇を抑える必要がある。
そこで、本実施形態では、光源112から発生した熱をヒートシンクで吸熱し、さらにヒートシンクで吸熱した熱をフロントベゼル104及びリアカバー106から放出することで、光源112のLED123から発生する熱を効率よく放出させることを特徴としている。
図8は、本発明の一実施形態にかかる、光源112から生じる熱の放熱機構の構成について断面図で説明する説明図である。以下、図8を用いて、本発明の一実施形態にかかる、光源112から生じる熱の放熱機構の構成について説明する。図8では、図の上側が液晶表示装置100の前面側であり、図の下側が液晶表示装置100の背面側となる。
なお、図8では、光源112から生じる熱の放熱機構の構成に加えて、導光板114、光学シート117、表示パネル102についても図示している。図8に示したように、導光板114の前面側には光学シート117が設けられている。そして、図8に示したように、導光板114の側面側に光源112が設けられ、光源112からの光は導光板114の側面側に照射されることになる。
光学シート117は、光源112から発せられて、導光板114を通じて表示パネル102に照射される光に対して種々の光学機能を奏するためのシートである。光学シート117は、例えば、LED123から供給されて表示パネル102に入射される表示光を入射光と直交する偏光成分に分解する機能シート、光波の位相差を補償して広角視野角化や着色防止を図る機能シート或いは表示光を拡散する機能シート等の種々の光学機能を奏する複数の光学シートが積層されて構成されていてもよい。
また、図8に示したように、表示パネル102は、偏光板161、164と、ガラス基板162、163と、を含んで構成される。ガラス基板162、163は、図8には具体的には図示しないが、パネルドライバ基板122からの電圧の印加を受けることが出来るように形成されている。例えば、背面側のガラス基板163は、背面側のガラス基板には、マトリクス状に配置された信号線及び走査線、この信号線と走査線の交点に配置されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ、画素電極が形成されていてもよい。また例えば、前面側のガラス基板162には、対向電極やカラーフィルタが形成されていてもよい。
上述したように、ガラス基板162、163の間に液晶が封入されることで、ガラス基板162、163の間に液晶層が形成される。パネルドライバ基板122から電圧が印加されることによってガラス基板162、163の間に形成された液晶層の液晶分子の配向状態を変化させることが出来る。そして、ガラス基板162の前面側に配置した偏光板161およびガラス基板163の背面側に配置した偏光板164によって、偏光板161、164の偏光方向と一致している振動方向の光だけを通過させることができる。
そして、図8に示したように、本実施形態にかかる液晶表示装置100では、LED回路基板124のLED123側の面とは反対側の面に、ヒートシンク130を接着させている。ヒートシンク130は、熱伝導性に優れた金属を用いることが望ましく、例えばヒートシンク130としてアルミニウムのブロックを成型したものを用いてもよい。なお、ヒートシンク130の形状は、図8に図示した形状に限られないことは言うまでもない。
ヒートシンク130は、光源112に対応して、表示パネル102の各辺に沿って設けられる。従って、光源112が表示パネル102の一辺にのみ設けられている場合には、ヒートシンク130もその一辺にのみ設けられることになる。
ここで、LED回路基板124とヒートシンク130との接着には、熱伝導性に優れた熱伝導材を用いても良い。熱伝導性に優れた熱伝導材としては、熱伝導性に優れた材料を用いた両面テープであってもよい。
そして、図8に示したように、本実施形態にかかる液晶表示装置100では、ヒートシンク130の背面側とリアカバー106の前面側とを接着させている。ヒートシンク130とリアカバー106との接着は、LED回路基板124とヒートシンク130との接着と同様に、熱伝導性に優れた熱伝導材を用いても良い。ここで、LED回路基板124とヒートシンク130との接着に用いる熱伝導性に優れた熱伝導材としては、熱伝導性に優れた材料を用いた両面テープであってもよい。このように、ヒートシンク130とリアカバー106とを接着させることで、ヒートシンク130で吸収した熱はリアカバー106に伝わり、リアカバー106に伝わった熱をリアカバー106の表面から放出させることができる。
ヒートシンク130の形状は、LED123で生じた熱を効率よく排出するために、例えば図8に示したように、LED回路基板124に接している面の幅より、リアカバー106に接している面の幅のほうが長くなるように形成してもよい。リアカバー106に接している面の幅のほうが長くなるようにヒートシンク130を形成することで、LED123から吸収した熱をリアカバー106へ効率よく伝えることができる。
さらに、図8に示したように、本実施形態にかかる液晶表示装置100では、ヒートシンク130の前面側にミドルシャーシ131を備えている。ミドルシャーシ131は、例えば金属よりも熱伝導率が低い材料で成型してもよく、そのような材料として、例えば合成樹脂を用いて成型してもよい。図8に示したように、ミドルシャーシ131はフロントベゼル104とヒートシンク130との間に設けられる。
上述したように、ヒートシンク130で吸収した熱は、リアカバー106に伝わり、リアカバー106に伝わった熱をリアカバー106の表面から放出させることができるが、ヒートシンク130で吸収した熱はミドルシャーシ131にも伝わり、フロントベゼル104からも放出させることができる。
ミドルシャーシ131をヒートシンク130よりも熱伝導率が低い材料で成型すると、ミドルシャーシ131の熱伝導率の低さにより、フロントベゼル104へ伝わるヒートシンク130からの熱は、リアカバー106へ伝わる熱に比べて伝わりにくくなる。そのため、ミドルシャーシ131をヒートシンク130よりも熱伝導率が低い材料で成型すると、フロントベゼル104から放出する熱の量はリアカバー106に比べて少なくなる。
従って、ミドルシャーシ131をヒートシンク130よりも熱伝導率が低い材料で成型すると、フロントベゼル104の温度上昇はリアカバー106に比べて抑えられるので、液晶表示装置100の前面側の温度上昇を抑えつつ、光源112からの熱を液晶表示装置100の背面側から効率よく排出させることができる。
また、従来においては、光源で生じた熱を排出するために空気層を設けていた表示装置があった。これに対して本実施形態にかかる液晶表示装置100では、図8に示したように、ヒートシンク130とリアカバー106やミドルシャーシ131とが密着しており、空気層が設けられていない。従って、本実施形態にかかる液晶表示装置100は、薄型化に寄与することが可能となる。
また、このように放熱機構を設けることで、熱を排出させるためのファンを設ける必要が無くなる。そのため、ファンによって熱を排出させた際に生じる騒音は、本実施形態にかかる液晶表示装置100では一切生じない。また、本実施形態にかかる液晶表示装置100では熱を排出するためのファンを用いていないので、ファンを動作させるための電力も不要である。その結果、本実施形態にかかる液晶表示装置100では低消費電力化を図ることが可能となる。
なお、上述したように、リアカバー106の背面側(すなわち、リアカバー106の表面)にはラバー塗装を施してもよい。ラバー塗装は、手に触れた際の体感温度を低下させるという効果を生じさせる。本実施形態にかかる液晶表示装置100では、リアカバー106により多くの熱を伝達させているので、リアカバー106の温度が上昇することになる。そこで、リアカバー106の表面にラバー塗装を施すことで、リアカバー106に触れた際の体感温度を低下させることができる。
また、本実施形態にかかる液晶表示装置100は、上述したように、図4に示したような回路配置を有している。本実施形態にかかる液晶表示装置100は、表示パネル102の各辺に沿った位置に光源112を配置しているので、光源112が発する熱によって周縁部の温度が上昇する一方、液晶表示装置100の周縁部よりも内側の部分には光源112が発する熱による影響は殆ど生じない。
そのため、本実施形態にかかる液晶表示装置100は、図4に示したように、液晶表示装置100の周縁部よりも内側の部分に液晶表示装置100を動作させるための基板を配置し、かかる基板からの熱をシャーシ108から放出させている。従って、図4に示したように液晶表示装置100の液晶表示装置100の周縁部よりも内側の部分に基板を配置することで、液晶表示装置100の内部で発生した熱を、全体的にバランス良く排出することができる。
以上、本発明の一実施形態にかかる、光源112から生じる熱の放熱機構の構成について説明した。
〔3〕本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の構造の説明
次に、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明する。
図9A〜図9Cは、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明する説明図である。以下、図9A〜図9Cを用いて、本発明の一実施形態にかかるリアカバー106の形状について説明する。
上述したように、パネル制御基板151は、液晶表示装置100の背面中央部分に搭載され、パネルドライバ基板12とフレキシブル基板156で接続される。しかし、表示パネルの背面にこのような回路基板を配置するには、回路基板からの不要輻射が液晶表示装置100の前面側から放射されないようにする必要がある。
そこで、本実施形態にかかる液晶表示装置100においては、リアカバー106の一部に窪みを有する凹部を形成し、凹部にフレキシブル基板156を通すことで、回路基板からの不要輻射の影響を低減することができる。
図9Aは、本実施形態にかかる液晶表示装置100において、窪みを有する凹部165を設けたリアカバー106を正面側から斜視図で示す説明図である。図9Bは、本実施形態にかかる液晶表示装置100において、窪みを有する凹部165を設けたリアカバー106を拡大して示す説明図である。なお、図9Bは、図9Aの符号Aの部分を拡大して図示したものである。また、図9Cは、本実施形態にかかる液晶表示装置100において、窪みを有する凹部165を設けたリアカバー106の断面の形状を示す説明図である。
図9A〜図9Cに示したようにリアカバー106に窪みを有する凹部165を設け、シャーシ108に搭載したパネル制御基板151とパネルドライバ基板122との間を接続するフレキシブル基板156を凹部165に通す。このようにフレキシブル基板156を凹部165に通すことで、フレキシブル基板156からの不要輻射を低減させることができる。また、このような窪みを設けてフレキシブル基板156を凹部165に通すことで、液晶表示装置100の厚みを薄く抑えることが可能となる。
さらに、このような窪みを有する凹部165をリアカバー106に設けることで、反射板115の背面側にフレキシブル基板156を窪みに通すことが可能となり、フレキシブル基板156が通る部分における導光板114や反射板115の厚さに影響を及ぼすことが無い。従って、光源112から照射される光に対して、フレキシブル基板156が通る部分における光学的影響を防止することができる。
なお、リアカバー106には、フレキシブル基板156を通すための穴166を設けても良い。図9A及び図9Bには、凹部165の下部に、背面側からフレキシブル基板156を通すための穴166を図示している。なお、フレキシブル基板156を通すための穴の形状は図9A及び図9Bに示したものに限られないことはいうまでも無い。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるリアカバー106の形状について説明した、次に、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104の周縁部の形状について説明する。
図10Aは、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104の周縁部の形状を斜視図で示す説明図である。図10B及び図10Cは、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104及びリアカバー106の断面の形状を示す説明図である。
図10A〜図10Cに示したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104の背面側の周縁部には、テーパー部170が形成されている。テーパー部170は、前面側から背面側にかけて、背面側が小さくなるように所定の傾斜を有している。図10A〜図10Cに示したように、フロントベゼル104に、前面側から背面側にかけて、背面側が小さくなるように所定の傾斜を有するテーパー部170が形成されていることで、フロントベゼル104の強度を保ちつつ、液晶表示装置100を正面から見た際に、液晶表示装置100を薄く見せる視覚的効果をもたらすことが可能となる。
ここで、フロントベゼル104とリアカバー106とは、図10Cに示したように、スペーサ172を間に挟み、ネジ171で係止される構造であってもよい。もちろん、フロントベゼル104とリアカバー106とを係止させる構造はかかる例に限られないことは言うまでもなく、スペーサ172の材質も所定の材質に限られるものではない。
また、テーパー部170の傾斜は、図10A〜図10Cに示したものに限られないことはいうまでもない。上述した視覚的効果と、フロントベゼル104の強度との関係から適切な傾斜を定めることができる。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100におけるフロントベゼル104の周縁部の形状について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、シャーシ108と、スタンド110との接続構造について説明する。
図11は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100において、シャーシ108とスタンド110とを接続する前の状態を、液晶表示装置100の背面側から見た場合について示す説明図である。図12は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100において、シャーシ108とスタンド110とを接続した後の状態を、液晶表示装置100の背面側から見た場合について斜視図で示す説明図である。
図11及び図12に示したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100においては、シャーシ108にはコネクタ181が設けられており、スタンド110にはコネクタ182が設けられている。これらのコネクタ181、182を図12に示したように接続することで、シャーシ108とスタンド110が接続される。
シャーシ108とスタンド110が接続されると、コネクタ181、182によってシャーシ108とスタンド110とが電気的にも接続される。コネクタ181、182によってシャーシ108とスタンド110とを電気的に接続することで、スタンド110に内蔵されたスピーカ(図示せず)から音声を出力させることができる。
なお、スタンド110にはカバーを設けてもよい。例えば、図12に示したように、カバー183は、スタンド110のアーム部184に開閉可能に設けてもよい。カバー183を開閉可能に設けることで、アーム部184に電源ケーブルその他のケーブル類を収納することができる。
以上、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100における、シャーシ108と、スタンド110との接続構造について説明した。
〔4〕まとめ
以上説明したように、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100によれば、光源112から発生する熱を、熱伝導率が高く成形性に優れた金属、例えばアルミニウムで形成されたヒートシンク130で吸収する。そして、ヒートシンク130で吸収した熱を、熱伝導率が高く成形性に優れた金属、例えばアルミニウムで形成されたリアカバー106へ伝達し、リアカバー106から放出する。このように、光源112から発生した熱を伝達させることで、ファンやフィン等の放熱機構を設けること無く、光源112から発生した熱を効率よく液晶表示装置100から排出させることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置100によれば、ヒートシンク130で吸収した熱をフロントベゼル104からも放出させることができるが、ヒートシンク130とフロントベゼル104との間にはミドルシャーシ131を設けている。ミドルシャーシ131は、ヒートシンク130より熱伝導率が低い材質、例えば合成樹脂で形成してもよい。
また、ヒートシンク130より熱伝導率が低い材質でミドルシャーシ131を形成することで、フロントベゼル104へ伝わる熱は、リアカバー106へ伝わる熱に比べると少なくなる。従って、フロントベゼル104から排出される熱はリアカバー106から排出される熱に比べて少なくなり、液晶表示装置100の前面側の著しい温度上昇を抑えることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、表示装置の一例として液晶を用いた液晶表示装置を例示して説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、表示パネルの各辺に沿って熱源が設けられるような表示装置に対して、本発明を適用可能であることは言うまでもない。
本発明は、表示装置に適用可能である。
100 液晶表示装置
102 表示パネル
104 フロントベゼル
106 リアカバー
108 シャーシ
110 スタンド
112 光源
114 導光板
115 反射板
117 光学シート
121 液晶セル
122 パネルドライバ基板
123 LED
124 LED回路基板
130 ヒートシンク
131 ミドルシャーシ
151 パネル制御基板
153 信号基板
154 電源基板
155 LEDドライバ基板
156 フレキシブル基板
161 偏光板
162 ガラス基板
163 ガラス基板
164 偏光板
165 凹部
170 テーパー部
171 ネジ
172 スペーサ
181、182 コネクタ
183 カバー
184 アーム部

Claims (8)

  1. 画像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの少なくとも一辺の側面側に設けられる熱源と、
    前記熱源で発生する熱を吸熱する吸熱部と、
    前記表示パネルの背面側に設けられ、金属からなり、一部が前記吸熱部に密着する背面板と、
    前記表示パネルの前面側に設けられ、金属からなる前面板と、
    前記前面板と前記吸熱部との間に設けられ、前記吸熱部が吸熱した熱を前記前面板に伝導するミドルシャーシと、
    前記背面板のさらに背面側に設けられ、前記表示パネルを駆動するパネル制御基板が搭載されるシャーシと、
    を備え、
    前記シャーシは、前記表示パネルを固定して設置するための接続部を有し、
    前記吸熱部は、前記熱源に接している面の幅より、前記熱源が設けられている側とは反対側に向かって設けられ、かつ前記背面板に接している面の幅の方が長い、表示装置。
  2. 前記シャーシは、前記表示パネルを固定して設置するスタンドに設けられる接続部との接続により、前記スタンドと電気的に接続される、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記シャーシは、前記表示パネルを固定して設置する、スピーカを備えたスタンドに設けられる接続部との接続により、前記スピーカから音声を出力させる、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記ミドルシャーシは、前記吸熱部の熱伝導率より低い熱伝導率を有する材料からなる、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記パネル制御基板は前記背面板の背面中央部分に位置する、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記表示パネルの画像の表示を制御するパネルドライバ基板と、
    前記パネル制御基板と前記パネルドライバ基板との間を接続するフレキシブル基板と、
    をさらに備え、
    前記背面板は、前記フレキシブル基板の幅、長さ及び厚さに相当する窪みを有し、前記フレキシブル基板を通す凹部を備える、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記前面板の周縁部は、前記前面側から前記背面側にかけて前記背面側が小さくなるようなテーパー部を有している、請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記熱源は可視光を発光し、
    前記熱源から発せられる光を拡散し前記表示パネルに照射して前記表示パネルに画像を表示させる光照射部をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
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